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- 用排水路の ライニング・目地止水 工法 - 【水路版積算基準】 2019年 10月

用排水路のライニング・目地止水工法PPSライニング工法の積算における対象面積は、シート貼付・目地シート貼付及び紫外線 照射においては、シート面積(A2)とし、その他の工種は施設の貼付け対象面積(更生面積:

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- 用排水路のライニング・目地止水工法 -

【水路版積算基準】

2019年 10月

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< 目 次 >

1.摘 要 ---------------------------------------------------------- 1

2.設計、積算に当たっての注意 ---------------------------------------- 1

3.工事費の構成 ------------------------------------------------------ 1

4.適用範囲 ---------------------------------------------------------- 2

5.適用職種 ---------------------------------------------------------- 3

6.工種と構成 -------------------------------------------------------- 3

7.工 程 ------------------------------------------------------------ 4

8.直接工事費算出 ---------------------------------------------------- 5

8.1 労務編成 ---------------------------------------------------- 5

8.2 日当り作業量 ------------------------------------------------ 5

8.3 材料 -------------------------------------------------------- 9

8.4 使用資機材、消耗品 ----------------------------------------- 10

8.5 労務費 ----------------------------------------------------- 10

8.6 直接工事費内訳 --------------------------------------------- 10

(1)PPSライニング工 -------------------------------------------- 11

A-100 ライニング工 -------------------------------------------- 11

A-150 目地補修工 ---------------------------------------------- 15

A-200 機材賃料 ------------------------------------------------ 19

A-300 付帯工 -------------------------------------------------- 19

B-100 下地処理 ------------------------------------------------ 20

B-200 ベースプライマー塗布 ------------------------------------ 22

B-300 シート貼付 ---------------------------------------------- 23

B-350 目地シート貼付 ------------------------------------------ 24

B-400 紫外線照射 全面(B-450 紫外線照射 目地) ------------ 27

B-500 端部処理 ------------------------------------------------ 30

B-600 塗装 ----------------------------------------------------- 32

9.機械器具損料表 -------------------------------------------------- 34

参考資料-1.シートの割付方法(AM4) --------------------------------- 35

参考資料-2.シートの割付方法(AV4) --------------------------------- 36

参考資料-3.シート割付例 ------------------------------------------ 37

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<水路版積算基準> PPS LINING METHOD

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1.摘 要

この積算基準は、既設のコンクリート施設に紫外線により硬化するFRPシートをライニング

し、老朽化した施設の機能回復・寿命延長を図るPPSライニング工法に適用するものである。

PPS(pre-preg-sheet)シートは、工場で強化繊維に光硬化型樹脂を含浸させシート状とした

ものであり、紫外線を照射することで樹脂の硬化が開始し、樹脂が短時間に完全に硬化すること

によりFRPとなるものである。従来のFRPライニングと異なり、現場で強化繊維に樹脂を含

浸させる必要が無く、短時間で施工を行うことができることを特長とする。

2.設計、積算に当たっての注意

(1)積算に当たっては事前調査・聞き取りを行い現地の条件を十分把握した上で行う。

(2)本積算基準は、PPSライニング工法による請負工事費を算出するために、標準的な施工

の実態調査(歩掛り調査)、通達、文献等に基づき作成したものである。使用にあたっては、

最新の積算基準を使用すること。

(3)本積算基準は、PPSライニング工法による単独の農水用施設工事に適用する。本工法の

工事が他工事の付帯工事に含まれる場合は、本工事の内容に応じて別途実情に応じた積算と

する必要がある。

3.工事費の構成

図3-1 工事費の構成

注)本基準は、直接工事費のうち赤線で囲まれた範囲のみとする。

1.PPSライニング工

ライニング工

目地補修工

2.機材賃料

3.付帯工(本資料対象外)

洗浄

断面修復

強制乾燥

換気

共通仮設費

共通仮設費(率分)

運搬費(積上げ分)

準備費(積上げ分)

安全費(積上げ分)

現場管理費

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<水路版積算基準> PPS LINING METHOD

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4.適用範囲

(1)本基準中水路に於いては、比較的道路等に近接している水路を標準とする。

なお、本基準は更生面積が10㎡以上の規模に摘用する。

※既設施設の劣化度等の条件により別途見積が必要となる場合がある。

※同一水路で著しく道路等から離れる場合には別途見積が必要となる場合がある。

※目地止水のみの場合はヶ所数、総面積により別途見積が必要となる場合がある。

(2)PPSシートの種類とサイズは、表4-1を標準とする。

表4-1 シートの種類と標準サイズ

長さ

シートの種類と延長(mm)

ライニング工 目地補修工

AM4 AM6 AM10 AV4

(農水・工水) (下水標準) (摩耗箇所) (下水使用不可)

幅(mm)

200 - - - 1,000

300 - - - 1,200

500 1,000、1,200 -

600

1,000

1,000 -

1,200 -

なお、目地補修工において幅B=300mmを使用する場合は、以下とする。

① 当該施設が、高さ及び幅が概ね2.0m以上の重要構造物、もしくは3辺

の合計が4.5m以上の大断面の場合

② 目地またはクラックの幅が40mmを超える場合

③ 目地間の延長が11mを越える構造物の場合

(3)太陽光等、紫外線の当たる箇所に施工する際は、シートが紫外線劣化をするのを防ぐため

塗装を行う。暗渠に関しては基本的には不要であるが、暗渠の出入り口付近においては、朝夕に

太陽光が当たる可能性があるため、塗装を行うのが望ましい。また、シートは透明であり、下地

の状態や非接着部に設けるマスキングテープが透けて見える。見栄え等から塗装費用を計上する

こともある。(発注者との調整が必要)

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<水路版積算基準> PPS LINING METHOD

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5.適用職種

PPSライニング工法における各作業の職種と作業内容は下表の通りである。

各作業は土木一般世話役を中心に特殊作業員、普通作業員で各作業を一元的に行う。

表5-1 職種と作業内容

職 種 作業内容

土木一般世話役 PPSライニング工法に関する基本的なノウハウを有し、各作業

を統括すると共に各専門的な作業を行う者。

特殊作業員 施工技能を有し、作業場内において主として次に掲げる作業につ

いて主体的作業を行う者。

・ シート貼付けの墨出し

・ シートの貼付け、脱泡

・ 紫外線照射器の組立て解体

・ 発動発電機の運転

普通作業員 普通の技能及び肉体的条件を有し、各作業について必要とされる

技能を伴った補助的作業を行う者。

・ プライマー等の計量、配合

・ プライマーの塗布

・ 清掃、後片付け

6.工種と構成

注)本資料は、PPSライニング工法のうち赤線で囲まれた範囲のみとする。

A-100 B-100 下地処理PPS B-200 ベースプライマー塗布ライニング工 B-300 シート貼付

B-350 目地シート貼付B-400 紫外線照射B-500 端部処理B-600 塗装

A-150 B-100 下地処理目地補修工 B-200 ベースプライマー塗布

B-350 目地シート貼付B-450 紫外線照射B-500 端部処理B-600 塗装

A-200機材賃料

A-300 B-600 洗浄付帯工 B-700 断面修復

B-800 強制乾燥B-900 換気

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<水路版積算基準> PPS LINING METHOD

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7.工 程

準 備 工 現地調査 材料寸法・数量の確認 作業準備

洗 浄 工(本資料対象外) 高圧水によるコンクリート壁面の洗浄

断面修復工(本資料対象外) モルタル補修又はコンクリート打設

強制乾燥工(本資料対象外) バーナーによる強制乾燥

PPS ライニング工

下 地 処 理 ディスクサンダー等によるケレン及び面取り

ベースプライマー塗布 刷毛、ローラー等にてベースプライマー塗布

シ ー ト 貼 付 コテ、ゴムヘラ等にて貼付けプライマー塗布後

シート貼付けてから、金へら等にて脱泡

紫外線照射(必要に応じ) 太陽光又は、紫外線照射器により紫外線照射

端 部 処 理 シートの端部を貼付けプライマーによりスムー

ジングを行う。

塗 装 シートの紫外線劣化を防止するため、塗装を行う。

※本資料は、上記図の赤線内の工事を対象とする。

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<水路版積算基準> PPS LINING METHOD

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8.直接工事費算出

8.1 労務編成

工種別労務編成は次表とする。

表8-1 工種別労働編成表

工 種 世話役 特殊作業員 普通作業員

下地処理 1名 2名 1名

ベースプライマー塗布 1名 2名 1名

シート貼付 1名 2名 1名

目地シート貼付 1名 2名 1名

紫外線照射 1名 2名 1名

端部処理 1名 2名 1名

塗装 1名 2名 1名

※ 次の場合は、歩掛の変更がある。

1.実作業が1日6時間以上確保出来ない。(工事時間は、工事開始9:00、終了17:

00で、昼休憩1時間を除く7時間とする。)

2.狭い空間内あるいは足場状況により十分な作業スペースがとれない。

3.部分補修等、小分割工事や、施工上支障をきたす特殊な現場状況。

※ 下地状況に応じ、洗浄、断面修復、強制乾燥は、別途計上する。(本資料対象外)

※ 作業内容に応じ、足場等を別途計上する。(本資料対象外)

※ 冬期、寒冷地等において5℃未満で施工する場合、加温養生のための暖房費等を別途計

上する。(本資料対象外)

8.2 日当り作業量

PPSライニング工法の積算における対象面積は、シート貼付・目地シート貼付及び紫外線

照射においては、シート面積(A2)とし、その他の工種は施設の貼付け対象面積(更生面積:

A1)とする。

更生する断面の周長が4.5m(1.5m×3)以上の際の目地シートはB=300mmを使

用する。この場合の日当たり作業量は、水路の高さに関わらず表8-2-1~4においてH=

1.5m以上H=2.0m未満と同値とする。

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<水路版積算基準> PPS LINING METHOD

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表8-2-1 各施設における日当り標準作業量 単位:㎡/日

表8-2-2 各施設における日当り標準作業量 単位:㎡/日

表8-2-3 各施設における日当り標準作業量 単位:㎡/日

工種H=2.0mを越えて

H=3.0m以下

(目地B=300)

H=1.5m以上

H=2.0m以下

(目地B=300)

H=1.0m以上

H=1.5m未満

(目地B=200)

H=0.8m以上

H=1.0m未満

(目地B=200)

H=0.5m以上

H=0.8m未満

(目地B=200)

H=0.3m以上

H=0.5m未満

(目地B=200)

H=0.3m未満

(目地B=200)

90 95 90 85 83 80 78

45 50 45 40 38 35 33

90 95 90 85 83 80 78

30 35 30 25 23 20 18

段差無し 6 10 6 5 5 4 3.8

段差有り 5 8 5 4 4 3 2.3

ライニングシート (11) (12) (11) (10) (9) (8) (7)

目地シート (5) (8) (5) (4.5) (4) (3.5) (3)

90 95 90 85 83 80 78

50 55 50 45 42 40 38

全面 + 目地

1.下地処理(ケレン)

骨材露出 多

7.塗装

2.ベースプライマー塗布

3.シート貼付

4.目地シート   貼付

5.紫外線   照射

6.端部処理

三面水路

骨材露出 少

H=2.0mを越えて

H=3.0m以下

(目地B=300)

H=1.5m以上

H=2.0m以下

(目地B=300)

H=1.0m以上

H=1.5m未満

(目地B=200)

H=0.8m以上

H=1.0m未満

(目地B=200)

H=0.5m以上

H=0.8m未満

(目地B=200)

H=0.3m以上

H=0.5m未満

(目地B=200)

H=0.3m未満

(目地B=200)

50 80 50 45 43 42 40

25 35 25 20 20 19 18

50 80 50 45 43 42 40

- - - - - - -

段差無し 4.5 9 4.5 4 4 3.8 3.5

段差有り 3.5 7 3.5 3 3 2.5 2

ライニングシート - - - - - - -

目地シート (4) (7) (4) (3.5) (3) (2.5) (2)

50 80 50 45 43 42 40

30 40 30 25 21 20 197.塗装

骨材露出 多

骨材露出 少2.ベースプライマー塗布

3.シート貼付

4.目地シート   貼付

5.紫外線   照射

6.端部処理

目地単独

1.下地処理(ケレン)

三面水路

工種

H=2.0mを越えて

H=3.0m以下

(目地B=300)

H=1.5m以上

H=2.0m以下

(目地B=300)

H=1.0m以上

H=1.5m未満

(目地B=200)

H=0.8m以上

H=1.0m未満

(目地B=200)

H=2.0mを越えて

H=3.0m以下

(目地B=300)

H=1.5m以上

H=2.0m以下

(目地B=300)

H=1.0m以上

H=1.5m未満

(目地B=200)

H=0.8m以上

H=1.0m未満

(目地B=200)

85 90 85 80 45 70 45 35

43 45 43 40 20 30 20 15

85 90 85 80 45 70 45 35

3.シート 頂版 12 15 12 10

貼付 側壁・底版 25 30 25 20

段差無し 5 8 5 4 4 7 4 3

段差有り 4 6 4 3 3 5 3 2

ライニングシート 11 12 11 10 - - - -

目地シート 5 8 5 4.5 4 7 4 3.5

85 90 85 80 45 70 45 35

(45) (50) (45) (40) (25) (35) (25) (20)

全面 + 目地 目地単独

骨材露出 少

1.下地処理(ケレン)

骨材露出 多

2.ベースプライマー塗布

- - -

4.目地シート  貼付

5.紫外線  照射

矩形暗渠

工種

6.端部処理

7.塗装

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<水路版積算基準> PPS LINING METHOD

- 7 -

表8-2-4 各施設における日当り標準作業量 単位:㎡/日

表8-2-5 各施設における日当り標準作業量 単位:㎡/日

施設

工種

⑦水槽(全面ライニング)

床及び壁面 斜壁・天井

1.下地処理 新設構造物 20 10

既設構造物 30 20

2.ベースプライマー塗布 30 20

3.シート貼付け 10 5

4.紫外線照射 12 6

5.端部処理 30 20

6.塗装 15 10

床・天井・側壁の1面のみの構造物をライニングする際は、三面水路(H=1.5m以上 H=2.0m以

下)の日当り作業量と同値とする。

H=2.0mを越えて

H=3.0m以下

(目地B=300)

H=1.5m以上

H=2.0m以下

(目地B=300)

H=1.0m以上

H=1.5m未満

(目地B=200)

H=0.8m以上

H=1.0m未満

(目地B=200)

H=2.0mを越えて

H=3.0m以下

(目地B=300)

H=1.5m以上

H=2.0m以下

(目地B=300)

H=1.0m以上

H=1.5m未満

(目地B=200)

H=0.8m以上

H=1.0m未満

(目地B=200)

80 85 80 75 35 40 35 30

40 43 40 38 30 35 30 20

80 85 80 75 35 40 35 30

3.シート貼付 20 25 20 15 - - - -

段差無し 4 6 4 3 3 4 3 2

段差有り 3 5 3 2 2 3 2 1

ライニングシート 10 11 10 9 - - - -

目地シート 4 7 4 3.5 3 6 3 2.5

80 85 80 75 35 40 35 30

7.塗装 (40) (45) (40) (35) (20) (25) (20) (15)

管渠

工種

6.端部処理

4.目地シート  貼付

5.紫外線  照射

1.下地処理(ケレン)

骨材露出 多

骨材露出 少2.ベースプライマー塗布

全面 + 目地 目地単独

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<水路版積算基準> PPS LINING METHOD

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8.2.1 日当り作業量の補正

日当り作業量の補正は、以下の式で行う。なお、この補正は PPS ライニング工のみに適用する。

合成補正率 n=n1×n2

1.小規模施工

更生面積が10㎡未満の施工は、本基準対象外とする。

2.構造物の高さによる補正 n1

側壁高さが2.0mを超える場合は以下の補正を行う。

2-1.対象構物:三面水路、矩形暗渠、管渠

表8-2-6 水路の高さ補正

高さ H(m) 補正係数 n1

0 < H ≦ 2m 1.00

2 < H ≦ 3m 0.95

3 < H ≦ 4m 0.90

2-2.対象構物:水槽、桝

表8-2-7 水槽・桝の深さによる補正

高さ H(m) 補正係数 n1

0 < H ≦ 2m 1.00

2 < H ≦ 5m 0.95

5 < H ≦ 10m 0.90

3.作業場までの距離の補正 n2

搬入口作業場までの距離が遠く小運搬が発生する工事は、下記の補正を行う。

表8-2-8 作業場までの距離による補正

小運搬距離(m) 補正係数 n2

0以上~100m未満 1.00

100m以上~200m未満 0.95

200m以上~300m未満 0.90

300m以上~400m未満 0.85

400m以上~500m未満 0.80

500m以上 別途検討

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<水路版積算基準> PPS LINING METHOD

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8.3 材料

表8-3-1 材料表

材料 標準使用量 出荷単位

ベースプライマー 0.25kg/㎡×(更生面積 A1) 1kg・5kg/缶

貼付プライマー 《全面ライニング》

(ライニング工) 1mm以下の骨材露出

1.2kg/㎡×(シート面積 A2)+0.02kg/㎡×(更生面積 A1)

(目地補修工)

1.2kg/㎡×(図-A200-1右図の塗布範囲 A)

+1.2kg/㎡×{(シート延長-更生延長)×シート幅}

+0.02kg/㎡×(更生面積 A1)

《目地単独》

1.9kg/㎡×(図-A200-1左図の塗布範囲 A)

+1.2kg/㎡×{(シート延長-更生延長)×シート幅}

+0.02 kg/㎡×(更生面積 A1)

5kg・18kg/缶

《下地の状態別貼付プライマー使用量》

標準部 1.2kg/㎡(骨材露出が 1mm以下及びシートラップ部)

平滑部 1.0kg/㎡(鋼製面 新設面)

凹凸部 1.9kg/㎡ (骨材露出が 1mmを越え、3mm以下)

プライマー硬化剤 貼付プライマーの 1~3% 100g・1kg単位

シート 施工面積+継手ラップ部面積+ロス面積

塗料 0.2kg/㎡(2回塗り) 4kg・18kg/缶

(シンナーは別途)

※ 上記数量にはロス分を含む

※ 3mmを超える骨材が露出している場合は断面補修(別途)を行う

硬化剤の使用量は、施工時の温度により異なるが、標準では1.5%とする。

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<水路版積算基準> PPS LINING METHOD

- 10 -

8.4 使用資機材、消耗品

使用資機材の主な物は次表に示す通りである。下記資機材の損料、燃料、油脂を機械経費とし

て計上する。また下記以外にウエス、ローラー刷毛、計量機等の保護具を消耗品として各労務費

に5%を乗じる事によって計上する。

表8-4-1 使用資機材一覧表

工 程 資機材名 規 格

下地処理 発動電動機 2.4kVAガソリン

ディスクサンダー φ100 0.7kw

ディスクサンドペーパー φ100 #16

ベースプライマー塗布 - -

貼付プライマー塗布・シート貼

・端部処理

発動電動機 2.4kVA ガソリン

ハンドミキサー 0.86 kw

紫外線照射 紫外線照射器 40W×2灯×6セット

発動電動機 2.4kVA ガソリン

8.5 労務費

労務費は、公共工事設計労務費単価とする。

8.6 直接工事費内訳

PPSライニング工法の直接工事費は、以下の直接工事費内訳表のとおりである。

直接工事費内訳表

名 称 形状 単位 数量 単価

(円)

金額

(円) 備 考

[Ⅰ]直接工事費

(1)PPSライニング工

ライニング工 m A-100

目地補修工 @○m ヶ所 A-150

(2)機材賃料 A-200

コンクリートモルタル水分計 Ketto HI-520 式

(3)付帯工 (A-300)

洗浄 ㎡ 別途

断面修復 ㎡ 別途

強制乾燥 ㎡ 別途

換気

合 計

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<水路版積算基準> PPS LINING METHOD

- 11 -

(1) PPSライニング工

PPSライニング工は、以下に示すライニング工(A-100)及び目地補修工(A-150)

により構成される。なお、PPSライニング工の内、ライニング工はm当り、目地補修工は箇

所当りで積算を行う。

A―100 ライニング工

A-100 ライニング工 (1.0m当り)

名 称 形状 単位 数量 単価(円) 金額(円) 備 考

1.工事費

下地処理 ケレン ㎡ B-100

ベースプライマー塗布 ㎡ B-200

シート貼付 ㎡ B-300

紫外線照射 ㎡ B-350 (必要に応じ)

端部処理 ㎡ B-400

塗装 ㎡ B-500 (必要に応じ)

2.材料費

ベースプライマー kg 0.25kg/㎡

貼付プライマー kg 1.2kg/㎡

プライマー硬化剤 kg 貼付プライマー量*1~3/100

シート AM4 ㎡

塗料 ポリウレタン kg 0.2kg/㎡(必要に応じ)

合 計

m当り

※貼付プライマー硬化剤の使用量は施工計画に際して決定する気温に応じ選定する(表-A1

00-2-3参照)。

更生面積

シート面積

更生面積

Page 14: 用排水路のライニング・目地止水工法PPSライニング工法の積算における対象面積は、シート貼付・目地シート貼付及び紫外線 照射においては、シート面積(A2)とし、その他の工種は施設の貼付け対象面積(更生面積:

<水路版積算基準> PPS LINING METHOD

- 12 -

① 工事費

ライニング工の工事費は表-A100-1で示す工種で形成される。

なお、紫外線照射光は、暗渠等太陽光によるシートの硬化が困難な場合に適用する。この

場合、永久に太陽光等による紫外線の影響を受けないと想定される場合にのみ塗装は計上し

ないものとする。

表-A100-1 ライニング工工事費内訳

1)下地処理

2)ベースプライマー塗布

3)シート貼付

4)紫外線照射(必要に応じ)

5)端部処理

6)塗装(必要に応じ)

② 材料費

ライニング工の材料費内訳は、以下とする。

表-A100-2 ライニング工材料費内訳

1)ベースプライマー

2)貼付プライマー

3)プライマー硬化剤

4)シート(AM4)

5)塗料(必要に応じ)

1)ベースプライマー

更生面積1㎡当りのベースプライマーの使用量は表-A100-2-1を標準とする。

表-A100-2-1 ベースプライマー使用量(1㎡当り)

名称 数量 単位 備考

ベースプライマー 0.25 ㎏ シンクボンドプライマー

2)貼付プライマー

貼付プライマーの使用量は表-A100-2-2を標準とする。

表-A100-2-2 貼付プライマー使用量

名称 工 種 対象面積 数量 単位 備考

貼付プライマー シート貼付 シート面積 1.20

㎏/㎡ 貼付プライマー(主剤) 端部処理 更生面積 0.02

※端部処理は、貼付プライマーによるシート端部の段差の処理の事である。

Page 15: 用排水路のライニング・目地止水工法PPSライニング工法の積算における対象面積は、シート貼付・目地シート貼付及び紫外線 照射においては、シート面積(A2)とし、その他の工種は施設の貼付け対象面積(更生面積:

<水路版積算基準> PPS LINING METHOD

- 13 -

3)プライマー硬化剤

プライマー硬化剤の使用量は、貼付プライマーの使用量(kg)に表-A100-2-3の率を

乗じて求める。その率は、施工時の温度によって、下記のとおり変化するが、積算時に施工

時の温度を推定するのは困難なことから、積算時においては、硬化剤の配合比を 1.5%とする。

表-A100-2-3 プライマー硬化剤使用率(貼付プライマー重量に対し)

名称 施工箇所の気温 配合比 単位 備考

プライマー硬化剤

25℃~35℃ 1.0(0.8~1.0)

% メポックス-D 15℃~25℃ 1.5(1.0~1.5)

5℃~15℃ 2.5(1.5~3.0)

例)貼付プライマー必要量 a kgの時、プライマー硬化剤必要量=a×0.015

4)シート(AM4)

積算におけるシート面積は、更生面積にシート割増率を乗じて算出する。シート割増率は、

社内規格値を元に設定している。(表-A100-2-4参照)

シートの割付に関しては、施設の斜壁・頂版部分は、500mm×1000mm、600mm×1000mmの組み

合わせで割り付ける。側壁・底版部分は主に 1000mm×1000mm、1200mm×1000mm で割りつけ、

調整部分に 500mm×1000mm、600mm×1000mmを使用する。

※シートの貼付け例を、参考資料-1に示す。

表-A100-2-4 使用シートおよびシート割増率(更生面積比)

名 称 使用シート 割増率 単位

三面水路 側壁・底版 500mm×1000mm

600mm×1000mm

1000mm×1000mm

1000mm×1200mm

25

暗渠

水槽

頂版 500mm×1000mm

600mm×1000mm

30

側壁・底版 500mm×1000mm

600mm×1000mm

1000mm×1000mm

1000mm×1200mm

25

管渠 500mm×1000mm

600mm×1000mm

1000mm×1000mm

1000mm×1200mm

30

Page 16: 用排水路のライニング・目地止水工法PPSライニング工法の積算における対象面積は、シート貼付・目地シート貼付及び紫外線 照射においては、シート面積(A2)とし、その他の工種は施設の貼付け対象面積(更生面積:

<水路版積算基準> PPS LINING METHOD

- 14 -

5)塗料(トップコート)

更生面積1㎡当りの塗料の使用量は表-A100-2-5を標準とする。(2回塗り)

表-A100-2-5 塗料使用量(更生面積1㎡当り)

名称 数量 単位 備考

塗料 0.2(2回塗り) ㎏ ポリウレタン

※0.1kg/回×2回塗り=0.2kg

なお、標準の塗料の主剤と硬化剤及びウレタン用シンナーの割合は、以下とする。

主剤:硬化剤:シンナー=7:1:(0~1.2)

Page 17: 用排水路のライニング・目地止水工法PPSライニング工法の積算における対象面積は、シート貼付・目地シート貼付及び紫外線 照射においては、シート面積(A2)とし、その他の工種は施設の貼付け対象面積(更生面積:

<水路版積算基準> PPS LINING METHOD

- 15 -

A―150 目地補修工

目地補修工においては、ライニング工と同時施工となる場合においては、目地補修工の工

事費及び材料費のうち、二重計上となる項目は計上しない。

①工事費

目地補修工の工事費は表-A150-1で示す工種で構成される。

なお、紫外線照射工は、太陽光によるシートの硬化が困難な暗渠の場合に適応する。この

場合は、特別の場合を除き、仕上げ工の内、塗装工は計上しないものとする。

表-A150-1 目地補修工工事費内訳

工 種 目地補修工のみ ライニング工+目地補修工

1)下地処理 ○ ×(ライニング工で計上)

2)ベースプライマー塗布 ○ ×(ライニング工で計上)

3)目地シート貼付 ○ ○

4)紫外線照射(必要に応じ) ○ △(必要に応じ)

5)端部処理 ○ ×(ライニング工で計上)

6)塗装 ○ ×(ライニング工で計上)

②材料費

目地補修工の材料費内訳は、以下とする。

表-A150-2 目地補修工材料費内訳

工 種 目地補修工のみ ライニング工+目地補修工

1)ベースプライマー塗布 ○ ×(ライニング工で計上)

2)貼付プライマー ○ ○

3)プライマー硬化剤 ○ ○

4)シート(AV4) ○ ○

5)塗装 ○ ×(ライニング工で計上)

図-A150-1 目地補修時のプライマー塗布範囲と塗布量

Page 18: 用排水路のライニング・目地止水工法PPSライニング工法の積算における対象面積は、シート貼付・目地シート貼付及び紫外線 照射においては、シート面積(A2)とし、その他の工種は施設の貼付け対象面積(更生面積:

<水路版積算基準> PPS LINING METHOD

- 16 -

1)ベースプライマー

ベースプライマーは、ライニング工と同時施工で無い場合、又はライニング工で、目地部

分のライニングを控除した場合に計上する。

ベースプライマーの対象面積は、図-A150にしめす範囲とし、面積1㎡当りのベースプ

ライマーの使用量は図-A200-3を標準とする。

表-A200-3 ベースプライマー使用量(1㎡当り)

名称 数量 単位 備考

ベースプライマー 0.25 ㎏ シンクボンドプライマー U-100

2)貼付プライマー

貼付プライマーの使用量は表-A200-4及び表-A200-5を標準とする。

なお、端部処理に使用する貼付プライマーは、ライニング工で計上する。

表-A200-4 貼付プライマー使用量(目地単独)

名称 対象面積 数量 単位 備考

貼付プライマー

塗布範囲 A 1.90

㎏/㎡ V-200 シートラップ部 1.20

端部処理 0.02

表-A200-5 貼付プライマー使用量(ライニング併用)

名称 対象面積 数量 単位 備考

貼付プライマー

塗布範囲 A 1.20

㎏/㎡ V-200 シートラップ部 1.20

端部処理 -

※仕上げ工(端部処理)は、貼付けプライマーによるシート端部の段差処理である。

3)プライマー硬化剤

プライマー硬化剤の使用量は、貼付プライマーの使用量(kg)に表-A200-6の率を乗じ

て求める。その率は、施工時の温度によって下記のとおり変化するが、硬化剤の配合比1.

5%を標準とする。

表-A200-6 プライマー硬化剤使用率(貼付プライマー重量に対し)

名称 施工箇所の気温 配合比 単位 備考

プライマー硬化剤

25℃~35℃ 1.0(0.8~1.0)

% メポックス-D 15℃~25℃ 1.5(1.0~1.5)

5℃~15℃ 2.5(1.5~3.0)

例)貼付プライマー必要量 a kgの時、プライマー硬化剤必要量=a×0.015

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<水路版積算基準> PPS LINING METHOD

- 17 -

4)シート(AV4)

シート面積は、更生面積にシート割増率を乗じて算出する。シート割増率は、社内規格値の

実績を基に設定している。(表-A150-2-7参照)

シート割付に関しては、200mm×1000mm、200mm×1200mmの組み合わせで割り付ける。

割付例は、補足資料-2に示す。

なお、B=300を使用する場合については、4.適用範囲に定める通りとする。

表-A150-7使用シートおよびシート割増率(更生面積比)

名 称 使用シート 割増率 単位

三面水路

暗渠

管渠

200mm×1000mm

200mm×1200mm

300mm×1000mm

300mm×1200mm

15 %

5)塗料(トップコート)

更生面積1㎡当りの塗料の使用量は表-A150-8を標準とする。(2回塗り)

表-A150-8 塗料使用量(更生面積1㎡当り)

名称 数量 単位 備考

塗料 0.2(2回塗り) ㎏ ポリウレタン

※0.1kg/回×2回塗り=0.2kg

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<水路版積算基準> PPS LINING METHOD

- 18 -

A-150 目地補修工(1ヶ所当り)

名 称 形状 単位 数量 単価(円) 金額(円) 備 考

1)工事費

下地処理 ケレン ㎡ B-100(目地のみの場合)

ベースプライマー塗布 ㎡ B-200(目地のみの場合)

目地シート貼付 ㎡ B-310

紫外線照射 ㎡ B-400(必要に応じ)

端部処理 B-500

塗装 ㎡ B-600(目地のみの場合)

2)材料費

ベースプライマー kg 0.25kg/㎡(目地のみの場合)

貼付プライマー kg 1.9kg/㎡(シート面積に対し)

プライマー硬化剤 kg プライマー量*(1~2.5)/100

シート AV4 ㎡

塗料 ポリウレタン kg 0.2kg/㎡(必要に応じ)

合 計

m当り

更生面積

シート面積

更生面積

Page 21: 用排水路のライニング・目地止水工法PPSライニング工法の積算における対象面積は、シート貼付・目地シート貼付及び紫外線 照射においては、シート面積(A2)とし、その他の工種は施設の貼付け対象面積(更生面積:

<水路版積算基準> PPS LINING METHOD

- 19 -

A―200 機材賃料

コンクリートモルタル水分計 Ketto HI-520(校正証書付)

下地処理工程において、ベースプライマー塗布に先立って、コンクリートモルタルの水分を

計測し、5%以内かどうか確認する。水分計のレンタル費は、ベースプライマー塗布にかかる

日数で近傍上位日数の費用を計上する。

(参考価格)コンクリートモルタル水分計 Ketto HI-520 2019年 6月価格

使用日数 校正証書付レンタル料

5日 10,000円+550円×5日+5,000円(校正書)=17,750円

10日 10,000円+550円×10日+5,000円(校正書)=20,500円

15日 10,000円+550円×15日+5,000円(校正書)=23,250円

30日 10,000円+550円×30日+5,000円(校正書)=31,500円

※交通費は別途計上するものとする。

A―300 付帯工

付帯工に関しては、本積算基準の適用対象外とする。

Page 22: 用排水路のライニング・目地止水工法PPSライニング工法の積算における対象面積は、シート貼付・目地シート貼付及び紫外線 照射においては、シート面積(A2)とし、その他の工種は施設の貼付け対象面積(更生面積:

<水路版積算基準> PPS LINING METHOD

- 20 -

B-100 下地処理

施工前にディスクサンダー等により表面のレイタンス及び脆弱部、突起等を除去しプライマ

ーが均一に塗布できるようにする。

ア.作業編成

人員編成は表-B100-1を標準とする。

表-B100-1 下地処理人員編成表

職 種 人 数(人)

土木一般世話役 1

特殊作業員 2

普通作業員 1

イ.日当り作業量(A㎡)

1日当たり作業量は表8-2-1~4を標準とする。

ウ.使用機械器具

機械編成は表-B100-2、3を標準とする。

表-B100-2 下地処理機械編成表(開水路)

機械器具 仕 様 単位 数量

ディスクサンダー 0.7kW 台 3

発動発電機 2.4kVA ガソリン 台 1

表-B100-3 下地処理機械編成表(暗渠)

機械器具 仕 様 単位 数量

ディスクサンダー 0.7kW 台 3

発動発電機 2.4kVA ガソリン 台 2

エ.使用材料 無し

オ.消耗品費・諸雑費その他

燃料費は表-B100-4を標準とする。

表-B100-4 下地処理使用燃料

名称 数量 単位 備考

ガソリン 10.58 ℓ 発動発電機用

燃料の使用量は、以下で求める。(HONDA EU24i:メーカーカタログより)

12.7×6.0/7.2=10.58ℓ

ここで、発電機の燃料タンクの容量:12.7ℓ

連続運転時間(運転) : 7.2時間

〃 (アイドリング):20.0時間

発電機運転時間 : 6.0時間

Page 23: 用排水路のライニング・目地止水工法PPSライニング工法の積算における対象面積は、シート貼付・目地シート貼付及び紫外線 照射においては、シート面積(A2)とし、その他の工種は施設の貼付け対象面積(更生面積:

<水路版積算基準> PPS LINING METHOD

- 21 -

表-B100-5 下地処理1日当り使用消耗品

名称 数量 単位 備考

ディスクサンドペーパー 9 枚 φ100 #16

B-100-1 開水路下地処理(1㎡当り) (1日 A㎡当り見積り)

名 称 形状 単位 数量 単価(円) 金額(円) 備 考

1.労務費

土木一般世話役 人 1.0

特殊作業員 人 2.0

普通作業員 人 1.0

2.雑材料費

ディスクサンダー 0.7kw 台 3

発動発電機 ガソリン 2.4kVA 台 1

ガソリン ℓ 10.58

油脂費 式 1 ガソリンの 20%

3.消耗品費

ディスクサンドペーパー φ100 #16 枚 9

副資材・雑材料 式 1 労務費の 5%

合 計 A㎡当り

㎡当り

※ 油脂の費用としてガソリンの 20%を計上する。

※ 副資材・雑材料の費用として労務費の 5%を計上する。

※ 消耗品は表-B100-5を標準とする。

B-100-2 暗渠下地処理(1㎡当り) (1日 A㎡当り見積り)

名 称 形状 単位 数量 単価(円) 金額(円) 備 考

1.労務費

土木一般世話役 人 1.0

特殊作業員 人 2.0

普通作業員 人 1.0

2.雑材料費

ディスクサンダー 0.7kw 台 3

発動発電機 ガソリン 2.4kVA 台 1

ガソリン ℓ 10.58

油脂費 式 1 ガソリンの 20%

3.消耗品費

ディスクサンドペーパー φ100 #16 枚 9

副資材・雑材料 式 1 労務費の 5%

合 計 A㎡当り

㎡当り

※油脂の費用としてガソリンの 20%を計上する。

※副資材・雑材料の費用として労務費の 5%を計上する。

※消耗品は表-B100-5を標準とする。

Page 24: 用排水路のライニング・目地止水工法PPSライニング工法の積算における対象面積は、シート貼付・目地シート貼付及び紫外線 照射においては、シート面積(A2)とし、その他の工種は施設の貼付け対象面積(更生面積:

<水路版積算基準> PPS LINING METHOD

- 22 -

B-200 ベースプライマー塗布

シートを貼付ける範囲全体にベースプライマーを塗布する。

ア.作業編成

人員編成は表-B200-1を標準とする。

表-B200-1 ベースプライマー塗布工人員編成表

職 種 人 数(人)

土木一般世話役 1

特殊作業員 2

普通作業員 1

イ.日当り作業量(B㎡)

1日当たり作業量は表8-2-1~4を標準とする。

ウ.使用材料

直接工事費内訳で計上。

エ.消耗品費・諸雑費その他

B-200 ベースプライマー塗布(1㎡当り) (1日 B㎡当り見積り)

名 称 形状 単位 数量 単価(円) 金額(円) 備 考

1.労務費

土木一般世話役 人 1.0

特殊作業員 人 2.0

普通作業員 人 1.0

2.消耗品費

副資材・雑材料 式 1 労務費の 5%

合 計 B㎡当り

㎡当り

※副資材・雑材料の費用として労務費の 5%を計上する。

Page 25: 用排水路のライニング・目地止水工法PPSライニング工法の積算における対象面積は、シート貼付・目地シート貼付及び紫外線 照射においては、シート面積(A2)とし、その他の工種は施設の貼付け対象面積(更生面積:

<水路版積算基準> PPS LINING METHOD

- 23 -

B-300 シート貼付

施設全体にライニング用シートを貼り付ける。

ア.作業編成

人員編成は表-B300-1を標準とする。

表-B300-1 シート貼付工人員編成表

職 種 人 数(人)

土木一般世話役 1

特殊作業員 2

普通作業員 1

イ.日当り作業量(C㎡)

1日当たり作業量は表8-2-1~4を標準とする。

ウ.使用機械器具

機械編成は表-B300-2を標準とする。

表-B300-2 シート貼付工機械編成表

機械器具 仕 様 単位 数量

ハンドミキサー 0.86kW 台 1

発動発電機 2.4kVA ガソリン 台 1

エ.使用材料

直接工事費内訳で計上。

オ.消耗品費・諸雑費その他

燃料費は表-B300-3を標準とする。

表-B300-3 シート貼付工使用燃料(1日当り)

名称 数量 単位 備考

ガソリン 3.81 ℓ 発動発電機用

燃料の使用量は、以下で求める。(HONDA EU24i:メーカーカタログより)

12.7×6.0/20.0=3.81ℓ

ここで、発電機の燃料タンクの容量:12.7ℓ

連続運転時間(運転) : 7.2時間

〃 (アイドリング):20.0時間

発電機運転時間 : 6.0時間

Page 26: 用排水路のライニング・目地止水工法PPSライニング工法の積算における対象面積は、シート貼付・目地シート貼付及び紫外線 照射においては、シート面積(A2)とし、その他の工種は施設の貼付け対象面積(更生面積:

<水路版積算基準> PPS LINING METHOD

- 24 -

B-300 シート貼付 全面+目地(1㎡当り) (1日 C㎡当り見積り)

名 称 形状 単位 数量 単価(円) 金額(円) 備 考

1.労務費

土木一般世話役 人 1.0

特殊作業員 人 2.0

普通作業員 人 1.0

2.雑材料費

ハンドミキサー 0.86kw 台 1

発動発電機 ガソリン 2.4kVA 台 1

ガソリン ℓ 3.81 12.7×6.0/20.0

油脂費 式 1 ガソリンの 20%

3.消耗品費

副資材・雑材料 式 1 労務費の 5%

合 計 C㎡当り

㎡当り

※油脂の費用としてガソリンの 20%を計上する。

※副資材・雑材料の費用として労務費の 5%を計上する。

【日当り数量算定根拠】

① ライニングシート(H=1.5m以上 2.0m以下の場合)

1200×1000のシート 1枚当たりのシート貼付時間を 12分(貼付プライマー塗布時間込み)とすると、

1日 6時間(実作業時間)当たりの作業量は

60/12×6時間=30枚

となり、1 日当りのシート貼付数量は、以下となる。

1.2m2×30 枚=36≒35m2

Page 27: 用排水路のライニング・目地止水工法PPSライニング工法の積算における対象面積は、シート貼付・目地シート貼付及び紫外線 照射においては、シート面積(A2)とし、その他の工種は施設の貼付け対象面積(更生面積:

<水路版積算基準> PPS LINING METHOD

- 25 -

B-350 目地シート貼付

目地部分に目地用シートを貼り付ける。

ア.作業編成

人員編成は表-B350-1を標準とする。

表-B350-1 目地シート貼付工人員編成表

職 種 人 数(人)

土木一般世話役 1

特殊作業員 2

普通作業員 1

イ.日当り作業量(D㎡)

1日当たり作業量は表8-2-1~4を標準とする。

ウ.使用機械器具

機械編成は表-B350-2を標準とする。

表-B350-2 目地シート貼付機械編成表

機械器具 仕 様 単位 数量

ハンドミキサー 0.86kW 台 1

発動発電機 2.4kVA ガソリン 台 1

エ.使用材料

直接工事費内訳で計上。

オ.消耗品費・諸雑費その他

燃料費は表-B350-3を標準とする。

表-B350-3 目地シート貼付工使用燃料(1日当り)

名称 数量 単位 備考

ガソリン 3.81 ℓ 発動発電機用

燃料の使用量は、以下で求める。(HONDA EU24i:メーカーカタログより)

12.7×6.0/20.0=3.81ℓ

ここで、発電機の燃料タンクの容量:12.7ℓ

連続運転時間(運転) : 7.2時間

〃 (アイドリング):20.0時間

発電機運転時間 : 6.0時間

Page 28: 用排水路のライニング・目地止水工法PPSライニング工法の積算における対象面積は、シート貼付・目地シート貼付及び紫外線 照射においては、シート面積(A2)とし、その他の工種は施設の貼付け対象面積(更生面積:

<水路版積算基準> PPS LINING METHOD

- 26 -

B-350 目地シート貼付(1㎡当り) (1日 D㎡当り見積り)

名 称 形状 単位 数量 単価(円) 金額(円) 備 考

1.労務費

土木一般世話役 人 1.0

特殊作業員 人 2.0

普通作業員 人 1.0

2.雑材料費

ハンドミキサー 0.86kw 台 1

発動発電機 ガソリン 2.4kVA 台 1

ガソリン ℓ 3.81 12.7×6.0/20.0

油脂費 式 1 ガソリンの 20%

3.消耗品費

副資材・雑材料 式 1 労務費の 5%

合 計 D㎡当り

㎡当り

※油脂の費用としてガソリンの 20%を計上する。

※副資材・雑材料の費用として労務費の 5%を計上する。

Page 29: 用排水路のライニング・目地止水工法PPSライニング工法の積算における対象面積は、シート貼付・目地シート貼付及び紫外線 照射においては、シート面積(A2)とし、その他の工種は施設の貼付け対象面積(更生面積:

<水路版積算基準> PPS LINING METHOD

- 27 -

B-400 紫外線照射

水路全体に貼り付けたシートに紫外線を照射し、シートを硬化させる。本工種は、暗

渠等で太陽光が届かず、紫外線照射器を使用しなければならない場合に適用する。

ア.作業編成

人員編成は表-B400-1を標準とする。

表-B400-1 紫外線照射工人員編成表

職 種 人 数(人)

土木一般世話役 1

特殊作業員 2

普通作業員 1

イ.日当り作業量(E㎡)

1日当たり作業量は表8-2-1~4を標準とする。

ウ.使用機械器具

機械編成は表-B400-2を標準とする。

表-B400-2 紫外線照射工機械編成表

機械器具 仕 様 単位 数量

紫外線照射装置 40W×2本 セット 6

発動発電機 2.4kVA ガソリン 台 1

エ.使用材料 無し

オ.消耗品費・諸雑費その他

燃料費は表-B400-3を標準とする。

表-B400-3 紫外線照射工使用燃料(1日当り)

名称 数量 単位 備考

ガソリン 10.58 ℓ 発動発電機用

燃料の使用量は、以下で求める。(HONDA EU24i:メーカーカタログより)

12.7×6.0/7.2=10.58ℓ

ここで、発電機の燃料タンクの容量:12.7ℓ

連続運転時間(運転) : 7.2時間

〃 (アイドリング):20.0時間

発電機運転時間 : 6.0時間

Page 30: 用排水路のライニング・目地止水工法PPSライニング工法の積算における対象面積は、シート貼付・目地シート貼付及び紫外線 照射においては、シート面積(A2)とし、その他の工種は施設の貼付け対象面積(更生面積:

<水路版積算基準> PPS LINING METHOD

- 28 -

B-400 紫外線照射 全面

B-450 紫外線照射 目地単独 (1㎡当り) (1日 E㎡当り見積り)

名 称 形状 単位 数量 単価

(円) 金額(円) 備 考

1.労務費

土木一般世話役 人 1.0

特殊作業員 人 2.0

普通作業員 人 1.0

2.雑材料費

紫外線照射装置 40W×2本 セット 6

ライニング 6台×1 セット

目地 2台×3 セット

発動発電機 ガソリン 2.4kVA 台 1

ガソリン ℓ 10.58 12.7×6.0/7.2

油脂費 式 1 ガソリンの 20%

3.消耗品費

副資材・雑材料 式 1 労務費の 5%

合 計 E㎡当り

㎡当り

※油脂の費用としてガソリンの 20%を計上する。

※副資材・雑材料の費用として労務費の 5%を計上する。

1,300

100 200 200 200 200 200 100

1,200

200以

紫 外 線 照 射 機(捕虫用ランプFL40BL又はFL40SBL使用)

アルミホイル

PPSシート

コンパネ

ライニングシート

1,300

200以

紫 外 線 照 射 機(捕虫用ランプFL40BL又はFL40SBL使用)

アルミホイル

PPSシート

コンパネ

目地シート

100 200 100

400

×3セット

Page 31: 用排水路のライニング・目地止水工法PPSライニング工法の積算における対象面積は、シート貼付・目地シート貼付及び紫外線 照射においては、シート面積(A2)とし、その他の工種は施設の貼付け対象面積(更生面積:

<水路版積算基準> PPS LINING METHOD

- 29 -

【日当り数量算定根拠】

① ライニングシート(2灯×6台×1セット)

1200×1000のシート 1枚当たりの硬化時間を 35分とすると、1日 6時間当たりの作業量は

60/35×6時間=10.3枚

となり、1 日当りのシート硬化数量は、以下となる。

1.2m2×10.3枚=12.36≒12m2

② 目地シート(2灯×2台×3セット)

200×1200又は 300×1200のシート 1枚当たりの硬化時間を 50(45+5)分とすると、1日 6時

間当たりの作業量は

60/50×6時間=7.2枚

となり、1 日当りのシート硬化数量は、以下となる。

B=200の場合

0.24m2×7.2枚×3セット=5.18≒5m2

B=300の場合

0.36m2×7.2枚×3セット=7.78≒8m2

Page 32: 用排水路のライニング・目地止水工法PPSライニング工法の積算における対象面積は、シート貼付・目地シート貼付及び紫外線 照射においては、シート面積(A2)とし、その他の工種は施設の貼付け対象面積(更生面積:

<水路版積算基準> PPS LINING METHOD

- 30 -

B-500 端部処理

貼付処理させたシートの端部を貼付プライマーで処理し、シートの段差をなめらかにする。

ア.作業編成

人員編成は表-B500-1を標準とする。

表-B500-1 表面塗装工人員編成表

職 種 人 数(人)

土木一般世話役 1

特殊作業員 2

普通作業員 1

イ.日当り作業量(F㎡)

1日当たり作業量は表8-2-1~4を標準とする。

ウ.使用機械器具

機械編成は表-B500-2を標準とする。

表-B500-2 端部処理工機械編成表

機械器具 仕 様 単位 数量

ハンドミキサー 0.86kW 台 1

発動発電機 2.4kVA ガソリン 台 1

エ.使用材料

直接工事費内訳で計上。

オ.消耗品費・諸雑費その他

燃料費は表-B500-3を標準とする。

表-B500-3 端部処理工使用燃料(1日当り)

名称 数量 単位 備考

ガソリン 3.81 ℓ 発動発電機用

燃料の使用量は、以下で求める。(HONDA EU24i:メーカーカタログより)

12.7×6.0/20.0=3.81ℓ

ここで、発電機の燃料タンクの容量:12.7ℓ

連続運転時間(運転) : 7.2時間

〃 (アイドリング):20.0時間

発電機運転時間 : 6.0時間

Page 33: 用排水路のライニング・目地止水工法PPSライニング工法の積算における対象面積は、シート貼付・目地シート貼付及び紫外線 照射においては、シート面積(A2)とし、その他の工種は施設の貼付け対象面積(更生面積:

<水路版積算基準> PPS LINING METHOD

- 31 -

B-500 端部処理(1㎡当り) (1日 F㎡当り見積り)

名 称 形状 単位 数量 単価(円) 金額(円) 備 考

1.労務費

土木一般世話役 人 1.0

特殊作業員 人 2.0

普通作業員 人 1.0

2.雑材料費

ハンドミキサー 0.86kw 台 1

発動発電機 ガソリン 2.4kVA 台 1

ガソリン ℓ 3.81 12.7×6.0/20.0

油脂費 式 1 ガソリンの 20%

3.消耗品費

副資材・雑材料 式 1 労務費の 5%

合 計 F㎡当り

㎡当り

※油脂の費用としてガソリンの 20%を計上する。

※副資材・雑材料の費用として労務費の 5%を計上する。

Page 34: 用排水路のライニング・目地止水工法PPSライニング工法の積算における対象面積は、シート貼付・目地シート貼付及び紫外線 照射においては、シート面積(A2)とし、その他の工種は施設の貼付け対象面積(更生面積:

<水路版積算基準> PPS LINING METHOD

- 32 -

B-600 塗装

貼付処理させたシートの表面に塗装を行う(2回塗り)。

ア.作業編成

人員編成は表-B600-1を標準とする。

表-B600-1 表面塗装工人員編成表

職 種 人 数(人)

土木一般世話役 1

特殊作業員 2

普通作業員 1

イ.日当り作業量(G㎡)

1日当たり作業量は表8-2-1~4を標準とする。

ウ.使用機械器具

機械編成は表-B600-2を標準とする。

表-B600-2 表面塗装工機械編成表

機械器具 仕 様 単位 数量

ハンドミキサー 0.86kW 台 1

発動発電機 2.4kVA ガソリン 台 1

エ.使用材料

直接工事費内訳で計上。

オ.消耗品費・諸雑費その他

燃料費は表-B600-3を標準とする。

表-B600-3 表面塗装工使用燃料(1日当り)

名称 数量 単位 備考

ガソリン 3.81 ℓ 発動発電機用

燃料の使用量は、以下で求める。(HONDA EU24i:メーカーカタログより)

12.7×6.0/20.0=3.81ℓ

ここで、発電機の燃料タンクの容量:12.7ℓ

連続運転時間(運転) : 7.2時間

〃 (アイドリング):20.0時間

発電機運転時間 : 6.0時間

Page 35: 用排水路のライニング・目地止水工法PPSライニング工法の積算における対象面積は、シート貼付・目地シート貼付及び紫外線 照射においては、シート面積(A2)とし、その他の工種は施設の貼付け対象面積(更生面積:

<水路版積算基準> PPS LINING METHOD

- 33 -

B-600 塗装(1㎡当り) (1日 G㎡当り見積り)

名 称 形状 単位 数量 単価(円) 金額(円) 備 考

1.労務費

土木一般世話役 人 1.0

特殊作業員 人 2.0

普通作業員 人 1.0

2.雑材料費

ハンドミキサー 0.86kw 台 1

発動発電機 ガソリン 2.4kVA 台 1

ガソリン ℓ 3.81 12.7×6.0/20.0

油脂費 式 1 ガソリンの 20%

3.消耗品費

副資材・雑材料 式 1 労務費の 5%

合 計 G㎡当り

㎡当り

※油脂の費用としてガソリンの 20%を計上する。

※副資材・雑材料の費用として労務費の 5%を計上する。

Page 36: 用排水路のライニング・目地止水工法PPSライニング工法の積算における対象面積は、シート貼付・目地シート貼付及び紫外線 照射においては、シート面積(A2)とし、その他の工種は施設の貼付け対象面積(更生面積:

<水路版積算基準> PPS LINING METHOD

- 34 -

9.機械器具損料表

機械器具損料は、以下とする。

PPSライニング工法 機械器具損料表

(1) (2) (6) (7)標準 (3) (4) (5) 維持修 年間管 (8) (9) (10) (11)使用 運転時間 運転日数 供用日数 理費率 理費率 損料率  損料 損料率  損料

(千円) 年数 (時間) (日) (日) (%) (%) (*10-6) (*10-6)700W (日) (日)

1.000 10 1.0 50 130 20 7 14,000 140 4,385 44860W (日) (日)

1.000 30 3.0 50 130 20 7 4,667 140 1,821 5540W (日) (日)2灯 1.000 10 1.0 50 130 50 7 20,000 200 4,385 44

2.4kVA (日) (日)超低騒音型 0.930 265 8.5 110 130 30 7 818 217 959 254

(12) (13) (14) (15)損料率  損料 損料率  損料(*10-6) (*10-6)

(日) (日)25,400 254 9,769 98

(日) (日)9,400 282 3,615 108

(日) (日)31,400 314 12,077 121

(日) (日)1,952 517 1,652 438

紫外線照射器

発動発電機

運転1時間(日)当り換算値 供用1日当り換算値

基礎価格

ディスクサンダー

ハンドミキサー

機種 型式 償却比率

年 間  標 準 運転1時間当り 供用1日当り

Page 37: 用排水路のライニング・目地止水工法PPSライニング工法の積算における対象面積は、シート貼付・目地シート貼付及び紫外線 照射においては、シート面積(A2)とし、その他の工種は施設の貼付け対象面積(更生面積:

<水路版積算基準> PPS LINING METHOD

- 35 -

参考資料-1 シートの割付方法(AM4)

貼り付けるシートの大きさ及び枚数は、貼り付ける断面の周長により標準シートの組合せ

を勘案し、割付を決定する。

シートの大きさ、割付の選定にあたっては、シート継手長 5cm以上を施工時に確保するた

め、不陸・蛇行の影響も考慮して 7.5cm以上の重ね代を計上する。ただし、横断延長は通常

10cmピッチが多いことから、横断方向の重ね代はおのずと 10㎝となることが多い。

例)底幅 1.0m,側壁高さ 1.0mの場合

横断方向の周長L(m)=1.0×3=3.0(m)であるから、本水路に貼り付ける標準シートの

大きさ及び枚数は、横断方向に 3.0m以上となるよう下記の組合せとする。

① B1.0m×L1.0m×2枚

② B1.2m×L1.0m×1枚

=1.0m×2+1.2m×1-(ラップ箇所数)2×0.1(ラップ長)=3.0m ≧ 3.0m … O.K

1000

AM4シート B1000 L1000×

AM4シート B1200 L1000×

AM4シート B1000 L1000×

断面図

100

900

1000

AM4シート B1200 L1000×

AM4シート B1000 L1000×

展開図

AM4シート B1000 L1000×

900

100

1000

100

900

L=3.0m

周長

925 75 850 75

1925

Page 38: 用排水路のライニング・目地止水工法PPSライニング工法の積算における対象面積は、シート貼付・目地シート貼付及び紫外線 照射においては、シート面積(A2)とし、その他の工種は施設の貼付け対象面積(更生面積:

<水路版積算基準> PPS LINING METHOD

- 36 -

参考資料-2 シートの割付方法(AV4)

AV4シートの延長は、貼り付ける横断延長に、重ね合わせ代 5cm以上を施工時に確保で

きるよう 7.5cm以上のラップ長を計上する。ただし、横断延長は通常 10cmピッチが多いこと

から、横断方向の重ね代はおのずと 10㎝となることが多い。

表S2-1 シート延べ延長計算表

なお、「表S2-1 シート延べ延長計算表」のシート長さ 0.5m及び 0.6mは、それぞれ 1.0m及び 1.2m

周長 L(m) シート枚数(枚) シート総延長

(m) 0.5 0.6 1.0 1.2

0.0≦L≦0.5 1 0.5

0.5<L≦0.6 1 0.6

0.6<L≦1.0 1 1.0

1.0<L≦1.2 1 1.2

1.2<L≦1.4 1 1 1.5

1.4<L≦1.7 1 1 1.8

1.7<L≦1.9 2 2.0

1.9<L≦2.1 1 1 2.2

2.1<L≦2.3 2 2.4

2.3<L≦2.8 3 3.0

2.8<L≦3.0 2 1 3.2

3.0<L≦3.2 1 2 3.4

3.2<L≦3.4 3 3.6

3.4<L≦3.7 4 4.0

3.7<L≦3.9 3 1 4.2

3.9<L≦4.1 2 2 4.4

4.1<L≦4.3 1 3 4.6

4.3<L≦4.5 4 4.8

4.5<L≦4.6 5 5.0

4.6<L≦4.8 4 1 5.2

4.8<L≦5.0 3 2 5.4

5.0<L≦5.2 2 3 5.6

5.2<L≦5.4 1 4 5.8

5.4<L≦5.6 5 6.0

5.6<L≦5.7 5 1 6.2

5.7<L≦5.9 4 2 6.4

5.9<L≦6.1 3 3 6.6

Page 39: 用排水路のライニング・目地止水工法PPSライニング工法の積算における対象面積は、シート貼付・目地シート貼付及び紫外線 照射においては、シート面積(A2)とし、その他の工種は施設の貼付け対象面積(更生面積:

<水路版積算基準> PPS LINING METHOD

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のシートを施工業者が半分にカットして使用するものとする。

参考資料-3 シート割付例

1)三面水路シート割付

2)暗渠シート割付

3)管渠シート割付