32
●勉強会立ち上げの趣旨 FCPでは、平成 20 年の立ち上げ以降、食品事業者が消費者の信頼向上の ために気をつけるべき行動のポイントをまとめた「協働の着眼点」をはじめ、「共 通工場監査項目」「展示会・商談会シート」など食の安全と信頼に関わるツー ルを作ってきました。 一方、食品安全や消費者の信頼は国際的な課題となっており、国際的な規 格・認証を取得する事業者も増加しています。 また、国内でも、新たな国際的に通用する規格・認証スキームの検討が進ん でいます。 食の安全や信頼確保は、あらゆる食品関係事業者にとって重要ですが、取り 組むツールや規格・認証の仕組みなど、いろいろなものが存在するようになってき ています。そのような中で、 これまでFCPツールに取り組んできた事業者が、混乱なく、現在の取り巻く 状況に合わせてよりステップアップができるようにすること これから食の安全や信頼の取組を行おうとする事業者にFCPツールの活 用を促進すること FCPツールを今後より使いやすいツールとしていくこと を目指し、 FCPツールのねらいと内容を確認するとともに、民間の国際的な認証スキーム で提示されている「食品安全マネジメント規格」との比較等を行うことによって、そ れぞれのツールの使い方、位置づけ、他の仕組みとの使い分けを明確にしていく ことを目的として、この研究会を立ち上げます。 ●勉強会の取組内容 全体研究会で、 ・「協働の着眼点」を中心としたFCPツールの内容を確認するとともに、 ・国際的な食品安全マネジメント規格(特に、JFS規格)の説明を受ける。 その後、少数の参加メンバーによるワーキング・グループ(WG)において、F CPツールと食品安全マネジメント規格を 比較し、その関係を整理した案を作成する。 全体研究会で、WGで整理したものを参加メンバー全員で確認・

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●勉強会立 ち上げの趣旨

FCPでは、平成 20 年の立 ち上げ以降 、食品事業者が消費者の信頼向上の

ために気 をつけるべき行動のポイントをまとめた「協 働の着眼点 」をはじめ、「共

通工場監査項目 」「展 示会 ・商談会 シート」など食の安全 と信頼に関わるツー

ルを作 ってきました。

一方 、食品安全や消費者の信頼は国際的な課題 となっており、国 際的 な規

格 ・認 証 を取得する事業者 も増加 しています。

また、国内 でも、新 たな国際的に通用する規格 ・認証 スキームの検討が進ん

でいます。

食の安全や信頼確保は、あらゆる食品関係事業者にとって重要 ですが、取 り

組むツールや規格 ・認証の仕組みなど、いろいろなものが存在するようになってき

ています。そのような中 で、

① これまでFCPツールに取 り組んできた事業者が、混乱 なく、現在の取 り巻 く

状 況 に合わせてよりステップアップができるようにすること

② これから食の安全や信頼の取組 を行おうとする事業者にFCPツールの活

用 を促進すること

③ FCPツールを今後 より使 いやすいツールとしていくこと

を目指 し、

FCPツールのねらいと内容 を確認するとともに、民 間の国際的な認証スキーム

で提示 されている「食品安全 マネジメント規格 」との比較等 を行 うことによって、そ

れぞれのツールの使い方 、位置づけ、他の仕組みとの使い分けを明確にしていく

ことを目的 として、この研究会 を立 ち上げます。

●勉強会の取組内容

① 全体研究会で、

・「協 働 の着眼点 」を中心 としたFCPツールの内容 を確認するとともに、

・国 際 的 な食品安全マネジメント規 格 (特 に、JFS規 格 )の説明を受ける。

② その後 、少数の参加 メンバーによるワーキング・グループ(WG)において、F

CPツールと食品安全マネジメント規 格 を

比較 し、その関係を整理 した案 を作成する。

③ 全体研究会で、WGで整理 したものを参加 メンバー全員で確認 ・

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検討 し、研究会 としての整理 を行 う。

④ ③の整理 を踏 まえ、FCPツールを今後どのように活用 して

いくか、場合 によっては修正 していくかを検討する。

回 開催日 議事次第

第 1

平成28年

6月2日(木)

1 開会挨拶

2 平成 28年度の研究会の進め方について

3 FCPについて

4 JFS規格と認証スキームの概略について

一般財団法人 食品安全マネジメント協会 伴 様

5 グループディスカッション

「食の信頼性向上」に関する現在の食品事業者をめぐる状況の変化の中

①8年前と現在の食品業界の食の信頼をめぐる状況の変化

② 「食の信頼性向上」を取り組むにあたっての悩み、疑問に思うこと

③ FCP活動・ツールの課題は何か

6 事務局連絡

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フード・コミュニケーション・プロジェクト(FCP)

平成 28 年度 第 1 回 FCP ツールの活用を考える研究会

~協働の着眼点と食品マネジメント規格の関係を考える~

議事概要

日 時:平成 28 年 6 月 2 日(木)(14:00-17:30)

場 所:中央合同庁舎4号館 1219-1221 会議室

出席者:46 事業者・団体 計 55 名

議事次第:

1 開会挨拶

2 平成 28 年度の研究会の進め方について (資料 1)

3 FCP について (資料 2~7)

4 JFS 規格と認証スキームの概略について (資料 8)

一般財団法人 食品安全マネジメント協会 伴 様

5 グループディスカッション (資料 9)

「食の信頼性向上」に関する現在の食品事業者をめぐる状況の変化の中で

① 8 年前と現在の食品業界の食の信頼をめぐる状況の変化

② 「食の信頼性向上」を取り組むにあたっての悩み、疑問に思うこと

③ FCP 活動・ツールの課題は何か

6 事務局連絡

議事概要:

1 研究会の全体会及びワーキングの進め方について、事務局より詳細を説明(資料 1)

2 食品産業をめぐる状況と FCP について(FCP の機能、規格・認証スキームとの性格の違い、ツ

ールの紹介)、食品企業行動室 横田室長より説明(資料 2~7)

3 JFS 規格と認証スキームの特徴や規格の構造等について、一般財団法人食品安全マネジメント

協会 伴様より説明をしていただいた。(資料 8)

4 以上の説明の後、参加者の皆様にグループディスカッションをしていただき意見を発表してい

ただいた。

主な意見は以下のとおり。

資料 9

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グループディスカッション

論点

「食の信頼性向上」に関する現在の食品事業者をめぐる状況の変化の中で、

1.8 年前と現在の食品業界の信頼をめぐる状況の変化

2.「食の信頼性向上」を取り組むにあたっての悩み、疑問に思うこと

3.FCP 活動・ツールの課題は何か

【論点 1:8 年前と現在の食品業界の信頼をめぐる状況の変化】

8年前に比べ、「消費者の食の安全・安心への関心の高まり」や「IT化の進展による情報の拡散

スピードの早まり」といった意見が多くあげられた。また、食のグローバル化等への対応として食

品安全規格の必要性等の意見があげられた。

【論点2:「食の信頼性向上」を取り組むにあたっての悩み、疑問に思うこと】

消費者の安全・安心への関心が高まる中で、食品事業者の安全対策を如何に消費者に伝達し安心を

得るかといった課題が多くあげられた。また、食品事業者としては安全対策を強化する一方でコス

ト面が課題といった意見もあげられている。

【論点3:FCP 活動・ツールの課題は何か】

FCP活動や各ツールの更なる普及、ホームページの改修等の意見があげられた。また、各ツー

ルについては、現在の食品業界の状況に応じて見直し改善等は必要との意見があげられた。

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FCPツールの活用を考える研究会~協働の着眼点と食品マネジメント規格の関係を考える~

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資料1

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FCPでは、平成20年の立ち上げ以降、・食品事業者が消費者の信頼向上のために気をつけるべき行動のポイントをまとめた「協働の着眼点」をはじめ、

・共通工場監査項目・展示会・商談会シートなど食の安全と信頼に関わるツールを作ってきました。

一方、食品安全や消費者の信頼は国際的な課題となっており、国際的な規格・認証を取得する事業者も増加しています。また、国内でも、新たな国際的に通用する規格・認証スキームの検討

が進んでいます。

食の安全や信頼確保は、あらゆる食品関係事業者にとって重要ですが、取り組むツールや規格・認証の仕組みなど、いろいろなものが存在するようになってきています。

FCPツールの活用を考える研究会~協働の着眼点と食品マネジメント規格の関係を考える~

趣旨①

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そのような中で、① これまでFCPツールに取り組んできた事業者が、混乱なく、現在の取り巻く状況に合わせてよりステップアップができるようにすること

② これから食の安全や信頼の取組を行おうとする事業者にFCPツールの活用を促進すること

③ FCPツールを今後より使いやすいツールとしていくことを目指し、

FCPツールのねらいと内容を確認するとともに、民間の国際的な認証スキームで提示されている「食品安全マネジメント規格」との比較等を行うことによって、それぞれのツールの使い方、位置づけ、他の仕組みとの使い分けを明確にしていくことを目的として、この研究会を立ち上げます。

FCPツールの活用を考える研究会~協働の着眼点と食品マネジメント規格の関係を考える~

趣旨②

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現在の食品事業者をめぐる状況の変化を踏まえた時に、①FCP活動の意義をどう整理するか

②その意義を前提とした時に現在のFCPツール、その内容はどう評価されるか

③FCP活動、ツールの課題は何か

①今後のFCP活動の方向性(地域ブランチを含む)

②今後のFCPツールをどうしていくか

を議論し、平成29年度の活動につなげていく。

FCPツールの活用を考える研究会~協働の着眼点と食品マネジメント規格の関係を考える~

内容

前半 後半

・新しいツールが必要か?・これまでのツールの見直しが必要か?・普及の方法をどうするか?

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【1】全体研究会・FCPツールの関係性の整理と考え方、食品安全マネジメント規格(JFS規格)との性格の違い等の共有を図る

【グループディスカッション】・「食の信頼性向上」に関する現在の食品事業者をめぐる状況の変化の中で、①8年前と現在の食品業界の食の信頼をめぐる状況の変化②「食の信頼性向上」を取り組むにあたっての悩み、疑問に思うこと

③FCP活動・ツールの課題は何か

【前半】WG・FCP活動を振り返り、活動の意義、現在のツールの評価、

FCP活動・ツールの課題を整理

FCPツールの活用を考える研究会~協働の着眼点と食品マネジメント規格の関係を考える~

進め方 ①

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【2】全体研究会・WGでの整理の発表、これについての全体議論

【グループディスカッション】①今後のFCP活動の方向性について②今後のFCPツールをどうしていくか

【後半】WG今後のFCP活動とツールの方向性を議論

【3】全体研究会・WGでの整理の発表、これについての全体議論・次年度の取組について

【グループディスカッション】①今後のFCP活動・ツールについて②次年度の取組について

FCPツールの活用を考える研究会~協働の着眼点と食品マネジメント規格の関係を考える~

進め方 ②

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4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

平成28年 平成29年

FCP活動説明会

FCP成果報告会

【1】FCP協働の着眼点等と

JFSMの説明

WG

【3】全体研究会

【2】全体研究会

FCPツールの活用を考える研究会~協働の着眼点と食品マネジメント規格の関係を考える~

スケジュール

WG

6/2(木)

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食品事業者をめぐる状況の変化

1

資料2

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●消費者の安全への関心の高まり、フード・チェーンへの影響の拡大・平成25年から、大規模な米の産地偽装、メニューの不適正表示、意図的な毒物混入などの事案が発生。消費者の食の安全に対する意識も変化。・また、平成27年度は、有機肥料の配合が内容と異なっていた事案や廃棄物の横流しの問題も発生し、フード・チェーンに影響

●IT化の進展による情報拡散の迅速化ブログ、掲示板、ツイッターなどで情報が全世界にまたたく間に伝わる。

●食品事業のグローバル化の進展食品の生産・製造・流通の国際化が進み、食品安全が世界共通の課題に

各国の規制:HACCPの概念を取り入れた規制(2006年~EU、2016年~米国、日本も2015年から「HACCP導入型基準」)

民間取引 :食品安全管理の標準化の流れ(ISO22000、FSSC22000等)

食品産業をめぐる状況

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3

平成25年以降の食品に関係する主な事案

○ 平成25年から、大規模な米の産地偽装、メニューの不適正表示、意図的な毒物混入などの事案が発生。

○ 平成27年1月に異物混入に関する事案が多く報道された。

時期 概 要 関係法令

H25.9 ・中国産米や加工用米を国産主食用米として、弁当・おにぎりメーカーに販売 JAS法他

H25.10 ・ホテルや百貨店のレストラン等で、メニュー表示と異なる食材を使用して客に料理を提供 JAS法・食糧法

米トレーサビリティ法

H25.12 ・工場の従業員が工場製造の冷凍食品に農薬のマラチオンを混入 食品衛生法・刑法

H26.7 ・中国上海の食品事業者が製品の製造過程において使用期限切れの原料鶏肉を使用 (食品衛生法)

H26.7 ・ベトナムの冷凍シシャモの容器内に異物混入(糞、殺鼠剤) (食品衛生法)

H26.8 ・通常の和牛を、松坂牛・佐賀牛と虚偽のメニュー表示 景表法

H26.12 ・冷凍パスタにゴキブリと見られる虫が混入との申出を受け自主回収を開始 (食品衛生法)

H26.12 ・カップ焼きそばにゴキブリが混入しているとして購入者がツイッターに写真を掲載。製造過程での虫の混入の可能性が否定できないとして商品の回収・生産停止を公表

(食品衛生法)

H27.1 ・ナゲット等への異物混入4件を公表(プラスチック片1件、ビニール片2件、人の歯1件と原因の共通性は無し)

H27.11 ・販売されていた肥料の原料や配合割合が、肥料袋に表示されている内容と異なるものが多数あることが発覚 → 「有機」表示に影響

肥料取締法

JAS法

H28.1 ・産業廃棄物処理業者が廃棄を委託された食品を転売し、複数の販売店において食品として販売していたことが発覚

(廃棄物処理法)

(食衛法)(食リ法)

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4

食品の自主回収の状況

○ (独)農林水産消費安全技術センター調べによる食品自主回収件数は、平成19年度には前年比3倍以上に増加

○ 食品自主回収件は表示不適切によるものが多数。平成19年度以降、表示不適切の案件は横ばいで推移。

表示不適切482件

(52.4%)

規格・基準不適合140件

(15.2%)

異物混入84件

(9.1%)

0

200

400

600

800

1,000

1,200

表示不適切 規格・基準不適合 品質不良 異物混入 容器・包装不良 その他

○ 食品自主回収の要因別内訳(平成26年度)○ 食品自主回収件数推移(年度別)

平成26年度合計1,014件

159

301 351

839774 707 709

943

表示不適切472件

(46.5%)

規格・基準不適合124件

(12.2%)

品質不良131件

(12.9%)

異物混入153件

(15.1%)

容器・包装不良29件

(2.9%)

その他105件

(10.4%)

225

920 9321,014

資料:(独)農林水産消費安全技術センター

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5

食品安全に係る規制と民間取引の動向

食品安全管理の標準化の流れ

取引相手の選定において、経験ではなく基準への適合・認証を求める流れ

民間取引各国の規制

食品事業のグローバル化(国際化)の進展→ 食品安全が世界共通の課題に

HACCPの概念を取り入れた規制

2006年~ EU 2016年~ 米国(食品安全強化法の施行)

日本も2015年から「HACCP導入型基準」

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GFSI食品安全認証スキームの承認の仕組み

食品安全マネジメントシステム間で等価性を図り、収束することにより、食品安全リスクを軽減するとともに、コストを最適化する。

SQF(米)

GRMS(デンマーク)

FSSC22000(蘭)

IFS(独)

CanadaGAP(加)

Alliance(米)

BRC(英)

GLOBALG.A.P.(独)

PrimsGFS(米)

GFSI承認

ガイダンスドキュメントへの適合性を審査

China HACCP(中)

ガイダンスドキュメント

1.受審組織への要求事項(1)食品安全マネジメント(2)適正製造規範(GMP)(3)HACCP

2.認証の仕組みへの要求事項(1)スキームオーナの要件(2)認定機関の要件(3)認証機関の要件

※ 括弧内は本部のある場所

政府規格技術的同等性承認

上記1.受審組織への要求事項のみ

(従来から実施のカテゴリー)

(平成27年8月に追加したカテゴリー)

6

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世界の民間規格認証数

ISO22000認証取得数 FSSC22000認証取得数

出典:ISO Survey (http://www.iso.org/iso/iso-survey_2014.zip)より作成

2016年3月25日現在

国名 認証取得数

世界総数 30,500

中国 10,212

インド 1,817

ギリシャ 1,354

イタリア 1,214

ルーマニア 1,130

日本 1,043

トルコ 858

台北、中国 836

フランス 632

ポーランド 626

国名 認証取得数

世界総数 12,049

日本 1,037

アメリカ合衆国 1,023

中華人民共和国 862

インド 697

オランダ 496

メキシコ 454

ロシア 407

南アフリカ 387

ドイツ 366

スイス 365出典:FSSC22000ホームページ (HTTP://www.fssc22000.com/en/)より作成

7

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日本発食品安全管理規格・認証の仕組みの検討状況

8

1. 国際的な承認を得ることで、海外取引に利用でき、食品輸出を促進。

2. 食品安全管理のシステム:HACCP普及による食品安全の取組向上。

3. 日本食・食文化を世界に普及する手段。

日本発の食品安全管理規格の“特徴”① 国内の規制とコーデックスHACCP等の国際基準に整合。

② 日本の中小事業者に分かりやすく、和食や生食・発酵食品を含めた日本の食文化に適合。

③ 日本企業の強みである現場の改善力をアピール。

効果

輸出環境整備

国内での安全管理向上

食文化発信、グローバル化への貢献

規格を作り運営する民間機関 「一般財団法人食品安全マネジメント協会」 を設立(平成28年1月)

食品安全マネジメント協会認証機関(CB)(Certification Body)

食品事業者

契約

平成28年4月~5月

食品製造分野の規格と認証文書のパブリックコメントを実施。

平成28年夏~秋 認証開始予定認証

【事業】規格策定、認証の仕組みを運営人材育成海外への発信

食品事業者への認証を実施

( JFSM :Japan Food Safety Management Association)

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日本発規格・認証の仕組みの特徴

9

●組織に対する要求事項

1.マネジメント・システム経営トップの関与、組織体制、PDCAサイクル など

2.HACCP危害要因分析をして、重要管理点を定め、管理して記録をとるシステム

3.適正製造規範(一般的衛生管理)

手洗い、清掃、微生物・異物混入対策、原材料管理 など

●認証の仕組みに対する要求事項

・運営主体に対する要求事項・認定機関に対する要求事項・認証機関に対する要求事項

A

B

C

国際取引に使われる

HACCPの

実施を含む

一般的衛生管理を中心

要求事項の種類

段階

○ 中小事業者にとっても取り組みやすい段階的な仕組み

・現場からの改善提案を活用する仕組みがあること

現場や食文化に即したガ イド ラインの整備

・規格を分かりやすく解説

・生食・発酵食品を含めた日本の独特な食品等の安全な取扱方法を、科学的根拠をベースとして説明。

(例:惣菜の管理、味噌の管理等)

国際標準と共通する部分

日本発食品安全管理規格

日本発の特徴

○ 日本の企業文化、食文化になじみやすい○ 日本の事業者に分かりやすい

平成28年度も、規格・ガ

イドラインの検討を実施。参加も可能

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消費者の食の信頼に係る

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FCPの機能

規格・認証スキーム

知識、スキル、取組の向上

取組の「見える化」

中小事業者の取組向上

社内の人材育成

消費者への伝達

業態を横断したフードチェーンでの交流と情報共有

新しい知恵・知見!

取組の標準化

事業者間の取組評価規格・認証スキームと一部重複する部分もある

今後のFCP活動・ツールは?

資料3

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FCPと規格・認証スキームの性格の違い

FCP 規格・認証スキーム

目 的食に対する消費者の信頼向上

(当然食品安全の取組を含む。)

取組の信頼できる「見える化」による取引の円滑化(取組の向上を目的に使用されることもある。)

性 格 運動(事業者が自ら取組の重要性に気づき、自ら実施していくように関係者が協働する。)

一定の要求事項(規格)への適合性確認

アプローチ ・食品に関連する事業者が自主的に集まって話合い(協働)の中で標準化をしていく。・協働のためのプラットフォームを農林水産省が提供。これにより官民連携としている。

信頼できるスキームオーナーが食品関係事業者に対価を得て使われるものを提供

ツール等の作成・管理主体

FCPに参加する企業・団体が主体となってまとめたもの

スキームオーナーが有識者やステークホルダーの意見を聞きながら定めるもの

第3者確認の有無 無 有

資料4

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FCPツールの関係性

FCPの目的 食の信頼性向上

協働の着眼点

に取り組む

FCP共通工場監査項目

ベーシック

16

FCP展示会・商談会シート

FCPダイアログ・システム

FCP企業力アッププログラムⅠ・

自らを見える化 消費者を知る 取引関係におけるコミュニケーションツール使用のマニュ

アル

「見える化」のツールにより全体が円滑に回っていく。

信頼向上・企業力向上

その実現の為には

資料5

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FCPツールの一覧 ①

1. FCP企業力アッププログラムⅠ 平成24年度

2. FCP企業力アッププログラムII 平成26年度

3. FCP企業力アッププログラムII 支援者活用ガイド

4. FCP企業力アッププログラムII 付属テキスト①やってみようB16

5. FCP企業力アッププログラムII 付属テキスト②工場監査項目チェックリスト

1. 協働の着眼点(第1版) 平成20年度

2. ベーシック16 平成20年度

FCP企業力アッププログラム

資料6

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1. FCP展示会・商談会シート 平成22年度

2. 展示会・商談会シート項目と着眼点との関連

3. 「FCP展示会・商談会シート」の利用に関するQ&A

4. FCP展示会・商談会シート 作成のてびき 平成23年度

5. FCP展示会・商談会シート 作成のてびき 項目別補足シート

6. 商談会シート(輸出日本語版) 平成25年度

7. 商談会シート(英語版)

8. 商談会シート(中国語版)

9. 商談会シート(韓国版)

10.輸出版商談会補足シート

FCP展示会・商談会シート①

FCPツールの一覧 ②

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11. FCP展示会・商談会シート(改訂版) 平成27年度12. FCP展示会・商談会シート

作成のてびき 項目別補足シート(改訂版)

13. FCP展示会・商談会シート【第3版】14. FCP展示会・商談会シート作成のてびき

1. FCPダイアログ・システム(第一版) 平成21年度

2. FCPダイアログ・システム 作業シートフォーマット 平成22年度

3. FCPダイアログ・システム 作業シート

FCP展示会・商談会シート②

FCPダイアログ・システム

FCPツールの一覧 ③

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1. FCP共通工場監査項目(第1版) 平成21年度

2. FCP共通工場監査項目に関する要求水準及び監査手法 平成22年度

3. 用途別・目的別 工場監査シート 自動作成ページ 平成23年度4. FCP共通工場監査項目ファースト ステップ ガイド5. FCP共通工場監査項目チェックシート(例)

6. FCP共通工場監査項目 指摘事例集(事例で学ぶ工場監査) 平成24年度~監査担当者が注意を払う監査項目29項目と

実際の監査シーンで見られる指摘事例集~

7. FCP共通工場監査項目に関する要求水準及び監査手法 第2.0版 平成26年度8. FCP共通工場監査項目監査手順書

FCP共通工場監査項目

FCPツールの一覧 ④

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1.セルフアセスメントシート 5.食品事業者(経営陣)向け研修プログラムの開発について

2.パート・アルバイト向け食品衛生マニュアル 6.地域の良いモノ売れる商品支援事1)講師用テキスト 業について2)理解度テスト

3.協働の着眼点を活用した認証規格 7. “食の信頼”見える化ツアー ツー1)審査時の報告書表紙 ル集

4.食の信頼確保のための成熟度の評価事業について1)マネジメント成熟度アンケート2)対策内容アンケート

実行可能性調査

FCPツールの一覧 ⑤

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FCPツールの活用シーン別一覧 ①

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活 用シーン

内 容 成 果 物

自社の取組を充実させる

• 職員の教育・質を高める

1.パート・アルバイト向け食品衛生マニュアル

2.講師用テキスト

3.理解度テスト

• 経営方針の精査・質の向上

1.食品事業者(経営陣)向け研修プログラムの開発について

• 自社(工場・店舗)の取組の見直し・改善

1.セルフアセスメントシート

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FCPツールの活用シーン別一覧 ②

活 用シーン

内 容 成 果 物

取引先との情報収集・発信を効率化する

• 食品工場の監査をする、効率化をする

• バイヤー/食品事業者の実態を的確に把握する /情報交換を効率化する

1.FCP共通工場監査項目

2.FCP共通工場監査項目に関する要求水準及び監査手法

3.FCP展示会・商談会シート

4.展示会・商談会シート項目と着眼点との関連

5.「FCP展示会・商談会シート」の利用に関するQ&A

6.FCP展示会・商談会シート 作成のてびき

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FCPツールの活用シーン別一覧 ③

活 用シーン

内 容 成 果 物

第三者視点の活用による企業力強化

• 取引先への信頼を向上させる(第三者格付け/認証の取得)

1.協働の着眼点を活用した認証規格

2.審査時の報告書表紙(サンプル)

3.食の信頼確保のための成熟度の評価事業について

4.マネジメント成熟度アンケート

5.対策内容アンケート

• 製品の信頼性、ブランド価値を高める

1.地域の良いモノ売れる商品支援事業について

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FCPツールの活用シーン別一覧 ④

活 用シーン

内 容 成 果 物

消費者コミュニケーションの充実

• 食品事業者の取組に関する情報の効率的な集約・発信

• 食品事業者と消費者間の相互理解の促進

• 消費者の食品事業者の取組に対する理解の深化

1.FCPダイアログ・システム(第1版)

2.FCPダイアログ・システム作業シートフォーマット

3.FCPダイアログ・システム作業シート

4."食の信頼"見える化ツアー ツール集