20
CSR レポート2009 CSR レポート2009

CSRレポート2009CSRレポート2009 01 セディナ誕生 2009年4月1日、 株式会社オーエムシーカード、 株式会社セントラルファイナンス、 株式会社クオークは合併し「株式会社セディナ」が誕生しました。

  • Upload
    others

  • View
    0

  • Download
    0

Embed Size (px)

Citation preview

Page 1: CSRレポート2009CSRレポート2009 01 セディナ誕生 2009年4月1日、 株式会社オーエムシーカード、 株式会社セントラルファイナンス、 株式会社クオークは合併し「株式会社セディナ」が誕生しました。

本  店 名古屋市中区丸の内三丁目23番20号 〒460-8670 ☎052-310-1500(代表)東京本社 東京都港区港南二丁目16番4号 〒108-8117 ☎03-6714-7800(代表)http://www.cedyna.co.jp

CSRレポート2009CSRレポート2009

Page 2: CSRレポート2009CSRレポート2009 01 セディナ誕生 2009年4月1日、 株式会社オーエムシーカード、 株式会社セントラルファイナンス、 株式会社クオークは合併し「株式会社セディナ」が誕生しました。

01

セディナ誕生 2009年4月1日、株式会社オーエムシーカード、 株式会社セントラルファイナンス、 株式会社クオークは合併し「株式会社セディナ」が誕生しました。

お客さま一人ひとりにとっての新しいくらしの夢と満足を創造し続けます。

安心と信頼をベースに、独自性のあるNo.1 企業を目指します。

目標を共有し、社員が思う存分に能力を発揮できる、風通しのよい職場をつくります。

経 営 理 念

日本最大級のコンシューマーファイナンスカンパニーが

誕生しました。

本邦No.1 のクレジットカード事業体を目指します。

社名Cedyna のコンセプト「Credit Excellence & Dynamics の頭文字」

ロゴマークについて「お客さまの新しいくらしを見つめる目」

信頼・安心のコンシューマーファイナンスビジネスに、ダイナミックな新風を吹き込み、洗練・卓越したお客さま価値を創造してい

くという思いを込めています。私たちセディナは、高度なファイナンシング技術の開発・融合・革新を通じて、お客さまが安心して

ご利用いただける商品・サービスをいっそう洗練・卓越したものとしていくために、社員一丸となってダイナミックな挑戦を続けます。

Cedyna の「C」と「C」の中にある球は、お客さま視点の目であり、お客さま一人ひとりの新しいくらしの夢と満足を、ダイナミッ

クに支援していく意志を表しています。また、球は地球であり、グローバルな視野をもっていることを表現しています。

株式会社セディナの事業は「カード事業」、「信販事業」、「ソリューション事業」の3本柱で構成

されています。「カード事業」における高稼働率を実現するマーケティング力、「信販事業」に

おける全国展開の営業ネットワーク、「ソリューション事業」における多彩な金融機関とのネッ

トワークなど…。これらの強みがハイブリッドに連結することでシナジーの極大化を図ります。

株式会社セディナは、株式会社三井住友フィナンシャルグループにおける個人金融部門の中核

会社として、株式会社三井住友カードとともに本邦No.1のクレジットカード事業体を目指します。

ContentsTop Message 2

セディナの社会的責任 3

信頼される企業であるために

 コーポレートガバナンス 4

 コンプライアンス 5

お客様とともに お客様満足の向上 6

 個人情報の取扱い 8

 安心・安全の追求 9

従業員とともに

 働きやすい職場環境づくり 10

 一人ひとりの多様性を活かす 11

環境と社会とともに

 社会貢献 12

 環境 14

企業概要 16

第三者コメント 17

■ お問い合わせ先株式会社セディナ 総務部〒108-8117東京都港区港南二丁目 16番 4号品川グランドセントラルタワーTEL:03-6714-7800FAX:03-6714-3775URL:http://www.cedyna.co.jp

■ 報告対象範囲主に株式会社オーエムシーカードの活動を対象としていますが、一部株式会社セントラルファイナンス、株式会社クオークの活動も含まれています。

■ 報告対象期間2008 年度(2008 年3月から 2009 年3月)としていますが、一部発行日直近の報告内容も含まれます。

■ 編集方針当社は、企業の社会的責任(CSR)を持続的な発展のための経営の軸と考え活動に取り組んでいます。お客様、株主様、お取引先様、従業員など多くのステークホルダーの皆様からの率直なご意見をいただきながら、コミュニケーションを深めるための機会として、またその活動を皆様に知っていただくためCSRレポートを発行しています。作成にあたっては、GRIの「サスティナビリティ・リポーティング・ガイドライン2006」を参考にしています。※GRI:持続可能性報告書の国際的なガイドラインの立案と普及を目的とする団体

SOLUTIONS

CARDC

INSTALLMENTI

カード事業

信販事業

事業間シナジーの極大化

ソリューション事業

高稼働率を実現する

マーケティング力

カード事業

多彩な金融機関とのネットワーク

ソリューション事業全国展開の営業

ネットワーク

信販事業

セディナカード セディナカードゴールド セディナETCカード

Page 3: CSRレポート2009CSRレポート2009 01 セディナ誕生 2009年4月1日、 株式会社オーエムシーカード、 株式会社セントラルファイナンス、 株式会社クオークは合併し「株式会社セディナ」が誕生しました。

01

セディナ誕生 2009年4月1日、株式会社オーエムシーカード、 株式会社セントラルファイナンス、 株式会社クオークは合併し「株式会社セディナ」が誕生しました。

お客さま一人ひとりにとっての新しいくらしの夢と満足を創造し続けます。

安心と信頼をベースに、独自性のあるNo.1 企業を目指します。

目標を共有し、社員が思う存分に能力を発揮できる、風通しのよい職場をつくります。

経 営 理 念

日本最大級のコンシューマーファイナンスカンパニーが

誕生しました。

本邦No.1 のクレジットカード事業体を目指します。

社名Cedyna のコンセプト「Credit Excellence & Dynamics の頭文字」

ロゴマークについて「お客さまの新しいくらしを見つめる目」

信頼・安心のコンシューマーファイナンスビジネスに、ダイナミックな新風を吹き込み、洗練・卓越したお客さま価値を創造してい

くという思いを込めています。私たちセディナは、高度なファイナンシング技術の開発・融合・革新を通じて、お客さまが安心して

ご利用いただける商品・サービスをいっそう洗練・卓越したものとしていくために、社員一丸となってダイナミックな挑戦を続けます。

Cedyna の「C」と「C」の中にある球は、お客さま視点の目であり、お客さま一人ひとりの新しいくらしの夢と満足を、ダイナミッ

クに支援していく意志を表しています。また、球は地球であり、グローバルな視野をもっていることを表現しています。

株式会社セディナの事業は「カード事業」、「信販事業」、「ソリューション事業」の3本柱で構成

されています。「カード事業」における高稼働率を実現するマーケティング力、「信販事業」に

おける全国展開の営業ネットワーク、「ソリューション事業」における多彩な金融機関とのネッ

トワークなど…。これらの強みがハイブリッドに連結することでシナジーの極大化を図ります。

株式会社セディナは、株式会社三井住友フィナンシャルグループにおける個人金融部門の中核

会社として、株式会社三井住友カードとともに本邦No.1のクレジットカード事業体を目指します。

ContentsTop Message 2

セディナの社会的責任 3

信頼される企業であるために

 コーポレートガバナンス 4

 コンプライアンス 5

お客様とともに お客様満足の向上 6

 個人情報の取扱い 8

 安心・安全の追求 9

従業員とともに

 働きやすい職場環境づくり 10

 一人ひとりの多様性を活かす 11

環境と社会とともに

 社会貢献 12

 環境 14

企業概要 16

第三者コメント 17

■ お問い合わせ先株式会社セディナ 総務部〒108-8117東京都港区港南二丁目 16番 4号品川グランドセントラルタワーTEL:03-6714-7800FAX:03-6714-3775URL:http://www.cedyna.co.jp

■ 報告対象範囲主に株式会社オーエムシーカードの活動を対象としていますが、一部株式会社セントラルファイナンス、株式会社クオークの活動も含まれています。

■ 報告対象期間2008 年度(2008 年3月から 2009 年3月)としていますが、一部発行日直近の報告内容も含まれます。

■ 編集方針当社は、企業の社会的責任(CSR)を持続的な発展のための経営の軸と考え活動に取り組んでいます。お客様、株主様、お取引先様、従業員など多くのステークホルダーの皆様からの率直なご意見をいただきながら、コミュニケーションを深めるための機会として、またその活動を皆様に知っていただくためCSRレポートを発行しています。作成にあたっては、GRIの「サスティナビリティ・リポーティング・ガイドライン2006」を参考にしています。※GRI:持続可能性報告書の国際的なガイドラインの立案と普及を目的とする団体

SOLUTIONS

CARDC

INSTALLMENTI

カード事業

信販事業

事業間シナジーの極大化

ソリューション事業

高稼働率を実現する

マーケティング力

カード事業

多彩な金融機関とのネットワーク

ソリューション事業全国展開の営業

ネットワーク

信販事業

セディナカード セディナカードゴールド セディナETCカード

Page 4: CSRレポート2009CSRレポート2009 01 セディナ誕生 2009年4月1日、 株式会社オーエムシーカード、 株式会社セントラルファイナンス、 株式会社クオークは合併し「株式会社セディナ」が誕生しました。

Top Message

CSRの基本方針地球環境・社会と調和した健全で誠実な企業活動を通じて、お客様一人ひとりの豊かで満ち足りた生活の実現に貢献し、企業

価値を継続的に高め、信頼され続ける企業を目指します。

ステークホルダーとのかかわりと行動指針当社は多様なステークホルダーの皆様とのかかわりによって成り立っています。当社の事業継続の上で特に大切なステークホル

ダーを明確にしてコミュニケーションを重視し、期待に応えられるよう行動指針を定めています。

セディナの社会的責任

本年4月1日、株式会社オーエムシーカード、株式会社セントラルファイナンス及び株式会社クオークは合併し、

「株式会社セディナ」が誕生しました。

合併前の3社におけるCSR活動としては、法令遵守はもとより、環境・社会貢献活動、個人情報の保護、顧

客満足の追求、人権の尊重や地域社会との調和などをテーマに、さまざまな活動に取り組んでまいりました。

社会貢献活動におきましては、地域との調和を図りつつ、社会とともに発展することを目的に、「アトムカード」、

「交通安全母の会カード」等の社会貢献型カードや、「OSAKAメセナカード」、「どまつりカード」等の文化振興

型カードを発行し活動を展開してまいりました。

また、環境に関する取り組みとしましては、地球環境に配慮した社会の構築に貢献したいとの願いから、「地球

にやさしいカード」、「EXPOエコマネーグリーンカード」等の発行に加え、「エコキャップ活動」や省エネ・省

資源活動の推進による「チームマイナス6%」活動、「カーボンオフセット」による地球温暖化防止活動を推進

するとともに、「荒川クリーンエイド」をはじめとする全国各地での環境美化保全活動への参画、オフィス周辺

の清掃など、従業員による活動も積極的に支援してまいりました。

このような3社の活動を受け、株式会社セディナにおいては、CSRをこれまで以上に経営の重要な課題と位置

付け、今後も社会との信頼関係を強固なものとして、お客様満足向上に努め、企業価値の一層の向上に真摯

に取り組んでまいる所在です。

皆様にはこのCSRレポートを通じて、当社のCSRに対する考え方や取組みを一人でも多くの方々に知っていた

だき、CSR活動についてご意見を賜りますようお願い申し上げます。

今後とも当社の企業活動に、より一層のご理解を賜りますようお願い申し上げます。

地域コミュニティ

私たちは企業市民として、地域社会に対して社会的な責任を負っています。地域社会とのコミュニケーションを図りながら、地域社会の持続的な発展に貢献することが重要であると考えています。良き企業市民として、地域との多様なコミュニケーションを積極的に図るとともに、さまざまな分野で地域社会の発展に向けて取り組んでいます。

従業員従業員が生み出す多様な価値は、企業の持続的な発展の源泉であり、この価値によって、私たちの事業領域は常に拡大されていくと考えています。従業員一人ひとりが能力を高められる職場環境を作り、従業員が生み出す価値を社会にも提供できるよう、社会と従業員の信頼関係の構築を図り、当社の持続的発展を目指していきます。 

お取引先様私たちセディナのお取引先様は、あらゆる地域・分野に及びます。各々の企業価値の向上に向け、持続的な発展を図ることが重要だと考えています。良好なパートナーシップに基づく公正かつ自由な取引を維持しながら、各々の企業価値の向上を図り、社会的な貢献を果たしています。

お客様

私たちのビジネスを通じてお客様に満足していただける商品・サービスを提供するとともに、豊かな双方向コミュニケーションを図り、お客様の声を真摯に受け止め、それらを企業活動に反映させていくことが欠かせないと考えます。安全で安心な商品・サービスを利用していただくことによって、お客様一人ひとりが豊かな生活を送れるような社会の構築を目指しています。

環境私たちは、環境問題が地球規模の広がりを持つとともに、次世代以降にも及ぶ長期的な問題であると認識し、環境保全活動が必要であると考えます。地球市民の一員として、社会・経済の発展とともに環境に配慮した事業活動を目指します。

株主様

株主様のために、事業活動を通じて継続的に利益を生み出すことはもちろんのこと、企業価値の向上に努めるとともに、株主様に対して、適宜適切に幅広い情報を提供することを目指しています。

お客様一人ひとりの豊かで満ち足りた生活の実現に貢献してまいります

02 03

代表取締役会長 土川 立夫

代表取締役会長

代表取締役社長 舟橋 裕道

代表取締役社長

Page 5: CSRレポート2009CSRレポート2009 01 セディナ誕生 2009年4月1日、 株式会社オーエムシーカード、 株式会社セントラルファイナンス、 株式会社クオークは合併し「株式会社セディナ」が誕生しました。

Top Message

CSRの基本方針地球環境・社会と調和した健全で誠実な企業活動を通じて、お客様一人ひとりの豊かで満ち足りた生活の実現に貢献し、企業

価値を継続的に高め、信頼され続ける企業を目指します。

ステークホルダーとのかかわりと行動指針当社は多様なステークホルダーの皆様とのかかわりによって成り立っています。当社の事業継続の上で特に大切なステークホル

ダーを明確にしてコミュニケーションを重視し、期待に応えられるよう行動指針を定めています。

セディナの社会的責任

本年4月1日、株式会社オーエムシーカード、株式会社セントラルファイナンス及び株式会社クオークは合併し、

「株式会社セディナ」が誕生しました。

合併前の3社におけるCSR活動としては、法令遵守はもとより、環境・社会貢献活動、個人情報の保護、顧

客満足の追求、人権の尊重や地域社会との調和などをテーマに、さまざまな活動に取り組んでまいりました。

社会貢献活動におきましては、地域との調和を図りつつ、社会とともに発展することを目的に、「アトムカード」、

「交通安全母の会カード」等の社会貢献型カードや、「OSAKAメセナカード」、「どまつりカード」等の文化振興

型カードを発行し活動を展開してまいりました。

また、環境に関する取り組みとしましては、地球環境に配慮した社会の構築に貢献したいとの願いから、「地球

にやさしいカード」、「EXPOエコマネーグリーンカード」等の発行に加え、「エコキャップ活動」や省エネ・省

資源活動の推進による「チームマイナス6%」活動、「カーボンオフセット」による地球温暖化防止活動を推進

するとともに、「荒川クリーンエイド」をはじめとする全国各地での環境美化保全活動への参画、オフィス周辺

の清掃など、従業員による活動も積極的に支援してまいりました。

このような3社の活動を受け、株式会社セディナにおいては、CSRをこれまで以上に経営の重要な課題と位置

付け、今後も社会との信頼関係を強固なものとして、お客様満足向上に努め、企業価値の一層の向上に真摯

に取り組んでまいる所在です。

皆様にはこのCSRレポートを通じて、当社のCSRに対する考え方や取組みを一人でも多くの方々に知っていた

だき、CSR活動についてご意見を賜りますようお願い申し上げます。

今後とも当社の企業活動に、より一層のご理解を賜りますようお願い申し上げます。

地域コミュニティ

私たちは企業市民として、地域社会に対して社会的な責任を負っています。地域社会とのコミュニケーションを図りながら、地域社会の持続的な発展に貢献することが重要であると考えています。良き企業市民として、地域との多様なコミュニケーションを積極的に図るとともに、さまざまな分野で地域社会の発展に向けて取り組んでいます。

従業員従業員が生み出す多様な価値は、企業の持続的な発展の源泉であり、この価値によって、私たちの事業領域は常に拡大されていくと考えています。従業員一人ひとりが能力を高められる職場環境を作り、従業員が生み出す価値を社会にも提供できるよう、社会と従業員の信頼関係の構築を図り、当社の持続的発展を目指していきます。 

お取引先様私たちセディナのお取引先様は、あらゆる地域・分野に及びます。各々の企業価値の向上に向け、持続的な発展を図ることが重要だと考えています。良好なパートナーシップに基づく公正かつ自由な取引を維持しながら、各々の企業価値の向上を図り、社会的な貢献を果たしています。

お客様

私たちのビジネスを通じてお客様に満足していただける商品・サービスを提供するとともに、豊かな双方向コミュニケーションを図り、お客様の声を真摯に受け止め、それらを企業活動に反映させていくことが欠かせないと考えます。安全で安心な商品・サービスを利用していただくことによって、お客様一人ひとりが豊かな生活を送れるような社会の構築を目指しています。

環境私たちは、環境問題が地球規模の広がりを持つとともに、次世代以降にも及ぶ長期的な問題であると認識し、環境保全活動が必要であると考えます。地球市民の一員として、社会・経済の発展とともに環境に配慮した事業活動を目指します。

株主様

株主様のために、事業活動を通じて継続的に利益を生み出すことはもちろんのこと、企業価値の向上に努めるとともに、株主様に対して、適宜適切に幅広い情報を提供することを目指しています。

お客様一人ひとりの豊かで満ち足りた生活の実現に貢献してまいります

02 03

代表取締役会長 土川 立夫

代表取締役会長

代表取締役社長 舟橋 裕道

代表取締役社長

Page 6: CSRレポート2009CSRレポート2009 01 セディナ誕生 2009年4月1日、 株式会社オーエムシーカード、 株式会社セントラルファイナンス、 株式会社クオークは合併し「株式会社セディナ」が誕生しました。

信頼される企業であるために

コーポレートガバナンス コンプライアンス

コーポレートガバナンス体制当社は執行役員制度を導入し、経営意思決定と業務執行の

機能分担を明確にした経営体制を構築しています。取締役会

は、取締役19名(内、社外取締役4名)で構成され、毎月

1回定期的に、また必要に応じて臨時に開催され、法令で定

められた事項や経営に関する事項について審議・決定してい

ます。また、当社は監査役制度を採用し、監査役会は監査役

5名(内、社外監査役3名)で構成されています。監査役は

取締役会など重要な会議へ出席して取締役等の報告を聴取

するとともに、重要な決裁書類等の調査を行うことで、取締

役の職務の執行を監査しています。なお、社外監査役と当社

の間には、特別な利害関係はありません。監査室は、各部門

に対して業務監査を行い、その結果を代表取締役に報告、ま

た適宜各部門にフィードバックを行っています。

コーポレートガバナンス体制図

内部統制当社は、内部統制システムの構築を重要な経営課題として位

置付け、「法令等の遵守」「業務の有効性及び効率性」「財務

報告の信頼性」「資産の保全」など、企業価値向上を目指し、

その充実を図っています。2006年5月より「内部統制委員会」

を設置し、内部統制管理態勢の維持に向けた施策とその効果

を確認しています。また、2009年4月より、内部統制推進

部が金融商品取引法対応を中心とした内部統制の体制構築を

進めています。

コンプライアンス体制内部統制委員会・コンプライアンス委員会は、全社のコンプ

ライアンスの対応方針の決定や対応策の検討ならびに各種業

法への対応状況の報告等を行っています。また、「コンプラ

イアンス責任者」「コンプライアンス推進リーダー」を任命し、

各部のコンプライアンス推進リーダーをメンバーとする「コ

ンプライアンス推進リーダーミーティング」を開催し、コンプ

ライアンス・プログラムに基づいた対応を行っています。

法務部は、コンプライアンスグループと法務グループで構成

し、内部統制推進部と連携して、各部門に対しコンプライア

ンスや個人情報保護にかかる指示・指導を行い、その状況を

コンプライアンス委員会へ報告しています。

内部通報制度当社は、内部通報制度として、「セディナ・ヘルプライン」を設

置して、当社及び当社グループ各社からのコンプライアンス

違反行為に関する相談を受け付ける体制を整えています。通

報窓口は、相談者が利用しやすいように、社内のほかに社外

にも設置しています。「セディナ・ヘルプライン」へ寄せられた

相談は、相談者が不利益な扱いを受けないように、相談者の

保護を徹底し、解決を図っています。 業法改正への対応当社は、貸金業法及び割賦販売法の改正に伴い、代表取締役

社長を責任者とするプロジェクトを設置し、法令遵守や適正な

業務運営を行うため、施行時期にあわせた営業・与信のオペ

レーション面などのあらゆる見地から、対応方針を検討してい

ます。

コンプライアンスの徹底毎年10月を「企業倫理月間」と定め、経営トップからの全社

向けメッセージをはじめとした啓蒙活動のほか、eラーニングを

使用した「コンプライアンス研修」や「コンプライアンス・ア

ンケート」を実施しています。また、役員セミナー開催やコン

プライアンス推進リーダーミーティングを通じて、コンプライ

アンス・マインドの統一及び向上を行っています。さらに、新

入社員入社時研修などの階層別の研修を利用し、従業員の教

育を実施しています。

公正で効率的な企業経営を行うために、コーポレートガバナンスの充実に努めています。 企業倫理や遵法精神に基づく企業行動の徹底を図り、社会規範に則った適正な企業活動を実践していきます。

セディナ・ヘルプライン運用フロー

04 05

株主総会

取締役会

代表取締役会長

代表取締役社長

代表取締役副社長執行役員

コンプライアンス委員会

監査室

コンプライアンス責任者

コンプライアンス推進リーダー

内部統制推進部

法務部

内部統制統括本部

内部統制委員会

執行役員

セディナ・ヘルプライン事務局

セディナ・ヘルプライン事務局

社外窓口

社外窓口

通報者

通報 受付 通報者宛連絡 フォローアップ

調査是正/再発防止調査回答

通報者

調査担当部署/

案件担当部署

セディナ・ヘルプライン事務局

案件担当部署

選任・解任

選任・監督

報告

業務監査各部門

選定・監督、業務執行権限の委譲選定・監督、業務執行権限の委譲

選任・解任 選任・解任

監査役会 会計監査人

連携

▲コンプライアンス推進リーダーミーティング

指導指導

Page 7: CSRレポート2009CSRレポート2009 01 セディナ誕生 2009年4月1日、 株式会社オーエムシーカード、 株式会社セントラルファイナンス、 株式会社クオークは合併し「株式会社セディナ」が誕生しました。

信頼される企業であるために

コーポレートガバナンス コンプライアンス

コーポレートガバナンス体制当社は執行役員制度を導入し、経営意思決定と業務執行の

機能分担を明確にした経営体制を構築しています。取締役会

は、取締役19名(内、社外取締役4名)で構成され、毎月

1回定期的に、また必要に応じて臨時に開催され、法令で定

められた事項や経営に関する事項について審議・決定してい

ます。また、当社は監査役制度を採用し、監査役会は監査役

5名(内、社外監査役3名)で構成されています。監査役は

取締役会など重要な会議へ出席して取締役等の報告を聴取

するとともに、重要な決裁書類等の調査を行うことで、取締

役の職務の執行を監査しています。なお、社外監査役と当社

の間には、特別な利害関係はありません。監査室は、各部門

に対して業務監査を行い、その結果を代表取締役に報告、ま

た適宜各部門にフィードバックを行っています。

コーポレートガバナンス体制図

内部統制当社は、内部統制システムの構築を重要な経営課題として位

置付け、「法令等の遵守」「業務の有効性及び効率性」「財務

報告の信頼性」「資産の保全」など、企業価値向上を目指し、

その充実を図っています。2006年5月より「内部統制委員会」

を設置し、内部統制管理態勢の維持に向けた施策とその効果

を確認しています。また、2009年4月より、内部統制推進

部が金融商品取引法対応を中心とした内部統制の体制構築を

進めています。

コンプライアンス体制内部統制委員会・コンプライアンス委員会は、全社のコンプ

ライアンスの対応方針の決定や対応策の検討ならびに各種業

法への対応状況の報告等を行っています。また、「コンプラ

イアンス責任者」「コンプライアンス推進リーダー」を任命し、

各部のコンプライアンス推進リーダーをメンバーとする「コ

ンプライアンス推進リーダーミーティング」を開催し、コンプ

ライアンス・プログラムに基づいた対応を行っています。

法務部は、コンプライアンスグループと法務グループで構成

し、内部統制推進部と連携して、各部門に対しコンプライア

ンスや個人情報保護にかかる指示・指導を行い、その状況を

コンプライアンス委員会へ報告しています。

内部通報制度当社は、内部通報制度として、「セディナ・ヘルプライン」を設

置して、当社及び当社グループ各社からのコンプライアンス

違反行為に関する相談を受け付ける体制を整えています。通

報窓口は、相談者が利用しやすいように、社内のほかに社外

にも設置しています。「セディナ・ヘルプライン」へ寄せられた

相談は、相談者が不利益な扱いを受けないように、相談者の

保護を徹底し、解決を図っています。 業法改正への対応当社は、貸金業法及び割賦販売法の改正に伴い、代表取締役

社長を責任者とするプロジェクトを設置し、法令遵守や適正な

業務運営を行うため、施行時期にあわせた営業・与信のオペ

レーション面などのあらゆる見地から、対応方針を検討してい

ます。

コンプライアンスの徹底毎年10月を「企業倫理月間」と定め、経営トップからの全社

向けメッセージをはじめとした啓蒙活動のほか、eラーニングを

使用した「コンプライアンス研修」や「コンプライアンス・ア

ンケート」を実施しています。また、役員セミナー開催やコン

プライアンス推進リーダーミーティングを通じて、コンプライ

アンス・マインドの統一及び向上を行っています。さらに、新

入社員入社時研修などの階層別の研修を利用し、従業員の教

育を実施しています。

公正で効率的な企業経営を行うために、コーポレートガバナンスの充実に努めています。 企業倫理や遵法精神に基づく企業行動の徹底を図り、社会規範に則った適正な企業活動を実践していきます。

セディナ・ヘルプライン運用フロー

04 05

株主総会

取締役会

代表取締役会長

代表取締役社長

代表取締役副社長執行役員

コンプライアンス委員会

監査室

コンプライアンス責任者

コンプライアンス推進リーダー

内部統制推進部

法務部

内部統制統括本部

内部統制委員会

執行役員

セディナ・ヘルプライン事務局

セディナ・ヘルプライン事務局

社外窓口

社外窓口

通報者

通報 受付 通報者宛連絡 フォローアップ

調査是正/再発防止調査回答

通報者

調査担当部署/

案件担当部署

セディナ・ヘルプライン事務局

案件担当部署

選任・解任

選任・監督

報告

業務監査各部門

選定・監督、業務執行権限の委譲選定・監督、業務執行権限の委譲

選任・解任 選任・解任

監査役会 会計監査人

連携

▲コンプライアンス推進リーダーミーティング

指導指導

Page 8: CSRレポート2009CSRレポート2009 01 セディナ誕生 2009年4月1日、 株式会社オーエムシーカード、 株式会社セントラルファイナンス、 株式会社クオークは合併し「株式会社セディナ」が誕生しました。

「お客様の声」を活かす

▲顧客満足委員会

顧客満足委員会は、お客様満足にかかわる最高意思決定機関

であり、代表取締役社長による強いリーダーシップのもとで運

営しています。現在月1回開催し、お客様対応窓口(アンサー

センター・カード募集カウンター等のフロントライン)に寄せ

られる、要望・提案・苦情・相談等の「お客様の声」を確認し、

活発に議論し課題解決に取り組んでいます。この委員会を通

じて、フロントラインとスタッフが一体となり、お客様満足の

より一層の向上を図っています。

 この「お客様の声」は、お客様対応窓口を通じて月間350

件以上収集しています。また、各種の顧客満足調査(クレジッ

トカード定点調査、電話応対満足度調査、インターネットモニ

ター調査等)を定期的に実施しており、商品・サービス・業

務の改善に活かしています。

当社のカード募集カウンターは、スーパーマーケットやディス

カウントショップ・スポーツ用品店・家電量販店などに設置さ

れており、お申し込みいただいてから約15分の審査でクレ

ジットカード(仮カード)を発行することができます。この短

い時間の中でお客様のニーズにあったカード生活をご提案し、

その後に継続利用していただくための的確な説明ができるよう

日々話法の向上に努めています。

▲アンサーセンター

カード募集カウンターでの対応

お客様からの電話でのお問い合わせに応対する部署であるア

ンサーセンターでは、より丁寧で正確・迅速に応対できるよう、

応対品質のレベルアップに取り組んでいます。初期研修では

お客様満足のための心構えを記載したマニュアルに基づき、

お客様に「電話して良かった」と思っていただけるよう教育

を行なっています。また、個々のレベルアップのため、応対

時のモニタリングの実施や、新しい商品・サービスの知識習

得に向けた研修を実施しています。

アンサーセンターでの取り組み

クレジットカードの申し込みから発行まで数週間というのがこ

れまでの常識でした。当社では業界に先駆けて高度な審査体

制を確立し、申し込みから15 分での「即時発行」を実現しま

した。これにより、すぐにカードを利用したいお客様のニーズ

にお応えしお客様満足の向上に努めています。

15分即時発行の実現

■ 顧客満足委員会体制図

■ 「お客様の声」ワークフロー図

▲審査センター

お客様とともに

お客様満足の向上お客様の満足と信頼を得るため常に努力し、長期的な信頼関係を築きます。

代表取締役社長

お客様満足推進部

顧客満足委員会議長:代表取締役社長メンバー:執行役員、事業部長等

運 営 内 容1.「お客様の声」からの提案と改善2. 顧客満足度調査からの提案と改善3. 顧客満足向上テーマの進捗と確認4. お客様からお褒めいただいた事例の共有等

06 07

お客様満足推進部

顧客満足度調査

関連部署へフィードバック

お客様

カード募集カウンター

アンサーセンター 等

商品・サービス・業務の改善

この大会はカード募集時の対応をお客様満足や品質向上などの視点で審査するもので、今回はコンプライアンスの視点を重視しながら、「選ばれるカード」をテーマに営業としてカードの利用につながるトークができているかが評価されました。

第5回「5分間エンターテインメント全国大会」開催

普段のカード募集で心がけていることは、笑顔とお客様の立場になって考えることです。ご入会いただいたカードを末永くご利用いただくように、カードの利点をわかりやすくご説明できるよう心がけています。

アプローチ部門最優秀賞 江副さん

エンターテインメント大会という舞台でも、日頃と同じようにお客様の立場に立って実演することが一番だと思います。お客様に「あれもこれも伝えなくては」と、たたみかける話法になりがちですが、お客様が本当に知りたいことを汲み取ってご案内することが大切だと思います。

お渡し部門最優秀賞 森山さん

Page 9: CSRレポート2009CSRレポート2009 01 セディナ誕生 2009年4月1日、 株式会社オーエムシーカード、 株式会社セントラルファイナンス、 株式会社クオークは合併し「株式会社セディナ」が誕生しました。

「お客様の声」を活かす

▲顧客満足委員会

顧客満足委員会は、お客様満足にかかわる最高意思決定機関

であり、代表取締役社長による強いリーダーシップのもとで運

営しています。現在月1回開催し、お客様対応窓口(アンサー

センター・カード募集カウンター等のフロントライン)に寄せ

られる、要望・提案・苦情・相談等の「お客様の声」を確認し、

活発に議論し課題解決に取り組んでいます。この委員会を通

じて、フロントラインとスタッフが一体となり、お客様満足の

より一層の向上を図っています。

 この「お客様の声」は、お客様対応窓口を通じて月間350

件以上収集しています。また、各種の顧客満足調査(クレジッ

トカード定点調査、電話応対満足度調査、インターネットモニ

ター調査等)を定期的に実施しており、商品・サービス・業

務の改善に活かしています。

当社のカード募集カウンターは、スーパーマーケットやディス

カウントショップ・スポーツ用品店・家電量販店などに設置さ

れており、お申し込みいただいてから約15分の審査でクレ

ジットカード(仮カード)を発行することができます。この短

い時間の中でお客様のニーズにあったカード生活をご提案し、

その後に継続利用していただくための的確な説明ができるよう

日々話法の向上に努めています。

▲アンサーセンター

カード募集カウンターでの対応

お客様からの電話でのお問い合わせに応対する部署であるア

ンサーセンターでは、より丁寧で正確・迅速に応対できるよう、

応対品質のレベルアップに取り組んでいます。初期研修では

お客様満足のための心構えを記載したマニュアルに基づき、

お客様に「電話して良かった」と思っていただけるよう教育

を行なっています。また、個々のレベルアップのため、応対

時のモニタリングの実施や、新しい商品・サービスの知識習

得に向けた研修を実施しています。

アンサーセンターでの取り組み

クレジットカードの申し込みから発行まで数週間というのがこ

れまでの常識でした。当社では業界に先駆けて高度な審査体

制を確立し、申し込みから15 分での「即時発行」を実現しま

した。これにより、すぐにカードを利用したいお客様のニーズ

にお応えしお客様満足の向上に努めています。

15分即時発行の実現

■ 顧客満足委員会体制図

■ 「お客様の声」ワークフロー図

▲審査センター

お客様とともに

お客様満足の向上お客様の満足と信頼を得るため常に努力し、長期的な信頼関係を築きます。

代表取締役社長

お客様満足推進部

顧客満足委員会議長:代表取締役社長メンバー:執行役員、事業部長等

運 営 内 容1.「お客様の声」からの提案と改善2. 顧客満足度調査からの提案と改善3. 顧客満足向上テーマの進捗と確認4. お客様からお褒めいただいた事例の共有等

06 07

お客様満足推進部

顧客満足度調査

関連部署へフィードバック

お客様

カード募集カウンター

アンサーセンター 等

商品・サービス・業務の改善

この大会はカード募集時の対応をお客様満足や品質向上などの視点で審査するもので、今回はコンプライアンスの視点を重視しながら、「選ばれるカード」をテーマに営業としてカードの利用につながるトークができているかが評価されました。

第5回「5分間エンターテインメント全国大会」開催

普段のカード募集で心がけていることは、笑顔とお客様の立場になって考えることです。ご入会いただいたカードを末永くご利用いただくように、カードの利点をわかりやすくご説明できるよう心がけています。

アプローチ部門最優秀賞 江副さん

エンターテインメント大会という舞台でも、日頃と同じようにお客様の立場に立って実演することが一番だと思います。お客様に「あれもこれも伝えなくては」と、たたみかける話法になりがちですが、お客様が本当に知りたいことを汲み取ってご案内することが大切だと思います。

お渡し部門最優秀賞 森山さん

Page 10: CSRレポート2009CSRレポート2009 01 セディナ誕生 2009年4月1日、 株式会社オーエムシーカード、 株式会社セントラルファイナンス、 株式会社クオークは合併し「株式会社セディナ」が誕生しました。

個人情報の管理当社の事業において、お客様よりお預かりしている個人情報は、

必要不可欠なものであり、個人情報を厳重に保護し、適正に

利用することが当社の社会的責任であると認識しています。当

社は、個人情報保護に関する法令、国が定める指針及びその

他の規範を遵守し、右記の保護方針をもってお客様の大切な

個人情報の保護に万全を尽くしてまいります。

従業員教育の徹底当社では毎年 7、8 月を「個人情報保護推進月間」と定め、

全従業員を対象とした教育を実施しています。教育には情報

通信ネットワークを利用したeラーニングを積極的に活用する

ことで従業員一人ひとりに個人情報保護に関する知識習得と

ルールの周知徹底を促しています。また「個人情報守秘義

務誓約書」を毎年全員が提出

することにより従業員のさらな

る意識向上を図っています。

情報セキュリティの強化当社ではお客様の情報への不正アクセス、紛失、改ざん、漏

えいなどのトラブルを防止するための取組みを継続的に実施

しています。

個人情報委託先の管理当社では、個人情報の業務委託先企業に対して、厳格な個人

情報保護を求め、当社の要求基準に達した企業のみに業務委

託を行っています。委託先に対しては、毎年定期的に現地調

査を実施し、個人情報保護の改善を要請する等、安全性の確

保・向上を図っています。

お客様とともに

個人情報を保管するサーバーについて、24 時間365日有人対応の管理態勢や不正監視システムによるセキュリティ対策を実施しています。

1

各事業所のエリア別セキュリティ機器設置基準を設け、個人情報を取り扱うエリアへの入退室制限、管理態勢を敷いています。

2

業務用端末の生体認証システムの導入やシンクライアントパソコンの導入等により高度なセキュリティシステムを構築しています。

3

個人情報保護の取扱いお客様からお預かりしている個人情報の保護について、全社をあげて取り組んでいます。

安心・安全を提供するシステム基盤クレジットカード発行後の途上与信において、会員様ごとの適

正な与信を提供できる途上与信最適化システムを導入し、リス

クの抑制を図っています。また、多様化するクレジットカード

犯罪に対応するため、不正検知システムや加盟店不正監視シス

テムを導入し、不正被害の抑制に努めてまいりました。

安心・安全の追求最新システムの導入と従業員の専門性向上により、安心・安全を追及しています。

外部認証の取得(プライバシーマーク)当社は 2003 年1月に財団法人日本情報処理開発協会

(JIPDEC)より「プライバシーマーク(P マーク)」使用許

諾事業者の認定を受けました。

P マークは、個人情報について適切な保護措置を講ずる体

制が整備され、「日本工業規格 JIS Q 15001 個人情報保

護マネジメントシステム-要求事項」に準拠している事業者

であることを第三者機関より認められた証です。

08 09

2009年6月5日、神戸文化ホールにおいて「暴力団追放兵

庫県民大会」が開催されました。この大会において、当社は

兵庫県クレジットカード犯罪対策連絡協議会の会長会社とし

て、日頃のクレジット犯罪撲滅に向けた取組みが評価され、

兵庫県警察本部及び財団法人暴力団追放兵庫県民センター

から表彰されました。

クレジット犯罪撲滅活動に対して兵庫県民センターから表彰

▲暴力団追放兵庫県民大会

eラーニング▶

▲不審者の入室を防ぐ セキュリティゲート

▲会社のデータを守る 静脈認証システム

▲個人情報を扱うエリアを守る 虹彩認証システム

Page 11: CSRレポート2009CSRレポート2009 01 セディナ誕生 2009年4月1日、 株式会社オーエムシーカード、 株式会社セントラルファイナンス、 株式会社クオークは合併し「株式会社セディナ」が誕生しました。

個人情報の管理当社の事業において、お客様よりお預かりしている個人情報は、

必要不可欠なものであり、個人情報を厳重に保護し、適正に

利用することが当社の社会的責任であると認識しています。当

社は、個人情報保護に関する法令、国が定める指針及びその

他の規範を遵守し、右記の保護方針をもってお客様の大切な

個人情報の保護に万全を尽くしてまいります。

従業員教育の徹底当社では毎年 7、8 月を「個人情報保護推進月間」と定め、

全従業員を対象とした教育を実施しています。教育には情報

通信ネットワークを利用したeラーニングを積極的に活用する

ことで従業員一人ひとりに個人情報保護に関する知識習得と

ルールの周知徹底を促しています。また「個人情報守秘義

務誓約書」を毎年全員が提出

することにより従業員のさらな

る意識向上を図っています。

情報セキュリティの強化当社ではお客様の情報への不正アクセス、紛失、改ざん、漏

えいなどのトラブルを防止するための取組みを継続的に実施

しています。

個人情報委託先の管理当社では、個人情報の業務委託先企業に対して、厳格な個人

情報保護を求め、当社の要求基準に達した企業のみに業務委

託を行っています。委託先に対しては、毎年定期的に現地調

査を実施し、個人情報保護の改善を要請する等、安全性の確

保・向上を図っています。

お客様とともに

個人情報を保管するサーバーについて、24 時間365日有人対応の管理態勢や不正監視システムによるセキュリティ対策を実施しています。

1

各事業所のエリア別セキュリティ機器設置基準を設け、個人情報を取り扱うエリアへの入退室制限、管理態勢を敷いています。

2

業務用端末の生体認証システムの導入やシンクライアントパソコンの導入等により高度なセキュリティシステムを構築しています。

3

個人情報保護の取扱いお客様からお預かりしている個人情報の保護について、全社をあげて取り組んでいます。

安心・安全を提供するシステム基盤クレジットカード発行後の途上与信において、会員様ごとの適

正な与信を提供できる途上与信最適化システムを導入し、リス

クの抑制を図っています。また、多様化するクレジットカード

犯罪に対応するため、不正検知システムや加盟店不正監視シス

テムを導入し、不正被害の抑制に努めてまいりました。

安心・安全の追求最新システムの導入と従業員の専門性向上により、安心・安全を追及しています。

外部認証の取得(プライバシーマーク)当社は 2003 年1月に財団法人日本情報処理開発協会

(JIPDEC)より「プライバシーマーク(P マーク)」使用許

諾事業者の認定を受けました。

P マークは、個人情報について適切な保護措置を講ずる体

制が整備され、「日本工業規格 JIS Q 15001 個人情報保

護マネジメントシステム-要求事項」に準拠している事業者

であることを第三者機関より認められた証です。

08 09

2009年6月5日、神戸文化ホールにおいて「暴力団追放兵

庫県民大会」が開催されました。この大会において、当社は

兵庫県クレジットカード犯罪対策連絡協議会の会長会社とし

て、日頃のクレジット犯罪撲滅に向けた取組みが評価され、

兵庫県警察本部及び財団法人暴力団追放兵庫県民センター

から表彰されました。

クレジット犯罪撲滅活動に対して兵庫県民センターから表彰

▲暴力団追放兵庫県民大会

eラーニング▶

▲不審者の入室を防ぐ セキュリティゲート

▲会社のデータを守る 静脈認証システム

▲個人情報を扱うエリアを守る 虹彩認証システム

Page 12: CSRレポート2009CSRレポート2009 01 セディナ誕生 2009年4月1日、 株式会社オーエムシーカード、 株式会社セントラルファイナンス、 株式会社クオークは合併し「株式会社セディナ」が誕生しました。

人事制度当社は「従業員とともに一人ひとりの人格、価値観を尊重し、

チームワークを大切にして、相互成長を図ること」を行動指

針のひとつとしています。この指針を受け、従業員一人ひと

りが自律した人間に成長し、活躍してもらうよう、そして会

社とともに魅力的な人間に成長していけるよう、様々な人事

施策を展開しています。人事制度の全体像としては、多様

化する従業員の価値観に柔軟に対応するため、雇用期間、

勤務地、労働時間等働き方や職務の志向に応じ、様々な雇

用区分・コースを設定。柔軟なキャリア選択が可能な雇用・

資格制度体系になっています。また、求められる人材像を明

確にした上で、従業員個々人の適性・能力の発揮度を重視

した制度を取り入れ、仕事の成果に応じた評価・報酬体系を

作り運営しています。同様にセディナメイト(パートタイマー)

制度においても能力に応じた賃金体系を取り入れると共に、

レベルに即した教育研修を実施するなど個人のキャリアプラ

ンに応じた制度としています。評価においては評価者と被評

価者とのツーウェイコミュニケーションを大切にした、透明か

つ公平な制度を導入しています。当社はこれら3つの制度の

バランスの取れた運用により、従業員満足の高い人事制度

を目指しています。

人材の多様性の尊重当社は、人材の多様性を尊重し、性別・国籍・年齢・人種・学歴・

宗教・身体上のハンディキャップを問わない採用・育成に取り

組んでいます。また、昇進・昇給をはじめ、すべての処遇に

おいて区別は一切ありません。今後も、意欲ある人材が能力

を最大限発揮し、活躍できるような職場づくりに取り組んでま

いります。

企業風土の醸成当社は経営理念に「目標を共有し、社員が思う存分に能力を

発揮できる、風通しのよい職場を作ること」を掲げており、「従

業員が生き生きと行動し、互いに尊敬し合う」組織風土の醸

成を目指しています。

その取組みとして、役員を含め役職・年齢にかかわらず

「○○さん」と呼び合うことを行動ガイドラインの一指針とし、

奨励しています。

また、オフィスを大切にすることは人を大切にする心につなが

り、新たな発見や「気付き」が生まれるとの考えから、従業

員全員によるオフィスの清掃を毎週行っています。

ワークライフバランス仕事と家庭の生活を両立できる環境の整備に取り組み、従業

員一人ひとりが働く喜びと私生活に充実感を得られるよう育児

支援等の制度を整備するなど、男女ともに能力を発揮しやす

い環境づくりに努めています。

福利厚生制度当社では、子育て支援制度として、妊娠中のマタニティ休暇・

短時間勤務に始まり、産前産後休暇、育児休業・短時間勤務

等様々な制度を設定しています。育児休業は子どもが 3 歳に

なるまで、育児短時間勤務は小学校3年生になるまでと、法

定を上回る制度を導入しています。さらに、アンケートの実

施やマニュアルによる周知を通じ、常に従業員のニーズにあっ

た制度改定と取得促進に努めており、例えば毎年男性の育児

休業取得者も現れています。

手当面では、妊娠判明時の一時金、19 歳までの子どもの養

育に対して支給する「ファミリーサポート手当」を設定し、少

子化対策に向けた取組みも行っています。

また、育児や介護などでやむを得ず退職した従業員について、

退職後一定期間内であれば退職時と同処遇で再雇用される

ジョブエントリー制度を導入しています。

心と体の健康管理安全・衛生の取り組みとしては労働安全衛生にかかわる法律

に則り、各種健診の実施、産業医などによる健康管理、衛生委

員会の組成など、従業員の安全・衛生の向上に努めています。

また、メンタルヘルス対策を従業員の健康保持増進の主要な

柱と位置づけ、研修の実施をはじめ職場のストレス状況の相

談、受け入れ態勢の整備などを行っています。

人権の尊重人権に対する配慮は、コンプライアンスの中で最も基本的な

ものであり、企業として当然の責任であると考えています。「基

本的人権の尊重」「世界人権宣言」などの理念を踏まえ、関

係法規制等を常に遵守するよう各種教育研修時に徹底を図っ

ています。

職場環境従業員一人ひとりが最大限の能力を主体的に発揮できるよう、

法令の遵守はもとより、労働時間の短縮や各職場での工夫や

業務改革を通じ、適切な労働環境の整備に取り組んでいます。

また、セクシュアルハラスメントやパワーハラスメント等の撲

滅に向けた取組みを行うとともに、管理職研修を通じ、適切

なコミュニケーションや労務管理が行われるよう継続的に指導

しています。

従業員とともに

■ 人事制度の基本フレーム

【経営戦略】【人事戦略】

オフィス清掃▶

▲リフレッシュエリア 関 連

資格制度

報酬制度評価制度

10 11

働きやすい職場環境づくり従業員が自己実現のために安心して働ける職場環境を目指して様々な施策や人事制度の整備に取り組んでいます。

一人ひとりの多様性を活かす個人の力が最大限に発揮できるような人材活用を目指しています。

Page 13: CSRレポート2009CSRレポート2009 01 セディナ誕生 2009年4月1日、 株式会社オーエムシーカード、 株式会社セントラルファイナンス、 株式会社クオークは合併し「株式会社セディナ」が誕生しました。

人事制度当社は「従業員とともに一人ひとりの人格、価値観を尊重し、

チームワークを大切にして、相互成長を図ること」を行動指

針のひとつとしています。この指針を受け、従業員一人ひと

りが自律した人間に成長し、活躍してもらうよう、そして会

社とともに魅力的な人間に成長していけるよう、様々な人事

施策を展開しています。人事制度の全体像としては、多様

化する従業員の価値観に柔軟に対応するため、雇用期間、

勤務地、労働時間等働き方や職務の志向に応じ、様々な雇

用区分・コースを設定。柔軟なキャリア選択が可能な雇用・

資格制度体系になっています。また、求められる人材像を明

確にした上で、従業員個々人の適性・能力の発揮度を重視

した制度を取り入れ、仕事の成果に応じた評価・報酬体系を

作り運営しています。同様にセディナメイト(パートタイマー)

制度においても能力に応じた賃金体系を取り入れると共に、

レベルに即した教育研修を実施するなど個人のキャリアプラ

ンに応じた制度としています。評価においては評価者と被評

価者とのツーウェイコミュニケーションを大切にした、透明か

つ公平な制度を導入しています。当社はこれら3つの制度の

バランスの取れた運用により、従業員満足の高い人事制度

を目指しています。

人材の多様性の尊重当社は、人材の多様性を尊重し、性別・国籍・年齢・人種・学歴・

宗教・身体上のハンディキャップを問わない採用・育成に取り

組んでいます。また、昇進・昇給をはじめ、すべての処遇に

おいて区別は一切ありません。今後も、意欲ある人材が能力

を最大限発揮し、活躍できるような職場づくりに取り組んでま

いります。

企業風土の醸成当社は経営理念に「目標を共有し、社員が思う存分に能力を

発揮できる、風通しのよい職場を作ること」を掲げており、「従

業員が生き生きと行動し、互いに尊敬し合う」組織風土の醸

成を目指しています。

その取組みとして、役員を含め役職・年齢にかかわらず

「○○さん」と呼び合うことを行動ガイドラインの一指針とし、

奨励しています。

また、オフィスを大切にすることは人を大切にする心につなが

り、新たな発見や「気付き」が生まれるとの考えから、従業

員全員によるオフィスの清掃を毎週行っています。

ワークライフバランス仕事と家庭の生活を両立できる環境の整備に取り組み、従業

員一人ひとりが働く喜びと私生活に充実感を得られるよう育児

支援等の制度を整備するなど、男女ともに能力を発揮しやす

い環境づくりに努めています。

福利厚生制度当社では、子育て支援制度として、妊娠中のマタニティ休暇・

短時間勤務に始まり、産前産後休暇、育児休業・短時間勤務

等様々な制度を設定しています。育児休業は子どもが 3 歳に

なるまで、育児短時間勤務は小学校3年生になるまでと、法

定を上回る制度を導入しています。さらに、アンケートの実

施やマニュアルによる周知を通じ、常に従業員のニーズにあっ

た制度改定と取得促進に努めており、例えば毎年男性の育児

休業取得者も現れています。

手当面では、妊娠判明時の一時金、19 歳までの子どもの養

育に対して支給する「ファミリーサポート手当」を設定し、少

子化対策に向けた取組みも行っています。

また、育児や介護などでやむを得ず退職した従業員について、

退職後一定期間内であれば退職時と同処遇で再雇用される

ジョブエントリー制度を導入しています。

心と体の健康管理安全・衛生の取り組みとしては労働安全衛生にかかわる法律

に則り、各種健診の実施、産業医などによる健康管理、衛生委

員会の組成など、従業員の安全・衛生の向上に努めています。

また、メンタルヘルス対策を従業員の健康保持増進の主要な

柱と位置づけ、研修の実施をはじめ職場のストレス状況の相

談、受け入れ態勢の整備などを行っています。

人権の尊重人権に対する配慮は、コンプライアンスの中で最も基本的な

ものであり、企業として当然の責任であると考えています。「基

本的人権の尊重」「世界人権宣言」などの理念を踏まえ、関

係法規制等を常に遵守するよう各種教育研修時に徹底を図っ

ています。

職場環境従業員一人ひとりが最大限の能力を主体的に発揮できるよう、

法令の遵守はもとより、労働時間の短縮や各職場での工夫や

業務改革を通じ、適切な労働環境の整備に取り組んでいます。

また、セクシュアルハラスメントやパワーハラスメント等の撲

滅に向けた取組みを行うとともに、管理職研修を通じ、適切

なコミュニケーションや労務管理が行われるよう継続的に指導

しています。

従業員とともに

■ 人事制度の基本フレーム

【経営戦略】【人事戦略】

オフィス清掃▶

▲リフレッシュエリア 関 連

資格制度

報酬制度評価制度

10 11

働きやすい職場環境づくり従業員が自己実現のために安心して働ける職場環境を目指して様々な施策や人事制度の整備に取り組んでいます。

一人ひとりの多様性を活かす個人の力が最大限に発揮できるような人材活用を目指しています。

Page 14: CSRレポート2009CSRレポート2009 01 セディナ誕生 2009年4月1日、 株式会社オーエムシーカード、 株式会社セントラルファイナンス、 株式会社クオークは合併し「株式会社セディナ」が誕生しました。

環境・社会貢献活動の考え方当社は、地域との調和を図りつつ、自主的に社会貢献活動に

取り組み、社会とともに発展することを目指します。また、

社会貢献活動により「良き企業市民」となるよう努め、より

よい社会づくりに貢献するとともに、地球環境問題を重要課

題と捉え、地球環境保全に対して自主的かつ積極的に行動し、

環境に配慮した経済社会の構築にも貢献します。

講演の様子▶

社会貢献型カード当社は、事業活動を通じてお客様と取り組む社会貢献活動とし

て、提携先団体に寄付する機能を持つ多様な社会貢献型クレ

ジットカードを発行し、寄付・助成による社会貢献を行っています。

今後も引き続き、社会貢献をテーマとしたクレジットカードを

継続的に発行し、CSR活動に積極的に取り組んでまいります。

「アトムカード」は“子どもたちの夢を形にする”“子どもたちの

未来づくりに何らかの役に立ちたい”という手塚治虫先生の思

いがこめられており、カードショッピングのご利用金額の

0.3%が、子どもたちの心のケアや社会的自立を支援する団

体に寄付されます。

「桃犬カード」はプロゴルファーの上田桃子選手が支援する「桃

犬プロジェクト」※の趣旨に賛同し発行したカードでカードショッ

ピング200円につき1ポイント貯まる「わくわくポイント」から、

上田桃子選手が獲得した年間バーディ数に応じて、1バーディ

につき、1ポイント=1円として桃犬プロジェクトに寄付する仕

組みです。

「はっぴーママカード」は、カードショッピングのご利用金額の

音楽活動の支援音楽を通じてお客様に新しいくらしの夢と満足を提供することを目的に当社(旧オーエ

ムシーカード)協賛によるクラシックコンサート「OMC Card Classic Special」を開

催してまいりました。今後は「Cedyna Special」として継続して開催する予定です。

 また、名古屋において中京テレビ放送が主催する地域文化育成プログラム「名古屋

クラシックフェスティバル」への協賛や、大阪市に本拠を置く日本を代表するオーケスト

ラである大阪フィルハーモニー交響楽団への法人会員としての支援など、音楽の振興

にも取り組んでまいりました。

エコキャップ活動エコキャップ活動は日常生活

の中で取り組める活動として

全国のオフィスで実施してお

りこれまでに約34万個を集め

「エコキャップ推進協会」※を

通じて420人分相当のワクチ

ンを発展途上国の子どもたち

に贈ることができました。

盲導犬協会への寄付2008年12月、盲導犬の訓練等に活用

いただくためカード募集用に作成したポ

ロシャツ、スタジアムジャンパー、ベン

チコートを盲導犬協会に寄付しました。

各地の盲導犬協会より感謝のお手紙を

いただいています。今後も再利用でき

るものを有効に活用できるよう努めてま

いります。

目黒区消費生活センターで講演

2009年1月に目黒区消費生活センターで開催された消費生活連続講座に当社より講師を派遣し

て講演を行いました。講座は「クレジットやローンの賢い利用法」をテーマに開催され、区民の

皆さんにクレジット・ローン・キャッシングの基礎知識から個人信用情報管理・金利計算につい

て説明し、関心を持っていただくことができました。

文化振興■ OSAKAメセナカード

多彩な大阪文化の振興に協力す

ることを目的に、全国初の自治

体提携カード「OSAKA メセナ

カード」を発行しています。このカードはカードショッピング

のご利用金額の 0.3%が大阪府文化振興基金に寄付され、

ご利用いただく会員様には、ご負担なく文化振興に貢献でき

る仕組みとなっています。

アトムカードによる寄付2008年度のアトムカード年間ご利用金額の0.3%である約364万円を「全国児童養護施設協議会」、

「あしなが育英会」の2団体へ寄付金として贈呈しました。アトムカードの累計寄付額は、2 ,000万円

を超えました。

わくわくポイントによる寄付お客様がカードショッピングのご利用で獲得されたわくわくポイントは環境・

社会貢献団体へ寄付することができます。寄付先団体は、貧困・飢餓・紛争・

災害・病気などで苦しむ人を支援する団体や自然・環境保護の活動支援

団体など、様々な社会問題に対応できるよう8団体としています。

環境と社会とともに

※桃犬プロジェクト上田桃子のバーディー数(イーグル、アルバトロス含む)に応じた金額を、盲導犬普及啓発活動等の支援にあてる取組み。

※エコキャップ推進協会はペットボトルのキャップを集め、再資源化することでCO2 の削減をはかるとともに、キャップの再資源化で得た売却益をもって発展途上国の子どもたちにワクチンを贈ることを目的に設立されたNPO法人

2009年4月10日、東京の紀尾井ホールにおいて、紀尾井シンフォニエッタ東京弦楽アンサンブル「春の特別講演川久保賜紀四季を謳うヴァイオリン」が開催されました

わくわくポイント寄付先・財団法人日本ユニセフ協会  ・赤い羽根共同募金・財団法人日母おぎゃー献金基金  ・財団法人日本盲導犬協会・社団法人日本ユネスコ協会連盟  ・財団法人緑の地球防衛基金・WWFジャパン  ・日本赤十字社

▲アトムカード

▲はっぴーママカード

▲桃犬カード

▲交通安全母の会カード

■ どまつりカード

真夏の名古屋の風物詩となった

『「にっぽんど真ん中祭り」(略称:

どまつり)』。この祭りに携わる

多くの皆様がつながるため、そして祭りのさらなる発展のため

のカードです。カードショッピングご利用額の 0.5%を「どまつ

り」に寄付させていただきます。

社 会 貢 献事業活動を通じて社会貢献活動や文化振興を支援します。

0.5% が「おぎゃー献金基金」に寄付されます。おぎゃー献

金は、心と身体に障害を持つ子どもたちに手を差し伸べる思

いやり運動で集められた献金で心身障害児のための施設や研

究機関に寄付されます。

「交通安全母の会カード」はカードショッピングご利用額の

0.5%が「社団法人全国交通安全母の会連合会」に寄付され

ます。交通安全母の会は、「交通安全は家庭から」のスロー

ガンのもと、子どもやお年寄り(身体障害者)の方々を交通

事故から守るため、地域社会と連帯し活動を行っています。

12 13

Page 15: CSRレポート2009CSRレポート2009 01 セディナ誕生 2009年4月1日、 株式会社オーエムシーカード、 株式会社セントラルファイナンス、 株式会社クオークは合併し「株式会社セディナ」が誕生しました。

環境・社会貢献活動の考え方当社は、地域との調和を図りつつ、自主的に社会貢献活動に

取り組み、社会とともに発展することを目指します。また、

社会貢献活動により「良き企業市民」となるよう努め、より

よい社会づくりに貢献するとともに、地球環境問題を重要課

題と捉え、地球環境保全に対して自主的かつ積極的に行動し、

環境に配慮した経済社会の構築にも貢献します。

講演の様子▶

社会貢献型カード当社は、事業活動を通じてお客様と取り組む社会貢献活動とし

て、提携先団体に寄付する機能を持つ多様な社会貢献型クレ

ジットカードを発行し、寄付・助成による社会貢献を行っています。

今後も引き続き、社会貢献をテーマとしたクレジットカードを

継続的に発行し、CSR活動に積極的に取り組んでまいります。

「アトムカード」は“子どもたちの夢を形にする”“子どもたちの

未来づくりに何らかの役に立ちたい”という手塚治虫先生の思

いがこめられており、カードショッピングのご利用金額の

0.3%が、子どもたちの心のケアや社会的自立を支援する団

体に寄付されます。

「桃犬カード」はプロゴルファーの上田桃子選手が支援する「桃

犬プロジェクト」※の趣旨に賛同し発行したカードでカードショッ

ピング200円につき1ポイント貯まる「わくわくポイント」から、

上田桃子選手が獲得した年間バーディ数に応じて、1バーディ

につき、1ポイント=1円として桃犬プロジェクトに寄付する仕

組みです。

「はっぴーママカード」は、カードショッピングのご利用金額の

音楽活動の支援音楽を通じてお客様に新しいくらしの夢と満足を提供することを目的に当社(旧オーエ

ムシーカード)協賛によるクラシックコンサート「OMC Card Classic Special」を開

催してまいりました。今後は「Cedyna Special」として継続して開催する予定です。

 また、名古屋において中京テレビ放送が主催する地域文化育成プログラム「名古屋

クラシックフェスティバル」への協賛や、大阪市に本拠を置く日本を代表するオーケスト

ラである大阪フィルハーモニー交響楽団への法人会員としての支援など、音楽の振興

にも取り組んでまいりました。

エコキャップ活動エコキャップ活動は日常生活

の中で取り組める活動として

全国のオフィスで実施してお

りこれまでに約34万個を集め

「エコキャップ推進協会」※を

通じて420人分相当のワクチ

ンを発展途上国の子どもたち

に贈ることができました。

盲導犬協会への寄付2008年12月、盲導犬の訓練等に活用

いただくためカード募集用に作成したポ

ロシャツ、スタジアムジャンパー、ベン

チコートを盲導犬協会に寄付しました。

各地の盲導犬協会より感謝のお手紙を

いただいています。今後も再利用でき

るものを有効に活用できるよう努めてま

いります。

目黒区消費生活センターで講演

2009年1月に目黒区消費生活センターで開催された消費生活連続講座に当社より講師を派遣し

て講演を行いました。講座は「クレジットやローンの賢い利用法」をテーマに開催され、区民の

皆さんにクレジット・ローン・キャッシングの基礎知識から個人信用情報管理・金利計算につい

て説明し、関心を持っていただくことができました。

文化振興■ OSAKAメセナカード

多彩な大阪文化の振興に協力す

ることを目的に、全国初の自治

体提携カード「OSAKA メセナ

カード」を発行しています。このカードはカードショッピング

のご利用金額の 0.3%が大阪府文化振興基金に寄付され、

ご利用いただく会員様には、ご負担なく文化振興に貢献でき

る仕組みとなっています。

アトムカードによる寄付2008年度のアトムカード年間ご利用金額の0.3%である約364万円を「全国児童養護施設協議会」、

「あしなが育英会」の2団体へ寄付金として贈呈しました。アトムカードの累計寄付額は、2 ,000万円

を超えました。

わくわくポイントによる寄付お客様がカードショッピングのご利用で獲得されたわくわくポイントは環境・

社会貢献団体へ寄付することができます。寄付先団体は、貧困・飢餓・紛争・

災害・病気などで苦しむ人を支援する団体や自然・環境保護の活動支援

団体など、様々な社会問題に対応できるよう8団体としています。

環境と社会とともに

※桃犬プロジェクト上田桃子のバーディー数(イーグル、アルバトロス含む)に応じた金額を、盲導犬普及啓発活動等の支援にあてる取組み。

※エコキャップ推進協会はペットボトルのキャップを集め、再資源化することでCO2 の削減をはかるとともに、キャップの再資源化で得た売却益をもって発展途上国の子どもたちにワクチンを贈ることを目的に設立されたNPO法人

2009年4月10日、東京の紀尾井ホールにおいて、紀尾井シンフォニエッタ東京弦楽アンサンブル「春の特別講演川久保賜紀四季を謳うヴァイオリン」が開催されました

わくわくポイント寄付先・財団法人日本ユニセフ協会  ・赤い羽根共同募金・財団法人日母おぎゃー献金基金  ・財団法人日本盲導犬協会・社団法人日本ユネスコ協会連盟  ・財団法人緑の地球防衛基金・WWFジャパン  ・日本赤十字社

▲アトムカード

▲はっぴーママカード

▲桃犬カード

▲交通安全母の会カード

■ どまつりカード

真夏の名古屋の風物詩となった

『「にっぽんど真ん中祭り」(略称:

どまつり)』。この祭りに携わる

多くの皆様がつながるため、そして祭りのさらなる発展のため

のカードです。カードショッピングご利用額の 0.5%を「どまつ

り」に寄付させていただきます。

社 会 貢 献事業活動を通じて社会貢献活動や文化振興を支援します。

0.5% が「おぎゃー献金基金」に寄付されます。おぎゃー献

金は、心と身体に障害を持つ子どもたちに手を差し伸べる思

いやり運動で集められた献金で心身障害児のための施設や研

究機関に寄付されます。

「交通安全母の会カード」はカードショッピングご利用額の

0.5%が「社団法人全国交通安全母の会連合会」に寄付され

ます。交通安全母の会は、「交通安全は家庭から」のスロー

ガンのもと、子どもやお年寄り(身体障害者)の方々を交通

事故から守るため、地域社会と連帯し活動を行っています。

12 13

Page 16: CSRレポート2009CSRレポート2009 01 セディナ誕生 2009年4月1日、 株式会社オーエムシーカード、 株式会社セントラルファイナンス、 株式会社クオークは合併し「株式会社セディナ」が誕生しました。

「チームマイナス6%」活動の推進

当社は、「チームマイナス6%」の団体チーム員として取り組ん

でいます。オフィスの不使用場所の消灯や昼休みの一斉消灯

の実施、クールビズの実施等により一人ひとりの地球温暖化に

対する意識が高まっています。

環境負荷低減活動事業活動による環境負荷に関しては業務時間外の消灯、ノー

残業デーの推進などによる電力使用量の削減や、各自治体の

ルールに従ったゴミ分別の徹底、紙やペットボトル・缶類などの

リサイクルを行ってきました。さらに、全国のオフィス間で

WEB会議やテレビ会議システムを導入し、移動に起因する環

境負荷を低減しています。

カーボンオフセット※

国連が効果を認証したブラジルの水力発電プロジェクト事業で

得られる排出権を2000トン購入しました。この内1000トン分

を節電やクールビズ、ペーパーレスなどの自助努力による削減

に加えて政府に寄付します。さらに会員様に参加いただくカー

ボンオフセット運動を推進し1000トン分を削減します。また、自

動車1台あたり1トンのカーボンオフセットが組み込まれた排出

権付きオートローンを期間限定で販売するなど、日本の排出権

削減目標である1990年比マイナス6%の達成に貢献します。

環境美化保全活動

企業と環境との共生を目指し、従業員一人ひとりが環境保全、

企業と環境のかかわりについて考え実践しています。

環境と社会とともに

「地球にやさしいカード」は発行より15年以上が経過し、様々な環境問題のテーマに対する寄付金総額は、5億5千万円に達しました。本カードは「ごく普通に使うだけで、地球のために寄付できる」をコンセプトにクレジットカード業界では唯一のカードとしてスタートし、支援する研究・活動の内容は2009年で14テーマを数えます。寄付金は、切実に必要とされるテーマへの取り組みという観点から、毎年精査し、寄付先を決定しています。今後も地球環境保全に貢献できる「地球にやさしい」カードとして、寄付活動を継続してまいります。

社会貢献型環境カード

EXPOエコマネーグリーンカード2005年日本国際博覧会(愛・地球博)

で誕生した、人と地球にやさしい環境通

貨事業、「EXPOエコマネー」に還元する

エコ支援カードです。愛知万博の人気キャラクター「モリゾー・

キッコロ」のデザインを使用し、カードショッピングご利用額の

0.25%が寄付されます。

ILECカード「ILECカード」をご利用くださるだけで

世界各国の湖沼環境を保護する国際調

査機関であるILEC(財団法人国際湖沼

環境委員会)の活動を支援していただくことができます。ILEC

は世界各国の湖沼環境を保護するための国際調査機関として

1986年2月21日に設立されました。

トキカード「トキカード」はカードショッピングご利用

額の0.5%が「新潟県トキ保護募金推進

委員会」に寄付され、トキの保護繁殖と

野生復帰に向けた環境作りや試験研究などを支援しています。

地球・人間環境フォーラムカード「地球・人間環境フォーラムカード」は資

源循環型の持続可能な社会づくりに向け

て活動を行っています。人間環境フォー

ラムカードを通して環境を守る活動に参加することができます。

地域のクリーン活動に対する感謝状菊川オフィスが実施する地

域クリーン活動に対して墨

田区から感謝状が贈呈され

ました。菊川オフィスでは、

2008年6月より地元町内

会と合同で毎月第2金曜日にオフィス周辺のクリーン活動をお

こなっていますが、この活動に対して環境保全活動に積極的で

あるとのことで感謝状をいただきました。今後も地域社会の一

員として積極的に取り組んでまいります。

地球にやさしいカード

「地球にやさしいカード」の寄付金を財団法人緑の地球防衛基金に贈呈しました。

●2009年5月31日 福岡九州地区で開催された「福岡ラブアースクリーンアップ」に従業員とご家族95名が参加し、大濠公園を清掃しました。

●2009年7月20日 大阪大阪市旭区の淀川河川敷で開催された「淀川“わんど”※ クリーン大作戦」に35名の従業員が参加し、“わんど”周辺を掃除しました。

※わんど:淀川の河川敷にできた大小様々なたまりで、淀川特有の自然を代表するひとつとして「日本の自然百選」になっている。

※カーボンオフセット:日常生活や経済活動によって排出されるCO2を、発展途上国などほかの場所で削減したCO2と相殺すること。

●2009年6月5日 品川合併後セディナとして初めての「品川クリーン活動」を実施、81名の従業員が港区港南公園を清掃しました。

●2009年6月6日 名古屋名古屋市守山区の「全市一斉クリーンキャンペーン・なごや2009」 に従業員とご家族21名が参加しました。

寄付金の贈呈地球温暖化を抑える<特定非営利活動法人 FoE Japan>日本が先進国として責任ある温室効果ガスの削減を行うための仕組みづくりを求める市民キャンペーンを開始。全国各地で署名活動やセミナー、イベントを実施。

熱帯林を守り育てる<特定非営利法人 熱帯森林保護団体>ブラジル・アマゾンのバウ地域において乱伐跡地にマホガニーの苗木11.000本とババス椰子5,000本を現地住民の協力のもと植林しました。減少する熱帯林保全策の一環として、支援対象地域に隣接する土地のトラスト運動も実施しました。

ウミガメを守る<特定非営利活動法人 サンクチュアリエヌピーオー>1990年には、12㎞の浜松海岸とウミガメが文化財に指定され、本年2月には浜松海岸約6㎞が追加指定され浜松海岸全域が文化財となりました。

白保のサンゴを守る<沖縄大学 地域研究所>ジュニア研究支援事業(離島も含む沖縄県内の小中高学校生を対象)を軸に、河川浄化、水棲生物・昆虫等の生息調査、ホタル・野鳥・ヤシガニ等の生物保全等、多岐に渡る環境保全の取組みに教育面と研究面からの支援事業を実施し、2月には研究報告会を開催しました。

■ 寄付金額の推移

0

100,000

200,000

300,000

400,000

500,000

600,000(千円)

181,404218,613

255,641293.969

331,630367,378

402,553437,038

470,615503,377

530,647553,671

1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008(年)

5億円突破

4億円突破

3億円突破

2億円突破

環  境地球温暖化などの環境問題を取り組むべき重要な課題と認識し、環境保全活動に取り組んでいます。

14 15

Page 17: CSRレポート2009CSRレポート2009 01 セディナ誕生 2009年4月1日、 株式会社オーエムシーカード、 株式会社セントラルファイナンス、 株式会社クオークは合併し「株式会社セディナ」が誕生しました。

「チームマイナス6%」活動の推進

当社は、「チームマイナス6%」の団体チーム員として取り組ん

でいます。オフィスの不使用場所の消灯や昼休みの一斉消灯

の実施、クールビズの実施等により一人ひとりの地球温暖化に

対する意識が高まっています。

環境負荷低減活動事業活動による環境負荷に関しては業務時間外の消灯、ノー

残業デーの推進などによる電力使用量の削減や、各自治体の

ルールに従ったゴミ分別の徹底、紙やペットボトル・缶類などの

リサイクルを行ってきました。さらに、全国のオフィス間で

WEB会議やテレビ会議システムを導入し、移動に起因する環

境負荷を低減しています。

カーボンオフセット※

国連が効果を認証したブラジルの水力発電プロジェクト事業で

得られる排出権を2000トン購入しました。この内1000トン分

を節電やクールビズ、ペーパーレスなどの自助努力による削減

に加えて政府に寄付します。さらに会員様に参加いただくカー

ボンオフセット運動を推進し1000トン分を削減します。また、自

動車1台あたり1トンのカーボンオフセットが組み込まれた排出

権付きオートローンを期間限定で販売するなど、日本の排出権

削減目標である1990年比マイナス6%の達成に貢献します。

環境美化保全活動

企業と環境との共生を目指し、従業員一人ひとりが環境保全、

企業と環境のかかわりについて考え実践しています。

環境と社会とともに

「地球にやさしいカード」は発行より15年以上が経過し、様々な環境問題のテーマに対する寄付金総額は、5億5千万円に達しました。本カードは「ごく普通に使うだけで、地球のために寄付できる」をコンセプトにクレジットカード業界では唯一のカードとしてスタートし、支援する研究・活動の内容は2009年で14テーマを数えます。寄付金は、切実に必要とされるテーマへの取り組みという観点から、毎年精査し、寄付先を決定しています。今後も地球環境保全に貢献できる「地球にやさしい」カードとして、寄付活動を継続してまいります。

社会貢献型環境カード

EXPOエコマネーグリーンカード2005年日本国際博覧会(愛・地球博)

で誕生した、人と地球にやさしい環境通

貨事業、「EXPOエコマネー」に還元する

エコ支援カードです。愛知万博の人気キャラクター「モリゾー・

キッコロ」のデザインを使用し、カードショッピングご利用額の

0.25%が寄付されます。

ILECカード「ILECカード」をご利用くださるだけで

世界各国の湖沼環境を保護する国際調

査機関であるILEC(財団法人国際湖沼

環境委員会)の活動を支援していただくことができます。ILEC

は世界各国の湖沼環境を保護するための国際調査機関として

1986年2月21日に設立されました。

トキカード「トキカード」はカードショッピングご利用

額の0.5%が「新潟県トキ保護募金推進

委員会」に寄付され、トキの保護繁殖と

野生復帰に向けた環境作りや試験研究などを支援しています。

地球・人間環境フォーラムカード「地球・人間環境フォーラムカード」は資

源循環型の持続可能な社会づくりに向け

て活動を行っています。人間環境フォー

ラムカードを通して環境を守る活動に参加することができます。

地域のクリーン活動に対する感謝状菊川オフィスが実施する地

域クリーン活動に対して墨

田区から感謝状が贈呈され

ました。菊川オフィスでは、

2008年6月より地元町内

会と合同で毎月第2金曜日にオフィス周辺のクリーン活動をお

こなっていますが、この活動に対して環境保全活動に積極的で

あるとのことで感謝状をいただきました。今後も地域社会の一

員として積極的に取り組んでまいります。

地球にやさしいカード

「地球にやさしいカード」の寄付金を財団法人緑の地球防衛基金に贈呈しました。

●2009年5月31日 福岡九州地区で開催された「福岡ラブアースクリーンアップ」に従業員とご家族95名が参加し、大濠公園を清掃しました。

●2009年7月20日 大阪大阪市旭区の淀川河川敷で開催された「淀川“わんど”※ クリーン大作戦」に35名の従業員が参加し、“わんど”周辺を掃除しました。

※わんど:淀川の河川敷にできた大小様々なたまりで、淀川特有の自然を代表するひとつとして「日本の自然百選」になっている。

※カーボンオフセット:日常生活や経済活動によって排出されるCO2を、発展途上国などほかの場所で削減したCO2と相殺すること。

●2009年6月5日 品川合併後セディナとして初めての「品川クリーン活動」を実施、81名の従業員が港区港南公園を清掃しました。

●2009年6月6日 名古屋名古屋市守山区の「全市一斉クリーンキャンペーン・なごや2009」 に従業員とご家族21名が参加しました。

寄付金の贈呈地球温暖化を抑える<特定非営利活動法人 FoE Japan>日本が先進国として責任ある温室効果ガスの削減を行うための仕組みづくりを求める市民キャンペーンを開始。全国各地で署名活動やセミナー、イベントを実施。

熱帯林を守り育てる<特定非営利法人 熱帯森林保護団体>ブラジル・アマゾンのバウ地域において乱伐跡地にマホガニーの苗木11.000本とババス椰子5,000本を現地住民の協力のもと植林しました。減少する熱帯林保全策の一環として、支援対象地域に隣接する土地のトラスト運動も実施しました。

ウミガメを守る<特定非営利活動法人 サンクチュアリエヌピーオー>1990年には、12㎞の浜松海岸とウミガメが文化財に指定され、本年2月には浜松海岸約6㎞が追加指定され浜松海岸全域が文化財となりました。

白保のサンゴを守る<沖縄大学 地域研究所>ジュニア研究支援事業(離島も含む沖縄県内の小中高学校生を対象)を軸に、河川浄化、水棲生物・昆虫等の生息調査、ホタル・野鳥・ヤシガニ等の生物保全等、多岐に渡る環境保全の取組みに教育面と研究面からの支援事業を実施し、2月には研究報告会を開催しました。

■ 寄付金額の推移

0

100,000

200,000

300,000

400,000

500,000

600,000(千円)

181,404218,613

255,641293.969

331,630367,378

402,553437,038

470,615503,377

530,647553,671

1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008(年)

5億円突破

4億円突破

3億円突破

2億円突破

環  境地球温暖化などの環境問題を取り組むべき重要な課題と認識し、環境保全活動に取り組んでいます。

14 15

Page 18: CSRレポート2009CSRレポート2009 01 セディナ誕生 2009年4月1日、 株式会社オーエムシーカード、 株式会社セントラルファイナンス、 株式会社クオークは合併し「株式会社セディナ」が誕生しました。

第三者コメント

東洋大学 経営学部 教授公認会計士

中村 義人様

株式会社セディナ ( 以下、「会社」という。) の「CSRレポート2009」( 以下、「レポート」という。) を拝読させていただき、またレポート作成責任者からヒアリングを行い、昨年に引き続き第三者としてのコメントを述べさせていただきます。

 会社は、今年4月1日にオーエムシーカード、セントラルファイナンス及びクオークが合併し新しい経営体制でスタートしました。レポート冒頭に経営理念として顧客の夢と満足の創造をあげ、CSR基本方針として顧客の満ち足りた生活の実現への貢献をあげています。このことからまず会社は顧客志向の経営を明確に打ち出しており、その実現により業界トップ企業を目指していることが読み取れます。なお、ステークホルダーとの関わりについては、それぞれのステークホルダーごとにCSR活動が記載されていますが、さらに合併の効果やCSRの効果などと財務情報の関連性や株主との関係の記載なども必要と思われます。 1. 信頼される企業であるために 公正で効率的な企業経営を行うためのコーポレート・ガバナンスやコンプライアンスなどの諸施策が説明されております。このほか貸金業法等への対応が簡単に述べられていますが、さらに業界、経営、財務などへの影響を詳しく述べ、会社の現状と予測を示すことによりステークホルダーの理解がより得られるものと考えます。 2. お客様とともに 顧客満足向上のための諸活動、具体的には委員会活動、カード発行の即時化、個人情報保護、情報セキュリテイなどについて分かりやすく記載されています。さらには、会社特有のシステムや他社との差別化が分かるような記載にしていただくと、顧客からの信頼性がより増すものと思われます。なお、個人情報保護方針の表記が小さく読みづらいので何らかの工夫が必要と感じました。 3. 従業員とともに 企業の持続可能な成長には、従業員の能力を最大に引き出すことが必要です。そのためには、就業環境の優劣が大きく関わります。会社は、この点に大きく力を注いでいることは、経営理念において「社員が思う存分に能力を発揮できる、風通しの良い職場を作ること」を目指し、バランスのとれた人事制度作りに取り組んでいることから理解できます。顧客満足を支えるのは、社員であり、社員の職場でのCSR活動や生の声などを紹介すると、よりレポートが生き生きしてくると思います。 4. 環境と社会とともに 金融業は、環境負荷の比較的低い業界ですが、金融を通じて間接的に事業会社の環境保護活動に大きな影響力があります。カード利用代金の一部を環境保護団体に寄付する「地球にやさしいカード」を通じた地球環境保護活動や社会貢献型カードは、金融という本業を通じた取組みであり、高く評価できると思います。また、今回から「地球にやさしいカード」の寄付額の推移も公表されており、より分かりやすくなりました。今後も、金融業特有の環境活動を具体的数値によって説明されることを望みます。  会社は、コンシュマー・ファイナンスを通じて、経済社会を活性化する社会的役割を担っています。社員一人々が業務の遂行に当たり、常にCSRの基本方針に適っているかを考え、行動することが会社の発展、さらには社会全体の持続的な発展につながることになります。 今後も、事業活動に結びついたCSR活動とその効果について分かりやすく説明し、報告書において継続的に開示することが必要であり、そのことにより、決算情報からは読み取れない企業情報を補足し、ステークホルダーの理解と信頼性が向上するものと考えます。

企業概要

■ 本店所在地名古屋市中区丸の内三丁目23番20号

■ 東京本社所在地東京都港区港南二丁目16番4号

■ 代表者代表取締役会長 土川 立夫代表取締役社長 舟橋 裕道

■ 事業内容カード事業信販事業ソリューション事業融資事業その他

■ 資本金578億4,365万円

■ 株式市場東京・名古屋証券取引所 市場第一部

■ 従業員数4,241名

株式会社セディナCedyna Financial Corporation

■ 会社名

企業概要 事業概要

出所:社団法人 金融財政事情研究会「月刊 消費者信用」2008年6月号、7月号、9月号 ※2007年度各社通期決算における単体業績概要にもとづく(注釈)上記の総取扱高には、総合あっせん、個品あっせん、信用保証、融資、融資代行、リース、その他を含む。

※上記ジェーシービーの「総取扱高」と「カード会員数」は、グループ業績によるものです。

(2009年6月末時点)

16 17

0 2,000,000 4,000,000 6,000,000 8,000,000

ジェーシービー

クレディセゾン

三井住友カード

トヨタファイナンス

オリエントコーポレーション

ジャックス

イオンクレジットサービス

アプラス

ライフ

楽天KC

三菱UFJニコス

■ 総取扱高                 単位:百万円

0 100,000 200,000 300,000 400,000

クレディセゾン

オリエントコーポレーション

ジェーシービー

三井住友カード

トヨタファイナンス

ジャックス

イオンクレジットサービス

ライフ

アプラス

楽天KC

三菱UFJニコス

■ 営業収益                 単位:百万円

0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000

ジェーシービー

クレディセゾン

三井住友カード

イオンクレジットサービス

ライフ

オリエントコーポレーション

ジャックス

アプラス

トヨタファイナンス

楽天KC

三菱UFJニコス

■ カード会員数               単位:万人

Page 19: CSRレポート2009CSRレポート2009 01 セディナ誕生 2009年4月1日、 株式会社オーエムシーカード、 株式会社セントラルファイナンス、 株式会社クオークは合併し「株式会社セディナ」が誕生しました。

第三者コメント

東洋大学 経営学部 教授公認会計士

中村 義人様

株式会社セディナ ( 以下、「会社」という。) の「CSRレポート2009」( 以下、「レポート」という。) を拝読させていただき、またレポート作成責任者からヒアリングを行い、昨年に引き続き第三者としてのコメントを述べさせていただきます。

 会社は、今年4月1日にオーエムシーカード、セントラルファイナンス及びクオークが合併し新しい経営体制でスタートしました。レポート冒頭に経営理念として顧客の夢と満足の創造をあげ、CSR基本方針として顧客の満ち足りた生活の実現への貢献をあげています。このことからまず会社は顧客志向の経営を明確に打ち出しており、その実現により業界トップ企業を目指していることが読み取れます。なお、ステークホルダーとの関わりについては、それぞれのステークホルダーごとにCSR活動が記載されていますが、さらに合併の効果やCSRの効果などと財務情報の関連性や株主との関係の記載なども必要と思われます。 1. 信頼される企業であるために 公正で効率的な企業経営を行うためのコーポレート・ガバナンスやコンプライアンスなどの諸施策が説明されております。このほか貸金業法等への対応が簡単に述べられていますが、さらに業界、経営、財務などへの影響を詳しく述べ、会社の現状と予測を示すことによりステークホルダーの理解がより得られるものと考えます。 2. お客様とともに 顧客満足向上のための諸活動、具体的には委員会活動、カード発行の即時化、個人情報保護、情報セキュリテイなどについて分かりやすく記載されています。さらには、会社特有のシステムや他社との差別化が分かるような記載にしていただくと、顧客からの信頼性がより増すものと思われます。なお、個人情報保護方針の表記が小さく読みづらいので何らかの工夫が必要と感じました。 3. 従業員とともに 企業の持続可能な成長には、従業員の能力を最大に引き出すことが必要です。そのためには、就業環境の優劣が大きく関わります。会社は、この点に大きく力を注いでいることは、経営理念において「社員が思う存分に能力を発揮できる、風通しの良い職場を作ること」を目指し、バランスのとれた人事制度作りに取り組んでいることから理解できます。顧客満足を支えるのは、社員であり、社員の職場でのCSR活動や生の声などを紹介すると、よりレポートが生き生きしてくると思います。 4. 環境と社会とともに 金融業は、環境負荷の比較的低い業界ですが、金融を通じて間接的に事業会社の環境保護活動に大きな影響力があります。カード利用代金の一部を環境保護団体に寄付する「地球にやさしいカード」を通じた地球環境保護活動や社会貢献型カードは、金融という本業を通じた取組みであり、高く評価できると思います。また、今回から「地球にやさしいカード」の寄付額の推移も公表されており、より分かりやすくなりました。今後も、金融業特有の環境活動を具体的数値によって説明されることを望みます。  会社は、コンシュマー・ファイナンスを通じて、経済社会を活性化する社会的役割を担っています。社員一人々が業務の遂行に当たり、常にCSRの基本方針に適っているかを考え、行動することが会社の発展、さらには社会全体の持続的な発展につながることになります。 今後も、事業活動に結びついたCSR活動とその効果について分かりやすく説明し、報告書において継続的に開示することが必要であり、そのことにより、決算情報からは読み取れない企業情報を補足し、ステークホルダーの理解と信頼性が向上するものと考えます。

企業概要

■ 本店所在地名古屋市中区丸の内三丁目23番20号

■ 東京本社所在地東京都港区港南二丁目16番4号

■ 代表者代表取締役会長 土川 立夫代表取締役社長 舟橋 裕道

■ 事業内容カード事業信販事業ソリューション事業融資事業その他

■ 資本金578億4,365万円

■ 株式市場東京・名古屋証券取引所 市場第一部

■ 従業員数4,241名

株式会社セディナCedyna Financial Corporation

■ 会社名

企業概要 事業概要

出所:社団法人 金融財政事情研究会「月刊 消費者信用」2008年6月号、7月号、9月号 ※2007年度各社通期決算における単体業績概要にもとづく(注釈)上記の総取扱高には、総合あっせん、個品あっせん、信用保証、融資、融資代行、リース、その他を含む。

※上記ジェーシービーの「総取扱高」と「カード会員数」は、グループ業績によるものです。

(2009年6月末時点)

16 17

0 2,000,000 4,000,000 6,000,000 8,000,000

ジェーシービー

クレディセゾン

三井住友カード

トヨタファイナンス

オリエントコーポレーション

ジャックス

イオンクレジットサービス

アプラス

ライフ

楽天KC

三菱UFJニコス

■ 総取扱高                 単位:百万円

0 100,000 200,000 300,000 400,000

クレディセゾン

オリエントコーポレーション

ジェーシービー

三井住友カード

トヨタファイナンス

ジャックス

イオンクレジットサービス

ライフ

アプラス

楽天KC

三菱UFJニコス

■ 営業収益                 単位:百万円

0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000

ジェーシービー

クレディセゾン

三井住友カード

イオンクレジットサービス

ライフ

オリエントコーポレーション

ジャックス

アプラス

トヨタファイナンス

楽天KC

三菱UFJニコス

■ カード会員数               単位:万人

Page 20: CSRレポート2009CSRレポート2009 01 セディナ誕生 2009年4月1日、 株式会社オーエムシーカード、 株式会社セントラルファイナンス、 株式会社クオークは合併し「株式会社セディナ」が誕生しました。

本  店 名古屋市中区丸の内三丁目23番20号 〒460-8670 ☎052-310-1500(代表)東京本社 東京都港区港南二丁目16番4号 〒108-8117 ☎03-6714-7800(代表)http://www.cedyna.co.jp

CSRレポート2009CSRレポート2009