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COP21 パリ合意市民社会と地域社会
2015年12月22日 ＠COP21報告会・地球温暖化フォーラム長谷川公一
東北大学大学院文学研究科教授・環境社会学全国地球温暖化防止活動推進センター （JCCCA）センター長一般社団法人地球温暖化防止全国ネット理事長
© K. HASEGAWA
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「温暖化」または「気候変動」を含む記事数の変遷（1985〜2013年）
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19851986198719881989199019911992199319941995199619971998199920002001200220032004200520062007200820092010201120122013
G8サミット
京都議定書発効
東日本大震災
リオサミット
朝日新聞全国版
京都会議
出所：長谷川公一作成
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国際的にも2009年以降報道件数が激減
© K. HASEGAWA
出所：COMPON Survey
China
Canada
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New Zealand
Germany
Greece
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Taiwan
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1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010
Percent of Articles
Year
Articles Mentioning Climate Change#
(percent total articles, 17 societies)
Average
China
Canada*
UK
US
Japan
New Zealand
Germany
Greece*
Switzerland
India
Brazil
Ireland
Korea
Mexico
Sweden
Taiwan
Portugal
Switzerland
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温暖化関連新聞記事の主な内容（国際比較、2007ー08）
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(COMPON-World 2011)
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記事内容の推移
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（出所）池田和弘氏（日本女子大学）による
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1997年(n=1521)
2007年(n=1067)
2008年(n=1358)
2009年(n=1051)
科学技術
政策形成
経済的利益
生態系/気象
文化交流
市民社会
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ファビウス議長（右）とフィゲレス気候変動枠組条約事務局長（左）
Photo by IISD/Kiara Worth (www.iisd.ca/climate/cop21/enb/12dec.html)
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パリ協定採択後、最初に発言する南アフリカ共和国の環境大臣（12月12日）
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結びにマンデラの自伝の最後の言葉を引用。パリ協定採択までと採択以後の課題に、見事に照応気候変動への長い闘いに終わりはない
「自由への長い道のりを歩いてきた。つまずかないように注意してきたつもりだが、つまずいてしまったこともある。けれど、大きな山を登り切ったあとわかったことは、もっとたくさんの登るべき山があるということだ。周りの景色があまりにもすばらしくて一休みしたこともある。来し方をふりかえって一休みしたこともある。しかし休めるのはほんのつかのまだ。自由には責任がともなうからだ。ぐずぐずしているわけにはいかない。私の長い道のりには終わりがないのだから」
ネルソン・マンデラ『自由への長い道』（1995年）から（拙訳）
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ネルソン・マンデラの言葉（原文）
• “I have walked that long road to freedom. I have tried not to falter; I have made missteps along the way. But I have discovered the secret that after climbing a great hill, one only finds that there are many more hills to climb. I have taken a moment here to rest, to steal a view of the glorious vista that surrounds me, to look back on the distance I have come. But I can only rest for a moment, for with freedom come responsibilities, and I dare not linger, for my long walk is not ended.”
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シューズ・プロテスト（11月29日）
P. Swarnakar氏提供
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シューズ・プロテスト• 開会前日11月29日（日）、セキュリティ対策上の理由から、パリではデモが禁止されたが、「デモの不在」をシンボル化する2万足以上のシューズが共和国前広場に並べられた。
潘基文国連事務総長からのジョギング・シューズ、ローマ法王からの靴も並べられた。
• 世界全体では11月29日（日）に、68.3万人が行動に参加、2000以上のイベントが開催された。
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日本では28日（土）の東京でのパレードには約1000人が、29日（日）の京都市でのパレードには約600人が参加
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12月9日 会場入り口で
12月7日 会場内で
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12月12日1万人以上が凱旋門前で
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エッフェル塔を囲む人間の鎖（12月12日）
佐藤圭一氏（日本学術振興会特別研究員）撮影
(出所） AFP
（出所） APP
営利セクター
政府セクター
市民セクター
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政府（中央政府と地方政府）・産業界・市民社会（Civil Society, 一般市民・NGOなど）のコラボレーション（協働）
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自治体・企業と市民社会の結節点としての地域センター
12月5日
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世界の主要都市の市長1000人以上がパリ市庁舎に集結
12月4日Climate Summit for Local Climate Summit
for Local Leaders（出所） https://www.flickr.com/photos/mikebloomberg/sets/
72157661836633631/with/23452038260/Michael Bloomberg（前ニューヨーク市長、国連事務総長「都市と気候変動」特命全権大使）のサイトから
と特命全権大使）
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パリ市長 6億人の市民の意思を代弁（出所）国連サイト
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各国都市の多彩な取り組み• エコ・モビリティ＝公共交通の利用促進（自動車の乗り入れ規制）、再生可能エネルギーの普及、エネルギーの効率利用、省エネ機器への買い換え促進、市民・子どもへの啓発活動（参加型）など
•メッセージ性、市長のイニシアティブ
「ソウルの約束」人口約1000万人、1人1トン削減運動
2020年までに温室効果ガスの1000万トン削減
•長期ビジョンの重要性
ニューヨーク市の例
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朴元淳（PARK Won Soon）ソウル市長
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ICLEI-Local Governments for Sustainability会長
気候変動世界市長会議会長
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88プロジェクトによる原発1基分のエネルギー（200万石油換算トン）削減運動
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ニューヨーク市2050年までに80％削減（2005年比）部門別の削減目標を提示
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低炭素杯（当時のストップ温暖化一村一品大作戦）についてCOP15会場で紹介
2009年12月10日 コペンハーゲン、大木浩元環境大臣らと
