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i IM-Workflow Ver.7.2 2014/04/01 第7版 利用者 操作ガイド

利用者 操作ガイド - intra-mart...1.2 ワークフローの処理の流れ 利用者 操作ガイド 3 1.2 ワークフローの処理の流れ 本書では、ワークフロー機能の利用方法について説明しています。

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    IM-Workflow

    Ver.7.2

    2014/04/01 第7版

    利用者 操作ガイド

  • ii

    変更履歴

    変更年月日 変更内容

    2010/04/28 初版

    2010/06/25 第2版 各画面のサンプル画像を高解像度版で貼り直しました。 全体的に文章とレイアウトの統一化を行いました。 冒頭のコラム内の記述を修正しました。 ・ フロー図にノードの状態を表示する機能について説明を追記しました。 「1.2 ワークフローの処理の流れ」内の記述を修正しました。 ・ フロー参照画面上でフロー画像出力ができる説明を追記しました。 「1.4 処理」内の記述を修正しました。 ・ 未処理一覧画面上で代理等の検索条件変更ができる説明を追記しました。 「1.5 処理済案件の確認」内の記述を修正しました。 ・ 処理済一覧画面上で代理等の検索条件変更ができる説明を追記しました。 ・ 代理の検索条件を3種類に分割しました(本人+代理、他人+代理先、他人+代理元)。 「1.8 確認」内の記述を修正しました。 ・ 確認一覧画面上で確認済の検索条件変更ができる説明を追記しました。 「第2章 クライアント通知」 ・ 新機能:クライアント通知機能について説明を追記しました。 「第3章 既存ワークフローとの併用」 ・ 既存ワークフローとの併用について説明を追記しました。

    2010/10/29 第3版 「1.3.1 申請」内の記述を修正しました。 ・ 「申請画面の検索表示」コラム内にフローグループ表示に関して説明を追記しました。 ・ 申請一覧画面の「申請者」の項目について説明を追記しました。 「1.3.1 申請」「1.4.1 承認処理」「1.4.3 再申請/取止め」「1.4.7 振替」内の記述を修正しました。 ・ ノード名表示追加に伴い、「<申請>画面」「<処理>画面」「<再申請>画面」 「<振替>画面」の説明とスクリーンショットを更新しました。 「1.4.8 処理(確認)対象者設定可能ノードでの処理」内の記述を修正しました。 ・ 横配置ノード、縦配置ノードの場合、配置ノードの設定保存時にノード名の保存ができる 説明を追記しました。 「1.9.4 代理申請」内の記述を修正しました。 ・ 処理済一覧の絞込み条件変更に伴い、「引戻し」のスクリーンショットを更新しました。 「1.9.5 代理承認」内の記述を修正しました。 ・ 処理済一覧の絞込み条件変更に伴い、「引戻し」のスクリーンショットを更新しました。 「第3章 既存のワークフローとの併用」を削除しました

    2011/04/01 第4版 「1.5 処理済案件の確認」内の記述を修正しました。 ・完了状態に「案件操作」を追記しました。 「1.6 参照」内の記述を修正しました。 ・完了状態に「案件操作」を追記しました。 「1.7 過去案件」内の記述を修正しました。 ・完了状態に「案件操作」を追記しました。 「1.8 確認」内の記述を修正しました。 ・完了状態に「案件操作」を追記しました。

    2011/11/18 第5版 「1.3.1 申請」に印影に関する記述を追記し、画像を差し替えました。 「1.4.1 承認処理」に印影に関する記述を追記し、画像を差し替えました。 「1.4.3 再申請/取止め」に印影に関する記述を追記し、画像を差し替えました。 「1.4.5 一括処理」内の記述を追加しました。 「1.10 印影設定」を追加しました。

    2013/02/28 第6版 「第3章 画面仕様変更履歴」を追加しました。

    2014/04/01 第7版 「1.3.2 一時保存」内の記述を追加しました。 ・申請基準日を変更する手順を追記しました。 「1.4.5 一括処理」内の記述を追加しました。

  • iii

    第1章 ワークフローの操作 1

    1.1 ワークフローの概要 2 1.2 ワークフローの処理の流れ 3 1.3 申請 9

    1.3.1 申請 9 1.3.2 一時保存 17 1.3.3 処理(確認)対象者設定可能ノードでの申請 22 1.3.4 分岐先設定可能ノードでの申請 22 1.3.5 ポートレットからの申請 23

    1.4 処理 24 1.4.1 承認処理 29 1.4.2 未申請状態からの申請 32 1.4.3 再申請/取止め 33 1.4.4 連続処理 36 1.4.5 一括処理 37 1.4.6 自動処理 38 1.4.7 振替 39 1.4.8 処理(確認)対象者設定可能ノードでの処理 41 1.4.9 分岐先設定可能ノードでの処理 45 1.4.10 ポートレットからの処理 46

    1.5 処理済案件の確認 47 1.5.1 引戻し 52

    1.6 参照 54 1.6.1 案件操作 58

    1.7 過去案件 59 1.8 確認 63

    1.8.1 確認 68 1.8.2 連続確認 70 1.8.3 一括確認 71

    1.9 代理設定 73 1.9.1 代理先設定 74 1.9.2 代理元確認 81 1.9.3 代理設定権限者 82 1.9.4 代理申請 83 1.9.5 代理承認 85

    1.10 印影設定 86 1.10.1 新規作成 86 1.10.2 更新と削除 88

    第2章 クライアント通知 91

    2.1 クライアント通知の概要 92 2.2 クライアント通知の設定手順 93

    2.2.1 通知設定 93 2.2.2 通知表示 95

    第3章 画面仕様変更履歴 96

    3.1 画面仕様変更履歴 97 3.1.1 IM-Workflow Ver 7.2.9 97

  • 1.1 ワークフローの概要

    利用者 操作ガイド 1

    intra-mart WebPlatform/AppFramework

    第1章 ワークフローの操作

  • 第 1 章 ワークフローの操作

    2 IM-Workflow

    1.1 ワークフローの概要 本書では、IM-Workflowの機能について説明しています。

    IM-Workflowは、ワークフローの処理内容と処理順序を示す「フロー定義」に従い、その流れに応じて処

    理を行う「案件」を進める機能です。

    例えば物品購入のワークフローの場合、フロー定義は物品購入の申請画面や承認の順番を示し、案件は物

    品の購入申請から最終的な承認までの処理を示します。

    IM-Workflowでは、業務内容に合わせて様々なワークフローを構築することができます。

    1つの案件に対して、申請者や承認者が一部処理の順序や数、処理の承認者を編集することができ、案件

    が申請された後でも案件ごとに柔軟なワークフロー処理が可能です。

    また、管理者や権限を付与した利用者による各案件の操作ができ、停滞してしまった案件を次の処理へ進

    めたり、前の処理へ戻したり等の移動や、他の承認者へ切り替える等、案件の進捗の管理が可能です。

    IM-Workflowの持つ高度な機能の例を、以下に示します。

    ※各機能の詳細については、別紙「IM-Workflow 仕様書」を参照してください。

    差戻し機能 案件の処理を、申請・承認済みの申請者・承認者に戻します。

    引戻し機能 一度申請・承認・差戻した案件を、再び自分の処理に戻します。

    根回し機能 申請・処理した案件の情報を、申請者・処理者が任意のユーザに

    通知します。

    自動処理機能 あらかじめ設 定 した期 限 を超 えた場 合 、設 定 されている条 件 で案

    件の処理を自動的に行います。

    自動催促機能 あらかじめ設定した期限を超えた場合、処理対象者に処理を促す

    通知を自動的に行います。

    一時保存機能 入力した申請内容を一時保存します。

    代理機能 あらかじめ設定したユーザが代理で他人の案件の申請・処理を行

    います。

    振替機能 特定の案件の処理を他ユーザに振替え、処理を行います。

    処理対象者設定機能 申請者や承認者がルートを編集します。稟議書の申請に代表され

    るような臨機応変なワークフローを実現することができます。

    案件操作機能 案 件 の操 作 を行 います。案 件 のルートの編 集 や、処 理 ノードの移

    動といった様々なことが行えます。

    確認機能 案件の処理状況を確認し、コメントを残します。

    一括処理・一括確認機能 複数の案件に対して、一括で処理・確認を行います。

    連続処理・連続確認機能 複数の案件に対して、連続して処理・確認を行います。

    メール送信機能 状況に応じて、対象者に案件の情報を通知する機能です。

  • 1.2 ワークフローの処理の流れ

    利用者 操作ガイド 3

    1.2 ワークフローの処理の流れ 本書では、ワークフロー機能の利用方法について説明しています。

    本機能では独特の用語が登場します。それらの用語について説明します。

    ノード 申 請 や承 認 、確 認 等 、フロー上 で定 義 された1つの処 理 単 位 のこ

    とです。

    案件 利用者がワークフローに基づいて申請した1つの処理です。登録さ

    れているフロー定 義を使用 して利用 者が申請 を起こした際 に案件

    が1つ作られます。

    コンテンツ 画 面 、ユーザプログラム、メールテンプレート等 、ワークフローの各

    処 理 で使 用 する情 報 の集 まりです。期 間 情 報 を設 定 したバージョ

    ンごとに管理されます。

    ルート 申請から始まり、承認者をたどる処理の流れです。ノード同士を連

    結 して構 成 され、案 件 の処 理 順 序 と処 理 対 象 者 の情 報 を保 持 し

    ます。期間情報を設定したバージョンごとに管理されます。

    フロー コンテンツとルートを組 み合 わせて構 成 されたもので、ルートで定

    義された各処理と、コンテンツで定義された処理内容を紐付け、実

    際 の業 務 の流 れを保 持 します。期 間 情 報 を設 定 したバージョンご

    とに管理されます。

    バージョン コンテンツ定義、ルート定義、フロー定義がそれぞれ持つ期間情報

    の事です。

    ワークフローの処理内容、および、処理順序を示す「フロー定義」に従い、実際のワークフロー処理であ

    る「案件」を進捗させます。

    「案件」は利用者が「申請」を行うことによって開始され、「フロー定義」に定義された承認者の「承認」

    を経て完了します。

    本書では、ユーザが行う「申請」「承認」処理の操作について説明します。

    案件の処理の流れを示す「ルート」は、以下に説明するノードを組み合わせて構成されます。

    開始ノード ルートの開始を意味するノードです。

    終了ノード ルートの終了を意味するノードです。

    申請ノード あらかじめ指 定 しておいた処 理 対 象 者 が、案 件 の申 請 を行 うこと

    を示すノードです。

    承認ノード あらかじめ指 定 しておいた処 理 対 象 者 が、案 件 の承 認 を行 うこと

    を示すノードです。

    動的承認ノード 申 請 者 や承 認 者 が指 定 した処 理 対 象 者 が、案 件 の承 認 を行 うこ

    とを示すノードです。

    このノードより前 のノード(前 ノード)の処 理 者 は、このノードに対 す

    る編集(処理対象者の変更、もしくはノードの削除・復活)ができま

  • 第 1 章 ワークフローの操作

    4 IM-Workflow

    す。

    システムノード IM-Workflow外の別のプログラムで案件 の処理を行うことを示すノ

    ードです。

    Webサービス等の外部プログラムと連携する際に使用します。

    確認ノード あらかじめ指 定 しておいた確 認 対 象 者 が、案 件 の確 認 を行 うこと

    を示すノードです。

    接 続したノードの処 理が終了した時点 で、指 定された確認 対 象 者

    が案件の確認を行うことができます。

    同期開始ノード 同期処理の開始を示すノードです。

    このノードに処 理 が到 達 した場 合 は、後 方 に接 続 されている全 て

    のノードに並行して処理が進みます。

    同期終了ノード 同期処理の終了を示すノードです。

    このノードの前方に接続されている全てのノードの処理が終了した

    時点で、次のノードに処理を進めます。

    分岐開始ノード 分岐処理の開始を表すノードです。

    下記の判定 方法 によって、後方 に接 続 されているノードのうち、処

    理 を進 めるノードを決 定 します(複 数 のノードに並 行 して処 理 を進

    めることもできます)。

    ・画面から分岐先ノードを指定する。

    ・分岐ルールによって判定を行う。

    ・ユーザプログラムによって判定を行う。

    ・設定しない(同期開始ノードと同様の動作を行います)。

    分岐終了ノード 分岐処理の終了を表すノードです。

    下 記 の判 定 方 法 によって、後 方 に接 続 されているノードに処 理 を

    進めるかどうかを決定します。

    ・結合ルールによって判定を行う。

    ・ユーザプログラムによって判定を行う。

    ・設定しない(同期終了ノードと同様の動作を行います)。

    横配置ノード 申請者や承認者が、連続した動的承認ノードを指定した範囲内で

    作成することができることを示すノードです。

    配置するノード数の上限と下限はフロー定義で設定することができ

    ます。下 限 のノード数 を0に設 定 すると、ノードを配 置 しない(削 除

    する)ことができます。

    縦配置ノード 申請者や承認者が、並行した動的承認ノードを指定した範囲内で

    作成することができることを示すノードです。

    配置するノード数の上限と下限はフロー定義で設定することができ

    ます。下 限 のノード数 を0に設 定 すると、ノードを配 置 しない(削 除

    する)ことができます。

    テンプレート置換ノード 申 請 開 始 時 に、このノードで指 定 されたテンプレート置 換 ルートの

    内容が通常ルート内に展開されること示すノードです。

    テンプレート開始ノード テンプレート置換ルートの開始を示すノードです。

    テンプレート終了ノード テンプレート置換ルートの終了を示すノードです。

    コメント ルート上にコメントを表示する際に使用します。

  • 1.2 ワークフローの処理の流れ

    利用者 操作ガイド 5

    コメント自体は案件の処理に影響を与えません。

    スイムレーン ルート上 のノードを分 類 、整 理 する際 に枠 線 表 示 として使 用 しま

    す。スイムレーン自体は案件の処理に影響を与えません。

    日付入力

    ワークフローの設定を行う際の、日付入力について説明します。

    ・日付入力項目の横に表示されている をクリックします。

    カレンダー画面が表示されますので、指定したい日付をクリックします。

    <カレンダー>

    IM-共通マスタからのユーザ情報取得

    IM-Workflowの標準設定では、ユーザ情報の取得先としてIM-共通マスタを使用します。

    IM-Workflowの設定で、処理対象者やユーザを指定する際は、IM-共通マスタの検索画面から選択

    します。

    ・処理対象者、ユーザ指定項目に表示される <検索>を押下すると、処理対象者選択画面がポ

    ップアップ表示されます。

    <処理対象者>

    ※指定できる処理対象者は、項目によって制限されている場合があります。(例:ユーザ指定のみ、

    ロール指定のみ等)

    処理対象者の種類は以下の通りです。

    ・ユーザ ・組織 ・ロール ・パブリックグループ

    ・役職 ・役割 ・組織+役職

  • 第 1 章 ワークフローの操作

    6 IM-Workflow

    ・パブリックグループ+役割 ・組織+ロール

    ・パブリックグループ+ロール

    ・検索したい処理対象者の欄の を押下します。

    選択した処理対象者を選択するIM-共通マスタの検索画面が、ポップアップ表示されます。

    <IM-共通マスタ検索画面(ユーザ検索)>

    ※各処理対象に対する検索操作は、別紙「IM-共通マスタ 検索画面仕様書」を参照してください。

    フロー参照、履歴参照

    各処理画面や案件の一覧で表示されるアイコン <フロー>、 <履歴>を押下すると、フ

    ロー定義のフロー図や案件の処理履歴を参照することができます。

    <フロー >

    <フロー参照>

  • 1.2 ワークフローの処理の流れ

    利用者 操作ガイド 7

    この画面では、処理日時、処理者、次ノードの処理対象者等が確認できます。

    処理中ノードの処理者名を押下すると、処理対象者状況確認画面がポップアップ表示され、処理中

    ノードの処理対象ユーザを確認できます。

    また、画面上部の <画像出力>を押下すると、表示中のフロー図の画像情報を生成し、ダウン

    ロードダイアログを表示します。ただし、ワークフロー管理者がフロー画像出力機能を使用しない

    設定にしている場合は表示されません。

    <履歴 >

    <履歴参照>

    案件の処理・確認履歴を確認できます。また、処理・確認時のコメントも表示されます。

    画面上部の <確認者状況確認>を押下すると、確認者状況確認画面がポップアップ表示され、

    確認ノードに指定されている確認対象者と確認状況を確認できます。

    <確認者状況確認>

  • 第 1 章 ワークフローの操作

    8 IM-Workflow

    フロー図内の枠線

    ■各画面で表示されるフロー図は、各ノードのアイコンが状態によって色付きの枠線で囲まれて表

    示されます。

    赤枠:処理中・処理待ちのノード

    黄枠:保留中のノード

    青枠:処理されたノード

    枠なし:処理されていないノード

    ※確認ノードには枠線が表示されません。

  • 1.3 申請

    利用者 操作ガイド 9

    1.3 申請 ここでは、案件の開始時にユーザが行う、案件の「申請」処理の操作について説明します。

    ユーザは、自身が申請の処理対象として指定されている「フロー定義」に対してのみ、申請を行うことが

    できます。

    申請は、[ワークフロー]-[申請]から行います。

    1.3.1 申請 案件の申請を行います。

    1 [申請]を押下します。 <申請>画面が表示され、現在ユーザが申請を行うことができるフロー定義が一覧表示されます。

    <申請(フロー)>

    表示項目について説明します。項目は、初期設定のシステム標準画面のものです。

    申請 を押 下 すると、フロー定 義 の申 請 内 容 入 力 画 面 に遷 移 しま

    す。

    フロー名 フロー定義の名称が表示されます。

    備考 フロー定義のバージョンについての備考が表示されます。

    フロー を押 下 すると、このフロー定 義 のフロー参 照 画 面 がポップアッ

    プ表示されます。

    案件のフロー図、各ノードの処理者を確認できます。

  • 第 1 章 ワークフローの操作

    10 IM-Workflow

    2 申請基準日を指定します。 申請基準日とは、基準となるフローの設定が保持されている「コンテンツ定義」「ルート定義」「フロー

    定義」を決定するための日付のことです。

    ●申請基準日を指定します。

    初期設定はシステム日付(現在日付)となっています。

    申請基準日を変更する場合は、申請基準日欄に表示されている を押下して表示されるカレンダーから、

    日付を選択してください。日付を選択すると画面が更新され、新しい申請基準日に申請可能なフロー定義

    のみが表示されます。

    申請基準日

    通常は申請基準日に現在日付を指定することによって、今申請できる内容で案件を申請することが

    できます。

    この画面で申請基準日を変更することによって、過去や未来の日付を基準としたフロー定義、コン

    テンツ定義、ルート定義による申請を行うことができます。

    案件を過去の日付で申請することを「過去申請」と呼びます。

    案件を未来の日付で申請することを「未来申請」と呼びます。

    <過去申請、現在申請、未来申請>

    ※申請基準日についての詳細は、「IM-Workflow 仕様書」を参照してください。

  • 1.3 申請

    利用者 操作ガイド 11

    申請画面の検索表示

    ■検索条件を指定することで、現在表示されている申請可能なフロー定義を、さらに絞り込んで表

    示させることができます。

    ・ <表示条件>を押下します。

    <表示条件>画面が表示されます。(タブ:検索条件)

    <検索条件(申請)>

    フローグループ 検索したい案件のフローの属するフローグループを検索条件として指定

    します。定義されているフローグループが階層ごとにプルダウンで表示

    されます。

    ワークフロー管理者がフローグループを使用しない設定にしている場合

    は表示されません。

    フロー名 フロー名に対する検索条件を指定します。

    指定した内容が、フロー名と部分一致するフローを表示します。

    備考(フローバージョン) 備考に対する検索条件を指定します。

    指定した内容が、フローのバージョンについての備考の内容と部分一

    致するフローを表示します。

    ※条件として設定できる項目は、画面の一覧表示パターンによって変わります。

    ※フローグループは申請一覧の上部にも表示されますが、ワークフロー管理者がフローグループを

    使用しない設定にしている場合は同様に表示されません。

    ・[検索]ボタンを押下します。

    <申請>画面で表示されているフローを、検索条件でさらに絞り込んで表示します。

  • 第 1 章 ワークフローの操作

    12 IM-Workflow

    申請画面の一覧表示パターン変更

    ■ワークフローの管理者によって申請画面の一覧表示パターンが定義されている場合、一覧表示パ

    ターンをシステム標準から変更することができます。

    ・ <表示条件>を押下し、タブを「表示設定」へ切り替えます。

    <表示条件(申請)>

    ・一覧表示パターンを選択します。

    ワークフロー管理者によって定義された、申請画面の一覧表示パターン名が、プルダウンで表示さ

    れますので、設定したい表示パターンを選択します。

    「プレビュー」には、選択した一覧表示パターンのプレビューが表示されます。

    初期ソートが設定されている場合は、指定されている項目に対して、指定されている順序(昇順/

    降順)で並び変えられて表示されます。

    ※ワークフロー管理者は、利用者の一覧表示パターン選択可否を設定することができます。選択不

    可とすると、利用者は管理者が設定した表示パターンを変更することができなくなります。

    3 申請者を選択します。 代理で申請を行う場合は、代理元のユーザを選択します。ユーザを選択すると、代理で申請可能なフロー

    の一覧が表示されます。

    代理を行わない場合は、自分の名前が表示されている状態のままにします。

    4 申請したいフロー定義の、 を押下します。 選択したフロー定義の申請情報入力画面に遷移します。

    ここでは、例として物品購入のフロー定義で申請します。

    <申請情報入力>

  • 1.3 申請

    利用者 操作ガイド 13

    5 必要な情報を入力し、左上の <申請>を押下します。 <申請>画面が表示されます。

    <申請>

    申請に必要な情報を入力します。

    ノード名 申 請 対 象 のフロー定 義 における申 請 ノードのノード名 です。タイト

    ル横に表示されます。

    案件名(必須) この案件の名称を入力します。

    申請者 <申 請 >画 面 で指 定 した、案 件 の申 請 を行 うユーザの名 前 が表

    示されます。

    申請基準日 <申請>画面で指定した、案件の申請基準日が表示されます。

    担当組織(必須) ユーザが複数の組織に所属している場合、どの組織から申請を行

    うかを選択します。

    ユーザの所 属 している組 織 のうち、申 請 を行 う上 で選 択 可 能 な組

    織がプルダウンで表示されます。

    優先度 この案件の優先度を選択します。

    「高」「通常」「低」から選択します。

    印影(必須) 印影を必要とする案件の場合、どの印影で押印するかを選択しま

    す。

    この項目は、印影を必要としない案件の場合、表示されません。

    処理画面に遷移した初期状態では、常用印が選択されています。

  • 第 1 章 ワークフローの操作

    14 IM-Workflow

    絞込みキーワードを選択することで、特定のキーワードが設定され

    た印影のみに絞込むことができます。

    詳細は、後述の「1.10 印影設定」を参照してください。

    コメント 申請時のコメントを記入できます。

    <コメント>を押下すると、コメント記入欄が展開されます。

    フロー定義上の処理者は、履歴確認画面でコメントを確認すること

    ができます。

    添付ファイル 案件にファイルを添付することができます。

    <添付ファイル>を押 下すると、ファイル指定欄が展 開されま

    す。

    フロー定 義 上 の処 理 者 は、添 付 されたファイルを開 くことができま

    す。また、フロー定義でノードに対して設定された権限によっては、

    添付ファイルの追加や削除を行うことができます。

    根回しメール 根回しメールを送信することができます。

    根 回 しメールは、システム標 準 で用 意 されているテンプレートに従

    って作成されます。

    <根 回 しメール>を押 下 すると、メール設 定 欄 が展 開 されま

    す。[申請]ボタンを押下した時点で、送信されます。

    添付ファイルは、フロー定義において「ファイルの添付」機能を有効としている場合のみ利用できます。 ワークフロー管理者は、根回しメールの使用可否を設定することができます。初期設定では使用可能となっていま

    す。使用不可に設定されている場合は、根回しメールの設定はできません。

  • 1.3 申請

    利用者 操作ガイド 15

    添付ファイルの設定方法

    ファイルの添付方法について説明します。

    <添付ファイル指定欄>

    アップロードファイルの入力欄の[参照]ボタンを押下して、アップロードしたいファイルを選択

    し、[追加]ボタンを押下するとファイルが添付されます。

    添付ファイルの名称を変更したい場合は、ファイル保存名に名称を入力し[追加]ボタンを押下し

    ます。

    ファイルを添付後、ファイル名をクリックすると、添付ファイルを開くことができます。

    解除欄の を押下すると、添付ファイルを解除します。

    フロー定義上の処理者は、添付されたファイルを開くことができます。

    また、フロー定義でノードに対して設定された権限によっては、添付ファイルの追加や削除を行う

    ことができます。

    根回しメールの設定方法

    根回しメール設定欄での設定方法について説明します。

    <メール設定欄>

    ・宛先ユーザを指定します。

    宛先欄の <検索>を押下すると、IM-共通マスタのユーザ検索画面が表示されますので、指定

    したい宛先ユーザを選択します。

    入力を解除したい場合は、 <解除>を押下します。

    CC、BCCを指定したい場合は、 を押下して展開される指定欄に、宛先と同様にユーザを指定

  • 第 1 章 ワークフローの操作

    16 IM-Workflow

    してください。

    ・「件名」欄に、メールの件名を入力します。

    ・「本文」欄に、メールテンプレートの本文に追加記入する内容を入力します。

    メール本文は、テンプレートの内容に「本文」欄に入力した内容を追加記入し、作成されます。

    根回しメールは、申請が行われた時点で送信されます。

    6 [申請]ボタンを押下します。 案件が申請されます。

    フロー定義に定義されている次のノードに処理が進みます。

    ※申請した案件は、[ワークフロー]-[処理済]から、申請内容や進捗状況、承認者のコメント等を確認

    することができます。また、申請した案件の「引戻し」を行うことができます。詳細は、後述の「1.5 処

    理済案件の確認」を参照してください。

  • 1.3 申請

    利用者 操作ガイド 17

    1.3.2 一時保存 「一時保存」とは、申請を行う前の申請内容を一時的に保存できる機能です。

    <申請情報入力>画面で入力した申請情報を一時保存し、再度申請する際に、保存していた情報を利用す

    ることができます。また、申請基準日を変更して再度申請や一時保存情報を更新することができます。

    ワークフロー管理者は、一時保存機能の使用可否を設定することができます。初期設定では使用可能となっています。使用不可に設定されている場合は、案件の一時保存はできません。

    1 <申請情報入力>画面で、 <一時保存>を押下します。 <一時保存>画面が表示されます。

    <一時保存>

    一時保存に必要な情報を入力します。

    案件名(必須) この案件の名称を入力します。

    申請者 申請を行うユーザの名前が表示されます。

    申請基準日 <申請>画面で指定した、案件の申請基準日が表示されます。

    コメント 一時保存時のコメントを記入できます。

    <コメント>を押下すると、コメント記入欄が展開されます。

    <一 時 保 存 一 覧 >画 面 で、このコメントを確 認 することができま

    す。また、一時保存を利用して申請を行う際、申請時のコメントとし

    てあらかじめ表示されます。

    2 [一時保存]ボタンを押下します。 入力した申請情報が、一時保存されます。

  • 第 1 章 ワークフローの操作

    18 IM-Workflow

    3 一時保存中の申請情報を確認し、<申請>画面で、タブを[一時保存]に切り替えます。 一時保存中の申請情報が一覧表示されます。

    <申請(一時保存)>

    表示項目について説明します。項目は、初期設定のシステム標準画面のものです。

    申請 を押下すると、この申請情報を利用して申請を行います。

    フロー名 フロー定義の名称が表示されます。

    申請基準日 一時保存時に指定していた申請基準日が表示されます。

    を押下すると、申請基準日を変更する画面が表示されます。

    申請者 一時保存時に指定していた申請者の名前が表示されます。

    案件名 一時保存時に入力したコメントが表示されます。

    コメント 一時保存時に入力したコメントが表示されます。

    フロー を押 下 すると、このフロー定 義 のフロー参 照 画 面 がポップアッ

    プ表示され、案件のフロー図、各ノードの処理者を確認できます。

    削除 を押下すると、一時保存している申請情報を削除します。

    4 申請基準日を変更する場合は、一時保存中の申請情報の一覧を確認し、申請基準日欄の を押下します。 申請基準日を変更する画面が表示されます。

  • 1.3 申請

    利用者 操作ガイド 19

    <申請基準日を変更して申請>

    表示項目について説明します。

    申請基準日 を押下して、表示されるカレンダーから日付を選択します。

    指定した値を解除したい場合は、 を押下します。

    申請基準日は、保存した案件の申請基準日時点で有効なフロー、コンテンツ、ルートの各バージョンの有効期間がかさなる範囲内で変更できます。

    たとえば、下記図の「↓」が案件の申請基準日である場合、申請基準日は黄色の範囲内で変更できます。

    画面に表示される申請基準日の初期値は、変更範囲によって異なります。 ・ システム日付が変更可能な範囲内であれば、システム日付が表示されます。

    ・ システム日付が変更可能な範囲より過去日の場合は、変更可能な範囲の最初日が表示されます。

    ・ システム日付が変更可能な範囲より未来日の場合は、変更可能な範囲の最後日が表示されます。

  • 第 1 章 ワークフローの操作

    20 IM-Workflow

    一時保存画面の検索表示

    ■検索条件を指定することで、現在表示されている一時保存中の申請情報を、さらに絞り込んで表

    示させることができます。

    ・ <表示条件>を押下します。

    <表示条件>画面が表示されます。(タブ:検索条件)

    <検索条件(一時保存)>

    フローグループ 検索したい案件のフローの属するフローグループを検索条件として指定

    します。定義されているフローグループが階層ごとにプルダウンで表示

    されます。

    ワークフロー管理者がフローグループを使用しない設定にしている場合

    は表示されません。

    フロー名 フロー名に対する検索条件を指定します。

    指定した内容が、フロー名と部分一致するフローを表示します。

    申請基準日 申請情報の申請基準日を検索条件として範囲指定します。 を押下

    して、表示されるカレンダーから日付を選択します。

    指定した値を解除したい場合は、 を押下します。

    申請者 申請情報の申請者を検索条件として指定します。

    案件名 申請情報の案件名を検索条件として指定します。入力値の部分一致で

    検索します。

    コメント 一時保存時のコメントを検索条件として指定します。入力値の部分一致

    で検索します。

    ※条件として設定できる項目は、画面の一覧表示パターンによって変わります。

    ・[検索]ボタンを押下します。

    <一時保存>画面で表示されている申請情報を、検索条件でさらに絞り込んで表示します。

  • 1.3 申請

    利用者 操作ガイド 21

    一時保存画面の一覧表示パターン変更

    ■ワークフローの管理者によって一時保存画面の一覧表示パターンが定義されている場合、一覧表

    示パターンをシステム標準から変更することができます。

    ・ <表示条件>を押下し、タブを「表示設定」へ切り替えます。

    <表示条件(一時保存)>

    ・一覧表示パターンを選択します。

    ワークフローの管理者によって定義された、一時保存画面の一覧表示パターン名が、プルダウンで

    表示されますので、設定したい表示パターンを選択します。

    「プレビュー」には、選択した一覧表示パターンのプレビューが表示されます。

    初期ソートが設定されている場合は、指定されている項目に対して、指定されている順序(昇順/

    降順)で並び変えられて表示されます。

    ※ワークフロー管理者は、利用者の一覧表示パターン選択可否を設定することができます。選択不

    可とすると、利用者は管理者が設定した表示パターンを変更することができなくなります。

    5 一時保存していた申請情報を利用して申請を行います。利用したい申請情報の を押下します。 申請情報入力画面に遷移します。一時保存した入力内容が、あらかじめ入力されています。

    6 通常の申請と同様に操作を行います。

    ひとつのフロー定義に対して、いくつでも一時保存ができます。 1度保存したデータに対して何回でも更新ができます。 一時保存から申請を行うと、その一時保存データは削除されます。 一時保存中の案件のフロー定義が無効になった場合は申請できません。

  • 第 1 章 ワークフローの操作

    22 IM-Workflow

    1.3.3 処理(確認)対象者設定可能ノードでの申請 案件のルート上に「動的承認ノード」「横配置ノード」「縦配置ノード」「確認ノード」のいずれかが配

    置されている場合、それらのノード以前の申請/承認/動的承認ノードが、処理(確認)対象者設定可能ノ

    ードとしてワークフロー管理者により指定される場合があります。

    処理(確認)対象者設定可能ノードに指定されている申請ノードで申請を行う場合は、通常の申請操作に

    加えて、処理(確認)対象者の設定を行う必要があります。

    ※処理対象者設定可能ノードでの申請についての詳細、および、操作方法は、後述の「1.4.8 処理(確認)

    対象者設定可能ノードでの処理」を参照してください。

    1.3.4 分岐先設定可能ノードでの申請 案件のルート上に条件分岐があり、分岐開始ノードの分岐開始方法が「申請/処理時に分岐先を選択する」

    に設定されている場合、分岐開始ノード以前の申請/承認/動的承認ノードが、分岐先設定可能ノードとし

    てワークフロー管理者により指定される場合があります。

    分岐先設定可能ノードとして指定されている申請ノードで申請を行う場合は、通常の申請操作に加えて、

    分岐先ルートの選択を行う必要があります。

    ※分岐先設定可能ノードでの申請についての詳細、および、操作方法は、後述の「1.4.9 分岐先設定可能

    ノードでの処理」を参照してください。

  • 1.3 申請

    利用者 操作ガイド 23

    1.3.5 ポートレットからの申請 ポータル画面に「申請可能フロー定義一覧」ポートレットを配置すると、ポートレットから案件の申請を

    行うことができます。

    ポートレットの利用者ポータル画面への登録方法については、別紙「ポータル ユーザ操作 ガイド」を参照してください。

    <ポータル画面>

    ●「申請可能フロー定義一覧」ポートレットから、案件の申請を行います。

    1 ポートレットに申請可能フロー定義が一覧表示されますので、申請を行いたいフロー定義の を押下します。

    ※ <申請画面へ>を押下すると、<申請>画面へ遷移します。

    2 通常と同様の申請操作を行います。

  • 第 1 章 ワークフローの操作

    24 IM-Workflow

    1.4 処理 ここでは、[ワークフロー]-[未処理]メニューから行える処理の操作について説明します。

    [未処理]メニューからは、以下の処理が行えます。

    案件の承認処理 フロー上に配置された承認ノードで行う承認処理です。

    承認待ち状態の案件に対して行う処理です。

    未申請状態からの申請 未申請状態から申請を行う処理です。

    申請待ち状態の案件に対して行う処理です。

    案件の再申請/取止め 引 戻 した案 件 、または差 戻 しされた案 件 を再 び申 請 する際 に行 う

    処理です。

    また、案件を取止めることもできます。

    再申請待ち状態の案件に対して行う処理です。

    未申請状態とは、IM-Workflowが標準で提供する起票APIを実行することで、申請対象者に指定のフロー定義で申請を行うことを促している状態のことです。

    ●[未処理]メニューを押下すると、<未処理>画面が表示されます。

    ユーザが、案件の現在のノードの処理対象者に指定されている案件が、一覧表示されます。

    <未処理>

    「本人」と「代理」の検索条件は一覧画面上でも変更することができます。詳細については、後述の「未処理画面の検索表示」をご覧ください。

  • 1.4 処理

    利用者 操作ガイド 25

    表示項目を説明します。項目は、初期設定のシステム標準画面のものです。

    処理 を押下すると、案件の処理を行う画面に遷移します。

    振替 を押下すると、案件の振替を行う画面が表示されます。

    承認待ち状態、保留状態の案件の場合のみ、アイコンが表示され

    ます。

    未申請状態、再申請待ち状態の案件からは、振替はできません。

    ※振 替 についての詳 細 は、後 述 の「1.4.7 振 替 」を参 照 してくださ

    い。

    優先度 案 件 を申 請 する際 に、申 請 者 によって指 定 された優 先 度 をアイコ

    ンで表示します。

    :高 :通常 表示なし:低

    案件番号 案 件 ごとに付 与 された番 号 を表 示 します。案 件 を識 別 するための

    IDです。

    案件名 案件を申請する際に申請者によって入力された、案件の名称を表

    示します。

    申請基準日 案件を申請する際に申請者によって指定された、申請基準日を表

    示します。

    申請日 実際に申請を行った日付を表示します。

    申請者 申請者の名前を表示します。

    フロー名 フロー定義の名称を表示します。

    ノード名 ユーザが処理対象となっているノードの名称を表示します。

    状態 現在の案件の状態をアイコンで表示します。

    :申請待ち

    :再申請待ち

    :承認待ち

    :保留状態

    到達日 当該ノードに案件の処理が到達した日付を表示します。

    処理期限 案 件 のフロー定 義 で、当 該 ノードの処 理 期 限 が設 定 されている場

    合、処理期限を表示します。

    処理権限 当該ノードの処理権限をアイコンで表示します。

    :本人権限でのみ処理可能

    :代理権限でのみ処理可能

    :本人権限でも代理権限でも処理可能

    詳細 を押下すると、案件の詳細内容がポップアップ表示されます。

    申請された内容を確認できます。

    フロー を押下すると、案件のフロー参照画面がポップアップ表示され

    ます。案件のフロー図、現在処理中のノード、各ノードの処理者や

    処理日時等を確認できます。

    履歴 を押 下 すると、案 件 の履 歴 参 照 画 面 がポップアップ表 示 され

    ます。案件のフロー図、処理が終了したノードの処理日時や、処理

  • 第 1 章 ワークフローの操作

    26 IM-Workflow

    の際に処理者が付けたコメント等を確認できます。

    未処理画面の検索表示

    ■検索条件を指定することで、現在表示されている案件を、さらに絞り込んで表示させることがで

    きます。

    ・ <表示条件>を押下します。

    <表示条件>画面が表示されます。(タブ:検索条件)

    <検索条件(未処理)>

    表示したい案件の検索条件を指定します。指定した条件で絞り込み、該当する案件を表示します。

    絞込み条件 絞込み条件を指定します。

    押下ごとに表示/非表示が切り替わります。色付きの状態のとき、対象

    の案件が表示される状態です。

    本人:

    処理対象者がユーザ本人である案件の表示/非表示を選択します。

    代理:

    ユーザを代理先として指定している代理元が処理対象者である案件の

    表示/非表示を選択します。

    ワークフロー管理者が代理機能の利用を不可としている場合、この条

    件設定欄は表示されません。

    申請:

    状態が「申請待ち」「再申請待ち」である案件の表示/非表示を選択しま

    す。

    承認:

    状態が「承認待ち」「保留状態」である案件の表示/非表示を選択しま

    す。

  • 1.4 処理

    利用者 操作ガイド 27

    フローグループ 検索したい案件のフローの属するフローグループを検索条件として指定

    します。定義されているフローグループが階層ごとにプルダウンで表示

    されます。

    ワークフロー管理者がフローグループを使用しない設定にしている場合

    は表示されません。

    優先度 案件で指定されている優先度を検索条件として指定します。プルダウン

    から「通常」「高」「低」のいずれかを選択します。

    案件番号 案件の案件番号を検索条件として指定します。入力値の部分一致で検

    索します。

    案件名 案件の案件名を検索条件として指定します。入力値の部分一致で検索

    します。

    申請基準日 案件の申請基準日を検索条件として範囲指定します。 を押下し

    て、表示されるカレンダーから日付を選択します。

    指定した値を解除したい場合は、 を押下します。

    申請日 案件の申請日を検索条件として範囲指定します。 を押下して、表

    示されるカレンダーから日付を選択します。

    指定した値を解除したい場合は、 を押下します。

    申請者 案件の申請者を検索条件として指定します。

    <検索>を押下すると、申請者検索画面がポップアップ表示されま

    す。

    検索条件としたい申請者を選択します。

    指定した値を解除したい場合は、 <解除>を押下します。

    フロー名 案件のフロー名を検索条件として指定します。入力値の部分一致で検

    索します。

    ノード名 ノード名を検索条件として指定します。入力値の部分一致で検索しま

    す。

    状態 案件の状態を検索条件として指定します。「申請待ち」「承認待ち」「再

    申請待ち」「保留状態」のいずれかを選択します。

    到達日 案件の到達日を検索条件として範囲指定します。 を押下して、表

    示されるカレンダーから日付を選択します。

    指定した値を解除したい場合は、 を押下します。

    処理期限 案件の処理期限日付を検索条件として指定します。 を押下して、

    表示されるカレンダーから日付を選択します。

    指定した値を解除したい場合は、 を押下します。

    ※条件として設定できる項目は、画面の一覧表示パターンによって変わります。

    ・[検索]ボタンを押下します。

    <未処理>画面で表示されている案件を、検索条件でさらに絞り込んで表示します。

  • 第 1 章 ワークフローの操作

    28 IM-Workflow

    未処理画面の一覧表示パターン変更

    ■ワークフローの管理者によって未処理画面の一覧表示パターンが定義されている場合、一覧表示

    パターンをシステム標準から変更することができます。

    ・ <表示条件>を押下し、タブを「表示条件」へ切り替えます。

    <表示条件(未処理)>

    ・一覧表示パターンを選択します。

    ワークフローの管理者によって定義された、未処理画面の一覧表示パターン名が、プルダウンで表

    示されますので、設定したい表示パターンを選択します。

    「プレビュー」には、選択した一覧表示パターンのプレビューが表示されます。

    初期ソートが設定されている場合は、指定されている項目に対して、指定されている順序(昇順/

    降順)で並び変えられて表示されます。

    ※ワークフロー管理者は、利用者の一覧表示パターン選択可否を設定することができます。選択不

    可とすると、利用者は管理者が設定した表示パターンを変更することができなくなります。

  • 1.4 処理

    利用者 操作ガイド 29

    1.4.1 承認処理 フロー上に配置された承認ノードで行う、承認処理について説明します。

    フロー定義で当該ノードの処理対象者に指定されているユーザが操作を行います。

    <未処理>画面で一覧表示されている、「承認待ち」状態( )の案件に対して行う操作です。

    ●申請の承認を行います。

    1 <未処理>画面で、「承認待ち」状態の案件の、 を押下します。 申請内容の確認画面に遷移します。

    <申請情報表示>

    2 <処理>を押下します。 案件の<処理>画面が表示されます。

    <処理>

  • 第 1 章 ワークフローの操作

    30 IM-Workflow

    表示項目について説明します。

    ノード名 処理対象ノードのノード名です。タイトル横に表示されます。

    処理種別(必須) 承認待ちの案件に対する処理種別をプルダウンから指定します。

    「承認」「承認終了」「否認」「保留/保留解除」「差戻し」の処理のう

    ち、フロー定 義 の設 定 によって、このノードに許 可 された処 理 種 別

    のみが表示されます。

    承認 案 件 を許 可 して次 のノードに案 件 を進

    める処理です。

    処理の後、処理したノードの次のノード

    に案件の処理が進みます。

    また、処 理 したノードの次 のノードが終

    了 ノードの場 合 、案 件 は可 決 として完

    了します。

    承認終了 案 件 を 可 決 と し て 完 了 さ せ る 処 理 で

    す。

    処理したノードの次にルートが続いてい

    た場合でも、案件は完了します。

    否認 案件を否決として完了する処理です。

    処理したノードの次にルートが続いてい

    た場合でも、案件は完了します。

    保留/保留解除 案 件 の処 理 を保 留 します。案 件 は保

    留状態となります。

    また、保留状態の案件の場合、保留を

    解 除 します。案 件 は承 認 待 ち状 態 とな

    ります。

    保 留 した本 人 以 外 の処 理 対 象 者 の処

    理を禁止します。

    差戻し 案 件 の処 理 を、現 在 のノードから任 意

    の処理済みのノードに戻します。

    案件番号 この案件の案件番号が表示されます。

    案件名 この案件の案件名が表示されます。

    申請情報 <申 請 情 報 >を押 下 すると、「申 請 者 名 」「申 請 基 準 日 」「申

    請日」を確認することができます。

    処理者(必須) このノードの処理を行う処理者を指定します。

    代 理 設 定 により他 ユーザから代 理 先 として指 定 を受 けている場

    合、そのユーザを処理者として選択することができます。

    担当組織(必須) ユーザが複数の組 織 に所属している場 合、どの組織 として申 請 を

    行うかを選択します。

    ユーザの所 属 している組 織 のうち、処 理 を行 う上 で選 択 可 能 な組

    織がプルダウンで表示されます。

    コメント 処理時のコメントを記入できます。

    <コメント>を押下すると、コメント記入欄が展開されます。

    フロー定義上の処理者は、履歴確認画面でコメントを確認すること

  • 1.4 処理

    利用者 操作ガイド 31

    ができます。

    印影(必須) 印影を必要とする案件の場合、どの印影で押印するかを選択しま

    す。

    この項目は、印影を必要としない案件の場合、表示されません。

    処理画面に遷移した初期状態では、常用印が選択されています。

    絞込みキーワードを選択することで、特定のキーワードが設定され

    た印影のみに絞込むことができます。

    詳細は、後述の「1.10 印影設定」を参照してください。

    添付ファイル 案件にファイルを添付することができます。

    処理種別が「承認」「承認終了」のときのみ表示される項目です。

    <添付ファイル>を押 下すると、ファイル指定欄が展 開されま

    す。フロー定 義 上 の処 理 者 は、添 付 されたファイルのファイル名を

    クリックすると、添付ファイルを確認することができます。

    また、フロー定 義 でノードに対 して設 定 された権 限 によっては、添

    付ファイルの追加や削除を行うことができます。

    根回しメール 根回しメールを送信することができます。

    根 回 しメールは、システム標 準 で用 意 されているテンプレートに従

    って作成されます。

    <根 回 しメール>を押 下 すると、メール設 定 欄 が展 開 されま

    す。処理を実行した時点で、送信されます。

    ※各処理種別についての詳細は、「IM-Workflow 仕様書」を参照してください。

    処理種別が「差戻し」の場合のみ、以下の追加項目が表示されます。

    差戻し先(必須) 差戻し先として指定できる処理済みノードが表示されます。

    ・差戻し先一覧

    :差戻し先 として指定したいノードの、選択 チェック欄 をチェックしま

    す。

    添付ファイルは、フロー定義において「ファイルの添付」機能を有効としている場合のみ利用できます。 ワークフロー管理者は、根回しメールの使用可否を設定することができます。初期設定では使用可能となっていま

    す。使用不可に設定されている場合は、根回しメールの設定はできません。

    処理種別で指定した処理種別によって、処理を実行するボタンの表示が各処理名に変化します。

    3 処理ボタンを押下します。 設定した承認処理が実行されます。

  • 第 1 章 ワークフローの操作

    32 IM-Workflow

    1.4.2 未申請状態からの申請 申請待ち状態の案件の申請操作について説明します。

    ●未申請状態からの申請を行います。

    1 <未処理>画面で、「申請待ち」状態の案件の、 を押下します。 起票された案件の申請情報入力画面に遷移します。

    2 通常の申請と同様に申請を行います。 起票された案件の「取止め」を行うこともできます。

  • 1.4 処理

    利用者 操作ガイド 33

    1.4.3 再申請/取止め 「再申請」「取止め」の処理について説明します。

    一度申請を行い、その後引戻した案件、または、申請し、以降の承認者によって差戻された案件に対して、

    案件の申請者が行う処理です。

    <未処理>画面で一覧表示されている、「再申請待ち」状態の案件に対して行います。

    ※引戻しの操作については、後述の「1.5.1 引戻し」を参照してください。

    ●再申請を行います。

    1 <未処理>画面で、「再申請待ち」状態の案件の、 を押下します。

    申請内容の入力画面に遷移します。

    前回申請した際の入力内容が表示されます。

    内容の変更が必要であれば、入力し直します。

    2 <再申請>を押下します。 案件の<再申請>画面が表示されます。

    <再申請>

  • 第 1 章 ワークフローの操作

    34 IM-Workflow

    表示項目について説明します。

    ノード名 処 理 対 象 の案 件 における申 請 ノードのノード名 です。タイトル横 に

    表示されます。

    処理種別(必須) 再 申 請 待 ちの案 件 に対 する処 理 種 別 をプルダウンから指 定 しま

    す。

    「再 申 請 」「取 止 め」の処 理 のうち、フロー定 義 の設 定 によって、こ

    の申請ノードに許可された処理種別のみが表示されます。

    再申請 案 件 の再 申 請 を行 う処 理 です。フロー

    定 義 に定 義 されている次 のノードに処

    理が進みます。

    取止め 案 件 の申 請 を取 止 めます。案 件 は完

    了します。

    案件番号 この案件の案件番号が表示されます。

    案件名(必須) この案件の名称を入力します。

    前 回 申 請 した際 の案 件 名 が表 示 されます。他 の名 称 に変 更 する

    ことができます。

    申請者 申請を行うユーザの名前が表示されます。

    担当組織(必須) ユーザが複数の組 織 に所属している場 合、どの組織 として申 請 を

    行うかを選択します。

    ユーザの所 属 している組 織 のうち、申 請 を行 う上 で選 択 可 能 な組

    織がプルダウンで表示されます。

    優先度 この案件の優先度を選択します。

    「高」「通常」「低」から選択します。

    印影(必須) 印影を必要とする案件の場合、どの印影で押印するかを選択しま

    す。

    この項目は、印影を必要としない案件の場合、表示されません。

    処理画面に遷移した初期状態では、常用印が選択されています。

    絞込みキーワードを選択することで、特定のキーワードが設定され

    た印影のみに絞込むことができます。

    詳細は、後述の「1.10 印影設定」を参照してください。

    コメント 申請時のコメントを記入できます。

    <コメント>を押下すると、コメント記入欄が展開されます。

    フロー定義上の処理者は、履歴確認画面でコメントを確認すること

    ができます。

    添付ファイル 案件にファイルを添付することができます。

    <添 付 ファイル>を押 下 すると、コメント記 入 欄 が展 開 されま

    す。

    フロー定義上の処理者は、添付されたファイルを確認することがで

    きます。

    また、フロー定 義 でノードに対 して設 定 された権 限 によっては、添

    付ファイルの追加や削除を行うことができます。

  • 1.4 処理

    利用者 操作ガイド 35

    根回しメール 根回しメールを送信することができます。

    根 回 しメールは、システム標 準 で用 意 されているテンプレートに従

    って作成されます。

    <根 回 しメール>を押 下 すると、メール設 定 欄 が展 開 されま

    す。処理を実行した時点で、送信されます。

    添付ファイルは、フロー定義において「ファイルの添付」機能を有効としている場合のみ利用できます。 添付ファイルの「追加」「削除」権限は、フロー定義においてノードごとに付与されます。 ワークフロー管理者は、根回しメールの使用可否を設定することができます。初期設定では使用可能となっていま

    す。使用不可に設定されている場合は、根回しメールの設定はできません。

    処理種別で指定した処理種別によって、処理を実行するボタンの表示が各処理名に変化します。

    3 処理ボタンを押下します。 設定した承認処理が実行されます。

  • 第 1 章 ワークフローの操作

    36 IM-Workflow

    1.4.4 連続処理 「連続処理」では、未処理画面に表示される案件に対して、連続で処理ができます。

    連続で処理したい案件を選択して、1画面1処理で連続的に処理を行います。

    ●連続処理を行います。

    1 <未処理>画面で、 <連続処理>を押下します。 <未処理連続処理>画面に遷移します。

    <未処理‐連続処理>

    2 連続処理を行いたい案件のチェックボックスにチェックを入れ、 <連続処理開始>を押下します。 <連続処理>画面に遷移します。

    <連続処理>

    各案件に応じた処理を行います。

    画面上部の<対象処理> を押下すると、処理案件を切り替えることができます。

    1つの処理の実行後は、基本的には次の対象案件に移ります。次の対象案件がない場合は、前の対象案件に移ります。すべての案件について処理が完了したら、一覧に戻ります。

  • 1.4 処理

    利用者 操作ガイド 37

    1.4.5 一括処理 「一括処理」では、未処理画面に表示される「承認待ち」状態の案件に対して、一括で承認ができます。

    一括処理したい案件を選択して、1画面で一括して処理を行います。

    ワークフロー管理者は、一括処理機能の使用可否を設定することができます。初期設定では使用可能となっています。使用不可に設定されている場合は、一括処理を行うことはできません。

    フロー定義で一括処理が許可されているノードの処理に対してのみ、一括処理が可能です。 一括処理で行える処理種別は、「承認」のみとなります。 処理するノードの直後に、縦配置ノード/横配置ノードがあり、展開されていない場合にはエラーとなります。

    ●一括処理を行います。

    1 <未処理>画面で、 <一括処理>を押下します。 <未処理一括処理>画面に遷移します。

    <未処理‐一括処理>

    2 一括処理を行う処理者と、処理者の担当組織を指定します。 それぞれプルダウンから選択します。

    指定した処理者、担当組織で処理が可能な案件が一覧表示されます。

    担当組織「所属なし」について

    一括処理の担当組織選択では、「所属なし」が初期設定されています。

    「所属なし」は、ユーザがどの組織にも所属していないことを表すのではなく、担当組織情報を指

    定しないことを意味します。

    「所属なし」を選択すると、担当組織情報なしで承認を行える案件のみが表示されます。

  • 第 1 章 ワークフローの操作

    38 IM-Workflow

    担当組織の期間化について

    組織情報が期間化されており、期間によって組織名称が異なる場合、本来は「処理者」が処理可能

    な案件の申請基準日によって、画面に表示すべき「担当組織」の名称は異なります。

    当画面の「担当組織」表示の動作仕様としては、一括処理/一括確認が可能な案件に紐付く組織名

    のうち、代表として最新の組織名を表示します。

    なお、当画面に表示される案件は、当画面に遷移する直前の<未処理>画面/<確認>画面で指定

    した検索条件の影響を受けますが、「担当組織」に関してはこの検索条件に左右されません。

    3 一括処理を行いたい案件のチェックボックスにチェックを入れ、 <一括処理開始>を押下します。 <一括処理>画面が表示されます。

    <一括処理>

    [承認]ボタンを押下すると、選択した案件が一括で承認されます。

    承認時のコメントを入力することができます。

    1.4.6 自動処理 「自動処理」とは、ノードの状態がある条件に合致した場合に案件を自動で処理する「自動処理」機能によ

    る処理のことです。

    フロー定義にて自動処理が設定されている場合、利用者が何も操作しない場合でも、自動で処理が行われ

    ます。

  • 1.4 処理

    利用者 操作ガイド 39

    1.4.7 振替 処理権限を持つユーザが、他の利用者に案件の処理権限を移譲することを「振替」と呼びます。

    処理権限を委譲する利用者を「振替元」、処理権限を委譲される利用者を「振替先」と呼びます。

    振替元は振替先に完全に権限を委譲します。振替を行うと、振替元のユーザは対象ノードの処理ができなくなります。

    移譲した権限は、振替処理を行ったノードに限り有効です。 承認待ち状態、保留状態の案件であり、フロー定義の設定によって振替が許可されたノードでの処理である場合の

    み振替が可能です。

    振替の振替も可能です。振替回数に制限はありません。 振替の取り消しはできません。

    ●振替処理を行います。

    1 <未処理>画面で、処理権限の移譲を行いたい案件の を押下します。 <振替>画面が表示されます。

    <振替>

    表示項目について説明します。

    ノード名 振替対象ノードのノード名です。タイトル横に表示されます。

    案件番号 この案件の案件番号が表示されます。

    案件名 この案件の名称が表示されます。

    申請者 この案件を申請した申請者の名前が表示されます。

    振替元(必須) 処理権限を委譲する利用者をプルダウンから選択します。

    振替先(必須) 振替先を指定します。

    <検 索 >を押 下 すると、<振 替 先 >画 面 がポップアップ表 示

    されます。

    振 替 先 としたい対 象 の を押 下 すると、IM-共 通 マスタの検 索

    画面が表示されますので、振替先を設定します。

  • 第 1 章 ワークフローの操作

    40 IM-Workflow

    振替通知メール 振替先に対して処理依頼を通知するメールを送信するか否かを設

    定します。

    振替通知 メールは、システム標 準で用意 されているテンプレートに

    従って作成されます。

    「送信する」にチェックした場合、メール本文に記載されるコメントの

    記入欄が表示されます。

    「コメント」欄 に、メールテンプレートの本 文 に追 加 記 入 する内 容 を

    入力します。

    メール本 文 は、テンプレートの内 容 に「コメント」欄 に入 力 した内 容

    を追加記入し、作成されます。

    [振替]ボタンを押下した時点で、送信されます。

    2 [振替]ボタンを押下します。 設定した内容で、振替が行われます。

  • 1.4 処理

    利用者 操作ガイド 41

    1.4.8 処理(確認)対象者設定可能ノードでの処理 案件のルート上に「動的承認ノード」「横配置ノード」「縦配置ノード」「確認ノード」のいずれかが配

    置されている場合、それらのノード以前の申請/承認/動的承認ノードが、処理(確認)対象者設定可能ノ

    ードとしてワークフロー管理者により指定される場合があります。

    処理(確認)対象者設定可能ノードに指定されている承認ノードの処理を行う場合は、通常の処理操作に

    加えて、処理(確認)対象者の設定を行う必要があります。

    処理(確認)対象者設定可能ノードに指定されているノードでは、フロー定義上の「動的承認ノード」「確

    認ノード」に対して、処理(確認)対象者を、「横配置ノード」「縦配置ノード」に対して、処理対象者、

    および、ノードの配置数を、案件ごとに設定できます。

    処理(確認)対象者設定可能ノードの処理を行う場合、通常の処理画面に「フロー設定」項目が追加され、

    処理(確認)対象者設定の対象となるノードが表示されます。

    <フロー設定>

    表示項目について説明します。

    編集 を押下すると、処理(確認)対象者の設定を行う画面が表示さ

    れます。

    ノード名 処理(確認)対象者設定の対象となるノードの名称を表示します。

    必要な設定内容 処 理 (確 認 )対 象 者 設 定 の対 象 となるノードに対 して必 要 な設 定

    内容を表示します。

    設定状況 設定が問題なく行われている場合には、 を表示します。

    処理を進めるには、対象ノードの設定状況に が表示されてい

    る状態である必要があります。

    確認ノードの対象者指定は必須ではありません。

    ●処理(確認)対象者の設定を行います。

  • 第 1 章 ワークフローの操作

    42 IM-Workflow

    1 対象のノードの を押下します。 <ノード編集>画面が表示されます。

    動的承認ノード、確認ノードの場合

    <ノード編集(動的承認ノード)>

    処理(確認)対象者を設定します。

    有効 対 象 ノードが動 的 承 認 ノードの場 合 のみ表 示 されます。このノード

    を有 効 にするか、無 効 にする(削 除 する)かを設 定 します。チェック

    があると有効です。

    保存済み設定 ログインユーザが保 存 した処 理 (確 認 )対 象 者 設 定 を利 用 できま

    す。利用したい場合は、プルダウンに表示される設定名から選択し

    ます。

    設定名 現 在 の設 定 を保 存 したい場 合 は、保 存 する設 定 の名 称 を入 力 し

    ます。[保存]ボタンを押下すると、設定名に入力した名称で、現在

    の処理(確認)対象者設定が保存されます。

    ノード名 編集対象のノード名を表示します。

    処理(確認)対象者(必須) ノードの処 理 (確 認 )対 象 者 を設 定 します。ルート定 義 で指 定 した

    処理(確認)対象者が、デフォルトで設定されています。

    ・処理(確認)対象者を指定します。 <検索>を押下します。

    IM-共 通 マスタの検 索 画 面 が表 示 されますので、対 象 者 に指 定 し

    たい対象を選択します。

    ・対 象 者 の状 況 を確 認 できます。状 況 確 認 欄 に表 示 されている

    を押 下 すると、対 象 者 状 況 確 認 画 面 がポップアップ表 示 され

    ます。

    ・設 定 してある対 象 者 を解 除 できます。解 除 したい対 象 の解 除 欄

    の を押下します。

    [決定]ボタンを押下すると、<処理>画面に戻ります。

  • 1.4 処理

    利用者 操作ガイド 43

    横配置ノード、縦配置ノードの場合

    <ノード編集(縦配置ノード)>

    配置ノードの設定を行います。

    保存済み設定 ログインユーザが保存した処理対象者設定を利用できます。利用

    したい場合は、プルダウンに表示される設定名から選択します。

    設定名 現 在 の設 定 を保 存 したい場 合 は、保 存 する設 定 の名 称 を入 力 し

    ます。[保存]ボタンを押下すると、設定名に入力した名称で、現在

    の各ノードのノード名と処理対象者設定が保存されます。

    処理設定 配置ノードを設定します。

    フロー定義で設定された割当可能ノード数の最大値分、入力欄が

    表示されます。

    設定した割当可能ノード数の最小値分の設定が必須です。

    配 置 したいノード数 分 、処 理 設 定 欄 のチェックボックスをチェックし

    ます。

    処理を設定する(チェックボックス) 配置ノードを設定します。

    フロー定義で設定された割当可能ノード数の最大値分、入力欄が

    表示されます。

    設定した割当可能ノード数の最小値分の設定が必須です。

    配 置 したいノード数 分 、処 理 設 定 欄 のチェックボックスをチェックし

    ます。

    ノード名(必須) 設定したノードの名称を入力します。

    処理対象者(必須) ノードの処理対象者を設定します。

    ・処理対象者を指定します。

    <検索>を押下します。

    IM-共通マスタの検索画面がポップアップ表示されますので、処理

  • 第 1 章 ワークフローの操作

    44 IM-Workflow

    対象者に指定したい対象を選択します。

    ・対 象 者 の状 況 を確 認 できます。状 況 確 認 欄 に表 示 されている

    を押 下 すると、対 象 者 状 況 確 認 画 面 がポップアップ表 示 され

    ます。

    ・設 定 してある対 象 者 を解 除 できます。解 除 したい対 象 の解 除 欄

    の を押下します。

    [決定]ボタンを押下すると、<処理>画面に戻ります。

    2 <処理>画面で、すべての処理(確認)対象者設定の対象となるノードに が表示されていることを確認して、通常の処理操作を行います。

  • 1.4 処理

    利用者 操作ガイド 45

    1.4.9 分岐先設定可能ノードでの処理 案件のルート上に条件分岐があり、分岐開始ノードの分岐開始方法が「申請/処理時に分岐先を選択する」

    に設定されている場合、分岐開始ノード以前の申請/承認/動的承認ノードが、分岐先設定可能ノードとし

    てワークフロー管理者により指定される場合があります。

    分岐先設定可能ノードとして指定されているノードで処理を行う場合は、通常の処理操作に加えて、分岐

    先ルートの選択を行う必要があります。

    分岐先設定可能ノードの処理を行う場合、通常の処理画面に「ルート選択」項目が追加され、処理(確認)

    対象者設定の対象となるノードが表示されます。

    <ルート選択(複数)>

    <ルート選択(単数)>

    表示項目について説明します。

    分岐開始ノード名 分岐開始ノードの名称が表示されます。

    ルート選択 定義されている各ルートの最初に配置されているノードの名称とそ

    のチェックボックスが、一覧表示されます。

    処理を進めたいルートのチェックボックスをチェックします。

    ルートを選択した状態で、通常の処理操作を行います。

    案件が分岐開始ノードに達した場合、選択したルートに処理が進みます。

    分岐先ルートの選択は、フロー定義によって複数選択の可否が設定されています。複数選択可となっている場合は、2つ以上のルートを選択することができます。

    単一選択に設定されている場合は、チェックボックスがラジオボタンに代わり、1つのルートのみ選択することができます。

  • 第 1 章 ワークフローの操作

    46 IM-Workflow

    1.4.10 ポートレットからの処理 ポータル画面に「新着未処理案件の表示」ポートレットを配置すると、ポートレットから直接新着未処理

    案件の処理を行うことができます。

    ポートレットの利用者ポータル画面への登録方法については、別紙「ポータル ユーザ操作 ガイド」を参照してください。

    <ポータル画面>

    ●「新着未処理案件の表示」ポートレットから、新着未処理案件の処理を行います。

    1 ポートレットに未処理案件が一覧表示されます。処理を行いたい案件の を押下します。 ※ <未処理画面へ>を押下すると、<未処理>画面へ遷移します。

    2 通常と同様の処理操作を行います。

  • 1.5 処理済案件の確認

    利用者 操作ガイド 47

    1.5 処理済案件の確認 ここでは、[ワークフロー]-[処理済]メニューから行える操作について説明します。

    [処理済]メニューからは、以下のことが行えます。

    処理済案件の確認 ユーザが申請 ・処理した案 件の、その後の進捗状況、承認時のコ

    メント等の詳細を確認することができます。

    引戻し 次 のノードの処 理 対 象 者 が処 理 を行 う前 に、自 ノードに処 理 を戻

    す処理です。

    利用者が処理を行った処理済案件に対して行う処理です。

    ●[処理済]メニューを押下すると、<処理済>画面が表示されます。

    ユーザが申請・処理を行った案件が、一覧表示されます。

    タブを選択することによって、未完了案件/完了案件を切り替えて表示できます。

    <処理済(未完了)>

    「(自案件)本人」「(自案件)代理先」「(他者案件)本人」「(他者案件)代理元」の検索条件は一覧画面上でも変更することができます。詳細については、後述の「処理済画面の検索表示」をご覧ください。

  • 第 1 章 ワークフローの操作

    48 IM-Workflow

    表示項目を説明します。項目は、初期設定のシステム標準画面のものです。

    引戻 を押下すると、案件の処理を行う画面が表示されます。

    「未完了案件」表示の場合のみ表示される項目です。

    優先度 案 件 を申 請 する際 に、申 請 者 によって指 定 された優 先 度 をアイコ

    ンで表示します。

    :高 :通常 表示なし:低

    案件番号 案 件 ごとに付 与 された番 号 を表 示 します。案 件 を識 別 するための

    IDです。

    案件名 案件を申請する際に申請者によって入力された、案件の名称を表

    示します。

    申請基準日 案件を申請する際に申請者によって指定された、申請基準日を表

    示します。

    申請日 実際に申請を行った日付を表示します。

    申請者 申請者の名前を表示します。

    フロー名 フロー定義の名称を表示します。

    最終処理日 案件の処理が行われた最終日付を表示します。

    「未完了案件」表示の場合のみ表示される項目です。

    案件終了日 案件が終了した日付を表示します。

    「完了案件」表示の場合のみ表示される項目です。

    完了状態 案件の完了状態をアイコンで表示します。

    「完了案件」表示の場合のみ表示される項目です。

    :終了ノード到達

    :承認終了

    :取止め

    :否認

    :案件操作

    詳細 を押下すると、案件の詳細内容がポップアップ表示されます。

    申請された内容を確認できます。

    フロー を押下すると、案件のフロー参照画面がポップアップ表示され

    ます。案件のフロー図、現在処理中のノード、各ノードの処理者や

    処理日時等を確認できます。

    履歴 を押 下 すると、案 件 の履 歴 参 照 画 面 がポップアップ表 示 され

    ます。案件のフロー図、処理が終了したノードの処理日時や、処理

    の際に処理者が付けたコメント等を確認できます。

  • 1.5 処理済案件の確認

    利用者 操作ガイド 49

    処理済画面の検索表示

    ■検索条件を指定することで、現在表示されている案件を、さらに絞り込んで表示させることがで

    きます。

    タブが「未完了案件」の場合と「完了案件」の場合で、検索条件の指定項目が変わります。

    ・ <表示条件>を押下します。

    <表示条件>画面が表示されます。(タブ:検索条件)

    <検索条件(完了)>

    表示したい案件の検索条件を指定します。指定した条件で絞り込み、該当する案件を表示します。

    絞込み条件 絞込み条件を指定します。

    押下ごとに表示/非表示が切り替わります。色付きの状態のとき、対象

    の案件が表示される状態です。

    (自案件)本人:

    ユーザ本人の権限で処理を行った案件の表示/非表示を選択します。

    (自案件)代理先: