7
次代へつなぐ協同 協同組合の力で大阪農業の振興と地域を豊かに 持続可能な 都市農業の振興 協同組合 としての役割発揮 豊かで暮らしやすい 地域社会の実現 第 22 回 JA 大阪府大会議案(ダイジェスト版) JAグループ大阪・JA大阪中央会

第22回JA大阪府大会議案(ダイジェスト版) 次代 … › topics › pdf › 121220_panf.pdf第22回JA大阪府大会の主題(スローガン)と JAグループ大阪のめざす姿

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次代へつなぐ協同協同組合の力で大阪農業の振興と地域を豊かに

持続可能な都市農業の振興

協同組合としての役割発揮

豊かで暮らしやすい地域社会の実現

第22回 JA大阪府大会議案(ダイジェスト版)

JAグループ大阪・JA大阪中央会

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1

食料・農業消費者との連携による都市農業の振興

❶ 耕地面積(H12 / 15,260 → H22 / 13,920ha)

  農家戸数(H12 / 29,801→ H22 / 26,360戸)

  農業就業者(H12 / 27,516 → H22 / 17,863人)の引き続く

  減少傾向。

❷ 農業従事者高齢化のさらなる進展。

 (正組合員70歳以上 51.7%、80歳以上 25.3%)

❸ 農家経済は農外所得へ大きく依存。

 (なお、直売所への出荷等が、わずかではあるが、

  農業所得の減少抑制に貢献)

❹ 原発事故の影響に伴う農産物の安全・安心への高まり。

現状認識❶ 次世代につなぐ、大阪農業振興への取り組み。

  都市農業(農地)の果たす役割の発信、府民(消費者)

  理解のさらなる促進。

❷ 地場産農産物による地産地消(知産知消)や大阪農業

  を情報発信する直売所の今後の展開。

 (選ばれる直売所づくりの取り組み等)

❸ 農業従事者の高齢化が一層進む中、担い手の育成・確保

  は緊急かつ恒常的課題。

❹ 不耕作農地の解消に向けた方策等の検討。

 (防災協力農地制度のさらなる促進等)

❺ 第21回大会決議のさらなる実践。

課題認識

19年度 41 12

18年度 49 36

17年度 30 ─

16年度 29 ─

15年度 25 ─

年度 AA SAA

23年度 20 8

22年度 24 11

21年度 20 9

20年度 43 11

年度 AA SAA●AA(アグリアドバイザー)

組合員等の営農活動全般にわたり、適切な指導・アドバイ

スを行うことができる基礎的知識と技術の習得を目指

し、一定のカリキュラム修了者を認証する制度(H15~)

●SAA(スーパーアグリアドバイザー)

営農に関する専門的知識と技術の習得をはかり、営農や

経済のリーダーとして営農部門の人材養成のため認証試

験を実施し合格者を認証する制度(H18~)

■SAA認証者数・AA修了者数

■大阪農業の現状

●耕地面積(ha) ●農家戸数(戸)

●農業就業人口〈男女別〉(人) ●農家経済(千円)

38,982

33,37629,801

27,893 26,360

0

5,000

10,000

15,000

20,000

25,000

30,000

35,000

40,000

45,000

1990 1995 2000 2005 2010

34,747

28,414 27,516

21,78217,863

0

5,000

10,000

15,000

20,000

25,000

30,000

35,000

40,000

1990 1995 2000 2005 2010

5,8185,087 5,063

4,597

0

1,000

2,000

3,000

4,000

5,000

6,000

7,000

2004 2005 2006 2007

17,18015,260 14,480 13,920

02,0004,0006,0008,000

10,00012,00014,00016,00018,00020,000

1995 2000 2005 2010

普通畑

樹園地

耕地面積計

出典:平成7~17年は「大阪農林水産統計年報」平成22年は「農林水産統計・耕地面積」

販売農家

自給的農家

土地持ち非農家

総農家数

出典:世界農林業センサス

合計

出 典:世界 農 林 業センサス

農業所得

農業外所得

農家所得

出典:「大阪農林水産統計年報」

(人)

第21回JA大阪府大会決議実践からの現状認識と課題認識Ⅰ経過報告

2

くらし・地域総合性を発揮した地域社会づくり

❶ 東日本大震災を教訓とした生活インフラの弱さ。

❷ 少子高齢化の進展に伴う、高齢者・次世代対策の強化。

❸ 東日本大震災による絆・協同の力の再認識。

❹ 原発事故に伴う環境問題への意識向上。

現状認識 ❷ 「くらしの活動」は、組合員・地域住民・次世代とJAとの

  結びつきを強める取り組みであり、JA各事業との連携を

  図る取り組みが重要。

 (生活、購買、信用、共済、資産管理事業などと絡めた取り

  組み展開)

❸ 超高齢社会を迎え、高齢者を対象としたJAの取り組み

  が一層期待される。

❹ JA食農教育プランの見直しとさらなる内容の充実。

 (地域環境に応じた食農教育活動の強化)

❺ 環境保全へのJAのさらなる役割発揮。

  地域と一体となった取り組み展開。

❻第21回大会決議のさらなる実践。

❶ 地域におけるライフラインとしてのJAの役割発揮。

 (衣食住、金融、共済、健康、生活文化、環境などJAの役割、

  活動面は大きい)

課題認識

● 健康寿命・・・WHO(世界保健機構)が提唱する寿命に関する指標。

       病気や認知症、衰弱などで要介護等となった期間を平均寿命から差し引いた寿命。

       自立して健康に暮らせる期間と定義されている。

● 研修内容は、「運動」「食事」「健診・介護・医療」を3つの柱とし、高齢者を中心に誰もが楽しく、

  無理なく、簡単に参加できるメニューとする。

23年度 120 329

22年度 158 338

21年度 46 413

ヒマワリ コスモス

268

263

395

レンゲ

25

80

菜の花

717

784

934

合計

■景観対策(景観形成作物)

③生活文化・「食」教育 食生活の見直し運動、食育料理講座、親子料理教室、母親学級など

④地産地消 朝市・直売所の開設、旬の農産物収穫体験など

②地場産学校給食 地元食材の供給、米飯給食の推進など

①農業体験・「農」教育 学童農園、親子稲刈り教室、市民農園、バケツ稲作りなど

事   例 実   践   内   容

食   事 高齢者・生活習慣病予防の料理教室

健診・介護・医療 認知症サポーター養成研修会(JA女性会対象)

〃 三大疾病健康教室・講座(癌・心筋梗塞・脳梗塞)

〃 ウォーキング大会 ~歩くことからはじめる健康~

運   動 3B体操 ~みんなで楽しく健康づくり~

3 つ の 柱 内   容

■JA食農教育の実践事例

■「JA健康寿命100歳プロジェクト」研修計画(例)

(単位:アール)

JAグループ大阪・JA大阪中央会

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事業目標の貫徹と効率経営への対応

❶ 円高、株価低迷が続き、

  金融・経済情勢は依然先行き不透明。

❷ 民間業態等との競争激化による、事業展開への影響。

❸ 高齢者に支えられている事業推進の世代交代。

現状認識❶ 事業総利益の減少傾向により、

  事業利益確保の事業管理費削減は限界。

❷ 各事業が相互に連携した事業推進の展開が必要。

❸ 組合員・利用者満足度の向上に向けた事業取り組み。

❹ 堅実な経営計画(中期計画)の策定・見直し

 (Cから始めるPDCAの実践)。

❺ 第21回大会決議のさらなる実践。

課題認識

■損益動向

19年度 45,049

事業総利益

31,880

信用

11,149

共済

1,265

購買

592

販売

36,906

事業管理費

25,999

人件費

8,143

事業利益

9,559100.0 70.8 24.7 2.8 1.3 81.9 57.7 18.1 21.2

20年度 45,318 32,096 11,133 1,345 691 37,497 26,355 7,820 9,207100.0 70.8 24.6 3.0 1.5 82.7 58.2 17.3 20.3

21年度 43,359 30,385 10,939 1,279 638 36,399 25,796 6,960 8,548100.0 70.1 25.2 2.9 1.5 83.9 59.5 16.1 19.7

22年度 43,966 30,962 11,049 1,037 821 36,192 25,712 7,773 9,429100.0 70.4 25.1 3.3 1.8 82.3 58.5 17.7 21.5

23年度 42,986 29,948 11,036 1,005 909 36,299 25,744 6,687 8,792100.0 69.7 25.7 2.3 2.1 84.4 59.9 15.6 20.5

経常利益

(百万円、%)

■貯金高の推移 ■長期共済保有契約高の推移 ■購買品供給高の推移

99 H19 H20 H21 H22 H23

100

101

102

103

104

105

3,400,000

3,600,000

3,800,000

4,000,000

4,200,000

4,400,000

82 84 86 88 90 92 94 96 98 100

0

2,000

4,000

6,000

8,000

10,000

12,000

14,000

97

97.5

98

98.5

99

99.5

100

100.5

71,000

72,000

73,000

74,000

75,000

76,000

77,000

H19 H20 H21 H22 H23 H19 H20 H21 H22 H23

購買品供給高前年比

保有契約高前年比

貯金高前年比

(百万円) (百万円)(億円)

3

JAグループ大阪の経営戦略1

■貯金高の推移 ■長期共済保有契約高の推移 ■購買品供給高の推移

99 H19 H20 H21 H22 H23

100

101

102

103

104

105

3,400,000

3,600,000

3,800,000

4,000,000

4,200,000

4,400,000

82 84 86 88 90 92 94 96 98 100

0

2,000

4,000

6,000

8,000

10,000

12,000

14,000

97

97.5

98

98.5

99

99.5

100

100.5

71,000

72,000

73,000

74,000

75,000

76,000

77,000

H19 H20 H21 H22 H23 H19 H20 H21 H22 H23

購買品供給高前年比

保有契約高前年比

貯金高前年比

(百万円、%) (百万円、%)(億円、%)

4

JAグループ大阪の変革

❶ 正組合員高齢化のさらなる進展。

 (65歳以上 63.5%、70歳以上 51.7%、80歳以上 25.3%)

❷ 准組合員数(比率)の拡大。

 (H12 / 111,036人:61.7% → H22 / 195,780人:77.0%)

❸ JAをとりまく環境の厳しい現実。

現状認識❶ 経営環境が益々厳しくなる中、経営基盤の強化、

  健全性の確保のため、より広域な合併は喫緊の課題。

❷ 正組合員の円滑な世代交代に向けた取り組み。

❸ JA事業の総合性を活かした、

  准組合員の事業利用拡大への取り組み展開。

❹ 不祥事未然防止・再発防止に向けた

  コンプライアンス意識醸成へのさらなる取り組み。

❺ 女性のJA運営等への参画促進。(理事・総代への登用)

❻ 第21回大会決議のさらなる実践。

課題認識

受講者数(人) 28 30

中央会・連合会 1 1

J A 数 11 12

18年度 19年度

29

1

13

20年度

26

1

13

21年度

26

1

14

22年度

26

1

13

23年度

26

4

12

24年度

■大阪版マスターコース年度別受講者数

●年代別正組合員割合 ●准組合員数推移

■組合員の現状

1.78

1.73

3.4

5.31

8.83

14.34

11.8

12.86

13.56

25.31

1.09

0 5 10 15 20 25 30

40歳未満

40歳以上45歳未満

45歳以上50歳未満

50歳以上55歳未満

55歳以上60歳未満

60歳以上65歳未満

65歳以上70歳未満

70歳以上75歳未満

75歳以上80歳未満

80歳以上

不明

61.7 61.8 62 64.3 66.8 69.3 71.9 73.4 74.9 75.9 77

0

10

20

30

40

50

60

70

80

90

100

H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H220

50000

100000

150000

200000

250000

300000

正組合員数

准組合員数

准組合員比率

正組合員割合

(人、%)

(%)

出典:全中全JA調査(平成22年度) 出典:農業協同組合経営概況

JAグループ大阪・JA大阪中央会

JAグループ大阪の経営戦略2

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第22回JA大阪府大会の主題(スローガン)とJAグループ大阪のめざす姿

JAグループ大阪のめざす姿を実現するための戦略と実践事項

次代へつなぐ協同~協同組合の力で大阪農業の振興と地域を豊かに~

農空間の保全・活用と安全で

安心、新鮮な農 産物を持続

的・安定的に供給できる地域

農業を支え、農家所得の向上

を支える姿

持続可能な都市農業の振興

めざす姿(10年後)

地域農業戦略

次代につなぐ持続可能な都市農業の実践

新たな担い手づくりと営農指導・販売の多様化への対応

営農の継続による農地の多面的機能の発揮

総合性を活かした組合員・地域住民のくらしの活動の充実

食農教育への取り組み

環境保全活動への取り組み

経営基盤戦略の確立

各事業の伸長と効率化

JA合併の促進

組織基盤の強化

JA広報活動の充実・強化

JA経営を担う人材確保と育成

実践事項

戦略

府民理解の醸成に向けた広報活動

府民理解の醸成に向けた広報活動

65

地域農業

戦略

地域くらし

戦略

経営基盤戦略1

(経営・事業)

経営基盤戦略2

(組織)

豊かで暮らしやすい

地域社会の実現総合事業を通じて地域振興に

貢献し、協同の力を発揮した

豊かで暮らしやすい地域社会

の実現に貢献している姿

協同組合としての役割発揮

次世代とともに、「食と農を基

軸として地域に根ざした協同

組合」として存立している姿

JAグループ大阪・JA大阪中央会

経営基盤戦略1・2

地域くらし戦略

Ⅱ大会議案

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次代につなぐ持続可能な都市農業の実践1

営農の継続による農地の多面的機能の発揮3

新たな担い手づくり、営農指導および販売の多様化への対応2

大阪農業を支える新たな担い手づくりと都市農地の多面的機能の発揮により、

次代につなぐ都市農業の振興を図る。

「持続可能な都市農業の振興」に向けた実践事項

地域農業戦略

● 支店を活用した「ちゃりんこ(自転車) の駅 (仮称)」

 (地域密着型直売所)の取り組み

● 消費者から選ばれる直売所づくりへの取り組み

 (野菜ソムリエの配置、 品質管理・施設管理の徹底等)

朝市の拡充と直売所の充実

● 組合員に対する意識調査の実施

● 地域の特性と実態を踏まえた「地域営農ビジョン」の策定

JA地域農業戦略(地域営農ビジョン)の策定

● 農家子弟への支援(JA青壮年部等の活動の活性化)

● 定年帰農者等への支援 (農業塾開講、出荷先の確保等)

● 大阪府との連携による準農家制度への対応

農業後継者・新規農業参入者等への支援

● 新規参入者、規模拡大志向農家への農地の斡旋

 (農地利用集積円滑化事業)

● 特定農地貸付法による市民農園の開設

● JA出資型生産法人等による農作業受託、農業経営の推進

多様な方策による不耕作農地の低減

● 農家が安心して農業生産できる環境確保への取り組み

 (行政との連携)

● 先進事例の提供

鳥獣被害対策への取り組み

● 営農指導員の資質向上 (SAA、 AA)

● TAC (担い手に出向く担当者) の育成・設置

● 「農協」職員(渉外・窓口担当者含む)の農業力向上

営農指導強化に向けた取り組み

● JA(出資型法人含む) による農産加工事業への取り組み

● 地域の企業等実需者との連携による

  地元特産品PRへの取り組み

6次産業化・農商工連携による地産地消の拡充

● 安全安心にこだわる農産物の生産と供給

 (生産履歴記帳の徹底等生産者のコンプライアンス意識

  の向上)

● 地場産農産物の新たな

 ブランド化への取り組み

  (なにわ特産品・採れ協での大阪産PR)

● エコ農産物への積極的な取り組み

農産物の高付加価値化による農家所得の向上

● 直売所出荷者の確保

 (定年帰農者、小規模農家、女性生産者へのアプローチ)

● 直売所への出荷拡大を目指した栽培技術講習会等の開催

● 計画生産の実施による地場産農産物の

  安定出荷への取り組み

地域内消費を軸とした生産拡大への取り組み

● リピーター対策 (ポイント制、

  野菜ソムリエによる産地情報の発信)

● 安全安心な農産物の提供

 (生産履歴の開示)

● 直売所を活用した知産知消への取り組み

 (産地と地場産農産物を知ってもらう仕掛けづくり)

● インターネット・メルマガ活用への取り組み支援

 (会員への「直売所チラシ」や「売れ筋商品」等の配信等)

直売所を核とした地産地消・知産知消の強化

● 市町村に対する制度制定への呼びかけと登録推進の協議等

 (行政との連携)

● 農家組合員への制度周知と協力依頼

防災協力農地の登録推進に向けた取り組み

7

第22回JA大阪府大会決議実践事項地域くらし戦略

総合性を活かした組合員・地域住民のくらしの活動の充実1

環境保全活動への取り組み3食農教育への取り組み2

JAの総合性を活かした役割発揮により、地域を協同で支え、

豊かで暮らしやすい地域社会の実現を目指す。

● JA健康寿命100歳プロジェクトの取り組み

● 高齢者対象の助けあい活動への取り組み支援

● 子育て支援

● JA女性大学の開講

● 生活・教育文化活動を通じたJA事業ヘの意識啓発

元気高齢者・次世代対策への取り組み

● 地域の環境に応じた

  食農教育プランの策定

● 取り組みの検証と

 プランの見直し

JA食農教育プランに基づく実践

● (花による) 支店美化運動の推進

● 景観形成作物を活用した地域美化運動の推進

  (遊休農地の活用)

花いっぱいの美しい地域づくり

● 地域のくらしを支える

  JAの総合機能の発揮

● 地域社会との「つながり」の

 強化への取り組み

地域のライフラインとしてのJAの役割発揮

● 農家とのふれあい(産地見学・農業体験等)

  による知産知消への取り組み

● 地場産農産物を食材とした親子料理講習等への取り組み

産地見学ツアー・農業体験学習による「知産知消」の推進

● JA直売所等でのPR活勤

● 各種イべントでのPR活動

● 関連資料の活用とJA広報誌等への掲載

「みんなのよい食プロジェクト」による食料・農業への理解醸成

● 地元学校給食への地場産農産物の提供

● 地元の学校と連携したアグリサポート事業の実施

● 農業体験学習等を通じた食農教育の展開

地元小・中学校、地域食育団体等と連携した食農教育の実践

● 環境問題に関する学習活動

● 環境保全活動(マイ箸、マイバック等)への取り組み

● 省エネルギー運動(節電、 節水等)への取り組み

エコ対応への取り組み強化 (JA女性会との連携)

● 女性会組織等を活かしたくらしの活動への取り組み

 (地産地消料理教室の実施 他)

● 地域コミュニティの活性化に向けた取り組み

 (家の光記事等を活用した 地域とのふれあい活動の実施)

● フレッシュミズの育成・確保

● 「JA支店だより」の発行

JA支店等を拠点とした地域くらしの活動への取り組み

みんなで考え、みんなで行動するプロジェクト

みんなのよい食プロジェクトとは、これからの

日本人にとって「よい食」とは何かを、日本の農

家とJAグループ、そして消費者のみなさんが

一緒になって考え、行動していく運動です。

み ん な の よ い 食 プ ロ ジ ェ ク ト と は

www.yoi-shoku.jp

8

JAグループ大阪・JA大阪中央会

「豊かで暮らしやすい地域社会の実現」に向けた実践事項

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経営基盤戦略1(経営・事業)

経営基盤戦略の確立1● PDCAサイクルの再確認と徹底〈本・支店 (所) 〉

● 定期的な要因分析と計画・行動の見直し

 (問題点と課題の把握)

● Cから始めるPDCAによる戦略の確立・実践と定着化

経営管理の高度化への取り組み

● JA事業への積極的な参加と関係強化

● 組合員情報の把握と共有化への取り組み

● 世代交代に伴い発生する各種ニーズ(相続等)に即して

  的確な対応ができる体制の構築

● 複数のJA事業利用に向けた重点推進等の働きかけ

次世代組合員への戦略的展開

● JAの内部統制態勢整備と経営上の課題整備

● 経営の健全性向上に向けた不祥事未然防止への取り組み

● コンプライアンス態勢の強化

● コンプライアンス意識の醸成

● 適正な人事ローテーションの実施

● 内部チェック機能の実効性確保、事務処理能力の強化、

  人材育成への取り組み

● 自主ルールに基づくリスク管理の強化

● 抑止力の働く内部統制態勢の確立

● 体制整備の見直し(合併、店舗統廃合による強化)

トータルリスク管理の強化

9

地域に即したJA経営戦略を確立するとともに、

健全性の向上、経営管理の高度化をすすめ、効率経営による適正利益を確保する。

各事業の伸長と効率化2● 組合員・利用者基盤の維持・拡充

● 農業メインバンクならびに

  生活メインバンク機能の拡充・強化

● 収益性、健全性の向上

● 事業運営態勢の強化・効率化

● 高度化する事業運営に対応した人材の育成

信用事業(JA・JAバンク大阪信連)

● 元気な産地づくりと地域のくらしへの貢献

● 国産農畜産物の販売力強化

経済事業(JA・JA全農大阪)

● 強みの最大発揮に向けた取り組み

● 磐石な事業基盤の構築に向けた取り組み

● わかりやすさ・便利・速さの徹底的な追及に向けた

  取り組み

● JA共済事業の健全性と競争力の維持・向上のための

  取り組み

共済事業(JA・JA共済連大阪)

● 情報システムの有効活用

● ITの活用による組合員基盤の強化

● JA経営管理システムの高度化

情報システム対策

「経営基盤の強化に向けた取り組み」に向けた実践事項

JAグループ大阪・JA大阪中央会

経営基盤戦略2(組織)

JA合併の促進1

JA広報活動の充実・強化3

組織基盤の強化2JA合併の積極的対応

● 組合員学習活動への取り組み

● 世代交代にともなう幅広い組合員加入促進

● 組合員組織の活性化への取り組み

● 協同活動をサポートする職員の養成

正組合員の円滑な世代交代

● 教育研修方針の確立

● 女性管理職の積極的な登用

トータル人事制度の確立・運用

経営基盤の強化、健全性確保のため、より広域な合併への取り組み

● 組合員組織の活動の支援

● JA経営への参画・促進

● 女性や青年農業者の視点を活かした事業・活動の推進

女性農業者・青年農業者の正組合員加入促進

● 朝市、直売所、市民農園利用者等の加入促進

● JAの総合性を活かした准組合員の事業利用拡大への

  取り組み

● 加入メリットの明確化と拡充

● JA事業ヘの参画の場づくりに向けた取り組み

JAと准組合員との結びつき強化への取り組み

● 情報の受発信による広報活動の強化 (府民理解の醸成)

● 日本農業新聞・家の光の普及推進による全役職員の皆読

  及び記事活用などによる情報の共有と教育文化活動の拡充

● 効果的なメディアの活用による情報発信

● JA広報誌等の活用による地域密着型広報活動の実践や、

  ホームページ等の充実

JAの組織イメージづくりと新たなファンづくりに向けた取り組み

JA経営を担う人材確保と育成4

● JA綱領に基づく実践

● 経営者層の自己研鑽

● JA戦略的中核人材育成と階層別研修の徹底

● 活力ある職場づくり

● コンプライアンス研修の実施

● 人権研修の実施

協同組合としての人材育成と「活力ある職場づくり」

10

次世代へつなぐ組合員基盤強化のため、

JAの広報活動の展開や、魅力的な商品・サービス等の企画・開発・提案等を行う。

「組織基盤の拡充と次世代対策への取り組み」に向けた実践事項

Page 7: 第22回JA大阪府大会議案(ダイジェスト版) 次代 … › topics › pdf › 121220_panf.pdf第22回JA大阪府大会の主題(スローガン)と JAグループ大阪のめざす姿

JA綱領~わたしたちJAのめざすもの~

 わたしたちJAの組合員・役職員は、 協同組合運動の基本的な定義・価値・原則(自主、

自立、参加、民主的運営、公正、連帯等) に基づき行動します。 そして、 地球的視野に

立って、 環境変化を見通し、 組織・事業・経営の革新をはかります。 さらに、地域・

全国・世界の協同組合の仲間と連携し、より民主的で公正な社会の実現に努めます。

 このため、 わたしたちは次のことを通じ、農業と地域社会に根ざした組織としての

社会的役割を誠実に果たします。

1.地域の農業を振興し、わが国の食と緑と水を守ろう。

1.環境・文化・福祉への貢献を通じて、

 安心して暮らせる豊かな地域社会を築こう 。

1.JAへの積極的な参加と連帯によって、協同の成果を実現しよう。

1.自主・自立と民主的運営の基本に立ち、

 JAを健全に経営し信頼を高めよう。

1.協同の理念を学び実践を通じて、

 共に生きがいを追求しよう。

わたしたちは、

高齢者や家族の

生活・健康を支えています

子どもたちに食と農の

大切さを伝えています

日本の美しい自然・環境を

農業で支えていますたすけあい

日本の食の安全・安心に

努めています

み ら い

豊かで安定したくらしを

サポートしています

み ど り

あ ん し ん く ら しだ い ち農業者と地域の農業を

コーディネートしています

J A グ ル ー プ が 取 り 組 む 、様 々 な 活 動