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操作手順と仕様 CompactRIO NI cRIO-9012/9014 CompactRIO 用インテリジェントリアルタイム組込コントローラ 1. CompactRIO cRIO-9012/9014 このドキュメントでは、NI cRIO-9012/9014 リアルタイム組込コントローラをネット ワークに接続する方法と、コントローラの機能の使用方法を説明しています。このド キュメントには、コントローラの仕様も記載されています。 1 LED 2 SMB コネクタ 3 電源コネクタ 4 DIP スイッチ 5 RESET ボタン 6 RJ-45 イーサネットポート 7 USB ポート 8 RS-232 シリアルポート 1 8 3 5 7 4 6 2

CompactRIO NI cRIO-9012/9014“作手順と仕様 CompactRIO NI cRIO-9012/9014 CompactRIO 用インテリジェントリアルタイム組込コントローラ 図 1. CompactRIO cRIO-9012/9014

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操作手順と仕様CompactRIO NI cRIO-9012/9014CompactRIO用インテリジェントリアルタイム組込コントローラ

図 1. CompactRIO cRIO-9012/9014

このドキュメントでは、NI cRIO-9012/9014リアルタイム組込コントローラをネットワークに接続する方法と、コントローラの機能の使用方法を説明しています。このドキュメントには、コントローラの仕様も記載されています。

1 LED2 SMBコネクタ3 電源コネクタ4 DIPスイッチ

5 RESETボタン6 RJ-45イーサネットポート 7 USBポート8 RS-232シリアルポート

1

83

5

7

4

6

2

2 | ni.com | CompactRIO NI cRIO-9012/9014 操作手順と仕様

安全ガイドラインcRIO-9012/9014は、必ずこの操作手順に従って操作してください。

危険な設置箇所での安全ガイドラインcRIO-9012/9014は、Class I、Division 2、Group A、B、C、D、T4 危険設置箇所、Class I、Zone 2、AEx nA II T4、Ex nA II T4 危険設置箇所、および非危険設置箇所での使用に適しています。爆発の恐れのある環境で cRIO-9012/9014を取り付ける場合は、以下のガイドラインに従ってください。このガイドラインに従わないと、死傷事故が発生する恐れがあります。

注意 電源が OFFでない限り、コントローラから電源ワイヤおよびコネクタを取り外さないでください。

注意 電源が OFFでない限り、コントローラの取り付けや取り外しをわないでください。

注意 コンポーネントを別の製品で代用すると、Class Iの Division 2に適合しなくなる場合があります。

注意 Zone 2のアプリケーションには、IEC 60529および EN 60529に定義されているように CompactRIOシステムを最低 IP 54規格の筐体に取り付けてください。

CompactRIO NI cRIO-9012/9014 操作手順と仕様 | © National Instruments | 3

コントローラをシャーシに設置するCompactRIOコントローラの外形寸法は、図 2の通りです。

図 2. CompactRIOコントローラの前面および底面図と外形寸法

1 M4ネジ

77.3 mm(3.04 in.)

90.2 mm(3.55 in.)

44.2 mm(1.74 in.)

88.1 mm(3.47 in.)

44.2 mm(1.74 in.)

1

4 | ni.com | CompactRIO NI cRIO-9012/9014 操作手順と仕様

以下の手順に従って、コントローラをシャーシに取り付けてください。1. コントローラまたはシャーシが電源に接続されていないことを確認します。2. 図 3のように、コントローラをシャーシに合わせます。

図 3. コントローラをシャーシ(表示は 8スロットシャーシ)に取り付ける

3. コントローラをシャーシ上のコントローラスロットに差し込みます。シャーシコネクタとコントローラコネクタが一致するように、しっかりと押し込みます。

4. プラスドライバー(No. 2)を使用して、1.3 N · m(11.5 lb · in.)のトルクでコントローラの正面にある 2つの取り付けネジを締めます。

コントローラをネットワークに接続するコントローラフロントパネルの RJ-45イーサネットポートを使用して、コントローラをイーサネットネットワークに接続します。カテゴリー 5(CAT-5)以上のイーサネットケーブルを使用してコントローラをイーサネットハブに接続するか、イーサネットクロスケーブルを使用してコントローラを直接コンピュータに接続します。

1 コントローラ2 取り付けネジ

3 コントローラスロット4 再構成可能組込シャーシ

1

4

3

2

CompactRIO NI cRIO-9012/9014 操作手順と仕様 | © National Instruments | 5

注意 データ損失を防止しイーサネット設置の安定性を保つには、100 m以上のケーブルを使用しないでください。100 Mbpsのイーサネットを使用している場合、ナショナルインスツルメンツは CAT-5以上のシールドツイストペアイーサネットケーブルを使用することを推奨します。

独自のケーブルを作成したい場合は、「ケーブル」のセクションでイーサネットケーブル配線接続の詳細を参照してください。

ホストコンピュータは標準のイーサネット接続を介してコントローラと通信します。ホストコンピュータがネットワーク上にある場合、ホストコンピュータと同じサブネット上でコントローラを構成する必要があります。ホストコンピュータまたはCompactRIOコントローラのどちらもネットワークに接続されていない場合、クロスケーブルを使用して直接接続することができます。

ホストコンピュータが接続されている以外のサブネットを使用する場合は、最初にホストコンピュータと同じサブネット上のコントローラを接続します。DHCPを使用して IPアドレスを割り当てるか、使用したいサブネットのスタティック IPアドレスを再指定して、物理的にシャーシを他のサブネットに移動します。コントローラを初めて構成する際には、ソフトウェアをインストールする必要があります。Measurement & Automation Explorer(MAX)でコントローラを構成する詳細については、『Measurement & Automation Explorerヘルプ』を参照してください。同じサブネットワーク上でホストコンピュータとコントローラを構成する方法については、ネットワーク管理者に問い合わせてください。

コントローラに電源を接続する注意 コントローラに電源を接続する前に、コントローラを CompactRIOシャーシに取り付け、取り付けネジで固定する必要があります。電源がコントローラに接続されている状態で取り付けをうと、シャーシが破損する原因となります。

コントローラには、「所要電」のセクションの仕様条件を満たす外部電源が必要です。コントローラは供給電のフィルタ処理および調整をい、シャーシに取り付けられているすべての I/Oモジュールに電を供給します。電源は少なくとも 1つの Vおよび C端子のペアに接続する必要があります。オプションとして、別の電源を別の Vおよび C端子のペアに接続することもできます。コントローラは、電圧の高い方の電源から電を供給します。コントローラには 1層から成る逆電圧保護が装備されています。以下の手順に従って、電源をコントローラに接続してください。1. 電源の正極リードを、コントローラに同梱された COMBICON電源コネクタの

V1または V2端子に接続し、端子ネジを締めます。図 4は、ネジ留め式端子のワイヤを固定する端子ネジ、およびコントローラの電源コネクタを固定するコネクタネジを示します。

6 | ni.com | CompactRIO NI cRIO-9012/9014 操作手順と仕様

図 4. COMBICON電源コネクタ

2. 電源の負極リードを電源コネクタの C端子に接続し、端子ネジを締めます。3. オプションとして、別の電源の正極リードをもう 1つの V端子に、負極リード

を C端子の 1つに接続することができます。フェライトは両方のワイヤのペアに取り付ける必要があります。

4. 電源コネクタをコントローラのフロントパネルに取り付け、コネクタネジを締めます。

メモ コントローラは、V1または V2でより高い電圧を持つ端子から電源を取り込みます。両方の端子からは電を供給することはありません。コントローラは操作に影響を与えずに V1/V2端子間を切り替えます。

注意 C端子は、内部で端子同士接続されています。2つの電源を使用する場合、それらの電源が同じグランドを共有していることを確認してください。

注意 C端子は、障害のあるグランド接続によるシャーシグランドの浮動を防ぐためにコントローラシャーシに内部接続されています。逆電圧が入された場合、正の入電圧は直接シャーシに接続されます。コントローラには組込式の逆電圧保護が装備されていますが、シャーシグランドがアースに正しく接続されていない場合、逆電圧によって接続された周辺機器が破損する場合があります。

注意 電源コネクタがコントローラに接続されている場合、または電源が投入されている間は電源コネクタのネジ留め端子を締めたり緩めたりしないでください。

コントローラに電源を投入するCompactRIOシステムに各電源を差し込みます。コントローラは電源投入時のセルフテスト(POST)を実します。POSTを実中に、POWER LEDおよび STATUS LEDが点灯します。POSTが完了すると STATUS LEDが消灯します。コントローラへの電源投入時に LEDがこのように動作しない場合は、「LEDランプの表示について」のセクションを参照してください。

1 端子ネジ 2 コネクタネジ

CV2CV1

2

1

2

CompactRIO NI cRIO-9012/9014 操作手順と仕様 | © National Instruments | 7

コントローラを起動するたびに組込式スタンドアロンアプリケーションが起動するように、コントローラを構成することができます。詳細については、『LabVIEWヘルプ』を参照してください。

シリアルデバイスをコントローラに接続するコントローラには、モニタまたは入デバイスなどに接続可能な RS-232シリアルポートが装備されています。シリアル VIを使用して、シリアルポートからの読み取りまたはシリアルポートへの書き込みをいます。シリアル VIについての詳細は、『LabVIEWヘルプ』を参照してください。

図 5. コントローラシリアルポート

内部リアルタイムクロックを使用するcRIO-9012/9014のシステムクロックは、起動時に内部の高精度リアルタイムクロックと同期されます。この同期は、コントローラにタイムスタンプデータを提供します。内部リアルタイムクロックを使用してシステムクロックのドリフトを修正する場合の詳細については、ni.com/jp/infoで Info Codeに「crioclock」と入してください。リアルタイムクロックの確度仕様については、「仕様」セクションを参照してください。

表 1. DB-9ピンの説明

ピン 信号1 DCD

2 RXD

3 TXD

4 DTR

5 GND

6 DSR

7 RTS

8 CTS

9 RI

1

5

6

9

8 | ni.com | CompactRIO NI cRIO-9012/9014 操作手順と仕様

デジタル I/Oで SMBコネクタを使用するcRIO-9012/9014の SMBコネクタを使用して、デジタルデバイスをコントローラに接続できます。たとえば、GPSデバイスから 1秒ごとに出されるパルスをcRIO-9012/9014の SMBコネクタに接続する場合、GPSデバイスを使用してシステムクロックのドリフトを修正できます。

GPSのドリフト修正と SMBコネクタを介するその他のデジタル I/Oをサポートするソフトウェアについては、ni.com/jp/infoで Info Codeに「jppi8b」と入してください。

USB Mass Storage(USBマスストレージ)デバイスをコントローラに接続するcRIO-9012/9014は、FAT16および FAT32ファイルシステムの USBフラッシュドライブや USB-IDE変換アダプタなどの標準 USB Mass Storageデバイスをサポートしています。ストレージサイズは、ファイルシステムによってのみ制限されます。cRIO-9012/9014は、その他のタイプの USBデバイスをサポートしていません。USB Mass Storageデバイスは、コントローラが動作中の場合も cRIO-9012/9014に接続することが可能です。データ損失または破損を防ぐため、コントローラが通信している間は USB容量記憶デバイスを接続または接続解除しないでください。USBデバイスは、LabVIEWの U:ドライブに割り当てられます。

DIPスイッチを構成する図 6. コントローラの DIPスイッチ

コントローラのすべての DIPスイッチはOFFの状態でナショナルインスツルメンツから出荷されます。

SAFE MODEスイッチSAFE MODEスイッチの位置により、コントローラの起動時に組込式LabVIEW Real-Timeエンジンが開始するかどうかが決定します。スイッチが OFFの位置にある場合は、LabVIEW Real-Timeエンジンが起動します。通常の動作中は、このスイッチを OFFの位置に保ちます。コントローラの起動時にスイッチが ONの場合、コントローラは構成の更新およびソフトウェアのインストールに必要な基本サービスのみを開始します。LabVIEW Real-Timeエンジンは起動しません。

SAFE MODE

CONSOLE OUT

IP RESET

NO APP

USER1

ON OFF

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コントローラのソフトウェアが破損している場合は、そのコントローラをセーフモードに切り替えてコントローラのドライブを再フォーマットする必要があります。SAFE MODEスイッチが ONの位置にあるか、またはドライブにソフトウェアがインストールされていない状態でコントローラの電源を投入すれば、コントローラをセーフモードに切り替えることができます。コントローラにソフトウェアをインストールし、コントローラのドライブを再フォーマットするための詳細は、『Measurement & Automation Explorerヘルプ』を参照してください。

CONSOLE OUTスイッチシリアルポート端子プログラムでは、CONSOLE OUTスイッチを使用して IPアドレスやコントローラのファームウェアバージョンを読み取ります。ヌルモデムケーブルを使用して、コントローラのシリアルポートをコンピュータに接続します。スイッチを ONの位置に動かします。シリアルポート端末プログラムは、以下の設定で構成してください。• 9,600 bps

• 8データビット• パリティなし• 1ストップビット• フロー制御なし

シリアルポート端末プログラムは、IPアドレスやファームウェアバージョンを表示し、サポートされていない USBデバイスをコントローラに接続すると警告を示します。通常の動作中は、このスイッチを OFFの位置に保ちます。

IP RESETスイッチIP RESETスイッチを ONにし、コントローラを再起動するとコントローラの IPアドレスを 0.0.0.0にリセットします。コントローラがローカルサブネット上にあり、IP RESETスイッチが ONの位置の場合、MAXでコントローラの IPアドレスが0.0.0.0と表示されます。MAXを使用して、コントローラに新規 IPアドレスを構成することができます。IPアドレスのリセットについては、「コントローラのネットワーク構成をリセットする」セクションを参照してください。また、このスイッチをONにして、MAXでロックされていたコントローラを解除することができます。

NO APPスイッチNO APPスイッチをONにして、コントローラの電源投入時に LabVIEWスタートアップアプリケーションがコントローラで起動しないようにします。コントローラの電源投入時にアプリケーションが起動することを恒久的に無効にしたい場合は、LabVIEWでこの動作を無効にする必要があります。コントローラの電源投入時にアプリケーションを起動するには、NO APPスイッチをOFFの位置に動かし、LabVIEWアプリケーションビルダを使用してアプリケーションを作成した後に、LabVIEWでそのアプリケーションがコントローラの電源投入時に起動するように構成します。コントローラの起動時にアプリケーションが起動するようにすでに構成されている場合、NO APPスイッチをONからOFFに切り替えることで、スタートアップアプリケーション

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が自動的に有効になります。コントローラの起動時に VIを自動的に起動または無効にするための詳細は、『LabVIEWヘルプ』を参照してください。

USER1スイッチUSER1スイッチをアプリケーション用に定義することができます。組込式アプリケーションでこのスイッチの目的を定義するには、LabVIEW RTの組込 VIで「RTスイッチを読み取り」VIを使用します。「RTスイッチを読み取り」VIについての詳細は、『LabVIEWヘルプ』を参照してください。

RESETボタンを使用するRESETボタンを押すと、電源を切って入れ直したときと同様にコントローラがリセットされます。

LEDランプの表示について図 7. CompactRIOコントローラの LED

POWER LEDコントローラの電源が投入されている間は、POWER LEDが点灯します。この LEDは、コントローラに接続されている電源が適切で、コントローラが CompactRIOシステムに電を供給していることを示します。

この LEDは 2色 LEDです。コントローラの電源が V1からきている場合、電源 LEDは緑色で点灯します。コントローラの電源が V2からきている場合、電源 LEDは色で点灯します。

FPGA LEDFPGA LEDは、アプリケーションのデバッグや、アプリケーションの状態の確認に役ちます。LabVIEW FPGAモジュールと NI-RIO2.0以降を使用して、使用するアプリケーションの要件を満たすように FPGA LEDを定義します。この LEDのプログラミングについては、『LabVIEWヘルプ』を参照してください。

1 POWER 2 FPGA 3 STATUS 4 USER1

1 2 3 4

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STATUS LEDSTATUS LEDは、通常の動作中はオフになっています。表 2に示すように、コントローラは、2、3秒おきにある一定の回数分 STATUS LEDを点滅することで、特定のエラーの状態を示します。

USER1 LEDUSER1 LEDをアプリケーションの要求を満たすように定義できます。LEDを定義するには、LabVIEWで「RT LED」VIを使用します。「RT LED」VIについての詳細は、『LabVIEWヘルプ』を参照してください。

表 2. STATUS LEDの表示

数秒おきの点滅回数 説明

1 コントローラが構成されていません。MAXを使用して、コントローラを構成してください。コントローラを構成する詳細については、『Measurement & Automation Explorerヘルプ』を参照してください。

2 ソフトウェアでエラーが検出されました。これは、通常ソフトウェアのアップグレードが中断した時に起こります。コントローラにソフトウェアを再インストールしてください。コントローラにソフトウェアをインストールするための詳細は、『Measurement & Automation Explorerヘルプ』を参照してください。

3 SAFE MODE DIPスイッチが ONの位置にあるため、コントローラはセーフモードの状態にあります。SAFE MODE DIPスイッチに関しては、「DIPスイッチを構成する」セクションを参照してください。

4 クラッシュが最初に発生してから次に発生するまでの間に再起動または電源の入れ直しの操作なく、コントローラソフトウェアが 2回クラッシュしたことを意味します。これは通常、コントローラのメモリ不で発生します。使用する RT VIを調べて、コントローラのメモリ使用量を確認します。必要に応じて VIを変更し、メモリ使用量の問題を解決してください。

連続点滅または常時点灯

コントローラは修復不可能なエラーを検出しました。ナショナルインスツルメンツまでご連絡ください。

12 | ni.com | CompactRIO NI cRIO-9012/9014 操作手順と仕様

コントローラのネットワーク構成をリセットするコントローラがネットワークと通信不能な場合、IP RESETを使用してコントローラを手動で出荷時のネットワーク設定に復元することができます。コントローラを出荷時のネットワーク設定に復元すると、IPアドレス、サブネットマスク、DNSアドレス、ゲートウェイ、タイムサーバ IPは 0.0.0.0に設定されます。電源投入時のデフォルト、ウォッチドッグ設定、および VIには影響はありません。

コントローラをリセットするには、以下の手順に従ってください。1. IP RESET DIPスイッチを ONの位置に動かします。2. RESETボタンを押して、コントローラの電源を入れ直します。STATUS LEDが 1回

点滅して、コントローラ IPアドレスが未構成であることを示します。3. IP RESETスイッチを OFFの位置に動かします。

これでネットワーク設定が復元されます。同じサブネット上にあるコンピュータから、MAXで設定を再構成することができます。コントローラを構成する詳細については、『Measurement & Automation Explorerヘルプ』を参照してください。

メモ コントローラが出荷時のネットワーク設定に復元された場合、LabVIEW ランタイムエンジンはロードされません。LabVIEW Run-Timeエンジンをロードするには、ネットワーク設定を再構成してコントローラを再起動する必要があります。

仕様以下の仕様は、特に記載がない限り -40〜 70の環境下におけるものです。

ネットワークネットワークインタフェース ...........................10BaseTおよび 100BaseTXイーサネット

互換性............................................................................IEEE 802.3

通信レート ..................................................................10 Mbps、100 Mbps、オートネゴシエーション

最ケーブル距離 ...................................................100 m/セグメント

SMBコネクタ出特性論理 HIGH....................................................................3.3 V

論理 LOW.....................................................................0 V

ドライバタイプ ........................................................CMOS

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シンク /ソース電流 .............................................. ±50 mA

3ステート出漏れ電流 ..................................... ±5 μA

入特性最入レベル........................................................ -500 mV

最入 LOWレベル ........................................... 990 mV

最入 HIGHレベル .......................................... 2.31 V

最入レベル........................................................ 5.5 V

入キャパシタンス .............................................. 2.5 pF

抵抗ストラップ........................................................ 1 kΩ、3.3 V

USBポート最データレート................................................... 12 Mb/s

最電流 ...................................................................... 500 mA

メモリ不揮発性

cRIO-9012 .......................................................... 128 MB(最)cRIO-9014 .......................................................... 2 GB

不揮発性メモリの寿命年数や不揮発性メモリの使用のベストプラクティスについては、ni.com/jp/infoで Info Codeに「jpb4ua」と入してください。DRAM

cRIO-9012 .......................................................... 64 MBcRIO-9014 .......................................................... 128 MB

内部リアルタイムクロック確度................................................................................ 200 ppm、35 ppm(25時)

MTBF330,481時間(25時)、Bellcore Issue Level II。他の温度での Bellcore MTBF仕様またはMIL-HDBK-217F仕様については、ナショナルインスツルメンツまでお問い合わせください。

所要電電圧入レンジ

起動時 ................................................................. 9〜 35 V

起動後 ................................................................. 6〜 35 V

14 | ni.com | CompactRIO NI cRIO-9012/9014 操作手順と仕様

メモ cRIO-9012/9014は Vと Cの端子間に 9 Vの電圧が印加されれば起動することが保証されています。起動後はわずか 6 Vで動作します。

最電源入 .............................................................20 W

最消費電コントローラのみ..........................................6 W

コントローラから 8つのCompactRIOモジュールに供給される電...............................................20 W

物理特性コントローラを手入れするときは、乾いた布で拭いてください。ネジ留め式端子配線............................................... 端から 10 mm(0.39 in.)絶縁被覆を取り

除いた 12〜 24 AWG銅導線

ネジ留め式端子用トルク .....................................0.5〜 0.6 N · m(4.4〜 5.3 lb · in.)

重量 ................................................................................ 約 488 g(17.2 oz)

安全電圧接続する電圧は、必ず次の制限値以下にしてください。V/C間 ...........................................................................35 V(最)、Measurement Category I

Measurement Category Iは、MAINS電圧と呼ばれる配電システムに直接接続されていない回路上で実される測定用です。MAINSは、装置に電を供給する危険活電電源供給システムです。このカテゴリは、特別に保護された 2次回路からの電圧の測定用です。そのような電圧測定には、信号レベル、特別装置、エネルギー制限された装置部分、安定化低電圧ソースから電供給される回路、および電子装置が含まれます。

注意 Measurement Category II、III、または IVの信号を接続したり測定用に使用しないでください。

安全規格この製品は、計測、制御、実験に使用される電気装置に関する以下の規格要件を満たすように設計されています。• IEC 61010-1、EN 61010-1

• UL 61010-1、CSA 61010-1

メモ ULおよび準拠する安全規格については、ni.com/certification(英語)にアクセスして型番または製品ラインで検索し、保証の欄の該当するリンクをクリックしてください。

CompactRIO NI cRIO-9012/9014 操作手順と仕様 | © National Instruments | 15

電磁両性この製品は、計測、制御、実験に使用される電気装置に関する以下の EMC規格の必要条件を満たすように設計されています。• EN 61326 EMC要件(工業イミュニティ)• EN 55011エミッション(Group 1、Class A)• CE、C-Tick、ICES、および FCC Part 15 エミッション(Class A)

メモ EMC要件に適合させるには、このデバイスを製品ドキュメントに従って操作してください。

CE適合この製品は、以下のように、CEマーク改正に基づいて、該当する EC理事会指令による基本的要件に適合しています。• 2006/95/EC、低電圧指令(安全性)• 2004/108/EEC、電磁両性(EMC)

メモ この製品のその他の適合規格については、この製品の適合宣言(DoC)を参照してください。この製品の適合宣言を入手するには、ni.com/certification(英語)にアクセスして型番または製品ラインで検索し、保証の欄の該当するリンクをクリックしてください。

環境管理ナショナルインスツルメンツは、環境に優しい製品の設計および製造に努めています。NIは、製品から特定の有害物質を除外することが、環境および NIのお客様にとって有益であると考えています。

環境に関する詳細は、ni.com/environmentからアクセス可能な「環境への取り組み」ページを参照してください。このページには、ナショナルインスツルメンツが準拠する環境規制および指令、およびこのドキュメントに含まれていないその他の環境に関する情報が記載されています。

廃電気電子機器(WEEE)欧州のお客様へ 製品寿命を過ぎたすべての製品は、必ずWEEEリサイクルセンターへ送付してください。WEEEリサイクルセンターおよびナショナルインスツルメンツのWEEEへの取り組み、および廃電気電子機器のWEEE指令 2002/96/EC準拠については、ni.com/environment/weee(英語)を参照してください。

RoHSNational Instruments

(RoHS) National Instruments RoHS ni.com/environment/rohs_china (For information about China RoHS compliance, go to ni.com/environment/rohs_china.)

16 | ni.com | CompactRIO NI cRIO-9012/9014 操作手順と仕様

危険箇所での設置U.S.(UL)......................................................................Class I, Division 2, Groups A, B, C, D, T4;

Class I, Zone 2, AEx nA IIC T4

カナダ(C-UL)..........................................................Class I, Division 2, Groups A, B, C, D, T4; Class I, Zone 2, Ex nA IIC T4

環境cRIO-9012/9014は、屋内での使用を意図して設計されています。屋外で使用する場合は、CompactRIOシステムを適切な定格の筐体内に設置してください。動作温度(IEC 60068-2-1、IEC 60068-2-2)........................-40〜 70

メモ この動作温度の範囲を満たすには、CompactRIOシステムの取り付け手順のガイドラインに従ってください。

保管温度(IEC 60068-2-1、IEC 60068-2-2)........................-40〜 85

保護構造.......................................................................IP 40

動作時の相対湿度(IEC 60068-2-56).............10〜 90% RH(結露なきこと)

保管時の相対湿度(IEC 60068-2-56).............5〜 95% RH(結露なきこと)

最使用高度 .............................................................5,000 m

汚染度(IEC 60664)...............................................2

耐衝撃 /振動この要件を満たすには、CompactRIOシステムをパネルに取り付け、端子線の結線にフェルールを使用し、抜け防止用に USBケーブルにタイラップを取り付ける必要があります。タイラップを使用して、USBケーブルとイーサネットケーブルを束ねます。動作振動

ランダム(IEC 60068-2-64).......................5 grms、10〜 500 Hz

正弦(IEC 60068-2-6)...................................5 g、10〜 500 Hz

動作衝撃(IEC 60068-2-27)................................30 g(11 ms半正弦)、50 g(3 ms半正弦)、18回:6方向

CompactRIO NI cRIO-9012/9014 操作手順と仕様 | © National Instruments | 17

ケーブル表 3は、通常のケーブルとクロスケーブルの両方における、標準イーサネットケーブル配線接続を表示しています。

図 8. イーサネットコネクタのピン配列

表 3. イーサネットケーブル配線接続

ピン コネクタ 1 コネクタ 2(標準)コネクタ 2

(クロスケーブル)1 白 /オレンジ 白 /オレンジ 白 /緑2 オレンジ オレンジ 緑3 白 /緑 白 /緑 白 /オレンジ4 5 白 / 白 / 白 /6 緑 緑 オレンジ7 白 /茶 白 /茶 白 /茶8 茶 茶 茶

1 2

1 1 88

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374126F-0112 2013年 8月

NI の商標については、ni.com/trademarksに掲載されている「NI Trademarks and Logo Guidelines」をご覧ください。本書中に記載されたその他の製品名及び企業名は、それぞれの企業の商標又は商号です。NI の製品を保護する特許については、ソフトウェアで参照できる特許情報(ヘルプ→特許)、メディアに含まれている patents.txtファイル、又は ni.com/patentsからアクセスできる National Instruments Patent Notice(英語)のうち、該当するリソースから参照してください。エンドユーザ使用許諾契約(EULA)及び他社製品の法的注意事項はご使用の NI 製品の Readme ファイルにあります。NIの輸出関連法規遵守に対する方針について、また必要な HTS コード、ECCN(Export Control Classification Number)、その他の輸出入に関する情報の取得方法については、「輸出関連法規の遵守に関する情報」(ni.com/legal/ja/export-compliance)を参照してください。NI は、本書に記載の情報の正確性について、一切の明示又は黙示の保証をわず、技術的な誤りについて一切の責任を負いません。米国政府のお客様へ : 本書に含まれているデータは、間企業の費用により作成されており、間機関用の連邦調達規則 52.227-14 と軍事機関用の国防省連邦調達規則補 252.227-7014 及び 252.227-7015 に基づく限定権利及び制約付データ権利の条項の適用を受けます。

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