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総務省の取組 平成27年5月12日 総務省 資料3

総務省の取組 - 首相官邸ホームページ · 2015. 5. 13. · 総務省の主な取組~「世界最先端it国家創造宣言」改定に向けて~ 地方の小規模事業者等によるクラウドサービス等のict利活用促進

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総務省の取組

平成27年5月12日総務省

資料3

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総務省の主な取組~「世界最先端IT国家創造宣言」改定に向けて~

◆ 地方の小規模事業者等によるクラウドサービス等のICT利活用促進

◆ 東京オリンピック・パラリンピック等の機会を捉えた最先端のIT利活用による「おもてなし」の発信

世界最先端IT国家創造に向け、ICTを徹底活用した新産業創出の基盤構築に向けた取組を実施。

地域の小規模事業者等による、最新の情報通信環境を活用したクラウドサービス、スマートフォン等のICTの利活用を促進することにより、地域の産業や小規模・個人事業者等の収益性・生産性向

上と共に、地域の活性化を推進していくことが必要。そのため、地域金融機関や士業等も含む民間企業等で構成される推進体制を整備する。

東京オリ・パラを契機とし、世界最先端のICTの徹底利活用及び社会全体のICT化の進展により、新産業の基盤となるものをレガシーとする。そのため入国から、移動、滞在、出国まで一貫した行動のシームレス化を目指し、誰もが利便性を享受できる環境を構築。

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地域の小規模事業者等におけるICT投資を促進させるための方策

Ⅰ. ICT投資を促進させるための方策として、次の5つの柱に整理

1.ICT利活用の周知

(1)動画等を活⽤した分かりやすく成功事例集インデックスの整備(2)成功体験のある、⼜は実践して効果を実感しはじめているユーザ事業者等によるプレゼン⼤会の実施(3)ICT利活⽤のメリットや導⼊事例を明確に伝えられる⼈材の確保 等

2.ICT利活用の推進

(1)同業団体等を含む地域のユーザ事業者を対象として、成功事例に係るプレゼンや、様々なクラウドサービス等に係るセミナー等の開催

(2)これから導⼊しようとする者向けの導⼊ガイドの整備(3)他の業種から転換し、クラウドサービス導⼊の⽀援等をする「新たな担い⼿」の創出 等

3.ICT利活用促進のための触媒的・仲介機能の活用

事業承継や⾏政⼿続き等のタイミングを活⽤して、ICT利活⽤の効果を伝えるため、地域⾦融機関、⼠業、同業団体等との連携 等

4.ICTサービス提供事業者によるICT利活用促進策

(1)都市部ICTベンダと地域ICTベンダとの継続的な連携促進、⼈材育成(2)利⽤者に対してクラウドサービス等の「運⽤・使い⽅」について⽀援する者の創出 等

5.ICTサービス普及のための環境整備

(1)個⼈番号カードの活⽤と、電⼦調達システムの利便性向上(2)法⼈番号の活⽤と、電⼦調達システムの利便性向上

Ⅱ. 上記1~4について、一体的かつ効果的に推進する体制を確立し、早急に推進

Ⅲ. KPIの設定を行い、PDCAを適切に実行・評価の上、その後の在り方を検討

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東京オリンピック・パラリンピック等の機会を捉えた最先端のIT利活用による「おもてなし」の発信

入国から、移動、滞在まで一貫した行動のシームレス化を目指し、誰もが利便性を享受できる環境を構築。

(1) 無料公衆Wi-Fi、第5世代移動通信システム、4K・8Kなど、ICTインフラの高度化

(2) 多言語翻訳、ビックデータ・オープンデータ、デジタルサイネージ、コンテンツ発信等高度な利活用により、実現する社会像、感動、体感するサービスを含めた具体化

(3) 以上を支える、サイバーセキュリティの確保による「安心・安全なICT社会」を世界に発信。

スマートな入国手続き

スマートな移動

競技中 滞在中

全国各地に波及/世界各国に展開

Wi-Fi全国整備、4G普及/世界に先駆けた5G実用化

サイバーセキュリティの確保による最高水準の安心・安全なICT社会実現

競技場

選手村

街病院病院

観光地空港

宿

デジタルサイネージによる観光情報等

個人に最適な情報発信・スマホ連携

4K・8Kパブリックビューイングでの

超臨場感・感動共有

多言語音声翻訳の実現

店舗店舗

快適に利用できる

Wi-Fi環境の実現

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参考資料

○地方の小規模事業者等によるクラウドサービス等のICT利活用促進 関係・・・1

○東京オリンピック・パラリンピック等の機会を捉えた最先端のIT利活用による「おもてなし」の発信 関係 ・・・・・・・・12

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地域の小規模事業者等におけるICT投資を促進させるための方策(案)

※ 実施時期、実施場所、導入主体及びその業態、利用したクラウドサービスの態様、どのように業務改革に役立ったか、投資により得られた効果の実例等を検索できるようにする。

1.ICT利活用の周知

1-(1) 成功事例インデックスの整備①対象: ICTの導入に関心を有する者や、他人に対しICT導入を奨励する立場の者②内容: 各ICT事業者や関係機関等が制作している成功事例集を一堂に集め、それらを一覧できるイン

デックスを整備

③媒体: 冊子、DVD、ネット掲載 等④内容: 文字のほか、図表、写真を多用

特に、ICTツールを活用した際の効果をイメージしやすい動画の活用も工夫※ 分野、主体等のキーワードの他、フリーワード検索により用意に類似例を検索できるようにする。

⑤周知方策:ホームページへの掲載・更新、セミナー・相談会の開催等

1-(2) プレゼン⼤会の実施①手法 WEB上でのリアルタイム動画中継

成功体験のある、又は実践して効果を実感しはじめているユーザ事業者等を募集し、経験を基にしたプレゼンテーションを競う。

②頻度 2回/年程度③優秀者 クラウド導入支援者として、地域のユーザ事業者や地域機関等でのセミナーで講演

1第4回検討会資料より

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地域の小規模事業者等におけるICT投資を促進させるための方策(案) 2

①対象: 地域の利用者(中小規模事業者、観光業協会、旅館業組合、建設業協会、商工会議所、商工会、農業協同組合 等)

②セミナー: 自らICT導入を実施し、成功した事業者等による動画等を用いた成功体験に係るプレゼン様々なクラウドサービスの紹介

③セミナー後の相談会: 各社のブース等を設けて、実際にサービスを触ってもらうなどの相談会

④情報提供するコンテンツ:ⅰ)実施地域ごとに、ブランド化している産業又は目指している産業とその関連産業に併せて実施

例)同じ産業の成功事例や、同じ産業でよく使われているカスタマイズ例

ⅱ)各自治体で策定する「地方版まち・ひと・しごと創生総合戦略」も参照

⑤実施地域: 全国で展開できれば良いが、リソースの制限から、当面優先的に取り組む地域を絞り込み、地方創生、観光立国、国土強靭化、農業再生等の政府の方針及びブロードバンドの整備状況を考慮して地域・業種を設定(次に例示)

ⅰ)人口流出が著しい地域ⅱ)地域クラウド事業者等の積極的なICTサービス提供主体の多い地域ⅲ)地域の中小規模事業者等からの要望が多い地域ⅳ)自治体、地域金融機関、地域小規模事業者、商工会議所、各省等からの協力の要望のある地域

⑥実施頻度: セミナー規模の大小を問わず。例) 概ね各道府県で2回(≒100回/年)、概ね各道府県で3回(≒150回/年)、それ以上

⑦同業団体等を通じた普及:商工会議所、企業ユーザ会等が主催する各種セミナー等にも講師を派遣するなど効果的に展開例)地域の旅館業組合を通じた旅館、ホテル、民宿業等への普及、 地域の観光協会を通じた観光施設、土産店等への普及

地域の単位農協、生産者組合を通じた農家への普及、 地域の建設業協会を通じた土木、建築業者への普及

2.ICT利活用の推進(1)

2-(1)セミナー等の開催

第4回検討会資料より

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地域の小規模事業者等におけるICT投資を促進させるための方策(案)

①クラウドサービス等を活用したICTを導入しようとする利用者にとって手助けになる資料などを整備

②利用者のICT活用度合いに応じたものとなるよう、複数タイプで作成1)電話、FAXによる事業活動から、クラウドサービスを活用する事業へ2)PC、Eメールを活用した事業から、過去データも全てクラウドサービスへ移行させる事業へ 等

③成功事例も盛り込む。

2.ICT利活用の推進(2)

2-(2)導⼊ガイドの整備

①他の業態からの転換によるクラウドサービス導入を支援する新たな担い手の創出促進②専らICTサービスを提供してきた事業者以外にも、クラウドサービスやコンサルティングサービスの提供分野

に進出しようとする者の希望に応じて、クラウドサービス等の主導・仲介に必要な知識・技能に係る勉強会の実施

2-(3)新たな担い⼿の創出

3第4回検討会資料より

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地域の小規模事業者等におけるICT投資を促進させるための方策(案)

①事業承継や融資を受けるタイミングは、経営層にとって、事業活動を見直し、かつ、改革するタイミング②初期投資・経常費用の低いクラウドサービス等を活用したICTを導入することで、事業者の経営が向上し、地域経済へも

好影響

3.ICT利活用促進のための触媒的・仲介機能の活用

3-(1)地域⾦融機関との連携関係構築

<取組案>(1)地域金融機関や士業等へのセミナー実施:

①地域金融機関へもICT投資による事業活動の効果・メリットについて説明を行い、理解してもらう。②同業種組合等における研修等へも出席し、説明③セミナーに併せて展示会・相談会を開催し、ビジネスマッチングの場も設ける

(内容・例) 地域の主な産業に係るICT化による成功事例様々なクラウドサービスの展示・紹介サービスを実際に試してみてもらうなどのデモ・模擬体験 等

(2)地域金融機関が開催する地域の小規模事業者を対象とするセミナー等における講演:地域の利用者が集まる場へ出向き、ICT利活用の成功事例や様々なクラウドサービスの紹介等を実施

(3)連携先機関による助言:連携先機関に対し、地域の小規模事業者等におけるICT利活用推進について勧奨

例: 地域の税理士会で、常設税務相談所、特設税務相談会等の税務支援事業においてICT導入の助言をしてもらう。地域の行政書士会で、会社設立、許認可申請、遺言作成等の場面でICT導入の助言をしてもらう。 等

(4)導入ガイドの制作・配布

3-(2)⼠業との連携関係構築事業承継の際の助言、納税等の行政手続きなどは、確実に必要となる機会であり、全ての事業者にあるタイミング

(日本行政書士連合会、日本税理士連合会、日本公認会計士協会)

3-(3)その他、⽐較的ICTを活⽤している、⼜は、地域の他業種への波及効果が⾼いと⾒込まれる業種との連携

業種ごとに、ICTの活用度合に差があることから、比較的ICT活用に慣れている業種にも積極的に、ICT投資による事業活動への効果・メリットについて、情報提供を行う。(全国電機商業組合連合会 等)

4第4回検討会資料より

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地域の小規模事業者等におけるICT投資を促進させるための方策(案) 5

前述セミナー等を含め、中小規模事業者に向けた説明機会・相談対応の充実・強化 等

4.ICTサービス提供事業者によるICT利活用促進策

4-(1)ICTベンダによるクラウドサービスの積極的な開発と展開

①対象 主として地域ICTベンダ②講師 主として都市部ICTベンダ③頻度 まず、②に掲げるセミナーに合わせ開催。その後、地域の要望に応じて適宜開催④形式 都市部ICTベンダからクラウド技術者等の派遣した勉強会

又は、必要に応じてWEB会議⑤内容 クラウドサービス提供ビジネスに必要な技術・ノウハウ 等⑥連携した活動の実施:

地域のユーザ事業者等に対するクラウド等ICT導入の周知・働きかけ例) 各種同業組合等主催の勉強会やイベントに参加・出展させてもらい、セミナーや相談会等の実施

例) 地域の実情に応じ、特に連携が求められる分野に対し集中的に実施(例:北海道における旅館業、建設業)

4-(2)既存ベンダと新規ベンダの連携によるクラウドサービス⼈材の育成

従来のシステム開発者、ソフト開発者とは異なる、クラウド導入を支援する主体、利用者が相談できる主体などの育成

4-(3)クラウドサービス展開・普及に適した新たな提供主体・事業者の育成

地域経済の活性化・地域課題の解決を目的として、データ活用環境の整備と専門知識を有する人材の派遣をパッケージで支援する仕組みを創設

4-(4)データ活⽤⼈材

第4回検討会資料より

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地域の小規模事業者等におけるICT投資を促進させるための方策(案)

国の機関等と民間企業の間の、契約や調達手続のICT化を推進し、ICT化に対応する企業であれば、場所や時間を問わず手続に参加することを可能とすることにより、以下の効果が期待。

① 地域の企業における、国の機関等の実施する物品・サービスの調達への参入機会の拡大。

② 書面の手続等に必要であった紙や人員の効率化、人の移動に伴う時間やコストの効率化等を通じた企業負担の軽減。

(1)想定される効果

(2)想定される具体策① 個人番号カードの活用と、電子調達システムの利便性向上

1)来年1月以降、個人番号カードは全ての国民に無料交付、対応する公的個人認証サービスが開始。

2)地域の企業の担当者が、当該担当者の個人番号カードを使って、資格審査から電子契約にいたる全ての調達手続を電子的に処理(書面無し、対面無し)できるシステムが整備される。

(検討課題)〇 個人番号カードによる認証範囲を補完するための、システム・ルール上の具体策

② 法人番号の活用と、電子調達システムの利便性向上

1)本年10月以降、全ての企業に対し、法人番号が付番開始(番号に対応する企業名、所在地が公表)。

2)電子調達システムにおいて、資格審査に関る情報、調達事案に関る契約情報等を法人番号で管理。当該番号を通じ、地方自治体等からの要請に応じて情報提供。

(検討課題)〇 自治体側の協力・対応、地方自治体の認証の具体策

5.ICTサービス普及のための環境整備 官民の契約・手続きの電子化促進

6第4回検討会資料より

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【担当者】

委任・登録

②ログイン/申請【担当者】

公的個⼈認証サービス証明書発行・失効等管理

J-LIS(地⽅公共団体情報システム機構)

登記情報

法務省

担当者の本人性及び申請書の真正性

の確認③資格審査/確認

電子調達システム 個人番号カードなどへの対応(イメージ案)

【代表者】

①委任・権限情報登録

電⼦委任状

④電子入札

契約

⑤電子契約

⑥契約実績結果登録

契約

落札者

価格

地⽅公共団体

都道府県 市区町村

資格申請情報

審査結果情報

利⽤者証明シリアル番号

商業登記認証局

<個人認証局> <法人認証局>

<資格の情報管理>

法⼈番号

法⼈代表者の証明書

担当者の証明書

電⼦委任状

法⼈番号 法⼈番号

<契約情報管理>

<審査結果>

資格申請文書

電子証明書

資格申請文書

電子証明書

入札書

電子証明書

契約文書

電子証明書

個⼈番号カード

証明書の有効性

を確認

⼊札

国企業等担当社

法人の実在性、担当者の権限委任等の「資格」の有無についての確認

電⼦証明書

証明書の有効性を確認

資格の確認本⼈性等の確認「資格」の有無等、文書の真正性の

確認

「資格」の有無等、文書の真正性の

確認

検索権限委任等の確認

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地域の金融機関等その他関係者

その他団体・全国農業協同組合連合会・全国森林組合連合会・全国漁業協同組合連合会・全国商工会連合会・日本観光振興協会・日本旅館協会・全国建設業協会・全国飲食店振興協会・全国電気商業組合連合会・日本ケーブルテレビ連盟

⾦融機関・全国地方銀行協会・第二地方銀行協会

⼩規模農林⽔産業経営体 178万農業経営体 164万林業経営体 3万⽔産業個⼈経営体 11万

都道府県レベル

⾦融機関・信用保証協会:51・農業信用基金協会:47

⾦融機関・地方金融機関信用組合:154信用金庫:268地方銀行:105(第一:64・第二:41)

その他団体・都道府県農業協同組合中央会:47・都道府県漁業協同組合連合会:47・都道府県森林組合連合会:46・都道府県商工会連合会:47・日本観光振興協会支部:8・日本旅館協会支部:10・都道府県建設業協会:47・飲食店振興協会支部:10

その他団体・同業組合

JA:694、森林組合:672、漁業組合:2,330

・商工会:568事務所・商店街:1,009団体・家畜保健衛生所:201事務所・地域にある観光協会

資格制度等・地域情報化アドバイザー:個人80名団体2者・中小企業診断士:22,544名(H26.4)・公認会計士:27,204名(H26.12)・税理士:75,031名、2,984法人

(4,391事務所)・行政書士(個人・法人):45,314名

資格制度等・都道府県中小企業診断協会:47・日本公認会計士協会地域会:14・各地域税理士会:15・各都道府県行政書士会:47

資格制度等・中小企業診断協会・日本公認会計士協会・日本税理士会連合会・日本行政書士会連合会

⼩規模・個⼈事業者等は、圧倒的多数であり、地域において、⼩規模事業者等の周りに所在する地域⾦融機関や同業組合等とも協⼒して推進していくことが必要。

⼩規模事業者 334万中規模企業 51万

地域レベル全国レベル

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1. ケースから考えられるICT投資の阻害要因は、大きく次の3つと考えられる① ICT投資効果に係る理解の不足 ②自らの資金・目的に合致するサービスを見つけにくい ③導入コスト高

2. ICT専門人材がいない場合でも、従業員数が小規模でも、クラウドサービス導入により成果が上がっている

検討会におけるケーススタディから

導入の契機 導入の障壁 効果

・情報共有の迅速化・売上増加・生産性向上・営業行動数増加・代理店との情報共有円滑化

当時3⼈で業務ICT専⾨⼈員

0⼈

ICT専⾨⼈員0⼈

ICT専⾨⼈員あり

・30代以下の若手社員(80%以上)が多く、後輩への技術や知識の伝承が不十分

・工場間での情報共有不足により、製品の品質のばらつきが発生

・先代社長から導入効果が不明と反対された⇒諸課題をICTで解決できる旨を説明して説得

・サーバー管理に人員を割けない⇒ICT専⾨⼈員が不要なクラウドサービスを導⼊

・通販サイト立ち上げによって増加した、問合せへの対応の迅速化と精緻化が必要

・商談状況や各従業員の業務状況を可視化し、情報共有と業務連携が必要

・予約チャネルの多様化、個人旅行者の増加等の変化に伴い、マーケティング力の強化や、旅館内で受付、 現場、客室、料理などの各部門間での双方向の情報共有の迅速化、正確性の向上が必要

・新規ICT投資を検討したが、北陸新

幹線開業に伴う客室改修工事等へ

の投資が優先された

・新規ICTの導入のコストが高く、費

用対効果が不透明

現在さらなる検討が⾏われているところ

・少ない従業員体制でのシステム自社構築は難しい⇒ICT専⾨⼈員が不要なクラウドサービスを導⼊

・自社サイトのアクセス件数の増加・導入半年で売上目標達成・新規顧客20%増加・利益率35%以上を確保・問い合わせ対応の迅速化

大創株式会社(製造業)

株式会社ツルガ

(ネジ小売)

株式会社加賀屋

(旅館業)

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クラウド等を活用した地域ICT投資の促進に関する検討会

1.目 的

2.検討内容

(1) ICT化が期待される分野に対するネットワークを利用したICT投資の促進方策(2) ICTの小規模・個人事業者への活用の在り方(サービスの付加価値や生産性向上面 等)(3) 地域における企業と行政間及び企業相互間のICTの利活用の在り方(4) 地域におけるICT人材の活用と育成の在り方(5) その他関連する事項

「日本再興戦略」や「まち・ひと・しごと創生総合戦略」などにおいても指摘されているように、地域の活性化は、我が国における最重要課題である。

ICTは、距離や時間等の制約を克服し、地域の創意工夫を生かしたイノベーションや新産業の創出を可能とすることによって官民のサービスをはじめとする地域のサービス水準の維持・向上、地域の産業や小規模・個人事業者の収益性・生産性向上及びイノベーションの創出に有効な手段であり、更なる利活用の推進が期待されている。

一方で、我が国では全国的に超高速ブロードバンド環境の整備が進み、ネットワークを通じたアプリケーションサービスやクラウドサービスが至る所で利用可能となっており、これらを用いたICTの利活用の推進、ICT投資の促進を図ることが重要と考える。

以上を踏まえ、本検討会は、地域の活性化を図るためICT投資の一層の促進を図るための具体策の検討を目的とする。

3.スケジュール

• 2015年 1月26日 第一回検討会• 2015年 2月20日 第二回検討会• 2015年 3月24日 第三回検討会• 2015年 4月24日 第四回検討会• 2015年 6月 一定の取りまとめ

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構成員

村井 純 慶應義塾大学環境情報学部長 教授 大塚 雅一 大創株式会社 代表取締役 社長

谷川 史郎 株式会社野村総合研究所 理事長 敦賀 伸吾 株式会社ツルガ 代表取締役社長

手塚 悟東京工科大学コンピュータサイエンス学部教授

渡辺 淳也 株式会社恵和ビジネス 代表取締役社長

小田與之彦 株式会社 加賀屋 代表取締役社長

中西 晶明治大学 経営学部 教授

大学院 経営学研究科 専攻主任

前田 香織 広島市立大学 情報科学研究科 教授 横山 直人 フェイスブック パートナー事業部 日本代表

齋藤 義男 東日本電信電話株式会社 理事

東海林 崇KDDI株式会社ソリューション事業本部長執行役員常務

桑原 義幸広島県 情報化統括責任者兼業務改革責任者(CIO)

森下 健作 富士通株式会社統合商品戦略本部 本部長

織田 浩義日本マイクロソフト株式会社 執行役 常務パブリックセクター担当

今井 恵一(一社)テレコムサービス協会政策委員会委員長

吉崎 敏文日本アイ・ビー・エム株式会社執行役員 スマーター・シティー事業担当 【オブザーバー】

鈴木 良之 株式会社インテック取締役副社長 市川 類 内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室

宇陀 栄次株式会社セールスフォース・ドットコム特別顧問

野水 克也 サイボウズ株式会社社長室フェロー (構成員20名・敬称略・順不同)

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誰もが簡単にアクセス

可能な環境の実現

無料公衆無線LAN環境の整備の促進

○ 2020年までに外国⼈の導線における主要な観光・防災拠点にWi-Fiスポットを整備するため、⾃治体への⽀援を実施。○ 訪⽇外国⼈旅⾏者が快適に利⽤できる無料公衆無線LAN環境の整備を促進するため、総務省、観光庁が事務局となり、駅、空

港等のエリアオーナー、⾃治体、通信事業者等から構成される協議会(無料公衆無線LAN整備促進協議会)を昨年8⽉に設⽴。本協議会を通して無料公衆無線LANの整備促進、共通シンボルマークの導⼊、利⽤可能場所等の周知、利⽤開始⼿続きの簡素化・⼀元化等を推進。

整備促進PT 周知広報PT

幹事会(方針の決定) 事務局(総務省、観光庁)

認証連携PT

【スケジュール案】

【推進体制】

無料公衆無線LAN整備促進協議会

【認証連携イメージ】

官民連携して、共通シンボルマークの掲出、掲出場所等の国内外への周知無料公衆無線LANスポットのオープンデータ化

整備促進

認証連携

周知広報

関係業界等を含め整備の働きかけ・促進

実証実験

手続簡素化方法の検討・調整 手続簡素化実現

共通シンボルマークの掲出基準の作成

官民連携により主要な観光・防災拠点にWi‐Fiスポットを整備

【整備イメージ】

空港

カフェ

観光地

一回の利用登録手続きで、サービス提供者の垣根を越えて利用可能

宿泊施設

商業施設

認証登録画面・メールアドレス・性別 等を登録

空港等で一度登録すれば、移動先で簡単に接続

整備状況等の調査

認証方法の調査実装・実用化

【整備場所】

全国の交通・商業施設、観光、防災拠点等

2020年に向けて、重点整備箇所となる(公共的な)観光拠点及び防災拠点について、整備を完了。

※重点整備箇所となる(公共的な)観光拠点及び防災拠点全てに整備を実施した場合、整備費用は約311億円と推計

整備支援 地方自治体への補助金・交付金等を通じた整備支援

リオ大会

ラグビーワールドカップ

東京2020大会

2014 2016 2018 2020201920172015

12

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世界に先駆け5G実用化

関係制度整備5G研究開発の加速

国際連携、標準化5G向け周波数の国際

分配

5Gシステム総合実証

【5Gの求める条件】

○第5世代移動通信システム(5G)の2020年の商⽤化を⽬指し、産学官の連携により、⼤容量化、超⾼速化、多数接続及び低遅延化等に関する技術の研究開発を推進。

○ 2017年度から5Gの各種技術を統合した実証を開始し、 5Gのネットワークシステムやサービスモデルのイメージを醸成。

○ 実現に向けて国際連携を強化し、必要となる周波数帯の確保及び国際標準化を推進。

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第5世代移動通信システムの実現に向けた取組

第5世代移動通信システム

【スケジュール案】

【推進体制】

第5世代モバイル推進フォーラム(5GMF)• 国際標準化、研究開発の⽅向付け• 総合実証とサービスモデル等のイメージ醸成

キャリア、ベンダ等• 研究開発の推進• 5Gサービスモデルの開発

総務省• 研究開発の推進• 必要周波数帯の確保• 国際標準化の推進 など

リオ大会

東京2020大会

WRC-15 WRC-19

ラグビーワールドカップ

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言葉の壁のない社会の実現

ICTを活用した多言語対応 (「グローバルコミュニケーション計画」の推進)

○世界の「⾔葉の壁」をなくしグローバルで⾃由な交流を実現する「グローバルコミュニケーション計画」を推進するため、情報通信研究機構が開発した多⾔語⾳声翻訳技術の精度を⾼めるとともに、⺠間が提供する様々なアプリケーションに適⽤する社会実証等を実施する。これにより、ICTを活⽤したイノベーションを加速し、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの際には、本技術を活⽤して「⾔葉の壁」がない社会をショーケースとして世界に発信する。・多言語音声翻訳の対応領域、対応言語を拡大するための研究開発

多⾔語⾳声翻訳技術の翻訳精度を向上し、対応⾔語数を拡⼤する。また、雑⾳対策や⻑⽂翻訳など、翻訳精度の向上に向けた研究開発を実施する。

・病院、商業施設、観光地等における社会実証

産学官の連携により、多様なアプリケーションの社会実証を集中的に実施する。病院 ショッピング

多言語対応型レジ端末により、商品の購入や問合せなど、外国人客の要望にきめ細やかに対応

多言語対応ヘッドセット等のウェアラブル機器を用い、症状や病名の翻訳など 医師と患者のコミュニケーションを支援

多言語音声翻訳システムの仕組み

スマートフォンなどに話しかけると即座に他の言語に翻訳して、音声出力する

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リオ大会

「グローバルコミュニケーション計画」の推進

実装・実用化多言語音声翻訳技術の研究開発及び技術実証高精度に翻訳可能な言語を10言語に拡大

各地域、民間企業(鉄道、空港等)による多言語音声翻訳アプリ・VoiceTra等の活用

リオ大会

東京2020大会

基本技術の確立

大規模実証・改善翻訳可能な10言語のさらなる精度向上

【推進体制】

総務省(メーカ、大学等研究機関による研究開発)

グローバルコミュニケーション開発推進協議会(産学官で構成) 等

【利用場所】

全国(成田空港での実サービス(NariTra)の提供や京浜急行電鉄、東京都における試験利用等)

ラグビーワールドカップ

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◆「Welcome To The Railworld 日本編」(マレーシア)

○ 日テレ・マレーシアMediaPrimaによる共同製作。日本各地の観光地や食・文化を、マレーシア人タレントが鉄道を通じて紹介。

○ 取材地選定等で観光庁・JNTOからの協力。また、高速鉄道のPRを目的として東北新幹線を取材。

○ 2015年1月から毎週木曜21:30~22:00に放送(全10話)。

放送コンテンツの海外展開

放送コンテンツ海外展開の目指すもの

「地方の創生」

「ビジット・ジャパン戦略」

「クール・ジャパン戦略」

国家戦略への貢献様々な分野への波及

・外国⼈観光客誘致・地域活性化への貢献

・流通、ファッション、食、音楽等の発信

放送コンテンツの海外展開

2014 2016 2018 2020201920172015

番組で取材する新幹線

世界各国で日本コンテンツが日常的に視聴

放送コンテンツ海外展開促進の継続的取組(関係省庁と連携しつつ、総合的に支援)

ASEAN6カ国への

放送コンテンツ展開

沖縄(玉泉洞)での取材の様子

【これまでの取組の例】

○関係省庁(総務省・経産省・外務省・観光庁)が

密接に連携しながら、コンテンツ製作・現地化

(字幕付与等)から海外での発信・プロモーショ

ン活動まで、 一体的、総合的かつ切れ目なく支

援を実施。

【今後の取組】

ラグビーワールドカップ

東京2020大会

放送コンテンツの売り上げ目標の達成(海外輸出額の現在の3倍)

沖縄(玉泉洞)での取材の様子

【スケジュール案】

【推進体制】 (一社)放送コンテンツ海外展開促進機構を中心に、

放送局や権利者団体が協力しつつ推進。

【展開先】 ・当面はASEANをはじめとするアジア等の新興国・2020年に向けて世界各国

リオ大会

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○4K・8Kは、⾼精細で臨場感ある放送を実現し、視聴者の選択肢の幅を拡⼤。○2014年9⽉に公表した4K・8K推進のためのロードマップでは、2016年にBSによる4K・8K試験放送開始、2018年までの可能な限り早期にBS等

による実⽤放送開始、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催時には、4K・8Kが普及し、多くの視聴者が市販のテレビで4K・8K番組を視聴できる環境を整備することを⽬標。

○4K・8Kの推進に当たっては、以下のような課題があり、4K・8Kロードマップに関するフォローアップ会合において検討するとともに、政府としても2020年の東京オリンピック・パラリンピックを⾒据え、実⽤放送開始時のチャンネル数拡⼤に向けた技術的実証を実施し、4K・8Kを着実に推進。・対象とする伝送路・サービス充実のための帯域確保・2018年以降の対象伝送路・4K・8K対応の受信機の開発・市場投⼊時期・その他(ロードマップの対象期間の延⻑、地上放送の取扱い)

2014 2016 2018 2020201920172015

4K・8Kの推進

4K・8Kの推進

【スケジュール案】

4K実用放送

(チャンネル数拡大)

【推進体制】

(一社)次世代放送推進フォーラム

4K・8K試験放送 4K・8K実用放送

リオ大会

ラグビーワールドカップ

東京2020大会

・4Kテレビ:2020年に約2700万台が普及(国内世帯普及率:50%超)

【 4Kテレビの世帯普及率】 【超高精細映像技術の利活用のイメージ】

【2020年の目指す姿】

CSCATV等

CSCATV等

BSBS

・国内経済効果:2013年~2020年の累計36兆円程度

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公共交通情報の提供

便性を街全体で体感オープンデータの利便性を街全体で体感

オープンデータ利活用環境の整備(公共交通情報等)

○街全体でオープンデータを利活⽤し、新しいサービスを⽴ち上げたり、試⾏したりできる環境を整備するため、公共交通情報提供のワンストップサービスを実現するとともに、様々な分野のデータを組み合わせる際の課題を解決するための社会実証等を実施する。これにより、2020年オリンピック・パラリンピック東京⼤会の際には、オープンデータを活⽤した新しいサービスを街全体で体感できる環境をショーケースとして世界に発信する。・公共交通情報提供のワンストップサービスの実現

リアルタイム性、多⾔語対応、障がい者への留意等の観点を踏まえ、各公共交通事業者が保有する公共交通情報をワンストップで利⽤できる環境を構築する。

・観光地等における社会実証

産学官の連携により、様々な分野のデータを組み合わせた新しいサービスに関する社会実証を実施する。

2014 2016 2018 2020201920172015

リオ大会

オープンデータ利用環境の整備

公共交通情報提供のワンストップサービスの実現

公共交通情報提供の標準プラットフォーム構築

様々な分野のデータを組み合わせた社会実証

東京2020大会

ラグビーワールドカップ

【推進体制】

公共交通オープンデータ研究会(一社)オープン&ビッグデータ活用・地方創生推進機構 等

リオ大会

【レストラン】・注⽂や⽀払いも簡単・ハラルやアレルギー等にも対応 【観光案内所・コンシェルジュ】

・希望に合わせた観光ルート紹介・予約

【ナビゲーション】・⽬的地までの経路案内や観

光情報、イベント情報等も 【交通】・経路検索、予約、⽀払い等も簡単

【空港】・⽬的地まで交通案内や両替などもスムーズに

【利用場所】

全国(関東を中心)

【実現イメージ】

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【実現イメージ】

○ IoT(Internet of Things)の本格的普及など、今後⾒込まれるICT環境の⼤きな変化に対応した新たなサイバーセキュリティ対応体制・⽅策を確⽴し、国⺠の社会経済活動の基盤となる世界⼀安全なサイバー空間を実現。

○ 2020年東京⼤会をマイルストーンとして、関係主体の協⼒の下、以下の取組等を推進。・ 情報共有や実践的⼈材育成を⾏うための官⺠連携体制の整備・ 2020年東京⼤会を⾒据えた⼤規模サイバー演習環境の構築さらに、これらの取組により構築した最先端のセキュリティ基盤を、2020年以降も東京⼤会の資産(レガシー)として持続・発展。

2014 2016 2018 2020201920172015

世界一安全なサイバー空間の実現

世界一安全なサイバー空間

の実現

【スケジュール案】

ラグビーワールドカップ

東京2020大会

リオ大会

【推進体制】 【展開先】

情報共有や実践的人材育成を行うための官民連携体制の整備 2020年東京大会を見据えた大規模サイバー演習環境の構築

政府

ICT関連事業者

情報共有

連携強化

大規模サイバー演習環境の構築

政府機関、重要インフラ事業者、東京大会関連組織 等への展開を想定

総務省、テレコム・アイザック推進会議、民間企業 等

(総務省では、情報セキュリティ アドバイザリーボードを開催)

・構築環境を用いた実践的演習の実施によるセキュリティ人材の育成

世界一安全なサイバー空間の実現

官民連携体制の整備

大規模サイバー演習環境の構築

重要インフラ事業者等

人材育成

・強化された官民連携体制の下での先導的情報共有スキームの運用

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デジタルサイネージを通じた情報発信等実現

【実現イメージ】

デジタルサイネージは公共空間等に数多く設置され、非常に有用な総合情報通信端末として進化。2020年には、下記のような利用シーンが実現。

【災害情報やオリンピック等情報などの一斉配信】災害等の緊急時における災害情報、避難所情報等や、オリンピック・パラリンピックの情報等をデジタルサイネージから⼀⻫配信

【多言語対応】訪⽇外国⼈に対して、観光情報や競技情報、災害情報等を多⾔語で情報提供。サイネージにかざしスマホタブレットに⾃国語で表⽰。

【個人に最適な双方向サービス】スマートフォン等の他のデバイスとの連携等により、個⼈に最適な双⽅向による情報提供、Wi-Fiスポットとしての活⽤、美術館や博物館、レストラン等の

クーポンの⼊⼿等【全国・世界で4K・8Kパブリックビューイングの実現】開催地東京のみならず、地⽅、海外においても、オリンピック・パラリンピックの感動を共有できる場の提供

2014 2016 2018 2020201920172015

デジタルサイネージの機能の拡大

デジタルサイネージの機能

の拡大

【スケジュール案】

クラウド技術を活用したデジタルサイネージ相互運用性の検証

W3Cへの提案 ITUへの提案W3C・TPAC(日本)

クラウドシステム構築、相互接続の実現

W3C、ITUへの標準化活動

ラグビーワールドカップ

東京2020大会

リオ大会国内標準仕様作成

【推進体制】

標準化:デジタルサイネージコンソーシアム、国、設置:東京都、民間企業等【整備場所】

東京都ほか全国

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2020年に向けた社会全体のICT化推進に関する懇談会の開催

2020年に開催される「東京オリンピック・パラリンピック競技大会」(以下「東京大会」という。)は、

日本全体の祭典であるとともに、我が国のICTに関わるサービスやインフラの高度化を図り、世界に日本のICTを発信する最高のチャンスとして期待されている。また、国際オリンピック委員会(IOC)に提出された立候補ファイルにおいても、東京大会については、日本の優れたICTを活用した実施していく旨を表明しているところである。

以上を踏まえ、本懇談会は、東京大会以降の我が国の持続的成長も見据えた、2020年に向けた社会全体のICT化の推進の在り方について検討を行うことを目的とする。

目 的

検討内容

(1) 社会全体のICT化の推進に向けたアクションプラン① 実現を図るべき事項

(無料公衆無線LAN環境の整備促進、ICTを活用した多言語対応、 放送コンテンツの海外展開、4K8Kやデジタルサイネージの推進、第5世代移動通信システムの実現、オープンデータ等の活用等)

② 目標とすべき時期(2) 官民の役割分担

スケジュール

本年夏頃を目途に中間とりまとめの予定。

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【有識者】

内永 ゆか子 NP0法人ジャパン・ウイメンズ・イノベイティブ・ネットワーク理事長

岡 素之 住友商事株式会社 相談役 (座長)

近藤 則子 老テク研究会 事務局長

坂村 健 東京大学大学院情報学環・学際情報学府 教授(座長代理)

佐々木かをり 株式会社イー・ウーマン 代表取締役社長

坂内 正夫 国立研究開発法人情報通信研究機構 理事長

須藤 修 東京大学大学院情報学環・学際情報学府 教授

知野 恵子 株式会社読売新聞東京本社 編集委員

【オリンピック・パラリンピック組織委員会関係】

秋山 俊行 東京都副知事

武藤 敏郎公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会事務総長

【関係省庁等】

平田 竹男 内閣官房2020年オリンピック・パラリンピック東京大会推進室 室長

向井 治紀 内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室 室長代理(CIO)

芦立 訓 文部科学省 大臣官房審議官(スポーツ・青少年局担当)

大橋 秀行 経済産業省 大臣官房審議官(IT戦略担当)

北本 政行 国土交通省国土政策局 大臣官房審議官

2020年に向けた社会全体のICT化推進に関する懇談会 構成員

(27名・敬称略・50音順、平成27年4月1日現在)

【通信事業者】

鵜浦 博夫 日本電信電話株式会社 代表取締役社長小野寺 正 KDDI株式会社 代表取締役会長

宮内 謙 一般社団法人電気通信事業者協会会長ソフトバンク株式会社 代表取締役社長兼CEO

【放送事業者】

井上 弘 一般社団法人日本民間放送連盟 会長株式会社TBSテレビ代表取締役会長

西條 温 一般社団法人日本ケーブルテレビ連盟 理事長

籾井 勝人 日本放送協会 会長

和崎 信哉 一般社団法人衛星放送協会 会長株式会社WOWOW 代表取締役社長

【システム・機器メーカ】

岩本 敏男 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ 代表取締役社長

遠藤 信博 日本電気株式会社 代表取締役執行役員社長

髙橋 興三 シャープ株式会社 代表取締役社長

田中 久雄 株式会社東芝 取締役 代表執行役社長

谷川 史郎 株式会社野村総合研究所 理事長

津賀 一宏 パナソニック株式会社 代表取締役社長

平井 一夫 ソニー株式会社 取締役 代表執行役 社長 兼 CEO

山本 正已 富士通株式会社 代表取締役社長

【広告関係者】

石井 直 株式会社電通 代表取締役社長執行役員

戸田 裕一 株式会社博報堂DYホールディングス 代表取締役社長

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(1)社会全体のICT化の推進に向けたアクションプランの検討①実現を図るべき事項((無料公衆無線LAN環境の整備促進、ICTを活用した多言語対応、放送コンテンツの海外展開、4K・8Kやデジタルサイネージの推進、第5世代移動通信システムの実現、オープンデータ等の活用等)

②目標とすべき時期(2)官民の役割分担の明確化

2020年に向けた社会全体のICT化推進に関する懇談会 体制図

2020年に向けた社会全体の

ICT化推進に関する懇談会

幹事会

報告

■WG等の設置■各WG、協議会等

との情報共有・意見交換■親会への報告案の検討

無料公衆無線LAN整備促進協議会

第5世代モバイル推進フォーラム(5GMF)

連携・協力

連携・協力

連携・協力

報告

連絡会

連携・協力

4K・8Kロードマップに関するフォローアップ会合

(一社)次世代放送推進フォーラム

連携・協力

デジタルサイネージワーキンググループ

デジタルサイネージコンソーシアム(オリンピック委員会)

連携・協力

(会長:小林 忠男 無線LANビジネス推進連絡会 会長)

(座長:伊東 晋 東京理科大学理工学部 教授)

(会長:吉田 進 京都大学 特任教授・名誉教授)

(理事長:須藤 修 東京大学大学院情報学環長・学際情報学府長)

(理事長:中村 伊知哉 慶應義塾大学 教授)

連携・協力

(一社) 放送コンテンツ海外展開促進機構(BEAJ)(会長:岡 素之 住友商事(株) 相談役)

グローバルコミュニケーション開発推進協議会(会長:須藤 修 東京大学大学院情報学環長・学際情報学府長)

情報セキュリティアドバイザリーボード(座長:徳田 英幸 慶應義塾大学 環境情報学部 教授)

連携・協力

(主査::中村 伊知哉 慶應義塾大学 教授)

(協⼒組織)等

公共交通オープンデータ研究会

(一社)オープン&ビッグデータ活用・地方創生推進機構(VLED)(会長: 坂村 健 東京大学大学院情報学環・教授YPPユビキタス・ネットワーキング研究所所長)

(理事長: 坂村 健 東京大学大学院情報学環・教授YPPユビキタス・ネットワーキング研究所所長)

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