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「福祉よこはま」は、一部共同募金 配分金を活用して発行しています。 「福祉よこはま」は、横浜市が編集に協力しています。 目次 よこはま 社会福祉法人 横浜市社会福祉協議会 2013 年 12 月 13 日 No. 170 市民活動・ボランティア活動情報誌 リレートーク…………………8 福よこアンケート……………9 みんなのきもち ありがとう 寄付者、賛助会員のご紹介…10 福祉Q&A…………………… みんなの声…………………   オススメDVD………………4 福祉の仕事…………………5 Let’ s try ボランティア………6 ボラセン情報………………7 市社協情報……………………8 egao11 19 …2,3,4 …2,3,4 11 11 自分への「ありがとう」、まわりの人への「おねがい」 エンディングノートがもたらすもの 特集 Ending Note

福祉よこはまノートに自分の考えなどを具体的に整理できると、気持ちが少し楽になりました。 まだ60代ですが、このノートがとても身近なものと感じられました。

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Page 1: 福祉よこはまノートに自分の考えなどを具体的に整理できると、気持ちが少し楽になりました。 まだ60代ですが、このノートがとても身近なものと感じられました。

「福祉よこはま」は、一部共同募金配分金を活用して発行しています。

「福祉よこはま」は、横浜市が編集に協力しています。

目次

福祉よこはま社会福祉法人 横浜市社会福祉協議会

2013年12月13日

No.170

市民活動・ボランティア活動情報誌

リレートーク…………………8

福よこアンケート……………9

みんなのきもち ありがとう 寄付者、賛助会員のご紹介…10

福祉Q&A……………………

みんなの声…………………  オススメDVD………………4

福祉の仕事…………………5

Let’s try ボランティア………6

ボラセン情報………………7

市社協情報……………………8

活動を始めて3年目の「さかえegao

プロジェクト」。

より洗練された製品づくりと人のつながりをめざします。

(製品展示に協力する店舗内で11月19日撮影)

 ↓詳しくは9ページの「福よこアンケート」で

…2,3,4…2,3,4

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自分への「ありがとう」、まわりの人への「おねがい」エンディングノートがもたらすもの特集

Ending Note

Page 2: 福祉よこはまノートに自分の考えなどを具体的に整理できると、気持ちが少し楽になりました。 まだ60代ですが、このノートがとても身近なものと感じられました。

自分への「ありがとう」、まわりの人への「おねがい」

ノートには「わたしのこと」や「わたしのお付き合い」、「こどもの頃のこと」など自分を振り返る内容や、これから起こるかもしれないことに備えて「介護が必要になったときに」や「葬儀について」などを記入できるようになっています。

エンディングノートがもたらすもの

 意思が伝えられなくなった時や亡くなった時のために、これまでの自分を振り返り、この先の願いを書き記すエンディングノート。人生の履歴書、最期の自分の企画書といってもいいでしょう。 人生の終わりのための活動=「終活」という言葉もその認知が高まっていく中、福祉の視点からどのような取組があるのか紹介します。

特集

磯子区版エンディングノート

 「磯子区版エンディングノート(以下ノート)」は、磯子区福祉保健センター 高齢・障害支援課の職員と磯子区内地域ケアプラザの地域包括支援センターの社会福祉士が普段の支援の中で感じていることから、福祉サービスや支援をもっと深めるため5つの思いを込めて作成しました。

 10月24日、70代を中心に34人が参加した「実り豊かな老後のために2013 エンディングノートの書き方講座」は、磯子区役所と磯子区内の地域ケアプラザが主催してきた講座の一つ。参加者の感想の一部を紹介します。

▶ノートに自分の考えなどを具体的に整理できると、気持ちが少し楽になりました。▶まだ60代ですが、このノートがとても身近なものと感じられました。▶今まで何気なく過ごしてまいりましたが、自分の生活を見直すのと同時に、もう少し大切に生きていきたいと思いました。▶しっかりと死に向き合ったことがあるか…と考えさせられました。身辺整理も含め、先送りしてきたことを始めなくては、と強く感じました。

Ending Note

磯子区福祉保健センター高齢・障害支援課 + 地域包括支援センター社会福祉士の取組

その人らしく生き、大切な人へ思いを残すその人らしく生き、大切な人へ思いを残す

自分の生活を見直す大切に生きようと意識するようになる自分のことを自分で決める書き終わって安心する大切な人に希望を伝える

エンディングノートの書き方講座を開催

もう少し大切に生きたい

磯子区内の地域ケアプラザ 地域包括支援センター

磯子区福祉保健センター高齢・障害支援課

辻村 あずささん(洋光台地域ケアプラザ)

星野 誠司さん(滝頭地域ケアプラザ)

中平 百恵さん(上笹下地域ケアプラザ)

渡邉 將人さん(屏風ヶ浦地域ケアプラザ)

宇津 直志さん(根岸地域ケアプラザ)

佐藤 綾子さん(磯子地域ケアプラザ)

薄井 恭一さん(新杉田地域ケアプラザ)

大塚 陽一さん

中村 哲也さん

妻や夫、子ども、友人など「大切な人たち」に向けた思いをノートの中に整理して、人とのつながりを再認識するツールとして役立てばうれしい。

誰でも、最期まで自分らしく生きたいと考える一方で、人の思いや願いを受け入れ、受け継ぐ関係が希薄な今だからこそノートは大切になると思う。

問合せ 磯子区福祉保健センター高齢・障害支援課 ☎045-750-2417 FAX:045-750-2540

認知症の人の詳しい生活歴がわからなかったために、支援の方向性に迷いがあった。ノートが、ご自身の築いてきたものを振り返るきっかけになることを願っている。

サービスの導入だけで課題が解決したのかという疑問を感じる。制度では埋めきれないことを埋めていくツールのひとつだと思う。

ノートの作成や周知のための講座をとおして、近隣のケアプラザとの関係性がより強くなりました。地域の人から、ノートがきっかけで心配事を打ち明けてもらえた。

自分の老いや死を見つめながらどう生きていくかを考え、ノートに書き記すことで、改めて自分の生きていく目的、生きがいが見えてくるように思います。

このノートを最後に作り上げるのは、講座を受講する皆さまです。ご自身の人生を振り返り、ノートへ書くことで伝えたい人へ思いを託してください。

ノートは区民とつながる

ツールになった。ケアプラ

ザに馴染みのない人に関

心を促すスタートキット

のような役割もある。

自分の生活を振り返り、考え

を整理することで、「自分ら

しさ=大切なこと」の発見に

役立ててほしいと思います。

エンディングノート作成に取り組んだ関係者の声

磯子区長も講座に参加

このエンディングノートを自分のことを見つめ直すきっかけとしてぜひご活用ください。

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Page 3: 福祉よこはまノートに自分の考えなどを具体的に整理できると、気持ちが少し楽になりました。 まだ60代ですが、このノートがとても身近なものと感じられました。

自分への「ありがとう」、まわりの人への「おねがい」

ノートには「わたしのこと」や「わたしのお付き合い」、「こどもの頃のこと」など自分を振り返る内容や、これから起こるかもしれないことに備えて「介護が必要になったときに」や「葬儀について」などを記入できるようになっています。

エンディングノートがもたらすもの

 意思が伝えられなくなった時や亡くなった時のために、これまでの自分を振り返り、この先の願いを書き記すエンディングノート。人生の履歴書、最期の自分の企画書といってもいいでしょう。 人生の終わりのための活動=「終活」という言葉もその認知が高まっていく中、福祉の視点からどのような取組があるのか紹介します。

特集

磯子区版エンディングノート

 「磯子区版エンディングノート(以下ノート)」は、磯子区福祉保健センター 高齢・障害支援課の職員と磯子区内地域ケアプラザの地域包括支援センターの社会福祉士が普段の支援の中で感じていることから、福祉サービスや支援をもっと深めるため5つの思いを込めて作成しました。

 10月24日、70代を中心に34人が参加した「実り豊かな老後のために2013 エンディングノートの書き方講座」は、磯子区役所と磯子区内の地域ケアプラザが主催してきた講座の一つ。参加者の感想の一部を紹介します。

▶ノートに自分の考えなどを具体的に整理できると、気持ちが少し楽になりました。▶まだ60代ですが、このノートがとても身近なものと感じられました。▶今まで何気なく過ごしてまいりましたが、自分の生活を見直すのと同時に、もう少し大切に生きていきたいと思いました。▶しっかりと死に向き合ったことがあるか…と考えさせられました。身辺整理も含め、先送りしてきたことを始めなくては、と強く感じました。

Ending Note

磯子区福祉保健センター高齢・障害支援課 + 地域包括支援センター社会福祉士の取組

その人らしく生き、大切な人へ思いを残すその人らしく生き、大切な人へ思いを残す

自分の生活を見直す大切に生きようと意識するようになる自分のことを自分で決める書き終わって安心する大切な人に希望を伝える

エンディングノートの書き方講座を開催

もう少し大切に生きたい

磯子区内の地域ケアプラザ 地域包括支援センター

磯子区福祉保健センター高齢・障害支援課

辻村 あずささん(洋光台地域ケアプラザ)

星野 誠司さん(滝頭地域ケアプラザ)

中平 百恵さん(上笹下地域ケアプラザ)

渡邉 將人さん(屏風ヶ浦地域ケアプラザ)

宇津 直志さん(根岸地域ケアプラザ)

佐藤 綾子さん(磯子地域ケアプラザ)

薄井 恭一さん(新杉田地域ケアプラザ)

大塚 陽一さん

中村 哲也さん

妻や夫、子ども、友人など「大切な人たち」に向けた思いをノートの中に整理して、人とのつながりを再認識するツールとして役立てばうれしい。

誰でも、最期まで自分らしく生きたいと考える一方で、人の思いや願いを受け入れ、受け継ぐ関係が希薄な今だからこそノートは大切になると思う。

問合せ 磯子区福祉保健センター高齢・障害支援課 ☎045-750-2417 FAX:045-750-2540

認知症の人の詳しい生活歴がわからなかったために、支援の方向性に迷いがあった。ノートが、ご自身の築いてきたものを振り返るきっかけになることを願っている。

サービスの導入だけで課題が解決したのかという疑問を感じる。制度では埋めきれないことを埋めていくツールのひとつだと思う。

ノートの作成や周知のための講座をとおして、近隣のケアプラザとの関係性がより強くなりました。地域の人から、ノートがきっかけで心配事を打ち明けてもらえた。

自分の老いや死を見つめながらどう生きていくかを考え、ノートに書き記すことで、改めて自分の生きていく目的、生きがいが見えてくるように思います。

このノートを最後に作り上げるのは、講座を受講する皆さまです。ご自身の人生を振り返り、ノートへ書くことで伝えたい人へ思いを託してください。

ノートは区民とつながる

ツールになった。ケアプラ

ザに馴染みのない人に関

心を促すスタートキット

のような役割もある。

自分の生活を振り返り、考え

を整理することで、「自分ら

しさ=大切なこと」の発見に

役立ててほしいと思います。

エンディングノート作成に取り組んだ関係者の声

磯子区長も講座に参加

このエンディングノートを自分のことを見つめ直すきっかけとしてぜひご活用ください。

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Page 4: 福祉よこはまノートに自分の考えなどを具体的に整理できると、気持ちが少し楽になりました。 まだ60代ですが、このノートがとても身近なものと感じられました。

『エンディングノート』 娘が撮り続けた膨大な家族の記録。 突然の余命宣告・・・「仕事人間の父にとっては段取りが命」と、今から自分でできること、家族に託すことを一つひとつ整理する父親を記録したドキュメンタリー。 「やり残したこと」はないけれど「思い残す」ことはたくさんある。死に向き合うことで自分のことを振り返り、家族の在り方を考えます。 理想のカウントダウンを迎えるために、一生懸命に生きようとすることの大切さが伝わってきます。

2011年/日本/90分監督:砂田麻美配給:ピターズ・エンド

 準備運動のあとは50メートル走、50 メートルハードル走、持久走、ハンドボール投げなど自由に参加できます。各種目のルールは厳守。毎回の記録は年2回の記録会で掲示され、その努力に拍手を送ります。

副校長 中嶋浩一さん

泉区 市営上飯田団地第10自治会会長 齋藤温三さんはるみ

自分への「ありがとう」、まわりの人への「おねがい」エンディングノートがもたらすもの特集

Ending Note

横浜市社会福祉協議会の取組

「あんしんノート」を通じて見守り、権利擁護につなげる「あんしんノート」を通じて見守り、権利擁護につなげる 親亡き後の障害児・者や判断能力が低下した際の高齢者などが、本人の意思や希望に沿った生活が継続できるように、これからの自分について考え書き記すため、横浜生活あんしんセンター(市社協)では障害者版と高齢者版の「あんしんノート」を作成しています。

 横浜生活あんしんセンターは、権利擁護事業(日常生活自立支援事業含む)、成年後見事業を実施することにより、高齢者及び障害者の権利を擁護し、安心して日常生活を送ることができるよう支援する機関です。権利擁護の視点から、本人の特性や望む生き方、財産、関係機関のことなどを書き記すことによって、福祉サービス・支援を担う関係者などが本人に関わる際、その人らしい生き方について考えるきっかけとなります。

 加齢や病気などで、人の支えが必要になる時は誰にも訪れます。「これからの生活を考えた時に、漠然と感じる不安を一つずつ整理するために、あんしんノートを書いてみては」と、あんしんセンターの川田将之さんは言います。

あんしんノートを手にした川田さん。「あんしんノートは、エンディングノートの一種。障害者版と高齢者版では設問内容に異なる点はありますが、どちらも元気なうちにご自身を振り返り、のちのち大切なことを書き記しておくツールとして活かしてください」。

「私のあんしんノート」の題字が印刷された障害者版(左)と高齢者版(右)のあんしんノート。表紙の裏には、「ここに書いた内容はあとで必要な情報になる…」とノートの利用者に語りかけています。

障害者版・高齢者版ともに ○横浜市社会福祉協議会のホームページからダウンロードすることができます http://www.yokohamashakyo.jp/ansin/note.html○権利擁護事業と成年後見制度は、ホームページをご覧ください http://www.yokohamashakyo.jp/ansin/kenriyougo.html http://www.yokohamashakyo.jp/ansin/seinenkouken.html

あんしんノート障害者版・高齢者版はどこでもらえるの?

問合せ 横浜生活あんしんセンター(市社協) ☎045-201-2009 FAX:045-201-9116  月~金曜日 午前9時~午後5時(祝日と12月28日~1月4日を除く)

遺言とは違い、エンディングノートやあんしんノートには、法的な効力はありません。

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Page 5: 福祉よこはまノートに自分の考えなどを具体的に整理できると、気持ちが少し楽になりました。 まだ60代ですが、このノートがとても身近なものと感じられました。

『エンディングノート』 娘が撮り続けた膨大な家族の記録。 突然の余命宣告・・・「仕事人間の父にとっては段取りが命」と、今から自分でできること、家族に託すことを一つひとつ整理する父親を記録したドキュメンタリー。 「やり残したこと」はないけれど「思い残す」ことはたくさんある。死に向き合うことで自分のことを振り返り、家族の在り方を考えます。 理想のカウントダウンを迎えるために、一生懸命に生きようとすることの大切さが伝わってきます。

2011年/日本/90分監督:砂田麻美配給:ピターズ・エンド

 準備運動のあとは50メートル走、50 メートルハードル走、持久走、ハンドボール投げなど自由に参加できます。各種目のルールは厳守。毎回の記録は年2回の記録会で掲示され、その努力に拍手を送ります。

副校長 中嶋浩一さん

泉区 市営上飯田団地第10自治会会長 齋藤温三さんはるみ

自分への「ありがとう」、まわりの人への「おねがい」エンディングノートがもたらすもの特集

Ending Note

横浜市社会福祉協議会の取組

「あんしんノート」を通じて見守り、権利擁護につなげる「あんしんノート」を通じて見守り、権利擁護につなげる 親亡き後の障害児・者や判断能力が低下した際の高齢者などが、本人の意思や希望に沿った生活が継続できるように、これからの自分について考え書き記すため、横浜生活あんしんセンター(市社協)では障害者版と高齢者版の「あんしんノート」を作成しています。

 横浜生活あんしんセンターは、権利擁護事業(日常生活自立支援事業含む)、成年後見事業を実施することにより、高齢者及び障害者の権利を擁護し、安心して日常生活を送ることができるよう支援する機関です。権利擁護の視点から、本人の特性や望む生き方、財産、関係機関のことなどを書き記すことによって、福祉サービス・支援を担う関係者などが本人に関わる際、その人らしい生き方について考えるきっかけとなります。

 加齢や病気などで、人の支えが必要になる時は誰にも訪れます。「これからの生活を考えた時に、漠然と感じる不安を一つずつ整理するために、あんしんノートを書いてみては」と、あんしんセンターの川田将之さんは言います。

あんしんノートを手にした川田さん。「あんしんノートは、エンディングノートの一種。障害者版と高齢者版では設問内容に異なる点はありますが、どちらも元気なうちにご自身を振り返り、のちのち大切なことを書き記しておくツールとして活かしてください」。

「私のあんしんノート」の題字が印刷された障害者版(左)と高齢者版(右)のあんしんノート。表紙の裏には、「ここに書いた内容はあとで必要な情報になる…」とノートの利用者に語りかけています。

障害者版・高齢者版ともに ○横浜市社会福祉協議会のホームページからダウンロードすることができます http://www.yokohamashakyo.jp/ansin/note.html○権利擁護事業と成年後見制度は、ホームページをご覧ください http://www.yokohamashakyo.jp/ansin/kenriyougo.html http://www.yokohamashakyo.jp/ansin/seinenkouken.html

あんしんノート障害者版・高齢者版はどこでもらえるの?

問合せ 横浜生活あんしんセンター(市社協) ☎045-201-2009 FAX:045-201-9116  月~金曜日 午前9時~午後5時(祝日と12月28日~1月4日を除く)

遺言とは違い、エンディングノートやあんしんノートには、法的な効力はありません。

シリーズ⑲

●どんな仕事ですか 医療が必要となったことで起こる生活上の問題について院内の各専門職、地域の関係機関とも連携を取りながら、患者さんやご家族と一緒に解決方法を考えていきます。 医師や看護師には言いにくいというお話を患者さんやご家族からお聞きすることがあります。 「とにかく聞いてもらえれば満足だから」と言われる場合もありますが、間に入ってほしいと希望された時には「どうすれば誤解が生じないか」と考えながら、その思いを代弁し調整することもあります。

●病院では数少ない福祉専門職です 相談を受けた内容を整理し解決するため院内スタッフや他施設、ケアマネジャー、行政など他機関との連絡・調整を行ったり、電話での相談対応、ケース記録の作成などの業務があります(所属する医療機関によって業務は異なります)。 当院の場合は訪問診療のスケジュール調整や他院からの紹介入院の調整も担当しています。身寄りのない患者さんの買い物を代行したり、施設入所の際に付き添うこともあります。

●心がけていることは 心身ともに健康であることです。自分自身が体調不良だったり精神的に余裕がなくなってしまうと、相談に来られた方からのちょっとしたサインに気付くことができなくなります。常に万全な状態であることはなかなか難しいですが、自分が

今どのような状態であるかを自覚した上で患者さんやご家族と関わるように気をつけています。

●MSWをめざす人に たくさんの人と関わる仕事なので、大変なことも多いです。患者さんに「他人のことにどうしてそんな一生懸命になれるんですか」と不思議な顔をされたこともあります。 ベッドサイドで面談した際「自分が死んでも誰一人悲しまない。早く死にたい」と話す方もいました。そうした現実を目の前にすると無力感でいっぱいになってしまいますが、逃げずにしっかりと向き合い、自分が出来ることを第一に考えて支援していく根気が大切だと思います。

宇都口さんのある一日

ウェルじゃん求人情報 http://www.yokohamashakyo.jp/willing/weljan/weljan-kyujin.html横浜市介護人材求人情報システム http://cgi.city.yokohama.jp/kenkou/zinzaikakuho

一般財団法人育生会 横浜病院に医療ソーシャルワーカーとして勤務する

宇都口 涼 さん に聞きました

福祉の仕事〈〈〈〈 医療ソーシャルワーカー (MSW) 〉〉〉〉

 医療ソーシャルワーカー(MSW:Medical Social Worker)とは、保健医療分野におけるソーシャルワーカーであり、主に病院において「疾病を有する患者等が、地域や家庭において自立した生活を送ることができるよう、社会福祉の立場から、患者や家族の抱える心理的・社会的な問題の解決・調整を支援し、社会復帰の促進を図る」専門的な仕事です。

?医療ソーシャルワーカー とは

横浜市内の福祉人材に

関する求人情報

患者にとって、よき道をめざす伴走者

 退院していく患者さんが地域で安心して療養生活を送るために、病院と地域との橋渡しをするMSWの存在は欠かせません。以前、いろいろな社会的背景から退院後の行き先がなく、病院で何年も過ごしていた患者さんがいました。宇都口さんがその人と関わるようになってから持ち前の粘り強さで周囲の重い腰を動かし、ご本人の希望に叶うような生活につなげることができました。退院後、何度か顔を見せてくださり、生き生きと別人のようになっていてとても嬉しく思いました。 MSWは院内では唯一の福祉専門職ですが、医師や看護師などの医療系専門職が使う言葉やその専門性をよく理解し、患者さんに通訳したり、専門職間の合意を形成していくための的確な調整力も持ち合わせています。

横浜病院副看護部長・療養病棟看護師長 松本 美香さん・入院患者、患者の家族との面談/相談・訪問診療のスケジュール作成・医師、看護師などへの報告、意見交換・さまざまな機関、福祉関連専門職との 連絡/調整 行政 (区役所 )、区社協、地域ケアプラ ザ ( 地域包括支援センター )、 横浜生活あんしんセンター、 各医療機関の地域連携・医療福祉相談 担当者など★身寄りのない患者の退院後の社会復帰 の機会、生活の場を探すことも

う と ぐち すずか

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Page 6: 福祉よこはまノートに自分の考えなどを具体的に整理できると、気持ちが少し楽になりました。 まだ60代ですが、このノートがとても身近なものと感じられました。

グループでの意見交換(ワークショップ)

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横浜市社会福祉協議会からのお知らせ 横浜市ボランティアセンターからのお知らせ

横浜市社会福祉センター貸し会議室・ホールのご案内

☎045-201-2060URL:http://yokohamashakyo.jp/kensyu/s-4-1.html

ごぞんじですか?ごぞんじですか?

福祉教育の現場から- 知的障害について学ぶ ‒

 横浜市社協が運営する横浜市社会福祉センターでは、ホールや会議室の貸出を行っています。 場所は、桜木町駅から徒歩2分の横浜市健康福祉総合センター内。交通のアクセスが良く、みなとみらいの景観を見渡せる環境にあり、利用された方から好評をいただいております。 各種研修・会議や講演会などで、お気軽にご利用ください。

 瀬谷小学校(瀬谷区)の5年生が11月5日、6日の2日間、道徳の時間に障害について学習しました。授業を行ったのは、知的障害のある子どもの親により結成された「ant mama(アントママ)」のみなさん。瀬谷区を中心に知的障害についての理解や啓発活動を行っているグループです。 授業の最初に、障害があっても様々なサポートによって生活がしやすくなることや、障害は誰にでも起こりうることで、みんなの問題として考えてほしいという話がありました。 その後、「りんご」などイメージしやすい言葉と、「責任」「ちょっと」など共通のイメージを持ちにくい言葉を絵にすることで、「伝わりにくさ」について考えました。

詳細な利用方法・利用料金、予約のお問合せは、横浜市社会福祉協議会 市民利用受付窓口まで

 また、子どもたちが街で見かけることのある、ぴょんぴょん跳ねたり、ぶつぶつつぶやいている人についての話もあり、こういった不思議に見える行動は、気持ちを落ち着かせるための一つの手段であり、不安を感じた時に繰り返す行動だということが伝えられました。 最後に、「みんな違うのが当たり前。まず、隣の友だちのいいところ探しから始めませんか」という言葉に、お互いの顔を見合わせ納得の笑顔が広がりました。

福祉教育の巻

イラスト:和泉直子

ボランティアはやってみたいけれど、実際にはどんなことをするの? できるの? そんなギモンにこたえるLet`s try ボランティア。今回は横浜市立市民病院(保土ケ谷区)で、入院患者に手・足浴やマッサージなどを行うボランティアを紹介します。

 神奈川県下13の大きな病院ごとにボランティアグループが組織され、受付案内や移動図書貸出・音楽活動・花壇園芸、ピエロ活動など多岐にわたる。 市民病院では緩和ケア病棟が立ち上がった平成21年5月1日から手・足浴やマッサージ、散歩など身の回りの世話や手助けをし、好みのお茶をいれて話し相手になる。病院とボランティアとの連絡会議は定期的に行われ、カンファレンスにもメンバーが出席して医師や看護師などから意見を求められる。

★病院ボランティア会ランパス

その人らしく、穏やかな日 を々願って 病院ボランティア会ランパス

お問合せ 横浜市ボランティアセンター ☎045-201-8620 FAX:045-201-1620

ランパスの活動についてHPはこちら

http://sky.geocities.jp/ikeikekuririn/

≪9階902会議室≫みなとみらいが見渡せます

≪4階ホール≫306名の収容が可能です

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Page 7: 福祉よこはまノートに自分の考えなどを具体的に整理できると、気持ちが少し楽になりました。 まだ60代ですが、このノートがとても身近なものと感じられました。

福祉ってここがおもしろいここがむずかしい

地元企業としてみなさんのために

 年末に当社が協賛してみなとみらいホール

で開催される日本フィルの第9交響楽のコン

サートへ、2年前から市内の視覚障がいがあ

る皆さんを招待する活動を始め、横浜市社

会福祉協議会との交流が始まり、その後様々

な情報共有をさせて頂いています。

 市内の障がい者作業所等の製品(主として

お菓子、雑貨)の社内販売を2カ月に1回行っ

ていますが、こちらも盛況でお菓子類は30分

以内で完売しています。購入者からは『どれ

も丁寧に作ってあり使いやすい』『本当に美味

しい物ばかり』と大好評で、これも製作者の皆

さんが真心をこめてひとつひとつ製作された

成果だと感じています。

 当社はエネルギーと環境の調和をテーマに

プラントの設計、調達、施工を行うエンジニアリ

ング企業で、生産工場など一切もたない、文字

通り人が財産の会社です。人を育て、活かす

ことが事業を成功する大切な要素です。

CSR活動の方針「人の尊重」をひとつのビ

ジョンとして掲げていますが、当社所在地であ

る横浜市のコミュニティの皆さんも重要なス

テークホルダー、大切な仲間と位置付けてこの

ビジョンの実現に向かって努力していきます。

千代田化工建設株式会社CSRユニット GM代行

(福祉よこはま 編集委員) 渡辺 真

CSRとは・・・詳しくは11ページ

横浜市社会福祉協議会からのお知らせ 横浜市ボランティアセンターからのお知らせ

「民生委員・児童委員」についてごぞんじですか? 

市民後見人養成課程 実務実習の状況報告

 平成25年12月1日に民生委員・児童委員の一斉改選が行われました。新しく民生委員・児童委員が委嘱された地域もあります。あらためて活動について紹介します。

 4月から、モデル区社協(西、緑、青葉)では、昨年度開催した市民後見人養成研修の修了者から選考した44名(西区14名、緑区15名、青葉区15名)の受講者が、1年間の実務実習を実施しています。

実務実習の内容 被後見人に対する定期訪問業務への同行を中心として、支援機関によるケースカンファレンスと呼ばれる協議や連携、法的に認められた「身上監護と財産管理」という2つの権限の具体的な運用実務、などを実地で行っています。 受講者は、実習目標に対する達成度や、実習中の疑問点などを実習記録に記入して実習指導者に提出します。実習指導者は、提出された実習記録の内容を確認し、必要な助言・指導を受講者一人ひとりに行っています。

今後の予定 実務実習は平成26年3月で修了となり、修了者は市民後見人の候補者として登録されます。家庭裁判所からの選任により、来年度には横浜市として最初の市民後見人が誕生する予定です。

受講中の様子 実務実習開始当初の受講者は、成年後見人にとって必要な被後見人とのコミュニケーションが上手くとれず、実務実習指導者のやりとりを遠目で見ている様子がうかがえました。しかし、実務実習の回数を重ねるごとに、積極的にコミュニケーションをとっている姿が見受けられるようになりました。 また、実務実習を通じて、様々な関係機関や専門職と接することにより、「被後見人に関わるのは、後見人のみではない」との実感のこもった声が聞かれるようになりました。

 民生委員・児童委員は、それぞれに担当する地域が決まっています。 まずは、お住まいの区の区役所(福祉保健課)へ電話でお問い合わせください。

民生委員・児童委員はどんな人? 民生委員は民生委員法に基づき、厚生労働大臣から委嘱された非常勤の公務員であり、児童委員を兼ねています。ひとり暮らし高齢者が抱える不安、両親の介護や子育て等の様々な悩みについての「身近な相談相手」です。そして、心配ごとを解決するために様々な福祉の制度・窓口などを紹介する「つなぎ役」でもあります。また、自治会・町内会、地区社協など地域福祉関係機関・団体が開催する行事や福祉の事業にも参加し、地域のつながりづくりにも協力しています。※民生委員・児童委員には守秘義務があり、相談内容の秘密は守られます。

どこに相談すればいいの? 問合せ先は?

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Page 8: 福祉よこはまノートに自分の考えなどを具体的に整理できると、気持ちが少し楽になりました。 まだ60代ですが、このノートがとても身近なものと感じられました。

福祉ってここがおもしろいここがむずかしい

地元企業としてみなさんのために

 年末に当社が協賛してみなとみらいホール

で開催される日本フィルの第9交響楽のコン

サートへ、2年前から市内の視覚障がいがあ

る皆さんを招待する活動を始め、横浜市社

会福祉協議会との交流が始まり、その後様々

な情報共有をさせて頂いています。

 市内の障がい者作業所等の製品(主として

お菓子、雑貨)の社内販売を2カ月に1回行っ

ていますが、こちらも盛況でお菓子類は30分

以内で完売しています。購入者からは『どれ

も丁寧に作ってあり使いやすい』『本当に美味

しい物ばかり』と大好評で、これも製作者の皆

さんが真心をこめてひとつひとつ製作された

成果だと感じています。

 当社はエネルギーと環境の調和をテーマに

プラントの設計、調達、施工を行うエンジニアリ

ング企業で、生産工場など一切もたない、文字

通り人が財産の会社です。人を育て、活かす

ことが事業を成功する大切な要素です。

CSR活動の方針「人の尊重」をひとつのビ

ジョンとして掲げていますが、当社所在地であ

る横浜市のコミュニティの皆さんも重要なス

テークホルダー、大切な仲間と位置付けてこの

ビジョンの実現に向かって努力していきます。

千代田化工建設株式会社CSRユニット GM代行

(福祉よこはま 編集委員) 渡辺 真

CSRとは・・・詳しくは11ページ

横浜市社会福祉協議会からのお知らせ 横浜市ボランティアセンターからのお知らせ

http://www.fukushi-work.jp/navi/shikaku_detail.php?eid=00018http://www.shakyo.or.jp/fukushi-start/job/category03.htm

福祉のお仕事福祉のお仕事スタート

BOOKアンケート福 よ こ

今号の「福よこクイズ」はお休みいたします。前号169号の福よこクイズの答えは、Q1フレンド Q2ねんじゅ Q3テビチでした。多くの方にご応募いただき、どうもありがとうございました。

※応募に関わる個人情報については、当選者への発送及び 福祉よこはま紙面作成の参考にのみ利用させていただきます。

応募方法はがき・FAXまたはEメールにて、質問1~10の回答と郵便番号・住所・氏名(ふりがな)・年齢・電話番号をお書きのうえ、下記までお送りください。

締め切り:平成26年2月15日(土)消印(はがき)・ 到着(FAX・Eメール)有効

〒231-8482 横浜市中区桜木町1-1横浜市社会福祉協議会「福よこアンケート」係

FAX:045-201-8385Eメール:[email protected]

質問1~10の回答 1.○○○ 2.○○○ 3.○○○ ・・・・郵便番号・住所・氏名(ふりがな)・年齢・電話番号

たくさんのご応募、

 お待ちしています!

 「福祉よこはま」を、より読みやすく親しみのもてる広報誌にするため、下記アンケートにご協力ください。 アンケートにご協力いただいた方の中から、「さかえegaoプロジェクト」が企画、販売している商品からいずれかを抽選で20名様にプレゼントいたします。

1 性別 ①男 ②女

2 年齢  ①~10歳代 ②20~30歳代 ③40~50歳代 ④60歳代以上

3 年4回発行のうち、どのくらいの頻度で読まれていますか ①毎号 ②2回に1回程度 ③初めて

4 入手場所はどこですか(自由記述)

[                         ]5 デザインは見やすいですか ①見やすい ②見にくい(理由があれば記入)

6 写真の数はいかがですか ①多すぎる ②ちょうど良い ③少ない

7 内容量(文章の長さなど)はいかがですか ①多すぎる ②ちょうど良い ③少ない

8 役に立っているまたは興味深い記事はどれですか(複数選択可) ①特集 ②福祉のしごと ③Let’ try ボランティア ④ボラセン情報 ⑤市社協情報  ⑥オススメBOOK・DVD ⑦リレートーク ⑧福祉Q&A ⑨福よこクイズ ⑩みんなのきもち ありがとう ⑪みんなの声

9 今後力を入れてほしい分野は何ですか ①福祉保健の制度案内 ②ボランティア ③児童福祉・子育て ④高齢者福祉 ⑤障害児者福祉 ⑥まちづくり  ⑦その他(具体的に記入)

■10 ご意見、ご感想等がございましたらご記入ください。

[                         ]

アンケート はがき・FAXまたはEメールにてお答えください。はがきの場合切り取って貼ってもOKです。

【さかえegaoプロジェクト】とは 栄区内9福祉事業所と9人のアーティストが協働で、誰もが笑顔になれる”オリジナル製品 ”を作ろうと、商品開発を行い、地域の協力も得ながら販売を行っています。今回紹介した商品のほかにもクッキーやハーブソルト、竹炭キャンドルなどがあります。

エガオ

アンケート福 よ こ

今号の「福よこクイズ」はお休みいたします。前号169号の福よこクイズの答えは、Q1フレンド Q2ねんじゅ Q3テビチでした。多くの方にご応募いただき、どうもありがとうございました。

※応募に関わる個人情報については、当選者への発送及び 福祉よこはま紙面作成の参考にのみ利用させていただきます。

応募方法はがき・FAXまたはEメールにて、質問1~10の回答と郵便番号・住所・氏名(ふりがな)・年齢・電話番号をお書きのうえ、下記までお送りください。

締め切り:平成26年2月15日(土)消印(はがき)・ 到着(FAX・Eメール)有効

〒231-8482 横浜市中区桜木町1-1横浜市社会福祉協議会「福よこアンケート」係

FAX:045-201-8385Eメール:[email protected]

質問1~10の回答 1.○○○ 2.○○○ 3.○○○ ・・・・郵便番号・住所・氏名(ふりがな)・年齢・電話番号

たくさんのご応募、

 お待ちしています!

 「福祉よこはま」を、より読みやすく親しみのもてる広報誌にするため、下記アンケートにご協力ください。 アンケートにご協力いただいた方の中から、「さかえegaoプロジェクト」が企画、販売している商品からいずれかを抽選で20名様にプレゼントいたします。

1 性別 ①男 ②女

2 年齢  ①~10歳代 ②20~30歳代 ③40~50歳代 ④60歳代以上

3 年4回発行のうち、どのくらいの頻度で読まれていますか ①毎号 ②2回に1回程度 ③初めて

4 入手場所はどこですか(自由記述)

[                         ]5 デザインは見やすいですか ①見やすい ②見にくい(理由があれば記入)

6 写真の数はいかがですか ①多すぎる ②ちょうど良い ③少ない

7 内容量(文章の長さなど)はいかがですか ①多すぎる ②ちょうど良い ③少ない

8 役に立っているまたは興味深い記事はどれですか(複数選択可) ①特集 ②福祉のしごと ③Let’ try ボランティア ④ボラセン情報 ⑤市社協情報  ⑥オススメBOOK・DVD ⑦リレートーク ⑧福祉Q&A ⑨福よこクイズ ⑩みんなのきもち ありがとう ⑪みんなの声

9 今後力を入れてほしい分野は何ですか ①福祉保健の制度案内 ②ボランティア ③児童福祉・子育て ④高齢者福祉 ⑤障害児者福祉 ⑥まちづくり  ⑦その他(具体的に記入:               )

■10 ご意見、ご感想等がございましたらご記入ください。

[                         ]

アンケート はがき・FAXまたはEメールにてお答えください。はがきの場合切り取って貼ってもOKです。

【さかえegaoプロジェクト】とは 栄区内9福祉事業所と9人のアーティストが協働で、誰もが笑顔になれる”オリジナル製品 ”を作ろうと、商品開発を行い、地域の協力も得ながら販売を行っています。今回紹介した商品のほかにもクッキーやハーブソルト、竹炭キャンドルなどがあります。

エガオ

さかえマップお弁当バンダナ

押し花コースター

やなぎしぼりハンカチ

コーヒー染めストール

藍染竹炭ポーチ

おでかけトートバッグ

アートな小皿・アートな大皿

参加福祉事業所をイラストレーター溝川なつ美さんが自ら取材して描きました。マップを片手に栄区を散策してみてはいかがですか。

花壇で育てた花が押し花となりおしゃれなコースターへと生まれ変わりました。ティータイムが華やかになります。

日本古来から伝わる「やなぎしぼり」で一枚一枚、丁寧に染め上げました。よく見ると柳の枝が揺れているようです。

一枚一枚、丁寧にしぼり染 めで染 め 上げました。素材は綿ガーゼなので季節を問わずいつでもお使いいただけます。

藍染の布を裂き織りで仕上げたポーチに栄区産の竹で作った竹炭を収めました。消臭/調湿効果があります。

丈夫な帆布で出来たトートバッグです。柄は一枚一枚、丁寧にステンシルで仕上げていて作り手の個性も伝わります。

皿には一枚一枚アーティストASADAさんデザ イ ン の「STRANG CREATURE」がスタンプされています。見ているだけで笑顔に。

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Page 9: 福祉よこはまノートに自分の考えなどを具体的に整理できると、気持ちが少し楽になりました。 まだ60代ですが、このノートがとても身近なものと感じられました。

みなさまから寄せられたご寄付は、市内の市民活動団体、障害児・者団体の支援のため、有効に活用させていただきます。

 平成25年9月24日、南関東日立物流サービスまごころ基金(以下、まごころ基金)様ならびに、南関東日立物流サービス社友会(以下、社友会)様から、市内の高齢者福祉施設および障害者施設へ車いすの寄付をいただきました。 まごころ基金様からは過去2年間、各3台の車いす寄付をいただいていましたが、今年度は同社のOB会である社友会様の協賛を得て46台もの多大な寄付をいただきました。 南関東日立物流サービス株式会社は、食料品、玩具、

車いす 46台物品 寄 付

南関東日立物流サービスまごころ基金南関東日立物流サービス社友会

 弊社社員及びOBの方々の地域貢献に対する思いを形にし、今回車いすを寄贈させていただきました。ご活用ください。

寄付者の声

団体会員●横浜商工会議所●特別養護老人ホーム 今宿ホーム●株式会社 成井工務店●丸五運輸 株式会社●日本介護食品協議会●有限会社 アーバンハウス

個人会員●山田 文子●我妻 八重子●村上 崇文

●島口 智●中丸 良久●加藤 仁美●佐藤 孝康●畑中 保王●齋藤 敏雄●石丸 清美●内海 利行●伊藤 佐伎子●齋藤 史郎●長谷川 真●ほか3件

善意銀行 金銭寄付者●國又 好●吟楽会

善意銀行 物品寄付者●神奈川県五地区 横浜イベント商業協同組合●横浜貨物綜合 株式会社●日本生命労働組合 横浜支部 委員長 宮澤 紀一(2件)

●南関東日立物流サービスまごころ基金・ 南関東日立物流サービス社友会●日本音楽文化交流協会 代表 及川 光悦●株式会社 プロレスリング・ノア 代表取締役 田上 明

よこはま あいあい基金寄付者●コーヒーの大学院 ルミエール・ド・パリ (3件)

障害者年記念基金寄付者●ふれあいチャリティーバザー実行委員会 (2件)

福祉基金寄付者●福井 達雄・總子●株式会社 アズパートナーズ

ご支援・ご協力ありがとうございました。順不同・敬称略平成25年7月1日~平成25年9月30日分

ご支援・ご協力ありがとうございました。順不同・敬称略平成25年8月1日~平成25年10月31日新規受付分・継続受付分

賛助会員は、横浜市社会福祉協議会の行うさまざまな地域福祉推進の“サポーター”として会費による支援を行っていただいています。会員はいつでも、どなたでもなることができます。【年会費】 (個人)一口 2,000円 (団体)一口 10,000円【お問合せ】 横浜市社会福祉協議会 総務部      ☎045-201-2096 FAX:045-201-8385みなさまのご協力をお待ちしています。

賛助会員になっていただけませんか賛助会員になっていただけませんか賛助会員になっていただけませんか

光学機器等の物流サービスを広く展開している日立物流グループ会社です。 日立物流グループでは、地域貢献の取り組みとして「まごころ基金」制度を推進しています。この制度は、趣旨に賛同する役員・従業員を会員に、毎月給与から100円を拠出し、寄付をする際に会社が同額を上乗せし、従業員の気持ちを会社が応援する活動です。

まごころ基金様、社友会様に横浜市社協へお越しいただき、寄付先の高齢者福祉施設・障害者施設の関係者を交えて贈呈式が行われました。

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Page 10: 福祉よこはまノートに自分の考えなどを具体的に整理できると、気持ちが少し楽になりました。 まだ60代ですが、このノートがとても身近なものと感じられました。

みなさまから寄せられたご寄付は、市内の市民活動団体、障害児・者団体の支援のため、有効に活用させていただきます。

 平成25年9月24日、南関東日立物流サービスまごころ基金(以下、まごころ基金)様ならびに、南関東日立物流サービス社友会(以下、社友会)様から、市内の高齢者福祉施設および障害者施設へ車いすの寄付をいただきました。 まごころ基金様からは過去2年間、各3台の車いす寄付をいただいていましたが、今年度は同社のOB会である社友会様の協賛を得て46台もの多大な寄付をいただきました。 南関東日立物流サービス株式会社は、食料品、玩具、

車いす 46台物品 寄 付

南関東日立物流サービスまごころ基金南関東日立物流サービス社友会

 弊社社員及びOBの方々の地域貢献に対する思いを形にし、今回車いすを寄贈させていただきました。ご活用ください。

寄付者の声

団体会員●横浜商工会議所●特別養護老人ホーム 今宿ホーム●株式会社 成井工務店●丸五運輸 株式会社●日本介護食品協議会●有限会社 アーバンハウス

個人会員●山田 文子●我妻 八重子●村上 崇文

●島口 智●中丸 良久●加藤 仁美●佐藤 孝康●畑中 保王●齋藤 敏雄●石丸 清美●内海 利行●伊藤 佐伎子●齋藤 史郎●長谷川 真●ほか3件

善意銀行 金銭寄付者●國又 好●吟楽会

善意銀行 物品寄付者●神奈川県五地区 横浜イベント商業協同組合●横浜貨物綜合 株式会社●日本生命労働組合 横浜支部 委員長 宮澤 紀一(2件)

●南関東日立物流サービスまごころ基金・ 南関東日立物流サービス社友会●日本音楽文化交流協会 代表 及川 光悦●株式会社 プロレスリング・ノア 代表取締役 田上 明

よこはま あいあい基金寄付者●コーヒーの大学院 ルミエール・ド・パリ (3件)

障害者年記念基金寄付者●ふれあいチャリティーバザー実行委員会 (2件)

福祉基金寄付者●福井 達雄・總子●株式会社 アズパートナーズ

ご支援・ご協力ありがとうございました。順不同・敬称略平成25年7月1日~平成25年9月30日分

ご支援・ご協力ありがとうございました。順不同・敬称略平成25年8月1日~平成25年10月31日新規受付分・継続受付分

賛助会員は、横浜市社会福祉協議会の行うさまざまな地域福祉推進の“サポーター”として会費による支援を行っていただいています。会員はいつでも、どなたでもなることができます。【年会費】 (個人)一口 2,000円 (団体)一口 10,000円【お問合せ】 横浜市社会福祉協議会 総務部      ☎045-201-2096 FAX:045-201-8385みなさまのご協力をお待ちしています。

賛助会員になっていただけませんか賛助会員になっていただけませんか賛助会員になっていただけませんか

光学機器等の物流サービスを広く展開している日立物流グループ会社です。 日立物流グループでは、地域貢献の取り組みとして「まごころ基金」制度を推進しています。この制度は、趣旨に賛同する役員・従業員を会員に、毎月給与から100円を拠出し、寄付をする際に会社が同額を上乗せし、従業員の気持ちを会社が応援する活動です。

発  行 : 社会福祉法人 横浜市社会福祉協議会 〒231-8482 横浜市中区桜木町1-1 1045-201-2090 FAX:045-201-8385 Eメール:[email protected] URL:http://www.yokohamashakyo.jpデザイン :(株)オールスタッフ

No.1712014年3月 発行予定

No.1702013年12月13日

編集後記

●本誌を通じて紹介した「エンディングノート」は、誰かがその思いを感じてくれる作りでなければ意味がありません。活字だけでは伝えられない「わたし」について、普段から家族や親しい人に伝えていくためのコミュニケーションが欠かせないと思いました。       樋口宗典

毎号福祉の力強い記事を拝読して感激・感動しております。去る3月のNo167.市社協情報のお知らせで送迎サービス利用の記事をみて早速お電話を致しましたところ、磯子の社協へご連絡をいただき、妻の通院時の送迎をご承引くださって大助かりです。その節はすぐに対応してくださって本当にありがとうございました。それ以来、いつも送迎のお世話になっており、心より感謝申し上げます。(磯子区 澤田 隆さん)

赤い羽根共同募金のPR大使に野毛山動物園のアミメキリンのテビチさんがなっていることを知り、野毛山動物園に会いに行きたくなりました。以前私も共同募金集めに東横線日吉駅に行った!!(保土ケ谷区 後藤 嘉夫さん)

児童相談所の職員のかたの仕事につい

て知りたいと思っていたところです。大変

参考になりました。ありがとうございます。

(南区 K.M.さん)

オススメBOOK、映画ともども非常に参考になっています。(都筑区 菊地 慧さん)

今回里親制度や児童相談所の活動内容について知ることができ、よかったと感じています。絶やすことのない制度として児童相談所などの方々のご活躍を願っております。(横須賀市 国松 一樹さん)

9月13日貴紙表紙の子供達の明るい

表情を拝見して、この日本から悲惨な

児童虐待がなくなるよう福祉制度の

充実と、子供の幸福を願っております。

(金沢区 滝上 邦雄さん)

前号の感想前号の感想

 企業の社会的責任(corporate social responsibility、略称:CSR)といい、利益追求以外に、地球環境・地域社会・倫理などの側面においても、積極的に貢献していこうという考え方です。CSR活動の例としては、地球環境保護、ボランティア活動の支援、消費者に対する誠実な対応、従業員に対する職場環境の改善などが挙げられます。またこれらの活動について、ステークホルダー(顧客、納入業者や協力先、従業員、株主、金融機関、地域社会、行政、そしてNPOやNGOも含む利害関係者)への説明責任を果たすことも、CSRを進めるうえでは不可欠な活動です。

って なんですか?

「CSR」

里親制度、気になる言葉です。親の介護で今は出来ないが一度はお手伝いしたいと考えてます。(神奈川区 大島 久美子さん)

 横浜市社協で作成している第4次横浜市地域福祉活動計画では、計画項目ごとに市社協・区社協の役割、地域活動団体・施設等に期待する役割を記載しています。 そして、計画書をお読みいただいた市民みなさん一人ひとりが、自分にできる地域活動を考えて冊子に記入できるように、「私たちにできること」の空欄を設けています。

24年度に応募いただいた「私たちにできること」の一部をご紹介します。●老人ホームの夏祭りで屋台の手伝いをしました。●福祉関連施設・団体、地域コミュニティ等のホームページ立ち上げや運営管理に携わり、当該施設・団体の広報活動に協力しています。

●高齢者には元気な人が多くいるので、元気な人の組織化を老人会(シニアクラブ)の活動として取り組みます。

たくさんのご応募ありがとうございました

第4次 横浜市地域福祉活動計画「私たちにできること」 募集

横浜市社協 わたしたちにできること募集 検 索

25年度の応募も受け付けています!【募集内容】個人や所属のグループ・学校・企業などで最近 新たに始めた(始める予定の)福祉活動とその きっかけ【応募資格】横浜市内在住・在学・在勤の方【応募締切】平成26年2月28日(金)必着【応募方法】氏名・住所・電話番号を明記の上、FAX、Eメール、 はがきにて【応 募 先】横浜市社会福祉協議会 総務部 〒231-8482 横浜市中区桜木町1-1 横浜市健康福祉総合センター FAX:045‐201‐8385 Eメール:[email protected]

抽選で30名様にオリジナルグッズを贈呈します。ご応募お待ちしています!

詳しくは

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Page 11: 福祉よこはまノートに自分の考えなどを具体的に整理できると、気持ちが少し楽になりました。 まだ60代ですが、このノートがとても身近なものと感じられました。

団体契約者

取扱代理店

ボランティア活動保険日本国

内でのボランティア活動中のケガや賠償責任を補償

全国180万人加入!!

Aプラン

地域福祉活動やボランティア活動の一環として行われる各種行事におけるケガや賠償責任を補償!

社会福祉法人株式会社

全国社会福祉協議会福祉保険サービス

300円Bプラン

基本タイプ

450円460円天災タイプ

690円年 間保険料

◇天災タイプは基本タイプ+地震・噴火・津波を補償

この保険は、全国社会福祉協議会が保険会社と一括して契約を行う団体契約です。〈引受幹事保険会社〉日本興亜損害保険株式会社

● 行事参加者(主催者〔個人〕を含みます。)全員のケガを補償(往復途上も含みます。)

ヘルパー・ケアマネジャーなどの活動中のケガや賠償責任を補償!● 在宅福祉サービス  (公的介護保険対象外サービスを含みます。)

● 障害福祉サービス● 児童福祉サービス● 障害者地域生活支援事業 など

送迎・移送サービス中の自動車事故などによるケガを補償!● 送迎・移送サービス利用者を特定したAプラン● 送迎・移送サービスのための自動車を特定したBプラン

〒100-0013 東京都千代田区霞が関3丁目3番2号 新霞が関ビル17FTEL:03(3581)4667 FAX:03(3581)4763受付時間:平日の9:30~17:30(12/29~1/3を除きます。)

TEL:03(3231)7545

お申込み、お問い合わせは、あなたの地域の社会福祉協議会へ

● 地域福祉サービス

● 行事主催者の損害賠償責任も補償

*各プランの補償金額、補償内容などの詳細は、専用のパンフレットをご用意しておりますので、最寄りの社協にお問い合わせください。

ボランティア行事用保険

福祉サービス総合補償

送迎サービス補償

Aプランは

死亡1,200万円

入院6,500円、通

院4,000円

賠償責任5億

円(限度額)

を補償

活動場所と自宅との往復途上の事故も補償

ボランティア活動

のための

学習会・会議など

での事故も補償

ボランティア自身の食中毒・熱中症・特定感染症もOK

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〈43LC12-0163 平成25年2月作成〉