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今月の俳句
笑顔広がる人とまち 幸せ実感都市 まつやまNo.1414
515
2020
坂田治哉 立教池袋高等学校 兼題「夏の月」第22回 俳句甲子園 優秀賞(令和元年)
夏の月椅子に一泊ぶんの薪
災害時などの防災行政無線放送は、電話で確認できます▶☎︎986-7755(松山・北条)・ ☎︎997-1193(中島)
Urban Design School Matsuyama
僕らがつくる未来の松山
■松山アーバンデザインスクールとは?
■松山アーバンデザインセンターとは?
松山アーバンデザインセンターが行うまちづくりを実践的に学ぶための市民参加型学習プログラム。まちづくりの担い手を育成し、まちなかのファンを増やすことを目指しています。スクールの生徒はプロジェクトチームに分かれ、まちの課題や魅力を発見します。地域住民との意見交換や協働を通して、自らを成長させ、まちの歴史や文化に根ざした本市ならではの魅力的なまちづくり活動を実施しています。
都市デザインの専門家で構成された公・民・学連携のまちづくり組織です。「創る・交わる・学ぶ・知る」の4つの役割を活動の基本コンセプトとして、ハード・ソフトの両面から本市の総合的なまちづくりを行っています。
■松山アーバンデザインスクールのしくみ
松山アーバンデザインセンターを拠点に、本市にある4大学の教員が運営委員会を組織して活動しています。まちづくりを実践している人、地域の商店主、NPO、まちづくり組織など、各分野で活躍しているまちなかのスクールアドバイザーからも支援を受けています。
アーバンデザインスクール運営委員会
愛媛大学松山大学
聖カタリナ大学松山東雲女子大学
アーバンデザインスクール生徒 松山市
松山市民・企業
まちなかのスクールアドバイザー
4大学学生 + 社会人運営 サポート
サポート交流
サポート
B班 C班A班
発行:松山市役所編集:秘書広報部 シティプロモーション推進課毎月1日・15日発刊☎948-6705 934-2578https://www.city.matsuyama.ehime.jp/
■自宅でできる運動をしよう! ………………………… 9面■あなたの子育てを応援します …………………………10面
■松山アーバンデザインスクール 5期生の活動�… 6・7面■新型コロナウイルス 関連情報 �……… 11面
主 内 容な
(7) 2020(令和2)年5月15日号 2020(令和2)年5月15日号 (6)
今年度のアーバンデザインスクール(6期生)について
問松山アーバンデザインセンター ☎968–2921 [email protected] ※施設休館のため、電話問い合わせができない場合があります。 メールにてご連絡をお願いします 都市・交通計画課 ☎948–6479・ 934–1807
松山アーバンデザイン スクール5期生の活動広がれ!伊予絣
か す り
の魅力
足湯会談 ~休憩スペースの創出と会話のきっかけ作り~
Gゲ ッ ト
ET!でまちキャン
ファッション小雑誌『Mミ ッ ツ
I-TTSU』
■ もっとアーバンデザインスクールの活動を知りたい人!
Oア ウ ト ド ア
utdoor Mム ー ビ ー
ovie Nナ イ ト
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チームかすりん
Wウィ-
e lラ ブ
ove松山班
チームL字
三津浜チーム
UDSM城山班
伊予絣は日本三大絣の一つで、愛媛県を代表する伝統的特産品。伊予絣を後世に伝え、持続可能なものにしていくには、特に若者に知ってもらうことが重要と考えたチームかすりん。
まちの玄関口で、通学や通勤で利用する人も多いJR松山駅。JR松山駅を松山らしさを感じられ、会話が楽しめるような空間にしたいと考えたWe love松山班。
L字地区を散策し、空きスペースを利用した空間の演出がしたいと考えたチームL字。 L字地区とは銀天街の東端でL字の形に折れ曲がった商店街を含む一帯のことです。
若者が三津浜に訪れる機会を増やそう。三津浜の隠れた魅力を、若者が興味のある「ファッション」を切り口に、小雑誌『MI-TTSU』を作成した三津浜チーム。
城山公園をより良い空間にしたいという思いのもと集まったUDSM城山班。「人が集まる城山公園にする新しい利用方法を提案する」「まちの防災意識を高める」の2つの目的を叶えるイベントを企画しました。
「若者に受け入れられるもの=普段使いができるもの」を製作し販売すれば、伊予絣の普及につながるのではないかと考え、絣柄デザインの「そばちょこ」を作ることに。そのほかコースターやランチョンマットなど伊予絣の製品を「えひめ・まつやま産業まつり2019」など3つのイベントで販売。時代にあった絣の使い方を提案し、お客さんに素敵な商品を届けることができました。
『MI-TTSU』という名前は、三津浜の3つの魅力「衣服」「おいしい食べ物」「素敵な場所」を同世代に発信したいという思いを込め決定。「もし大学生・高校生が三津浜で
全身コーデをしてみたら」をコンセプトに学生自らモデルとなり、三津浜の店舗で扱われている商品だけで全身をコーディネートしました。三津浜で撮影し、三津浜らしさが伝
わるものになるよう工夫しています。 この企画を実現するため、三津浜クリエイターズのミーティングに参加。三津浜に住む人たちのまちづくりへの
考え方や企画への意見をいただきました。参加したことで、チームのしたいことと三津浜に住む人たちの思いとのギャップを埋めることができました。
令和元年12月8日に実施した「Outdoor Movie Night」と題した屋外映画館。巨大スクリーンを設置し、会場にはキャンドルライトを灯し幻想的な空間を演出。温か
い飲食物を提供してくれるフードトラックの出店や、こたつや毛布を貸し出し、寒さ対策にも工夫を凝らしました。さらに、防災の意識を高めるきっかけづくりとして、電気自動車の発電機能を利用して電力を供給しました。災害が起こった時、このような電力供給ができる車の活躍が期待されます。 来場した人へのアンケートでは「普段経験できないことができた」「雰囲気が良かった」と肯定的な意見をたくさんいただきました。
県を代表する観光資源の温泉を利用した、休憩もでき、交流のきっかけになるような「足湯」を使ったイベントを企画しました。 企画実現のため、本市の松山駅周辺整備課が主催する「松山駅周辺まちづくり勉強会」に参加。この勉強会で出会った人たちの協力があり、「第2回 みんなの驛
え き ま え
前文化祭 よいまち」に参加することに。イベント当日、フットバスをベンチへ設置し、自作の木箱をかぶせ、雰囲気づくりに取り組みました。 利用者からは「松山ならではの足湯を楽しめてよかった」「地元の人と交流できてよかった」とコメントも。足湯をすることで落ち着いた空間をつ
くることができ、利用者同士の交流を見ることができました。
今流行りのグランピングと空き店舗を利用した「街中でキャンプ」という非日常空間の演出を企画。多くの人々が遊んでくつろげるようなにぎわいスペースを作り、L字地区を盛り上げることを目指しました。 そして令和元年10月26・27日にGETで行われた「街中でキャンプしてみんけん」。多くの緑や人工芝、室内用テント、ハンモックなどを用意し、くつろげるキャンプ空間を演出。また手作り雑貨コーナーや絵本コーナー、プロジェクションマッピング、プラネタリウムなどさまざまなアクティビティを取り入れ、大人から子どもまで多くの人が楽しんでいました。
今年度もアーバンデザインスクール(6期生)の開講を予定しています。ただし、新型コロナウイルス感染症の全国的な拡大から、開講時期は未定です(中止の可能性もあります)。6期生募集の情報はアーバンデザインセンターのホームページで随時掲載予定ですので、関心のある人は確認してください。