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月刊「商工会」3月号 通巻668号2015年2月25日発行頒価464円 本体価格430円発行人/勝野龍平
発行所/全国商工会連合会〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-7-1TEL 03(6268)0088(代表)/ FAX 03(6268)0997URL http://www.shokokai.or.jp/企画・編集 株式会社全国商工出版サービス
編集後記
4月号予告
「商工会」年間購読のおすすめ
2015.3 64
▼今月号では、宮沢洋一経済産業大臣から、「小規模企業に期待する」と題する寄稿をいただいた。大臣からは、
「成長戦略の主役は、中小企業・小規模事業者です」との熱いメッセージが。昨年6月に小規模企業振興基本法が成立し、小規模企業に対する施策や予算が拡充されつつある。「小規模事業者持続化補助金」をはじめとする国の支援策をフルに活用して、自らの事業の活性化に役立たせてほしい。▼今年度の21世紀商工会グランプリで準グランプリに輝いた埼玉・和光市商工会が10年前、手探りで始めた鍋イベントは今年、初めての2日間開催で13万5000人を集めた。その名も「ニッポン全国鍋グランプリ」。今回、参戦した50鍋のうち初出場は27。エントリーするため、個々の地域では特産物を活用した鍋メニューの試行錯誤が繰り返されたという。同グランプリで手厳しい投票結果を受けたチームは悔しさをバネに「次こそは」とチャレンジし、その中で本物の名物が育っていく。同商工会が目指す地域食材の発掘、名物鍋づくりによる地域活性化は確実に進んでいる。▼同様に、鍋の力を活用しているのが、宮城・栗駒鶯沢商工会青年部だ。「岩手宮城内陸地震からの復興の懸け橋にしたい」と、東北各県の青年部に声をかけ、4つの青年部が芋煮の味を競う「奥州統一 芋煮の陣」を開催している。さらに、「冬のまちを盛り上げたい」と、富山・入善町商工会青年部が主催する「入善ラーメン祭り」。名物のブラックラーメンをヒントにブラウン、レッド、イエローのカラーラーメンを、地元高校生らと商品開発。販売のための合同会社を青年部有志で設立し、まちの活性化につなげている。(A)
「地方創生特集」 中山間地を抱える商工会地域の多くでは、地域活力の低下が懸念されていますが、厳しい状況でも地域の実情に応じた地域活性化策に取り組む“元気”な地域も存在します。 今後、地域を活性化させるためのヒントを探ります。
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