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CSR活動の推進
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NTT西日本グループは、ICTが社会の課題解決に重要な役割を担っているという考えのもと、国連が提唱するSDGs(持続可能な開発目標)の動向も踏まえた新たなCSR活動方針を2017年に策定しましたが、2018年に発表した新中期経営戦略を踏まえ、2019年に活動方針の一部見直しを行いました。具体的には、NTT西日本グループは社会課題に対し、先頭に立ってICTの力で解決をしていく“ソーシャルICTパイオニア”をめざすという事業方針に基づきCSRメッセージを見直すとともに、CSRテーマのひとつ「イノベーションの創出による豊かな社会づくり」のCSR重点活動項目を見直しました。 これからもNTT西日本グループは、安心・安全で豊かな地域社会の実現に向け、社会の課題解決等を通じて、グループ一体となってCSRを推進していきます。
※2015年国連総会で採択された、2030年に向けて国際社会が持続可能な開発のために取り組むべき17の目標であり、NTT西日本グループとしても、社会の持続的発展のため、事業活動を通じてSDGsに貢献していく。
私たちNTT西日本グループは、ICTを活用して社会の課題解決を図るとともに、事業活動により生じる環境や社会への
影響にも対処し、社会の持続的発展や人と社会と地球がつながる安心・安全で豊かな地域社会の実現に貢献します。
NTT西日本グループ CSR活動方針
“ソーシャルICTパイオニア”をめざして
“ソーシャルICTパイオニア”“ソーシャルICTパイオニア”“ソーシャルICTパイオニア”“ソーシャルICTパイオニア”“ソーシャルICTパイオニア”“ソーシャルICTパイオニア”“ソーシャルICTパイオニア”“ソーシャルICTパイオニア”“ソーシャルICTパイオニア”“ソーシャルICTパイオニア”“ソーシャルICTパイオニア”“ソーシャルICTパイオニア”“ソーシャルICTパイオニア”“ソーシャルICTパイオニア”“ソーシャルICTパイオニア”“ソーシャルICTパイオニア”“ソーシャルICTパイオニア”“ソーシャルICTパイオニア”“ソーシャルICTパイオニア”“ソーシャルICTパイオニア”“ソーシャルICTパイオニア”“ソーシャルICTパイオニア”“ソーシャルICTパイオニア”“ソーシャルICTパイオニア”“ソーシャルICTパイオニア”“ソーシャルICTパイオニア”“ソーシャルICTパイオニア”“ソーシャルICTパイオニア”“ソーシャルICTパイオニア”“ソーシャルICTパイオニア”“ソーシャルICTパイオニア”“ソーシャルICTパイオニア”“ソーシャルICTパイオニア”“ソーシャルICTパイオニア”“ソーシャルICTパイオニア”“ソーシャルICTパイオニア”“ソーシャルICTパイオニア”“ソーシャルICTパイオニア”“ソーシャルICTパイオニア”“ソーシャルICTパイオニア”“ソーシャルICTパイオニア”“ソーシャルICTパイオニア”“ソーシャルICTパイオニア”“ソーシャルICTパイオニア”をめざしてをめざしてをめざしてをめざしてをめざしてをめざしてをめざしてをめざしてをめざしてをめざしてをめざしてをめざしてをめざしてをめざしてをめざしてをめざしてをめざしてをめざしてをめざしてをめざしてをめざしてをめざしてをめざしてをめざしてをめざしてをめざしてをめざしてをめざしてをめざしてをめざしてをめざしてをめざしてをめざしてをめざしてをめざしてをめざしてをめざしてをめざしてをめざしてをめざしてをめざしてをめざしてをめざして
ICTを活用して社会の課題解決を図り人と社会と地球がつながる
安心・安全で豊かな地域社会の実現
人・モノ・地域がつながる
安心・安全な社会づくり
環境と共生した社会づくり
いきいきと輝く社会づくり
イノベーションの創出による
豊かな社会づくり
ICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図りICTを活用して社会の課題解決を図り人と社会と地球がつながる人と社会と地球がつながる人と社会と地球がつながる人と社会と地球がつながる人と社会と地球がつながる人と社会と地球がつながる人と社会と地球がつながる人と社会と地球がつながる人と社会と地球がつながる人と社会と地球がつながる人と社会と地球がつながる人と社会と地球がつながる人と社会と地球がつながる人と社会と地球がつながる人と社会と地球がつながる人と社会と地球がつながる人と社会と地球がつながる人と社会と地球がつながる人と社会と地球がつながる人と社会と地球がつながる人と社会と地球がつながる人と社会と地球がつながる人と社会と地球がつながる人と社会と地球がつながる人と社会と地球がつながる人と社会と地球がつながる人と社会と地球がつながる人と社会と地球がつながる人と社会と地球がつながる人と社会と地球がつながる人と社会と地球がつながる人と社会と地球がつながる人と社会と地球がつながる
安心・安全で豊かな地域社会の実現安心・安全で豊かな地域社会の実現安心・安全で豊かな地域社会の実現安心・安全で豊かな地域社会の実現安心・安全で豊かな地域社会の実現安心・安全で豊かな地域社会の実現安心・安全で豊かな地域社会の実現安心・安全で豊かな地域社会の実現安心・安全で豊かな地域社会の実現安心・安全で豊かな地域社会の実現安心・安全で豊かな地域社会の実現安心・安全で豊かな地域社会の実現安心・安全で豊かな地域社会の実現安心・安全で豊かな地域社会の実現安心・安全で豊かな地域社会の実現安心・安全で豊かな地域社会の実現安心・安全で豊かな地域社会の実現安心・安全で豊かな地域社会の実現安心・安全で豊かな地域社会の実現安心・安全で豊かな地域社会の実現安心・安全で豊かな地域社会の実現安心・安全で豊かな地域社会の実現安心・安全で豊かな地域社会の実現安心・安全で豊かな地域社会の実現安心・安全で豊かな地域社会の実現安心・安全で豊かな地域社会の実現安心・安全で豊かな地域社会の実現安心・安全で豊かな地域社会の実現安心・安全で豊かな地域社会の実現安心・安全で豊かな地域社会の実現安心・安全で豊かな地域社会の実現安心・安全で豊かな地域社会の実現安心・安全で豊かな地域社会の実現安心・安全で豊かな地域社会の実現安心・安全で豊かな地域社会の実現安心・安全で豊かな地域社会の実現安心・安全で豊かな地域社会の実現安心・安全で豊かな地域社会の実現安心・安全で豊かな地域社会の実現安心・安全で豊かな地域社会の実現安心・安全で豊かな地域社会の実現安心・安全で豊かな地域社会の実現安心・安全で豊かな地域社会の実現安心・安全で豊かな地域社会の実現安心・安全で豊かな地域社会の実現安心・安全で豊かな地域社会の実現安心・安全で豊かな地域社会の実現安心・安全で豊かな地域社会の実現安心・安全で豊かな地域社会の実現安心・安全で豊かな地域社会の実現安心・安全で豊かな地域社会の実現安心・安全で豊かな地域社会の実現安心・安全で豊かな地域社会の実現安心・安全で豊かな地域社会の実現安心・安全で豊かな地域社会の実現安心・安全で豊かな地域社会の実現安心・安全で豊かな地域社会の実現安心・安全で豊かな地域社会の実現安心・安全で豊かな地域社会の実現安心・安全で豊かな地域社会の実現安心・安全で豊かな地域社会の実現安心・安全で豊かな地域社会の実現
人・モノ・地域がつながる
人・モノ・地域がつながる
安心・安全な社会づくり
安心・安全な社会づくり
環境と共生した社会づくり
環境と共生した社会づくり
いきいきと輝く社会づくり
いきいきと輝く社会づくり
イノベーションの創出による
イノベーションの創出による
豊かな社会づくり
豊かな社会づくり
SDGs※
SDGs※
コンプライアンスの徹底
“ソーシャルICTパイオニア”をめざしてCSRメッセージ
NTT西日本グループでは、5つの「CSRテーマ」と14の「CSR重点活動項目」を設定し、グループ一体となってCSRを推進していきます。
●通信サービスの安定性・信頼性確保 ●セキュリティ強化
人・モノ・地域がつながる安心・安全な社会づくり
●ビジネス営業の強化 ●新領域ビジネスの拡充・開拓●光顧客基盤の更なる拡大
イノベーションの創出による豊かな社会づくり
●脱炭素社会の推進 ●資源循環型社会の推進 ●生物多様性の保全
環境と共生した社会づくり
●法令遵守の徹底、高い倫理観、人権意識に基づく企業活動の実践
コンプライアンスの徹底
●安全労働の推進 ●健康経営の推進 ●ダイバーシティの推進●働きがいのある職場の実現 ●社会貢献活動の推進
いきいきと輝く社会づくり
� CSR活動の推進
お客様情報の保護強化に向けた取り組み内容
NTT西日本は、お客様情報保護に対する社会的要請を十分に認識し、お客様情報の適正な取り扱いを推進していくことが、公共性を有する電気通信事業者としての重大な社会的責務と考えています。 当社では、安心・安全なサービスを提供しお客様に信頼される企業であり続けるため、お客様情報の保護に向けた取り組みを実施しています。
・7月~9月に「お客様情報等保護強化期間」、2月に「情報セキュリティ啓発期間」を設定し、ポスターや標語集等の各種ツールによる啓発、全社員研修及び点検等を実施・お客様情報の管理方法を網羅した簡易マニュアル等を活用した全社員研修を実施・全社員にWEBを用いて研修の理解度チェックを実施
社員意識の向上
・契約前にお客様情報管理状況、社員の研修状況等について、書類・ヒアリングによる審査のうえ契約可否を決定・人材派遣会社の責任者に対する、お客様情報保護に関わる研修を実施
人材派遣会社の管理強化
・お客様情報を取り扱うシステムへのアクセス時に生体認証を導入・社外への添付ファイル付メールの送信規制を実施・社内業務用パソコンから外部記録媒体への入出力規制を実施・顧客情報管理システム端末において他事業者サービス情報の抽出規制及び閲覧規制を実施・FAX送信時に第三者承認を必要とする「FAX誤送信防止システム」を導入・標的型攻撃を想定した模擬メール受信対応訓練を実施・万一、社外にファイルが流出した場合の情報漏えいを防止するため、社内OA網に格納するファイルの自動暗号化システムを導入
システムセキュリティの強化
・委託会社へのセキュリティガイドラインの制定・お客様情報を取り扱う委託会社の情報管理責任者への研修会を実施・業務委託会社事務所への立ち入り点検を実施
業務委託会社の管理強化
・アクセスできる社員を必要最低限に限定しアクセス権限を細分化・不正アクセスの検出及び抑止のための監査ログチェック等を実施
お客様情報を管理するシステムへのアクセス
権限の制限とアクセス状況の定期的チェック
61
概
要
取り組み内容
NTT西日本グループでは、お客様の声にお応えする取り組みとして「ウィズ カスタマー活動」を推進しています。
具体的には、NTT西日本グループに寄せられたお客様のご意見・ご要望等を、副社長をリーダーとするウィズ カスタマー活動推進メンバーで検討・議論し、グループとしての改善に向けた方向性を決
定し、サービス・品質の改善に反映させています。改善につながった内容については、NTT西日本公式ホームページでの公開等により紹介しています。
真の「お客様志向の企業グループ」をめざし、常にお客様の立場に立った対応を行い、NTT西日本を身近に感じていただきたいと考えています。
「お客様にNTT西日本グループのサービスを選んでいただき、末永く使い続けていただく」ためのベースとなる活動として、これからも「ウィズ カスタマー活動」を推進していきます。
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ウィズ カスタマー活動
<NTT西日本グループ ウィズ カスタマー活動>
NTT西日本グループは、お客様とともに歩み、お客様の声を事業発展にいかす、真の「お客様志向の企業グループ」をめざします。
◆お客様のご意見・ご要望等を能動的にお聴きし、お応えします
◆お客様と共感し、ともに喜び合えるような対応に努めます
◆お客様から信頼いただき、支持される会社をめざします
<ウィズ カスタマー活動 推進体制>
お客様の声にお応えする(能動的会話)
●受付窓口等
注文受付担当
故障受付・修理担当
営業担当
工事担当
各種お問い合わせセンタ
各担当部門
経営幹部グループ
会社
●サービス・品質の改善
お客様のご要望にお応えする(お客様のサポート)
事業にいかした結果をお客様にお知らせする
ご意見・ご要望お
客
様
� CSR活動の推進
地球環境保護活動NTT西日本グループでは、地球環境保護活動を推進することは、社会と共存する企業の社会的責任であるという考えのもと、「NTT西日本グループ地球環境憲章」を制定し、全社を挙げて地球環境保護活動を展開しています。そして、この「NTT西日本グループ地球環境憲章」 に基づく、具体的な方策として、「グリーンNTT西日本戦略」を2012年6月に策定しました。グリーンNTT西日本戦略は、自らの環境負荷を低減することで社会に貢献する「環境グランドデザインの達成」、ICT(情報通信技術)の利活用による事業活動を展開することで地球環境に貢献する「環境・エネルギー事業の展開」、社員一人ひとりが地域の自然環境保護に貢献する「生物多様性保全活動の推進」を三本柱としています。
グリーンNTT西日本戦略
●環境グランドデザインの達成
NTT西日本グループでは、低炭素化社会の実現と、循環型社会の形成に向けて、特に電力削減量目標と紙使用量削減目標ならびに廃棄物最終処分率目標を「環境グランドデザイン」として策定しています。
環境グランドデザインの2020年度目標については下記の通りです。
2012年6月に「グリーンNTT西日本戦略」を策定し、電力使用量の適正化をはじめとして、環境負荷低減に全力で取り組むことを宣言しています。「グリーンNTT西日本戦略」では、2020年度に向けた環境目標である「環境グランドデザインの達成」、「環境・エネルギー事業の展開」、そして「生物多様性保全活動の推進」を三本柱として掲げています。
・電力使用量削減2010年度と比較し、2020年度には自責電力を40%、総電力使用量を20%以上削減 (参考)2010年度の自責電力は15.6億kWh、総電力使用量は21.1億kWh・紙資源削減
2020年度には総紙使用量を40%以上削減(2008年度比) (参考)2008年度の総紙使用量は3.99万t2020年度には一人あたりの事務用紙使用量を50%以上削減(2008年度比) (参考)2008年度の一人あたりの事務用紙使用量は0.99万枚・廃棄物削減
2020年度には全廃棄物合計の最終処分率を1.0%(ゼロエミッション*)撤去した通信設備廃棄物については、最終処分率0.1%を維持
●環境・エネルギー事業の展開
ICTを利活用した地球環境保全への貢献を推進しています。たとえば、太陽光パネルの発電量を見える化するクラウド型サービス等を提供しています。
●生物多様性保全活動の推進
地域主体と連携しながら生物多様性保全を目的とした「NTT西日本みどりいっぱいプロジェクト」を全30府県で実施しています。詳細は次頁をご覧ください。
*国連大学が提唱した構想で、産業から排出される全ての廃棄物や副産物が他の産業の資源として活用され、全体として廃棄物を生み出さない生産をめざそうとするもの。NTT西日本グループでは、最終処分率1.0%以下をゼロエミッションと定義。
NTT西日本グループ地球環境憲章●基本理念
人類が自然と調和し、未来にわたり持続可能な発展を実現するため、NTTグループ地球
環境憲章に則り、NTT西日本はグループ会社と一体になって、全ての企業活動において地
球環境の保全に向けて最大限の努力を行ないます。
●基本方針
(1) 法規制の遵守と社会的責任の遂行
・環境保全に関する法規制を遵守し、国際的視野に立った企業責任を遂行します。
(2) 環境負荷の低減
・温室効果ガス排出の低減と省エネルギー、紙等の省資源、廃棄物削減に行動計画
目標を設定し、継続的改善に努めます。
(3) 環境マネジメントシステムの確立と維持
・各事業所は環境マネジメントシステムの構築により自主的な環境保護に取り組み、
環境汚染の未然防止と環境リスク低減を推進します。
(4) 環境技術の普及
・ICTサービス等の研究開発成果の積極的な社会への普及を通じて、環境負荷低減
に貢献します。
(5) 社会支援等による貢献
・地域住民、行政等と連携した、日常的な環境保護活動への支援に努めます。
(6) 環境情報の公開
・環境関連情報の公開により、社内外とのコミュニケーションを図ります。
(7) 生物多様性の保全
・生物多様性と事業との関わりを把握し、生物多様性を将来世代に引き継ぐために、取
り組みを推進します。
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生物多様性保全活動「NTT西日本みどりいっぱいプロジェクト」●NTT西日本みどりいっぱいプロジェクト
NTT西日本グループは、年間約18億kWhという電力を使用し、それに伴って大量のCO2を排出しています。電力エネルギーを大量に使用する企業の責務として、消費電力の削減に加えて、地球環境
保護にも積極的に取り組んでいきます。
これまで、各地で行ってきた活動に統一的な名称として、活動を推進するために、「NTT西日本みどりいっぱいプロジェクト」を2012年11月より開始しました。活動としては、植樹を核として、地域の自
然的・社会的条件に応じた生物多様性の保全のため、自治体・NPO等と連携しながら、社員や家族、退職者も含めて1万人規模とする目標としており、2018年度においても1万人を達成し、5年連続で1万
人を達成することができました。
2019年度活動予定(7月現在)
◆代表的な活動事例
64
◆2019年度の活動予定
関 西
東 海
北 陸
中 国
四 国
九 州
本 社
その他
グループ
合 計
24
18
14
10
5
32
2
4
109
26
20
14
8
3
20
1
2
94
22
10
14
7
8
28
1
3
93
18
0
8
3
3
20
1
2
55
90
48
50
28
19
100
5
11
351
1,256
2,635
1,134
1,555
2,385
4,835
419
435
14,654
第 1四半期
第 2四半期
第 3四半期
第 4四半期 合計
参加者数(人)
活 動 イ ベ ン ト 数( 件 )
地 域
岡山支店「カブトガニ」の繁殖地である笠岡湾の清掃活動
とっとり共生の森森林保全活動
山口大神宮竹林整備
鳥取支店
山口支店
絶滅危惧種「ニッポンバラタナゴ」保護・里山修復活動
上賀茂神社での葵の植栽会
奈良支店本 社輝きの森植樹及び下草刈り
和歌山支店大津市民琵琶湖ヨシ刈り
滋賀支店
海岸愛護運動「クリーン・ビーチいしかわinかなざわ」
金沢支店
八重津浜海岸清掃活動
富山支店
長良川の生態系保全のための清掃活動
岐阜支店
吉野川の一斉清掃活動(アドプトプログラム吉野川)
徳島支店環境クリーン作戦in峰山
香川支店道後公園での落ち葉の散布作業、清掃活動
愛媛支店「NTT光の森」交流活動
高知支店糸島市福井海岸での松林保全活動
福岡支店神園山小山山緑地の里山化
熊本支店
「国場川水あしび」水辺の環境保全、清掃活動
沖縄支店
「東山植物園花いっぱいプロジェクト」
名古屋支店「ひかりの森」森林保護活動
三重支店浜名湖クリーン作戦
静岡支店
� CSR活動の推進
“企業も社会の一員である”という認識のもと、「良き企業市民」として、いかに社会と共生していくか。これは単なる金銭的な援助だけで解決できるものではありません。地域と一体となって社会貢献
活動に積極的に参加し、継続的に実施していくこと。その活動を通じて、ともに感動し、ともに成長しながら、より良い未来を創造すること。こうした社会貢献活動こそ、「良き企業市民」が果たす役割と、
NTT西日本は考えています。
65
NTT西日本の社会貢献活動の取り組み
スポーツ文化
社会福祉
国際交流
◆ボランティアギフトプログラム社員のボランティア活動を支援するという企業姿勢を明確にし、その活動の推進を図るとともに、社員のボランティア活動を継続的・効果的なものとするため、社会福祉の分野で、長期にわたってボランティア活動に取り組んでいる社員を対象に、その活動先の施設等に、物品を寄贈するプログラムです。
◆マッチングギフトプログラム社会貢献活動を目的とした社内の募金活動者又は団体が、社員から募った募金をその目的のために寄附を行うにあたり、会社もその寄附先に限度額の範囲内において寄附を行うプログラムです。
社員の社会貢献活動への支援
地域社会 ◆地域振興イベントへの参画各地のイベントへ社員が積極的に参加し、地域との交流を図っています。
◆シンボルチームによる「ふれあい教室」の開催シンボルチーム(硬式野球部、陸上競技部、ソフトテニス部)では、スポーツ活動を通じて、健やかな地域社会づくりや地域の交流を促進する活動を行っています。
◆スポーツボランティアへの参画各地域で開催されるスポーツ大会(マラソン大会等)や東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会におけるボランティアなど、NTTグループの社員が参加しており、NTTグループ横断でスポーツボランティアを奨励しています。
◆海外研修生の受け入れアジア、太平洋地域の電気通信分野の発展に協力するため、研修生を受け入れ、電気通信分野の研修を行っています。
◆青年海外協力隊への派遣支援
安心・安全な社会の実現
◆e-ネットキャラバンへの講師派遣インターネットの安心・安全な利用のために、総務省が文部科学省および通信事業者等と連携し、児童・生徒および教職員・保護者等を対象に実施している啓発活動「e-ネットキャラバン」に、講師派遣を行っています。
社会貢献活動
◆「電話お願い手帳Web版/アプリ版」の提供耳や言葉の不自由な方向けに、外出先で携帯端末(スマートフォン、タブレット、フィーチャーフォン等)を用いて、近くの方に用件をお願いするコミュニケーションツールとしてご利用いただくものです。
◆各種福祉サービスの提供NTTふれあいファクス、NTTファクス104、NTTファクス115、点字電話帳 等
◆福祉機器の提供 ◆新聞代読サービスの支援 ◆使用済み切手の収集・寄贈 等
社員のチャレンジを引き出す働きがいのある職場づくりをめざした働き方改革と、社員が多様性を活かして事業貢献できる組織づくりを実現する。
66
ダイバーシティ・働き方改革の推進
「ちがい」を価値として、一人ひとりが「自分らしく」チャレンジする会社づくり
取 組 み基 本 方 針
認 定 関 連
●ワーク・ライフ・マネジメントの実現●自律的にチャレンジする職場環境づ
くり
業務効率化を推進すると共に、新たな価値を生み出す職場環境づくりに取り組んでいます。 (単なる労働時間削減ではない)□ テレワークの推進(在宅勤務・サテライトオフィス、
フレックスタイム制)□ チャレンジする環境づくり(社内ダブルワーク)□ 会議・資料の削減やWEB会議の活用促進
2019年4月1日から2021年3月31日までの2年間
2020年度までに女性管理者比率6.0%達成2020年度までに男性社員の育児事由休暇取得率80%以上
・誰しもがワークライフマネジメントを果たせる環境、風土づくり・キャリア意識醸成に向けた社員育成・成長機会とライフイベントの両立を支援する人事運用
働きがいのある職場づくり
具体的な取組み内容
在宅勤務利用者数
有給休暇取得率*1
所定外労働時間*2
自分らしいキャリアの実現に向けた意識醸成、職場環境、風土づくりに取り組んでいます。
【女性活躍推進法に基づく第二次行動計画】
※2019年3月時点
*1 年間発効数20日に対する平均取得日数
*2 NTT西日本グループ一人あたりの実績
女性活躍推進
NTT西日本グループでは、「障がい者が職業を通じ、誇りをもって自立した生活を送ることができるようにする」 ために、積極的な雇用機会の創出、雇用拡大を図っています。 また特例子会社のNTT西日本ルセントを設立し、NTT西日本グループとしては「障害者雇用促進法」で定められた民間企業の法定障がい者雇用率を上回る雇用を果たしています。
女性活躍推進に関する取組について、優良企業が、厚生労働大臣より受ける事が出来る認定
LGBT等性的マイノリティへの取組の評価指標として、任意団体work with prideより、受ける事が出来る認定
子育てサポート企業として、厚生労働大臣より、達成要件を満たした事業主が受ける事が出来る認定
障がい者雇用推進
配偶者及びその家族に関わる制度全般(手当、福利厚生等)について、同性パートナー等にも適用。
【具体的な内容】・配偶者及び配偶者と同等の関係にある者(異性・同性問わず)を「パートナー」と定義・現行、配偶者及びその家族に適用している制度について、パートナー及びその家族に適用・社員と生計を同じくし社会通念上実子と同様と考えられるパートナーの子について、社員の子と同様に扱う旨を明確化
・ダイバーシティ推進全社員Web研修・出前型研修、当事者によるセミナー 等
社内HPでのコンテンツ展開
ALLY(LGBT等性的マイノリティに対する理解者、支援者)意思表示グッズの配布
・こころの相談窓口(社外窓口)・ハラスメント相談窓口、健康管理センター(社内窓口)
性的指向や性自認に関わらず、誰もが自分らしく生き、働ける組織、会社の実現を目指して、多様性の受容と各人の能力の最大化を可能とする環境づくりに取り組んでいます。
LGBT等性的マイノリティ活躍促進
働き方改革
●全社員を対象とした、多様な能力を引出し、活かす風土づくり
多 様な人 材 の 活 躍ダイバーシティ
&インクルージョン
えるぼし認定最高位
PRIDE指標最高位
くるみん認定4つ星
期間
目標設定
取組内容 制度
理解醸成
相談窓口の整備
2017年6月
2.00%
2.37%
法定雇用率
雇用率
2018年6月
2.20%
2.73%
2019年6月
2.20%
2.82%
2017年度
約1,100人
2016年度
約650人
2018年度
約3,000人
2017年度
101.6%
2016年度
98.0%
2018年度
99.0%
2017年度
10.5時間
2016年度
11.4時間
2018年度
10.9時間
� CSR活動の推進