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科目名:情報メディア
使用する教科書:情報メディア実教出版
第一回内容教科書:
P6~p17
1節メディアの定義と機能
情報とは行動や意思を決めたりする時の判断材料になる事実や事柄
事実や事柄を数字や文字、記号を用いて表現したもの⇒データ
知識・・・集めた情報をいろいろな視点から分析し問題解決に役立つように蓄積したもの
(自分自身や他の人によって再利用されて新たな知識となる)
情報社会では、知識を用いて新しい技術を創り問題を解決することで社会を発展させる知識を基盤として発展させる社会⇒知識基盤社会(社会のあらゆる領域の活動の基盤)
1. ウ(判断材料)2. オ(データ)3. カ(問題解決)
4. イ(蓄積)5. ア(情報社会)6. エ(知識基盤社会)
2 情報の特徴
① 残存性・情報が残ること例) 伝承、うわさなど※「情報」のかかれた紙がなくなったとしても誰かが内容を記憶すれば「情報」として残っている
② 複製性・情報は比較的簡単に複製しやすい・情報がディジタル化されるようになると文字、音声、静止画、動画なども短時間で大量に複製でき、劣化しにくくなった。
③ 伝播性(でんぱせい)・情報は伝わり、広まりやすい性質・ディジタル化された情報はインターネットを通じ世界中にそして非常に短時間に広めることができる・電子掲示板、SNS(Social Networking Service)を利用し、個人も情報も発信できる
7. ア(残存性)8. ウ(複製性)9. イ(伝播性)
メディアとは・・・(メディアの定義)
メディア⇒・情報を表現し表現する手段のこと・発信者から受信者に情報が届けられるときに関係するすべてのもの例)本のイラストや文字なども含める
Q 教室で授業を受けるときにどのようなメディアが用いられているかを考える
例)黒板、教科書、プリント、掲示板教員や生徒の声、身振り手振り、本インターネット、文字、イラスト
画像編集アプリibisPaintX
(アイビスペイント)を使用
◎メディアの特徴(主に3つ)
① 時間を超えて情報を伝達する・洞窟や古墳に隠された壁画、石版に残された文字などから時間を超えて太古の時代の「情報」を知ることができる
・HDD(Hard Disk Drive)やDVD
(Digital Versatile Disc)などで記録でき将来の人々に引き継がれる
② 空間を超えて情報を伝達する・「狼煙(のろし)」が離れた場所どうしで情報をつたえる最古の手段であるその後、手旗信号、モールス信号などにより複雑な情報も遅れ、今日では電話、インターネットなどにより空間を越えて情報を伝えることができる
③ 多くの受信者に情報を伝達する
・手作業で文字を紙に写し取る時代を経てその後、活版印刷が実用化され、書籍などの形で非常に多くの人々に情報を伝達することができるようになった。今日では、テレビが音声と動画による情報を多くの人々に伝えることができる。
Q webサイトによる情報発信はメディアの三つの特徴のうち、どの特徴か?
A 全てに当てはまる
・Webサーバー上にデータが残っている限りは時間を超えて伝達できる・インターネット接続可能である場合どこからでも受信できるので空間も超えられる・多くの受信者に情報を伝達することもできる
10. ウ(メディア)11. エ(発信者)12. ク(受信者)13. イ(時間)
14. ア(電話)15. カ(空間)16. キ(活版印刷)17. オ(テレビ)
3 社会の変化と生活の変化
★パラダイムシフト⇒世の中の仕組みが大きく変わり、人の考え方も大きく変わること
1 狩猟生活社会から農耕・牧畜社会へ・ 狩猟の成果によってその日を生きる社会から計画的に食糧を確保する生活
・ 情報は日常会話や日々の記録に限られ外部からの情報はほとんどない
2 農耕・牧畜社会から産業社会へ・ 工業化により物が大量に生産され分業化が進んだ・ 輸送、通信機器の発達により、商品の取引、情報のやり取りの範囲が広がった
3 産業社会から情報社会へ・ 情報機器の普及とネットワーク技術の進歩により個人による情報発信が手軽になり相互に情報を交換し、共有できるようになった
・ 情報が大量生産され、一人で情報を受信、加工し発信するなど個人個人の役割が重要視されるようになった
・ インターネットによる販売に特化した企業も生まれた
4 メディアの変化と情報の選択
① 新聞・ 新聞はインターネット普及後、Webサイトでも
閲覧することが出来るようになった。
・ 読者の感想や意見を電子掲示板で共有したり、有料会員になれば過去の新聞記事を検索するためのデータベースにアクセスできるサービスを受けたりすることもできる。
② 出版・ 携帯電話やブックリーダーで読むことのできる書類を電子書類という
・ 書籍や雑誌などの出版物は書籍で販売されているが、インターネット普及後、実店舗をもたない通信販売形式の書店が増えた
※電子掲示板⇒BBS(Bulletin Board System)ともいい、記事を書き込んだり閲覧したり、コメント(送信)をつけたりできるシステム
※ブックリーダー⇒電子書籍閲覧するためのハードウェアのこと
③ 音楽・ 音楽はこれまでレコード、カセットテープ、CD(Compact Disc)、
MD(Mini Disc)などさまざまなメディアに記憶されてきたが、情報化の進展とともにディジタル化された
音楽ファイルをディジタル音楽プレーヤで聴く方法が増えている。・ ディジタル化された音楽ファイルは加工が容易である
④ テレビ・ ディジタル放送になり、画質や音質が向上し番組のあらすじや、天気予報などもデータ放送で受信できるようになった。
・ 番組のWebサイトと連動することにより、予告編など短い映像や過去のあらすじを見たり、視聴者どうしが掲示板システムで交流をはかったりすることができるようになった。
4 メディアの変化と情報の選択(続き)
18. オ(Webサイト)19. ア(データベース)20. エ(携帯電話)21. キ(電子書籍)
22. ウ(メディア)23. イ(情報化)24. カ(ディジタル)
5 メディアとコミュニケーション
○ コミュニケーションとは・・・
・ 複数の人間が、感想や意見、情報などを伝え合うこと
メディアの発達により・・・
会議やプレゼンテーションはテレビ電話やテレビ会議システムを利用できるようにになった
教育機関では・・・・ 遠隔交流学習やeラーニング医者の少ない地域では・・・
・ 医療の支援として遠隔医療が活用されている
◎ 個人による情報発信 様々な発信例と課題
今までは、情報を発信するのはマスメディア(テレビ、ラジオ、新聞など)だったが、メディアの発達により、個人による情報発信の手段も多様化し、発信しやすい環境となった
ミニブログ・・・
短い文章や画像をインターネット上に配信することにより、情報の受信者から返信ができたり、受信者によって再送信される仕組みのこと
○ SNSは
・ 一人ひとりが情報を発信することにより、見知らぬ人との新しい出会いのきっかけ、親密なコミュニケーションの場になる
・ 商品や飲食店ホテルのサービス等について個人が感想を登録する口コミ(口頭コミュニケーションの略)
を投稿するサイト、口コミサイトなど知識や経験の共有も簡単になった
アフィリエイト・・・
商品やサービスの感想を投稿し、その投稿を読んだ受信者が一定の手続きを踏んで商品を購入したり、サービス利用したりすると、売り上げの一部が情報発信者の収入となる仕組みのこと
・ 個人の情報提供はマスメディアのように情報発信の専門家ではないので、表現が正確でなかったり、偏った見方をしたりしている危険性もある
・ 受信した情報をそのまま信用せず、客観的にとらえ、他の情報と比較して正しい情報かを常に確かめなければならない
◎ 個人による情報発信 様々な発信例と課題
◎課題として
51. SNS
52. 狩猟生活社会53. 農耕・牧畜社会54. 産業社会55. 情報社会
56. ミニブログ57. コミュニケーション58. テレビ会議システム59. 遠隔医療60. アフィリエイト