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2020 11 18 東北大学総長 大野 英男 研究大学における 教育ニューノーマル 教育再生 実行会議 高等 教育ワーキング・グループ (第 4 資料2

研究大学における 教育ニューノーマルAO入試の概要 AO入試Ⅱ期、Ⅲ期の2回実施 全ての学部で実施 全入学定員におけるAO入試の割合 (募集人員)を拡大(令和3年度入試で

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2020年 11月 18日

東北大学総長

大野 英男

研究大学における教育ニューノーマル

教育再生実行会議 高等教育ワーキング・グループ(第4回)

資料2

Page 2: 研究大学における 教育ニューノーマルAO入試の概要 AO入試Ⅱ期、Ⅲ期の2回実施 全ての学部で実施 全入学定員におけるAO入試の割合 (募集人員)を拡大(令和3年度入試で

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― 目次 ―

1.研究大学の収容定員 ・・・ P 3

2.学生とのエンゲージメント ・・・ P 6

3.卓越留学生の獲得 ・・・ P13

4.学事暦の多様化 ・・・ P18

5.研究大学の教育ニューノーマルにむけて

・・・ P22

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1.研究大学の収容定員

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研究大学の収容定員 4

【知識集約型社会における高等教育の価値】今後の知識集約型社会においては、人口減少局面であるからこそ、高等教育を受けた労働生産性の高い人材の確保が生命線である。

【研究大学における学部教育】研究大学は我が国の国際競争力ある研究や産学連携を牽引している。国立大学の全体の統計データを以下に示す。このことは、とりわけ研究を志向する研究大学が、我が国の若者に対して、学部から大学院まで一貫する卓越した環境で研鑽を積むことにより成長する場を提供していることを示している。

以上の観点から、グローバル競争が激化する状況の下で、特に研究を志向する研究大学の定員を削減する選択肢は、我が国の発展を考えると取り難いのではないか。

※出典:「データで見る国立大学」

(国立大学協会)

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研究大学の収容定員 5

【人口減少下での国立大学の使命】国立大学は、その定員を絞るのではなく、時代の要請に応じて総合的・多面的選抜を通してむしろ多様な学生を受け入れ、生涯学び続ける力を備えた知識集約型社会の担い手として送り出すことが求められるのではないか。

【グローバル競争下での卓越した留学生の獲得】なお、今後卒業する学生にとっては、グローバルな環境で活動することが日常となるため、特に、研究大学のキャンパスにおいては、日本人学生と卓越した留学生がともに過ごし、切磋琢磨して価値創造に取り組む機会を提供すべきである。

学部段階から、卓越した留学生の割合を早期に10%~20%程度に高めることは、今後の我が国の戦略として重要である。

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2.学生とのエンゲージメント

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大学の定員の推移、学生による授業評価 7

【平成16年度】

学生による授業評価アンケート(東北大学)

0

1

2

3

4

51.整理

2.準備

3.理解

4.説明

5.機器

6.速度7.教材

8.宿題

9.興味

10.熱意

11.総合

全科目平均

0

1

2

3

4

5

1整理

2説明

3分かり易さ

4重要項目5速度

6熱意

7シラバス

全科目合計全科目平均

【令和元年度】

一方、学生の授業評価によると大学における「教育の質」は向上

193205

162

141

124 123117

110 10797

91 88

H1 H4 H10 H16 H20 H25 R2 R5 R10 R15 R20 R22

18歳人口の推移(万人)

97,094 102,344 102,526

96,525 95,956 96,512 95,543

H1 H4 H10 H16 H20 H25 R2

国立大学学部定員(人)

2,449 2,609

2,494 2,363 2,363 2,396 2,377

H1 H4 H10 H16 H20 H25 R2

東北大学学部定員(人)

日本の18歳人口は平成4年の205万人をピークに減少

国立大学の学部定員はほぼ一定本学においても、

学部定員はほぼ一定

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AO入試① 8

多面的・総合的評価による選抜の実施 複数の受験機会の確保 東北大学第1志望者のための入試 「学力重視」のAO入試設計

背景・意義

AO入試の概要

AO入試Ⅱ期、Ⅲ期の2回実施 全ての学部で実施 全入学定員におけるAO入試の割合

(募集人員)を拡大(令和3年度入試で31.6%、752人:国立大学最大規模)

基礎学力+(意欲、適性、好奇心などを総合的に評価)

AO入試の高校からの信頼は厚い(朝日新聞出版「大学ランキング2020」~)

東北大学「学力重視のAO入試」平成12年度から導入(国立大学で初)

→ 20年以上かけて発展

【東北大学のコンセプト】• 第1志望の志願者の機会• 学力重視のAO入試• 一般選抜と同じ学生像

【高校・受験生の理解】・高大連携 ⇒ モティベーション向上・努力目標の明確性・受験リスクの最小化

=平成28年度からAO入試拡大3割方針

【入試設計のリフォーム】・全学体制化・筆記試験重視・高大連携強化

高校教員出身特任教授6名(専門性重視)採用

令和3年度入試において

AO入試拡大3割達成

募集人員2,377名中

752名(31.6%)(見込)

438 479 497 524587 626

752

18.3%20.0% 20.7%

21.9%

24.5%26.3%

31.6%

0.0%

5.0%

10.0%

15.0%

20.0%

25.0%

30.0%

35.0%

0

100

200

300

400

500

600

700

800

900

1,000

H27年度入試

(H26年度実施)

H28年度入試

(H27年度実施)

H29年度入試

(H28年度実施)

H30年度入試

(H29年度実施)

H31年度入試

(H30年度実施)

R2年度入試

(R1年度実施)

R3年度入試

(R2年度実施)

AO入試の割合と募集人員

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AO入試② 9

少子化の中、学力の高い入学者を確保学力評価のみならず、やる気も含めた多様な評価 AO入試入学者のGPAは一般入試による入学者より高く、

AO入試入学者により、学生全体を活性化している

AO入試の効果

入学後の成績(卒業までのGPA)

A学部(例)

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入学前教育 10

AO入試合格者への入学前教育

一足早く入学が決まったAO入試合格者の「大学生になったら海外留学したい」の声を入学前に実現

2015年度に国立大学で初めて導入、米国2大学へ33名派遣(2018年度)

今年度も規模を拡充し、オンラインで研修

国立大学初AO入試合格者への入学前海外研修

11月下旬に合格者を発表するAO入試Ⅱ期等の合格者に対し、中断しがちな学習習慣と勉学へのモチベーション維持・発展を目的として実施

各学部において入学前教育ガイダンスを開催(今年度はオンラインにて開催予定)

工学部での入学前教育

事例① 英語TOEFL ITP®学習

国際社会で活躍するために必要な英語能力の基礎を養うことを目的とし、自習用英語教材を用いて、自分の英語能力を確認するとともに、特に、リーディングとリスニングの自己学習を実施

大学1年生で実施している内容を予め学習し、高校数学の重要性を再認識すると同時に、より高度な数学に触れることを目的とし、工学部教員・チューターが指導

事例② 数学物理学演習

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授業評価の実施と授業改善への反映・学生の到達度評価の実施

11

工学教育院 〜 研究型大学における次世代工学教育システムの構築

*各ジャンルにおける個人の到達度を評価*レーダーチャートにて各自が毎年確認

学年平均

学生A(例:特に単位に関連する学修に注力した学生)

学生B(例:特に課外活動や語学に注力した学生)

基礎学力が積み上がる 専門科目の学修により

ある程度積み上がる

卒業研究によりある程度積み上がる

専門学力が積み上がる

修士研究により積み上がる

2年生終了時 学部卒業時 修士修了時

学部1年 学部2年 学部3年 学部4年 修士1年 修士2年

• 学修レベル認定制度(学部~修士課程の6年一貫の到達度評

価)で、学生個々の多様性に富んだ個性や能力を評価

• 自分のレベルをレーダーチャートで毎年確認し、自分の能力

の強み・弱みを自覚でき、卒業までに自身で鍛えていく方向

性を発見

• 教育アウトカムの可視化により、学生が自ら学ぶ意欲を増進

• 学生による授業評価の実施と授業改善への反映

学生による授業評価アンケート結果

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ランキング指標における学生エンゲージメントに関する項目 12

東北大学:朝日新聞出版「大学ランキング2021」高校からの評価 総合評価 1位※16年間で、総合1位を15回

東北大学:THE世界大学ランキング日本版2020 総合評価 1位

THE世界大学ランキング日本版における評価指標

学生一人あたりの資金(8%)学生一人あたりの教員比率(8%)教員一人あたりの論文数(7%)大学合格者の学力(6%)教員一人あたりの競争的資金獲得数(5%)

学生調査:教員・学生の交流、協働学習の機会(6%)学生調査:授業・指導の充実度(6%)学生調査:大学の推奨度(6%)高校教員の評判調査:グローバル人材育成の重視(6%)高校教員の評判調査:入学後の能力伸長(6%)

外国人学生比率(5%)外国人教員比率(5%)日本人学生の留学比率(5%)外国語で行われている講座の比率(5%)

企業人事の評判調査(8%)研究者の評判調査(8%)

教育のリソース34% 教育充実度30%

国際性20% 教育成果16%

研究者

学生

企業人事

高校教員

教育充実度

教育成果

大学

朝日新聞出版「大学ランキング」における高校からの評価指標

◯進学先で生徒が伸びた ◯進路支援が充実◯国際化に力を入れている ◯情報開示に熱心

高校からの評価指標

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3.卓越留学生の獲得

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世界有力大学の留学生割合 14

※ 各大学の公表資料より作成

本学がベンチマーク大学として設定する世界有力大学においては、世界トップレベルの教育研究活動を推進するため、定員管理の概念にとらわれること無く、学部レベルから真に優秀な留学生を世界各地から獲得しており、学部学生においては約20%、大学院レベルにおいては約35%が留学生で構成されている。

大学名 THE世界大学ランキング2020 学部の留学生割合

ケンブリッジ大学(英) 3位 22.4%

シカゴ大学(米) 9位 14.1%

ワシントン大学(米) 26位 15.1%

メルボルン大学(豪) 32位 25.8%

ハイデルベルク大学(独) 44位 18.5%

( 2019年 )

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留学生が集う東北大学国際学士コースFuture Global Leadership Program(Deglee Courses Taught in English)

15

卒業生は多くが本学進学または世界のトップレベル大学院へ進学

ケンブリッジ大学、オックスフォード大学、ジョンズ・ホプキンズ大学、イリノイ大学、スウェーデン王立工科大学、スイス連邦工科大学、香港大学 他

240

中国46(19%)

南西アジア24(10%)

(中国除く)

東アジア22(9%)

ASEAN122(51%)

中東・アフリカ8(3%)米国6(3%)欧州2(1%) 日本10(4%)

東北大学41%

これまでの受入学生の出身地域別割合(合計:240名)

2011年10月 学部レベルでの国際学位コースを3学部で開始

秋季入学+英語のみで学位取得+早期卒業制度

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16留学生が集う東北大学国際学士コースFuture Global Leadership Program(Deglee Courses Taught in English)

世界トップレベルの学部学生が集う国際学士コース(満点に近いSATスコア出願者を高校とタイアップして獲得)

入学前教育研修による東北大コミュニティ意識の醸成、国内学生との共修授業も多数提供 卒業生の多くが本学又は世界のトップレベル大学院へ進学

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世界では高校卒業レベルから優秀な学生の獲得競争が激化

現在の学部留学生比率は約2%(厳格な定員管理が影響)

国際的人材獲得競争に参戦するため、卓越留学生定員の外枠化・授業料自由化・遠隔授業の単位の柔軟化を要望

定員管理柔軟化による人材獲得へ 17

現行の厳格な定員管理 規制緩和後の定員管理

留学生を定員内としてカウントし、かつ学部の規模によって超過定員を制限

真に優秀な留学生(卓越留学生)を定員外(定員の20%まで)としてカウント

4年次2,510名

3年次2,510名

2年次2,510名

1年次2,510名

留学生

4年次2,510名

3年次2,510名

2年次2,510名

1年次2,510名

卓越留学生収容定員

提言から制度の実現まで2年程度の期間が必要か

教育再生実行会議2021年5月頃

:提言

中央教育審議会2021年5月:審議開始

2022年3月:答申

文部科学省2022年4月制度改正

国立大学2022年5月:設置申請

2022年10月:認可

国立大学2023年4月

卓越留学生受入

留学生

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4.学事暦の多様化

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本学の春入学・秋入学の入学者の割合 19

427 人(59.7%)

1,659 人(78.6%)

2,413 人(98.3%)

110人(15.4%)

274人(13.0%)

14人(0.6%)

56人(7.8%)

31人(1.5%)

122人(17.1%)

146人

(6.9%)

27人

(1.1%)

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

後期・博士

前期・修士

専門職

学部

令和2年度課程・入学時期別 学生内訳

令和2年度春入学日本人学生数 令和2年度春入学留学生数

令和2年度秋入学日本人学生数 令和2年度秋入学留学生数

秋入学春入学

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秋 春 秋 春 秋 春 ・・・ 春 秋 春 秋

英語のみで学位取得可能な国際コース

日本語中心のコース

共修

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AO入試

入学前研修

入学前研修

国際学士コース入試

グローバル入試 卒

業・修了

本学における学事暦

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秋季入学の取組事例 21

出願資格・・・日本国籍を有する者又は日本国の永住許可を得ている者 英語による授業の履修を希望する志願者を対象 入学時期・・・10月 2017年度から開始 理学部・・・グローバル入試Ⅱ期 工学部・・・グローバル入試Ⅰ期及びⅡ期

グローバル入試

学修内容の入学前提供や海外研修プログラムへの参加など、入学までの学習を支援 入学前教育への参加は本人の希望に基づき決定 入学前教育の受講を志願する者が、その活動身分を保証できるように 「学部入学前教育受講生」の身分を設定 本学の図書館等の施設や教育情報システムなどが利用できるように

利用ID(東北大ID)を発行

高校卒業(3月)から本学入学(10月)までの学習支援(学部入学前教育受講生)

国際学士コース「オンライン入学前教育」

10月入学の国際学士コース29名への入学前教育を7月よりオンラインで実施 入国困難な中、母国において理数分野の基礎知識固めをサポート 5点満点中4.7点と高い満足度

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5.研究大学の教育ニューノーマルにむけて

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研究大学の教育ニューノーマルにむけて 23

◯学習データの活用・個別化学修の充実 ◯ディスカッションの抜本的拡充

◯学位プログラムAI・数理・データ教育(新入生(文理)約2,500人に提供)

理学文学 工学 農学…国際共同大学院プログラム

リアル×オンラインのハイブリッド型共同指導

卓越大学院プログラムリーディングプログラム

組織の壁を超え多様なセクターからの講師を登用

東北大学挑創カレッジ先の見えない時代を力強く先導するリーダーを育成

◯新産業・地方創生スタートアップユニバーシティー宣言東北創成国立大学アライアンス

◯リカレント教育社会人が受講しやすい体系・受講と修了者の質保証(マイクロクレデンシャル)

東北創成国立大学アライアンス

学位プログラム学部・大学院

教育と研究:相乗効果エコシステムの再定義と確立

社会とのかかわりの更なる深化