9-30-3-0050-01 SOU. GRA.’19.05作成

株式会社フクスイ

http://www.jnouki.kubota.co.jp/sisetu/クボタ電農スクエア 農業施設

製造元

〒338-0832 埼玉県さいたま市桜区西堀5-2-36TEL：048-862-1145　　 FAX：048-861-1594

農業施設部販売元

細霧システム

ドライフォグシステム

品質向上!収量アップ！

植物の生育環境を改善。

冷房、加湿、飽差制御に！

※写真はイメージです。

FFN-15 FFN-20

フォグノズル

メイルコネクターFSL-1/4

リングヘッダー38φ-5H

ステンレスパイプ外径9.52φ×厚み1.0mm

モーター出力 ： 2.2～7.5ｋW最高圧力 ： ７.０Mpa吐出量 ： ５～22L/min

環境制御盤（飽差mini）

飽差制御盤（自動（飽差）／手動(細霧)の切替）

PEチューブ外径9.52φ×厚み2.54mm

パイプ吊り下げキットチューブカッター

エルボコネクターFSL-L

チーズコネクターFSL-T

プラグFSN-P

STワイヤー

吊金具ステンレスパイプ

上面

側面

排水用ポールコックFSL-EEE

ホールコネクター

シングル FSL-1 ダブル FSL-2

カップリングFSL-0

エンドコネクターFSL-Eパ

ーツ

パイプ

ポンプ

制御盤

■ドライフォグシステム 主要部材

ドライミスト用ノズルもございます。（30～50μm）

お客様の目的に適した設計提案をいたします。まずはご相談ください。

加湿中でも全く濡れないのでビックリ。お肌が潤って良い感じ♪

となりのハウスよりグッと涼しいよ♪

・ノズル内部に水ボタ落ち防止弁を内蔵・ノズルは簡単に分解、洗浄が可能

フォグノズル

■フォグノズル性能表

型式

FFN-15

FFN-20

穴径（mm）

0.15

0.20

2.0MPa（cc/min）

-

49

3.0MPa（cc/min）

29

56

3.5MPa（cc/min）

33

63

4.0MPa（cc/min）

36

69

5.0MPa（cc/min）

38

74

平均粒子径（μm）

10～20

15～25

濡れない超微粒子の霧で

飽差／温湿度センサー／タイマー制御様々なタイプを取り揃えています。

CO2をたっぷり取り込めてしっかり光合成

CO2

CO2

CO2

どちらも日本語では「霧」。その違いはフォグの方がミストより濃いこと。フォグは周りを見るのが困難な「濃霧」。ミストは「かすみ」や「もや」。粒子の大きさが異なり、フォグは平均粒子径が50μm以下と、ミストより小さい超微粒子です。

「fog」と「mist」 の違いは？豆知識

ミストフォグ

乾燥時の加湿（飽差制御）に！ 夏場の冷却に！

ドライフォグシステムとは──

ドライフォグシステムの導入効果──

5.0MPaの水圧とフォグノズルより超微粒子の霧を均等散布。水の粒径はフォグ（霧）状になり、ゆっくりと降下。周囲を濡らすことなく、植物の生育に理想的な環境を実現します。●高圧水により広い空間の散布が可●制御盤による自動運転（24時間タイマー、間欠運転）●各種センサー（温度、湿度、飽差）による制御 ■レイアウト例

水道水の場合

フォグシステム（吹出口）

設置ピッチ1～3mごと 最大10m

ハウスの間口と奥行をお知らせください。設計いたします。

水道

井戸水の場合

受水槽

※井戸水利用の場合は、　ポンプ、受水槽、フィ　ルター（消耗品）が　必要です。

井戸水

粒子の大きさ（イメージ）

φ100μm砂糖

φ50μm小麦粉

φ10～25μmドライフォグシステム

1㎜φ1000μm

■使用例

■お客様の声 兵庫県養父市　トマトA棟 300㎡ ドライフォグシステムB棟 300㎡ 他方式で加湿

冷房・加湿・防塵・飽差等、様々な用途に効果を発揮!牛舎牛舎

ゴルフ場ゴルフ場 造園施設造園施設

豚舎豚舎 鶏舎鶏舎

牧場周辺の脱臭牧場周辺の脱臭

噴射ノズル他方式の細霧冷房を利用していたが、A棟のみ最新の

ドライフォグシステムに切り替えた。理想の飽差管理

が出来てとても満足している。

〈B棟との比較〉

①ハウス内の温度が平均３℃低い。（2019年4月実績）

②細かい霧がハウス内にまんべんなく行き渡っている。

③設定通りの飽差管理をキープ出来ている。

④操作盤の設定がとても簡単。

　　　　　飽差とは？ある温度と湿度において、空気中の水蒸気（水分）が飽和するまでにあとどれだけの水蒸気の入る余地があるかを示す指標です。（単位：g/㎥）例えば、湿度70%で温度の違う空気を比較すると、11℃の低温の場合、水蒸気をあと3ｇしか含むことはできません（飽差3g/㎥）。同じ湿度70%でも30℃の高温の場合は約9ｇの水蒸気を含むことができます（飽差9g/㎥）。植物の状態、特に気孔の状態は飽差の影響を強く受けます。 周囲の空気の飽差が大きいと、植物は体内の水分を奪われないように気孔を閉じてしまい、呼吸、光合成、蒸散などの働きが鈍ります。

湿度70％ 気温11℃飽差３g/㎥

湿度70％ 気温30℃飽差9g/㎥

適切な飽差管理で収量アップ！乾燥しがちなハウス栽培で「気孔を閉じさせない」ための適切な飽差管理を行います。（トマトの場合は３～6g/㎥） 作物は急激な変化を嫌いますが、ドライフォグシステムは霧でやさしく加湿。加湿→気孔開維持→吸水・CO₂利用→光合成の維持の好循環 が保たれ、 収量アップにつながります。　　※根から吸水する水分が不足すると、環境条件が整っていても気孔　　　は閉じてしまいます。

気化熱による冷却効果も！ドライフォグシステムの濡れない霧は地面に届く前に気化します。平均粒子サイズ10～25μmととても細かい霧は、効率よく周囲から熱を奪うので冷却効果も抜群です。　　※μm＝マイクロメートル（ミクロン）、　　　10μｍ＝0.01mm　

広範囲を超微粒子の霧でつつみます。

豆知識

制御盤 制御盤

高圧ポンプ 高圧ポンプ

P＝ポンプF＝フィルター

PF

F

霧が物体に衝突しても、微細なので破裂することなく弾かれます。