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令和元年度燃料安定供給対策に関する調査事業 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月

石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

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令和元年度燃料安定供給対策に関する調査事業

石油ガス流通・販売業経営実態調査

報告書

令和2年3月

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目 次

令和元年度石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書

Ⅰ.LPガス流通・販売経営調査事業

(1)アンケート調査

令和元年度石油ガス流通・販売業経営実態調査報告書(クリックでジャンプ)

(2)LPガス懇談会

令和元年度LPガス懇談会報告書(クリックでジャンプ)

Ⅱ.LPガス施策情報普及事業

(1)情報普及資料の作成

令和元年度版LPガスガイド(クリックでジャンプ)

(2)LPガス講習会

令和元年度LPガス講習会 開催結果(クリックでジャンプ)

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令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査

報告書

令和2年3月

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はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約 4割で使用される国民生活を

支える重要なエネルギーである。消費者にLPガスを安全に届けているのは、大多数の小規模販

売事業者であり、その数はここ数年逓減傾向であるものの、平成 31年 3月末現在、17,805の事

業者(全国LPガス協会調べ)が安定供給に日々努力をしている。LPガスを取り巻く環境は、

ここ数年大きな変化を迎え、電力小売り自由化に続き、都市ガス自由化が行われ、毎日ように電

力、都市ガスの会社の乗り換えの広告がテレビやメディアで取り上げられるようになっている。

従来よりLPガスは自由化であったため、電力、都市ガス自由化における直接の影響はないが、

同業他社間の競争激化や消費者のエネルギーの選択意識の高まり等、間接的な影響は既に始まっ

ている。また、少子高齢化の中で、世帯数自体の減少に加え、一世帯当たりの人数の減少等によ

る家庭内での給湯利用の減少など、利用されるエネルギーそのものの減少にも歯止めが効いてい

ない。厳しい環境にさらされているLPガスであるが、一方で緊急時にも活躍できる分散型のク

リーンなエネルギーとして、自然災害の多い日本において「災害時にはエネルギー供給の最後の

砦」と認識されている。国民生活や産業活動面でも、エネファーム等の環境に優しい機器の普及、

高効率工業炉への燃料転換の進展、官民一体となっての中核充填所、災害対策バルク設置などに

より、供給網の強靭化も図られている。こうした中、電力小売り自由化や都市ガス自由化後もL

Pガスの役割は大きく、地域密着の多様な生活サービスを提供し、地域を守る地域包括サービス

の一翼を担う役割や、FRP容器等新しい機器を利用したサービスへの期待もされている。2017

年 2 月には、事業者の健全な発展を目的として「液化ガスの小売営業における取引適正化指針」

(取引適正化ガイドライン)が制定・施行され、2018年 2月には、取引適正化ガイドラインの一

部改訂も行われた。地域を守る重要な役割を担う販売事業者がいる一方、コントロール不能な訪

問販売業者を営業職員として使い、消費者に迷惑をかけ続ける事業者も存在する状況において、

消費者にLPガスを選択してもらい続けるには、事業者自らが襟を正し、取引適正化ガイドライ

ンの目的を理解し、不断の努力とともに取り組むべき事項をしっかりと履行すべきである。本報

告は、販売事業者の経営の合理化、近代化を図り、LPガスの安定的な供給に資する情報を把握

するため、LPガス販売事業者の経営実態や料金透明化・取引適正化の状況等について Webによ

りアンケート調査するとともに、LPガスの小売価格のあり方についても検討するための基礎資

料とすることを目的としたものである。

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【令和元年度石油ガス流通・販売業経営実態調査「調査・広報委員会」】委員名簿

(敬称略)

氏 名 所 属

委員長 内山 隆 青山学院大学 総合文化政策学部 教授

委 員 中本 純子 一般社団法人全国消費者団体連絡会 政策スタッフ

委 員 小林 紀久子 日本生活協同組合連合会 組織推進本部

社会・地域活動推進部長

委 員 林 弘美 公益社団法人全国消費生活相談員協会 エネルギー問題研究会 代表

委 員 宮元 岳実 全国地域婦人団体連絡協議会 事務局長

委 員 平野 祐子 主婦連合会 副会長

社会部 部長

委 員 三木田 裕彦 日本LPガス協会 企画グループリーダー

委 員 飛鳥井 貴 一般社団法人全国LPガス協会 事業推進部

事業企画担当部長

委 員 濱野 照也 一般社団法人香川県LPガス協会 事務局長

委 員 鵜沢 宜広 八日市場瓦斯株式会社 代表取締役

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~ 目 次 ~

第1部 調査の概要

第1章 調査の目的と実施内容.................................................................................................1

1-1 調査研究の目的/

1-2 調査の実施概要/

第2章 調査結果の概要...............................................................................................................3

2-1 販売事業者の経営実態/

2-2 料金透明化・取引適正化/

2-3 今後の事業方針/

2-4 自由回答

第3章 総括.................................................................................................................................33

第2部 LPガス販売事業者の経営実態調査

第1章 調査の実施内容............................................................................................................35

1-1 調査研究の目的/

1-2 調査の実施概要/

第2章 販売事業者の経営実態...............................................................................................37

2-1 事業の概要/

2-2 小売販売の状況/

第3章 料金透明化・取引適正化...........................................................................................79

3-1 小売価格/

3-2 料金の透明化/

3-3 取引の適正化/

第4章 今後の事業方針..........................................................................................................139

4-1 小売販売の周辺環境/

4-2 今後の展望、問題点等/

4-3 得意先戸数別 地域別小売価格/

4-4 料金体系/

第5章 自由回答.......................................................................................................................189

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第1部

調査の概要

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第1部 調査の概要

- 1 -

第1章 調査の目的と実施内容

1-1 調査研究の目的

本調査研究は、下記を目的に実施した。

・LPガス販売事業者における経営の合理化、近代化を図り、LPガスを低廉で安定的に供給

することに資する情報を収集し、LPガス販売事業者の経営実態を把握する。

・LPガス小売価格の実態調査を行い、液石法省令の運用・解釈通達の一部改正・ガイドライ

ンへの対応状況について調査する。

・上記を調査することにより、LPガス業界の取引適正化を図り、料金構造の改善、消費者へ

の情報提供の在り方、について検討する基礎資料とする。

1-2 調査の実施概要

LPガス販売事業者の経営実態調査

全国LPガス販売事業者を対象とし、売上高、売上原価等の経営状況と諸問題等の状況を把握するた

め、アンケート調査を実施し、経営状況を分析し、結果をまとめた。

今年度よりWeb調査へ調査方法を一本化し、1,956件の回答を得た(回答率11.0%)。なお、地域・都

道府県別の回答状況は下表および次ページのグラフの通り。

図表 1-001 地域別回答状況

地域 北海道 東北 関東 中部 近畿 中国 四国 九州 沖縄

回答

事業者数96 282 608 192 266 171 89 239 13

回答率 8.80% 12.60% 10.20% 10.90% 13.60% 16.00% 8.70% 10.50% 6.90%

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- 2 -

※上図において、都道府県名後の n数は各都道府県における回答事業者数を、グラフに併記の数値は全体での回答事業

者件数に占める各都道府県の構成比率を示す。

4.91.61.5

2.44.6

2.42.0

3.02.6

1.92.52.52.32.2

7.71.8

1.22.6

0.92.4

1.93.03.0

1.84.0

0.91.92.0

1.01.2

0.61.0

2.03.0

2.20.71.11.7

1.03.7

0.81.51.71.8

1.31.2

0.70.0

0% 10% 20% 30% 40% 50%

北海道(n=96)

青森県(n=31)

岩手県(n=29)

宮城県(n=46)

秋田県(n=90)

山形県(n=47)

福島県(n=39)

茨城県(n=59)

栃木県(n=51)

群馬県(n=38)

埼玉県(n=49)

千葉県(n=49)

東京都(n=45)

神奈川県(n=44)

新潟県(n=151)

富山県(n=36)

石川県(n=23)

福井県(n=50)

山梨県(n=18)

長野県(n=46)

岐阜県(n=38)

静岡県(n=58)

愛知県(n=59)

三重県(n=36)

滋賀県(n=78)

京都府(n=18)

大阪府(n=37)

兵庫県(n=40)

奈良県(n=20)

和歌山県(n=23)

鳥取県(n=11)

島根県(n=19)

岡山県(n=39)

広島県(n=59)

山口県(n=43)

徳島県(n=14)

香川県(n=22)

愛媛県(n=33)

高知県(n=20)

福岡県(n=73)

佐賀県(n=16)

長崎県(n=30)

熊本県(n=34)

大分県(n=36)

宮崎県(n=26)

鹿児島県(n=24)

沖縄県(n=13)

不明(n=0)

F1 貴社の所在県名をお答えください

<全体n=1956>

単純構成比率

図表 1-002 回答事業者の都道府県別構成比率

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第1部 調査の概要

- 3 -

第2章 調査結果の概要

2-1 販売事業者の経営実態

1. 販売事業者の基本情報

(1)組織形態別にみた事業者比率

経営組織について、「個人経営」の事業者回答比率が20.1%と、例年よりも10ポイント

程度低い結果となっている。過去と同一の回答者ではないため、断定はできないものの、調査方

法の変更が影響している可能性も否定できない。

(2)流通段階別にみた事業者比率

流通段階別の事業者比率は「小売専業者」が82.7%と大部分を占めているが、この点のつ

いても例年より10ポイント程度低く、調査方法変更の影響がうかがわれる。

図表 1-003 組織形態別にみた事業者比率

図表 1-004 流通段階別にみた事業者比率

個人経営

20.1%

法人経営(会社組織)

72.8%

法人経営(組合)

6.6%

その他

0.2%

不明

0.3%

Q1-1 回答欄に示した経営組織のうち、どの区分に属しますか。

<n=1956>

卸売専業者

0.6%卸売小売兼業者

16.2%

小売専業者

82.7%

不明

0.5%

Q1-4 貴事業者LPガス流通段階のどの区分に属しますか。

<n=1956>

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- 4 -

2. 兼業の状況とその事業内容

(1)兼業の状況

他の事業と兼業の事業者が80.0%と大部分が兼業を実施している。

(2)兼業の内容

兼業の内容としては、「灯油等石油製品」(59.0%)、「住宅設備工事」(47.

0%)、「住宅リフォーム」(30.7%)と、LPガス事業との親和性の高いものが上位とな

っており、顧客基盤の有効活用や「ヒト」を中心とした経営資源の有効活用の観点からの帰結と

推測される。

LPガス販売専業である

19.7%

その他の事業と兼業である

80.0%

不明

0.3%

Q1-5 貴事業者はLPガス販売(LPガスに関する設備工事/器具販売等)専業、

またはその他事業と兼業ですか。

<n=1956>

図表 1-005 兼業の状況

図表 1-006 兼業の内容

26.8

59.0

19.0

15.7

47.0

27.7

9.3

10.9

14.3

11.1

21.9

30.7

1.3

3.2

15.2

21.0

0.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

ガソリンスタンド経営

灯油等石油製品販売

食料品、雑貨販売

米穀販売

住宅設備工事

給排水(上・下水道)工事

酒類販売

高圧ガス(酸素等一般ガス)販売

ガス事業(都市ガス、簡易ガス等)

不動産賃貸・管理

家電、電器製品販売

住宅リフォーム

コンビニエンスストア経営

地域見守り事業、高齢者補助事業など暮らしを支えるサービス

水販売

その他

不明

Q1-6 (5)でその他の事業と兼業であるとお答えの場合、兼業の種類をお答えください。

<n=1565>

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第1部 調査の概要

- 5 -

3. LPガス事業従事者数

(1)経営者(代表者・家族)以外の従事者数

LPガス事業の従事者について、「0名」の回答は8.1%に止まり、「1名~2名」(3

1.2%)や「3名~5名」(25.8%)を中心に、大部分が経営者以外の従業者を雇用して

いるとの結果となっている。

(2)パート・アルバイト数

①回答者全体

LPガス事業従事者のうちパート・アルバイト数については、「0名」が47.0%と最上位

で、表現を変えると半数近くが雇用契約期間の定めがない正社員を雇用している結果となってい

る。人件費という調整困難な固定費負担による、業況悪化時における損益への負の影響が懸念さ

れる。

8.1

31.2

25.8

14.5

6.1

2.8

11.3

0.2

0% 10% 20% 30% 40% 50%

0名

1名~2名

3名~5名

6名~10名

11名~15名

16名~20名

21名以上

不明

Q1-8 経営者(代表者・ご家族)以外にLPガス事業に従事している従業員(役員・

パート・アルバイト含む)は何名ですか。

<n=1956>

図表 1-007 経営者以外の従事者数

47.0

33.1

8.8

2.5

0.7

0.5

3.1

4.3

0% 10% 20% 30% 40% 50%

0名

1名~2名

3名~5名

6名~10名

11名~15名

16名~20名

21名以上

不明

Q1-9 (8)で回答頂いた従業員のうち、パート・アルバイトは何名いますか。

<n=1793>

図表 1-008 パート・アルバイト数

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- 6 -

4. LPガス事業のコスト比率

LPガス事業のコスト比率としては、「LPガスの仕入」(40.3%)や「LPガス機器そ

の他仕入」(12.5%)および「輸送費」(4.7%)といった変動費が60%弱を占めてい

る。換言すれば固定費比率が4割程度と半分を下回り業況悪化時における一定の耐性を見込む一

方で、上記コストは市場原理および仕入先との交渉結果に基づくところが大きく、各事業者の自

助努力のみではコントロールが困難ではあるが、これが従量料金の重要な変動要素となっており

留意が必要である。

図表 1-009 LPガス事業のコスト比率

40.3 12.5 22.9 6.5 4.7 4.5 8.6

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

コスト比率

Q1-10 LPガス事業のコスト比率をお教え願います。

LPガス仕入 LPガス機器その他仕入 人件費 保安費 輸送費 減価償却費 その他

横帯グラフ:平均<n=1603>

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第1部 調査の概要

- 7 -

5. LPガス年間小売販売数量および得意先供給戸数

(1)LPガス年間小売販売数量

合計の年間小売販売数量については、主力である「家庭・業務用」と同様の分布傾向にあり、

「0~50トン」が27.1%、「51~100トン」が17.4%と、両者で半数近くを占める一方

で、「501トン~」が18.6%で続いており、二極化傾向にある。また、中央値は100トン強と

推測される。

(2)得意先供給戸数

全ての得意先の合計では、「301~600戸」が21.1%で最上位、「151~300戸」が17.

0%で続き、供給戸数600戸以下の小規模事業者で過半数を占めている。なお、例年はこの層が7

割前後に達する事から、相対的に分布が上振れしている印象を受ける。

27.1

17.4

13.0

5.2

3.8

6.2

18.6

8.7

0% 10% 20% 30% 40% 50%

0~50トン

51~100トン

101~200トン

201~250トン

251~300トン

301~500トン

501トン~

不明

Q2-1-4 平成30年度のLPガス年間小売販売数量をお教え願います。

[合計]

<n=1956>

図表 1-010 LPガス年間小売販売数量(合計)

14.9

17.0

21.1

11.6

14.5

16.0

5.0

0% 10% 20% 30% 40% 50%

1~150戸

151~300戸

301~600戸

601~1000戸

1001~2500戸

2501戸~

不明

Q2-2-4 令和元年6月末現在の得意先供給戸数をお教え願います。

[全体(合計)]

<n=1956>

図表 1-011 得意先供給戸数(全体(合計))

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- 8 -

6. 得意先戸数の増加・減少要因

得意先の増加要因としては、「不明」(未回答)が30%強で最上位に挙げられている。この

点について、得意先の増加が無かった事業者が一定数含まれていると思われる。また、減少要因

としては「得意先の高齢化」や「住宅の取り壊し」といった少子高齢化や過疎化に基づくもの

が、競合エネルギーや同業者との競争によるものを上回っている。LPガスの供給エリアは、少

子高齢化、過疎化が顕著な地域が多いため、得意先が減少する前提で事業を継続発展させる方策

も検討する必要がある。

22.8

19.9

18.7

27.4

6.2

23.1

3.2

2.8

4.0

23.1

8.6

32.9

0% 10% 20% 30% 40% 50%

住宅の新設

リフォーム、中古住宅への入居

既設住宅への開栓

賃貸住宅等への入居

帰省、出戻り再入居

同業他社からの顧客獲得

都市ガスからの顧客獲得

電力からの顧客獲得

営業権の譲受

得意先からの指名、紹介

その他

不明

Q2-6 (2)で答えて頂いた得意先供給戸数について、前年度と比較して増加戸数の要

因をお教え願います。

<n=1956>

59.4

72.6

46.0

34.5

18.5

43.6

17.4

51.1

1.6

19.8

8.3

2.0

5.0

5.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

住宅の取り壊し

得意先の高齢化

既設住宅の閉栓

賃貸住宅等からの転出

引越、季節利用化

同業他社との競合

都市ガスとの競合

電力との競合

営業権の譲渡

ブローカーの営業

支払不良による解約

質量販売拒否による解約

その他

不明

Q2-7 (2)で答えて頂いた得意先供給戸数について、前年度と比較して減少した戸数を

お教え願います。

<n=1956>

図表 1-012 得意先戸数の増加要因

図表 1-013 得意先戸数の減少要因

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第1部 調査の概要

- 9 -

2-2 料金透明化・取引適正化

1. 料金表の種類

(1)家庭用

①回答者全体

家庭用における料金表の種類は、「1種類」(26.5%)、「2~5種類」(47.2%)と、

7割強の事業者が5種類以内と回答している。

②規模別

規模別では、得意先戸数「2501戸~」の大規模事業者における集約化は十分とは言えず、あま

りに多数の料金表が存在していると標準的な料金表の公表は困難と思われる。集約化により割高

となる顧客への対応や集約化による収益状況の悪化の回避等の課題が想定されるが、大規模事業

者は周囲の事業者への影響度も大きいことから、計画的な集約化が望まれる。

39.3

54.7

4.8

0.0

0.0

1.2

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70%

1種類

2~5種類

6~10種類

11~50種類

51~種類

不明

Q3-1-1 家庭用の料金表は何種類お持ちですか:151~300戸

<n=333>

26.5

47.2

11.2

10.1

2.9

2.0

0% 10% 20% 30% 40% 50%

1種類

2~5種類

6~10種類

11~50種類

51~種類

不明

Q3-1-1 家庭用の料金表は何種類お持ちですか。

<n=1956>

図表 1-014 家庭用の料金表の種類

60.3

34.6

1.7

0.0

0.0

3.4

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70%

1種類

2~5種類

6~10種類

11~50種類

51~種類

不明

Q3-1-1 家庭用の料金表は何種類お持ちですか:1~150戸

<n=292>

図表 1-015 [規模別] 家庭用の料金表の種類 得意先戸数 1~150戸

図表 1-016 [規模別] 家庭用の料金表の種類 得意先戸数 151~300戸

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- 10 -

15.9

59.0

11.5

11.5

0.9

1.3

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70%

1種類

2~5種類

6~10種類

11~50種類

51~種類

不明

Q3-1-1 家庭用の料金表は何種類お持ちですか:601~1000戸

<n=227>

23.3

60.2

9.2

6.6

0.5

0.2

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70%

1種類

2~5種類

6~10種類

11~50種類

51~種類

不明

Q3-1-1 家庭用の料金表は何種類お持ちですか:301~600戸

<n=412>

図表 1-017 [規模別] 家庭用の料金表の種類 得意先戸数 301~600戸

図表 1-018 [規模別] 家庭用の料金表の種類 得意先戸数 601~1000戸

図表 1-019 [規模別] 家庭用の料金表の種類 得意先戸数 1001~2500戸

図表 1-020 [規模別] 家庭用の料金表の種類 得意先戸数 2501戸~

11.3

43.5

24.4

17.7

2.5

0.7

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70%

1種類

2~5種類

6~10種類

11~50種類

51~種類

不明

Q3-1-1 家庭用の料金表は何種類お持ちですか:1001~2500戸

<n=283>

5.8

30.1

18.3

29.2

14.7

1.9

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70%

1種類

2~5種類

6~10種類

11~50種類

51~種類

不明

Q3-1-1 家庭用の料金表は何種類お持ちですか:2501戸~

<n=312>

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第1部 調査の概要

- 11 -

(2)業務用

①回答者全体

業務用の料金表について、回答者全体では家庭用の料金表と同様に、7割以上の事業者が「5種

類以下」と回答している。

②規模別

規模別においても、家庭用の料金表と同様に、得意先戸数「2501戸~」の大規模事業者におけ

る集約化が進んでいない。大規模事業者においては絶対的な得意先戸数も多く、業務用の料金表

は各得意先と相対で決定されているケースも多いものと推測される。業務用においても集約化が

望まれるか否か確認が必要となる。

13.6

18.8

39.7

10.9

6.6

8.0

2.4

0% 10% 20% 30% 40% 50%

0種類

1種類

2~5種類

6~10種類

11~20種類

20~種類

不明

Q3-1-2 業務用の料金表は何種類お持ちですか。

<n=1956>

図表 1-021 業務用の料金表の種類

図表 1-022 [規模別] 業務用の料金表の種類 得意先戸数 1~150戸

図表 1-023 [規模別] 業務用の料金表の種類 得意先戸数 151~300戸

33.6

39.0

23.6

0.7

0.3

0.0

2.7

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60%

0種類

1種類

2~5種類

6~10種類

11~20種類

20~種類

不明

Q3-1-2 業務用の料金表は何種類お持ちですか:1~150戸

<n=292>

19.5

30.3

45.3

2.4

0.9

0.0

1.5

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60%

0種類

1種類

2~5種類

6~10種類

11~20種類

20~種類

不明

Q3-1-2 業務用の料金表は何種類お持ちですか:151~300戸

<n=333>

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- 12 -

5.7

6.7

37.1

24.4

14.8

10.6

0.7

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60%

0種類

1種類

2~5種類

6~10種類

11~20種類

20~種類

不明

Q3-1-2 業務用の料金表は何種類お持ちですか:1001~2500戸

<n=283>

8.8

12.8

48.0

20.3

5.7

3.5

0.9

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60%

0種類

1種類

2~5種類

6~10種類

11~20種類

20~種類

不明

Q3-1-2 業務用の料金表は何種類お持ちですか:601~1000戸

<n=227>

9.5

19.2

56.3

9.0

3.6

1.2

1.2

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60%

0種類

1種類

2~5種類

6~10種類

11~20種類

20~種類

不明

Q3-1-2 業務用の料金表は何種類お持ちですか:301~600戸

<n=412>

図表 1-024 [規模別] 業務用の料金表の種類 得意先戸数 301~600戸

図表 1-025 [規模別] 業務用の料金表の種類 得意先戸数 601~1000戸

図表 1-026 [規模別] 業務用の料金表の種類 得意先戸数 1001~2500戸

図表 1-027 [規模別] 業務用の料金表の種類 得意先戸数 2501戸~

5.8

3.5

20.2

15.1

17.3

35.6

2.6

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60%

0種類

1種類

2~5種類

6~10種類

11~20種類

20~種類

不明

Q3-1-2 業務用の料金表は何種類お持ちですか:2501戸~

<n=312>

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第1部 調査の概要

- 13 -

2. 基本料金の設定

(1)家庭用

家庭用の料金表については、ほぼ全ての事業者が基本料金を設定していると回答している。

(2)業務用

業務用の料金表については、「設定している」事業者は43.0%に止まり、「設定していな

い」事業者も17.9%見られる。業務用の顧客においては相対で料金が決まるケースも多く、

また、家庭用の顧客に比べて消費量も多い傾向にあるため、事業者の意思に反して設定できない

ケースも多いものと思われる。

設定している

96.7%

設定していない

0.5%

一部設定している

1.6%

不明

1.2%

Q3-3-1 家庭用LPガス小売事業において、基本料金は設定していますか。

<n=1956>

図表 1-028 基本料金の設定(家庭用)

設定している

43.0%

設定していない

17.9%

一部設定している

34.1%

不明

5.0%

Q3-3-2 業務用LPガス小売事業において、基本料金は設定していますか。

<n=1956>

図表 1-029 基本料金の設定(業務用)

Page 24: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

- 14 -

3. 家庭用小売価格の状況

家庭用の小売価格の平均値については、「戸建住宅用」と「集合住宅用」との間に大きな価格

差は見られないものの、「基本料金」および「10m3使用時」までは「戸建住宅用」の方が、「15m3

使用時」からは「集合住宅用」の方が低価格となっている。

3760.5

3779.9

0円 1000円 2000円 3000円 4000円

戸建住宅

<n=1727>

集合住宅

<n=1402>

Q3-4-1 (1)で回答頂いた料金表のうち令和元年6月時点でもっとも多く採用されている

家庭用の料金表の内容をご記入ください。[5m3]

横棒グラフ:平均

図表 1-030 家庭用小売価格(5m3使用時)

6018.6

6030.7

0円 1000円 2000円 3000円 4000円 5000円 6000円 7000円

戸建住宅

<n=1701>

集合住宅

<n=1392>

Q3-4-1-2 (1)で回答頂いた料金表のうち令和元年6月時点でもっとも多く採用されて

いる家庭用の料金表の内容をご記入ください。[10m3]

横棒グラフ:平均

図表 1-031 家庭用小売価格(10m3使用時)

図表 1-032 家庭用小売価格(15m3使用時)

8176.8

8164.1

0円 2000円 4000円 6000円 8000円 10000円

戸建住宅

<n=1675>

集合住宅

<n=1372>

Q3-4-1-3 (1)で回答頂いた料金表のうち令和元年6月時点でもっとも多く採用されて

いる家庭用の料金表の内容をご記入ください。[15m3]

横棒グラフ:平均

図表 1-033 家庭用小売価格(20m3使用時)

10282.3

10244.0

0円 2000円 4000円 6000円 8000円 10000円 12000円

戸建住宅

<n=1665>

集合住宅

<n=1371>

Q3-4-1-4 (1)で回答頂いた料金表のうち令和元年6月時点でもっとも多く採用されて

いる家庭用の料金表の内容をご記入ください。[20m3]

横棒グラフ:平均

Page 25: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

第1部 調査の概要

- 15 -

4. 小売価格改定時の周知方法

(1)家庭用

小売価格改定時の周知について、「特に周知していない」との回答は0.8%となっており、

小売価格の周知はなされている。その一方で、「口頭で説明する」との回答が22.4%となっ

ているが、請求書や検針票等による書面、または承諾を得た上での電子メールやWebサイト活用等

の方法が必要となる。

1765.9

1804.2

0円 500円 1000円 1500円 2000円

戸建住宅

<n=1714>

集合住宅

<n=1413>

Q3-4-2 (3)で基本料金(家庭用)を『設定している』、『一部設定している』と回答し

た方はご記入ください。[基本料金]

横棒グラフ:平均

図表 1-034 家庭用小売価格(25m3使用時)

図表 1-035 家庭用小売価格(基本料金)

12261.4

12224.5

0円 2000円 4000円 6000円 8000円 10000円 12000円 14000円

戸建住宅

<n=1633>

集合住宅

<n=1343>

Q3-4-1-5 (1)で回答頂いた料金表のうち令和元年6月時点でもっとも多く採用されて

いる家庭用の料金表の内容をご記入ください。[25m3]

横棒グラフ:平均

60.5

57.5

15.6

39.8

14.7

22.4

0.8

2.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

料金表を値上げ時に配布または郵送する

検針票、請求書等に変更予定の金額と時期を記載する

ホームページに値上げのお知らせと新たな標準的な

料金メニューを開示する

料金値上げのお知らせと標準的な料金メニューを

店頭の見えやすい場所に掲示する

料金値上げのお知らせと標準的な料金表を

店頭に置いて自由に持ち帰ることができる

口頭で説明する

特に周知しない

不明

Q3-7-1 小売価格を改定する際、得意先へはどのような方法で周知していますか。

[家庭用]

<n=1956>

図表 1-036 小売価格改定時の周知方法(家庭用)

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- 16 -

(2)業務用

業務用においても、「特に周知していない」との回答は0.9%と小売価格の周知はなされて

いるが、「口頭で説明する」との回答は33.0%と家庭用よりも高くなっている。また、標準

的な料金を開示している事業者比率は家庭用よりも低いが、相対取引のために開示が困難な状況

が推測される。

5. 小売価格改定理由の記載

小売価格の改定理由を「記載していない」事業者は4.4%に止まり、概ね記載されているも

のと思われるが、「不明」の回答比率が37.4%となっている点には留意が必要となる。

59.3

50.2

6.9

20.0

7.4

33.0

0.9

6.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

料金表を値上げ時に配布または郵送する

検針票、請求書等に変更予定の金額と時期を記載する

ホームページに値上げのお知らせと新たな標準的な

料金メニューを開示する

料金値上げのお知らせと標準的な料金メニューを

店頭の見えやすい場所に掲示する

料金値上げのお知らせと標準的な料金表を

店頭に置いて自由に持ち帰ることができる

口頭で説明する

特に周知しない

不明

Q3-7-2 小売価格を改定する際、得意先へはどのような方法で周知していますか。

[業務用]

<n=1644>

図表 1-037 小売価格改定時の周知方法(業務用)

記載している

58.1%

記載していない

4.4%

不明

37.4%

Q3-8 (7)で「特に周知しない」以外を回答した方はお答えください。値上げのための文書

に理由を記載していますか。

<n=1904>

図表 1-038 小売価格改定理由の記載

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第1部 調査の概要

- 17 -

6. 小売価格値上げの案内時期

小売価格値上げの案内時期については、「1か月前まで」が68.0%と、この点についても

大多数の事業者はガイドラインに沿った対応を行っている。また、小売価格の改定理由同様、

「不明」の回答比率が27.5%となっている点には留意が必要となる。

7. ホームページの有無

(1)回答者全体

ガイドラインにおいて、標準的な料金表の公表の場として推奨されているホームページについ

ては「はい」(ホームページ有り)との回答は35.6%にとどまる。

1ヶ月前まで

68.0%

前日まで

2.6%

事後

1.9%

不明

27.5%

Q3-9 (7)で「特に周知しない」以外を回答した方はお答えください。料金の改訂のうち値

上げの案内時期についてお尋ねします。値上げの適用開始を基準として、告知するタイミ

ングをお教え願います。

<n=1904>

図表 1-039 小売価格値上げの案内時期

図表 1-040 ホームページの有無

はい

35.6%

いいえ

62.2%

不明

2.2%

Q3-10 小売価格の公表についてお聞きします。貴事業所はホームページをお持ちです

か。

<n=1956>

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- 18 -

(2)規模別

規模別では、得意先戸数「1000戸以下」の事業者においては、ホームページの無い事業者が過

半数を占めるが、会社案内や販売促進等、ホームページの本来的な機能の効果も乏しく、また、

保守や運用費用も発生するため、いたし方ないと言える。

8. 家庭用小売価格の公表

(1)公表方法

小売価格を「公表していない」事業者は1.5%に止まり、価格の開示は進んでいる事が

うかがわれる。

82.4

53.0

35.2

22.6

13.2

16.1

17.0

45.6

63.4

76.5

83.5

80.8

0.6

1.4

1.3

1.0

3.3

3.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

2501戸~

(n=312)

1001~2500戸

(n=283)

601~1000戸

(n=227)

301~600戸

(n=412)

151~300戸

(n=333)

1~150戸

(n=292)

Q3-10 小売価格の公表についてお聞きします。貴事業所はホームページをお持ちです

か。

はい いいえ 不明

図表 1-041 [規模別] ホームページの有無

25.1

7.1

63.7

21.1

61.5

5.9

1.5

2.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全得意先に料金表を定期的に配布

一部の得意先に料金表を配布

店頭に料金表を掲示

ホームページで公表

検針票(請求書)等に明記

その他

公表していない

不明

Q3-11 小売価格の公表についてお聞きします。貴事業所ではどのような方法を採用して

いますか。該当するものをお教え願います。

<n=1956>

図表 1-042 小売価格の公表方法

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第1部 調査の概要

- 19 -

(2)小売価格非公表の理由

小売価格非公表の理由としては、「料金表は直接顧客に配布・通知」(41.4%)、「必要

性を感じない」(31.0%)が上位となっている。小売価格の公表の目的が「不特定多数の一

般消費者等が自由に閲覧」にあり、自店の顧客のみへの開示は公表とは言えず、事業者サイドの

必要性とは無関係である事の理解を求める必要がある。

9. 設備等の費用負担とLPガス代金への転嫁

(1)費用負担の状況

賃貸型集合住宅における設備等の費用を「負担したことがある」事業者は57.1%と過半数

を占めている。

41.4

31.0

20.7

13.8

6.9

3.4

17.2

3.4

0% 10% 20% 30% 40% 50%

料金表は直接顧客に配布・通知

必要性を感じない

競合他社・ブローカーの参入ブロック

多数の料金表があり、集約に時間がかかる

他社・業界の動きを様子見

公表の仕方がわからない

その他

不明

Q3-12 (11)で『公表していない』に○印をつけた方にお尋ねします。公表していない理由

として該当するものをお教え願います。

<n=29>

図表 1-043 小売価格非公表の理由

負担したことがある

57.1%

負担したことは無い

38.1%

不明

4.9%

Q3-13 賃貸型集合住宅においてオーナー(建物管理会社含む)からの要求に応じて

給湯器や空調機器等の設備等の費用を負担したことがありますか。

<n=1956>

図表 1-044 設備等の費用負担

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- 20 -

(2)費用負担をした設備・工事

費用を負担した設備・工事の内容としては、「給湯器」が97.6%と最も多く、費用負担経

験のあるほぼ全ての事業者が費用を負担している。以下、「エアコン」や「ドアチャイム」等の

LPガス使用量増も望めないガス機器以外の設備が続き、競合エネルギーや同業者間での競争激

化を背景に、オーナー等からの要求を受け入れざるを得ない状況もうかがわれる。

(3)設備費用等のLPガス代金への転嫁

負担した設備費用のLPガス代金の転嫁状況については、「転嫁していない」事業者が71.

6%と大部分を占めている。

97.6

36.0

2.2

13.5

18.3

1.9

0.0

0.7

2.2

19.4

0.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

給湯器

エアコン

テレビ

便座システム

ドアチャイム

WIFIルーター

エレベーター

外壁工事

防犯カメラ

その他

不明

Q3-14 負担したことがある場合、該当する設備・工事をお教え願います。

<n=1116>

図表 1-045 費用負担した設備・工事

図表 1-046 設備費用等のLPガス代金への転嫁

設備を設置した全ての賃

貸型集合住宅で転嫁し

ている

10.5%

設備を設置した一部の賃

貸型集合住宅では転嫁

している

16.6%

転嫁していない

71.6%

不明

1.3%

Q3-15 負担した費用は設備を設置した賃貸型集合住宅の入居者のLPガス代金に

転嫁していますか。

<n=1116>

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第1部 調査の概要

- 21 -

(4)転嫁状況別の小売価格

転嫁状況別に集合住宅用料金の平均値を確認すると、「設備を設置した全ての賃貸型集合住宅

で転嫁している」事業者と「転嫁していない」事業者の価格水準に大きな差異は見られず、本調

査結果からは設備費用の転嫁の有無とLPガス料金との関係が明確にはなっていない。

3822.3

4059.3

3813.5

0円 1000円 2000円 3000円 4000円 5000円

設備を設置した全ての賃貸型集合

住宅で転嫁している

<n=100>

設備を設置した一部の賃貸型集合

住宅では転嫁している

<n=152>

転嫁してい無い

<n=675>

Q3-4-1 (1)で回答頂いた料金表のうち令和元年6月時点でもっとも多く採用されている

家庭用の料金表の内容をご記入ください。[5m3]

横棒グラフ:平均

図表 1-047 転嫁状況別の小売価格(5m3)

6084.0

6340.9

6041.4

0円 1000円 2000円 3000円 4000円 5000円 6000円 7000円

設備を設置した全ての賃貸型集合

住宅で転嫁している

<n=99>

設備を設置した一部の賃貸型集合

住宅では転嫁している

<n=154>

転嫁してい無い

<n=672>

Q3-4-1-2 (1)で回答頂いた料金表のうち令和元年6月時点でもっとも多く採用されて

いる家庭用の料金表の内容をご記入ください。[10m3]

横棒グラフ:平均

10106.3

10776.7

10237.7

0円 2000円 4000円 6000円 8000円 10000円 12000円

設備を設置した全ての賃貸型集合

住宅で転嫁している

<n=98>

設備を設置した一部の賃貸型集合

住宅では転嫁している

<n=150>

転嫁してい無い

<n=661>

Q3-4-1-4 (1)で回答頂いた料金表のうち令和元年6月時点でもっとも多く採用されて

いる家庭用の料金表の内容をご記入ください。[20m3]

横棒グラフ:平均

1883.4

1880.9

1833.4

0円 500円 1000円 1500円 2000円

設備を設置した全ての賃貸型集合

住宅で転嫁している

<n=98>

設備を設置した一部の賃貸型集合

住宅では転嫁している

<n=157>

転嫁してい無い

<n=682>

Q3-4-2 (3)で基本料金(家庭用)を『設定している』、『一部設定している』と回答し

た方はご記入ください。[基本料金]

横棒グラフ:平均

図表 1-048 転嫁状況別の小売価格(10m3)

図表 1-049 転嫁状況別の小売価格(20m3)

図表 1-050 転嫁状況別の小売価格(20m3)

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- 22 -

10. 14条書面の説明の有無

14条書面の記載事項については、「説明している」とする事業者が81.6%に達し、一定

の成果は上がっていると言える。

11. 書面交付時における説明内容

書面交付時に説明を実施している内容としては、供給開始時に関するものは80%前後に達し

ているが、契約解約時に関するものは40%~50%にとどまる。得意先とのトラブルが発生す

る可能性は解約時の方が高いと思われるため、事後のトラブル回避にためにも説明の徹底が求め

られる。

説明している

81.6%

説明しない場合がある

5.1%

説明していない

1.0%

該当なし

10.7%

不明

1.6%

Q3-16 平成29年6月1日以降液石法第14条では、販売契約を締結したときに必要

事項を記載した書面を交付することとされています。記載されている事項について説明を

行っていますか。

<n=1956>

図表 1-051 14条書面の説明の有無

74.0

88.6

52.0

41.0

38.5

3.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

LPガスの価格の算定方法、算定方法の基礎となる

項目とその内容

供給設備および消費設備の所有関係

供給設備および消費設備の設置、変更、修繕

および撤去に関する費用

LPガス販売事業者の所有する消費設備を消費者が利用する

場合に消費者が支払う費用の額および徴収方法

販売契約解約時にLPガス販売事業者から消費者等に

移転する場合の精算額の計算方法

不明

Q3-17 書面交付に加えて説明を行っている項目について、該当するものをお教え願いま

す。

<n=1697>

図表 1-052 書面交付時における説明内容

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第1部 調査の概要

- 23 -

12. 設備撤去の所要日数

契約解除に際しての設備撤去の所要日数について、大部分の事業者は「7日以内」に設備を撤

去していると回答しており、いわゆる「1週間ルール」は浸透しているものと思われる。

46.1

1.6

5.4

1.5

35.6

7.0

2.8

0% 10% 20% 30% 40% 50%

~3日

4日

5日

6日

7日

その他

不明

Q3-19 LPガス販売契約終了時の対応についてお尋ねします。一般消費者等から販

売契約の解除の申出があった日から、貴事業所が所有する供給設備を撤去するまでの

標準的な日数をお教え願います。

<n=1956>

図表 1-053 設備撤去の所要日数

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- 24 -

2-3 今後の事業方針

1. 選ばれるエネルギーへの取り組み

(1)需要促進型の料金および電気とのセット割(家庭用)

需要促進を目的とした料金については、「設定していない」事業者が57.8%と過半数を占

め、LPガス料金の戦略性については十分に認められない結果となっている。

(2)競合エネルギー対応料金(家庭用)

競合エネルギー対応の料金については、「設定指定していない」との回答が72.5%と需要

促進目的のものをさらに上回っている。小売自由化に伴い、電力や都市ガスの料金プランは多様

性を増しており、LPガス事業者においても選ばれるエネルギーとして、料金の戦略性が求めら

れる。

16.5

27.4

13.5

0.5

4.0

6.1

5.8

2.5

7.5

0.3

7.7

3.1

57.8

3.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

給湯用

暖房用

使用量

使用時時間帯別

季節料金制

エコジョーズ料金

エネファーム料金

エコウイル料金

GHP料金

請求上限額設定、それ以上使い放題

電気とのセット割

その他

設定していない

不明

Q4-1 貴事業所では得意先の需要促進を目的とした料金体系および電気とのセット割

の料金表を設定していますか。[家庭用]

<n=1956>

図表 1-054 需要促進型の料金および電気とのセット割

図表 1-055 競合エネルギー対応料金

3.6

10.5

4.6

15.9

2.0

72.5

3.7

0% 20% 40% 60% 80% 100%

オール電化用

都市ガス用

灯油用

同業他社用

その他

設定していない

不明

Q4-2 貴事業所では競合エネルギーに対応する為の料金体系を設定していますか。該

当するものをお教え願います。[家庭用]

<n=1956>

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第1部 調査の概要

- 25 -

2. 質量販売の取り組み

(1)今後の方向性

質量販売の方向性については、大多数が現状維持ないしは縮小と回答しており、拡大意向を持

っている事業者は2.2%に止まっている。質量販売における保安面での対応が影響しているも

のと推測される。

(2)FRP容器(7.5kg)の使用状況

質量販売に対する拡大意向を持っている事業者においてさえも、7.5kgFRP容器の現状の使用

実績や今後の使用意向とも低くなっている。

質量販売を今後拡大し

ていく

2.2%

質量販売は現状レベルを

維持していく

26.6%

質量販売は縮小させてい

59.5%

不明

11.8%

Q4-5 今後の質量販売について、その方向性で該当するものをお教え願います。

<n=1956>

図表 1-056 今後の質量販売の方向性

現在使用していない

60.5%

現在使用している

11.6%

今後使用する予定である

16.3%

今後使用する予定はな

11.6%

不明

0.0%

Q4-6 (5)で『質量販売を今後拡大していく』と回答された方にお聞きします。質量販売

でFRP容器(7.5kg)を使用していますか。

<n=43>

図表 1-057 FRP容器(7.5kg)の使用状況

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- 26 -

(3)FRP容器(20kg)の活用方針

20kgFRP容器の今後の活用については、大部分の事業者が未定となっている。

(4)FRP容器の使用予定がない理由

①7.5kg

7.5kgFRP容器を使用予定がない理由としては、「鋼鉄容器で十分」が60.0%と最上位で

あるため、検査費用や容器の本体価格等の経済性のみならず、新たな需要への訴求よりも既存の

顧客層への拡販を重要視している可能性も考えられる。

今後使用する予定である

4.5%

今後使用する予定はな

16.5%

現段階では決めていない

76.3%

不明

2.7%

Q4-7 今年度、FRP容器(強化繊維プラスチック製複合容器)には国産20kg容器

が発売にともない、今後の活用方針で該当するものをお教え願います。

<n=1956>

図表 1-058 FRP容器(20kg)の活用方針

20.0

20.0

40.0

40.0

60.0

40.0

0.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

FRP容器の検査周期が短い(3年)

FRP容器の使用期限が短い(15年)

検査費用が高い可能性

FRP容器の値段

鋼製容器で十分

その他

不明

Q4-8-1 (6)で『今後使用する予定はない』と回答された方にお聞きします。FRP容器

(7.5kg)使用予定のない理由として該当するものをお教え願います。

<n=5>

図表 1-059 FRP容器の使用予定がない理由(7.5kg)

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第1部 調査の概要

- 27 -

②20kg

20kgFRP容器は、体積販売用のため消費者への直接的なPR効果が乏しく、また、軽量性等

のメリットも主に配送業務に関わるものであるため、現時点では鋼鉄製容器を超えるメリットを

感じていないものと思われる。

3. 家庭用顧客からのLPガス料金の回収

(1)現状の回収方法

現状の料金回収方法について、93.8%の事業者が「集金」、同じく77.2%が「顧客が

持参」と回答しており、仮に一部だとしても、前時代的な回収方法が存在している。

図表 1-060 FRP容器の使用予定がない理由(20kg)

23.2

21.7

26.6

39.6

56.0

18.6

2.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

FRP容器の検査周期が短い(5年)

FRP容器の使用期限が短い(15年)

検査費用が高い可能性

FRP容器の値段

鋼製容器で十分

その他

不明

Q4-8-2 (7)で『今後使用する予定はない』と回答された方にお聞きします。FRP容器

(20kg)使用予定のない理由として該当するものをお教え願います。

<n=323>

93.8

94.6

25.2

31.6

77.8

77.2

7.8

1.8

1.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

集金

口座振替

コンビニ支払

クレジットカード

銀行振込

顧客が持参

QRコード決裁

その他

不明

Q4-10 家庭用顧客からのLPガス料金の回収方法で貴社で採用しているすべての回

収方法をお教え願います。

<n=1956>

図表 1-061 家庭用顧客からの回収方法

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- 28 -

(2)今後増やしたい回収方法

今後増やしたい回収方法としては、「口座振替」(48.7%)、「クレジットカード」(3

3.3%)が上位となっている。

(3)今後増やしたい回収方法の理由

前述の「増やしたい回収方法」を選択した理由としては、「顧客の利便性向上をはかるため」

(68.1%)、「未回収率の低減化をはかるため」(57.3%)が上位となっているが、

「クレジットカード」や「QRコード決裁」は上記の両立が可能となることから、今後の普及が

予想される。

3.6

48.7

17.9

33.3

13.1

4.3

17.3

1.6

20.6

2.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

集金

口座振替

コンビニ支払

クレジットカード

銀行振込

顧客が持参

QRコード決裁

その他

特になし

不明

Q4-11 今後、増やしたいとお考えのLPガス料金の回収方法にをお教え願います。

<n=1956>

図表 1-062 今後増やしたい回収方法

68.1

10.9

57.3

33.9

37.4

22.7

0.9

2.8

1.9

1.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

顧客の利便性向上をはかるため

顧客との接点強化をはかるため

未回収率の低減化をはかるため

回収に係るコストが最安のため

営業担当者の業務効率向上をはかるため

経理担当者の事務負担軽減のため

パート・アルバイトの雇用維持のため

その他

特に理由は無い、不明

不明

Q4-12 (11)で選択したLPガス料金の回収方法を増やしたい理由をお教え願います。

<n=1503>

図表 1-063 増やしたい回収方法の理由

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第1部 調査の概要

- 29 -

4. 投資について

(1)今年度の投資方針

今後の投資方針としては、「決まっていない」事業者が43.9%と半数近くに達している。

(2)投資額の比率(平均値)

昨年度に実施済みもしくは今後予定している投資の比率(平均値)としては、「集中監視シス

テム」(10.2%)や「新型ガスメーター」(29.5%)といった保安面に関するものが4

0%弱、「得意先戸数を増やす」(19.7%)、「新規事業等への投資」(14.7%)とい

った積極投資が30%強となっている。事業の拡大よりも維持にやや重きを置いている事がうか

がわれる。

10.2 29.5 19.7 9.0 14.7 16.9

0% 20% 40% 60% 80% 100%

投資額の割合

Q5-3 平成30年度中に行った、あるいは今後行う投資について全体の投資額を100とし

た時の割合を四捨五入してお答えください。

集中監視システムへの投資 新型ガスメーターへの投資

得意先戸数を増やす為の投資 新しい請求システム等への投資

新規事業、新規扱い商品、サービスへの投資 その他

<n=1633>横帯グラフ:平均

保安に関する投資を優

35.4%

顧客開拓に関する投資

を優先

12.9%

決まっていない

43.9%

不明

7.9%

Q5-2 今年度の投資方針についてお尋ねします。該当するものをお教え願います。

<n=1956>

図表 1-064 今年度の投資方針

図表 1-065 投資額の比率(平均値)

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- 30 -

5. 今後の事業継続

(1)事業継続の意向

今後の事業継続の意向について、大部分の事業者においては事業継続の意向を持っているが、

10%弱の事業者が1年以内もしくは近い将来廃業したいと回答している。

(2)廃業を検討する理由

「後継者がいない」(62.5%)が廃業を検討する理由の最上位であり、「得意先の高齢

化、減少」(57.7%)がこれに続いている。事業採算性が低い過疎高齢化地域における将来

的なLPガス供給の空白地域の発現が懸念される。

図表 1-066 事業継続の意向

今後も販売事業を継続

したいと考えている

78.0%

1年以内に廃業したいと

考えている

0.4%

近い将来廃業したいと考

えている

8.2%

わからない

10.9%

不明

2.6%

Q5-5 得意先への安定供給の観点からお尋ねします。今後も販売事業を続けていきたい

とお考えですか。

<n=1956>

62.5

57.7

46.4

22.6

22.6

6.0

8.9

8.3

2.4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

後継者がいないため

得意先の高齢化、減少のため

収益の確保が難しくなった(なる)ため

電力との競合による経営環境悪化のため

同業者との競合による経営悪化のため

都市ガスとの競合による経営悪化のため

液石法の登録要件が継続できなくなるため

その他

不明

Q5-6 (5)で「1年以内、若しくは近い将来廃業したいと考えている」と回答した方にお尋

ねします。今後やむなく事業継続を断念される場合、その理由として該当するものをお教

え願います。

<n=168>

図表 1-067 廃業を検討する理由

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第1部 調査の概要

- 31 -

2-4 自由回答

1. 近年取り組んでいる事業での創意工夫・活動

(卸売専業者・卸売小売兼業者のみ対象)

各キーワードの内容としては、以下の通り。

・保安に関しては保安に関する設備投資を進めているとの意見が多く挙げられている。

・地域や顧客密着に関する活動は、展示会の実施やPR活動が実施されている。

・防災に関する活動を最も多くの事業者が挙げているが、BCPの策定や中核充填所としての

行政や地域事業者との連携などが挙げられている。

22

28

9

43

13

16

3

32

0 10 20 30 40 50

保安面の強化

地域・顧客密着活動

見守りサービスの実施

防災に関する活動

新規事業・サービスの開始

ポイント制度の導入

キャッシュレス決裁

その他

Q6 貴事業所で近年取り組まれている事業での創意工夫や活動がありましたらご記入く

ださい。

図表 1-068 近年取り組んでいる事業での創意工夫・活動(回答件数)

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- 32 -

2. 意見・要望・提言(全事業者対象)

各キーワードの内容としては、以下の通り。

・「設備」、「LPガス料金」、「同業他社」については、料金透明化・取引適正化に関して

複合的な意見として挙げている事業者が大部分であり、これらに関する課題の複雑さが浮き

彫りとなっている。

・「LPガス料金」については、他事業者(特に大手事業者に対して)の「標準的な料金メニ

ュー」に関する曖昧さへの指摘も多く、大規模事業者の料金集約化が進んでいないとの本調

査結果を裏付ける形となっている。

・「保安」に関しては規制緩和や設備投資に際しての補助金等の経済的支援の要望が強い。

・「業界・行政」については、上記に関する要望や業界の統一化が主な内容となっている。

・今後の人材確保についての課題認識、紙でも本調査を回答可能として欲しい、といった意見

が「その他」で挙がっている。

80

75

62

143

26

11

20

63

194

91

0 50 100 150 200 250

保安

設備

LPガス料金

同業他社

競合エネルギー

質量販売

災害対応

将来性

業界・行政

その他

Q7 LPガス小売価格や保安などに関する貴事業者の考え方、思い、同業他社や業界

団体、経済産業省に対するご意見、ご要望、ご提言など、どのようなことでも構いませんの

でご記入ください。

図表 1-069 意見・要望・提言(回答件数)

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第1部 調査の概要

- 33 -

第3章 総括

1. 販売事業者の経営実態

今年度からWebによるアンケートに一本化された影響もあってか、例年との比較では若干ではあ

るが、個人経営の事業者比率が低く、事業者規模も大きくなっている。しかしながら、小規模事

業者が多数を占め、LPガス事業と親和性の高い事業を兼業している事業者が大部分である全体

の傾向に変更はない。

コスト構造としては、仕入にかかる費用が50%以上となっており、市場原理や仕入先との交

渉結果に基づくところが大きく、事業者自身でのコントロールが困難ではあるが、これが従量料

金の重要な変動要素となっており留意が必要である。一方で、固定費は50%を下回り、業況悪

化時における一定の耐性を見込むが、その中で、人件費については、経営者以外の正社員を雇用

している事業者が多く、特に小規模事業者においては全従業者に占める正規雇用者の比率が高い

ため、調整困難な経費である人件費の負担が重荷となる事が懸念される。

得意先戸数については、増加より減少数が多くなっていると想定される事業者が一定数存在す

ると思われ、得意先が減少する前提で事業を継続発展させる方策も検討する必要がある。

2. 料金透明化・取引適正化

大規模事業者において料金表の集約化が進んでおらず、自由回答で大規模事業者の「標準的な

料金メニュー」の曖昧さに疑義も挙がっているため、計画的な集約化が望まれる。

小売価格改定の周知について未実施の事業者はごく僅かであり、改定理由の明示や告知の時期

についても概ねガイドラインに則り実施されているが、口頭での周知に止まっている事業者や改

定理由の明示および告知の時期が不明、とする事業者が3分の1前後に達している点には留意が

必要となる。

家庭用小売料金の開示についても大部分の事業者は実施している。なお、開示がなされていな

いごく一部の事業者にはガイドラインにおける主旨の理解を求めていく必要がある。

賃貸型集合住宅の設備費用については、給湯器をはじめガス機器以外のものについても負担経

験の有る事業者が過半数を超えている。また、70%強の事業者が当該設備費用をLPガス料金

に転嫁していないと回答している一方で、本調査結果では設備費用の転嫁の有無とLPガス料金

水準に明確な関係性は見られず、不透明な印象も受ける。なお、自由回答では、賃貸型集合住宅

のオーナーや管理会社から設備費用の負担を強いられる事の無いよう、両者の監督官庁へ働きか

けて欲しいとの要望も見られた。

3. 今後の事業方針

需要促進目的、競合エネルギー対策ともに料金メニューを設定している事業者は一部にとどま

るため、選ばれるエネルギーとしての戦略性が求められる。

質量販売については、自由回答にも見られたが保安面に関する規制を理由に拡大意向を持つ事

業者は少数に止まっている。そのため、 7.5kgの小型FRP容器を切り口にした新規需要の創

出の道筋も見えていない。

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- 34 -

今後の投資については、保安に関するものが事業拡大等の積極投資を上回り、サービスレベル

向上による事業維持の意向が強いものと推測される。

料金の回収方法については、「集金」、「顧客が持参」といった方法が残っているものの、

「クレジットカード」や「QRコード決裁」等、顧客の利便性向上と回収リスク軽減の両立が可

能な方法を増やしたい意向を持っている。

10%近い事業者に廃業意向が有り、将来的なLPガス供給の空白地域の発現が懸念される。

4. まとめ

LPガス事業者を取り巻く経営環境は依然厳しく、過疎化・高齢化、競合エネルギーや同業者

間の競争により得意先戸数が減少している事業者も一定数存在していると推測される。その一方

で労働集約的な事業構造のために固定的な人件費が発生し、廃業を検討している事業者も少なか

らず見られている。今後については、自店の顧客のためにも得意先戸数の減少シナリオの前提の

下で永続性を保つ事も必要になるが、積極的な投資意向を持つ事業者は一部に止まっている。

LPガス料金の透明化については、大規模事業者の料金表の集約化が進んでおらず、標準的な

料金メニューに対する同業他社からの疑義も散見される。さらに、設備費用負担分のLPガス料

金への転嫁の有無と料金水準の間に明確な関係性も認められなかったが、近年、消費者向けサー

ビス利用料にもいわゆるサブスクリプション型のものが浸透しつつあり、明快な料金に対する消

費者の声も強まることが予想されるため、LPガス業界一体となり、より一層、透明化への取り

組みを推進する必要がある。また、需要促進や競合エネルギー対策の料金メニューがある事業者

は限定的であったため、今後は消費者に選択されるエネルギーとして料金の透明性とともに戦略

性も求められる。

小売価格の開示や改定の周知、供給開始時における契約内容の周知については概ねガイドライ

ンに従って実施されているが、未実施の事業者には、その主旨に対する理解を求め、実施の徹底

を図る必要がある。

なお、調査方法を変更した事により、情報化未対応の事業者の声を聴取できていない可能性も

あり、今後の検討事項となる。

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第2部

LPガス事業者の経営実態調査

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第2部 LPガス事業者の経営実態調査

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第1章 調査の実施内容

1-1 調査研究の目的

本調査研究は、下記を目的に実施した。

・LPガス販売事業者における経営の合理化、近代化を図り、LPガスを低廉で安定的に供給

することに資する情報を収集し、LPガス販売事業者の経営実態を把握する。

・LPガス小売価格の実態調査を行い、液石法省令の運用・解釈通達の一部改正・ガイドライ

ンへの対応状況について調査する。

・上記を調査することにより、LPガス業界の取引適正化を図り、料金構造の改善、消費者へ

の情報提供の在り方、について検討する基礎資料とする。

1-2 調査の実施概要

1. LPガス販売事業者の経営実態調査

全国LPガス販売事業者を対象とし、売上高、売上原価等の経営状況と諸問題等の状況を把握

するため、アンケート調査を実施し、経営状況を分析し、結果をまとめた。

今年度よりWeb調査へ調査方法を一本化し、1,956件の回答を得た(回答率11.0%)。

2. 調査項目

(1)販売事業者の経営実態

・組織形態

・支配法人の有無

・資本金

・流通段階区分

・兼業の有無、兼業の内容

・経営者の年齢

・LPガス事業従事者

・LPガス事業のコスト構造

・小売販売状況(販売数量、得意先戸数、閉栓戸数、配送・保安形態)

・集中監視システムの導入戸数、導入に向けた課題

・LPガス月間消費量別構成戸数、世帯構成

・得意先の増加および減少要因

(2)料金透明化・取引適正化

・小売価格状況(価格、料金表の種類等)

・料金体系

・小売価格改定根拠、改定時の周知方法等

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・原料費調整制度

・小売価格の公表方法等

・賃貸型集合住宅における設備費用の負担、LPガス料金への転嫁

・液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律第14条に基づく書面の関連事項

・販売契約解約時の対応状況

(3)今後の事業方針

・需要促進目的や競合エネルギー対応の料金体系

・小売価格の低減化

・質量販売の実施状況、FRP容器の活用状況

・LPガス料金の請求、回収

・経営環境の変化

・投資方針、投資比率

・直面する経営課題

・今後の事業継続

・料金体系

・電力小売事業への登録および電力会社との業務提携締結状況

・将来における展望(販売事業の継続意向、事業多角化意向等)

(4)自由回答

・近年取り組んでいる事業での創意工夫や活動

・意見、要望、提言全般

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第2章 販売事業者の経営実態

2-1 事業の概要

1. 組織形態別にみた事業者比率

経営組織について、「個人経営」の事業者回答比率が20.1%と、例年よりも10ポイント

程度低い結果となっている。過去と同一の回答者ではないため、断定はできないものの、調査方

法の変更が影響している可能性も否定できない。

2. 支配法人の有無

支配法人については、「存在しない」が73.6%と、大部分は独立した組織からの回答とな

っている。

図表 2-002 支配法人の有無

【再掲】図表 2-001 組織形態別にみた事業者比率

個人経営

20.1%

法人経営(会社組織)

72.8%

法人経営(組合)

6.6%

その他

0.2%

不明

0.3%

Q1-1 回答欄に示した経営組織のうち、どの区分に属しますか。

<n=1956>

存在しない(他に出先

機関はない)

73.6%

出先機関(支店、営業

所)である

3.9%

本社である

13.8%

子会社である

6.0%

親会社である

2.0%

不明

0.7%

Q1-2 貴社には支配法人が存在しますか。

<n=1956>

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3. 資本金規模の分布

資本金規模は「1,000万円以下」が47.3%、「1,000万円超 5,000万円以下」が23.4%

と、中小企業基本法上の「小売業」での中小企業に相当する事業者が7割程度を占めている。

4. 流通段階別にみた事業者比率

流通段階別の事業者比率は「小売専業者」が82.7%と大部分を占めているが、この点のつ

いても例年より10ポイント程度低く、調査方法変更の影響がうかがわれる。

【再掲】図表 2-004 流通段階別にみた事業者比率

47.3

23.4

4.7

5.6

19.0

0% 10% 20% 30% 40% 50%

1,000万円以下

1,000万円超 5,000万円以下

5,000万円超 1億円以下

1億円超

不明

Q1-3 法人組織である場合、資本金(出資金)をお教え願います。

<n=1956>

図表 2-003 資本金規模の分布

卸売専業者

0.6%卸売小売兼業者

16.2%

小売専業者

82.7%

不明

0.5%

Q1-4 貴事業者LPガス流通段階のどの区分に属しますか。

<n=1956>

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5. 兼業の状況とその事業内容

(1)兼業の状況

他の事業と兼業の事業者が80.0%と大部分が兼業を実施している。また、得意先戸数別で

の兼業の状況については、大規模事業者の兼業比率がやや高い傾向にある。

LPガス販売専業である

19.7%

その他の事業と兼業である

80.0%

不明

0.3%

Q1-5 貴事業者はLPガス販売(LPガスに関する設備工事/器具販売等)専業、

またはその他事業と兼業ですか。

<n=1956>

【再掲】図表 2-005 兼業の状況

図表 2-006 [規模別] 兼業の状況

21.2

24.4

19.4

23.3

16.5

13.0

78.8

74.9

80.6

76.7

83.5

86.3

0.7

0.7

0% 20% 40% 60% 80% 100%

2501戸~

(n=312)

1001~2500戸

(n=283)

601~1000戸

(n=227)

301~600戸

(n=412)

151~300戸

(n=333)

1~150戸

(n=292)

Q1-5 貴事業者はLPガス販売(LPガスに関する設備工事/器具販売等)専業、

またはその他事業と兼業ですか。

はい いいえ 不明

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(2)兼業の内容

兼業の内容としては、「灯油等石油製品」(59.0%)、「住宅設備工事」(47.

0%)、「住宅リフォーム」(30.7%)と、LPガス事業との親和性の高いものが上位とな

っており、顧客基盤の有効活用や「ヒト」を中心とした経営資源の有効活用の観点からの帰結と

推測される。

【再掲】図表 2-007 兼業の内容

26.8

59.0

19.0

15.7

47.0

27.7

9.3

10.9

14.3

11.1

21.9

30.7

1.3

3.2

15.2

21.0

0.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

ガソリンスタンド経営

灯油等石油製品販売

食料品、雑貨販売

米穀販売

住宅設備工事

給排水(上・下水道)工事

酒類販売

高圧ガス(酸素等一般ガス)販売

ガス事業(都市ガス、簡易ガス等)

不動産賃貸・管理

家電、電器製品販売

住宅リフォーム

コンビニエンスストア経営

地域見守り事業、高齢者補助事業など暮らしを支えるサービス

水販売

その他

不明

Q1-6 (5)でその他の事業と兼業であるとお答えの場合、兼業の種類をお答えください。

<n=1565>

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6. 経営者の年齢

(1)回答者全体

経営者の年齢の分布は、「60代」(35.3%)、「50代」(27.7%)で全体の6割

を超え、例年同様に上記年齢層が中心となっている。

(2)規模別

規模と経営者の年齢の間に明確な傾向は見られず、比率の前後はあるものの「50代」および

「60代」が中心となっている。

0.1

3.1

14.8

27.7

35.3

13.8

4.7

0.6

0% 10% 20% 30% 40% 50%

20代

30代

40代

50代

60代

70代

80代以上

不明

Q1-7 経営者(代表者)の年齢はおいくつですか。

<n=1956>

図表 2-008 経営者の年齢

0.0

3.1

9.2

21.9

37.7

17.5

10.3

0.3

0% 10% 20% 30% 40% 50%

20代

30代

40代

50代

60代

70代

80代以上

不明

Q1-7 経営者(代表者)の年齢はおいくつですか。:1~150戸

<n=292>

0.0

2.1

16.5

26.4

34.8

14.1

5.7

0.3

0% 10% 20% 30% 40% 50%

20代

30代

40代

50代

60代

70代

80代以上

不明

Q1-7 経営者(代表者)の年齢はおいくつですか。:151~300戸

<n=333>

図表 2-009 [規模別] 経営者の年齢 得意先戸数 1~150戸

図表 2-010 [規模別] 経営者の年齢 得意先戸数 151~300戸

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(3)地域別

地域別の経営者の年齢について、「北海道」では「40代」の比率が相対的に高く、他地域よ

りも全体的に低年齢となっている。また、「沖縄」では年齢層が高くなっているが、回答者数が

少ないため、地域的な傾向とまでは断定できない。

0.0

3.2

18.2

26.9

31.8

13.8

5.6

0.5

0% 10% 20% 30% 40% 50%

20代

30代

40代

50代

60代

70代

80代以上

不明

Q1-7 経営者(代表者)の年齢はおいくつですか。:301~600戸

<n=412>

0.0

4.4

15.4

33.0

30.4

14.1

2.2

0.4

0% 10% 20% 30% 40% 50%

20代

30代

40代

50代

60代

70代

80代以上

不明

Q1-7 経営者(代表者)の年齢はおいくつですか。:601~1000戸

<n=227>

0.7

3.2

16.3

28.6

35.0

13.1

2.5

0.7

0% 10% 20% 30% 40% 50%

20代

30代

40代

50代

60代

70代

80代以上

不明

Q1-7 経営者(代表者)の年齢はおいくつですか。:1001~2500戸

<n=283>

0.0

2.9

11.2

30.1

43.3

10.9

1.0

0.6

0% 10% 20% 30% 40% 50%

20代

30代

40代

50代

60代

70代

80代以上

不明

Q1-7 経営者(代表者)の年齢はおいくつですか。:2501戸~

<n=312>

図表 2-011 [規模別] 経営者の年齢 得意先戸数 301~600戸

図表 2-012 [規模別] 経営者の年齢 得意先戸数 601~1000戸

図表 2-013 [規模別] 経営者の年齢 得意先戸数 1001~2500戸

図表 2-014 [規模別] 経営者の年齢 得意先戸数 2501戸~

0.0

3.1

24.0

28.1

28.1

15.6

1.0

0.0

0% 10% 20% 30% 40% 50%

20代

30代

40代

50代

60代

70代

80代以上

不明

Q1-7 経営者(代表者)の年齢はおいくつですか。:北海道

<n=96>

0.0

3.5

13.5

23.8

37.6

16.3

4.3

1.1

0% 10% 20% 30% 40% 50%

20代

30代

40代

50代

60代

70代

80代以上

不明

Q1-7 経営者(代表者)の年齢はおいくつですか。:東北

<n=282>

図表 2-015 [地域別] 経営者の年齢 北海道 図表 2-016 [地域別] 経営者の年齢 東北

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第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 43 -

0.2

2.8

14.5

27.6

35.5

14.8

4.3

0.3

0% 10% 20% 30% 40% 50%

20代

30代

40代

50代

60代

70代

80代以上

不明

Q1-7 経営者(代表者)の年齢はおいくつですか。:関東

<n=608>

0.0

4.2

15.6

33.3

27.6

11.5

7.3

0.5

0% 10% 20% 30% 40% 50%

20代

30代

40代

50代

60代

70代

80代以上

不明

Q1-7 経営者(代表者)の年齢はおいくつですか。:中部

<n=192>

0.0

2.3

13.9

27.8

38.0

9.8

7.1

1.1

0% 10% 20% 30% 40% 50%

20代

30代

40代

50代

60代

70代

80代以上

不明

Q1-7 経営者(代表者)の年齢はおいくつですか。:近畿

<n=266>

0.6

2.9

12.3

25.1

38.6

16.4

4.1

0.0

0% 10% 20% 30% 40% 50%

20代

30代

40代

50代

60代

70代

80代以上

不明

Q1-7 経営者(代表者)の年齢はおいくつですか。:中国

<n=171>

0.0

3.4

14.6

24.7

40.4

11.2

4.5

1.1

0% 10% 20% 30% 40% 50%

20代

30代

40代

50代

60代

70代

80代以上

不明

Q1-7 経営者(代表者)の年齢はおいくつですか。:四国

<n=89>

0.0

3.3

15.9

30.5

34.3

11.7

3.3

0.8

0% 10% 20% 30% 40% 50%

20代

30代

40代

50代

60代

70代

80代以上

不明

Q1-7 経営者(代表者)の年齢はおいくつですか。:九州

<n=239>

0.0

7.7

7.7

23.1

30.8

30.8

0.0

0.0

0% 10% 20% 30% 40% 50%

20代

30代

40代

50代

60代

70代

80代以上

不明

Q1-7 経営者(代表者)の年齢はおいくつですか。:沖縄

<n=13>

図表 2-017 [地域別] 経営者の年齢 関東 図表 2-018 [地域別] 経営者の年齢 中部

図表 2-019 [地域別] 経営者の年齢 近畿 図表 2-020 [地域別] 経営者の年齢 中国

図表 2-021 [地域別] 経営者の年齢 四国 図表 2-022 [地域別] 経営者の年齢 九州

図表 2-023 [地域別] 経営者の年齢 沖縄

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7. LPガス事業従事者数

(1)経営者(代表者・家族)以外の従事者数

①回答者全体

LPガス事業の従事者について、「0名」の回答は8.1%に止まり、「1名~2名」(3

1.2%)や「3名~5名」(25.8%)を中心に、大部分が経営者以外の従業者を雇用して

いるとの結果となっている。

②規模別

当然の事ながら、大規模な事業者ほどLPガス事業の従事者数も多く、得意先戸数が1,00

0戸を超える事業者では、「0名」の回答は見られない。半面、得意先戸数が300戸以下の小

規模事業者においても、従業者数「1名~2名」の事業者が過半数を占めており、人件費の負担

が懸念される。

8.1

31.2

25.8

14.5

6.1

2.8

11.3

0.2

0% 10% 20% 30% 40% 50%

0名

1名~2名

3名~5名

6名~10名

11名~15名

16名~20名

21名以上

不明

Q1-8 経営者(代表者・ご家族)以外にLPガス事業に従事している従業員(役員・

パート・アルバイト含む)は何名ですか。

<n=1956>

【再掲】図表 2-024 経営者以外の従事者数

22.9

53.1

15.4

4.1

1.4

1.0

1.7

0.3

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60%

0名

1名~2名

3名~5名

6名~10名

11名~15名

16名~20名

21名以上

不明

Q1-8 経営者(代表者・ご家族)以外にLPガス事業に従事している従業員(役員・

パート・アルバイト含む)は何名ですか。:1~150戸

<n=292>

14.7

56.8

20.1

5.7

1.8

0.6

0.3

0.0

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60%

0名

1名~2名

3名~5名

6名~10名

11名~15名

16名~20名

21名以上

不明

Q1-8 経営者(代表者・ご家族)以外にLPガス事業に従事している従業員(役員・

パート・アルバイト含む)は何名ですか。:151~300戸

<n=333>

図表 2-025 [規模別] 経営者以外の従事者数 得意先戸数 1~150戸

図表 2-026 [規模別] 経営者以外の従事者数 得意先戸数 151~300戸

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(2)パート・アルバイト数

①回答者全体

LPガス事業従事者のうちパート・アルバイト数については、「0名」が47.0%と最上位

で、表現を変えると半数近くが雇用契約期間の定めがない正社員を雇用している結果となってい

る。人件費という調整困難な固定費負担による、業況悪化時における損益への負の影響が懸念さ

れる。

0.9

21.6

56.4

15.0

3.5

0.4

2.2

0.0

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60%

0名

1名~2名

3名~5名

6名~10名

11名~15名

16名~20名

21名以上

不明

Q1-8 経営者(代表者・ご家族)以外にLPガス事業に従事している従業員(役員・

パート・アルバイト含む)は何名ですか。:601~1000戸

<n=227>

8.3

42.7

36.9

8.7

2.2

0.7

0.5

0.0

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60%

0名

1名~2名

3名~5名

6名~10名

11名~15名

16名~20名

21名以上

不明

Q1-8 経営者(代表者・ご家族)以外にLPガス事業に従事している従業員(役員・

パート・アルバイト含む)は何名ですか。:301~600戸

<n=412>

0.0

2.5

27.9

40.6

17.3

4.2

7.1

0.4

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60%

0名

1名~2名

3名~5名

6名~10名

11名~15名

16名~20名

21名以上

不明

Q1-8 経営者(代表者・ご家族)以外にLPガス事業に従事している従業員(役員・

パート・アルバイト含む)は何名ですか。:1001~2500戸

<n=283>

0.0

0.3

2.2

17.0

13.8

9.3

57.4

0.0

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60%

0名

1名~2名

3名~5名

6名~10名

11名~15名

16名~20名

21名以上

不明

Q1-8 経営者(代表者・ご家族)以外にLPガス事業に従事している従業員(役員・

パート・アルバイト含む)は何名ですか。:2501戸~

<n=312>

図表 2-027 [規模別] 経営者以外の従事者数 得意先戸数 301~600戸

図表 2-028 [規模別] 経営者以外の従事者数 得意先戸数 601~1000戸

図表 2-029 [規模別] 経営者以外の従事者数 得意先戸数 1001~2500戸

図表 2-030 [規模別] 経営者以外の従事者数 得意先戸数 2501戸~

47.0

33.1

8.8

2.5

0.7

0.5

3.1

4.3

0% 10% 20% 30% 40% 50%

0名

1名~2名

3名~5名

6名~10名

11名~15名

16名~20名

21名以上

不明

Q1-9 (8)で回答頂いた従業員のうち、パート・アルバイトは何名いますか。

<n=1793>

【再掲】図表 2-031 パート・アルバイト数

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- 46 -

②規模別

得意先戸数が2,500戸以下の事業者では、パート・アルバイト数が「0名」および「1名

~2名」が大多数を占め、従業者総数ほど得意先戸数との間に密接な関係は見られない。よっ

て、得意先戸数が「1001~2500戸」の事業者は正社員雇用の従業者比率が高いと言え、

より人件費負担が大きいものと思われる。

21.2

24.0

21.2

9.6

3.5

1.9

15.1

3.5

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80%

0名

1名~2名

3名~5名

6名~10名

11名~15名

16名~20名

21名以上

不明

Q1-9 (8)で回答頂いた従業員のうち、パート・アルバイトは何名いますか。:2501戸~

<n=312>

70.1

21.4

2.2

0.4

0.4

0.0

0.9

4.5

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80%

0名

1名~2名

3名~5名

6名~10名

11名~15名

16名~20名

21名以上

不明

Q1-9 (8)で回答頂いた従業員のうち、パート・アルバイトは何名いますか。:1~150戸

<n=224>

64.8

27.8

2.5

0.7

0.0

0.0

0.0

4.2

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80%

0名

1名~2名

3名~5名

6名~10名

11名~15名

16名~20名

21名以上

不明

Q1-9 (8)で回答頂いた従業員のうち、パート・アルバイトは何名いますか。:151~300戸

<n=284>

48.1

42.1

4.8

0.5

0.3

0.3

0.3

3.7

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80%

0名

1名~2名

3名~5名

6名~10名

11名~15名

16名~20名

21名以上

不明

Q1-9 (8)で回答頂いた従業員のうち、パート・アルバイトは何名いますか。:301~600戸

<n=378>

40.9

46.2

7.6

0.4

0.0

0.4

0.0

4.4

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80%

0名

1名~2名

3名~5名

6名~10名

11名~15名

16名~20名

21名以上

不明

Q1-9 (8)で回答頂いた従業員のうち、パート・アルバイトは何名いますか。:601~1000戸

<n=225>

42.2

35.5

13.5

2.1

0.0

0.4

1.4

5.0

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80%

0名

1名~2名

3名~5名

6名~10名

11名~15名

16名~20名

21名以上

不明

Q1-9 (8)で回答頂いた従業員のうち、パート・アルバイトは何名いますか。:1001~2500

<n=282>

図表 2-032 [規模別] パート・アルバイト数 得意先戸数 1~150戸

図表 2-033 [規模別] パート・アルバイト数 得意先戸数 151~300戸

図表 2-034 [規模別] パート・アルバイト数 得意先戸数 301~600戸

図表 2-035 [規模別] パート・アルバイト数 得意先戸数 601~1000戸

図表 2-036 [規模別] パート・アルバイト数 得意先戸数 1001~2500戸

図表 2-037 [規模別] パート・アルバイト数 得意先戸数 2501戸~

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第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 47 -

8. LPガス事業のコスト比率

LPガス事業のコスト比率としては、「LPガスの仕入」(40.3%)や「LPガス機器そ

の他仕入」(12.5%)および「輸送費」(4.7%)といった変動費が60%弱を占めてい

る。換言すれば固定費比率が4割程度と半分を下回り業況悪化時における一定の耐性を見込む一

方で、上記コストは市場原理および仕入先との交渉結果に基づくところが大きく、各事業者の自

助努力のみではコントロールが困難ではあるが、これが従量料金の重要な変動要素となっており

留意が必要である。

【再掲】図表 2-038 LPガス事業のコスト比率

40.3 12.5 22.9 6.5 4.7 4.5 8.6

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

コスト比率

Q1-10 LPガス事業のコスト比率をお教え願います。

LPガス仕入 LPガス機器その他仕入 人件費 保安費 輸送費 減価償却費 その他

横帯グラフ:平均<n=1603>

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- 48 -

2-2 小売販売の状況

1. LPガス年間小売販売数量

(1)家庭・業務用

①回答者全体

家庭・業務用の年間小売販売数量については、「0~50トン」が30.5%、「51~100トン」

が17.9%と、両者で半数近くを占めている。一方で、「501トン~」が17.6%で続いてお

り、二極化傾向が見られる。

②地域別

地域別でも回答者全体と同様の傾向が見られるが、地域特性というよりも回答事業者の規模が

結果に影響していると推測される。ただし、「北海道」では、「0~50トン」が41.7%に達

し、給湯や暖房需要が灯油で賄われているであろう結果となっている。

図表 2-039 LPガス年間小売販売数量(家庭・業務用)

30.5

17.9

14.4

5.3

3.7

6.5

17.6

4.1

0% 10% 20% 30% 40% 50%

0~50トン

51~100トン

101~200トン

201~250トン

251~300トン

301~500トン

501トン~

不明

Q2-1-1 平成30年度のLPガス年間小売販売数量をお教え願います。

[家庭・業務用]

<n=1956>

41.7

20.8

11.5

5.2

3.1

8.3

7.3

2.1

0% 10% 20% 30% 40% 50%

0~50トン

51~100トン

101~200トン

201~250トン

251~300トン

301~500トン

501トン~

不明

Q2-1-1 平成30年度のLPガス年間小売販売数量をお教え願います。[家庭・業務

用]:北海道

<n=96>

30.5

18.4

14.9

6.7

3.2

7.1

16.3

2.8

0% 10% 20% 30% 40% 50%

0~50トン

51~100トン

101~200トン

201~250トン

251~300トン

301~500トン

501トン~

不明

Q2-1-1 平成30年度のLPガス年間小売販売数量をお教え願います。[家庭・業務

用]:東北

<n=282>

図表 2-040 [地域別] LPガス年間小売販売数量(家庭・業務用) 北海道

図表 2-041 [地域別] LPガス年間小売販売数量(家庭・業務用) 東北

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第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 49 -

7.7

38.5

23.1

0.0

0.0

23.1

7.7

0.0

0% 10% 20% 30% 40% 50%

0~50トン

51~100トン

101~200トン

201~250トン

251~300トン

301~500トン

501トン~

不明

Q2-1-1 平成30年度のLPガス年間小売販売数量をお教え願います。[家庭・業務

用]:沖縄

<n=13>

33.2

16.8

13.7

4.6

5.1

4.3

17.3

5.1

0% 10% 20% 30% 40% 50%

0~50トン

51~100トン

101~200トン

201~250トン

251~300トン

301~500トン

501トン~

不明

Q2-1-1 平成30年度のLPガス年間小売販売数量をお教え願います。[家庭・業務

用]:関東

<n=608>

26.6

14.1

14.6

6.3

2.1

8.3

24.5

3.6

0% 10% 20% 30% 40% 50%

0~50トン

51~100トン

101~200トン

201~250トン

251~300トン

301~500トン

501トン~

不明

Q2-1-1 平成30年度のLPガス年間小売販売数量をお教え願います。[家庭・業務

用]:中部

<n=192>

33.5

24.1

16.9

3.4

1.5

4.5

12.0

4.1

0% 10% 20% 30% 40% 50%

0~50トン

51~100トン

101~200トン

201~250トン

251~300トン

301~500トン

501トン~

不明

Q2-1-1 平成30年度のLPガス年間小売販売数量をお教え願います。[家庭・業務

用]:近畿

<n=266>

26.3

13.5

11.7

4.7

4.7

9.9

25.1

4.1

0% 10% 20% 30% 40% 50%

0~50トン

51~100トン

101~200トン

201~250トン

251~300トン

301~500トン

501トン~

不明

Q2-1-1 平成30年度のLPガス年間小売販売数量をお教え願います。[家庭・業務

用]:中国

<n=171>

23.6

20.2

15.7

6.7

5.6

6.7

16.9

4.5

0% 10% 20% 30% 40% 50%

0~50トン

51~100トン

101~200トン

201~250トン

251~300トン

301~500トン

501トン~

不明

Q2-1-1 平成30年度のLPガス年間小売販売数量をお教え願います。[家庭・業務

用]:四国

<n=89>

25.5

16.7

15.1

6.7

3.3

7.9

20.5

4.2

0% 10% 20% 30% 40% 50%

0~50トン

51~100トン

101~200トン

201~250トン

251~300トン

301~500トン

501トン~

不明

Q2-1-1 平成30年度のLPガス年間小売販売数量をお教え願います。[家庭・業務

用]:九州

<n=239>

図表 2-042 [地域別] LPガス年間小売販売数量(家庭・業務用) 関東

図表 2-043 [地域別] LPガス年間小売販売数量(家庭・業務用) 中部

図表 2-044 [地域別] LPガス年間小売販売数量(家庭・業務用) 近畿

図表 2-045 [地域別] LPガス年間小売販売数量(家庭・業務用) 中国

図表 2-046 [地域別] LPガス年間小売販売数量(家庭・業務用) 四国

図表 2-047 [地域別] LPガス年間小売販売数量(家庭・業務用) 九州

図表 2-048 [地域別] LPガス年間小売販売数量(家庭・業務用) 沖縄

Page 62: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

- 50 -

(2)質量販売

①回答者全体

質量販売における年間小売販売数量については、「0~1トン」が71.7%と大部分を占めて

いる。また、「不明(回答なし)」も12.7%となっているが、後述の通り、質量販売に積極

的な事業者数は少なく、各事業者の質量販売に対する方針が大きく影響していると思われる。

②地域別

地域別についても、各地域「0~1トン」が大部分を占め、地域的な特性は見られず、回答者全

体と同様の結果となっている。

70.2

8.2

1.1

1.1

0.7

6.4

12.4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0~1トン

~2トン

~3トン

~4トン

~5トン

5.1トン~

不明

Q2-1-2 平成30年度のLPガス年間小売販売数量をお教え願います。[質量販

売]:東北

<n=282>

71.7

4.9

1.9

0.8

1.1

6.9

12.7

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0~1トン

~2トン

~3トン

~4トン

~5トン

5.1トン~

不明

Q2-1-2 平成30年度のLPガス年間小売販売数量をお教え願います。

[質量販売]

<n=1956>

図表 2-049 LPガス年間小売販売数量(質量販売)

66.7

5.2

2.1

0.0

0.0

4.2

21.9

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0~1トン

~2トン

~3トン

~4トン

~5トン

5.1トン~

不明

Q2-1-2 平成30年度のLPガス年間小売販売数量をお教え願います。[質量販

売]:北海道

<n=96>

図表 2-050 [地域別] LPガス年間小売販売数量(質量販売) 北海道

図表 2-051 [地域別] LPガス年間小売販売数量(質量販売) 東北

Page 63: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 51 -

61.5

7.7

7.7

0.0

7.7

0.0

15.4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0~1トン

~2トン

~3トン

~4トン

~5トン

5.1トン~

不明

Q2-1-2 平成30年度のLPガス年間小売販売数量をお教え願います。[質量販

売]:沖縄

<n=13>

73.2

4.2

1.3

0.8

1.7

7.1

11.7

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0~1トン

~2トン

~3トン

~4トン

~5トン

5.1トン~

不明

Q2-1-2 平成30年度のLPガス年間小売販売数量をお教え願います。[質量販

売]:九州

<n=239>

77.5

1.1

1.1

0.0

1.1

7.9

11.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0~1トン

~2トン

~3トン

~4トン

~5トン

5.1トン~

不明

Q2-1-2 平成30年度のLPガス年間小売販売数量をお教え願います。[質量販

売]:四国

<n=89>

67.3

7.0

3.5

0.0

1.2

9.9

11.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0~1トン

~2トン

~3トン

~4トン

~5トン

5.1トン~

不明

Q2-1-2 平成30年度のLPガス年間小売販売数量をお教え願います。[質量販

売]:中国

<n=266>

74.1

5.3

2.3

0.4

1.1

5.3

11.7

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0~1トン

~2トン

~3トン

~4トン

~5トン

5.1トン~

不明

Q2-1-2 平成30年度のLPガス年間小売販売数量をお教え願います。[質量販

売]:近畿

<n=266>

75.5

2.6

0.5

0.5

0.5

10.4

9.9

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0~1トン

~2トン

~3トン

~4トン

~5トン

5.1トン~

不明

Q2-1-2 平成30年度のLPガス年間小売販売数量をお教え願います。[質量販

売]:中部

<n=192>

71.1

4.1

2.3

1.5

1.2

6.1

13.8

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0~1トン

~2トン

~3トン

~4トン

~5トン

5.1トン~

不明

Q2-1-2 平成30年度のLPガス年間小売販売数量をお教え願います。[質量販

売]:関東

<n=608>

図表 2-052 [地域別] LPガス年間小売販売数量(質量販売) 関東

図表 2-053 [地域別] LPガス年間小売販売数量(質量販売) 中部

図表 2-054 [地域別] LPガス年間小売販売数量(質量販売) 近畿

図表 2-055 [地域別] LPガス年間小売販売数量(質量販売) 中国

図表 2-056 [地域別] LPガス年間小売販売数量(質量販売) 四国

図表 2-057 [地域別] LPガス年間小売販売数量(質量販売) 九州

図表 2-058 [地域別] LPガス年間小売販売数量(質量販売) 沖縄

Page 64: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

- 52 -

(3)その他

その他の小売販売数量は「0~50トン」が48.5%、「不明」が41.3%となっており、積

極的に取り組んでいる事業者は少ないものとうかがわれる。

(4)合計

合計の年間小売販売数量については、主力である「家庭・業務用」と同様の分布傾向にあり、

「0~50トン」が27.1%、「51~100トン」が17.4%と、両者で半数近くを占める一方

で、「501トン~」が18.6%で続いており、二極化傾向にある。また、中央値は100トン強と

推測される。

48.5

1.9

1.6

0.6

0.5

1.0

4.6

41.3

0% 10% 20% 30% 40% 50%

0~50トン

51~100トン

101~200トン

201~250トン

251~300トン

301~500トン

501トン~

不明

Q2-1-3 平成30年度のLPガス年間小売販売数量をお教え願います。

[その他]

<n=1956>

図表 2-059 LPガス年間小売販売数量(その他)

27.1

17.4

13.0

5.2

3.8

6.2

18.6

8.7

0% 10% 20% 30% 40% 50%

0~50トン

51~100トン

101~200トン

201~250トン

251~300トン

301~500トン

501トン~

不明

Q2-1-4 平成30年度のLPガス年間小売販売数量をお教え願います。

[合計]

<n=1956>

【再掲】図表 2-060 LPガス年間小売販売数量(合計)

Page 65: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 53 -

2. 得意先供給戸数

(1)家庭・業務用

家庭・業務用の得意先供給戸数については、「301~600戸」が21.8%で最上位となってお

り、中央値もこのレンジに位置する。なお、「0戸」との回答も0.3%見られる。

(2)質量販売

質量販売については、供給戸数「1~10戸」が40.8%、「0戸」が26.3%と、先述の小

売販売数量を裏付ける結果となっている。

0.3

15.5

18.1

21.8

12.4

14.8

15.6

1.3

0% 10% 20% 30% 40% 50%

0戸

1~150戸

151~300戸

301~600戸

601~1000戸

1001~2500戸

2501戸~

不明

Q2-2-1 令和元年6月末現在の得意先供給戸数をお教え願います。

[家庭・業務用]

<n=1956>

図表 2-061 得意先供給戸数(家庭・業務用)

28.3

40.8

15.3

3.1

3.0

9.5

0% 10% 20% 30% 40% 50%

0戸

1~10戸

11~50戸

51~100戸

101戸~

不明

Q2-2-2 令和元年6月末現在の得意先供給戸数をお教え願います。

[質量販売]

<n=1956>

図表 2-062 得意先供給戸数(質量販売)

Page 66: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

- 54 -

(3)その他

その他の供給戸数は「0戸」が46.0%、「不明」が36.3%となっており、積極的に取り

組んでいる事業者は少ないものとうかがわれる。

(4)全体(合計)

①回答者全体

全ての得意先の合計では、「301~600戸」が21.1%で最上位、「151~300戸」が17.

0%で続き、供給戸数600戸以下の小規模事業者で過半数を占めている。なお、例年はこの層が7

割前後に達する事から、相対的に分布が上振れしている印象を受ける。

46.0

9.7

3.4

1.2

3.3

36.3

0% 10% 20% 30% 40% 50%

0戸

1~10戸

11~50戸

51~100戸

101戸~

不明

Q2-2-3 令和元年6月末現在の得意先供給戸数をお教え願います。

[その他]

<n=1956>

図表 2-063 得意先供給戸数(その他)

14.9

17.0

21.1

11.6

14.5

16.0

5.0

0% 10% 20% 30% 40% 50%

1~150戸

151~300戸

301~600戸

601~1000戸

1001~2500戸

2501戸~

不明

Q2-2-4 令和元年6月末現在の得意先供給戸数をお教え願います。

[全体(合計)]

<n=1956>

【再掲】図表 2-064 得意先供給戸数(全体(合計))

Page 67: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 55 -

②地域別

各地域とも供給戸数600戸以下の事業者が半数前後ではあるが、「関東」や「近畿」ではよりそ

の傾向が強く、「東北」、「中国」、「九州」においては、供給戸数600戸超の事業者比率がやや

高くなっている。

9.9

15.2

18.1

11.7

19.9

23.4

1.8

0% 10% 20% 30% 40% 50%

1~150戸

151~300戸

301~600戸

601~1000戸

1001~2500戸

2501戸~

不明

Q2-2-4 令和元年6月末現在の得意先供給戸数をお教え願います。[全体(合

計)]:中国

<n=171>

19.9

20.3

23.7

10.5

10.5

8.6

6.4

0% 10% 20% 30% 40% 50%

1~150戸

151~300戸

301~600戸

601~1000戸

1001~2500戸

2501戸~

不明

Q2-2-4 令和元年6月末現在の得意先供給戸数をお教え願います。[全体(合

計)]:近畿

<n=266>

9.4

18.2

22.9

12.5

9.9

21.9

5.2

0% 10% 20% 30% 40% 50%

1~150戸

151~300戸

301~600戸

601~1000戸

1001~2500戸

2501戸~

不明

Q2-2-4 令和元年6月末現在の得意先供給戸数をお教え願います。[全体(合

計)]:中部

<n=192>

19.1

19.6

20.1

9.0

11.7

15.3

5.3

0% 10% 20% 30% 40% 50%

1~150戸

151~300戸

301~600戸

601~1000戸

1001~2500戸

2501戸~

不明

Q2-2-4 令和元年6月末現在の得意先供給戸数をお教え願います。[全体(合

計)]:関東

<n=608>

13.1

12.1

21.6

14.9

18.8

16.0

3.5

0% 10% 20% 30% 40% 50%

1~150戸

151~300戸

301~600戸

601~1000戸

1001~2500戸

2501戸~

不明

Q2-2-4 令和元年6月末現在の得意先供給戸数をお教え願います。[全体(合

計)]:東北

<n=282>

13.5

12.5

24.0

14.6

14.6

10.4

10.4

0% 10% 20% 30% 40% 50%

1~150戸

151~300戸

301~600戸

601~1000戸

1001~2500戸

2501戸~

不明

Q2-2-4 令和元年6月末現在の得意先供給戸数をお教え願います。[全体(合

計)]:北海道

<n=96>

図表 2-065 [地域別] 得意先供給戸数 (全体(合計)) 北海道

図表 2-066 [地域別] 得意先供給戸数 (全体(合計)) 東北

図表 2-067 [地域別] 得意先供給戸数 (全体(合計)) 関東

図表 2-068 [地域別] 得意先供給戸数 (全体(合計)) 中部

図表 2-069 [地域別] 得意先供給戸数 (全体(合計)) 近畿

図表 2-070 [地域別] 得意先供給戸数 (全体(合計)) 中国

Page 68: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

- 56 -

3. 閉栓戸数

閉栓戸数について、「0戸」と回答した事業者は21.4%であり、大部分の事業者が一定の閉

栓先を抱えている事が明らかとなった。

0.0

0.0

7.7

38.5

30.8

23.1

0.0

0% 10% 20% 30% 40% 50%

1~150戸

151~300戸

301~600戸

601~1000戸

1001~2500戸

2501戸~

不明

Q2-2-4 令和元年6月末現在の得意先供給戸数をお教え願います。[全体(合

計)]:沖縄

<n=13>

10.9

15.5

19.2

12.1

19.2

17.6

5.4

0% 10% 20% 30% 40% 50%

1~150戸

151~300戸

301~600戸

601~1000戸

1001~2500戸

2501戸~

不明

Q2-2-4 令和元年6月末現在の得意先供給戸数をお教え願います。[全体(合

計)]:九州

<n=239>

13.5

18.0

23.6

11.2

15.7

15.7

2.2

0% 10% 20% 30% 40% 50%

1~150戸

151~300戸

301~600戸

601~1000戸

1001~2500戸

2501戸~

不明

Q2-2-4 令和元年6月末現在の得意先供給戸数をお教え願います。[全体(合

計)]:四国

<n=89>

図表 2-071 [地域別] 得意先供給戸数 (全体(合計)) 四国

図表 2-072 [地域別] 得意先供給戸数 (全体(合計)) 九州

図表 2-073 [地域別] 得意先供給戸数 (全体(合計)) 沖縄

21.4

17.0

10.7

22.1

7.4

17.1

4.3

0% 10% 20% 30% 40% 50%

0戸

1~5戸

6~10戸

11~50戸

51~100戸

101戸~

不明

Q2-3-1 (2)で回答頂いたLPガス得意先以外で閉栓戸数をお教え願います。

<n=1956>

図表 2-074 閉栓戸数

Page 69: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 57 -

4. 集中監視システムの導入戸数

(1)回答者全体

集中監視システムの導入戸数について、「0戸」の未導入事業者が52.5%と過半数に達して

いる。

(2)規模別

規模と集中監視システムの導入戸数には明確な関連が見られる。規模が大きくなるに従い未導

入事業者の比率は低下し、得意先供給戸数「1~150戸」の事業者では84.2%が未導入である

のに対し、「2501戸~」の事業者では10.9%に止まっている。後述の通り、経済的負担が導

入の阻害要因であると推測され、小規模事業者には導入を推進する余裕が乏しいものと思われ

る。

+

74.2

22.2

1.5

0.9

0.0

0.0

0.0

1.2

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90%

0戸

1~100戸

101~200戸

201~400戸

401~600戸

601戸~1000戸

1001戸~

不明

Q2-3-2 (2)で回答頂いたLPガス得意先のうち集中監視システムの導入戸数をお教

え願います。:得意先戸数151~300戸

<n=333>

84.2

13.7

0.7

0.0

0.0

0.0

0.3

1.0

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90%

0戸

1~100戸

101~200戸

201~400戸

401~600戸

601戸~1000戸

1001戸~

不明

Q2-3-2 (2)で回答頂いたLPガス得意先のうち集中監視システムの導入戸数をお教

え願います。:得意先戸数1~150戸

<n=292>

52.5

23.8

3.5

4.1

2.3

2.7

9.3

1.9

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0戸

1~100戸

101~200戸

201~400戸

401~600戸

601戸~1000戸

1001戸~

不明

Q2-3-2 (2)で回答頂いたLPガス得意先のうち集中監視システムの導入戸数をお教

え願います。

<n=1956>

図表 2-075 集中監視システムの導入戸数

図表 2-076 [規模別] 集中監視システムの導入戸数 得意先戸数 1~150戸

図表 2-077 [規模別] 集中監視システムの導入戸数 得意先戸数 151~300戸

Page 70: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

- 58 -

(3)地域別

地域別では、「北海道」、「東北」、「沖縄」において未導入の事業者比率が高くなっている

が、これらの地域は一般的に単位消費量が低いため、集中監視システムに対する投資回収期間が

長期にわたる事が予想され、先述の事業者規模による資金余力とは異なる観点で、導入を阻害し

ているものと思われる。

60.6

19.5

2.5

4.3

1.1

2.5

8.2

1.4

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90%

0戸

1~100戸

101~200戸

201~400戸

401~600戸

601戸~1000戸

1001戸~

不明

Q2-3-2 (2)で回答頂いたLPガス得意先のうち集中監視システムの導入戸数をお教

え願います。:東北

<n=282>

80.2

10.4

1.0

3.1

1.0

0.0

2.1

2.1

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90%

0戸

1~100戸

101~200戸

201~400戸

401~600戸

601戸~1000戸

1001戸~

不明

Q2-3-2 (2)で回答頂いたLPガス得意先のうち集中監視システムの導入戸数をお教

え願います。:北海道

<n=96>

29.3

33.2

6.7

7.8

6.0

6.0

10.6

0.4

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90%

0戸

1~100戸

101~200戸

201~400戸

401~600戸

601戸~1000戸

1001戸~

不明

Q2-3-2 (2)で回答頂いたLPガス得意先のうち集中監視システムの導入戸数をお教

え願います。:得意先戸数1001~2500戸

<n=283>

53.3

33.0

1.8

4.4

3.5

4.0

0.0

0.0

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90%

0戸

1~100戸

101~200戸

201~400戸

401~600戸

601戸~1000戸

1001戸~

不明

Q2-3-2 (2)で回答頂いたLPガス得意先のうち集中監視システムの導入戸数をお教

え願います。:得意先戸数601~1000戸

<n=227>

60.9

27.2

2.7

6.3

1.9

0.0

0.0

1.0

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90%

0戸

1~100戸

101~200戸

201~400戸

401~600戸

601戸~1000戸

1001戸~

不明

Q2-3-2 (2)で回答頂いたLPガス得意先のうち集中監視システムの導入戸数をお教

え願います。:得意先戸数301~600戸

<n=412>

図表 2-078 [規模別] 集中監視システムの導入戸数 得意先戸数 301~600戸

図表 2-079 [規模別] 集中監視システムの導入戸数 得意先戸数 601~1000戸

図表 2-080 [規模別] 集中監視システムの導入戸数 得意先戸数 1001~2500戸

図表 2-081 [規模別] 集中監視システムの導入戸数 得意先戸数 2501戸~

10.9

15.4

7.1

6.1

3.8

8.0

47.4

1.3

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90%

0戸

1~100戸

101~200戸

201~400戸

401~600戸

601戸~1000戸

1001戸~

不明

Q2-3-2 (2)で回答頂いたLPガス得意先のうち集中監視システムの導入戸数をお教

え願います。:得意先戸数2501戸~

<n=312>

図表 2-082 [地域別] 集中監視システムの導入戸数 北海道

図表 2-083 [地域別] 集中監視システムの導入戸数 東北

Page 71: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 59 -

60.3

19.7

2.5

3.8

2.1

1.7

9.2

0.8

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90%

0戸

1~100戸

101~200戸

201~400戸

401~600戸

601戸~1000戸

1001戸~

不明

Q2-3-2 (2)で回答頂いたLPガス得意先のうち集中監視システムの導入戸数をお教

え願います。:九州

<n=239>

58.4

23.6

0.0

2.2

2.2

3.4

7.9

2.2

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90%

0戸

1~100戸

101~200戸

201~400戸

401~600戸

601戸~1000戸

1001戸~

不明

Q2-3-2 (2)で回答頂いたLPガス得意先のうち集中監視システムの導入戸数をお教

え願います。:四国

<n=89>

39.2

27.5

2.9

4.7

3.5

5.8

15.2

1.2

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90%

0戸

1~100戸

101~200戸

201~400戸

401~600戸

601戸~1000戸

1001戸~

不明

Q2-3-2 (2)で回答頂いたLPガス得意先のうち集中監視システムの導入戸数をお教

え願います。:中国

<n=171>

44.0

28.9

4.5

6.0

3.0

3.0

7.1

3.4

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90%

0戸

1~100戸

101~200戸

201~400戸

401~600戸

601戸~1000戸

1001戸~

不明

Q2-3-2 (2)で回答頂いたLPガス得意先のうち集中監視システムの導入戸数をお教

え願います。:近畿

<n=266>

45.8

24.5

8.3

4.7

2.1

3.6

9.9

1.0

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90%

0戸

1~100戸

101~200戸

201~400戸

401~600戸

601戸~1000戸

1001戸~

不明

Q2-3-2 (2)で回答頂いたLPガス得意先のうち集中監視システムの導入戸数をお教

え願います。:中部

<n=192>

49.7

26.3

3.5

3.6

2.5

2.0

10.2

2.3

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90%

0戸

1~100戸

101~200戸

201~400戸

401~600戸

601戸~1000戸

1001戸~

不明

Q2-3-2 (2)で回答頂いたLPガス得意先のうち集中監視システムの導入戸数をお教

え願います。:関東

<n=608>

図表 2-084 [地域別] 集中監視システムの導入戸数 関東

図表 2-085 [地域別] 集中監視システムの導入戸数 中部

図表 2-086 [地域別] 集中監視システムの導入戸数 近畿

図表 2-087 [地域別] 集中監視システムの導入戸数 中国

図表 2-088 [地域別] 集中監視システムの導入戸数 四国

図表 2-089 [地域別] 集中監視システムの導入戸数 九州

Page 72: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

- 60 -

5. 集中監視システム導入に向けた課題

集中監視システム導入に向けた課題としては、「初期投資がかかる」との回答が69.5%に

達し、「費用が回収できない」(39.3%)と合わせ、経済的な要因が導入の阻害要因となっ

ている事が見て取れる。

61.5

15.4

0.0

0.0

7.7

7.7

7.7

0.0

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90%

0戸

1~100戸

101~200戸

201~400戸

401~600戸

601戸~1000戸

1001戸~

不明

Q2-3-2 (2)で回答頂いたLPガス得意先のうち集中監視システムの導入戸数をお教

え願います。:沖縄

<n=13>

図表 2-091 集中監視システム導入に向けた課題

図表 2-090 [地域別] 集中監視システムの導入戸数 沖縄

43.8

69.5

39.3

1.7

15.6

9.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

対面営業が無くなり疎遠となる

初期投資がかかる

費用が回収できない

軒下在庫がなくなる

技術進歩が早く導入タイミングが図れない

不明

Q2-3-3 集中監視の導入に向けた課題はありますか。

<n=1956>

Page 73: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 61 -

6. 得意先への配送方法

得意先への配送方法としては、「委託配送(配送センター)」が69.6%と最も多いが、

「自社配送」の事業者も50.1%に達している。自社配送における配送員は先述のLPガス事

業従事者にカウントされていると思われるが、従来からの雇用契約を見直せず自社配送を継続し

ているケースもあるものと推測される。

7. 得意先への保安方法

得意先への保安方法としては「自社対応」が73.1%と、大部分の事業者が全部または一部

の保安業務を自社にて実施している。法定点検等を消費者との接点機会と捉え自社にて対応して

いるものと思われる。

50.1

69.6

5.7

2.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

自社配送

委託配送(配送センター)

委託配送(チャーター)

不明

Q2-3-4 (2)で回答頂いたLPガス得意先への配送方法お教え願います。

<n=1956>

73.1

52.4

14.2

1.9

0% 20% 40% 60% 80% 100%

自社対応

保安センターに委託

同業他社に委託

不明

Q2-3-5 (2)で回答頂いたLPガス得意先への保安方法をお教え願います。

<n=1956>

図表 2-092 得意先への配送方法

図表 2-093 得意先への保安方法

Page 74: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

- 62 -

8. 家庭用得意先戸数のLPガス月間消費量別構成戸数

(1)回答者全体

月間消費量が「5m3以内」の得意先戸数が最も多く、多消費量区分となるにつれて得意先戸数

は減っていく傾向にある。なお、構成比率ではなく構成戸数のため、各事業者の家庭用得意先戸

数の影響を受けることから、具体的にどの消費量区分に多くの得意先が位置するかについては不

明である。

(2)規模別

得意先供給戸数により規模を区分しているため、規模の大きな事業者ほど、各消費量区分の得

意先戸数は多くなっている。ただし、半数程度の得意先が「5m3以内」に位置している点は事業

者規模にかかわらず共通している。

11.0

6.4

3.9

2.2

1.1

0.7

66.1

67.0

64.8

58.0

50.5

30.8

4.1

5.6

7.9

11.6

13.0

16.8

1.9

3.3

4.7

7.2

10.8

15.3

0.5

0.6

1.7

2.8

4.2

7.6

1.0

1.0

1.1

2.4

4.1

6.9

2.0

2.6

3.4

4.8

7.4

14.0

13.4

13.5

12.5

11.0

8.9

7.9

0% 20% 40% 60% 80% 100%

30m3超

20m3超 30m3以内

15m3超 20m3以内

10m3超 15m3以内

5m3超 10m3以内

5m3以内

Q2-4 家庭用得意先戸数のLPガス月間消費量別構成戸数(貴社直近年間平

均)をお教え願います。

0戸 1~100戸 101~200戸 201~400戸 401~600戸 601戸~1000戸 1001戸~ 不明

<n=1956>

図表 2-094 LPガス月間消費量別構成戸数(家庭用)

Page 75: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 63 -

29.8

19.5

13.0

10.3

6.5

3.8

53.1

62.3

71.9

76.7

82.5

86.6

0.3

0.3

0.3

1.4

3.4

0.3

0.3

0.3

0.3

0.3

0.3

0.7

0.3

0.3

16.4

17.8

14.4

11.6

8.9

5.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

30m3超

20m3超 30m3以内

15m3超 20m3以内

10m3超 15m3以内

5m3超 10m3以内

5m3以内

Q2-4 家庭用得意先戸数のLPガス月間消費量別構成戸数(貴社直近年間平

均)をお教え願います。:得意先戸数1~150戸

0戸 1~100戸 101~200戸 201~400戸 401~600戸 601戸~1000戸 1001戸~ 不明

<n=292>

17.1

8.4

4.8

0.9

72.1

81.1

85.9

88.6

90.7

52.9

2.1

3.3

36.0

0.3

0.6

6.6

10.8

10.5

9.3

8.1

5.4

4.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

30m3超

20m3超 30m3以内

15m3超 20m3以内

10m3超 15m3以内

5m3超 10m3以内

5m3以内

Q2-4 家庭用得意先戸数のLPガス月間消費量別構成戸数(貴社直近年間平

均)をお教え願います。:得意先戸数151~300戸

0戸 1~100戸 101~200戸 201~400戸 401~600戸 601戸~1000戸 1001戸~ 不明

<n=333>

図表 2-095 [規模別] LPガス月間消費量別構成戸数(家庭用) 得意先戸数 1~150戸

図表 2-096 [規模別] LPガス月間消費量別構成戸数(家庭用) 得意先戸数 151~300戸

Page 76: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

- 64 -

9.2

5.3

3.6

1.9

0.2

0.2

79.6

85.0

84.2

79.1

68.7

24.8

0.7

1.5

4.1

11.7

20.9

30.1

0.2

0.5

1.0

5.1

36.4

0.2

0.2

4.1

10.2

8.3

7.3

6.3

4.9

4.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

30m3超

20m3超 30m3以内

15m3超 20m3以内

10m3超 15m3以内

5m3超 10m3以内

5m3以内

Q2-4 家庭用得意先戸数のLPガス月間消費量別構成戸数(貴社直近年間平

均)をお教え願います。:得意先戸数301~600戸

0戸 1~100戸 101~200戸 201~400戸 401~600戸 601戸~1000戸 1001戸~ 不明

<n=412>

図表 2-097 [規模別] LPガス月間消費量別構成戸数(家庭用) 得意先戸数 301~600戸

図表 2-098 [規模別] LPガス月間消費量別構成戸数(家庭用) 得意先戸数 601~1000戸

6.6

3.5

1.3

0.4

82.4

80.6

74.9

55.1

33.0

12.8

1.8

5.7

14.5

30.4

38.3

19.8

0.4

0.4

1.3

7.5

23.3

29.1

0.4

0.4

0.4

0.9

25.6

0.4

0.4

8.4

7.9

9.7

7.5

6.2

4.0

4.4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

30m3超

20m3超 30m3以内

15m3超 20m3以内

10m3超 15m3以内

5m3超 10m3以内

5m3以内

Q2-4 家庭用得意先戸数のLPガス月間消費量別構成戸数(貴社直近年間平

均)をお教え願います。:得意先戸数601~1000戸

0戸 1~100戸 101~200戸 201~400戸 401~600戸 601戸~1000戸 1001戸~ 不明

<n=227>

Page 77: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 65 -

1.4

1.1

0.7

76.7

68.9

55.8

33.2

11.0

2.8

8.5

14.1

20.5

26.5

17.7

5.3

1.1

3.9

8.5

20.1

39.2

14.8

0.4

1.1

4.6

12.7

18.0

0.4

0.7

3.5

8.5

30.7

0.4

0.4

0.4

0.7

0.4

17.7

11.3

11.7

12.4

11.3

10.6

10.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

30m3超

20m3超 30m3以内

15m3超 20m3以内

10m3超 15m3以内

5m3超 10m3以内

5m3以内

Q2-4 家庭用得意先戸数のLPガス月間消費量別構成戸数(貴社直近年間平

均)をお教え願います。:得意先戸数1001~2500戸

0戸 1~100戸 101~200戸 201~400戸 401~600戸 601戸~1000戸 1001戸~ 不明

<n=283>

1.0

1.3

38.5

25.0

13.8

5.4

2.2

1.0

15.1

16.3

13.8

7.4

3.2

0.3

9.9

16.3

19.2

19.2

6.1

1.6

2.6

3.5

8.7

12.2

13.5

6.4

5.8

6.4

6.4

11.2

17.0

7.4

12.2

15.7

21.2

29.5

45.5

70.8

15.1

15.4

17.0

15.1

12.5

12.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

30m3超

20m3超 30m3以内

15m3超 20m3以内

10m3超 15m3以内

5m3超 10m3以内

5m3以内

Q2-4 家庭用得意先戸数のLPガス月間消費量別構成戸数(貴社直近年間平

均)をお教え願います。:得意先戸数2501戸~

0戸 1~100戸 101~200戸 201~400戸 401~600戸 601戸~1000戸 1001戸~ 不明

<n=312>

図表 2-099 [規模別] LPガス月間消費量別構成戸数(家庭用) 得意先戸数 1001~2500戸

図表 2-100 [規模別] LPガス月間消費量別構成戸数(家庭用) 得意先戸数 2501戸~

Page 78: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

- 66 -

11.3

8.5

5.3

2.8

0.4

0.4

71.3

67.4

66.7

59.9

51.4

22.3

3.9

6.4

8.2

11.7

15.6

14.2

1.8

3.2

6.7

9.2

10.3

19.5

0.4

0.7

2.1

5.0

11.3

0.7

1.8

6.4

10.6

0.7

0.7

1.1

2.5

5.0

16.0

11.0

13.5

10.6

9.9

6.0

5.7

0% 20% 40% 60% 80% 100%

30m3超

20m3超 30m3以内

15m3超 20m3以内

10m3超 15m3以内

5m3超 10m3以内

5m3以内

Q2-4 家庭用得意先戸数のLPガス月間消費量別構成戸数(貴社直近年間平

均)をお教え願います。:東北

0戸 1~100戸 101~200戸 201~400戸 401~600戸 601戸~1000戸 1001戸~ 不明

<n=282>

(3)地域別

消費量別の構成比率であれば地域特性が明らかになったと思われるが、事業者規模の影響の方

がより強く表れるため、結果的には地域間の明確な相違は見られない。この点、次年度以降の設

問への参考とすべきと思われる。

25.0

19.8

14.6

8.3

3.1

1.0

60.4

62.5

66.7

68.8

64.6

22.9

1.0

3.1

3.1

5.2

8.3

12.5

1.0

3.1

2.1

5.2

10.4

27.1

2.1

1.0

11.5

1.0

2.1

11.5

1.0

2.1

3.1

10.4

11.5

11.5

10.4

9.4

8.3

3.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

30m3超

20m3超 30m3以内

15m3超 20m3以内

10m3超 15m3以内

5m3超 10m3以内

5m3以内

Q2-4 家庭用得意先戸数のLPガス月間消費量別構成戸数(貴社直近年間平

均)をお教え願います。:北海道

0戸 1~100戸 101~200戸 201~400戸 401~600戸 601戸~1000戸 1001戸~ 不明

<n=96>

図表 2-101 [地域別] LPガス月間消費量別構成戸数(家庭用) 北海道

図表 2-102 [地域別] LPガス月間消費量別構成戸数(家庭用) 東北

Page 79: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 67 -

10.7

5.1

3.6

2.0

0.8

0.7

65.0

68.1

65.8

58.9

54.3

38.5

4.3

4.8

6.1

10.4

11.8

16.1

2.1

3.6

4.1

6.7

7.9

12.2

0.3

0.5

1.5

2.6

4.4

5.4

1.0

1.2

1.2

2.6

3.8

6.7

3.3

3.9

4.6

5.8

6.9

12.0

13.3

12.8

13.2

11.0

10.0

8.4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

30m3超

20m3超 30m3以内

15m3超 20m3以内

10m3超 15m3以内

5m3超 10m3以内

5m3以内

Q2-4 家庭用得意先戸数のLPガス月間消費量別構成戸数(貴社直近年間平

均)をお教え願います。:関東

0戸 1~100戸 101~200戸 201~400戸 401~600戸 601戸~1000戸 1001戸~ 不明

<n=608>

8.9

6.3

1.6

1.6

0.5

61.5

58.9

57.3

50.5

41.7

29.7

8.3

10.4

13.5

13.0

17.7

19.8

3.1

6.3

5.2

10.4

10.4

13.0

1.0

0.5

2.6

4.2

6.3

7.8

1.6

1.0

2.1

2.1

4.2

3.6

2.1

2.6

3.6

5.7

8.9

16.7

13.5

14.1

14.1

12.5

10.4

9.4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

30m3超

20m3超 30m3以内

15m3超 20m3以内

10m3超 15m3以内

5m3超 10m3以内

5m3以内

Q2-4 家庭用得意先戸数のLPガス月間消費量別構成戸数(貴社直近年間平

均)をお教え願います。:中部

0戸 1~100戸 101~200戸 201~400戸 401~600戸 601戸~1000戸 1001戸~ 不明

<n=192>

図表 2-103 [地域別] LPガス月間消費量別構成戸数(家庭用) 関東

図表 2-104 [地域別] LPガス月間消費量別構成戸数(家庭用) 中部

Page 80: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

- 68 -

8.6

3.8

3.0

1.5

1.9

1.1

67.3

69.2

68.0

65.0

59.4

40.6

3.8

4.9

7.5

10.9

11.7

20.7

1.5

3.0

3.0

4.5

7.9

13.2

0.8

0.8

3.0

3.4

3.4

4.9

0.8

1.1

1.1

2.3

1.5

3.0

1.1

1.1

1.1

1.9

4.9

7.1

16.2

16.2

13.2

10.5

9.4

9.4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

30m3超

20m3超 30m3以内

15m3超 20m3以内

10m3超 15m3以内

5m3超 10m3以内

5m3以内

Q2-4 家庭用得意先戸数のLPガス月間消費量別構成戸数(貴社直近年間平

均)をお教え願います。:近畿

0戸 1~100戸 101~200戸 201~400戸 401~600戸 601戸~1000戸 1001戸~ 不明

<n=266>

9.4

5.3

1.8

1.2

1.2

1.2

67.3

69.0

63.2

49.7

39.2

21.1

4.7

6.4

8.8

15.2

10.5

16.4

1.2

1.8

6.4

10.5

19.3

15.2

1.8

1.2

1.8

2.3

5.8

7.6

2.9

2.9

0.6

2.3

4.7

8.8

2.9

5.3

8.2

9.4

12.9

23.4

9.9

8.2

9.4

9.4

6.4

6.4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

30m3超

20m3超 30m3以内

15m3超 20m3以内

10m3超 15m3以内

5m3超 10m3以内

5m3以内

Q2-4 家庭用得意先戸数のLPガス月間消費量別構成戸数(貴社直近年間平

均)をお教え願います。:中国

0戸 1~100戸 101~200戸 201~400戸 401~600戸 601戸~1000戸 1001戸~ 不明

<n=171>

図表 2-105 [地域別] LPガス月間消費量別構成戸数(家庭用) 近畿

図表 2-106 [地域別] LPガス月間消費量別構成戸数(家庭用) 中国

Page 81: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 69 -

9.0

6.7

4.5

1.1

64.0

64.0

61.8

57.3

47.2

30.3

2.2

5.6

12.4

14.6

18.0

5.6

3.4

2.2

2.2

12.4

13.5

1.1

2.2

1.1

2.2

6.7

1.1

1.1

1.1

4.5

3.4

6.7

3.4

4.5

6.7

7.9

10.1

13.5

15.7

15.7

16.9

12.4

12.4

11.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

30m3超

20m3超 30m3以内

15m3超 20m3以内

10m3超 15m3以内

5m3超 10m3以内

5m3以内

Q2-4 家庭用得意先戸数のLPガス月間消費量別構成戸数(貴社直近年間平

均)をお教え願います。:四国

0戸 1~100戸 101~200戸 201~400戸 401~600戸 601戸~1000戸 1001戸~ 不明

<n=89>

11.7

5.4

2.9

2.5

2.1

1.3

66.9

68.2

63.2

54.0

42.3

22.6

3.3

5.9

10.0

13.8

13.8

17.2

0.4

1.7

5.4

5.9

14.6

18.0

1.3

2.9

3.8

9.6

0.8

0.8

1.7

3.3

5.4

7.1

0.8

1.3

2.1

4.2

9.2

15.5

15.9

16.7

13.4

13.4

8.8

8.8

0% 20% 40% 60% 80% 100%

30m3超

20m3超 30m3以内

15m3超 20m3以内

10m3超 15m3以内

5m3超 10m3以内

5m3以内

Q2-4 家庭用得意先戸数のLPガス月間消費量別構成戸数(貴社直近年間平

均)をお教え願います。:九州

0戸 1~100戸 101~200戸 201~400戸 401~600戸 601戸~1000戸 1001戸~ 不明

<n=239>

図表 2-107 [地域別] LPガス月間消費量別構成戸数(家庭用) 四国

図表 2-108 [地域別] LPガス月間消費量別構成戸数(家庭用) 九州

Page 82: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

- 70 -

9. 得意先の世帯構成の把握

(1)回答者全体

得意先の世帯構成の把握状況は、「はい」が68.1%と大多数の事業者が把握していると回

答している。

11.7

5.4

2.9

2.5

2.1

1.3

66.9

68.2

63.2

54.0

42.3

22.6

3.3

5.9

10.0

13.8

13.8

17.2

0.4

1.7

5.4

5.9

14.6

18.0

1.3

2.9

3.8

9.6

0.8

0.8

1.7

3.3

5.4

7.1

0.8

1.3

2.1

4.2

9.2

15.5

15.9

16.7

13.4

13.4

8.8

8.8

0% 20% 40% 60% 80% 100%

30m3超

20m3超 30m3以内

15m3超 20m3以内

10m3超 15m3以内

5m3超 10m3以内

5m3以内

Q2-4 家庭用得意先戸数のLPガス月間消費量別構成戸数(貴社直近年間平

均)をお教え願います。:沖縄

0戸 1~100戸 101~200戸 201~400戸 401~600戸 601戸~1000戸 1001戸~ 不明

<n=13>

図表 2-109 [地域別] LPガス月間消費量別構成戸数(家庭用) 沖縄

はい

68.1%

いいえ

29.6%

不明

2.2%

Q2-5 得意先の世帯構成の概略を把握されていますか。

<n=1956>

図表 2-110 得意先の世帯構成の把握

Page 83: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 71 -

(2)規模別

規模別では、大規模になるにつれ、世帯構成を把握している比率が低くなっている。小規模事

業者においては、各得意先と顔なじみである等のアナログな手段で得意先を把握している一方

で、規模拡大に伴いアナログでの得意先把握が限界に達している状況が推測される。他の小売業

においては、費用をかけてまで各顧客に対する販売情報の取得に努め、それをマーケティング活

動に活かしている。LPガス事業においては、事業特性上、販売情報のみならず多様な顧客情報

を容易に取得できることから、IT等の活用により販売活動にも活かす必要があると思われる。

LPガスが選ばれるエネルギーとなるためには、先ずは得意先を知ることが必要になる。

39.7

57.2

71.4

76.9

81.4

80.5

57.1

41.3

27.8

22.1

16.5

18.8

3.2

1.4

0.9

1.0

2.1

0.7

0% 20% 40% 60% 80% 100%

2501戸~

(n=312)

1001~2500戸

(n=283)

601~1000戸

(n=227)

301~600戸

(n=412)

151~300戸

(n=333)

1~150戸

(n=292)

Q2-5 得意先の世帯構成の概略を把握されていますか。

はい いいえ 不明

図表 2-111 [規模別] 得意先の世帯構成の把握

Page 84: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

- 72 -

10. 得意先戸数の増加・減少要因

(1)回答者全体

得意先の増加要因としては、「不明」(未回答)が30%強で最上位に挙げられている。この

点について、得意先の増加が無かった事業者が一定数含まれていると思われる。また、減少要因

としては「得意先の高齢化」や「住宅の取り壊し」といった少子高齢化や過疎化に基づくもの

が、競合エネルギーや同業者との競争によるものを上回っている。LPガスの供給エリアは、少

子高齢化、過疎化が顕著な地域が多いため、得意先が減少する前提で事業を継続発展させる方策

も検討する必要がある。

22.8

19.9

18.7

27.4

6.2

23.1

3.2

2.8

4.0

23.1

8.6

32.9

0% 10% 20% 30% 40% 50%

住宅の新設

リフォーム、中古住宅への入居

既設住宅への開栓

賃貸住宅等への入居

帰省、出戻り再入居

同業他社からの顧客獲得

都市ガスからの顧客獲得

電力からの顧客獲得

営業権の譲受

得意先からの指名、紹介

その他

不明

Q2-6 (2)で答えて頂いた得意先供給戸数について、前年度と比較して増加戸数の要

因をお教え願います。

<n=1956>

59.4

72.6

46.0

34.5

18.5

43.6

17.4

51.1

1.6

19.8

8.3

2.0

5.0

5.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

住宅の取り壊し

得意先の高齢化

既設住宅の閉栓

賃貸住宅等からの転出

引越、季節利用化

同業他社との競合

都市ガスとの競合

電力との競合

営業権の譲渡

ブローカーの営業

支払不良による解約

質量販売拒否による解約

その他

不明

Q2-7 (2)で答えて頂いた得意先供給戸数について、前年度と比較して減少した戸数を

お教え願います。

<n=1956>

【再掲】図表 2-112 得意先戸数の増加要因

【再掲】図表 2-113 得意先戸数の減少要因

Page 85: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 73 -

(2)規模別

①得意先戸数 1~150戸

得意先の増加要因として「不明」を挙げる事業者が49.3%に達し、他の項目についても1

0%以下と、際立った増加要因は見られない。その一方で、回答者全体よりも回答比率は低いも

のの、高齢化や過疎化、電力との競合により得意先が減少していると回答しており、純減基調に

あるものと推測される。元々の得意先戸数が少ないこともあり、将来的なLPガス事業の維持が

懸念される。

7.2

8.2

7.9

9.2

3.1

6.5

0.0

0.3

0.3

9.6

16.1

49.3

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60%

住宅の新設

リフォーム、中古住宅への入居

既設住宅への開栓

賃貸住宅等への入居

帰省、出戻り再入居

同業他社からの顧客獲得

都市ガスからの顧客獲得

電力からの顧客獲得

営業権の譲受

得意先からの指名、紹介

その他

不明

Q2-6 (2)で答えて頂いた得意先供給戸数について、前年度と比較して増加戸数の要

因をお教え願います。:1~150戸

<n=292>

40.8

57.5

22.3

15.8

14.7

18.8

7.9

40.1

2.1

10.3

3.1

0.3

7.9

8.9

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90%

住宅の取り壊し

得意先の高齢化

既設住宅の閉栓

賃貸住宅等からの転出

引越、季節利用化

同業他社との競合

都市ガスとの競合

電力との競合

営業権の譲渡

ブローカーの営業

支払不良による解約

質量販売拒否による解約

その他

不明

Q2-7 (2)で答えて頂いた得意先供給戸数について、前年度と比較して減少した戸数を

お教え願います。:1~150戸

<n=292>

図表 2-114 [規模別] 得意先戸数の増加要因 得意先戸数 1~150戸

図表 2-115 [規模別] 得意先戸数の減少要因 得意先戸数 1~150戸

Page 86: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

- 74 -

②得意先戸数 151~300戸

得意先の増加要因として「不明」を挙げる事業者が最上位であり、他の項目についても回答者

全体よりも回答比率は低いが、「賃貸住宅等への入居」が20.4%と相対的に高くなってい

る。減少要因の各項目は回答者全体並みの回答比率にある中、LPガス事業の維持継続には賃貸

住宅への依存度が高まると思われるが、給湯器等の設備無償化依頼への対応が懸念される。

47.7

74.8

35.1

24.9

12.6

29.1

14.1

50.2

0.9

16.2

5.7

0.9

4.5

4.2

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90%

住宅の取り壊し

得意先の高齢化

既設住宅の閉栓

賃貸住宅等からの転出

引越、季節利用化

同業他社との競合

都市ガスとの競合

電力との競合

営業権の譲渡

ブローカーの営業

支払不良による解約

質量販売拒否による解約

その他

不明

Q2-7 (2)で答えて頂いた得意先供給戸数について、前年度と比較して減少した戸数を

お教え願います。:151~300戸

<n=333>

11.1

13.8

12.0

20.4

6.0

12.6

0.6

1.5

0.0

14.7

8.4

40.8

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60%

住宅の新設

リフォーム、中古住宅への入居

既設住宅への開栓

賃貸住宅等への入居

帰省、出戻り再入居

同業他社からの顧客獲得

都市ガスからの顧客獲得

電力からの顧客獲得

営業権の譲受

得意先からの指名、紹介

その他

不明

Q2-6 (2)で答えて頂いた得意先供給戸数について、前年度と比較して増加戸数の要

因をお教え願います。:151~300戸

<n=333>

図表 2-116 [規模別] 得意先戸数の増加要因 得意先戸数 151~300戸

図表 2-117 [規模別] 得意先戸数の減少要因 得意先戸数 151~300戸

Page 87: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 75 -

③得意先戸数 301~600戸

得意先の増加要因の各項目については、回答者全体よりも全般的に回答比率が低くなってい

る。減少要因については、「得意先の高齢化」や「住宅の取り壊し」、「既設住宅の閉栓」とい

った自然減による項目の回答比率が回答者全体よりも高くなっている。縮小傾向にある市場性に

対して、LPガス事業以外の収益での維持を検討することも必要になると思われる。

17.7

24.3

21.4

27.7

6.6

16.3

0.0

1.9

0.7

19.7

6.3

30.3

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60%

住宅の新設

リフォーム、中古住宅への入居

既設住宅への開栓

賃貸住宅等への入居

帰省、出戻り再入居

同業他社からの顧客獲得

都市ガスからの顧客獲得

電力からの顧客獲得

営業権の譲受

得意先からの指名、紹介

その他

不明

Q2-6 (2)で答えて頂いた得意先供給戸数について、前年度と比較して増加戸数の要

因をお教え願います。:301~600戸

<n=412>

60.4

80.8

50.5

35.9

16.0

39.3

14.1

51.9

1.0

19.7

7.3

1.0

4.4

2.2

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90%

住宅の取り壊し

得意先の高齢化

既設住宅の閉栓

賃貸住宅等からの転出

引越、季節利用化

同業他社との競合

都市ガスとの競合

電力との競合

営業権の譲渡

ブローカーの営業

支払不良による解約

質量販売拒否による解約

その他

不明

Q2-7 (2)で答えて頂いた得意先供給戸数について、前年度と比較して減少した戸数を

お教え願います。:301~600戸

<n=412>

図表 2-118 [規模別] 得意先戸数の増加要因 得意先戸数 301~600戸

図表 2-119 [規模別] 得意先戸数の減少要因 得意先戸数 301~600戸

Page 88: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

- 76 -

④得意先戸数 601~1000戸

得意先の増加要因、減少要因ともに、全体的に回答者全体よりも回答比率が高い傾向にある。

よって、得意先の入れ替わりが大きいとも言え、いかにして得意先の高め、選ばれるエネルギ

ー、選ばれるLPガス事業者となるかを検討する必要がある。

66.1

79.3

56.4

41.9

24.2

52.0

18.1

55.1

0.9

19.8

12.3

2.6

3.5

0.9

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90%

住宅の取り壊し

得意先の高齢化

既設住宅の閉栓

賃貸住宅等からの転出

引越、季節利用化

同業他社との競合

都市ガスとの競合

電力との競合

営業権の譲渡

ブローカーの営業

支払不良による解約

質量販売拒否による解約

その他

不明

Q2-7 (2)で答えて頂いた得意先供給戸数について、前年度と比較して減少した戸数を

お教え願います。:601~1000戸

<n=227>

26.4

21.1

20.7

33.5

6.2

20.3

1.8

2.6

1.3

24.2

7.9

30.4

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60%

住宅の新設

リフォーム、中古住宅への入居

既設住宅への開栓

賃貸住宅等への入居

帰省、出戻り再入居

同業他社からの顧客獲得

都市ガスからの顧客獲得

電力からの顧客獲得

営業権の譲受

得意先からの指名、紹介

その他

不明

Q2-6 (2)で答えて頂いた得意先供給戸数について、前年度と比較して増加戸数の要

因をお教え願います。:601~1000戸

<n=227>

図表 2-120 [規模別] 得意先戸数の増加要因 得意先戸数 601~1000戸

図表 2-121 [規模別] 得意先戸数の減少要因 得意先戸数 601~1000戸

Page 89: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 77 -

⑤得意先戸数 1001~2500戸

一定の事業規模を基盤とする営業力から、得意先増加要因の各項目とも回答者全体よりも回答

比率は高くなっている。一方、減少要因としては、電力や競合他社を中心とした競合によるもの

の回答比率が回答者全体よりも高く、今後、競合対策がより一層重要になる。

30.7

28.6

25.1

40.6

8.5

34.6

4.2

4.2

4.6

32.2

6.0

21.9

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60%

住宅の新設

リフォーム、中古住宅への入居

既設住宅への開栓

賃貸住宅等への入居

帰省、出戻り再入居

同業他社からの顧客獲得

都市ガスからの顧客獲得

電力からの顧客獲得

営業権の譲受

得意先からの指名、紹介

その他

不明

Q2-6 (2)で答えて頂いた得意先供給戸数について、前年度と比較して増加戸数の要

因をお教え願います。:1001~2500戸

<n=283>

70.3

76.0

58.7

47.3

20.8

58.0

19.4

61.1

1.4

24.7

11.0

4.9

3.5

2.8

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90%

住宅の取り壊し

得意先の高齢化

既設住宅の閉栓

賃貸住宅等からの転出

引越、季節利用化

同業他社との競合

都市ガスとの競合

電力との競合

営業権の譲渡

ブローカーの営業

支払不良による解約

質量販売拒否による解約

その他

不明

Q2-7 (2)で答えて頂いた得意先供給戸数について、前年度と比較して減少した戸数を

お教え願います。:1001~2500戸

<n=283>

図表 2-122 [規模別] 得意先戸数の増加要因 得意先戸数 1001~2500戸

図表 2-123 [規模別] 得意先戸数の減少要因 得意先戸数 1001~2500戸

Page 90: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

- 78 -

⑥得意先戸数 2501戸~

回答者全体と比較し、得意先の増加要因、減少要因ともに同業他社によるものの回答比率が極

めて高くなっている。特に、増加要因については、LPガス業界全体では市場規模拡大につなが

るものではなく、後述の自由回答では小規模事業者からの厳しい意見も散見される。

77.6

69.2

59.9

48.1

26.3

71.8

34.3

55.1

3.5

31.1

13.1

3.2

5.1

5.1

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90%

住宅の取り壊し

得意先の高齢化

既設住宅の閉栓

賃貸住宅等からの転出

引越、季節利用化

同業他社との競合

都市ガスとの競合

電力との競合

営業権の譲渡

ブローカーの営業

支払不良による解約

質量販売拒否による解約

その他

不明

Q2-7 (2)で答えて頂いた得意先供給戸数について、前年度と比較して減少した戸数を

お教え願います。:2501戸~

<n=312>

51.0

26.0

27.9

37.8

8.0

53.8

14.1

7.4

18.9

43.3

7.7

16.7

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60%

住宅の新設

リフォーム、中古住宅への入居

既設住宅への開栓

賃貸住宅等への入居

帰省、出戻り再入居

同業他社からの顧客獲得

都市ガスからの顧客獲得

電力からの顧客獲得

営業権の譲受

得意先からの指名、紹介

その他

不明

Q2-6 (2)で答えて頂いた得意先供給戸数について、前年度と比較して増加戸数の要

因をお教え願います。:2501戸~

<n=312>

図表 2-124 [規模別] 得意先戸数の増加要因 得意先戸数 2501戸~

図表 2-125 [規模別] 得意先戸数の減少要因 得意先戸数 2501戸~

Page 91: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 79 -

第3章 料金透明化・取引適正化

3-1 小売価格について

1. 料金表の種類

(1)家庭用

①回答者全体

家庭用における料金表の種類は、「1種類」(26.5%)、「2~5種類」(47.2%)と、

7割強の事業者が5種類以内と回答している。

②規模別

規模別では、得意先戸数「2501戸~」の大規模事業者における集約化は十分とは言えず、あま

りに多数の料金表が存在していると標準的な料金表の公表は困難と思われる。集約化により割高

となる顧客への対応や集約化による収益状況の悪化の回避等の課題が想定されるが、大規模事業

者は周囲の事業者への影響度も大きいことから、計画的な集約化が望まれる。

39.3

54.7

4.8

0.0

0.0

1.2

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70%

1種類

2~5種類

6~10種類

11~50種類

51~種類

不明

Q3-1-1 家庭用の料金表は何種類お持ちですか:151~300戸

<n=333>

26.5

47.2

11.2

10.1

2.9

2.0

0% 10% 20% 30% 40% 50%

1種類

2~5種類

6~10種類

11~50種類

51~種類

不明

Q3-1-1 家庭用の料金表は何種類お持ちですか。

<n=1956>

【再掲】図表 2-126 家庭用の料金表の種類

60.3

34.6

1.7

0.0

0.0

3.4

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70%

1種類

2~5種類

6~10種類

11~50種類

51~種類

不明

Q3-1-1 家庭用の料金表は何種類お持ちですか:1~150戸

<n=292>

【再掲】図表 2-127 [規模別] 家庭用の料金表の種類 得意先戸数 1~150戸

【再掲】図表 2-128 [規模別] 家庭用の料金表の種類 得意先戸数 151~300戸

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- 80 -

15.9

59.0

11.5

11.5

0.9

1.3

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70%

1種類

2~5種類

6~10種類

11~50種類

51~種類

不明

Q3-1-1 家庭用の料金表は何種類お持ちですか:601~1000戸

<n=227>

23.3

60.2

9.2

6.6

0.5

0.2

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70%

1種類

2~5種類

6~10種類

11~50種類

51~種類

不明

Q3-1-1 家庭用の料金表は何種類お持ちですか:301~600戸

<n=412>

【再掲】図表 2-129 [規模別] 家庭用の料金表の種類 得意先戸数 301~600戸

【再掲】図表 2-130 [規模別] 家庭用の料金表の種類 得意先戸数 601~1000戸

【再掲】図表 2-131 [規模別] 家庭用の料金表の種類

得意先戸数 1001~2500戸

【再掲】図表 2-132 [規模別] 家庭用の料金表の種類 得意先戸数 2501戸~

11.3

43.5

24.4

17.7

2.5

0.7

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70%

1種類

2~5種類

6~10種類

11~50種類

51~種類

不明

Q3-1-1 家庭用の料金表は何種類お持ちですか:1001~2500戸

<n=283>

5.8

30.1

18.3

29.2

14.7

1.9

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70%

1種類

2~5種類

6~10種類

11~50種類

51~種類

不明

Q3-1-1 家庭用の料金表は何種類お持ちですか:2501戸~

<n=312>

Page 93: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 81 -

(2)業務用

①回答者全体

業務用の料金表について、回答者全体では家庭用の料金表と同様に、7割以上の事業者が「5種

類以下」と回答している。

②規模別

規模別においても、家庭用の料金表と同様に、得意先戸数「2501戸~」の大規模事業者におけ

る集約化が進んでいない。大規模事業者においては絶対的な得意先戸数も多く、業務用の料金表

は各得意先と相対で決定されているケースも多いものと推測される。業務用においても集約化が

望まれるか否か確認が必要となる。

13.6

18.8

39.7

10.9

6.6

8.0

2.4

0% 10% 20% 30% 40% 50%

0種類

1種類

2~5種類

6~10種類

11~20種類

20~種類

不明

Q3-1-2 業務用の料金表は何種類お持ちですか。

<n=1956>

【再掲】図表 2-133 業務用の料金表の種類

【再掲】図表 2-134 [規模別] 業務用の料金表の種類 得意先戸数 1~150戸

【再掲】図表 2-135 [規模別] 業務用の料金表の種類 得意先戸数 151~300戸

33.6

39.0

23.6

0.7

0.3

0.0

2.7

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60%

0種類

1種類

2~5種類

6~10種類

11~20種類

20~種類

不明

Q3-1-2 業務用の料金表は何種類お持ちですか:1~150戸

<n=292>

19.5

30.3

45.3

2.4

0.9

0.0

1.5

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60%

0種類

1種類

2~5種類

6~10種類

11~20種類

20~種類

不明

Q3-1-2 業務用の料金表は何種類お持ちですか:151~300戸

<n=333>

Page 94: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

- 82 -

5.7

6.7

37.1

24.4

14.8

10.6

0.7

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60%

0種類

1種類

2~5種類

6~10種類

11~20種類

20~種類

不明

Q3-1-2 業務用の料金表は何種類お持ちですか:1001~2500戸

<n=283>

8.8

12.8

48.0

20.3

5.7

3.5

0.9

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60%

0種類

1種類

2~5種類

6~10種類

11~20種類

20~種類

不明

Q3-1-2 業務用の料金表は何種類お持ちですか:601~1000戸

<n=227>

9.5

19.2

56.3

9.0

3.6

1.2

1.2

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60%

0種類

1種類

2~5種類

6~10種類

11~20種類

20~種類

不明

Q3-1-2 業務用の料金表は何種類お持ちですか:301~600戸

<n=412>

【再掲】図表 2-136 [規模別] 業務用の料金表の種類 得意先戸数 301~600戸

【再掲】図表 2-137 [規模別] 業務用の料金表の種類 得意先戸数 601~1000戸

【再掲】図表 2-138 [規模別] 業務用の料金表の種類

得意先戸数 1001~2500戸

【再掲】図表 2-139 [規模別] 業務用の料金表の種類 得意先戸数 2501戸~

5.8

3.5

20.2

15.1

17.3

35.6

2.6

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60%

0種類

1種類

2~5種類

6~10種類

11~20種類

20~種類

不明

Q3-1-2 業務用の料金表は何種類お持ちですか:2501戸~

<n=312>

Page 95: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 83 -

2. 料金表の集約化意向

料金表の集約化については、過半数の事業者が集約化を検討しており、対応済みの事業者と合

わせ、概ね前向きに捉えられていることから、今後の進展が期待される。

3. 基本料金の設定

(1)家庭用

家庭用の料金表については、ほぼ全ての事業者が基本料金を設定していると回答している。

図表 2-140 料金表の集約化意向

はい

50.1%

いいえ

25.5%

対応済み

22.9%

不明

1.6%

Q3-2 (1)-1で料金表(家庭用で)を2種類以上あると回答された方にお聞きします。

今後、小売価格の透明化を目的として料金表の集約化をお考えですか。

<n=1398>

設定している

96.7%

設定していない

0.5%

一部設定している

1.6%

不明

1.2%

Q3-3-1 家庭用LPガス小売事業において、基本料金は設定していますか。

<n=1956>

【再掲】図表 2-141 基本料金の設定(家庭用)

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- 84 -

(2)業務用

業務用の料金表については、「設定している」事業者は43.0%に止まり、「設定していな

い」事業者も17.9%見られる。業務用の顧客においては相対で料金が決まるケースも多く、

また、家庭用の顧客に比べて消費量も多い傾向にあるため、事業者の意思に反して設定できない

ケースも多いものと思われる。

4. 家庭用小売価格の状況

家庭用の小売価格の平均値については、「戸建住宅用」と「集合住宅用」との間に大きな価格

差は見られないものの、「基本料金」および「10m3使用時」までは「戸建住宅用」の方が、「15m3

使用時」からは「集合住宅用」の方が低価格となっている。

設定している

43.0%

設定していない

17.9%

一部設定している

34.1%

不明

5.0%

Q3-3-2 業務用LPガス小売事業において、基本料金は設定していますか。

<n=1956>

【再掲】図表 2-142 基本料金の設定(業務用)

3760.5

3779.9

0円 1000円 2000円 3000円 4000円

戸建住宅

<n=1727>

集合住宅

<n=1402>

Q3-4-1 (1)で回答頂いた料金表のうち令和元年6月時点でもっとも多く採用されている

家庭用の料金表の内容をご記入ください。[5m3]

横棒グラフ:平均

【再掲】図表 2-143 家庭用小売価格(5m3使用時)

6018.6

6030.7

0円 1000円 2000円 3000円 4000円 5000円 6000円 7000円

戸建住宅

<n=1701>

集合住宅

<n=1392>

Q3-4-1-2 (1)で回答頂いた料金表のうち令和元年6月時点でもっとも多く採用されて

いる家庭用の料金表の内容をご記入ください。[10m3]

横棒グラフ:平均

【再掲】図表 2-144 家庭用小売価格(10m3使用時)

Page 97: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 85 -

1765.9

1804.2

0円 500円 1000円 1500円 2000円

戸建住宅

<n=1714>

集合住宅

<n=1413>

Q3-4-2 (3)で基本料金(家庭用)を『設定している』、『一部設定している』と回答し

た方はご記入ください。[基本料金]

横棒グラフ:平均

【再掲】図表 2-145 家庭用小売価格(15m3使用時)

8176.8

8164.1

0円 2000円 4000円 6000円 8000円 10000円

戸建住宅

<n=1675>

集合住宅

<n=1372>

Q3-4-1-3 (1)で回答頂いた料金表のうち令和元年6月時点でもっとも多く採用されて

いる家庭用の料金表の内容をご記入ください。[15m3]

横棒グラフ:平均

【再掲】図表 2-146 家庭用小売価格(20m3使用時)

10282.3

10244.0

0円 2000円 4000円 6000円 8000円 10000円 12000円

戸建住宅

<n=1665>

集合住宅

<n=1371>

Q3-4-1-4 (1)で回答頂いた料金表のうち令和元年6月時点でもっとも多く採用されて

いる家庭用の料金表の内容をご記入ください。[20m3]

横棒グラフ:平均

【再掲】図表 2-147 家庭用小売価格(25m3使用時)

【再掲】図表 2-148 家庭用小売価格(基本料金)

12261.4

12224.5

0円 2000円 4000円 6000円 8000円 10000円 12000円 14000円

戸建住宅

<n=1633>

集合住宅

<n=1343>

Q3-4-1-5 (1)で回答頂いた料金表のうち令和元年6月時点でもっとも多く採用されて

いる家庭用の料金表の内容をご記入ください。[25m3]

横棒グラフ:平均

Page 98: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

- 86 -

5. 適用している料金体系の比率(家庭用)

(1)平均値

家庭用の料金表について、各料金体系の適用比率(平均値)は、「逓減型二部制」が37.

6%、「単純二部制」が35.7%と、「二部制」の料金体系が中心となっている。「三部制」

の料金体系の適用比率は低く、貸与設備の利用料は基本料金に内包されているものと思われる。

なお、詳細は後述するが、各料金体系とも未適用もしくは全得意先に適用の二極分化の傾向が見

られることから、複数の料金体系をミックスしている事業者は少ないものと思われる。

(2)従量料金単価

①回答者全体

従量料金単価については、「0%」(適用していない)の事業者が59.3%と多数を占める一

方で、「100%」(全得意先に適用)の事業者も11.4%見られ、両極端な結果となっている。

19.6 1.5 35.7 37.6

1.6 2.2

1.8

0% 20% 40% 60% 80% 100%

家庭用

Q3-5-1 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用し

ている得意先の割合を四捨五入してお答えください。[家庭用]

従量単価料金 最低責任使用量付区画別料金 単純二部制

逓減型二部制 単純三部制 逓減型三部制

質量販売

<n=1700>横帯グラフ:平均

図表 2-149 適用している料金体系の比率(家庭用・平均値)

59.3

9.0

1.7

0.1

0.4

0.2

0.3

0.4

0.8

3.4

11.4

13.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

Q3-5-1-1 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適

用している得意先の割合を四捨五入してお答えください。[家庭用従量単価料金]

<n=1956>

図表 2-150 従量料金単価の適用比率(家庭用)

Page 99: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 87 -

②規模別

規模別においても、「0%」の事業者が多数を占め、一部「100%」の事業者が見られる傾向に

相違は無いが、小規模な事業者において、「100%」、すなわち全得意先に適用している回答比率

が高くなっている。

57.2

2.7

1.4

0.0

0.3

0.7

0.0

0.3

0.7

3.1

20.2

13.4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

Q3-5-1-1 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適

用している得意先の割合を四捨五入してお答えください。[家庭用従量単価料金]:

1~150戸

<n=292>

図表 2-151 [規模別] 従量料金単価の適用比率 (家庭用)得意先戸数 1~150戸

図表 2-152 [規模別] 従量料金単価の適用比率 (家庭用)得意先戸数 151~300戸

58.6

6.0

0.6

0.0

0.3

0.3

0.0

0.3

0.3

3.9

16.5

13.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

Q3-5-1-1 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適

用している得意先の割合を四捨五入してお答えください。[家庭用従量単価料金]:

151~300戸

<n=333>

図表 2-153 [規模別] 従量料金単価の適用比率 (家庭用)得意先戸数 301~600戸

図表 2-154 [規模別] 従量料金単価の適用比率 (家庭用)得意先戸数 601~1000戸

66.0

7.8

1.9

0.0

0.0

0.0

0.5

0.2

0.7

4.1

9.2

9.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

Q3-5-1-1 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適

用している得意先の割合を四捨五入してお答えください。[家庭用従量単価料金]:

301~600戸

<n=412>

62.6

10.1

3.1

0.4

0.9

0.0

0.4

0.4

0.9

4.0

7.9

9.3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

Q3-5-1-1 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適

用している得意先の割合を四捨五入してお答えください。[家庭用従量単価料金]:

601~1000戸

<n=227>

Page 100: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

- 88 -

(2)最低責任使用量付区画別料金

①回答者全体

最低責任使用量付区画別料金については、「0%」の事業者が83.7%、「不明」の事業者が

13.1%と、適用している事業者は極めて少ない結果となっている。

60.8

12.4

1.8

0.0

0.0

0.0

0.4

0.4

2.1

2.8

8.8

10.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

Q3-5-1-1 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適

用している得意先の割合を四捨五入してお答えください。[家庭用従量単価料金]:

1001~2500戸

<n=283>

図表 2-155 [規模別] 従量料金単価の適用比率 (家庭用)得意先戸数 1001~2500戸

図表 2-156 [規模別] 従量料金単価の適用比率 (家庭用)得意先戸数 2501戸~

56.7

17.9

2.6

0.0

0.3

0.0

0.6

0.3

0.6

2.6

4.5

13.8

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

Q3-5-1-1 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適

用している得意先の割合を四捨五入してお答えください。[家庭用従量単価料金]:

2501戸~

<n=312>

83.7

1.7

0.1

0.2

0.2

0.1

0.1

0.0

0.2

0.2

0.6

13.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=1956>

Q3-5-1-2 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用している

得意先の割合を四捨五入してお答えください。[家庭用最低責任使用量付区画別料金]

図表 2-157 最低責任使用量付区画別料金の適用比率(家庭用)

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第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 89 -

②規模別

規模別においても、回答者全体と同様の結果となっている。

86.7

1.7

0.0

0.7

0.2

0.2

0.0

0.0

0.2

0.2

0.5

9.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=412>

Q3-5-1-2 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用してい

る得意先の割合を四捨五入してお答えください。[家庭用最低責任使用量付区画別料金]

:301~600戸

85.0

1.2

0.0

0.0

0.0

0.3

0.0

0.0

0.0

0.0

0.3

13.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=333>

Q3-5-1-2 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用してい

る得意先の割合を四捨五入してお答えください。[家庭用最低責任使用量付区画別料金]

:151~300戸

85.3

0.7

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.3

0.3

13.4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=292>

Q3-5-1-2 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用してい

る得意先の割合を四捨五入してお答えください。[家庭用最低責任使用量付区画別料金]

:1~150戸

図表 2-158 [規模別] 最低責任使用量付区画別料金の適用比率

(家庭用)得意先戸数 1~150戸

図表 2-159 [規模別] 最低責任使用量付区画別料金の適用比率

(家庭用)得意先戸数 151~300戸

図表 2-160 [規模別] 最低責任使用量付区画別料金の適用比率

(家庭用)得意先戸数 301~600戸

図表 2-161 [規模別] 最低責任使用量付区画別料金の適用比率

(家庭用)得意先戸数 601~1000戸

85.9

1.8

0.0

0.0

0.4

0.0

0.4

0.0

0.0

0.4

1.8

9.3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=227>

Q3-5-1-2 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用してい

る得意先の割合を四捨五入してお答えください。[家庭用最低責任使用量付区画別料金]

:601~1000戸

Page 102: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

- 90 -

(3)単純二部制

①回答者全体

単純二部制については、「0%」の事業者が45.0%、「100%」が19.3%と、他の料金

体系同様に、適用するか否かの両極端な事業者に二分されるが、「10%」(6.8%)、

「90%」(7.3%)と、得意先の一部もしくは大部分に適用している事業者も若干見られる。

45.0

6.8

1.9

0.8

0.7

1.0

0.6

0.8

2.7

7.3

19.3

13.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

Q3-5-1-3 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適

用している得意先の割合を四捨五入してお答えください。[家庭用単純二部制]

<n=1956>

82.1

3.2

0.3

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.3

0.3

0.0

13.8

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=312>

Q3-5-1-2 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用してい

る得意先の割合を四捨五入してお答えください。[家庭用最低責任使用量付区画別料金]

:2501戸~

86.6

2.1

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.4

0.0

0.4

10.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=283>

Q3-5-1-2 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用してい

る得意先の割合を四捨五入してお答えください。[家庭用最低責任使用量付区画別料金]

:1001~2500戸

図表 2-162 [規模別] 最低責任使用量付区画別料金の適用比率

(家庭用)得意先戸数 1001~2500戸

図表 2-163 [規模別] 最低責任使用量付区画別料金の適用比率

(家庭用)得意先戸数 2501戸~

図表 2-164 単純二部制の適用比率(家庭用)

Page 103: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 91 -

②規模別

規模別においても、回答者全体と同様の傾向にあるが、小規模な事業者において、全得意先に

適用している「100%」の回答比率が高くなっている。

46.3

9.3

2.2

0.4

1.3

0.4

0.0

0.9

4.4

8.4

17.2

9.3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=227>

Q3-5-1-3 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用してい

る得意先の割合を四捨五入してお答えください。[家庭用単純二部制]:601~1000戸

44.7

6.3

2.2

0.5

0.5

1.2

0.5

1.0

2.4

9.0

22.3

9.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=412>

Q3-5-1-3 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用してい

る得意先の割合を四捨五入してお答えください。[家庭用単純二部制]:301~600戸

46.2

5.1

0.0

0.0

0.0

0.6

0.6

0.6

3.6

6.6

23.4

13.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=333>

Q3-5-1-3 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用してい

る得意先の割合を四捨五入してお答えください。[家庭用単純二部制]:151~300戸

45.2

1.7

0.7

1.0

0.3

0.3

0.3

0.7

1.4

5.1

29.8

13.4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=292>

Q3-5-1-3 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用してい

る得意先の割合を四捨五入してお答えください。[家庭用単純二部制]:1~150戸

図表 2-165 [規模別] 単純二部制の適用比率 (家庭用)得意先戸数 1~150戸

図表 2-166 [規模別] 単純二部制の適用比率 (家庭用)得意先戸数 151~300戸

図表 2-167 [規模別] 単純二部制の適用比率 (家庭用)得意先戸数 301~600戸

図表 2-168 [規模別] 単純二部制の適用比率 (家庭用)得意先戸数 601~1000戸

Page 104: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

- 92 -

(4)逓減型二部制

①回答者全体

逓減型二部制についても、他の料金体系同様に、適用するか否かの両極端な事業者に二分され

るが、「80%以上」の回答比率が31.7%と他の料金体系よりも高く、平均値で確認された通

り、主力の料金であることがうかがわれる。

48.8

1.4

0.9

0.4

0.6

0.8

1.2

1.1

4.2

8.1

19.4

13.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

Q3-5-1-4 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適

用している得意先の割合を四捨五入してお答えください。[家庭用逓減型二部制]

<n=1956>

48.1

9.2

2.5

1.1

0.7

2.5

0.4

1.1

2.1

8.5

13.4

10.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=283>

Q3-5-1-3 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用してい

る得意先の割合を四捨五入してお答えください。[家庭用単純二部制]:1001~2500戸

図表 2-169 [規模別] 単純二部制の適用比率 (家庭用)得意先戸数 1001~2500戸

図表 2-170 [規模別] 単純二部制の適用比率 (家庭用)得意先戸数 2501戸~

図表 2-171 逓減型二部制の適用比率(家庭用)

42.9

11.9

4.2

1.9

1.9

1.3

1.6

1.0

3.2

6.7

9.6

13.8

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=312>

Q3-5-1-3 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用してい

る得意先の割合を四捨五入してお答えください。[家庭用単純二部制]:2501戸~

Page 105: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 93 -

②規模別

規模別では、大規模な事業者において、「80%以上」の回答比率が高く、主に大規模事業者の

主力料金体系となっている。

48.9

2.2

0.9

0.0

0.0

0.9

2.2

2.2

3.5

11.5

18.5

9.3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=227>

Q3-5-1-4 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用している

得意先の割合を四捨五入してお答えください。[家庭用逓減型二部制]:601~1000戸

51.5

1.2

1.0

0.2

0.0

0.5

0.7

1.0

3.6

7.8

23.1

9.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=412>

Q3-5-1-4 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用してい

る得意先の割合を四捨五入してお答えください。[家庭用逓減型二部制]:301~600戸

56.5

0.9

1.2

0.3

0.3

0.3

0.0

0.0

1.8

5.4

20.1

13.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=333>

Q3-5-1-4 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用してい

る得意先の割合を四捨五入してお答えください。[家庭用逓減型二部制]:151~300戸

64.0

0.3

0.3

0.3

0.7

0.0

0.7

0.0

1.0

3.8

15.4

13.4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=292>

Q3-5-1-4 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用してい

る得意先の割合を四捨五入してお答えください。[家庭用逓減型二部制]:1~150戸

図表 2-172 [規模別] 逓減型二部制の適用比率 (家庭用)得意先戸数 1~150戸

図表 2-173 [規模別] 逓減型二部制の適用比率 (家庭用)得意先戸数 151~300戸

図表 2-174 [規模別] 逓減型二部制の適用比率 (家庭用)得意先戸数 301~600戸

図表 2-175 [規模別] 逓減型二部制の適用比率 (家庭用)得意先戸数 601~1000戸

Page 106: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

- 94 -

(5)単純三部制

①回答者全体

単純三部制については、「0%」の事業者が82.4%、「不明」の事業者が13.1%と、適

用している事業者は極めて少ない結果となっている。

82.4

2.8

0.3

0.2

0.2

0.1

0.1

0.1

0.2

0.2

0.6

13.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

Q3-5-1-5 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適

用している得意先の割合を四捨五入してお答えください。[家庭用単純三部制]

<n=1956>

31.4

1.9

0.3

1.0

1.6

2.9

2.2

3.2

10.9

11.2

19.6

13.8

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=312>

Q3-5-1-4 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用している

得意先の割合を四捨五入してお答えください。[家庭用逓減型二部制]:2501戸~

41.0

2.5

1.8

0.7

0.7

0.7

1.8

1.1

6.0

11.7

21.6

10.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=283>

Q3-5-1-4 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用している

得意先の割合を四捨五入してお答えください。[家庭用逓減型二部制]:1001~2500戸

図表 2-176 [規模別] 逓減型二部制の適用比率 (家庭用)得意先戸数 1001~2500戸

図表 2-177 [規模別] 逓減型二部制の適用比率 (家庭用)得意先戸数 2501戸~

図表 2-178 単純三部制の適用比率(家庭用)

Page 107: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 95 -

②規模別

規模別においても、回答者全体と同様の結果となっている。

81.9

6.2

1.3

0.0

0.4

0.0

0.4

0.0

0.0

0.0

0.4

9.3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=227>

Q3-5-1-5 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用している

得意先の割合を四捨五入してお答えください。[家庭用単純三部制]:601~1000戸

87.9

1.9

0.0

0.0

0.0

0.2

0.0

0.0

0.0

0.0

0.5

9.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=412>

Q3-5-1-5 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用している

得意先の割合を四捨五入してお答えください。[家庭用単純三部制]:301~600戸

83.2

1.8

0.3

0.0

0.3

0.0

0.0

0.0

0.0

0.3

0.9

13.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=333>

Q3-5-1-5 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用している

得意先の割合を四捨五入してお答えください。[家庭用単純三部制]:151~300戸

85.3

0.7

0.0

0.3

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.3

13.4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=292>

Q3-5-1-5 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用している

得意先の割合を四捨五入してお答えください。[家庭用単純三部制]:1~150戸

図表 2-179 [規模別] 単純三部制の適用比率 (家庭用)得意先戸数 1~150戸

図表 2-180 [規模別] 単純三部制の適用比率 (家庭用)得意先戸数 151~300戸

図表 2-181 [規模別] 単純三部制の適用比率 (家庭用)得意先戸数 301~600戸

図表 2-182 [規模別] 単純三部制の適用比率 (家庭用)得意先戸数 601~1000戸

Page 108: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

- 96 -

(6)逓減型三部制

①回答者全体

逓減型三部制については、「0%」の事業者が82.3%、「不明」の事業者が13.1%と、

単純三部制と同様に、適用している事業者は極めて少ない結果となっている。

82.3

2.0

0.4

0.3

0.3

0.4

0.0

0.1

0.2

0.4

0.7

13.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

Q3-5-1-6 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適

用している得意先の割合を四捨五入してお答えください。[家庭用逓減型三部制]

<n=1956>

図表 2-183 [規模別] 単純三部制の適用比率 (家庭用)得意先戸数 1001~2500戸

図表 2-184 [規模別] 単純三部制の適用比率 (家庭用)得意先戸数 2501戸~

83.0

3.9

0.0

0.7

0.4

0.0

0.0

0.0

0.7

0.4

0.4

10.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=283>

Q3-5-1-5 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用している

得意先の割合を四捨五入してお答えください。[家庭用単純三部制]:1001~2500戸

80.1

3.2

0.6

0.0

0.0

0.3

0.3

0.3

0.3

0.3

0.6

13.8

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=312>

Q3-5-1-5 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用している

得意先の割合を四捨五入してお答えください。[家庭用単純三部制]:2501戸~

図表 2-185 逓減型三部制の適用比率(家庭用)

Page 109: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 97 -

②規模別

規模別においても、回答者全体と同様の結果となっている。

83.7

2.6

0.0

1.3

0.4

0.9

0.0

0.4

0.0

0.0

1.3

9.3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=227>

Q3-5-1-6 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用している

得意先の割合を四捨五入してお答えください。[家庭用逓減型三部制]:601~1000戸

85.9

2.7

0.5

0.2

0.0

0.5

0.0

0.0

0.0

0.2

0.5

9.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=412>

Q3-5-1-6 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用している

得意先の割合を四捨五入してお答えください。[家庭用逓減型三部制]:301~600戸

83.5

2.1

0.3

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.3

0.6

13.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=333>

Q3-5-1-6 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用している

得意先の割合を四捨五入してお答えください。[家庭用逓減型三部制]:151~300戸

86.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.7

13.4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=292>

Q3-5-1-6 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用している

得意先の割合を四捨五入してお答えください。[家庭用逓減型三部制]:1~150戸

図表 2-186 [規模別] 逓減型三部制の適用比率 (家庭用)得意先戸数 1~150戸

図表 2-187 [規模別] 逓減型三部制の適用比率 (家庭用)得意先戸数 151~300戸

図表 2-188 [規模別] 逓減型三部制の適用比率 (家庭用)得意先戸数 301~600戸

図表 2-189 [規模別] 逓減型三部制の適用比率 (家庭用)得意先戸数 601~1000戸

Page 110: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

- 98 -

(7)質量販売

①回答者全体

質量販売については、「10%」と一部適用している事業者が12.6%と、他の料金体系より

もやや高くなっているが、一部の質量販売に積極的な事業者の影響と思われる。

73.6

12.6

0.3

0.0

0.2

0.2

0.1

0.0

0.0

0.1

0.1

13.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

Q3-5-1-7 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適

用している得意先の割合を四捨五入してお答えください。[家庭用質量販売]

<n=1956>

78.2

2.9

1.3

0.6

0.3

1.0

0.0

0.0

1.0

0.3

0.6

13.8

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=312>

Q3-5-1-6 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用している

得意先の割合を四捨五入してお答えください。[家庭用逓減型三部制]:2501戸~

83.7

2.1

0.4

0.0

1.1

0.0

0.0

0.0

0.4

0.7

1.1

10.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=283>

Q3-5-1-6 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用している

得意先の割合を四捨五入してお答えください。[家庭用逓減型三部制]:1001~2500戸

図表 2-190 [規模別] 逓減型三部制の適用比率 (家庭用)得意先戸数 1001~2500戸

図表 2-191 [規模別] 逓減型三部制の適用比率 (家庭用)得意先戸数 2501戸~

図表 2-192 質量販売の適用比率(家庭用)

Page 111: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 99 -

②規模別

規模別においても、回答者全体と同様の結果となっている。

71.8

18.1

0.9

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

9.3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=227>

Q3-5-1-7 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用している

得意先の割合を四捨五入してお答えください。[家庭用質量販売]:601~1000戸

77.2

12.4

0.5

0.0

0.2

0.0

0.0

0.0

0.0

0.2

0.0

9.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=412>

Q3-5-1-7 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用している

得意先の割合を四捨五入してお答えください。[家庭用質量販売]:301~600戸

75.7

11.1

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

13.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=333>

Q3-5-1-7 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用している

得意先の割合を四捨五入してお答えください。[家庭用質量販売]:151~300戸

74.0

9.9

0.7

0.0

0.7

0.7

0.3

0.0

0.0

0.0

0.3

13.4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=292>

Q3-5-1-7 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用している

得意先の割合を四捨五入してお答えください。[家庭用質量販売]:1~150戸

図表 2-193 [規模別] 質量販売の適用比率 (家庭用)得意先戸数 1~150戸

図表 2-194 [規模別] 質量販売の適用比率 (家庭用)得意先戸数 151~300戸

図表 2-195 [規模別] 質量販売の適用比率 (家庭用)得意先戸数 301~600戸

図表 2-196 [規模別] 質量販売の適用比率 (家庭用)得意先戸数 601~1000戸

Page 112: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

- 100 -

6. 適用している料金体系の比率(業務用)

(1)平均値

業務用の料金表について、各料金体系の適用比率(平均値)は、「従量単価料金」が45.

8%、「単純二部制」が30.1%と両者で8割弱、さらに「逓減型二部制」の18.1%で大

部分を占める。前述の通り、業務用の料金表では基本料金を設定していない(できない)ケース

も多いことが、「従量単価料金」が最上位となっていることに影響していると思われる

45.8 1.3 30.1 18.3

1.11.1

2.3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

業務用

Q3-5-2 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用し

ている得意先の割合を四捨五入してお答えください。[業務用]

従量単価料金 最低責任使用量付区画別料金 単純二部制

逓減型二部制 単純三部制 逓減型三部制

質量販売

<n=1371>横帯グラフ:平均

74.0

12.2

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

13.8

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=283>

Q3-5-1-7 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用している

得意先の割合を四捨五入してお答えください。[家庭用質量販売]:2501戸~

73.9

15.2

0.0

0.0

0.0

0.4

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

10.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=283>

Q3-5-1-7 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用している

得意先の割合を四捨五入してお答えください。[家庭用質量販売]:1001~2500戸

図表 2-197 [規模別] 質量販売の適用比率 (家庭用)得意先戸数 1001~2500戸

図表 2-198 [規模別] 質量販売の適用比率 (家庭用)得意先戸数 2501戸~

図表 2-199 適用している料金体系の比率(業務用・平均値)

Page 113: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 101 -

(2)従量料金単価

①回答者全体

平均値で最上位であったことから、多くの事業者が全部もしくは一部の得意先に適用してお

り、「0%」(適用していない)の事業者は26.4%に止まっている。

②規模別

小規模な事業者ほど、「100%」(全得意先に適用)の回答比率が高い。得意先とのパワーバラ

ンスにより、基本料金を設定できないケースが一定程度あると思われる。

30.4

6.5

1.1

1.5

1.1

3.8

0.0

1.1

1.9

4.9

25.5

22.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=263>

Q3-5-2-1 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用している

得意先の割合を四捨五入してお答えください。[業務用従量単価料金]:151~300戸

26.3

2.2

1.1

0.5

0.5

3.2

0.5

0.0

1.1

5.4

33.9

25.3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=186>

Q3-5-2-1 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用している

得意先の割合を四捨五入してお答えください。[業務用従量単価料金]:1~150戸

26.4

8.0

3.6

2.7

2.3

4.7

1.5

2.7

4.6

7.2

19.6

16.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

Q3-5-2-1 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適

用している得意先の割合を四捨五入してお答えください。[業務用従量単価料金]

<n=1644>

図表 2-200 従量料金単価の適用比率(業務用)

図表 2-201 [規模別] 従量料金単価の適用比率 (業務用)得意先戸数 1~150戸

図表 2-202 [規模別] 従量料金単価の適用比率 (業務用)得意先戸数 151~300戸

Page 114: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

- 102 -

15.4

8.0

6.3

4.2

3.5

9.4

3.1

5.9

7.7

11.2

11.5

13.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=286>

Q3-5-2-1 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用している

得意先の割合を四捨五入してお答えください。[業務用従量単価料金]:2501戸~

20.8

9.4

4.9

4.2

3.4

4.9

1.9

3.8

9.4

9.1

16.2

12.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=265>

Q3-5-2-1 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用している

得意先の割合を四捨五入してお答えください。[業務用従量単価料金]:1001~2500戸

33.7

12.7

5.4

2.4

4.9

2.4

1.0

1.5

2.9

5.9

16.6

10.7

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=205>

Q3-5-2-1 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用している

得意先の割合を四捨五入してお答えください。[業務用従量単価料金]:601~1000戸

33.7

8.7

3.0

3.3

1.4

4.6

1.6

3.3

3.5

6.0

18.8

12.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=368>

Q3-5-2-1 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用している

得意先の割合を四捨五入してお答えください。[業務用従量単価料金]:301~600戸

図表 2-203 [規模別] 従量料金単価の適用比率 (業務用)得意先戸数 301~600戸

図表 2-204 [規模別] 従量料金単価の適用比率 (業務用)得意先戸数 601~1000戸

図表 2-205 [規模別] 従量料金単価の適用比率 (業務用)得意先戸数 1001~2500戸

図表 2-206 [規模別] 従量料金単価の適用比率 (業務用)得意先戸数 2501戸~

Page 115: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 103 -

(2)最低責任使用量付区画別料金

①回答者全体

最低責任使用量付区画別料金については、「0%」の事業者が81.0%、「不明」の事業者が

16.6%と、家庭用同様に適用している事業者は極めて少ない結果となっている。

②規模別

規模別においても、回答者全体と同様の結果となっている。

76.4

0.4

0.0

0.4

0.0

0.4

0.0

0.0

0.0

0.4

0.0

22.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=263>

Q3-5-2-2 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用している

得意先の割合を四捨五入してお答えください。[業務用最低責任使用量付区画別料金]:

151~300戸

74.2

0.5

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

25.3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=186>

Q3-5-2-2 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用している

得意先の割合を四捨五入してお答えください。[業務用最低責任使用量付区画別料金]:

1~150戸

81.0

0.8

0.3

0.2

0.1

0.2

0.0

0.1

0.1

0.2

0.4

16.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=1644>

Q3-5-2-2 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用している

得意先の割合を四捨五入してお答えください。[業務用最低責任使用量付区画別料金]

図表 2-207 最低責任使用量付区画別料金の適用比率(業務用)

図表 2-208 [規模別] 最低責任使用量付区画別料金の適用比率

(業務用)得意先戸数 1~150戸

図表 2-209 [規模別] 最低責任使用量付区画別料金の適用比率

(業務用)得意先戸数 151~300戸

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- 104 -

85.0

0.7

0.0

0.3

0.0

0.0

0.0

0.0

0.3

0.0

0.0

13.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=286>

Q3-5-2-2 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用している

得意先の割合を四捨五入してお答えください。[業務用最低責任使用量付区画別料金]:

2501戸~

86.0%

0.0%

0.4%

0.0%

0.0%

0.4%

0.0%

0.4%

0.4%

0.4%

0.0%

12.1%

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=265>

Q3-5-2-2 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用している

得意先の割合を四捨五入してお答えください。[業務用最低責任使用量付区画別料金]:

1001~2500戸

84.4

3.4

0.5

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.5

0.5

10.7

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=205>

Q3-5-2-2 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用している

得意先の割合を四捨五入してお答えください。[業務用最低責任使用量付区画別料金]:

601~1000戸

84.5

0.5

0.8

0.5

0.3

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

1.1

12.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=368>

Q3-5-2-2 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用している得

意先の割合を四捨五入してお答えください。[業務用 最低責任使用量付区画別料金]:301~

600戸

図表 2-210 [規模別] 最低責任使用量付区画別料金の適用比率

(業務用)得意先戸数 301~600戸

図表 2-211 [規模別] 最低責任使用量付区画別料金の適用比率

(業務用)得意先戸数 601~1000戸

図表 2-212 [規模別] 最低責任使用量付区画別料金の適用比率

(業務用)得意先戸数 1001~2500戸

図表 2-213 [規模別] 最低責任使用量付区画別料金の適用比率

(業務用)得意先戸数 2501戸~

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第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 105 -

(3)単純二部制

①回答者全体

単純二部制については、「0%」の事業者が41.2%、「100%」が12.1%と、適用する

か否かの両極端な事業者に二分されるが、基本料金の設定が可能な得意先には単純二部制を適用

し、不可能な得意先には従量単価料金を適用しているものと思われる。

②規模別

各規模の事業者とも一定の得意先に適用していることがうかがわれるが、事業者規模との間に

明確な関連は見られない。

44.5

3.0

1.1

1.9

0.4

2.7

0.0

0.8

2.3

4.6

16.7

22.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=263>

Q3-5-2-3 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用している

得意先の割合を四捨五入してお答えください。[業務用単純二部制]:151~300戸

49.5

2.7

0.0

0.0

0.5

3.2

0.5

1.1

1.1

2.2

14.0

25.3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=186>

Q3-5-2-3 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用している

得意先の割合を四捨五入してお答えください。[業務用単純二部制]:1~150戸

41.2

7.9

4.2

2.4

1.9

3.2

1.5

2.3

2.3

4.3

12.1

16.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

Q3-5-2-3 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適

用している得意先の割合を四捨五入してお答えください。[業務用単純二部制]

<n=1644>

図表 2-214 単純二部制の適用比率(業務用)

図表 2-215 [規模別] 単純二部制の適用比率 (業務用)得意先戸数 1~150戸

図表 2-216 [規模別] 単純二部制の適用比率 (業務用)得意先戸数 151~300戸

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- 106 -

32.9

16.8

9.1

3.5

3.8

4.9

2.8

3.5

3.1

3.1

2.8

13.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=286>

Q3-5-2-3 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用している

得意先の割合を四捨五入してお答えください。[業務用単純二部制]:2501戸~

43.0

9.8

7.5

4.2

1.9

3.8

1.9

3.8

2.6

2.6

6.8

12.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=265>

Q3-5-2-3 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用している

得意先の割合を四捨五入してお答えください。[業務用単純二部制]:1001~2500戸

43.4

7.8

3.4

1.0

2.0

2.4

2.9

2.0

4.4

6.8

13.2

10.7

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=205>

Q3-5-2-3 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用している

得意先の割合を四捨五入してお答えください。[業務用単純二部制]:601~1000戸

39.9

6.3

3.5

3.0

2.4

2.7

1.4

2.7

1.4

5.7

18.8

12.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=368>

Q3-5-2-3 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用している

得意先の割合を四捨五入してお答えください。[業務用単純二部制]:301~600戸

図表 2-217 [規模別] 単純二部制の適用比率 (業務用)得意先戸数 301~600戸

図表 2-218 [規模別] 単純二部制の適用比率 (業務用)得意先戸数 601~1000戸

図表 2-219 [規模別] 単純二部制の適用比率 (業務用)得意先戸数 1001~2500戸

図表 2-220 [規模別] 単純二部制の適用比率 (業務用)得意先戸数 2501戸~

Page 119: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 107 -

(4)逓減型二部制

①回答者全体

逓減二部制については、「0%」の事業者が58.0%、「不明」の事業者が16.6%と、単

純二部制ほどではないものの、一定の得意先に適用されている結果となっている。

②規模別

得意先戸数が「1000戸以上」の事業者において、「0%」の回答比率が少なくなり、相対的に一

定規模の事業者において適用していることがうかがわれる。

62.7

1.1

0.4

0.4

0.0

0.8

0.4

1.5

0.0

2.3

8.4

22.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=263>

Q3-5-2-4 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用している

得意先の割合を四捨五入してお答えください。[業務用逓減型二部制]:151~300戸

62.4

2.2

0.0

0.0

0.5

0.0

0.5

0.0

0.0

0.5

8.6

25.3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=186>

Q3-5-2-4 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用している

得意先の割合を四捨五入してお答えください。[業務用逓減型二部制]:1~150戸

58.0

4.9

2.3

1.0

1.0

2.4

0.9

1.1

1.9

3.5

6.4

16.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

Q3-5-2-4 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適

用している得意先の割合を四捨五入してお答えください。[業務用逓減型二部制]

<n=1644>

図表 2-221 逓減型二部制の適用比率(業務用)

図表 2-222 [規模別] 逓減型二部制の適用比率 (業務用)得意先戸数 1~150戸

図表 2-223 [規模別] 逓減型二部制の適用比率 (業務用)得意先戸数 151~300戸

Page 120: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

- 108 -

48.6

8.7

4.5

0.7

3.1

7.0

1.4

1.7

3.5

4.2

2.8

13.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=286>

Q3-5-2-4 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用している

得意先の割合を四捨五入してお答えください。[業務用逓減型二部制]:2501戸~

53.2

6.8

4.9

1.9

1.5

1.9

1.1

2.3

2.6

4.9

6.8

12.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=265>

Q3-5-2-4 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用している

得意先の割合を四捨五入してお答えください。[業務用逓減型二部制]:1001~2500戸

60.0

4.4

2.4

1.5

0.5

2.0

1.0

0.0

3.4

6.8

7.3

10.7

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=205>

Q3-5-2-4 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用している

得意先の割合を四捨五入してお答えください。[業務用逓減型二部制]:601~1000戸

63.9

4.9

1.4

1.4

0.5

2.2

0.8

0.8

1.9

3.3

6.8

12.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=368>

Q3-5-2-4 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用している

得意先の割合を四捨五入してお答えください。[業務用逓減型二部制]:301~600戸

図表 2-224 [規模別] 逓減型二部制の適用比率 (業務用)得意先戸数 301~600戸

図表 2-225 [規模別] 逓減型二部制の適用比率 (業務用)得意先戸数 601~1000戸

図表 2-226 [規模別] 逓減型二部制の適用比率 (業務用)得意先戸数 1001~2500戸

図表 2-227 [規模別] 逓減型二部制の適用比率 (業務用)得意先戸数 2501戸~

Page 121: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 109 -

(5)単純三部制

①回答者全体

単純三部制については、「0%」の事業者が80.4%、「不明」の事業者が16.6%と、適

用している事業者は極めて少ない結果となっている。基本料金の設定(二部制料金の適用)する

困難な得意先が一定数である業務用においては、三部制の料金を適用することは高いハードルで

あると思われる。

②規模別

規模別においても、回答者全体と同様の結果となっている。

76.0

0.4

0.4

0.0

0.0

0.4

0.0

0.0

0.0

0.4

0.4

22.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=263>

Q3-5-2-5 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用している

得意先の割合を四捨五入してお答えください。[業務用単純三部制]:151~300戸

74.2

0.5

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

25.3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=186>

Q3-5-2-5 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用している

得意先の割合を四捨五入してお答えください。[業務用単純三部制]:1~150戸

80.4

1.7

0.4

0.0

0.2

0.2

0.1

0.1

0.0

0.1

0.2

16.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

Q3-5-2-5 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適

用している得意先の割合を四捨五入してお答えください。[業務用単純三部制]

<n=1644>

図表 2-228 単純三部制の適用比率(業務用)

図表 2-229 [規模別] 単純三部制の適用比率 (業務用)得意先戸数 1~150戸

図表 2-230 [規模別] 単純三部制の適用比率 (業務用)得意先戸数 151~300戸

Page 122: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

- 110 -

81.1

2.8

1.0

0.0

0.3

0.7

0.0

0.0

0.0

0.3

0.0

13.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=286>

Q3-5-2-5 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用している

得意先の割合を四捨五入してお答えください。[業務用単純三部制]:2501戸~

85.3

1.9

0.4

0.0

0.0

0.0

0.0

0.4

0.0

0.0

0.0

12.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=265>

Q3-5-2-5 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用している

得意先の割合を四捨五入してお答えください。[業務用単純三部制]:1001~2500戸

84.9

2.4

0.5

0.0

0.0

0.0

0.5

0.5

0.0

0.0

0.5

10.7

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=205>

Q3-5-2-5 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用している

得意先の割合を四捨五入してお答えください。[業務用単純三部制]:601~1000戸

84.8

2.2

0.0

0.0

0.5

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.3

12.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=368>

Q3-5-2-5 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用している

得意先の割合を四捨五入してお答えください。[業務用単純三部制]:301~600戸

図表 2-231 [規模別] 単純三部制の適用比率 (業務用)得意先戸数 301~600戸

図表 2-232 [規模別] 単純三部制の適用比率 (業務用)得意先戸数 601~1000戸

図表 2-233 [規模別] 単純三部制の適用比率 (業務用)得意先戸数 1001~2500戸

図表 2-234 [規模別] 単純三部制の適用比率 (業務用)得意先戸数 2501戸~

Page 123: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 111 -

(6)逓減型三部制

①回答者全体

逓減型三部制については、「0%」の事業者が80.8%、「不明」の事業者が16.6%と、

単純三部制同様、適用している事業者は極めて少ない結果となっている。

②規模別

規模別においても、回答者全体と同様の結果となっている。

75.7

1.1

0.0

0.0

0.4

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.8

22.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=263>

Q3-5-2-6 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用している

得意先の割合を四捨五入してお答えください。[業務用逓減型三部制]:151~300戸

74.7

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

25.3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=186>

Q3-5-2-6 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用している

得意先の割合を四捨五入してお答えください。[業務用逓減型三部制]:1~150戸

80.8

1.0

0.4

0.1

0.3

0.2

0.2

0.0

0.1

0.1

0.2

16.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

Q3-5-2-6 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適

用している得意先の割合を四捨五入してお答えください。[業務用逓減型三部制]

<n=1644>

図表 2-235 逓減型三部制の適用比率(業務用)

図表 2-236 [規模別] 逓減型三部制の適用比率 (業務用)得意先戸数 1~150戸

図表 2-237 [規模別] 逓減型三部制の適用比率 (業務用)得意先戸数 151~300戸

Page 124: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

- 112 -

83.6

1.0

0.3

0.0

0.7

0.7

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

13.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=286>

Q3-5-2-6 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用している

得意先の割合を四捨五入してお答えください。[業務用逓減型三部制]:2501戸~

84.5

1.5

0.8

0.0

0.4

0.0

0.4

0.0

0.0

0.4

0.0

12.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=265>

Q3-5-2-6 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用している

得意先の割合を四捨五入してお答えください。[業務用逓減型三部制]:1001~2500戸

84.4

1.5

0.5

0.5

0.5

1.0

0.5

0.0

0.0

0.0

0.5

10.7

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=205>

Q3-5-2-6 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用している

得意先の割合を四捨五入してお答えください。[業務用逓減型三部制]:601~1000戸

85.3

1.1

0.3

0.3

0.0

0.0

0.3

0.0

0.3

0.0

0.3

12.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=368>

Q3-5-2-6 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用している

得意先の割合を四捨五入してお答えください。[業務用逓減型三部制]:301~600戸

図表 2-238 [規模別] 逓減型三部制の適用比率 (業務用)得意先戸数 301~600戸

図表 2-239 [規模別] 逓減型三部制の適用比率 (業務用)得意先戸数 601~1000戸

図表 2-240 [規模別] 逓減型三部制の適用比率 (業務用)得意先戸数 1001~2500戸

図表 2-241 [規模別] 逓減型三部制の適用比率 (業務用)得意先戸数 2501戸~

Page 125: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 113 -

(7)質量販売

①回答者全体

「10%」と一部適用している事業者が6.4%となっている。家庭用同様に、一部の質量販売

に積極的な事業者の影響と思われる。

②規模別

規模別においても、回答者全体と同様の結果となっている。

73.8

2.7

0.4

0.0

0.4

0.0

0.4

0.0

0.0

0.0

0.4

22.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=263>

Q3-5-2-7 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用している

得意先の割合を四捨五入してお答えください。[業務用質量販売]:151~300戸

67.2

4.3

0.5

0.5

0.0

0.0

0.0

0.5

0.5

0.5

0.5

25.3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=186>

Q3-5-2-7 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用している

得意先の割合を四捨五入してお答えください。[業務用質量販売]:1~150戸

74.8

6.4

0.7

0.1

0.1

0.1

0.1

0.1

0.1

0.2

0.5

16.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

Q3-5-2-7 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適

用している得意先の割合を四捨五入してお答えください。[業務用質量販売]

<n=1644>

図表 2-242 質量販売の適用比率(業務用)

図表 2-243 [規模別] 質量販売の適用比率 (業務用)得意先戸数 1~150戸

図表 2-244 [規模別] 質量販売の適用比率 (業務用)得意先戸数 151~300戸

Page 126: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

- 114 -

76.6

8.4

0.7

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.3

0.3

0.0

13.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=286>

Q3-5-2-7 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用している

得意先の割合を四捨五入してお答えください。[業務用質量販売]:2501戸~

76.6

9.4

1.1

0.0

0.0

0.4

0.0

0.0

0.0

0.0

0.4

12.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=265>

Q3-5-2-7 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用している

得意先の割合を四捨五入してお答えください。[業務用質量販売]:1001~2500戸

75.6

9.8

1.0

0.0

0.5

0.5

0.0

0.0

0.0

0.5

1.5

10.7

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=205>

Q3-5-2-7 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用している

得意先の割合を四捨五入してお答えください。[業務用質量販売]:601~1000戸

80.2

5.7

0.3

0.0

0.0

0.0

0.3

0.3

0.0

0.3

0.8

12.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=368>

Q3-5-2-7 (1)で回答いただいた料金表の内容について、各々の料金体系について適用している

得意先の割合を四捨五入してお答えください。[業務用質量販売]:301~600戸

図表 2-245 [規模別] 質量販売の適用比率 (業務用)得意先戸数 301~600戸

図表 2-246 [規模別] 質量販売の適用比率 (業務用)得意先戸数 601~1000戸

図表 2-247 [規模別] 質量販売の適用比率 (業務用)得意先戸数 1001~2500戸

図表 2-248 [規模別] 質量販売の適用比率 (業務用)得意先戸数 2501戸~

Page 127: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 115 -

3-2 料金の透明化について

1. 小売価格の改定事由

(1)家庭用

①回答者全体

小売価格の改定理由は、「仕入価格に変動が生じた場合にその都度回答する」(41.

2%)、「市場に追随して改定する」(39.2%)の回答比率が高く、サプライサイド、ディ

マンドサイド双方の事情を加味して価格を改定していることがうかがわれる。

②規模別

規模別においても回答者全体と同様の傾向にあるが、小規模な事業者ほど「仕入先の助言を参

考に改定する」との回答比率が高く、供給側の価格改定への影響が大きくなっている。

41.2

39.2

17.5

25.1

7.4

9.0

24.2

3.8

2.6

0% 10% 20% 30% 40% 50%

仕入価格に変動が生じた場合にその都度改定する

市場に追随して改定する

原料費調整制度を採用

仕入先の助言を参考に改定する

得意先との交渉により改定する

経営状況を重視して改定する

1年以上改定していない

その他

不明

Q3-6-1-1 LPガス小売価格は、どのように改定していますか。家庭用、業務用各々で、

最も多く採用されている料金体系について、該当するものをお教え願います。[家庭用]

<n=1956>

図表 2-249 小売価格の改定事由(家庭用)

図表 2-250 [規模別] 小売価格の改定事由 (家庭用)得意先戸数 1~150戸

図表 2-251 [規模別] 小売価格の改定事由 (家庭用)得意先戸数 151~300戸

31.5

36.0

6.8

38.0

5.8

5.1

32.2

4.5

5.1

0% 10% 20% 30% 40% 50%

仕入価格に変動が生じた場合にその都度改定する

市場に追随して改定する

原料費調整制度を採用

仕入先の助言を参考に改定する

得意先との交渉により改定する

経営状況を重視して改定する

1年以上改定していない

その他

不明

Q3-6-1-1 LPガス小売価格は、どのように改定していますか。家庭用、業務用各々で、

最も多く採用されている料金体系について、該当するものをお教え願います。[家庭

用]:1~150戸

<n=292>

38.4%

33.6%

8.1%

31.8%

4.8%

9.0%

32.4%

4.2%

2.1%

0% 10% 20% 30% 40% 50%

仕入価格に変動が生じた場合にその都度改定する

市場に追随して改定する

原料費調整制度を採用

仕入先の助言を参考に改定する

得意先との交渉により改定する

経営状況を重視して改定する

1年以上改定していない

その他

不明

Q3-6-1-1 LPガス小売価格は、どのように改定していますか。家庭用、業務用各々で、

最も多く採用されている料金体系について、該当するものをお教え願います。[家庭

用]:151~300戸

<n=333>

Page 128: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

- 116 -

図表 2-252 [規模別] 小売価格の改定事由 (家庭用)得意先戸数 301~600戸

図表 2-253 [規模別] 小売価格の改定事由 (家庭用)得意先戸数 601~1000戸

図表 2-254 [規模別] 小売価格の改定事由 (家庭用)得意先戸数 1001~2500戸

図表 2-255 [規模別] 小売価格の改定事由 (家庭用)得意先戸数 2501戸~

41.7

39.1

14.8

27.9

7.5

8.7

29.4

3.2

1.0

0% 10% 20% 30% 40% 50%

仕入価格に変動が生じた場合にその都度改定する

市場に追随して改定する

原料費調整制度を採用

仕入先の助言を参考に改定する

得意先との交渉により改定する

経営状況を重視して改定する

1年以上改定していない

その他

不明

Q3-6-1-1 LPガス小売価格は、どのように改定していますか。家庭用、業務用各々で、

最も多く採用されている料金体系について、該当するものをお教え願います。[家庭

用]:301~600戸

<n=412>

44.5

45.4

15.4

25.1

7.9

10.6

22.5

5.3

0.9

0% 10% 20% 30% 40% 50%

仕入価格に変動が生じた場合にその都度改定する

市場に追随して改定する

原料費調整制度を採用

仕入先の助言を参考に改定する

得意先との交渉により改定する

経営状況を重視して改定する

1年以上改定していない

その他

不明

Q3-6-1-1 LPガス小売価格は、どのように改定していますか。家庭用、業務用各々で、

最も多く採用されている料金体系について、該当するものをお教え願います。[家庭

用]:601~1000戸

<n=227>

44.2

45.9

27.9

20.8

10.6

9.9

17.0

3.5

0.7

0% 10% 20% 30% 40% 50%

仕入価格に変動が生じた場合にその都度改定する

市場に追随して改定する

原料費調整制度を採用

仕入先の助言を参考に改定する

得意先との交渉により改定する

経営状況を重視して改定する

1年以上改定していない

その他

不明

Q3-6-1-1 LPガス小売価格は、どのように改定していますか。家庭用、業務用各々で、

最も多く採用されている料金体系について、該当するものをお教え願います。[家庭

用]:1001~2500戸

<n=283>

49.0

38.1

35.3

7.7

9.0

11.2

12.2

3.2

1.9

0% 10% 20% 30% 40% 50%

仕入価格に変動が生じた場合にその都度改定する

市場に追随して改定する

原料費調整制度を採用

仕入先の助言を参考に改定する

得意先との交渉により改定する

経営状況を重視して改定する

1年以上改定していない

その他

不明

Q3-6-1-1 LPガス小売価格は、どのように改定していますか。家庭用、業務用各々で、

最も多く採用されている料金体系について、該当するものをお教え願います。[家庭

用]:2501戸~

<n=312>

Page 129: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 117 -

(2)業務用

①回答者全体

業務用については、「得意先との交渉により改定する」が29.3%と家庭用に比べ高くなっ

ている。LPガス使用量の多さを背景にした得意先側の交渉力の強さがうかがわれる。

②規模別

規模の大きな事業者において「得意先との交渉により改定する」の回答比率が高い傾向にある

が、より相対取引の要素が強まり、ひいては料金表集約化の阻害要因になることも懸念される。

37.6

27.0

9.1

24.7

17.1

6.1

26.6

2.7

7.2

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60%

仕入価格に変動が生じた場合にその都度改定する

市場に追随して改定する

原料費調整制度を採用

仕入先の助言を参考に改定する

得意先との交渉により改定する

経営状況を重視して改定する

1年以上改定していない

その他

不明

Q3-6-1-2 LPガス小売価格は、どのように改定していますか。家庭用、業務用各々で、

最も多く採用されている料金体系について、該当するものをお教え願います。[業務

用]]:151~300戸

<n=263>

29.6

24.2

7.0

24.7

23.1

4.8

25.8

5.9

12.9

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60%

仕入価格に変動が生じた場合にその都度改定する

市場に追随して改定する

原料費調整制度を採用

仕入先の助言を参考に改定する

得意先との交渉により改定する

経営状況を重視して改定する

1年以上改定していない

その他

不明

Q3-6-1-2 LPガス小売価格は、どのように改定していますか。家庭用、業務用各々で、

最も多く採用されている料金体系について、該当するものをお教え願います。[業務

用]]:1~150戸

<n=186>

44.0

29.9

19.0

19.1

29.3

6.4

21.5

3.4

6.0

0% 10% 20% 30% 40% 50%

仕入価格に変動が生じた場合にその都度改定する

市場に追随して改定する

原料費調整制度を採用

仕入先の助言を参考に改定する

得意先との交渉により改定する

経営状況を重視して改定する

1年以上改定していない

その他

不明

Q3-6-1-2 LPガス小売価格は、どのように改定していますか。家庭用、業務用各々で、

最も多く採用されている料金体系について、該当するものをお教え願います。[業務用]

<n=1644>

図表 2-256 小売価格の改定事由(業務用)

図表 2-257 [規模別] 小売価格の改定事由 (業務用)得意先戸数 1~150戸

図表 2-258 [規模別] 小売価格の改定事由 (業務用)得意先戸数 151~300戸

Page 130: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

- 118 -

55.2

30.1

36.4

8.0

38.1

5.9

12.6

2.1

4.5

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60%

仕入価格に変動が生じた場合にその都度改定する

市場に追随して改定する

原料費調整制度を採用

仕入先の助言を参考に改定する

得意先との交渉により改定する

経営状況を重視して改定する

1年以上改定していない

その他

不明

Q3-6-1-2 LPガス小売価格は、どのように改定していますか。家庭用、業務用各々で、

最も多く採用されている料金体系について、該当するものをお教え願います。[業務

用]]:2501戸~

<n=286>

47.9

33.6

28.7

17.0

41.5

6.4

15.8

3.0

3.0

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60%

仕入価格に変動が生じた場合にその都度改定する

市場に追随して改定する

原料費調整制度を採用

仕入先の助言を参考に改定する

得意先との交渉により改定する

経営状況を重視して改定する

1年以上改定していない

その他

不明

Q3-6-1-2 LPガス小売価格は、どのように改定していますか。家庭用、業務用各々で、

最も多く採用されている料金体系について、該当するものをお教え願います。[業務

用]]:1001~2500戸

<n=265>

51.2

34.1

14.6

23.4

31.7

9.3

22.4

6.3

3.4

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60%

仕入価格に変動が生じた場合にその都度改定する

市場に追随して改定する

原料費調整制度を採用

仕入先の助言を参考に改定する

得意先との交渉により改定する

経営状況を重視して改定する

1年以上改定していない

その他

不明

Q3-6-1-2 LPガス小売価格は、どのように改定していますか。家庭用、業務用各々で、

最も多く採用されている料金体系について、該当するものをお教え願います。[業務

用]]:601~1000戸

<n=205>

41.0

29.6

14.1

20.9

25.3

6.0

27.7

3.0

4.9

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60%

仕入価格に変動が生じた場合にその都度改定する

市場に追随して改定する

原料費調整制度を採用

仕入先の助言を参考に改定する

得意先との交渉により改定する

経営状況を重視して改定する

1年以上改定していない

その他

不明

Q3-6-1-2 LPガス小売価格は、どのように改定していますか。家庭用、業務用各々で、

最も多く採用されている料金体系について、該当するものをお教え願います。[業務

用]]:301~600戸

<n=368>

図表 2-259 [規模別] 小売価格の改定事由 (業務用)得意先戸数 301~600戸

図表 2-260 [規模別] 小売価格の改定事由 (業務用)得意先戸数 601~1000戸

図表 2-261 [規模別] 小売価格の改定事由 (業務用)得意先戸数 1001~2500戸

図表 2-262 [規模別] 小売価格の改定事由 (業務用)得意先戸数 2501戸~

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第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 119 -

2. 原料費調整制度の期間

(1)回答者全体

原料費調整制度の調整期間については、「1ヶ月」が55.4%と原料費調整制度を採用して

いる事業者の過半数が毎月調整を実施している結果となっている。また、本問の回答事業者数か

らは、2割程度の事業者が原料費調整制度を採用しているものと推測される。

(2)規模別

規模別では、小規模な事業者ほど調整期間が長くなる傾向が見られる。

1ヶ月

55.4%

2ヶ月

8.9%

3ヶ月

23.6%

その他

7.7%

不明

4.3%

Q3-6-2 原料費調整制度を採用している場合、その期間は何ヶ月ですか。

<n=415>

図表 2-263 原料費調整制度の期間

66.4

55.9

58.5

41.7

42.9

61.5

6.0

10.8

12.2

15.3

8.6

18.7

23.7

22.0

29.2

37.1

15.4

2.2

7.5

7.3

11.1

8.6

23.1

6.7

2.2

2.8

2.9

0% 20% 40% 60% 80% 100%

2501戸~

(n=134)

1001~2500戸

(n=93)

601~1000戸

(n=41)

301~600戸

(n=72)

151~300戸

(n=35)

1~150戸

(n=26)

Q3-6-2 原料費調整制度を採用している場合、その期間は何ヶ月ですか。

1ヶ月 2ヶ月 3ヶ月 その他 不明

図表 2-264 [規模別] 原料費調整制度の期間

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- 120 -

3. 小売価格改定時の周知方法

(1)家庭用

①回答者全体

小売価格改定時の周知について、「特に周知していない」との回答は0.8%となっており、

小売価格の周知はなされている。その一方で、「口頭で説明する」との回答が22.4%となっ

ているが、請求書や検針票等による書面、または承諾を得た上での電子メールやWebサイト活用等

の方法が必要となる。

②規模別

規模にかかわらず、「口頭で説明する」の回答比率は2割前後に達しているが、大規模事業者

においては、口頭説明となる得意先の絶対数も多くなり、かつ、得意先担当者に依存することと

なるため、他の明示的な周知方法への転換が望まれる。

57.7

53.2

3.3

39.3

13.8

23.7

0.9

2.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

料金表を値上げ時に配布または郵送する

検針票、請求書等に変更予定の金額と時期を記載する

ホームページに値上げのお知らせと新たな標準的な

料金メニューを開示する

料金値上げのお知らせと標準的な料金メニューを

店頭の見えやすい場所に掲示する

料金値上げのお知らせと標準的な料金表を

店頭に置いて自由に持ち帰ることができる

口頭で説明する

特に周知しない

不明

Q3-7-1 小売価格を改定する際、得意先へはどのような方法で周知していますか。[家

庭用]:151~300戸

<n=333>

62.0

38.7

3.4

34.2

11.0

29.8

2.7

5.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

料金表を値上げ時に配布または郵送する

検針票、請求書等に変更予定の金額と時期を記載する

ホームページに値上げのお知らせと新たな標準的な

料金メニューを開示する

料金値上げのお知らせと標準的な料金メニューを

店頭の見えやすい場所に掲示する

料金値上げのお知らせと標準的な料金表を

店頭に置いて自由に持ち帰ることができる

口頭で説明する

特に周知しない

不明

Q3-7-1 小売価格を改定する際、得意先へはどのような方法で周知していますか。[家

庭用]:1~150戸

<n=292>

60.5

57.5

15.6

39.8

14.7

22.4

0.8

2.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

料金表を値上げ時に配布または郵送する

検針票、請求書等に変更予定の金額と時期を記載する

ホームページに値上げのお知らせと新たな標準的な

料金メニューを開示する

料金値上げのお知らせと標準的な料金メニューを

店頭の見えやすい場所に掲示する

料金値上げのお知らせと標準的な料金表を

店頭に置いて自由に持ち帰ることができる

口頭で説明する

特に周知しない

不明

Q3-7-1 小売価格を改定する際、得意先へはどのような方法で周知していますか。

[家庭用]

<n=1956>

【再掲】図表 2-265 小売価格改定時の周知方法(家庭用)

図表 2-266 [規模別] 小売価格改定時の周知方法 (家庭用)得意先戸数 1~150戸

図表 2-267 [規模別] 小売価格改定時の周知方法 (家庭用)得意先戸数 151~300戸

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第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 121 -

59.3

70.2

41.7

32.7

13.5

20.8

0.0

1.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

料金表を値上げ時に配布または郵送する

検針票、請求書等に変更予定の金額と時期を記載する

ホームページに値上げのお知らせと新たな標準的な

料金メニューを開示する

料金値上げのお知らせと標準的な料金メニューを

店頭の見えやすい場所に掲示する

料金値上げのお知らせと標準的な料金表を

店頭に置いて自由に持ち帰ることができる

口頭で説明する

特に周知しない

不明

Q3-7-1 小売価格を改定する際、得意先へはどのような方法で周知していますか。[家

庭用]:2501戸~

<n=312>

60.1

64.3

24.4

46.3

19.1

17.0

0.0

0.7

0% 20% 40% 60% 80% 100%

料金表を値上げ時に配布または郵送する

検針票、請求書等に変更予定の金額と時期を記載する

ホームページに値上げのお知らせと新たな標準的な

料金メニューを開示する

料金値上げのお知らせと標準的な料金メニューを

店頭の見えやすい場所に掲示する

料金値上げのお知らせと標準的な料金表を

店頭に置いて自由に持ち帰ることができる

口頭で説明する

特に周知しない

不明

Q3-7-1 小売価格を改定する際、得意先へはどのような方法で周知していますか。[家

庭用]:1001~2500戸

<n=283>

63.4

60.8

15.4

51.1

21.1

25.1

0.4

0.9

0% 20% 40% 60% 80% 100%

料金表を値上げ時に配布または郵送する

検針票、請求書等に変更予定の金額と時期を記載する

ホームページに値上げのお知らせと新たな標準的な

料金メニューを開示する

料金値上げのお知らせと標準的な料金メニューを

店頭の見えやすい場所に掲示する

料金値上げのお知らせと標準的な料金表を

店頭に置いて自由に持ち帰ることができる

口頭で説明する

特に周知しない

不明

Q3-7-1 小売価格を改定する際、得意先へはどのような方法で周知していますか。[家

庭用]:601~1000戸

<n=227>

62.6

60.4

8.7

42.5

14.3

20.4

0.7

0.7

0% 20% 40% 60% 80% 100%

料金表を値上げ時に配布または郵送する

検針票、請求書等に変更予定の金額と時期を記載する

ホームページに値上げのお知らせと新たな標準的な

料金メニューを開示する

料金値上げのお知らせと標準的な料金メニューを

店頭の見えやすい場所に掲示する

料金値上げのお知らせと標準的な料金表を

店頭に置いて自由に持ち帰ることができる

口頭で説明する

特に周知しない

不明

Q3-7-1 小売価格を改定する際、得意先へはどのような方法で周知していますか。[家

庭用]:301~600戸

<n=412>

図表 2-268 [規模別] 小売価格改定時の周知方法 (家庭用)得意先戸数 301~600戸

図表 2-269 [規模別] 小売価格改定時の周知方法 (家庭用)得意先戸数 601~1000戸

図表 2-270 [規模別] 小売価格改定時の周知方法 (家庭用)得意先戸数 1001~2500戸

図表 2-271 [規模別] 小売価格改定時の周知方法 (家庭用)得意先戸数 2501戸~

Page 134: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

- 122 -

(2)業務用

①回答者全体

業務用においても、「特に周知していない」との回答は0.9%と小売価格の周知はなされて

いるが、「口頭で説明する」との回答は33.0%と家庭用よりも高くなっている。また、標準

的な料金を開示している事業者比率は家庭用よりも低いが、相対取引のために開示が困難な状況

が推測される。

②規模別

規模別においても、回答者全体と同様の結果となっている。

57.8

44.9

1.9

20.2

7.6

29.3

0.8

7.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

料金表を値上げ時に配布または郵送する

検針票、請求書等に変更予定の金額と時期を記載する

ホームページに値上げのお知らせと新たな標準的な

料金メニューを開示する

料金値上げのお知らせと標準的な料金メニューを

店頭の見えやすい場所に掲示する

料金値上げのお知らせと標準的な料金表を

店頭に置いて自由に持ち帰ることができる

口頭で説明する

特に周知しない

不明

Q3-7-2 小売価格を改定する際、得意先へはどのような方法で周知していますか。[業

務用]:151~300戸

<n=263>

54.3

30.6

2.2

18.8

4.8

32.8

3.8

12.9

0% 20% 40% 60% 80% 100%

料金表を値上げ時に配布または郵送する

検針票、請求書等に変更予定の金額と時期を記載する

ホームページに値上げのお知らせと新たな標準的な

料金メニューを開示する

料金値上げのお知らせと標準的な料金メニューを

店頭の見えやすい場所に掲示する

料金値上げのお知らせと標準的な料金表を

店頭に置いて自由に持ち帰ることができる

口頭で説明する

特に周知しない

不明

Q3-7-2 小売価格を改定する際、得意先へはどのような方法で周知していますか。[業

務用]:1~150戸

<n=186>

59.3

50.2

6.9

20.0

7.4

33.0

0.9

6.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

料金表を値上げ時に配布または郵送する

検針票、請求書等に変更予定の金額と時期を記載する

ホームページに値上げのお知らせと新たな標準的な

料金メニューを開示する

料金値上げのお知らせと標準的な料金メニューを

店頭の見えやすい場所に掲示する

料金値上げのお知らせと標準的な料金表を

店頭に置いて自由に持ち帰ることができる

口頭で説明する

特に周知しない

不明

Q3-7-2 小売価格を改定する際、得意先へはどのような方法で周知していますか。

[業務用]

<n=1644>

【再掲】図表 2-272 小売価格改定時の周知方法(業務用)

図表 2-273 [規模別] 小売価格改定時の周知方法 (業務用)得意先戸数 1~150戸

図表 2-274 [規模別] 小売価格改定時の周知方法 (業務用)得意先戸数 151~300戸

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第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 123 -

64.3

55.2

16.1

11.9

4.2

37.8

0.7

4.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

料金表を値上げ時に配布または郵送する

検針票、請求書等に変更予定の金額と時期を記載する

ホームページに値上げのお知らせと新たな標準的な

料金メニューを開示する

料金値上げのお知らせと標準的な料金メニューを

店頭の見えやすい場所に掲示する

料金値上げのお知らせと標準的な料金表を

店頭に置いて自由に持ち帰ることができる

口頭で説明する

特に周知しない

不明

Q3-7-2 小売価格を改定する際、得意先へはどのような方法で周知していますか。[業

務用]:2501戸~

<n=286>

61.5

55.8

12.1

22.3

8.7

29.1

0.0

3.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

料金表を値上げ時に配布または郵送する

検針票、請求書等に変更予定の金額と時期を記載する

ホームページに値上げのお知らせと新たな標準的な

料金メニューを開示する

料金値上げのお知らせと標準的な料金メニューを

店頭の見えやすい場所に掲示する

料金値上げのお知らせと標準的な料金表を

店頭に置いて自由に持ち帰ることができる

口頭で説明する

特に周知しない

不明

Q3-7-2 小売価格を改定する際、得意先へはどのような方法で周知していますか。[業

務用]:1001~2500戸

<n=265>

59.5

58.0

5.9

29.3

13.2

36.1

0.5

4.9

0% 20% 40% 60% 80% 100%

料金表を値上げ時に配布または郵送する

検針票、請求書等に変更予定の金額と時期を記載する

ホームページに値上げのお知らせと新たな標準的な

料金メニューを開示する

料金値上げのお知らせと標準的な料金メニューを

店頭の見えやすい場所に掲示する

料金値上げのお知らせと標準的な料金表を

店頭に置いて自由に持ち帰ることができる

口頭で説明する

特に周知しない

不明

Q3-7-2 小売価格を改定する際、得意先へはどのような方法で周知していますか。[業

務用]:601~1000戸

<n=205>

57.3

51.9

3.5

20.7

7.6

35.6

0.5

4.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

料金表を値上げ時に配布または郵送する

検針票、請求書等に変更予定の金額と時期を記載する

ホームページに値上げのお知らせと新たな標準的な

料金メニューを開示する

料金値上げのお知らせと標準的な料金メニューを

店頭の見えやすい場所に掲示する

料金値上げのお知らせと標準的な料金表を

店頭に置いて自由に持ち帰ることができる

口頭で説明する

特に周知しない

不明

Q3-7-2 小売価格を改定する際、得意先へはどのような方法で周知していますか。[業

務用]:301~600戸

<n=368>

図表 2-275 [規模別] 小売価格改定時の周知方法 (業務用)得意先戸数 301~600戸

図表 2-276 [規模別] 小売価格改定時の周知方法 (業務用)得意先戸数 601~1000戸

図表 2-277 [規模別] 小売価格改定時の周知方法 (業務用)得意先戸数 1001~2500戸

図表 2-278 [規模別] 小売価格改定時の周知方法 (業務用)得意先戸数 2501戸~

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- 124 -

4. 小売価格改定理由の記載

小売価格の改定理由を「記載していない」事業者は4.4%に止まり、概ね記載されているも

のと思われるが、「不明」の回答比率が37.4%となっている点には留意が必要となる。

5. 小売価格値上げの案内時期

小売価格値上げの案内時期については、「1か月前まで」が68.0%と、この点についても

大多数の事業者はガイドラインに沿った対応を行っている。また、小売価格の改定理由同様、

「不明」の回答比率が27.5%となっている点には留意が必要となる。

記載している

58.1%

記載していない

4.4%

不明

37.4%

Q3-8 (7)で「特に周知しない」以外を回答した方はお答えください。値上げのための文書

に理由を記載していますか。

<n=1904>

【再掲】図表 2-279 小売価格改定理由の記載

1ヶ月前まで

68.0%

前日まで

2.6%

事後

1.9%

不明

27.5%

Q3-9 (7)で「特に周知しない」以外を回答した方はお答えください。料金の改訂のうち値

上げの案内時期についてお尋ねします。値上げの適用開始を基準として、告知するタイミ

ングをお教え願います。

<n=1904>

【再掲】図表 2-280 小売価格値上げの案内時期

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第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 125 -

6. ホームページの有無

(1)回答者全体

ガイドラインにおいて、標準的な料金表の公表の場として推奨されているホームページについ

ては「はい」(ホームページ有り)との回答は35.6%にとどまる。

(2)規模別

規模別では、得意先戸数「1000戸以下」の事業者においては、ホームページの無い事業者が過

半数を占めるが、会社案内や販売促進等、ホームページの本来的な機能の効果も乏しく、また、

保守や運用費用も発生するため、いたし方ないと言える。

82.4

53.0

35.2

22.6

13.2

16.1

17.0

45.6

63.4

76.5

83.5

80.8

0.6

1.4

1.3

1.0

3.3

3.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

2501戸~

(n=312)

1001~2500戸

(n=283)

601~1000戸

(n=227)

301~600戸

(n=412)

151~300戸

(n=333)

1~150戸

(n=292)

Q3-10 小売価格の公表についてお聞きします。貴事業所はホームページをお持ちです

か。

はい いいえ 不明

【再掲】図表 2-281 ホームページの有無

はい

35.6%

いいえ

62.2%

不明

2.2%

Q3-10 小売価格の公表についてお聞きします。貴事業所はホームページをお持ちです

か。

<n=1956>

【再掲】図表 2-282 [規模別] ホームページの有無

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- 126 -

(3)地域別

地域別では、ホームページが有る比率が「北海道」(26.0%)、「東北」(30.

9%)、「沖縄」(15.4%)で低くなっているが、地域性との関連については不明である。

図表 2-283 [地域別] ホームページの有無

15.4

33.5

40.4

38.0

36.5

35.4

38.8

30.9

26.0

84.6

65.3

56.2

58.5

61.3

63.0

58.1

67.7

74.0

1.3

3.4

3.5

2.3

1.6

3.1

1.4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

沖縄

(n=13)

九州

(n=239)

四国

(n=89)

中国

(n=171)

近畿

(n=266)

中部

(n=192)

関東

(n=608)

東北

(n=282)

北海道

(n=96)

Q3-10 小売価格の公表についてお聞きします。貴事業所はホームページをお持ちです

か。

はい いいえ 不明

Page 139: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 127 -

7. 小売価格の公表方法

(1)回答者全体

小売価格を「公表していない」事業者は1.5%に止まり、価格の開示は進んでいる事が

うかがわれる。

(2)規模別

規模別においても、主な開示方法は「店頭に料金表を掲示」、「検針票(請求書)等に明記」

であるが」、規模の大きな事業者においては「ホームページで公表」の比率が高く、開示方法の

多様化も進んでいる。

25.1

7.1

63.7

21.1

61.5

5.9

1.5

2.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全得意先に料金表を定期的に配布

一部の得意先に料金表を配布

店頭に料金表を掲示

ホームページで公表

検針票(請求書)等に明記

その他

公表していない

不明

Q3-11 小売価格の公表についてお聞きします。貴事業所ではどのような方法を採用して

いますか。該当するものをお教え願います。

<n=1956>

【再掲】図表 2-284 小売価格の公表方法

図表 2-285 [規模別] 小売価格の公表方法 得意先戸数 1~150戸

図表 2-286 [規模別] 小売価格の公表方法 得意先戸数 151~300戸

33.9

7.5

58.9

5.5

39.4

7.9

6.2

3.4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全得意先に料金表を定期的に配布

一部の得意先に料金表を配布

店頭に料金表を掲示

ホームページで公表

検針票(請求書)等に明記

その他

公表していない

不明

Q3-11 小売価格の公表についてお聞きします。貴事業所ではどのような方法を採用して

いますか。該当するものをお教え願います。:1~150戸

<n=292>

28.5

4.8

68.5

6.3

56.5

6.6

0.9

2.7

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全得意先に料金表を定期的に配布

一部の得意先に料金表を配布

店頭に料金表を掲示

ホームページで公表

検針票(請求書)等に明記

その他

公表していない

不明

Q3-11 小売価格の公表についてお聞きします。貴事業所ではどのような方法を採用して

いますか。該当するものをお教え願います。:151~300戸

<n=333>

Page 140: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

- 128 -

図表 2-287 [規模別] 小売価格の公表方法 得意先戸数 301~600戸

図表 2-288 [規模別] 小売価格の公表方法 得意先戸数 601~1000戸

図表 2-289 [規模別] 小売価格の公表方法 得意先戸数 1001~2500戸

図表 2-290 [規模別] 小売価格の公表方法 得意先戸数 2501戸~

26.5

5.1

71.4

9.7

66.0

6.3

1.0

0.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全得意先に料金表を定期的に配布

一部の得意先に料金表を配布

店頭に料金表を掲示

ホームページで公表

検針票(請求書)等に明記

その他

公表していない

不明

Q3-11 小売価格の公表についてお聞きします。貴事業所ではどのような方法を採用して

いますか。該当するものをお教え願います。:301~600戸

<n=412>

25.1

6.2

69.2

19.8

67.4

4.8

0.0

1.3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全得意先に料金表を定期的に配布

一部の得意先に料金表を配布

店頭に料金表を掲示

ホームページで公表

検針票(請求書)等に明記

その他

公表していない

不明

Q3-11 小売価格の公表についてお聞きします。貴事業所ではどのような方法を採用して

いますか。該当するものをお教え願います。:601~1000戸

<n=227>

21.2

11.0

68.6

30.7

70.0

3.5

0.4

0.4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全得意先に料金表を定期的に配布

一部の得意先に料金表を配布

店頭に料金表を掲示

ホームページで公表

検針票(請求書)等に明記

その他

公表していない

不明

Q3-11 小売価格の公表についてお聞きします。貴事業所ではどのような方法を採用して

いますか。該当するものをお教え願います。:1001~2500戸

<n=283>

14.7

10.6

47.4

59.9

74.7

5.1

0.3

1.3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全得意先に料金表を定期的に配布

一部の得意先に料金表を配布

店頭に料金表を掲示

ホームページで公表

検針票(請求書)等に明記

その他

公表していない

不明

Q3-11 小売価格の公表についてお聞きします。貴事業所ではどのような方法を採用して

いますか。該当するものをお教え願います。:2501戸~

<n=312>

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第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 129 -

(3)地域別

回答比率にはばらつきがあるが、各地域とも「店頭に料金表を掲示」、「検針票(請求書)等

に明記」が主な開示方法となっている。

27.8

7.1

56.8

19.9

50.0

8.6

4.9

2.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全得意先に料金表を定期的に配布

一部の得意先に料金表を配布

店頭に料金表を掲示

ホームページで公表

検針票(請求書)等に明記

その他

公表していない

不明

Q3-11 小売価格の公表についてお聞きします。貴事業所ではどのような方法を採用して

いますか。該当するものをお教え願います。:近畿

28.1

8.9

68.8

24.5

59.4

6.3

0.0

2.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全得意先に料金表を定期的に配布

一部の得意先に料金表を配布

店頭に料金表を掲示

ホームページで公表

検針票(請求書)等に明記

その他

公表していない

不明

Q3-11 小売価格の公表についてお聞きします。貴事業所ではどのような方法を採用して

いますか。該当するものをお教え願います。:中部

24.7

7.7

54.9

23.7

60.4

4.9

0.7

2.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全得意先に料金表を定期的に配布

一部の得意先に料金表を配布

店頭に料金表を掲示

ホームページで公表

検針票(請求書)等に明記

その他

公表していない

不明

Q3-11 小売価格の公表についてお聞きします。貴事業所ではどのような方法を採用して

いますか。該当するものをお教え願います。:関東

27.3

4.6

70.2

20.2

69.5

6.7

0.4

1.4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全得意先に料金表を定期的に配布

一部の得意先に料金表を配布

店頭に料金表を掲示

ホームページで公表

検針票(請求書)等に明記

その他

公表していない

不明

Q3-11 小売価格の公表についてお聞きします。貴事業所ではどのような方法を採用して

いますか。該当するものをお教え願います。:東北

図表 2-291 [地域別] 小売価格の公表方法 北海道

図表 2-292 [地域別] 小売価格の公表方法 東北

図表 2-293 [地域別] 小売価格の公表方法 関東

図表 2-294 [地域別] 小売価格の公表方法 中部

図表 2-295 [地域別] 小売価格の公表方法 近畿

図表 2-296 [地域別] 小売価格の公表方法 中国

37.5

2.1

65.6

12.5

57.3

6.3

2.1

0.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全得意先に料金表を定期的に配布

一部の得意先に料金表を配布

店頭に料金表を掲示

ホームページで公表

検針票(請求書)等に明記

その他

公表していない

不明

Q3-11 小売価格の公表についてお聞きします。貴事業所ではどのような方法を採用して

いますか。該当するものをお教え願います。:北海道

<n=96>

22.2

6.4

66.7

24.0

65.5

6.4

1.2

2.9

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全得意先に料金表を定期的に配布

一部の得意先に料金表を配布

店頭に料金表を掲示

ホームページで公表

検針票(請求書)等に明記

その他

公表していない

不明

Q3-11 小売価格の公表についてお聞きします。貴事業所ではどのような方法を採用して

いますか。該当するものをお教え願います。:中国

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- 130 -

8. 小売価格非公表の理由

小売価格非公表の理由としては、「料金表は直接顧客に配布・通知」(41.4%)、「必要

性を感じない」(31.0%)が上位となっている。小売価格の公表の目的が「不特定多数の一

般消費者等が自由に閲覧」にあり、自店の顧客のみへの開示は公表とは言えず、事業者サイドの

必要性とは無関係である事の理解を求める必要がある。

21.3

6.7

69.7

16.9

56.2

7.9

3.4

2.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全得意先に料金表を定期的に配布

一部の得意先に料金表を配布

店頭に料金表を掲示

ホームページで公表

検針票(請求書)等に明記

その他

公表していない

不明

Q3-11 小売価格の公表についてお聞きします。貴事業所ではどのような方法を採用して

いますか。該当するものをお教え願います。:四国

図表 2-297 [地域別] 小売価格の公表方法 四国

図表 2-298 [地域別] 小売価格の公表方法 九州

18.0

8.8

75.3

17.6

71.5

2.5

1.7

1.3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全得意先に料金表を定期的に配布

一部の得意先に料金表を配布

店頭に料金表を掲示

ホームページで公表

検針票(請求書)等に明記

その他

公表していない

不明

Q3-11 小売価格の公表についてお聞きします。貴事業所ではどのような方法を採用して

いますか。該当するものをお教え願います。:九州

図表 2-299 [地域別] 小売価格の公表方法 沖縄

0.0

23.1

84.6

7.7

38.5

7.7

0.0

0.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全得意先に料金表を定期的に配布

一部の得意先に料金表を配布

店頭に料金表を掲示

ホームページで公表

検針票(請求書)等に明記

その他

公表していない

不明

Q3-11 小売価格の公表についてお聞きします。貴事業所ではどのような方法を採用して

いますか。該当するものをお教え願います。:沖縄

41.4

31.0

20.7

13.8

6.9

3.4

17.2

3.4

0% 10% 20% 30% 40% 50%

料金表は直接顧客に配布・通知

必要性を感じない

競合他社・ブローカーの参入ブロック

多数の料金表があり、集約に時間がかかる

他社・業界の動きを様子見

公表の仕方がわからない

その他

不明

Q3-12 (11)で『公表していない』に○印をつけた方にお尋ねします。公表していない理由

として該当するものをお教え願います。

<n=29>

【再掲】図表 2-300 小売価格非公表の理由

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第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 131 -

9. 設備等の費用負担

(1)回答者全体

賃貸型集合住宅における設備等の費用を「負担したことがある」事業者は57.1%と過半数

を占めている。

(2)規模別

規模別では、事業者規模と設備等の費用負担との間に明らかな関係性が見られ、大規模事業者

ほど設備等の費用を「負担したことがある」比率が高く、費用負担をし得る資金力が影響してい

ると思われる。

負担したことがある

57.1%

負担したことは無い

38.1%

不明

4.9%

Q3-13 賃貸型集合住宅においてオーナー(建物管理会社含む)からの要求に応じて

給湯器や空調機器等の設備等の費用を負担したことがありますか。

<n=1956>

【再掲】図表 2-301 設備等の費用負担

82.4

53.0

35.2

22.6

13.2

16.1

17.0

45.6

63.4

76.5

83.5

80.8

0.6

1.4

1.3

1.0

3.3

3.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

2501戸~

(n=312)

1001~2500戸

(n=283)

601~1000戸

(n=227)

301~600戸

(n=412)

151~300戸

(n=333)

1~150戸

(n=292)

Q3-13 賃貸型集合住宅においてオーナー(建物管理会社含む)からの要求に応じて

給湯器や空調機器等の設備等の費用を負担したことがありますか。

負担したことがある 負担したことは無い 不明

図表 2-302 [規模別] 設備等の費用負担

Page 144: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

- 132 -

(3)地域別

地域別では、「中国」以西の西日本地域において、「負担したことがある」事業者の比率が6

0%を超えている。電力との競合が厳しい地域であることから、その影響によるものと推測され

る。

92.3

69.0

66.3

64.3

49.2

59.4

51.2

60.6

44.8

7.7

28.0

28.1

31.6

41.7

34.9

43.4

36.5

55.2

2.9

5.6

4.1

9.0

5.7

5.4

2.8

0% 20% 40% 60% 80% 100%

沖縄

(n=13)

九州

(n=239)

四国

(n=89)

中国

(n=171)

近畿

(n=266)

中部

(n=192)

関東

(n=608)

東北

(n=282)

北海道

(n=96)

Q3-13 賃貸型集合住宅においてオーナー(建物管理会社含む)からの要求に応じて

給湯器や空調機器等の設備等の費用を負担したことがありますか。

負担したことがある 負担したことは無い 不明

図表 2-303 [地域別] 設備等の費用負担

Page 145: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 133 -

10. 費用負担をした設備・工事

費用を負担した設備・工事の内容としては、「給湯器」が97.6%と最も多く、費用負担経

験のあるほぼ全ての事業者が費用を負担している。以下、「エアコン」や「ドアチャイム」等の

LPガス使用量増も望めないガス機器以外の設備が続き、競合エネルギーや同業者間での競争激

化を背景に、オーナー等からの要求を受け入れざるを得ない状況もうかがわれる。

97.6

36.0

2.2

13.5

18.3

1.9

0.0

0.7

2.2

19.4

0.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

給湯器

エアコン

テレビ

便座システム

ドアチャイム

WIFIルーター

エレベーター

外壁工事

防犯カメラ

その他

不明

Q3-14 負担したことがある場合、該当する設備・工事をお教え願います。

<n=1116>

【再掲】図表 2-304 費用負担した設備・工事

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- 134 -

11. 設備費用等のLPガス代金への転嫁

(1)回答者全体

負担した設備費用のLPガス代金の転嫁状況については、「転嫁していない」事業者が71.

6%と大部分を占めている。

(2)規模別

事業者規模とLPガス代金への転嫁状況との間には明確な関係性は認められない。

8.3

9.6

15.4

6.9

14.8

8.2

18.3

19.7

17.9

13.3

15.6

11.5

72.3

69.3

65.4

79.4

68.9

75.4

1.1

1.3

1.3

0.5

0.7

4.9

0% 20% 40% 60% 80% 100%

2501戸~

(n=278)

1001~2500戸

(n=228)

601~1000戸

(n=156)

301~600戸

(n=218)

151~300戸

(n=135)

1~150戸

(n=61)

Q3-15 負担した費用は設備を設置した賃貸型集合住宅の入居者のLPガス代金に

転嫁していますか。

設備を設置した

全ての賃貸型集合住宅で

転嫁している

設備を設置した

一部の賃貸型集合住宅では

転嫁している

転嫁していない 不明

【再掲】図表 2-305 設備費用等のLPガス代金への転嫁

設備を設置した全ての賃

貸型集合住宅で転嫁し

ている

10.5%

設備を設置した一部の賃

貸型集合住宅では転嫁

している

16.6%

転嫁していない

71.6%

不明

1.3%

Q3-15 負担した費用は設備を設置した賃貸型集合住宅の入居者のLPガス代金に

転嫁していますか。

<n=1116>

図表 2-306 [規模別] 設備費用等のLPガス代金への転嫁

Page 147: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 135 -

(3)地域別

地域別では、「東北」、「関東」、「九州」、「沖縄」において、全部および一部の賃貸型集

合住宅でLPガス代金に転嫁しているとの回答比率が高くなっている。

16.7

14.5

10.2

9.1

11.5

9.6

9.3

9.4

9.3

33.3

21.2

13.6

14.5

10.7

14.0

18.6

17.5

9.3

50.0

62.4

76.3

74.5

76.3

76.3

70.4

71.3

81.4

1.8

1.8

1.5

1.6

1.8

0% 20% 40% 60% 80% 100%

沖縄

(n=12)

九州

(n=165)

四国

(n=59)

中国

(n=110)

近畿

(n=131)

中部

(n=114)

関東

(n=311)

東北

(n=171)

北海道

(n=43)

Q3-15 負担した費用は設備を設置した賃貸型集合住宅の入居者のLPガス代金に

転嫁していますか。

設備を設置した

全ての賃貸型集合住宅で

転嫁している

設備を設置した

一部の賃貸型集合住宅では

転嫁している

転嫁していない 不明

図表 2-307 [地域別] 設備費用等のLPガス代金への転嫁

Page 148: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

- 136 -

(4)転嫁状況別の小売価格

転嫁状況別に集合住宅用料金の平均値を確認すると、「設備を設置した全ての賃貸型集合住宅

で転嫁している」事業者と「転嫁していない」事業者の価格水準に大きな差異は見られず、本調

査結果からは設備費用の転嫁の有無とLPガス料金との関係が明確にはなっていない。

3822.3

4059.3

3813.5

0円 1000円 2000円 3000円 4000円 5000円

設備を設置した全ての賃貸型集合

住宅で転嫁している

<n=100>

設備を設置した一部の賃貸型集合

住宅では転嫁している

<n=152>

転嫁してい無い

<n=675>

Q3-4-1 (1)で回答頂いた料金表のうち令和元年6月時点でもっとも多く採用されている

家庭用の料金表の内容をご記入ください。[5m3]

横棒グラフ:平均

【再掲】図表 2-308 転嫁状況別の小売価格(5m3)

6084.0

6340.9

6041.4

0円 1000円 2000円 3000円 4000円 5000円 6000円 7000円

設備を設置した全ての賃貸型集合

住宅で転嫁している

<n=99>

設備を設置した一部の賃貸型集合

住宅では転嫁している

<n=154>

転嫁してい無い

<n=672>

Q3-4-1-2 (1)で回答頂いた料金表のうち令和元年6月時点でもっとも多く採用されて

いる家庭用の料金表の内容をご記入ください。[10m3]

横棒グラフ:平均

10106.3

10776.7

10237.7

0円 2000円 4000円 6000円 8000円 10000円 12000円

設備を設置した全ての賃貸型集合

住宅で転嫁している

<n=98>

設備を設置した一部の賃貸型集合

住宅では転嫁している

<n=150>

転嫁してい無い

<n=661>

Q3-4-1-4 (1)で回答頂いた料金表のうち令和元年6月時点でもっとも多く採用されて

いる家庭用の料金表の内容をご記入ください。[20m3]

横棒グラフ:平均

1883.4

1880.9

1833.4

0円 500円 1000円 1500円 2000円

設備を設置した全ての賃貸型集合

住宅で転嫁している

<n=98>

設備を設置した一部の賃貸型集合

住宅では転嫁している

<n=157>

転嫁してい無い

<n=682>

Q3-4-2 (3)で基本料金(家庭用)を『設定している』、『一部設定している』と回答し

た方はご記入ください。[基本料金]

横棒グラフ:平均

【再掲】図表 2-309 転嫁状況別の小売価格(10m3)

【再掲】図表 2-310 転嫁状況別の小売価格(20m3)

【再掲】図表 2-311 転嫁状況別の小売価格(20m3)

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第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 137 -

3-3 取引の適正化について

1. 14条書面の説明の有無

14条書面の記載事項については、「説明している」とする事業者が81.6%に達し、一定

の成果は上がっていると言える。

2. 書面交付時における説明内容

書面交付時に説明を実施している内容としては、供給開始時に関するものは80%前後に達し

ているが、契約解約時に関するものは40%~50%にとどまる。得意先とのトラブルが発生す

る可能性は解約時の方が高いと思われるため、事後のトラブル回避にためにも説明の徹底が求め

られる。

説明している

81.6%

説明しない場合がある

5.1%

説明していない

1.0%

該当なし

10.7%

不明

1.6%

Q3-16 平成29年6月1日以降液石法第14条では、販売契約を締結したときに必要

事項を記載した書面を交付することとされています。記載されている事項について説明を

行っていますか。

<n=1956>

【再掲】図表 2-312 14条書面の説明の有無

74.0

88.6

52.0

41.0

38.5

3.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

LPガスの価格の算定方法、算定方法の基礎となる

項目とその内容

供給設備および消費設備の所有関係

供給設備および消費設備の設置、変更、修繕

および撤去に関する費用

LPガス販売事業者の所有する消費設備を消費者が利用する

場合に消費者が支払う費用の額および徴収方法

販売契約解約時にLPガス販売事業者から消費者等に

移転する場合の精算額の計算方法

不明

Q3-17 書面交付に加えて説明を行っている項目について、該当するものをお教え願いま

す。

<n=1697>

【再掲】図表 2-313 書面交付時における説明内容

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- 138 -

3. 署名徴求の有無

説明実施後の署名徴求については、92.2%の事業者が「確認署名をもらっている」と回答

しており、この点についても遵守されているものと思われる。

4. 設備撤去の所要日数

契約解除に際しての設備撤去の所要日数について、大部分の事業者は「7日以内」に設備を撤

去していると回答しており、いわゆる「1週間ルール」は浸透しているものと思われる。

確認署名をもらっている

92.2%

確認署名をもらっていない

6.1%

不明

1.7%

Q3-18 必要事項の説明を行った後、説明を受けた旨の署名を確認書類にもらっていま

すか。

<n=1697>

図表 2-314 署名徴求の有無

46.1

1.6

5.4

1.5

35.6

7.0

2.8

0% 10% 20% 30% 40% 50%

~3日

4日

5日

6日

7日

その他

不明

Q3-19 LPガス販売契約終了時の対応についてお尋ねします。一般消費者等から販

売契約の解除の申出があった日から、貴事業所が所有する供給設備を撤去するまでの

標準的な日数をお教え願います。

<n=1956>

【再掲】図表 2-315 設備撤去の所要日数

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第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 139 -

第4章 今後の事業方針

4-1 小売販売の周辺環境

1. 需要促進型の料金および電気とのセット割(家庭用)

(1)回答者全体

需要促進を目的とした料金については、「設定していない」事業者が57.8%と過半数を占

め、LPガス料金の戦略性については十分に認められない結果となっている。

16.5

27.4

13.5

0.5

4.0

6.1

5.8

2.5

7.5

0.3

7.7

3.1

57.8

3.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

給湯用

暖房用

使用量

使用時時間帯別

季節料金制

エコジョーズ料金

エネファーム料金

エコウイル料金

GHP料金

請求上限額設定、それ以上使い放題

電気とのセット割

その他

設定していない

不明

Q4-1 貴事業所では得意先の需要促進を目的とした料金体系および電気とのセット割

の料金表を設定していますか。[家庭用]

<n=1956>

【再掲】図表 2-316 需要促進型の料金および電気とのセット割

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- 140 -

(2)規模別

規模別では、小規模事業者ほど「設定していない」事業者の比率が高くなっている。小規模事

業者においては、料金設定のノウハウや資金面での余裕がないものと推測される。

17.0

24.0

13.8

0.0

3.9

5.3

1.7

0.5

4.9

0.5

5.3

1.9

62.6

1.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

給湯用

暖房用

使用量

使用時時間帯別

季節料金制

エコジョーズ料金

エネファーム料金

エコウイル料金

GHP料金

請求上限額設定、それ以上使い放題

電気とのセット割

その他

設定していない

不明

Q4-1 貴事業所では得意先の需要促進を目的とした料金体系および電気とのセット割

の料金表を設定していますか。[家庭用]:301~600戸

<n=412>

3.8

4.1

4.8

0.0

0.7

0.7

0.3

0.0

0.7

0.0

1.4

1.0

83.9

5.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

給湯用

暖房用

使用量

使用時時間帯別

季節料金制

エコジョーズ料金

エネファーム料金

エコウイル料金

GHP料金

請求上限額設定、それ以上使い放題

電気とのセット割

その他

設定していない

不明

Q4-1 貴事業所では得意先の需要促進を目的とした料金体系および電気とのセット割

の料金表を設定していますか。[家庭用]:1~150戸

<n=292>

図表 2-317 [規模別] 需要促進型の料金および 電気とのセット割

得意先戸数 1~150戸

図表 2-318 [規模別] 需要促進型の料金および 電気とのセット割

得意先戸数 151~300戸

図表 2-319 [規模別] 需要促進型の料金および 電気とのセット割

得意先戸数 301~600戸

図表 2-320 [規模別] 需要促進型の料金および 電気とのセット割

得意先戸数 601~1000戸

5.7

11.1

5.7

0.0

2.4

0.9

0.3

0.6

1.5

0.0

3.6

1.2

78.1

3.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

給湯用

暖房用

使用量

使用時時間帯別

季節料金制

エコジョーズ料金

エネファーム料金

エコウイル料金

GHP料金

請求上限額設定、それ以上使い放題

電気とのセット割

その他

設定していない

不明

Q4-1 貴事業所では得意先の需要促進を目的とした料金体系および電気とのセット割

の料金表を設定していますか。[家庭用]:151~300戸

<n=333>

19.4

33.9

20.3

1.8

5.7

8.8

4.8

2.2

10.6

0.4

7.0

3.5

53.3

1.8

0% 20% 40% 60% 80% 100%

給湯用

暖房用

使用量

使用時時間帯別

季節料金制

エコジョーズ料金

エネファーム料金

エコウイル料金

GHP料金

請求上限額設定、それ以上使い放題

電気とのセット割

その他

設定していない

不明

Q4-1 貴事業所では得意先の需要促進を目的とした料金体系および電気とのセット割

の料金表を設定していますか。[家庭用]:601~1000戸

<n=227>

Page 153: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 141 -

(3)地域別

地域別では、「「中部」、「中国」、「四国」、「九州」において、給湯用」や「暖房用」を

中心に相対的に設定している比率が高く、同業や競合エネルギーとの競争環境の厳しさがうかが

われる。

23.4

26.2

13.5

0.4

3.9

6.4

3.9

1.1

8.5

0.4

7.1

3.2

58.9

1.4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

給湯用

暖房用

使用量

使用時時間帯別

季節料金制

エコジョーズ料金

エネファーム料金

エコウイル料金

GHP料金

請求上限額設定、それ以上使い放題

電気とのセット割

その他

設定していない

不明

Q4-1 貴事業所では得意先の需要促進を目的とした料金体系および電気とのセット割

の料金表を設定していますか。[家庭用]:東北

12.5

13.5

7.3

0.0

1.0

12.5

0.0

0.0

3.1

3.1

3.1

4.2

68.8

1.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

給湯用

暖房用

使用量

使用時時間帯別

季節料金制

エコジョーズ料金

エネファーム料金

エコウイル料金

GHP料金

請求上限額設定、それ以上使い放題

電気とのセット割

その他

設定していない

不明

Q4-1 貴事業所では得意先の需要促進を目的とした料金体系および電気とのセット割

の料金表を設定していますか。[家庭用]:北海道

23.7

37.1

20.1

0.0

6.4

9.5

8.1

2.5

12.4

0.0

8.8

4.2

42.8

2.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

給湯用

暖房用

使用量

使用時時間帯別

季節料金制

エコジョーズ料金

エネファーム料金

エコウイル料金

GHP料金

請求上限額設定、それ以上使い放題

電気とのセット割

その他

設定していない

不明

Q4-1 貴事業所では得意先の需要促進を目的とした料金体系および電気とのセット割

の料金表を設定していますか。[家庭用]:1001~2500戸

<n=283>

図表 2-321 [規模別] 需要促進型の料金および 電気とのセット割

得意先戸数 1000~2500戸

図表 2-322 [規模別] 需要促進型の料金および 電気とのセット割

得意先戸数 2501戸~

31.4

59.6

19.2

1.6

6.4

13.1

22.1

10.3

17.6

1.0

22.4

8.0

23.4

1.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

給湯用

暖房用

使用量

使用時時間帯別

季節料金制

エコジョーズ料金

エネファーム料金

エコウイル料金

GHP料金

請求上限額設定、それ以上使い放題

電気とのセット割

その他

設定していない

不明

Q4-1 貴事業所では得意先の需要促進を目的とした料金体系および電気とのセット割

の料金表を設定していますか。[家庭用]:2501戸~

<n=312>

図表 2-323 [地域別] 需要促進型の料金および 電気とのセット割 北海道

図表 2-324 [地域別] 需要促進型の料金および 電気とのセット割 東北

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- 142 -

28.1

45.0

20.5

0.6

7.0

9.9

15.2

5.8

14.0

0.0

1.2

4.1

40.4

2.9

0% 20% 40% 60% 80% 100%

給湯用

暖房用

使用量

使用時時間帯別

季節料金制

エコジョーズ料金

エネファーム料金

エコウイル料金

GHP料金

請求上限額設定、それ以上使い放題

電気とのセット割

その他

設定していない

不明

Q4-1 貴事業所では得意先の需要促進を目的とした料金体系および電気とのセット割

の料金表を設定していますか。[家庭用]:中国

12.4

25.6

12.0

0.0

3.0

4.9

6.4

3.4

5.3

0.0

4.5

2.3

63.5

3.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

給湯用

暖房用

使用量

使用時時間帯別

季節料金制

エコジョーズ料金

エネファーム料金

エコウイル料金

GHP料金

請求上限額設定、それ以上使い放題

電気とのセット割

その他

設定していない

不明

Q4-1 貴事業所では得意先の需要促進を目的とした料金体系および電気とのセット割

の料金表を設定していますか。[家庭用]:近畿

15.6

37.5

14.6

1.0

5.2

9.4

8.3

4.7

10.4

0.0

8.9

4.2

51.6

2.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

給湯用

暖房用

使用量

使用時時間帯別

季節料金制

エコジョーズ料金

エネファーム料金

エコウイル料金

GHP料金

請求上限額設定、それ以上使い放題

電気とのセット割

その他

設定していない

不明

Q4-1 貴事業所では得意先の需要促進を目的とした料金体系および電気とのセット割

の料金表を設定していますか。[家庭用]:中部

10.4

19.1

11.2

0.5

3.0

3.3

4.8

2.1

5.8

0.0

13.8

2.6

61.8

4.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

給湯用

暖房用

使用量

使用時時間帯別

季節料金制

エコジョーズ料金

エネファーム料金

エコウイル料金

GHP料金

請求上限額設定、それ以上使い放題

電気とのセット割

その他

設定していない

不明

Q4-1 貴事業所では得意先の需要促進を目的とした料金体系および電気とのセット割

の料金表を設定していますか。[家庭用]:関東

図表 2-325 [地域別] 需要促進型の料金および 電気とのセット割 関東

図表 2-326 [地域別] 需要促進型の料金および 電気とのセット割 中部

図表 2-327 [地域別] 需要促進型の料金および 電気とのセット割 近畿

図表 2-328 [地域別] 需要促進型の料金および 電気とのセット割 中国

Page 155: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 143 -

7.7

0.0

7.7

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

7.7

84.6

0.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

給湯用

暖房用

使用量

使用時時間帯別

季節料金制

エコジョーズ料金

エネファーム料金

エコウイル料金

GHP料金

請求上限額設定、それ以上使い放題

電気とのセット割

その他

設定していない

不明

Q4-1 貴事業所では得意先の需要促進を目的とした料金体系および電気とのセット割

の料金表を設定していますか。[家庭用]:沖縄

21.3

35.1

17.6

0.8

5.0

6.3

4.6

0.8

8.4

0.4

3.3

2.9

54.0

3.3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

給湯用

暖房用

使用量

使用時時間帯別

季節料金制

エコジョーズ料金

エネファーム料金

エコウイル料金

GHP料金

請求上限額設定、それ以上使い放題

電気とのセット割

その他

設定していない

不明

Q4-1 貴事業所では得意先の需要促進を目的とした料金体系および電気とのセット割

の料金表を設定していますか。[家庭用]:九州

20.2

36.0

15.7

0.0

6.7

7.9

4.5

3.4

6.7

1.1

4.5

3.4

50.6

3.4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

給湯用

暖房用

使用量

使用時時間帯別

季節料金制

エコジョーズ料金

エネファーム料金

エコウイル料金

GHP料金

請求上限額設定、それ以上使い放題

電気とのセット割

その他

設定していない

不明

Q4-1 貴事業所では得意先の需要促進を目的とした料金体系および電気とのセット割

の料金表を設定していますか。[家庭用]:四国

図表 2-329 [地域別] 需要促進型の料金および 電気とのセット割 四国

図表 2-330 [地域別] 需要促進型の料金および 電気とのセット割 九州

図表 2-331 [地域別] 需要促進型の料金および 電気とのセット割 沖縄

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- 144 -

2. 競合エネルギー対応料金(家庭用)

(1)回答者全体

競合エネルギー対応の料金については、「設定指定していない」との回答が72.5%と需要

促進目的のものをさらに上回っている。小売自由化に伴い、電力や都市ガスの料金プランは多様

性を増しており、LPガス事業者においても選ばれるエネルギーとして、料金の戦略性が求めら

れる。

(2)規模別

規模別では、小規模事業者ほど「設定していない」の回答比率が高くなっている。また、大規

模事業者においても、競合エネルギー用より「同業他社用」の料金を設定している比率が高く、

限られたパイをLPガス事業者間で奪い合う構図となることが懸念される。

【再掲】図表 2-332 競合エネルギー対応料金

図表 2-333 [規模別] 競合エネルギー対応料金 得意先戸数 1~150戸

図表 2-334 [規模別] 競合エネルギー対応料金 得意先戸数 151~300戸

3.6

10.5

4.6

15.9

2.0

72.5

3.7

0% 20% 40% 60% 80% 100%

オール電化用

都市ガス用

灯油用

同業他社用

その他

設定していない

不明

Q4-2 貴事業所では競合エネルギーに対応する為の料金体系を設定していますか。該

当するものをお教え願います。[家庭用]

<n=1956>

1.0

0.7

1.0

3.8

0.3

90.1

4.8

0% 20% 40% 60% 80% 100%

オール電化用

都市ガス用

灯油用

同業他社用

その他

設定していない

不明

Q4-2 貴事業所では競合エネルギーに対応する為の料金体系を設定していますか。該

当するものをお教え願います。[家庭用]:1~150戸

<n=292>

0.3

1.5

1.2

5.7

1.2

87.7

3.9

0% 20% 40% 60% 80% 100%

オール電化用

都市ガス用

灯油用

同業他社用

その他

設定していない

不明

Q4-2 貴事業所では競合エネルギーに対応する為の料金体系を設定していますか。該

当するものをお教え願います。[家庭用]:151~300戸

<n=333>

Page 157: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 145 -

(3)地域別

地域別では、東日本では「同業他社用」、西日本では「都市ガス用」の料金を設定している比

率が相対的に高くなっている。

図表 2-335 [規模別] 競合エネルギー対応料金 得意先戸数 301~600戸

図表 2-336 [規模別] 競合エネルギー対応料金 得意先戸数 601~1000戸

図表 2-337 [規模別] 競合エネルギー対応料金 得意先戸数 1000~2500戸

図表 2-338 [規模別] 競合エネルギー対応料金 得意先戸数 2501戸~

図表 2-339 [地域別] 競合エネルギー対応料金 北海道 図表 2-340 [地域別] 競合エネルギー対応料金 東北

3.4

6.1

2.4

12.6

1.2

80.8

1.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

オール電化用

都市ガス用

灯油用

同業他社用

その他

設定していない

不明

Q4-2 貴事業所では競合エネルギーに対応する為の料金体系を設定していますか。該

当するものをお教え願います。[家庭用]:301~600戸

<n=412>

4.4

11.5

4.8

15.4

2.2

70.5

3.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

オール電化用

都市ガス用

灯油用

同業他社用

その他

設定していない

不明

Q4-2 貴事業所では競合エネルギーに対応する為の料金体系を設定していますか。該

当するものをお教え願います。[家庭用]:601~1000戸

<n=227>

6.4

15.5

9.2

26.9

2.8

58.0

3.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

オール電化用

都市ガス用

灯油用

同業他社用

その他

設定していない

不明

Q4-2 貴事業所では競合エネルギーに対応する為の料金体系を設定していますか。該

当するものをお教え願います。[家庭用]:1001~2500戸

<n=283>

7.7

30.1

10.9

35.9

5.1

44.9

2.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

オール電化用

都市ガス用

灯油用

同業他社用

その他

設定していない

不明

Q4-2 貴事業所では競合エネルギーに対応する為の料金体系を設定していますか。該

当するものをお教え願います。[家庭用]:2501戸~

<n=312>

2.1

6.3

4.2

8.3

2.1

85.4

1.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

オール電化用

都市ガス用

灯油用

同業他社用

その他

設定していない

不明

Q4-2 貴事業所では競合エネルギーに対応する為の料金体系を設定していますか。該

当するものをお教え願います。[家庭用]:北海道

<n=96>

2.1

3.5

9.9

17.7

1.8

72.0

2.8

0% 20% 40% 60% 80% 100%

オール電化用

都市ガス用

灯油用

同業他社用

その他

設定していない

不明

Q4-2 貴事業所では競合エネルギーに対応する為の料金体系を設定していますか。該

当するものをお教え願います。[家庭用]:東北

<n=282>

Page 158: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

- 146 -

図表 2-341 [地域別] 競合エネルギー対応料金 関東 図表 2-342 [地域別] 競合エネルギー対応料金 中部

図表 2-343 [地域別] 競合エネルギー対応料金 近畿 図表 2-344 [地域別] 競合エネルギー対応料金 中国

図表 2-345 [地域別] 競合エネルギー対応料金 四国 図表 2-346 [地域別] 競合エネルギー対応料金 九州

図表 2-347 [地域別] 競合エネルギー対応料金 沖縄

2.5

7.1

2.6

18.3

1.6

73.2

4.9

0% 20% 40% 60% 80% 100%

オール電化用

都市ガス用

灯油用

同業他社用

その他

設定していない

不明

Q4-2 貴事業所では競合エネルギーに対応する為の料金体系を設定していますか。該

当するものをお教え願います。[家庭用]:関東

<n=608>

2.1

18.8

2.6

21.9

4.2

67.7

1.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

オール電化用

都市ガス用

灯油用

同業他社用

その他

設定していない

不明

Q4-2 貴事業所では競合エネルギーに対応する為の料金体系を設定していますか。該

当するものをお教え願います。[家庭用]:中部

<n=192>

5.3

14.3

4.1

12.8

2.3

73.7

4.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

オール電化用

都市ガス用

灯油用

同業他社用

その他

設定していない

不明

Q4-2 貴事業所では競合エネルギーに対応する為の料金体系を設定していますか。該

当するものをお教え願います。[家庭用]:近畿

<n=266>

8.2

17.0

4.1

15.8

1.8

69.0

2.3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

オール電化用

都市ガス用

灯油用

同業他社用

その他

設定していない

不明

Q4-2 貴事業所では競合エネルギーに対応する為の料金体系を設定していますか。該

当するものをお教え願います。[家庭用]:中国

<n=171>

4.5

18.0

3.4

13.5

2.2

69.7

3.4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

オール電化用

都市ガス用

灯油用

同業他社用

その他

設定していない

不明

Q4-2 貴事業所では競合エネルギーに対応する為の料金体系を設定していますか。該

当するものをお教え願います。[家庭用]:四国

<n=171>

5.0

11.7

6.3

11.3

1.7

71.5

5.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

オール電化用

都市ガス用

灯油用

同業他社用

その他

設定していない

不明

Q4-2 貴事業所では競合エネルギーに対応する為の料金体系を設定していますか。該

当するものをお教え願います。[家庭用]:九州

<n=239>

0.0

0.0

7.7

0.0

0.0

84.6

7.7

0% 20% 40% 60% 80% 100%

オール電化用

都市ガス用

灯油用

同業他社用

その他

設定していない

不明

Q4-2 貴事業所では競合エネルギーに対応する為の料金体系を設定していますか。該

当するものをお教え願います。[家庭用]:沖縄

<n=13>

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第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 147 -

3. 小売価格低減化の意向

(1)家庭用

①回答者全体

家庭用の小売価格低減化については、「今後の検討課題」とする事業者が58.1%と過半数

を占め、判断をしかねている事業者の姿が浮き彫りになっている。

②規模別

規模別では、小規模事業者ほど「下げる意向はない」との回答比率が高くなっているが、低減

化の原資確保の困難さや事業の将来の不透明さが起因していると思われる。

既に対応済である

11.9%

下げる意向がある

12.9%

下げる意向はない

14.4%

今後の検討課題

58.1%

不明

2.7%

Q4-3-1 エネルギー間競合の時代に対応するため、今後小売価格を下げる意向はありま

すか。 [家庭用]

<n=1956>

図表 2-348 小売価格低減化の意向(家庭用)

16.3

13.1

15.4

13.1

6.6

7.9

20.5

17.3

12.8

10.2

9.9

8.6

5.8

6.0

12.3

12.4

21.3

27.4

56.4

62.5

58.1

63.6

59.2

51.4

1.0

1.1

1.3

0.7

3.0

4.8

0% 20% 40% 60% 80% 100%

2501戸~

(n=312)

1001~2500戸

(n=283)

601~1000戸

(n=227)

301~600戸

(n=412)

151~300戸

(n=333)

1~150戸

(n=292)

Q4-3-1 エネルギー間競合の時代に対応するため、今後小売価格を下げる意向はありま

すか。 [家庭用]

既に対応済である 下げる意向がある 下げる意向はない 今後の検討課題 不明

図表 2-349 [規模別] 小売価格低減化の意向(家庭用)

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- 148 -

(2)業務用

業務用においても「今後の検討課題」とする事業者が53.4%と過半数を占めている。

4. 小売価格低減化の課題

小売価格低減化に向けた課題として、「供給戸数が減っている」(75.2%)、「世帯あた

り消費量が減っている」(61.2%)と販売数量減によるものが上位となっている。販売数量

減少に加え、価格低減化により減収減益となるため、その後の事業維持に対する懸念がうかがわ

れる。

既に対応済である

15.3%

下げる意向がある

9.0%

下げる意向はない

14.3%

今後の検討課題

53.4%

不明

8.0%

Q4-3-2 エネルギー間競合の時代に対応するため、今後小売価格を下げる意向はありま

すか。 [業務用]

<n=1956>

図表 2-350 小売価格低減化の意向(業務用)

75.2

61.2

20.8

32.2

21.3

27.2

11.0

29.8

21.0

11.0

8.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

供給戸数が減っている

世帯あたり消費量が減っている

LPガスの調達コストが不透明

人件費が上昇している

スタッフの採用が困難である

配送コストが上昇している

充填コストが上昇している

保安費が上昇している

設備貸与が膨らんでいる

減価償却費が上昇している

不明

Q4-4 小売価格を下げる上での課題で該当するもをお教え願います。

<n=1956>

図表 2-351 小売価格低減化の課題

Page 161: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 149 -

5. 質量販売の取り組み

(1)今後の方向性

質量販売の方向性については、大多数が現状維持ないしは縮小と回答しており、拡大意向を持

っている事業者は2.2%に止まっている。質量販売における保安面での対応が影響しているも

のと推測される。

(2)FRP容器(7.5kg)の使用状況

質量販売に対する拡大意向を持っている事業者においてさえも、7.5kgFRP容器の現状の使用

実績や今後の使用意向とも低くなっている。

質量販売を今後拡大し

ていく

2.2%

質量販売は現状レベルを

維持していく

26.6%

質量販売は縮小させてい

59.5%

不明

11.8%

Q4-5 今後の質量販売について、その方向性で該当するものをお教え願います。

<n=1956>

【再掲】図表 2-352 今後の質量販売の方向性

現在使用していない

60.5%

現在使用している

11.6%

今後使用する予定である

16.3%

今後使用する予定はな

11.6%

不明

0.0%

Q4-6 (5)で『質量販売を今後拡大していく』と回答された方にお聞きします。質量販売

でFRP容器(7.5kg)を使用していますか。

<n=43>

【再掲】図表 2-353 FRP容器(7.5kg)の使用状況

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- 150 -

(3)FRP容器(20kg)の活用方針

20kgFRP容器の今後の活用については、大部分の事業者が未定となっている。

(4)FRP容器の使用予定がない理由

①7.5kg

7.5kgFRP容器を使用予定がない理由としては、「鋼鉄容器で十分」が60.0%と最上位で

あるため、検査費用や容器の本体価格等の経済性のみならず、新たな需要への訴求よりも既存の

顧客層への拡販を重要視している可能性も考えられる。

今後使用する予定である

4.5%

今後使用する予定はな

16.5%

現段階では決めていない

76.3%

不明

2.7%

Q4-7 今年度、FRP容器(強化繊維プラスチック製複合容器)には国産20kg容器

が発売にともない、今後の活用方針で該当するものをお教え願います。

<n=1956>

【再掲】図表 2-354 FRP容器(20kg)の活用方針

20.0

20.0

40.0

40.0

60.0

40.0

0.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

FRP容器の検査周期が短い(3年)

FRP容器の使用期限が短い(15年)

検査費用が高い可能性

FRP容器の値段

鋼製容器で十分

その他

不明

Q4-8-1 (6)で『今後使用する予定はない』と回答された方にお聞きします。FRP容器

(7.5kg)使用予定のない理由として該当するものをお教え願います。

<n=5>

【再掲】図表 2-355 FRP容器の使用予定がない理由(7.5kg)

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第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 151 -

②20kg

20kgFRP容器は、体積販売用のため消費者への直接的なPR効果が乏しく、また、軽量性等

のメリットも主に配送業務に関わるものであるため、現時点では鋼鉄製容器を超えるメリットを

感じていないものと思われる。

6. 顧客への請求方法

(1)回答者全体

LPガス料金の請求方法については、「書面(ポストイン、検針票と同時)」が88.4%、

「書面(郵送)」が57.0%と書面によるものが中心となっている。

【再掲】図表 2-356 FRP容器の使用予定がない理由(20kg)

23.2

21.7

26.6

39.6

56.0

18.6

2.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

FRP容器の検査周期が短い(5年)

FRP容器の使用期限が短い(15年)

検査費用が高い可能性

FRP容器の値段

鋼製容器で十分

その他

不明

Q4-8-2 (7)で『今後使用する予定はない』と回答された方にお聞きします。FRP容器

(20kg)使用予定のない理由として該当するものをお教え願います。

<n=323>

88.4

57.0

1.1

1.5

1.8

0% 20% 40% 60% 80% 100%

書面(ポストイン、検針票と同時)

書面(郵送)

電子メール

電子画面(個別ページ)

不明

Q4-9-1 顧客への請求方法をお教え願います。

<n=1956>

図表 2-357 顧客への請求方法

Page 164: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

- 152 -

(2)規模別

規模別では、大規模事業者ほど「書面(郵送)」の回答比率が高く、集中監視システムの導入

比率の高さが影響しているものと思われる。

84.3

84.6

3.8

6.4

0.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

書面(ポストイン、検針票と同時)

書面(郵送)

電子メール

電子画面(個別ページ)

不明

Q4-9-1 顧客への請求方法をお教え願います。:2501戸~

<n=312>

90.7

61.7

0.9

0.9

0.4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

書面(ポストイン、検針票と同時)

書面(郵送)

電子メール

電子画面(個別ページ)

不明

Q4-9-1 顧客への請求方法をお教え願います。:1001~2500戸

<n=283>

90.7

61.7

0.9

0.9

0.4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

書面(ポストイン、検針票と同時)

書面(郵送)

電子メール

電子画面(個別ページ)

不明

Q4-9-1 顧客への請求方法をお教え願います。:601~1000戸

<n=227>

92.5

53.2

0.5

0.7

0.7

0% 20% 40% 60% 80% 100%

書面(ポストイン、検針票と同時)

書面(郵送)

電子メール

電子画面(個別ページ)

不明

Q4-9-1 顧客への請求方法をお教え願います。:301~600戸

<n=412>

92.2

39.6

0.3

0.0

1.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

書面(ポストイン、検針票と同時)

書面(郵送)

電子メール

電子画面(個別ページ)

不明

Q4-9-1 顧客への請求方法をお教え願います。:151~300戸

<n=333>

86.3

33.2

0.0

0.7

3.4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

書面(ポストイン、検針票と同時)

書面(郵送)

電子メール

電子画面(個別ページ)

不明

Q4-9-1 顧客への請求方法をお教え願います。:1~150戸

<n=292>

図表 2-358 [規模別] 顧客への請求方法 得意先戸数 1~150戸

図表 2-359 [規模別] 顧客への請求方法 得意先戸数 151~300戸

図表 2-360 [規模別] 顧客への請求方法 得意先戸数 301~600戸

図表 2-361 [規模別] 顧客への請求方法 得意先戸数 601~1000戸

図表 2-362 [規模別] 顧客への請求方法 得意先戸数 1000~2500戸

図表 2-363 [規模別] 顧客への請求方法 得意先戸数 2501戸~

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第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 153 -

(3)地域別

地域別では、地域と請求方法の関係は認めらない。

91.2

60.8

1.2

1.2

0.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

書面(ポストイン、検針票と同時)

書面(郵送)

電子メール

電子画面(個別ページ)

不明

Q4-9-1 顧客への請求方法をお教え願います。:中国

85.3

60.5

0.8

1.5

3.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

書面(ポストイン、検針票と同時)

書面(郵送)

電子メール

電子画面(個別ページ)

不明

Q4-9-1 顧客への請求方法をお教え願います。:近畿

86.5

60.9

0.5

2.1

1.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

書面(ポストイン、検針票と同時)

書面(郵送)

電子メール

電子画面(個別ページ)

不明

Q4-9-1 顧客への請求方法をお教え願います。:中部

87.2

55.1

1.0

1.8

2.3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

書面(ポストイン、検針票と同時)

書面(郵送)

電子メール

電子画面(個別ページ)

不明

Q4-9-1 顧客への請求方法をお教え願います。:関東

87.9

57.8

1.4

0.4

1.8

0% 20% 40% 60% 80% 100%

書面(ポストイン、検針票と同時)

書面(郵送)

電子メール

電子画面(個別ページ)

不明

Q4-9-1 顧客への請求方法をお教え願います。:東北

83.3

60.4

2.1

0.0

0.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

書面(ポストイン、検針票と同時)

書面(郵送)

電子メール

電子画面(個別ページ)

不明

Q4-9-1 顧客への請求方法をお教え願います。:北海道

図表 2-364 [地域別] 顧客への請求方法 北海道

図表 2-365 [地域別] 顧客への請求方法 東北

図表 2-366 [地域別] 顧客への請求方法 関東

図表 2-367 [地域別] 顧客への請求方法 中部

図表 2-368 [地域別] 顧客への請求方法 近畿

図表 2-369 [地域別] 顧客への請求方法 中国

Page 166: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

- 154 -

7. 書面による請求時の手数料徴求

(1)回答者全体

書面による請求時の手数料徴求については、「いいえ」の回答が95.8%とほぼ全ての事業

者が手数料を徴求していない。

100.0

53.8

7.7

0.0

0.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

書面(ポストイン、検針票と同時)

書面(郵送)

電子メール

電子画面(個別ページ)

不明

Q4-9-1 顧客への請求方法をお教え願います。:沖縄

<n=13>

95.0

50.6

1.7

1.7

1.7

0% 20% 40% 60% 80% 100%

書面(ポストイン、検針票と同時)

書面(郵送)

電子メール

電子画面(個別ページ)

不明

Q4-9-1 顧客への請求方法をお教え願います。:九州

<n=239>

93.3

53.9

0.0

3.4

1.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

書面(ポストイン、検針票と同時)

書面(郵送)

電子メール

電子画面(個別ページ)

不明

Q4-9-1 顧客への請求方法をお教え願います。:四国

図表 2-370 [地域別] 顧客への請求方法 四国

図表 2-371 [地域別] 顧客への請求方法 九州

図表 2-372 [地域別] 顧客への請求方法 沖縄

はい

1.5%

いいえ

95.8%

不明

2.7%

Q4-9-2 顧客への請求方法を書面で通知する場合、別途手数料を徴収していますか

<n=1956>

図表 2-373 書面による請求時の手数料徴求

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第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 155 -

(2)規模別

規模別では、得意先戸数「2501戸~」の事業者において手数料を徴求している比率が3.5%

とやや高くなっている。

8. 家庭用顧客からのLPガス料金の回収方法

(1)回答者全体

現状の料金回収方法について、93.8%の事業者が「集金」、同じく77.2%が「顧客が

持参」と回答しており、仮に一部だとしても、前時代的な回収方法が存在している。

93.8

94.6

25.2

31.6

77.8

77.2

7.8

1.8

1.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

集金

口座振替

コンビニ支払

クレジットカード

銀行振込

顧客が持参

QRコード決裁

その他

不明

Q4-10 家庭用顧客からのLPガス料金の回収方法で貴社で採用しているすべての回

収方法をお教え願います。

<n=1956>

【再掲】図表 2-375 家庭用顧客からの回収方法

3.5

1.8

0.9

1.2

0.6

1.0

95.8

97.5

96.9

97.3

96.4

94.9

0.6

0.7

2.2

1.5

3.0

4.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

2501戸~

(n=312)

1001~2500戸

(n=283)

601~1000戸

(n=227)

301~600戸

(n=412)

151~300戸

(n=333)

1~150戸

(n=292)

Q4-9-2 顧客への請求方法を書面で通知する場合、別途手数料を徴収していますか

はい いいえ 不明

図表 2-374 [規模別] 書面による請求時の手数料徴求

Page 168: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

- 156 -

(2)規模別

規模別では、「コンビニ支払」や「クレジットカード」を含め、大規模事業者の方が回答比率

は高く、回収方法の多様化が確認される結果となっている。

92.9

98.4

68.6

73.1

92.9

88.5

7.4

2.2

0.3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

集金

口座振替

コンビニ支払

クレジットカード

銀行振込

顧客が持参

QRコード決裁

その他

不明

Q4-10 家庭用顧客からのLPガス料金の回収方法で貴社で採用しているすべての回

収方法をお教え願います。:2501戸~

<n=312>

95.4

98.9

41.7

48.4

90.8

86.2

11.3

1.8

0.4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

集金

口座振替

コンビニ支払

クレジットカード

銀行振込

顧客が持参

QRコード決裁

その他

不明

Q4-10 家庭用顧客からのLPガス料金の回収方法で貴社で採用しているすべての回

収方法をお教え願います。:1001~2500戸

<n=283>

97.8

98.2

24.7

32.2

89.4

87.7

8.8

2.6

0.4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

集金

口座振替

コンビニ支払

クレジットカード

銀行振込

顧客が持参

QRコード決裁

その他

不明

Q4-10 家庭用顧客からのLPガス料金の回収方法で貴社で採用しているすべての回

収方法をお教え願います。:601~1000戸

<n=227>

95.9

98.5

12.9

22.1

83.3

82.3

9.7

1.0

0.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

集金

口座振替

コンビニ支払

クレジットカード

銀行振込

顧客が持参

QRコード決裁

その他

不明

Q4-10 家庭用顧客からのLPガス料金の回収方法で貴社で採用しているすべての回

収方法をお教え願います。:301~600戸

<n=412>

96.4

96.1

7.2

12.9

68.5

72.1

6.9

1.5

1.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

集金

口座振替

コンビニ支払

クレジットカード

銀行振込

顧客が持参

QRコード決裁

その他

不明

Q4-10 家庭用顧客からのLPガス料金の回収方法で貴社で採用しているすべての回

収方法をお教え願います。:151~300戸

<n=333>

87.7

79.8

4.1

9.6

46.6

54.5

3.4

2.1

3.8

0% 20% 40% 60% 80% 100%

集金

口座振替

コンビニ支払

クレジットカード

銀行振込

顧客が持参

QRコード決裁

その他

不明

Q4-10 家庭用顧客からのLPガス料金の回収方法で貴社で採用しているすべての回

収方法をお教え願います。:1~150戸

<n=292>

図表 2-376 [規模別] 家庭用顧客からの回収方法 得意先戸数 1~150戸

図表 2-377 [規模別] 家庭用顧客からの回収方法 得意先戸数 151~300戸

図表 2-378 [規模別] 家庭用顧客からの回収方法 得意先戸数 301~600戸

図表 2-379 [規模別] 家庭用顧客からの回収方法 得意先戸数 601~1000戸

図表 2-380 [規模別] 家庭用顧客からの回収方法 得意先戸数 1000~2500戸

図表 2-381 [規模別] 家庭用顧客からの回収方法 得意先戸数 2501戸~

Page 169: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 157 -

9. 今後増やしたいLPガス料金の回収方法

(1)回答者全体

今後増やしたい回収方法としては、「口座振替」(48.7%)、「クレジットカード」(3

3.3%)が上位となっている。

(2)規模別

規模別では、小規模事業者においては「口座振替」の回答比率が高く、大規模事業者では、そ

れに加えて「クレジットカード」や「QRコード決裁」の回答比率が高くなる傾向にある。大規

模事業者においては、「口座振替」に対する得意先のニーズは一服し、さらなる多様化を図って

いるものと思われる。

3.0

52.0

13.5

17.7

17.4

4.2

11.7

0.9

26.7

1.8

0% 20% 40% 60% 80% 100%

集金

口座振替

コンビニ支払

クレジットカード

銀行振込

顧客が持参

QRコード決裁

その他

特になし

不明

Q4-11 今後、増やしたいとお考えのLPガス料金の回収方法にをお教え願います。:

151~300戸

<n=333>

6.8

39.4

11.3

12.3

9.9

5.1

10.3

1.4

33.6

4.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

集金

口座振替

コンビニ支払

クレジットカード

銀行振込

顧客が持参

QRコード決裁

その他

特になし

不明

Q4-11 今後、増やしたいとお考えのLPガス料金の回収方法にをお教え願います。:1

~150戸

<n=292>

3.6

48.7

17.9

33.3

13.1

4.3

17.3

1.6

20.6

2.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

集金

口座振替

コンビニ支払

クレジットカード

銀行振込

顧客が持参

QRコード決裁

その他

特になし

不明

Q4-11 今後、増やしたいとお考えのLPガス料金の回収方法にをお教え願います。

<n=1956>

【再掲】図表 2-382 今後増やしたい回収方法

図表 2-383 [規模別] 今後増やしたい回収方法 得意先戸数 1~150戸

図表 2-384 [規模別] 今後増やしたい回収方法 得意先戸数 151~300戸

Page 170: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

- 158 -

1.9

49.0

18.9

57.7

10.3

2.6

24.4

1.9

11.5

1.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

集金

口座振替

コンビニ支払

クレジットカード

銀行振込

顧客が持参

QRコード決裁

その他

特になし

不明

Q4-11 今後、増やしたいとお考えのLPガス料金の回収方法にをお教え願います。:

2501戸~

<n=312>

1.1

45.9

25.1

48.8

9.5

3.2

21.9

2.8

14.5

2.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

集金

口座振替

コンビニ支払

クレジットカード

銀行振込

顧客が持参

QRコード決裁

その他

特になし

不明

Q4-11 今後、増やしたいとお考えのLPガス料金の回収方法にをお教え願います。:

1001~2500戸

<n=283>

2.2

49.3

21.1

40.1

15.0

4.4

23.3

1.8

17.6

1.3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

集金

口座振替

コンビニ支払

クレジットカード

銀行振込

顧客が持参

QRコード決裁

その他

特になし

不明

Q4-11 今後、増やしたいとお考えのLPガス料金の回収方法にをお教え願います。:

601~1000戸

<n=227>

5.1

53.4

20.4

29.6

15.0

6.8

16.5

1.0

20.4

1.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

集金

口座振替

コンビニ支払

クレジットカード

銀行振込

顧客が持参

QRコード決裁

その他

特になし

不明

Q4-11 今後、増やしたいとお考えのLPガス料金の回収方法にをお教え願います。:

301~600戸

<n=412>

図表 2-385 [規模別] 今後増やしたい回収方法 得意先戸数 301~600戸

図表 2-386 [規模別] 今後増やしたい回収方法 得意先戸数 601~1000戸

図表 2-387 [規模別] 今後増やしたい回収方法 得意先戸数 1000~2500戸

図表 2-388 [規模別] 今後増やしたい回収方法 得意先戸数 2501戸~

Page 171: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 159 -

10. 増やしたい回収方法の理由

前述の「増やしたい回収方法」を選択した理由としては、「顧客の利便性向上をはかるため」

(68.1%)、「未回収率の低減化をはかるため」(57.3%)が上位となっているが、

「クレジットカード」や「QRコード決裁」は上記の両立が可能となることから、今後の普及が

予想される。

68.1

10.9

57.3

33.9

37.4

22.7

0.9

2.8

1.9

1.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

顧客の利便性向上をはかるため

顧客との接点強化をはかるため

未回収率の低減化をはかるため

回収に係るコストが最安のため

営業担当者の業務効率向上をはかるため

経理担当者の事務負担軽減のため

パート・アルバイトの雇用維持のため

その他

特に理由は無い、不明

不明

Q4-12 (11)で選択したLPガス料金の回収方法を増やしたい理由をお教え願います。

<n=1503>

【再掲】図表 2-389 増やしたい回収方法の理由

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- 160 -

4-2 今後の展望、問題点等

1. 5年間での経営環境の変化

(1)回答者全体

5年間での経営環境の変化としては、「消費者戸数が減少している」(87.6%)、「単位消

費量が減少している」(65.1%)といった自社得意先の構造変化によるものと、「建て替え

時、オール電化への転換率が高まっている」(67.6%)、「既設住宅のオール電化への転換

が増加している」(50.9%)といったオール電化によるものが上位となっている。

87.6

65.1

67.6

50.9

12.3

10.6

34.4

19.9

15.1

23.0

16.2

27.4

10.7

4.0

1.6

9.9

3.8

1.9

1.8

0% 20% 40% 60% 80% 100%

消費者戸数が減少している

単位消費量が減少している

建て替え時、オール電化への転換率が高まっている

既設住宅のオール電化への転換が増加している

建て替え時、都市ガスへの転換率が高まっている

既設住宅の都市ガスへの転換が増加している

同業他社への切換えが増加している

仕入価格の高騰等事業経費の増加により、

収益の確保が困難となっている

経営者の高齢化により、後継者の確保が必要となっている

消費者の消費設備の購買意欲が減退し、

平均的商品購入価格が低くなっている

消費者の省エネ意識が高まり、高効率機器への

買い替えが進んでいる

電力・都市ガスなど他エネルギー価格より相対的に

高価となり、LPガス離れが進んでいる

消費者からの小売価格値下げ要求が増加している

太陽光、エコウイル等発電システムへの需要が高まっている

太陽熱温水器等再生可能エネルギー利用システムの

需要が高まっている

災害に強く環境にやさしい、国民生活に不可欠な

エネルギーとして、需要拡大が期待できる

その他

あまり変化していない

不明

Q5-1 経営環境について、この5年間でどのような変化が生じましたか。

<n=1956>

図表 2-390 5年間での経営環境の変化

Page 173: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 161 -

(2)規模別

規模別では、小規模事業者においては、得意先の増加要因も乏しいこともあり、特に自社得意

先に対する課題認識が強くなっている。一方、大規模事業者では自社得意先、オール電化に加

え、同業他社間での競争に対する課題認識も強くなっている。

94.0

65.2

67.6

53.2

10.8

8.4

25.2

16.8

15.6

24.9

8.7

24.0

5.4

3.9

2.1

4.8

3.6

0.9

2.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

消費者戸数が減少している

単位消費量が減少している

建て替え時、オール電化への転換率が高まっている

既設住宅のオール電化への転換が増加している

建て替え時、都市ガスへの転換率が高まっている

既設住宅の都市ガスへの転換が増加している

同業他社への切換えが増加している

仕入価格の高騰等事業経費の増加により、

収益の確保が困難となっている

経営者の高齢化により、後継者の確保が必要となっている

消費者の消費設備の購買意欲が減退し、

平均的商品購入価格が低くなっている

消費者の省エネ意識が高まり、高効率機器への

買い替えが進んでいる

電力・都市ガスなど他エネルギー価格より相対的に

高価となり、LPガス離れが進んでいる

消費者からの小売価格値下げ要求が増加している

太陽光、エコウイル等発電システムへの需要が高まっている

太陽熱温水器等再生可能エネルギー利用システムの

需要が高まっている

災害に強く環境にやさしい、国民生活に不可欠な

エネルギーとして、需要拡大が期待できる

その他

あまり変化していない

不明

Q5-1 経営環境について、この5年間でどのような変化が生じましたか。:151~300戸

<n=333>

84.2

60.3

55.5

40.1

10.3

6.5

17.5

16.1

20.9

18.2

5.8

19.9

3.8

5.5

2.1

5.8

3.1

7.2

3.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

消費者戸数が減少している

単位消費量が減少している

建て替え時、オール電化への転換率が高まっている

既設住宅のオール電化への転換が増加している

建て替え時、都市ガスへの転換率が高まっている

既設住宅の都市ガスへの転換が増加している

同業他社への切換えが増加している

仕入価格の高騰等事業経費の増加により、

収益の確保が困難となっている

経営者の高齢化により、後継者の確保が必要となっている

消費者の消費設備の購買意欲が減退し、

平均的商品購入価格が低くなっている

消費者の省エネ意識が高まり、高効率機器への

買い替えが進んでいる

電力・都市ガスなど他エネルギー価格より相対的に

高価となり、LPガス離れが進んでいる

消費者からの小売価格値下げ要求が増加している

太陽光、エコウイル等発電システムへの需要が高まっている

太陽熱温水器等再生可能エネルギー利用システムの

需要が高まっている

災害に強く環境にやさしい、国民生活に不可欠な

エネルギーとして、需要拡大が期待できる

その他

あまり変化していない

不明

Q5-1 経営環境について、この5年間でどのような変化が生じましたか。:1~150戸

<n=292>

図表 2-391 [規模別] 5年間での経営環境の変化 得意先戸数 1~150戸

図表 2-392 [規模別] 5年間での経営環境の変化 得意先戸数 151~300戸

94.2

65.3

72.8

52.9

10.4

10.7

31.3

21.6

18.4

24.0

13.1

28.4

10.0

3.9

1.9

10.4

3.6

0.7

0.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

消費者戸数が減少している

単位消費量が減少している

建て替え時、オール電化への転換率が高まっている

既設住宅のオール電化への転換が増加している

建て替え時、都市ガスへの転換率が高まっている

既設住宅の都市ガスへの転換が増加している

同業他社への切換えが増加している

仕入価格の高騰等事業経費の増加により、

収益の確保が困難となっている

経営者の高齢化により、後継者の確保が必要となっている

消費者の消費設備の購買意欲が減退し、

平均的商品購入価格が低くなっている

消費者の省エネ意識が高まり、高効率機器への

買い替えが進んでいる

電力・都市ガスなど他エネルギー価格より相対的に

高価となり、LPガス離れが進んでいる

消費者からの小売価格値下げ要求が増加している

太陽光、エコウイル等発電システムへの需要が高まっている

太陽熱温水器等再生可能エネルギー利用システムの

需要が高まっている

災害に強く環境にやさしい、国民生活に不可欠な

エネルギーとして、需要拡大が期待できる

その他

あまり変化していない

不明

Q5-1 経営環境について、この5年間でどのような変化が生じましたか。:301~600戸

<n=412>

図表 2-393[規模別] 5年間での経営環境の変化 得意先戸数 301~600戸

90.3

69.2

70.5

53.3

11.0

11.0

37.4

23.3

16.7

27.8

22.9

30.0

11.5

0.9

1.3

14.5

6.2

0.4

0.4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

消費者戸数が減少している

単位消費量が減少している

建て替え時、オール電化への転換率が高まっている

既設住宅のオール電化への転換が増加している

建て替え時、都市ガスへの転換率が高まっている

既設住宅の都市ガスへの転換が増加している

同業他社への切換えが増加している

仕入価格の高騰等事業経費の増加により、

収益の確保が困難となっている

経営者の高齢化により、後継者の確保が必要となっている

消費者の消費設備の購買意欲が減退し、

平均的商品購入価格が低くなっている

消費者の省エネ意識が高まり、高効率機器への

買い替えが進んでいる

電力・都市ガスなど他エネルギー価格より相対的に

高価となり、LPガス離れが進んでいる

消費者からの小売価格値下げ要求が増加している

太陽光、エコウイル等発電システムへの需要が高まっている

太陽熱温水器等再生可能エネルギー利用システムの

需要が高まっている

災害に強く環境にやさしい、国民生活に不可欠な

エネルギーとして、需要拡大が期待できる

その他

あまり変化していない

不明

Q5-1 経営環境について、この5年間でどのような変化が生じましたか。:601~1000

<n=227>

図表 2-394[規模別] 5年間での経営環境の変化 得意先戸数 601~1000戸

Page 174: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

- 162 -

75.0

71.2

66.3

51.0

18.9

15.4

56.4

17.6

5.4

20.8

32.7

35.6

22.8

4.5

0.3

12.2

4.8

1.0

1.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

消費者戸数が減少している

単位消費量が減少している

建て替え時、オール電化への転換率が高まっている

既設住宅のオール電化への転換が増加している

建て替え時、都市ガスへの転換率が高まっている

既設住宅の都市ガスへの転換が増加している

同業他社への切換えが増加している

仕入価格の高騰等事業経費の増加により、

収益の確保が困難となっている

経営者の高齢化により、後継者の確保が必要となっている

消費者の消費設備の購買意欲が減退し、

平均的商品購入価格が低くなっている

消費者の省エネ意識が高まり、高効率機器への

買い替えが進んでいる

電力・都市ガスなど他エネルギー価格より相対的に

高価となり、LPガス離れが進んでいる

消費者からの小売価格値下げ要求が増加している

太陽光、エコウイル等発電システムへの需要が高まっている

太陽熱温水器等再生可能エネルギー利用システムの

需要が高まっている

災害に強く環境にやさしい、国民生活に不可欠な

エネルギーとして、需要拡大が期待できる

その他

あまり変化していない

不明

Q5-1 経営環境について、この5年間でどのような変化が生じましたか。:2501戸~

<n=312>

89.4

66.1

76.3

58.7

12.0

11.7

43.5

25.8

13.4

23.0

19.4

28.3

13.4

5.3

1.8

15.5

2.8

0.7

0.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

消費者戸数が減少している

単位消費量が減少している

建て替え時、オール電化への転換率が高まっている

既設住宅のオール電化への転換が増加している

建て替え時、都市ガスへの転換率が高まっている

既設住宅の都市ガスへの転換が増加している

同業他社への切換えが増加している

仕入価格の高騰等事業経費の増加により、

収益の確保が困難となっている

経営者の高齢化により、後継者の確保が必要となっている

消費者の消費設備の購買意欲が減退し、

平均的商品購入価格が低くなっている

消費者の省エネ意識が高まり、高効率機器への

買い替えが進んでいる

電力・都市ガスなど他エネルギー価格より相対的に

高価となり、LPガス離れが進んでいる

消費者からの小売価格値下げ要求が増加している

太陽光、エコウイル等発電システムへの需要が高まっている

太陽熱温水器等再生可能エネルギー利用システムの

需要が高まっている

災害に強く環境にやさしい、国民生活に不可欠な

エネルギーとして、需要拡大が期待できる

その他

あまり変化していない

不明

Q5-1 経営環境について、この5年間でどのような変化が生じましたか。:1001~2500

<n=283>

図表 2-395 [規模別] 5年間での経営環境の変化 得意先戸数 1000~2500戸

図表 2-396 [規模別] 5年間での経営環境の変化 得意先戸数 2501戸~

Page 175: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 163 -

(3)地域別

地域別では、総じて自社得意先、オール電化、同業との競合が上位の環境変化となっている

が、その回答比率は地域により異なり、経営環境に関する地域性が見て取れる。

87.5

65.1

73.4

52.6

23.4

18.2

43.8

29.2

13.5

24.5

20.8

33.3

14.6

3.1

1.6

9.9

3.6

3.1

1.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

消費者戸数が減少している

単位消費量が減少している

建て替え時、オール電化への転換率が高まっている

既設住宅のオール電化への転換が増加している

建て替え時、都市ガスへの転換率が高まっている

既設住宅の都市ガスへの転換が増加している

同業他社への切換えが増加している

仕入価格の高騰等事業経費の増加により、

収益の確保が困難となっている

経営者の高齢化により、後継者の確保が必要となっている

消費者の消費設備の購買意欲が減退し、

平均的商品購入価格が低くなっている

消費者の省エネ意識が高まり、高効率機器への

買い替えが進んでいる

電力・都市ガスなど他エネルギー価格より相対的に

高価となり、LPガス離れが進んでいる

消費者からの小売価格値下げ要求が増加している

太陽光、エコウイル等発電システムへの需要が高まっている

太陽熱温水器等再生可能エネルギー利用システムの

需要が高まっている

災害に強く環境にやさしい、国民生活に不可欠な

エネルギーとして、需要拡大が期待できる

その他

あまり変化していない

不明

Q5-1 経営環境について、この5年間でどのような変化が生じましたか。:中部

86.2

65.0

63.3

42.8

17.6

15.5

49.5

18.4

15.6

21.4

18.4

29.4

16.1

4.6

1.2

7.6

3.1

2.6

2.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

消費者戸数が減少している

単位消費量が減少している

建て替え時、オール電化への転換率が高まっている

既設住宅のオール電化への転換が増加している

建て替え時、都市ガスへの転換率が高まっている

既設住宅の都市ガスへの転換が増加している

同業他社への切換えが増加している

仕入価格の高騰等事業経費の増加により、

収益の確保が困難となっている

経営者の高齢化により、後継者の確保が必要となっている

消費者の消費設備の購買意欲が減退し、

平均的商品購入価格が低くなっている

消費者の省エネ意識が高まり、高効率機器への

買い替えが進んでいる

電力・都市ガスなど他エネルギー価格より相対的に

高価となり、LPガス離れが進んでいる

消費者からの小売価格値下げ要求が増加している

太陽光、エコウイル等発電システムへの需要が高まっている

太陽熱温水器等再生可能エネルギー利用システムの

需要が高まっている

災害に強く環境にやさしい、国民生活に不可欠な

エネルギーとして、需要拡大が期待できる

その他

あまり変化していない

不明

Q5-1 経営環境について、この5年間でどのような変化が生じましたか。:関東

89.7

73.4

75.9

58.2

2.1

1.4

34.0

17.4

14.5

26.2

8.9

23.0

5.7

3.9

1.4

11.3

5.0

1.1

1.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

消費者戸数が減少している

単位消費量が減少している

建て替え時、オール電化への転換率が高まっている

既設住宅のオール電化への転換が増加している

建て替え時、都市ガスへの転換率が高まっている

既設住宅の都市ガスへの転換が増加している

同業他社への切換えが増加している

仕入価格の高騰等事業経費の増加により、

収益の確保が困難となっている

経営者の高齢化により、後継者の確保が必要となっている

消費者の消費設備の購買意欲が減退し、

平均的商品購入価格が低くなっている

消費者の省エネ意識が高まり、高効率機器への

買い替えが進んでいる

電力・都市ガスなど他エネルギー価格より相対的に

高価となり、LPガス離れが進んでいる

消費者からの小売価格値下げ要求が増加している

太陽光、エコウイル等発電システムへの需要が高まっている

太陽熱温水器等再生可能エネルギー利用システムの

需要が高まっている

災害に強く環境にやさしい、国民生活に不可欠な

エネルギーとして、需要拡大が期待できる

その他

あまり変化していない

不明

Q5-1 経営環境について、この5年間でどのような変化が生じましたか。:東北

89.6

67.7

34.4

17.7

8.3

6.3

19.8

22.9

14.6

16.7

9.4

10.4

3.1

2.1

0.0

10.4

5.2

2.1

0.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

消費者戸数が減少している

単位消費量が減少している

建て替え時、オール電化への転換率が高まっている

既設住宅のオール電化への転換が増加している

建て替え時、都市ガスへの転換率が高まっている

既設住宅の都市ガスへの転換が増加している

同業他社への切換えが増加している

仕入価格の高騰等事業経費の増加により、

収益の確保が困難となっている

経営者の高齢化により、後継者の確保が必要となっている

消費者の消費設備の購買意欲が減退し、

平均的商品購入価格が低くなっている

消費者の省エネ意識が高まり、高効率機器への

買い替えが進んでいる

電力・都市ガスなど他エネルギー価格より相対的に

高価となり、LPガス離れが進んでいる

消費者からの小売価格値下げ要求が増加している

太陽光、エコウイル等発電システムへの需要が高まっている

太陽熱温水器等再生可能エネルギー利用システムの

需要が高まっている

災害に強く環境にやさしい、国民生活に不可欠な

エネルギーとして、需要拡大が期待できる

その他

あまり変化していない

不明

Q5-1 経営環境について、この5年間でどのような変化が生じましたか。:北海道

図表 2-397 [地域別] 5年間での経営環境の変化 北海道

図表 2-398 [地域別] 5年間での経営環境の変化 東北

図表 2-399 [地域別] 5年間での経営環境の変化 関東

図表 2-400 [地域別] 5年間での経営環境の変化 中部

Page 176: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

- 164 -

88.3

64.4

76.6

62.3

4.6

2.9

25.9

22.2

15.1

24.7

18.0

25.9

10.0

3.3

1.3

10.5

3.8

1.3

1.7

0% 20% 40% 60% 80% 100%

消費者戸数が減少している

単位消費量が減少している

建て替え時、オール電化への転換率が高まっている

既設住宅のオール電化への転換が増加している

建て替え時、都市ガスへの転換率が高まっている

既設住宅の都市ガスへの転換が増加している

同業他社への切換えが増加している

仕入価格の高騰等事業経費の増加により、

収益の確保が困難となっている

経営者の高齢化により、後継者の確保が必要となっている

消費者の消費設備の購買意欲が減退し、

平均的商品購入価格が低くなっている

消費者の省エネ意識が高まり、高効率機器への

買い替えが進んでいる

電力・都市ガスなど他エネルギー価格より相対的に

高価となり、LPガス離れが進んでいる

消費者からの小売価格値下げ要求が増加している

太陽光、エコウイル等発電システムへの需要が高まっている

太陽熱温水器等再生可能エネルギー利用システムの

需要が高まっている

災害に強く環境にやさしい、国民生活に不可欠な

エネルギーとして、需要拡大が期待できる

その他

あまり変化していない

不明

Q5-1 経営環境について、この5年間でどのような変化が生じましたか。:九州

92.1

55.1

70.8

60.7

0.0

3.4

24.7

27.0

18.0

20.2

14.6

21.3

10.1

3.4

2.2

14.6

4.5

0.0

1.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

消費者戸数が減少している

単位消費量が減少している

建て替え時、オール電化への転換率が高まっている

既設住宅のオール電化への転換が増加している

建て替え時、都市ガスへの転換率が高まっている

既設住宅の都市ガスへの転換が増加している

同業他社への切換えが増加している

仕入価格の高騰等事業経費の増加により、

収益の確保が困難となっている

経営者の高齢化により、後継者の確保が必要となっている

消費者の消費設備の購買意欲が減退し、

平均的商品購入価格が低くなっている

消費者の省エネ意識が高まり、高効率機器への

買い替えが進んでいる

電力・都市ガスなど他エネルギー価格より相対的に

高価となり、LPガス離れが進んでいる

消費者からの小売価格値下げ要求が増加している

太陽光、エコウイル等発電システムへの需要が高まっている

太陽熱温水器等再生可能エネルギー利用システムの

需要が高まっている

災害に強く環境にやさしい、国民生活に不可欠な

エネルギーとして、需要拡大が期待できる

その他

あまり変化していない

不明

Q5-1 経営環境について、この5年間でどのような変化が生じましたか。:四国

87.7

53.8

70.8

59.1

4.7

5.3

20.5

12.3

8.8

28.7

15.8

22.8

5.8

6.4

2.9

9.9

3.5

2.3

0.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

消費者戸数が減少している

単位消費量が減少している

建て替え時、オール電化への転換率が高まっている

既設住宅のオール電化への転換が増加している

建て替え時、都市ガスへの転換率が高まっている

既設住宅の都市ガスへの転換が増加している

同業他社への切換えが増加している

仕入価格の高騰等事業経費の増加により、

収益の確保が困難となっている

経営者の高齢化により、後継者の確保が必要となっている

消費者の消費設備の購買意欲が減退し、

平均的商品購入価格が低くなっている

消費者の省エネ意識が高まり、高効率機器への

買い替えが進んでいる

電力・都市ガスなど他エネルギー価格より相対的に

高価となり、LPガス離れが進んでいる

消費者からの小売価格値下げ要求が増加している

太陽光、エコウイル等発電システムへの需要が高まっている

太陽熱温水器等再生可能エネルギー利用システムの

需要が高まっている

災害に強く環境にやさしい、国民生活に不可欠な

エネルギーとして、需要拡大が期待できる

その他

あまり変化していない

不明

Q5-1 経営環境について、この5年間でどのような変化が生じましたか。:中国

88.0

66.2

66.5

54.9

20.7

18.8

17.7

16.9

19.2

20.3

16.2

35.7

7.9

3.4

2.3

10.2

4.1

1.5

3.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

消費者戸数が減少している

単位消費量が減少している

建て替え時、オール電化への転換率が高まっている

既設住宅のオール電化への転換が増加している

建て替え時、都市ガスへの転換率が高まっている

既設住宅の都市ガスへの転換が増加している

同業他社への切換えが増加している

仕入価格の高騰等事業経費の増加により、

収益の確保が困難となっている

経営者の高齢化により、後継者の確保が必要となっている

消費者の消費設備の購買意欲が減退し、

平均的商品購入価格が低くなっている

消費者の省エネ意識が高まり、高効率機器への

買い替えが進んでいる

電力・都市ガスなど他エネルギー価格より相対的に

高価となり、LPガス離れが進んでいる

消費者からの小売価格値下げ要求が増加している

太陽光、エコウイル等発電システムへの需要が高まっている

太陽熱温水器等再生可能エネルギー利用システムの

需要が高まっている

災害に強く環境にやさしい、国民生活に不可欠な

エネルギーとして、需要拡大が期待できる

その他

あまり変化していない

不明

Q5-1 経営環境について、この5年間でどのような変化が生じましたか。:近畿

図表 2-401 [地域別] 5年間での経営環境の変化 近畿

図表 2-402 [地域別] 5年間での経営環境の変化 中国

図表 2-403 [地域別] 5年間での経営環境の変化 四国

図表 2-404 [地域別] 5年間での経営環境の変化 九州

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第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 165 -

2. 今年度の投資方針

今後の投資方針としては、「決まっていない」事業者が43.9%と半数近くに達している。

46.2

84.6

46.2

23.1

0.0

0.0

46.2

53.8

15.4

15.4

30.8

15.4

7.7

7.7

7.7

30.8

0.0

0.0

0.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

消費者戸数が減少している

単位消費量が減少している

建て替え時、オール電化への転換率が高まっている

既設住宅のオール電化への転換が増加している

建て替え時、都市ガスへの転換率が高まっている

既設住宅の都市ガスへの転換が増加している

同業他社への切換えが増加している

仕入価格の高騰等事業経費の増加により、

収益の確保が困難となっている

経営者の高齢化により、後継者の確保が必要となっている

消費者の消費設備の購買意欲が減退し、

平均的商品購入価格が低くなっている

消費者の省エネ意識が高まり、高効率機器への

買い替えが進んでいる

電力・都市ガスなど他エネルギー価格より相対的に

高価となり、LPガス離れが進んでいる

消費者からの小売価格値下げ要求が増加している

太陽光、エコウイル等発電システムへの需要が高まっている

太陽熱温水器等再生可能エネルギー利用システムの

需要が高まっている

災害に強く環境にやさしい、国民生活に不可欠な

エネルギーとして、需要拡大が期待できる

その他

あまり変化していない

不明

Q5-1 経営環境について、この5年間でどのような変化が生じましたか。:沖縄

図表 2-405 [地域別] 5年間での経営環境の変化 沖縄

保安に関する投資を優

35.4%

顧客開拓に関する投資

を優先

12.9%

決まっていない

43.9%

不明

7.9%

Q5-2 今年度の投資方針についてお尋ねします。該当するものをお教え願います。

<n=1956>

【再掲】図表 2-406 今年度の投資方針

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- 166 -

3. 投資額の比率

(1)平均値

昨年度に実施済みもしくは今後予定している投資の比率(平均値)としては、「集中監視シス

テム」(10.2%)や「新型ガスメーター」(29.5%)といった保安面に関するものが4

0%弱、「得意先戸数を増やす」(19.7%)、「新規事業等への投資」(14.7%)とい

った積極投資が30%強となっている。事業の拡大よりも維持にやや重きを置いている事がうか

がわれる。

(2)集中監視システム

①回答者全体

集中監視システムについては、「0%」(投資をしない)の事業者が55.3%と過半数を占め

るが、投資比率の平均値が約10%であったため、全体の「10%」(9.4%)、「20%」

(5.7%)と、投資の一部を集中監視システム導入に充てる事業者もわずかながら見られる。

55.3

9.4

5.7

4.3

2.2

3.0

1.1

0.6

0.7

0.4

0.7

16.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

Q5-3-1 平成30年度中に行った、あるいは今後行う投資について全体の投資額を100

とした時の割合を四捨五入してお答えください。[集中監視システムへの投資]

<n=1956>

10.2 29.5 19.7 9.0 14.7 16.9

0% 20% 40% 60% 80% 100%

投資額の割合

Q5-3 平成30年度中に行った、あるいは今後行う投資について全体の投資額を100とし

た時の割合を四捨五入してお答えください。

集中監視システムへの投資 新型ガスメーターへの投資

得意先戸数を増やす為の投資 新しい請求システム等への投資

新規事業、新規扱い商品、サービスへの投資 その他

<n=1633>横帯グラフ:平均

【再掲】図表 2-407 投資額の比率(平均値)

図表 2-408 集中監視システムの投資比率

Page 179: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 167 -

②規模別

規模別では、小規模事業者ほど「0%」の回答比率が高くなっている。現状でも大規模事業者の

方が導入比率は高い傾向にあるため、事業者間の導入比率の乖離が大きくなることが懸念され

る。

59.0

9.3

4.8

4.8

4.0

3.1

0.0

0.9

0.0

0.0

0.9

13.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

Q5-3-1 平成30年度中に行った、あるいは今後行う投資について全体の投資額を100

とした時の割合を四捨五入してお答えください。[集中監視システムへの投資]:601

~1000戸

<n=227>

66.7

7.5

2.9

3.6

1.0

1.9

1.5

0.2

0.7

0.5

1.2

12.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

Q5-3-1 平成30年度中に行った、あるいは今後行う投資について全体の投資額を100

とした時の割合を四捨五入してお答えください。[集中監視システムへの投資]:301

~600戸

<n=412>

67.3

5.7

1.5

0.9

1.2

2.4

0.3

0.0

0.3

0.0

0.3

20.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

Q5-3-1 平成30年度中に行った、あるいは今後行う投資について全体の投資額を100

とした時の割合を四捨五入してお答えください。[集中監視システムへの投資]:151

~300戸

<n=333>

69.9

2.4

1.7

0.3

0.7

0.3

0.0

0.0

0.7

0.3

0.0

23.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

Q5-3-1 平成30年度中に行った、あるいは今後行う投資について全体の投資額を100

とした時の割合を四捨五入してお答えください。[集中監視システムへの投資]:1~

150戸

<n=292>

図表 2-409 [規模別] 集中監視システムの投資比率 得意先戸数 1~150戸

図表 2-410 [規模別] 集中監視システムの投資比率 得意先戸数 151~300戸

図表 2-411 [規模別] 集中監視システムの投資比率 得意先戸数 301~600戸

図表 2-412 [規模別] 集中監視システムの投資比率 得意先戸数 601~1000戸

Page 180: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

- 168 -

(3)新型ガスメーター

①回答者全体

新型ガスメーターについては、投資比率の平均値が最も高かったこともあり、「0%」の事業者

は28.0%に止まり、「100%」(投資は新型ガスメーターのみ)の事業者も5.2%見られ、

各事業者の投資意欲の高さがうかがわれる。

28.0

10.7

9.2

8.1

3.0

7.1

2.0

2.7

4.4

3.0

5.2

16.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

Q5-3-2 平成30年度中に行った、あるいは今後行う投資について全体の投資額を100

とした時の割合を四捨五入してお答えください。[新型ガスメーターへの投資]

<n=1956>

25.6

17.0

16.0

11.2

3.8

6.4

2.6

1.3

1.9

0.6

0.3

13.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

Q5-3-1 平成30年度中に行った、あるいは今後行う投資について全体の投資額を100

とした時の割合を四捨五入してお答えください。[集中監視システムへの投資]:

2501戸~

<n=312>

45.6

15.2

8.5

6.4

4.2

4.2

2.5

1.8

0.7

1.1

1.4

8.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

Q5-3-1 平成30年度中に行った、あるいは今後行う投資について全体の投資額を100

とした時の割合を四捨五入してお答えください。[集中監視システムへの投資]:

1001~2500戸

<n=283>

図表 2-413 [規模別] 集中監視システムの投資比率 得意先戸数 1001~2500戸

図表 2-414 [規模別] 集中監視システムの投資比率 得意先戸数 2501戸~

図表 2-415 新型ガスメーターの投資比率

Page 181: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 169 -

②規模別

規模別においては、小規模事業者の方が投資比率は高い傾向にある。ガスメーターの有効期限

というコンプライアンス上の問題もあり、事業者の意思とは無関係に投資をせざるを得ないた

め、投資総額が少ないであろう小規模事業者において、比率が高くなっているものと思われる。

22.9

11.0

11.0

12.8

4.4

7.5

3.1

4.0

2.6

2.6

4.8

13.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

Q5-3-2 平成30年度中に行った、あるいは今後行う投資について全体の投資額を100

とした時の割合を四捨五入してお答えください。[新型ガスメーターへの投資]:601~

1000戸

<n=227>

25.7

9.5

7.3

10.0

4.6

10.0

2.7

2.4

5.1

3.6

7.0

12.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

Q5-3-2 平成30年度中に行った、あるいは今後行う投資について全体の投資額を100

とした時の割合を四捨五入してお答えください。[新型ガスメーターへの投資]:301~

600戸

<n=412>

25.2

5.1

6.6

6.0

1.5

9.6

2.7

3.9

6.6

4.8

7.8

20.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

Q5-3-2 平成30年度中に行った、あるいは今後行う投資について全体の投資額を100

とした時の割合を四捨五入してお答えください。[新型ガスメーターへの投資]:151~

300戸

<n=333>

29.8

4.5

3.4

4.5

3.1

4.8

1.0

3.4

8.6

3.8

9.6

23.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

Q5-3-2 平成30年度中に行った、あるいは今後行う投資について全体の投資額を100

とした時の割合を四捨五入してお答えください。[新型ガスメーターへの投資]:1~

150戸

<n=292>

図表 2-416 [規模別] 新型ガスメーターの投資比率 得意先戸数 1~150戸

図表 2-417 [規模別] 新型ガスメーターの投資比率 得意先戸数 151~300戸

図表 2-418 [規模別] 新型ガスメーターの投資比率 得意先戸数 301~600戸

図表 2-419 [規模別] 新型ガスメーターの投資比率 得意先戸数 601~1000戸

Page 182: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

- 170 -

(4)新規得意先獲得

①回答者全体

新規得意先獲得に関する投資については、他の項目よりも投資比率が分散している傾向にあ

り、各事業者が一定程度投資している様子がうかがわれる。

35.5

12.7

9.4

8.2

3.6

5.8

2.0

1.8

1.9

0.8

1.8

16.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

Q5-3-3 平成30年度中に行った、あるいは今後行う投資について全体の投資額を100

とした時の割合を四捨五入してお答えください。[得意先戸数を増やす為の投資]

<n=1956>

34.0

19.2

17.3

7.7

0.6

5.1

0.6

0.0

1.0

0.6

0.6

13.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

Q5-3-2 平成30年度中に行った、あるいは今後行う投資について全体の投資額を100

とした時の割合を四捨五入してお答えください。[新型ガスメーターへの投資]:2501

戸~

<n=312>

36.0

18.4

10.6

9.5

4.9

4.6

1.1

3.2

1.8

0.7

0.7

8.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

Q5-3-2 平成30年度中に行った、あるいは今後行う投資について全体の投資額を100

とした時の割合を四捨五入してお答えください。[新型ガスメーターへの投資]:1001

~2500戸

<n=283>

図表 2-420 [規模別] 新型ガスメーターの投資比率 得意先戸数 1001~2500戸

図表 2-421 [規模別] 新型ガスメーターの投資比率 得意先戸数 2501戸~

図表 2-422 新規得意先獲得の投資比率

Page 183: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 171 -

②規模別

規模別においては、大規模事業者の方が投資比率は高い傾向にある。小規模事業者においては

新規得意先獲得に充てる資金面の問題以外に、自社商圏内における投資効果(投資をするに見合

う新規得意先が少ない)の問題もあるものと推測される。

30.0

21.1

12.3

6.2

4.4

6.2

1.3

1.3

1.3

1.8

0.9

13.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

Q5-3-3 平成30年度中に行った、あるいは今後行う投資について全体の投資額を100

とした時の割合を四捨五入してお答えください。[得意先戸数を増やす為の投資]:

601~1000戸

<n=227>

40.8

14.1

10.7

9.0

2.4

4.9

1.7

1.7

0.7

0.2

1.7

12.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

Q5-3-3 平成30年度中に行った、あるいは今後行う投資について全体の投資額を100

とした時の割合を四捨五入してお答えください。[得意先戸数を増やす為の投資]:

301~600戸

<n=412>

48.0

9.0

6.3

6.3

2.1

3.9

0.6

0.6

0.9

0.3

1.8

20.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

Q5-3-3 平成30年度中に行った、あるいは今後行う投資について全体の投資額を100

とした時の割合を四捨五入してお答えください。[得意先戸数を増やす為の投資]:

151~300戸

<n=333>

53.4

8.9

4.5

3.8

0.7

0.7

0.3

0.3

0.7

0.3

2.7

23.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

Q5-3-3 平成30年度中に行った、あるいは今後行う投資について全体の投資額を100

とした時の割合を四捨五入してお答えください。[得意先戸数を増やす為の投資]:1

~150戸

<n=292>

図表 2-423 [規模別] 新規得意先獲得の投資比率 得意先戸数 1~150戸

図表 2-424 [規模別] 新規得意先獲得の投資比率 得意先戸数 151~300戸

図表 2-425 [規模別] 新規得意先獲得の投資比率 得意先戸数 301~600戸

図表 2-426 [規模別] 新規得意先獲得の投資比率 得意先戸数 601~1000戸

Page 184: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

- 172 -

(5)新しい請求システム等

①回答者全体

新しい請求システム等への投資については、投資比率の平均値が9.0%と相対的に低かった

こともあり、「0%」の事業者が51.1%と過半数を占めている。

51.1

15.4

7.8

3.9

1.3

1.7

0.2

0.5

0.4

0.4

0.7

16.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

Q5-3-4 平成30年度中に行った、あるいは今後行う投資について全体の投資額を100

とした時の割合を四捨五入してお答えください。[新しい請求システム等への投資]

<n=1956>

14.4

12.2

12.2

10.3

7.4

12.5

6.1

4.8

4.2

1.0

1.9

13.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

Q5-3-3 平成30年度中に行った、あるいは今後行う投資について全体の投資額を100

とした時の割合を四捨五入してお答えください。[得意先戸数を増やす為の投資]:

2501戸~

<n=312>

24.0

14.5

11.3

14.8

5.7

8.1

2.5

2.5

4.2

1.8

2.1

8.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

Q5-3-3 平成30年度中に行った、あるいは今後行う投資について全体の投資額を100

とした時の割合を四捨五入してお答えください。[得意先戸数を増やす為の投資]:

1001~2500戸

<n=283>

図表 2-427 [規模別] 新規得意先獲得の投資比率 得意先戸数 1001~2500戸

図表 2-428 [規模別] 新規得意先獲得の投資比率 得意先戸数 2501戸~

図表 2-429 新しい請求システム等の投資比率

Page 185: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 173 -

②規模別

規模別では、小規模事業者において投資比率が低い傾向にあるが、小規模事業者はそもそも得

意先戸数が少ないため、システムを導入し高度化を図る必要性に乏しいものと思われる。

43.6

18.9

12.8

5.3

2.2

1.3

0.4

1.3

0.0

0.0

0.9

13.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

Q5-3-4 平成30年度中に行った、あるいは今後行う投資について全体の投資額を100

とした時の割合を四捨五入してお答えください。[新しい請求システム等への投資]:

601~1000戸

<n=227>

53.4

14.8

8.3

4.4

0.5

2.9

0.0

1.7

0.2

0.7

1.0

12.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

Q5-3-4 平成30年度中に行った、あるいは今後行う投資について全体の投資額を100

とした時の割合を四捨五入してお答えください。[新しい請求システム等への投資]:

301~600戸

<n=412>

54.7

9.0

7.2

2.4

2.1

2.1

0.3

0.0

0.3

0.6

1.2

20.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

Q5-3-4 平成30年度中に行った、あるいは今後行う投資について全体の投資額を100

とした時の割合を四捨五入してお答えください。[新しい請求システム等への投資]:

151~300戸

<n=333>

58.6

6.8

4.1

2.7

0.7

2.4

0.0

0.0

0.3

0.3

0.3

23.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

Q5-3-4 平成30年度中に行った、あるいは今後行う投資について全体の投資額を100

とした時の割合を四捨五入してお答えください。[新しい請求システム等への投資]:1

~150戸

<n=292>

図表 2-430 [規模別] 新しい請求システム等の 投資比率

得意先戸数 1~150戸

図表 2-431 [規模別] 新しい請求システム等の 投資比率

得意先戸数 151~300戸

図表 2-432 [規模別] 新しい請求システム等の 投資比率

得意先戸数 301~600戸

図表 2-433 [規模別] 新しい請求システム等の 投資比率

得意先戸数 601~1000戸

Page 186: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

- 174 -

(6)新規事業、新規扱い商品、サービス

①回答者全体

新規事業、新規扱い商品、サービスに関する投資については、新規得意先獲得同様に、各事業

者は一定程度実施する模様であり、40%近くの事業者が比率は「50%以下」で投資を実施する

と回答している。

39.8

16.6

9.6

6.2

2.5

4.2

1.2

0.8

0.7

0.5

1.5

16.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

<n=1956>

Q5-3-5 平成30年度中に行った、あるいは今後行う投資について全体の投資額を100とした時の

割合を四捨五入してお答えください。[新規事業、新規扱い商品、サービスへの投資]

45.8

24.0

10.3

3.8

1.9

0.3

0.0

0.0

0.6

0.0

0.0

13.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

Q5-3-4 平成30年度中に行った、あるいは今後行う投資について全体の投資額を100

とした時の割合を四捨五入してお答えください。[新しい請求システム等への投資]:

2501戸~

<n=312>

51.9

23.7

6.0

5.3

0.7

1.4

0.4

0.0

0.4

0.7

1.1

8.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

Q5-3-4 平成30年度中に行った、あるいは今後行う投資について全体の投資額を100

とした時の割合を四捨五入してお答えください。[新しい請求システム等への投資]:

1001~2500戸

<n=283>

図表 2-434 [規模別] 新しい請求システム等の 投資比率

得意先戸数 1001~2500戸

図表 2-435 [規模別] 新しい請求システム等の 投資比率

得意先戸数 2501戸~

図表 2-436 新規事業、新規扱い商品、サービスの投資比率

Page 187: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 175 -

②規模別

規模別では、小規模事業者において投資比率が低い傾向にあるが、小規模事業者は新規事業、

新規扱い商品、サービスに充てる資金面の余裕に乏しいものと思われる。

35.7

19.4

10.1

8.8

4.4

4.0

1.3

0.9

0.4

0.4

1.3

13.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

Q5-3-5 平成30年度中に行った、あるいは今後行う投資について全体の投資額を100

とした時の割合を四捨五入してお答えください。[新規事業、新規扱い商品、サービスへ

の投資]:601~1000戸

<n=227>

44.2

15.3

11.9

5.6

2.4

3.4

1.0

0.2

1.0

1.0

1.9

12.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

Q5-3-5 平成30年度中に行った、あるいは今後行う投資について全体の投資額を100

とした時の割合を四捨五入してお答えください。[新規事業、新規扱い商品、サービスへ

の投資]:301~600戸

<n=412>

44.1

12.0

6.0

5.4

1.8

5.4

0.6

1.5

0.3

0.3

2.4

20.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

Q5-3-5 平成30年度中に行った、あるいは今後行う投資について全体の投資額を100

とした時の割合を四捨五入してお答えください。[新規事業、新規扱い商品、サービスへ

の投資]:151~300戸

<n=333>

48.6

11.0

4.1

4.1

1.0

3.1

0.3

0.7

0.3

0.3

2.7

23.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

Q5-3-5 平成30年度中に行った、あるいは今後行う投資について全体の投資額を100

とした時の割合を四捨五入してお答えください。[新規事業、新規扱い商品、サービスへ

の投資]:1~150戸

<n=292>

図表 2-437 [規模別] 新規事業、新規扱い商品、 サービスの投資比率 得意先戸数 1~150戸

図表 2-438 [規模別] 新規事業、新規扱い商品、 サービスの投資比率

得意先戸数 151~300戸

図表 2-439 [規模別] 新規事業、新規扱い商品、 サービスの投資比率

得意先戸数 301~600戸

図表 2-440 [規模別] 新規事業、新規扱い商品、 サービスの投資比率

得意先戸数 601~1000戸

Page 188: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

- 176 -

(7)その他

①回答者全体

その他の投資については、「0%」(47.1%)、「不明」(16.5%)を除く、36.

4%の事業者が何かしらの投資を行う結果となっている。

47.1

12.8

6.7

2.7

2.0

2.6

0.9

0.9

1.2

0.6

5.9

16.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

Q5-3-6 平成30年度中に行った、あるいは今後行う投資について全体の投資額を100

とした時の割合を四捨五入してお答えください。[その他]

<n=1956>

33.7

24.4

14.4

4.8

3.2

2.6

2.2

0.6

0.6

0.3

0.0

13.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

Q5-3-5 平成30年度中に行った、あるいは今後行う投資について全体の投資額を100

とした時の割合を四捨五入してお答えください。[新規事業、新規扱い商品、サービスへ

の投資]:2501戸~

<n=312>

33.9

20.8

11.7

10.6

2.8

6.7

1.8

1.1

0.7

0.4

1.1

8.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

Q5-3-5 平成30年度中に行った、あるいは今後行う投資について全体の投資額を100

とした時の割合を四捨五入してお答えください。[新規事業、新規扱い商品、サービスへ

の投資]:1001~2500戸

<n=283>

図表 2-441 [規模別] 新規事業、新規扱い商品、 サービスの投資比率

得意先戸数 1001~2500戸

図表 2-442 [規模別] 新規事業、新規扱い商品、 サービスの投資比率 得意先戸数 2501戸~

図表 2-443 その他の投資比率

Page 189: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 177 -

②規模別

規模別においても、小規模事業者において投資比率が高い傾向にある。

47.6

16.3

7.9

3.1

3.5

1.3

1.3

1.3

0.4

0.4

3.5

13.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

Q5-3-6 平成30年度中に行った、あるいは今後行う投資について全体の投資額を100

とした時の割合を四捨五入してお答えください。[その他]:601~1000戸

<n=227>

51.2

11.7

6.6

1.9

2.4

4.4

1.5

0.7

1.2

0.2

6.1

12.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

Q5-3-6 平成30年度中に行った、あるいは今後行う投資について全体の投資額を100

とした時の割合を四捨五入してお答えください。[その他]:301~600戸

<n=412>

42.9

12.0

5.4

2.4

1.8

4.2

0.6

0.9

0.6

0.9

8.1

20.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

Q5-3-6 平成30年度中に行った、あるいは今後行う投資について全体の投資額を100

とした時の割合を四捨五入してお答えください。[その他]:151~300戸

<n=333>

37.3

7.9

4.8

1.4

1.4

2.4

0.7

1.0

1.7

1.7

16.1

23.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

Q5-3-6 平成30年度中に行った、あるいは今後行う投資について全体の投資額を100

とした時の割合を四捨五入してお答えください。[その他]:1~150戸

<n=292>

図表 2-444 [規模別] その他の投資比率 得意先戸数 1~150戸

図表 2-445 [規模別] その他の投資比率 得意先戸数 151~300戸

図表 2-446 [規模別] その他の投資比率 得意先戸数 301~600戸

図表 2-447 [規模別] その他の投資比率 得意先戸数 601~1000戸

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- 178 -

4. 直面する経営課題

直面する経営課題としては、「保安維持」(51.1%)と最上位に挙げられ、前述の投資方

針にも反映されていた。「販路開拓・マーケティング」(44.2%)がこれに続くが、小規模

事業者においては、市場環境や経営資源の観点から効果的な対応が困難であると予想される。こ

れらに続き「従業員の確保、定着率」(43.1%)を経営課題として挙げる事業者が多いが、

IT化や外部活用によって補うことも視野に入れる必要がある。

53.2

14.7

9.6

3.5

1.3

1.6

0.6

0.3

1.3

0.0

0.6

13.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

Q5-3-6 平成30年度中に行った、あるいは今後行う投資について全体の投資額を100

とした時の割合を四捨五入してお答えください。[その他]:2501戸~

<n=312>

52.7

16.6

8.1

4.2

2.1

1.4

1.1

1.4

1.8

0.4

1.8

8.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

不明

Q5-3-6 平成30年度中に行った、あるいは今後行う投資について全体の投資額を100

とした時の割合を四捨五入してお答えください。[その他]:1001~2500戸

<n=283>

図表 2-448 [規模別] その他の投資比率 得意先戸数 1001~2500戸

図表 2-449 [規模別] その他の投資比率 得意先戸数 2501戸~

27.9

43.1

13.5

51.1

16.2

27.9

44.2

12.1

6.2

5.7

2.7

0% 20% 40% 60% 80% 100%

後継者問題

従業員の確保、定着率

従業員の残業時間

保安維持

内部統制の整備

新たな製品・商品・サービスの開発

販路開拓・マーケティング

資金調達

その他

特に課題はない

不明

Q5-4 直面する経営課題として該当するものをお教え願います。

<n=1956>

図表 2-450 直面する経営課題

Page 191: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 179 -

5. 今後の事業継続

(1)事業継続の意向

①回答者全体

今後の事業継続の意向について、大部分の事業者においては事業継続の意向を持っているが、

10%弱の事業者が1年以内もしくは近い将来廃業したいと回答している。

②規模別

規模別では、経営環境の厳しさからか小規模事業者ほど事業継続の意向は弱く、「今後も販売

事業を継続したいと考えている」との回答は51.0%に止まり、廃業を検討している事業者が

2割を超えている。

【再掲】図表 2-451 事業継続の意向

今後も販売事業を継続

したいと考えている

78.0%

1年以内に廃業したいと

考えている

0.4%

近い将来廃業したいと考

えている

8.2%

わからない

10.9%

不明

2.6%

Q5-5 得意先への安定供給の観点からお尋ねします。今後も販売事業を続けていきたい

とお考えですか。

<n=1956>

96.8

92.2

87.7

81.8

65.5

51.0

0.4

0.2

0.6

1.0

0.3

1.1

2.6

7.5

12.6

22.9

2.2

5.3

8.4

9.7

17.1

20.9

0.6

1.1

1.3

0.7

4.2

4.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

2501戸~

(n=312)

1001~2500戸

(n=283)

601~1000戸

(n=227)

301~600戸

(n=412)

151~300戸

(n=333)

1~150戸

(n=292)

Q5-5 得意先への安定供給の観点からお尋ねします。今後も販売事業を続けていきたい

とお考えですか。

今後も販売事業を

継続したいと

考えている

1年以内に

廃業したいと

考えている

近い将来

廃業したいと

考えている

わからない 不明

図表 2-452 [規模別] 事業継続の意向

Page 192: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

- 180 -

③地域別

「東北」、「中国」、「九州」の事業における事業継続意向が強くなっている。また、回答者

数は少ないが「沖縄」では100%の事業者が事業の継続意向を示している。

100.0

80.8

71.9

81.9

75.2

76.0

75.0

84.4

78.1

0.4%

1.1%

0.4%

0.8%

10.5

7.9

7.0

8.3

10.4

8.6

5.7

6.3

5.9

15.7

9.4

13.2

12.0

12.5

7.8

13.5

2.5

3.4

1.8

3.0

1.6

3.1

2.1

2.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

沖縄

(n=13)

九州

(n=239)

四国

(n=89)

中国

(n=171)

近畿

(n=266)

中部

(n=192)

関東

(n=608)

東北

(n=282)

北海道

(n=96)

Q5-5 得意先への安定供給の観点からお尋ねします。今後も販売事業を続けていきたい

とお考えですか。

今後も販売事業を

継続したいと

考えている

1年以内に

廃業したいと

考えている

近い将来

廃業したいと

考えている

わからない 不明

図表 2-453 [地域別] 事業継続の意向

Page 193: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 181 -

(2)廃業を検討する理由

①回答者全体

「後継者がいない」(62.5%)が廃業を検討する理由の最上位であり、「得意先の高齢

化、減少」(57.7%)がこれに続いている。事業採算性が低い過疎高齢化地域における将来

的なLPガス供給の空白地域の発現が懸念される。

②規模別

回答者数は少ないが、一定規模の事業者においては「収益の確保が難しくなった(なる)た

め」を挙げる比率が高くなっており。外部環境の厳しさがより具体的な収益として表れている様

子がうかがわれる。

62.5

57.7

46.4

22.6

22.6

6.0

8.9

8.3

2.4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

後継者がいないため

得意先の高齢化、減少のため

収益の確保が難しくなった(なる)ため

電力との競合による経営環境悪化のため

同業者との競合による経営悪化のため

都市ガスとの競合による経営悪化のため

液石法の登録要件が継続できなくなるため

その他

不明

Q5-6 (5)で「1年以内、若しくは近い将来廃業したいと考えている」と回答した方にお尋

ねします。今後やむなく事業継続を断念される場合、その理由として該当するものをお教

え願います。

<n=168>

【再掲】図表 2-454 廃業を検討する理由

図表 2-455 [規模別] 廃業を検討する理由 得意先戸数 1~150戸

図表 2-456 [規模別] 廃業を検討する理由 得意先戸数 151~300戸

68.6

61.4

42.9

18.6

15.7

0.0

10.0

4.3

0.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

後継者がいないため

得意先の高齢化、減少のため

収益の確保が難しくなった(なる)ため

電力との競合による経営環境悪化のため

同業者との競合による経営悪化のため

都市ガスとの競合による経営悪化のため

液石法の登録要件が継続できなくなるため

その他

不明

Q5-6 (5)で「1年以内、若しくは近い将来廃業したいと考えている」と回答した方にお尋

ねします。今後やむなく事業継続を断念される場合、その理由として該当するものをお教

え願います。:1~150戸

<n=70>

63.6

54.5

40.9

25.0

15.9

11.4

13.6

11.4

4.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

後継者がいないため

得意先の高齢化、減少のため

収益の確保が難しくなった(なる)ため

電力との競合による経営環境悪化のため

同業者との競合による経営悪化のため

都市ガスとの競合による経営悪化のため

液石法の登録要件が継続できなくなるため

その他

不明

Q5-6 (5)で「1年以内、若しくは近い将来廃業したいと考えている」と回答した方にお尋

ねします。今後やむなく事業継続を断念される場合、その理由として該当するものをお教

え願います。:151~300戸

<n=44>

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- 182 -

図表 2-457 [規模別] 廃業を検討する理由 得意先戸数 301~600戸

図表 2-458 [規模別] 廃業を検討する理由 得意先戸数 601~1000戸

図表 2-459 [規模別] 廃業を検討する理由 得意先戸数 1001~2500戸

図表 2-460 [規模別] 廃業を検討する理由 得意先戸数 2501戸~

62.5

62.5

50.0

25.0

31.3

9.4

0.0

18.8

3.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

後継者がいないため

得意先の高齢化、減少のため

収益の確保が難しくなった(なる)ため

電力との競合による経営環境悪化のため

同業者との競合による経営悪化のため

都市ガスとの競合による経営悪化のため

液石法の登録要件が継続できなくなるため

その他

不明

Q5-6 (5)で「1年以内、若しくは近い将来廃業したいと考えている」と回答した方にお尋

ねします。今後やむなく事業継続を断念される場合、その理由として該当するものをお教

え願います。:301~600戸

<n=32>

33.3

66.7

83.3

50.0

66.7

16.7

0.0

0.0

0.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

後継者がいないため

得意先の高齢化、減少のため

収益の確保が難しくなった(なる)ため

電力との競合による経営環境悪化のため

同業者との競合による経営悪化のため

都市ガスとの競合による経営悪化のため

液石法の登録要件が継続できなくなるため

その他

不明

Q5-6 (5)で「1年以内、若しくは近い将来廃業したいと考えている」と回答した方にお尋

ねします。今後やむなく事業継続を断念される場合、その理由として該当するものをお教

え願います。:601~1000戸

<n=6>

50.0

50.0

75.0

75.0

50.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

後継者がいないため

得意先の高齢化、減少のため

収益の確保が難しくなった(なる)ため

電力との競合による経営環境悪化のため

同業者との競合による経営悪化のため

都市ガスとの競合による経営悪化のため

液石法の登録要件が継続できなくなるため

その他

不明

Q5-6 (5)で「1年以内、若しくは近い将来廃業したいと考えている」と回答した方にお尋

ねします。今後やむなく事業継続を断念される場合、その理由として該当するものをお教

え願います。:601~1000戸

<n=4>

0.0

100.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

後継者がいないため

得意先の高齢化、減少のため

収益の確保が難しくなった(なる)ため

電力との競合による経営環境悪化のため

同業者との競合による経営悪化のため

都市ガスとの競合による経営悪化のため

液石法の登録要件が継続できなくなるため

その他

不明

Q5-6 (5)で「1年以内、若しくは近い将来廃業したいと考えている」と回答した方にお尋

ねします。今後やむなく事業継続を断念される場合、その理由として該当するものをお教

え願います。:2501戸~

<n=1>

Page 195: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 183 -

③地域別

各地域で廃業を検討する理由が挙げられているが、回答者数が少ないため地域特性を見出すこ

とは困難である。

50.0

41.7

41.7

25.0

8.3

8.3

8.3

0.0

8.3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

後継者がいないため

得意先の高齢化、減少のため

収益の確保が難しくなった(なる)ため

電力との競合による経営環境悪化のため

同業者との競合による経営悪化のため

都市ガスとの競合による経営悪化のため

液石法の登録要件が継続できなくなるため

その他

不明

Q5-6 (5)で「1年以内、若しくは近い将来廃業したいと考えている」と回答した方にお尋

ねします。今後やむなく事業継続を断念される場合、その理由として該当するものをお教

え願います。:中国

<n=12>

73.9

43.5

43.5

0.0

4.3

4.3

8.7

4.3

0.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

後継者がいないため

得意先の高齢化、減少のため

収益の確保が難しくなった(なる)ため

電力との競合による経営環境悪化のため

同業者との競合による経営悪化のため

都市ガスとの競合による経営悪化のため

液石法の登録要件が継続できなくなるため

その他

不明

Q5-6 (5)で「1年以内、若しくは近い将来廃業したいと考えている」と回答した方にお尋

ねします。今後やむなく事業継続を断念される場合、その理由として該当するものをお教

え願います。:近畿

<n=23>

60.0

70.0

55.0

40.0

40.0

25.0

15.0

15.0

0.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

後継者がいないため

得意先の高齢化、減少のため

収益の確保が難しくなった(なる)ため

電力との競合による経営環境悪化のため

同業者との競合による経営悪化のため

都市ガスとの競合による経営悪化のため

液石法の登録要件が継続できなくなるため

その他

不明

Q5-6 (5)で「1年以内、若しくは近い将来廃業したいと考えている」と回答した方にお尋

ねします。今後やむなく事業継続を断念される場合、その理由として該当するものをお教

え願います。:中部

<n=20>

83.3

50.0

50.0

16.7

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

後継者がいないため

得意先の高齢化、減少のため

収益の確保が難しくなった(なる)ため

電力との競合による経営環境悪化のため

同業者との競合による経営悪化のため

都市ガスとの競合による経営悪化のため

液石法の登録要件が継続できなくなるため

その他

不明

Q5-6 (5)で「1年以内、若しくは近い将来廃業したいと考えている」と回答した方にお尋

ねします。今後やむなく事業継続を断念される場合、その理由として該当するものをお教

え願います。:北海道

<n=6>

56.1

54.4

49.1

17.5

38.6

1.8

7.0

8.8

3.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

後継者がいないため

得意先の高齢化、減少のため

収益の確保が難しくなった(なる)ため

電力との競合による経営環境悪化のため

同業者との競合による経営悪化のため

都市ガスとの競合による経営悪化のため

液石法の登録要件が継続できなくなるため

その他

不明

Q5-6 (5)で「1年以内、若しくは近い将来廃業したいと考えている」と回答した方にお尋

ねします。今後やむなく事業継続を断念される場合、その理由として該当するものをお教

え願います。:関東

<n=57>

56.3

56.3

37.5

31.3

18.8

12.5

18.8

6.3

0.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

後継者がいないため

得意先の高齢化、減少のため

収益の確保が難しくなった(なる)ため

電力との競合による経営環境悪化のため

同業者との競合による経営悪化のため

都市ガスとの競合による経営悪化のため

液石法の登録要件が継続できなくなるため

その他

不明

Q5-6 (5)で「1年以内、若しくは近い将来廃業したいと考えている」と回答した方にお尋

ねします。今後やむなく事業継続を断念される場合、その理由として該当するものをお教

え願います。:東北

<n=16>

図表 2-461 [地域別] 廃業を検討する理由 北海道

図表 2-462 [地域別] 廃業を検討する理由 東北

図表 2-463 [地域別] 廃業を検討する理由 関東

図表 2-464 [地域別] 廃業を検討する理由 中部

図表 2-465 [地域別] 廃業を検討する理由 近畿

図表 2-466 [地域別] 廃業を検討する理由 中国

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- 184 -

(3)検討される譲渡先

①回答者全体

廃業時における既存顧客の譲渡先としては、「ガスの仕入先へ譲渡する」が52.4%と過半

数を占めている。廃業を検討しているのは小規模な事業者が多いことを踏まえると、現実的な譲

渡先としては仕入先に限られ他に選択肢がないため、この様な結果になったと思われる。

65.4

69.2

46.2

38.5

11.5

0.0

3.8

15.4

3.8

0% 20% 40% 60% 80% 100%

後継者がいないため

得意先の高齢化、減少のため

収益の確保が難しくなった(なる)ため

電力との競合による経営環境悪化のため

同業者との競合による経営悪化のため

都市ガスとの競合による経営悪化のため

液石法の登録要件が継続できなくなるため

その他

不明

Q5-6 (5)で「1年以内、若しくは近い将来廃業したいと考えている」と回答した方にお尋

ねします。今後やむなく事業継続を断念される場合、その理由として該当するものをお教

え願います。:九州

<n=26>

87.5

87.5

37.5

12.5

0.0

0.0

12.5

0.0

0.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

後継者がいないため

得意先の高齢化、減少のため

収益の確保が難しくなった(なる)ため

電力との競合による経営環境悪化のため

同業者との競合による経営悪化のため

都市ガスとの競合による経営悪化のため

液石法の登録要件が継続できなくなるため

その他

不明

Q5-6 (5)で「1年以内、若しくは近い将来廃業したいと考えている」と回答した方にお尋

ねします。今後やむなく事業継続を断念される場合、その理由として該当するものをお教

え願います。:四国

<n=8>

図表 2-467 [地域別] 廃業を検討する理由 四国

図表 2-468 [地域別] 廃業を検討する理由 九州

52.4

14.9

3.6

8.9

1.8

0.6

13.1

0.6

4.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

ガスの仕入先へ譲渡する

高く買い取ってくれる事業者へ譲渡する

近隣の小売事業者へ譲渡する

得意先への対応が良い事業者へ譲渡する

保安の対応を最優先し事業者を決定する

配送の対応を最優先し事業者を決定する

特に決めていない

その他

不明

Q5-7 (5)で「1年以内、若しくは近い将来廃業したいと考えている」と回答した方にお尋

ねします。今後やむなく事業継続を断念される場合、既存顧客はどのようにされる予定で

すか。

<n=168>

図表 2-469 検討される譲渡先

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第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 185 -

②規模別

回答者数は少ないが、得意先戸数が「1000戸以上」の事業者においては、ガスの仕入先以外に

「高く買い取ってくれる事業者へ譲渡する」という方法も選択肢となることが示されている。

66.7

16.7

0.0

0.0

0.0

0.0

16.7

0.0

0.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

ガスの仕入先へ譲渡する

高く買い取ってくれる事業者へ譲渡する

近隣の小売事業者へ譲渡する

得意先への対応が良い事業者へ譲渡する

保安の対応を最優先し事業者を決定する

配送の対応を最優先し事業者を決定する

特に決めていない

その他

不明

Q5-7 (5)で「1年以内、若しくは近い将来廃業したいと考えている」と回答した方にお尋

ねします。今後やむなく事業継続を断念される場合、既存顧客はどのようにされる予定で

すか。:601~1000戸

<n=6>

50.0

15.6

0.0

3.1

0.0

0.0

21.9

3.1

6.3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

ガスの仕入先へ譲渡する

高く買い取ってくれる事業者へ譲渡する

近隣の小売事業者へ譲渡する

得意先への対応が良い事業者へ譲渡する

保安の対応を最優先し事業者を決定する

配送の対応を最優先し事業者を決定する

特に決めていない

その他

不明

Q5-7 (5)で「1年以内、若しくは近い将来廃業したいと考えている」と回答した方にお尋

ねします。今後やむなく事業継続を断念される場合、既存顧客はどのようにされる予定で

すか。:301~600戸

<n=32>

50.0

6.8

2.3

15.9

4.5

2.3

15.9

0.0

2.3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

ガスの仕入先へ譲渡する

高く買い取ってくれる事業者へ譲渡する

近隣の小売事業者へ譲渡する

得意先への対応が良い事業者へ譲渡する

保安の対応を最優先し事業者を決定する

配送の対応を最優先し事業者を決定する

特に決めていない

その他

不明

Q5-7 (5)で「1年以内、若しくは近い将来廃業したいと考えている」と回答した方にお尋

ねします。今後やむなく事業継続を断念される場合、既存顧客はどのようにされる予定で

すか。:151~300戸

<n=44>

55.7

15.7

7.1

8.6

1.4

0.0

7.1

0.0

4.3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

ガスの仕入先へ譲渡する

高く買い取ってくれる事業者へ譲渡する

近隣の小売事業者へ譲渡する

得意先への対応が良い事業者へ譲渡する

保安の対応を最優先し事業者を決定する

配送の対応を最優先し事業者を決定する

特に決めていない

その他

不明

Q5-7 (5)で「1年以内、若しくは近い将来廃業したいと考えている」と回答した方にお尋

ねします。今後やむなく事業継続を断念される場合、既存顧客はどのようにされる予定で

すか。:1~150戸

<n=70>

図表 2-470 [規模別] 検討される譲渡先 得意先戸数 1~150戸

図表 2-471 [規模別] 検討される譲渡先 得意先戸数 151~300戸

図表 2-472 [規模別] 検討される譲渡先 得意先戸数 301~600戸

図表 2-473 [規模別] 検討される譲渡先 得意先戸数 601~1000戸

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- 186 -

③地域別

地域別では、各地域とも「ガスの仕入先へ譲渡する」との回答が最も多くなっている。

57.9

15.8

5.3

5.3

0.0

0.0

8.8

1.8

5.3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

ガスの仕入先へ譲渡する

高く買い取ってくれる事業者へ譲渡する

近隣の小売事業者へ譲渡する

得意先への対応が良い事業者へ譲渡する

保安の対応を最優先し事業者を決定する

配送の対応を最優先し事業者を決定する

特に決めていない

その他

不明

Q5-7 (5)で「1年以内、若しくは近い将来廃業したいと考えている」と回答した方にお尋

ねします。今後やむなく事業継続を断念される場合、既存顧客はどのようにされる予定で

すか。:関東

<n=57>

50.0

12.5

6.3

6.3

6.3

0.0

18.8

0.0

0.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

ガスの仕入先へ譲渡する

高く買い取ってくれる事業者へ譲渡する

近隣の小売事業者へ譲渡する

得意先への対応が良い事業者へ譲渡する

保安の対応を最優先し事業者を決定する

配送の対応を最優先し事業者を決定する

特に決めていない

その他

不明

Q5-7 (5)で「1年以内、若しくは近い将来廃業したいと考えている」と回答した方にお尋

ねします。今後やむなく事業継続を断念される場合、既存顧客はどのようにされる予定で

すか。:東北

<n=16>

50.0

0.0

16.7

0.0

16.7

0.0

16.7

0.0

0.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

ガスの仕入先へ譲渡する

高く買い取ってくれる事業者へ譲渡する

近隣の小売事業者へ譲渡する

得意先への対応が良い事業者へ譲渡する

保安の対応を最優先し事業者を決定する

配送の対応を最優先し事業者を決定する

特に決めていない

その他

不明

Q5-7 (5)で「1年以内、若しくは近い将来廃業したいと考えている」と回答した方にお尋

ねします。今後やむなく事業継続を断念される場合、既存顧客はどのようにされる予定で

すか。:北海道

<n=6>

0.0

100.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

ガスの仕入先へ譲渡する

高く買い取ってくれる事業者へ譲渡する

近隣の小売事業者へ譲渡する

得意先への対応が良い事業者へ譲渡する

保安の対応を最優先し事業者を決定する

配送の対応を最優先し事業者を決定する

特に決めていない

その他

不明

Q5-7 (5)で「1年以内、若しくは近い将来廃業したいと考えている」と回答した方にお尋

ねします。今後やむなく事業継続を断念される場合、既存顧客はどのようにされる予定で

すか。:2501戸~

<n=1>

25.0

50.0

0.0

0.0

0.0

0.0

25.0

0.0

0.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

ガスの仕入先へ譲渡する

高く買い取ってくれる事業者へ譲渡する

近隣の小売事業者へ譲渡する

得意先への対応が良い事業者へ譲渡する

保安の対応を最優先し事業者を決定する

配送の対応を最優先し事業者を決定する

特に決めていない

その他

不明

Q5-7 (5)で「1年以内、若しくは近い将来廃業したいと考えている」と回答した方にお尋

ねします。今後やむなく事業継続を断念される場合、既存顧客はどのようにされる予定で

すか。:1001~2500戸

<n=4>

図表 2-474 [規模別] 検討される譲渡先 得意先戸数 1001~2500戸

図表 2-475 [規模別] 検討される譲渡先 得意先戸数 2501戸~

図表 2-476 [地域別] 検討される譲渡先 北海道

図表 2-477 [地域別] 検討される譲渡先 東北

図表 2-478 [地域別] 検討される譲渡先 関東

図表 2-479 [地域別] 検討される譲渡先 中部

50.0

20.0

0.0

15.0

5.0

5.0

5.0

0.0

0.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

ガスの仕入先へ譲渡する

高く買い取ってくれる事業者へ譲渡する

近隣の小売事業者へ譲渡する

得意先への対応が良い事業者へ譲渡する

保安の対応を最優先し事業者を決定する

配送の対応を最優先し事業者を決定する

特に決めていない

その他

不明

Q5-7 (5)で「1年以内、若しくは近い将来廃業したいと考えている」と回答した方にお尋

ねします。今後やむなく事業継続を断念される場合、既存顧客はどのようにされる予定で

すか。:中部

<n=20>

Page 199: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 187 -

30.8

23.1

0.0

15.4

0.0

0.0

26.9

0.0

3.8

0% 20% 40% 60% 80% 100%

ガスの仕入先へ譲渡する

高く買い取ってくれる事業者へ譲渡する

近隣の小売事業者へ譲渡する

得意先への対応が良い事業者へ譲渡する

保安の対応を最優先し事業者を決定する

配送の対応を最優先し事業者を決定する

特に決めていない

その他

不明

Q5-7 (5)で「1年以内、若しくは近い将来廃業したいと考えている」と回答した方にお尋

ねします。今後やむなく事業継続を断念される場合、既存顧客はどのようにされる予定で

すか。:九州

<n=26>

62.5

12.5

0.0

12.5

0.0

0.0

12.5

0.0

0.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

ガスの仕入先へ譲渡する

高く買い取ってくれる事業者へ譲渡する

近隣の小売事業者へ譲渡する

得意先への対応が良い事業者へ譲渡する

保安の対応を最優先し事業者を決定する

配送の対応を最優先し事業者を決定する

特に決めていない

その他

不明

Q5-7 (5)で「1年以内、若しくは近い将来廃業したいと考えている」と回答した方にお尋

ねします。今後やむなく事業継続を断念される場合、既存顧客はどのようにされる予定で

すか。:四国

<n=8>

66.7

8.3

0.0

0.0

0.0

0.0

8.3

0.0

16.7

0% 20% 40% 60% 80% 100%

ガスの仕入先へ譲渡する

高く買い取ってくれる事業者へ譲渡する

近隣の小売事業者へ譲渡する

得意先への対応が良い事業者へ譲渡する

保安の対応を最優先し事業者を決定する

配送の対応を最優先し事業者を決定する

特に決めていない

その他

不明

Q5-7 (5)で「1年以内、若しくは近い将来廃業したいと考えている」と回答した方にお尋

ねします。今後やむなく事業継続を断念される場合、既存顧客はどのようにされる予定で

すか。:中国

<n=12>

56.5

8.7

4.3

13.0

0.0

0.0

13.0

0.0

4.3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

ガスの仕入先へ譲渡する

高く買い取ってくれる事業者へ譲渡する

近隣の小売事業者へ譲渡する

得意先への対応が良い事業者へ譲渡する

保安の対応を最優先し事業者を決定する

配送の対応を最優先し事業者を決定する

特に決めていない

その他

不明

Q5-7 (5)で「1年以内、若しくは近い将来廃業したいと考えている」と回答した方にお尋

ねします。今後やむなく事業継続を断念される場合、既存顧客はどのようにされる予定で

すか。:近畿

<n=23>

図表 2-480 [地域別] 検討される譲渡先 近畿

図表 2-481 [地域別] 検討される譲渡先 中国

図表 2-482 [地域別] 検討される譲渡先 四国

図表 2-483 [地域別] 検討される譲渡先 九州

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- 188 -

6. 電力・都市ガス自由化への対応

電力・都市ガス自由化への対応については、大部分の事業者が「小売事業への参入予定はな

い」、「不明」と回答しており、あくまでLPガス事業のみを継続させていく意向が強いと思わ

れる結果となっている。

7.5

15.3

3.5

5.0

61.0

10.0

2.2

1.3

0.8

3.1

69.5

23.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

小売事業への登録を行った

小売事業での業務提携を行った

小売事業へ参入予定がある

その他

小売事業への参入予定はない

不明

Q5-8 電力自由化、都市ガス自由化への対応について、現在の状況で該当するものを

お教え願います。

電力 都市ガス

<n=1956>

図表 2-484 電力・都市ガス自由化への対応

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第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 189 -

第5章 自由回答

※以下は、回答内容をキーワード化し、集計したもの。

1. 近年取り組んでいる事業での創意工夫・活動

(卸売専業者・卸売小売兼業者のみ対象)

各キーワードの内容としては、以下の通り。

・保安に関しては保安に関する設備投資を進めているとの意見が多く挙げられている。

・地域や顧客密着に関する活動は、展示会の実施やPR活動が実施されている。

・防災に関する活動を最も多くの事業者が挙げているが、BCPの策定や中核充填所としての

行政や地域事業者との連携などが挙げられている。

22

28

9

43

13

16

3

32

0 10 20 30 40 50

保安面の強化

地域・顧客密着活動

見守りサービスの実施

防災に関する活動

新規事業・サービスの開始

ポイント制度の導入

キャッシュレス決裁

その他

Q6 貴事業所で近年取り組まれている事業での創意工夫や活動がありましたらご記入く

ださい。

【再掲】図表 2-485 近年取り組んでいる事業での創意工夫・活動(回答件数)

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- 190 -

2. 意見・要望・提言(全事業者対象)

各キーワードの内容としては、以下の通り。

・「設備」、「LPガス料金」、「同業他社」については、料金透明化・取引適正化に関して

複合的な意見として挙げている事業者が大部分であり、これらに関する課題の複雑さが浮き

彫りとなっている。

・「LPガス料金」については、他事業者(特に大手事業者に対して)の「標準的な料金メニ

ュー」に関する曖昧さへの指摘も多く、大規模事業者の料金集約化が進んでいないとの本調

査結果を裏付ける形となっている。

・「保安」に関しては規制緩和や設備投資に際しての補助金等の経済的支援の要望が強い。

・「業界・行政」については、上記に関する要望や業界の統一化が主な内容となっている。

・今後の人材確保についての課題認識、紙でも本調査を回答可能として欲しい、といった意見

が「その他」で挙がっている。

80

75

62

143

26

11

20

63

194

91

0 50 100 150 200 250

保安

設備

LPガス料金

同業他社

競合エネルギー

質量販売

災害対応

将来性

業界・行政

その他

Q7 LPガス小売価格や保安などに関する貴事業者の考え方、思い、同業他社や業界

団体、経済産業省に対するご意見、ご要望、ご提言など、どのようなことでも構いませんの

でご記入ください。

【再掲】図表 2-486 意見・要望・提言(回答件数)

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第2部 LPガス事業者の経営実態調査

- 191 -

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令和元年度LPガス懇談会

報告書

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1.令和元年度各地方LPガス懇談会議事概要

(1)北海道地方LPガス懇談会

(2)東北地方LPガス懇談会

(3)北関東地方LPガス懇談会

(4)南関東地方LPガス懇談会

(5)中部地方LPガス懇談会

(6)近畿地方LPガス懇談会

(7)中国地方LPガス懇談会

(8)四国地方LPガス懇談会

(9)九州・沖縄地方LPガス懇談会

2.令和元年度LPガス懇談会 総括取りまとめ

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- 1 -

令和元年度 北海道地方LPガス懇談会 議事概要

Ⅰ.日 時 :令和元年10月16日(水)13:00~16:00

Ⅱ.場 所 :TKP札幌ビジネスセンター赤れんが前 チューリップ会議室

Ⅲ.出席者(31名)

消費者委員 :矢島委員、川原委員、竹ヶ原委員、武田委員

事業者委員 :鉢呂委員、柵山委員、沼田委員

自治体 :足達主幹、菊地消防司令補、嶋本主幹、酒井調査指導係長

学識経験者委員:北海道教育大学 札幌校 教授 佐々木委員

行政等 :資源エネルギー庁 資源・燃料部 石油流通課 谷企画官

北海道経済産業局 資源エネルギー環境部 資源・燃料課 清野課長

同上 西本課長補佐

同上 小林総括係長

同上 佐藤係長

同上 村山係長

オブザーバー :消費者団体 1名、事業者団体 3名、地方自治体 5名

議事進行 :北海道教育大学 札幌校 佐々木教授

司会 :一般財団法人エルピーガス振興センター 嘉村専務理事

事務局 : 同上 広報室 野村・中谷・藤﨑

Ⅳ.議事次第

1.開会挨拶

北海道経済産業局 資源エネルギー環境部 資源・燃料課 課長 清野 正樹

2.懇談

・テーマ1.「LPガスの料金透明化・取引適正化の現状について」

プレゼンテーション 資源エネルギー庁 資源・燃料部 石油流通課

企画官 谷 浩

説明 北海道生活協同組合連合会 事務局長 川原 敬伸

説明 北海道経済産業局 資源エネルギー環境部 資源・燃料課

課長 清野 正樹

説明 北海道経済部 産業振興局 環境・エネルギー室

産炭地・保安グループ 主幹 足達 彰

説明 札幌市 消防局 予防部査察規制課 保安係

消防司令補 菊地 朗夫

説明 一般財団法人エルピーガス振興センター 専務理事 嘉村 潤

‐休憩‐

・テーマ2.「LPガスの災害対応能力について」

プレゼンテーション 資源エネルギー庁 資源・燃料部 石油流通課

企画官 谷 浩

説明 災害バルク補助金の交付状況と広報戦略

一般財団法人エルピーガス振興センター 専務理事 嘉村 潤

3.総括

北海道教育大学 札幌校 教授 佐々木 貴子

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- 2 -

Ⅴ.議事内容

1.開会挨拶

北海道経済産業局 資源エネルギー環境部 資源・燃料課 清野 正樹 課

様々な利点を有するエネルギーであるLPガスが、昨年の北海道胆振東部地震によるブラ

ックアウトにおいて、文字通り「災害時の最後の砦」となって地域を支え、強靭な災害対

応能力を立証した。

料金透明化・取引適正化については、LPガスが信頼され選択されるエネルギーであり続

けるために、北海道経済産業局ではこれまで制改定された法省令やガイドラインの遵守状

況の検査に関し、札幌市との意見交換を通じ地域での連携を強化している、と述べた。

2.懇談

テーマ1.「LPガスの料金透明化・取引適正化の現状について」

資源エネルギー庁 資源・燃料部 石油流通課 谷 浩 企画官

LPガスの料金透明化については、各都道府県LPガス協会の努力の成果として、公表率

が一昨年の調査段階で既に76.8%まで高まっている。現在調査は継続していないが、

継続的な業界による取り組みに期待している。

また、取引適正化については、消費者による問題意識がSNS等で共有され改善につなが

るのではとの思いで、特に課題のある集合住宅の入居者及び家主・管理者に対し調査を行

なった。その結果、入居者の67.8%はLPガス料金が高いと感じ、48.5%が料金

を見直したいと思っており、また86.7%が住設機器費用のLPガス料金への転嫁を認

識していないとの回答となった、として目先の利益追求により将来の市場を壊すことにな

らぬよう、また健全化に向かおうとしているLPガス業界にブレーキがかからぬよう、と

業界に対し警鐘を鳴らした。

これに対し、北海道生活協同組合連合会事務局長の川原委員は、LPガスの適正価格、安

定供給、安全確保に期待するとした上で、現状では料金透明化・取引適正化に向け国が定

めた法省令やガイドラインの遵守や徹底が、未だ不十分であると述べた。これまで同団体

が主導してきた「LPガス問題を考える会」での取り組みの経緯を説明し、消費者に支持

される業界となるよう、改善に向けた次の提案や要望があった。

1.国・北海道・札幌市等行政間の連携による法令遵守監視の継続。

2.集合住宅問題における、無償配管や住設機器のLPガス料金への転嫁情報の対消費

周知の徹底と、三部料金制度の導入促進。

3.不動産取引における重要事項説明書(国交省関連)への、住設機器の所有権及び費用

負担関係の明記。

4.住宅建設側からLPガス事業者への住設機器投資強要の商習慣の、エネ庁と国交省の

連携による是正。

続いて、昨年総務省北海道管区行政評価局が、LPガス取引適正化における道内行政の連

携の必要性を北海道経済産業局に対し指摘したことについて、同局清野課長が指摘内容及

び自治体(北海道庁・札幌市)との間で情報共有の会議等により連携対応している状況を

説明した上、北海道経済部 足達主幹及び札幌市消防局 菊地消防司令補からも同様に、情

報共有並びに事業者に対する検査状況について説明があった。

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- 3 -

事業者委員からは、料金透明化及び取引適正化については、北海道LPガス協会として業

界の将来を守るため、健全化を進めようとのコンセンサスとなっている、特に料金透明化

については全国の組織をあげて公表状況を調査中である(同協会会長 鉢呂委員)として、

改善に向けた取り組み状況が報告された。

消費者委員の北海道消費者協会専務理事 矢島委員からは、店頭表示は料金公表と言える

か、料金メニューを公表するなら標準のみならず全てを開示すべきでは、との投げかけが

あり、これに対しエネ庁は、ホームページでの公表が望ましいが、店頭だけではなく電話

での問い合わせにも答える必要がある、しかし料金メニューは配送費等個々に異なる要素

が含まれているため、全メニューを公表することは難しいのでは、と回答した。

全国消費生活相談員協会北海道支部 消費生活相談員の竹ケ原委員からは、LPガスから

オール電化への変更の際に、LPガス事業者から設備撤去を拒まれ変更できなかったとの

相談事例を挙げ、行政の最終的な相談先が現状はないこと、また釧路消費者協会事務局長

の武田委員からは、設備無償貸与等契約内容について消費者側も認識を高める必要がある

ことは承知しているが、その一方通行だけではトラブルは減少しないので、消費者の意識

が「LPガスに契約すると大変だ」とならぬよう、行政の力も必要と思う、との意見があ

った。

次に当センターより、昨年の石油ガス流通経営実態調査の結果概要と本年度の調査方針に

ついての説明をはさみ、さらに議論は続いたが、引き続き料金透明化・取引適正化につい

ては各分野においてできることはさらに進めていくとの意見がそれぞれから発せられ、本

テーマでの意見交換が終了した。

テーマ2.「LPガスの災害対応能力について」

資源エネルギー庁 資源・燃料部 石油流通課 谷 浩 企画官

昨年から今般の台風19号に至るまでの多くの大災害において、LPガスは途絶えること

なく供給された、災害用としても優秀なエネルギー。このことに着目した埼玉県富士見市、

和歌山市、大阪府箕面市、東京都府中市の小中学校はLPガスGHPを導入、大阪府泉佐

野市でも18校がLPガス災害バルクやGHPの導入を決める等、多くの自治体が災害対

応としてLPガスを選んでいる。

事業者によるLPガスセールスは社会貢献であり、行政によるGHP導入は社会責任であ

ると言えるので、避難所となる学校や公民館等の施設に、引き続き災害バルクやGHPの

導入を推進してほしい、と自治体及び事業者委員に強く要望した。

続いて、同補助金事業を受託する当センターより、補助金についての概要とこれまでの補

助金によるLPガス災害バルクの導入状況、及び本年度の予算に対する応募の進捗状況に

ついて報告、東京ビッグサイトにて出展した「危機管理産業展2019」(会期:10月2

日から4日)の模様や、11月に公開する災害バルク専用WEBサイトについて案内した

上、LPガス災害バルク導入事例の動画を、タブレット端末上で数分間鑑賞いただき、災

害時における実効性や必要性への理解を深めていただいた。

北海道LPガス協会理事の沼田委員からは、胆振東部地震で被災したにも拘わらずLPガ

スによるリフォームの相談や、行政からの災害対応に関する反応がない実態があり、今後

さらにPRを強化すると表明するとともに、昨年の胆振東部地震の際、カップリング接続

のLPガス容器を100本用意し役立てた実例(同協会石狩支部)を挙げ、資格なしです

Page 209: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

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ぐに扱える質量販売は、災害時に特に有効である旨が示された。

その他、分散型エネルギーで災害時にも優秀なLPガスは、見守り活動にも有効でありこ

れから大きな役割を担うことになると期待している(矢島委員)、地元にはLPガス災害バ

ルクの設置例がないので今後期待している(武田委員)等、消費者委員は災害対応におけ

るLPガスに対し、エールを送った。

本テーマの最後には、北海道経済産業局の清野課長より、昨年のブラックアウト時に非常

用発電機設置について各病院にその燃料の種類と燃料在庫について局より問い合わせたが、

どちらも不明であるとの回答が多く、災害時のエネルギーに対する現場の認識が薄いと感

じている、また病院事務長の役割が重要であるが彼らとのネットワークが弱いことを挙げ、

全道の病院事務長と経済産業局間の現連絡体制において、緊急時は自治体を経由せずショ

ートカットが可能な連絡体制とし機動性を高めた、との報告があった。

3.総括コメント

北海道教育大学 札幌校 佐々木 貴子 教授

消費者と事業者間の関係構築には、事業者、消費者それぞれの立場で教育が必要である。

料金透明化・取引適正化の達成は、零細かつ高齢化する事業者の問題があるが、契約等に

係る集合住宅入居者への説明責任を果たしていくことの重要性を示していく等、規模別に

きめ細かい指導が必要となる。

教育の観点では、令和2年度より小・中・高と毎年順次新学習指導要領に移行するが、学

校教育においてこれから消費者教育が重要視されるようになる。エルピーガス振興センタ

ーは、新潟県や東京都の中学校で、災害に強いLPガスのことを知ろう、消費者としてど

んなエネルギーを選ぶか、といったテーマで授業(LPガス講習会)を実践している。都

市部においては、都市ガスが当たり前の子供たちが多いが、同じ消費者としてエネルギー

の自由化の観点で様々なエネルギー学習は重要である。

また、LPガスが環境や災害に対し大きなメリットがあることも、あらためて強く認識し

た。教育界においては、家庭科や社会科、理科、公共(高等学校の新たな教科)等の各教

科の連携が重要視されている中、これらの要素をこれからの教育・指導に活かしていきた

い。

以上

Page 210: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

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令和元年度 東北地方LPガス懇談会 議事概要

Ⅰ.日 時 :令和元年9月25日(水)13:00~16:00

Ⅱ.場 所 :TKPガーデンシティ PREMIUM仙台西口 ホール8B

Ⅲ.出席者(28名)

消費者委員 :三澤委員、千葉委員、石川委員、小玉委員、高橋委員、今村委員

事業者委員 :菊池委員、渡邉委員、舩木委員、鈴木委員、小西委員

自治体 :岩本主任、長谷川主幹、横山主事、矢口副主査

学識経験者委員:東北大学大学院 経済学研究科 教授 吉田委員

行政等 :資源エネルギー庁 資源・燃料部 石油流通課 家田課長補佐

東北経済産業局 資源エネルギー環境部 奥村部長

東北経済産業局 資源エネルギー環境部 資源・燃料課 田中課長

同上 大槻課長補佐

同上 二階堂総括係長

オブザーバー :事業者団体 2名

傍聴 :日本生活協同組合連合会 組織推進本部 北海道・東北地連 1名

議事進行 :東北大学大学院 経済学研究科 吉田教授

傍聴 :一般財団法人エルピーガス振興センター 嘉村専務理事

事務局 : 同上 広報室 野村・中谷・藤﨑

Ⅳ.議事次第

1.開会挨拶

東北経済産業局 資源エネルギー環境部 部長 奥村 浩信

2.懇談

・テーマ1.「LPガスの料金透明化・取引適正化の現状について」

プレゼンテーション 資源エネルギー庁 資源・燃料部 石油流通課

課長補佐 家田 和幸

説明 みやぎ生活協同組合 地域代表理事 石川 宣子

説明 東北経済産業局 資源エネルギー環境部 資源・燃料課

課長 田中 祐正

説明 宮城県総務部消防課 主幹 長谷川 恵美

説明 一般財団法人エルピーガス振興センター 専務理事 嘉村 潤

‐休憩‐

・テーマ2.「LPガスの災害対応能力について」

プレゼンテーション 資源エネルギー庁 資源・燃料部 石油流通課

課長補佐 家田 和幸

説明 災害バルク補助金の交付状況と広報戦略

一般財団法人エルピーガス振興センター 専務理事 嘉村 潤

3.総括

東北大学大学院 経済学研究科 教授 吉田 浩

Page 211: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

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Ⅴ.議事内容

1.開会挨拶

東北経済産業局 資源エネルギー環境部 奥村 浩信 部長

東北経済産業局では、本年度から3カ年の中期計画の中で震災復興と持続的経済成長を図

っているところであるが、LPガスの供給・災害対応能力の高さは、国土強靭化基本計画

において明記されており、昨今の大災害における貢献でも立証されている。国として平成

29年の法省令改正及びガイドライン制定を行い、また業界としてもLPガス販売指針が

改正されているので、これらをもとに消費者がエネルギーを選択する上で必要な料金透明

化と取引適正化をさらに進めてほしい、と述べた。

2.懇談

テーマ1.「LPガスの料金透明化・取引適正化の現状について」

資源エネルギー庁 資源・燃料部 石油流通課 家田 和幸 課長補佐

料金透明化・取引適正化については、目下不十分な状況と言わざるを得ない状況である、

とした上で、法省令改正・ガイドライン制定等の措置に至った経緯、料金公表の実態、集合

住宅における実態と課題について説明があり、LPガスは世帯数が都市ガスを上回る県が

47都道府県の内32県ある重要なエネルギーであり、この懇談会で課題を洗い出して政

策検討に活かしていきたい、と述べた。

この説明に対し、みやぎ生活協同組合地域代表理事の石川委員より、これまでの料金透明

化・取引適正化に関わる国の措置はすばらしいが、消費者サイドに如何に浸透しているか

が重要であるため、LPガス世帯の実際の検針票、領収書等から検証したとして、同組合

による本年度の調査結果報告があった。

基本料金/従量料金や消費税込/別、設備機器費用の明示がないエビデンス例、また事業

者により大きくバラツキのある料金水準や、ホームページでの料金公表が未だ少なく途半

ばであること、料金についての電話による聞き取り調査でも曖昧な回答であること等が紹

介され、現状のわかりにくい料金表示のままにせず、消費者が選ぶために本質的な透明化

と適正化を進めてほしい、と願った。

高齢化が進む中、エネルギーの価値が年齢層で変わってはならず、弱い消費者に対する配

慮が必要であり、事業者には安価という観点ではなく持続可能で安定した価格と供給を望

むが、これらへの取り組みは行政、事業者、消費者が三位一体となる必要があると主張し

た。

他の消費者委員からも、契約時の説明が丁寧とは言えず、事業者からの消費者へのPRを

含めたコミュニケーションがトラブル防止につながる(青森消費者協会常務理事 三澤委員)

等の意見があったが、一方で、契約時に説明は受けていないが現状困っておらず有り難く

供給を受けている(福島県婦人団体連合会事務局長 今村委員)、安全・安心が第一だが事

業者を信頼している(秋田県地域婦人団体連絡協議会会長 小玉委員)、今後も引き続き事

業者から安全な使用方法を指導してほしい(山形市消費者連合会会長 高橋委員)等々、事

業者を頼る声も多く上がり、LPガスの根強いファンが有ることも事実である。

一方、事業者委員は消費者委員からの厳しい指摘を受け、設備機器利用料金の別建表記等

を含めた適正化の啓蒙や、ホームページ作成の補助を事務局として手掛ける必要性を示唆

する等、各県LPガス協会として会員事業者に対する取り組みを進めている状況が示され

Page 212: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

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た。

行政として、東北経済産業局 資源エネルギー環境部 資源・燃料課の田中課長からは、東

北地方各県のLPガス担当部署との情報交換や保安に関する東北ブロック会議や研修会等

にて説明を行っており、また東北各県を代表して宮城県総務部消防課の長谷川主幹からも、

県の立入検査は保安主体となるが取引適正化は重点指導項目である旨県内453事業者に

対し告知の上実施するとともに、県協会と協力し資源エネルギー庁谷企画官による啓蒙講

演を企画する等、それぞれ料金透明化・取引適正化に関して東北地方における連携状況に

ついて説明があった。

本テーマの最後に、当センターより昨年度の資源エネルギー庁委託事業「流通・販売業経

営実態調査」の結果を報告した。昨年のペーパーでの実施とは異なり、本年度はWEBに

よるアンケート調査となったが、PCやタブレット端末、スマートフォンにより極力容易

かつ短時間に回答可能なように考慮したので、多くの事業者より回答願いたい旨、事業者

委員に対し協力を要請した。

テーマ2.「LPガスの災害対応能力について」

資源エネルギー庁 資源・燃料部 石油流通課 家田 和幸 課長補佐

LPガスが災害に強い理由として、軒下在庫があり劣化しないこと、迅速な復旧が可能で、

炊き出しへの活用やLPガス車の稼働、都市ガスのバックアップも可能、分散型エネルギ

ーのため途絶が少ない点等が挙げられるが、自然災害の多い昨今、実際に大きく貢献して

いる。特にLPガス災害バルクは、昨年の北海道胆振東部地震による全道停電の際、同設

備設置各所より発電機稼働等の活躍事例が多く報告されており、経済産業省もLPガス災

害対応バルクへの補助金を増額したので、是非活用してほしい、と述べた。

続いて、同補助金事業を受託する当センターより、補助金の概要とこれまでのLPガス災

害バルクの導入状況、及び昨年度の約5倍の31.5億円(昨年度補正予算額を含む)とな

った本年度の予算に対する応募概況について報告した。

さらに、台風15号により千葉県君津市の学校給食センターが停電したが、LPガス災害

バルクの導入がありながら、人員体制の問題により対応できず稼働しなかった例を挙げ、

同県での他設置箇所についても具体的な状況を確認しつつ、補助金制度の運用については

交付後のフォローアップも必要であることを伝えた。

事業者委員からは、LPガス災害バルク導入についてこれまで県内半数以上の市町村の首

長に直接働きかけを行っていること(秋田県LPガス協会専務理事 舩木委員)や、緊急時

のみならず平時からのGHP配備は、ランニングコスト軽減にも有効であることを自治体

及び市議会議員等に対しPRしていること(山形県LPガス協会会長 鈴木委員)、産業フ

ェスティバル(10月6日登米市)にて実施したLPガス非常用電源車と炊き出し実演の

紹介(宮城県LPガス協会会長 渡邉委員)等、災害に強いLPガスのPRに向けた取り組

み状況が説明された。

また、東北大震災で実際に炊き出しを担当した、岩手県婦人消防連絡協議会会長の千葉委

員は、数百人の被災者に無料で支給されたLPガスにより炊き出しを実施し料理提供の支

援で感謝された実例を紹介し、各地で実施している防災・炊き出し訓練への参加を国に対

し呼びかけるとともに、事業者間の協力協定締結の提案や被災時にこそ補助金が必要であ

ることを訴えた。

Page 213: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

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家田課長補佐からは、自治体へのLPガス災害バルク導入を促進すべく、資源エネルギー

庁より各自治体の防災担当者に対し説明を開始するとの示唆があった。

3.総括コメント

東北大学大学院 経済学研究科 吉田 浩 教授

テーマ1.に関し、透明化と適正化とは消費者に納得してもらうこと、すなわち安心・安全

のための料金である、と消費者が納得できるかどうかであり、生命保険など毎年契約内容

が示されるのと同様に、LPガスも消費者と事業者間のコミュニケーションを密にし、料

金透明化・取引適正化を推進して信頼を獲得していくべきである、と提言した。

また、テーマ2.では、災害対応の観点でLPガスは最先端のエネルギーであり、国及び事

業者は是非地方自治体を中心に災害バルクの導入促進を図ってほしいとした上で、10月

12日~13日に開催される東北大学附置研究所の一般公開(片平まつり2019)にお

いてLPガス災害バルクの紹介を行ってはどうか、と提案し懇談会を締め括った。

以上

Page 214: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

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令和元年度 北関東地方LPガス懇談会 議事概要

Ⅰ.日 時 :令和元年8月20日(火)13:00~16:00

Ⅱ.場 所 :ビジョンセンター東京駅前 7階 705

Ⅲ.出席者(31名)

消費者委員 :鈴木委員、菊池委員、飛澤委員、木村委員、織田委員

事業者委員 :立原委員、猪瀬委員、小林委員、菅井委員、塩原委員

自治体 :石井係長、佐藤主査、大下課長補佐、大野副参事、髙野補佐

学識経験者委員:青山学院大学 総合文化政策学部 教授 内山委員

行政等 :資源エネルギー庁 資源・燃料部 石油流通課 家田課長補佐

関東経済産業局 資源エネルギー環境部 関根地域エネルギー振興企画官

関東経済産業局 資源エネルギー環境部 資源・燃料課 新田課長

同上 中田石油製品品質管理検査官

オブザーバー :事業者団体 3名

傍聴 :日本LPガス団体協議会 1名

議事進行 :青山学院大学 総合文化政策学部 内山教授

司会 :一般財団法人エルピーガス振興センター 嘉村専務理事

事務局 : 同上 広報室 野村・中谷・藤﨑・望月・徳光・並河

Ⅳ.議事次第

1.開会挨拶

関東経済産業局資源エネルギー環境部 地域エネルギー振興企画官 関根 恵子

2.懇談

・テーマ1.「LPガスの料金透明化・取引適正化の現状について」

プレゼンテーション 資源エネルギー庁 資源・燃料部 石油流通課

課長補佐 家田 和幸

説明 長野県消費者の会連絡会 副会長 織田 ふじ子

説明 関東経済産業局 資源エネルギー環境部

資源・燃料課長 新田 祐治

説明 群馬県総務部 消防保安課 課長補佐 大下 金也

説明 一般財団法人エルピーガス振興センター 専務理事 嘉村 潤

‐休憩‐

・テーマ2.「LPガスの災害対応能力について」

プレゼンテーション 資源エネルギー庁 資源・燃料部 石油流通課

課長補佐 家田 和幸

説明 災害バルク補助金の交付状況と広報戦略

一般財団法人エルピーガス振興センター 専務理事 嘉村 潤

説明 新潟県地域支え合い体制づくり ひまわりの会

事務長 木村 好子

3.総括

青山学院大学 総合文化政策学部 教授 内山 隆

Page 215: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

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Ⅴ.議事内容

1.開会挨拶

関東経済産業局 資源エネルギー環境部 関根恵子 地域エネルギー振興企画官

料金透明化については、まだ多くの事業者の料金公表が店頭表示にとどまり、ホームペー

ジで広く閲覧できる状態になく、事業者は工夫して消費者に伝えるよう改善を望む。また、

集合住宅入居者のLPガス料金は高く、設備費用転嫁等の実態を認識していないとの経済

産業省調査結果があるが、取引適正化を果たす上で、事業者は消費者への丁寧な説明が重

要である。昨今災害が多い中、補助金を活用して災害に強いLPガスをもっと使ってほし

い。懇談会での意見は関連行政に活かし、豊かで賢いLPガスの世界を構築したい、と述

べた。

2.懇談

テーマ1.「LPガスの料金透明化・取引適正化の現状について」

資源エネルギー庁 資源・燃料部 石油流通課 家田 和幸 課長補佐

2016 年の液化石油ガス流通ワーキンググループの審議を受け、2017 年以降の液石法省令

改正及びガイドライン制定・改正を経て、LPガスの料金透明化・取引適正化を進めてき

た。しかし、昨年度の集合住宅入居者向け調査では、約7割の入居者が料金が高いと感じ、

約5割が料金の見直したいと回答、また事業者を切り替えたかった入居者の76%が大家

側に断られた、と回答した。さらに設備費用をLPガス料金へ転嫁している場合、それを

認識していたのは約13%でその約3割は説明を受けていない、との結果となり、商慣習

上の構造的な問題はあるが、事実は確り説明することが必要である、との説明があった。

この説明に対し消費者委員より地域の実情が報告され、消費者調査でLPガスが高いこと

やトラブルにあった等の声はなく、むしろ対応が良くオール電化からLPガスに戻る動き

もあるとの意見(新潟県地域支え合い体制づくりひまわりの会 木村委員)があった。しか

し一方で、14条書面の交付が当初無く請求から交付までに1年半要した例があり、事業

者の対応に不透明さを感じるとの意見(群馬県消費生活相談員 飛澤委員)、料金を比較し

たいが切り替え業者のインターネットでの3割安の情報には疑問を感じる(茨城県消費者

団体連絡会事務局長 鈴木委員)との意見があり、一部のLPガス事業者に対し疑問を投げ

かけた。

さらに、長野県消費者の会連絡会会長の織田委員は、松本市での 2015 年及び 2019 年消費

者調査の結果を発表し、2015 年調査では基本料金の記載がない請求書の例が約4割、契約

書の保持が確認できない例が約9割、設備の所有区分を認知していない例が8割、自由料

金制であることを知らなかった例が約7割あったことを報告、2019 年調査でも大きく改善

されていないことが示された。小規模事業者ほど古い体質が続く傾向があるが、小規模事

業者が統合されると、価格が上昇するのではとの心配があるとの指摘もあった。

このような意見の中で、複数都県に跨る事業者を管轄する関東経済産業局資源エネルギー

環境部資源・燃料課の新田課長より、関東液化石油ガス協議会における管内事業者に対す

る料金透明化・取引適正化に関する説明状況や、都県自治体担当者会議(産業保安)での情

報共有についての説明があり、続いて群馬県総務部消防保安課の大下課長補佐からも、事

業者・事業者団体・行政(国・自治体)が一体となって同様の取り組みを実施している状況

が報告された。

Page 216: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

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経済産業局や自治体の取り組みは、昨年、総務省北海道管区行政評価局より示された、L

Pガス行政における地域連携(経済産業局管内)を発端として、全国反映の形で強化され

ている。

事業者委員からは、料金内容や14条書面等について消費者に対し説明や対応が不十分で

あったことについて反省するとの意見があり、各事業者へのさらなる説明徹底を行ってい

くとの姿勢と、消費者意識の変化を捉え事業者も変わっていく必要性が示された。

また当センターからは、昨年度の資源エネルギー庁委託事業「流通・販売業経営実態調査」

の結果を報告した。14条書面の記載内容については、82%の事業者が説明していると

回答している反面、供給・消費設備の設置・変更・修繕・撤去に関する説明を行う事業者は

全体の43%、貸与設備に対し消費者が負担する費用の説明については34%、契約終了

時の設備の精算方法の説明については30%に留まっており、意見交換で発出された傾向

を反映している。

改善のためどういったコミュニケーションをとったら良いか、との内山教授の消費者委員

に対する問い掛けに対しては、

・店頭表示も「公表」であるとしているが、消費者はわざわざ店頭には行かないのが実態

であり、ホームページはもとより別の公表方法も検討してほしい。

・サービスの一環として保安指導や見守り等でコミュニケーションをとってほしい。

・消費者としてもLPガス料金に対する認識を高めた上で、事業者と接する必要がある。

との意見が出された。

テーマ2.「LPガスの災害対応能力について」

資源エネルギー庁 資源・燃料部 石油流通課 家田 和幸 課長補佐

軒下在庫があり劣化しないこと、迅速な復旧が可能で、炊き出しへの活用や、LPガス車

が稼働でき、都市ガスのバックアップも可能であること等、LPガスは災害に強い分散型

エネルギーであり、自然災害の多い昨今、LPガスは被災地で大きく貢献している。特に

LPガス災害バルクの活用については、昨年の北海道全道停電の際、同設備設置各所より

発電機稼働等の活躍事例が多く報告されている。目下の残暑においても、空調のない状態

は恐ろしい。経済産業省もLPガス災害対応バルクへの補助金を増額したので、是非活用

してほしい、と述べた。

また、同補助金事業を受託する当センターより、補助金によるこれまでのLPガス災害バ

ルクの導入状況と、昨年度の約5倍の31.5億円(昨年度補正予算額を含む)となった本

年度の予算に対する応募状況を報告した。当日現在で申請件数は200件を超え、金額は

約29億円となっており、豪雨災害によるものと思われる西日本からの応募や、設備に発

電機を含む応募が増えている。

事業者委員からは、県内自治体との防災協定の締結状況や災害バルクの設置状況、ガス放

出防止型高圧ホースやフレキ管の設置による地震対策状況、防災訓練等への取り組み等に

ついて報告があった。

さらに、新潟県の木村消費者委員からも、県内の中学校でLPガスによる災害対応力強化

をテーマとして防災講習を実施し好評であったことから、今後他校でも開催予定であるこ

とが報告され、消費者団体としてもLPガスによる災害対応についてPRしている状況が

示された。

Page 217: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

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3.総括コメント

青山学院大学 総合文化政策学部 内山 隆 教授

テーマ1.では、消費者と事業者は、総じて日本的商習慣ともいうべき高い親和関係で保

たれていると感じた。しかし、エネルギー自由化という環境変化により消費者は賢い選択

を迫られており、また事業者は説明不足やスイッチング時のトラブル等により信頼感を失

う可能性がある。

好関係をキープするには双方の努力が必要となり、消費者は意識を高めること、また事業

者は値段を超えたサービスの面を如何に維持するかが課題である。電力等の大手エネルギ

ーが苦手なのは“face to face”であり、この世界はLPガスのビジネスがこれまで築いて

きた。

形がないのに壊れる心配があるのが、信頼関係。壊れるきっかけは環境変化であり、壊れ

ない内に手当てする必要がある。

また、テーマ2.では、大型補助金をどんどん利用して、有事に備えよう。この国の有事と

は、戦争ではなく自然災害である。ただ、災害が多発する時代に一つのエネルギーに頼る

こと自体がリスクであり、ポートフォリオを組むことを考える必要があることと、リスク

対応コストについては事業者だけではなく、消費者も認識しておくべきである。

以上の内山教授による総括コメントにより、懇談会が締めくくられた。

以上

Page 218: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

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令和元年度 南関東地方LPガス懇談会 議事概要

Ⅰ.日 時 :令和元年9月3日(火)13:00~16:00

Ⅱ.場 所 :ビジョンセンター東京駅前 7階 705

Ⅲ.出席者(40名)

消費者委員 :清水委員、渡邉委員、林委員、今井委員、斉藤委員、菅ヶ谷委員

事業者委員 :清水委員、小倉委員、尾崎委員、髙橋委員、堀井委員、森委員

自治体 :森田主幹、橋口副主幹、鈴木課長代理、津田グループリーダー、

小田切主幹、中野主査、佐川主査、依田次長、吉本課長代理、

大広主査、永島班長

学識経験者委員:東京理科大学大学院 経営学研究科 技術経営専攻 教授 橘川委員

行政等 :資源エネルギー庁 資源・燃料部 石油流通課 谷企画官

関東経済産業局 資源エネルギー環境部 関根地域エネルギー振興企画官

関東経済産業局 資源エネルギー環境部 資源・燃料課

中田石油製品品質管理検査官

オブザーバー :事業者団体 5名

傍聴 :日東エネルギー株式会社 1名

議事進行 :東京理科大学大学院 経営学研究科 技術経営専攻 橘川教授

司会 :一般財団法人エルピーガス振興センター 嘉村専務理事

事務局 : 同上 広報室 野村・中谷・藤﨑・望月・徳光・並河

Ⅳ.議事次第

1.開会挨拶

関東経済産業局資源エネルギー環境部 地域エネルギー振興企画官 関根 恵子

2.懇談

・テーマ1.「LPガスの料金透明化・取引適正化の現状について」

プレゼンテーション 資源エネルギー庁 資源・燃料部 石油流通課

企画官 谷 浩

説明 神奈川県消費者の会連絡会 代表理事 今井 澄江

説明 関東経済産業局 資源エネルギー環境部 資源・燃料課

石油製品品質管理検査官 中田 貴之

説明 埼玉県危機管理防災部化学保安課 主幹 森田 健司

説明 一般財団法人エルピーガス振興センター 専務理事 嘉村 潤

‐休憩‐

・テーマ2.「LPガスの災害対応能力について」

プレゼンテーション 資源エネルギー庁 資源・燃料部 石油流通課

企画官 谷 浩

説明 災害バルク補助金の交付状況と広報戦略

一般財団法人エルピーガス振興センター 専務理事 嘉村 潤

3.総括

東京理科大学大学院 経営学研究科 技術経営専攻 教授 橘川 武郎

Page 219: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

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Ⅴ.議事内容

1.開会挨拶

関東経済産業局 資源エネルギー環境部 関根恵子 地域エネルギー振興企画官

LPガスの料金透明化・取引適正化については、ホームページによる料金公表が少なく、

また消費設備等費用区分を消費者が明確に認識している状態ではないとの調査結果もある

ことから、未だ途半ばの状況であり、事業者は消費者への伝え方にさらに一工夫が必要で

ある。

昨今の大災害で、LPガスは災害に強いことが立証されており、補助金を活用してLPガ

スをもっと使ってほしい。懇談会での議論は、他の事業者研修会等で共有する所存であり、

忌憚なく意見交換してほしい、と述べた。

2.懇談

テーマ1.「LPガスの料金透明化・取引適正化の現状について」

資源エネルギー庁 資源・燃料部 石油流通課 谷 浩 企画官

料金透明化・取引適正化については、この南関東地方が一番大きな問題を抱えている。

平成28年の液化石油ガス流通ワーキンググループの審議では、本日出席の橘川教授や林

消費者委員とともに料金透明化の必要性を論じ、翌年の液石法省令改正及びガイドライン

制定・改正を実施と、透明化・取引適正化を進めた。電力・都市ガスの自由化が始まった

時期であったが、平成28年度及び29年度にLPガスの料金公表率の調査を実施し、比

較したところ、大幅な向上となり、地域の事業者が一斉に取り組めば、公表が可能とわか

った。このような結果となったので、平成30年度以降は税の効率投入の観点からこの調

査を実施していないが、平成30年度には集合住宅入居者に対するLPガス料金関係の調

査を行った。その結果、住宅設備等の費用がLPガス料金に含まれていたことが契約後に

わかったとの声もあり、このような状況ではLPガスのアパートには入居を希望しないこ

ととなるので、LPガス料金の内訳等について確りと入居者に説明することが必要である、

と指摘するとともに、消費者も的確な説明のできる事業者を選択してほしい、と呼び掛け

た。

一方、神奈川県消費者の会連絡会代表理事の今井委員より、同会が実施した神奈川県の全

LPガス事業者(神奈川県LPガス協会々員)に対する電話による料金調査では、問い合

わせに応じた販売事業者は全体の34%に留まり、国の調査による高い公表率は実態とは

異なるとの指摘があった。さらに、消費者は料金確認で通常店頭を回ることはせず、ホー

ムページでも確認するが、現実的に最も多い方法と思われる電話での問い合わせには適切

に対応してほしいと、要望した。

橘川教授は、料金公表というからには電話問い合わせにもきちんと対応するべきであり、

そういった状態になるまで、透明化への取り組みを進めていく必要があるとコメントした。

これに対し、神奈川県LPガス協会会長の高橋委員は、切り替え競争が激しい県のため、

電話による料金問い合わせに(ブローカーによるものではと)神経質となり、応えられな

いことがあるのでは、としながらも、消費者が買い物するのに価格を聞かないことはない

と会員事業者に説明し認識を改めていくとして、透明化の継続的推進に意欲を示した。

その他の消費者委員からも、契約終了時に残存設備の引き取り費用として初期費用の1

0%にあたる2万円を請求された消費者の例(埼玉消費者被害をなくす会 清水委員)、消

Page 220: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

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費相談件数は電気料金契約関係が大幅に増加し、LPガス関連は相対的に減少しているも

のの、景表法や特商法の対象とならない集合住宅のオーナーに対する切り替え勧誘に関す

る相談が増加している例(全国消費生活相談員協会エネルギー問題研究会 林代表)、料金

が高いので他のLPガス事業者に変更しようと動いたが、消費者が知らないところで事業

者同士の相談があり変更が難しかった例(静岡県消費生活相談員 菅ケ谷委員)が挙げられ

た。これに対しそれぞれ事業者委員より、消費者への説明不足や事業者本位の商慣習を改

めるべく、事業者に説明していく旨が示され、今後も問題があれば各都県LPガス協会の

お客様相談所に相談してほしいと要望した。

関東経済産業局 資源・燃料課の中田検査官からは、事業者の集まる諸研修会の場で、料金

透明化や液石法第14条書面交付、取引適正化ガイドラインについて説明し、都県LPガ

ス保安担当者とも意見交換していることが報告され、また埼玉県危機管理防災部の森田主

幹からも、埼玉県LPガス協会と協力し、県内約800事業者に対し、国の指導方針を埼

玉県なりに分かりやすく説明するとともに、谷企画官による講演により直接指導願ったな

どの取り組みが報告され、行政としても料金透明化・取引適正化について地域で連携し啓

蒙に努めている様子が示された。

意見交換のあと、当センターより、昨年度の資源エネルギー庁委託事業「流通・販売業経

営実態調査」の結果を報告した。意見交換で議論となった傾向を裏付けるものとなってい

る。

本件に関し、山梨県消費者団体連絡協議会事務局長 斉藤委員より、本年度の同調査はWE

B調査となるので事業者が回答し易い仕様とし、回答率を高めてほしい、との要望があっ

た。当センターとしては、PCやタブレット端末、スマートフォンからの回答入力が極力

容易かつ短時間に可能となるよう考慮したので、多くの事業者より回答協力願いたい旨を

事業者委員に要請した。

テーマ2.「LPガスの災害対応能力について」

資源エネルギー庁 資源・燃料部 石油流通課 谷 浩 企画官

LPガスは劣化せず、消費者の皆が在庫を保有している点で、石油と比べても災害時最強

のエネルギーである。東京都府中市や大阪府泉佐野市等、学校施設へのLPガス災害バル

クの導入対応が早かったところもあるが、まだまだLPガスの災害対応力の強さに対する

自治体の認識が十分とは言えないので、事業者は是非自治体の防災担当者等に足を運びP

Rしてほしい。また被災者保護の観点から、自治体は責務としてLPガス災害バルクの導

入を検討してほしい、と述べた上で、資源エネルギー庁の補助金のほか、自治体からの補

助金等他の設定もあることから、これらの積極的な活用を促した。

続いて、同補助金事業を受託する当センターより、補助金によるこれまでのLPガス災害

バルクの導入状況及び昨年度の約5倍の31.5億円(昨年度補正予算額を含む)となっ

た本年度の予算に対する応募状況について、申請件数は200件を超え約29億円となり、

豪雨災害によるものと思われる西日本からの応募や、設備に発電機を含む応募が増えてい

る旨を報告した。

事業者委員からは、県立高校4校に対するGHP導入紹介(千葉県協会長 小倉委員)や、

災害に強いLPガスについてロビー活動を進め、自治体への認知を高めたい(東京都協会

長 尾崎委員)等の意見があり、また消費者としても認識を高める必要があり所属団体にお

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いてもLPガスの強さについて発信していきたい(山梨県消団連事務局長 斉藤委員)、東

京都は特に災害で壊滅状態が危惧されるが、事業者の減少でLPガスは供給が行き届かな

いのではとの不安材料から、業界に対しさらなるLPガス普及を望む消費者意見もあり、

それぞれがLPガスの災害対応についてより一層のPRの必要性を訴えた。

3.総括コメント

東京理科大学大学院 経営学研究科 技術経営専攻 橘川 武郎 教授

テーマ1.完全ではないが、それでも年々LPガスの料金透明化は進んでいる。「公表」と

いうからには電話での問い合わせにも当然対応すべきであるが、店頭公表は意味がないと

いう意見があるものの、電話対応する上での店頭公表も意味を持つので、実施して透明化

率をさらに上げていきたい。また、取引適正化については、経済産業省のみならず(集合

住宅関連で)国土交通省も関連しており、社会的問題といえる。LPガス料金は、(設備料

金を明記した)三部料金制を目指すのが肝要である、とさらなる料金透明化及び取引適正

化への期待を述べた。

また、テーマ2.では、日本で災害時に最大の弱点となる都市ガスエリアと都市ガスの配

管のないオール電化住宅はLPガスのターゲットとなる、とした上で、税金は非常時だけ

のために使うのではなく平時への対応が重要であるとの観点と同様に、LPガスの平時か

らの導入に向けた攻略を推奨した。

電力と都市ガスの自由化が進む中で、特に電力販売に消費者からのクレームが集中してい

るということは、エネルギーの自由化はまだまだ途上といえる。本日報告のあった消費者

による調査は、これらの経過を含みチェックすることが重要であり、このLPガス懇談会

で継続的に議論していく必要がある、と全体を締めくくった。

以上

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令和元年度 中部地方LPガス懇談会 議事概要

Ⅰ.日 時 :令和元年10月30日(水)13:00~16:00

Ⅱ.場 所 :名古屋ダイヤビルディング 161会議室

Ⅲ.出席者(28名)

消費者委員 :吉田委員、三輪委員、梶田委員、原委員、青海委員

事業者委員 :牧委員、澤田委員、中井委員、東狐委員、山本委員

自治体 :彦坂主査、村瀬主事、中西主査、塚本主任、安藤課長補佐、

服部課長補佐

学識経験者委員:名古屋工業大学大学院 工学研究科 社会工学専攻 教授 渡辺委員

行政等 :資源エネルギー庁 資源・燃料部 石油流通課 直井企画係長

中部経済産業局 資源エネルギー環境部 燃料課 松宮課長

同上 平山総括係長

オブザーバー :事業者団体 4名

議事進行 :名古屋工業大学大学院 工学研究科 社会工学専攻 渡辺教授

司会 :一般財団法人エルピーガス振興センター 嘉村専務理事

事務局 : 同上 広報室 野村・中谷・藤﨑

Ⅳ.議事次第

1.開会挨拶

中部経済産業局 資源エネルギー環境部 燃料課長 松宮 正宏

2.懇談

・テーマ1.「LPガスの料金透明化・取引適正化の現状について」

プレゼンテーション 資源エネルギー庁 資源・燃料部 石油流通課

企画係長 直井 雄基

説明 特定非営利活動法人 消費者支援ネットワークいしかわ

理事・事務局長 青海 万里

説明 中部経済産業局 資源エネルギー環境部 燃料課

総括係長 平山 潤

説明 愛知県 防災安全局 防災部 消防保安課 産業保安室

主査 彦坂 茂樹

説明 一般財団法人エルピーガス振興センター 専務理事 嘉村 潤

‐休憩‐

・テーマ2.「LPガスの災害対応能力について」

プレゼンテーション 資源エネルギー庁 資源・燃料部 石油流通課

企画係長 直井 雄基

説明 災害バルク補助金の交付状況と広報戦略

一般財団法人エルピーガス振興センター 専務理事 嘉村 潤

3.総括

名古屋工業大学大学院 工学研究科 社会工学専攻 教授 渡辺 研司

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Ⅴ.議事内容

1.開会挨拶

中部経済産業局 資源エネルギー環境部 燃料課 松宮 正宏 課長

近年自然災害が頻発し、昨年の胆振東部地震では北海道全域でブラックアウトとなったが、

LPガスが分散型エネルギーとして発電等で活躍し、災害時の「最後の砦」であることが

立証された。南海トラフを震源とする大地震発生の確立が高いとされる当地域においても、

同様の役割が期待される。

また、昨年の集合住宅入居者に対する調査で、回答者の7割がLPガス料金は高いとの認

識であるとの結果となったが、エネルギー間の競争が激化する中、販売事業者は液石法省

令やガイドラインを順守し、LPガスが消費者に選ばれ国民生活を支えるエネルギーの一

翼を担うべく活発に意見交換願いたい、と述べた。

2.懇談

テーマ1.「LPガスの料金透明化・取引適正化の現状について」

資源エネルギー庁 資源・燃料部 石油流通課 直井 雄基 企画係長

エネルギー自由化となった現在、元々自由料金であったLPガスは他エネルギーと比べて

消費者が知るべき料金情報が不足しているとの状況から、契約前、契約時、契約中、契約

終了時の各段階における料金透明化・取引適正化についての課題と、これらに対する法的

措置のこれまでの経緯について、説明があった。

また、本年度のLPガス懇談会においてタブレット端末による資料閲覧を行っていること

に触れ、行政手続きの電子化が進んでいる中、LPガスも同様であり、液石法の14条書

面も消費者が承諾すれば電子媒体による交付を可能とする政省令改正を進めており、パブ

リックコメントの募集を予定している、としてペーパーレス化の推進について説明があっ

た。

消費者支援ネットワークいしかわ理事・事務局長の青海委員からは、関連組織の日本生協

連による「わが家の電気・ガス料金調べ」の本年度調査結果を参考例に、LPガスの料金

水準が都市ガスに比べ高く、自由料金であることの認知度が低い、料金内訳の明示がなか

ったり、ホームページによる料金メニューが示されていない等の傾向が示され、国による

措置の浸透が不十分との現状を訴えた。さらに同氏は、石川県消費生活センターへの相談

事例をもとに、賃貸住宅の物件情報にLPガス料金情報を記載する仕組みの導入提案や、

オール電化への切り替えが多い中、LPガス設備撤去に関わるルール説明の徹底を願うと

ともに、消費者はオール電化に変える際もLPガス容器は残しておいて!とリスク分散を

図ったエネルギー選択を提唱した。

続いて、中部経済産業局 資源エネルギー環境部 燃料課の平山総括係長及び愛知県産業保

安室の彦坂主査より、管轄内の立入検査においては、それぞれが連携し検査観点の均一化

を図りながら実施している状況が示された。彦坂主査は、料金メニューの公表は義務化と

はなっていないが、競争の観点から推進することが望ましい、と改善を求めた。

一方、事業者委員からは、店頭公表を含め公表率はほぼ100%となったが(岐阜県LP

ガス協会会長 澤田委員、石川県LPガス協会会長 山本委員)、当該ブローカーによる悪質

な勧誘事例が紹介され(愛知県LPガス協会専務理事 牧委員等)、ブローカーは本省所管

の他県事業者によるものであるため、各県LPガス協会が受託する本省委託事業の「お客

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様相談所」で受け付けた意見を本省で集め書類化し消費者庁と議論する等により対応して

ほしい(三重県LPガス協会会長 中井委員)、と料金透明化に努めながらもブローカー対

策に苦慮している現状が説明された。

公表は進んでいるがホームページによるものがまだ少ないことに対し、消費者委員より県

協会としてホームページを持ち各事業者の料金を掲載しては、との提案があったが(愛知

県消費者協会会長 吉田委員)、公正取引委員会より禁じられているので不可能であると事

業者委員は説明した(澤田委員、牧委員)。

また料金の水準については、料金公表は進めてほしいが、LPガスは保安面で頼りになり

経費が掛かることは理解できるので料金は現状の水準で良いのでは(岐阜県地域女性団体

協議会副会長 三輪委員)、団体の会合でLPガス料金は高いという話は出ない(三重県地

域婦人団体連絡協議会会長 梶田委員)、高いと思ったことがなく高いと言う人は何と比較

して言っているのかがわからない(富山県婦人会副会長 原委員)、との意見もあり、消費

者の意見は必ずしも一律ではないことが窺われる。

続いて当センターより、昨年の石油ガス流通経営実態調査の結果概要と本年度の調査方針

について説明した。この中で設備費用のLPガス料金への転嫁について触れているが、消

費者委員の一部から発出されたLPガス料金が高いとの意見は、設備費用を含む場合であ

ると思われる(澤田委員)、また料金政策は透明化の延長線である部分と、新規参入者の営

業の両要素があるので分けて考えるべき(中井委員)、として同費用を含む場合と含まない

場合を別々に分析すべきとの意見があった。

当センターとしては、指摘のとおり整理が必要と受け止め、検討することとした。

議論は続き、消費設備費用がLPガス料金に転嫁されていることをあらためて知った(原

委員)、悪質な消費者勧誘は高齢者がターゲットとなってしまう、また透明化と言っても理

解力が低下する高齢者にはわかり辛いのでは?経済産業省は事業者の努力のみに委ねず達

成時期を明確化し改善に向けた早期の取り組みをお願いしたい(吉田委員)、等の意見が出

された。これに対し、直井企画係長は、勧誘営業は違法ではないが好ましくはないので関

係他省と協議の上取り組むこととし、また透明化の達成時期は現状明確化できないが、引

き続き都道府県協会とともに方針固めを進めたい、と回答した。

渡辺教授は、議論が尽きないが、引き続き消費者委員からの叱咤激励をいただき消費者/

事業者間のコミュニケーションを強化していきたい、またブローカー対策問題はさらに論

点整理した上で諮ることとしたい、と意見交換が墳丘する中、テーマ1.を括った。

テーマ2.「LPガスの災害対応能力について」

資源エネルギー庁 資源・燃料部 石油流通課 直井 雄基 企画係長

昨今の多発する大災害で、LPガスは、豪雨災害により一部の充填所で機器不全や容器流

出があった以外は、二次災害、途絶等の大きな被害が無く、他の系統エネルギーに比べ災

害に対する強靭な対応能力を有するので、LPガスの災害バルクや発電機の導入を、補助

金制度の活用及びPRの強化によりさらに充実させていくとの説明があった。

また、国土強靭化計画においてもLPガスによる災害対応が織り込まれており、また令和

2年度予算については今年度またはそれ以上の金額を要求中であり、確りと災害対応の軸

にしていきたい、と述べた。

続いて、同補助金事業を受託する当センターより、補助金についての概要とこれまでの補

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助金によるLPガス災害バルクの導入状況、及び本年度の予算に対する応募の進捗状況に

ついて報告、東京ビッグサイトにて災害バルク等の実機を展示・出展した「危機管理産業

展2019」(会期:10月2日から4日)の模様や、11月に公開するLPガス災害バル

ク専用WEBサイトについて案内した上、同バルク導入事例の動画を、タブレット端末上

で数分間鑑賞いただき、災害時における実効性や必要性への理解を深めていただいた。

事業者委員からは、県LPガス協会内に災害対策委員会及び中核充填所委員会を設置の上、

中核充填所における防災訓練、炊き出し訓練の実施や、県や日本赤十字社と調達・協力協

定する等により、南海トラフ地震等緊急時の生活レベル維持に備える状況や(中井委員)、

県内では92%の学校が避難所指定されているがその99%がLPガス化されておらず避

難所の品質向上が課題であることから、県内の議員を集め説明会開催を予定する(富山県

LPガス協会会長 東狐委員)等の活動状況が説明された。

また、昨年の大阪北部地震や今般の千葉における大規模停電でも、LPガスエネファーム

が少なからず貢献しているはずだが、一部の自衛策の範疇として扱われニュースにはなっ

ていない。しかしながら、間違いなく(LPガスの)時代は到来しており、より一層のP

Rに努めていく必要がある(中井委員)、との意見もあった。

消費者委員としても、体育館の空調にLPガスによるGHPが有効と聞き住民が声を上げ

ていくべきと感じ、地元の会館や集会所にLPガスの発電機を導入したい(梶田委員)、地

元公民館をオール電化にしようとした案件があったが自治会長に説明しLPガス導入に変

更となった(原委員)等、LPガスを支持し期待する意見が多く出た。

3.総括コメント

名古屋工業大学大学院 工学研究科社会工学専攻 渡辺 研司 教授

複雑な問題を抱えながらではあるが、官民ともに料金透明化・取引適正化に向け努力して

いる。これに対し消費者も理解しようと努力しているが、まだ両者にギャップがあり、ま

たその狭間で消費者が不利益を被っているのでは、との疑問が一部にあるのが現状である。

しかしながら、LPガスの強みは厳然として存在しており、それを踏まえて適正価格とは

どういったものかを定義した上で、広報活動する必要がある。

災害対応については、新潟中越沖地震当時(2007年7月)から主に産業BCPにおい

て関与しており、LPガスによる生産ラインや、LPガスの都市ガスへの変換器の装備を

推奨した経緯がある。コスト面で厳しいが、同地は災害多発地方なので平常時使用により

災害時にコストが吸収されることで理解が得られた。一方当地区は、大災害の到来経験が

少ないので同様とはならず苦労があると思うが、是非LPガスの災害時の強みと同時に普

段使いすることのメリットを広報し、導入推進してほしい。その結果、より強い供給責任

が生ずるが、相当に訓練されている電力・都市ガスに見劣りしない体制、特に優先順位を

含めたラスト 1 マイル供給を官民にて整えておく必要があり、そのためにはこのような懇

談会で情報共有するとともに、より実践的な議論に入った上で、演習することが不可欠と

なる。地元への供給をコミットすることで、地元事業者の信用力が強化され、他県のブロ

ーカー排除につながるものと思われる。

国、自治体、事業者、消費者の皆さんが、シャンシャンではなく是々非々で議論願いたい。

初回ではあったが多くの気づきをもらい、またLPガスの良さを再認識した。色々な場面

で宣伝広報していく所存である、と当懇談会を総括した。

以上

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令和元年度 近畿地方LPガス懇談会 議事概要

Ⅰ.日 時 :令和元年10月3日(木)13:00~16:00

Ⅱ.場 所 :AP大阪梅田茶屋町 H・I・J会議室

Ⅲ.出席者(39名)

消費者委員 :齊藤委員、廣瀬委員、右近委員、角田委員、中道委員、山本委員、

田村委員

事業者委員 :渡辺委員、青山委員、畑委員、大先委員、髙須委員、辰巳委員、

福島委員

自治体 :廣田主事、日下課長補佐、菊地主事、栗山消防司令補、岡田主査、

米田主任主事、速水主事、小島物価相談員、吉田主査

学識経験者委員:甲南大学 法科大学院 教授 土佐委員

行政等 :資源エネルギー庁 資源・燃料部 石油流通課 直井企画係長

近畿経済産業局 資源エネルギー環境部 大西電源開発調整官

近畿経済産業局 資源エネルギー環境部 資源・燃料課 門田課長補佐

オブザーバー :消費者団体 1名、事業者団体 7名

議事進行 :甲南大学 法科大学院 土佐教授

司会 :一般財団法人エルピーガス振興センター 嘉村専務理事

事務局 : 同上 広報室 野村・中谷・藤﨑

Ⅳ.議事次第

1.開会挨拶

近畿経済産業局 資源エネルギー環境部 電源開発調整官 大西 宏志

2.懇談

・テーマ1.「LPガスの料金透明化・取引適正化の現状について」

プレゼンテーション 資源エネルギー庁 資源・燃料部 石油流通課

企画係長 直井 雄基

説明 奈良県生活協同組合連合会 専務理事 山本 弘志

説明 近畿経済産業局 資源エネルギー環境部 資源・資源燃料課

課長補佐 門田 誠二

説明 大阪市 消防局 予防部 規制課(保安担当)

消防司令補 栗山 佳之

説明 一般財団法人エルピーガス振興センター 専務理事 嘉村 潤

‐休憩‐

・テーマ2.「LPガスの災害対応能力について」

プレゼンテーション 資源エネルギー庁 資源・燃料部 石油流通課

企画係長 直井 雄基

説明 災害バルク補助金の交付状況と広報戦略

一般財団法人エルピーガス振興センター 専務理事 嘉村 潤

3.総括

甲南大学 法科大学院 教授 土佐 和生

Page 227: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

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Ⅴ.議事内容

1.開会挨拶

近畿経済産業局 資源エネルギー環境部 大西宏志 電源開発調整官

昨年度の経済産業省による集合住宅入居者に対するLPガス料金調査では、約7割の世帯

で料金が高いとの意見であった。この状況下にあって今後もLPガスが選ばれ続けるよう、

国としてこれまで料金透明化・取引適正化実現のため、法省令改正やガイドライン制定を

進めてきたが、さらにこの懇談会にて相互信頼のもとに議論し、より一層最善の取り組み

をお願いしたい、と述べた。

2.懇談

テーマ1.「LPガスの料金透明化・取引適正化の現状について」

資源エネルギー庁 資源・燃料部 石油流通課 直井 雄基 企画係長

LPガスは他のエネルギーと比べ、料金情報が不案内であることから、契約前、契約時、

契約中、契約終了時の各段階における課題と、これらに対する法的措置のこれまでの経緯

について、説明があった。

また、本年度のLPガス懇談会においてペーパーレス化の一環としてタブレット端末によ

る資料閲覧を行っていることに触れ、今後の行政手続きもペーパーレス化が進むが、LP

ガス関係の手続きも同様であり、液石法の14条書面も電子媒体による交付も可能とする

といった方向性も、今後の可能性として示唆した。

これに対し、奈良県生活協同組合連合会専務理事の山本委員からは、日本生協連による「わ

が家の電気・ガス料金しらべ」のインターネット調査結果等を示し、LPガスの料金透明

化・取引適正化が遅れている現状を伝えた。LPガスと都市ガスの料金比較においては、

LPガスが割高との結果もあるが、基本料金/従量料金の明示がない検針票の実例や、ホ

ームページでの標準料金メニューの紹介が少ないとの調査結果から、何よりも料金表示に

改善が必要であり、料金の高低よりも透明性の向上が課題であると指摘した。

続いて、近畿産業局 資源エネルギー環境部 資源・燃料課の門田課長補佐より、取引適正

化に関する管内の自治体や事業者団体との連携について状況説明があり、これを受け自治

体を代表して大阪市消防局の栗山保安担当からも、取り組みについて説明があった。

ここで土佐教授より、各経産局と自治体の液石法事業者検査における役割分担について説

明したあと、地域の連携が深まった理由について、立入検査が保安に偏り取引適正化に関

する検査が疎かとならぬよう情報共有するため、との注釈があった。

各府県の事業者委員からは、事業者への独禁法に注意しながらの料金に関する指導や、集

合住宅のLPガス料金問題に対する指導は困難を伴うこと、太陽光発電の売電価格低下に

伴い自家用に使用されることでオール電化が益々進むこと等、課題が多い中で料金透明化・

取引適正化に向けた会員に対する周知徹底等に取り組んでいる状況が説明された。

土佐教授は、価格競争を阻害する恐れのある協会会員への料金指導は注意が必要であるこ

と、また集合住宅においては、経済産業省が入居者への標準約款を管轄する国土交通省と

協議し、入居時情報としてLPガス料金情報を提供した方が良いとの対応となっている、

と補足した。

また、直井企画係長からも、料金の法的な制限は自由経済のもとで限界があるが、真面目

に取引する事業者がマイナス効果とならぬよう、検討している旨が示された。

Page 228: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

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その他の消費者委員からは、事業者団体より地域の自治会等へのLPガス料金や取引に関

する学習会開催の要望や(兵庫県消費者団体連絡協議会副会長 中道委員)、国の措置や事

業者の取り組みで一歩前進したことは評価するが、契約開始時の複雑な14条書面につい

ては消費者が容易に理解できるようさらに法整備を進め改善してほしいとの要望(コンシ

ューマーズ京都事務局 右近委員)等が上がった。

意見交換のあと、当センターより昨年度の資源エネルギー庁委託事業「流通・販売業経営

実態調査」の結果を報告、並びに本年度調査についての協力要請を行った。

テーマ2.「LPガスの災害対応能力について」

資源エネルギー庁 資源・燃料部 石油流通課 直井 雄基 企画係長

昨年の大阪府北部地震や台風15号のような大災害が多発する中、LPガスは他の系統エ

ネルギーに比べ災害に対する強靭な対応能力のあるエネルギーである。LPガス災害バル

クの導入について、補助金制度の活用及びPRの強化によりさらに充実させていきたいと

の表明があった。

同様に災害対応能力を活かすべく、平成23年の東日本大震災を発端として整備した「中

核充填所」の運営等の在り方に触れ、地域貢献のみでは事業者による継続運営が難しくな

ってきているのが現状であり、今後の支援等については予算を含め検討課題としたいとの

補足があった。

続いて、LPガス災害バルク導入補助金事業を受託する当センターより、補助金について

の概要とこれまでの補助金によるLPガス災害バルクの導入状況、及び昨年度の約5倍の

31.5億円(昨年度補正予算額を含む)となった本年度の予算に対する応募状況につい

て報告した。現時点での申請件数は232件、30億4千万円となり、これまでの設置実

績の全国分布としては東高西低となっているが、従前に比べ豪雨災害によるものと思われ

る西日本からの応募や、設備に発電機を含む応募が増加している。

また、より一層の広報が必要であることから、東京ビッグサイトで開催されている「危機

管理産業展2019」に災害バルクや発電機、炊き出しセット等を紹介・出展中(会期:

10月2日から4日)であることと、11月には専用WEBサイトを公開する旨を報告し

た。さらに、展示会やWEBサイトで使用する、LPガス災害バルク導入事例の動画を、

タブレット端末上で鑑賞いただき、災害時における実効性や必要性への理解を深めていた

だいた。

事業者委員からは、昨年の大阪北部地震や台風では協会にて作成した災害対策マニュアル

に則って行動し、LPガス被害を最小限に止めたことや、泉佐野市に対し議員と共にアプ

ローチし、3年間で全18公立小中学校の内6校にLPガス災害バルク導入の運びとなっ

たこと(大阪府LPガス協会会長 大先委員)が報告された。

さらに、対面取引は電力・都市ガスにはないLPガスの強みであり、家族構成等の各世帯

情報を災害時に活かすとともに、補助金の活用については現在ゼロであるがより一層周知

を進めていきたい(福井県LPガス協会会長 渡辺委員)等、各県の取り組み状況報告や意

見があった。

また、消費者委員からは、LPガスがここまで災害対応力が強いとは思わなかった(消費

者サポートネット和歌山副理事長 田村委員)、福井県は原発県であるせいか補助金による

LPガス災害バルクの導入が全国唯一ゼロであり、大阪府のように協会や自治体により積

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極的に進めてほしい(福井県消費者グループ連絡協議会会長 齊藤委員)等、LPガス災害

バルク普及への期待が寄せられた。

3.総括コメント

甲南大学 法科大学院 土佐 和生 教授

ここ数年集中して取り組んできた、テーマ1.の「料金透明化・取引適正化」であるが、

わが国は法治国家であり、これらの遵守を貫徹・徹底していくべきである。特に14条書

面交付や、集合住宅における取引適正化については、国や自治体の取り組みだけでは限り

があり、消費者が自由に自主的・合理的に事業者を選択していくことが、事業者によるこ

れらの遵守が進むことになり、延いてはわが国の経済発展に繋がるので、こうして国全体

としての取り組みを各立場により進めていくことが重要である。

また昨今のわが国にとり、テーマ2.の災害対応は重要課題であり、エルピーガス振興セ

ンターより案内のあった、lpg-saigaibulk.com(LPガス災害バルク広報専用WEBサイ

ト)を是非ブックマークしてお帰りになり、LPガス災害バルクの導入を広めていただき

たい、とPRして全体を締めくくった。

以上

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令和元年度 中国地方LPガス懇談会 議事概要

Ⅰ.日 時 :令和元年11月8日(金)13:00~16:00

Ⅱ.場 所 :TKPガーデンシティ広島駅前大橋 ホール6C

Ⅲ.出席者(30名)

消費者委員 :福井委員、光永委員、大西委員、高田委員、吉冨委員

事業者委員 :水谷委員、蔵本委員、藤田委員、武信委員、服部委員

自治体 :奥山技師、木下主査、梅迫主査、坪内調整監、藤原副参事、

仁井主任

学識経験者委員:広島経済大学 メディアビジネス学部長 メディアビジネス学科

主任 教授 北野委員

行政等 :資源エネルギー庁 資源・燃料部 石油流通課 直井企画係長

中国経済産業局 資源エネルギー環境部 資源・燃料課 中村課長

同上 加藤課長補佐

オブザーバー :事業者団体 6名

議事進行 :広島経済大学 メディアビジネス学部長 メディアビジネス学科

北野 主任 教授

司会 :一般財団法人エルピーガス振興センター 嘉村専務理事

事務局 : 同上 広報室 野村・中谷・藤﨑

Ⅳ.議事次第

1.開会挨拶

中国経済産業局 資源エネルギー環境部 資源・燃料課長 中村 実

2.懇談

・テーマ1.「LPガスの料金透明化・取引適正化の現状について」

プレゼンテーション 資源エネルギー庁 資源・燃料部 石油流通課

企画係長 直井 雄基

説明 広島県生活協同組合連合会 専務理事 高田 公喜

説明 中国経済産業局 資源エネルギー環境部 資源・燃料課

課長補佐 加藤 千佳

説明 岡山県消防保安課 技師 奥山 将貴

説明 一般財団法人エルピーガス振興センター 専務理事 嘉村 潤

‐休憩‐

・テーマ2.「LPガスの災害対応能力について」

プレゼンテーション 資源エネルギー庁 資源・燃料部 石油流通課

企画係長 直井 雄基

説明 災害バルク補助金の交付状況と広報戦略

一般財団法人エルピーガス振興センター 専務理事 嘉村 潤

説明 山口県地域消費者団体連絡協議会 会長 吉冨 崇子

3.総括

広島経済大学 メディアビジネス学部長 メディアビジネス学科

主任 教授 北野 尚人

Ⅴ.議事内容

Page 231: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

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1.開会挨拶

中国経済産業局 資源エネルギー環境部 資源・燃料課 中村 実 課長

LPガスは、急速な普及を遂げ高圧ガス保安法による対応で事故も減少、安定的な発展と

なったが、昨今需要が漸減し事業者数も減少している。しかしながら、総世帯の4割が使

用する生活及び産業に密着したエネルギーであるLPガスは、第5次エネルギー基本計画

において災害時には「最後の砦」と明記される、国民生活に不可欠なエネルギーである。

消費者に愛され安心して使っていただくために、当懇談会を明日に繋がる意義ある意見交

換の場にしたい、と述べた。

2.懇談

テーマ1.「LPガスの料金透明化・取引適正化の現状について」

資源エネルギー庁 資源・燃料部 石油流通課 直井 雄基 企画係長

LPガスは、生活の基盤として根付いているエネルギーであるが(中国地方5県中4県は

過半数がLPガス世帯)、料金がわかりにくいとの消費者意見が、平成28年5月に発表さ

れた液化石油ガスワーキンググループの審議結果として報告され、LPガスは消費者に対

し提供すべき料金情報が不足しているとの状況が明らかとなった。以降、契約前、契約時、

契約中、契約終了時の各段階ごとの料金透明化・取引適正化について、ガイドライン制定

を含む法的措置により明確化した経緯や、現状の課題について説明があった。

また、本年度のLPガス懇談会においてはペーパーレスを推進すべくタブレット端末によ

る資料閲覧を行っているが、行政諸手続きにおいても電子化が進んでおり、LPガスの分

野においても消費者が承諾すれば液石法14条書面の電子媒体による交付を可能とする政

省令改正について手続き中であることが示された。

これに対し、広島県生活協同組合連合会専務理事の高田委員は、LPガスは公共性が高く

災害時に強い期待のエネルギーであることと、課題の料金透明化・取引適正化に向けた行

政、事業者によるこれまでの取り組みを高く評価しながらも、後者は未だ道半ばであると

して、日本生活協同組合連合会による本年度の電気・ガス料金調査報告(全国)を引用し、

消費者意識の実態から改善要望に繋げた。

LPガス料金が都市ガスに比べ高く、地域格差も大きいこと、都市ガス自由化の認知度は

未だ低いが、同様にLPガスが自由料金であることの認知度も低いこと、基本料金無記載

の検針伝票の実例を示し事業者によって記載内容が異なること等の例を挙げた上、行政・

LPガス販売事業者団体・消費者団体の相互協力と連携を図るべきと指摘した。

具体的には、

①正確な情報の共有

②LPガス協会との懇談機会の促進

③LPガス販売事業者への改善指導状況の把握と開示

を要望し、消費者の「知る権利」「選択できる権利」の尊重と透明性のある市場イメージの

構築を求めた。

続いて、中国経済産業局 資源エネルギー環境部 資源・燃料課 加藤課長補佐より、取引適

正化に関する管内 5 県の自治体及び事業者団体との連携について状況説明があり、これを

受け自治体を代表して岡山県消防保安課の奥山技師より県としての取り組みについて説明

があった。

また、本件に絡み、広島県消防保安課の木下主査は、県の立入検査状況を報告するととも

Page 232: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

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に、中国経済産業局に対し、所管の14事業者に対する検査状況について質問、年間3~

4事業者で一巡に4年程かかっているとの回答に対し、より早期化すべきと意見した。

LPガス料金が高いとの消費者意見に対し、事業者委員からは、低減努力しているものの

高いと言われる一因として集合住宅オーナー(住宅メーカーや建築士を含む)から過剰な

住設費用負担を強いられ、LPガス料金に反映させ回収せざるを得ない実情を挙げ、住宅

建設側に対し行政指導を要望する意見が上がった(広島県LPガス協会会長 武信委員、岡

山県LPガス協会会長 藤田委員)。

これに対しエネ庁からは当該事例には違法性がなく法的制約はできないが、エアコン設置

費用等本来家賃に含むべきものをLPガス料金の一部として徴収する場合は、確り料金内

容を説明することに尽きる、と説明した。

また、県LPガス協会の消費者懇談会でLPガス料金について不満の声はなく、「田舎の論

理」ではあるが消費者が興味のない情報提供は現状不要では? また市場がコンパクトな

のでLPガスと無関係な住設費用を料金に含むことはないとの認識であるとの意見(鳥取

県LPガス協会会長 水谷委員)、また同県とっとり県消費者の会会長の福井委員からは、

自宅の検針伝票は丁寧に記載されていてわかり易い、との意見が出た。

鳥取県のような好例が水平展開され、さらに見守り等の付加価値サービスをLPガス業界

に望む、との要望が高田委員より上がり、北野教授は「地域の特性により可不可はあるが、

透明性についてはどの地域でも必要」と消費者に対する情報提供の必要性を力説した。

議論の終盤に、藤田委員は、見回り活動等事業者による付加価値サービス合戦の中で透明

性を確保していきたいと表明、また益田市消費者問題研究協議会会長の光永委員は、オー

ル電化では考え難いがLPガスなら事業者と「友達」になるメリットがあるとの意見が多

いとの発言に対し、北野教授は、「友達」の関係づくりは付加価値サービス上重要な示唆で

ある、とコメントした。

意見交換のあと、当センターより昨年度の資源エネルギー庁委託事業「流通・販売業経営

実態調査」の結果を報告と、本年度調査についての協力要請を行い、本テーマを終了した。

テーマ2.「LPガスの災害対応能力について」

資源エネルギー庁 資源・燃料部 石油流通課 直井 雄基 企画係長

昨今の多発する大災害で、LPガスは昨年当地方の豪雨災害で充填所の機器不全や容器流

出が一部あったが、それ以外の二次災害や途絶等の大きな被害が無く、他の系統エネルギ

ーに比べ災害に対する強靭な対応能力を有することが、政府の中でも認識されている。今

後もLPガスの災害バルクや発電機の導入を、補助金制度の活用及びPRの強化によりさ

らに充実させていくとの説明があった。

また、国土強靭化計画においてもLPガスによる災害対応が織り込まれており、令和2年

度予算については今年度またはそれ以上の金額を要求中であり、災害対応の軸にしていき

たい、と述べた。

続いて、同補助金事業を受託する当センターより、補助金についての概要とこれまでの補

助金によるLPガス災害バルクの導入状況、及び本年度の予算に対する応募の進捗状況に

ついて報告、東京ビッグサイトにて出展した「危機管理産業展2019」(会期:10月2

日から4日)の模様や、11月中旬に公開予定の災害バルク専用WEBサイトについて案

内した上、同サイト内で展開するLPガス災害バルク導入事例の動画を、タブレット端末

Page 233: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

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上で数分間鑑賞いただき、災害時における実効性や必要性への理解を深めていただいた。

事業者委員からは、昨年の西日本豪雨災害時におけるLPガス容器流出対策への取り組み

や、被災地へのLPガス衣類乾燥機提供等の対応が紹介され、容器固定チェーンの二重掛

けやガス放出防止型ホースへの取り替え等、予防策を励行するとの表明があった(藤田委

員)。

また、消費者委員からは、県内のLPガス災害バルク設置が2件と少ないため、県LPガ

ス協会と協力して行政に対し公共施設や避難所への設置の働き掛けを実施したいとの意向

(山口県地域消費者団体連絡協議会会長 吉富委員)や、同居の家族が自分の留守中にオー

ル電化への切替契約にサインしたが、1カ月後に停電となったことで身に沁み、自宅をL

Pガスに戻すとともに、離れた家族もLPガスに替えた経緯と、所属団体におけるLPガ

スの災害対応能力についての情報共有が説明され(岡山県婦人協議会会長 大西委員)、災

害に対するLPガスの強さを身をもって知ったことからの消費者委員の活動や行動が示さ

れた。

最後に、広島県木下主査は事業者委員に対し、昨年の西日本豪雨災害の容器流出に関し、

中国5県が協力して容器回収の体制を一刻も早く整備し、消費者の不安を払拭してほしい

と要請した。

3.総括コメント

広島経済大学メディアビジネス学部長 メディアビジネス学科 北野 尚人 主任 教授

両テーマを通じ、LPガスを使おうとする人に対する情報発信の方法を再考する必要があ

る。近年様々なことでインフラが変わってきており、本日もタブレットを使用したが、慣

れれば便利である。若い人はスマホでモノを選んでおり、PCではなくスマホをキーディ

バイスと考えないと利用されないので、小規模事業者においてもスマホをイメージしたホ

ームページ作りが必要である。

また、消費者委員から意見のあった、事業者との関係構築において「友達」になるとの観

点は重要であり、様々な情報共有の方法を考えてほしい。

さらに、「14条書面」は業界用語でありエンドユーザーに伝わりにくく、また高齢者向け

パンフレットはさらに手を入れ、どちらも伝わり易くする必要がある、と未だ送り手の論

理となっている要素を例示して情報発信方法の改善を求め、LPガス産業の健全な発展を

期しともに未来をみよう、とのエールで懇談会を締め括った。

以上

Page 234: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

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令和元年度 四国地方LPガス懇談会 議事概要

Ⅰ.日 時 :令和元年10月21日(月)13:00~16:00

Ⅱ.場 所 :リーガホテルゼスト高松 翡翠の間

Ⅲ.出席者(27名)

消費者委員 :野田委員、安田委員、越智委員、中野委員

事業者委員 :赤松委員、髙瀬委員、髙須賀委員、小野委員

自治体 :本田課長補佐、藤本主事、横溝技師、山﨑チーフ、白井副所長、

宮本主任主事

学識経験者委員:香川大学 経済学部 教授 古川委員

行政等 :資源エネルギー庁 資源・燃料部 石油流通課 家田課長補佐

四国経済産業局 資源エネルギー環境部 松原部長

四国経済産業局 資源エネルギー環境部 資源・燃料課 範国課長

同上 岡﨑課長補佐

中国四国産業保安監督部 四国支部 保安課 宮本産業保安職

オブザーバー :事業者団体 3名

議事進行 :香川大学 経済学部 古川教授

司会 :一般財団法人エルピーガス振興センター 嘉村専務理事

事務局 : 同上 広報室 野村・中谷・藤﨑

Ⅳ.議事次第

1.開会挨拶

四国経済産業局 資源エネルギー環境部 部長 松原 浩司

2.懇談

・テーマ1.「LPガスの料金透明化・取引適正化の現状について」

プレゼンテーション 資源エネルギー庁 資源・燃料部 石油流通

課長補佐 家田 和幸

説明 高知県生活協同組合連合会 事務局長 中野 剛

説明 四国経済産業局 資源エネルギー環境部 資源・燃料課

課長 範国 正則

説明 高知県 危機管理部 消防政策課 チーフ(産業保安担当)

山﨑 浩二

説明 一般財団法人エルピーガス振興センター 専務理事 嘉村 潤

‐休憩‐

・テーマ2.「LPガスの災害対応能力について」

プレゼンテーション 資源エネルギー庁 資源・燃料部 石油流通課

課長補佐 家田 和幸

説明 災害バルク補助金の交付状況と広報戦略

一般財団法人エルピーガス振興センター 専務理事 嘉村 潤

3.総括

香川大学 経済学部 教授 古川 尚幸

Ⅴ.議事内容

Page 235: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

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1.開会挨拶

四国経済産業局 資源エネルギー環境部 松原 浩司 部長

総世帯の約4割が使用し産業・生活に密着したエネルギーであるLPガスは、何より安定

供給が重要であるが、各ステークホルダーから支持されるエネルギーであり続け、理解さ

れる取り組みには何が必要なのかをこの場で議論し、皆様のご意見をより良い政策作りに

活かしていきたい、と述べた。

2.懇談

テーマ1.「LPガスの料金透明化・取引適正化の現状について」

資源エネルギー庁 資源・燃料部 石油流通課 家田 和幸 課長補佐

LPガスの料金透明化・取引適正化については、未だ不十分と言わざるを得ない状況であ

るが、それぞれの分野で課題に取り組むにあたり、この懇談会での議論で共通認識をもっ

てほしい、とした上で、法省令改正・ガイドライン制定等の措置に至った経緯、料金公表

の実態、集合住宅における料金問題の実態と課題について説明があった。LPガスは世帯

数が都市ガスを上回る県が47都道府県中3分の2ある重要なエネルギーであり、この懇

談会で議論された内容については政策検討に活かしていきたい、と述べた。

これに対し、高知県生活協同組合連合会事務局長の中野委員は、料金透明化・取引適正化

について同県の消費生活センターへの相談事例聴取の結果、及びこうち生協の10事業所

による料金調査結果をまとめ、電力自由化は競争の原理から消費者が恩恵を受ける可能性

が期待できるが、元来自由なLPガスの料金に消費者側の自由が感じられていない、との

消費者意見を報告した。その上で、改善が進んでいることは理解しているが、今後は感じ

られるスピード感をもって取り組んでほしいと要望した。

続いて、四国経済産業局 資源エネルギー環境部 資源・燃料課 範国課長より、取引適正化

に関する管内4県の自治体や事業者団体との連携について状況説明があり、これを受け自

治体を代表して高知県消防政策課の山﨑チーフより、四国各県の取り組みについて説明が

あった。山﨑チーフからは、廃業する事業者が増加している状況も報告された。

事業者委員からは、料金公表率が本年度の全国LPガス協会調査で100%となったが、

現状では店頭公表が主となり、今後はホームページ掲載による公表率を上げていきたいと

の表明(徳島県LPガス協会専務理事 髙瀬委員)があり、また県内事業者に対して実施し

た料金透明化に係る独自調査の結果報告(愛媛県LPガス協会会長 髙須賀委員)や、14

条書面の改訂と同交付時の確認書面により改正液石法省令及びガイドラインの徹底を県内

事業者に図った例(高知県LPガス協会会長 小野委員)、同じく料金算定基礎を明示する

納品伝票の作成販売例(香川県LPガス協会会長 赤松委員)等の紹介があり、販売事業者

による料金透明化・取引適正化推進に対する一層の尽力が伺われた。

ここで、中野消費者委員より、「店頭価格は公表と言えるか、容易に比較検討可能なホーム

ページ上での公表とは違うのでは」との投げ掛けがあったが、これに対し古川教授より、

「公表イコール理解ではないが、まずは(店頭を含み)公表率を上げることが先決、次に理

解を求めることとしては」との提案があった。

他の消費者委員からは、高齢者に対してもよりわかり易い料金説明を望む声(香川県婦人

団体連絡協議会会長 野田委員)、消費者が公表率向上を訴えてきた成果として全国最下位

から本年度100%とした協会の努力を称え、今後も一体となりさらなる透明化を進めて

Page 236: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

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ほしいとの意向表明(徳島県消費者協会前会長 安田委員)、契約書は自宅にあったが14

条書面が不明、そもそも14条書面の意味が良く分からないので説明を受けたいとの要望

(えひめ消費生活センター友の会副会長 越智委員、本件は事業者委員より即答があった。)

等の意見が上がった。

意見交換のあと、当センターより昨年度の資源エネルギー庁委託事業「流通・販売業経営

実態調査」の結果を報告と、本年度調査についての協力要請を行った。

テーマ2.「LPガスの災害対応能力について」

資源エネルギー庁 資源・燃料部 石油流通課 家田 和幸 課長補佐

LPガスは、軒下在庫があり劣化しないこと、迅速な復旧が可能で、炊き出しへの活用や、

LPガス車が稼働でき、都市ガスのバックアップも可能なことから、災害に強いエネルギ

ーである。分散型エネルギーのため途絶リスクが少ない点等メリットが多く、自然災害の

多い昨今、実際に大きく貢献している。特にLPガス災害バルクは、昨年の北海道胆振東

部地震による全道停電の際、同設備設置各所より発電機稼働等の活躍事例が多く報告され

ており、経済産業省も今後の対応としてLPガス災害対応バルクへの補助金を増額したの

で、是非活用してほしい、と述べた。

続いて、同補助金事業を受託する当センターより、補助金についての概要とこれまでの補

助金によるLPガス災害バルクの導入状況、及び本年度の予算に対する応募の進捗状況に

ついて報告、東京ビッグサイトにて災害バルク等の実機を展示・出展した「危機管理産業

展2019」(会期:10月2日から4日)の模様や、11月に公開予定の災害バルク専用

WEBサイトについて案内した上、導入事例の動画を、タブレット端末上で数分間鑑賞い

ただき、災害時における実効性や必要性への理解を深めていただいた。

事業者委員からは、消費者団体と連携して実施した中核充填所での炊出しを含む防災訓練

の紹介(香川県LPガス協会会長 赤松委員)、公的施設への常設・常用LPガス設備に係

る3年越しの設置請願の結果新設が叶った事例や、事業者に対する学校体育館へのLPガ

ス設備導入提案書作成の研修会開催(徳島県LPガス協会専務理事 髙瀬委員)、西日本豪

雨災害により建設された仮設住宅へのLPガス衣類乾燥機提供(愛媛県LPガス協会 髙

須賀委員)等、各県の事業者団体としての災害対策の取り組みが披露された。各県の公的

施設への導入の取り組みには、県議会議員や首長への働き掛けが重要であることも示され

た。

また国に対し、災害時に有効な「非常用LPガス電源車」の普及に向けた補助金の設定に

ついての要望もあった(愛媛県LPガス協会 髙須賀委員)。

一方消費者委員より、災害時の女性の力について、「炊出しのおばさん」だけではなく今後

は防災活動のスキルアップのため女性や高校生以上の学生を対象に教育を強化する必要性

や(香川県婦人団体連絡協議会会長 野田委員)、豪雨の頻度は高まると言われている中、

体育館及び避難所へのLPガス設備導入推進を願う(徳島県消費者協会前会長 安田委員)

等の意見が出された。

3.総括コメント

香川大学 経済学部 古川 尚幸 教授

専攻する「商品学」から考察すると、LPガスは生産財商品/消費財商品の両面がある興

味深い商品である。商品学では「品質」が重視され、客観的品質と主観的品質がある。L

Page 237: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

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Pガスは、色柄デザイン等商品そのものを差別化(主観的品質を重視)した消費財商品と

いうより、客観的品質を重視する生産財商品に近く、品質はどこで購入しても同じなので

価格が重要な決め手となり、従って価格の透明性が重要な要素となる。

また、災害でLPガスの強さが報道されているが、LPガスが災害対応力の高いエネルギ

ーであることをまだ良く知らない消費者に対し、事業者はその良さを十分に訴え理解が得

られるよう取り組んでほしい。

行政・消費者・事業者が一堂に会し意見交換する当懇談会は、他のエネルギーにはない取

り組みなので是非継続し、本日消費者委員から出た応援を含めた意見をもとに、事業者委

員はより良いエネルギーを目指してほしい、と懇談会を締め括った。

以上

Page 238: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

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令和元年度 九州・沖縄地方LPガス懇談会 議事概要

Ⅰ.日 時 :令和元年11月25日(月)13:00~16:00

Ⅱ.場 所 :リファレンス駅東ビル貸会議室 V-1会議室

Ⅲ.出席者(40名)

消費者委員 :柴富委員、頼富委員、田川委員、小野委員、黒木委員、伊佐委員、

与座委員

事業者委員 :和田委員、大塚委員、荒木委員、佐藤委員、山田委員、森委員、

秋元委員、渡口委員

自治体 :小嶋LPガス火薬係長、平田係長、石元主査、登野盛主査、

原相談啓発課長、前川主任主事

学識経験者委員:福岡大学 商学部 教授 笹川委員

行政等 :資源エネルギー庁 資源・燃料部 石油流通課 直井企画係長

九州経済産業局 資源エネルギー環境部 柳生部長

九州経済産業局 資源エネルギー環境部 石油課 坂口課長

同上 河野課長補佐

九州産業保安監督部 保安課 貞富係長

那覇産業保安監督事務所 保安監督課 沢田保安係長

オブザーバー :事業者団体 8名

議事進行 :福岡大学 商学部 笹川 教授

司会 :一般財団法人エルピーガス振興センター 嘉村専務理事

事務局 : 同上 広報室 野村・中谷・藤﨑

Ⅳ.議事次第

1.開会挨拶

九州経済産業局 資源エネルギー環境部部長 柳生 勇

2.懇談

・テーマ1.「LPガスの料金透明化・取引適正化の現状について」

プレゼンテーション 資源エネルギー庁 資源・燃料部 石油流通

企画係長 直井 雄基

説明 生活協同組合コープおきなわ 新規事業担当部長

与座 郁夫

説明 九州経済産業局 資源エネルギー環境部 石油課

課長補佐 河野 義弘

説明 福岡県 商工部 工業保安課 LPガス火薬係長

小嶋 英明

説明 一般財団法人エルピーガス振興センター 専務理事 嘉村 潤

‐休憩‐

・テーマ2.「LPガスの災害対応能力について」

プレゼンテーション 資源エネルギー庁 資源・燃料部 石油流通課

企画係長 直井 雄基

説明 災害バルク補助金の交付状況と広報戦略

Page 239: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

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一般財団法人エルピーガス振興センター 専務理事 嘉村 潤

説明 九州経済産業局 資源エネルギー環境部 石油課

課長補佐 河野 義弘

3.総括

福岡大学 商学部 教授 笹川 洋平

Ⅴ.議事内容

1.開会挨拶

Page 240: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

- 35 -

九州経済産業局 資源エネルギー環境部 柳生 勇 部長

LPガスは、九州での世帯普及率が54%を占め、災害時にも迅速に供給再開が可能なイ

ンフラを有する地域に密着した重要なエネルギーである。電力や都市ガスの小売り自由化

で大きな環境変化がある中、保安の確保はもとより料金透明化・取引適正化を積極的に推

進し、消費者に魅力的なサービスを提供することが、LPガスが選ばれ需要拡大に繋がる

と確信する、と述べた。

2.懇談

テーマ1.「LPガスの料金透明化・取引適正化の現状について」

資源エネルギー庁 資源・燃料部 石油流通課 直井 雄基 企画係長

小売り自由化となった電力・都市ガスに比べ、元々自由料金であったLPガスは料金情報

が不十分であるとの状況から、契約前、契約時、契約中、契約終了時の各段階における料

金透明化・取引適正化についての課題と、これらに対する法的措置に至るまでの経緯につ

いて説明があった。

また、本年度のLPガス懇談会においてはペーパーレスを図るため、タブレット端末によ

る資料閲覧を行ったことに触れ、行政手続きの電子化が進んでいる中LPガスも同様であ

り、液石法の14条書面も消費者から希望があれば電子媒体による交付を可能とする政省

令改正を進めており、まもなく結果発表があるとの表明があった。

次に、生活協同組合コープおきなわの与座委員が、同組合員や総代対象として沖縄本島内

でブロック毎に実施したLPガス学習会等において出された、LPガス料金についての意

見等をもとに見解を述べた。同氏は、「自由料金であることを知らなかった」、「料金が各戸

により異なることを知らなかった」、「料金の中身がわからない」、「料金の比較方法がわか

らない」といった意見が多く、LPガス料金への関心は今後一層高まるのでは?として、

消費者はなぜこのような認識なのかが問題であると指摘。LPガスが支持されるためには、

消費者の要望する「知る権利と選択の自由」の確保が必要であり、今後も県内では離島を

含め学習会の開催を継続するとともに、料金透明化に向けた働きかけに取り組みたいとの

意欲を示した。

続いて、九州経済産業局 資源エネルギー環境部 石油課の河野課長補佐より、LPガスの

取引適正化に向けた管内の連携を深めるべく、各県LPガス担当課との「九州地域LPガ

ス取引適正化担当者会議」及び各県LPガス協会との「LPガス取引適正化に係る連絡会

議」を開催し、立入検査の実施状況や、消費者相談等の状況について意見交換を行ってい

る状況が説明された。

また、福岡県商工部工業保安課の小嶋LPガス火薬係長からは、平成29年の法省令改正

後、立入検査項目に「請求書書式」「料金公表」「料金変更時の事前通知」等を追加してい

ること、昨年度は県内664事業者の内145事業者の立入検査を実施、うち数件に14

条書面交付、料金公表、料金変更時の事前通知を実施していない事業者があり、口頭にて

事情確認を行った事例が紹介された。

事業者委員からは、料金透明化・取引適正化は本年度協会事業の柱であり、ホームページ

による料金公表や料金内訳が明記された請求書等について啓蒙・指導を強化している(沖

縄県高圧ガス保安協会会長 渡口委員)、九州経済産業局との連絡会議にて行政との連携を

図り会員会社の取引適正化を指導するとともに、訪問販売時のモラル向上や不法勧誘防止

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等の啓発活動により消費者の理解が得られるよう努力している(福岡県LPガス協会会長

和田委員)、またホームページでの料金公表については県内事業者の34%がホームペー

ジを保有しその77%が料金を公表、100%を目指し啓蒙活動を行っている(佐賀県L

Pガス協会会長 大塚委員)との意見が出た。さらに、(大分県LPガス協会会長 山田委員)

は、料金公表率は店頭表示で100%となったが、基本料金、2部制・3部制料金の詳細

内容やあるべき表示方法を明確に理解していない事業者があり、また集合住宅建築主にL

Pガス消費設備を事業者が無償提供して結果的にLPガス料金が高いものとならぬよう、

建築関連団体に協力を求める努力をしても、聞かない事業者もあること、加えて自宅のエ

ネルギーについて十分把握していない消費者もあるとして、様々な背景を理解した上で本

件を議論する必要があるとの見解を示した。

これらの事業者委員の意見に対し消費者委員からは、消費者もLPガス料金に対する認識

を高める必要がある(鹿児島県地域女性団体連絡協議会会長 伊佐委員)、集合住宅のLP

ガス料金については管理者側への省令やガイドラインについての研修により改善されるの

ではないか(大分県消費者団体連絡協議会会長 小野委員)、消費者として何をどう希望し

ていくかも重要(長崎県消費者センター相談員 頼富委員)、「LPガスのある暮らし“料金

透明化・取引適正化編”」(弊センター発行リーフレット)がわかり易く参考になる、また

山田委員発言の建築関連団体への働きかけ等を継続して悪しき商習慣を排除してほしい

(コンシューマー福岡会長 柴富委員)等の意見や要望が出された。

ここで当センターより、昨年の石油ガス流通経営実態調査の結果概要の説明、及び本年度

の調査方針説明と協力要請を行った。

引き続き意見交換が続き、伊佐委員が、LPガス料金をガソリンスタンドのように店の外

に掲示すれば透明化につながるのではと提案、直井企画係長は、LPガスは契約に基づき

届けるものでガソリンのように買いに行くものではない点で大きく異なる、比較して選択

してほしいが比較機会が少ないのが実態であり、事業者による料金公表をさらに進めるべ

く取り組むと回答した。

また、福岡県消費生活センター相談啓発課の原課長は、事業者が料金を公表してもしなく

ても消費者は逃げないから良いということはないのでは?消費者の料金への関心度が低い

ことを一因としたり、協会は事業者を指導しきれないといった発言に異論を唱え、国や事

業者はもっと危機感をもって取り組んでほしい、と他エネルギーや他業種と比較しての料

金透明化・取引適正化へのLPガス業界の取り組み姿勢に苦言を呈した。

これに対し、長崎県LPガス協会会長の荒木委員は、楽観はしていないが、料金透明化を

進めるには中身(料金以外)についてより深刻に調査すべきであり、物流、人材、サービ

スそれぞれに事業者間格差やコスト差があることを理解してほしい、このような差が理解

されないまま料金要素のみで選択されれば、場合により消費者に不利益となる、また正直

な事業者が馬鹿を見ることの無いようにしたいが逆の事業者を排除できておらず苦慮して

いる、と料金透明化と並行して様々な課題に取り組む実情を説明した。

最後に和田委員は、輸入価格の変動等諸要因による料金改定についてはホームページで案

内しており、サービス内容等の詳細についても問い合わせをお願いしたい、と消費者から

のアプローチに理解を求め、テーマ1.での意見交換が終了した。

テーマ2.「LPガスの災害対応能力について」

資源エネルギー庁 資源・燃料部 石油流通課 直井 雄基 企画係長

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LPガスはコストをかけ各家庭に配送されているので、必ず在庫があるということであり、

強いインフラを持つ。昨今の多発する大災害でLPガスは途絶せず、二次災害等の被害も

無く、また輸入基地や中核充填所の出荷機能強化等により、他の系統エネルギーに比べ災

害に対する強靭な対応能力を有していることから、LPガスの災害バルクや発電機の導入

を促進するべく、補助金制度の拡充及びPRの強化を進めていくとの説明があった。

続いて、同補助金事業を受託する当センターより、補助金についての概要とこれまでの補

助金によるLPガス災害バルクの導入状況、及び本年度の予算に対する応募の進捗状況に

ついて報告、東京ビッグサイトにて出展した「危機管理産業展2019」(会期:10月2

日から4日)の模様や、公開した災害バルク専用WEBサイトについて案内した上、LP

ガス災害バルク導入事例の動画を、タブレット端末上で数分間鑑賞いただき、災害時にお

ける実効性や必要性への理解を深めていただいた。

事業者委員からは、体育館へのGHP導入を訴求すべく一般紙への全面広告掲載と民放T

VCMによるPR活動や県議会や教育行政当局への陳情を実施した例や(長崎県LPガス

協会会長 荒木委員)、熊本地震の経験を踏まえ容器の二重チェーン掛け及びガス放出防止

型高圧ホースのさらなる普及を協会の重点項目として積極展開する例(熊本県LPガス協

会会長 佐藤委員)、南海トラフ地震を想定したBCPシートを作成し会員に災害に対する

準備を呼びかける取り組み(宮崎県LPガス協会会長 森委員)等が紹介された。

また、県内10支部ごとに「緊急連絡網」を確立して非常時に備えるとともに、中核充填

所での持ち回りによる防災訓練の実施や県主催の防災訓練へも参加して災害時対応の習得

に努める等の取り組み紹介に加え、災害時に重要な役割を果たすGHP等のLPガス設備

導入について、是非消費者委員から地元の市・町長に働きかけてほしいとの要望もあった

(鹿児島県LPガス協会会長 秋元委員)。

消費者委員からも所属団体における取り組みについて説明があり、防災訓練の実施(伊佐

委員、宮崎県地域婦人連絡協議会副会長 黒木委員)や県・協会主催の防災訓練への積極参

加(小野委員、熊本県地域婦人会連絡協議会事務局長 田川委員)、団体の県大会で災害に

強いLPガスについて説明の場を設け県協会、弊センターの講師協力を得て会員にPRし

たこと(黒木委員、伊佐委員)等が説明された。

3.総括コメント

福岡大学 商学部 笹川 洋平 教授

消費者委員からは依然として料金透明化問題が提起されたが、事業者委員からは透明化に

向け取り組む一方で、ブローカー営業や集合住宅の料金問題に苦慮している実態が浮き彫

りとなった。これらは、現在の業界商慣行において「隙間」があることに起因するといわ

ざるを得ず、料金公表は進んでいるが、料金改定の根拠明示や設備所有者の明確化等、目

に触れない部分での徹底した透明化が徹底されないと、LPガス仕様の住宅には入居され

なくなり、業界自身が損害を被ることとなるので、事業者は当該課題の克服に挑んでほし

い。

また消費者は、料金を相互比較した際に皆違うとの認識のみで立ち止まらず、自らの権利

を守るべく説明を求める等、一歩踏み込んでほしい。

この両者の取り組みが進めれば、さほど時間をかけずに前進することと思う。

LPガスのマイナスイメージが拡大されると、災害時に有効である等本来の良さを消費者

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が享受しないまま遠い存在となってしまい、業界衰退を招くこととなる。

是非、行政、LPガス事業者、消費者それぞれの取り組みが、うまく噛み合うことに期待

したい、と当懇談会を総括した。

以上

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令和元年度LPガス地方懇談会 総括取りまとめ

LPガス懇談会は、「令和元年度石油ガス流通・販売業経営実態調査」の一環として、LP

ガス取引適正化の観点からその諸問題について、消費者団体、事業者団体、行政、学識経験

者が一堂に会し意見交換・議論・提言等を行うことで、関係者相互の理解を深め、LPガス

産業の健全な発展に資することを目的として、本年度は次の通り全国9箇所の経済産業局

管内主要都市にて開催され、延べ339名が出席した。

(令和元年度LPガス懇談会一覧)

(令和元年度LPガス懇談会 出席者数)

北海道地方 東北地方 北関東地方 南関東地方 中部地方

開 催 日 10月16日(水) 9月25日(水) 8月20日(火) 9月3日(火) 10月30日(水)

時 間 13:00 ~ 16:00 13:00 ~ 16:00 13:00 ~ 16:00 13:00 ~ 16:00 13:00 ~ 16:00

テーマ

谷企画官 家田課長補佐 家田課長補佐 谷企画官 直井企画係長

学識経験者北海道教育大学

札幌校佐々木 貴子 教授(新任)

東北大学大学院経済学研究科吉田 浩 教授

青山学院大学総合文化政策学部

内山 隆 教授

東京理科大学大学院経営学研究科

橘川 武郎 教授

名古屋工業大学大学院工学研究科社会工学専攻

渡辺 研司 教授(新任)

札幌市中央区 仙台市青葉区 東京都中央区 東京都中央区 名古屋市中村区

TKP札幌ビジネスセンター赤れんが前 TKPガーデンシティPREMIUM仙台西口 ビジョンセンター東京駅前 ビジョンセンター東京駅前 名古屋ダイヤビルディング1号館

近畿地方 中国地方 四国地方

開 催 日 10月3日(木 ) 11月8日(金) 10月21日(月)

時 間 13:00 ~ 16:00 13:00 ~ 16:00 13:00 ~ 16:00

テーマ

直井企画係長 直井企画係長 家田課長補佐

学識経験者甲南大学法科大学院

土佐 和生 教授

広島経済大学メディアビジネス学部長

メディアビジネス学科主任

北野 尚人 教授

香川大学経済学部

古川 尚幸 教授(新任)

大阪市北区 広島市南区 高松市古新町

AP大阪梅田茶屋町 TKPガーデンシティ広島駅前大橋 リーガホテルゼスト高松

13:00 ~ 16:00

福岡大学商学部

笹川 洋平 教授

開催場所福岡市博多区

リファレンス駅東ビル会議室

               1.料金透明化・取引適正化(経緯概略/各ブロック内行政連携状況/集合住宅料金調査報告)               2.災害対応関連(昨今の自然災害におけるLPガスの貢献と課題/災害対応バルク補助金)

資源エネルギー庁 資源・燃料部 石油流通課プレゼン

直井企画係長

11月25日(月 )

開催場所

九州・沖縄地方

               1.料金透明化・取引適正化(経緯概略/各ブロック内行政連携状況/集合住宅料金調査報告)               2.災害対応関連(昨今の自然災害におけるLPガスの貢献と課題/災害対応バルク補助金)

資源エネルギー庁 資源・燃料部 石油流通課プレゼン

北海道 東北 北関東 南関東 中部 近畿 中国 四国 九州・沖縄 合計

(会議席)消費者委員 4 6 5 6 5 7 5 4 7 49事業者委員 3 5 5 6 5 7 5 4 8 48学識経験者委員 1 1 1 1 1 1 1 1 1 9自治体(液石法担当) 2 4 4 6 4 7 3 4 4 38自治体(消費生活担当) 2 0 1 5 2 2 3 2 2 19経済産業省 1 1 1 1 1 1 1 1 1 9経済産業局 5 4 3 2 2 2 2 3 3 26産業保安監督部 0 0 0 0 0 0 0 1 2 3事務局 1 1 1 1 1 1 1 1 1 9小計 19 22 21 28 21 28 21 21 29 210

(オブザーバー席)事業者団体 3 2 3 5 4 7 6 3 8 41消費者団体 1 0 0 0 0 1 0 0 0 2その他 5 1 1 1 0 0 0 0 0 8プレス 5 5 7 9 4 5 4 2 4 45事務局 3 3 6 6 3 3 3 3 3 33小計 17 11 17 21 11 16 13 8 15 129

合計 36 33 38 49 32 44 34 29 44 339

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1 主なポイント

(1)新企画と効果

各委員による意見表明や報告を基に、双方向の議論展開に発展するよう、進め方や議事構成

を見直す等懇談会運営方法について毎年改善を加えている。まず、本年度の学識経験者委員

は各開催地方の地元大学の教授に就任いただくとともに、これまでは事務局による議事進

行であったが各教授にお願いすることとした。その結果、各地方に馴染みが深いことと、既

成概念に捕らわれない進行により、これまで以上にスムーズで自由闊達な意見交換となり、

議論が深まった。

またペーパーレス化を図るべく、会議資料を収めたタブレット端末を会議席に配布して閲

覧いただいた。タブレット端末は初めてという一部の消費者委員からは、初めは操作に戸惑

ったがすぐに慣れ、カラー表示でわかり易く、思いのほか使い勝手が良かったとのご意見を

いただいた。災害バルクPR用の動画も、スクリーンではなく手許で鑑賞いただいた。今後

の会議運営に、積極的に取り入れていくこととする。

(2)委員の変更

消費者委員は、例年各都道府県より消費者団体を代表して就任いただいているが、必ずしも

毎年重任ではなく、設定テーマと方向性に合致した方への変更や消費者団体や本人の都合

による変更等で、本年度は全国で約4割の20名が昨年度から入れ替わることとなった。

また学識経験者委員は、前途の通り懇談会開催地域に根差した地元大学の教授に就任いた

だくこととし、北海道、中部、四国の各地方で新たに就任いただいた。

(3)各地区共通のテーマ設定及び議事次第・進め方

「LPガスの料金透明化・取引適正化」については、平成29年~30年に実施された液石

法省令等の改正及びガイドラインの制定・改正により業界の取り組みが進んできたものの、

未だ十分な状況とはいえないとの意見が多く、これらの現状と課題について本年度も継続

的に議論すべきとして、前半のテーマに挙げた。

また後半は「LPガスの災害対応能力」をテーマに、これまで多発した震災や台風・豪雨豪

雪等の自然災害及び広域停電において被災地で貢献したLPガスの災害対応力や、非常時

及び常用の必要性について再認識するとともに、本年度予算が大きく増額となったLPガ

ス災害バルク導入補助金のPRと活用促進等を取り上げた。

(議事次第)

①開会挨拶 各経済産業局 資源エネルギー環境部

②懇談 議事進行:各地方学識経験者委員

テーマⅠ.「LPガスの料金透明化・取引適正化の現状について」

・プレゼンテーション:資源エネルギー庁 資源・燃料部 石油流通課

・消費者委員からの説明:各地方代表消費者委員

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・経済産業局管内の行政等の連携状況及び取引適正化に関する検査維持の状況説明:

各地方経済産業局及び代表自治体

・平成30年度流通経営調査と令和元年度調査の概要説明:エルピーガス振興セン

ター

・各事業者委員による取組状況の説明、各消費者委員による意見発出及び意見交換

テーマⅡ.「LPガスの災害対応能力について」

・プレゼンテーション:資源エネルギー庁 資源・燃料部 石油流通課

・災害バルク補助金の交付状況と広報戦略説明:エルピーガス振興センター

・各事業者委員による取組状況の説明、各消費者委員による意見発出及び意見交換

③総括 学識経験者委員

(進め方)

意見交換の進め方は、発表や説明及び意見発出が資源エネルギー庁、経済産業局、自治体、

消費者委員、事業者委員ごとに、また県ごとに偏らないよう極力相互のやり取りを重視しな

がら、予め大まかな流れは事務局にて設定し、当日の議事進行は、全員からの意見発出と自

由で活発な意見交換重視を前提に、学識経験者委員にお任せした。

学識経験者委員の専門分野は、前述の新任3地方・3名の大学教授を含め経済・商業、法律、

情報科学、教育、社会工学等多方面に亙り、それぞれの視点から注釈を加えながらの進行に

より、ご出席各位はより理解を深めながらの意見交換となった。

また、消費者委員からは、代表説明者を除き質問・意見票等の事前資料の提出を求めず、予

め配布した経済産業省のプレゼン資料及び議論内容に沿った自由な意見・質問をお願いし

た。

(4)要旨について

テーマⅠ.では、資源エネルギー庁石油流通課からの料金透明化・取引適正化の経緯と現状

についてのプレゼンテーションに続き、消費者委員より説明があった。所属の消費者団体が

独自に実施する、LPガス料金についての調査によると、販売事業者の取り組みが進み改善

に向かいつつあるものの十分とはいえない状況であるため、LPガス業界にはエネルギー

自由化のなかで料金透明化・取引適正化をさらに進めてほしいとの意見が多くあった。

続く経済産業局からの説明では、管内自治体や事業者団体と連携しながら取引適正化に向

け取り組む状況が示された。これは一昨年、総務省北海道管区行政評価局による道内の調査

でLPガスの取引適正化が不十分との結果となったことから、北海道経済産業局、道内自治

体、販売事業者団体の連携強化の必要性が示され、北海道経済産業局が中心となって取り組

んだことが全国的な動きとなり、各地方経済産業局も同様の展開となった背景がある。

さらに、都道府県の各液石法担当部署からも同様に、地域の連携下における指導状況につい

て説明があった。

当センターからは、昨年度の資源エネルギー庁委託事業「流通・販売業経営実態調査」の結

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果を報告するとともに、事業者委員に対し本年度の継続調査に対する協力要請を行った。

これらの説明や意見を受け、事業者委員による取り組み状況の説明を含め、自由な意見交換

が展開された。

テーマ2.では、資源エネルギー庁石油流通課よりLPガスの災害対応能力の強さについて

プレゼンテーションがあり、続いて当センターよりLPガス災害バルク導入補助金につい

ての概要と補助金によるこれまでの導入状況、及び本年度の予算に対する応募の進捗状況

について報告した。また、広報活動の一環として、災害時におけるLPガスの必要性や実効

性への理解と今後の普及促進を目的に実施した、展示会や専用WEBサイト、動画により導

入事例を紹介した。

さらに一部の経済産業局や自治体よりLPガス災害対応への取り組みについて説明があり、

この後、消費者委員からのLPガスによる災害対応への期待と、事業者委員による取り組み

状況について自由な意見交換となった。

2 全懇談会を通して

各地方懇談会議事概要の通り、「料金透明化・取引適正化」の問題について、国はこれまで

法省令改正・ガイドライン制定及び改正を進めたが、事業者委員からは進む改善もあるが苦

慮する一面も報告された。また消費者委員からの意見表明からは、大部分の販売事業者が料

金公表を実施したこと等評価できる進化はあるが、集合住宅における適正化等で不十分な

点が残っているとの指摘があり、引き続き本件における関係各位の努力と進捗確認が必要

であるとの認識を共有することとなった。

一方で、多発した大災害において途絶や大きな二次災害がなく、発電や空調分野における大

きな貢献によりLPガスの災害に対する対応力と強靭性があらためて評価されたとともに、

本年度のLPガス災害バルク導入補助金が増強され、来年度はさらなる増額が予定される

中、より一層PRに努め、導入を促進すべきとの結論となった。

最後に、元来の優位なエネルギー特性に加え、平時は信頼される料金・取引関係をベースに

安心・安全・快適な生活を支え、有事にあってもそれを継続できる、この環境を整えること

で、LPガスは常備すべきエネルギーであるとの認識を高め業界の発展につなげてほしい

との総括コメントが、多くの学識経験者からあった。

3 事後アンケートの結果

今後の参考とすべく、懇談会開催効果及び課題について出席者に意見を求め、後日提出され

た。

(設問と回答結果の抜粋)

① 懇談会の満足度について(5段階)

結果

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② 懇談会で得たこと、良かったこと

結果(主な意見を集約表記)

○消費者、事業者、行政夫々の立場からの生の情報・意見を聴け、共有できた。

○消費者委員意見は必ずしも均一ではなく、様々な意見もあることがわかった。

○大学教授によるスムーズで意見し易い進行、中立的な総括が良かった。

○自由で忌憚ない討議、かつ議論が噛み合い深まった。

○事業者を指導すべき点や課題への対応が明確となった。(自治体)

○他府県と同様の状況、または違いが良く分かった。

③ 懇談会で不要または改善が必要だと感じたこと

結果(主な意見を集約表記)

・多かった意見

●自治体の発言が少ない。

●意見交換の時間が足りない。時間内の消化試合といった感じ、成果が疑問。

●料金透明化・取引適正化の議論は毎回同様の繰り返し、縮小化しては?

●集合住宅の取引適正化問題をより深く議論したかった。

・その他上がった意見

〇消費者側も進行に沿った意見・質問ができる様心がけたい。

〇消費者委員からの業界に対する要望・課題を提示に対し事業者が回答する進め方を

希望する。

〇消費者委員の現状把握レベルがまちまち。

〇事業者委員の意見や思いをもう少し聞きたかった。

〇委員の若返りに期待する。

④ 議論展開について

結果

消費者 事業者 行政 計大変満足 3 4 5 12満足 37 32 32 101どちらでもない 1 14 16 31やや不満 2 1 0 3不満 0 3 0 3

小計 43 54 53 150

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⑤ ペーパーレス及びタブレット端末操作に関して

結果

・多かった意見

●非常に良かった、全く問題ない、ペーパーレス及びタブレット端末は賛成。

●使い慣れているので問題なかった。今後も継続してほしい。

●操作は初めてだったがすぐに慣れ、不明な点は補助があり問題なく使えた。

●事前配布のデータで必要箇所のみ印刷した。膨大な資料を持ち帰る必要がなかった。

●グラフ等カラーで確認でき、小さい字も拡大できるので見易かった。

●災害バルクPRの動画を観ることができた。

・その他意見

〇慣れているのでペーパーが良い。

〇書き込みができない。メモ用紙の配布を希望する。

〇ペーパーも併用願いたい。

4 今後の課題

本年度の懇談会では、前述のアンケート結果にもあるとおり、得られた効果も多くあったが、

課題も浮き彫りにされた。

懇談会の果たすべき役割にはさらなる期待が年々高まっており、LPガス政策と時流に沿

ったテーマ設定は勿論、懇談会運営において次の要素についての検討及び企画が重要であ

る。

1.国の政策浸透は地方毎の取り組みが不可欠であり、各経済産業局、自治体、事業者によ

る業界動向の進捗確認

2.1に必要な情報提供者、プレゼンターの選定

3.建設的に意見し、かつ影響力のある消費者委員の選定

消費者・事業者・行政が一体となり、より一層充実した意見交換により、各地方LPガス懇

談会がLPガス政策の早期浸透への足掛かりとなり、健全なLPガス産業の発展に寄与す

ることが、本事業の成果となる。

以上

消費者 事業者 行政 計フリーディスカッションが良かった 20 17 25 62県を超えた議論展開ができて良かった 27 29 19 75県別に消費者/事業者が順次やり取りが良い(昨年までと同様) 15 12 10 37その他 5 3 1 9

小計 67 61 55 183

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1 該当区分 消費者 3 件事業者 0 件行政 4 件

小計 7 件

2 満足度 消費者 事業者 行政 計大変満足 0 0 1 1満足 2 0 3 5どちらでもない 1 0 0 1やや不満 0 0 0 0不満 0 0 0 0

小計 3 0 4 7 件

3 テーマ設定での 消費者 事業者 行政 計フリーディスカッションが良かった 1 3 4

議論展開について 県を超えた議論展開ができて良かった 0 0 1 1(複数回答可) 県別に消費者/事業者が順次やり取りが良い(昨年までと同様) 0 0 0 0

その他案 2 0 0 2小計 3 0 4 7 件

43%

57%

1.該当区分

消費者 事業者

行政

67%

33%

2.満足度(消費者)

大変満足

満足

どちらでもない

やや不満

不満

25%

75%

2.満足度(行政)

大変満足

満足

どちらでもない

やや不満

不満

14%

72%

14%

2.満足度(計)

大変満足

満足

どちらでもない

やや不満

不満

10/16北海道地方LPガス懇談会アンケート集計

33%

67%

3.テーマ設定での議論展開につて

(消費者) フリーディスカッショ

ンが良かった

県を超えた議論展開

ができて良かった

県別に消費者/事

業者が順次やり取り

が良い(昨年までと

同様)その他案

75%

25%

3.テーマ設定での議論展開につて

(行政)フリーディスカッショ

ンが良かった

県を超えた議論展開

ができて良かった

県別に消費者/事

業者が順次やり取り

が良い(昨年までと

同様)その他案

57%

14%

29%

3.るテーマ設定での議論展開につ

いて(計)フリーディスカッション

が良かった

県を超えた議論展開が

できて良かった

県別に消費者/事業

者が順次やり取りが良

い(昨年までと同様)

その他案

‐45‐

Page 251: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

1 該当区分 消費者 6 件事業者 6 件行政 4 件

小計 16 件

2 満足度 消費者 事業者 行政 計大変満足 0 0 0 0満足 5 4 3 12どちらでもない 0 1 1 2やや不満 1 0 0 1不満 0 1 0 1

小計 6 6 4 16 件

3 テーマ設定での 消費者 事業者 行政 計フリーディスカッションが良かった 1 2 1 4

議論展開について 県を超えた議論展開ができて良かった 3 4 3 10(複数回答可) 県別に消費者/事業者が順次やり取りが良い(昨年までと同様) 2 0 1 3

その他案 1 0 0 1小計 7 6 5 18 件

無回答 1

37%

38%

25%

1.該当区分

消費者 事業者

行政

83%

17%

2.満足度(消費者)

大変満足

満足

どちらでもない

やや不満

不満

67%

16%

17%

2.満足度(事業者)

大変満足

満足

どちらでもない

やや不満

不満75%

25%

2.満足度(行政)

大変満足

満足

どちらでもない

やや不満

不満75%

13%

6%6%

2.満足度(計)

大変満足

満足

どちらでもない

やや不満

不満

33%

67%

3.テーマ設定での議論展開につい

て(事業者) フリーディスカッション

が良かった

県を超えた議論展開

ができて良かった

県別に消費者/事業

者が順次やり取りが

良い(昨年までと同

様)その他案

9/25東北地方LPガス懇談会アンケート集計

14%

43%

29%

14%

3.テーマ設定での議論展開につい

て(消費者) フリーディスカッショ

ンが良かった

県を超えた議論展開

ができて良かった

県別に消費者/事

業者が順次やり取り

が良い(昨年までと

同様)その他案

20%

60%

20%

3.テーマ設定での議論展開につい

て(行政)フリーディスカッション

が良かった

県を超えた議論展開

ができて良かった

県別に消費者/事業

者が順次やり取りが

良い(昨年までと同

様)その他案

22%

56%

17%

5%

3.テーマ設定での議論展開につい

て(計)フリーディスカッション

が良かった

県を超えた議論展開が

できて良かった

県別に消費者/事業

者が順次やり取りが良

い(昨年までと同様)

その他案

‐46‐

Page 252: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

1 該当区分 消費者 5 件事業者 6 件行政 5 件

小計 16 件

2 満足度 消費者 事業者 行政 計大変満足 1 1 0 2満足 4 3 3 10どちらでもない 0 2 2 4やや不満 0 0 0 0不満 0 0 0 0

小計 5 6 5 16 件

3 テーマ設定での 消費者 事業者 行政 計フリーディスカッションが良かった 2 0 1 3

議論展開について 県を超えた議論展開ができて良かった 6 2 1 9(複数回答可) 県別に消費者/事業者が順次やり取りが良い(昨年までと同様) 3 1 1 5

その他案 0 3 0 3小計 11 6 3 17 件

無回答 2

31%

38%

31%

1.該当区分

消費者 事業者

行政

20%

80%

2.満足度(消費者)

大変満足

満足

どちらでもない

やや不満

不満

17%

50%

33%

2.満足度(事業者)

大変満足

満足

どちらでもない

やや不満

不満

60%

40%

2.満足度(行政)

大変満足

満足

どちらでもない

やや不満

不満

12%

63%

25%

2.満足度(計)

大変満足

満足

どちらでもない

やや不満

不満

33%

17%

50%

3.テーマ設定での議論展開につい

て(事業者) フリーディスカッショ

ンが良かった

県を超えた議論展開

ができて良かった

県別に消費者/事

業者が順次やり取り

が良い(昨年までと

同様)その他案

8/20北関東地方LPガス懇談会アンケート集計

18%

55%

27%

3.テーマ設定での議論展開につい

て(消費者) フリーディスカッショ

ンが良かった

県を超えた議論展開

ができて良かった

県別に消費者/事

業者が順次やり取り

が良い(昨年までと

同様)その他案

34%

33%

33%

3.テーマ設定での議論展開につい

て(行政) フリーディスカッショ

ンが良かった

県を超えた議論展開

ができて良かった

県別に消費者/事

業者が順次やり取り

が良い(昨年までと

同様)その他案

15%

45%

25%

15%

3.テーマ設定での議論展開につて

(計)フリーディスカッション

が良かった

県を超えた議論展開が

できて良かった

県別に消費者/事業

者が順次やり取りが良

い(昨年までと同様)

その他案

‐47‐

Page 253: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

1 該当区分 消費者 5 件事業者 9 件行政 11 件

小計 25 件

オブザーバー 1

2 満足度 消費者 事業者 行政 計大変満足 0 0 1 1満足 4 5 8 17どちらでもない 0 4 2 6やや不満 1 0 0 1不満 0 0 0 0

小計 5 9 11 25 件

オブザーバー  満足

3 テーマ設定での 消費者 事業者 行政 計フリーディスカッションが良かった 3 2 7

議論展開について 県を超えた議論展開ができて良かった 1 5 5 11(複数回答可) 県別に消費者/事業者が順次やり取りが良い(昨年までと同様) 2 4 1 7

その他案 0 0 1 1小計 6 11 14 19 件

オブザーバー  県別に

20%

36%

44%

1.該当区分

消費者 事業者

行政

80%

20%

2.満足度(消費者)

大変満足

満足

どちらでもない

やや不満

不満

56%

44%

2.満足度(事業者)

大変満足

満足

どちらでもない

やや不満

不満

9%

73%

18%

2.満足度(行政)

大変満足

満足

どちらでもない

やや不満

不満

4%

68%

24%

4%

2.満足度(計)

大変満足

満足

どちらでもない

やや不満

不満

18%

46%

36%

3.テーマ設定でのでの議論展開に

ついて(事業者) フリーディスカッション

が良かった

県を超えた議論展開

ができて良かった

県別に消費者/事業

者が順次やり取りが

良い(昨年までと同

様)その他案

9/3南関東地方LPガス懇談会アンケート集計

50%

17%

33%

3.テーマ設定での議論展開につい

て(消費者) フリーディスカッショ

ンが良かった

県を超えた議論展開

ができて良かった

県別に消費者/事

業者が順次やり取り

が良い(昨年までと

同様)その他案

50%

36%

7%

7%

3.テーマ設定での議論展開につい

て(行政)フリーディスカッショ

ンが良かった

県を超えた議論展開

ができて良かった

県別に消費者/事

業者が順次やり取り

が良い(昨年までと

同様)その他案

58%

37%

5%

3.テーマ設定での議論展開につい

て(計)フリーディスカッション

が良かった

県を超えた議論展開が

できて良かった

県別に消費者/事業

者が順次やり取りが良

い(昨年までと同様)

その他案

‐48‐

Page 254: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

1 該当区分 消費者 3 件事業者 5 件行政 6 件

小計 14 件

2 満足度 消費者 事業者 行政 計大変満足 1 0 1 2満足 2 5 3 10どちらでもない 0 0 2 2やや不満 0 0 0 0不満 0 0 0 0

小計 3 5 6 14 件

3 テーマ設定での 消費者 事業者 行政 計フリーディスカッションが良かった 2 3 5 10

議論展開について 県を超えた議論展開ができて良かった 3 3 2 8(複数回答可) 県別に消費者/事業者が順次やり取りが良い(昨年までと同様) 1 1 1 3

その他案 0 0 0 0小計 6 7 8 21 件

21%

36%

43%

1.該当区分

消費者 事業者

行政

33%

67%

2.満足度(消費者)

大変満足

満足

どちらでもない

やや不満

不満 100%

2.満足度(事業者)

大変満足

満足

どちらでもない

やや不満

不満

17%

50%

33%

2.満足度(行政)

大変満足

満足

どちらでもない

やや不満

不満

14%

72%

14%

2.満足度(計)

大変満足

満足

どちらでもない

やや不満

不満

43%

43%

14%

3.テーマ設定での議論展開につい

て(事業者) フリーディスカッション

が良かった

県を超えた議論展開

ができて良かった

県別に消費者/事業

者が順次やり取りが

良い(昨年までと同

様)その他案

10/30中部地方LPガス懇談会アンケート集計

33%

50%

17%

3.テーマ設定での議論展開につい

て(消費者) フリーディスカッショ

ンが良かった

県を超えた議論展開

ができて良かった

県別に消費者/事

業者が順次やり取り

が良い(昨年までと

同様)その他案

62%

25%

13%

3.テーマ設定出の議論展開につて

(行政)フリーディスカッショ

ンが良かった

県を超えた議論展開

ができて良かった

県別に消費者/事

業者が順次やり取り

が良い(昨年までと

同様)その他案

48%

38%

14%

3.テーマ設定での議論展開につい

て(計)フリーディスカッション

が良かった

県を超えた議論展開が

できて良かった

県別に消費者/事業

者が順次やり取りが良

い(昨年までと同様)

その他案

‐49‐

Page 255: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

1 該当区分 消費者 7 件事業者 9 件行政 8 件

小計 24 件

2 満足度 消費者 事業者 行政 計大変満足 1 2 0 3満足 6 5 5 16どちらでもない 0 2 3 5やや不満 0 0 0 0不満 0 0 0 0

小計 7 9 8 24 件

3 テーマ設定での 消費者 事業者 行政 計フリーディスカッションが良かった 4 3 2 9

議論展開について 県を超えた議論展開ができて良かった 2 6 2 10(複数回答可) 県別に消費者/事業者が順次やり取りが良い(昨年までと同様) 1 2 3 6

その他案 1 0 0 1小計 8 11 7 26 件

無回答 1

29%

38%

33%

1.該当区分

消費者 事業者

行政

14%

86%

2.満足度(消費者)

大変満足

満足

どちらでもない

やや不満

不満

22%

56%

22%

2.満足度(事業者)

大変満足

満足

どちらでもない

やや不満

不満

62%

38%

2.満足度(行政)

大変満足

満足

どちらでもない

やや不満

不満

12%

67%

21%

2.満足度(計)

大変満足

満足

どちらでもない

やや不満

不満

27%

55%

18%

3.テーマ設定での議論展開につい

て(事業者) フリーディスカッション

が良かった

県を超えた議論展開

ができて良かった

県別に消費者/事業

者が順次やり取りが

良い(昨年までと同

様)その他案

10/3近畿地方LPガス懇談会アンケート集計

50%

25%

12%

13%

3.テーマ設定での議論展開につい

て(消費者) フリーディスカッショ

ンが良かった

県を超えた議論展開

ができて良かった

県別に消費者/事

業者が順次やり取り

が良い(昨年までと

同様)その他案

28%

29%

43%

3.テーマ設定での議論展開につい

て(行政) フリーディスカッショ

ンが良かった

県を超えた議論展開

ができて良かった

県別に消費者/事

業者が順次やり取り

が良い(昨年までと

同様)その他案

35%

38%

23%

4%

3.テーマ設定での議論展開につい

て(計)フリーディスカッション

が良かった

県を超えた議論展開が

できて良かった

県別に消費者/事業

者が順次やり取りが良

い(昨年までと同様)

その他案

‐50‐

Page 256: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

1 該当区分 消費者 4 件事業者 4 件行政 6 件

小計 14 件

2 満足度 消費者 事業者 行政 計大変満足 0 0 0 0満足 4 3 3 10どちらでもない 0 1 3 4やや不満 0 0 0 0不満 0 0 0 0

小計 4 4 6 14 件

3 テーマ設定での 消費者 事業者 行政 計フリーディスカッションが良かった 2 1 2 5

議論展開について 県を超えた議論展開ができて良かった 4 2 2 8(複数回答可) 県別に消費者/事業者が順次やり取りが良い(昨年までと同様) 1 1 2 4

その他案 0 0 0 0小計 7 4 6 17 件

,

28%

29%

43%

1.該当区分

消費者 事業者

行政

100%

2.満足度(消費者)

大変満足

満足

どちらでもない

やや不満

不満75%

25%

2.満足度(事業者)

大変満足

満足

どちらでもない

やや不満

不満

50%50%

2.満足度(行政)

大変満足

満足

どちらでもない

やや不満

不満71%

29%

2.満足度(計)

大変満足

満足

どちらでもない

やや不満

不満

25%

50%

25%

3.テーマ設定での議論展開につい

て(事業者)フリーディスカッション

が良かった

県を超えた議論展開

ができて良かった

県別に消費者/事業

者が順次やり取りが

良い(昨年までと同

様)その他案

11/8中国地方LPガス懇談会アンケート集計

29%

57%

14%

3.テーマ設定での議論展開につい

て(消費者)フリーディスカッショ

ンが良かった

県を超えた議論展開

ができて良かった

県別に消費者/事

業者が順次やり取り

が良い(昨年までと

同様)その他案

34%

33%

33%

3.テーマ設定での議論展開につい

て(行政)フリーディスカッショ

ンが良かった

県を超えた議論展開

ができて良かった

県別に消費者/事

業者が順次やり取り

が良い(昨年までと

同様)その他案

29%

47%

24%

3.テーマ設定での議論展開につい

て(計)フリーディスカッション

が良かった

県を超えた議論展開が

できて良かった

県別に消費者/事業

者が順次やり取りが良

い(昨年までと同様)

その他案

‐51‐

Page 257: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

1 該当区分 消費者 4 件事業者 5 件行政 3 件

小計 12 件

2 満足度 消費者 事業者 行政 計大変満足 0 1 0 1満足 4 4 2 10どちらでもない 0 0 1 1やや不満 0 0 0 0不満 0 0 0 0

小計 4 5 3 12 件

3 テーマ設定での 消費者 事業者 行政 計フリーディスカッションが良かった 2 3 0 5

議論展開について 県を超えた議論展開ができて良かった 3 2 2 7(複数回答可) 県別に消費者/事業者が順次やり取りが良い(昨年までと同様) 3 2 1 6

その他案 0 0 0 0小計 8 7 3 18 件

33%

42%

25%

1.該当区分

消費者 事業者

行政

100%

2.満足度(消費者)

大変満足

満足

どちらでもない

やや不満

不満

20%

80%

2.満足度(事業者)

大変満足

満足

どちらでもない

やや不満

不満

67%

33%

2.満足度(行政)

大変満足

満足

どちらでもない

やや不満

不満

9%

83%

8%

2.満足度(計)

大変満足

満足

どちらでもない

やや不満

不満

43%

28%

29%

3.テーマ設定での議論展開につい

て(事業者) フリーディスカッション

が良かった

県を超えた議論展開

ができて良かった

県別に消費者/事業

者が順次やり取りが

良い(昨年までと同

様)その他案

10/21四国地方LPガス懇談会アンケート集計

25%

37%

38%

3.テーマ設定での議論展開につい

て(消費者) フリーディスカッショ

ンが良かった

県を超えた議論展開

ができて良かった

県別に消費者/事

業者が順次やり取り

が良い(昨年までと

同様)その他案

67%

33%

3.テーマ設定での議論展開につい

て(行政)フリーディスカッショ

ンが良かった

県を超えた議論展開

ができて良かった

県別に消費者/事

業者が順次やり取り

が良い(昨年までと

同様)その他案

28%

39%

33%

3.テーマ設定での議論展開につい

て(計)フリーディスカッション

が良かった

県を超えた議論展開が

できて良かった

県別に消費者/事業

者が順次やり取りが良

い(昨年までと同様)

その他案

‐52‐

Page 258: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

1 該当区分 消費者 6 件事業者 10 件行政 6 件

小計 22 件

2 満足度 消費者 事業者 行政 計大変満足 0 0 2 2満足 6 3 2 11どちらでもない 0 4 2 6やや不満 0 1 0 1不満 0 2 0 2

小計 6 10 6 22 件

3 テーマ設定での 消費者 事業者 行政 計フリーディスカッションが良かった 3 3 4 10

議論展開について 県を超えた議論展開ができて良かった 5 5 1 11(複数回答可) 県別に消費者/事業者が順次やり取りが良い(昨年までと同様) 2 1 0 3

その他案 1 0 0 1小計 11 9 5 25 件

無回答 2 1

27%

46%

27%

1.該当区分

消費者 事業者

行政

100%

2.満足度(消費者)

大変満足

満足

どちらでもない

やや不満

不満

30%

40%

10%

20%

2.満足度(事業者)

大変満足

満足

どちらでもない

やや不満

不満

34%

33%

33%

2.満足度(行政)

大変満足

満足

どちらでもない

やや不満

不満

9%

50%

27%

5%9%

2.満足度(計)

大変満足

満足

どちらでもない

やや不満

不満

33%

56%

11%

3.テーマ設定での議論展開につい

て(事業者) フリーディスカッション

が良かった

県を超えた議論展開

ができて良かった

県別に消費者/事業

者が順次やり取りが

良い(昨年までと同

様)その他案

11/25九州・沖縄地方LPガス懇談会アンケート集計

27%

46%

18%

9%

3.テーマ設定での議論展開につい

て(消費者) フリーディスカッショ

ンが良かった

県を超えた議論展開

ができて良かった

県別に消費者/事

業者が順次やり取り

が良い(昨年までと

同様)その他案

80%

20%

3.テーマ設定での議論展開につい

て(行政)フリーディスカッショ

ンが良かった

県を超えた議論展開

ができて良かった

県別に消費者/事

業者が順次やり取り

が良い(昨年までと

同様)その他案

40%

44%

12%4%

3.テーマ設定での議論展開につい

て(計)フリーディスカッション

が良かった

県を超えた議論展開が

できて良かった

県別に消費者/事業

者が順次やり取りが良

い(昨年までと同様)

その他案

‐53‐

Page 259: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

1 該当区分 消費者 43 件事業者 54 件行政 53 件

小計 150 件

2 満足度 消費者 事業者 行政 計大変満足 3 4 5 12満足 37 32 32 101どちらでもない 1 14 16 31やや不満 2 1 0 3不満 0 3 0 3

小計 43 54 53 150 件

3 テーマ設定での 消費者 事業者 行政 計フリーディスカッションが良かった 20 17 25 62

議論展開について 県を超えた議論展開ができて良かった 27 29 19 75(複数回答可) 県別に消費者/事業者が順次やり取りが良い(昨年までと同様) 15 12 10 37

その他 5 3 1 9小計 67 61 55 183 件

29%

36%

35%

1.該当区分

消費者 事業者

行政

7%

86%

2%5%

2.満足度(消費者)

大変満足

満足

どちらでもない

やや不満

不満

7%

59%

26%

2%6%

2.満足度(事業者)

大変満足

満足

どちらでもない

やや不満

不満

10%

60%

30%

2.満足度(行政)

大変満足

満足

どちらでもない

やや不満

不満

8%

67%

21%

2% 2%

2.満足度(計)

大変満足

満足

どちらでもない

やや不満

不満

28%

47%

20%

5%

3.テーマ設定での議論展開につい

(事業者) フリーディスカッション

が良かった

県を超えた議論展開

ができて良かった

県別に消費者/事業

者が順次やり取りが

良い(昨年までと同

様)その他

令和元年度LPガス懇談会アンケート集計(2019年8月~2019年11月実施)

30%

40%

22%

8%

3.テーマ設定での議論展開につい

て(消費者) フリーディスカッショ

ンが良かった

県を超えた議論展開

ができて良かった

県別に消費者/事

業者が順次やり取り

が良い(昨年までと

同様)その他

45%

35%

18%

2%

3.テーマ設定での議論展開につい

(行政)フリーディスカッショ

ンが良かった

県を超えた議論展開

ができて良かった

県別に消費者/事

業者が順次やり取り

が良い(昨年までと

同様)その他

34%

41%

20%

5%

3.テーマ設定での議論展開につい

て(計)フリーディスカッション

が良かった

県を超えた議論展開

ができて良かった

県別に消費者/事業

者が順次やり取りが良

い(昨年までと同様)

その他

‐54‐

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令和元年度版LPガスガイド

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令和元年度LPガス講習会

開催結果

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場  所 相 手 先 出席者 講 師 講 習 内 容

1 8月19日(月) 13:45~14:45 岡山市立吉備公民館岡山市吉備学区婦人会&交通安全母の会協議会

一般消費者 野村室長 LPガスの災害時に備えての知識と日頃の注意

2 8月28日(水) 15:10~16:10 静岡市民文化会館 (一社)静岡県LPガス協会 LPガス販売事業者団体

野村室長 災害時の対応について

3 9月4日(水) 13:00~14:30 長野県上田合同庁舎 東信地区消費者の会連絡会 一般消費者 野村室長 知ってますか?LPガスのこと  災害時の対応

4 9月11日(水) 10:00~11:10 長野県消防学校 長野県消防学校 地方公共団体 野村室長 生活を支えるエネルギー・LPガス

5 11月11日(月) 13:20~14:40 サーラプラザ豊橋(一社)愛知県LPガス協会東三河支部

一般消費者及び消費者団体

野村室長 災害対策

6 12月6日(金) 10:00~10:50 丹波の森公苑 丹波消費者団体連絡協議会 一般消費者及び消費者団体

野村室長 LPガスの安全な使い方

7 12月10日(火) 10:00~11:40 白山市美川文化会館 美川生活学校 消費者団体 野村室長 災害時の対応

8 12月20日(金) 13:00~15:00 全国婦人会館 東京都地域婦人団体連盟 一般消費者及び消費者団体

野村室長 防災セミナー

9 1月17日(金) 12:00~13:00 くまもと県民交流館パレア 熊本県消費者団体連絡協議会 消費者団体 野村室長 LPガスの災害対応と料金透明化について

10 2月2日(日) 13:00~14:30 川瀬神経内科クリニック樫の森棟

さんじょう生活学校 一般消費者 中谷室長代理 水害、地震などの災害に強くなろう

11 2月3日(月) 10:00~11:00 花巻温泉ホテル千秋閣 岩手婦人消防連絡協議会 一般消費者他 中谷室長代理 災害時におけるLPガスの活用方法について

12 2月12日(水) 14:00~16:00 函館国際ホテル LPガスで防災を考える会医療・福祉関係消費者

野村室長 LPガス発電機のメリットと導入事例について

13 2月13日(木) 13:30~15:00 西牟婁総合庁舎 NPO法人消費者サポートネット和歌山 一般消費者 中谷室長代理 LPガスとバルクについて

14 2月14日(金) 13:30~15:30 消費科学センター (一財)消費科学センター 一般消費者 野村室長 災害時におけるLPガスの役割

15 2月19日(水) 10:00~12:00 久留米シティプラザ 筑後地区LPG防災推進委員会 医療・福祉関係消費者

野村室長 LPガスで防災を考えるフォーラム

日  時

令和元年度 LPガス講習会 開催一覧

‐ 1 ‐

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1 該当区分 消費者(学生・生徒を含む) 44 件ガス販売事業者 0 件行政 0 件教育機関 0 件回答なし 0

小計 44 件

2 満足度 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計満足できた 21 0 0 0 0 21どちらかといえば満足できた 21 0 0 0 0 21どちらかといえば満足できなかった 2 0 0 0 0 2満足できなかった 0 0 0 0 0 0

小計 44 0 0 0 0 44 件

3 関心のあるテーマ 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計(複数回答可) 料金の透明性、取引適正化 16 0 0 0 0 16

料金水準動向 13 0 0 0 0 13販売店との取引・契約 3 0 0 0 0 3保安 11 0 0 0 0 11消費者相談所に寄せられた相談内容 3 0 0 0 0 3災害時(非常時)対応 26 0 0 0 0 26FRP容器及び最新のガス消費機器等 9 0 0 0 0 9LPガスの環境特性 8 0 0 0 0 8需給動向 3 0 0 0 0 3その他 0 0 0 0 0 0回答なし 2 0 0 0 0 2

小計 94 0 0 0 0 94 件

4 講習会に期待すること 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計(複数回答可) LPガス産業の課題・問題意識の明確化・共有化すること 21 0 0 0 0 21

相互の情報交換・コミュニケーションを図ること 9 0 0 0 0 9その他 14 0 0 0 0 14回答なし 2 0 0 0 0 2

小計 46 0 0 0 0 46 件

5 資料について 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計分かりやすい 26 0 0 0 0 26どちらともいえない 16 0 0 0 0 16わかりにくい 0 0 0 0 0 0回答なし 2 0 0 0 0 2

小計 44 0 0 0 0 44

【参考】1 年齢 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計

10代 0 0 0 0 0 020代 0 0 0 0 0 030代 5 0 0 0 0 540代 5 0 0 0 0 550代 8 0 0 0 0 860代 10 0 0 0 0 1070代~ 16 0 0 0 0 16回答なし 0 0 0 0 0 0

小計 44 0 0 0 0 44

2 性別 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計男 1 0 0 0 0 1女 43 0 0 0 0 43回答なし 0 0 0 0 0 0

小計 44 0 0 0 0 44

3 ご自宅のエネルギーは? 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計LPガス 16 0 0 0 0 16都市ガス 6 0 0 0 0 6オール電化 19 0 0 0 0 19回答なし 3 0 0 0 0 3

小計 44 0 0 0 0 44

100%

1.該当区分消費者(学生・生

徒を含む)ガス販売事業者

行政

教育機関

回答なし

48%48%

4%2.満足度(計)

満足できた

どちらかといえば満足

できたどちらかといえば満足

できなかった満足できなかった

17%

14%

3%

12%3%

28%

10%

8%3% 2%

3.関心のあるテーマ(計)料金の透明性、取引適

正化料金水準動向

販売店との取引・契約

保安

消費者相談所に寄せら

れた相談内容災害時(非常時)対応

FRP容器及び最新のガ

ス消費機器等LPガスの環境特性

需給動向

その他

回答なし

46%

20%

30%

4%4.講習会に期待すること(計)

LPガス産業の課題・問題意

識の明確化・共有化すること

相互の情報交換・コミュニ

ケーションを図ること

その他

回答なし

0819岡山市吉備学区婦人会&交通安全母の会協議会

59%

36%

5%5.資料について(計)

分かりやすい

どちらともいえない

わかりにくい

回答なし

11%

11%

18%

23%

37%

1.年齢(計) 10代

20代

30代

40代

50代

60代

70代~

回答なし

2%

98%

2.性別(計)

回答なし

36%

14%

43%

7%

3.ご自宅のエネルギー(計)

LPガス

都市ガス

オール電化

回答なし

‐ 2 ‐

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1 該当区分 消費者(学生・生徒を含む) 2 件ガス販売事業者 409 件行政 0 件教育機関 0 件回答なし 3

小計 414 件

2 満足度 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計満足できた 2 209 0 0 0 211どちらかといえば満足できた 0 135 0 0 0 135どちらかといえば満足できなかった 0 45 0 0 0 45満足できなかった 0 8 0 0 0 8

小計 2 397 0 0 0 399 件回答なし 12 3

3 関心のあるテーマ 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計(複数回答可) 料金の透明性、取引適正化 1 174 0 0 0 175

料金水準動向 1 223 0 0 0 224販売店との取引・契約 0 158 0 0 0 158保安 2 127 0 0 0 129消費者相談所に寄せられた相談内容 1 110 0 0 0 111災害時(非常時)対応 2 189 0 0 0 191FRP容器及び最新のガス消費機器等 0 54 0 0 0 54LPガスの環境特性 0 43 0 0 0 43需給動向 0 65 0 0 0 65その他 0 7 0 0 0 7回答なし 0 6 0 0 3 9

小計 7 1156 0 0 3 1166 件

4 講習会に期待すること 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計(複数回答可) LPガス産業の課題・問題意識の明確化・共有化すること 2 329 0 0 0 331

相互の情報交換・コミュニケーションを図ること 0 116 0 0 0 116その他 0 8 0 0 0 8回答なし 0 20 0 0 3 23

小計 2 473 0 0 3 478 件

5 資料について 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計分かりやすい 2 261 0 0 0 263どちらともいえない 0 136 0 0 0 136わかりにくい 0 6 0 0 0 6回答なし 0 6 0 0 3 9

小計 2 409 0 0 3 414

【参考】1 年齢 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計

10代 0 0 0 0 0 020代 0 9 0 0 0 930代 0 48 0 0 0 4840代 0 124 0 0 0 12450代 2 131 0 0 0 13360代 0 67 0 0 0 6770代~ 0 28 0 0 0 28回答なし 0 2 0 0 3 5

小計 2 409 0 0 3 414

2 性別 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計男 2 385 0 0 0 387女 0 21 0 0 0 21回答なし 0 3 0 0 3 6

小計 2 409 0 0 3 414

3 ご自宅のエネルギーは? 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計LPガス 2 375 0 0 0 377都市ガス 0 22 0 0 0 22オール電化 0 9 0 0 0 9回答なし 0 3 0 0 3 6

小計 2 409 0 0 3 414

99%

1% 1.該当区分消費者(学生・生

徒を含む)ガス販売事業者

行政

教育機関

回答なし

53%34%

11%2%

2.満足度(計)満足できた

どちらかといえば満足

できたどちらかといえば満足

できなかった満足できなかった

15%

19%

13%

11%

9%

16%

5%

4%6% 1% 1%

3.関心のあるテーマ(計)料金の透明性、取引適

正化料金水準動向

販売店との取引・契約

保安

消費者相談所に寄せら

れた相談内容災害時(非常時)対応

FRP容器及び最新のガ

ス消費機器等LPガスの環境特性

需給動向

その他

回答なし

69%

24%

2% 5%4.講習会に期待すること(計)

LPガス産業の課題・問題意

識の明確化・共有化すること

相互の情報交換・コミュニ

ケーションを図ること

その他

回答なし

0828(一社)静岡県LPガス協会集計

64%

33%

1% 2%5.資料について(計)

分かりやすい

どちらともいえない

わかりにくい

回答なし

2%12%

30%

32%

16%

7% 1% 1.年齢(計) 10代

20代

30代

40代

50代

60代

70代~

回答なし

94%

5% 1% 2.性別(計)

回答なし

91%

5%2% 2%

3.ご自宅のエネルギー(計)

LPガス

都市ガス

オール電化

回答なし

‐ 3 ‐

Page 288: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

1 該当区分 消費者(学生・生徒を含む) 18 件ガス販売事業者 0 件行政 4 件教育機関 0 件回答なし 0

小計 22 件

2 満足度 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計満足できた 9 0 2 0 0 11どちらかといえば満足できた 7 0 2 0 0 9どちらかといえば満足できなかった 2 0 0 0 0 2満足できなかった 0 0 0 0 0 0

小計 18 0 4 0 0 22 件

3 関心のあるテーマ 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計(複数回答可) 料金の透明性、取引適正化 5 0 2 0 0 7

料金水準動向 1 0 0 0 0 1販売店との取引・契約 0 0 1 0 0 1保安 3 0 1 0 0 4消費者相談所に寄せられた相談内容 1 0 0 0 0 1災害時(非常時)対応 12 0 1 0 0 13FRP容器及び最新のガス消費機器等 7 0 1 0 0 8LPガスの環境特性 6 0 1 0 0 7需給動向 1 0 0 0 0 1その他 0 0 0 0 0 0回答なし 3 0 0 0 0 3

小計 39 0 7 0 0 46 件

4 講習会に期待すること 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計(複数回答可) LPガス産業の課題・問題意識の明確化・共有化すること 12 0 4 0 0 16

相互の情報交換・コミュニケーションを図ること 1 0 0 0 0 1その他 0 0 0 0 0 0回答なし 5 0 0 0 0 5

小計 18 0 4 0 0 22 件

5 資料について 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計分かりやすい 12 0 3 0 0 15どちらともいえない 2 0 1 0 0 3わかりにくい 1 0 0 0 0 1回答なし 3 0 0 0 0 3

小計 18 0 4 0 0 22

【参考】1 年齢 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計

10代 0 0 0 0 0 020代 0 0 0 0 0 030代 0 0 1 0 0 140代 0 0 1 0 0 150代 1 0 2 0 0 360代 8 0 0 0 0 870代~ 9 0 0 0 0 9回答なし 0 0 0 0 0 0

小計 18 0 4 0 0 22

2 性別 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計男 1 0 3 0 0 4女 17 0 1 0 0 18回答なし 0 0 0 0 0 0

小計 18 0 4 0 0 22

3 ご自宅のエネルギーは? 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計LPガス 6 0 1 0 0 7都市ガス 5 0 2 0 0 7オール電化 7 0 1 0 0 8回答なし 0 0 0 0 0 0

小計 18 0 4 0 0 22

82%

18%

1.該当区分消費者(学生・生

徒を含む)ガス販売事業者

行政

教育機関

回答なし

50%41%

9%2.満足度(計)

満足できた

どちらかといえば満足

できたどちらかといえば満足

できなかった満足できなかった

15%

2%

2%

9%

2%

28%

18%

15%

2%7%

3.関心のあるテーマ(計)料金の透明性、取引適

正化料金水準動向

販売店との取引・契約

保安

消費者相談所に寄せら

れた相談内容災害時(非常時)対応

FRP容器及び最新のガ

ス消費機器等LPガスの環境特性

需給動向

その他

回答なし

73%

4%

23%

4.講習会に期待すること(計)

LPガス産業の課題・問題意

識の明確化・共有化すること

相互の情報交換・コミュニ

ケーションを図ること

その他

回答なし

0904東信地区消費者の会連絡会集計

68%

14%

4%

14%5.資料について(計)

分かりやすい

どちらともいえない

わかりにくい

回答なし

4%5%

14%

36%

41%

1.年齢(計) 10代

20代

30代

40代

50代

60代

70代~

回答なし

18%

82%

2.性別(計)

回答なし

32%

32%

36%

3.ご自宅のエネルギー(計)

LPガス

都市ガス

オール電化

回答なし

‐ 4 ‐

Page 289: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

1 該当区分 消費者(学生・生徒を含む) 58 件ガス販売事業者 0 件行政 2 件教育機関 6 件回答なし 0

小計 66 件

2 満足度 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計満足できた 47 0 1 6 0 54どちらかといえば満足できた 11 0 1 0 0 12どちらかといえば満足できなかった 0 0 0 0 0 0満足できなかった 0 0 0 0 0 0

小計 58 0 2 6 0 66 件

3 関心のあるテーマ 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計(複数回答可) 料金の透明性、取引適正化 13 0 0 1 0 14

料金水準動向 8 0 2 1 0 11販売店との取引・契約 3 0 0 1 0 4保安 12 0 0 2 0 14消費者相談所に寄せられた相談内容 4 0 0 1 0 5災害時(非常時)対応 38 0 1 3 0 42FRP容器及び最新のガス消費機器等 12 0 0 0 0 12LPガスの環境特性 17 0 0 1 0 18需給動向 5 0 0 1 0 6その他 0 0 0 0 0 0回答なし 0 0 0 0 0 0

小計 112 0 3 11 0 126 件

4 講習会に期待すること 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計(複数回答可) LPガス産業の課題・問題意識の明確化・共有化すること 50 0 2 5 0 57

相互の情報交換・コミュニケーションを図ること 7 0 0 1 0 8その他 1 0 0 0 0 1回答なし 2 0 0 0 0 2

小計 60 0 2 6 0 68 件

5 資料について 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計分かりやすい 56 0 2 6 0 64どちらともいえない 1 0 0 0 0 1わかりにくい 0 0 0 0 0 0回答なし 1 0 0 0 0 1

小計 58 0 2 6 0 66

【参考】1 年齢 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計

10代 22 0 0 1 0 2320代 36 0 2 5 0 4330代 0 0 0 0 0 040代 0 0 0 0 0 050代 0 0 0 0 0 060代 0 0 0 0 0 070代~ 0 0 0 0 0 0回答なし 0 0 0 0 0 0

小計 58 0 2 6 0 66

2 性別 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計男 55 6 2 0 0 63女 3 0 0 0 0 3回答なし 0 0 0 0 0 0

小計 58 6 2 0 0 66

3 ご自宅のエネルギーは? 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計LPガス 34 0 2 4 0 40都市ガス 5 0 0 0 0 5オール電化 17 0 0 2 0 19回答なし 2 0 0 0 0 2

小計 58 0 2 6 0 66

88%

3%

9%1.該当区分

消費者(学生・生

徒を含む)ガス販売事業者

行政

教育機関

回答なし

82%

18%

2.満足度(計)満足できた

どちらかといえば満足

できた

どちらかといえば満足

できなかった

満足できなかった

11%

9%

3%

11%

4%

33%

10%

14%

5%

3.関心のあるテーマ(計)料金の透明性、取引適

正化料金水準動向

販売店との取引・契約

保安

消費者相談所に寄せら

れた相談内容災害時(非常時)対応

FRP容器及び最新のガ

ス消費機器等LPガスの環境特性

需給動向

その他

回答なし

84%

12%1%

3%4.講習会に期待すること(計)

LPガス産業の課題・問題意

識の明確化・共有化すること

相互の情報交換・コミュニ

ケーションを図ること

その他

回答なし

0911長野県消防学校集計

97%

1% 2%5.資料について(計)

分かりやすい

どちらともいえない

わかりにくい

回答なし

35%

65%

1.年齢(計) 10代

20代

30代

40代

50代

60代

70代~

回答なし

95%

5% 2.性別(計)

回答なし

61%

7%

29%

3%

3.ご自宅のエネルギー(計)

LPガス

都市ガス

オール電化

回答なし

‐ 5 ‐

Page 290: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

1 該当区分 消費者(学生・生徒を含む) 12 件ガス販売事業者 0 件行政 0 件教育機関 0 件回答なし 0

小計 12 件

2 満足度 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計満足できた 11 0 0 0 0 11どちらかといえば満足できた 1 0 0 0 0 1どちらかといえば満足できなかった 0 0 0 0 0 0満足できなかった 0 0 0 0 0 0

小計 12 0 0 0 0 12 件

3 関心のあるテーマ 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計(複数回答可) 料金の透明性、取引適正化 5 0 0 0 0 5

料金水準動向 4 0 0 0 0 4販売店との取引・契約 2 0 0 0 0 2保安 5 0 0 0 0 5消費者相談所に寄せられた相談内容 3 0 0 0 0 3災害時(非常時)対応 8 0 0 0 0 8FRP容器及び最新のガス消費機器等 0 0 0 0 0 0LPガスの環境特性 4 0 0 0 0 4需給動向 0 0 0 0 0 0その他 1 0 0 0 0 1回答なし 0 0 0 0 0 0

小計 32 0 0 0 0 32 件

4 講習会に期待すること 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計(複数回答可) LPガス産業の課題・問題意識の明確化・共有化すること 9 0 0 0 0 9

相互の情報交換・コミュニケーションを図ること 7 0 0 0 0 7その他 0 0 0 0 0 0回答なし 0 0 0 0 0 0

小計 16 0 0 0 0 16 件

5 資料について 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計分かりやすい 12 0 0 0 0 12どちらともいえない 0 0 0 0 0 0わかりにくい 0 0 0 0 0 0回答なし 0 0 0 0 0 0

小計 12 0 0 0 0 12

【参考】1 年齢 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計

10代 0 0 0 0 0 020代 0 0 0 0 0 030代 0 0 0 0 0 040代 0 0 0 0 0 050代 0 0 0 0 0 060代 0 0 0 0 0 070代~ 11 0 0 0 0 11回答なし 1 0 0 0 0 1

小計 12 0 0 0 0 12

2 性別 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計男 0 0 0 0 0 0女 12 0 0 0 0 12回答なし 0 0 0 0 0 0

小計 12 0 0 0 0 12

3 ご自宅のエネルギーは? 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計LPガス 10 0 0 0 0 10都市ガス 1 0 0 0 0 1オール電化 1 0 0 0 0 1回答なし 0 0 0 0 0 0

小計 12 0 0 0 0 12

100%

1.該当区分消費者(学生・生

徒を含む)ガス販売事業者

行政

教育機関

回答なし

92%

8%2.満足度(計)

満足できた

どちらかといえば満足

できた

どちらかといえば満足

できなかった

満足できなかった

16%

12%

6%

16%9%

25%

13%3%

3.関心のあるテーマ(計)料金の透明性、取引適

正化料金水準動向

販売店との取引・契約

保安

消費者相談所に寄せら

れた相談内容災害時(非常時)対応

FRP容器及び最新のガ

ス消費機器等LPガスの環境特性

需給動向

その他

回答なし

56%

44%

4.講習会に期待すること(計)

LPガス産業の課題・問題意

識の明確化・共有化すること

相互の情報交換・コミュニ

ケーションを図ること

その他

回答なし

1111愛知県LPガス協会東三河支部集計

100%

5.資料について(計)

分かりやすい

どちらともいえない

わかりにくい

回答なし

92%

8%1.年齢(計) 10代

20代

30代

40代

50代

60代

70代~

回答なし

100%

2.性別(計)

回答なし

83%

9%

8%

3.ご自宅のエネルギー(計)

LPガス

都市ガス

オール電化

回答なし

‐ 6 ‐

Page 291: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

1 該当区分 消費者(学生・生徒を含む) 22 件ガス販売事業者 0 件行政 0 件教育機関 0 件回答なし 3

小計 25 件

2 満足度 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計満足できた 10 0 0 0 1 11どちらかといえば満足できた 12 0 0 0 2 14どちらかといえば満足できなかった 0 0 0 0 0 0満足できなかった 0 0 0 0 0 0

小計 22 0 0 0 3 25 件

3 関心のあるテーマ 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計(複数回答可) 料金の透明性、取引適正化 4 0 0 0 0 4

料金水準動向 0 0 0 0 3 3販売店との取引・契約 7 0 0 0 1 8保安 1 0 0 0 2 3消費者相談所に寄せられた相談内容 3 0 0 0 0 3災害時(非常時)対応 17 0 0 0 2 19FRP容器及び最新のガス消費機器等 11 0 0 0 0 11LPガスの環境特性 3 0 0 0 1 4需給動向 1 0 0 0 0 1その他 0 0 0 0 0 0回答なし 1 0 0 0 0 1

小計 48 0 0 0 9 57 件

4 講習会に期待すること 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計(複数回答可) LPガス産業の課題・問題意識の明確化・共有化すること 9 0 0 0 2 11

相互の情報交換・コミュニケーションを図ること 9 0 0 0 0 9その他 0 0 0 0 0 0回答なし 5 0 0 0 1 6

小計 23 0 0 0 3 26 件

5 資料について 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計分かりやすい 12 0 0 0 3 15どちらともいえない 6 0 0 0 0 6わかりにくい 0 0 0 0 0 0回答なし 4 0 0 0 0 4

小計 22 0 0 0 3 25

【参考】1 年齢 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計

10代 0 0 0 0 0 020代 0 0 0 0 0 030代 0 0 0 0 0 040代 0 0 0 0 0 050代 4 0 0 0 0 460代 7 0 0 0 1 870代~ 11 0 0 0 2 13回答なし 0 0 0 0 0 0

小計 22 0 0 0 3 25

2 性別 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計男 5 0 0 0 0 5女 17 0 0 0 2 19回答なし 0 0 0 0 1 1

小計 22 0 0 0 3 25

3 ご自宅のエネルギーは? 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計LPガス 14 0 0 0 1 15都市ガス 0 0 0 0 0 0オール電化 8 0 0 0 2 10回答なし 0 0 0 0 0 0

小計 22 0 0 0 3 25

88%

12% 1.該当区分消費者(学生・生

徒を含む)ガス販売事業者

行政

教育機関

回答なし

44%

56%

2.満足度(計)満足できた

どちらかといえば満足

できたどちらかといえば満足

できなかった満足できなかった

7%5%

14%

5%

5%

34%

19%

7%2% 2%

3.関心のあるテーマ(計)料金の透明性、取引適

正化料金水準動向

販売店との取引・契約

保安

消費者相談所に寄せら

れた相談内容災害時(非常時)対応

FRP容器及び最新のガ

ス消費機器等LPガスの環境特性

需給動向

その他

回答なし

42%

35%

23%

4.講習会に期待すること(計)

LPガス産業の課題・問題意

識の明確化・共有化すること

相互の情報交換・コミュニ

ケーションを図ること

その他

回答なし

1206丹波消費者団体連絡協議会集計

60%24%

16%5.資料について(計)

分かりやすい

どちらともいえない

わかりにくい

回答なし

16%

32%

52%

1.年齢(計) 10代

20代

30代

40代

50代

60代

70代~

回答なし

20%

76%

4%2.性別(計)

回答なし

60%

40%

3.ご自宅のエネルギー(計)

LPガス

都市ガス

オール電化

回答なし

‐ 7 ‐

Page 292: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

1 該当区分 消費者(学生・生徒を含む) 13 件ガス販売事業者 0 件行政 0 件教育機関 1 件回答なし 4

小計 18 件

2 満足度 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計満足できた 3 0 0 0 2 5どちらかといえば満足できた 9 0 0 1 2 12どちらかといえば満足できなかった 1 0 0 0 0 1満足できなかった 0 0 0 0 0 0

小計 13 0 0 1 4 18 件

3 関心のあるテーマ 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計(複数回答可) 料金の透明性、取引適正化 6 0 0 0 1 7

料金水準動向 1 0 0 0 0 1販売店との取引・契約 0 0 0 0 0 0保安 4 0 0 0 1 5消費者相談所に寄せられた相談内容 3 0 0 0 0 3災害時(非常時)対応 9 0 0 0 2 11FRP容器及び最新のガス消費機器等 5 0 0 0 1 6LPガスの環境特性 6 0 0 0 2 8需給動向 1 0 0 0 0 1その他 1 0 0 0 0 1回答なし 0 0 0 1 0 1

小計 36 0 0 1 7 44 件

4 講習会に期待すること 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計(複数回答可) LPガス産業の課題・問題意識の明確化・共有化すること 8 0 0 0 2 10

相互の情報交換・コミュニケーションを図ること 4 0 0 0 2 6その他 1 0 0 0 0 1回答なし 3 0 0 1 1 5

小計 16 0 0 1 5 22 件

5 資料について 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計分かりやすい 8 0 0 1 4 13どちらともいえない 4 0 0 0 0 4わかりにくい 0 0 0 0 0 0回答なし 1 0 0 0 0 1

小計 13 0 0 1 4 18

【参考】1 年齢 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計

10代 0 0 0 0 0 020代 0 0 0 0 0 030代 0 0 0 0 0 040代 0 0 0 0 0 050代 0 0 0 0 0 060代 4 0 0 0 1 570代~ 9 0 0 1 3 13回答なし 0 0 0 0 0 0

小計 13 0 0 1 4 18

2 性別 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計男 1 0 0 0 1 2女 12 0 0 1 3 16回答なし 0 0 0 0 0 0

小計 13 0 0 1 4 18

3 ご自宅のエネルギーは? 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計LPガス 5 0 0 0 3 8都市ガス 0 0 0 0 0 0オール電化 8 0 0 1 1 10回答なし 0 0 0 0 0 0

小計 13 0 0 1 4 18

72%

6%

22%1.該当区分

消費者(学生・生

徒を含む)ガス販売事業者

行政

教育機関

回答なし

28%

67%

5%2.満足度(計)

満足できた

どちらかといえば満足

できたどちらかといえば満足

できなかった満足できなかった

16%

2%

12%

7%

25%

14%

18%

2%2% 2%

3.関心のあるテーマ(計)料金の透明性、取引適

正化料金水準動向

販売店との取引・契約

保安

消費者相談所に寄せら

れた相談内容災害時(非常時)対応

FRP容器及び最新のガ

ス消費機器等LPガスの環境特性

需給動向

その他

回答なし

45%

27%

5%

23%

4.講習会に期待すること(計)

LPガス産業の課題・問題意

識の明確化・共有化すること

相互の情報交換・コミュニ

ケーションを図ること

その他

回答なし

1210美川生活学校集計

72%

22%

6%5.資料について(計)

分かりやすい

どちらともいえない

わかりにくい

回答なし

28%

72%

1.年齢(計) 10代

20代

30代

40代

50代

60代

70代~

回答なし

11%

89%

2.性別(計)

回答なし

44%

56%

3.ご自宅のエネルギー(計)

LPガス

都市ガス

オール電化

回答なし

‐ 8 ‐

Page 293: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

1 該当区分 消費者(学生・生徒を含む) 13 件ガス販売事業者 0 件行政 0 件教育機関 0 件回答なし 0

小計 13 件

2 満足度 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計満足できた 8 0 0 0 0 8どちらかといえば満足できた 5 0 0 0 0 5どちらかといえば満足できなかった 0 0 0 0 0 0満足できなかった 0 0 0 0 0 0

小計 13 0 0 0 0 13 件

3 関心のあるテーマ 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計(複数回答可) 料金の透明性、取引適正化 7 0 0 0 0 7

料金水準動向 3 0 0 0 0 3販売店との取引・契約 1 0 0 0 0 1保安 7 0 0 0 0 7消費者相談所に寄せられた相談内容 1 0 0 0 0 1災害時(非常時)対応 11 0 0 0 0 11FRP容器及び最新のガス消費機器等 4 0 0 0 0 4LPガスの環境特性 5 0 0 0 0 5需給動向 2 0 0 0 0 2その他 1 0 0 0 0 1回答なし 0 0 0 0 0 0

小計 42 0 0 0 0 42 件

4 講習会に期待すること 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計(複数回答可) LPガス産業の課題・問題意識の明確化・共有化すること 10 0 0 0 0 10

相互の情報交換・コミュニケーションを図ること 3 0 0 0 0 3その他 1 0 0 0 0 1回答なし 1 0 0 0 0 1

小計 15 0 0 0 0 15 件

5 資料について 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計分かりやすい 12 0 0 0 0 12どちらともいえない 1 0 0 0 0 1わかりにくい 0 0 0 0 0 0回答なし 0 0 0 0 0 0

小計 13 0 0 0 0 13

【参考】1 年齢 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計

10代 0 0 0 0 0 020代 0 0 0 0 0 030代 0 0 0 0 0 040代 0 0 0 0 0 050代 0 0 0 0 0 060代 2 0 0 0 0 270代~ 11 0 0 0 0 11回答なし 0 0 0 0 0 0

小計 13 0 0 0 0 13

2 性別 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計男 0 0 0 0 0 0女 13 0 0 0 0 13回答なし 0 0 0 0 0 0

小計 13 0 0 0 0 13

3 ご自宅のエネルギーは? 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計LPガス 0 0 0 0 0 0都市ガス 13 0 0 0 0 13オール電化 0 0 0 0 0 0回答なし 0 0 0 0 0 0

小計 13 0 0 0 0 13

100%

1.該当区分消費者(学生・生

徒を含む)ガス販売事業者

行政

教育機関

回答なし

62%

38%

2.満足度(計)満足できた

どちらかといえば満足

できたどちらかといえば満足

できなかった満足できなかった

17%

7%

2%

17%

2%26%

10%

12%

5% 2%

3.関心のあるテーマ(計)料金の透明性、取引適

正化料金水準動向

販売店との取引・契約

保安

消費者相談所に寄せら

れた相談内容災害時(非常時)対応

FRP容器及び最新のガ

ス消費機器等LPガスの環境特性

需給動向

その他

回答なし

67%

20%

6%

7%4.講習会に期待すること(計)

LPガス産業の課題・問題意

識の明確化・共有化すること

相互の情報交換・コミュニ

ケーションを図ること

その他

回答なし

1220東京都地域婦人団体連盟集計

92%

8%5.資料について(計)

分かりやすい

どちらともいえない

わかりにくい

回答なし

15%

85%

1.年齢(計) 10代

20代

30代

40代

50代

60代

70代~

回答なし

100%

2.性別(計)

回答なし

100%

3.ご自宅のエネルギー(計)

LPガス

都市ガス

オール電化

回答なし

‐ 9 ‐

Page 294: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

1 該当区分 消費者(学生・生徒を含む) 30 件ガス販売事業者 0 件行政 1 件教育機関 0 件回答なし 0

小計 31 件

2 満足度 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計満足できた 14 0 1 0 0 15どちらかといえば満足できた 16 0 0 0 0 16どちらかといえば満足できなかった 0 0 0 0 0 0満足できなかった 0 0 0 0 0 0

小計 30 0 1 0 0 31 件

3 関心のあるテーマ 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計(複数回答可) 料金の透明性、取引適正化 21 0 0 0 0 21

料金水準動向 9 0 0 0 0 9販売店との取引・契約 1 0 1 0 0 2保安 5 0 1 0 0 6消費者相談所に寄せられた相談内容 3 0 0 0 0 3災害時(非常時)対応 21 0 0 0 0 21FRP容器及び最新のガス消費機器等 5 0 0 0 0 5LPガスの環境特性 14 0 0 0 0 14需給動向 1 0 0 0 0 1その他 0 0 0 0 0 0回答なし 0 0 0 0 0 0

小計 80 0 2 0 0 82 件

4 講習会に期待すること 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計(複数回答可) LPガス産業の課題・問題意識の明確化・共有化すること 11 0 1 0 0 12

相互の情報交換・コミュニケーションを図ること 20 0 0 0 0 20その他 0 0 0 0 0 0回答なし 1 0 0 0 0 1

小計 32 0 1 0 0 33 件

5 資料について 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計分かりやすい 19 0 1 0 0 20どちらともいえない 11 0 0 0 0 11わかりにくい 0 0 0 0 0 0回答なし 0 0 0 0 0 0

小計 30 0 1 0 0 31

【参考】1 年齢 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計

10代 0 0 0 0 0 020代 0 0 0 0 0 030代 0 0 0 0 0 040代 0 0 0 0 0 050代 5 0 0 0 0 560代 14 0 1 0 0 1570代~ 11 0 0 0 0 11回答なし 0 0 0 0 0 0

小計 30 0 1 0 0 31

2 性別 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計男 1 0 0 0 0 1女 29 0 1 0 0 30回答なし 0 0 0 0 0 0

小計 30 0 1 0 0 31

3 ご自宅のエネルギーは? 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計LPガス 22 0 0 0 0 22都市ガス 2 0 1 0 0 3オール電化 6 0 0 0 0 6回答なし 0 0 0 0 0 0

小計 30 0 1 0 0 31

97%

3% 1.該当区分消費者(学生・生

徒を含む)ガス販売事業者

行政

教育機関

回答なし

48%52%

2.満足度(計)満足できた

どちらかといえば満足

できたどちらかといえば満足

できなかった満足できなかった

26%

11%

2%7%

4%

26%

6%

17%

1%

3.関心のあるテーマ(計)料金の透明性、取引適

正化料金水準動向

販売店との取引・契約

保安

消費者相談所に寄せら

れた相談内容災害時(非常時)対応

FRP容器及び最新のガ

ス消費機器等LPガスの環境特性

需給動向

その他

回答なし

36%

61%

3%4.講習会に期待すること(計)

LPガス産業の課題・問題意

識の明確化・共有化すること

相互の情報交換・コミュニ

ケーションを図ること

その他

回答なし

0117熊本県消費者団体連絡協議会集計

65%

35%

5.資料について(計)

分かりやすい

どちらともいえない

わかりにくい

回答なし

16%

48%

36%

1.年齢(計) 10代

20代

30代

40代

50代

60代

70代~

回答なし

3%

97%

2.性別(計)

回答なし

71%

10%

19%

3.ご自宅のエネルギー(計)

LPガス

都市ガス

オール電化

回答なし

‐ 10 ‐

Page 295: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

1 該当区分 消費者(学生・生徒を含む) 9 件ガス販売事業者 1 件行政 0 件教育機関 0 件回答なし 0

小計 10 件

2 満足度 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計満足できた 5 1 0 0 0 6どちらかといえば満足できた 3 0 0 0 0 3どちらかといえば満足できなかった 1 0 0 0 0 1満足できなかった 0 0 0 0 0 0

小計 9 1 0 0 0 10 件

3 関心のあるテーマ 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計(複数回答可) 料金の透明性、取引適正化 5 0 0 0 0 5

料金水準動向 2 0 0 0 0 2販売店との取引・契約 1 0 0 0 0 1保安 3 0 0 0 0 3消費者相談所に寄せられた相談内容 1 0 0 0 0 1災害時(非常時)対応 2 1 0 0 0 3FRP容器及び最新のガス消費機器等 2 0 0 0 0 2LPガスの環境特性 3 0 0 0 0 3需給動向 0 0 0 0 0 0その他 0 0 0 0 0 0回答なし 1 0 0 0 0 1

小計 20 1 0 0 0 21 件

4 講習会に期待すること 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計(複数回答可) LPガス産業の課題・問題意識の明確化・共有化すること 6 0 0 0 0 6

相互の情報交換・コミュニケーションを図ること 2 0 0 0 0 2その他 0 0 0 0 0 0回答なし 2 1 0 0 0 3

小計 10 1 0 0 0 11 件

5 資料について 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計分かりやすい 6 1 0 0 0 7どちらともいえない 0 0 0 0 0 0わかりにくい 0 0 0 0 0 0回答なし 3 0 0 0 0 3

小計 9 1 0 0 0 10

【参考】1 年齢 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計

10代 0 0 0 0 0 020代 0 0 0 0 0 030代 0 0 0 0 0 040代 0 0 0 0 0 050代 0 0 0 0 0 060代 3 0 0 0 0 370代~ 6 1 0 0 0 7回答なし 0 0 0 0 0 0

小計 9 1 0 0 0 10

2 性別 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計男 0 0 0 0 0 0女 9 1 0 0 0 10回答なし 0 0 0 0 0 0

小計 9 1 0 0 0 10

3 ご自宅のエネルギーは? 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計LPガス 2 0 0 0 0 2都市ガス 3 1 0 0 0 4オール電化 2 0 0 0 0 2回答なし 2 0 0 0 0 2

小計 9 1 0 0 0 10

90%

10% 1.該当区分消費者(学生・生

徒を含む)ガス販売事業者

行政

教育機関

回答なし

60%

30%

10% 2.満足度(計)満足できた

どちらかといえば満足

できたどちらかといえば満足

できなかった満足できなかった

24%

9%

5%

14%5%

14%

10%

14%

5%

3.関心のあるテーマ(計)料金の透明性、取引適

正化料金水準動向

販売店との取引・契約

保安

消費者相談所に寄せら

れた相談内容災害時(非常時)対応

FRP容器及び最新のガ

ス消費機器等LPガスの環境特性

需給動向

その他

回答なし

55%

18%

27%

4.講習会に期待すること(計)

LPガス産業の課題・問題意

識の明確化・共有化すること

相互の情報交換・コミュニ

ケーションを図ること

その他

回答なし

0202さんじょう生活学校集計

70%

30%

5.資料について(計)

分かりやすい

どちらともいえない

わかりにくい

回答なし

30%

70%

1.年齢(計) 10代

20代

30代

40代

50代

60代

70代~

回答なし

100%

2.性別(計)

回答なし

20%

40%

20%

20%

3.ご自宅のエネルギー(計)

LPガス

都市ガス

オール電化

回答なし

‐ 11 ‐

Page 296: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

1 該当区分 消費者(学生・生徒を含む) 117 件ガス販売事業者 3 件行政 33 件教育機関 2 件回答なし 0

小計 155 件

2 満足度 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計満足できた 56 2 19 1 0 78どちらかといえば満足できた 53 1 12 0 0 66どちらかといえば満足できなかった 4 0 2 1 0 7満足できなかった 3 0 0 0 0 3

小計 116 3 33 2 0 154 件回答なし 1

3 関心のあるテーマ 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計(複数回答可) 料金の透明性、取引適正化 25 0 7 0 0 32

料金水準動向 24 1 5 0 0 30販売店との取引・契約 7 0 1 0 0 8保安 24 0 13 0 0 37消費者相談所に寄せられた相談内容 10 2 4 0 0 16災害時(非常時)対応 69 1 17 1 0 88FRP容器及び最新のガス消費機器等 24 1 9 1 0 35LPガスの環境特性 33 1 9 1 0 44需給動向 15 0 3 0 0 18その他 0 0 0 0 0 0回答なし 17 0 2 0 0 19

小計 248 6 70 3 0 327 件

4 講習会に期待すること 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計(複数回答可) LPガス産業の課題・問題意識の明確化・共有化すること 65 2 23 0 0 90

相互の情報交換・コミュニケーションを図ること 33 0 7 0 0 40その他 1 0 3 0 0 4回答なし 34 1 2 2 0 39

小計 133 3 35 2 0 173 件

5 資料について 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計分かりやすい 64 2 22 0 0 88どちらともいえない 32 1 7 2 0 42わかりにくい 5 0 1 0 0 6回答なし 16 0 3 0 0 19

小計 117 3 33 2 0 155

【参考】1 年齢 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計

10代 0 0 0 0 0 020代 3 0 4 0 0 730代 0 0 6 0 0 640代 4 0 9 0 0 1350代 19 0 4 0 0 2360代 63 1 7 1 0 7270代~ 27 2 3 1 0 33回答なし 1 0 0 0 0 1

小計 117 3 33 2 0 155

2 性別 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計男 6 0 25 0 0 31女 110 3 7 2 0 122回答なし 1 0 1 0 0 2

小計 117 3 33 2 0 155

3 ご自宅のエネルギーは? 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計LPガス 88 3 18 1 0 110都市ガス 2 0 1 1 0 4オール電化 26 0 14 0 0 40回答なし 1 0 0 0 0 1

小計 117 3 33 2 0 155

76%

2%

21%

1% 1.該当区分消費者(学生・生

徒を含む)ガス販売事業者

行政

教育機関

回答なし

51%43%

4% 2% 2.満足度(計)満足できた

どちらかといえば満足

できたどちらかといえば満足

できなかった満足できなかった

10%

9%

2%

11%

5%

27%

11%

13%

6%6%

3.関心のあるテーマ(計)料金の透明性、取引適

正化料金水準動向

販売店との取引・契約

保安

消費者相談所に寄せら

れた相談内容災害時(非常時)対応

FRP容器及び最新のガ

ス消費機器等LPガスの環境特性

需給動向

その他

回答なし

52%

23%

2%

23%

4.講習会に期待すること(計)

LPガス産業の課題・問題意

識の明確化・共有化すること

相互の情報交換・コミュニ

ケーションを図ること

その他

回答なし

0203岩手婦人消防連絡協議会集計

57%27%

4%

12%5.資料について(計)

分かりやすい

どちらともいえない

わかりにくい

回答なし

5%

4%

8%

15%

46%

21%1%

1.年齢(計) 10代

20代

30代

40代

50代

60代

70代~

回答なし

20%

79%

1% 2.性別(計)

回答なし

71%

2%

26%

1%

3.ご自宅のエネルギー(計)

LPガス

都市ガス

オール電化

回答なし

‐ 12 ‐

Page 297: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

1 該当区分 消費者(学生・生徒を含む) 6 件ガス販売事業者 6 件行政 1 件教育機関 0 件回答なし 0

小計 13 件

2 満足度 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計満足できた 5 4 1 0 0 10どちらかといえば満足できた 1 2 0 0 0 3どちらかといえば満足できなかった 0 0 0 0 0 0満足できなかった 0 0 0 0 0 0

小計 6 6 1 0 0 13 件

3 関心のあるテーマ 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計(複数回答可) 料金の透明性、取引適正化 1 1 0 0 0 2

料金水準動向 1 2 0 0 0 3販売店との取引・契約 0 4 0 0 0 4保安 1 2 0 0 0 3消費者相談所に寄せられた相談内容 0 1 0 0 0 1災害時(非常時)対応 4 2 1 0 0 7FRP容器及び最新のガス消費機器等 2 2 0 0 0 4LPガスの環境特性 3 1 0 0 0 4需給動向 1 1 0 0 0 2その他 0 0 0 0 0 0回答なし 0 0 0 0 0 0

小計 13 16 1 0 0 30 件

4 講習会に期待すること 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計(複数回答可) LPガス産業の課題・問題意識の明確化・共有化すること 4 4 0 0 0 8

相互の情報交換・コミュニケーションを図ること 2 2 0 0 0 4その他 0 0 0 0 0 0回答なし 0 0 1 0 0 1

小計 6 6 1 0 0 13 件

5 資料について 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計分かりやすい 5 6 1 0 0 12どちらともいえない 1 0 0 0 0 1わかりにくい 0 0 0 0 0 0回答なし 0 0 0 0 0 0

小計 6 6 1 0 0 13

【参考】1 年齢 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計

10代 0 0 0 0 0 020代 0 0 0 0 0 030代 2 1 0 0 0 340代 1 3 0 0 0 450代 3 1 1 0 0 560代 0 1 0 0 0 170代~ 0 0 0 0 0 0回答なし 0 0 0 0 0 0

小計 6 6 1 0 0 13

2 性別 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計男 5 6 1 0 0 12女 1 0 0 0 0 1回答なし 0 0 0 0 0 0

小計 6 6 1 0 0 13

3 ご自宅のエネルギーは? 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計LPガス 4 4 0 0 0 8都市ガス 1 1 1 0 0 3オール電化 1 0 0 0 0 1回答なし 0 0 0 0 0 0

小計 6 5 1 0 0 12

灯油 1

46%

46%

8% 1.該当区分消費者(学生・生

徒を含む)ガス販売事業者

行政

教育機関

回答なし

77%

23%

2.満足度(計)満足できた

どちらかといえば満足

できたどちらかといえば満足

できなかった満足できなかった

7%

10%

14%

10%

3%23%

13%

13%

7%

3.関心のあるテーマ(計)料金の透明性、取引適

正化料金水準動向

販売店との取引・契約

保安

消費者相談所に寄せら

れた相談内容災害時(非常時)対応

FRP容器及び最新のガ

ス消費機器等LPガスの環境特性

需給動向

その他

回答なし

61%

31%

8%4.講習会に期待すること(計)

LPガス産業の課題・問題意

識の明確化・共有化すること

相互の情報交換・コミュニ

ケーションを図ること

その他

回答なし

0212LPガスで防災を考える会集計

92%

8%5.資料について(計)

分かりやすい

どちらともいえない

わかりにくい

回答なし

23%

31%

38%

8% 1.年齢(計) 10代

20代

30代

40代

50代

60代

70代~

回答なし

92%

8% 2.性別(計)

回答なし

67%

25%

8%

3.ご自宅のエネルギー(計)

LPガス

都市ガス

オール電化

回答なし

‐ 13 ‐

Page 298: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

1 該当区分 消費者(学生・生徒を含む) 20 件ガス販売事業者 1 件行政 0 件教育機関 0 件回答なし 0

小計 21 件

2 満足度 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計満足できた 10 1 0 0 0 11どちらかといえば満足できた 6 0 0 0 0 6どちらかといえば満足できなかった 3 0 0 0 0 3満足できなかった 0 0 0 0 0 0

小計 19 1 0 0 0 20 件回答なし 1

3 関心のあるテーマ 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計(複数回答可) 料金の透明性、取引適正化 11 0 0 0 0 11

料金水準動向 5 0 0 0 0 5販売店との取引・契約 3 0 0 0 0 3保安 8 0 0 0 0 8消費者相談所に寄せられた相談内容 5 0 0 0 0 5災害時(非常時)対応 12 0 0 0 0 12FRP容器及び最新のガス消費機器等 3 1 0 0 0 4LPガスの環境特性 2 0 0 0 0 2需給動向 1 0 0 0 0 1その他 0 0 0 0 0 0回答なし 4 0 0 0 0 4

小計 54 1 0 0 0 55 件

4 講習会に期待すること 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計(複数回答可) LPガス産業の課題・問題意識の明確化・共有化すること 9 0 0 0 0 9

相互の情報交換・コミュニケーションを図ること 5 1 0 0 0 6その他 0 0 0 0 0 0回答なし 10 0 0 0 0 10

小計 24 1 0 0 0 25 件

5 資料について 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計分かりやすい 14 1 0 0 0 15どちらともいえない 4 0 0 0 0 4わかりにくい 0 0 0 0 0 0回答なし 2 0 0 0 0 2

小計 20 1 0 0 0 21

【参考】1 年齢 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計

10代 0 0 0 0 0 020代 0 0 0 0 0 030代 0 0 0 0 0 040代 0 0 0 0 0 050代 0 0 0 0 0 060代 8 1 0 0 0 970代~ 12 0 0 0 0 12回答なし 0 0 0 0 0 0

小計 20 1 0 0 0 21

2 性別 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計男 3 1 0 0 0 4女 17 0 0 0 0 17回答なし 0 0 0 0 0 0

小計 20 1 0 0 0 21

3 ご自宅のエネルギーは? 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計LPガス 17 1 0 0 0 18都市ガス 0 0 0 0 0 0オール電化 3 0 0 0 0 3回答なし 0 0 0 0 0 0

小計 20 1 0 0 0 21

95%

5% 1.該当区分消費者(学生・生

徒を含む)ガス販売事業者

行政

教育機関

回答なし

55%30%

15%2.満足度(計)

満足できた

どちらかといえば満足

できたどちらかといえば満足

できなかった満足できなかった

20%

9%

5%

15%9%

22%

7%

4%2%

7%

3.関心のあるテーマ(計)料金の透明性、取引適

正化料金水準動向

販売店との取引・契約

保安

消費者相談所に寄せら

れた相談内容災害時(非常時)対応

FRP容器及び最新のガ

ス消費機器等LPガスの環境特性

需給動向

その他

回答なし

36%

24%

40%

4.講習会に期待すること(計)

LPガス産業の課題・問題意

識の明確化・共有化すること

相互の情報交換・コミュニ

ケーションを図ること

その他

回答なし

0213NPO法人消費者サポートネット和歌山集計

71%

19%

10%5.資料について(計)

分かりやすい

どちらともいえない

わかりにくい

回答なし

43%

57%

1.年齢(計) 10代

20代

30代

40代

50代

60代

70代~

回答なし

19%

81%

2.性別(計)

回答なし

86%

14%

3.ご自宅のエネルギー(計)

LPガス

都市ガス

オール電化

回答なし

‐ 14 ‐

Page 299: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

1 該当区分 消費者(学生・生徒を含む) 7 件ガス販売事業者 0 件行政 0 件教育機関 0 件回答なし 0

小計 7 件

2 満足度 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計満足できた 7 0 0 0 0 7どちらかといえば満足できた 0 0 0 0 0 0どちらかといえば満足できなかった 0 0 0 0 0 0満足できなかった 0 0 0 0 0 0

小計 7 0 0 0 0 7 件

3 関心のあるテーマ 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計(複数回答可) 料金の透明性、取引適正化 1 0 0 0 0 1

料金水準動向 1 0 0 0 0 1販売店との取引・契約 1 0 0 0 0 1保安 1 0 0 0 0 1消費者相談所に寄せられた相談内容 1 0 0 0 0 1災害時(非常時)対応 6 0 0 0 0 6FRP容器及び最新のガス消費機器等 3 0 0 0 0 3LPガスの環境特性 4 0 0 0 0 4需給動向 3 0 0 0 0 3その他 0 0 0 0 0 0回答なし 0 0 0 0 0 0

小計 21 0 0 0 0 21 件

4 講習会に期待すること 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計(複数回答可) LPガス産業の課題・問題意識の明確化・共有化すること 7 0 0 0 0 7

相互の情報交換・コミュニケーションを図ること 3 0 0 0 0 3その他 0 0 0 0 0 0回答なし 0 0 0 0 0 0

小計 10 0 0 0 0 10 件

5 資料について 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計分かりやすい 7 0 0 0 0 7どちらともいえない 0 0 0 0 0 0わかりにくい 0 0 0 0 0 0回答なし 0 0 0 0 0 0

小計 7 0 0 0 0 7

【参考】1 年齢 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計

10代 0 0 0 0 0 020代 0 0 0 0 0 030代 0 0 0 0 0 040代 0 0 0 0 0 050代 2 0 0 0 0 260代 2 0 0 0 0 270代~ 3 0 0 0 0 3回答なし 0 0 0 0 0 0

小計 7 0 0 0 0 7

2 性別 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計男 1 0 0 0 0 1女 6 0 0 0 0 6回答なし 0 0 0 0 0 0

小計 7 0 0 0 0 7

3 ご自宅のエネルギーは? 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計LPガス 0 0 0 0 0 0都市ガス 7 0 0 0 0 7オール電化 0 0 0 0 0 0回答なし 0 0 0 0 0 0

小計 7 0 0 0 0 7

100%

1.該当区分消費者(学生・生

徒を含む)ガス販売事業者

行政

教育機関

回答なし

100%

2.満足度(計)満足できた

どちらかといえば満足

できたどちらかといえば満足

できなかった満足できなかった

5%5%

5%

5%

5%

28%

14%

19%

14%

3.関心のあるテーマ(計)料金の透明性、取引適

正化料金水準動向

販売店との取引・契約

保安

消費者相談所に寄せら

れた相談内容災害時(非常時)対応

FRP容器及び最新のガ

ス消費機器等LPガスの環境特性

需給動向

その他

回答なし

70%

30%

4.講習会に期待すること(計)

LPガス産業の課題・問題意

識の明確化・共有化すること

相互の情報交換・コミュニ

ケーションを図ること

その他

回答なし

0214(一財)消費科学センター集計

100%

5.資料について(計)

分かりやすい

どちらともいえない

わかりにくい

回答なし

28%

29%

43%

1.年齢(計) 10代

20代

30代

40代

50代

60代

70代~

回答なし

14%

86%

2.性別(計)

回答なし

100%

3.ご自宅のエネルギー(計)

LPガス

都市ガス

オール電化

回答なし

‐ 15 ‐

Page 300: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

1 該当区分 消費者(学生・生徒を含む) 18 件ガス販売事業者 16 件行政 0 件教育機関 1 件回答なし 1

小計 36 件

2 満足度 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計満足できた 13 12 0 0 1 26どちらかといえば満足できた 5 2 0 0 0 7どちらかといえば満足できなかった 0 2 0 1 0 3満足できなかった 0 0 0 0 0 0

小計 18 16 0 1 1 36 件

3 関心のあるテーマ 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計(複数回答可) 料金の透明性、取引適正化 3 5 0 0 0 8

料金水準動向 6 6 0 0 0 12販売店との取引・契約 2 3 0 0 0 5保安 2 7 0 1 1 11消費者相談所に寄せられた相談内容 1 3 0 1 0 5災害時(非常時)対応 11 8 0 1 1 21FRP容器及び最新のガス消費機器等 4 4 0 0 0 8LPガスの環境特性 2 1 0 0 1 4需給動向 2 0 0 0 1 3その他 1 1 0 0 0 2回答なし 0 1 0 0 0 1

小計 34 39 0 3 4 80 件

4 講習会に期待すること 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計(複数回答可) LPガス産業の課題・問題意識の明確化・共有化すること 12 13 0 0 1 26

相互の情報交換・コミュニケーションを図ること 8 4 0 1 0 13その他 1 0 0 0 0 1回答なし 0 1 0 0 0 1

小計 21 18 0 1 1 41 件

5 資料について 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計分かりやすい 17 13 0 0 1 31どちらともいえない 1 3 0 1 0 5わかりにくい 0 0 0 0 0 0回答なし 0 0 0 0 0 0

小計 18 16 0 1 1 36

【参考】1 年齢 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計

10代 0 0 0 0 0 020代 0 2 0 0 0 230代 3 3 0 0 0 640代 8 4 0 1 0 1350代 4 2 0 0 1 760代 3 4 0 0 0 770代~ 0 1 0 0 0 1回答なし 0 0 0 0 0 0

小計 18 16 0 1 1 36

2 性別 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計男 18 16 0 1 1 36女 0 0 0 0 0 0回答なし 0 0 0 0 0 0

小計 18 16 0 1 1 36

3 ご自宅のエネルギーは? 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計LPガス 6 10 0 0 0 16都市ガス 9 5 0 1 1 16オール電化 3 1 0 0 0 4回答なし 0 0 0 0 0 0

小計 18 16 0 1 1 36

50%44%

3% 3% 1.該当区分消費者(学生・生

徒を含む)ガス販売事業者

行政

教育機関

回答なし

72%

20%

8% 2.満足度(計)満足できた

どちらかといえば満足

できたどちらかといえば満足

できなかった満足できなかった

10%

15%

6%

14%

6%

26%

10%

5%4% 3% 1%

3.関心のあるテーマ(計)料金の透明性、取引適

正化料金水準動向

販売店との取引・契約

保安

消費者相談所に寄せら

れた相談内容災害時(非常時)対応

FRP容器及び最新のガ

ス消費機器等LPガスの環境特性

需給動向

その他

回答なし

63%

32%

3%2%

4.講習会に期待すること(計)

LPガス産業の課題・問題意

識の明確化・共有化すること

相互の情報交換・コミュニ

ケーションを図ること

その他

回答なし

0219筑後地区LPG防災推進委員会集計

86%

14%

5.資料について(計)

分かりやすい

どちらともいえない

わかりにくい

回答なし

6%

17%

36%19%

19%

3% 1.年齢(計) 10代

20代

30代

40代

50代

60代

70代~

回答なし

100%

2.性別(計)

回答なし

45%

44%

11%

3.ご自宅のエネルギー(計)

LPガス

都市ガス

オール電化

回答なし

‐ 16 ‐

Page 301: 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書令和元年度 石油ガス流通・販売業経営実態調査 報告書 令和2年3月 はじめに 石油ガス(以下「LPガス」という。)は、全国の消費世帯数の約4割で使用される国民生活を

1 該当区分 消費者(学生・生徒を含む) 389 件ガス販売事業者 436 件行政 41 件教育機関 10 件回答なし 11 件

小計 887 件

2 満足度 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計満足できた 221 229 24 7 4 485どちらかといえば満足できた 150 140 15 1 4 310どちらかといえば満足できなかった 13 47 2 2 0 64満足できなかった 3 8 0 0 0 11

小計 387 424 41 10 8 870 件

3 関心のあるテーマ 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計(複数回答可) 料金の透明性、取引適正化 124 180 9 1 1 315

料金水準動向 79 232 7 1 3 322販売店との取引・契約 31 165 3 1 1 201保安 89 136 15 3 4 247消費者相談所に寄せられた相談内容 40 116 4 2 0 162災害時(非常時)対応 248 201 20 5 5 479FRP容器及び最新のガス消費機器等 91 62 10 1 1 165LPガスの環境特性 110 46 10 2 4 172需給動向 36 66 3 1 1 107その他 4 8 0 0 0 12回答なし 28 7 2 1 3 41

小計 880 1219 83 18 23 2223 件

4 講習会に期待すること 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計(複数回答可) LPガス産業の課題・問題意識の明確化・共有化すること 235 348 30 5 5 623

相互の情報交換・コミュニケーションを図ること 113 123 7 2 2 247その他 19 8 3 0 0 30回答なし 65 23 3 3 5 99

小計 432 502 43 10 12 999 件

5 資料について 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計分かりやすい 272 284 29 7 8 600どちらともいえない 79 140 8 3 0 230わかりにくい 6 6 1 0 0 13回答なし 32 6 3 0 3 44

小計 389 436 41 10 11 887 件

【参考】1 年齢 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計

10代 22 0 0 1 0 2320代 39 11 6 5 0 6130代 10 52 7 0 0 6940代 18 131 10 1 0 16050代 48 134 7 0 1 19060代 124 74 8 1 2 20970代~ 126 32 3 2 5 168回答なし 2 2 0 0 3 7

小計 389 436 41 10 11 887 人

2 性別 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計男 98 414 31 1 2 546女 260 25 8 3 5 301回答なし 1 3 1 0 4 9

小計 359 442 40 4 11 856 人

3 ご自宅のエネルギーは? 消費者 事業者 行政 教育機関 左記以外 計LPガス 204 393 21 5 4 627都市ガス 52 29 4 2 1 88オール電化 95 10 15 3 3 126回答なし 8 3 0 0 3 14

小計 359 435 40 10 11 855 件

44%

49%

5% 1% 1%1.該当区分

消費者(学生・生

徒を含む)ガス販売事業者

行政

教育機関

回答なし

56%

36%

7% 1%2.満足度(計)

満足できた

どちらかといえば満足で

きたどちらかといえば満足で

きなかった満足できなかった

14%

14%

9%

11%7%

22%

7%

8%

5% 1% 2%

3.関心のあるテーマ(計)料金の透明性、取引適

正化料金水準動向

販売店との取引・契約

保安

消費者相談所に寄せら

れた相談内容災害時(非常時)対応

FRP容器及び最新のガ

ス消費機器等LPガスの環境特性

需給動向

その他

回答なし

62%

25%

3%10%

4.講習会に期待すること(計)

LPガス産業の課題・問題意

識の明確化・共有化すること

相互の情報交換・コミュニケー

ションを図ること

その他

回答なし

LPガス講習会集計《該当別》(令和元年8月~令和2年2月)

68%

26%

1% 5% 5.資料について(計)

分かりやすい

どちらともいえない

わかりにくい

回答なし

3% 7%

8%

18%

21%

23%

19%1%

1.年齢(計)10代

20代

30代

40代

50代

60代

70代~

回答なし

64%

35%

1% 2.性別(計)

回答なし

73%

10%

15%2%

3.ご自宅のエネルギー(計)

LPガス

都市ガス

オール電化

回答なし

57%

39%

3% 1%2.満足度(消費者)

満足できた

どちらかといえば満足で

きたどちらかといえば満足で

きなかった満足できなかった

54%33%

11%2%2.満足度(事業者)

満足できた

どちらかといえば満足で

きたどちらかといえば満足で

きなかった満足できなかった

58%37%

5%2.満足度(行政)

満足できた

どちらかといえば満足で

きたどちらかといえば満足で

きなかった満足できなかった

70%

10%

20%

2.満足度(教育機関)満足できた

どちらかといえば満足で

きたどちらかといえば満足で

きなかった満足できなかった

14%

9%

4%

10%

5%28%

10%

13%

4%0.5% 3%

3.関心のあるテーマ(消費者)料金の透明性、取引適

正化料金水準動向

販売店との取引・契約

保安

消費者相談所に寄せら

れた相談内容災害時(非常時)対応

FRP容器及び最新のガ

ス消費機器等LPガスの環境特性

需給動向

その他

回答なし

15%

19%

14%11%

9%

16%

5%

4%5%

1%1%

3.関心のあるテーマ(事業者)料金の透明性、取引適

正化料金水準動向

販売店との取引・契約

保安

消費者相談所に寄せら

れた相談内容災害時(非常時)対応

FRP容器及び最新のガ

ス消費機器等LPガスの環境特性

需給動向

その他

回答なし

11%

8%

4%

18%

5%24%

12%

12%4%

2%

3.関心のあるテーマ(行政)料金の透明性、取引適

正化料金水準動向

販売店との取引・契約

保安

消費者相談所に寄せら

れた相談内容災害時(非常時)対応

FRP容器及び最新のガ

ス消費機器等LPガスの環境特性

需給動向

その他

回答なし

5%5%

5%

17%

11%28%

6%

11%

6%6%

3.関心のあるテーマ(教育機関)料金の透明性、取引適

正化料金水準動向

販売店との取引・契約

保安

消費者相談所に寄せら

れた相談内容災害時(非常時)対応

FRP容器及び最新のガ

ス消費機器等LPガスの環境特性

需給動向

その他

回答なし

54%

26%

5%

15%

4.講習会に期待すること(消費者)

LPガス産業の課題・問題意

識の明確化・共有化すること

相互の情報交換・コミュニケー

ションを図ること

その他

回答なし69%

24%

2% 5%4.講習会に期待すること(事業者)

LPガス産業の課題・問題意

識の明確化・共有化すること

相互の情報交換・コミュニケー

ションを図ること

その他

回答なし70%

16%

7%7%

4.講習会に期待すること(行政)

LPガス産業の課題・問題意

識の明確化・共有化すること

相互の情報交換・コミュニケー

ションを図ること

その他

回答なし

50%

20%

30%

4.講習会に期待すること(教育機関)

LPガス産業の課題・問題意識

の明確化・共有化すること

相互の情報交換・コミュニケー

ションを図ること

その他

回答なし

70%

20%

2%8%5.資料について(消費者)

分かりやすい

どちらともいえない

わかりにくい

回答なし65%

32%

2% 1%5.資料について(事業者)

分かりやすい

どちらともいえない

わかりにくい

回答なし71%

20%

2%7% 5.資料について(行政)

分かりやすい

どちらともいえない

わかりにくい

回答なし70%

30%

5.資料について(教育機関)

分かりやすい

どちらともいえない

わかりにくい

回答なし

6%10%

3%

5%

12%

32%

32%

0.5%1.年齢(消費者)

10代

20代

30代

40代

50代

60代

70代~

回答なし

0.0%3%

12%

30%

31%

17%

7%0.5% 1.年齢(事業者)

10代

20代

30代

40代

50代

60代

70代~

回答なし

15%

17%

24%

17%

20%

7%1.年齢(行政)

10代

20代

30代

40代

50代

60代

70代~

回答なし

10%

50%10%

10%

20%

1.年齢(教育機関)10代

20代

30代

40代

50代

60代

70代~

回答なし

27%

73%

2.性別(消費者)

回答なし94%

5% 2.性別(事業者)

回答なし77%

20%3% 2.性別(行政)

回答なし

25%

75%

2.性別(教育機関)

回答なし

57%

15%

26%

2%

3.ご自宅のエネルギー(消費者)LPガス

都市ガス

オール電化

回答なし90%

7%2% 0.6%

3.ご自宅のエネルギー(事業者)LPガス

都市ガス

オール電化

回答なし

52%

10%

38%

3.ご自宅のエネルギー(行政)LPガス

都市ガス

オール電化

回答なし

50%

20%

30%

3.ご自宅のエネルギー(教育機関)LPガス

都市ガス

オール電化

回答なし

‐ 17 ‐