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産総研コンソーシアム
「人」が主役となるものづくり革新推進コンソーシアム
HCMIコンソ:Consortium for Human-Centric Manufacturing Innovation
ー活動紹介―
HCMIコンソ
https://unit.aist.go.jp/icps/hcmi/
https://unit.aist.go.jp/icps/hcmi/
1.設立経緯
【2016-2017年度】
産業競争力懇談会(COCN)にて産学官が集まり『「人」が主役となる新たなものづくり』プロジェクトを推進。実現課題を検討し、実現シナリオを提言にまとめた。
http://www.cocn.jp/report/theme97-L.pdf
【2018年度】
産総研サイバーフィジカルシステム研究棟の提言実現の産学官協働プラットフォームを形成すべく、コンソーシアム設立を準備。
【2019年4月10日】 コンソーシアム設立
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http://www.cocn.jp/report/theme97-L.pdf
2.活動の狙い ■ものづくりの重点課題■
(1) 生産年齢人口の減少
我が国の生産年齢人口の推移
★2060年には生産年齢人口半減★世界的にも2030年から大幅減
深刻な人手不足・消費者活動の縮小
生産年齢人口
機械中心の自動化領域
人中心の作業領域②熟練作業者対象
人中心の作業領域①パートタイム作業者
対象
課題2課題1
課題4課題3
作業の複雑さ
人が担う比率
機械が担う比率
適用範囲縮小
官能試験
ものづくりの人と機械の役割構成
(2) 市場のニーズ多様化とグローバル化の加速
★機械中心の自動化は投資効果が得にくい★変種変量への転換期(生産は複雑化)
根本的人材不足加速、生産変動リスク拡大2
Society5.0時代のものづくり世界に先立ち SDGs目標8達成モデル構築
「働きがいも 経済成長も」
社会保障に依存しない消費者層の増強
働く人は消費者(納税者) 人の柔軟さ、成長性は競争力
生産年齢人口は半減するが、
生産人口は増大へ機械が製造、人はサポートから
人と機械がパートナーへ
労働生産性向上変種変量対応力強化
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2.活動の狙い
「人」が主役となる新たなものづくりー人と機械の新たな協働システム基盤構築ー「Society5.0時代のものづくり SDGs目標8達成モデル」
【ものづくりの人と機械の役割構成】
従来「人」に依存してきた課題1~4の領域に有効な人協働システムを実現することを目指す
<新たな協働形態>
協調型協働(人と機械が学習し成長を続ける)
・ 役割は柔軟に変更可能(機械も人の行動推定で連動)・ 空間も、相互コミュニケーションで協調して共有・ 人が主導、作業者の状態に合わせて機械と協調作業
従来の協働:役割分担型協働役割を事前に分担し、機械に合わせて人が働く
機械中心の自動化領域
人中心の作業領域②熟練作業者対象
人中心の作業領域①パートタイム作業者
対象
課題2課題1
課題4課題3
作業の複雑さ
人が担う比率
機械が担う比率
適用範囲縮小
官能試験
遠隔協調型協働(ものづくりIoA)
・ 役割は柔軟に変更可能(機械も人の行動推定で連動)・ 空間も協調して共有でき、遠隔からも協調作業可能・ 人・機械及び遠隔の人・機械と協調作業
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3.活動目標
1.基盤技術確立推進
先導研究、実証支援の推進
2.収集データの管理・産業利用促進
データ分析、意味解析⇒利活用支援
3.社会実装、実事業展開促進
開発成果の各社事業との融合施策推進
4.会員及び連携団体の協働の場創出
5.認知度向上、普及啓発に向けた
情報発信及び情報共有
研究開発部会
ビジネスコネクティング部会
研究会
全体活動
4.主な活動と体制
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4.主な活動と体制 ■コンソーシアム組織体制■変更なし
【理事会】 会長 関口 智嗣(産総研)
副会長 藤田 正弘(三菱電機)
副会長 吉田 勝彦(日鉄ソリューションズ)
【監事】 妹尾 堅一郎(NPO産学連携推進機構)
【運営委員会】 委員長 谷川 民生(産総研)
【事務局】 事務局長 岩井 匡代(三菱電機)
【部会】
研究開発部会 部会長 鈴木 雄介(沖電気工業)
副部会長 加藤 嘉明(三菱電機)
ビジネスコネクティング部会
部会長 東 英樹(日鉄ソリューションズ)7
4.主な活動と体制 ■主な役員■
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5.主な連携体制■産総研ICPS研究センター連携■●産総研 インダストリアルCPS研究センター 2020年4月発足 研究目標は『労働生産性向上』
コンソと共通の目標である『労働生産性向上』を目指し、連携プロジェクト活動を推進する
・産学官連携で公的ファンドに公募(本年度数件予定)
・課題解決型産学官包括的共同研究
・安全、働きがい、QoW等の
認証制度の構築 など人工知能研究
センター
人間拡張研究センター
AI技術での連携
人間計測技術での連携
【ICPS研究センター】CPSを基盤としたIoT、AI、ロボットの融合研究【HCMIコンソーシアム】
連携
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5.主な連携体制■地域拠点、産業界等連携■
【IEC-MSBへの活動紹介】10/4 2020年度ホワイトペーパ第1回プロジェクト会議で活動紹介新たな協調型協働の安全基準策定が必要であることを訴求し、合意形成した
【RRI にて活動紹介】10/10 第31回IoTによる製造ビジネス変革WG全体会合にて、 「サイバーフィジカルシステム研究棟における人・機械協調AI研究」について講演
【自動車工業会との研究会発足】自動車工業会人に優しい工場タスクと将来協調型協働の在り方について議論してきた結果、3月に自動車工業会から代表者に参加いただき、自動車産業界を想定した、産業導入の課題を議論し、具体的な対策を検討する研究会を発足。2020年度より本格活動をする
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6.2019年度活動事例■活動掲載記事■
4月~6月 7月~9月 10月~12月 1月~3月
設立総会関係6/12 朝刊 化学工業日報
日刊産業新聞6/13 朝刊 電機新聞
交通毎日新聞Web掲載 Monoist
なし 特集記事9/11 日経BP総研 日経XTEC「人とロボットの協調で超多品種少量生産」2025年のAI」
9/13~30 ITmedia Virtual EXPO2019「人が主役となるものづくり」
10/28 日本経済Biz Frontier「人口減少時代のものづくりー『人と機械が現場で協調』働き方見直すきっかけにー」
特集記事日本金型工業会会誌
(4月発行予定)
https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1906/12/news057.html
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00934/082600003/
https://ve.itmedia.co.jp/em/2019a/smart#5d270a0094093109970007f7-e7550bc8f90ec8adbaad3a6b
人不足が深刻化する一方で、グローバル化による製品のコモディティ化、商品多様化による変種変量生産への対応などから日本のモノづくりの在り方が問われています。こうした状況の中でも日本のものづくりの強みとして挙げられるのが「人」や「現場力」です。 この「人」にフォーカスし、人が機械に合わせるのではなく、人の動きを機械が自然な形でサポートする新たなものづくりの在り方を研究開発するHCMIコンソーシアム手の取り組みについて紹介します。
file:///C:/Users/Masay0iwai/Desktop/HCMI/運営委員会/委員会1105/httpshttps://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1906/12/news057.htmlhttps://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00934/082600003/https://ve.itmedia.co.jp/em/2019a/smart#5d270a0094093109970007f7-e7550bc8f90ec8adbaad3a6b
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6.2019年度活動事例 ■研究開発部会■
● 先導研究推進WG活動事例紹介状況
気仙沼実証フィールド
時空情報サービス先導研究WG
各種センサー情報採取時に高精度に同期した時刻を付与することでデータクレンジングを自動化(PI System)、遠隔モニタリングシステムを構築中
引用元: http://miraiships.co.jp/service.html
CPSデータベース構築検討WG
産総研CPS棟
テクスチャ付3次元モデル取得結果
コンビニ在庫管理やロボットによる物体操作に利用できる商品モデルデータベース(CPS棟模擬店舗内の商品170種類以上)を構築し、会員に提供可能な環境を整えた
研究開発部会員は以下の特典あり・ベイジアンネットツール無償利用・PI system 無償利用
http://miraiships.co.jp/service.html
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6.2019年度活動事例 ■研究開発部会■
【新春セミナー】
2020年1月28日(火)15:30-18:00 産総研 臨海副都心センター別館11階
講演1. 人工物工学から見た2030年の世界サービスも含めた次世代ものづくりとその人材育成東京大学 淺間 一 教授
講演2. 人間拡張が生み出す2030年の世界
ワークスキルエンゲージメント拡張が開くクリエイティブな製造現場産総研 持丸 正明 人間拡張研究センター長
講演3. 未来社会創造イノベーションからみた2030年の世界
モノからコトへに必要なコト三菱電機 田中 健一 開発本部 技術統括
3件の特別講演に対し、100名近くの事前申込みあり、講演後の質疑応答も活発に行われた。アンケートでも「非常に有益」「有益」の回答が多数で好評
20年度も継続の予定
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5.2019年度活動事例■ビジネスコネクティング部会■
【実証支援事業のサービス化】
●産総研臨海副都心センター第2別館模擬実験エリア利用サービスを構築
工場模擬エリア 施設利用料1区画 3×3m
技術スタッフ データ解析 データ提供あり
Motion Capture利用有
10,000円/区画・日
10,000円/人・日
100,000円~(別途相談)
-5,000/日
Motion Capture利用無
10,000円/区画・日
10,000円/人・日
ー-5,000/日
小売店舗模擬あえお 施設利用料 技術スタッフ データ解析 データ提供あり
小売店エリア活用 10,000円/日 10,000円/人・日
ー-5,000/日
※ 産総研との共同研究については別途相談させていただきます。
【会員特典】・先導研究 全額コンソ補助(研究開発部会のみ)・各社ビジネス利用 1区画あたり施設利用料5000円/日補助
加工機エリア 施設利用料(+材料・工具実費)
技術スタッフ データ解析 データ提供あり
加工機利用 25,000円/台・日
10,000円/人・日
100,000円~(別途相談)
-5,000/日
施設利用料で利用できる機材は別途お問い合わせください
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5.2019年度活動事例■ビジネスコネクティング部会■
【プライベートセミナー企画】●2019年10月18日開催。無事盛況に終え、参加者、講演者ともに好評1.テーマ 変種変量生産時代に向けたものづくり革新2.講演者 (株)IBUKI 松本社長
東大 稲見教授HoloLab 岩本MRコンテンツプロデューサー
3.参加者 43名4.アンケート結果 (約30名)
・セミナー内容が有益であった 96%・開催時間は妥当 73%(長い 0%、短い 10% どちらとも 17%)
・次回取り上げてほしいテーマ知能の人間拡張音のVR脳波と事業センシング活用ものづくりの現場での課題への対応
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5.2019年度活動事例 ■ビジネスコネクティング部会■
【アイデアソン企画】●システム思考×システムデザインベースアイデアソン開催(アイデアソンのレベル充実のためハッカソンから変更)慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科 白坂成功先生監修で、システム思考×デザイン思
考を会員に体験して頂き、業務や研究におけるアイデア創出、ビジネス企画に役立てていただくべく、アイデアソン(下記)を計画し参加者募集し応募が始まっていたが、コロナ対応で今年度は中止した
1.日時 第一部 2月29日(土)、第二部 3月07日(土)2.場所 産総研CPS棟模擬工場3.参加対象 会員及び一般(含学生) Compassに一般公募【アジェンダ 第一部】
・白坂教授講演「イノベーティブ思考~システムデザイン思考によりイノベーティブに考える」・コンソ活動概要説明及び産総研CPS棟見学・意見交換(アイデアディスカッションなど)
【アジェンダ 第二部】・アイデアソン・・・・協力:慶応義塾大学 白坂研の皆様・審査(審査員 産総研 谷川先生、NSSOL 南フェロー 三菱電機 水落役員技監、慶応大 白坂教授)・表彰式(賛助企業賞あり)…賛助企業候補 ヤマハ、NSSOL、三菱電機他
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7.2020年度活動計画 ■活動スケジュール■全体活動
理事会・運営委員会研究開発部会
(部会:偶数月第3水曜日)
ビジネスコネクティング部会(部会:奇数月第3水曜日)
研究会
2020年04月~05月
06月~07月6/1 理事会7/9総会
6/17部会 7/15 部会
08月~09月8月初旬 運営委員会アドバイザリーボード
8/19部会 プライベートセミナー9/16部会
10月~11月 11月初旬 運営委員会10/21部会 アイデアソン
11/18部会
2021年12月~01月
12月初旬 理事会 12/16部会・忘年会1月初旬 新春セミナー
1/20部会・新年会
02月~03月アドバイザリーボード
3月初旬 運営委員会2/17部会 3/17部会
04月~05月5月初旬 運営委員会 4/21部会及び
先導研究推進WG報告会5/19部会 5月
報告会
4月は、緊急事態宣言により会合は中止・延期5月7日より、オンライン会議で随時開催
随時活動
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7.2020年度活動計画 ■研究開発部会 抜粋■【HCMIコンソーシアムの取り組むテーマ】
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7.2020年度活動計画■ビジネスコネクティング部会抜粋■
【展示・プライベートセミナー企画】
●人材育成事業、実証支援事業の展開
●プライベートセミナー開催
昨年度実施結果を踏まえ、8-9月にて開催
テーマ案 アフターコロナを見据えた、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会
●システム思考×デザイン思考によるアイデアソン開催
• 昨年コロナ影響で中止した内容を基本として、11月に開催予定
• コロナ状況を踏まえ、開催形態については慶応SDM研究科の先生方と協議
●展示(会員企業の情報発信など)
会員企業から展示物を募り、展示会を開催