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桐生市人口ビジョン (令和2年度改訂版)

桐生市人口ビジョン (令和 年度改訂版) - Kiryu · 2020. 5. 3. · 1,591 1,864 1,832 1,894 2,221 2,909 3,754 3,450 3,045 2,691 2,531 3,478 女 性 880 1,043 1,160

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桐生市人口ビジョン

(令和2年度改訂版)

桐 生 市

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目 次

はじめに ……………………………………………………………………………………… 1

(1)策定の背景・趣旨 …………………………………………………………………… 1

(2)対象期間 ……………………………………………………………………………… 1

1:人口動向分析 …………………………………………………………………………… 2

(1)桐生市の人口の状況 ………………………………………………………………… 2

①:総人口の推移と将来推計 ………………………………………………………… 2

②:年齢 3 区分別人口の推移 ………………………………………………………… 3

③:人口ピラミッドの推移 …………………………………………………………… 4

④:人口減少段階の分析 ……………………………………………………………… 5

⑤:出生・死亡数、転入・転出数の推移 …………………………………………… 6

⑥:合計特殊出生率の推移 …………………………………………………………… 7

⑦:母の年齢階級別出生率の推移 …………………………………………………… 7

⑧:未婚率の推移(15~49 歳) ……………………………………………………… 8

⑨:男女・年齢階級別未婚率の状況(15~49 歳) ………………………………… 8

⑩:男女別人口構造 …………………………………………………………………… 9

⑪:年齢階級別純移動数の時系列分析 ……………………………………………… 10

⑫:地域間の人口移動の状況 ………………………………………………………… 11

⑬:転入・転出数の内訳(2018 年) ……………………………………………… 12

⑭:人口の動向 ………………………………………………………………………… 14

(2)人口に関するその他のデータ分析 ………………………………………………… 15

①:桐生市立小・中学校 児童・生徒数 …………………………………………… 15

②:桐生市内高等学校卒業後の進路と大学等進学率 ……………………………… 15

③:通勤・通学者の状況 ……………………………………………………………… 16

④:昼夜間人口比率の推移 …………………………………………………………… 17

2:将来人口の推計と分析 ………………………………………………………………… 18

(1)国の人口の推移と長期的な見通し ………………………………………………… 18

(2)桐生市の将来人口の推計と分析 …………………………………………………… 19

(3)人口密度の動向 ……………………………………………………………………… 21

3:人口の変化が桐生市の将来に与える影響の分析・考察 …………………………… 23

(1)各種分析・考察 ……………………………………………………………………… 23

①:人口移動がもたらす経済効果 …………………………………………………… 23

②:生活関連サービス(小売・飲食・娯楽・医療機関等)の縮小 ……………… 24

③:税収減等による行政サービスの低下 …………………………………………… 25

④:市有施設の管理・維持、老朽化問題 …………………………………………… 26

⑤:地域公共交通の撤退・縮小 ……………………………………………………… 27

⑥:空き家・空き店舗・工場跡地・遊休農地の増加 ……………………………… 27

⑦:地域コミュニティの機能低下 …………………………………………………… 27

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4:将来展望に必要な調査・分析 ………………………………………………………… 28

(1)産業分析等 …………………………………………………………………………… 28

①:事業所数 …………………………………………………………………………… 28

②:産業分類別就業者構成比 ………………………………………………………… 31

③:従業者数(事業所単位) ………………………………………………………… 32

④:男女・年齢階級別就業者割合 …………………………………………………… 35

⑤:男女別従業者数と特化係数 ……………………………………………………… 36

⑥:製造品出荷額等 …………………………………………………………………… 37

⑦:全産業の事業所の売上(収入)金額に関する試算値(参考) ……………… 38

⑧:有効求人倍率の推移(2011 年 1 月~2019 年 9 月)…………………………… 39

⑨:女性のライフステージごとの就業形態の希望と現実 ………………………… 40

⑩:東京都在住者の移住希望調査 …………………………………………………… 41

(2)住民等意識調査結果 ………………………………………………………………… 42

①:希望出生数 ………………………………………………………………………… 43

②:現在の子どもの人数と理想とする子どもの人数 ……………………………… 44

③:理想とする子どもの人数とするために必要と考えること …………………… 45

④:結婚への意欲について …………………………………………………………… 45

⑤:独身でいる理由、有効と思われる結婚支援策 ………………………………… 46

⑥:桐生市内へ進学したい理由、桐生市外へ進学したい理由 …………………… 47

⑦:桐生市内へ就職したい理由、桐生市外へ就職したい理由 …………………… 48

⑧:主な転居の理由 …………………………………………………………………… 49

⑨:転居前と比較した桐生市の住みやすさ ………………………………………… 49

⑩:桐生市での居住に対する意向 …………………………………………………… 50

⑪:住みやすいと考える理由、住みにくいと考える理由 ………………………… 51

⑫:桐生市に今後重点的に取り組んでほしいこと、桐生市に不足していると感じ

ること………………………………………………………………………………… 52

5:目指すべき将来の方向 ………………………………………………………………… 53

6:人口の将来展望 ………………………………………………………………………… 54

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- 1 -

はじめに

(1)策定の背景・趣旨

2014 年9月、まち・ひと・しごと創生法(平成 26 年法律第 136 号。以下「法」という。)が制

定され、国は同年 12 月に、2060 年に1億人程度の人口を維持するなどの中長期的な展望を示し

た「まち・ひと・しごと創生長期ビジョン」(以下「長期ビジョン」という。)と今後5か年の政府

の施策の方向を提示する「まち・ひと・しごと創生総合戦略」(以下「総合戦略」という。)を閣議

決定しました。また、2019 年 12 月には、令和元年改訂版の長期ビジョンと第2期の総合戦略を

閣議決定し、第2期の総合戦略においても、長期ビジョンの下に今後5年間の基本目標や施策を

掲げて実行する現行の枠組みを引き続き維持しつつ、「地方創生施策の更なる充実・強化に取り組

む」ことが明記されました。

本市においては、2016 年 3 月に「桐生市人口ビジョン」(以下「人口ビジョン」という。)を策

定し、本市の人口の現状を分析するとともに、今後目指すべき将来の方向と人口の将来の展望を

提示いたしました。そうした中、2015 年の国勢調査結果に基づき、新たに公表された国立社会保

障・人口問題研究所(以下「社人研」)による推計結果では、国の人口減少のスピードはやや遅く

なっているものの、本市の人口減少のスピードはより加速すると推計されており、本市を取り巻

く状況はますます厳しさを増しています。

そのため、国の長期ビジョン等を勘案しながら、本市の人口の現状分析に関する時点更新等を

行い、今後目指すべき将来の方向と人口の将来展望を改めて提示することで、人口減少に起因す

る地域や経済への影響についての共通認識を深めるとともに、引き続き人口減少克服・桐生なら

ではの地方創生を推進するための基礎資料とするため、策定から 5 年を経た人口ビジョンを改定

するものです。

(2)対象期間

人口ビジョンの対象期間は、国の「長期ビジョン」を勘案し、2060 年までとします。

※統計資料の数値は四捨五入しているため、表中の数値の計算が合わないことがあります。

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- 2 -

1:人口動向分析

(1)桐生市の人口の状況

①:総人口の推移と将来推計

本市の人口は 1975 年にピークを迎え、その後減少傾向に転じています。また、2020 年以

降の推計値においても、大幅な減少が見込まれています。

【出典】2015 年以前は国勢調査、2020 年以降は、社人研による「日本の地域別将来推計人口(2018 年推計)」に準拠し、2060

年まで延伸した推計

113,103

134,163 138,224

141,916 146,489

148,376

147,744 146,825

142,838 138,193

134,298

128,037

121,704

114,714

107,030

98,882

90,647

82,542

74,772

67,448

60,519

53,831 47,394

0

20,000

40,000

60,000

80,000

100,000

120,000

140,000

160,000

1950年

1955年

1960年

1965年

1970年

1975年

1980年

1985年

1990年

1995年

2000年

2005年

2010年

2015年

2020年

2025年

2030年

2035年

2040年

2045年

2050年

2055年

2060年

桐生地区 新里地区 黒保根地区(人)

推計値

新里村、

黒保根村と合併

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- 3 -

②:年齢 3 区分別人口の推移

年少人口(0~14 歳)と生産年齢人口(15~64 歳)の割合が減少傾向にある中、老年人口(65

歳以上)は増加傾向にあり、2035 年には総人口の 40 パーセントを超えることが推計されてい

ます。

※総数には年齢不詳含む

【出典】2015 年以前は国勢調査、2020 年以降は社人研「日本の地域別将来推計人口」に基づくまち・ひと・しごと創生本部に

よる推計値

23.2%

20.6%

16.5%

14.3%13.4%12.7%11.8%

10.5%9.5% 8.8% 8.4% 8.0% 7.9% 7.8% 7.6% 7.3% 7.1%

66.3%67.4%69.0%

68.1%65.6%

62.7%

59.7%

56.2%54.8%54.1%

52.9%50.9%

47.5%

45.6% 45.1%45.3% 45.4%

10.5%12.0%

14.4%

17.6%

21.0%

24.6%

28.5%

33.3%

35.7%37.1%

38.7%41.1%

44.6%

46.6%47.3%47.3% 47.6%

0.0%

10.0%

20.0%

30.0%

40.0%

50.0%

60.0%

70.0%

80.0%

0

20,000

40,000

60,000

80,000

100,000

120,000

140,000

160,000

年少人口 生産年齢人口 老年人口

年少人口割合 生産年齢人口割合 老年人口割合(人)

推計値

(単位:人)

1980年 1985年 1990年 1995年 2000年 2005年 2010年 2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年 2050年 2055年 2060年

年少人口

(0~14歳)34,257 30,181 23,627 19,760 17,933 16,309 14,353 12,062 10,213 8,707 7,579 6,618 5,923 5,277 4,602 3,939 3,356

生産年齢人口

(15~64歳)98,012 98,977 98,602 94,135 88,094 80,226 72,413 64,314 58,657 53,474 47,948 42,003 35,485 30,767 27,286 24,408 21,494

老年人口

(65歳以上)15,472 17,667 20,593 24,298 28,247 31,429 34,625 38,078 38,160 36,701 35,120 33,920 33,364 31,404 28,632 25,483 22,545

総人口 147,744 146,825 142,838 138,193 134,298 128,037 121,704 114,714 107,030 98,882 90,647 82,542 74,772 67,448 60,519 53,831 47,394

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- 4 -

③:人口ピラミッドの推移

理想的な人口構造とされる 1980 年のピラミッド型から、逆三角形型に推移していくことと

なります。2040 年には、団塊の世代が 90 歳以上、団塊ジュニアが 65 歳以上となることから、

大幅に高齢化が進むこととなります。

1980 年:147,744 人 2015 年:114,714 人

老年人口(65 歳以上):15,472 人(10.5%)

生産年齢人口(15 歳~64 歳):98,012 人(66.3%)

年少人口(0 歳~14 歳):34,257 人(23.2%)

老年人口(65 歳以上):38,078 人(33.3%)

生産年齢人口(15 歳~64 歳):64,314 人(56.2%)

年少人口(0 歳~14 歳):12,062 人(10.5%)

2040 年:74,772 人 【出典】

1980 年と 2015 年は総務省「国勢調査」、2040 年は社人研

「日本の地域別将来推計人口」に基づくまち・ひと・しごと

創生本部による推計値

※総数には、年齢不詳を含むが、1980 年と 2015 年のグラフ

には年齢不詳は含まない。

老年人口(65 歳以上):33,364 人(44.6%)

生産年齢人口(15 歳~64 歳):35,485 人(47.5%)

年少人口(0 歳~14 歳):5,923 人(7.9%)

837

945

1,057

1,107

1,126

1,166

1,324

1,591

1,864

1,832

1,894

2,221

2,909

3,754

3,450

3,045

2,691

2,531

3,478

女 性

880

1,043

1,160

1,224

1,581

1,349

1,441

1,716

1,974

1,964

1,969

2,335

2,897

3,648

3,198

2,661

2,096

1,503

1,309

0~4歳

5~9歳

10~14歳

15~19歳

20~24歳

25~29歳

30~34歳

35~39歳

40~44歳

45~49歳

50~54歳

55~59歳

60~64歳

65~69歳

70~74歳

75~79歳

80~84歳

85~89歳

90歳以上

男 性

1,596

1,936

2,349

2,600

2,230

2,120

2,331

3,030

3,996

3,765

3,607

3,591

4,175

5,527

4,795

4,026

3,530

2,487

1,629

女 性

1,650

2,046

2,485

2,756

3,045

2,382

2,531

3,116

4,087

3,816

3,576

3,565

3,995

4,980

4,111

3,102

2,251

1,153

487

0~4歳

5~9歳

10~14歳

15~19歳

20~24歳

25~29歳

30~34歳

35~39歳

40~44歳

45~49歳

50~54歳

55~59歳

60~64歳

65~69歳

70~74歳

75~79歳

80~84歳

85~89歳

90歳以上

男 性

4,791

6,334

5,764

5,028

4,337

4,973

6,445

5,766

5,324

5,382

5,084

4,432

3,819

3,412

2,497

1,753

930

332

105 女 性

4,952

6,474

5,942

5,160

4,328

4,851

6,394

5,745

4,988

5,075

4,597

3,457

2,827

2,546

1,991

1,150

583

138

35

0~4歳

5~9歳

10~14歳

15~19歳

20~24歳

25~29歳

30~34歳

35~39歳

40~44歳

45~49歳

50~54歳

55~59歳

60~64歳

65~69歳

70~74歳

75~79歳

80~84歳

85~89歳

90歳以上男 性

団塊の世代 団塊ジュニア 団塊の世代 団塊ジュニア

団塊の世代 団塊ジュニア

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④:人口減少段階の分析(2015 年の人口を 100 とし、各年の人口を指数化)

本市の 2015 年の人口を 100 とし、年齢3区分における人口の推移を見ると、全ての区分で

人口が減少していくことが推計されています。また、老年人口については、2050 年以降で減少

幅が大きくなります。

【出典】2015 年以前は総務省「国勢調査(不詳除く)」、2020 年以降は社人研「日本の地域別将来推計人口」に基づくまち・ひ

と・しごと創生本部作成による推計値

【人口減少段階について】

・第1段階:年少人口と生産年齢人口減少、老年人口増加

・第2段階:老年人口の維持・微減(減少率 0%以上 10%未満)

・第3段階:老年人口減少

国の長期ビジョンにおいて、日本の人口は 2010 年~2040 年「第1段階」、2040 年~2060 年

「第2段階」、2060 年以降「第3段階」となることが推計されており、東京や中核市は「第1

段階」、地方では既に「第2・第3段階」に入っていると記されています。

本市では、現在は「第 1 段階」ですが、2020 年には「第2段階」となり、2050 年には「第

3段階」に入ることが推計されていることから、日本全体の人口推計と比較すると、人口減少

段階が進んでいることとなります。

93.3086.20

79.0271.95

65.1858.80

52.7646.93

41.31

84.67

72.18

62.84

54.87

49.11

43.7538.15

32.6627.82

91.20

83.15

74.55

65.3155.18

47.84

42.4337.95

33.42

100.00 100.2296.38

92.2389.08

87.6282.47

75.19

66.92

59.21

0.00

20.00

40.00

60.00

80.00

100.00

120.00

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年 2050年 2055年 2060年

総人口 年少人口 生産年齢人口 老年人口

第2段階 第3段階第1段階

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- 6 -

⑤:出生・死亡数、転入・転出数の推移

本市の死亡数は 1995 年時点で既に出生数を上回っており、出生数は減少傾向にあります。ま

た、死亡数は増加傾向にあり、出生数と死亡数の差(自然減)が年々増加しています。

転入数、転出数ともに 2010 年までは減少傾向にありましたが、2011 年以降については、増

加傾向にあります。一貫して転出超過(社会減)の状態にありますが、2014 年以降はその差が

縮小しています。

【出典】総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数に関する調査」

■自然減数・社会減数・人口減数の推移(上図の出生数と死亡数、転入数と転出数をそれぞれ差し引きしたもの)

925 943 922 935 956 896 823 830 772 763 789 789 809 824 743 704 724 636 662 660 614 586

534 527

1,115 1,136 1,060

1,156 1,097 1,105

1,138 1,253 1,197 1,196

1,408 1,403 1,443 1,496 1,498 1,567

1,633 1,627 1,677 1,567 1,617 1,595

1,701 1,704

3,139 3,197 3,079

2,803 2,969

2,966 2,888

2,950

2,717 2,681

3,028 2,881

2,793 2,693 2,649

2,508 2,478

2,762 2,877

2,619

2,837 2,816 2,860 2,916

4,123 4,020

4,099

3,727 3,671

3,715 3,692

3,433

3,566 3,504

3,695 3,633 3,519 3,385

3,167

2,819

3,154 3,211

3,324 3,250

3,351 3,229 3,315

3,310

0

500

1,000

1,500

2,000

2,500

3,000

3,500

4,000

4,500

出生数 死亡数 転入数 転出数(人)

-190 -193 -138-221

-141-209

-315-423 -425 -433

-619 -614 -634 -672-755

-863 -909-991

-1,015

-907-1,003

-1,009

-1,167

-1,177

-984

-823-1,020

-924

-702

-749

-804-483

-849 -823

-667-752 -726 -692 -518 -311

-676-449 -447 -631

-514-413

-455 -394

-1,174

-1,016

-1,158-1,145

-843

-958

-1,119

-906

-1,274-1,256

-1,286

-1,366-1,360

-1,364

-1,273

-1,174

-1,585

-1,440-1,462

-1,538-1,517

-1,422

-1,622-1,571

-1,800

-1,600

-1,400

-1,200

-1,000

-800

-600

-400

-200

0

自然減数 社会減数 人口減数(人)

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- 7 -

⑥:合計特殊出生率※の推移

本市の合計特殊出生率は、全国や群馬県を下回っており、出生数は 2008 年と 2017 年を比較

すると 290 人減少しています。

※合計特殊出生率とは、15~49 歳までの女性の年齢別出生率を合計したもので、1 人の女性が生涯に産む子どもの平均数を

表した数値。以下のグラフでは、「期間」合計特殊出生率を採用。

【出典】厚生労働省「人口動態統計(確定数)の概況」、群馬県健康福祉部保健予防課「母子保健事業報告」、総務省「住民基本

台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数に関する調査」

⑦:母の年齢階級別出生率※の推移

本市の出生率は、25~29 歳以降の各年代で、全国や群馬県を下回っています。

※出生率とは、人口 1,000 人当たりの年間の出生児数の割合、以下のグラフは国勢調査人口を基に、女性 1,000 人に対し、5

年間の人口動態統計における出生数の確定数から算出したもの。

2003~2007 年 2008~2012 年

【出典】厚生労働省「人口動態保健所・市区町村別統計」

824 743 704 724 636 662 660 614 586 534

1.37 1.37 1.39 1.39

1.41 1.43

1.42 1.45 1.44 1.43

1.40 1.38

1.46

1.41

1.39 1.41

1.44

1.49 1.48 1.47

1.34

1.28

1.23

1.32

1.19

1.27

1.33

1.21

1.25

1.13

1.00

1.05

1.10

1.15

1.20

1.25

1.30

1.35

1.40

1.45

1.50

0

100

200

300

400

500

600

700

800

900

1,000

2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年

桐生市出生数 全国 群馬県 桐生市(人)

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- 8 -

⑧:未婚率の推移(15~49 歳)

本市の未婚率は、群馬県が全国を下回っているにもかかわらず、全国よりも高い状況にあり、

年々上昇しています。

【出典】総務省「国勢調査(配偶関係不詳除く)」

⑨:男女・年齢階級別未婚率の状況(15~49 歳)

15~49 歳の男女別の未婚率を見ると、本市の男性の未婚率は、ほぼ同水準である全国や群馬

県に比べ高い状況にあります。また、女性の未婚率では、群馬県より高く、全国と比べて若干

高い状況となっています。

■男性の未婚率の状況

【出典】総務省「2015 年国勢調査(配偶関係不詳除く)」

37.6%

41.6%

44.5%

46.8%47.7%

47.5%48.6%

35.9%

39.7%

42.4%

44.3%45.6%

46.2%

47.9%

38.2%

42.8%

45.7%

48.1%49.1%

49.9%

52.7%

30.0%

35.0%

40.0%

45.0%

50.0%

55.0%

1985年 1990年 1995年 2000年 2005年 2010年 2015年

全国 群馬県 桐生市

99.7%

95.0%

72.7%

47.1%

35.0%30.0%

25.9%

99.7%

94.1%

72.7%

48.4%

36.4%30.9%

25.9%

99.9%

96.3%

79.4%

55.2%

42.3%

36.5%

30.4%

0.0%

10.0%

20.0%

30.0%

40.0%

50.0%

60.0%

70.0%

80.0%

90.0%

100.0%

15~19歳 20~24歳 25~29歳 30~34歳 35~39歳 40~44歳 45~49歳

全国 群馬県 桐生市

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- 9 -

■女性の未婚率の状況

【出典】総務省「2015 年国勢調査(配偶関係不詳除く)」

⑩:男女別人口構造

2015 年の国勢調査における本市の男女別の人口は男性 55,134 人、女性 59,320 人であり、女性

の人口が男性を約 4,200 人上回っています。男女別に 5 歳区分ごとに人口構造を見ると、以下の

グラフのとおり、50 歳未満では男性の方が多く、50 歳以上では女性の方が多くなっています。ま

た、特に 20~24 歳の区分において、男性の人口は女性を大きく上回っています。

【出典】総務省「2015 年国勢調査(年齢不詳除く)」

99.4%91.4%

61.3%

34.6%

23.9%19.3% 16.1%

99.4%

89.6%

58.7%

32.5%

21.7%16.9%

13.4%

99.5%

91.0%

64.2%

38.9%

26.0%

21.3%

15.0%

0.0%

10.0%

20.0%

30.0%

40.0%

50.0%

60.0%

70.0%

80.0%

90.0%

100.0%

15~19歳 20~24歳 25~29歳 30~34歳 35~39歳 40~44歳 45~49歳

全国 群馬県 桐生市

54 110 136 156 815 262 200 86 91 51 -31 -26 -180

-547 -684

-924 -1,279

-1,334

-816

-258 -68

-2,000

-1,000

0

1,000

2,000

3,000

4,000

5,000

6,000

男性 女性 男女差(男性-女性)(人)

50歳以上の人口は女性の方が多い50歳未満の人口は男性の方が多い

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- 10 -

⑪:年齢階級別純移動数※の時系列分析

本市の年齢階級別純移動数を見ると、10~14 歳→15 歳~19 歳の年代以降、30~34 歳→35

~39 歳までの年代で大きく減少しています。

また、1985 年→1990 年では 15~19 歳→20~24 歳の年代が最も減少していますが、1990 年

→1995 年以降では 20~24 歳→25~29 歳の年代が最も減少しています。

※年齢階級別純移動数とは、5 歳階級ごとに、ある階級の人口に対する 5 年後の人口との差を表したもの。

【出典】総務省「国勢調査」、総務省「住民基本台帳人口移動報告」に基づきまち・ひと・しごと創生本部作成

■男性の年齢階級別純移動数(2010 年→2015 年)

【出典】総務省「国勢調査」、総務省「住民基本台帳人口移動報告」に基づきまち・ひと・しごと創生本部作成

(1,800)

(1,600)

(1,400)

(1,200)

(1,000)

(800)

(600)

(400)

(200)

0

200

400

1980年→1985年 1985年→1990年 1990年→1995年 1995年→2000年

2000年→2005年 2005年→2010年 2010年→2015年(人)

若年層の減少が際立っている。

104

21

-150

207

-779

-329

-91

-62 -47

-14

54 27

-25 -10 -7 -71

-125

-4

-1000

-800

-600

-400

-200

0

200

2010年→2015年(人)

(人)

男性は15~19歳→20~24歳の年代で増加しているが、20~

24歳→25~29歳と25~29歳→30~34歳で大幅に減少し、

以降の年代でもほとんどが減少している。

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- 11 -

■女性の年齢階級別純移動数(2010 年→2015 年)

【出典】総務省「国勢調査」、総務省「住民基本台帳人口移動報告」に基づきまち・ひと・しごと創生本部作成

⑫:地域間の人口移動の状況(年齢別に転入者数から転出者数を差し引いたもの)

年代別に人口移動の状況を見ると、10~19 歳と 20~29 歳の年代では、県外(東京圏)への

転出超過が最も多く、30~39 歳以降の年代では県内(近隣5市)への転出超過が多くなってい

ます。一方で、60 歳以上の年代では、県外(東京圏)からの転入超過が見られます。

県内(近隣5市):前橋市、高崎市、伊勢崎市、太田市、みどり市

東京圏:東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県

【出典】総務省:住民基本台帳人口移動報告(2018)

3 31

-181

-397

-243 -190

-33 -16 -42 -13 -9

44

-39 -22

-111 -82 -35

4

-1000

-800

-600

-400

-200

0

200

2010年→2015年(人)

(人)

女性は、ほとんどの年代で減少しており、男性に見られた

15~19歳→20~24歳の年代での増加が見られず、む

しろその年代が最も減少している。

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- 12 -

⑬:転入・転出数の内訳(2018 年)

転入・転出数ともにみどり市が最も多く、以降近隣市が続いています。

転入数内訳:2,382 人 転出数内訳:3,090 人

転出超過数の内訳:1,003 人※

転出超過となった市町村の内訳を見ると、

伊勢崎市が最も多くなっており、以降の順位

も、近隣市が多い状況となっています。

※転入超過の自治体もあるが転出超過の自治体のみを掲載しているため、上記転入数と転出数の差し引きと一致しない。

【出典】総務省「住民基本台帳人口移動報告(2018)」

1位 群馬県みどり市 409人 (17.2%)

2位 群馬県太田市 223人 (9.4%)

3位 群馬県前橋市 212人 (8.9%)

4位 群馬県伊勢崎市 163人 (6.8%)

5位 栃木県足利市 131人 (5.5%)

6位 群馬県高崎市 81人 (3.4%)

7位 東京都練馬区 33人 (1.4%)

8位 群馬県玉村町 23人 (1.0%)

9位 東京都杉並区 20人 (0.8%)

9位 東京都大田区 20人 (0.8%)

その他 1,067人 (44.8%)

その他

(1,067人)

群馬県

みどり市

(409人)

1位 群馬県みどり市 481人 (15.6%)

2位 群馬県太田市 340人 (11.0%)

3位 群馬県伊勢崎市 281人 (9.1%)

4位 群馬県前橋市 246人 (8.0%)

5位 栃木県足利市 160人 (5.2%)

6位 群馬県高崎市 95人 (3.1%)

7位 群馬県藤岡市 33人 (1.1%)

8位 東京都世田谷区 30人 (1.0%)

9位 群馬県館林市 27人 (0.9%)

10位 群馬県富岡市 26人 (0.8%)

その他 1,371人 (44.4%)

その他

(1,371人)

群馬県

みどり市

(481人)

群馬県

伊勢崎市

(118人)

その他

(526人)

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- 13 -

【本市の出生数と合計特殊出生率に対する考察】

上記⑥、⑦のグラフで示すとおり、本市の出生数は減少傾向にあり、合計特殊出生率と 20 代

後半以降の各年代の出生率については、全国や群馬県を下回る状況となっています。

この要因とすると、まず、本市の未婚率は⑧、⑨のグラフで示すとおり全国や群馬県より高

い傾向にあることが挙げられます。

次に、⑪、⑫、⑬のグラフで示すとおり、若年層の市外流出が際立っており、特に女性の人

口が大学進学率の高まり等を背景に、10 代後半から 30 代までの年代で大きく減少しているこ

とが影響していると考えられます。

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- 14 -

⑭:人口の動向

2005 年から 2015 年の人口の増減を区域ごとに見ると、桐生地区では中心市街地をはじめ

100 人以上減少している区域が多く見られますが、渡良瀬川右岸の市街化区域縁辺部で 100

人以上の増加区域も見られます。

新里地区は、主要地方道沿道で 50 人以上の増加区域が見られるほか、地区の北部でも増加

区域が見られます。

黒保根地区の大半では、減少区域が多く見られますが、一部では 10 人未満の増加区域が見

られます。

■総人口増減の分布(2005~2015 年)

500m×500m メッシュ 資料:国勢調査

【出典】桐生市コンパクトシティ計画(立地適正化計画)

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- 15 -

(2)人口に関するその他のデータ分析

①:桐生市立小・中学校 児童・生徒数 (各年度 5 月 1 日現在)

2010 年度と 2019 年度を比較すると、この 10 年間で小学校の児童数は約 1,800 人、中学校

の生徒数は約 850 人、合わせて約 2,650 人の児童・生徒が減少しています。

【出典】桐生市教育委員会データ

②:桐生市内高等学校※卒業後の進路と大学等進学率

本市の大学等への進学者数は 2016 年度以降増加傾向にあります。また、大学等進学率につい

ても増加傾向にありますが、全国や群馬県と比較すると、低い状況にあります。

※桐生市内高等学校の状況であり、桐生市民のみの状況ではない。

【出典】文部科学省「学校基本調査」

6,353 6,202 5,812 5,551 5,355 5,190 5,035 4,825 4,777 4,555

3,247 3,182 3,204

3,138 3,138 2,964 2,840 2,687 2,474 2,395

0

2,000

4,000

6,000

8,000

10,000

2010年度 2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度 2018年度 2019年度

小学校児童 中学校生徒(人)

1,112 952 992 1,033 951 987 940 1,004 1,061

562

548 507 583

465 558

467 465

468

308 366 347

422

433 432

425 464 446

133 152 115

118

145 106

159 159 162

54.3% 53.9% 53.5% 53.2% 53.8% 54.5% 54.7% 54.7% 54.7%

54.4%52.5% 52.7%

51.2% 51.8% 52.1% 52.6% 52.2%51.9%

52.6%

47.2%

50.6%47.9% 47.7% 47.4% 47.2% 48.0% 49.6%

0.0%

10.0%

20.0%

30.0%

40.0%

50.0%

60.0%

0

500

1,000

1,500

2,000

2,500

3,000

2010年度 2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度 2018年度

大学等進学者 専修学校進学者(専門課程・一般課程)就職者 その他全国の進学率 群馬県の進学率桐生市の進学率

(人)

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- 16 -

③:通勤・通学者の状況

本市から流出する通勤・通学者は 23,162 人であり、流入する通勤・通学者の 20,812 人を上

回ることから、流出超過となっています。

市町村別に見ると、太田市への流出数が最も多く、次いでみどり市、伊勢崎市、前橋市、足

利市の順になっています。一方、流入数については、みどり市が最も多く、次いで、太田市、伊

勢崎市、前橋市、足利市の順になっています。また、流出超過数は太田市と伊勢崎市の順に多

く、流入超過数はみどり市が最も多くなっています。

【出典】

総務省「2015 年国勢調査」

2,859

782

3,919

5,871

9

230

43

37

9

6

5,342

527

1,810

198

1,337

2,903

524

3,200

3,480

26

170

121

53

34

25

6,717

656

1,961

195

747

0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000

前橋市

高崎市

伊勢崎市

太田市

沼田市

館林市

渋川市

藤岡市

富岡市

安中市

みどり市

その他県内市町村

足利市

佐野市

その他県外

流出(他市区町村で従業・通学:23,162人)

流入(他市区町村に常住:20,812人)

※従業・通学市区町村「不詳・外国」を除く

(人)

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- 17 -

④:昼夜間人口比率の推移

本市の昼夜間人口比率は減少傾向にあり、2005 年には 100 を下回ったことから、昼間の人口

より夜間の人口の方が多い状況となっています。また、2010 年以降では太田市の昼夜間人口比

率が最も高くなっています。

※1990 年と 1995 年については、夜間人口と昼間人口の公表値から算出

【出典】総務省「国勢調査」

104.4

102.7

102.6

99.1

98.2 98.1

108.4 110.4

111.2

107.5

104.5 104.5

110.6 111.4

110.5

110.5

102.9 101.8 102.9

103.1

102.5

98.6

98.9 98.2

106.1 106.6

107.8 106.4

105.9 107.2

89.9 88.2

85.0

90.0

95.0

100.0

105.0

110.0

115.0

1990年 1995年 2000年 2005年 2010年 2015年

桐生市 前橋市 高崎市 伊勢崎市 太田市 みどり市

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- 18 -

2:将来人口の推計と分析

(1)国の人口の推移と長期的な見通し

○社人研の推計(注1)によると、2060 年の総人口は約 9,300 万人まで減少。

○仮に合計特殊出生率が上昇(注2)すると、2060 年は約1億人の人口を確保。長期的にも

約 9,000 万人で概ね安定的に推移すると推計。

○仮に合計特殊出生率の向上が5年遅くなると、将来の定常人口が約 300 万人少なくなると

推計。

(注1)社人研「日本の将来推計人口(平成 29 年推計)」出生中位(死亡中位)

(注2)「合計特殊出生率が上昇した場合」は、2030 年に 1.8 程度、2040 年に 2.07 程度となった場合について、まち・ひと・

しごと創生本部事務局において推計を行ったものである。

(注3)実績(2018 年までの人口)は、総務省「国勢調査」等による(各年 10 月1日現在の人口)。2115~2160 年の点線は社

人研の 2110 年までの仮定等をもとに、まち・ひと・しごと創生本部事務局において、機械的に延長したものである。

【出典】「まち・ひと・しごと創生長期ビジョン(令和元年改訂版)及び第2期「まち・ひと・しごと創生総合戦略」(概要))」

《国の合計特殊出生率の状況》

第1次ベビーブーム期には 4.3 を超えていましたが、1950 年以降急激に低下し、その後の

第2次ベビーブーム期を含め、ほぼ 2.1 台で推移していました。1975 年に 2.0 を下回ってから

は、再び低下傾向となり、1989 年にはそれまで最低であった 1966 年(丙午:ひのえうま)の

1.58 を下回る 1.57 を記録し、さらに、2005 年には過去最低の 1.26 まで落ち込みました。近

年では、微増傾向が見られたものの、ここ数年は低下傾向が見られ、2018 年には 1.42 となり、

欧米諸国と比較すると、低い水準にとどまっています。

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(2)桐生市の将来人口の推計と分析

ここでは、本市の人口について、社人研の推計値を基にまち・ひと・しごと創生本部が作成し

た推計値を示すとともに、社人研の推計値に基づき、合計特殊出生率や移動率の仮定値を変えた

場合の推計値を客観的に比較し、分析します。

■人口推計に用いるパターン

推計パターン/シミュレーション

社人研推計準拠 ・ 社人研「日本の地域別将来推計人口(平成 30 年推計)」に準拠。

・ 同推計では、出生や死亡に関する仮定は、平成 25 年に行われた前回

推計と同様、最近の傾向を踏まえて設定。

シミュレーション1 ・ 仮に、社人研推計準拠において、合計特殊出生率が 2030 年までに

人口置換水準程度(2.1 程度)まで上昇すると仮定した場合のシミュレ

ーション。

シミュレーション2 ・ シミュレーション1に加え、(直ちに)移動(純移動率)がゼロ(均

衡)になることを仮定した場合のシミュレーション。

※シミュレーション1、シミュレーション2で用いている、各地方公共団体の 2015 年の合計特殊出生率は、厚生労働省「人

口動態保健所・市区町村別統計(平成 20~24 年)」の値

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【各人口推計からの考察】

〇「社人研推計準拠」では、2040 年に 74,772 人、2060 年には 47,394 人と、2015 年からそれ

ぞれ約 4 万人、約 6.7 万人減少すると推計されています。

〇「シミュレーション1」では「社人研推計準拠」と比較して 2040 年時点で約 7 千人、2060

年時点で約 1.2 万人増加する推計となります。

〇「シミュレーション2」では、「社人研推計準拠」と比較して 2040 年時点で約 1.8 万人、2060

年時点で約 3.2 万人増加する推計となります。

〇「シミュレーション2」の人口推移のとおり、出生率の上昇に加え、移動の均衡が図られた

としても本市の人口は減少する結果となります。これは、本市の人口構造において高齢者人

口の占める割合が多いことが影響していると考えられます。

74,772

47,394

81,627

58,972

114,714

92,922

79,684

40,000

50,000

60,000

70,000

80,000

90,000

100,000

110,000

120,000

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年 2050年 2055年 2060年

社人研推計準拠

シミュレーション1(社人研推計準拠+出生率上昇)

シミュレーション2(シミュレーション1+移動均衡)(人)

(単位:人)

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年 2050年 2055年 2060年

社人研推計準拠 114,714 107,030 98,882 90,647 82,542 74,772 67,448 60,519 53,831 47,394

シミュレーション1

(社人研推計準拠+出生率上昇)114,714 107,894 101,053 94,457 87,901 81,627 75,635 69,891 64,298 58,972

シミュレーション2

(シミュレーション1+移動均衡)114,714 110,407 105,954 101,663 97,241 92,922 89,282 85,909 82,681 79,684

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- 21 -

(3)人口密度の動向

2015 年の人口密度を見ると、桐生地区では、40 人/ha 以上の人口を有する区域が広く分布

しておりますが、新里地区では、20 人/ha 未満の区域が大半を占め、主要地方道沿道に 30 人

/ha 以上の区域が点在しています。また、黒保根地区では、10 人/ha 未満の区域が大半を占め

ています。

■2015 年 人口密度の分布(250m×250m メッシュ)

【出典】桐生市コンパクトシティ計画(立地適正化計画)

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- 22 -

2040 年の人口密度(推計)を見ると、桐生地区では、40 人/ha 未満の人口を有する区域が大

半を占め、中心市街地においても、2015 年よりさらに人口密度の低下が見込まれています。新里

地区では、20 人/ha 未満の区域が大半を占め、駅周辺に 30 人/ha 以上の区域が点在する状況

は変わりありませんが、主要地方道沿道の人口密度の低下が見込まれます。また、黒保根地区の

大半で、人口密度の低下が見込まれています。

■2040 年 人口密度(推計)の分布(250m×250m メッシュ)

【出典】桐生市コンパクトシティ計画(立地適正化計画)

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- 23 -

3:人口の変化が桐生市の将来に与える影響の分析・考察

ここでは、人口の変化が本市の将来にどのような影響を与えるのかについて、分析・考察しま

す。

(1)各種分析・考察

①:人口移動がもたらす経済効果

以下の表は、本市への移住者がもたらす経済効果を家計収支データ(総務省:平成 21 年全国

消費実態調査)や地元購買率などを設定することで年代・家族構成別に分析したものであり、

本市に 10 年間居住した場合の消費活動における直接効果※1 と財政効果※2 を示したものです。

家族構成において、人数が多いほど直接効果と財政効果は高くなり、中でも収入と消費額が

大きい 50 歳夫婦と子ども2人世帯の効果がもっとも大きくなります。単身世帯の財政効果に

おいては、50 歳の財政効果が高い一方、社会保障に関する公費負担が増加することから、60 歳

の財政効果は小さくなります。

この分析結果は、本市からの転出者がもたらすマイナスの経済効果と同一であると考えられ

ることから、人口減少が本市に与える経済効果を示すものとなります。

※1 直接効果:地域で使われる金額 ※2 財政効果:税収として市に歳入される金額

■年代・家族構成別の試算結果

【出典】株式会社価値総合研究所「平成 27 年 2 月 桐生市経済効果分析支援業務報告書」

ケース エリア 家族構成 世帯主年齢職業

・収入源推計期間

(年)住宅

総額(万円)

年あたり(万円)

総額(万円)

年あたり(万円)

A-1 桐生 単身 30歳 会社員 10 賃貸:53,000円/月 2,327 232.7 78 7.8

B-1 桐生 単身 40歳 会社員 10 賃貸:53,000円/月 2,556 255.6 97 9.7

C-1 桐生 単身 50歳 会社員 10 賃貸:53,000円/月 3,029 302.9 104 10.4

D-1 桐生 単身 60歳 会社員 10 賃貸:53,000円/月 2,819 281.9 6 0.6

A-2 桐生 夫婦2人 30歳 会社員 10 賃貸:53,000円/月 2,728 272.8 143 14.3

B-2 桐生 夫婦2人 40歳 会社員 10 賃貸:53,000円/月 3,046 304.6 156 15.6

C-2 桐生 夫婦2人 50歳 会社員 10 賃貸:53,000円/月 3,581 358.1 172 17.2

D-2 桐生 夫婦2人 60歳 会社員 10 賃貸:53,000円/月 3,717 371.7 102 10.2

A-3 桐生 夫婦2人子ども2人 30歳 会社員 10 賃貸:53,000円/月 3,009 300.9 147 14.7

B-3 桐生 夫婦2人子ども2人 40歳 会社員 10 賃貸:53,000円/月 3,662 366.2 192 19.2

C-3 桐生 夫婦2人子ども2人 50歳 会社員 10 賃貸:53,000円/月 4,380 438.0 234 23.4

D-3 桐生 夫婦2人子ども2人 60歳 会社員 10 賃貸:53,000円/月 3,970 397.0 132 13.2

直接効果 財政効果

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②:生活関連サービス(小売・飲食・娯楽・医療機関等)の縮小

市民が日常生活を送るために必要な各種サービスは、一定の人口規模の上に成り立っていま

す。人口減少に伴って、利用者、消費者が減少するため、過去の人口規模に合わせてできたサ

ービス施設などを維持できなくなる恐れがあります。

下図のとおり、本市の現在の人口規模である 10~20 万人と、将来的に想定される人口規模の

5~10 万人ではサービス施設の立地状況が異なっています。人口規模の縮小により、生活利便

性や地域の雇用の悪化が懸念されます。

図 人口規模とサービス施設の立地(三大都市圏を除く)

【出典】国土交通省「サービス施設が立地する確率が 50 パーセント及び 80 パーセントとなる自治体の人口規模」を加工

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③:税収減等による行政サービスの低下

本市における市税の歳入状況を見ると、大手製造業メーカーなどの撤退が続いたことから、

1995 年度と 2018 年度の法人市民税を比較すると3分の1以下に減少しています。また、税源

移譲や税制改正による影響もあるものの、人口減少に伴い税収が減少しています。

人口減少に伴い、経済・産業活動の縮小による税収の減少や高齢化の進行による社会保障費

の増加が見込まれることから、本市の財政状況はますます厳しさを増すことが想定されます。

こうした状況が続いた場合、それまで実施していた行政サービスの廃止や有料化せざるを得

ないといった状況が生じることも考えられます。

■市税の歳入状況

【出典】市税の歳入状況:総務省「市町村決算カード」、人口:桐生市住民基本台帳人口 12 月末現在

122,493

113,640

131,733

112,032

0

20,000

40,000

60,000

80,000

100,000

120,000

140,000

0

2,000,000

4,000,000

6,000,000

8,000,000

10,000,000

12,000,000

14,000,000

16,000,000

18,000,000

個人市民税 法人市民税 固定資産税 軽自動車税

市たばこ税 都市計画税 その他 人 口(千円) (人)

税源移譲による増加

新里村・黒保根村と合併

(単位:千円)

1995年度 1996年度 1997年度 1998年度 1999年度 2000年度 2001年度 2002年度 2003年度 2004年度 2005年度 2006年度

5,207,891 4,964,448 5,630,628 4,975,832 4,658,207 4,397,660 4,320,305 4,054,686 3,894,140 3,704,436 4,479,658 4,847,609

3,081,425 2,856,726 2,011,213 1,542,112 1,544,623 2,399,098 1,801,545 1,474,795 1,600,054 1,553,616 1,511,207 1,299,850

5,436,843 5,611,531 5,582,863 5,816,146 5,882,359 5,709,521 5,769,042 5,740,344 5,482,584 5,460,619 6,560,890 6,263,280

127,814 129,685 131,212 132,091 134,555 138,867 142,437 144,498 149,730 153,148 194,670 201,770

625,026 611,419 719,034 733,383 770,180 736,541 714,013 687,428 685,665 675,609 732,725 733,240

1,018,402 1,060,885 1,040,988 1,075,406 1,082,712 1,052,518 1,058,707 1,054,724 1,005,624 998,361 1,008,487 949,909

20,144 40,905 17,683 32,782 19,083 13,480 8,566 13,085 83 0 1,857 5,122

15,517,545 15,275,599 15,133,621 14,307,752 14,091,719 14,447,685 13,814,615 13,169,560 12,817,880 12,545,789 14,489,494 14,300,780

2007年度 2008年度 2009年度 2010年度 2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度 2018年度

5,832,342 5,922,243 5,594,620 5,181,092 4,891,993 5,102,518 5,179,919 5,172,761 5,219,857 5,198,660 5,191,173 5,262,591

1,220,887 1,007,119 722,479 879,874 801,709 872,692 859,957 1,004,020 935,138 868,952 907,307 822,848

6,304,422 6,325,139 6,233,130 6,244,380 6,190,325 5,853,274 5,741,074 5,668,771 5,512,301 5,561,204 5,607,255 5,603,371

207,147 214,441 221,685 226,540 231,764 234,270 241,726 247,692 255,198 301,507 312,361 324,881

703,346 643,013 592,263 595,404 660,324 630,228 698,500 664,945 659,666 628,176 586,297 582,556

949,091 949,368 929,103 936,266 927,145 872,589 847,936 828,374 796,856 803,027 801,321 784,543

1,317 1,039 1,291 981 1,063 1,078 1,153 1,186 1,288 1,078 927 896

15,218,552 15,062,362 14,294,571 14,064,537 13,704,323 13,566,649 13,570,265 13,587,749 13,380,304 13,362,604 13,406,641 13,381,686市税合計

法人市民税

個人市民税

年 度

年 度

個人市民税

法人市民税

市税合計

その他

都市計画税

市たばこ税

軽自動車税

その他

固定資産税

固定資産税

軽自動車税

市たばこ税

都市計画税

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- 26 -

④:市有施設の管理・維持、老朽化問題

本市では、1970 年代から 1980 年代前半にかけて、人口の増加や市民ニーズの拡大に応じて、

多種多様な施設を建設し市民サービスの充実に努めてきましたが、現在、それらの施設の多く

が老朽化し、大規模な改修や建替えの時期を迎えようとしています。

また、人口減少や少子・高齢化の進展、東日本大震災により甚大な被害を受けたことによる

防災機能の見直しなどの社会情勢の変化に伴い、市有施設に求められる役割も変化しつつあり、

こうした変化に的確に対応することも求められています。

このため、今後の市有施設の管理・維持については、人口規模に応じた適切な運営を図る必

要があります。

■類似団体※との比較(市民 1 人当たりの延床面積)

※類似団体とは、人口規模や産業構造が類似する自治体のこと。

施設類型 桐生市

(㎡/人)

類似団体の

平均(㎡/人) 比較結果

公民館 0.12 0.08 類似団体の約 1.5 倍の規模

保健センター 0.07 0.03 類似団体の約 2.3 倍の規模

消防施設(※) 0.09 0.06 類似団体の約 1.5 倍の規模

保育園 0.02 0.06 類似団体の約 1/3 の規模

市民会館 0.15 0.11 類似団体の約 1.4 倍の規模

図書館 0.03 0.04 類似団体の約 3/4 の規模

体育館 0.20 0.12 類似団体の約 1.7 倍の規模

集会施設 0.15 0.10 類似団体の約 1.5 倍の規模

小学校 1.10 0.85 類似団体の約 1.3 倍の規模

中学校 0.69 0.52 類似団体の約 1.3 倍の規模

公営住宅 1.54 0.52 類似団体の約 3.0 倍の規模

建物計 5.71 3.24 類似団体の約 1.8 倍の規模

主な施設類型のみ表示しているので、施設類型の合計値と建物計の値は一致しない。

(※)消防施設に含まれる常備消防に係る施設(消防署や各分署など)は、みどり市から事業を受託しており、桐生市とみど

り市を管轄区域とした能力・規模を有するため、類似団体と比較して面積が多過ぎると一概に判断することはできない。

なお、ごみ処理施設、斎場、し尿処理施設も同様である。(出典:2013 年度公共施設状況調経年比較表(総務省)、各住

民基本台帳における 2015 年 1 月 1 日現在の人口より算出)

【出典】桐生市「桐生市公共施設等総合管理計画」

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- 27 -

⑤:地域公共交通の撤退・縮小

一般的に年少人口、生産年齢人口の減少が進むと、通勤通学者が減少し、民間事業者による

採算ベースでの輸送サービスの提供が困難となり、鉄道や路線バスなどでは、運行回数の減少

や路線が廃止されることとなります。

本市では、沿線各市からの補助で運営する私鉄2路線を含む鉄道4路線、路線バス、デマン

ドタクシー、民間タクシーなどで市内の移動手段を確保していますが、今後の人口減少に伴う

利用者数の減少により、市の財政負担が増加することや民間事業者によるサービスの維持が困

難になることが懸念されます。

⑥:空き家・空き店舗・工場跡地・遊休農地の増加

本市の空き家率は全国や群馬県の水準を上回る状況となっています。本市においては、「空き

家・空き地バンク」などの取り組みを実施しているところですが、人口減少に伴い、今後さら

に空き家数が増加することが想定され、老朽化による倒壊や防犯、景観上への問題が危惧され

ます。また、地域の経済・産業活動の縮小や後継者不足などにより、空き店舗、工場跡地、遊休

農地についても同様の問題が危惧されます。

■空き家率の推移

【出典】総務省「住宅土地統計調査」

※本調査は市域全体の調査を実施するのではなく、任意の地域の調査から全体の空き家数を算出することから、2008 年と 2018

年の空き家率については、特出して高かったものと考えられます。なお、2016 年度に本市で実施した空き家実態調査では、

空き家率は 5.6%となっています。

⑦:地域コミュニティの機能低下

人口減少に伴い、自治会などの住民組織の担い手が不足すると、共助機能が低下します。ま

た、地域住民によって構成される消防団の団員数の減少などにより、地域の防災力が低下する

など、安全安心な暮らしを維持していくことが難しくなります。

また、児童・生徒数の減少により、小学校で複式学級による学級編制を余儀なくされるなど、

小・中学校の小規模化が一層進むことが想定されます。さらには、地域のまつりなどの伝統行

事の継続を困難にし、地域の歴史や伝統文化が継承されなくなることも危惧されます。

11.5% 12.2%13.1% 13.5% 13.6%12.2%

13.6%14.4%

16.6% 16.7%

13.3%14.1%

19.4%

17.3%

20.9%

10.0%

12.0%

14.0%

16.0%

18.0%

20.0%

22.0%

1998年 2003年 2008年 2013年 2018年

全国 群馬県 桐生市

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- 28 -

4:将来展望に必要な調査・分析

ここでは、本市の将来を展望するに当たり必要となる調査・分析結果を示します。

(1)産業分析等

①:事業所数

本市の産業大分類別の事業所数を 2009 年と 2016 年で比較すると、1,329 の事業所が減少し

ており、分類別に見ると、「医療,福祉」の事業所数の増加が見られますが、ほとんどの分類

で事業所数が減少しています。

また、本市の特徴とすると、「製造業」と「卸売業、小売業」の事業所数が多いことが挙げ

られます。

■産業大分類別事業所数

【出典】総務省「経済センサス-基礎調査」、総務省・経済産業省「経済センサス-活動調査」再編加工

33

0

0

704

1,623

4

46

72

1,780

95

351

244

792

570

129

404

24

295

28

0

1

638

1,439

2

37

68

1,515

90

318

202

705

523

123

405

21

284

25

0

0

604

1,303

2

37

67

1,438

86

301

192

679

518

123

471

25

275

28

0

1

558

1,198

2

36

62

1,363

89

293

189

636

510

102

465

24

281

0 500 1,000 1,500 2,000

農業,林業

漁業

鉱業,採石業,砂利採取業

建設業

製造業

電気・ガス・熱供給・水道業

情報通信業

運輸業,郵便業

卸売業,小売業

金融業,保険業

不動産業,物品賃貸業

学術研究,専門・技術サービス業

宿泊業,飲食サービス業

生活関連サービス業,娯楽業

教育,学習支援業

医療,福祉

複合サービス事業

サービス業(他に分類されないもの)

2009年:7,166 2012年:6,399 2014年:6,146 2016年:5,837(事業所)

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- 29 -

産業大分類において、事業所数の多い「製造業」と「卸売業、小売業」の産業中分類別の事

業所数を見ると、「製造業」では、「繊維工業」が最も多く、「卸売業、小売業」では、「飲食料

品小売業」と「その他の小売業」が多くなっていますが、いずれも 2009 年以降の事業所数は

減少しています。

■「製造業」の産業中分類別事業所数

44

2

799

18

42

14

39

2

0

55

9

6

14

5

11

134

48

90

66

31

42

6

95

51

37

3

711

14

34

15

34

2

0

52

10

0

10

17

8

124

18

86

54

14

38

4

117

34

40

3

616

14

31

14

29

4

0

58

9

0

12

14

7

107

18

85

46

15

34

5

103

39

39

2

551

11

28

12

30

2

0

52

8

0

10

10

8

113

19

85

54

11

31

5

86

31

0 200 400 600 800 1000

食料品製造業

飲料・たばこ・飼料製造業

繊維工業

木材・木製品製造業(家具を除く)

家具・装備品製造業

パルプ・紙・紙加工品製造業

印刷・同関連業

化学工業

石油製品・石炭製品製造業

プラスチック製品製造業(別掲を除く)

ゴム製品製造業

なめし革・同製品・毛皮製造業

窯業・土石製品製造業

鉄鋼業

非鉄金属製造業

金属製品製造業

はん用機械器具製造業

生産用機械器具製造業

業務用機械器具製造業

電子部品・デバイス・電子回路製造業

電気機械器具製造業

情報通信機械器具製造業

輸送用機械器具製造業

その他の製造業

2009年:1,623 2012年:1439 2014年:1303 2016年:1,198(事業所)

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- 30 -

■「卸売業、小売業」の産業中分類別事業所数

【出典】総務省「経済センサス-基礎調査」、総務省・経済産業省「経済センサス-活動調査」再編加工

0

73

40

70

72

51

3

202

514

213

527

15

1

67

57

69

54

52

2

149

410

169

426

43

1

56

57

59

61

50

4

145

378

160

424

43

2

48

47

62

51

51

1

129

363

158

409

42

0 100 200 300 400 500 600

各種商品卸売業

繊維・衣服等卸売業

飲食料品卸売業

建築材料,鉱物・金属材料等卸売業

機械器具卸売業

その他の卸売業

各種商品小売業

織物・衣服・身の回り品小売業

飲食料品小売業

機械器具小売業

その他の小売業

無店舗小売業

2009年:1,780 2012年:1,515 2014年:1,438 2016年:1,363(事業所)

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- 31 -

②:産業分類別就業者構成比

本市の産業分類別の就業者構成比を、国と県と比較すると、第 2 次産業は国と県を上回って

います。

※分類を除いた総数に占める割合

【出典】総務省「2015 年 国勢調査」

2.5%

5.1%

4.0%

36.0%

31.8%

25.0%

61.6%

63.1%

71.0%

0% 20% 40% 60% 80% 100%

桐生市

群馬県

第1次産業 第2次産業 第3次産業

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- 32 -

③:従業者数(事業所単位)

本市の産業大分類別の従業者数を 2009 年と 2016 年で比較すると、1,851 人の従業者が減少

しています。分類別に見ると、ほとんどの分類で 2009 年以降の従業者数は減少していますが、

「医療・福祉」の従業者数は増加しています。

また、事業所数の多い「製造業」と「卸売業、小売業」では、従業者数も同様に多くなってい

ます。

■産業大分類別従業者数(事業所単位)

【出典】総務省「経済センサス-基礎調査」、総務省・経済産業省「経済センサス-活動調査」再編加工

295

0

0

3,002

15,711

164

1,042

1,511

9,702

1,110

894

1,074

4,195

2,403

1,420

5,558

186

2,087

281

0

7

2,630

14,007

109

806

1,246

8,485

1,120

834

890

3,767

2,055

1,403

5,635

149

3,596

238

0

0

2,377

13,910

97

985

1,081

8,218

933

811

1,045

3,793

1,936

2,239

6,821

399

3,278

340

0

6

2,336

13,871

167

1,049

915

7,865

997

768

2,249

3,833

1,828

1,527

6,776

417

3,559

0 5,000 10,000 15,000 20,000

農業,林業

漁業

鉱業,採石業,砂利採取業

建設業

製造業

電気・ガス・熱供給・水道業

情報通信業

運輸業,郵便業

卸売業,小売業

金融業,保険業

不動産業,物品賃貸業

学術研究,専門・技術サービス業

宿泊業,飲食サービス業

生活関連サービス業,娯楽業

教育,学習支援業

医療,福祉

複合サービス事業

サービス業(他に分類されないもの)

2009年:50,354 2012年:47,020 2014年:48,161 2016年:48,503(人)

Page 37: 桐生市人口ビジョン (令和 年度改訂版) - Kiryu · 2020. 5. 3. · 1,591 1,864 1,832 1,894 2,221 2,909 3,754 3,450 3,045 2,691 2,531 3,478 女 性 880 1,043 1,160

- 33 -

産業大分類において、従業者数の多い「製造業」と「卸売業、小売業」の産業中分類別の従業

者数を見ると、「製造業」では「電気機械器具製造業」、「繊維工業」、「輸送用機械器具製造業」

の順に従業者数が多い状況です。また、2009 年と 2016 年を比較すると、「繊維工業」、「輸送用

機械器具製造業」の従業者数は減少していますが、「電気機械器具製造業」の従業者数は増加し

ています。

また、「卸売業、小売業」では、「飲食料品小売業」と「その他の小売業」の従業者数が多い状

況ですが、2009 年以降の従業者数は減少しています。

■「製造業」の産業中分類別従業者数

541

4

3,724

121

168

116

258

21

0

512

72

18

103

27

186

1,258

831

549

957

913

1,522

61

3,518

231

455

9

3,358

116

351

102

169

23

0

728

78

0

61

103

149

1,054

277

572

821

163

1,022

49

4,166

171

515

13

2,958

101

259

128

169

90

0

982

88

0

76

64

190

1,170

332

647

661

176

2,659

49

2,385

198

605

13

2,488

84

337

137

177

50

0

747

108

0

67

52

121

1,188

481

621

933

59

3,108

47

2,313

135

0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 3,500 4,000 4,500

食料品製造業

飲料・たばこ・飼料製造業

繊維工業

木材・木製品製造業(家具を除く)

家具・装備品製造業

パルプ・紙・紙加工品製造業

印刷・同関連業

化学工業

石油製品・石炭製品製造業

プラスチック製品製造業(別掲を除く)

ゴム製品製造業

なめし革・同製品・毛皮製造業

窯業・土石製品製造業

鉄鋼業

非鉄金属製造業

金属製品製造業

はん用機械器具製造業

生産用機械器具製造業

業務用機械器具製造業

電子部品・デバイス・電子回路製造業

電気機械器具製造業

情報通信機械器具製造業

輸送用機械器具製造業

その他の製造業

2009年:15,711 2012年:14,007 2014年:13,910 2016年:13,871 (人)

Page 38: 桐生市人口ビジョン (令和 年度改訂版) - Kiryu · 2020. 5. 3. · 1,591 1,864 1,832 1,894 2,221 2,909 3,754 3,450 3,045 2,691 2,531 3,478 女 性 880 1,043 1,160

- 34 -

■「卸売業、小売業」の産業中分類別従業者数

【出典】総務省「経済センサス-基礎調査」、総務省・経済産業省「経済センサス-活動調査」再編加工

0

304

211

412

445

302

185

708

3,502

944

2,629

60

51

293

372

338

318

218

110

504

3,021

808

2,178

170

49

257

399

307

331

263

235

522

2,810

796

1,989

260

6

204

228

306

325

242

145

525

2,849

832

1,984

219

0 1,000 2,000 3,000 4,000

各種商品卸売業

繊維・衣服等卸売業

飲食料品卸売業

建築材料,鉱物・金属材料等卸売業

機械器具卸売業

その他の卸売業

各種商品小売業

織物・衣服・身の回り品小売業

飲食料品小売業

機械器具小売業

その他の小売業

無店舗小売業

2009年:9,702 2012年:8,485 2014年:8,218 2016年:7,865 (人)

Page 39: 桐生市人口ビジョン (令和 年度改訂版) - Kiryu · 2020. 5. 3. · 1,591 1,864 1,832 1,894 2,221 2,909 3,754 3,450 3,045 2,691 2,531 3,478 女 性 880 1,043 1,160

- 35 -

④:男女・年齢階級別就業者※割合

以下のグラフは、産業大分類ごとに男女と年齢階級別の就業者割合を示したものです。

本市の主要産業である「製造業」と「卸売・小売業」では、男女ともに 50 歳代以上の割合で

40 から 50 パーセント程度を占めています。また、「農業、林業」では男女ともに 60 歳代以上

の占める割合が 50 パーセントを超えており、若い年代ほど割合が少なくなっています。

※就業者とは、従業者と休業者を合わせたもの

■産業大分類ごとの男女・年齢階級別就業者割合

【出典】総務省「2015 年国勢調査」

6.9%

3.8%

25.0%

10.2%

6.6%

14.5%

13.0%

10.3%

4.7%

11.8%

13.9%

6.0%

12.2%

13.9%

14.2%

11.0%

16.0%

13.0%

9.5%

9.5%

12.3%

20.4%

14.8%

12.3%

13.3%

16.3%

15.9%

18.2%

14.1%

15.8%

19.9%

8.5%

6.4%

15.6%

16.5%

15.3%

13.5%

10.9%

8.3%

16.9%

14.3%

18.3%

15.0%

9.2%

14.0%

22.2%

23.4%

14.0%

16.1%

15.5%

15.3%

12.3%

19.7%

11.1%

12.7%

13.6%

14.4%

10.8%

12.9%

15.4%

15.5%

13.1%

17.9%

20.4%

18.8%

18.5%

14.9%

13.3%

14.5%

19.0%

18.4%

13.5%

15.8%

11.7%

11.5%

25.0%

100.0%

24.6%

24.1%

23.9%

25.5%

30.4%

46.5%

35.9%

36.4%

30.0%

32.8%

21.4%

22.2%

23.0%

27.8%

14.0%

21.8%

20.5%

29.0%

19.9%

22.5%

20.6%

20.2%

21.0%

25.3%

19.4%

25.8%

27.2%

26.1%

23.0%

21.7%

23.9%

33.7%

19.0%

19.2%

15.5%

17.4%

25.0%

18.5%

20.9%

20.9%

20.0%

32.1%

20.9%

20.4%

16.7%

26.0%

22.0%

18.9%

22.9%

31.5%

25.7%

19.0%

16.9%

24.3%

20.7%

16.5%

17.5%

16.2%

17.8%

30.1%

28.4%

19.2%

23.9%

27.7%

34.2%

18.4%

21.6%

29.2%

24.2%

13.7%

11.4%

29.3%

33.8%

25.0%

23.9%

26.0%

15.5%

18.4%

16.3%

14.0%

8.8%

8.6%

20.8%

14.4%

18.3%

17.7%

16.9%

9.1%

22.5%

21.1%

22.0%

15.2%

20.4%

23.0%

21.0%

22.0%

15.2%

9.5%

16.7%

14.2%

10.9%

5.0%

26.3%

26.2%

11.1%

6.7%

16.9%

19.3%

25.8%

25.1%

5.9%

8.1%

6.9%

8.1%

1.6%

0.9%

1.0%

3.2%

2.5%

12.1%

7.7%

5.4%

1.7%

20.3%

18.0%

10.1%

8.4%

12.0%

9.2%

14.5%

11.2%

4.3%

3.0%

6.1%

3.1%

10.5%

9.6%

1.2%

0.5%

21.6%

20.9%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

男性

女性

男性

女性

男性

女性

男性

女性

男性

女性

男性

女性

男性

女性

男性

女性

男性

女性

男性

女性

男性

女性

男性

女性

男性

女性

男性

女性

男性

女性

男性

女性

男性

女性

男性

女性

男性

女性

男性

女性

農業、

林業

漁業

鉱業、

採石

業、砂

利採取

業建設業

製造業

電気・ガ

ス・熱供

給・水

道業

情報通

信業

運輸

業、郵

便業

卸売

業、小

売業

金融

業、保

険業

不動産

業、物

品賃貸

学術研

究、専

門・技

術サービ

ス業

宿泊

業、飲

食サービ

ス業

生活関

連サービ

ス業、娯

楽業

教育、

学習支

援業

医療、

福祉

複合

サービス

事業

サービス

業(他

に分類さ

れないも

の)

公務

(他に

分類さ

れるもの

を除く)

分類不

能の産

15~29歳 30歳代 40歳代 50歳代 60歳代 70歳以上

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- 36 -

⑤:男女別従業者数と特化係数※

以下のグラフは、本市の産業大分類における産業ごとの従業者数の占める構成比が全国の構

成比と比較した際に特化したものであるかを示したものです。男性・女性ともに「製造業」が

最も特化しています。このほか、「生活関連サービス業、娯楽業」と「医療、福祉」が男女とも

に特化しています。

※特化係数:市の構成比/全国の構成比。特化係数が1以上の産業は全国と比べて特化傾向にあるものとなる。

■産業大分類・男女別従業者数と特化係数

【出典】総務省「2015 年国勢調査」

0.0

0.5

1.0

1.5

2.0

2.5

3.0

0 人

2,000 人

4,000 人

6,000 人

8,000 人

10,000 人

12,000 人

農業、林業

漁業

鉱業、採石業、砂利採取業

建設業

製造業

電気・ガス・熱供給・水道業

情報通信業

運輸業、郵便業

卸売業、小売業

金融業、保険業

不動産業、物品賃貸業

学術研究、専門・技術サービス業

宿泊業、飲食サービス業

生活関連サービス業、娯楽業

教育、学習支援業

医療、福祉

複合サービス事業

サービス業(他に分類されないもの)

公務(他に分類されるものを除く)

分類不能の産業

就業者数(男性) 就業者数(女性)

特化係数(男性) 特化係数(女性)就業者数 特化係数

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- 37 -

⑥:製造品出荷額等

製造品出荷額等の推移を見ると、リーマンショックや東日本大震災の影響は見られますが、

2013 年以降については、概ね増加傾向となっています。

※従業員数 4 人以上の事業所が対象

【出典】経済産業省「工業統計調査」、総務省・経済産業省「経済センサス-活動調査」

271,911.64

193,645.07

210,105.51

203,492.88

221,466.88

213,346.65

223,472.73

227,119.20

239,362.58

234,637.61

0 50,000 100,000 150,000 200,000 250,000 300,000

2008年

2009年

2010年

2011年

2012年

2013年

2014年

2015年

2016年

2017年

(百万円)

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- 38 -

⑦:全産業の事業所の売上(収入)金額に関する試算値(参考)

以下のグラフは産業大分類別の本市の事業所の売上(収入)金額について、国が試算したも

のです。事業所数の多い「製造業」と「卸売業、小売業」の売上(収入)金額が多くなってい

ます。また、「金融業、保険業」については、事業所数や従業者数は少ないものの、売上(収

入)金額が多くなっています。

■産業大分類別事業所の売上(収入)金額試算値(外国の会社と法人でない団体を除く)

※当該統計表の数値は試算値であり、上記産業の集計値は個々の事業所からの報告値ではない。

【出典】総務省「経済センサス‐活動調査(参考)全産業の事業所の売上(収入)金額に関する試算値」

9,602

0

30,611

212,927

3,848

10,545

11,926

135,110

41,946

4,477

4,826

10,958

7,846

6,623

29,895

0

12,774

12,376

0

38,734

319,053

0

14,084

11,027

157,353

38,995

5,705

8,000

14,058

9,750

9,148

37,391

3,736

15,928

0 50,000 100,000 150,000 200,000 250,000 300,000 350,000

農林漁業

鉱業,採石業,砂利採取業

建設業

製造業

電気・ガス・熱供給・水道業

情報通信業

運輸業,郵便業

卸売業,小売業

金融業,保険業

不動産業,物品賃貸業

学術研究,専門・技術サービス業

宿泊業,飲食サービス業

生活関連サービス業,娯楽業

教育,学習支援業

医療,福祉

複合サービス事業

サービス業(他に分類されないもの)

2012年:535,272 2016年:698,250 (百万円)

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- 39 -

⑧:有効求人倍率の推移(2011 年 1 月~2019 年 9 月)

桐生公共職業安定所管内の有効求人倍率の推移を見ると、全国や群馬県より低い水準となっ

ていますが、2017 年 9 月以降は 1.00 倍を上回っています。

【出典】厚生労働省「職業安定業務統計」桐生:厚生労働省 群馬労働局 職業安定部「労働市場月報」における桐生公共職

業安定所管内の数値

0.4

0.6

0.8

1.0

1.2

1.4

1.6

1.8

2.0

1月

4月

7月

10月

1月

4月

7月

10月

1月

4月

7月

10月

1月

4月

7月

10月

1月

4月

7月

10月

1月

4月

7月

10月

1月

4月

7月

10月

1月

4月

7月

10月

1月

4月

7月

2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年

全国 群馬県 桐生

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- 40 -

⑨:女性のライフステージごとの就業形態の希望と現実

以下のグラフは 30~40 歳代の女性に聞いた、女性のライフステージごとに希望する就業形

態と現実の状況を示すものです。これを見ると、子育てを行う女性は「短時間勤務」や「家で

できる仕事」を希望しており、特に子どもが小学生以下の場合で多いことが分かります。

(備考)1.「自営・家族従業等」には、「自ら企業・自営業」「自営の家族従業者」を含み、「契約・派遣等」には、「有期契約社

員、委託職員」「派遣社員」を含む。

2.調査対象は、30~40 歳代の女性である。

【出典】内閣府男女共同参画局「女性のライフプランニング支援に関する調査」(2007 年)

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- 41 -

⑩:東京都在住者の移住希望調査

以下のグラフは国が東京都在住の 18~69 歳の人に実施した移住に関する希望調査です。こ

の結果を見ると、東京都から移住する予定又は移住を検討したいと思っている人は約 40 パー

セントとなります。

男性では 50 代が最も割合が高くなっていますが、女性は年代が上がるとともに低下する傾

向にあります。

■東京在住者の移住希望調査(2014 年 8 月)

【出典】内閣官房「東京在住者の今後の移住に関する意向調査(2014 年 8 月)」

■年代別の移住希望者の割合

【出典】内閣官房「東京在住者の今後の移住に関する意向調査」

【産業分析等からの考察】

人口減少が進む中、事業所数と従業者数は減少傾向にあるものの、近年の有効求人倍率の推

移は 1.00 倍以上を維持しています。

定住・移住を推進するためには、“就労の機会が得られるか”が一つの重要な指針であること

から、雇用の創出に向けた取組の推進や高齢化の進む農林業分野における担い手の確保に向け

た取り組みが重要であると考えられます。

また、県内で最も高齢化率が高い本市においては、女性の従事割合が高い「医療・福祉」の

分類において、今後、雇用需要が高まってくる可能性があります。合計特殊出生率が全国や群

馬県の水準と比べて低いことも考慮すると、女性が働きやすい仕事環境の形成や、新たな就業

形態の創出に関する支援を行っていくことが有効であると考えられます。

2.7

2.3

5.8

6.7

3.5

5.0

28.8

35.7

59.3

50.3

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

全体(n=1,200)

関東圏以外の出身者(n=300)

今後1年以内に移住する予定・検討したいと思っている 今後5年をめどに移住する予定・検討したいと思っている今後10年以内をめどに移住する予定・検討したいと思っている 具体的な時期は決まっていないが、検討したいと思っている検討したいと思わない

移住予定・検討

したい40.7%

移住予定・検討

したい49.7%

50.8%46.7%

34.2%

0%

20%

40%

60%

10・20代 30代 40代 50代 60代

男性 女性

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- 42 -

(2)住民等意識調査結果

本市の将来展望を描くに当たり、次のアンケートを実施しました。なお、各図表における

「N」は、その設問への回答者数を表しています。

◆子育て世代へのアンケート〈調査概要〉

調査対象 桐生市在住の 20~49 歳までの方

標本数 1,000 票

抽出方法 無作為抽出

調査時期 平成 27 年 7 月 17 日~平成 27 年 8 月 7 日

調査方法 郵送による配布・回収

回収数 277 通

回収率 27.7%

◆高校生・大学生へのアンケート〈調査概要〉

調査対象 桐生市内の学生

標本数 800 票

抽出方法 市内在学の高校 3 年生・大学 4 年生に配布

調査時期 平成 27 年 7 月 17 日~平成 27 年 8 月 7 日

調査方法 学校を通じた配布・回収

回収数 702 通

回収率 約 87.8%

◆転入者へのアンケート〈調査概要〉

調査対象 桐生市に転入した方

標本数 500 票

抽出方法 無作為抽出

調査時期 平成 27 年 7 月 17 日~平成 27 年 8 月 7 日

調査方法 郵送による配布・回収

回収数 143 通

回収率 28.6%

◆転出者へのアンケート〈調査概要〉

調査対象 桐生市から転居した方

標本数 500 票

抽出方法 無作為抽出

調査時期 平成 27 年 7 月 17 日~平成 27 年 8 月 7 日

調査方法 郵送による配布・回収

回収数 121 通

回収率 24.2%

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- 43 -

◆子育てに関する調査結果

①:希望出生数

理想とする子どもの人数については、既婚者と独身者の平均では 2.18 人となっており、既

婚者に限ると、2.28 人となります。

2.28

1.992.18

0

0.5

1

1.5

2

2.5

0%

20%

40%

60%

80%

100%

既婚者 独身者 合 計

子どもはいらない 1人 2人3人 4人 5人無回答 理想とする子どもの人数

(人)

(単位:人、%)

回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比

子どもはいらない 4 2.2% 10 10.1% 14 5.1%

1人 9 5.1% 5 5.1% 14 5.1%

2人 101 56.7% 53 53.5% 154 55.6%

3人 58 32.6% 24 24.2% 82 29.6%

4人 3 1.7% 0 0.0% 3 1.1%

5人 1 0.6% 0 0.0% 1 0.4%

無回答 2 1.1% 7 7.1% 9 3.2%

合 計 178 100.0% 99 100.0% 277 100.0%

理想とする子どもの人数※

※無回答を除く

2.28 1.99 2.18

項 目既婚者 独身者 合 計

Page 48: 桐生市人口ビジョン (令和 年度改訂版) - Kiryu · 2020. 5. 3. · 1,591 1,864 1,832 1,894 2,221 2,909 3,754 3,450 3,045 2,691 2,531 3,478 女 性 880 1,043 1,160

- 44 -

②:現在の子どもの人数と理想とする子どもの人数

以下のグラフは子育て世代(20~49 歳)の既婚者に対し、現在の子どもの人数と理想とす

る子どもの人数について聞いた結果です。

約半数が「現在の子どもの人数は理想とする子どもの人数より少ない」と回答しており、そ

の理由として、「子育てに伴う経済的負担が大きいから」が最も多く、次いで、「欲しいけれど

もできないから」、「働きながら子育てを行う職場環境が整っていないから」となっています。

63.4%

8145.5%

9151.1%

00.0%

現在の子どもの人数は理想より多い

現在の子どもの人数は理想と同じ

現在の子どもの人数は理想より少ない

無回答

N=178人

55

9

8

19

3

27

3

8

12

1

0 20 40 60

1.子育てに伴う経済的負担が大きいから

2.家族の家事・育児への協力が得られないから

3.子育てを行う住環境が整っていないから

4.働きながら子育てを行う職場環境が整っていないから

5.子育てを行う地域に適していないから

6.欲しいけれどもできないから

7.自分や夫婦の生活を大切にしたいから

8.高年齢での出産に不安があるから

9.その他

無回答

(人)

N=91人

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- 45 -

③:理想とする子どもの人数とするために必要と考えること(複数回答可)

以下のグラフは子育て世代(20~49 歳)に対し、理想とする子どもの人数とするためには、

どのような施策が必要であるかについて聞いた結果です。前頁の結果と同様に、子育てに伴う

経済的負担の軽減を求めるもの、家族の協力や職場環境などの改善を求めるものが続いていま

す。

④:結婚への意欲について

以下のグラフは、子育て世代(20~49 歳)の独身者に対し、結婚への意欲を聞いた結果です。

「すぐにでも結婚したい」と「いずれ結婚するつもり」を合計すると約 58 パーセントとなり、

結婚への意欲は高いことがうかがえます。

64

13

39

17

6

17

3

2

9

12

5

5

17

66

20

42

31

11

24

5

3

16

9

4

2

1

0 50 100 150

1.子育てのための十分な収入

2.出産に係る費用の負担軽減

3.保育料・教育費用の負担軽減

4.家事・育児に関する家族の協力

5.住宅取得・家賃補助

6.育児休業制度等の充実

7.職場内保育所の整備

8.子育てに関する不安や悩みを相談できる窓口の整備

9.長時間保育等の保育サービスの充実

10.子どもが安全に遊ぶことのできる児童公園等の充実

11.自然環境や地域資源等を活用した特色ある教育…

12.その他

無回答

既婚者:91人 独身者:82人 (人)

13

13.1%

44

44.4%

12

12.1%

27

27.3%

3

3.0%

1.すぐにでも結婚したい 2.いずれ結婚するつもり

3.結婚するつもりはない 4.わからないN=99人

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- 46 -

⑤:独身でいる理由、有効と思われる結婚支援策

以下のグラフは子育て世代(20~49 歳)の独身者に対し、独身でいる理由と有効と思われる

結婚支援策を聞いた結果です。それぞれの回答から、結婚生活に対する経済的な不安がうかが

えるほか、異性との出会いの場を求める意見が多くなっています。

■独身でいる理由(複数回答可)

■有効と思われる結婚支援策(複数回答可)

【子育てに関する調査結果に対する考察】

本調査結果を踏まえると、現状の子どもの数に満足しているわけではなく、理想とする子ど

もの人数と現実とでは乖離があることや、独身者の結婚に対する意欲は高いことが分かります。

このため、子育てに伴う経済的負担の軽減や子育て環境の充実を図ることで、婚姻率や出生

率の上昇に繋がることが考えられます。

29

14

22

41

13

17

1

15

6

0 10 20 30 40 50

1.経済的な余裕がないから

2.結婚するにはまだ若いと考えるから

3.結婚する必要性を感じないから

4.異性と知り合う(出会う)機会がないから

5.仕事(又は学業)に打ち込みたいから

6.独身生活の自由さや気楽さを失いたくないから

7.結婚生活に適した地域ではないから

8.その他

無回答

(人)

N=99人

29

6

4

15

11

17

30

44

4

9

0 20 40 60

1.結婚したい男女の出会いの場づくり

2.結婚に関する相談窓口などの整備

3.結婚に関するセミナーなどの意識啓発

4.就労・転職等に関する相談窓口などの整備

5.企業等の雇用主に対する労働時間短縮の働きかけ

6.企業等の雇用主に対する正規職員雇用の働きかけ

7.結婚祝い金などの一時金の支給

8.住宅取得補助・家賃補助などの結婚生活の支援

9.その他

無回答

(人)

N=99人

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- 47 -

◆進学・就職に関する調査結果

⑥:桐生市内へ進学したい理由、桐生市外へ進学したい理由

以下のグラフは高校生・大学生に対し、進学先の意向を聞いた結果であり、桐生市内と回答

した生徒・学生は約 11 パーセント、桐生市外と回答した生徒・学生は合計すると約 89 パーセ

ントとなっています。

■桐生市内へ進学したい理由

(複数回答可)

桐生市内と回答した 55 人の

回答では、桐生市内に希望す

る進学先があることを理由と

する回答が約 82 パーセントあ

るほか、経済的負担を理由と

する回答が約 26 パーセントと

なっています。

■桐生市外へ進学したい理由

(複数回答可)

桐生市外と回答した 454 人

の回答では、桐生市内に希望

する進学先がないことを理由

とする回答が約 77 パーセント

となっています。

55

10.8%

192

37.7%

230

45.2%

31

6.1%

1

0.2%

0

0.0%

桐生市内 県内の他市町村 関東地方 その他国内 国外 無回答

N=509人

81.8%

1.8%

5.5%

0.0%

7.3%

25.5%

1.8%

1.8%

0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0% 100.0%

桐生市内に希望する進学先があるから

将来は都会に行きたいが、今は桐生にいたいから

家族と一緒に住みたいから

親元を離れて生活したいから

家族が桐生で進学することを望んでいるから

他地域に進学するよりも経済的負担が少ないから

その他

無回答

合計 N=55人

77.1%

9.7%

4.6%

13.4%

8.8%

1.3%

8.1%

2.9%

0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0% 100.0%

桐生市内に希望する進学先がないから

都会の生活に憧れているから

家族と一緒に住みたいから

親元を離れて生活したいから

桐生市内の生活は不便だから

地元へ帰郷したいから

その他

無回答 N=454人

Page 52: 桐生市人口ビジョン (令和 年度改訂版) - Kiryu · 2020. 5. 3. · 1,591 1,864 1,832 1,894 2,221 2,909 3,754 3,450 3,045 2,691 2,531 3,478 女 性 880 1,043 1,160

- 48 -

⑦:桐生市内へ就職したい理由、桐生市外へ就職したい理由

以下のグラフは高校生・大学生に対し、就職先の意向を聞いた結果であり、桐生市内と回答

した生徒・学生は約 16 パーセント、桐生市外と回答した生徒・学生は合計すると約 83 パーセ

ントとなっています。

■桐生市内へ就職したい理

由(複数回答可)

桐生市内と回答した 29

人の回答では、桐生市内に

希望する就職先があること

を理由とする回答が約 52

パーセントあるほか、家族

との同居を理由とする回答

が約 21 パーセントとなっ

ています。

■桐生市外へ就職したい理

由(複数回答可)

桐生市外と回答した 153

人の回答では、桐生市内に

希望する就職先がないこと

を理由とする回答が約 59

パーセントとなっていま

す。

【進学・就職に関する調査結果に対する考察】

以上の調査結果から、進学希望者は就職希望者より多く、さらに市内に進学や就職を希望す

る者よりも、市外を希望する者が極めて多い状況にあることが分かります。このことから、進

学先、就職先の受け皿の創出に関する研究や、進学や就職で市外に出て行った生徒・学生の U

ターンを促すための施策を行うことで、社会減の改善を図ることが可能であると考えられま

す。

29

15.8%

87

47.3%

55

29.9%

11

6.0%

0

0.0%

2

1.1%

桐生市内 県内の他市町村 関東地方 その他国内 国外 無回答

N=184人

51.7%

13.8%

17.2%

20.7%

0.0%

13.8%

13.8%

0.0%

0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0%

桐生市内に希望する就職先があるから

他地域の情報を知らないから

将来は都会で働きたいが、今は桐生にいたいから

家族と一緒に住みたいから

親元を離れて生活したいから

家族が桐生で就職することを望んでいるから

その他

無回答 N=29人

59.4%

6.5%

10.3%

13.5%

15.5%

7.7%

12.9%

3.2%

0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0%

桐生市内に希望する就職先がないから

都会の生活に憧れているから

家族と一緒に住みたいから

親元を離れて生活したいから

桐生市内の生活は不便だから

地元へ帰郷したいから

その他

無回答 N=153人

Page 53: 桐生市人口ビジョン (令和 年度改訂版) - Kiryu · 2020. 5. 3. · 1,591 1,864 1,832 1,894 2,221 2,909 3,754 3,450 3,045 2,691 2,531 3,478 女 性 880 1,043 1,160

- 49 -

◆定住意向に関する調査結果

⑧:主な転居の理由

以下のグラフは本市からの転出者に対し、主な転居の理由を聞いた結果です。自分または配

偶者の仕事を理由とする回答が約 33 パーセントと最も高く、次いで結婚を理由とする回答が

約 22 パーセントとなっています。

⑨:転居前と比較した桐生市の住みやすさ

以下のグラフは本市への転入者に対し、転居前と比較した桐生市の住みやすさを聞いた結果

です。「どちらかといえば住みにくい」と「大変住みにくい」の回答が合わせて約 26 パーセン

トある一方、約 60 パーセントの方が「大変住みやすい」、「どちらかといえば住みやすい」と回

答しています。

33.1%

0.8%

1.7%

0.8%

21.5%

13.2%

4.1%

21.5%

3.3%

0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0%

自分または配偶者の仕事のため

お子さんの仕事のため

自分または配偶者の進学ため

お子さんの進学のため

結婚のため

住宅の購入・住み替えのため

親の介護などのため(家族の事由)

その他

無回答N=121人

11.2%

48.3%

19.6%

6.3%

11.9%

2.8%

0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0%

大変住みやすい

どちらかといえば、住みやすい

どちらかといえば、住みにくい

大変住みにくい

わからない

無回答

N=143人

59.5%

25.9%

Page 54: 桐生市人口ビジョン (令和 年度改訂版) - Kiryu · 2020. 5. 3. · 1,591 1,864 1,832 1,894 2,221 2,909 3,754 3,450 3,045 2,691 2,531 3,478 女 性 880 1,043 1,160

- 50 -

⑩:桐生市での居住に対する意向

以下のグラフは、子育て世代(20~49 歳)と本市への転入者に対し、桐生市での居住に対

する意向を聞いた結果です。

■桐生市での居住に対する意向(子育て世代(20~49 歳))

■桐生市での居住に対する意向(転入者)

【定住意向に関する調査結果に対する考察】

以上の調査結果から、仕事や結婚のために市外へ転出するケースが多く見受けられますが、

転入者においては、桐生市は住みやすい、住み続けたいという回答も多く見られ、本市に住ん

でいる子育て世代の意向も考慮すると、「住むまち」としての魅力が低いわけではないと考え

られます。

このことから、本市の魅力を効果的に発信し、移住に関する更なる情報提供を行うことで、

社会減の改善を図ることが可能であると考えられます。

48.7%

10.8%

39.4%

1.1%

0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0%

住み続けたい

住み続けたくない

どちらともいえない

無回答

N=277人

51.7%

7.7%

38.5%

2.1%

0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0%

住み続けたい

住み続けたくない

どちらともいえない

無回答

N=143人

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- 51 -

◆今後のまちづくりに関する調査結果

⑪:住みやすいと考える理由、住みにくいと考える理由

以下のグラフは、本市への転入者と本市からの転出者に対し、本市の住みやすさに関する評

価を聞いた結果です。

■住みやすいと考える理由(複数回答可)

■住みにくいと考える理由(複数回答可)

50.6%

10.3%

32.2%

16.1%

1.1%

6.9%

11.5%

3.4%

3.4%

2.3%

35.6%

13.8%

13.8%

0.0%

50.0%

6.3%

35.0%

12.5%

1.3%

1.3%

7.5%

6.3%

3.8%

3.8%

40.0%

17.5%

12.5%

1.3%

0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0%

買物などの日常生活が便利だから

医療機関・介護サービスが充足しているから

通勤・通学が便利だから

土地や住宅が安いから

就労先が充足しているから

職場環境が良いから

出産・子育て環境が良いから

教育環境が良いから

都市基盤が整備されているから

公共交通機関が便利だから

自然環境が豊かだから

桐生市の伝統・文化が良いから

その他

無回答

転入者:87人 転出者:80人

70.3%

8.1%

24.3%

2.7%

18.9%

2.7%

8.1%

0.0%

10.8%

54.1%

2.7%

0.0%

18.9%

2.7%

56.7%

6.7%

33.3%

6.7%

40.0%

6.7%

6.7%

0.0%

26.7%

53.3%

0.0%

6.7%

16.7%

0.0%

0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0%

買物などの日常生活が不便だから

医療機関・介護サービスが不足しているから

通勤・通学が不便だから

土地や住宅が高いから

就労先が不足しているから

職場環境が悪いから

出産・子育て環境が悪いから

教育環境が悪いから

都市基盤が整備されていないから

公共交通機関が不便だから

自然環境が悪いから

桐生市の伝統・文化が合わないから

その他

無回答

転入者:37人 転出者:30人

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- 52 -

⑫:桐生市に今後重点的に取り組んでほしいこと、桐生市に不足していると感じること

以下のグラフは、子育て世代(20~49 歳)、本市への転入者、本市からの転出者に対し、本

市のまちづくりついて、重点的に取り組んでほしいことを聞いた結果と、高校生・大学生に対

し本市に不足していると感じることを聞いた結果です。

■桐生市が今後重点的に取り組んでほしいこと(複数回答可)

■高校生・大学生が桐生市に不足していると感じること(複数回答可)

【今後のまちづくりに関する調査結果に対する考察】

以上の調査結果から、買物環境といった生活の利便性の確保、商店街の活性化を始めとする

まちなかの魅力向上や公共交通機関の充実などに関する施策を行うとともに、人口減少社会を

踏まえ、本市の資源を生かしたまちづくりを推進することで、本市への移住・定住の促進を図

ることが可能であると考えられます。

33.2%

33.9%

30.0%

30.3%

35.0%

13.7%

5.8%

10.1%

19.9%

32.9%

8.7%

6.1%

8.7%

5.8%

4.3%

2.9%

1.8%

25.9%

23.1%

28.0%

23.8%

29.4%

9.8%

3.5%

11.9%

14.0%

27.3%

14.0%

7.7%

8.4%

7.7%

4.2%

8.4%

2.8%

35.5%

14.0%

30.6%

19.8%

43.0%

14.0%

6.6%

10.7%

8.3%

27.3%

11.6%

5.8%

8.3%

9.9%

2.5%

4.1%

4.1%

0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0%

買物などの日常生活の利便性

保健医療介護体制の充実

公共交通機関の充実

雇用の場の創出

商店街の活性化

地場産業の活性化(織物業、製造業等)

山林等の地域資源を活用した産業振興

安全性の向上

教育環境の充実

子育て環境の充実

都市基盤の整備

市民と行政が協働できる体制

スポーツや文化活動等の余暇環境の充実

重要伝統的建造物群保存地区を核とした産業観光の推進

小水力やバイオマス・太陽光などの新エネルギー活用の推進

その他

無回答

市内在住の20~49歳:277人 転入者:143人 転出者:121人

2.3%

2.6%

40.7%

13.5%

15.2%

7.1%

9.7%

4.0%

36.8%

1.1%

14.7%

27.2%

2.4%

56.4%

3.0%

5.8%

2.8%2.3%

0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0%

自然の豊かさ

保健・医療・介護体制の充実

バスや鉄道など公共交通の充実

スーパーなど買物の便利さ

道路の整備状況

公園や広場など子どもの遊び場

街並み・景観の美しさ

人情の豊かさ

街の活気

歴史や伝統の深さ

スポーツ施設

観光・レジャー施設

図書館などの文化施設

大型ショッピングモール

教育環境

就業環境

その他

無回答N=702人

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- 53 -

5:目指すべき将来の方向

ここでは、これまでの分析結果と国の長期ビジョンを踏まえ、「第2期 桐生市まち・ひと・し

ごと創生総合戦略」で掲げる目指すべき将来の方向を提示します。

基本目標1 地域の資源を活用した魅力ある雇用を創出する

魅力ある雇用を創出し、「しごと」と「ひと」の好循環を確立するため、企業誘致を推進すると

ともに、既存企業の成長を支援します。

また、創業や事業承継につながる取組を推進するとともに、豊かな自然環境や地域固有の資源

を生かした農林業振興を図ります。

基本目標2 人口の市外流出に歯止めをかけ、移住・定住を促進するとともに、交流人口の拡大による

地域の活性化を目指す

恒常的に続く若年層の流出に歯止めをかけるため、桐生がより多くの人から選ばれるまちにな

ることを目指し、まちの価値を高めるシティブランディングを推進するとともに、桐生での暮ら

しを応援する様々な施策を講じます。

また、交流人口や関係人口の拡大による市内経済の活性化を目指し、本市の自然、文化、歴史、

産業等の多様な観光資源を活用した観光施策を推進します。

基本目標3 安心して結婚・妊娠・出産・子育てができるよう、若い世代の希望をかなえる

少子化の流れに歯止めをかけるため、結婚・妊娠・出産・育児の切れ目ない支援を充実すると

ともに、安心して子育てができる環境を整備します。

また、桐生を好きな心豊かな子どもを育成するため、桐生ならではの特色ある教育の充実を図

るとともに、学力向上や生徒指導等における教育課題の解決につながる教育研究を推進します。

基本目標4 広域的な視点かつ将来を見据えた、地域の特徴に応じたまちづくり

「しごと」と「ひと」の好循環を支える「まち」の活性化を図るため、誰もが活躍でき、安全・

安心に暮らすことのできる環境づくりを進めるとともに、コンパクトシティや歴史まちづくりな

ど、本市の特徴に応じたまちづくりを進めます。

また、広域的な視点で様々な分野において地域連携を推進し、将来を見据えた持続可能なまち

づくりを進めます。

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- 54 -

6:人口の将来展望

本市が現状取り組んでいる事業と、今後総合戦略において取り組む「しごと」と「ひと」の好

循環の創出とそれを支える「まち」の形成を促進し、合計特殊出生率、移動率の改善を図ること

で、本市が目指すべき将来の人口を展望します。

〇合計特殊出生率の改善

2014 年の合計特殊出生率 1.33 を、2030 年に 1.60、2040 年に 1.80 に上昇

〇移動率(人口に対する移入出の割合)の改善

2005→2010 年の移動率を、2020 年にかけて 2 分の 1 に縮小し、転入転出の人口移動の割合を

改善

目標とする将来人口

2040 年に約 83,000人、2060 年に約 61,000 人の人口を維持

まち・ひと・しごと創生本部の推計では、2040 年に約 75,000 人、2060 年に約 47,000 人まで

人口が減少するとされていますが、本市の目指すべき将来の方向を実現し、上記の目標とする将

来人口の維持を目指します。

■人口の将来展望と推移

【出典】社人研推計準拠について、2015 年は国勢調査、2020 年以降は、社人研による「日本の地域別将来推計人口(2018 年

推計)」に準拠し、2060 年まで延伸した推計

82,901

60,779

114,714

74,772

47,394

0

20,000

40,000

60,000

80,000

100,000

120,000

140,000

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年 2050年 2055年 2060年

人口の将来展望 社人研推計準拠(人)

Page 59: 桐生市人口ビジョン (令和 年度改訂版) - Kiryu · 2020. 5. 3. · 1,591 1,864 1,832 1,894 2,221 2,909 3,754 3,450 3,045 2,691 2,531 3,478 女 性 880 1,043 1,160

- 55 -

■総人口と年齢3区分別人口の推移

※総数には年齢不詳を含む

年齢3区分別人口の推移

年齢3区分別人口割合の推移

(単位:人、%)

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年 2050年 2055年 2060年

12,062 11,265 10,587 9,815 9,450 9,350 9,071 8,465 7,679 7,070

10.5% 10.3% 10.3% 10.3% 10.6% 11.3% 11.8% 11.9% 11.6% 11.6%

64,314 59,780 55,215 50,871 45,977 40,562 37,050 34,636 32,636 30,388

56.1% 54.8% 54.0% 53.2% 51.6% 48.9% 48.1% 48.5% 49.5% 50.0%

38,078 37,978 36,532 34,878 33,615 32,989 30,933 28,323 25,655 23,321

33.2% 34.8% 35.7% 36.5% 37.8% 39.8% 40.1% 39.7% 38.9% 38.4%

総人口 114,714 109,023 102,335 95,564 89,042 82,901 77,055 71,424 65,970 60,779

総人口指数 100.0 95.0 89.2 83.3 77.6 72.3 67.2 62.3 57.5 53.0

年少人口

(0~14歳)

生産年齢人口

(15~64歳)

老年人口

(65歳以上)

12,062 11,265 10,587 9,815 9,450 9,350 9,071 8,465 7,679 7,070

64,314 59,780

55,215 50,871 45,977 40,562 37,050 34,636 32,636 30,388

38,078 37,978

36,532 34,878

33,615 32,989

30,933 28,323

25,655 23,321

0

20,000

40,000

60,000

80,000

100,000

120,000

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年 2050年 2055年 2060年

年少人口

(0~14歳)

生産年齢人口

(15~64歳)

老年人口

(65歳以上)

(人)

10.5% 10.3% 10.3% 10.3% 10.6% 11.3% 11.8% 11.9% 11.6% 11.6%

56.1% 54.8% 54.0% 53.2% 51.6% 48.9% 48.1% 48.5% 49.5% 50.0%

33.2% 34.8% 35.7% 36.5% 37.8% 39.8% 40.1% 39.7% 38.9% 38.4%

0%

20%

40%

60%

80%

100%

2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年 2050年 2055年 2060年

年少人口

(0~14歳)

生産年齢人口

(15~64歳)

老年人口

(65歳以上)

Page 60: 桐生市人口ビジョン (令和 年度改訂版) - Kiryu · 2020. 5. 3. · 1,591 1,864 1,832 1,894 2,221 2,909 3,754 3,450 3,045 2,691 2,531 3,478 女 性 880 1,043 1,160

桐生市人口ビジョン(令和2年度改訂版)

令和 2 年3月発行

発行/桐生市

編集/桐生市総合政策部企画課

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