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かんたんセットアップ ガイド 本ガイドの手順でスイッチを かんたんにセットアップできます 1 機器と PC の接続 P2 2 初期セットアップ P4 Cisco Catalyst 2960-L シリーズ

Cisco Catalyst 2960-L シリーズ 必要な機器を準備する 次のものを準備し、Catalyst 2960-L スイッチを、セットアップを実行するコン ピュータ(PC)に接続します。

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Page 1: Cisco Catalyst 2960-L シリーズ 必要な機器を準備する 次のものを準備し、Catalyst 2960-L スイッチを、セットアップを実行するコン ピュータ(PC)に接続します。

かんたんセットアップ ガイド

本ガイドの手順でスイッチをかんたんにセットアップできます

1 機器と PC の接続 P2 2 初期セットアップ P4

Cisco Catalyst 2960-L シリーズ

Page 2: Cisco Catalyst 2960-L シリーズ 必要な機器を準備する 次のものを準備し、Catalyst 2960-L スイッチを、セットアップを実行するコン ピュータ(PC)に接続します。

1-1 必要な機器を準備する次のものを準備し、Catalyst 2960-L スイッチを、セットアップを実行するコンピュータ(PC)に接続します。● Catalyst 2960-L スイッチ本体 ● AC 電源コード● イーサネット ケーブル ● セットアップを実行する PC

スイッチには何も接続しない状態で始めます。

1-2 スイッチを PC に接続する

機器と PC の接続1

1 AC 電源コードをスイッチ背面の AC 電源コネクタと AC 電源コンセントに接続

スイッチに電源を投入します。

2 システム(SYST)LED とステータス(STAT)LED の点灯を確認

スイッチに電源を投入後、セルフテストが

開始され、各 LED が点灯および消灯します。約 1 分後、システム(SYST)LED がグリーンに点灯したままの状態でステータス

(STAT)LED もグリーンに点灯したら、セルフテストは完了です。

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3 モード ボタンを長押し

4 すべての LED の点灯を確認

セルフテスト完了後、モード ボタンを長押しします。約 3 秒後、モード ボタンの横のすべての LED がグリーンに点灯します。

5 イーサネット ケーブルをスイッチのイーサネット ポートと PC のイーサネット ポートに接続

スイッチ側のイーサネット ケーブルを接続したポート LED がグリーンに点灯または点滅したら、PC との接続は完了です。次ページ以降を参考に、PC から初期セットアップを実行します。

注意❷で、システム(SYST)LED がグリーンに点灯しない、またはアンバーに点灯する場合、AC 電源コードを接続し直して、再度、電源を投入してください。それでもシステム(SYST)LED がグリーンに点灯しない、またはアンバーに点灯する場合は、ご購入元にお問い合わせください。

❹で、モード ボタンの横のすべての LED がグリーンに「点灯」ではなく「点滅」する場合、スイッチの設定がすでに完了しています。次ページ以降の設定セットアップ ウィザードを実行する場合は、XX ページ「3 スイッチを初期化する」を参考にスイッチを初期化してください。

❺で、イーサネット ケーブルを接続するスイッチ側のポートは、下部にポート番号があるイーサネット ポートです。8 ポート モデルでは 1 から 8 番、16 ポート モデルでは 1 から 16 番、24 ポート モデルでは 1 から 24 番、48 ポート モデルでは 1 から 48 番のポートを使用します。同じ形状で番号がないポートはコンソール ポートで、ここでは使用しません。

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3かんたんセットアップ ガイドCisco Catalyst 2960-L シリーズ

1 機器と PC の接続

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2-1 必要な情報を準備する初期セットアップを実行する前に、次の情報を準備しておきます。● デフォルト ゲートウェイ(一般的にはルータの IP アドレス)● スイッチに割り当て可能な IP アドレスおよびサブネット マスク

2-2 管理画面にログインするブラウザベースの管理画面から「設定セットアップ ウィザード」を実行して、スイッチの初期セットアップを開始します。ブラウザを開いて管理画面にログイン

します。

11 ブラウザのアドレスバ ー に「10.0.0.1」を 入 力 し て Enter キーを押す

認証ダイアログボックスが

表示されます。

初期セットアップ2

注意認証ダイアログボックスが表示されない場合は、スイッチと PC の接続が失敗している可能性があります。

・スイッチのモード ボタンの横のすべての LED がグリーンに点灯しているかどうか、確認してください。

・スイッチのイーサネット ポートと PC のイーサネット ポートがイーサネット ケーブルで接続されているかどうか、確認してください。

・PC のイーサネット ポートが接続されているネットワーク アダプタが IP アドレスを自動的に取得する設定になっているかどうか、確認してください。Windows ではデフォルトで IP アドレスを自動的に取得する設定になっていますが、手動設定になっている場合は自動設定に戻して Windows を再起動してください。

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2-3 「基本設定」を設定する管理画面にログインすると、自動的に設定セットアップ ウィザードが起動します。表示される画面に従って、スイッチの基本情報を設定します。

2 認証ダイアログボックスの[パスワード]に「cisco」を入力

3 [OK]をクリック

設定セットアップ ウィザードが表示されます。

1 [ウィザードへ移動]をクリック

MEMO[ユーザー名]の入力はこ

こでは必要ありません。3

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2 初期セットアップ

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2 [ホスト名]を入力

3 [ユーザ名]を入力

4 [ユーザ パスワード]を入力

5 [イネーブル パスワード]を入力

6 [日付と時刻]のメニューから日付と時刻をそれぞれ選択

7 [インターフェイスの設定]をクリック

スイッチの基本設定が完了

し、インターフェイスの設

定画面が表示されます。

MEMO❺の「イネーブル パスワード」は、コマンドライン インターフェイス(Command-Line Interface;CLI)による管理画面で「特権 EXEC モード」に入る場合に使用します。「ユーザ パスワード」とは異なる文字列を入力することを推奨します。

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2-4 「インターフェイスの設定」を設定するスイッチのインターフェイス情報を設定します。スイッチをネットワークに接続

するための最小限の情報として、[データ VLAN]の設定のみ必須です。

1 [データ VLAN]に数値を入力

ご利用のネットワークでと

くに設定がない場合は、デ

フォルトの数値である「1」を入力してください。

2 [音声 VLAN]に数値を入力

ご利用のネットワークでと

くに設定がない場合は、入

力は不要です。

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2

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2 初期セットアップ

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3 使用する[アクセス ポート]を選択

特定のポートを「アクセス ポート」として設定したい

場合のみ選択します。Ctrl キーを押しながらクリック

することで、一度に複数の

ポートを選択できます。

4 [PortFast の 有 効化]をチェック

5 使用する[アップリンク ポート]を選択

6 [レイヤ 3 設定]をクリック

スイッチのインターフェイ

ス設定が完了し、レイヤ 3 の設定画面が表示されま

す。

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5

4

6

MEMO❺で選択できないポートも、初期セットアップの完了後にブラウザベースおよび CLI の管理画面から「アップリンク ポート(トランク ポート)」として設定できます。

MEMO「PortFast」によって、PC などアクセス ポートに接続されたクライ

アントがネットワーク

に接続される時間が短

縮されます。

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2-5 「レイヤ 3 設定」を設定するスイッチのレイヤ 3 情報を設定します。スイッチをネットワークに接続するための最小限の情報として、[デフォルト ゲートウェイ]の設定のみ必須です。

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1 [デフォルト ゲートウェイ]に IP アドレスを入力

2 [IP アドレスの割当 て ] で、[ イ ンターフェイス]-[VlanX]行の[新しい IP]と[サブネット マスク]にアドレスを入力

3 [詳細設定]をクリック

スイッチのレイヤ 3 設定が完了し、詳細設定画面が

表示されます。

2

3

MEMO❷は必須ではありませんが、ここでスイッチの IP アドレスを設定(固定)しておくことを推奨します。初期セットアップの完了後、ここで設定した IP アドレスをブラウザのアドレスバーに入力するだけで、管理画面に簡単にアクセスできるようになり

ます。

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2 初期セットアップ

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2-6 「詳細設定」を設定するスイッチの詳細情報を設定します。

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2-7 設定セットアップ ウィザードを完了するここまでの手順で、スイッチをネットワークに接続するための情報を設定するこ

とができました。スイッチ上で設定を有効化して、ウィザードを完了します。

1 [Telnet の有効化]をチェック

2 [サマリー]をクリック

スイッチの詳細設定が完了

し、これまでに設定した情

報の概要画面が表示されま

す。

2

1

1 [送信]をクリック

[リダイレクト中 ...]ポップアップ ウィンドウ、または[設定が正常に適用さ

れました。]プッシュ通知

が表示されたら、初期セッ

トアップは完了です。ス

イッチをネットワークに接

続してください。

MEMO初期セットアップの完了後、スイッチには新しい IP アドレス(「2-5」❷の IP アドレス)が設定されます。PC には初期セットアップ中にスイッチから割り当てられた IP アドレスが保持されているため、このままではスイッチに接続できません。PC の再起動を推奨します。

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MEMO初期セットアップを再度実行する場合は、スイッチを出荷時のデフォルト設定にリ

セットする必要があります。スイッチのリセットは、コマンドライン インターフェイス(Command-Line Interface;CLI)による管理画面で実行します。CLI にアクセスするためには次のような環境が必要です。

・Tera Term や PuTTY、Windows コマンドプロンプトなど、端末エミュレータ・スイッチと PC をコンソール ケーブルで直接接続、またはネットワークで遠隔接続

次の例は、Windows コマンドプロンプトを使用して PC からスイッチへ Telnet 接続し、スイッチをリセットするコマンドです(ボールドが入力するコマンド)。

C:\Windows\system32>telnet 10.10.10.2 ※「2-5」❷の IP アドレスを入力Username: cisco ※「2-3」❸のユーザ名を入力Password: cisco ※「2-3」❹のユーザ パスワードを入力cisco#erase startup-configErasing the nvram filesystem will remove all configuration files! Continue? [confirm][OK]Erase of nvram: complete

次の例は、スイッチと PC をコンソール ケーブルで直接接続し、Tera Term を使用してスイッチをリセットするコマンドです(ボールドが入力するコマンド)。

cisco>enablePassword: cisco1234 ※「2-3」❺のイネーブル パスワードを入力cisco#erase startup-configErasing the nvram filesystem will remove all configuration files! Continue? [confirm][OK]Erase of nvram: complete

「Erase of nvram: complete」が表示されたら、「reload」コマンドの実行または電源ケーブルの抜き差しで、スイッチを再起動します。初期セットアップを再度実行で

きます。

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2 初期セットアップ

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