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Komaki library (YA libra vol.18)
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書名 書名
か かがみの孤城 4 か 友だち幻想 3
た ちくま科学評論選 1 は 花屋「ゆめゆめ」で不思議な花束を 2
超訳ニーチェの言葉[1] 2 た 「ひとり会議」の教科書 3
か 手紙屋 3 ら 論語と算盤 2
もくじ
ちくま科学評論選
岩間輝生/[ほか]編 筑摩書房 (404/イ)
「私は文系だから…」何となくそう
思っていませんか。冒頭の多田富雄さ
んの「生命と科学と美」を読むと、科
学を学ぶことは自然の中に美を見い
だすこと、理系も文系も関係ない、ス
ケールの大きな学問だということが
わかります。現代の科学の課題、その
研究がどんな意味を持っているのか、
科学を学ぼうとする若い人へ贈るメ
ッセージです。
おとなでもない。こどもでもない。今だから読みたい本。
日々の生活をなんとなくすごしていませんか?
「ひとり会議」をすることで考える時間、ものご
とに集中する時間を習慣づけることで頭の中が整
頓され、いろんな問題がすっきりとするための方
法を教えてくれます。
-その友だち関係、本当に大切ですか?
-友だちからのLINEに休まらないストレスをかかえてい
ませんか?
-みんなと仲良くしなければいけないと思っていませんか?
社会にでると、もっと複雑な人間関係の中に身をおかなけれ
ばなりません。
この本を読んで、上手に人間関係を築き自分を守る方法をぜ
ひ考えてみてください。それは、今もこれからも一生使える
世渡り術になりますよ!
手紙屋 ~僕の就職活動を変えた十通の手紙~
喜多川泰/[著]
ディスカヴァー・トゥエンティワン (159/キ )
「十通の手紙のやりとりで、あなたが人生で実現したいことを実
現するお手伝いをさせていただきます」
就職活動で悩んでいた「僕」は、こんな不思議で怪しい広
告に出会います。そして彼の取った行動は….
ほんの小さな行動でも、はじめの一歩を踏み出す勇気ある
行動なのだとこの本は教えてくれます。
手紙を書く勇気。図書館に来てくれた勇気。やってみたい、
をやってみた、に変えたあなたの勇気。応援します。
「ひとり会議」の教科書
山崎拓巳/著 サンクチュアリ出版(336.2/ヤ)
友だち幻想 人と人の<つながり>を考える
菅野仁/著 筑摩書房 (361)
超訳ニーチェの言葉[1]フリードリヒ・ニーチェ/[著] 白鳥春彦/編訳
ディスカヴァー・トゥエンティワン (134.94/ニ)
「受験に就職…この競争社会でどう生きればいいの?」
「なんのために勉強するの?」
本書を読めば、そんなもやもやが晴れ、心に光が灯るヒ
ントが見つかるかもしれません。
みずほ銀行やサッポロビールなど約470社もの会社の設
立に関わり、「日本資本主義の父」と呼ばれた渋沢栄一
の一冊。論語(道徳)と競争の調和、人格を磨き続ける
大切さを教えてくれます。とても分かりやすい現代語訳
なので、気軽に読んでみてください!
現代語訳 論語と算盤
渋沢栄一/著 守屋淳/訳筑摩書房(335.13/シ)
花屋でアルバイトをすることになった大学生・蕾(
つぼみ)。店長の息子で、イケメンなのに天然のフロ
ーラル王子・咲人(さくと)とともに、花屋「ゆめゆ
め」に来店するお客様の謎や事件を解決していくほっ
こりストーリー♪
不器用でおっちょこちょいの蕾が、花の切り方を覚
え、できなかった花束も美しく作れるようになってい
く姿に自分を重ねて、自分も少しずつ成長していける
ような、前向きな気持ちにさせてくれる物語です。
花屋「ゆめゆめ」で不思議な花束を
編乃肌/著 マイナビ出版 (F/アミ)
―「人生を最高に旅せよ!」―
この本には、ニーチェの著書から引用された
数々の名言が紹介されています。
“生きる”ということについて真剣に考え抜い
たニーチェだからこそ発せられる言葉にはどれ
も重みがあり、胸に刺さるものばかりです。
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Komaki library (YA libra vol.18)
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YAライブラ Vol.18 2019 年春号 発行:小牧市立図書館
*YAの皆さんへ*
すこしずつ暖かくなって春が近づいてきましたね。新生活が始まる季
節です。
今号はセンパイから後輩へ読んで欲しいオススメの本を特集しました。
新しい生活で悩んだり、こんなときどうすれば?と思ったときのヒントに
なるかもしれません。この機会に読んでみてはいかがでしょうか♪
★☆★次号をお楽しみに♪★☆★
かがみの孤城
辻村深月/著 ポプラ社 (F/ツミ)
私が後輩の皆さんにぜひ読んでみて欲し
い本は、『かがみの孤城』という本です。
この本はとある条件で集められた七人
の中学生が主人公となり、願いの扉を開く
ためのカギを探すというお話です。最初は
バラバラだった七人も時が経つにつれて協
力し合うのですが、ある日一人の女の子が
「孤城からは5時までには出なければならない」という
ルールを破ってしまいます。「ルールを破った者とその日
孤城にいた者は、オオカミに食われる」
その日孤城にいなかった女の子こころは食べられてし
まった皆のためにカギを見つけ出そうと決心します。は
たしてこころは皆を助けることができるのか?とても考
えさせられる物語になっているので続きのお話はぜひ図
書館へ行って自分の目で読んで欲しいです。
高校生のおすすめ本!