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【なじょだす】岩手の方言) 相手の健康を気づかうなど、 「いかがですか」の意味。 当院のシンボルツリーのコナラの木は、正面玄関前にそびえ立ち、 訪れる人々に「なじょだす」と語りかけているかのようです。 Vol. 30 盛岡赤十字病院広報誌 vol.30 人間を救うのは、人間だ。Together for humanity ご自由にお持ち下さい。 najyodasu 地域医療連携室よりお知らせ 「退院支援について~暮らしの場に戻るためのお手伝い」 特集 院長より新年のご挨拶 連載 What’ s 臨床検査❻ 最終回 輸血検査の紹介 健康応援レシピ 連載 認定看護師ってなぁに?? 緩和ケア認定看護師連載 ご意見箱からの声 連載 医訪人 手術室看護師 連載 木々・草花の紹介 連載 緩和ケア病棟でみずきだんご作り

盛岡赤十字病院²s a i b³ ¢ w Mt£ ì wHÁ > n T O s rz ®M TUp b T ¯w ¯{ pÃw ³ ï Ø ç À æ w¯ Æ å w æxz Y Øp ²tf | Q qjz Z t® s a i b ¯q TZo M T w O p b

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【なじょだす】岩手の方言)(相手の健康を気づかうなど、「いかがですか」の意味。

当院のシンボルツリーのコナラの木は、正面玄関前にそびえ立ち、訪れる人々に「なじょだす」と語りかけているかのようです。

Vol.30盛岡赤十字病院広報誌 vol.30

人間を救うのは、人間だ。 Together for humanity

ご自由にお持ち下さい。

najyodasu

〒020-8560岩手県盛岡市三本柳6地割1番地1Tel.019-637-3111 Fax.019-637-3801広報誌「なじょだす」Vol.30 平成30年2月1日発行編集/発行 盛岡赤十字病院広報委員会

盛岡赤十字病院 検索

もりおかにっせき

医訪人その24

院外広報誌「なじょだす」は県立図書館(アイーナ内)に配架されている他、病院ホームページからもご覧いただけます。

● 地域医療連携室よりお知らせ「退院支援について~暮らしの場に戻るためのお手伝い」特集 院長より新年のご挨拶

連載What’s臨床検査❻ 最終回

輸血検査の紹介● 健康応援レシピ連載

● 認定看護師ってなぁに??〔緩和ケア認定看護師〕連載

● ご意見箱からの声連載

● 医訪人 手術室看護師連載

● 木々・草花の紹介連載

緩和ケア病棟でみずきだんご作り

 みなさんは、「手術室」というところにどんな

イメージがありますか? 怖い、冷たい、痛いこ

とをされる、天井にある丸い照明‥‥など、お

そらく良いイメージは少ないのではないかと思

います。手術を受けることは、一生に一度ある

かないかという人も多いと思いますし、緊急手

術になる場合や、何度か手術を受けたという方

もいると思いますが、みなさんにとって手術室

は未知の世界といってもいいくらい非日常的な

場所ではないでしょうか。手術について詳しく

説明を聞いても、手術をした経験があっても、

無事に手術が終わるか、ちゃんと目覚めるか、

痛くないかなど、手術を受ける患者さんや家族

にとって、不安は拭いきれないものだと思いま

す。また、麻酔がかかり眠ってしまうと、患者

さんは痛い、寒い、具合が悪いなど一切言うこ

とができません。手術室看護師は、患者さんの

声にならない訴えを見逃さないように正しい知

識をもち、五感を働かせ、患者さんの代弁者に

なることが必要です。手術を決断した気持ち

や、不安でいっぱいだという気持ちに寄り添

い、より丁寧で、冷静に、不安や恐怖を与えな

いように声かけをするよう心がけています。私

達は、患者さんと話す機会や時間はごく限られ

ていますが、手術前に患者さんを訪問したり、

麻酔で眠るまでの時間だけでなく、手術中の意

識のない状態でも、患者さんの尊厳を守り、患

者さんや家族にとって安心できる存在でありた

いと思っています。

手術室看護師

高橋 尚子

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 おだやかな新年をお迎えのことと存じます。皆様に幸多き年でありますよう祈念致します。

 盛岡赤十字病院は、地域の皆様に支えられ地域医療、救急医療、災害時医療支援をおこ

なってまいりました。体調に異常を感じたり異常を指摘された時に皆様に選んでいただけ

る病院でありますよう、「信頼される医療の実践」を基本理念として地域医療に力を入れ

ております。当院は地域医療支援病院として多くの連携医療機関から患者さんをご紹介い

ただいており、速やかに治療をおこない元の生活の場に戻っていただけるよう努めており

ます。

 病気の時は誰でも不安で、異常とその原因の診断・治療・快気まで時間と大変なストレ

スがかかります。当院は最新の診断・治療機器をそなえ優秀なスタッフが速やかに結果を

出します。病気・医療行為に関して平易な言葉による十分な説明を行い、患者さんご自身

の同意を得て患者さんの権利と意思を尊重した「患者さん中心の医療」を行い、良質な医

療環境を提供しております。また病気と治療に伴うストレスで心身ともに大変ですが、当

院では多職種でのチーム医療を行っており病気治療に関する様々な相談に応じるのは当然

ですが、患者さんの不安や心配事 例えば仕事のこと・経済的なこと・入院中や退院後の

こと・家族のことなどもスタッフが支えます。

 また 救急医療の充実につとめ二次救急および小児救急の輪番に参加し多くの救急患者

さんを受け入れて診療しております。病の苦痛を和らげる緩和ケア病棟が静かな環境で診

療を行っております。

 皆さまの生命と健康を守るお役に立てますよう、みなさまの参加とご指導をお願い申し

上げます。

初春のお慶びを申し上げます

盛岡赤十字病院 院長

松田 壯正

 おだやかな新年をお迎えのことと存じます。皆様に幸多き年でありますよう祈念致します。

 盛岡赤十字病院は、地域の皆様に支えられ地域医療、救急医療、災害時医療支援をおこ

なってまいりました。体調に異常を感じたり異常を指摘された時に皆様に選んでいただけ

る病院でありますよう、「信頼される医療の実践」を基本理念として地域医療に力を入れ

ております。当院は地域医療支援病院として多くの連携医療機関から患者さんをご紹介い

ただいており、速やかに治療をおこない元の生活の場に戻っていただけるよう努めており

ます。

 病気の時は誰でも不安で、異常とその原因の診断・治療・快気まで時間と大変なストレ

スがかかります。当院は最新の診断・治療機器をそなえ優秀なスタッフが速やかに結果を

出します。病気・医療行為に関して平易な言葉による十分な説明を行い、患者さんご自身

の同意を得て患者さんの権利と意思を尊重した「患者さん中心の医療」を行い、良質な医

療環境を提供しております。また病気と治療に伴うストレスで心身ともに大変ですが、当

院では多職種でのチーム医療を行っており病気治療に関する様々な相談に応じるのは当然

ですが、患者さんの不安や心配事 例えば仕事のこと・経済的なこと・入院中や退院後の

こと・家族のことなどもスタッフが支えます。

 また 救急医療の充実につとめ二次救急および小児救急の輪番に参加し多くの救急患者

さんを受け入れて診療しております。病の苦痛を和らげる緩和ケア病棟が静かな環境で診

療を行っております。

 皆さまの生命と健康を守るお役に立てますよう、努めていく所存です。

 まだ寒い日が続きます、ご自愛ください。

まつた もりまさ

2

輸血検査の紹介 輸血とは、手術やけがで大量に出血した時や、病気で体内の血液が減少した時などに血液成分を補充する治療方法です。 輸血製剤には赤血球(酸素運搬)、血小板(止血)、新鮮凍結血漿(血液凝固)の3種類があり、目的に応じて使用します。その際に検査室では血液型検査、不規則抗体検査や交差適合試験などの検査を行っています。 また当院では輸血検査のほかに、輸血製剤の発注や管理などを、24時間体制で行っており、安全で適正な治療に貢献できるよう日々努めています。

What's 臨床検査⑥■新連載【全6回】 輸血検査ってどんな検査?輸血検査ってどんな検査?

認定看護師ってなぁに?? 緩和ケア認定看護師泉田美奈 中村ゆかり 菊池美香

連載

 こんにちは、緩和ケア認定看護師の緩和ケア病棟勤務の中村と泉田、外来勤務の菊池です。 緩和ケア認定看護師は、がんに伴うお身体と気持ちのつらさを和らげ、そのひとらしく生活できるケアを提供していくことが大きな役割です。 私たちは緩和ケアチームの活動やリンパ浮腫外来の担当、がんサロンの運営や緩和ケアリンクナース会の運営などを分担し、当院の緩和ケアの向上を目指し日々活動しています。直接患者さん・ご家族とお目にかかる場面では、主に緩和ケア病棟に関連したところに、私たち3人の活動の場がありますのでご紹介します。 外来勤務の菊池は、緩和ケア病棟の利用を考える患者さんと家族と面談を行う緩和ケア外来に携わっています。療養先の選択に揺らぐ気持ちを支え、緩和ケア病棟で過ごす上での患者さん・家族の希望を伺い、そのひとらしく過ごせる情報を病棟につなぐことを大切にしています。 そして緩和ケア病棟では、中村と泉田が緩和ケアの専門的知識と技術を駆使しながらスタッフと共にケアを実践し指導に当たっています。心身のつらさは一人一人異なり、その人に合わせた緩和ケアの実践は、ハードルの高いケアとなります。その中で患者さんに寄り添い、希望を支え笑顔の場面を作れることを大切に、スタッフと共に日々悩み・考えながらケアを提供しています。 緩和ケア病棟で過ごす時期は、より手厚く緩和ケアが必要とされる時期です。私たち3人は常に『希望を支える緩和ケア』を心がけ、尽力しています。今後とも宜しくお願いします。

ご相談ください!

最終回

3

左から泉田 美奈中村ゆかり菊池 美香

今回を持ちまして、検査室の連載は終了となります。ご愛読ありがとうございました!

A型A型

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 おだやかな新年をお迎えのことと存じます。皆様に幸多き年でありますよう祈念致します。

 盛岡赤十字病院は、地域の皆様に支えられ地域医療、救急医療、災害時医療支援をおこ

なってまいりました。体調に異常を感じたり異常を指摘された時に皆様に選んでいただけ

る病院でありますよう、「信頼される医療の実践」を基本理念として地域医療に力を入れ

ております。当院は地域医療支援病院として多くの連携医療機関から患者さんをご紹介い

ただいており、速やかに治療をおこない元の生活の場に戻っていただけるよう努めており

ます。

 病気の時は誰でも不安で、異常とその原因の診断・治療・快気まで時間と大変なストレ

スがかかります。当院は最新の診断・治療機器をそなえ優秀なスタッフが速やかに結果を

出します。病気・医療行為に関して平易な言葉による十分な説明を行い、患者さんご自身

の同意を得て患者さんの権利と意思を尊重した「患者さん中心の医療」を行い、良質な医

療環境を提供しております。また病気と治療に伴うストレスで心身ともに大変ですが、当

院では多職種でのチーム医療を行っており病気治療に関する様々な相談に応じるのは当然

ですが、患者さんの不安や心配事 例えば仕事のこと・経済的なこと・入院中や退院後の

こと・家族のことなどもスタッフが支えます。

 また 救急医療の充実につとめ二次救急および小児救急の輪番に参加し多くの救急患者

さんを受け入れて診療しております。病の苦痛を和らげる緩和ケア病棟が静かな環境で診

療を行っております。

 皆さまの生命と健康を守るお役に立てますよう、みなさまの参加とご指導をお願い申し

上げます。

初春のお慶びを申し上げます

盛岡赤十字病院 院長

松田 壯正

 おだやかな新年をお迎えのことと存じます。皆様に幸多き年でありますよう祈念致します。

 盛岡赤十字病院は、地域の皆様に支えられ地域医療、救急医療、災害時医療支援をおこ

なってまいりました。体調に異常を感じたり異常を指摘された時に皆様に選んでいただけ

る病院でありますよう、「信頼される医療の実践」を基本理念として地域医療に力を入れ

ております。当院は地域医療支援病院として多くの連携医療機関から患者さんをご紹介い

ただいており、速やかに治療をおこない元の生活の場に戻っていただけるよう努めており

ます。

 病気の時は誰でも不安で、異常とその原因の診断・治療・快気まで時間と大変なストレ

スがかかります。当院は最新の診断・治療機器をそなえ優秀なスタッフが速やかに結果を

出します。病気・医療行為に関して平易な言葉による十分な説明を行い、患者さんご自身

の同意を得て患者さんの権利と意思を尊重した「患者さん中心の医療」を行い、良質な医

療環境を提供しております。また病気と治療に伴うストレスで心身ともに大変ですが、当

院では多職種でのチーム医療を行っており病気治療に関する様々な相談に応じるのは当然

ですが、患者さんの不安や心配事 例えば仕事のこと・経済的なこと・入院中や退院後の

こと・家族のことなどもスタッフが支えます。

 また 救急医療の充実につとめ二次救急および小児救急の輪番に参加し多くの救急患者

さんを受け入れて診療しております。病の苦痛を和らげる緩和ケア病棟が静かな環境で診

療を行っております。

 皆さまの生命と健康を守るお役に立てますよう、努めていく所存です。

 まだ寒い日が続きます、ご自愛ください。

まつた もりまさ

2

輸血検査の紹介 輸血とは、手術やけがで大量に出血した時や、病気で体内の血液が減少した時などに血液成分を補充する治療方法です。 輸血製剤には赤血球(酸素運搬)、血小板(止血)、新鮮凍結血漿(血液凝固)の3種類があり、目的に応じて使用します。その際に検査室では血液型検査、不規則抗体検査や交差適合試験などの検査を行っています。 また当院では輸血検査のほかに、輸血製剤の発注や管理などを、24時間体制で行っており、安全で適正な治療に貢献できるよう日々努めています。

What's 臨床検査⑥■新連載【全6回】 輸血検査ってどんな検査?輸血検査ってどんな検査?

認定看護師ってなぁに?? 緩和ケア認定看護師泉田美奈 中村ゆかり 菊池美香

連載

 こんにちは、緩和ケア認定看護師の緩和ケア病棟勤務の中村と泉田、外来勤務の菊池です。 緩和ケア認定看護師は、がんに伴うお身体と気持ちのつらさを和らげ、そのひとらしく生活できるケアを提供していくことが大きな役割です。 私たちは緩和ケアチームの活動やリンパ浮腫外来の担当、がんサロンの運営や緩和ケアリンクナース会の運営などを分担し、当院の緩和ケアの向上を目指し日々活動しています。直接患者さん・ご家族とお目にかかる場面では、主に緩和ケア病棟に関連したところに、私たち3人の活動の場がありますのでご紹介します。 外来勤務の菊池は、緩和ケア病棟の利用を考える患者さんと家族と面談を行う緩和ケア外来に携わっています。療養先の選択に揺らぐ気持ちを支え、緩和ケア病棟で過ごす上での患者さん・家族の希望を伺い、そのひとらしく過ごせる情報を病棟につなぐことを大切にしています。 そして緩和ケア病棟では、中村と泉田が緩和ケアの専門的知識と技術を駆使しながらスタッフと共にケアを実践し指導に当たっています。心身のつらさは一人一人異なり、その人に合わせた緩和ケアの実践は、ハードルの高いケアとなります。その中で患者さんに寄り添い、希望を支え笑顔の場面を作れることを大切に、スタッフと共に日々悩み・考えながらケアを提供しています。 緩和ケア病棟で過ごす時期は、より手厚く緩和ケアが必要とされる時期です。私たち3人は常に『希望を支える緩和ケア』を心がけ、尽力しています。今後とも宜しくお願いします。

ご相談ください!

最終回

3

左から泉田 美奈中村ゆかり菊池 美香

今回を持ちまして、検査室の連載は終了となります。ご愛読ありがとうございました!

A型A型

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地域医療連携室よりお知らせ 地域を結ぼう地域医療連携室地域医療連携室

健康応援レシピ 24

退院支援について ~暮らしの場に戻るためのお手伝い~

 盛岡赤十字病院では、患者さんを中心とした適切な医療の提供を行うとともに、入院前から退院後まで切れ目ない医療・介護・福祉を包括した手厚いサービスの提供を行っております。 退院支援は、患者さんが安心して入院治療を受け、生活の場に円滑に戻れるように支援することです。 当院では「総合患者支援センター」が、その役割を担っており、入退院支援スタッフが在籍しております。 病気や障害を抱えていても、その人らしい生活を送ることができるように院内スタッフや院外の関係機関と連携をとり、安心して暮らしの場に戻れるよう活動しております。

4 5

当院敷地内の木 ・々草花の紹介当院敷地内の木 ・々草花の紹介

高血圧に注意し「脳卒中」「心臓病」を予防しましょう

雪景色に、葉の緑と赤い実のコントラストが美しい庭木です。実は冬に赤く熟し春までに鳥に食べられるか、落ちてしまいます。

早春に川の水辺で穂の出るヤナギの一種で、春の訪れを告げる植物です。

ア オ キ ネ コ ヤ ナ ギ

汁物は具を多くすることで、汁の量も減り、素材からのうまみが出て少ない塩分でもおいしく食べられます。

酢の物の酸味やこしょう・辛子・唐辛子などの香辛料、生姜などの香味野菜やかんきつ類(ゆず・レモンなど)を味付けに利用すると薄味でも食べられます。醤油はかけるよりもつけることで量が少なく、素材のうまみを楽しむことができます。

インスタント食品やかまぼこ、ハムなどの加工食品には塩分が多くふくまれていますので、注意しましょう。

★汁物は1日1杯にしましょう。 そして具だくさんに

高血圧を予防する食事のポイント-その❶

食塩摂取量の減少

★酢の物で塩分を抑える

★加工食品をとり過ぎない

果物はカリウムが多くふくまれています。中でも、バナナ、キウイフルーツ、メロンなどは多い。

野菜や海藻類はカリウムが多く低カロリー。ビタミンE、C、βカロテンの抗酸化物質も豊富です。

大豆・大豆製品は降圧作用のある大豆ペプチドやカリウム、抗酸化物質のイソフラボやビタミンEも豊富です。特に、大豆煮豆、納豆、きなこに多い。

★果物を毎日適量摂取しましょう。

★野菜や海藻類を毎食接種しましょう。

★大豆製品を毎日1品は接種しましょう。

高血圧を予防する食事のポイント-その❷

カリウム摂取量の増加

●1階ファミリーマート横のイートインコーナーと各病棟にご意見箱を設置し、 患者さまからの声を聞いております。

私は杖がないと安心して歩けません。日赤さんには何処にも杖を立てる「仕掛け」がありませんでした。困りました。病院の皆様はとても親切でやさしくて良かったです。

ご意見杖置きについては、院内の所々に設置してありますが、どのような場所にあると便利かを検証して、患者さんの利便性向上に努めてまいります。

回答

テレビのついている荷物の置き場のところに冷蔵庫を付けてほしい。ファミリーマート契約の冷蔵庫は、部屋から遠すぎるし、出したい時にすぐ出せないので不便。小さい子供がいると、取りに行くには距離があり過ぎる。

ご意見この度、更新いたしました床頭台には冷蔵庫が備え付けられております。これまで、ご不便をお掛けしてまいりましたが、今後はより快適にご利用いただけるものと考えております。

回答

ご意見箱からの声

入退院支援スタッフ

Page 5: 盛岡赤十字病院²s a i b³ ¢ w Mt£ ì wHÁ > n T O s rz ®M TUp b T ¯w ¯{ pÃw ³ ï Ø ç À æ w¯ Æ å w æxz Y Øp ²tf | Q qjz Z t® s a i b ¯q TZo M T w O p b

地域医療連携室よりお知らせ 地域を結ぼう地域医療連携室地域医療連携室

健康応援レシピ 24

退院支援について ~暮らしの場に戻るためのお手伝い~

 盛岡赤十字病院では、患者さんを中心とした適切な医療の提供を行うとともに、入院前から退院後まで切れ目ない医療・介護・福祉を包括した手厚いサービスの提供を行っております。 退院支援は、患者さんが安心して入院治療を受け、生活の場に円滑に戻れるように支援することです。 当院では「総合患者支援センター」が、その役割を担っており、入退院支援スタッフが在籍しております。 病気や障害を抱えていても、その人らしい生活を送ることができるように院内スタッフや院外の関係機関と連携をとり、安心して暮らしの場に戻れるよう活動しております。

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当院敷地内の木 ・々草花の紹介当院敷地内の木 ・々草花の紹介

高血圧に注意し「脳卒中」「心臓病」を予防しましょう

雪景色に、葉の緑と赤い実のコントラストが美しい庭木です。実は冬に赤く熟し春までに鳥に食べられるか、落ちてしまいます。

早春に川の水辺で穂の出るヤナギの一種で、春の訪れを告げる植物です。

ア オ キ ネ コ ヤ ナ ギ

汁物は具を多くすることで、汁の量も減り、素材からのうまみが出て少ない塩分でもおいしく食べられます。

酢の物の酸味やこしょう・辛子・唐辛子などの香辛料、生姜などの香味野菜やかんきつ類(ゆず・レモンなど)を味付けに利用すると薄味でも食べられます。醤油はかけるよりもつけることで量が少なく、素材のうまみを楽しむことができます。

インスタント食品やかまぼこ、ハムなどの加工食品には塩分が多くふくまれていますので、注意しましょう。

★汁物は1日1杯にしましょう。 そして具だくさんに

高血圧を予防する食事のポイント-その❶

食塩摂取量の減少

★酢の物で塩分を抑える

★加工食品をとり過ぎない

果物はカリウムが多くふくまれています。中でも、バナナ、キウイフルーツ、メロンなどは多い。

野菜や海藻類はカリウムが多く低カロリー。ビタミンE、C、βカロテンの抗酸化物質も豊富です。

大豆・大豆製品は降圧作用のある大豆ペプチドやカリウム、抗酸化物質のイソフラボやビタミンEも豊富です。特に、大豆煮豆、納豆、きなこに多い。

★果物を毎日適量摂取しましょう。

★野菜や海藻類を毎食接種しましょう。

★大豆製品を毎日1品は接種しましょう。

高血圧を予防する食事のポイント-その❷

カリウム摂取量の増加

●1階ファミリーマート横のイートインコーナーと各病棟にご意見箱を設置し、 患者さまからの声を聞いております。

私は杖がないと安心して歩けません。日赤さんには何処にも杖を立てる「仕掛け」がありませんでした。困りました。病院の皆様はとても親切でやさしくて良かったです。

ご意見杖置きについては、院内の所々に設置してありますが、どのような場所にあると便利かを検証して、患者さんの利便性向上に努めてまいります。

回答

テレビのついている荷物の置き場のところに冷蔵庫を付けてほしい。ファミリーマート契約の冷蔵庫は、部屋から遠すぎるし、出したい時にすぐ出せないので不便。小さい子供がいると、取りに行くには距離があり過ぎる。

ご意見この度、更新いたしました床頭台には冷蔵庫が備え付けられております。これまで、ご不便をお掛けしてまいりましたが、今後はより快適にご利用いただけるものと考えております。

回答

ご意見箱からの声

入退院支援スタッフ

Page 6: 盛岡赤十字病院²s a i b³ ¢ w Mt£ ì wHÁ > n T O s rz ®M TUp b T ¯w ¯{ pÃw ³ ï Ø ç À æ w¯ Æ å w æxz Y Øp ²tf | Q qjz Z t® s a i b ¯q TZo M T w O p b

【なじょだす】岩手の方言)(相手の健康を気づかうなど、「いかがですか」の意味。

当院のシンボルツリーのコナラの木は、正面玄関前にそびえ立ち、訪れる人々に「なじょだす」と語りかけているかのようです。

Vol.30盛岡赤十字病院広報誌 vol.30

人間を救うのは、人間だ。 Together for humanity

ご自由にお持ち下さい。

najyodasu

〒020-8560岩手県盛岡市三本柳6地割1番地1Tel.019-637-3111 Fax.019-637-3801広報誌「なじょだす」Vol.30 平成30年2月1日発行編集/発行 盛岡赤十字病院広報委員会

盛岡赤十字病院 検索

もりおかにっせき

医訪人その24

院外広報誌「なじょだす」は県立図書館(アイーナ内)に配架されている他、病院ホームページからもご覧いただけます。

● 地域医療連携室よりお知らせ「退院支援について~暮らしの場に戻るためのお手伝い」特集 院長より新年のご挨拶

連載What’s臨床検査❻ 最終回

輸血検査の紹介● 健康応援レシピ連載

● 認定看護師ってなぁに??〔緩和ケア認定看護師〕連載

● ご意見箱からの声連載

● 医訪人 手術室看護師連載

● 木々・草花の紹介連載

緩和ケア病棟でみずきだんご作り

 みなさんは、「手術室」というところにどんな

イメージがありますか? 怖い、冷たい、痛いこ

とをされる、天井にある丸い照明‥‥など、お

そらく良いイメージは少ないのではないかと思

います。手術を受けることは、一生に一度ある

かないかという人も多いと思いますし、緊急手

術になる場合や、何度か手術を受けたという方

もいると思いますが、みなさんにとって手術室

は未知の世界といってもいいくらい非日常的な

場所ではないでしょうか。手術について詳しく

説明を聞いても、手術をした経験があっても、

無事に手術が終わるか、ちゃんと目覚めるか、

痛くないかなど、手術を受ける患者さんや家族

にとって、不安は拭いきれないものだと思いま

す。また、麻酔がかかり眠ってしまうと、患者

さんは痛い、寒い、具合が悪いなど一切言うこ

とができません。手術室看護師は、患者さんの

声にならない訴えを見逃さないように正しい知

識をもち、五感を働かせ、患者さんの代弁者に

なることが必要です。手術を決断した気持ち

や、不安でいっぱいだという気持ちに寄り添

い、より丁寧で、冷静に、不安や恐怖を与えな

いように声かけをするよう心がけています。私

達は、患者さんと話す機会や時間はごく限られ

ていますが、手術前に患者さんを訪問したり、

麻酔で眠るまでの時間だけでなく、手術中の意

識のない状態でも、患者さんの尊厳を守り、患

者さんや家族にとって安心できる存在でありた

いと思っています。

手術室看護師

高橋 尚子