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CALS 実証フィールド実験 の評価結果について. 平成16年度 第2回地域研修会 財団法人 三重県建設技術センター. ~これから説明する項目~. 1.実証フィールド実験の位置付け 2.評価項目及び評価フロー デジタル工事写真 調査計画・設計段階(業務委託) 3.評価結果とその内容について 外観チェック結果 ウィルスチェック結果 デジタル工事写真(必須項目)チェック結果 業務委託(必須項目)チェック結果 4.電子納品本運用に向けて. 1.実証フィールド実験の位置付け. 【 実験の目的 】. - PowerPoint PPT Presentation
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1
CALS 実証フィールド実験の評価結果について
平成16年度 第2回地域研修会財団法人 三重県建設技術センター
2
~これから説明する項目~
1.実証フィールド実験の位置付け2.評価項目及び評価フロー
デジタル工事写真 調査計画・設計段階(業務委託)
3.評価結果とその内容について 外観チェック結果 ウィルスチェック結果 デジタル工事写真(必須項目)チェック結果 業務委託(必須項目)チェック結果
4.電子納品本運用に向けて
3
1.実証フィールド実験の位置付け
4
【 実験の目的 】
【 評価の目的 】
実証フィールド実験は CALS/EC の本格導入に向けた準備として公共事業の一部をモデルとして取り上げ、試験的に運用することでその効果を確かめるとともに、運用上の課題を抽出し、その解決を図った上で広く普及させるために実施する。(実験マニュアル P . 1)
実証フィールド実験は CALS/EC の本格導入に向けた準備として公共事業の一部をモデルとして取り上げ、試験的に運用することでその効果を確かめるとともに、運用上の課題を抽出し、その解決を図った上で広く普及させるために実施する。(実験マニュアル P . 1)
実験評価は、 (財)三重県建設技術センターが公共事業情報化Pの依頼を受けて行うものであり、要領・基準(案)への対応等の完成度についてチェックを行い、今後の CALS/EC 本格導入に向けて、受・発注者の皆様に参考として頂くために実施します。
実験評価は、 (財)三重県建設技術センターが公共事業情報化Pの依頼を受けて行うものであり、要領・基準(案)への対応等の完成度についてチェックを行い、今後の CALS/EC 本格導入に向けて、受・発注者の皆様に参考として頂くために実施します。
(注) 評価は、電子納品に関する各種要領・基準(案)との整合を電 子的にチェックするものであり、成果内容の確認は行いません。
5
受 注 者
公共事業情報化P( 2 次チェック)
(財)三重県建設技術センター(評価)
監督員( 1 次チェック)
CD-R 2 部提出
CD-R 1 部提出
評価表の作成・送付
次回に反映
次回に反映
経 由(副)
(正を郵送)
CD - R 1 部チェックシート
【 実証実験成果品の流れ 】
6
2.評価項目及び評価フロー
7
評価項目と内容(デジタル工事写真)
評価項目と内容(デジタル工事写真)
項 目 内 容 条件
1 外観 外観状況、ラベル面の表記方法ラベル面の記述内容 必須
2ウィル
ス最新のウィルスチェックソフトによるチェック実施 必須
3デジタル写真仕様
基礎情報、写真情報仕様のチェックデータ記入規則 ( 禁則文字等)のチェック
必須参考
8
デジタル工事写真 評価フローデジタル工事写真 評価フロー
OK NG
写真管理ファイルが格納されている 写真管理ファイルが格納されていない
デジタル写真仕様のチェック
基礎情報のデータチェックレポート 出力 工事情報のデータチェックレポート 出力 写真情報のデータチェックレポート 出力
3.デジタル写真仕様のチェック
1.外観チェック
2.ウィルスチェック
4.評価表作成
9
評価表作成基準評価表作成基準
今回使用したソフト今回使用したソフト
A(優) : 必須項目・参考項目共にエラーがない場合B(良) : 必須項目にエラーがなく、参考項目にエラーがある場合C(不可) : 必須項目にエラーがある場合
Symantec AntiVirus (Symantec 社 )
QuickProjectPhotoManager XML ビューア官公庁用
(株式会社ワイズ)
10
カテゴリ 記入内容 データ表現 文字数 記入者
写真を格納するフォルダ名称 C 127 ▲参考図を格納するフォルダ名称 C 127 ▲適用した基準名称 B,D 64 ▲媒体情報予備項目 B,D 64 □写真管理ソフトウェア名 B,D 64 ▲写真管理ソフトウェアバージョン情報 B 127 ▲ソフトウェアメーカ名 B,D 64 ▲
( )メーカ連絡先 住所、電話番号等 B,D 127 ▲ソフトウェア情報予備項目 B,D 64 ▲
発注年度 工事の発注年度を西暦で記入する B 4 □ ◎工事番号 発注者が定める工事番号を記入する B 64 □ ◎
-河川 路線名等 -工事対象の河川 路線名明確である場合は記入 B,D 64 □ ○工事名称 工事件名を記入する B,D 127 □ ◎工事箇所 工事の施工場所を記入する B,D 64 □ ◎工期開始日 CCYY- MM- DD ( )工期の開始日 方式 西暦年月日 で記入する B 10 □ ◎工期終了日 CCYY- MM- DD ( )工期の終了日 方式 西暦年月日 で記入する B 10 □ ◎
-発注者 大分類 省庁名、団体名など発注者に関する大分類を記入する B,D 16 □ ◎-発注者 中分類 局名、支社名など発注者に関する中分類を記入する B,D 16 □ ○-発注者 小分類 事務所など発注者に関する小分類を記入する B,D 16 □ ○
発注者コード CORINSの発注者コード等を記入する B 8 □ ◎請負者名 J V J V 請負者名の正式名称を記入する。 の場合には、 の正
式名称及び代表会社名を続けて記入する。 B,D 127 □ ◎
請負者コード 発注者が定める請負者コード B 64 □ ○請負者備考欄 B,D 127 □ △
基本情報 ◎◎△△
参考図フォルダ名写真フォルダ名
ソフトウエア情報
○○○○△
工事情報 工事件名等
■発注者情報
請負者情報
適用基準
項目名 必要度
請負者備考
TAGソフトメーカ用メーカ連絡先メーカ名バージョン情報ソフトウエア名媒体情報予備
写真管理項目チェック表 1写真管理項目チェック表 1
11
カテゴリ 記 入 内 容 データ表 現 文 字 数 記 入 者
シリアル番 号 写真通し番号 A 7 □写 真 ファイル名 写真ファイル名称を拡張子も含めて記入する C 12 □写 真 ファイル日 本 語 名 写真ファイルに関する日本語名等を記入する B,D 127 □メディア番 号 写真の含まれる電子媒体のメディア番号 B 8 □
MIME写 真 MIME Type 写真ファイルの 設定 B 127 ▲写 真 ファイル情 報 予 備 写真ファイルに関する予備項目 B,D 127 □
-写 真 大 分 類 写真を撮影した業務の種別 D 8 □写 真 区 分 :写真管理区分 着手前完成・施工状況・材料・安全・品質・出
来形等 D 16 □
工 種 2新土木積算体系のレベル 等 B,D 20 □種 別 3新土木積算体系のレベル 等 B,D 20 □細 別 4新土木積算体系のレベル 等 B,D 20 □写 真 タイトル 写真の撮影内容、撮影項目 B,D 40 □工 種 区 分 予 備 ( )工種区分に関する予備項目 複数記入可 B,D 20 □参 考 図 ファイル名 撮影位置図、凡例図等の参考図面のファイル名 C 12 □参 考 図 ファイル日 本 語 名 参考図ファイルに関する日本語名等を記入する B,D 127 □参 考 図 タイトル 参考図の内容が判るようなタイトル B,D 40 □
MIME参 考 図 MIME Type 参考図ファイルの 設定 B 127 ▲付 加 情 報 予 備 参考図等付加情報に関する予備項目 B,D 127 □撮 影 箇 所 測点位置、撮影内容、位置図面上の記号等 B,D 64 □撮 影 年 月 日 CCYY- MM- DD ( )写真を撮影した日付 方式 西暦年月日 で記入
する B 10 □
撮 影 情 報 予 備 ( )日付、撮影等に関する予備項目 複数記入可 B,D 127 □施 工 管 理 値 設計寸法及び実測寸法等 B,D 127 □施 工 管 理 値 予 備 ( )施工条件等施工管理値に関する予備項目 複数記入可 B,D 127 □
検査立会者、特記事項等状況説明に関する予備項目 B,D 127 □請 負 者 説 明 文 請負者側で写真につけるコメント B,D 127 □写 真 情 報 予 備 ( )その他予備項目 複数記入可 B,D 127 □
その他 写 真 ファイル情 報 画素数 100黒板の文字が確認できることを指標( 万画素程度)
項 目 名 必 要 度
その他
撮 影 情 報
付 加 情 報
△
△
施 工 管 理 値情 報
○
△状 況 説 明 予 備 △
○
○
△
◎
△
○
△
○
○
△
○
○
○
○
写 真 情 報 写 真 ファイル情 報
◎
◎
△
◎
◎
△撮 影 工 種区 分
◎
写真管理項目チェック表 2写真管理項目チェック表 2
12
写真管理項目チェック表 3写真管理項目チェック表 3
必要度等 チェックの有無
◎ 必須記入 チェック実施○ 条件付き必須記入 必要に応じてチェック実施△ 任意記入 チェックしない▲
□
■
評価
必須項目
ソフト等が自動的に記入する項目媒体作成者が記入する項目デジタル写真のみ納品する場合に記入する
参考項目-
記入方法
半角数字半角英数字半角英数大文字全角文字D
BC
データ表現A
※ 平成 15 年度実験対象分につきましては、この写真管理項目に依りチェックを行いましたが、平成 16 年 10 月 7 日以降契約の案件につきましては、原則として、「工事完成図書の電子納品要領(案)・平成 16年 6 月」の工事管理項目及び「デジタル写真管理情報基準(案)・平成 16 年 6 月」の写真管理項目に従いチェックを行う予定です。
13
評価項目と内容(調査計画・設計段階)
評価項目と内容(調査計画・設計段階)
項 目 内 容 条件
1 外 観 外観状況、ラベル面の表記方法ラベル面の記述内容 必須
2 ウィルス 最新のウィルスチェックソフトによるチェック実施 必須
3 電子納品仕様フォルダ・ファイル構成のチェック、XML 構成・要素内容のチェック、 PDF のチェック
必須
4 禁則文字 オリジナルファイルの禁則文字チェック 参考
5 CAD 図面仕様
CAD 製図基準(案)に沿って作成されているか、及びファイル拡張子の種類を調査
参考
6 デジタル写真仕様
基礎情報、写真情報仕様のチェックデータ記入規則 ( 禁則文字等)のチェック
参考
14
OK NG
オリジナルデータが格納されている オリジナルデータが格納されていない
オリジナルデータの禁則文字チェック 5 3 2( ファイル抜粋 例 ワード 、エクセル 等)
ORG 検査結果レポート 出力 ORG 検査結果レポート 出力
1.外観チェック
2.ウィルスチェック
3.電子納品仕様のチェック
4.オリジナルデータの禁則文字チェック
チェック不可能な場合 チェック結果 出力
XMLファイルが格納されていない
OK NG
チェック結果レポート 出力
業務委託系 評価フロー 1業務委託系 評価フロー 1
15
CADファイルが格納されている CADファイルが格納されていない
CAD 1の仕様チェック( ファイル抜粋)
CAD チェック結果レポート 出力
写真管理ファイルが格納されている 写真管理ファイルが格納されていない
デジタル写真仕様のチェック
基礎情報のデータチェックレポート 出力 工事情報のデータチェックレポート 出力 写真情報のデータチェックレポート 出力
7.評価表作成
5.CAD図面仕様のチェック
6.デジタル写真仕様の検査
業務委託系 評価フロー 2業務委託系 評価フロー 2
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評価表作成基準評価表作成基準
A(優) : 必須項目・参考項目共にエラーがない場合B(良) : 必須項目にエラーがなく、参考項目にエラーがある場合C(不可) : 必須項目にエラーがある場合
Symantec AntiVirus (Symantec 社 )
電子納品・保管管理システム チェックシステム Ver 4.0 (国土交通省)
禁則文字検知ツール (株式会社ヤマイチテクノ)CADチェッカー (川田テクノシステム株式会社)QuickProjectPhotoManager XML ビューア官公庁用
(株式会社ワイズ)
今回使用したソフト今回使用したソフト
17
3.評価結果とその内容
18
評価件数評価件数
※ 平成 17 年 1 月末までのデータで作成しています。
業務委託49件
デジタル工事写真19件デジタル工事写真
52件
工事完成図書2件
業務委託7件
15平成 年度 103発注 件
14平成 年度 26発注 件
129合計 件
19
評価結果評価結果
0A評価 件 1B評価 件
70C評価 件
デジタル工事写真 71合計 件
51C評価 件
0A評価 件 5B評価 件
業務委託 56合計 件
20
外観チェック結果外観チェック結果
適/不適の割合適/不適の割合工事・業務
番号受注者名何枚目
/ 総枚数署名
不適の内容不適の内容
OK22%
NG78%
50%
36%
29%26%
21%
14%
0%
5%
10%
15%
20%
25%
30%
35%
40%
45%
50%
シール貼付フォーマット形式
21
外観チェックのみが不可であったもの
に、評価が向上します。
・デジタル工事写真 10 件 これが OK だと B 以上の評価は 1/71 → 11/71 15 %
・デジタル工事写真 10 件 これが OK だと B 以上の評価は 1/71 → 11/71 15 %
・業務委託 6 件 これが OK だと B 以上の評価は 5/56 → 11/56 20 %
・業務委託 6 件 これが OK だと B 以上の評価は 5/56 → 11/56 20 %
22
ウィルスチェック結果ウィルスチェック結果
※ すべての対象案件が OK でした。
常に最新のウィルス定義ファイルに更新して下さい
23
デジタル工事写真(デジタル写真仕様)チェック結果
デジタル工事写真(デジタル写真仕様)チェック結果
適/不適の割合適/不適の割合
不適の内容不適の内容
発注者情報
NG85%
OK15%
75%
45%
28% 28%
7% 6%0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
余分なフォルダファイル
工事件名等
受注者情報
写真ファイル情報
撮影工種区分
24
電子媒体 (CD-R)のルート直下を原則としてこの状態に
余分なフォルダが作成されている例
ビューワーが格納されている例
25
余分な、フォルダやファイルがなくなれば
に、評価が向上します。
デジタル工事写真の必須項目のうち、フォルダ構成のみが不可であったもの
23 件
これが OK だとデジタル工事写真の必須項目の OKは
11/71 → 34/71 48 %
デジタル工事写真の必須項目のうち、フォルダ構成のみが不可であったもの
23 件
これが OK だとデジタル工事写真の必須項目の OKは
11/71 → 34/71 48 %
26
業務委託(電子納品仕様)チェック結果 業務委託(電子納品仕様)チェック結果
不適の内容不適の内容
適/不適の割合適/不適の割合
NG79%
OK21%
27%
16%
55%
38%
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
フォルダ
ファイル構成
XML構成
要素内容
27
エラーをなくすために
1.電子納品管理項目の場所情報入力が必要です。2.使用文字の制限(禁則文字)の対象が管理ファイル( XML 文書)のみとなりました。
3. PDF ファイルの 1 ファイル当たりの容量制限が 10MB程度となりました。しおり(ブックマーク)を報告書の目次と同じ章、節、項(見出しレベル 1 ~ 3 )を基本として作成してください。(2・3は平成 16 年 10 月 7 日以降契約の案件より)
28
CADデータファイルのフォーマット(参考)
CADデータファイルのフォーマット(参考)
53%
4%
14% 14%
20%
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
P21 sfc dxf dwg なし
CAD データファイルのフォーマットは原則としてSFX(P21) として下さい。
SXF
29
4.電子納品本運用に向けて
30
● 実験評価結果を参考に(実験対象企業の方)
● 地域研修会への参加
● 三重県 CALS/EC 研修センターの利用
● 実験評価結果を参考に(実験対象企業の方)
● 地域研修会への参加
● 三重県 CALS/EC 研修センターの利用
● 三重県 CALS 電子納品マニュアル(案)及び各種要領・ 基準(案)の確認● 電子納品支援ソフト(デジタル写真含む)の利活用
● 電子納品基準チェックソフトの利活用
● 三重県 CALS 電子納品マニュアル(案)及び各種要領・ 基準(案)の確認● 電子納品支援ソフト(デジタル写真含む)の利活用
● 電子納品基準チェックソフトの利活用マニュアルや要領・基準は、逐次、最新情報を入手しましょう。各種ソフトのバージョンアップも忘れずに。
出来るかぎり、各種研修会などに参加し、電子納品を会得しましょう。
31
三重県 CALS/EC 研修センター
連絡先財団法人 三重県建設技術センター総務企画部 総務企画課( 1F )TEL 059-229-5624FAX 059-229-5621http://cals.mie-kengi.or.jp/E-mail : [email protected]
32
終わり