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2020年6月24日第126回定時株主総会
事業報告
企業集団の現況に関する事項事業の経過および成果
当期の業績
販売台数の減少、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で来店者数がスローダウン
モバイル事業
減収
TPPやEPAの発効に伴い国内販売が伸⻑
畜産事業
航空機本体・部品販売の伸⻑
航空宇宙事業原油価格下落により
販売単価が下落
エネルギー事業
増収
当期の業績
減益
仮想化やセキュリティ分野などのIT投資需要が増加
ICTソリューション事業ペット関連取引や⽔産飼料
取引等が苦戦
⾷糧事業
製造業の投資抑制の影響
工作機械・産業機械事業
増益
当期の業績
7,218億 2百万円収 益 0.3%減前 期 比
売 上 総 利 益 0.8%増前 期 比
283億 52百万円営業活動に係る利益 6.6%減前 期 比
1,109億 4百万円
当期の業績
143億99百万円親 会 社 の 所 有 者 に帰 属 す る 当 期 利 益 13.3%減
前 期 比
269億44百万円税 引 前 利 益 7.7%減前 期 比
ROE 11.2%
当期の業績
1,433億94百万円有 利 ⼦ 負 債
5,516億71百万円総 資 産
518億 7百万円ネット有利⼦負債
1,308億29百万円親会社の所有者に帰 属 す る 持 分( 自 己 資 本 )
600
900(倍)
1
3
0
2
300
(億円)
2018 2019 2020
■健全な財務体質の維持(億円)
900
2018 2019 2020
1,200
1,500
300
25
0
600
(%)
20
15
10
5
0
自己資本
自己資本比率23.7%
ネットDER 0.4倍
ネット有利⼦負債
0
当期の業績
事業セグメント別の収益構成比
2020年3月期
その他 1.6%
電⼦・デバイス35.3%
⾷料34.8%
鉄鋼・素材・プラント
18.0%
⾞両・航空10.3%
資⾦調達の状況
6ヵ年の中期ビジョン
「持続的成⻑」の実現
基本方針 低コストで安定的な資⾦調達
資⾦調達の状況
⾦融機関からの間接⾦融
普通社債の発⾏による資本市場からの調達
(倍)
0
2
4
6
500
(億円)
0
1,500
1,000
20202011
資⾦調達の状況
ネット有利⼦負債残⾼ネット有利⼦負債残⾼
前期末比 18億38百万円増加18億38百万円増加
518億7百万円ネットDER
ネット有利⼦負債
連結計算書類
資産合計資産合計
5,517億円5,517億円
資産の部
資本合計 1,662億円資本の部
負債合計負債合計
3,855億円3,855億円
負債の部
4,268億円4,268億円流動資産流動資産
1,249億円1,249億円非流動資産非流動資産
連結財政状態計算書
個別計算書類
貸借対照表
負債の部
負債合計負債合計
1,847億円1,847億円
純資産の部
純資産合計 965億円
資産の部
資産合計資産合計
2,812億円2,812億円
1,682億円1,682億円流動資産流動資産
1,130億円1,130億円固定資産固定資産
損益計算書
3,896億円売 上 ⾼
137億円売 上 総 利 益
▲1億円営 業 利 益
111億円経 常 利 益
90億円当 期 純 利 益
対処すべき課題
対処すべき課題
2018年4月〜2024年3月
6ヵ年の中期ビジョン
対処すべき課題
最終年度(2024年3月期)定量目標
連結当期利益 250億円
2020年3月期の実績
13%〜15%親会社の所有者に帰属する当期利益率(ROE)
25%〜30%総還元性向
連結当期利益 144億円11.2%親会社の所有者に帰属する
当期利益率(ROE)34.8%総還元性向
対処すべき課題
基盤事業の持続的成⻑ 成⻑投資
■重点施策および当期末における進捗状況
規模拡大 付加価値
種まきの開花
2018年3月 2024年3月
規模拡大による成長
付加価値の獲得による成長
基盤事業
規模拡大
付加価値
安定収益基盤
機能
顧客・市場・シェア
イノベーション投資(種まき)
イノベーション投資
①基盤となる事業における持続的成⻑と、事業投資による規模拡大、付加価値獲得
対処すべき課題規模拡大を主とする投資
ドイツの写真プリンター事業会社への持分法出資
多様な顧客ニーズに対応し、シナジーを発揮インドネシアの
加工⾷品製造工場の増資
ドイツの写真プリンター事業会社への持分法出資
中国大連における飼料原料製造工場の設⽴
アイルランドの航空機部品事業における中古機体購入
国内のサッシ専門メーカーの買収
対処すべき課題
ドイツの写真プリンター事業会社への持分法出資多様な顧客ニーズに対応し、シナジーを発揮
半導体イメージセンサーの後工程事業の譲受
プラントエンジニアリング会社の買収
付加価値獲得を主とする投資
対処すべき課題②技術革新への対応
先進技術を軸とした新規事業を推進・拡大
「イノベーション」型の開発投資
現⾏分野の周辺において将来に向けた
対処すべき課題②技術革新への対応
国内におけるデータ流通の市場構築を推進
フランス企業と戦略的パートナーシップを締結
日本市場で今後期待されるデータの流通や利活⽤の拡大
日系企業との資本業務提携を締結
対処すべき課題③持続的成⻑を実現するための経営インフラ確⽴
およそ10年でカリキュラム修了
①経営人材育成
「兼松ユニバーシティ」を開始事業投資やM&Aの実⾏その後のマネジメントを担っていく人材の育成
対処すべき課題③持続的成⻑を実現するための経営インフラ確⽴
多様な働き方への理解と実現を目指す
②働き方改革
サテライトオフィスの試験運⽤
書類の電⼦化やセキュリティ強化などを推進
リモートワークの有効性の検証
対処すべき課題③持続的成⻑を実現するための経営インフラ確⽴
よりSDGsを意識した事業・経営を推進
③当社と社会の持続的成⻑
サステナビリティ推進委員会を設置本年4月より開始
企画部内にもサステナビリティ推進室を設置
年間配当⾦ 1株当たり60円
親会社の所有者に帰属する当 期 利 益
対処すべき課題
「future 135」目標 当期
250億円
ROE 13%〜15% 11.2%
配当性向 25%〜30% 34.8%
144億円
期末配当⾦ 1株当たり30円
対処すべき課題■来期の⾒通し
世界経済
新型コロナウイルス感染症拡大による影響を受け、需給ともに大きな落ち込みが予測され、厳しい状況
対処すべき課題
⾷糧事業におけるマイナス要因の解消
新規事業投資による持分法投資利益が増加
親会社の所有者に帰属する当 期 利 益 145億円
来期予想
新型コロナウイルス感染症の拡大による影響が本年6月まで継続すると仮定して算出
対処すべき課題
年 間 配 当 ⾦ 60円
来期予想
配当性向34.6%
安定的かつ継続的な配当実施を基本として
剰余⾦の配当等の決定に関する方針
基本方針適正な内部留保とのバランスを考慮しながら、
業績に裏付けられた利益配分を⾏う
future 135の目標配当性向(総還元性向)25〜30%を目処とし、
安定的かつ継続的に実施
定款の規定取締役会の決議による年2回の配当を原則
2020年6月24日第126回定時株主総会