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第99回JCA技術ゼミ
種鶏♀生産期の脚弱
於：メルパルク名古屋2014年9月18日
㈱日本チャンキー森川敦夫
テーマ
I. 全国動向
II.野外事例
III.飼養管理注意点
全国発症状況
0
5
10
15
20
25
30
35
40
45
50
2012年
2013年
2012年
2013年
2012年
2013年
2012年
2013年
2012年
2013年
2012年
2013年
2012年
2013年
2012年
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2012年
2013年
2012年
2013年
2012年
2013年
2012年
2013年
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10
月
11
月
12
月餌付け月
発症度別RT発症件数（フロック別）5％≦ 3～5% 0～2%件数(件)
更新日：2014年9月1日
全国発症状況(7月～12月餌付け)
13320
20
2012年（計173群）
0～2% 3～5% 5％≦
158
16 5
2013年（計17９群）
0～2% 3～5% 5％≦
0
5
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2012年
2013年
2012年
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2012年
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2012年
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2012年
2013年
2012年
2013年
2012年
2013年
2012年
2013年
2012年
2013年
2012年
2013年
2012年
2013年
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10
月
11
月
12
月餌付け月
発症度別RT発症件数（フロック別）5％≦ 3～5% 0～2%件数(件)
全国発症状況の動向
発症群は昨年と変わらず、7月～11月の餌付けに多い
10～12月餌付けは発症鶏群数が半分に
3～5％以上の発症群数が減少
飼養管理対応により減少出来た事例が多い
事例① 8.3%(生涯)→ 2.8％(36週齢現在)
5.0
10.0
15.0
20.0
25.0
30.0
35.0
0
500
1000
1500
2000
2500
3000
3500
4000
1 4 7 10 13 16 19 22 25 28
舎内最低温度体重
週齢
12年体重 13年体重
12年最低温度 13年最低温度
開放鶏舎：12年11月、13年12月餌付け
23週齢以降の急激な増体を避けた体重
育成中は前年より高く、最低温度15～17℃確保
事例② 10.0 (生涯) → 0.5％ (51週齢現在)
0.0
5.0
10.0
15.0
20.0
25.0
30.0
0
500
1,000
1,500
2,000
2,500
3,000
3,500
4,000
1 4 7 10 13 16 19 22 25 28
鶏舎内最低温度(℃)
体重(g)
週齢
育成♀体重と鶏舎内温度
12年体重 12年温度
13年体重 13年温度
開放鶏舎：両群9月餌付け
10週齢以降、15℃確保
スムーズな体重曲線
事例③ 3.0 (生涯) → 1.0％ (53週齢現在)
開放鶏舎：両群8月餌付け
0.0
5.0
10.0
15.0
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25.0
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0
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2,000
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4,500
1 4 7 10 13 16 19 22 25 28
鶏舎内最低温度(℃)
体重(g)
週齢
育成♀体重と鶏舎内温度
12年体重 12年温度
13年体重 13年温度
初期～中期のスムーズな体重曲線
23週齢以降の急激な増体を避けた体重
事例④10.0％(生涯) → 12.0％ (50週齢現在)
0.0
5.0
10.0
15.0
20.0
25.0
30.0
35.0
0
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1000
1500
2000
2500
3000
3500
4000
1 4 7 10 13 16 19 22 25 28
舎内最低温度体重
週齢
育成♀体重と舎内最低温度
13年体重 12年体重
13年最低温度 12年最低温度
前年よりも体重コントロール失敗
10週齢以降10℃以下で推移は前年よりも低い
開放鶏舎：両群9月餌付け
飼養管理注意点
A)体重コントロール
B)舎内温度
• 餌付け～9週齢（骨格形成まで）• 10～19週齢（緩やかな増体）• 20週齢以降（産卵開始まで）
0
500
1000
1500
2000
2500
3000
3500
4000
1 3 5 7 9 11 13 15 17 19 21 23 25 27 29
系列1 M野外例体重
育成期体重コントロールの注意点
マニュアル
事例④餌付けからの初期体重
183.3
333.5
486.1
647.8
689
115
215
335
450
560
0
100
200
300
400
500
600
700
800
900
1000
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
体重
週齢
育成期♀体重
骨格形成までに体重を適切にコントロールし、過度なコントロールのストレスを減らす為に初期から体重を乗せ過ぎない
• 20週齢以降の体重コントロール• 5％産卵からの増量プログラム
0
500
1000
1500
2000
2500
3000
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1 3 5 7 9 11 13 15 17 19 21 23 25 27 29
20週令以降5%産卵までの過度な増体に注意
＊スラットの高さにも注意
増量プログラム例給餌量g 増量幅g 春季産卵給餌量g 増量幅g
5%産卵前 125 123
5% 131 +8 128 +5
10% 133 +5
20% 139 +8 138 +5
30% 147 +8 143 +5
40% 154 +7 149 +6
50% 161 +7 155 +6
60% 168 +7 161 +6
70% 175 167 +6
80% 170～173
春に向けて産卵を開始する鶏群に対し、産卵立ち上がり初期には増量幅を通常時より若干抑え、その分後半に回し、過度な増体と刺激を抑える
飼養管理注意点
A)体重コントロール
B)舎内温度
12
14
16
18
20
22
24
26
0
250
500
750
1000
1250
1500
1750
2000
2250
2500
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21
舎内最低温度体重 体重コントロールと舎内最低温度
週齢
舎内温度が低いと、①床面の悪化 ②鶏が寄り集まる（運動不足） ③体温保持の為のエネルギー浪費に
事例⑤ 5.0％(生涯) → 0.3％ (43週齢現在)
目標は全期間17℃以上
初期体重
•育成期の体重コントロールを容易にする為、初期数週間は体重超過しない給餌量へ
配雄/移動後体重推移
•緩やかな増量とし、過度な増体を抑制
•5％産卵からの増量プログラムを調整
鶏舎内最低温度
•隙間塞ぎなど、最大限の保温を目指し、17℃を目標に
•無駄なエネルギー消費や床面の悪化を防ぐ
生産期♀脚弱対策
