（文 T04）

株式会社 創発システム研究所

画像処理式

交通検知システム

文 T04

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概要

Traficon 社は，1970 年代にベルギーの Leuben 大学において始まった画像処理の研究を

ベースに，1992 年に設立された交通のみにターゲットを絞った画像処理装置専門の会社で

す。．

これまでに，欧米，中東，アジアなど全世界で，既に 6 万台以上の導入実績を持ち，フ

ランス，ドイツ，米国，香港に支社を持っています．突発事象検知装置の主な導入先であ

るトンネルについては，これまでに 250 以上のトンネルに導入しており，その延べ延長は

450km 以上に及びます。

Traficon 社製の画像処理装置は，各種のアルゴリズムを組み合わせて利用することで検

知精度を高く保ち，さらに標準化されたハードウェアレイアウトのプロセッサ部分のみを

機能ごとに組み替えることで，高いコストパフォーマンスを実現しています。．また，これ

までの経験をもとに，効率の良いメンテナンス作業ができるよう，ヒューマンインターフ

ェースが設計されています．万一画像処理装置に故障が起きた場合にもボードを差し替え

るだけで対応ができるなど，高いメンテナンス性も特徴となっています。．

TRAFICON では、次のような目的に優れたビデオ交通ソリューションを提供しています。

■車両存在検知

■交通データ計測

■突発事象検知

ボード・装置

機能

画像処理ボード

総合型

画像処理

ボード

カメラ一体型

画像処理装置

VIP/P VIP/D VIP/I VIP/DI V2CCOM/E VIP/T Traficam Collect-R

車 両 存 在 検 知 ○ ○ ○

交通データ計測 ○ ○ ○ ○

突 発 事 象 検 知 ○ ○ ○

データ収集・通信 ○ ○

車両存在検知

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TrafiCam® VIP/P

概要

用 途 車両存在検知

計測 /検知項目 車両存在 (進入方向別)

車列長さ

台数 (車種区別なし)

主 要 機 能 存在検知領域×24 (最大)

論理機能(AND/OR/NOT)

パルス出力機能

カメラ一体型画像処理装置 (TrafiCam)

寸 法 450(L)×180(H)×100(W) [mm] (ブラケット含む)

センサ直径：100mm

カ メ ラ CMOS センサ(BW)

焦点距離：[広角] 3.0mm／[狭角] 8.0mm

通 信 ポ ー ト RS-485 / USB(対 PC)

出 力 4 出力(オープンコレクタ)

使 用 周 波 数 868MHz(ワイヤレスタイプのみ)

到達距離：100m まで

供 給 電 力 +12Vdc(85mA)～+26Vdc(50mA)

消 費 電 力 1.2 W

耐 環 境 -34℃～+74℃／0～95%RH (結露なきこと)

IP67(ハウジング)

車両存在検知

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信号制御システム (TrafiCamⓇ利用)

TrafiCam用インターフェースボード

[左] 9ワイヤ(RS-485)，[中央] １TIボード(USB接続)，[右] 4TIボード(USB接続)

TrafiCam

交通データ計測

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TrafiCam® COLLECT-R VIP/D

概要

用 途 交通データ計測

計測 /検知項目 交通量(レーン別・車種別)

平均車速(レーン別・車種別)

車頭間隔(距離[km]・時間[秒])

時間占有率(レーン別)

区間密度(レーン別)

平均車長(レーン別)

逆走車両・速度低下

主 要 機 能 仮想ループコイル×4(最大)

逆走検知ゾーン×8 (最大)

交通レベル評価 (5 段階)

ループコイルエミュレーション

カメラ一体型交通量計測装置 TrafiCam COLLECT-R

寸 法 450(L)×180(H)×100(W) [mm] (ブラケット含む)

センサ直径：100mm

カ メ ラ CMOS センサ(BW)

通 信 ポ ー ト RS-485 (対 PC：RS-232 もしくは USB)

通 信 ポ ー ト 4 出力(オープンコレクタ)

供 給 電 力 +12Vdc(85mA)～+26Vdc(50mA)

消 費 電 力 1.2 W

耐 環 境 -34℃～+74℃／0～95%RH (結露なきこと)

IP67(ハウジング)

交通データ計測

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[左] Collect-R 本体 [右] I/F ボード

Collect-R は最大で 4 車線 までの交通データを計測

できます

Collect-R を既設の構造物 (情報表示板など)に

設置した例

ループコイルエミュレーションとは，ループコイルの車両検知と同

様に，画像処理により車両を検知した際に，車両検知信号(パルス

信号)を発するようにするものです．

突発事象検知（交通データ計測）

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VIP/T VIP/I

概要

用 途 突発事象検知 / 交通データ計測

計測 /検知項目 停止車両

逆走車両

速度低下・低速車両

煙・霧

車列

平均車群速度

時間占有率

落下物 歩行者

交通量(レーン別・車種別)

平均車速(レーン別・車種別)

車頭間隔(距離[km]・時間[秒])

時間占有率(レーン別)

区間密度(レーン別)

平均車長(レーン別)

逆走車両・速度低下

主 要 機 能 リアルタイムデータ送信

事象発生前後ビデオ送信

TCP/IP 通信

ウェブサーバ機能

(遠隔操作・遠隔モニタリング)

MPEG-4 による映像配信

IP アドレス保持

通信ボード不要

画像処理ボード(VIP/T)

寸 法 41(W)×130(H)×190(D) [mm]

入 力 コンポジット映像(NTSC/PAL) 75Ω-1Vtt

出 力 コンポジット映像 (オーバーレイ可能)

背面コネクタ DIN41612-48 ピン F (オス)

通 信 ポ ー ト RS-485 (VICCOM/E によるポーリング)

イーサネット [100BASE-TX]

供 給 電 力 [対ボード] +5Vdc(600mA)～+26Vdc(150mA)

[対マウントラック] 100Vac～240Vac (40W)

耐 環 境 -34℃～+74℃

0～95%RH (結露なきこと)

E M C EN55022-EN50082-2 Industrial

突発事象検知（交通データ計測）

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突発事象検知用坑内カメラ群 VIP/Iボード群

監視用クライアントPC

(防災中央等)

MCMC

光ファイバ

LAN

LAN

データサーバ(T-Port)

LAN

HUB2

突発事象検知用坑内カメラ群 VIP/Iボード群

監視用クライアントPC

(防災中央等)

MCMC

光ファイバ

LAN

LAN

データサーバ(T-Port)

LAN

HUB2

VIP/T

VIP/T用19インチマウントラック [左]前面パネル [右]背面パネル

この例では IP 伝送方式をとっていますが，

FS 伝送方式への対応も可能です

VIP/Tボード群

使用するカメラの条件

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交通データ計測をする場合と突発事象検知をする場合では，最適なカメラの設置方法(特

にカメラ俯角)が異なります．

装置の調整方法と調整画面例

専用のキーパッド若しくは遠隔操作(マウス利用)によって計測・検知領域

を下図のように設定・調整します．

画像処理装置の性能は使用するカメラの性能及び設置状況に大きく依存します．計測・

検知精度を高く維持するために，以下のような映像を用いることは避けてください．

・大型車により小型車が隠れてしまうようなカメラの設置位置は避けてください

・水平線より上側が映り込んでいる場合、カメラの方向と時刻によっては太陽の直接的な影響が出ます

・夜間の検知精度を高く保つには，車両のヘッド側を撮影することが望ましいのですが，ブルーミングや

スミアリングが発生しないようにカメラを選定してください

カメラ俯角45°

交通データ計測用 突発事象検知用

H[m]

20×H [m]

検知・計測領域イメージ

[左] 仮想ループコイル [右] 停止車両検知領域

[右] キーパッド

[下] 遠隔操作画面例

データサーバソフトウェア

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Traficon 社製画像処理装置で計測或いは検知された情報をリアルタイムで収集・記録す

るためのマネジメント・ソフトウェアとして，T-Port 及び拡張機能を有する T-Control を

提供しています．

[左] T-Port 画面 [右] T-Control 画面

システム要件

CPU Pentium P4 プロセッサ 3.0GHz 以上

RAM 1.5GB

(50 台のカメラまで対応．50 台を超える場合は 1 カメラ増につき

5MB のメモリが必要)

OS Windows2003 Server

或いは Windows XP (SP1 以上)

ハードディスク容量 500MB (ソフトウェア用)

1GB (データベース用)

2GB (データ保存用)

20GB (AVI ファイル保存用)

VIP 画像処理装置

データ収集サービス

JAVA メッセージサービス

フィルタリング・禁則処理・ライセンスチェック

データベース・ライター

JMSライター

メッセージ処理サービス

MySQL

データベース

JAVA メッセージサービス

リダンダンシーサービス

仮想COMサーバーサービス

クライアントPC

データ圧縮サービス

交通中央監視システム

サーバーPC

SCADA PC

VIP 画像処理装置

データ収集サービス

JAVA メッセージサービス

フィルタリング・禁則処理・ライセンスチェック

データベース・ライター

JMSライター

メッセージ処理サービス

MySQL

データベース

JAVA メッセージサービス

リダンダンシーサービス

仮想COMサーバーサービス

クライアントPC

データ圧縮サービス

交通中央監視システム

サーバーPC

SCADA PC

データサーバ構成

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〒650-0047

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神戸国際ビジネスセンター(KIBC)

・本社事務所 612号室

TEL：（078）304-5002

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TEL：（050）3728-0735

FAX：（050）3728-0735

（文 T04 Ver101111）