Upload
others
View
1
Download
0
Embed Size (px)
Citation preview
砂防ソイルセメント砂防ソイルセメント施工便覧施工便覧砂防ソイルセメント砂防ソイルセメント施工便覧施工便覧砂防 イ ト砂防 イ ト 便覧便覧平成平成2828年度版年度版
砂防 イ ト砂防 イ ト 便覧便覧平成平成2828年度版年度版
改訂ポイント改訂ポイント改訂ポイント改訂ポイント
般財団法般財団法 砂防 地すべり技術砂防 地すべり技術一般財団法人一般財団法人 砂防・地すべり技術センタ砂防・地すべり技術センターー嶋嶋 丈示丈示
覧 適覧 適
主な改訂事項主な改訂事項主な改訂事項主な改訂事項
○便覧の適用範囲○便覧の適用範囲「セメントの水和反応により土砂が硬化する強度」を適用範囲「セメントの水和反応により土砂が硬化する強度」を適用範囲
→→品質管理の簡略化 施工時の効率化品質管理の簡略化 施工時の効率化→→品質管理の簡略化、施工時の効率化品質管理の簡略化、施工時の効率化
○便覧名称変更○便覧名称変更「設計・施工便覧」から「施工便覧」に変更「設計・施工便覧」から「施工便覧」に変更
→→主に現場施工にて要求される品質管理方法について記載主に現場施工にて要求される品質管理方法について記載
○○INSEMINSEM工法と工法とISMISM工法の名称工法の名称「「INSEMINSEM工法工法⇒⇒転圧タイプ」「転圧タイプ」「ISMISM工法工法⇒⇒流動タイプ」とし再整理流動タイプ」とし再整理
→→施工方法並びに材料特性による使い分け施工方法並びに材料特性による使い分け
○管理強度の導入○管理強度の導入○管理強度の導入○管理強度の導入「最小管理強度」を追加「最小管理強度」を追加
→→水和反応により材料が硬化していることを保証する強度水和反応により材料が硬化していることを保証する強度り 料 すり 料 す
○現地品質管理の簡素化○現地品質管理の簡素化「品質管理項目 見直し「品質管理項目 見直し「品質管理項目の見直し」「品質管理項目の見直し」→→実態を反映して簡素化実態を反映して簡素化
便覧適用の範囲便覧適用の範囲便覧適用の範囲便覧適用の範囲
前便覧前便覧 本本便覧便覧
目標強度レベル目標強度レベルⅠⅠ((0 50 5~~1 5 N/mm1 5 N/mm22)) 土質改良的な強度特性土質改良的な強度特性((0.50.5~~1.5 N/mm1.5 N/mm ))
目標強度レベル目標強度レベルⅡⅡ(( ))
質改良的 強度特性質改良的 強度特性((~~2.0 N/mm2.0 N/mm22))
((1.51.5~~3.0 N/mm3.0 N/mm22))
目標強度レベル目標強度レベルⅢⅢコンクリートコンクリート的な強度特性的な強度特性
((2 0 N/2 0 N/ 22 ))目標強度レベル目標強度レベルⅢⅢ((3.0 N/mm3.0 N/mm22~~))
((2.0 N/mm2.0 N/mm22~~))
便覧適用の範囲便覧適用の範囲便覧適用の範囲便覧適用の範囲
レベルレベルⅠⅠ0.50.5~~1.5N/mm1.5N/mm22
レベルレベルⅡⅡ1.51.5~~3.0N/mm3.0N/mm22
レベルレベルⅢⅢ3.03.0~~6.0N/mm6.0N/mm22
レベルレベルⅣⅣ6.06.0~~18.0N/mm18.0N/mm22
レベルレベルⅤⅤ18.018.0~~21.0N/mm21.0N/mm22
レベルレベルⅥⅥ21.0N/mm21.0N/mm22以上以上
砂防ソイルセメント活用ガイドライン砂防ソイルセメント活用ガイドライン※※11
現位置撹拌混合固化工法現位置撹拌混合固化工法((ISM工法ISM工法))設計・施工マニュアル設計・施工マニュアル※※22
砂防ソイルセメント設計・施工便覧(平成砂防ソイルセメント設計・施工便覧(平成2323年度)年度)※※1、1、※※2を取り込む2を取り込む砂防ソイルセメント設計 施工便覧(平成砂防ソイルセメント設計 施工便覧(平成2323年度)年度)
地盤改良マニュアル等地盤改良マニュアル等 砂防ソイルセメント施工便覧砂防ソイルセメント施工便覧
土質改良的な強度特性土質改良的な強度特性(~(~2.0N/mm2.0N/mm22))
コンクリート的な強度特性コンクリート的な強度特性((2.0N/mm2.0N/mm22~)~)
砂防関係施設点検要領(案)砂防関係施設点検要領(案)
レベルレベルⅡⅡ以下を用いた以下を用いた鋼製堰堤鋼製堰堤は鋼製は鋼製 レベルレベルⅢⅢを用いた堰堤はコンを用いた堰堤はコンレベルレベルⅡⅡ以下を用いた以下を用いた鋼製堰堤鋼製堰堤は鋼製は鋼製不透過構造物と同じ取り扱いをする。不透過構造物と同じ取り扱いをする。
レベルレベルⅢⅢを用いた堰堤はコンを用いた堰堤はコンクリートと同じ扱いとする。クリートと同じ扱いとする。
砂防ソイルセメントの材料構成砂防ソイルセメントの材料構成砂防ソイルセメントの材料構成砂防ソイルセメントの材料構成
コンクリートコンクリート土砂土砂 砂防ソイルセメント砂防ソイルセメント
空隙空隙空隙空隙
セメントセメント空隙空隙空隙空隙 セメントセメント
空隙空隙空隙空隙
水水
隙隙隙隙
水水
トト
水水水水
水水
砂砂(細骨材)(細骨材)
粘性土粘性土(細粒分)(細粒分)
粘性土粘性土(細粒分)(細粒分)
砂利砂利(粗骨材)(粗骨材)
砂質土砂質土(粗粒分)(粗粒分)
砂質土砂質土(粗粒分)(粗粒分)
INSEMINSEM工法工法⇒⇒転圧タイプ,転圧タイプ,ISMISM工法工法⇒⇒流動タイプ流動タイプINSEMINSEM工法工法⇒⇒転圧タイプ,転圧タイプ,ISMISM工法工法⇒⇒流動タイプ流動タイプ
INSEMINSEM工法工法→→INSEMINSEM工法とは工法とはININ--situ Stabilized Excavated Materialsitu Stabilized Excavated Materialの略の略
振動ローラーの締固めにより構造物を構築する工法
であり,であり,現地発生土砂とセメントを混合現地発生土砂とセメントを混合し,し,振動ローラで締振動ローラで締固め固め,構造物を構築する工法,構造物を構築する工法
砂防ソイルセメント転圧タイプ砂防ソイルセメント転圧タイプ振動 ラ などを用いて締固め振動 ラ などを用いて締固め 構造物を構築する砂防ソイルセメン構造物を構築する砂防ソイルセメン→→振動ローラーなどを用いて締固め振動ローラーなどを用いて締固め,構造物を構築する砂防ソイルセメン,構造物を構築する砂防ソイルセメント工法のひとつ。ト工法のひとつ。
ツインヘッダーの攪拌混合により構造物を構築する工法
ISEMISEM工法工法→→ISMISMとはとはIn Situ MixingIn Situ Mixing の略であり 施工箇所にある土砂をの略であり 施工箇所にある土砂をISMISMとはとはIn Situ Mixing In Situ Mixing の略であり,施工箇所にある土砂をの略であり,施工箇所にある土砂を建設残土として処分せずに建設残土として処分せずに現位置現位置においてにおいてセメント・セメンセメント・セメントミルクと攪拌混合トミルクと攪拌混合して基礎や構造体を構築する工法して基礎や構造体を構築する工法
砂防ソイルセメント流動タイプ砂防ソイルセメント流動タイプコンクリ トのように型枠に流し込みコンクリ トのように型枠に流し込み 構造物を構築する砂防ソイルセ構造物を構築する砂防ソイルセ→→コンクリートのように型枠に流し込みコンクリートのように型枠に流し込み,構造物を構築する砂防ソイルセ,構造物を構築する砂防ソイルセメント工法のひとつ。メント工法のひとつ。
転圧タイプの施工転圧タイプの施工転圧タイプの施工転圧タイプの施工
水和反応と強度(転圧タイプ)水和反応と強度(転圧タイプ)水和反応と強度(転圧タイプ)水和反応と強度(転圧タイプ)
水和反応水和反応
水和反応水和反応
セメントセメント
セメントセメント
水和反応水和反応 セメントセメント
水和反応水和反応
セメントセメント
空隙空隙 空隙空隙
自然含水比自然含水比
空隙空隙
自然含水比自然含水比最適含水比最適含水比
自然含水比自然含水比
土粒子土粒子 土粒子土粒子 土粒子土粒子
転圧タイプの圧縮試験転圧タイプの圧縮試験転圧タイプの圧縮試験転圧タイプの圧縮試験土砂的強度特性
土砂的強度特性土砂的強度特性 コンクリート的強度特性コンクリート的強度特性遷移区間遷移区間
圧縮強度圧縮強度 0.5 N/mm0.5 N/mm22 圧縮強度圧縮強度2 .0 N/mm2 .0 N/mm22~~圧縮強度圧縮強度 0.50.5~~2.0 N/mm2.0 N/mm22圧縮強度圧縮強度 // 圧縮強度圧縮強度 //圧縮強度圧縮強度 //
ピーク強度とピーク強度含水比ピーク強度とピーク強度含水比ピーク強度とピーク強度含水比ピーク強度とピーク強度含水比
HighHighHighHigh
PPピーク強度ピーク強度
BB最小管理強度最小管理強度
BBピーク強度含水比ピーク強度含水比
SoilSoil--cementcement水和反応に必要な水量水和反応に必要な水量
SoilSoil
最適含水比最適含水比
LowLowLowLow HighHighαα--2%2% α%α% α+2%α+2%
セメント量とピーク強度の関係セメント量とピーク強度の関係
High
S il 150k / 3
Soil-cement 200kg/m3
Soil-cement 100kg/m3
Soil-cement 150kg/m3
最小管理強度
Soil
最適含水比
LowLow High+α +1 5α +2α最適含水比Low Highα +1.5α +2α
転圧タイプの材料構成転圧タイプの材料構成転圧タイプの材料構成転圧タイプの材料構成
土砂土砂 セメント粉セメント粉
全体に行き渡るセメント量全体に行き渡るセメント量
セメントセメントセメントセメント 水和反応水和反応
全体に行き渡るセメント量全体に行き渡るセメント量((100100~~200kg/m200kg/m33程度)程度)
空隙空隙水水水水
セメントセメントセメントセメント
土中水土中水
水和反応水和反応
最適含水比最適含水比
水和反応 必要な水量水和反応 必要な水量
空隙空隙
水和反応に必要な水量水和反応に必要な水量
土粒子土粒子土粒子土粒子
締固め締固め
細粒分含有率(<細粒分含有率(<2020%)%)((1010%以上の場合 粒度調整)%以上の場合 粒度調整) →→転圧可転圧可((1010%以上の場合,粒度調整)%以上の場合,粒度調整) →→転圧可転圧可
流動タイプの施工流動タイプの施工流動タイプの施工流動タイプの施工
水和反応と強度(流動タイプ)水和反応と強度(流動タイプ)水和反応と強度(流動タイプ)水和反応と強度(流動タイプ)
水和反応水和反応 セメントセメント
水和反応水和反応
セメントセメント
水和反応水和反応 セメントセメント
水和反応水和反応 セメントセメント
余剰水余剰水
空隙空隙流動水流動水 流動水流動水
土中水土中水 土中水土中水 土中水土中水
土粒子土粒子 土粒子土粒子 土粒子土粒子
流動タイプのスランプ試験流動タイプのスランプ試験流動タイプのスランプ試験流動タイプのスランプ試験
セメントが少ないセメントが少ない 水が多い水が多い
スランプ5スランプ5cmcm スランプスランプ 10cm10cm スランプスランプ 20cm20cm
流動タイプの材料構成流動タイプの材料構成流動タイプの材料構成流動タイプの材料構成
流動性を維持できるセメント量流動性を維持できるセメント量
土砂土砂 セメントミルクセメントミルク
流動性を維持できるセメント量流動性を維持できるセメント量((200200~~300 kg/m300 kg/m33程度)程度)
セメントセメントセメントセメント
水水水水
土砂と混合後のスランプ値土砂と混合後のスランプ値((55~~20 cm20 cm))
セメントセメントセメントセメント
空隙空隙
流動性を持たせる水量流動性を持たせる水量
空隙空隙
土中水土中水土中水土中水 自然含水比自然含水比
土粒子土粒子土粒子土粒子 細粒分含有率(>細粒分含有率(>2020%)%) →→転圧不可転圧不可
ENDENDENDEND