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2

■本 社所 在 地 CyberLink Corporation

15F., No. 100, Minquan Rd., Xindian Dist.

New Taipei City 231, Taiwan (R.O.C.)

Webサイト https://www.cyberlink.com

T E L 886-2-8667-1298

F A X 886-2-8667-1385

Copyright© 2017 CyberLink Corporation. All rights reserved.

■著作権All rights reserved.

法律の認める範囲において、PhotoDirector は情報、サービス、または PhotoDirector に関連して提供さ

れる製品についていかなる保証も行わないこと、商品性、特定目的への適合性、プライバシー保護の見込み、

非侵害性についていかなる暗示的保証も行わないことを含め、明示または暗示の有無に関わらず、いかなる

保証も行わず現状のままで提供されます。

このソフトウェアをご使用になると、お客様は CyberLink がこのソフトウェアまたはこのパッケージに含まれ

る素材を使用した結果生じる直接的、間接的、結果的損失について一切責任を負わないことに同意したもの

とみなされます。

ここに記載する条件は、台湾の法律により管理および解釈されるものとします。

PhotoDirector は本書に記載されるその他の会社名および製品名と同じく登録商標であり、識別を目的とし

てのみ記載されており、その所有権は各社が所有しています。

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目 次

Contents

本書の使い方…10

第 1章基本操作

PhotoDirector でできること…12PhotoDirector の概要…12PhotoDirector のバージョンを確認する…12PhotoDirector 9 の主な新機能…13

PhotoDirector のインストールと起動・終了…14Windows でのインストールの流れ…14PhotoDirector の起動…16アップデートを手動で確認する…18Mac でのインストールと起動…19

第 2章モジュールの種類と概要

ライブラリー モジュール…22ライブラリー モジュールの画面構成…22

調整モジュール…25調整モジュールの画面構成…25

編集モジュール…27編集モジュールの画面構成…27

レイヤー モジュール…28レイヤー モジュールの画面構成…28

作成モジュール…29作成モジュールの画面構成…29

プリント モジュール…30プリント モジュール画面構成…30

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フォト ブラウザー パネル…31フォト ブラウザーを表示するモード…31サムネイルの大きさを調整する…32サムネイル ビューとリスト ビューの切り換え…33テキスト入力による画像の検索…34

フォト ビューアー ウィンドウ…35フォト ビューアーを表示するモード…35ビューアー ディスプレイ モードを選択する…36前後の比較…38セカンダリー モニター…39

PhotoDirector で行う操作の流れ…41画像の読み込み…41画像の整理と閲覧…41画像の調整…41画像の本格的な編集…42スライドショー・プリント・共有…42保存と書き出し…42

仮想画像の利用…43仮想画像の作成…43画像と仮想画像の削除…44

画像を書き出す…45「書き出し」を実行する…45「画像の書き出し」ウィンドウの構成…46プロファイルをプリセットに保存して利用する…48

第 3章画像の整理と閲覧

ライブラリーに写真を読み込む…50「読み込み」の種類を選択する…50

「画像の読み込み」ウィンドウの概要…56「画像の読み込み」の「基本」ウィンドウ…56「画像の読み込み」の「詳細」ウィンドウ…57

スマート コレクション…59既存のスマート コレクション…59スマート コレクションの作成…60スマート コレクションを書き出す…61

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目 次

フォルダー…63フォルダーから画像を開く…63フォルダーのオプション…63

アルバム…67アルバムを作成…67アルバムに画像を追加…68アルバムのオプション…69

キーワード タグ…70キーワード タグを追加…70タグを編集する…71

顔…72フェイス タグを付ける…72不明の顔に名前を付ける…75

メタデータ タブ…76「メタデータ」タブの画面構成…76カラーラベルによる分類…77レーティング…77フラグと却下…78IPTC に著作権情報を追加…79キーワード タグの追加と削除…80

フィルターによる絞り込み…82フォト ブラウザー ツールバーを表示させる…82絞り込む条件を指定する…82

画像をスタック…87自動でスタックする…87手動でスタックする…89スタックの画像を展開・折りたたむ…90すべてのスタックを展開・折りたたむ…91手動でスタックに追加・スタックから外す…92スタックを分割する…93スタックを解除する…94

動画を読み込む…95動画ファイルを読み込む…95

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第 4章画像の調整と補正

ヒストグラムを参照する…98ヒストグラムの構成…98露光過度 / 不足部分を表示する…99

部分調整ツール…100切り抜き & 傾き調整…100スポット補正…104赤目補正…107調整ブラシ…109調整セレクション…111グラデーション マスク…113円形フィルター…114

全体調整ツール…116全体調整ツールの使用…116ホワイト バランス…118色調…121HDR エフェクト…126レベル…129カーブ…131HSL/ カラー…134白黒…137明暗別色補正…138ディテール…140レンズ補正…144

設定のコピー…151調整の効果をコピーする…151

調整プリセット…153デフォルトのプリセットを使う…153オリジナルのプリセットを保存・削除…155プリセットを書き出して読み込む…157DirectorZone からプリセットをダウンロード…159オリジナルプリセットを共有する…161サイバーリンク クラウドからプリセットをダウンロード…163

RAW の読み込みと調整…167RAW を識別する…167RAW 画像だけを絞り込む…167

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7

目 次

履歴を表示と調整のオン / オフ…169履歴の表示と適用…169調整の有効と無効化…170

第 5章編集で効果を加える

編集モジュール…172編集モジュールを開く際の手順と仮想画像…172

ビューティー メイク…173フェイスツール…173スキン ツール…180ボディー シェイパー…185

360° フォト エディター…190360°画像の補正と整列…190360°画像の作成…194

フォト エフェクト…198カラー エフェクト…198ぼかしツール…205粒子エフェクト…213オーバーレイ…215

オブジェクト除去…220スマート パッチ…220コンテンツ解析除去…222

抽出または作成…226背景除去…226画像追加・合成…232コンテンツに応じた移動…235

画像結合…237ブラケット HDR…237パノラマ…240顔入れ替え…242モーション フォト(多重露光)…245

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フレーム & 透かし…250透かしテンプレート…250透かしクリエーター…253テンプレートを保存する…259

第 6章レイヤーによる本格的な編集

レイヤーの概要…262PhotoDirector のレイヤーの特徴…262レイヤーの種類…262レイヤー マネージャー…264覚えておきたいレイヤーの基本操作…264レイヤーの結合…269レイヤーの不透明度を調整する…272レイヤーのブレンド モードを変更する…273クイック テンプレートを追加する…276レイヤーの調整…277ドロップ シャドウまたは境界線を追加…278

レイヤー ツールを使用する…280レイヤー ツールの種類…280ペン ツールの使用…280消しゴムツールの使用…283シェイプ ツールの使用…284テキスト ツールの使用…288領域選択ツールの使用…291塗りつぶしツールの使用…304グラデーション ツールの使用…308ぼかしツールの使用…312

編集ツール…313編集ツールの種類…313選択 & 移動ツールの使用…313

レイヤー プロジェクトの保存…317レイヤー プロジェクトを保存する…317クイック テンプレートとして保存して利用する…319

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9

目 次

第 7章ファイルの共有

画像をアップロード・共有…322Facebook のアルバムにアップロード…322アニメーション GIF を Facebook に投稿する…324サイバーリンク クラウドにアップロードする…326DirectorZone で共有する…328

第 8章作成とプリント「作成」モジュール…332

フォトスライドショーの作成…332スライドショーを動画ファイルに書き出す…336スライドショーを YouTube で公開する…338パラパラ漫画のようなアニメーション GIF の作成…340モーション スチルの作成…342

「プリント」モジュール…346レイアウトプロファイルを使用する…346手動でレイアウトする…348画像をセルに配置してプリントする…349

第 9章基本設定とショートカット

PhotoDirector の基本設定…352基本設定画面を開く…352

「基本設定」のタブの種類と設定内容…353

PhotoDirector のショートカット…357ファイル / プロジェクト機能…357作業領域…357操作…358レイヤー…359

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10

本書の使い方本書は PhotoDirector 9 を活用するためのユーザー

ガイドです。実際に PhotoDirector を使用している傍らに置き、

本書を閲覧していただければ、「何から始めればいいの?」「この画像のこの部分の色だけ変えるには?」などといった操作に慣れるための手ほどきの一助になればと制作しました。

最初からお読みいただけば、PhotoDirector の使い方の流れを十分に理解できます。またすでにお使い

CAUTION

MEMO

になられている方には、ピンポイントで、機能を探し出せるように、大きな図版を用いてていねいに操作方法を解説しています。

関連する操作や別の方法をお知らせするワンポイントアドバイスです。

操作するにあたっての注意すべき点をお知らせします。

本書に掲載しているPhotoDirector 9の画面は開発中のものであり、実際の製品とは異なる場合があります。また製品は予告なく変更される場合があり、掲載している画面と実際の製品が異なっている場合は、実際の製品が優先されます。

CAUTIONPhotoDirectorをパソコンにインストールするときに、[ライセンス契約]画面が表示されます。この画面に表示される[使用許諾契約書]をよくお読みになってから[同意する]ボタン(Mac版は「続ける」ボタン)をクリックして、PhotoDirectorをインストールしてください。

CAUTION

50 51

画像の整理と閲覧

3PhotoDirector に画像を読み込む方法です。フォルダーやメモリーカード、クラウドからなど、読み込み元のメディア、フォルダーに合わせて項目を選びます。

ライブラリーに写真を読み込む

「読み込み」の種類を選択する画像を読み込む前に読み込み元を指定します。「画像の読み込み」ウィンドウでは「基本」と「詳細」が選べますが、

はじめは「詳細」ウィンドウで画像の読み込みと同時に別の場所にコピーをするかどうかを設定してから実行しましょう。

画像の読み込み元を指定する画像を読み込むには「ライブラリー」モジュー

ルを開き、「プロジェクト」パネルから「読み込み」をクリックします。

読み込み元の一覧からいずれかの方法を選択します。

他のモジュールの使用時でも「ファイル」メニュー→「読み込み」を選んで読み込み元の一覧を開けます。

MEMO

画像を個別に読み込む画像を個別に選択して読み込むときには、読

み込みの一覧から「画像」を選びます。

エクスプローラーで読み込む写真の場所とフォルダーを指定し、「開く」をクリックして、読み込み可能な画像ファイルをクリックして選択し、「開く」をクリックします。

複数選択する場合はWindowsではCtrlキーを、Macではcommandキーを押しながらクリックします。

MEMO

読み込み可能なファイル形式は「すべての対応形式」と表示されているボタンをクリックしてプルダウンメニューで確認できます。

MEMO

「画像の読み込み」ウィンドウが開きます。「詳細」をクリックして「コピーの作成」セクションを開きます。画像ファイルからPhotoDirectorにリンクをして読み込む場合は「次のパスにコピー」のチェックを外しておきます。読み込みと同時に画像ファイルを別のフォルダーにコピーする場合はチェックを入れて、保存先を指定し、画像の整理方法を選びます。サブフォルダーの画像も読み込む場合は「サブフォルダーを含める」にチェックを入れます。ズームスライダー

をドラッグしてサムネイルを拡大・縮小表示しながら読み込みたい画像にチェックが入っていることを確認し、「読み込み」をクリックします。

小さい箇所は拡大 大きな図版

目的の操作を探しやすい大小の見出し

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第 1 章

基本操作

本書はWindows版、Mac版共通になっております。Mac版には一部搭載されていない機能があります。またSuite、Ultra、Standardも共通になっております。そのためお客様のご購入いただいたエディションによって、本書に記載の機能がサポートされていない場合があります。各エディションの機能の違いについてはサイバーリンクWebサイトをご覧ください。

https://jp.cyberlink.com/products/photodirector-ultra/compare-versions_ja_JP.html

CAUTION

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12

CyberLink PhotoDirector 9 はどのようなことができるソフトなのかについて紹介します。

PhotoDirector でできること

PhotoDirector の概要PhotoDirector は一言で言うと画像の管理・調整・編集・作成・共有をするためのソフトです。デジタル画

像を読み込んで、画像を見やすく、人物も探しやすく整理や管理をします。画像の傾きや色や明るさを簡単補正をしたり、本格的な調整をするための機能を搭載し、本来であれば手間のかかる高度な編集や効果も簡単に加えることができます。またレイヤー機能を使った合成やコラージュ画像の作成や、360°画像の編集機能も備えています。さらには PhotoDirector で作成した画像をプリントレイアウトしてプリントをしたり、音楽付きのスライドショーを作成して SNS やクラウドサービスでの公開や共有をするところまでも、この PhotoDirector から直接できてしまいます。

PhotoDirector のバージョンを確認するPhotoDirector は Windows 版と Mac 版があります。どちらもほぼ同じ機能をお使いいただけます。なお

それぞれのシステム要件については、サイバーリンクサイトのオンラインマニュアルを参照してください。また、現在の PhotoDirector のバージョンを確認するには、プログラム右上にある「PhotoDirector」の文

字列をクリックすると表示されるウィンドウに記載されています。

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基本操作

1PhotoDirector 9 の主な新機能PhotoDirector 9 で搭載された主な新機能は次のとおりです。

・360°フォトエディター360°の写真の傾き補正、三脚消去、カラーや明るさの調整、リトル プラネットやパノラマ画像を作成します。

・かすみ除去朝靄などのかすんだ画像をくっきりと補正します。

・フリンジ補正画像のハイコントラストエッジに生じるフリンジを補

正します。

・アニメーション GIF の作成モーション フォト(多重露光)やモーションスチル、

連続画像を使ったアニメーション GIF を作成します。

・コンテンツに応じた移動画像の一部分を選択して移動し、拡大縮小すると同時に、

元の画像の箇所を周りの色や陰影でなじませながら消します。

・レイヤーツールレイヤーオブジェクトにドロップシャドウや境界線を

付加したり、オブジェクトのゆがみ変形が可能になりました。さらに新しい 10 種類のレイヤーのブレンドモードが追加されました。

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PhotoDirector のインストール用の DVD を、パソコンやパソコンに接続している DVDドライブにセットしてインストールをします。

PhotoDirector のインストールと起動・終了

Windows でのインストールの流れWindows パソコンに PhotoDirector をインストールするまでの流れです。ここでは Windows10 での手

順を解説します。

PhotoDirector のインストール DVD をパソコンもしくは外付けの DVDドライブにセットします。「選択してこのディスクに対して行う操作を選んでください」というアラートが表示されるのでクリックします。

「メディアからのプログラムのインストール /実行」で「AutoRun.exe の実行」をクリックし、ユーザーアカウント制御画面で「はい」をクリックします。

インストーラーが起動します。「インストール」をクリックします。

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基本操作

1

インストールが開始し、完了後のウィンドウで「PhotoDirector の起動」ボタンをクリックすると、すぐに PhotoDirector を開始することができます。

「CyberLink PhotoDirector 9.0 をインストールしています」といウィンドウが開きます。言語は「日本語」になっていることを確認します。インストールする場所は通常はそのままでかまいません。「次へ」をクリックします。

以前のバージョンを使用していた場合は、「古いプロジェクトが見つかりました」というウィンドウが表示されます。以前の環境をそのまま引きつぎたい場合は「はい」をクリックします。

MEMO

続けて「ライセンス契約」に切り替わります。内容をよくお読みになり、確認をして「同意する」ボタンをクリックして進めます。

ディスクのドライブをダブルクリックで開き、「AutoRun.exe」ファイルをダブルクリックしてインストーラーを起動することもできます。

MEMO

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続けて「サイバーリンク クラウドサービスを使用する」ウィンドウが表示されます(Windowsの場合)。サービスをすぐに利用する場合は「サイバーリンク クラウドを使用する」ボタンをクリックします。またここでは「後で実行する」をクリックして、あとから PhotoDirector の「ヘルプ」メニューにある「サイバーリンク クラウドサービスを使用する」を選んで設定することもできます。

PhotoDirector の起動PhotoDirector の起動と終了までの流れについて解説します。なお、はじめて PhotoDirector9 を使用する

際にはアクティブ化が必要です。製品のプロダクト キーを用意しましょう。

はじめての起動PhotoDirector を起動します。通常の起動は

「スタート」ボタンをクリックしてすべてのアプリから「CyberLink PhotoDirector 9」をクリックします。

PhotoDirectorをインストールするとデスクトップに追加される「CyberLink PhotoDirector 9」のショートカットアイコンをダブルクリックして起動することもできます。

MEMO

はじめての PhotoDirector の起動時には「PhotoDirector アクティブ化」ウィンドウが表示されます。テキストボックスに製品のプロダクト キーを入力して「OK」をクリックします。

プロダクト キーは、ディスク カバー、箱、またはダウンロード購入の場合は、その際に受け取った電子メールに記載されています。またアクティブ化にはインターネットに接続されている必要があります。

MEMO

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17

基本操作

1

PhotoDirector を終了するPhotoDirector を終了するには、ウィンドウ右上の「×」

ボタンをクリックします。または「ファイル」メニュー→「終了」を選びます。

次回の起動時は、前回終了直前に使用していたモジュールが開きます。

MEMO

「CyberLink 製品向上プログラム」ウィンドウが表示されます(Windows の場合)。プログラムに参加する場合は「参加する」をクリックします。この設定もあとから PhotoDirector の

「ファイル」メニュー→「基本設定」の「向上プログラム」で変更できます。

PhotoDirector が起動します。

Mac(Macintosh)版には「サイバーリンク クラウドサービス」「CyberLink製品向上プログラム」は付属しません。

CAUTION

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「通知」ウィンドウが開き、「新規アップデート」および「アップグレード情報」を確認します。ここに情報が表示されている場合はクリックすると、Web ブラウザーが起動して該当する内容のページが開きます。

アップデートを手動で確認するPhotoDirector ではアップデートがあった場合には初期設定で自動的にチェックをして通知されるようになっ

ていますが、手動でアップデートを確認することもできます。

PhotoDirector のウィンドウにある「アップデート / アップグレードを確認」ボタンをクリックします。

「アップデート/アップグレードを確認」ボタンは通知がある場合は青色で表示されます。確認するとグレーに変わります。

MEMO

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基本操作

1Mac でのインストールと起動Mac に PhotoDirector9 をインストールします。

PhotoDirector のインストール DVD を Mac の内蔵もしくは外付け DVDドライブにセットします。デスクトップにディスクのアイコンが表示されるのでダブルクリックして開き、ディスク内の「PhotoDirector xxxx.pkg 」ファイルをダブルクリックします。

「はじめに」の画面が開きます。「続ける」をクリックします。

「使用許諾契約」画面に切り替わります。内容をよく確認をして「続ける」ボタンをクリックします。

「同意する」をクリックして開く「インストール先」の画面でインストール方法を選び、「続ける」をクリックします。

「インストールの種類」画面で「インストール」をクリックします。コンピューターのユーザーのパスワードが求められるので入力して「ソフトウェアをインストール」をクリックして進めます。

.pkgファイルのXXXXの部分はバージョンを表す数字です。MEMO

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「概要」画面で「インストールが完了しました」と表示されます。「閉じる」をクリックしてインストールを終了します。

インストールの後、Launchpad に「CyberLink PhotoDirector 9」のアイコンが追加されています。このアイコンをクリックすると PhotoDirector が起動します。なお、このアイコンを Dock にドラッグして追加しておくとすぐに起動しやすくなります。

続けて「アクティブ化」ウィンドウが表示されます。テキストボックスに製品のプロダクト キーを入力して

「OK」をクリックします。

プロダクト キーは、ディスク カバー、箱、またはダウンロード購入の場合は、その際に受け取った電子メールに記載されています。またアクティブ化にはインターネットに接続されている必要があります。

MEMO

PhotoDirector が起動しました。

Mac(Macintosh)版には「サイバーリンク クラウドサービス」「CyberLink製品向上プログラム」は付属しません。

CAUTION

はじめての起動時には「CyberLink ユーザー登録」画面が開きます。サービスをすぐに利用する場合は「今すぐ登録する」ボタンをクリックします。また「ユーザー登録をしない」をクリックしてあとから登録することもできます。

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第 2 章

モジュールの種類と概要

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「ライブラリー」パネルでは画像の読み込み、整理、閲覧を行います。読み込まれた画像の情報の確認やフラグ、レート、メタデータタグなどを付加して、目的の画像を探しやすくします。

ライブラリー モジュール

ライブラリー モジュールの画面構成「ライブラリー」モジュールの「ビューアー & ブラウザー」モードでの画面構成と各機能は次の通りです。

❶ PhotoDirectorのモジュール❷ ライブラリー パネル❸ フォト ビューアー ウィンドウ❹ フォト ビューアー ツールバー❺ フォト ブラウザー ツールバー❻ フォト ブラウザー パネル❼ 読み込み❽ ビューアー&ブラウザー モード❾ ビューアーのみモード� ブラウザーのみモード� フル スクリーンで表示� セカンダリー モニター ディスプレイ モードの選択※

� ズーム ツール� パン ツール� 1枚表示� 2枚を比較� 複数を表示� フェイス タグ エディターを開く

� フェイス タグの追加� フラグとしてマーク・却下としてマーク� レーティング� ラベルを設定� ツールバーのカスタマイズ� ビューアー ズーム� サムネイル ビュー� リスト ビュー� フラグで画像をフィルター� ラベルで画像をフィルター� 調整で画像をフィルター� 画像をフィルター� 画像を並べ替え� 画像のスタック� 選択した画像にフェイス タグを付ける� 画像の検索� 選択した画像の書き出し� 画像の共有

❽ ❾

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※ 「セカンダリー モニター ディスプレイの選択」は接続している場合のみ表示

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モジュールの種類と概要

2

ビューアーのみモードの画面1 枚の画像を大きく表示するモードです。フォト ビューアー ツールバーの「ビューアーのみモード」をクリッ

クして切り換えます。

ブラウザーのみモードの画面多くのサムネイルを並べて表示するモードです。フォト ビューアー ツールバーの「ブラウザーのみモード」をクリッ

クして切り換えます。右下のスライダーでサムネイルの大きさを調整します。

フル スクリーン モードの画面「フル スクリーンで表示」をクリックして画像

をフル スクリーン(→次ページ)で表示します。

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❶ ❷ ❸❶ パネルの表示❷ 元に戻す❸ セカンダリー モニター ディスプレイ モードの選択

元のモードに戻すには「元に戻す」をクリックします。またはキーボードのEscキーを押します。

MEMO

セカンダリー モニター ディスプレイ モードの画面モニターが 2 台接続されている場合に、もう

一方のモニターに選択した設定で画像を表示します。「セカンダリー モニター ディスプレイ モードの選択」をクリックしていずれかの方法を選びます。「ミラー」ではビューアー表示をセカンダリー モニターにも映し出します。「交互」の「1枚表示」モードではセカンダリー モニターに選択した画像をフル スクリーンで表示し、「2 枚を比較」および「複数を表示」モードでは、現在選択している画像をセカンダリー モニターにフル スクリーンで表示します。「なし」ではセカンダリー モニターに何も表示しません。

元の1画面にもどすには「セカンダリー モニター ディスプレイ モードの選択」をクリックして「なし」を選びます。

MEMO

❶❷❸

❶ ミラー❷ 交互❸ なし

メイン モニター

セカンダリー モニター複数表示モード

現在選択している画像

「複数選択モード」で現在選択してる画像が

「交互」選択時にセカンダリー モニターに表示されます

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モジュールの種類と概要

2「調整」モジュールでは、画像の部分的または全体の明るさ、色の調整や不要なものを消したりなどの補正を行います。

調整モジュール

調整モジュールの画面構成「調整」モジュールの「手動」タブでの画面構成と各機能は次の通りです。なお、フォト ビューアー ウィンド

ウとフォト ブラウザー パネルの構成は、ライブラリー モジュールとほぼ共通ですが、フォト ビューアー ツールバーのツールが一部異なります。

「手動」タブ画面

❶ 調整パネル❷ 手動タブ❸ ヒストグラム❹ 部分調整ツール❺ 全体調整ツール❻ 他の画像に調整設定をコピーする

❼ コピーした調整を選択した画像に適用する❽ すべての調整と編集をデフォルト設定に戻す❾ 現在の調整をプリセットして保存する� 履歴の表示� クリックし続けて元画像を表示

❶❷

❻❽

❼❾

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26

❶ プリセット タブ❷ 新規フォルダーの追加❸ 現在の調整を使って新規のプリセットを作成する❹ DirectorZone から調整プリセットをダウンロード❺ DirectorZone/サイバーリンク クラウドに選択したプリ

セットをアップロード❻ DirectorZone/サイバーリンク クラウドからプリセットを

ダウンロード

❼ 適用したプリセットをリセット❽ サムネイル ビュー❾ リスト ビュー� デフォルトのプリセット� ダウンロードしたプリセット� 自分が作成したプリセット

プリセット画面

❷ ❸ ❹ ❺ ❻ ❼ ❽

��

Mac版にはサイバーリンク クラウドのアップロードやダウンロードのボタンがありません。

MEMO

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モジュールの種類と概要

2「編集」モジュールでは顔や肌の補正や、不要なものを目立たなく消したり、パノラマ、HDR 画像の作成など、目的に合わせた補正や効果を手軽に加えることができます。

編集モジュール

編集モジュールの画面構成「編集」モジュールの画面構成と各機能です。項目を開くとさらに細かくオプションが用意されているので、

目的に合わせて選んで調整をします。なお、フォト ビューアー ウィンドウとフォト ブラウザー パネルの構成は、調整モジュールと共通です。

「編集」モジュールを開く際に開くウィンドウで「OK」をクリックすると、元の画像の仮想コピーが作成されます。編集で行った結果は仮想コピーに適用されるため、元の画像には影響しませんが、編集で行った結果は別のファイルとして書き出す必要があります。

MEMO

❶ 編集パネル❷ ビューティー メイク❸ 360°フォト エディター❹ フォト エフェクト❺ オブジェクト除去❻ 抽出または作成❼ 画像結合❽ フレーム&透かし

❶ ❷

❻❼❽

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❶ レイヤー マネージャー❷ レイヤー ツール❸ 編集キャンバス❹ 編集ツール❺ レイヤー❻ 新規の画像として保存❼ 保存されていない変更をすべてクリア

「レイヤー」モジュールでは、レイヤーを使った編集を行います。レイヤーは透明なシートのような層のことで、レイヤーに画像を貼り付けて重ねることでコラージュや合成を行います。

レイヤー モジュール

レイヤー モジュールの画面構成レイヤー マネージャーでレイヤーの構成を確認、編集、切り換えなどを行い、右上の「レイヤー ツール」で

ペイントや図形、テキストを加えるなどの各ツールを、編集の目的によって切り換えます。

❷ ❹

❸❺

❸ ❼

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29

モジュールの種類と概要

2「作成」モジュールでは、複数の画像を使ってスライドショーを作ります。エフェクトや BGM を付けて、動画ファイルとして書き出したりYouTube で共有することができます。

作成モジュール

作成モジュールの画面構成「作成」パネルではスライドの切り替わる効果や縦横比を選んだり、BGM で使用する音楽ファイルを指定し

ます。各画像が表示される時間を設定したり、音楽の長さに合わせることもできます。

❶ スライドショー パネル❷ アニメーションGIF パネル❸ モーションスチル パネル❹ 前へ❺ 再生❻ 次へ❼ スライドショー ビデオの生成❽ YouTube/DirectorZone でスライドショー ビデオを共有

❶ ❷ ❸

❹ ❺ ❻  ❼ ❽

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30

❶ プリント パネル❷ プリント❸ リセット❹ 前のページ❺ 次のページ

「プリント」モジュールでは印刷の設定を行います。複数の画像を 1 枚ずつ印刷したり 1 枚の用紙に複数の画像をレイアウトして印刷することができます。

プリント モジュール

プリント モジュール画面構成「プリント」パネルには印刷するための複数の項目があり、プリントする前にそれぞれの設定を確認する必要

があります。

❷ ❸

❹ ❺

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31

モジュールの種類と概要

2フォト ブラウザー パネルではライブラリーに読み込まれたすべての画像を閲覧することができます。「ライブラリー」パネルでスマート コレクション、フォルダー、アルバム、タグなどを選択して、フォト ブラウザー パネルに表示します。

フォト ブラウザー パネル

フォト ブラウザーを表示するモードフォト ブラウザーを表示するには 2 つのモードがあります。

ビューアー&ブラウザー モード上にフォト ビューアー ウィンドウが、下にフォト ブラウザー パネルが配置されているモードです。フォト ブラ

ウザーで画像を切り換えて、選択した画像をフォト ビューアーで大きく表示します。

ブラウザーのみモードフォト ブラウザー パネルのみを広く表示します。多数のサムネイルを表示させて目的の画像を選び出すのに

適しています。

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サムネイルの大きさを調整するフォト ブラウザーのサムネイルの大きさを調整する方法です。ビューアー & ブラウザー モードとブラウザー

のみモードとでは方法が異なります。

ビューアー & ブラウザー モードでサムネイルのサイズ変更フォト ブラウザー パネルの上端を上にドラッ

グするとサムネイルが大きくなります。ただし表示数が少なくなります。下にドラッグするとサムネイルは小さくなりますが表示数が増えます。

ブラウザーのみモードでサムネイルサイズの変更右下にあるスライダーを右にドラッグするとサ

ムネイルが大きくなり表示数は少なくなります。左にドラッグするとサムネイルは小さくなりますが表示数が増えます。

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モジュールの種類と概要

2サムネイル ビューとリスト ビューの切り換え

ビューアー & ブラウザー モードでは、サムネイル モードおよび詳細情報を表示するリスト ビューに切り換えます。

サムネイル ビューフォト ブラウザー パネルの左上にある「サムネイル ビュー」をクリックすると、サムネイルが横 1 列に並べ

て表示されます。

リストビュー「サムネイル ビュー」の右隣の「リスト ビュー」をクリックすると、画像の詳細情報を表示します。

ブラウザーのみモードでは「サムネイル ビュー」ではなく「グリッド ビュー」の名称になります。

MEMO

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テキスト入力による画像の検索フォト ブラウザー パネルにある検索欄にファイル名やキーワード タグ、フェイス タグなどのテキストを入力し

て検索します。

プロジェクト タブで検索したい画像が含まれる項目を選び、ブラウザー パネル上の検索欄にキーボードでキーワード タグを入力して Enter キーを押します。

入力したキーワードに基づいて、指定した項目に含まれている該当する画像のみが表示されます。

検索結果を消去するには検索欄右側の「×」をクリックします。

MEMO

あらかじめタグとして情報を設定していないと検索はできません。

MEMO

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モジュールの種類と概要

2フォト ビューアー ウィンドウは、フォト ブラウザー パネルで選択した画像を大きく表示します。「調整」や「編集」モジュールでは画像に適用した効果や編集の結果が表示されます。

フォト ビューアー ウィンドウ

フォト ビューアーを表示するモードフォト ビューアーを表示するには 2 つのモードがあります。

ビューアー&ブラウザー モード上にフォト ビューアー ウィンドウが、下にフォト ブラウザー パネルが配置されているモードです。フォト ブラ

ウザーで画像を切り換えて、選択した画像をフォト ビューアーで大きく表示します。

ビューアーのみモード画像のみを大きく表示します。

ビューアー&ブラウザー モードでフォト ビューアーの画像周りの部分をダブルクリックすると、フォト ブラウザー パネルは非表示になり、ビューアーのみモードになります。もう一度ダブルクリックすると、ビューアー&ブラウザー モードに戻ります。

MEMO

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ビューアー ディスプレイ モードを選択するフォト ビューアー ウィンドウで画像の表示を「1 枚表示」や「2 枚を比較」、「複数を表示」など、用途に応じ

て切り換えます。

2 枚を比較選択した 2 枚の画像を比較します。左に現在の画像、右に比較対照の候補の画像が表示されます。「現在の

画像として設定」ボタンをクリックすると、候補の画像を現在の画像に決定します。

1 枚表示「ライブラリー」と「調整」モジュールで、選択した画像をフォト ビューアー ウィンドウで表示します。

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37

モジュールの種類と概要

2・フォーカスをリンク

ボタンをオンにしておくと、比較表示で「パン ツール」を選択しているときに拡大表示のフォーカス部分を 2枚同時に動かします。

・同期拡大表示で比較時にクリックすると、「ズーム ツール」使用時に「現在」の画像のフォーカス部分を「候補」

の画像にも同期します。

複数を表示WindowsではCtrlキーを、Macではcommandキーを押しながら選択した複数の画像を同時に表示します。

複数の画像を比較しながらレーティング、フラグ、却下の指定をします。カーソルを画像に重ねると画像右上に表示される「×」アイコンをクリックして一覧から画像を解除します。画像そのものは削除されません。

ナビゲーションは「ビュアー ズーム」の▼をクリックしてチェックを入れると表示されます。

MEMO

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前後の比較「調整」「編集」モジュールではフォト ビューアー ツールバーの「前後の比較」ボタンをクリックして元の画

像 (前) と調整後の画像 (後) を比較表示することができます。比較モードには 4 つのオプションがあります。

左右左に元の画像、右に調整後の画像が表示され

ます。

分割 - 左右 画像が左右に分割されて、左に元の画像、右

に調整後の画像が表示されます。

上下上に元の画像、下に調整後の画像が表示され

ます。

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39

モジュールの種類と概要

2

分割 - 上下画像が上下に分割され、上に元の画像、下に

調整後の画像が表示されます。

セカンダリー モニターモニターが 2 台接続されている場合に、もう一方のモニターに選択した設定でフォト ビューアー ウィンドウの

画像を表示します。「セカンダリー モニター ディスプレイ モードの選択」をクリックしていずれかの方法を選びます。

ミラービューアー表示をセカンダリー モニターにも

映し出します。

メイン モニター セカンダリー モニター

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交互調整後の画像をセカンダリー ビューに表示します。

なしセカンダリー モニターを使用しません。

メイン モニター セカンダリー モニター

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モジュールの種類と概要

2PhotoDirector を使った基本的な操作の流れを覚えましょう。画像の読み込みから整理、調整、高度な編集を行い、スライドショー、プリント、共有などで活用したり、画像を別ファイルとして書き出します。

PhotoDirector で行う操作の流れ

画像の読み込みPhotoDirector に画像を読み込みます。デ

ジタルカメラ、DVD などの各種メディアの画像を保存と同時に読み込んだり、ハードディスクに保存されている画像をリンクしてライブラリーに読み込み、管理をします。RAW にも対応しており、「ビデオ to フォト クリエーター」では動画から静止画として読み込むこともできます。

画像の整理と閲覧PhotoDirector に読み込まれた画像を効率

良く閲覧したり、多くの画像の中から目的の画像を見つけやすくします。スマート コレクションで自動的に写真を規則ごとに選り分けたり、フラグやレーティング、フェイス タグやキーワード タグを付けることで写真を簡単に絞り込めます。

画像の調整画像の部分的または全体の明るさ、色の調整

や不要なものを消したりなどの補正を行います。プリセットから目的の効果を選んで瞬時に適用したり、手動で細かく調整した効果をプリセットに保存をして繰り返し利用することもできます。

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画像の本格的な編集画像の気になる部分を修復したり、パノラマ

や HDR 結合など高度な編集も、手軽に行えます。またレイヤーを使った高度な合成やコラージュなども作成することができます。

スライドショー・プリント・共有複数の画像で BGM 付きのスライドショーを作成したり、動画ファイルに書き出して動画共有サイトで公開が

できます。また画像を 1 枚ずつプリントしたり、複数の画像を 1 枚の用紙にレイアウトしてプリントするなど用途が広がります。

保存と書き出しPhotoDirector で磨きをかけた画像を別の

ファイルとして書き出してメールで送信したりSNS で公開するなど活用しましょう。またプロジェクトファイルとして保存をしておくことで、レイヤーの構成も保った状態で再編集が可能です。

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モジュールの種類と概要

2画像に調整や編集を加える際に、元の画像のコピーイメージの「仮想画像」を作成しておくと、元の画像はそのまま保ちながら、仮想画像に調整や編集を試すことができるため、編集過程のバージョンごとに作成しておくこともでき、とても便利です。仮想画像は仮のイメージであるため、実際の画像ファイルにするためには書き出す必要があります。

仮想画像の利用

仮想画像の作成仮想画像は「ライブラリー」および「調整」モジュールで作成ができます。

サムネイルを右クリック→「仮想画像の作成」を選びます。またはサムネイルを選択した状態で「画像」メニュー→「仮想画像の作成」を選びます。

仮想画像が右隣に追加されます。サムネイルの右下の角にめくれたようなマークが付きます。

仮想画像からさらに仮想画像を作成できます。その際には元のファイル名の後に(Virtual Copy 1)と表示され、バージョンの数字が右に付加されます。

複数のサムネイルを選択した状態でそれぞれの画像の仮想画像を作成することもできます。

MEMO

右クリック

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画像と仮想画像の削除ライブラリーから画像を削除する方法です。仮想画像を削除するとライブラリーから削除されますが、元画像

は削除されません。ただし元画像を削除する際には仮想画像も削除されます。また元画像をライブラリーから削除するのと同時に保存場所からごみ箱に移動することもできます。

仮想画像を削除する仮想画像のサムネイルを右クリック→「削除」を選ぶか、サムネイルを選択した状態で「ファイル」メニュー→

「選択した画像の削除」を選びます。

表示されるウィンドウで「ライブラリーから削除」をクリックします。フォト ブラウザー パネルからサムネイルが削除されます。

元画像を削除する元画像のサムネイルを右クリック→「削除」を選ぶ

か、サムネイルを選択した状態で「ファイル」メニュー→「選択した画像の削除」を選びます。

元画像をごみ箱に移動するか、またはライブラリーからのみ削除するかを選択するウィンドウが開きます。ライブラリーから元画像を削除してドライブに画像ファイルを残す場合は「ライブラリーから削除」を選びます。元画像のファイルをドライブの保存場所からも削除するには「ごみ箱に移動」を選びます。いずれの場合も仮想画像も同時に削除されます。

右クリック

右クリック

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45

モジュールの種類と概要

2PhotoDirector で画像の調整や編集、レイヤーの作成を行った場合に、元の画像とは別の画像ファイルとして書き出しを行います。「書き出し」ボタンは「作成」を除く各モジュールのフォト ブラウザー ツールバーにあります。

画像を書き出す

「書き出し」を実行する書き出したい画像のサムネイルを選択して、「書き出し」ボタンをクリックします。

プロジェクト タブで画像の場所を指定して、書き出す画像のサムネイルをクリックして選択します。複数の画像を同時に選択する場合は Windowsでは Ctrl キーを、Mac では command キーを押しながら選択します。

フォト ブラウザー ツールバーの「書き出し」ボタンをクリックします。またはサムネイルを右クリックで「選択した画像の書き出し」を選ぶか、「ファイル」メニュー→「選択した画像の書き出し」を選びます。

「画像の書き出し」ウィンドウが開きます。各設定をして「書き出し」をクリックして指定のフォルダーに書き出します。

右クリック

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「画像の書き出し」ウィンドウの構成「画像の書き出し」ウィンドウで、現在選択している画像を書き出す場所やどのような条件で書き出すのかを

設定します。簡単な設定で書き出す「基本」と、細かく設定して書き出す「詳細」ボタンを切り替えて使用します。

「基本」の書き出し設定❶ 書き出す画像数と

書き出し先「選択した書き出し画像」で現在選択している画像の数を確認し、画像を書き出すフォルダーを指定します。

❷ 名前付け 書き出す画像のファイル命名方法を設定します。

❸ ファイルの設定 書き出す画像のファイル形式を指定します。

❹ 画像サイズを変更 書き出す画像の解像度やピクセルサイズを指定します。

「詳細」の書き出し設定

・書き出す画像数とプロファイルの使用「選択した書き出し画像」で現在選択してい

る画像の数を確認し、プロファイルを選択します。「新規書き出しプロファイルの追加」ボタンをクリックして現在の設定に名前を付けてプリセットとして保存することもできます。

右図は複数の画像を選択して書き出す場合の例です。1枚の画像を書き出す際には「名前付け」で直接ファイル名を編集できます。

MEMO

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47

モジュールの種類と概要

2

・書き出し先画像を書き出す場所を「場所オプション」や

「フォルダー」で指定します。書き出す際にサブフォルダーを作成したり、書き出した画像を現在のプロジェクトに追加することができます。

・名前付け書き出す画像のファイル命名方法を設定しま

す。

・ファイルの設定書き出す画像のファイル形式を指定します。

選択した形式に合わせてカラースペースや画質などの設定を行います。

・メタデータ書き出す画像の EXIF、IPTC を削除するかど

うか、またメタデータにタグや著作権情報を書き込むかどうかを選択します。

・画像サイズを変更書き出す画像の解像度やピクセルサイズを指

定します。サイズ変更時にシャープにする設定も付加できます。

・透かし書き出しと同時に画像に既存の透かしを適用

するかを選択し、その際には透かしの種類を選びます。

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プロファイルをプリセットに保存して利用する現在の設定をあとから使用できるようにプロファイルをプリセットとして保存をしておくと便利です。

プロファイルをプリセットに保存する書き出しの設定を行った上で「プロファイル

使用」の右にある「新規書き出しプロファイルの追加」ボタンをクリックします。

現在の設定がわかりやすい新規プロファイルの名前を入力して「OK」をクリックします。

「プロファイル使用」に新規プロファイルが追加されました。

不要なプロファイルを削除するには、「プロファイル使用」で削除したいプロファイルを選び、「選択した書き出しプロファイルを削除」を選びます。

MEMO

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第 3 章

画像の整理と閲覧

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PhotoDirector に画像を読み込む方法です。フォルダーやメモリーカード、クラウドからなど、読み込み元のメディア、フォルダーに合わせて項目を選びます。

ライブラリーに写真を読み込む

「読み込み」の種類を選択する画像を読み込む前に読み込み元を指定します。「画像の読み込み」ウィンドウでは「基本」と「詳細」が選べますが、

はじめは「詳細」ウィンドウで画像の読み込みと同時に別の場所にコピーをするかどうかを設定してから実行しましょう。

画像の読み込み元を指定する画像を読み込むには「ライブラリー」モジュー

ルを開き、「プロジェクト」パネルから「読み込み」をクリックします。

読み込み元の一覧からいずれかの方法を選択します。

他のモジュールの使用時でも「ファイル」メニュー→「読み込み」を選んで読み込み元の一覧を開けます。

MEMO

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画像の整理と閲覧

3

画像を個別に読み込む画像を個別に選択して読み込むときには、読

み込みの一覧から「画像」を選びます。

エクスプローラーで読み込む写真の場所とフォルダーを指定し、「開く」をクリックして、読み込み可能な画像ファイルをクリックして選択し、

「開く」をクリックします。

複数選択する場合はWindowsではCtrlキーを、Macではcommandキーを押しながらクリックします。

MEMO

読み込み可能なファイル形式は「すべての対応形式」と表示されているボタンをクリックしてプルダウンメニューで確認できます。

MEMO

「画像の読み込み」ウィンドウが開きます。「詳細」をクリックして「コピーの作成」セクションを開きます。画像ファイルから PhotoDirector にリンクをして読み込む場合は「次のパスにコピー」のチェックを外しておきます。読み込みと同時に画像ファイルを別のフォルダーにコピーする場合はチェックを入れて、保存先を指定し、画像の整理方法を選びます。

サブフォルダーの画像も読み込む場合は「サブフォルダーを含める」にチェックを入れます。ズームスライダーをドラッグしてサムネイルを拡大・縮小表示しながら読み込みたい画像にチェックが入っていることを確認し、「読み込み」をクリックします。

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画像が読み込まれると「プロジェクト」パネルの「フォルダー」に読み込んだ画像が含まれるフォルダー名が追加されます。フォルダー名の右には読み込まれた画像の枚数が表示され、フォルダーを開くと画像が読み込まれています。

「画像」を選んで読み込んだ場合は、フォルダー内のすべての画像は含まれていません。選択指定して読み込んだ画像のみになります。

CAUTION

フォルダーのすべての画像を読み込むフォルダーごと PhotoDirector に画像を読

み込むには、「読み込み」ボタンをクリックして「フォルダー」を選びます。

読み込むフォルダーを選択して「フォルダーの選択」をクリックします。

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画像の整理と閲覧

3

「画像の読み込み」ウィンドウが開きます。「詳細」で「コピーの作成」セクションを開き、画像ファイルにリンクをして読み込む場合は「次のパスにコピー」のチェックを外します。読み込みと同時に画像ファイルを別のフォルダーにコピーする場合はチェックを入れ、保存先を指定し、画像の整理方法を選びます。読み込みたい画像にチェックが入っていることを確認し、「読み込み」をクリックします。

「プロジェクト」パネルの「フォルダー」に、読み込んだフォルダーが追加されます。フォルダーを開くと画像が読み込まれています。

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カメラ画像をコピーして読み込むカメラから画像をパソコンのハードディスクな

どにコピーして PhotoDirector に読み込みます。カメラとUSBケーブルでパソコンと接続して、

「読み込み」ボタンをクリックして「カメラから」を選び、カメラのドライブ名を選びます。

ドライブ名はお使いのパソコンの環境によって異なります。CAUTION

「画像の読み込み(コピーの作成)」ウィンドウが開きます。「詳細」の「コピーの作成」セクションを開き、画像をコピーするフォルダーを指定します。「整理」で作成されるフォルダーにどのように読み込むかの種類を選択します。ここでは

「取り込み日」を選択しています。

読み込む写真にチェックが入っていることを確認して「読み込み」をクリックします。

「整理」の「1つのフォルダーに入れる」は作成する1つのフォルダーにすべての写真を、「取り込み日」は取り込んだ日別にフォルダーが作成されてそこに読み込まれます。

MEMO

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画像の整理と閲覧

3

「プロジェクト」パネルの「フォルダー」に、取り込み日のフォルダーが追加されて、フォルダーを開くと画像が読み込まれています。

「読み込み」で「クラウドから」を選ぶとサイバーリンク クラウド サービスを使って読むことができます。使用に関してはサイバーリンク クラウドの登録後、ユーザーアカウントでのサインインが必要です。なお、Mac版ではサイバーリンク クラウドサービスに対応してないため、「クラウドから」の項目はありません。

MEMO

「ビデオ to フォト クリエーター」を選ぶと、動画ファイルを読み込んで、静止画、パノラマ、モーション フォト、アニメーションGIF、モーション スチル、ベストな集合写真を作ることができます。詳しくは「ビデオ to フォト クリエーター」(→P.95)を参照してください。

MEMO

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「画像の読み込み」ウィンドウでは、「基本」画面で読み込む画像を選び、さらに読み込む元のフォルダーの指定や、画像の参照元およびコピーするフォルダーの作成、読み込む写真の選択、プリセットや読み込む画像のファイル命名方法など細かく設定する場合は「詳細」に切り替えます。

「画像の読み込み」ウィンドウの概要

「画像の読み込み」の「基本」ウィンドウ「画像の読み込み」ウィンドウでは「基本」と「詳細」の 2 つのモードがあります。「基本」では主に読み込

む画像の確認と選択を行います。

❶ 「基本」ボタン 簡単な手順で読み込む「基本」モードに切り替えます。❷ サブフォルダーを含める 指定したフォルダーのサブフォルダーの画像も読み込むにはチェックを入れます。❸ 読み込み元の画像 選択したフォルダーの画像や、直接指定した画像を表示します。読み込む画像は左上にチェックを入れ、

読み込まない写真はチェックを外します。下にファイル名が表示されます。サムネイルの構成は「詳細」の「コピーの作成」の設定により変わります。

❹ すべて選択 すべての画像を読み込む指定をします。❺ すべて選択解除 すべての画像のチェックを外します。❻ ズーム サムネイルのサイズを調整します。左にドラッグするとサムネイルが小さくなり数多くの画像を参照し、

右にドラッグして画像を大きく表示します。❼ 読み込み クリックをすると選択している写真を指定した方法でPhotoDirectorに読み込みます。❽ キャンセル 現在の設定を適用せずに「画像の読み込み」ウィンドウを閉じます。

❷❸

❻❹ ❺

❼ ❽

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57

画像の整理と閲覧

3

「画像の読み込み」の「詳細」ウィンドウ画像の読み込み先を詳しく設定するには「詳細」を選びます。「コピーの作成」セクションで、画像をコピーし

て読み込む設定や、読み込みと同時にファイル名の変更をしたり、読み込み中に適用する内容を設定します。

コピーの作成❶ 「詳細」ボタン 細かく設定して読み込むための

設定をします。❷ 次のパスにコピー チェックを入れると画像をコピー

して読み込みます。❸ ターゲット フォル

ダーの選択読み込み時に画像をコピーするフォルダーを指定します。

❹ 整理 コピーして読み込む画像を保存するフォルダーの条件を選びます。

❺ 1つのフォルダーに入れる

画像をまとめて1つのフォルダーにコピーします。

❻ 元のフォルダー構造

読み込むフォルダーの構造のままコピーします。

❼ 取り込み日 取り込み日ごとにフォルダーを作成します。

❽ 日付形式の変更 「取り込み日」選択時にフォルダーの日付命名方法を選択します。

❷❸❹

❺❻❼

読み込み中に名前を変更❶ 名前の変更 「次のパスにコピー」選択時に

チェックを入れることによって、コピーする画像のファイル名を設定できます。

❷ 形式 ボックスをクリックして一覧からファイル命名方法を選びます。

❸ カスタム名 形式でカスタム名を選んだ際に付加する独自のファイル名を入力します。

❹ 開始番号 形式で連番を選んだ際の開始番号を指定します。

❶❷

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PhotoDirectorが対応する画像ファイル形式はJPEG、PNG、TIFFおよび各種RAW画像形式です。またPhotoDirectorのプロジェクトファイルのPHI形式も読み込めます。

MEMO

読み込み中に適用

❶ オフ プリセットや自動補正を使用しません。❷ プリセットの適用 有効にすると下のボタンが有効になり、読み込み時に画像に既存の効果の一覧から選んで適用します。❸ 自動補正の適用 有効にすると読み込みと同時に自動で補正を行います。「自動色調」と「自動ノイズ除去」を適用できます。❹ IPTC プロファイル クリックすると表示されるリストからIPTC プロファイルを選択して、読み込み時に追加できます。あらかじめ

「ライブラリー」モジュールの「メタデータ」タブの「IPTC」セクションでプロファイルを作成しておく必要があります。

❺ 著作権 読み込み時に画像に適用する著作権情報のテキストを入力します。❻ タグ 読み込み時に画像に適用するキーワードタグを入力します。複数のタグを入力する場合は「;」(セミコロン)

で区切ります。

❶❷

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画像の整理と閲覧

3スマート コレクションは、PhotoDirector に読み込まれた多くの画像を自動的に整理をするフォルダーのよ

うな機能です。特定の条件の画像に絞りこまれてまとめられているため、目的の画像が探しやすくなります。スマート コレクションは規則を指定する必要がありますが、読み込まれた画像は条件に合わせて自動的に該当するスマート コレクションに追加されます。

スマート コレクション

既存のスマート コレクション「ライブラリー」モジュールの「プロジェクト」

タブを開き、「スマート コレクション」セクションを開くと、既存のスマート コレクションの項目があります。それぞれの項目の右側にはそのスマート コレクションに含まれている画像の数が表示されています。

・すべての画像PhotoDirector に読み込まれているすべて

の画像が含まれています。

・最近編集最近編集した画像がまとめられています。

・最新読み込み読み込んだ画像の最も新しいものがまとめら

れています。

・1 つ星以上レーティングによる星の評価数が 1 以上つけ

られた画像がまとめられています。

・5 つ星レーティングによる星の評価数が最大の 5 個

付けられた画像がまとめられています。

・サイバーリンク クラウドサイバーリンク クラウドから読み込んだ画像

がまとめられています。(Windows 版のみ)

・却下フラグによる却下の印が付けられている画像

のみがまとめられています。

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スマート コレクションの作成さまざまな規則を指定して写真を自動的に整理するスマート コレクションを作成することができます。

「スマート コレクション」セクションの右にある「+」ボタンをクリックして、「スマート コレクションの作成」をクリックします。

「スマート コレクション」の作成ウィンドウが開きます。「名前」に新規スマート コレクション名を入力し、「一致」で「いずれか」「すべて」「なし」から選択します。

左側の規則名をクリックして整理するための項目を選び、それに伴い右側の項目から絞り込むための条件やテキストの入力などを行います。

必要に応じて右側の「+」をクリックしてさらに絞り込むための規則を追加して「作成」をクリックします。

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61

画像の整理と閲覧

3

「スマート コレクション」セクションに新規スマート コレクションが追加されて、規則で指定された画像のみがフォト ビューアーおよびブラウザーにまとめられます。

スマート コレクションを書き出すスマート コレクションでは新規プロジェクトとして書き出す方法と、スマート コレクションの写真をまとめて書

き出す方法があります。

新規プロジェクトとしてコレクションを書き出しスマート コレクション名を右クリックして「新

規プロジェクトとしてコレクションを書き出し」を選びます。

新規プロジェクト名を入力して、プロジェクトの保存先を指定します。その際に「ソース画像を含める」「プレビュー キャッシュを含める」「フェイス タグ情報を含める」の設定ができます。「書き出し」をクリックして開始します。

右クリック

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スマート コレクションの画像をまとめて書き出すスマート コレクションに含まれている画像をまとめてフォルダーに書き出す方法です。

スマート コレクション名を右クリックして「画像の書き出し」を選びます。

右クリック

「画像の書き出し」ウィンドウで、画像の書き出し先、書き出す際のファイル名の指定、ファイル形式、ファイルサイズ、メタデータの書き込み、透かし等の設定をして、書き出し時に適用することができます。「書き出し」をクリックして開始します。

「フェイス タグ」を選ぶと書き出し時に顔の検出を行い、人物のタグを付加することができます。

MEMO

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63

画像の整理と閲覧

3PhotoDirector に読み込んだ画像の場所は「ライブラリー」パネルの「フォルダー」セクションで管理され

ています。フォルダーから写真を探したいときなどに利用します。

フォルダー

フォルダーから画像を開く「フォルダー」は「ライブラリー」パネルの「プ

ロジェクト」タブにあります。「フォルダー」セクションの三角形アイコンが右を向いているときには閉じていますので、ここをクリックして開きます。

PhotoDirector に読み込まれた写真が含まれているフォルダーが表示されます。フォルダー名をクリックして選択すると、フォルダー内の画像がフォト ビューアーやフォト ブラウザー パネルに表示されます。

グレーに塗りつぶされた右向き三角形のフォルダーにはサブフォルダーが含まれています。クリックして展開して下位のフォルダーを確認します。

MEMO

フォルダーのオプションフォルダーに関するオプションを開きます。

フォルダー名を右クリックすると項目が表示されます。

右クリック

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フォルダーを同期選択しているフォルダーの同期を更新します。

フォルダーに追加された画像を PhotoDirectorに読み込みたいときなどに「フォルダー同期」ウィンドウで、同期する項目を選択して「同期」をクリックします。

不明フォルダーの検索フォルダーの場所を移動した場合など見つか

らない場合には「不明フォルダーの検索」の「新規の場所」の右側のボタンをクリックして、移動した場所のフォルダーを指定し、「OK」をクリックして検索をします。

画像の書き出し選択したフォルダーの画像を「画像の書き出

し」ウィンドウで、画像の書き出し先、書き出す際のファイル名の指定、ファイル形式、ファイルサイズ、メタデータの書き込み、透かし等の設定をして、書き出し時に適用します。「書き出し」をクリックして開始します。

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65

画像の整理と閲覧

3

新規のプロジェクトとして書き出し選択したフォルダーの画像を指定した場所に

プロジェクトとして書き出します。新規プロジェクト名を入力して、プロジェクトの保存先を指定します。その際に「ソース画像を含める」「プレビュー キャッシュを含める」「フェイス タグ情報を含める」の設定ができます。「書き出し」をクリックして開始します。

フェイス タグ選択したフォルダーの顔の検出を行い、人物

のタグを付加することができます。

ライブラリーから削除選択したフォルダーをプロジェクトから削除し

ます。PhotoDirector でのプロジェクトに関わるデータは削除されますが、元の画像はそのままの場所に保たれます。

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ファイル保存先選択したフォルダーの画像が保存されている

場所をエクスプローラーで開きます。

フォルダー名の変更選択したフォルダー名を変更します。

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67

画像の整理と閲覧

3特定のテーマやイベントなどの画像をまとめてアルバムに整理することができます。スマート コレクションの

ように自動で振り分けはできませんが、手動で複数のアルバムに同じ写真を含めることができます。

アルバム

アルバムを作成新規のアルバムを作成するには、「ライブラ

リー」パネルの「プロジェクト」タブ内の「アルバム」セクションの右にある「+」をクリックして、いずれかの作成する方法を選びます。

ここでは画像を選択してから「選択した画像でアルバムを作成」を選択します。「新規アルバム」の「アルバム名」を入力して「作成」をクリックします。

作成したアルバムが追加され、選択していた画像がアルバムに含まれました。

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選択した画像でアルバムを作成あらかじめ選択していた画像を含めて新しいアルバムを作ります。

空のアルバムを作成画像が含まれていない空のアルバムを作ります。

空のアルバムセットを作成アルバムが含まれていない空のアルバムセットを作ります。アルバムセットには複数のアルバムを含めることが

でき、親フォルダーのような役割をします。アルバムセット自体に画像を含めることはできません。

アルバムに画像を追加アルバムに追加したい画像のサムネイルを、

ビューアーもしくはブラウザーで選択をします。複数選択する場合は Windows では Ctrl キーを、Mac では command キーを押しながらクリックをします。

選択したサムネイルをアルバム名にドラッグします。

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69

画像の整理と閲覧

3

アルバムのオプションアルバム名を右クリックすると、アルバムに関

するオプションを設定できます。 右クリック

・新規プロジェクトとしてアルバムを書き出し選択したアルバムの画像を含めてプロジェクトとして書き出します。

・画像の書き出し選択したアルバムの画像を、新たな画像ファイルとして書き出します。

・フェイス タグ選択したアルバムの画像から顔を検出して、人物のタグを付けることができます。

・名前の変更アルバム名を変更します。

・削除アルバムを削除します。なおアルバムに含まれていた画像は元の場所に保たれ、ライブラリーからは削除され

ません。

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画像にキーワード タグを付けることができます。キーワード タグによって画像を整理して探しやすくします。

キーワード タグ

キーワード タグを追加「ライブラリー」パネルの「プロジェクト」タ

ブにある「タグ」セクションの右の「+」をクリックします。選択した画像にタグを付加する場合は

「選択した画像のタグを作成」をクリックします。

「新規タグ」ウィンドウで新規のタグ名を入力して「作成」をクリックします。タグが追加されます。またタグが追加されたサムネイル左上にタグのマークが付きます。

既存のタグに画像を追加するには、ビューアーまたはブラウザーから画像のサムネイルをドラッグします。MEMO

「メタデータ」タブの「タグ」セクションで、写真別にタグを追加できます。MEMO

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画像の整理と閲覧

3

タグを編集する既存のタグ名を右クリックすると、タグに関す

るオプションが表示されます。右クリック

・選択した画像のタグを作成選択した画像を含めた新規のタグを作成します。

・タグの作成空のタグを新規作成します。

・新規プロジェクトとしてタグを書き出し選択したタグの画像を含めてプロジェクトとして書き出します。

・画像の書き出し選択したタグの画像を、新たな画像ファイルとして書き出します。

・フェイス タグ選択したタグの画像から顔を検出して、人物のタグを付けることができます。

・名前の変更タグ名を変更します。

・削除選択したタグを削除します。なおタグに含まれていた画像は元の場所に保たれ、ライブラリーからは削除され

ません。

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PhotoDirector に読み込まれた画像から顔を検出します。フェイス タグとして人物別に名前を付けて、「顔」セクションで整理します。

フェイス タグを付ける「顔」セクションで人物別に整理をするためにはあらかじめ次のいずれかの方法でフェイス タグを付けておく

必要があります。

フォト ブラウザー パネルで顔を分析フォト ブラウザーまたはビューアーで顔を分

析したい画像を選択します。フォルダーやアルバムのすべての画像を選択するか、または複数の画像を選択する場合は Windows では Ctrlキーを、Mac では command キーを押しながらサムネイルをクリックします。フォト ブラウザー パネル上部にある「選択した画像にフェイス タグを付ける」ボタンをクリックします。

サムネイルを右クリックして表示される項目から「フェイス タグ」を選んで顔の分析を開始することもできます。MEMO

「フェイス タグ」ウィンドウが開き「名前なし」が選択されて開いています。分析した結果の顔にチェックを入れた状態で、上にある「選択」ボタンをクリックします。

人物の名前を入力します。「OK」をクリックします。

顔の人物の既存の名前が表示されていている場合はクリックして適用します。

MEMO

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画像の整理と閲覧

3

「完了」をクリックすると、「顔」セクションに追加した人物の名前が表示されています。

手動でフェイス タグを付ける横向きなど自動で分析できなかった顔に手動

でフェイス タグを付ける方法です。「ビューアー& ブラウザー モード」のフォトブラウザーで人物の画像を選択して、フォト ビューアー ツールバーにある「フェイス タグ エディターを開く」をクリックします。

右隣の「フェイス タグの追加」ボタンをクリックします。「名前なし」という青い枠が画像左上に追加されます。

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枠やポイントをドラッグして、枠のサイズや位置を調整し、フェイス タグを付けたい顔を囲みます。

「名前なし」をクリックして「新しい人の追加」に人物の名前を入力します。または既存の名前が表示されている場合は正しい名前を選択して追加します。

「顔」セクションにフェイス タグが追加されます。

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画像の整理と閲覧

3

不明の顔に名前を付ける一度顔の分析を行って人物を識別していない画像の顔に、手動でフェイスタグを付ける方法です。

ライブラリーパネルの「顔」セクションの「不明」の右にあるボタンをクリックします。「前に名前を付けなかった顔にタグを付ける」を選びます。

「フェイス タグ」ウィンドウで、名前のわかる人物の顔をクリックして選択し、上部にある「選択」をクリックして新しい名前を入力するか、または既存の該当する名前をクリックして適用します。知らない人物や、顔ではない画像は「スキップ」をクリックして一覧から削除します。「完了」をクリックしてフェイス タグを閉じます。

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「メタデータ」タブに切り替えると、画像の詳細情報を確認したり、必要に応じて著作権情報やタグなどを付加することができます。

メタデータ タブ

「メタデータ」タブの画面構成「メタデータ」タブでは撮影時のカメラ情報

を一目で確認できるほかにも、レーティングやフラグ、著作権情報およびキーワード タグを付加できます。

❶ カメラ 撮影したカメラ名です。❷ フラッシュ 撮影時のフラッシュの有り・無

しを確認します。❸ ホワイトバランス 撮影時のホワイトバランス設

定です。❹ 形式 画像のファイル形式です。❺ ISOスピードレート ISO感度を確認します。❻ 焦点距離 撮影時の焦点距離です。❼ 絞り 撮影時の絞り値です。❽ シャッター速度 撮影時のシャッタースピードで

す。❾ 露出補正 撮影時の露出補正値です。� カラーラベルの設

定画像をカラーで識別します。

� レーティング 画像の評価を星の数で指定します。

� フラグとしてマーク 採用予定などの画像の目印として付加します。

� 却下としてマーク 削除や不採用予定の画像に付けます。

� EXIF 撮影時のカメラ情報を確認します。

� IPTC 連絡先や著作権情報などを手動で付加します。

� タグ 画像のキーワードタグを確認および付加します。

� � �

❷ ❸ ❹❶

❻ ❼ ❽ ❾�

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画像の整理と閲覧

3

カラーラベルによる分類フォト ビューアー パネルの 5 色のラベルカラーによって写真を分類します。

画像を選択してフォト ビューアー ツールバーで「レッド」「ブルー」「グリーン」「イエロー」「パープル」からいずれかを選びます。ここでは「レッド」を選びます。

画像を選択し、フォト ビューアー ツールバーで画像の評価に合わせてレーティングの星の数をクリックして点灯させます。

選択した画像のサムネイルの右上に指定したカラーの「□」のラベルが追加されます。

サムネイルを右クリック→「ラベル」でもカラーラベルを選ぶことができます。

MEMO

フォト ブラウザー ツールバーの「ラベルで画像をフィルター」をクリックすると、該当するカラーラベルの画像に絞って表示されます。

MEMO

レーティング「レーティング」を使用して画像を星の数によって評価したり、星の数の画像だけを絞り込みます。

設定したカラー ラベルをもう一度クリックすると解除します。

MEMO

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サムネイルの左下に指定した数の星が表示されます。

星を解除するには点灯している一番右側の星をクリックします。

MEMO

画像を右クリック→「レーティング」から星の数を選んだり、フォト ビューアー ツールバーの星の数をクリックして付加することもできます。

MEMO

フラグと却下後から採用予定の画像と、候補から却下したい画像を「フラグ」によって選り分けます。フラグまたは却下の

みの画像だけを絞り込むこともできます。

採用したい画像を選択してフォト ビューアー ツールバーで「フラグとしてマーク」をクリックします。

サムネイルの右下にフラグのマークが付きます。

画像を右クリック→「フラグの設定」→「フラグ付き」を選んでマークをつけることもできます。

MEMO

フォト ブラウザー ツールバーの「フラグとしてマーク」をクリックすると、フラグのマークが付いた画像に絞って表示されます。

MEMO

却下したい画像を選択して「却下としてマーク」をクリックして「×」の付いたフラグのマークを付加することができます。マークを付けるだけなので画像は削除されません。

MEMO

設定したフラグを解除するにはもう一度フラグをクリックします。

MEMO

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画像の整理と閲覧

3

IPTC に著作権情報を追加「IPTC」には「著作権」の指定やコピーライトなどを手動で付加することができます。

画像を選択して「IPTC」を開きます。

「IPTC」の一番下の「著作権」のセクションを表示し「著作権ステータス」で「著作権あり」を選択します。次に「著作権」の右側をクリックすると入力できるようになるので、コピーライト等のテキストを入力します。

IPTCとは国際新聞通信評議会が定めた画像の検索規格で、画像に関する情報を付加する機能です。PhotoDirectorでは「連絡先」や「著作権」などの情報を入力して保存することができます。

MEMO

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キーワード タグの追加と削除選択している画像にキーワード タグを付ける方法です。キーワード タグは「プロジェクト」タブの「タグ」セ

クションで管理されます。

画像を選択して「タグ」セクションを開き、「ここをクリックしてタグを追加します」と表示されている部分をクリックします。

キーワード タグを入力します。右側のボタンをクリックするかキーボードの Enter キーを押します。

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画像の整理と閲覧

3

「選択した画像のタグ」にキーワード タグが追加されます。サムネイルの左上にはキーワード タグのマークが付きます。

タグは複数付けることができ、数が多いほど絞り込みやすくなります。

MEMO

画像からキーワード タグを削除するには、画像を選択して「タグ」セクションで削除したいキーワード タグの右側の「×」をクリックします。

画像からキーワード タグを削除しても写真が削除されることはありません。また「プロジェクト」タブの「タグ」の一覧にはキーワード タグが残っています。

MEMO

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画像に付加した情報に基づいて、フォト ブラウザー パネル内の画像を条件に合わせて絞り込んで表示します。

フィルターによる絞り込み

フォト ブラウザー ツールバーを表示させるフィルターを使用するには、ライブラリー パネルでフォト ブラウザー ツールバーを表示させます。

「プロジェクト」タブで絞り込みたい画像の項目を指定し、ライブラリー パネルで「ビューアー& ブラウザー モード」または「ブラウザーのみモード」を選びます。

絞り込む条件を指定するフォト ブラウザー ツールバーで、写真をどのような条件で絞り込むのかを指定します。

フラグと却下による分類フォト ブラウザー ツールバーで「フィルター」

の「フラグで画像をフィルター」をクリックします。

「フラグ付き」を選ぶとフラグの付いた画像のみを表示します。

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画像の整理と閲覧

3

「却下」をクリックすると、却下のマークを付けた画像のみが表示されます。

「フラグで画像をフィルター」を解除したいときには「オフ」を選びます。

MEMO

カラーラベルによる分類「ラベルで画像をフィルター」をクリックして

該当するカラーラベルをクリックして分類します。

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調整で画像をフィルター「調整済」で調整を行った画像のみ、「調整

なし」で調整を行っていない画像のみ、および「オフ」では調整のあるなしに関わらず、すべての画像の表示にそれぞれ切り換えます。

これらのフィルターで写真を絞り込んだあとですべての写真を表示させるには、それぞれのフィルターを「オフ」に戻しておきましょう。CAUTION

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画像の整理と閲覧

3

画像をフィルターカメラおよびレンズの種類によって画像を絞り

込みます。

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画像を並べ替えパネル中の画像の並べ方を「名前」「取り込

み日」「絞り」「シャッター」「ISO」「レーティング」で指定します。さらに昇順、降順で並べ替えることもできます。

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画像の整理と閲覧

3「スタック」を使ってフォト ブラウザー パネル内の画像をグループ化します。自動で撮影日に基づいてスタッ

クする方法と、手動で画像を選んでスタックする方法があります。スタックすることにより必要に応じてスタックを開閉するなどフォト ブラウザー パネルで効率良く画像を閲覧できます。

画像をスタック

自動でスタックする画像を自動で撮影日時ごとに分類してグループ化します。

プロジェクト タブでスタックする画像が含まれている項目を選択します。ライブラリー パネルで「ビューアー & ブラウザー モード」または「ブラウザーのみモード」を選びます。

フォト ブラウザー パネル上部の「画像のスタック」をクリックして「自動スタック」を選びます。

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「自動スタック」ウィンドウが開きます。「スタック間の時間」のスライダーでスタックする間隔を指定します。左にドラッグするほどスタックの間隔が短くスタック数は多くなります。下に「スタック」の数と、「スタックなし」の画像数が表示されます。

右にドラッグすると間隔が広がりスタック数は少なくなります。各スタックのサムネイルの左上には、スタック内の画像の数が表示されます。「OK」をクリックして確定します。

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画像の整理と閲覧

3

手動でスタックする画像を選択して手動でスタックする方法です。

スタックする複数の画像を選択します。Shiftキーを押しながら連続する画像を選択するか、Windows では Ctrl キー、Mac は commandキーを押しながらクリックをして複数のサムネイルを選択します。選択した画像を右クリック→「スタック」を選ぶか、フォト ブラウザー パネル上部の「画像のスタック」をクリックします。

「手動スタック」を選びます。

1 つのサムネイルにまとめられて、スタックのサムネイルの左上にスタックに含まれている画像の数が表示されます。

スタックのサムネイルにはスタックの先頭の画像が表示されます。

MEMO

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スタックの画像を展開・折りたたむスタックがたたまれている状態から展開して、スタック内の画像を表示させたり、展開しているスタックを折り

たたむ方法です。

スタックのサムネイルの左上に表示されている数字の部分をクリックします。

スタックが展開して、スタックに含まれている画像が右側に並んで表示されます。

展開しているスタックの左側のサムネイルの左上にある数字をクリックすると折りたたまれます。

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画像の整理と閲覧

3

すべてのスタックを展開・折りたたむフォト ブラウザー パネル内にあるスタックすべてを展開または折りたたむ方法です。

フォト ブラウザー パネルのすべてのスタックを展開するには、フォト ブラウザー パネル上部の「画像のスタック」をクリックして「すべてのスタックを展開」を選びます。

フォト ブラウザー パネルのすべてのスタックを折りたたむには、フォト ブラウザー パネル上部の「画像のスタック」をクリックして「すべてのスタックを折りたたむ」を選びます。

いずれかのサムネイルを右クリック→「スタック」→「すべてのスタックを展開」および「すべてのスタックを折りたたむ」を選んでも同様に操作できます。

MEMO

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スタックの数字が減り、画像がスタックから外れました。

手動でスタックに追加・スタックから外す既存のスタックに画像を追加したり、スタックから外す方法です。

既存のスタックに、画像のサムネイルをドラッグします。

スタックの枚数が増えます。

画像をスタックから外すには、スタックの左上の数字をクリックして展開をして、外したい画像のサムネイルをスタックの外側にドラッグします。

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93

画像の整理と閲覧

3

スタックを分割するスタックに含まれている画像を 2 分割する方法です。

スタックの左上の数字をクリックしてスタックを展開します。2 分割したい最初の画像のサムネイルをクリックして選択し、フォト ブラウザー パネル上部の「画像のスタック」をクリックします。

「スタックの分割」を選びます。

選択していた画像が開始位置となり、それ以降の画像が含まれている新たなスタックが作成されます。

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スタックを解除する既存のスタックを解除する方法です。

解除したいスタックを選択して、フォト ブラウザー パネル上部の「画像のスタック」をクリックします。

「スタック解除」を選びます。

スタックが解除されます。

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95

画像の整理と閲覧

3PhotoDirector では動画ファイルを読み込んで、動画の一部分を静止画として切り取って画像として読み込

めます。複数の静止画を連続して切り取り、パノラマやアニメーション GIF なども作れます。

動画を読み込む

動画ファイルを読み込む「ビデオ to フォト クリエーター」を使用して動画を PhotoDirector のライブラリーに読み込みます。

「ライブラリー」パネルの「読み込み」から「ビデオ to フォト クリエーター」をクリックします。編集をする動画ファイルを選び、「開く」をクリックして、次の 6 つの編集方法からいずれかを選びます。

いずれかの動画ファイルの編集方法を選択します。

・フリー シャッター動画からフレームを静止画としてライブラリー

に読み込みます。

・パノラマ写真動画からフレームを読み込んでパノラマ画像

を作成します。

・ベスト グループ ショット動画から人物の一番いい表情の顔を選んで 1

枚の画像にします。

・モーション フォト(多重露光)動画のフレームを読み込んでモーション フォト

(多重露光)画像を作成します。

・アニメーション GIF ファイル動画から複数の静止画をキャプチャーして、パラ

パラ漫画のようなアニメーション GIF を作成します。

・モーション スチル動画から複数の静止画をキャプチャーして、特定

の部分だけが動くアニメーション GIF を作ります。

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静止画をキャプチャーする画面が開きます。「フリー シャッター」を選択した画面では動画を再生して読み込みたい箇所で停止し、「このフレームを取り込み」をクリックします。キャプチャ終了後「ライブラリーに移動」をクリックします。

画像を読み込むフォルダーを選択し、「詳細」をクリックすると、さらに細かい設定を加えられます。画像のファイル形式やサイズ、名前付けの形式、著作権やタグの適用などを設定して、「読み込み」をクリックします。

画像はライブラリーに読み込まれ、選択した編集方法によって起動するツールで作品として仕上げます。

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第 4 章

画像の調整と補正

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「調整」パネルの「手動」タブにある「ヒストグラム」から画像の明るさや色の傾向を読み取ったりするだけでなく、白飛びや黒つぶれをできるだけ起こさないためにも利用します。

ヒストグラムを参照する

ヒストグラムの構成ヒストグラムは画像が RGB のカラーでどのよ

うに構成されているのかをグラフで示したものです。横軸は左側から画像の暗い部分、中間の明るさ、明るい領域を表し、縦軸は色のピクセル数を表しています。たとえば左側に大きな山がある場合は暗い部分に色のピクセルが集中するため、暗い画像になり、右側に山がある場合には明るく白っぽい画像になります。

また、RGB(レッド、グリーン、ブルー)の構成をヒストグラムの色で識別ができます。グレーは 3 つの色が重なった部分を、イエロー、マゼンタ、シアンは、2 つの色が重なった部分を示します。

❶ カラー 画像をカラーで表示します。❷ 白黒 画像を白黒(グレースケール)に変換しま

す。全体調整ツールの「白黒」セクションで色別に明度を調整します。

❸ 露光過度/不足部分を表示

白飛びや黒つぶれを起こしている箇所を色で表示します。

❹ 撮影時の設定 左からISOスピードレート、焦点距離、絞り、シャッター速度、露出補正の値を表示します。

❺ マウスポインターの箇所のRGB値

画像にマウスポインターを重ねると、その箇所のRGBの値が表示されます。

❶ ❷

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99

画像の調整と補正

4

露光過度 / 不足部分を表示するヒストグラムの左側に山が集中すると露光不足となり黒つぶれを起こし、右側に集中すると露光過度により白

飛びが起こります。このような箇所を「露光過度 / 不足部分」ボタンをオンにすることで色の塗りつぶしで識別できます。色調補正ではこのような範囲をできるだけ減らすように明るさやコントラストの調整を行います。

「露光過度 / 不足部分」ボタンをクリックします。露光過度の部分は赤色で塗りつぶされ、露光不足の部分は青色で表示されます。

「全体調整ツール」のホワイト バランス、色調、レベル、カーブなどでヒストグラムの両端に山が集中しないように明るさの調整をして、赤と青の色の領域を減らします。

もう一度「露光過度/不足部分」ボタンをクリックすると、非表示になります。

MEMO

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100

「部分調整ツール」の切り抜き、傾き調整、スポット補正、赤目補正などのツールを使って、画像の気になる部分を修正します。

部分調整ツール

切り抜き & 傾き調整部分調整ツールの「切り抜き & 傾き調整」を使って不要な部分を切り抜いたり、回転したり(最大 45 度)、

傾きを補正をします。

画像を切り抜く画像を切り抜きます。縦横比を指定したり、画像を直接ドラッグして切り抜く領域を自由に指定できます。

画像を「調整」モジュールで開きます。「手動」タブを開き「部分調整ツール」の「切り抜き& 傾き調整」を選択し、「画像上をドラッグして、切り抜く場所を指定します」ボタンをクリックして、右側の「領域」のドロップダウンから、切り抜く縦横比を選択します。

「カスタム入力」を選択して切り抜く縦横比を入力し、「OK」をクリックして切り抜くこともできます。

MEMO

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101

画像の調整と補正

4

自由に領域を指定する場合は右側のカギ型のボタンをクリックしてカギが空いている状態にします。画像をドラッグして切り抜く部分を指定します。

四角枠をドラッグして切り抜く部分のサイズを変更したり、四角枠の内側をドラッグして切り抜く部分を移動します。「完了」をクリックして、画像を切り抜きます。

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102

画像の傾きを調整する画像の傾きを調整しながら切り抜きを行います。

「水平 / 垂直になるように領域に沿って線を引き、画像の傾きを調整します」ボタンをクリックします。

画像の本来水平、垂直である部分に重なるようにドラッグして直線を引きます。

マウスボタンを放すと自動的に水平または垂直になるように傾きが補正されます。

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103

画像の調整と補正

4

画像を90度ずつ回転するには、画像を右クリック→「右回転/左回転」を選びます。

MEMO

四角枠をドラッグして切り抜く部分のサイズを変更します。また切り抜く部分を移動するには、四角枠の中をドラッグします。

手動で角度を微調整する場合は、右側の「角度」スライダーをドラッグします。または四角枠の外側にマウスポインターを移動するとカーブ矢印の形に変わり、この状態でドラッグをして手動で傾きを調整します。

「完了」をクリックして指定した枠で切り抜きます。

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104

画像の汚れや傷などをピンポイントで修正するには「スポット補正」を使います。スポット補正にはしっかり覆う「複製」と、周囲の色や明暗となじませながら覆う「修復」があります。

スポット補正の「複製」は、画像の指定した円形の範囲をコピーして、画像の消したい部分をコピーの画像で覆います。画像の特定のものの数を増やす目的としても用いられます。

スポット補正で複製したい画像を「調整」モジュールで開きます。「手動」タブを開き「部分調整ツール」の「スポット補正」で「複製」を選びます。円形のスポットのサイズを設定します。コピーしたい箇所の大きさに合わせて「サイズ」のスライダーをドラッグして調整するか、画像上でマウスホイールを操作して大きさを調整します。

スポット補正

複製

スポットの輪郭のぼかしの幅を設定します。数値が大きいほど輪郭が徐々にぼける幅が広がり、小さいほど輪郭がくっきりします。

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105

画像の調整と補正

4

コピーして塗り重ねる際の不透明度を設定します。不透明度が大きいほどコピー元ではっきりと覆います。数値を下げるほどに透けていき

「0」で完全に透明になります。

先に複製の元になる部分1をクリックします。同時に矢印が示す先にもう一つの円形2が追加されます。

12

クリックした箇所の円形1をドラッグして、数を増やしたい箇所に配置します。

1

追加された方の円形2を最初にクリックした箇所にドラッグします。先にクリックした箇所がコピー元の画像で覆われ、ここでは花の数が増えました。「完了」をクリックして、調整を完了します。

2

作成したスポット補正を削除するには、スポット補正の円形を選択した状態でキーボードのDeleteキーを押します。

MEMO

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106

修復スポット補正の「修復」は、画像の指定した円形の範囲をコピーして、画像の消したい部分をコピー元の画像

を使って、周囲の色や明暗となじませながら覆います。

スポット補正で複製したい画像を「調整」モジュールで開きます。「手動」タブを開き「部分調整ツール」の「スポット補正」で「修復」を選びます。消したい部分よりもひとまわり大きく囲むように円形のスポットのサイズ、ぼかし、不透明度を調整します。コピーしたい箇所の大きさに合わせてスライダーをドラッグして調整するか、画像上でマウスホイールを操作して大きさを調整します。

隠したい部分をクリックします1。矢印が示す先にもう一つの円形が追加されるので2、追加された円形をコピー元の部分にドラッグします。先にクリックした箇所がコピー元の画像で覆われます。「完了」をクリックして、調整を完了します。

1

2

複数の画像の同じ箇所にスポット補正を適用するには、補正した画像を選択して「コピー」で「スポット補正」を選択します。そのうえで同じ補正をしたい画像を選択して

「貼り付け」で適用します。

MEMO

完了後再びスポット補正を選ぶと、作成したスポット補正と効果はそのまま保たれているので、再編集が可能です。

MEMO

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107

画像の調整と補正

4

暗い場所でフラッシュを使用して撮影したときに赤く写ってしまった瞳を補正します。

赤目補正を行うには、赤目の写真を開き、「赤目補正」に切り替えます。

赤目補正したい画像を「調整」モジュールで開きます。「手動」タブを開き「部分調整ツール」の「赤目補正」を開きます。ズームツールで目を大きく表示します。

瞳の中心をクリックします。瞳が黒く濃く補正されます。

赤目補正

赤目補正の使用

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赤目補正の白い円形の枠をドラッグして補正の範囲を調整します。枠内をドラッグして補正位置を調整をします。

「瞳の大きさ」のスライダーをドラッグして瞳の大きさを調整します。また「比較(暗)」のスライダーをドラッグして瞳の濃さを調整します。

「完了」をクリックして調整を完了します。

完了後再び赤目補正を選ぶと、補正の結果がそのまま保たれているので、再編集が可能です。

MEMO

作成した赤目補正を削除するには、赤目補正の領域を選択した状態でキーボードのDeleteキーを押します。

MEMO

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109

画像の調整と補正

4

調整ブラシブラシで描くように部分的に明るさや色などの調整を加えたいときには「調整ブラシ」を用います。

調整ブラシの使用「調整ブラシ」はブラシで描くような感覚で、画像の明るさや色などを部分的に補正します。細かい部分を調

整する際に便利です。調整ブラシを使用するにはブラシストロークの設定と効果の種類と適用量を設定します。

調整したい画像を「調整」モジュールで開きます。「手動」タブを開き「部分調整ツール」の「調整ブラシ」を選びます。「ブラシ」または「消しゴム」を選択してマウスストロークの調整をします。「ブラシ」はドラッグした部分に効果が適用されます。また適用した調整のうち、不要部分を消すには「消しゴム」に切り替えます。

「サイズ」でブラシまたは消しゴムのサイズを設定します。マウスホイールを使って、ブラシの直径を調整することもできます。

「ぼかし」でブラシストロークの輪郭のぼかしの幅を設定します。数値が大きいほどぼかしの幅が広がり、小さいほど輪郭までくっきりと効果が加わります。

「強度」でブラシストロークの適用量を設定します。

「エッジに合わせる」にチェックを入れると、自動的に画像のエッジに合わせて領域を作成します。形に合わせた領域を作成するには有効にします。ブラシで描いた部分を忠実にマスク領域にしたい場合は無効にします。

MEMO

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画像をクリックやドラッグして、ブラシストロークを適用します。適用する部分にマスクの色が表示されます。

マスクは調整を加える領域を色で表示するもので、実際に色で塗りつぶされてはいません。ブラシオプションの調整を開始すると、マスクの色は消えます。円形のピンをクリックしてマスク表示のオン・オフを切り替えます。

CAUTION

適用したい効果の種類と、適用する量を「ホワイト バランス」「色調」「HSL/ カラー」「ディテール」のスライダーをドラッグしたり数値を入力して調整します。「完了」をクリックして調整を適用します。

完了後再び調整ブラシを開き、画像上のカラーのピンをクリックするとそのマスクのピンの効果はそのまま保たれているので、再編集が可能です。

MEMO

新たな調整ブラシの領域を追加するには、「マスク」で「新規」を選びます。

MEMO

作成した調整ブラシを削除するには、カラーのピンを選択した状態でキーボードのDeleteキーを押します。

MEMO

ピン

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画像の調整と補正

4

調整セレクションあらかじめ選択範囲を作り、部分的に明るさや色などの調整を加えたいときには「調整セレクション」を用います。

調整セレクションの使用「調整セレクション」は形の内側をクリックやドラッグすることで領域を作成して任意の選択範囲を作り、その

領域内で画像の明るさや色などを部分的に補正します。形に添って自動的に選択範囲を作って調整をするのに便利です。調整セレクションを使用するには選択をするためのブラシストロークの設定と効果の種類と適用量を設定します。

調整したい画像を「調整」モジュールで開きます。「手動」タブを開き「部分調整ツール」の

「調整セレクション」を選びます。「ブラシ」または「消しゴム」を選択してマウスストロークの調整をします。「ブラシ」を選ぶとドラッグした部分に効果が適用されます。また適用した調整のうち、不要部分を消すには、「消しゴム」に切り替えます。

「サイズ」でブラシまたは消しゴムのサイズを設定します。マウスホイールでブラシの直径を調整することもできます。

「インテリジェント」にチェックを入れます。こうすることで形の内側をドラッグしたときに自動的に形に添って類似する色や明るさの領域を選択します。

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画像をクリックやドラッグして、ブラシストロークを適用すると、選択範囲が作成されます。

選択範囲を反転させたいときには、「消しゴム」の右にある「マスクを反転」をクリックして有効にします。もう一度クリックすると元の選択範囲に戻ります。

MEMO

必要に応じて「ぼかし」でブラシストロークの輪郭のぼかしの幅を設定します。数値が大きいほどぼかしの幅が広がり、小さいほど輪郭までくっきりと効果が加わります。

「シフト」で選択した範囲を拡大または縮小します。スライダーを左にドラッグすると縮小し、右にドラッグすると拡大します。

適用したい効果の種類と、適用する量を「ホワイト バランス」「色調」「HSL/ カラー」「ディテール」のスライダーをドラッグしたり数値を入力して調整します。「完了」をクリックして調整を適用します。

完了後再び調整セレクションを開き、画像上のカラーのピンをクリックするとそのマスクのピンの効果はそのまま保たれているので、再編集が可能です。

MEMO

新たな調整セレクションを作成するには、「マスク」で「新規」を選びます。

MEMO

作成した調整セレクションを削除するには、カラーのピンを選択した状態でキーボードのDeleteキーを押します。

MEMO

ピン

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画像の調整と補正

4

グラデーション マスク画像にグラデーション状に効果を適用するには「グラデーション マスク」を使用します。

グラデーション マスクの使用画像の上から下に向けて、または左から右に向かって効果を徐々に弱めたり強めたりするなど、グラデーショ

ン状の効果を加える領域を作成し、適用する効果の種類や適用量を調整します。

調整したい画像を「調整」モジュールで開きます。「手動」タブを開き「部分調整ツール」の「グラデーション マスク」を選びます。

効果を加えたい領域をドラッグして指定します。適用する部分にマスクの色が表示されます。開始点ほど直線状に効果が強くかかり、終了点に向けて徐々に効果が薄くなります。

適用したい効果の種類と、適用する量を「ホワイト バランス」「色調」「HSL/ カラー」「ディテール」のスライダーをドラッグしたり数値を入力して調整します。「完了」をクリックして調整を適用します。

マスクは調整を加える領域を色で表示するもので、実際に色で塗りつぶされてはいません。調整を開始すると、マスクの色は消えます。

CAUTION

完了後再びグラデーション マスクを開き、画像上のカラーのピンをクリックするとそのマスクのピンの効果はそのまま保たれているので、再編集が可能です。

MEMO

新たなグラデーション マスクの領域を作成するには、「マスク」で「新規」を選びます。

MEMO

作成したグラデーション マスクを削除するには、カラーのピンを選択した状態でキーボードのDeleteキーを押します。

MEMO

ピン

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円形フィルター画像に円形や楕円形状に効果を適用するには「円形フィルター」を使用します。

円形フィルターの使用画像に円形や楕円形の領域に効果を加える領域を作成し、適用する効果の種類や適用量を調整します。

調整したい画像を「調整」モジュールで開きます。「手動」タブを開き「部分調整ツール」の

「円形フィルター」を選びます。「グラデーション」のスライダーで円形の輪郭に効果が加わるグラデーション状の幅を設定します。数値が大きいほどグラデーションの幅が広がり、小さいほど輪郭までくっきりと効果が加わります。

効果を加えたい領域をドラッグして指定します。適用する部分にマスクの色が表示されます。

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115

画像の調整と補正

4

「マスクを反転」を有効にすると、効果が加わる領域が反転します。

マスクは調整を加える領域を色で表示するもので、実際に色で塗りつぶされてはいません。調整を開始すると、マスクの色は消えます。

CAUTION

円形の内側をドラッグして位置を調整します。枠線上の 4 つの白いポイントをドラッグして形やサイズの変更をします。また枠外の緑色のポイントをドラッグして回転させます。

適用したい効果の種類と、適用する量を「ホワイト バランス」「色調」「HSL/ カラー」「ディテール」のスライダーをドラッグしたり数値を入力して調整します。「完了」をクリックして調整を適用します。

完了後再び円形フィルターを開き、画像上のカラーのピンをクリックするとそのマスクのピンの効果はそのまま保たれているので、再編集が可能です。

MEMO

新たな円形フィルターの領域を作成するには、「マスク」で「新規」を選びます。

MEMO

作成した円形フィルターを削除するには、カラーのピンを選択した状態でキーボードのDeleteキーを押します。

MEMO

ピン

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「調整」パネルの「全体調整ツール」で画像全体の色や明るさを調整します。ホワイト バランス、色調、HDR エフェクト、レベル、カーブ、HSL/ カラー、明暗別色補正、ディテール、レンズ補正の 9 項目で細かく調整ができます。

全体調整ツール

全体調整ツールの使用全体調整ツールを使うには、「調整」パネルの「手動」タブを開き、「全体調整ツール」の各セクションを開きます。

「調整」パネルの「手動」タブを開きます。

「全体調整ツール」の「ホワイト バランス」「色調」「HDR エフェクト」「レベル」「カーブ」「HSL/カラー」「明暗別色補正」「ディテール」「レンズ補正」の各セクションを開き、それぞれのスライダーで調整します。

スライダーのボタンをダブルクリックすると効果の値を既定値に戻せます。

MEMO

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画像の調整と補正

4

各セクションの設定値を無効にするにはセクション名の左側のチェックを外します。もう一度クリックしてチェックを入れると有効になります。

各セクションの設定値を初期化するには、セクション名の右側にあるリセットボタンをクリックします。

調整パネルの設定値をすべて初期化するにはパネル左下の「リセット」ボタンをクリックします。

MEMO

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ホワイト バランス撮影時の光源の種類やデジタルカメラのホワイト バランスがうまく機能しなかった場合など、色味の偏った画

像を本来の色になるように「全体調整ツール」の「ホワイト バランス」で補正します。自動や手動で調整する方法があります。

グレーのピクセルを選択して補正スポイト型のボタンをクリックして有効にした

状態で、画像の本来グレーと思われる部分をクリックします。

クリックしたピクセルの色を解析して自動的にホワイト バランスを補正します。ただし画像によっては思ったような色に補正されないことがあります。

「ホワイト バランス」での補正を初期化するには、「ホワイト バランス」セクション右上の左向き矢印ボタンをクリックします。

MEMO

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画像の調整と補正

4

自動でホワイト バランスを補正スポイト型のボタンの右のボックスをクリック

してドロップダウンリストから「自動」を選びます。

画像を分析して自動でホワイト バランスが補正されます。ただし画像によっては思ったような色に補正されないことがあります。

RAW画像のホワイト バランスには複数のプリセットが用意されています。

MEMO

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手動でホワイト バランスを補正「色温度」スライダーで青みや赤みを解消し

ます。左にドラッグすると青みが増すことにより赤みを軽減し、右にドラッグすると赤みが増すことによって青みを解消します。

「色かぶり」スライダーで緑およびマゼンダの色かぶりを解消します。左にドラッグすると緑が増すことによりマゼンダを軽減し、右にドラッグするとマゼンダが増すことによって緑を軽減します。

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画像の調整と補正

4

色調「色調」セクションには自動で画像全体の色と明るさの補正を行う「自動色調」があります。さらに手動で明

るい部分暗い部分にわけて細かく調整を行う「色調」と、明瞭度や彩度の調整を行う「色合い」に分かれています。

自動色調画像の色や明るさを解析して自動的に調整を

行います。「色調」セクションの「自動色調」ボタンをクリックします。

自動的に補正されます。ただし画像によっては思ったような明るさや色に補正されないことがあります。

「色調」セクションでの補正を初期化するには、「色調」セクション右上の左向き矢印ボタンをクリックします。

MEMO

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「色調」スライダーによる明るさとコントラストの補正「露光量」で画像の露光過度および露光不足を補正します。スライダーを右にドラッグすると全体が明るくな

り、左にドラッグすると暗くなります。

「コントラスト」で画像の明暗の差を強調したり弱めたりします。スライダーを右にドラッグするとヒストグラムのピクセルが両端に集中してコントラストが強まり、左にドラッグするとピクセルが中央に集中してコントラストが弱まります。

「明るい(強)」で白に近い色を明るくしたり暗くします。スライダーを右にドラッグすると明るい部分が強調されて白飛びが起こります。左にドラッグするとまぶしさが減少します。

「明るい」で画像の比較的明るい部分を明るくしたり暗くします。スライダーを右にドラッグすると白飛びを抑えながら明るさを強調します。左にドラッグすると明るい部分が暗くなります。

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画像の調整と補正

4

「中間調」で画像の中間の明るさのピクセルを明るくしたり暗くします。スライダーを右にドラッグするとヒストグラム中央のピクセルが右に寄り、それに合わせて画像が明るくなります。左にドラッグすると中央のピクセルが左に寄り、画像が暗くなります。

「暗い」で画像の比較的暗い部分を明るくしたり暗くします。スライダーを右にドラッグすると暗い部分が明るくなり、左にドラッグすると黒つぶれを抑えながら暗くします。

「暗い(強)」で画像の黒に近い部分を明るくしたり暗くします。スライダーを右にドラッグすると最も暗い部分が明るくなり、左にドラッグすると暗い部分が強調されて黒つぶれが起こります。

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「色合い」スライダーによる明瞭度と彩度の補正「明瞭度」で中間調のコントラストを強調したり弱めたりします。右にドラッグすると画像の細かいコントラス

トが強調されてはっきりします。左にドラッグするとソフトな印象になります。

「自然な彩度」で画像を適度に彩度を強めたり弱めたりします。スライダーを右にドラッグすると地味な色を鮮やかにします。特に青や緑色が鮮やかになります。左にドラッグすると色がグレーになりますが、最小値でも色がわずかに残ります。

「彩度」ですべての色を鮮やかにしたり無色にしたりします。スライダーを右にドラッグするとすべての彩度が強調され、左にドラッグすると色が薄くなり最小値で白黒になります。

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画像の調整と補正

4

かすみ除去「かすみ除去」で朝靄などのかすんだ画像を

くっきりと補正します。「適用量」のスライダーを右にドラッグします。

かすみの白っぽさが解消して色がはっきりと鮮やかになりました。

「適用量」のスライダーを左にドラッグすると、全体が淡く白っぽさが強調されます。

MEMO

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HDR エフェクトHDR (ハイ ダイナミック レンジ)エフェクトの「グロー」と「エッジ」効果を使ってエッジの明暗を調整します。

エッジを強調してはっきりと見せたり、画像に印象的な効果を加えることもできます。

グローの適用「調整」パネルの「手動」で「HDR エフェクト」

セクションを開き、「グロー」の「強度」でグローエフェクトの適用量を調整します。数値が大きいほど効果が強まります。

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127

画像の調整と補正

4

「半径」でグローエフェクトが適用される幅、またはエッジコントラストの適用量を調整します。調整を行うためには「グロー」の「強度」を「0」を除く値に設定します。半径の数値が大きいほど影のような効果が強調され、数値が小さいほど明るく光彩を放ったような効果になります。

「バランス」でグローエフェクトの適用バランスを調整します。数値が大きいほどエッジのより暗い部分 (シャドウ) に適用され、数値が小さいほどエッジのより明るい部分 (ハイライト) に適用されます。

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エッジの適用「エッジ」の「強度」でエッジ エフェクトの適用量を調整します。数値が大きいほどコントラストエッジがよりはっ

きり強調され、数値が小さいほど、ぼけて平坦なイメージになります。

「半径」でエッジエフェクトのが適用される幅、またはエッジコントラストの適用量を調整します。調整を行うためには「エッジ」の「強度」を「0」を除く値に設定します。

「バランス」でエッジエフェクトの適用バランスを調整します。数値が大きいほどエッジのより明るい部分(ハイライト)に適用され、数値が小さいほどエッジのより暗い部分(シャドウ)に適用されます。

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画像の調整と補正

4

レベル「調整」パネルの「レベル」セクションでは、画像の明るさやコントラスト、色を調整します。

レベル プリセットから選ぶ「調整」パネルの「レベル」セクションを開き、

プリセットから効果を選んで調整します。「レベル プリセット」右側をクリックします。

ドロップダウンリストから選択します。選択したプリセットの補正が適用されます。

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手動でレベルを調整する手動でレベル調整をするチャンネルを選びま

す。「RGB」「R(レッド)」「G(グリーン)」「B(ブルー)」のいずれかを選択します。「RGB」を選ぶとすべてのカラーチャンネルを一度に調整します。

ヒストグラムの下にある1シャドウ、2中間調、3ハイライトの 3 つのマーカーをドラッグして各階調の明るさや色を調整します。右にドラッグするとその階調が暗くなり、左にドラッグするとその階調が明るくなります。

レベルセクションの左上にある「クォーター トーン コントロール」ボタンをクリックすると、シャドウと中間調、ハイライトの中間にコントロールが表示されます。コントロールを左右にドラッグしてさらに明るさと色の詳細を調整します。

1 2 3

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画像の調整と補正

4

カーブ「カーブ」セクションでは、トーン カーブ グラフとコントロールを使って色や明るさ、コントラストを細かく調

整します。

「色調範囲」を有効にしてトーン カーブを調整(初心者向き)調整をするチャンネルを選びます。「RGB」「R

(レッド)」「G(グリーン)」「B(ブルー)」のいずれかを選択します。「RGB」を選ぶとすべてのカラーチャンネルを一度に調整します。

「色調範囲」にチェックを入れると、カーブの調整時に調整できる範囲を制限します。これにより極端な色の変化が抑えられ、安心してカーブをドラッグして明るさや色の調整ができます。カーブを上下にドラッグして調整します。

トーン カーブをリセットするには、RGBボタンの右側の「トーン カーブをリセット」ボタンまたは「カーブ」セクション右上のボタンをクリックします。

MEMO

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「色調範囲」を有効にすることにより、ハイライト、ライト、ダーク、シャドウの範囲を設定します。「ハイライト」ではカーブの右側領域を操作して画像の明るい部分の調整をします。

「ライト」ではカーブの中央よりも右側の領域を操作してハイライトよりも広範囲の明るい部分を調整します。

「ダーク」ではカーブの中央よりも左側の領域を操作してシャドウよりも広範囲の暗い部分を調整します。

「シャドウ」ではカーブの左側の領域を操作して画像の暗い部分の調整をします。

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133

画像の調整と補正

4

カーブを自由に調整(上級者向き)カーブを自由に調整するには「色調範囲」の

チェックを外します。これによりカーブの稼働領域が広がり、色や明るさをより極端に強調することもできるようになります。

「画像をドラッグして、トーン カーブを調整します」ボタンをクリックすると、画像を直接ドラッグして明るさや特定の色の調整ができます。画像の明るくしたい部分を下にドラッグすると該当する階調が暗くなり、上にドラッグすると明るくなります。

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HSL/ カラー「HSL」および「カラー」の 2 つの方式を使って「色相」「彩度」「明度」 で色を微調整します。

HSL「HSL」は「H(色相)」「S(彩度)」「L(明度)」を調整します。調整パネルの 「HSL/ カラー」 セクションの「HSL」

の文字列をクリックしてコントロールを表示します。「色相」「彩度」「明度」の文字列をクリックして切り替えて、8 色のスライダーをドラッグしたり数値を入力して微調整をします。

・色相色相を変化させたい元のカラーのスライダーを左右にドラッグして目的の色相になるように調整します。「画像

をクリック &ドラッグして、色相を調整します」ボタンをクリックして、画像の色相を変化させたい箇所を直接上下にドラッグして、該当する色の領域の色相を調整できます。

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画像の調整と補正

4

・彩度彩度を変化させたい元のカラーのスライダーを左右にドラッグして目的の鮮やかさに導きます。「画像をクリッ

ク &ドラッグして、彩度を調整します」ボタンをクリックして、画像の彩度を変化させたい箇所を直接上下にドラッグして、該当する色の領域の彩度を調整できます。上にドラッグすると彩度が上がり、下にドラッグすると彩度が下がります。

・明度明るさを変化させたい元のカラーのスライダーを左右にドラッグして目的の明度にします。「画像をクリック &

ドラッグして、明度を調整します」ボタンをクリックして、画像の明度を変化させたい箇所を直接上下にドラッグして、該当する色の領域の明るさを調整できます。上にドラッグすると明度が上がり、下にドラッグすると明度が下がります。

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カラー「HSL/ カラー」セクションの「カラー」では、

調整するカラーを選び、該当するカラーの色相、彩度、明度を各スライダーで微調整します。「カラー」の文字列をクリックします。

8つあるカラーパレットから調整したいカラーをクリックして選択します。色相、彩度、明度を各スライダーをドラッグして調整します。

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画像の調整と補正

4

白黒「ヒストグラム」セクションで「白黒」を選択すると、「HSL/ カラー」セクションが「白黒」セクションに変わり

ます。ここでは元の 8 つのカラーの明度を微調整してグレールケールのコントラストを整えます。

白黒の明度を調整「ヒストグラム」セクションで「白黒」をクリッ

クして画像をグレースケールに変換します。

「白黒」セクションの「明度」で明るさを変化させたい元のカラーのスライダーを左右にドラッグして目的の明度にします。「画像をクリック&ドラッグして、明度を調整します」ボタンをクリックして、画像の明度を変化させたい箇所を直接上下にドラッグして、該当する色の領域の明るさを調整できます。上にドラッグすると明度が上がり、下にドラッグすると明度が下がります。 再び「ヒストグラム」セクションの「カラー」をクリックする

とカラーに戻ります。

MEMO

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明暗別色補正「明暗別色補正」セクションでは、ハイライトとシャドウにそれぞれ指定したカラーで着色をして、独特の色表

現の画像を作ります。

ハイライトとシャドウの色相と彩度を設定「明暗別色補正」セクションを開き、ハイラ

イト (最も明るい部分) の色相と彩度を調整します。ハイライトの右側にある「色の選択」をクリックして、カラーの領域からハイライトに使われる色 (色相、彩度)をスポイトのポインターで選択します。もしくは「色相」スライダーをドラッグしてハイライトを着色したいカラーを選び、「彩度」スライダーでカラーの彩度を調整します。

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画像の調整と補正

4

シャドウ (最も暗い部分) の色相と彩度を調整します。シャドウの右側にある「色の選択」をクリックして、カラーの領域からハイライトに使われる色 (色相、彩度) をスポイトのポインターで選択します。もしくは「色相」スライダーをドラッグしてシャドウを着色したいカラーを選び、「彩度」スライダーでカラーの彩度を調整します。

「バランス」 スライダーを使って、ハイライトとシャドウに適用された明暗別色補正エフェクト間のバランスを設定します。スライダーを左にドラッグすると 「シャドウ」の影響が強くなり、右にドラッグすると「ハイライト」の影響が強くなります。ハイライトとシャドウのバランスを平均にするには「0」に戻します。

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ディテール「ディティール」セクションでは「シャープネス」で画像の色の差の大きいエッジをより強調したり、「ノイズの

軽減」でざらついたような細かいノイズを目立たなくします。

拡大ツールディテールでは「拡大ツール」を使って画像

の一部分を拡大表示してシャープネスやノイズの状態を確認します。拡大ツールを開き、「クリックして画像の拡大部分を変更します」をクリックします。

画像上の拡大表示したい箇所をクリックします。「拡大ツール」のプレビューに指定した箇所が拡大表示されます。

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141

画像の調整と補正

4

シャープネスエッジの状態に合わせて適度にシャープ効果

を加えます。「適用量」のスライダーで画像に適用するシャープネスの適用量を調整します。右にドラッグするほど効果が強まりますが、数値が大きすぎると画像が粗くなります。

「半径」のスライダーでシャープネス効果を適用する半径を調整します。右にドラッグするとシャープネスの範囲が広がりますが、数値が大きすぎると画像が粗くなります。

「影響する部分を表示」にチェックを入れ、「半径」のスライダーをドラッグすると、シャープネスが適用される範囲がクレースケールで確認できます。

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「エッジマスク」のスライダーで検出されたエッジにマスクを適用します。右にドラッグすると色の差の大きいエッジのみにシャープネスが適用され、周りの部分には適用されません。数値を小さくすると全体にシャープネスが適用されます。

「影響する部分を表示」にチェックを入れて「エッジマスク」のスライダーをドラッグすると、検出されたエッジがグレースケールで確認できます。

自動ノイズ軽減シャープ効果を加えたり、暗い画像を明るく

補正すると、ノイズとよばれる細かい斑点が目立つ場合があります。これを自動で除去するには、ノイズ軽減の「自動ノイズ除去」ボタンをクリックます。

自動的にノイズ軽減処理が行われます。

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画像の調整と補正

4

手動でノイズを軽減自動ノイズ軽減では取り切れないノイズや、

カラーノイズを手動で目立たなくします。「輝度」のスライダーで輝度ノイズになる不要な点を軽減します。スライダーを右にドラッグするとノイズが目立たなくなりますが画像が平坦なイメージになります。

「ディテール」のスライダーで輝度ノイズを軽減時に失われた詳細を回復します。右にドラッグすると細かいエッジがくっきりと表示され、左にドラッグすると平坦なイメージになります。

「テクスチャー」で輝度ノイズを軽減時に失われたテクスチャーを回復します。右にドラッグすると細かい凹凸の陰影が表示され、左にドラッグすると凹凸が平坦になります。

「カラー」のスライダーで彩度をわずかに調整して、不要なカラーノイズを軽減します。右にドラッグするとカラーノイズが目立たなくなりますが、数値が大きすぎると色が失われます。また「ディテール」のスライダーではカラーノイズ軽減時に失われたディテールを回復します。

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レンズ補正「レンズ補正」セクションでは画像の歪みを補正します。キーストーン、魚眼歪み、周辺光量不足の補正やフ

リンジ補正に加えて必要に応じて、カスタムの周辺光量効果を追加することもできます。

自動レンズ補正PhotoDirector に対応しているカメラのモデ

ルおよびレンズで撮影された画像に歪みがある場合には「自動レンズ補正」 機能を使って自動的に補正ができます。補正する画像を選択して

「レンズ補正」セクションを開き、「補正を有効化」にチェックを入れます。

画像のメタデータが読み込まれ、カメラメーカーやレンズのプロファイルに対応している場合には自動的に補正が適用されます。

検出されたレンズが間違っている場合は、メーカー、レンズ、プロファイルから手動で選択します。

MEMO

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画像の調整と補正

4

レンズ プロファイルをインストール「レンズ補正」セクションの「補正を有効化」

にチェックを入れた際に「ドロップダウンリストに「なし」が表示される場合は、対応する補正プロファイルのダウンロードとインストールが必要です。「DirectorZone からレンズ プロファイルをダウンロード」ボタンをクリックしてレンズ プロファイルをダウンロードします。

ダウンロード完了後、「ダウンロードしたレンズ プロファイルを読み込む」ボタンをクリックして読み込みます。「ドロップダウンに適用した変更をリセット」ボタンをクリックしてプロファイルを更新します。読み込んだプロファイルが検出され、選択された画像が補正されます。

「ドロップダウンに適用した変更をリセット」ボタンをクリックすると、再度レンズ検出が行われ、ドロップダウンで行った変更はすべてリセットされます。

CAUTION

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キーストーン「キーストーン」では「画像の遠近によるゆ

がみを補正します。不適切な角度で撮影された画像を調整します。「垂直」のスライダーで、対象物を上や下から撮影した際の垂直の遠近ゆがみを補正します。スライダーを右にドラッグすると画像の下が広がり、左にドラッグすると上が広がります。

「水平」スライダーで、対象物を左右から撮影した際の水平の遠近歪みを補正します。右にドラッグすると画像の左側が広がり、左にドラッグすると右側が広がります。

魚眼歪みレンズによる魚眼歪みを補正します。外側に

向けて丸く膨らんでいる場合は「歪み」のスライダーを右にドラッグすると中央に向けてすぼむことによって丸みが解消します。

内側にすぼんだような歪みはスライダーを左にドラッグすると、中央から外側に向けて膨らむことによってすぼみを解消します。

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147

画像の調整と補正

4

フリンジ補正明暗差の大きいエッジに生じる不要なフリン

ジを自動的に補正します。「フリンジ補正」の「自動フリンジ補正」ボタンをクリックします。

「適用量」のスライダーで、自動フリンジ補正の適用量を調整します。右にドラッグすると適用量が増し、左にドラッグすると適用量を下げます。

「しきい値」のスライダーでフリンジ補正をどの程度の明暗の差があるエッジに適用するのかを調整します。数値が小さいほどすべての色の差の小さいエッジにも適用され、数値が大きいほど適用される色の範囲が狭まります。

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色収差カメラのレンズの特性によって生じる不自然な

色の帯を手動で補正します。青や黄色のフリンジを「ブルー / イエロー」のスライダーを左右にドラッグして除去します。

赤や青緑色のフリンジを「レッド / シアン」のスライダーを左右にドラッグして除去します。

周辺光量補正カメラレンズまたは光線環境による不要な周辺光量不足を、「適用量」のスライダーを右にドラッグして補正量

を調整します。

「中点」のスライダーを左にドラッグすると、周辺光量補正の適用部分が中心に向かって大きくなります。右にドラッグすると、端寄りの部分のみを補正します。

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画像の調整と補正

4

周辺光量効果周辺光量効果を適用します。「影」のスライ

ダーを左にドラッグすると画像の端の部分が黒くなり、右にドラッグすると白くなります。

「サイズ」のスライダーを左にドラッグすると、周辺光量効果のサイズが画像の中心部分に近づき、右にドラッグすると端に近づきます。

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「丸み」のスライダーを左にドラッグすると、周辺光量効果の全体の形が角の丸い四角型に近づき、右にドラッグすると円形に近づきます。

「ぼかし」のスライダーを左にドラッグすると境界線がはっきりと表示され、右にドラッグするとぼかしの度合いが強くなります。

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画像の調整と補正

4

「調整」パネルで画像に適用した効果をコピーして、他の画像にも適用することができます。複数の同じ環境で撮影した画像に同じ効果を加えたいときに便利です。

設定のコピー

調整の効果をコピーする調整を行った結果をコピーします。コピーする項目を選ぶことが出来ます。

「調整」パネルで画像に調整を加えます。「調整」パネル下の「コピー」ボタンをクリックします。

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「調整のコピー」ウィンドウで、調整をコピーしたい項目のチェックを入れ、不要な項目のチェックを外します。「コピー」ボタンをクリックします。

すべての項目を選択するには「調整のコピー」ウィンドウ左下の「すべて選択」をクリックします。すべての項目の選択を外すには、右側の「すべて選択解除」をクリックします。

MEMO

フォト ブラウザー パネルで、調整を適用する画像のサムネイルをクリックして選択します。複数の画像を選択する場合は Windows ではCtrl キーを、Mac では command キーを押しながらサムネイルをクリックします。

調整パネル下の 「貼り付け」ボタンをクリックすると、選択した画像にコピーした調整や効果が適用されます。

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画像の調整と補正

4

PhotoDirector には調整が加えられた既存のプリセットが用意されています。さらに DirectorZone から他のユーザーが作成したプリセットをダウンロードして読み込んだり、自作のプリセットを保存して他の画像に適用したりできます。自作のプリセットをアップロードして共有することもできます。

調整プリセット

デフォルトのプリセットを使う調整プリセットを使用するには「プリセット」タブを開きます。

「調整」パネルの「プリセット」タブを開きます。

「デフォルトのプリセット」セクションを開いて、8 つのカテゴリーのいずれかをクリックします。

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選択したカテゴリーに含まれるプリセットのサムネイルが表示され、下にプリセット名が表示されています。目的のプリセットのサムネイルをクリックします。

画像にプリセットが適用されます。「手動」タブを開くとプリセットによる調整が加えられています。

「リスト ビュー」ボタンをクリックするとサムネイルではなく項目がテキスト表示になります。

MEMO

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画像の調整と補正

4

オリジナルのプリセットを保存・削除「調整」パネルで独自に加えた効果や、デフォルトのプリセットに自分で調整を加えた結果を、オリジナルの

プリセットとして保存をします。また不要なプリセットは削除できます。

オリジナルプリセットを保存「手動」タブを開き、「調整」パネルで調整

を加えます。

「プリセット」タブを開き、「現在の調整を使って新規プリセットを作成する」ボタンをクリックします。

「新規プリセット」ウィンドウが開きます。「名前」に新しいプリセット名を入力します。「保存先」をクリックして既存のカテゴリーのフォルダーを選びます。ここでは「自分が作成したプリセット」を選びます。

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保存したい調整項目にチェックを入れます。項目のチェックを入れ、不要な項目のチェックを外します。すべての項目を選択するには「新規プリセット」ウィンドウ左下の「すべて選択」をクリックします。すべての項目の選択を外すには右側の「すべて選択解除」をクリックします。「保存」ボタンをクリックします。

「自分が作成したプリセット」に作成したオリジナルプリセットが追加されます。次回からはこのサムネイルをクリックして他の画像にも適用することができます。

新たにプリセットフォルダーを作成する場合は「新規フォルダーの追加」ボタンをクリックして、新しいフォルダー名を入力し、「作成」ボタンをクリックします。

MEMO

作成したオリジナルのプリセットを削除するには、削除したいプリセットを右クリックして「削除」を選びます。

MEMO

右クリック

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画像の調整と補正

4

プリセットを書き出して読み込む調整プリセットをファイルに書き出しておくと、別のパソコンの PhotoDirector で読み込んで同じようにプリ

セットを利用できます。

プリセットを個別に書き出すプリセットを書き出します。プリセットを右ク

リックして「このプリセットを書き出す」を選択します。

右クリック

プリセットのファイルを保存するフォルダーを指定して、「ファイル名」にプリセットのファイル名を入力します。「保存」をクリックします。

プリセットは「.pdadj」ファイル形式で保存されます。MEMO

プリセットフォルダーに含まれるすべてのプリセットを書き出すには、プリセットフォルダーの右にあるボタンをクリックして「カテゴリー中のすべてのプリセットを書き出し」を選び、書き出す既存のフォルダーを選択して「フォルダーの選択」ボタンをクリックします。

MEMO

「DirectorZone/サイバーリンク クラウドにアップロード」はサイバーリンク クラウドを利用していないと表示されません。

CAUTION

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158

プリセットを個別に読み込む書き出したプリセット読み込むには、読み込み

たいプリセットフォルダー名の右側のボタンをクリックして、「読み込み」を選びます。

プリセットファイルを保存したフォルダーを開いて「.pdadj」形式のプリセットファイルを選び、

「開く」をクリックします。

指定したプリセットフォルダーに指定したプリセットが読み込まれました。

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159

画像の調整と補正

4

DirectorZone からプリセットをダウンロードCyberLink や他の PhotoDirector ユーザーが作成した調整プリセットを DirectorZone からダウンロードす

ることができます。なお利用するには DirectorZone への登録が必要です。

「調整」パネルの「プリセット」タブを開き「DirectorZone から調整プリセットをダウンロード」ボタンをクリックします。

DirectorZone のサイトが Web ブラウザーで開きます。DirectorZone にサインインをします。アカウントがない場合は、ページ上の「アカウント作成」のリンクをクリックして登録します。

「写真プリセット」のスタイル一覧から使用したいプリセットをクリックします。

選択したプリセットページの「ダウンロード」をクリックします。

「このテンプレートの使い方について」ウィンドウが表示された場合は「ダウンロード」をクリックします。

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160

ダウンロード後「開く」をクリックしてインストールをします。

「エフェクトインストーラー」ダイアログの「OK」をクリックします。

PhotoDirector の「調整」パネルの「プリセット」タブにある「ダウンロードしたプリセット」フォルダーに、ダウンロードしたプリセットが追加されます。このプリセットをクリックすると画像に適用されます。

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161

画像の調整と補正

4

オリジナルプリセットを共有するDirectorZone にオリジナルのプリセットをアップロードして、PhotoDirector の他のユーザーと共有するこ

とができます。

「プリセット」タブの「自分が作成したプリセット」セクションからプリセットを右クリックして、「DirectorZone/ サイバーリンククラウドにアップロード」を選択します。

右クリック

「マイプリセットのアップロード」ウィンドウで、「出力先」の下をクリックしていずれかの共有先を選びます。「プリセット名」にアップロード後に表示されるプリセットの名前を入力し、「このプリセットのスタイル」に該当する項目にチェックを入れます。「説明」にプリセットの説明を入力し、プリセットに追加するコレクションやキーワードタグを入力します。「次へ」をクリックします。

「タグ」には1つ以上のキーワードの入力が必要です。複数のタグを入力する場合、スペースで区切ります。2つの単語をタグとして入力するには、" " を使って囲みます。(例: "white black")。

MEMO

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162

著作権情報を確認後、チェックボックスにチェックを入れて「次へ」 をクリックし、アップロードを開始します。

「閉じる」をクリックして、アップロード ウィンドウを閉じます。

アップロード後、DirectorZoneのマイフィードにアップした投稿が表示されます。また「マイテンプレート」にプリセットとして追加されます。このプリセットを取り消すにはプリセットをクリックしてダウンロードページで「削除」の文字列をクリックします。

MEMO

「出力先」で「サイバーリンク クラウドにのみアップロード」を選ぶと、プリセットをサイバーリンク クラウドにアップロードしたりダウンロードができます。ただしあらかじめサイバーリンク クラウドの契約およびサインインが必要です。

MEMO

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163

画像の調整と補正

4

サイバーリンク クラウドからプリセットをダウンロードサイバーリンク クラウドに、自分で作成したプリセットをアップロードやダウンロードをして利用する方法です。

なお、あらかじめサイバーリンク クラウドのサービスの登録とサインインが必要です。また Mac 版ではサイバーリンク クラウドに対応していません。

「プリセット」タブの「自分が作成したプリセット」セクションからプリセットを右クリックして、「DirectorZone/ サイバーリンク クラウドにアップロード」を選択し、「マイプリセットのアップロード」ウィンドウで、「出力先」の下をクリックして「サイバーリンク クラウドにのみアップロード」を選びます。「プリセット名」「説明」「タグ」を入力、また「このプリセットのスタイル」の項目の当てはまるものをチェックして「次へ」をクリックします。

「コレクション」以外は入力必須です。CAUTION

「サイバーリンク クラウド サービスを使用する」ウィンドウで「サイバーリンク クラウドを使用する」をクリックします。

サイバーリンク クラウドサービスに未加入の場合は、Webブラウザーにサブスクリプションの手続き案内ページが開きます。

MEMO

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「CyberLink メンバーにサインインしてください」というウィンドウでメールアドレスとパスワードを入力して「サインイン」をクリックします。

サイバーリンク クラウドへアップロードを開始し、完了後のウィンドウの「クリックしてサイバーリンク クラウドで表示」をクリックします。

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165

画像の調整と補正

4

Web ブラウザーに、アップロードしたテンプレートのページが開きます。

サイバーリンク クラウドにアップロードしたプリセットをダウンロードするには、「DirectorZone/サイバーリンク クラウドからプリセットをダウンロード」ボタンをクリックして「マイ サイバーリンク クラウド」タブを開き、ダウンロードするプリセットのサムネイルの右上にチェックを入れて、

「ダウンロード」ボタンをクリックします。「プリセットをダウンロードしました」と表示されるので

「OK」をクリックして閉じます。

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「ダウンロードしたプリセット」に追加されます。

「ダウンロードしたプリセット」セクションの右側のボタンをクリックして「読み込み」を選び、ダウンロードしたプリセットファイル (*.pdadj)を選択して「開く」をクリックします。

サイバーリンク クラウドからダウンロードしたプリセットは、「編集」メニュー→「基本設定」の「サイバーリンク クラウド」の項目にある「ダウンロード フォルダー」で設定しているフォルダーに収納されています。

MEMO

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167

画像の調整と補正

4

PhotoDirector では一般的な JPEG や PNG、TIFF 形式の画像ファイルと、RAW 形式の画像も読み込めます。

RAW の読み込みと調整

PhotoDirectorで対応しているファイル形式の詳細はhttps://jp.cyberlink.com/products/photodirector-ultra/spec_jp_JP.html で公開されています。

MEMO

RAW を識別するPhotoDirector に読み込まれた画像が RAW

形式かどうかを確認するには、複数の方法があります。

1画像を選択して「ライブラリー」パネルの「メタデータ」タブの右上に「RAW」と表示されている場合は RAW 形式です。

2「EXIF」セクションの「名前」の拡張子で識別します。

3画像のサムネイルにマウスポインターを重ねた時に表示されるファイル名の拡張子で識別します。

1

2

3

RAW 画像だけを絞り込むPhotoDirector に読み込まれた画像の中から RAW 画像だけを表示させる方法です。検索ボックスから絞り

込む方法と、スマート コレクションを作る方法があります。

検索ボックスで RAW 画像を絞り込む「ライブラリー」パネルの「プロジェクト」タ

ブを開き、読み込まれたすべての画像や、特定のフォルダー、アルバム、タグを選びます。

RAWはデジタルカメラでの撮影時に未加工のまま保存されたデータです。JPEGなどの一般的な画像よりも情報が多く記録されているため、より柔軟に色や明るさの調整や編集ができます。ただしデジタルカメラのメーカーや機種によって形式が異なるため、RAW編集が可能なソフトが必要になりますが、PhotoDirectorではさまざまな画像ファイル形式に対応しています。

MEMO

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RAW 画像のみのスマート コレクションを作るRAW画像のスマート コレクションを作ります。

「ライブラリー」の「プロジェクト」タブを開き「スマート コレクション」セクションの右側の「+」ボタンをクリックして「スマート コレクションの作成」をクリックします。

「スマート コレクション」ウィンドウが開きます。「名前」に「RAW 画像」と入力します。「ファイルの種類」「次である」「RAW」を選び、「作成」をクリックします。

フォト ブラウザー ツールバーの検索ボックスに、RAW の拡張子を入力します。

指定した場所にある特定の拡張子の RAW のみが表示されます。

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169

画像の調整と補正

4

「RAW 画像」スマート コレクションが追加され、RAW 画像のみが表示されます。この後にRAW 画像が PhotoDirector に読み込まれると自動的にこのスマート コレクションに追加されます。

RAW画像で調整できるホワイト バランスのプリセットは、一般的なJPEG画像よりも多くの種類から選べます。ホワイト バランスのプリセットは「調整」パネルの「手動」タブを開き「全体調整ツール」の「ホワイト バランス」セクションにあります。

MEMO

PhotoDirector では調整や編集パネルで行った履歴を確認したり、以前の状態に戻したりすることができます。また調整パネルの全体調整ツールで行った効果をセクションごとに有効・無効を切り替えることができます。

履歴を表示と調整のオン / オフ

履歴の表示と適用調整および編集モジュールにおいて、フォト ビューアー ツールバーの「履歴の表示」ボタンをクリックすると

現時点までの操作の過程を項目で表示します。また項目を選択してその時点の状態にもどすこともできます。

「調整」または「編集」モジュールの「フォト ビューアー ツールバー」にある「履歴の表示」ボタンをクリックします。

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調整の有効と無効化画像に適用した調整を、各セクションごとに効果を無効にしたり、有効にしたり切り替えます。調整前、調整

後を切り替えて比較したい時などに利用します。

「調整」モジュールの「手動」タブの「全体調整ツール」で、調整の効果を無効にしたいセクションのチェックボックスをクリックしてチェックを外します。

効果が無効になります。もう一度チェックボックスをクリックしてチェックを入れると、効果が有効になります。

セクションに加えた調整値を初期値に戻すには、各セクションの右側のリセットボタンをクリックします。

MEMO

指定した時点の状態に戻りました。

指定した時点の履歴から新たに調整や編集を加えると、その時点から先は新しい履歴に書き換えられます。

CAUTION

現時点まで行った操作の履歴が項目で表示されています。戻りたい時点の履歴の項目をクリックして「適用」をクリックします。

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第 5 章

編集で効果を加える

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「編集」モジュールでは、人物の顔を補正したり、画像にエフェクトを追加したり、画像の不要なものをや背景を除去したり、画像を結合してパノラマや HDR 画像を作成したり、画像にフレーム、透かしを追加する機能が目的ごとにまとめられています。

編集モジュール

編集モジュールを開く際の手順と仮想画像「編集」モジュールを開くと、初期設定では編集用の仮のイメージが作成されるという内容のウィンドウが開

きます。元の画像はそのままで、仮想画像に通常の画像と同様に編集を行うことができます。ただし仮のイメージであるため、実際の画像ファイルにするには書き出しが必要です。書き出しについては「画像を書き出す」(→ 2章 P.45)の節を参照してください。

「編集」をクリックします。

仮想画像が作成される内容のウィンドウが表示されます。次回からこのウィンドウを表示させたくないときには「次回からこのメッセージを表示しない」にチェックを入れます。「OK」をクリックします。

「編集」モジュールが開きます。

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編集で効果を加える

5

「編集」モジュールの「ビューティー メイク」セクションでは、「フェイス ツール」「スキン ツール」「ボディー シェイパー」を使って人物の気になる部分を補正します。

ビューティー メイク

フェイスツール「フェイス ツール」の「小顔」「テカリ消し」「アイ ツール」「しわ消し」「歯ブラシ」を使って人物の顔の補正

をします。

「小顔」ツールの使用「小顔」ツールで顔を小さく補正します。「編

集」モジュールの「ビューティー メイク」セクションを開き、「フェイス ツール」を選びます。

フェイス ツールを使用する際に、1 枚の画像に 2 つ以上の顔が検出された場合はウィンドウが開きます。「OK」をクリックして閉じ、編集する顔を囲む枠を選択します。

2つ以上の顔が検出された際のダイアログボックスを表示させたくない場合は「次回からこのメッセージを表示しない」にチェックを入れます。

MEMO

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「小顔」タブをクリックして「パーツポイントの表示」にチェックを入れます。すると顔の輪郭に沿って自動的にポイントが表示されます。必要に応じて顔の輪郭に合わせてポイントをドラッグして位置を調整します。

画像の拡大・縮小表示の切り替えは、フォト ビューアー ツールバーの右端の「ズーム」をクリックして表示倍率を選択します。

MEMO

「強度」のスライダーを右にドラッグすると顔がほっそりと小顔になります。「前後の比較」ボタンで左側に編集前、右側に編集後を表示させて比較します。「←」ボタンをクリックします。

「保存先」ボタンをクリックすると編集内容を新たなファイルとして保存します。保存する場所を指定し、ファイル名とファイル形式を設定して「保存」をクリックします。

MEMO

「変更内容を仮想コピーに保存しますか ?」という内容のダイアログボックスが表示されますので、「はい」をクリックして「編集」パネルのメインメニューに戻ります。

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175

編集で効果を加える

5

フォト ブラウザー パネルには編集済みの仮想画像のサムネイルが追加されています。

「テカリ消し」の使用「テカリ消し」ツールで顔の白いテカリを目立

たなくします。「フェイス ツール」の「テカリ消し」タブをクリックします。

「パーツ ポイントの表示」にチェックを入れると、目、鼻、口、あご、頬がにそれぞれポイントでマークされます。ただし顔のポイントは移動させても顔のパーツは変化しません。

MEMO

「強度」のスライダーでテカリを抑える量を調整します。右にドラッグするほど白い部分がグレーになるように明るさが抑えられます。グレーになりすぎない程度に調整します。「←」ボタンをクリックして「編集」パネルのメインメニューに戻ります。

「前後の比較」ボタンをクリックして「左右」を選ぶと、左側に編集前、右側に編集後を表示させて比較できます。

MEMO

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「アイ ツール」の使用「アイ ツール」で目を大きくしたり、目の下

のくまを消したり、目を明るくしたり、まつ毛や眉毛などを濃くしたりすることができます。「フェイス ツール」の「アイ ツール」タブをクリックします。

「パーツ ポイントの表示」にチェックを入れます。すると目の輪郭に沿って自動的にポイントと境界線が表示されます。必要に応じて目の輪郭に合わせてポイントをドラッグして位置を調整します。

目を大きくするには「デカ目」の「サイズ」のスライダーを右にドラッグします。

目の下のくまを消すには「くま消し」の「強度」のスライダーを右にドラッグします。

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編集で効果を加える

5

白目を明るくするには「アイ ブリンガー」で「アイ ホワイト ブラシ」を選び、「ブラシの設定」の「サイズ」のスライダーで明るくするブラシのサイズを調整します。「ぼかし」の数値を大きくするとブラシの輪郭のぼかしの範囲が広がり、小さくするとくっきりした輪郭のブラシになります。「強度」で明るくする強度を調整します。「エッジに合わせる」にチェックを入れると、輪郭の内側のみ明るくします。白目部分をドラッグして明るくします。

ブラシで加えた効果を消したいときには「消しゴム」をクリックして効果を加えた部分をドラッグします。MEMO

「前後の比較」ボタンをクリックして「上下」を選を選ぶと、上に編集前、下に編集後を表示させて比較できます。MEMO

瞳や眉毛など濃い部分をより濃く強調するには、「アイラッシュ/ アイブロウ ブラシ」を選びます。「ブラシの設定」の「サイズ」のスライダーで濃くするブラシのサイズを調整します。「ぼかし」の数値を大きくするとブラシの輪郭のぼかしの範囲が広がり、小さくするとくっきりした輪郭のブラシになります。「強度」で濃くする強度を調整します。「エッジに合わせる」にチェックを入れると、輪郭の内側のみを濃くします。瞳や眉毛をドラッグして濃くします。「←」ボタンをクリックしてホームメニューに戻ります。

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「しわ消し」の使用しわを目立たなくします。「しわ消し」タブを

開き、「ブラシの選択」で「しわ消し追加ブラシ」をクリックします。

「サイズ」のスライダーで消したいしわよりもひとまわり大きいサイズに設定します。消したいしわをドラッグして選択範囲を追加します。

ブラシで加えた選択範囲を消したいときには「しわ消しブラシ」を有効にして、ドラッグして選択範囲から削除します。MEMO

「次へ」をクリックします。

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編集で効果を加える

5

選択範囲をしわの色や明るさが似ているきれいな肌の部分へドラッグして置き換えることでしわを消します。必要に応じて「サイズ」のスライダーで置き換える部分の範囲を拡大したり縮小して調整します。「適用」ボタンをクリックします。「←」ボタンをクリックしてホームメニューに戻ります。

「適用」ボタンをクリック後、引き続き他の部分のしわを取り除きます。MEMO

「歯ブラシ」の使用歯をより白く補正するには「歯ブラシ」を使用

します。「歯ブラシ」タブをクリックして「歯ブラシ」が選択されていることを確認します。

「ブラシの設定」の「サイズ」のスライダーで歯を白くするブラシのサイズを調整します。

「ぼかし」の数値を大きくするとブラシの輪郭のぼかしの範囲が広がり、小さくするとくっきりした輪郭のブラシになります。「強度」で歯を白くする強度を調整します。「エッジに合わせる」にチェックを入れると、輪郭の内側のみ明るくします。歯の部分をドラッグして白くします。「←」ボタンをクリックしてホームメニューに戻ります。

歯ブラシで白くした部分がはみ出してしまった場合は「消しゴム」を選択してから、ドラッグしてはみ出した部分を消去します。

MEMO

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スキン ツール「スキン ツール」では肌を滑らかにする「スキン スムーザー」と、肌の色を調整する「スキン トーン」を使っ

て美肌に補正します。

「スキン スムーザー」の使用「スキン スムーザー」で肌を滑らかに補正し

ます。「編集」モジュールの「ビューティー メイク」セクションを開き、「スキン ツール」をクリックします。

「スキン スムーザー」タブの「スキン スムーザー ブラシ」が選択されていることを確認します。

「ブラシの設定」の「サイズ」のスライダーで肌を滑らかにするブラシのサイズを調整します。「ぼかし」の数値を大きくするとブラシの輪郭のぼかしの範囲が広がり、小さくすると、くっきりした輪郭のブラシになります。「強度」で肌を滑らかにする強度を調整します。「エッジに合わせる」にチェックを入れると、輪郭の内側のみ滑らかにします。

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編集で効果を加える

5

肌をドラッグして滑らかにします。

ブラシでドラッグして滑らかにする部分が肌からはみ出してしまった場合は「消しゴム」を選択してから、ドラッグしてはみ出した部分を消去します。

MEMO

「ディテール微調整」のチェックを入れて、「スムーズ」のスライダーでブラシでドラッグした領域に適用する滑らかさの適用量を調整します。右にドラッグするとより滑らかになります。

「ディテール」のスライダーで、滑らかにすることで失われたディテールを回復します。右にドラッグすると細かいエッジがくっきりします。

「←」ボタンをクリックしてホームメニューに戻ります。

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「スキン トーン」の使用「スキン トーン」では肌の色を自由に調整す

ることができます。「編集」モジュールの「ビューティー メイク」セクションを開き、「スキン ツール」の「スキン トーン」タブを開きます。「スキン トーン スポイト」が選択されていることを確認します。

「ビューアーでマスクを表示」にチェックを入れ、肌の部分を選択します。肌の色が検出され、それ以外の部分は白いマスクがかかります。マスクの領域にはスキン トーン効果が適用されません。

「許容量」スライダーでマスク部分を調整します。スライダーを左にドラッグすると白い部分の範囲が広がり、右にドラッグすると狭まります。

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編集で効果を加える

5

「ブラシの選択」で「スキン マスク クリーナー」を選び、マスクの微調整をします。「ブラシの設定」の「サイズ」のスライダーで白いマスクを追加するブラシのサイズを調整します。「ぼかし」の数値を大きくするとブラシの輪郭のぼかしの範囲が広がり、小さくするとくっきりした輪郭のブラシになります。「エッジに合わせる」にチェックを入れると、輪郭の内側のみ白く塗ります。編集しない肌以外の部分を白く塗ります。

意図しない部分まで白く塗ってしまった場合は、「スキン マスク復元」を選択してドラッグして白いマスクを消します。ここでは顔の右側のこめかみ付近を復元しています。

ファンデーションを選択します。マスクが非表示になり、肌の色に適用されます。

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好きな色を選びたい時には「色の参照」をクリックして、カラー ピッカーで選択し、「OK」ボタンをクリックして適用します。

さらに「強度」のスライダーで色の強さを調整します。「温度」のスライダーで肌の色温度を調整します。左にドラッグすると青みが強くなり、右にドラッグすると赤みが増します。

「前後の比較」ボタンをクリックして「左右」を選を選び、左に編集前、右に編集後を表示させて比較できます。

MEMO

「←」ボタンをクリックします。「変更内容を仮想コピーに保存しますか ?」という内容のダイアログボックスが表示されますので、「はい」をクリックして「編集」パネルのメインメニューに戻ります。

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編集で効果を加える

5

ボディー シェイパー「ボディー シェイパー」の「歪みツール」「メッシュ ツール」および「手動メッシュ ツール」を使って体の線

を修正することができます。

「歪みツール」の使用「歪みツール」で柔軟にオブジェクトをゆが

ませたり変形ができます。「編集」モジュールの「ビューティー メイク」セクションで「ボディー シェイパー」を選びます。

「歪みツール」タブをクリックして開きます。「ブラシの選択」で「保護ブラシの追加」を選び、変形させたくない部分にマスクをかけておきます。

「ブラシの設定」の「サイズ」のスライダーをドラッグして、マスクをかけるブラシのサイズを設定します。「マスクを表示」にチェックを入れ、変形から保護する部分をドラッグすると半透明の色のマスクがかかります。ここでは顔の部分にマスクをかけています。

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マスクの塗りがはみ出してしまった部分は、「保護ブラシの消去」をクリックしてから、はみ出した部分をドラッグして消します。

マスクの表示は「マスクを表示」のチェックを外すと非表示になります。マスクは見えませんが保護効果は効いています。

MEMO

「ワープ ツール」で部分的にゆがませます。「サイズ」のスライダーで、歪ませるブラシのサイズを設定します。「強度」のスライダーで 1 度のドラッグでゆがませる量を調整します。画像のゆがませたい部分をドラッグします。ここでは向かって右側の髪の毛を外側からブラシで左に向けてドラッグを繰り返して、髪の毛のボリュームを抑えています。

「縮みツール」で部分的にすぼませたり縮めたりします。「サイズ」のスライダーで縮ませるブラシのサイズを設定します。「強度」のスライダーで 1 度のドラッグで縮ませる量を調整します。画像の縮めたい部分をクリックやドラッグします。ここでは二の腕の部分の内側でクリックを繰り返して少しずつすぼませることで腕を細くしています。

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編集で効果を加える

5

「膨張ツール」で部分的に膨らませます。「サイズ」のスライダーで、膨らませるブラシのサイズを設定します。「強度」のスライダーで 1 度のドラッグで膨らませる量を調整します。画像の膨らませたい部分をドラッグします。ここでは前髪と頭頂部の髪の毛を数回クリックを繰り返してボリュームを増やしています。

「リカバー ツール」を使って「ワープ ツール」「縮みツール」「膨張ツール」で適用した効果を徐々に元に戻すことができます。「サイズ」のスライダーで、元に戻すブラシのサイズを設定します。「強度」のスライダーで1 度のドラッグで元に戻す量を調整します。画像の元に戻したい部分をドラッグします。ここではワープ ツールでボリュームを抑えすぎた向かって右側の髪の毛を、元の量との中間の量まで戻しています。

「メッシュ」ツールの使用「メッシュ」ツールを使うと、縦横のメッシュ

状のグリッドを作成し、ポイントをドラッグすることで柔軟にゆがませたり変形することができます。「メッシュ」タブをクリックします。

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格子状のグリッドと、交わる部分にコントロール ポイントが付いています。必要に応じて「メッシュ ツール」の「行」のスライダーで横線を、「列」のスライダーで縦線を、それぞれ増減します。コントロール ポイントをドラッグしてオブジェクトの形を整えたりゆがませたりします。

メッシュを非表示にしたいときには「メッシュを表示」のチェックを外します。

MEMO

「手動メッシュ」ツールの使用「手動メッシュ」ツールは、上記の「メッシュ」

ツールのコントロール ポイントを好きな位置に手動で追加して、柔軟にゆがませたり変形することができます。「手動メッシュ」タブをクリックします。

「コントロール ポイントの追加」ボタンが選択されていることを確認して、画像のゆがませたい位置をクリックします。コントロール ポイントが追加されてそこから縦横線が伸びます。

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189

編集で効果を加える

5

必要に応じて任意の箇所をクリックしてコントロール ポイントを追加します。コントロール ポイントをドラッグして、オブジェクトを希望の形に整えたりゆがませたりします。

コントロールポイントを削除するには、ポイントを右クリックします。

MEMO

メッシュを非表示にしたいときには「メッシュを表示」のチェックを外します。

MEMO

「←」ボタンをクリックします。「編集用に、変更内容を一時ファイル(仮想コピー)に保存しますか ?」という内容のダイアログボックスが表示されますので、「はい」をクリックして「編集」パネルのメインメニューに戻ります。

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190

360°カメラで撮影した画像を「編集」モジュールの「360°フォト エディター」セクションで、「傾き調整」「三脚の消去」「調整」「リトル プラネット」「360° to パノラマ」による補正や編集を行います。

360° フォト エディター

360°画像の補正と整列PhotoDirector に読み込んだ 360°画像の傾き補正、三脚の消去、色や明るさの調整します。

傾き補正360°画像の傾きを補正します。フォト ブラウ

ザー パネルで 360°画像を選択して「編集」モジュールの「360° フォト エディター」セクションで「傾き調整」をクリックします。

「補正 & 整列」タブが開きます。「傾き調整」セクションの「水平」コントロールをドラッグして、水平方向のデフォルトの表示位置を調整します。

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191

編集で効果を加える

5

「垂直」コントロールをドラッグして、垂直方向のデフォルトの表示位置を調整します。

「傾き」コントロールをドラッグして画像の傾きを調整します。

画像にマウスポインターを重ねると表示される各コントロールや、直接画像をドラッグして水平、垂直方向を調整することもできます。

MEMO

プレビューウィンドウの右上の3つのボタンで画像のプレビュー方法を選びます。「グリッド線の表示」ボタンでグリッドの表示・非表示を切り替えます。「1枚表示」では画像プレビューに1画面で大きく表示し、「分割ビューの表示」では「前方」「後方」「左」「右」の4方向に分割表示します。

MEMO

画像プレビュー左上のボタンを押し続けると、その間だけ正距円筒図法ビューを表示します。

各セクションの右側にあるリセットボタンをクリックすると、セクションごとに設定をリセットすることができます。

MEMO

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192

360°画像の三脚の消去360°写真に写り込んでいる三脚や、カメラ

を持つ人物や手などの不要な部分を隠します。「360° フォト エディター」の「三脚の消去」を開きます。

「三脚の消去を有効にする」の右側をクリックして有効にします。「三脚の位置を選択」で「北極」または「南極」を切り替えて適する方を選びます。

「三脚のカバーを選択」で、三脚やカメラを持つ手を覆い隠す方法を「ミラー ボール」または「ぼかし」のいずれかを選びます。

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193

編集で効果を加える

5

「サイズ」のスライダーで覆い隠す円形の大きさを調整し、「強度」のスライダーで選択したカバーの効果の量を調整します。

360°画像の調整「360° フォト エディター」の「調整」を開い

て360°画像の明るさや色などを調整します。「色調」の「自動色調」ボタンをクリックして自動補正ができます。

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194

「ホワイト バランス」「色調」「レベル」「カーブ」「HSL/ カラー」「明暗別色補正」「ディテール」で手動で細かく調整を加えます。「シャープネス」などでエッジをくっきりと補正もできます。なお

「調整」のコントロールの詳細は「調整」モジュールの解説(→ P.116)を参照してください。「完了」をクリックします。

「編集」モジュールに戻り、フォトブラウザーパネルを確認すると、傾き補正、三脚の消去、調整までを行った結果の仮想画像が追加されています。

360°画像の作成360°画像を使って円形状のリトル プラネット画像やパノラマ画像を作ります。

リトル プラネットフォト ブラウザー パネルで 360°画像を選択し

て「編集」モジュールの「360°フォト エディター」の「リトル プラネット」を選び、リトル プラネット画像を作成します。「作成」タブが開きます。

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195

編集で効果を加える

5

「縦横比」をクリックして表示されるリストから画像の縦横比を選びます。「カスタム入力」をクリックして自由な数値の縦横比にすることもできます。

「プラネットのビューモードを選択」で「プラネット(地面側)」または「プラネット(空側)」のいずれかを選びます。

「回転」のスライダーをドラッグしてリトル プラネットを回転します。画像を直接ドラッグして回転することもできます。

「ズーム - 中心」のスライダーをドラッグしてリトル プラネットの中心をズームします。

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196

「中心の移動」のスライダーをドラッグしてリトル プラネットの中心点を調整します。

「視野角」のスライダーをドラッグしてリトルプラネットを拡大または縮小します。

リトル プラネットで編集した画像を保存するには「名前を付けて保存」ボタンをクリックします。任意のフォルダーに画像の名前を付けて JEPG形式で書き出すと、ライブラリーに読み込まれます。

「中心の移動」は上にある「ズーム-中心」を「0」以外の数値に設定した際に調整可能です。

MEMO

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360° to パノラマ「360° フォト エディター」の「360° to パノラマ」

を開いて 360°画像を使ったパノラマ画像を作ります。「投影モードを選択」で「メルカトル図法」「円筒図法」「正距円筒図法」のいずれかを選びます。

「視野角のカスタマイズ」コントロールをドラッグして、パノラマの視野角を調整します。「グリッド枠の表示」でグリッド枠の表示・非表示を切り替えます。

画像を囲む枠のポイントをドラッグして切り取る領域を調整します。編集したパノラマ画像を保存するには「名前を付けて保存」ボタンをクリックします。任意のフォルダーに画像の名前を付けて JEPG 形式で書き出すと、ライブラリーに読み込まれます。「完了」をクリックして「編集」モジュール画面に戻ります。

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「フォト エフェクト」セクションでは、主に色や質感などの効果を簡単に加えます。あらかじめ用意されている効果を試したり、さらに調整を加えることにより印象的であったり幻想的な画像をつくることもできます。

フォト エフェクト

カラー エフェクト「カラー エフェクト」では「白黒」「セピア」「色かぶり」「カラー スプラッシュ」の大きく4 種類のエフェクト

に分かれています。それぞれのエフェクトのオプションを調整することにより、さらに表現の幅が広がります。

「白黒」の使用「白黒」では、本来カラーの画像を白黒のモ

ノトーンに変換します。「編集」モジュールの「フォト エフェクト」セクションを開き、「カラー エフェクトを選びます。

「白黒」のサムネイルをクリックします。

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199

編集で効果を加える

5

画像が白黒化して、カラー エフェクト パネルにはオプションが表示されます。ここで白黒化した画像から特定の色だけを復元して表示させることができます。「ブラシの選択」で「エフェクト消去ブラシ」を選びます。

「ブラシの設定」で、色を復元させるブラシのサイズを設定します。「ぼかし」の数値を大きくするとブラシの輪郭のぼかしの範囲が広がり、小さくするとくっきりした輪郭のブラシになります。「強度」のスライダーで 1 度のドラッグで色を復元する量を調整します。「エッジに合わせる」にチェックを入れると、輪郭の内側のみ色を復元します。

色を復元したい箇所をドラッグします。

色がはみ出してしまった部分を消すには「エフェクト復元ブラシ」を選びます。

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200

「サイズ」「ぼかし」「強度」を設定して、色のはみ出した部分をドラッグして色を消し、元の白黒に戻します。

「セピア」の使用「セピア」では経年変化した古い写真の色効

果が加わります。「セピア」のサムネイルをクリックします。画像が灰褐色のモノトーンに変わり、

「セピア」パネルにはオプションが表示されます。

「適用量」のスライダーで、セピア化の量を調整します。数値が大きいほど色が濃く、数値が小さいほど薄くなります。

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201

編集で効果を加える

5

「色かぶり」では設定した色で着色したモノトーンに変化します。「色かぶり」のサムネイルをクリックします。「カラー」で設定されている色のモノトーンに変わり、「色かぶり」パネルにはオプションが表示されます。

セピア化した画像から特定の色だけを復元して表示させることができます。「ブラシの選択」で「エフェクト消去ブラシ」が選択されていることを確認します。「ブラシの設定」で、色を復元させるブラシのサイズを設定します。「ぼかし」の数値を大きくするとブラシの輪郭のぼかしの範囲が広がり、小さくするとくっきりした輪郭のブラシになります。「強度」のスライダーで 1 度のドラッグで色を復元する量を調整します。「エッジに合わせる」にチェックを入れると、輪郭の内側のみ色を復元します。

色を復元したい箇所をドラッグします。

色がはみ出してしまった部分を消すには「エフェクト復元ブラシ」を選び、「サイズ」「ぼかし」「強度」を設定して、色のはみ出した部分をドラッグして色を消します。

MEMO

「色かぶり」の使用

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「色かぶりの設定」の「カラー」右のボックスをクリックします。「カラー」ウィンドウが開くので、色かぶりのカラーを設定して「OK」をクリックします。

設定したカラーに変わります。必要に応じて「適用量」のスライダーで、色かぶりの量を調整します。数値が大きいほど色が濃く、数値が小さいほど薄くなります。

色かぶり化した画像から特定の色だけを復元して表示させることができます。「ブラシの選択」で「エフェクト消去ブラシ」が選択されていることを確認します。「ブラシの設定」で、色を復元させるブラシのサイズを設定します。「ぼかし」の数値を大きくするとブラシの輪郭のぼかしの範囲が広がり、小さくするとくっきりした輪郭のブラシになります。「強度」のスライダーで 1 度のドラッグで色を復元する量を調整します。「エッジに合わせる」にチェックを入れると、輪郭の内側のみ色を復元します。

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203

編集で効果を加える

5

色を復元したい箇所をドラッグします。

色がはみ出してしまった部分を消すには「エフェクト復元ブラシ」を選び、「サイズ」「ぼかし」「強度」を設定して、色のはみ出した部分をドラッグして色を消します。

MEMO

「カラー スプラッシュ」の使用「カラー スプラッシュ」では、選択した色の

みを残すことができます。「カラー スプラッシュ」のサムネイルをクリックすると「カラー スプラッシュ」のオプションが表示されます。

「カラー スプラッシュ ピッカー」が選択されていることを確認します。画像の残したい色の部分をクリックします。

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204

指定した色が残り、そのほかの部分は白黒化しました。必要に応じて「適用量」のスライダーで、残す色の範囲を調整します。数値が大きいほど残す色数が多くなり、数値が小さいほど色数が限られます。

さらに画像から特定の色だけを復元して表示させることができます。「ブラシの選択」で「カラー復元ブラシ」を選び、「ブラシの設定」で、色を復元させるブラシのサイズを設定します。

「ぼかし」の数値を大きくするとブラシの輪郭のぼかしの範囲が広がり、小さくするとくっきりした輪郭のブラシになります。「強度」のスライダーで一度のドラッグで色を復元する量を調整します。「エッジに合わせる」にチェックを入れると、輪郭の内側のみ色を復元します。

色を復元したい箇所をドラッグします。

色がはみ出してしまった部分を消すには「カラー復元ブラシ」を選び、「サイズ」「ぼかし」「強度」を設定して、色のはみ出した部分をドラッグして色を消します。

MEMO

「色相をシフト」スライダーで、残っている色を変更することができます。スライダーをドラッグして色相を変化させます。

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205

編集で効果を加える

5

ぼかしツール「ぼかしツール」では「円形」「リニア(線形)」「ブラシ」の 3 種類のぼかしの効果から選んで適用できます。

「円形」の使用「円形」では指定した円形の領域の外側にぼ

かしの効果が加わります。「円形」を使用するには「編集」モジュールの「フォト エフェクト」セクションを開き「ぼかしツール」を選びます。

「円形」タブが開き、画像の中央に二重の円形が表示されます。内側の円形はぼかしが適用されない領域で、外側の円形はぼかしの効果がグラデーション状にかかっています。

円形を非表示にするには「マスクを表示」のチェックを外します。

MEMO

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内側の円形の枠をドラッグして、ぼかしがかかりはじめる領域を調整します。

外側の円形の枠をドラッグしてぼかし効果のグラデーションの領域を調整します。

円形の赤い中心点をドラッグしてぼかしの領域を移動します。

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207

編集で効果を加える

5

「ぼかし種類」のドロップダウンからぼかしの種類を選びます。

・ソフト フォーカス

・ピンぼけ

ソフト フォーカス効果が適用されます。「リニア(線形)」「ブラシ」でも選べます。

ピンぼけ効果が適用されます。「円形」「十字形」「ハート型」「星型」のフィルターから選びます。「リニア(線形)」「ブラシ」でも選べます。

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・放射状

・焦点ズーム

・モーション ブラー(残像効果)

放射状に回転したようなぼかしの効果が加わります。

円形から外側に向けてズーム効果が加わります。

スピード感のある一方向へのぼかしが適用されます。「ぼかしの方向」コントロールをドラッグして、ぼかしの方向を設定します。「リニア(線形)」「ブラシ」でも選べます。

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209

編集で効果を加える

5

「ぼかしレベル」スライダーで、ぼかしの適用量を調整します。数値が大きいほどぼかしの量が多くなり、数値が小さいほど元の画像に近づきます。

「ぼかしツール」の他のぼかし効果に切り替えようとすると、「現在のぼかしエフェクトは画像から削除されます」というウィンドウが表示されます。「OK」をクリックすると現在のぼかし効果は破棄されて次のぼかし効果に切り替わります。現在のぼかし効果が適用されている画像を保存するには「キャンセル」をクリックして「保存先」ボタンをクリックして新しいファイルとして保存をするか、「←」ボタンをクリックすると表示されるウィンドウで「はい」をクリックして仮想画像として保存します。

CAUTION

「リニア(線形)」の使用「リニア(線形)」ぼかしで線形のぼかし効果

を加えます。「リニア(線形)」タブをクリックすると、画像の中央に 5 本の平行線が表示されます。中央をはさんだ上下の白い線の間はぼかしが適用されない領域で、白い線と外側の線の間にはそれぞれぼかし効果がグラデーション状にかかっています。

線を非表示にするには「マスクを表示」のチェックを外します。

MEMO

内側の白い線をドラッグして、ぼかしがかかりはじめる領域を調整します。

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外側の線をドラッグしてぼかし効果のグラデーションの領域を調整します。

線形の赤い中心点をドラッグしてぼかしの領域を移動します。

中心の線にマウスポインターを重ねると曲線の矢印が表示されるので、ドラッグして線形を回転することができます。

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211

編集で効果を加える

5

「ぼかし種類」のドロップダウンからぼかしの種類を「ソフト フォーカス」「ピンぼけ」「モーション ブラー(残像効果)」から選び、オプションで調整をします。

「ぼかしレベル」スライダーで、ぼかしの適用量を調整します。数値が大きいほどぼかしの量が多くなり、数値が小さいほど元の画像に近づきます。

「ブラシ」の使用「ブラシ」を使ってぼかしの範囲を自由に指

定することができます。「ぼかし」タブをクリックします。するとすでに画像にぼかしの効果が適用されています。

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「ぼかし種類」のドロップダウンからぼかしの種類を「ソフト フォーカス」「ピンぼけ」「モーション ブラー(残像効果)」から選び、オプションで調整をします。

「ぼかしレベル」スライダーで、ぼかしの適用量を調整します。数値が大きいほどぼかしの量が多くなり、数値が小さいほど元の画像に近づきます。

ぼかしの範囲をブラシでドラッグして指定します。「ブラシの選択」で「エフェクト消去ブラシ」が選択されていることを確認します。「サイズ」のスライダーで、効果を消去するブラシのサイズを設定します。「ぼかし」の数値を大きくするとブラシの輪郭のぼかしの範囲が広がり、小さくするとくっきりした輪郭のブラシになります。

「強度」のスライダーで一度のドラッグでぼかしの効果を消去する量を調整します。「エッジに合わせる」にチェックを入れると、輪郭の内側のみぼかし効果を消去します。

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編集で効果を加える

5

画像のはっきり見せたい部分をドラッグします。

はっきり見せたい領域がはみ出してしまった場合は、「エフェクト復元ブラシ」を選び、はみ出してしまった領域をドラッグしてぼかしの領域を復元します。

粒子エフェクト「粒子エフェクト」では細かい粒子のような質感の効果を適用します。

「粒子エフェクト」の使用画像に細かい粒子の質感を加えます。「編集」

モジュールの「フォト エフェクト」セクションで「粒子エフェクト」を選びます。

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「粒子エフェクト」パネルが開くと、画像にはすでに効果が適用されています。「適用量」のスライダーで粒子エフェクトの強度を調整します。数値が大きいほど粒子が増え、数値が小さいほど元の画像に近づきます。

粒子エフェクトを部分的に消去して元の状態に戻すことができます。「ブラシの選択」で「エフェクト消去ブラシ」が選択されていることを確認して、「ブラシの設定」で効果を消したい部分に合わせて「サイズ」を調整します。「ぼかし」の数値を大きくするとブラシの輪郭のぼかしの範囲が広がり、小さくするとくっきりした輪郭のブラシになります。「強度」のスライダーで一度のドラッグで粒子エフェクト効果を消去する量を調整します。「エッジに合わせる」にチェックを入れると、輪郭の内側のみ粒子エフェクト効果を消去します。

粒子エフェクト効果を消去したい部分をドラッグします。ここでは花の部分をドラッグして元の状態に近づけています。

粒子エフェクトを効果を消しすぎてしまった場合は「エフェクト復元ブラシ」を選び、はみ出してしまった領域をドラッグしてぼかしの領域を復元します。

MEMO

効果適用後は「保存先」ボタンをクリックして、新規ファイルとして保存をします。または「←」ボタンをクリックして仮想画像として現在の効果を適用して保存をし、メインメニューに戻ります。

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編集で効果を加える

5

オーバーレイ「オーバーレイ」では光や質感などのスタイリッシュな 4 つなエフェクトのカテゴリーにそれぞれ数種類のテン

プレートが用意され、効果を選択して画像に適用します。それぞれのエフェクトのオプションで効果の微調整ができます。

「ライト リーク」の使用「ライト リーク」で画像にネガ写真の色あせ

のような効果を合成します。「編集」モジュールの「フォト エフェクト」セクションで「オーバーレイ」を選びます。

「オーバーレイ」パネルに「ライト リーク」タブが開きます。ライトリークの効果のテンプレートから、適用したい効果のサムネイルをクリックします。

元の画像に戻すにはテンプレートの左上の画像のサムネイルをクリックします。「クリア」ボタンをクリックして戻すこともできます。

MEMO

選択したテンプレートの効果が画像に適用され、「オーバーレイ」パネルには「設定」のコントロールが表示されます。「不透明度」のスライダーでテンプレートの不透明度を調整します。右にドラッグすると効果の適用度が高くなり、左にドラッグすると効果が薄く適用されます。

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「回転」でエフェクトを 90 度ずつ回転します。「右に 90 度回転」または「左に 90 度回転」ボタンをクリックします。

「反転」でエフェクトを反転します。「左右反転」または「上下反転」ボタンをクリックします。

効果のサイズや位置を調整することができます。「テンプレートのサイズ変更 / 動きを有効にする」にチェックを入れます。効果を囲む枠が表示されるので、枠やコントロールポイントをドラッグして効果のサイズを調整したり、枠内をドラッグして効果のかかる位置を調整します。

効果適用後は「保存先」ボタンをクリックして、新規ファイルとして保存をします。または「←」ボタンをクリックして仮想画像として現在の効果を適用して保存をし、メインメニューに戻ります。

「DirectorZoneから他のアイテムをダウンロード」の文字列をクリックしてDirectorZoneのWebサイトからオーバーレイのテンプレートをダウンロードすることができます。利用するにはDirectorZoneのアカウントとサインインが必要です。

MEMO

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編集で効果を加える

5

「グランジ」の使用「グランジ」で粗い質感の効果を合成します。

「オーバーレイ」パネルの「グランジ」タブをクリックして、テンプレートから適用したい効果のサムネイルをクリックします。

選択したテンプレートの効果が画像に適用され、「オーバーレイ」パネルには「設定」のコントロールが表示されます。必要に応じて「不透明度」のスライダーで効果の不透明度を調整したり「回転」で効果を 90 度ずつ回転します。「右に 90 度回転」または「左に 90 度回転」ボタンをクリックして効果を回転したり、「反転」の「左右反転」または「上下反転」ボタンで効果を反転させます。

「テンプレートのサイズ変更 / 動きを有効にする」にチェックを入れます。効果を囲む枠が表示されるので、枠やコントロールポイントをドラッグして効果のサイズを調整したり、枠内をドラッグして効果のかかる位置を調整します。

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「テンプレートのサイズ変更 / 動きを有効にする」にチェックを入れます。効果を囲む枠が表示されるので、枠やコントロールポイントをドラッグして効果のサイズを調整したり、枠内をドラッグして効果のかかる位置を調整します。

「スクラッチ」の使用「スクラッチ」でガラスの上の汚れや傷のよう

な効果を合成します。「オーバーレイ」パネルの「スクラッチ」タブをクリックして、テンプレートから適用したい効果のサムネイルをクリックします。

選択したテンプレートの効果が画像に適用され、「オーバーレイ」パネルには「設定」のコントロールが表示されます。必要に応じて「不透明度」のスライダーで効果の不透明度を調整したり「回転」で効果を 90 度ずつ回転します。「右に 90 度回転」または「左に 90 度回転」ボタンをクリックして効果を回転したり、「反転」の「左右反転」または「上下反転」ボタンで効果を反転させます。

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219

編集で効果を加える

5

「テンプレートのサイズ変更 / 動きを有効にする」にチェックを入れます。効果を囲む枠が表示されるので、枠やコントロールポイントをドラッグして効果のサイズを調整したり、枠内をドラッグして効果のかかる位置を調整します。枠外をドラッグして回転もできます。「OK」ボタンをクリックして変形を確定します。

「レンズ フレア」の使用「レンズ フレア」で本来逆光で生じるレンズ

フレア効果を合成します。「オーバーレイ」パネルの「レンズ フレア」タブをクリックして、テンプレートから適用したい効果のサムネイルをクリックします。

選択したテンプレートの効果が画像に適用され、「オーバーレイ」パネルには「設定」のコントロールが表示されます。必要に応じて「不透明度」のスライダーで効果の不透明度を調整します。

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220

「編集」モジュールの「オブジェクト除去」には、画像の不要なものの大きさ、形、色、質感に合わせて、違和感なく消すためのツールが用意されています。消したい箇所を指定して画像の他の部分を複製しながらカバーする「スマート パッチ」と、指定した箇所を自動的に解析して目立たなく消す「コンテンツ解析除去」の2 種類があります。

オブジェクト除去

スマート パッチ画像の不要な部分をブラシでドラッグして指定して、他の部分を複製してカバーすることで、不要な部分を目

立たなくします。複製する箇所は手動で指定したり大きさを変更できます。

「スマート パッチ」パネルを開きます。「編集」モジュールの「オブジェクト除去」セクションを開き「スマート パッチ」を選びます。

「ブラシの選択」で「ブラシの追加」が選択されていることを確認します。画像の不要な部分に合わせてブラシのサイズを設定します。「ブラシの設定」の「サイズ」のスライダーを右にドラッグするとブラシのサイズが大きくなります。

画像の不要な部分をドラッグして選択範囲を追加します。追加したら「次へ」をクリックします。

選択範囲を一部削除するには「消しゴムブラシ」に切り替えて、選択範囲をドラッグして選択範囲から削除します。

MEMO

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221

編集で効果を加える

5

選択範囲が実線に変わります。囲まれた箇所を画像の比較的色や明るさや質感の似ている部分にドラッグします。

マウスボタンを離すと先に指定した不要な部分が、コピー先の画像で覆われて目立たなくなります。

「サイズ」のスライダーで、覆う画像の大きさを調整します。右にドラッグすると覆う画像の範囲が広がり、左にドラッグすると狭まります。違和感なく消したところで「適用」をクリックして確定します。

効果適用後は「保存先」ボタンをクリックして、新規ファイルとして保存をします。または「←」ボタンをクリックして仮想画像として現在の効果を適用して保存をし、メインメニューに戻ります。

MEMO

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222

コンテンツ解析除去「コンテンツ解析除去」では画像の不要な箇所を指定することで、コピー先を指定せずとも自動的に目立たな

く消すことができます。消したい箇所を自由な形で囲む「手動選択」と、直線的な領域を選択する「ライン ドロワー」の 2 つのツールがあります。

「手動選択」の使用画像の不要な箇所を手動で自由に囲むための

「手動選択」パネルを開きます。「編集」モジュールの「オブジェクト除去」セクションを開き「コンテンツ解析除去」を選びます。

「手動選択」タブをクリックします。不要な箇所を囲むため「手動ブラシ」が選択されていることを確認します。

不要な箇所を囲むブラシのサイズを設定します。「ブラシの設定」の「サイズ」のスライダーを右にドラッグするとブラシのサイズが大きくなり、左にドラッグすると小さくなります。画像の消したい部分をドラッグして囲みます。

オブジェクトの影も含めてひとまわり大きめに囲むと自然に消しやすくなります。

MEMO

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223

編集で効果を加える

5

適切に消すことができなかった場合は「再試行」ボタンをクリックして試してみましょう。

MEMO

選択範囲がはみ出している部分は「消しゴム」に切り替えて、はみ出した部分をドラッグして選択範囲から削除します。

「適用」をクリックします。自動的に画像を解析して、不要な部分が周囲のピクセルで置き換えられます。

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224

「ライン ドロワー」の使用「ライン ドロワー」で直線的な不要な箇所を

指定して自動的に目立たなく消します。電線を消すのに適しています。「ライン ドロワー」タブをクリックして開きます。

「ライン ブラシ追加ツール」が選択されていることを確認して、不要な箇所を囲むブラシのサイズを設定します。「ブラシの設定」の「サイズ」のスライダーを右にドラッグするとブラシのサイズが大きくなり、左にドラッグすると小さくなります。

画像の消したい部分の始点でクリックして、マウスを消したいものに重ねて移動してクリックします。半透明な直線のマスクが重なります。 クリック

クリック

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225

編集で効果を加える

5

一度クリックすると、マスクが選択範囲に変わります。引き続き消したい部分を覆うようにマウスを移動してマスクで覆い、終点でダブルクリックします。

ダブルクリック

電線の幅よりもひとまわり大きいサイズに設定すると比較的自然に消すことができます。

MEMO

選択範囲がはみ出している部分は「ラインブラシ消去ツール」に切り替えて、はみ出した部分をドラッグして選択範囲から削除します。

MEMO

「適用」ボタンをクリックします。

自動的に画像を解析して、不要な部分が周囲のピクセルで置き換えられます。

適切に消すことができなかった場合は「再試行」ボタンをクリックして試してみましょう。

MEMO

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226

「背景除去」では画像を部分的に選択をして除去して選択範囲もしくは選択範囲外を透明にします。背景を除去した画像を保存することで「画像追加・合成」で他の画像に合成することができます。

抽出または作成

背景除去画像の特定の色や形をブラシでドラッグしたり、輪郭に沿ってドラッグすることで、自動的に選択範囲を作成し

ます。選択範囲の色を透明にしたり、選択範囲外を指定して透明にします。その後でエッジの部分を細かく調整することもできます。ブラシで選択する「マジック セレクション」と、輪郭をドラッグして選択する「スマートなげなわ」の 2 つのツールがあります。

「マジック セレクション」の使用「背景除去」の「マジック セレクション」を使

用してオブジェクトを残して空の部分を削除し、透明にします。「編集」モジュールの「抽出または作成」セクションの「背景除去」を選びます。

「選択用ツール」で「マジック セレクション」タブをクリックして開き、「ブラシの選択」で「ブラシ追加ツール」を選びます。

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227

編集で効果を加える

5

「ブラシの設定」で、選択するためのブラシのサイズを調整します。ここでは空の部分を選択するので、空の狭い部分からブラシがはみ出さない程度に設定をします。「インテリジェント」にチェックを入れることで、ブラシの領域の類似する色や明るさのピクセルを自動的に検出をして、輪郭に沿って選択することができます。空の部分をクリックやドラッグをして選択範囲を追加していきます。

選択範囲が空以外の部分に入り込んでしまった場合は「ブラシ消去ツール」に切り替えて、はみ出した部分をドラッグして選択範囲から削除します。

輪郭にとらわれず自由な領域を選択するには「インテリジェント」のチェックを外します。

MEMO

「ズーム」で表示倍率を拡大すると細かい選択範囲の調整がしやすくなります。MEMO

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228

選択範囲の色を透明にします。「選択した領域を除去」を選択して「適用」ボタンをクリックします。

空の部分が透明になります。グレーのチェック模様の部分は透明な領域を表しています。

選択範囲外を透明にする場合は「未選択の領域を除去」を選択して適用します。

MEMO

ひとつ前の状態に戻したいときにはWindowsではCtrl+Z、Macではcommand+Zを押します。

MEMO

透明にしたあとでエッジを細かく調整することができます。「エッジの微調整」の「ブラシの選択」で「エッジブラシ」を選び、「ブラシの設定」でブラシのサイズを調整し、輪郭に凹凸が残っている部分をドラッグします。

マウスボタンを離すと輪郭がきれいに処理されます。

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229

編集で効果を加える

5

意図しない部分まで透明になってしまった場合は「前景ブラシ」を選び、ブラシのサイズを調整して、色のピクセルを復元したい箇所をドラッグします。

色のピクセルがはみ出している部分を透明にするには「ブラシの選択」で「背景ブラシ」を選び、「ブラシの設定」でブラシのサイズを調整して、はみ出した色の部分をドラッグして透明にします。

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230

透明にした部分を色で表示してエッジの状態の確認に利用します。「カラー ボード」の右のボックスをクリックして「カラー」ウィンドウで色を選び「OK」をクリックします。

透過部分が色に置き換えられます。なおこの色は仮表示なので、保存をする際にカラーは適用されず透明になります。

透明な状態を保ちながら保存をします。「保存先」ボタンをクリックして、画像の保存場所、ファイル名を指定して「保存」をクリックします。「PNG」形式で保存されます。

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231

編集で効果を加える

5

「背景除去ギャラリー」に保存されたという内容のウィンドウが表示されるので「OK」をクリックします。

「スマートなげなわ」の使用「スマートなげなわ」ではドラッグすると画像

の輪郭に沿って自動的に境界線で結びながら選択範囲を作成します。選択範囲作成後は上記の

「マジック セレクション」とほぼ同じ手順で透明にします。「選択用ツール」で「スマートなげなわ」タブを開きます。

「スマートなげなわ」を選択して「カーソルサイズ」のスライダーで選択する範囲を設定します。数値が大きいほどエッジを検出する幅が広がります。選択したい形の輪郭上でクリックし、輪郭に沿ってドラッグすると自動的に輪郭に沿って境界線とコントロールポイントが追加されます。クリックをして囲み、必要に応じて境界線上をクリックしてコントロールポイントを追加したり、コントロールポイントをドラッグして輪郭の形状を微調整します。

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232

ダブルクリックをすると境界線が選択範囲に変わります。「未選択の領域を除去」を選択して「適用」ボタンをクリックします。

選択範囲の部分を残し、それ以外の部分が透明になります。以降は「マジック セレクション」で作成した選択範囲と同様にエッジの調整や保存を行います。

画像追加・合成「画像追加・合成」では、背景の画像に PNG、JPG 形式の他の画像を読み込んで合成を行います。レイヤー

を使用せずに直接背景画像に貼り付けて簡易的な編集ができます。合成後の画像を保存をすることでライブラリーに追加されます。

「画像追加・合成」パネルを開く前に、合成するための背景となる画像を選んでおきます。

「編集」モジュールの「抽出または作成」セクションの「画像追加・合成」をクリックします。

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233

編集で効果を加える

5

「画像の追加」のボタンをクリックしして、貼り付ける画像ファイルを選びます。コンピューターのフォルダーから画像を読み込む場合は

「フォルダーから」を選び、すでに「背景除去」で背景を透明に処理をして保存しておいた画像を読み込む場合は「背景除去ギャラリーから」を選びます。

「背景除去ギャラリー」で読み込む画像のサムネイルを選択して「OK」をクリックします。

元の背景画像に、読み込んだ画像が重なります。

必要に応じて貼り付けた画像を囲む枠やポイントをドラッグして大きさを調整したり、枠の上中央にある緑色のポイントをドラッグして回転をさせます。また、貼り付けた画像をドラッグして位置を調整します。

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234

「画像の設定」で画像の反転を行ったり、色や明るさの微調整をします。「反転」では上下、左右に反転します。「不透明度」で貼り付けた画像の不透明度を調整します。「色温度」と「色かぶり」で背景の画像の光源の色に合わせて色を調整します。「露光量」と「コントラスト」で背景の写真の環境に合わせて明るさを調整します。

編集した画像を新たなファイルとして保存をします。「保存先」ボタンをクリックして、画像の保存場所、ファイル名、ファイル形式を指定し、「保存」をクリックします。

保存できるファイル形式はPNG、JPEG、TIFFの3種類です。MEMO

「新しいファイルはライブラリーに読み込まれました」というウィンドウが表示されるので「OK」をクリックします。「←」ボタンをクリックして仮想画像として現在の効果を適用して保存をし、メインメニューに戻ります。

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235

編集で効果を加える

5

コンテンツに応じた移動「コンテンツに応じた移動」では、画像の一部分を選択して同じ画像内の違う位置に移動すると同時に、元の

選択範囲は周りの色に合わせて塗りつぶすことができます。

編集する画像を選び、「編集」モジュールの「抽出または作成」セクションの「コンテンツに応じた移動」をクリックします。

「ブラシの選択」で「ブラシの追加」が選択されていることを確認します。「サイズ」のスライダーで選択するオブジェクトのサイズにあわせてブラシサイズを調整します。

移動したい箇所をドラッグして選択範囲を追加します。「次へ」をクリックします。

選択範囲を削除するには「ブラシの選択」で「消しゴム ブラシ」に切り替えて、余分な選択範囲をドラッグします。

MEMO

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236

選択範囲を移動したい箇所にドラッグします。

選択範囲の画像が移動すると同時に、元の選択範囲は周りの色や陰影に合わせて塗りつぶされます。

手順 2 のサイズのスライダーをドラッグして、移動した画像を遠近感に合わせて大きさを調整します。左にドラッグすると小さくなり、右にドラッグすると大きくなります。移動した画像をドラッグして位置を調整します。

「選択範囲の境界線を表示」のチェックを外し、周りがなじんでいるかどうかを確認します。

「保存先」ボタンをクリックして、編集した画像を新たなファイルとして保存を行い、「←」ボタンをクリックして仮想画像として現在の効果を適用して保存をして、メインメニューに戻ります。

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237

編集で効果を加える

5

「画像結合」では複数の写真を合成して新しい画像を作ります。露光の異なる複数の写真から HDR 画像を作ったり、移動しながら連続して撮影した写真でパノラマを作成したり、複数枚の人物写真からベストショット写真を作ったり、動きのある連続写真を合成して 1 枚の写真に同じ人物を複数合成したモーション フォトを作ることができます。

画像結合

ブラケット HDR「ブラケット HDR」では 3 〜 5 枚の異なる露光の写真を 1 枚に合成して HDR 画像を作成します。

「ブラケット HDR」を使用する前に、HDR 結合する 3 枚〜 5 枚の露光の異なる画像を同じフォルダーやアルバム、タグなどにまとめておき、フォト ブラウザー パネルでいずれかの写真を選択をしておきます。「編集」モジュールの「画像結合」で「ブラケット HDR」を選びます。

フォト ブラウザー パネルから選択した複数のサムネイルをフォト ビューアー ウィンドウにドラッグします。

複数の画像がフォト ビューアー ウィンドウに表示されます。ここで見せたい被写体が含まれている画像を選択してメイン画像に指定します。

「結合」ボタンをクリックします。

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自動的に画像が結合して HDR 画像が作成されます。メイン画像のサムネイルの左上にはマークが付いています。ここでサムネイルをクリックしてメイン画像を変更することもできます。

「合成で発生するゴーストの削除」にチェックを入れて、合成で生じるゴーストを抑えます。「プリセット」のドロップダウンからさまざまな HDR合成の種類を選べます。初期設定では「標準」が適用されていますが、用途によって「カラフル」

「ディテール」「ライト」「標準」「自然」「超現実的」から選べます。

・カラフル ・ライト

・自然

・ディテール

・標準 ・超現実的

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239

編集で効果を加える

5

選んだプリセットにより自動的に各コントロールの設定値が変化します。必要に応じて「グロー」

「エッジ」「ディテール」「色調」を微調整します。

・グローHDR 画像のグローエフェクトの適用量や適用され

る幅、適用バランスを調整します。

・ディテールHDR 画像のディテールの明るさ、コントラスト、ハ

イライト、シャドウを調整します。

・エッジエッジ エフェクトの適用量を調整や適用される幅、

適用バランスを調整します。

・色調HDR 画像全体の明るさ、コントラスト、彩度、自

然な彩度を調整します。

HDR 画像を新たなファイルとして保存をします。「保存先」ボタンをクリックして、画像の保存場所、ファイル名、ファイル形式を指定し、「保存」をクリックします。

保存できるファイル形式はPNG、JPEG、TIFFの3種類です。MEMO

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240

新しいファイルはライブラリーに読み込まれました」というウィンドウが表示されるので「OK」をクリックします。

「←」ボタンをクリックしてメインメニューに戻ります。

保存された画像がフォト ブラウザー パネルに追加されました。

パノラマカメラを少しずつ移動させながら撮影した 2 枚以上の写真を自動的につなげてパノラマ画像を作ります。

パノラマを作成するには 2 枚以上の画像が必要です。使用する画像を同じフォルダーやアルバム、タグなどにまとめておき、フォト ブラウザー パネルでいずれかの写真を選択をしておきます。「編集」モジュールの「画像結合」で「パノラマ」を選びます。

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241

編集で効果を加える

5

フォト ブラウザー パネルでパノラマに使用する複数の写真を選択します。

Shift キーを押しながら連続して選択するか、または Windows では Ctrl キーを、Mac ではcommand キーを押しながら複数の画像のサムネイルを選択します。選択した複数のサムネイルをフォト ビューアー ウィンドウにドラッグします。

複数の画像がフォト ビューアー ウィンドウに表示されます。「結合」ボタンをクリックします。

自動的に画像が結合してパノラマ画像が作成されます。画像の縁は結合によって不規則な形になっているため、自動的に外側まで補完をして画像の表示領域を広げます。「境界を自動的に塗りつぶす」にチェックを入れます。

画像が広がります。必要に応じて画像を囲む枠や枠の角をドラッグしてトリミングをして構図を整えます。「保存先」をクリックします。画像の保存場所、ファイル名、ファイル形式を指定し、

「保存」をクリックします。

保存できるファイル形式はPNG、JPEG、TIFFの3種類です。

MEMO

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242

新しいファイルはライブラリーに読み込まれました」というウィンドウが表示されるので「OK」をクリックして閉じます。「←」ボタンをクリックしてメインメニューに戻ります。保存された画像はフォトブラウザーパネルに追加されています。

顔入れ替え「顔入れ替え」では人物の顔を同じシチュエーションで撮影した 2 枚以上の写真を自動的に合成して、一番良い

表情の画像を作ります。複数の連続して撮影した集合写真を使ってベストショットの写真を作るのに適しています。

「顔入れ替え」を使用するには 2 枚以上の画像が必要です。使用する画像を同じフォルダーやアルバム、タグなどにまとめておき、フォト ブラウザー パネルでいずれかの写真を選択をしておきます。「編集」モジュールの「画像結合」で「顔入れ替え」を選びます。

フォト ブラウザー パネルで顔入れ替えに使用する複数の写真を選択します。Shift キーを押しながら連続して選択するか、または Windowsでは Ctrl キーを、Mac では command キーを押しながら複数の画像のサムネイルを選択します。選択した複数のサムネイルをフォト ビューアー ウィンドウにドラッグします。

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243

編集で効果を加える

5

複数の画像がフォト ビューアー ウィンドウに表示されます。背景に使いたい画像をクリックしてメイン画像に指定します。「結合」ボタンをクリックします。

ウィンドウが表示された場合は「×」ボタンをクリックして閉じます。自動的に画像が結合してメイン画像に複数の画像のいずれかの顔が合成されます。「顔フレームの表示」にチェックを入れると、変更できる顔が白い枠で囲まれます。変更したい顔の枠をクリックします。

「顔の選択」画面に変更できる顔のリストが表示されます。変更したい顔をクリックして「OK」をクリックします。

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244

それぞれの顔を一番いい表情に入れ替えたら「保存先」ボタンをクリックします。画像の保存場所、ファイル名、ファイル形式を指定し、「保存」をクリックします。新しいファイルはライブラリーに読み込まれました」というウィンドウが表示されるので「OK」をクリックして閉じます。

「←」ボタンをクリックしてメインメニューに戻ります。

保存できるファイル形式はPNG、JPEG、TIFFの3種類です。

MEMO

保存された画像はフォト ブラウザー パネルに追加されています。

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245

編集で効果を加える

5

モーション フォト(多重露光)連続写真を使って、モーション フォト(多重露光)を作成します。固定した背景に動きのある被写体を複数合

成して、同じ人物やオブジェクトが 1 枚の画像に複数存在しているような画像を作ります。結合後は静止画およびアニメーション GIF で書き出すことができます。

モーション フォトの作成

複数の連続写真を使ってモーション フォトを作成します。使用する画像を同じフォルダーやアルバム、タグなどにまとめておき、フォト ブラウザー パネルでいずれかの写真を選択をしておきます。「編集」モジュールの「画像結合」で

「モーション フォト(多重露光)」を選びます。

フォト ブラウザー パネルでモーション フォトに使用する複数の写真を選択します。Shift キーを押しながら連続して選択するか、または Windowsでは Ctrl キーを、Mac では command キーを押しながら複数の画像のサムネイルを選択します。選択した複数のサムネイルをフォト ビューアー ウィンドウにドラッグします。

複数の画像がフォト ビューアー ウィンドウに表示されます。背景に使いたい画像をクリックして指定します。「開始」ボタンをクリックします。

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画像に白い枠が表示されます。この枠をドラッグしてトラッキングする対象オブジェクトを囲みます。

ここでは走り出している男の子を枠で囲みます。枠や枠のポイントをドラッグして大きさを調整します。他のオブジェクトにはなるべく重ならないように配置します。「確認 & 分析」ボタンをクリックします。

画像を分析後、表示されるウィンドウの「OK」をクリックして閉じます。フォト ブラウザー パネルのサムネイルには指定したオブジェクトがそれぞれ青い枠で囲まれていることを確認します。「結合」ボタンをクリックします。

画像が結合します。この画像を静止画またはアニメーション GIF のいずれかの書き出し方法を選び、設定を行います。

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247

編集で効果を加える

5

静止画像で書き出す結合画像を静止画で書き出すための設定を行

います。「静止画像」を選択して、オプションでいずれかのブレンドの種類を選択します。

・標準対象オブジェクトが同じ不透明度で表示されます。

・フェードインはじめの方の対象オブジェクトが半透明な状態から

徐々にはっきりと表示されます。

・フェードアウト終わりの方の対象オブジェクトが徐々に半透明にな

ります。

表示するフレームの数を選択します。「フレームの数」の右のボックスをクリックしてドロップダウンから表示する数を選びます。

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248

「保存先」ボタンをクリックして新しい画像ファイルとして書き出します。画像の保存場所、ファイル名、ファイル形式を指定し、「保存」をクリックします。新しいファイルはライブラリーに読み込まれました」というウィンドウが表示されるので

「OK」をクリックして閉じます。「←」ボタンをクリックしてメインメニューに戻ります。

保存できるファイル形式はPNG、JPEG、TIFFの3種類です。

MEMO

保存された画像はフォト ブラウザー パネルに追加されています。

対象オブジェクトが動くアニメーション GIF で書き出します。「アニメーション GIF」を選択します。

アニメーション GIF で書き出す

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249

編集で効果を加える

5

「オプション」の「フレームの数」で表示させる対象オブジェクトの数を選び、「軌跡の長さ」で対象オブジェクトの軌跡が表示される長さを選びます。「フレーム秒」でフレームが切り替わるまでの秒数を設定します。これらの設定によりアニメーションの長さが変化します。右下に合計時間が表示されます。フォト ビューアー ウィンドウの下にある「再生」ボタンをクリックしてアニメーションを再生して確認します。

アニメーションが再生されます。確認後は「←」ボタンをクリックして戻ります。

アニメーション GIF を書き出します。「保存先」ボタンをクリックします。

画像の保存場所と画像サイズを設定して「保存」をクリックします。保存後は「←」ボタンをクリックしてメインメニューに戻ります。

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250

PhotoDirector では画像に簡易的なフレームやコピーライト、ロゴ、画像などを透かしとして追加して著作権の保護や無断コピーの防止などを簡単に施すことができます。透かしを適用した画像をすぐに SNS で公開したり、自分でテンプレートをアレンジして透かしテンプレートに保存することができます。

フレーム & 透かし

透かしテンプレート「透かしテンプレート」ではテンプレートから透かしを選び、画像に適用して、目的に合った方法で画像を書き

出したりアップロードをします。

既定の透かしテンプレートを選ぶ透かしを利用するには、透かしを入れたい画

像を選んで「編集」モジュールの「フレーム &透かし」セクションを開き、「透かしテンプレート」を選びます。

既定のテンプレートは、フレームや文字の色、位置、図形の帯が配置されたものなど 7 種類用意されています。いずれかのテンプレートを選ぶと画像に適用されます。

・既定 _001

・既定 _007

・既定 _002

・既定 _003 ・既定 _004

・既定 _005 ・既定 _006

フォト ブラウザー ウィンドウで複数の画像のサムネイルを選択しておくと、同時に同じテンプレートを適用して出力ができます。

MEMO

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251

編集で効果を加える

5

必要に応じてテンプレートを編集します。右上のボタンをクリックすると「透かしクリエーター」が開きます。使い方については次節の「透かしクリエーター」を参照してください。

画像の出力「透かしテンプレート」パネルでは、透かしを

適用した画像をすぐにメールや SNS など目的に合わせて書き出せます。「画像の出力」をクリックします。

ドロップダウンから目的の出力方法を選びます。

・書き出し透かしを付加した画像を新たな画像ファイルと

して書き出します。

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252

・プリント透かしを付加した画像をプリントします。「プリント」

モジュールが開きます。

・Flickr透かしを付加した画像を Flickr にアップロードしま

す。Flickr のアカウントが必要です。

・サイバーリンク クラウド透かしを付加した画像をサイバーリンク クラウドに

アップロードします。サイバーリンク クラウドのアカウントが必要です。

・Facebook透かしを付加した画像を Facebook にアップロード

します。Facebook のアカウントが必要です。

・メール透かしを付加した画像をメール送信します。サイズ

および画質の設定を行います。

・DirectorZone透かしを付加した画像を DirectorZone にアップ

ロードして共有します。DirectorZone のアカウントが必要です。

Mac版には「サイバーリンク クラウド」への出力機能はありません。CAUTION

「←」ボタンをクリックして「編集」モジュールのメインメニューに戻ると透かしの適用は取り消されます。CAUTION

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253

編集で効果を加える

5

透かしクリエーター「透かしクリエーター」ではオリジナルの透かしテンプレートを作成します。画像に付加するフレーム、ライン、

画像、テキスト、画像情報などを表示させたり位置や大きさ、色などを調整しながら透かしを作成して保存をしておくと、「透かしテンプレート」で何度でも利用できます。

新規の透かしを作成する新規の透かしを作成するには「編集」モジュー

ルの「フレーム & 透かし」セクションの「透かしクリエーター」を選びます。

タブを切り替えて透かしを編集します。

フレームやラインの追加「フレームの追加」タブをクリックしてフレー

ムやラインを付加します。

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・フレーム画像をフレームで囲みます。フレームの内側

をドラッグして幅を調整したり、フレームをドラッグして移動します。「設定」の「カラー」でフレームの色を変更したり、「不透明度」を下げることでフレームを半透明にします。「シャドウ」のスライダーをドラッグしてフレームの影の位置を調整します。

・ライン画像に長方形の帯を配置します。フレームの

縁をドラッグして幅を調整したり、フレームをドラッグして移動します。「方向」の「垂直」を選ぶと縦方向に、「水平」は横方向に配置します。「設定」でラインの「カラー」「不透明度」「シャドウ」を調整します。

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255

編集で効果を加える

5

テキストの追加「テキストの追加」タブをクリックして、文字

を付加します。

「テキストの追加」をクリックします。

画像の中央に「新規テキスト」と入力されたテキストボックスが追加されます。

「テキストの設定」でテキストの色やフォント、サイズなどを調整します。「テキスト カラー」でテキストの色を、「境界線の色」にテキストの枠線の色を設定します。また「フォント」「スタイル」を選び、「フォント サイズ」「不透明度」「シャドウ」を調整します。

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テキストボックスのテキストを選択して入力します。またテキストをドラッグして希望の位置に配置します。

不要なテキストボックスは、クリックして選択してキーボードの Delete キーを押して削除します。

画像の追加透かしには画像を付加できます。「画像の追

加」タブをクリックします。

「画像の追加」をクリックします。

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257

編集で効果を加える

5

読 み 込む画 像を選びます。BMP、JPEG、 PhotoDirector のレイヤー形式、PNG、RAW、TIFFに対応しています。「開く」をクリックします。

PNG形式の透過部分には背景の画像が表示されます。MEMO

画像が追加されます。

画像をドラッグして移動したり、画像を囲む枠やポイントをドラッグしてサイズを調整します。

「画像の設定」の「不透明度」を下げることで半透明にすることができます。

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画像情報の追加「画像情報の追加」タブをクリックして開くと、

著作権やカメラの撮影時の情報をテキストで付加することができます。

表示させたい情報にチェックを入れると、情報のテキストが画像の下に追加されます。「テキストの設定」で「テキスト カラー」「境界線の色」

「フォント」「スタイル」「行揃え」「フォントサイズ」を調整します。「フレーム」の「フレームに画像情報を表示」にチェックを入れると、画像にフレームが追加されてそこに画像情報のテキストを付加します。

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259

編集で効果を加える

5

テンプレートを保存する作成したテンプレートを保存して、後から何度

でも使えるようにします。「テンプレートの保存」ボタンをクリックします。

「透かしテンプレートの保存」ウィンドウの「名前」にテンプレートの名前を入力して「OK」をクリックします。

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オリジナルの透かしテンプレートを使用する保存した透かしを利用するにはいったん「←」

ボタンをクリックしてメインメニューに戻り、「フレーム & 透かし」セクションの「透かしテンプレート」を選びます。

テンプレートの一覧から保存したテンプレートのサムネイルをクリックして選択すると、画像に適用されます。

オリジナルの透かしテンプレートにマウスポインターを重ねると表示される右上のボタンをクリックして透かしテンプレートを編集できます。また、オリジナルの透かしテンプレートを削除するには、左側の「削除」ボタンをクリックします。

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第 6 章

レイヤーによる本格的な編集

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PhotoDirector では画像に文字や図形や影を加えることができます。これらのアイテムを画像に直接貼り付けるのではなく、レイヤーという層に重ねることで、各アイテムを自由に移動したり調整を加えられます。またプロジェクトファイルとしてレイヤーの状態を保ちながら保存をしたり、再編集ができます。

レイヤーの概要

PhotoDirector のレイヤーの特徴PhotoDirector の「レイヤー」モジュールでは、複数のレイヤーを重ねることができます。「レイヤー マネー

ジャー」ではレイヤーの構成やレイヤーの種類などを確認したり調整を行って、見た目を変化させます。

最大で100個のレイヤーを重ねられます。MEMO

・レイヤーの種類と概念図

レイヤーの種類レイヤーは「背景画像」と他に「画像レイヤー」「シェイプ レイヤー」「テキスト レイヤー」の 4 種類があります。

①背景画像PhotoDirector のライブラリーに読み込まれ

た、現在フォト ブラウザー パネルで選択している画像です。常に一番下に配置されます。背景画像の色などを調整することはできますが、変形したり移動することはできません。背景画像をレイヤーのように扱うには、複製します。

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レイヤーによる本格的な編集

6

②画像レイヤー標準的なカラーのピクセルから構成されるレ

イヤーです。新しいレイヤーを追加したときや、「背景画像」を複製したとき、コピー & ペーストしたとき、レイヤーの統合をしたときにはこの

「画像レイヤー」になります。「ペン ツール」「消しゴムツール」「領域選択ツール」「塗りつぶしツール」「グラデーション ツール」「ぼかしツール」を使用できます。

③シェイプ レイヤーシェイプ ツールで図形を描くと追加されるレ

イヤーです。画像レイヤーと異なりベクトルベースの図形を描くため、柔軟に変形することができます。

④テキスト レイヤーテキスト ツールで入力すると追加されるレイ

ヤーです。入力後もフォントやカラー、サイズ、また入力した文字列を変更できます。

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レイヤー マネージャーレイヤー マネージャーではレイヤーの管理をします。画像を選んで「レイヤー」モジュールを開くと、選択し

た背景画像が「レイヤー マネージャー」の一番下に配置されます。レイヤーの複製や貼り付け、シェイプやテキストの追加によってレイヤーが追加され、それぞれのレイヤーを選択して調整を行います。

レイヤーマネージャーの構成❶ 選択したレイヤーを

削除選択しているレイヤーを削除します。なお

「背景画像」では使用できません。❷ 利用可能なレイヤーの

オプションを表示クリックすると選択しているレイヤーに関するオプションのリストが表示されます。選択しているレイヤーを右クリックしたときに表示されるリストと同じです。

❸ 新しいレイヤーを追加 クリックをしてレイヤーを追加するリストから選びます。選択しているレイヤーの上に新たなレイヤーを追加します。

❹ ブレンドモード 下のレイヤーの色と合成をします。27種類のモードから選ぶことでレイヤーの見た目を変化させます。

❺ 不透明度 レイヤーの不透明度を調整します。数値が小さくなるほどレイヤーの色は透けていき、50%で半透明に、0%で完全に透明になり、下のレイヤーの色が全面に表示されます。

❶ ❷ ❸

覚えておきたいレイヤーの基本操作レイヤー マネージャーではレイヤーの追加や複製、削除などさまざまな管理を行います。基本的なレイヤー

操作を覚えておきましょう。

新しいレイヤーを追加する新しいレイヤーを追加します。新しいレイヤー

は現在選択しているレイヤーの上に追加されます。「新しいレイヤーを追加」ボタンをクリックして「空のレイヤーを追加」を選びます。

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レイヤーによる本格的な編集

6

新しい空のレイヤーが、選択していたレイヤーの上に追加されます。

レイヤーを削除するレイヤーを削除するには、削除したいレイヤー

を選択して、レイヤー マネージャーの「選択したレイヤーを削除」ボタンをクリックします。

レイヤーが削除されます。

レイヤーを右クリックして「レイヤーの削除」を選んで削除することもできます。

MEMO

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レイヤーを複製するレイヤーを複製する方法です。「背景画像」

は複製することでレイヤーとして扱うことができます。複製したいレイヤーを選択して「利用可能なレイヤーのオプションを表示」ボタンをクリックします。リストの中から「レイヤーの複製」を選びます。

レイヤーが複製されて追加されます。

レイヤーを右クリックして「レイヤーの複製」を選んで複製することもできます。

MEMO

画像をレイヤーとして追加する現在選択しているレイヤーの上に、新たな画

像をレイヤーとして追加します。「新しいレイヤーを追加」ボタンをクリックして「画像のレイヤーを追加」で「フォルダーから」または「背景除去ギャラリーから」を選び、追加する画像ファイルを選んで「開く」をクリックします。

画像がレイヤーとして追加されました。

フォト ブラウザー パネルからサムネイルを直接画像にドラッグしてレイヤーに追加することもできます。

MEMO

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レイヤーによる本格的な編集

6

レイヤーの順を入れ替える「背景画像」以外のレイヤーの重なり順を入

れ替えます。レイヤーを入れ替えたいレイヤーとレイヤーの間にドラッグします。指定箇所のレイヤー間に黒い線が表示されるタイミングでマウスボタンを離します。

指定箇所にレイヤーが移動してレイヤーの重なり順が変更されました。

レイヤー名を変更する既存のレイヤー名を変更する方法です。背景

画像以外のレイヤーで可能です。レイヤーを右クリックして「レイヤー名の変更」を選びます。

レイヤー名が変更されました。

変更したいレイヤー名を入力して「OK」をクリックします。

右クリック

レイヤー名を直接ダブルクリックして、カーソルが点滅している状態でレイヤー名を入力して変更もできます。

MEMO

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レイヤーの非表示・表示を切り替える特定のレイヤーを非表示にします。非表示に

したいレイヤーの左側の「レイヤーの表示を示す」ボタンをクリックします。

レイヤーが非表示になります。もう一度「レイヤーの表示を示す」ボタンをクリックすると表示に切り替わります。

テキストやシェイプを画像に変換するテキスト レイヤーおよびシェイプ レイヤー

を、通常のレイヤーに変換します。いわゆるベクトル画像をラスター画像に変換する方法です。テキストまたはシェイプ レイヤーを右クリックして

「画像に変換」を選びます。

通常のレイヤーに変換されました。

右クリック

「画像に変換」を行ったあとにテキストやシェイプ レイヤーに変換することはできません。

CAUTION

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レイヤーによる本格的な編集

6

レイヤーの結合レイヤーを結合するにはいくつかの方法があります。用途に応じて使い分けます。

複数のレイヤーを結合する複数のレイヤーを 1 つのレイヤーに結合する

方法です。まず結合したいレイヤーを Windowsでは Ctrl キーを、Mac では command キーを押しながらクリックして選択します。選択したいずれかのレイヤーを右クリックして、「レイヤーの結合」を選びます。

選択していたレイヤーが 1 つに結合しました。

右クリック

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表示されているレイヤーを 1 つに結合現在表示されている状態を 1 つのレイヤーに

結合する方法です。表示しているいずれかのレイヤーを右クリックして「表示されるレイヤーを結合」を選びます。

非表示にしていたレイヤーはそのまま残り、表示されていたレイヤーが 1 つに結合しました。

右クリック

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レイヤーによる本格的な編集

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すべてのレイヤーを結合するすべてのレイヤーを 1 つに結合します。非表

示のレイヤーは破棄されます。いずれかのレイヤーを右クリックして「すべて結合」を選びます。

「背景画像」にすべての画像が結合されました。

右クリック

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レイヤーの不透明度を調整する背景画像以外のレイヤーは、不透明度を調整することにより、レイヤーの色を完全不透明で見せたり、半透

明にしたり、完全透明にすることができます。

レイヤーの不透明度を調整します。「背景画像」以外のレイヤーを選択して「不透明度」のスライダーをドラッグするか、または数値を入力します。

スライダーを左にドラッグして 50% に設定するか、またはテキストボックスに「50」と入力すると、選択したレイヤーの色が半透明になり、下のレイヤーの画像が透けて見えます。

スライダーを一番左までドラッグして 0% にすると、レイヤーは完全に透明になり、下のレイヤー全体が見えます。

不透明度のスライダーのマーカーをダブルクリックすると元の100%に戻ります。

MEMO

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273

レイヤーによる本格的な編集

6

現在選択しているレイヤーと下のレイヤーの色をさまざま方法でブレンドします。レイヤーを選択して「ブレンド モード」の右のボックスをクリックすると表示される 27 種類のモードからいずれかを選びます。

画像の見た目が変化します。「標準」を選ぶことで元の状態に戻せます。

レイヤーのブレンド モードを変更する下のレイヤーとのブレンド モードを変更することで、画像の見た目を変化させます。「標準」を選ぶことで元

の状態にいつでも戻すことができます。

「ブレンド モード」の右のボックスにマウスポインターを重ねて、マウスホイールで種類を変化させることで、画像への適用をプレビューできます。

MEMO

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レイヤーのブレンド モードの種類・標準 ・比較(暗)

・焼き込みリニア

・カラー比較(暗)

・覆い焼きリニア

・オーバーレイ

・乗算 ・焼き込みカラー

・比較(明)

・覆い焼きカラー

・リニア ライト

・スクリーン

・カラー比較(明)

・ハード ライト

・ディゾルブ

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275

レイヤーによる本格的な編集

6

・ソフト ライト ・ピン ライト

・差の絶対値

・型抜き

・彩度

・ハード ミックス ・除外

・除算

・明度

・色相

・カラー

・ビビッド ライト

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276

クイック テンプレートを追加する既存のクイック テンプレートを使って、あらかじめ効果の加えられたテンプレートを現在の画像に適用すること

ができます。クイック テンプレートは DirectorZone から追加することができます。

「新しいレイヤーを追加」ボタンをクリックして「クイック テンプレートの追加」を選びます。

既存のテンプレートから使用したい効果のサムネイルを選び、「OK」をクリックします。

画像に効果が適用され、レイヤー マネージャーには効果に関わるレイヤーが追加されます。

ひとつ前の状態に戻すにはWindowsではCtrl+Z、Macではcommand+Zを押します。初期状態に戻すには「クリア」ボタンをクリックします。

MEMO

「クイック テンプレートを追加」ウィンドウで「DirectorZoneでさらに検索する」をクリックして、DirectorZoneから他のクイック テンプレートをダウンロードして利用できます。

MEMO

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レイヤーによる本格的な編集

6

レイヤーの調整各レイヤーの右側には「レイヤーの調整」ボタンが付いています。ここをクリックすると「レイヤーの調整」ウィ

ンドウが開き、「ホワイト バランス」「色調」「HSL/ カラー」「ディテール」の各セクションを操作することで、レイヤーごとに色や明るさなどの調整ができます。

調整を行うレイヤーの「レイヤーの調整」ボタンをクリックします。

「レイヤーの調整」ウィンドウが開きます。「ホワイト バランス」「色調」「HSL/ カラー」「ディテール」の各セクションで調整を行います。

「すべてのレイヤーを同時にプレビュー」にチェックを入れると、すべてのレイヤーが表示された状態を確認しながら調整ができます。「OK」をクリックして調整を確定します。なお各セクションの詳細については「調整」モジュールの解説

(→ P.116)を参照してください。

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選択したレイヤーに調整結果が適用されます。

再度「レイヤーの調整」ボタンをクリックしても前回の調整値は保たれていません。

CAUTION

ドロップ シャドウまたは境界線を追加「背景画像」を除くレイヤーには「ドロップ シャドウまたは境界線を追加」ボタンで、レイヤーに影を付けたり、

レイヤーの縁に境界線を加えることができます。

影または境界線を加えたいレイヤーの「ドロップ シャドウまたは境界線を追加」ボタンをクリックします。

新しいウィンドウが開きます。影を付けたい場合は「ドロップ シャドウ」にチェックを入れて、「カラー」で影の色を選び、「強度」「不透明度」「距離」で影の縁のぼかしや不透明度、影の距離を調整します。「光源」のホイールで影の向きを調整します。

各セクションの右上の矢印ボタンをクリックすると、設定値をリセットします。

MEMO

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レイヤーによる本格的な編集

6

レイヤーの縁に境界線を加える場合は「境界線」にチェックを入れて、「カラー」で境界線の色を選び、「サイズ」と「不透明度」で境界線の幅と不透明度を調整します。

「すべてのレイヤーを同時にプレビュー」にチェックを入れると、すべてのレイヤーを表示した状態で調整ができます。「OK」をクリックします。

選択したレイヤーに調整結果が適用されます。

再度「ドロップ シャドウまたは境界線を追加」ボタンをクリックすると、前回の調整値はそのまま保たれています。

MEMO

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280

「レイヤー」モジュールでは「レイヤー ツール」を使って各レイヤーにペイントしたり、レイヤーの色を消して透明にしたり、図形やテキストを描くことができます。選択範囲を作成して部分的に調整を加えられます。

レイヤー ツールを使用する

レイヤー ツールの種類レイヤー ツールは「レイヤー」モジュールの編集キャンバスの左上に配置されています。

❶ ❷ ❸ ❹ ❺ ❻ ❼ ❽

❶ ペンツール 「鉛筆」「ブラシ」「エア ブラシ」を使ってレイヤーにペイントをします。❷ 消しゴムツール レイヤーの色のピクセルを消します。「鉛筆」「ブラシ」「ブロック」から選べます。❸ シェイプ ツール ベクトルベースの図形を描きます。「四角型」「楕円形」「多角形」「星」から選択します。❹ テキスト ツール テキストを入力して追加します。❺ 領域選択ツール レイヤーの特定の領域を選択します。選択する色や形などに合わせてツールを選択します。❻ 塗りつぶしツール 特定の色の領域を指定した色で塗りつぶします。❼ グラデーション ツール レイヤー全体または選択範囲をグラデーションで塗りつぶします。❽ プラグイン(ぼかしツール) レイヤーにぼかし効果を加えます。「円形」「リニア(線形)」「ブラシ」でぼかしの領域を選びます。

ペン ツールの使用ペン ツールで背景画像や画像レイヤーにペイントをします。

「ペン ツール」をクリックします。「ツールの選択」で描くツールの種類を選びます。「鉛筆」「ブラシ」「エア ブラシ」からいずれかを選びます。

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レイヤーによる本格的な編集

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それぞれの種類の特徴は先端の形状の境界線に現れます。「鉛筆」では輪郭がくっきりと、

「ブラシ」は輪郭がソフトに、「エア ブラシ」はマウスボタンを押し続けると輪郭が徐々に広がります。

鉛筆

ブラシ

エア ブラシ

「サイズ」のスライダーをドラッグするかまたは数値を入力して先端のサイズを 1 〜 2500pxの範囲で設定します。数値が小さいほど細い線を描き、大きいほど広い範囲を描画します。

「不透明度」のスライダーをドラッグするかまたは数値を入力して、不透明度を調整します。

「100%」で完全不透明の濃い色を描き、「50%」で半透明の色を描きます。半透明の場合は重ねてドラッグすると重なった部分が色濃くなります。

サイズ1px

不透明度100%

サイズ200px

不透明度50%

サイズ1000px

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「ブレンド モード」をクリックして開くリストから描く色とレイヤーとの合成方法を選びます。通常は「標準」ですが、モードを変更してクリックやドラッグするとその領域にブレンド モードが適用されます。

「カラー」をクリックして開く「カラー ピッカー」で描画する色を選びます。基本色を選び、明度、色相、彩度の領域から目的の色を選んで「OK」をクリックします。

選択した色が「カラー」に適用されます。レイヤーをクリックやドラッグをしてペイントをします。

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レイヤーによる本格的な編集

6

消しゴムツールの使用消しゴムツールで、背景画像や画像レイヤーの色を消します。

「消しゴムツール」を使ってレイヤーの色を消します。「ツールの選択」をクリックして開くリストから消すツールの種類を選びます。「消しゴム(鉛筆)」「消しゴム(ブラシ)」「消しゴム(ブロック)」からいずれかの先端形状を選びます。

画像をドラッグすると、「鉛筆」では輪郭がくっきりと、「ブラシ」は輪郭がソフトに、「ブロック」は正方形の形状でそれぞれ消します。 消しゴム(鉛筆)

消しゴム(ブラシ)

消しゴム(ブロック)

「サイズ」のスライダーをドラッグするかまたは数値を入力して先端のサイズを 1 〜 2500pxの範囲で設定します。数値が小さいほど細い線で消し、大きいほど広い範囲を消します。

サイズ1px

サイズ200px

サイズ1000px

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「不透明度」のスライダーをドラッグするかまたは数値を入力して、不透明度を調整します。

「100%」ではっきりと消し、「50%」で半透明の状態で消します。半透明の場合は重ねてドラッグすると重なった部分がより透明度が増します。

不透明度100%

不透明度50%

シェイプ ツールの使用シェイプ ツールでベクトルベースの図形を描きます。

「シェイプ ツール」を選び、描くシェイプの種類を「四角形」「楕円形」「多角形」「星」からいずれかを選びます。

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285

レイヤーによる本格的な編集

6

画像をドラッグして図形を描きます。「四角形」ではフリーハンドで長方形を描きますが、「幅」と

「高さ」に同じ数値を入力して、画像をクリックをすると指定したピクセルの正方形を描きます。

「角丸」にチェックを入れて「半径」に角の半径の数値を入力して、角の丸い図形を描きます。

「中央から」にチェックを入れてから画像をドラッグすると、中央から外側に向かって四角形を描きます。レイヤー マネージャーにはシェイプ レイヤーが追加されます。

「カラー」のボックスをクリックしてカラー ピッカーで図形の色を選択して描いたり、選択したシェイプ レイヤーの図形の色を変更できます。

ドラッグ クリック

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286

シェイプ領域のオプションのいずれかを選びます。「標準」を選んでドラッグするとそのつど新しいシェイプレイヤーが作成されます。

「追加」を選んでドラッグすると、同じシェイプレイヤーに図形が追加されます。

「型抜き」を選んでドラッグすると、同じシェイプレイヤーの図形が重なった部分が透明になります。

「交差」を選んでドラッグすると、同じシェイプレイヤーの図形が重なった部分だけが表示されます。

「除外」を選んでドラッグすると、同じシェイプレイヤーの図形が重なり合った部分だけが透明になります。

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287

レイヤーによる本格的な編集

6

「楕円形」ではフリーハンドで楕円形を描きますが、「幅」と「高さ」に同じ数値を入力して、画像をクリックをすると指定したピクセルの正円を描きます。「中央から」にチェックを入れてから画像をドラッグすると、中央から外側に向かって円を描きます。シェイプ領域のオプションや「カラー」で図形の色を選んで描画します。

「多角形」では「辺」に数値を入力して図形の辺(角)の数を指定します。シェイプ領域のオプションや「カラー」で図形の色を選んで描画します。

「星」では「ポイント」に星の先端の数を入力して、「インデント」で星の先端と先端の間の角の深さを指定します。数値が小さいほどくぼみが浅く鈍角になり、大きくなるほどにくぼみが深く鋭角になります。シェイプ領域のオプションや「カラー」で図形の色を選んで描画します。

ドラッグ クリック

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288

テキスト ツールの使用テキスト ツールで画像にテキストを追加します。

「テキスト ツール」を選び、画像をクリックするとテキストボックスが表示されます。同時にレイヤー マネージャーにはテキスト レイヤーが追加されます。

「フォント」「スタイル」「フォント サイズ」「行揃え」「テキスト カラー」「境界線」「シャドウ」の設定をしてテキストを入力します。

テキストを表示させる範囲に合わせてテキストボックスの枠やハンドルをドラッグしてサイズを調整します。「OK」ボタンをクリックしていったん確定します。

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289

レイヤーによる本格的な編集

6

必要に応じて「フォント」「スタイル」「フォント サイズ」「行揃え」の設定を変更します。

テキストの調整をするには、「テキスト ツール」を選んだ状態でテキストをドラッグして選択します。

テキストの色を変更するには、テキストを選択して「テキストの色を設定」をクリックします。カラーピッカーで色を選び「OK」をクリックします。

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290

テキストの境界線の色や幅を変更するには、テキストを選択して「境界線」にチェックを入れ、

「カラー」をクリックしてカラー ピッカーで境界線の色を選び、「サイズ」のスライダーで境界線の幅を設定します。

テキストの下に影を加えるには、テキストを選択して「シャドウ」にチェックを入れ、「カラー」で影の色を、「オフセット」で影の位置を調整します。「OK」ボタンをクリックして確定します。

テキストボックスを作成する際にドラッグしてテキストボックスの領域をあらかじめ指定してから入力することもできます。日本語を入力するには「フォント」で日本語フォントを選択して入力します。

ドラッグしてテキストボックスを作成してから入力

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291

レイヤーによる本格的な編集

6

選択範囲を解除するには「選択範囲のクリア」ボタンをクリックします。

MEMO

テキストボックスの枠やハンドルをドラッグして縦方向に変更すると、縦書きになります。

縦表示の場合、テキストボックス1つに1行の表示となります。

MEMO

領域選択ツールの使用領域選択ツールで、背景画像および画像レイヤーの特定の領域を選択します。

テキスト レイヤーおよびシェイプ レイヤーを選択した状態で領域選択ツールを使用する際に、「レイヤーを画像に変換する必要があります」というウィンドウが表示されます。画像レイヤーに変換して領域選択ツールを使用する場合は「OK」をクリックします。ただし画像レイヤー変換後にテキスト レイヤーおよびシェイプ レイヤーに変換することはできません。

CAUTION

「領域選択ツール」を選びます。「ツールの選択」には4種類のツールのボタンが並んでいますが、右下に小さい三角形の付いている箇所をクリックするとさらにツールが収納されています。長方形の選択範囲を作るには一番左側のボタンの小さい三角形の箇所をクリックして、リストから「四角形」を選びます。

画像をドラッグして長方形の選択範囲を作成します。

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292

「楕円形」を選んでドラッグすると楕円形の選択範囲を作ります。

左から2番目のボタンの右下の小さい三角形をクリックして「なげなわ」を選び、ドラッグして自由な領域を囲んで選択範囲を作ります。

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293

レイヤーによる本格的な編集

6

左から 3 番目のボタンの右下の小さい三角形をクリックして「ブラシ」を選び、「サイズ」でブラシのサイズを、「ぼかし」でブラシの輪郭のぼかしの幅を設定して、ブラシで描くようにドラッグすると、その領域が選択範囲になります。

「スマートなげなわ」を選んで、選択したい形の輪郭をドラッグすると、自動的にエッジに沿って境界線で結びます。ダブルクリックで領域を閉じて選択範囲に変換します。

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294

「スマートブラシ」を選び、「サイズ」でブラシのサイズを、「ぼかし」でブラシの輪郭のぼかしの幅を設定して、ブラシで描くように輪郭の内側をドラッグすると、輪郭に沿って自動的に選択範囲が作成されます。

左から 4 番目の「マジック ワンドの選択」を選び、「許容値」で選択する領域の色数を設定します。隣り合った領域のみを選択するのであれば「隣接」にチェックを入れて、選択したい色の部分をクリックします。自動的にクリックした箇所と隣接している似ている色の領域を検知して選択範囲になります。なお「許容値」と「隣接」については「マジック ワンドの選択オプション」(→ P.302)を参照してください。

クリック

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295

レイヤーによる本格的な編集

6

領域選択のオプション選択をする際には領域選択ツールの「選択

モード」にある 3 種類のボタンのいずれかを選びます。「新規選択」を選んでドラッグするとそのつど新しい選択範囲が作成されます。

「選択範囲に追加」を選んでドラッグすると、選択範囲が追加されます。

「選択範囲から型抜き」を選んでドラッグすると、重なった部分が選択範囲から削除されます。

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296

選択の反転既存の選択範囲を反転するには、「選択」の「反

転選択」ボタンをクリックします。

既存の選択範囲を削除するには、「選択」の「選択範囲を削除」ボタンをクリックします。

選択範囲が削除されて透明になりました。

選択範囲が反転します。

選択範囲を削除

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297

レイヤーによる本格的な編集

6

選択範囲のクリア選択範囲を取り消します。「選択」で「選択範

囲のクリア」ボタンをクリックします。

選択範囲が解除されました。

選択範囲の境界にぼかしを加える選択範囲の境界にぼかしの領域を加えながら

選択します。選択をする前に「ぼかし」のスライダーでぼかしの幅を設定してから、画像をドラッグして選択をします。

「選択範囲を削除」ボタンをクリックすると、選択範囲の境界が徐々に透明になりながら選択した範囲が削除されます。

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298

選択範囲の境界の精細化「ブラシ」と「スマートブラシ」を選ぶと、選

択範囲の精細さを向上させることができます。範囲を選択してから「精細化」ボタンをクリックします。

選択範囲を抽出したプレビューが表示されます。必要に応じて「ズーム」で拡大表示をし、「エッジの微調整」で「エッジブラシ」を選び、エッジの幅に合わせて「サイズ」を調整します。つづけてエッジの周りをブラシでドラッグします。

マウスボタンを離すと自動的にエッジに合わせて抽出します。さらに手動で調整を加えます。

「背景ブラシ」を選んでエッジの外側のきれいに抽出できなかった部分をクリックやドラッグして消します。

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299

レイヤーによる本格的な編集

6

抽出されずに欠けている部分は「前景ブラシ」を選んで追加したい部分をドラッグして抽出します。

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300

「カラー ボード」の右のボタンをクリックして、背景に仮の着色をして、エッジがきれいに抽出されているかどうかを確認します。カラーを選び「OK」をクリックします。

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301

レイヤーによる本格的な編集

6

エッジの微調整が終了したら「OK」をクリックします。

エッジがきれいに選択されて元の画面に戻ります。

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302

マジック ワンドの選択オプション 「マジック ワンドの選択」を選ぶと、自動的に選択するためのオプションが用意されています。「許容値」の

数値を小さくすると一度のクリックで選択される色数が狭まります。

「許容値」の数値を大きく設定すると、一度のクリックで選択される色の幅が広がり、広範囲を選択します。

「隣接」にチェックを入れて選択をすると、クリックした箇所と接している類似する色のピクセルを同時に選択します。

クリック

クリック

クリック

Page 303: CyberLink PhotoDirector ヘルチE · ,'$%&m"33/sm7()*z7+,@,-@./@01@2:@8%"#34"5_ l8"6@7g"8%$@7l+"9$@:t@;

303

レイヤーによる本格的な編集

6

「隣接」のチェックを外して選択をすると、クリックした箇所と離れた類似する色のピクセルを同時に選択します。

クリック

「全レイヤーを対象」にチェックを入れて選択をすると、異なるレイヤーの類似する色のピクセルを同時に選択します。離れた領域も同時に選択するにはあらかじめ「隣接」のチェックを外しておきます。ここでは緑色の円形をクリックすると、異なるレイヤーにある同じ緑色の円形も選択されます。

エッジをくっきりと選択する場合は、「アンチエイリアス」のチェックを外して選択をします。選択範囲を削除してエッジを拡大表示すると、エッジが階段状にくっきりと切り取られていることが確認できます。

別レイヤーの色が近い部分も同時に選択される

クリック

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304

エッジをより滑らかに選択するには「アンチエイリアス」にチェックを入れてから選択をします。選択範囲を削除して拡大表示すると、エッジが滑らかに切り取られています。

塗りつぶしツールの使用「塗りつぶしツール」を使って、画像の全体や特定の色の領域を、指定した色で塗りつぶします。

塗りつぶすカラーを選択「塗りつぶしツール」を選び、塗りつぶす色

を設定します。「カラー」のボックスをクリックします。

「カラー ピッカー」で色を選びます。基本色を選び、明度、色相、彩度の領域から目的の色を選んで「OK」をクリックします。

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305

レイヤーによる本格的な編集

6

選択した色が「カラー」に適用されます。色を塗り替えたい箇所をクリックします。

クリック

塗りつぶすブレンドモードの選択「ブレンド モード」をクリックしてリストから塗

りつぶす色と合成するモードを選びます。

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306

画像をクリックすると、指定したブレンド モードが適用されて塗りつぶされます。

クリック

塗りつぶしの許容値の設定「許容値」の数値を小さく設定すると、一度のクリックで選択される色の範囲が狭まります。

大きく設定すると、一度のクリックで選択される色の幅が広がり、広範囲を指定します。塗りつぶしたい色の領域に合わせて調整をします。

クリック

クリック

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307

レイヤーによる本格的な編集

6

「不透明度」は最大の「100」では完全不透明で、設定したカラーで塗りつぶされます。

不透明度を「50」に下げると、設定するとカラーは半透明の状態で塗り重ねられます。

「隣接」にチェックを入れた状態でクリックをすると、クリックした箇所と隣接している類似する色のピクセルも塗りつぶします。

「隣接」のチェックを外した状態でクリックすると、クリックした箇所と離れた類似する色のピクセルも同時に塗りつぶされます。

クリック

クリック

クリック

クリック

塗りつぶしの不透明度の調整

離れた領域も同時に塗りつぶす

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308

グラデーション ツールの使用「グラデーション ツール」を使って、画像全体または特定の色の領域をグラデーションで塗りつぶします。

グラデーションの種類「グラデーション ツール」を選び、グラデー

ションの種類を「線形」「円形」「円錐型」「反射形」「菱形」からいずれかを選びます。

「カラー」の左上のボックスをクリックしてカラー ピッカーで前景色を、右下のボックスをクリックして背景色を設定します。ここでは前景色を「オレンジ色」、背景色を「白」に設定しています。画像をドラッグすると、設定したグラデーションで塗りつぶされます。

「カラー」の左下のボタンをクリックすると、前景色が黒、背景色が白に設定されます。右上のボタンをクリックすると前景色と背景色が入れ替わります。

MEMO

・線形グラデーションドラッグした方向に線形のグラデーションで塗

りつぶします。

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309

レイヤーによる本格的な編集

6

・円形グラデーションドラッグした方向に円形に広がるグラデーショ

ンで塗りつぶします。

・円錐型グラデーションドラッグした方向に円錐型に広がるグラデー

ションで塗りつぶします。

・反射形グラデーションドラッグした方向に反射するようなグラデー

ションで塗りつぶします。

・菱形グラデーションドラッグした方向に菱形に広がるグラデーショ

ンで塗りつぶします。

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310

「スタイル」のボックスをクリックして「前景から背景」「前景から透明」「黒から白」のいずれかを選びます。

・「前景から背景」でドラッグ

・「前景から透明」でドラッグ

・「黒から白」でドラッグ

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311

レイヤーによる本格的な編集

6

「反転」のチェックを外してドラッグすると、「線形グラデーション」の「前景から背景」スタイルの場合、ドラッグの始点は描画色、終点に向けて徐々に背景色に切り替わるグラデーションで塗りつぶされます。

「不透明度」は最大の「100」では完全不透明で、設定したグラデーションで塗りつぶされます。

不透明度を「50」に下げると、設定するとグラデーションは半透明の状態で塗り重ねられます。

「反転」にチェックを入れると、同じ方向にドラッグすると、背景色から始まり徐々に描画色に切り替わるグラデーションで塗りつぶされます。

グラデーションを反転して塗りつぶす

グラデーションの不透明度の調整

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312

グラデーションのブレンド モード「ブレンド モード」をクリックしてリストから

グラデーションのカラーと合成するモードを選びます。

画像をドラッグすると、指定したブレンド モードが適用されて塗りつぶされます。

ぼかしツールの使用レイヤーツールの「プラグイン」から「ぼかしツール」を選んで、画像にぼかしエフェクトを適用することがで

きます。

「ぼかしツール」ウィンドウで「円形」「リニア(線形)」「ブラシ」のぼかし効果を適用します。なお詳しい使い方については 5 章の「ぼかしツール(→ P.205)」を参照してください。

「レイヤー」モジュールでぼかしツールを使用するには、「プラグイン」ボタンをクリックして

「ぼかしツール」を選びます。

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313

レイヤーによる本格的な編集

6

「レイヤー」モジュールの「編集ツール」を使って、レイヤーを移動、回転、サイズ変更、変形、画像全体またはレイヤーの左右上下反転などを操作することができます。

編集ツール

編集ツールの種類編集ツールは「レイヤー」モジュールの編集キャンバス右上に 3 種類のツールが配置されています。

❶ 選択&移動ツール 背景画像以外のレイヤーの画像の移動、回転、サイズ変更、変形などを操作します。❷ 90度回転 ボタンの右下の小さい三角形の箇所をクリックすると開くリストから「右に90度回転」「左に90度回転」を選ん

で画像全体を90度ずつ回転させます。また背景画像以外のレイヤーを選択しているときには「レイヤーを右に90度回転」または「レイヤーを左に90度回転」を選べます。

❸ 反転 ボタンの右下の小さい三角形の箇所をクリックすると開くリストから「左右反転」「上下反転」を選んで画像全体を反転させます。また背景画像以外のレイヤーを選択しているときには「レイヤーを左右に反転」または「レイヤーを上下に反転」を選べます。

❶ ❷ ❸

選択 & 移動ツールの使用「選択 & 移動ツール」ボタンをクリックして、背景画像以外のレイヤーのサイズの変更や回転、移動を操作し

ます。画像レイヤーは「ゆがみ変形」で変形することができます。

レイヤーのサイズを変更する背景画像以外のレイヤーのサイズを変更する

には、「レイヤー」モジュールのレイヤーマネージャーでサイズ調整したいレイヤーを選択して、

「選択 & 移動ツール」ボタンをクリックし、変形モードで「拡大 / 縮小」を選びます。レイヤーが枠で囲まれ、枠にはポイントが表示されています。

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枠やポイントをドラッグして、レイヤーの画像を拡大・縮小します。角のポイントをドラッグすると縦横比を保ちながら拡大・縮小します。

レイヤーの画像を移動するレイヤーの画像の位置を調整するには、移動

したいレイヤーを選択して「選択 & 移動ツール」で「拡大/縮小」ボタンをクリックします。レイヤーの画像をドラッグします。

配置したい箇所までドラッグして移動しました。

背景画像を移動やサイズ変更、回転、変形したい場合は、背景画像を複製した画像レイヤーで操作します。

MEMO

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315

レイヤーによる本格的な編集

6

レイヤーのオブジェクトを回転するには、操作したいレイヤーを選択して、オブジェクトを囲む枠のポイントの外側にポインターを置きます。ポインターの形が曲線の矢印に変わります。

そのままドラッグするとオブジェクトの中心から回転します。傾けたい角度までドラッグします。

「OK」ボタンをクリックして確定します。

レイヤーの画像を回転させる

ひとつ前の状態に戻すには、WindowsではCtrl+Z、Macではcommand+Zを押します。

MEMO

レイヤーの画像を変形させる画像レイヤーを変形するには、変形したい画

像レイヤーを選択して変形モードで「ゆがみ変形」ボタンをクリックします。レイヤーが枠で囲まれ、枠にポイントが表示されます。

「ゆがみ変形」は画像レイヤーのみ使用できます。CAUTION

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枠の辺の中央にあるポイントをドラッグして、平行四辺形で拡大・縮小ができます。

変形前の状態に戻すには「×」ボタンをクリックします。MEMO

角のポイントをドラッグして四角形をゆがませます。「OK」ボタンをクリックして変形を確定します。

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317

レイヤーによる本格的な編集

6

「レイヤー」モジュールで作成したプロジェクトを、レイヤーの状態を保ちながら保存をしましょう。他のモジュールに移動したり、PhotoDirector を再起動した際も、レイヤーモジュールで同じレイヤー構成のプロジェクトを開くことができます。さらにはクイック テンプレートとして保存をすると DirectorZone で共有もできます。

レイヤー プロジェクトの保存

レイヤー プロジェクトを保存する「レイヤー」モジュールで作成したプロジェクトを、レイヤーの状態をそのまま保ちながら、PhotoDirector

専用のファイル形式で保存します。

レイヤーマネージャーの左下にある「保存先」ボタンをクリックして「新しい画像ファルとして保存」を選びます。

プロジェクトを保存する場所を選び、ファイル名を確認します。「ファイルの種類」は PhotoDirector 専用のファイル形式の「PHI files (*.phi)」形式を選びます。「保存」をクリックします。

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「すべての変更内容は画像に適用され、新しいファイルに保存されました。新しいファイルはライブラリーに読み込まれました。」というウィンドウが開くので「OK」をクリックして閉じます。

フォト ブラウザー パネルで保存したプロジェクトのサムネイルの右上には、レイヤーの編集データが含まれているマークが付いていることが確認できます。

プロジェクトファイルを選択した状態で「レイヤー」モジュールに切り替えると、レイヤー構成はそのままの状態で開きます。

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319

レイヤーによる本格的な編集

6

クイック テンプレートとして保存して利用する画像にレイヤーを重ねて作成した効果を、クイック テンプレートとして保存をします。クイック テンプレートに

は背景画像以外のレイヤーを効果として保存するものです。他の画像に同じ効果を加えたり、DirectorZoneに登録している場合は共有することもできます。

レイヤーマ ネージャーの左下の「保存先」ボタンをクリックして「クイック テンプレートとして保存」を選びます。

「名前」にクイック テンプレートの名前を入力します。「タグ」は DirectorZone での検索用のキーワードタグを入力します。複数のタグを入力する場合は「;」(セミコロン)で区切ります。「説明」にはクイック テンプレートの説明を入力します。DirectorZone で共有する場合は

「DirectorZone でこのクイック テンプレートを共有」にチェックを入れます。ここではチェックを外して「次へ」をクリックしています。

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320

登録したクイック テンプレートを他の画像で利用するには、効果を加えたい別の画像を「レイヤー」モジュールで開きます。レイヤー マネージャーの「新しいレイヤーを追加」ボタンをクリックして「クイック テンプレートの追加」を選びます。

登録されているクイック テンプレートの一覧が開きます。保存したクイック テンプレートのサムネイルをクリックして「OK」をクリックします。

開いていた画像に保存したクイック テンプレートが適用されました。

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第 7 章

ファイルの共有

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PhotoDirector で調整や編集をした画像やアニメーション GIF を、Facebook などの SNS や、サイバーリンクのクラウドサービスにアップロードして共有することができます。

画像をアップロード・共有

Facebook のアルバムにアップロード1 枚または複数の画像を選んで、Facebook の新しいアルバムや既存のアルバムにアップロードします。なお、

あらかじめ Facebook に登録してログインをしておきます。

「ライブラリー」モジュールのフォト ブラウザー パネルで Facebook にアップロードする画像を選びます。複数選択するには Windowsでは Ctrl キーを、Mac では command キーを押しながらサムネイルをクリックします。「フォト ブラウザー ツール」の「共有」ボタンをクリックして「Facebook」を選びます。

Facebookにログインをしていない場合は認証画面でFacebookのアカウントでログインを行います。

MEMO

「Facebook にアップロード」ウィンドウが開きます。左側に選択していた画像が並び、右側で公開に関する設定を行います。新たなアルバムに投稿したい場合はアルバムの設定で「新規アルバムを作成、追加」を選びます。以前に作成したアルバムに投稿する場合は「既存のアルバムに追加」を選び既存のアルバム名を選びます。

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323

ファイルの共有

7

必要に応じて「場所」「アルバムの説明」「画像の説明」を入力します。「プライバシー」をクリックしていずれかの公開対象を選びますが、投稿後に Facebook で変更することもできます。透かしを加える場合は「透かしの追加」にチェックを入れ、追加する透かしの種類を選択します。

「アップロード」をクリックします。

アップロード後はWebブラウザーや Facebookの専用アプリなどでログインして、自分の投稿を確認します。

PhotoDirectorからアップロードした画像のサムネイルの左上には上向きの矢印マークが付いていることで確認ができます。

MEMO

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アニメーション GIF を Facebook に投稿する「モーション フォト(多重露光)」「アニメション GIF」「モーション スチル」の作成画面から直接作成したアニメー

ション GIF を Facebook に投稿することができます。なお、あらかじめ Facebook にログインをしておきます。

ここでは「編集」モジュールの「画像結合」セクションにある「モーション フォト(多重露光)」の「手順 3」で「アニメーション GIF」を選択して、オプションでフレームの数や軌道の長さ、1 秒あたりのフレーム数を設定し、画面右下にある「共有」ボタンをクリックします。

「Facebook にアップロード」ウィンドウに著作権情報の注意書きが表示されます。確認をしたら「次へ」をクリックします。

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325

ファイルの共有

7

アニメーション GIF のプレビューと設定画面に切り替わります。再生のマークをクリックしてアニメーション GIF をプレビューします。「出力」で作成した GIF ファイルを保存する場所を指定します。必要に応じて「アップロード後に出力ファイルを削除する」にチェックを入れ、コメントの欄にこのアニメーション GIF のコメントを入力します。「プライバシー」では公開対象を選択します。アップロード後に Facebook で変更することができます。「タグ」の欄に、関連するタグを入力します。複数のタグは「,」(コンマ)で区切ります。「アップロード」をクリックします。

アップロード完了後、「クリックして Facebook の結果をチェックします」をクリックすると、Webブラウザーが開き、リンクをシェアする形で投稿したアニメーション GIF が表示されます。

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326

サイバーリンク クラウドにアップロードするPhotoDirector から直接画像をサイバーリンク クラウドにアップロードします。なお、あらかじめサイバーリ

ンク クラウドサービスの契約が必要です。また、この機能は Windows 版のみ使用可能です。

「ライブラリー」モジュールのフォト ブラウザー パネルでサイバーリンク クラウドにアップロードする画像を選びます。複数選択するにはキーボードの Ctrl キーを押しながらサムネイルをクリックします。「フォト ブラウザー ツール」の

「共有」ボタンをクリックして「サイバーリンク クラウド」を選びます。

「サイバーリンク クラウドサービスを使用する」ウィンドウが開きます。「サイバーリンク クラウドを使用する」ボタンをクリックします。

登録しているメールアドレスとパスワードを入力して「サインイン」をクリックします。

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327

ファイルの共有

7

「サイバーリンク クラウドにアップロード」ウィンドウが開きます。左側に選択した画像が並び、右側でアップロードに関する設定を行います。

「アルバムの設定」で追加するアルバムを作成または既存アルバムを選びます。「画像の設定」で画像のサイズを「縮小」または「オリジナル」から選びます。透かしを入れる場合は「透かしの追加」にチェックを入れて、透かしの種類を選びます。「アップロード」をクリックします。

アップロードが完了すると開くウィンドウで「クリックしてサイバーリンク クラウドで表示」をクリックします。

Web ブラウザーが起動して、サイバーリンククラウドにアップロードした画像のアルバムページが開きます。

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DirectorZone で共有するDirectorZone のフォトギャラリーに PhotoDirector から画像をアップロードして共有することができます。

「ライブラリー」モジュールのフォト ブラウザー パネルで DirectorZone にアップロードする画像を選びます。複数選択するには Windowsでは Ctrl キーを、Mac では command キーを押しながらサムネイルをクリックします。「フォト ブラウザー ツール」の「共有」ボタンをクリックして「DirectorZone」を選びます。

DirectorZone にログインをしていない場合はここでサインインを行います。登録しているメールとパスワードを入力して「次へ」をクリックします。

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ファイルの共有

7

「著作権情報の確認」画面に切り替わります。確認後「OK」をクリックします。

「DirectorZone にアップロード」ウィンドウが開きます。左側に選択していた画像が表示され、右側で必要に応じて透かしの設定を行います。

「アップロード」をクリックします。

「アップロードしているコンテンツは他の人がアクセス、ダウンロード可能になります」という注意書きが表示されます。同意してアップロードを続けるには「OK」をクリックします。

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330

アップロードが完了すると開くウィンドウで「クリックして DirectorZone で表示」をクリックします。

Web ブラウザーが起動して DirectorZoneのサイトが開きます。アップロードした画像を確認します。

DirectorZoneにアップロードした画像を削除するには、画像のページを開き画像の右上にある「削除」の文字列をクリックして「はい」をクリックします。

MEMO

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第 8 章

作成とプリント

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332

「作成」モジュールでは、静止画像からフォトスライドショーやアニメーション GIF、モーション スチルを作成できます。作成したプロジェクトを保存したり、動画を Facebook や YouTube にすぐさまアップロードして公開することができます。

「作成」モジュール

フォトスライドショーの作成複数の画像を一定時間ずつ切り替えて表示するフォトスライドショーを作成します。動画ファイルとして保存を

したり、YouTube に直接アップロードできます。

フォト ブラウザー パネルでフォトスライドショーに使用する画像を複数選択します。Windowsでは Ctrl キーを、Mac では command キーを押しながらサムネイルをクリックして選択します。「作成」モジュールをクリックして「スライドショー」パネルを開き、選択した画像をプレビューウィンドウにドラッグします。

複数の画像がプレビューウィンドウに表示されます。「スライドショー」パネルで詳細を設定します。「エフェクト」をクリックして「フェード」「ワイプ左ソフト」「モーション」から、いずれかの切り替えの効果を選びます。

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333

作成とプリント

8

「縦横比」をクリックしてスライドショーの縦横比を「16:9」「4:3」のどちらかを選びます。

スライドショーに BGM を加えるには「BGM」にチェックを入れて、使用する音楽ファイルを指定します。「表示時間」をクリックしてスライドショーで次の画像が表示されるまでの時間を選びます。「音楽に合わせる」を選択すると、指定した BGM の再生時間に合わせてスライドショーを表示します。

スライドの表示順を入れ替えることができます。スライドをドラッグして表示させたい位置にドラッグして挿入します。

スライドに画像を追加するには、フォト ブラウザー パネルからサムネイルを追加したい箇所にドラッグします。

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スライドから画像を削除したいときには、削除したいスライドにマウスポインターを重ね、右上に表示される「×」ボタンをクリックします。一覧から除外されます。

スライドから画像を削除しても一覧から除外されるだけなので、画像そのものは削除されません。

MEMO

スライドにテキストを追加するには、追加したいスライドを選択してから「テキストの編集」をクリックします。さらに「テキスト エディター」パネルで「テキストの追加」をクリックします。

「新規タイトル」というテキストボックスが追加されます。テキストを選択して新しいタイトルを入力します。

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作成とプリント

8

「テキスト カラー」のボックスをクリックしてテキストの内側の色を設定します。同様に「境界線の色」のボックスをクリックして、境界線の色を選びます。境界線なしも選べます。「フォント」でタイトルのフォントを選び、「スタイル」で太字や斜体などに変更します。「フォント サイズ」のスライダーでフォントのサイズを、「不透明度」でテキストの不透明度を変更します。「シャドウ」のスライダーでタイトルの下に加える影の強弱を調整し、テキストボックスをドラッグして表示位置を調整します。

スライドショー調整段階でもプレビューを見ることができます。プレビューウィンドウの下の「再生」ボタンをクリックします。

スライドショーのプレビューが開始します。確認をしたら「戻る」ボタンをクリックします。

最後まで再生した後は自動で元の画面に戻ります。MEMO

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「戻る」ボタンをクリックして最初の画面に戻ります。

必要に応じて「カラー ボードの追加」ボタンをクリックして、選択しているスライドの次に指定したカラーのスライドを挿入することもできます。

MEMO

スライドショーを動画ファイルに書き出すフォトスライドショーを動画ファイルに書き出します。「MPEG-4」または「WMV」形式から選べます。

フォトスライドショーを作成し、完成したところで「生成」ボタンをクリックします。

「出力フォルダー」で動画ファイルを書き出すフォルダーとスライドショーの名前を設定します。「ファイル形式の選択」で「MPEG-4」または「WMV」いずれかのボタンをクリックして選択します。

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作成とプリント

8

「プロファイル」をクリックしてリストから書き出す動画のサイズを選びます。

「生成」ボタンをクリックします。

「スライドショーが作成されました」ウィンドウの「OK」をクリックします。

保存先のフォルダーにスライドショーが動画ファイルとして保存されました。

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スライドショーを YouTube で公開するPhotoDirector で作成したスライドショーを直接 YouTube にアップロードして公開することができます。YouTube にアップロードするには YouTube アカウントが必要です。

フォトスライドショーを作成し、完成したところで「共有」ボタンをクリックします。

「YouTube にアップロード」ウィンドウで「認証」ボタンをクリックして Google アカウントでログイン後、YouTube アカウントの管理で「許可」をクリックして進めます。

「手順 1」の「画質」をクリックしてリストから書き出す動画のサイズを選びます。動画ファイルを書き出すフォルダーを指定して、必要に応じて「アップロード後に出力ファイルを削除する」にチェックを入れます。「次へ」をクリックします。

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作成とプリント

8

「手順 2」で動画のタイトル、説明、タグをそれぞれ入力します。「カテゴリー」をクリックしてリストから適するカテゴリーと、公開範囲の選択をします。公開範囲はアップロード後にYouTubeで変更ができます。

「次へ」をクリックします。「手順 3」の著作権情報の内容を確認して、チェッ

クボックスにチェックを入れて「次へ」をクリックします。

アップロード完了後「YouTube のマイビデオを確認する」の文字列をクリックして、Web ブラウザーでアップロードしたスライドショーを再生して確認します。

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パラパラ漫画のようなアニメーション GIF の作成連続写真を使ってパラパラ漫画のようなアニメーションGIF を作成します。作成後は GIF 形式で保存をしたり、

直接 Facebook に投稿することもできます。

フォト ブラウザー パネルでアニメーション GIFに使用する画像を複数選択します。Windowsでは Ctrl キーを、Mac では command キーを押しながらサムネイルをクリックして選択します。

「作成」モジュールをクリックして「アニメーション GIF」パネルを開き、選択した画像をプレビューウィンドウにドラッグします。

複数の画像がプレビューウィンドウに表示されます。アニメーション GIF パネルで詳細を設定します。「フレーム数」のスライダーをドラッグして 1 秒あたりのフレーム数を設定します。数値が小さいほど 1 画像あたりの表示時間が長くなり、数値が大きいほど素早く切り替わり合計時間も短くなります。

必要に応じて画像にテキストを追加します。テキストを追加したい画像を選択して「テキストの編集」をクリックします。「テキスト エディター」パネルで「テキストの追加」ボタンをクリックします。

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作成とプリント

8

「新規タイトル」と表示されたテキストボックスが画像に追加されます。文字列を選択して新しいタイトルを入力します。「テキスト カラー」のボックスをクリックしてテキストの内側の色を設定します。同様に「境界線の色」のボックスをクリックして、境界線の色を選びます。境界線なしも選べます。「フォント」でタイトルのフォントを選び、「スタイル」で太字や斜体などに変更します。「フォントサイズ」のスライダーでフォントのサイズを、「不透明度」でテキストの不透明度を変更します。「シャドウ」のスライダーでタイトルの下に加える影の強弱を調整し、テキストボックスをドラッグして表示位置を調整します。

「戻る」ボタンをクリックします。

テキストを右クリックして、「すべてのフレームにコピー」を選ぶと、他のすべてのフレームにコピーします。

MEMO「再生」ボタンをクリックしてアニメーションのプレビューを見ることができます。

MEMO

「保存先」ボタンをクリックして保存をします。

アニメーション GIF を保存するフォルダーと画像サイズを指定して「保存」をクリックして保存をします。

「共有」ボタンをクリックすると、直接FacebookにアニメーションGIFの投稿ができます。

MEMO

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モーション スチルの作成「作成」モジュールの「モーション スチル」では、連続写真を使って特定の部分だけが動くアニメーション

GIF を作ります。

フォト ブラウザー パネルでモーション スチルに使用する連続写真を選択します。Windowsでは Ctrl キーを、Mac では command キーを押しながらサムネイルをクリックして選択します。「作成」モジュールをクリックして「モーション スチル」パネルを開き、選択した画像をプレビューウィンドウにドラッグします。

複数の画像がプレビューウィンドウに表示されます。下にある「次へ」ボタンをクリックします。

静止背景として使用する画像のサムネイルをクリックして選択します。黄色い枠で囲まれます。

「次へ」ボタンをクリックします。

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作成とプリント

8

「モーション スチル」パネルで詳細を設定します。「ブラシ追加ツール」を選択して「ブラシ サイズ」でブラシのサイズを調整します。アニメーションで動かしたい領域をドラッグして赤い半透明のマスクで覆います。

赤い塗りがはみ出してしまった部分は「ブラシ消去ツール」に切り替えてドラッグしてマスク領域を削除します。

次の画像のサムネイルをクリックして、動かしたい領域を「ブラシ追加ツール」でドラッグして追加します。

モーション スチルの編集中でも「プレビュー」ボタンをクリックしてアニメーションのプレビューで確認できます。

MEMO

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「フレーム数」のスライダーをドラッグして 1秒あたりのフレーム数を設定します。数値が小さいほど 1 画像あたりの表示時間が長くなり、数値が大きいほど素早く切り替わり合計時間も短くなります。

必要に応じて画像にテキストを追加します。テキストを追加したい画像を選択して「テキストの編集」をクリックします。

「テキスト エディター」パネルで「テキストの追加」ボタンをクリックすると、「新規タイトル」と表示されたテキストボックスが画像に追加されます。文字列を選択して新しいタイトルを入力します。「テキスト カラー」のボックスをクリックしてテキストの内側の色を設定します。同様に「境界線の色」のボックスをクリックして、境界線の色を選びます。境界線なしも選べます。「フォント」でタイトルのフォントを選び、「スタイル」で太字や斜体などに変更します。「フォント サイズ」のスライダーでフォントのサイズを、「不透明度」でテキストの不透明度を変更します。「シャドウ」のスライダーでタイトルの下に加える影の強弱を調整し、テキストボックスをドラッグして表示位置を調整します。「戻る」ボタンをクリックします。

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作成とプリント

8

「保存先」ボタンをクリックして保存をします。

アニメーション GIF を保存するフォルダーと画像サイズを指定して「保存」をクリックして保存をします。

「共有」ボタンをクリックすると、直接FacebookにアニメーションGIFの投稿ができます。MEMO

「モーション スチル」から他のパネルやモジュールに切り替えると、編集した結果は解除されます。CAUTION

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「プリント」モジュールではさまざまなレイアウトでプリントをします。1 枚の用紙に 1 つの画像をプリントしたり、複数の画像を 1 枚の用紙に配置してプリントするなど細かくカスタマイズができます。なおプリントをするためにはあらかじめパソコンとプリンターが接続されていて、使用可能であることを確認しましょう。

「プリント」モジュール

レイアウトプロファイルを使用するページに画像を配置するセルのサイズと、表示する画像サイズを設定する方法です。

プリントしたい画像をフォト ブラウザー パネルに表示して「プリント」モジュールの「レイアウト」セクションで「プロファイル」をクリックします。

「用紙の設定」の「用紙サイズ」をクリックして、リストからプリントする用紙のサイズを選びます。

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作成とプリント

8

「方向」をクリックして用紙の向きを選びます。

「セルの設定」でセルの単位を「インチ」または「センチメートル」から選びます。

「画像サイズ」のリストから、セルの縦横比を選びます。縦横比によってセルの数が変わります。

縦横比を自分で設定したいときには「カスタム入力」を選び、縦横比を入力して「OK」をクリックします。

MEMO

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手動でレイアウトするページに画像を配置するセルの数を行と列の数で設定し、セルサイズを自由に調整する方法です。 

プリントしたい画像をフォト ブラウザー パネルに表示して「プリント」モジュールの「レイアウト」セクションで「手動」をクリックします。「用紙の設定」の「用紙サイズ」でプリントする用紙のサイズを、「方向」で用紙の向きを選びます。

「ページ グリッド」で、1 ページに画像を配置するセルの数を、「行」と「列」で設定します。

用紙1枚に1つの画像を配置する場合は「行」と「列」をそれぞれ「1」に設定します。

MEMO

「セルサイズ」で画像を表示して印刷するセルの範囲を設定します。「単位の設定」で「センチメートル」を選び、「高さ」と「横」のスライダーをドラッグしてサイズを調整します。

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作成とプリント

8

画像をセルに配置してプリントする「プロファイル」と「手動」の共通設定項目です。設定したセルにそれぞれ画像をドラッグして配置して、画

像の表示方法やプリンターの設定を行い、プリントを行います。

プリントする画像のサムネイルをセルにドラッグして配置します。複数の画像を一気に配置するには、Windows では Ctrl キーを、Mac では command キーを押しながらサムネイルを複数選択してから、配置したい最初のセルにドラッグします。

セルに画像が配置されます。セル内の画像を取り消すには、セル内の画像の右上の「×」ボタンをクリックします。

セル内の画像を入れ替えるには、フォト ブラウザー パネルから入れ替えたいセルに画像をドラッグします。画像が入れ替わります。

「画像の設定」セクションで、セル内に画像をどのように表示するのかを選択します。「ズームして合わせる」にチェックを入れると、設定したセルサイズに合わせて画像を拡大または縮小して表示します。画像右上の十字型の矢印ボタンをクリックして青く点灯している場合はセル内で画像の表示位置を左右にドラッグして調整できます。

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「回転して合わせる」にチェックを入れると、縦向きのセルに対して横向きの画像を配置した際に、セルの向きに合わせて画像が 90 度回転して配置されます。

「グリッドラインを非表示にする」にチェックを入れると、セルとセルの間に余白がある場合に表示されるセル間のグリッドを非表示にします。

「プリントの設定」セクションでプリントする枚数とプリンターの設定、解像度の指定および ICC カラープロファイルをリストから選択します。「プリンターの設定」ボタンをクリックすると、プリンターの詳細設定ができます。高画質でプリントするには解像度を300ppi に設定します。

「透かし」セクションではプリント時に画像に透かしを追加します。「透かしの追加」にチェックを入れると有効になります。「プリセットの選択」ボタンをクリックして既存の透かしの一覧から使用するテンプレートを選択して「OK」をクリックします。

プリントを開始する前にプリンターに用紙をセットします。「プリント」ボタンをクリックするとプリントが開始します。

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第 9 章

基本設定とショートカット

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352

PhotoDirector を使用する上で必要な設定を「基本設定」画面で行います。プロジェクトのバックアップを通知する頻度や、プレビューの画質やハードウェアアクセラレーション処理の有無などを設定します。

PhotoDirector の基本設定

基本設定画面を開く「基本設定画面を開きます。Windows と Macintosh では「基本設定」の項目を選ぶ場所が異なります。

・Windows「編集」メニュー→「基本設定」 を選択します。

・Macintosh「CyberLink PhotoDirector 9」メニュー→「基

本設定」を選びます。

「基本設定」画面が開きます。

Macintoshの基本設定には「向上プログラム」と「サイバーリンク クラウド」の項目がありません。

CAUTION

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353

基本設定とショートカット

9

「基本設定」のタブの種類と設定内容「基本設定」は設定項目がタブに分かれています。それぞれの項目をクリックして設定画面を開きます。

全般

プロジェクト

UI 言語の設定や、アップデートの自動チェックの有無などを設定します。

・言語プログラムの表示言語をコンピューターの OS

と同じ言語にする場合には「システムのデフォルト言語を使用する」を選びます。任意で表示言語を選ぶ場合は「ユーザー定義」を選択して、ドロップダウンリストから言語を選択します。・アップデート

定期的に更新情報やバージョンを自動的に表示させるには「ソフトウェア アップデートを自動チェックする」にチェックを入れます。・メッセージ

「リセット」ボタンをクリックすると、「次回からこのメッセージを表示しない」確認ダイアログが再び表示されます。・パネルの場所

パネルの位置を左側、右側のいずれかに設定します。

プロジェクトのバックアップに関する設定をします。バックアップをすることで、その時点でのプロジェクトに復元できます。

・自動バックアップ通知プロジェクトのバックアップを通知する頻度を

選択します。「今すぐバックアップ」ボタンをクリックすると、現在のプロジェクトのバックアップを開始します。・プロジェクト情報

現在のプロジェクトの場所やファイル名、 作成日、前回のバックアップ日、ファイルサイズをここで確認をします。

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354

DirectorZone

ファイル処理

CyberLink 登録ユーザー向けサービスの DirectorZone のサインインおよびプライバシー原則の設定を行います。

・DirectorZone に自動的にサインインメールアドレスとパスワードを入力すると、次

回のプログラムの起動時から DirectorZone に自動的にサインインします。DirectorZone のアカウントがない場合は、[アカウントの取得]リンクをクリックして登録を行います。・プライバシー原則

「DirectorZone が編集情報を収集する」にチェックを入れると、作成した動画を YouTubeへアップロードする際に、使用したプリセットの情報を収集して DirectorZone で公開します。

プレビュー キャッシュの保存場所の確認と最大サイズの指定およびブラウザー パネルの画像の読み込み時間をキャッシュを有効にすることによって設定します。

・場所プレビューデータの保存場所を確認します。

・最大サイズコンピューターのハード ドライブのプレビュー

データ用の最大サイズを指定します。・プレビュー画質

プレビュー画質を選択します。空き容量、レンダリングの速度を優先するのであれば最小を選び、画質を優先するのであれば 1:1 を選びます。・画像編集キャッシュ

「編集」モジュールで編集をすると画像の仮想ファイル(キャッシュ)が作成され編集内容が記録されます。このファイルの形式を JPEG、TIFF、PNG から選択します。JPEG の場合は画質を設定します。

・キャッシュメモリーの設定キャッシュメモリーを有効にすると、画像の切

り替えを高速化します。その際のキャッシュメモリーサイズを設定します。

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355

基本設定とショートカット

9

向上プログラム

サイバーリンク クラウド

PhotoDirector の使用に関する情報をCyberLink製品向上プログラムに送るには「参加する」にチェックを入れます。

サイバーリンク クラウドにプログラムの基本設定をバックアップをしたり、復元を行います。またダウンロードコンテンツの保存場所の選択や、サイバーリンク クラウドのオフラインキャッシュのクリア、およびサインアウトを行います。

Mac版には「向上プログラム」の項目がありません。CAUTION

Mac版には「サイバーリンク クラウド」の項目がありません。

CAUTION

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ハードウェア アクセラレーションPhotoDirector の操作速度を上げるための

ハードウェアアクセラレーションの設定を行います。

・有効にして OpenCL 技術で画像書き出し速度を上げるコンピューターが GPU ハードウェア アクセラ

レーションに対応する場合にチェックを入れて有効にすると、コンピューターのマルチコア並列処理能力を利用することで、画像の書き出しを高速化します。・ビデオ デコーディングでハードウェア

アクセラレーションを有効にするコンピューターが GPU ハードウェア アクセ

ラレーションに対応する場合にチェックを入れて有効にすると、動画の読み込み処理が高速化します。

OpenCLを使用するには、プログラムを再起動する必要があります。

CAUTION

Mac版には「ビデオ デコーディングでハードウェア アクセラレーションを有効にする」の項目がありません。

CAUTION

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357

基本設定とショートカット

9

PhotoDirector のショートカットファイル / プロジェクト機能

新規プロジェクトを作成 Ctrl+N、command+N 新規のプロジェクトを作成します。プロジェクトを開く Ctrl+O、command+O 既存のプロジェクトを開きます。選択した画像の書き出し Ctrl+E、command+E 選択した画像の書き出します。選択した画像を保存 Ctrl+S、command+S 選択した画像に現在の変更を保存、適用します。選択した画像に名前を付けて保存

Ctrl+Shift+S、Shift+command+S 現在の変更を新しい画像として保存、適用します。

基本設定 Alt+C、Option+C 基本設定ダイアログを開きます。次の画像 →キー ブラウザー パネルの次の画像に移動します。前の画像 ←キー ブラウザー パネルの前の画像に移動します。ビデオ to クリエーターを開く v ビデオ to クリエーターを開きます(「ビデオ クリッ

プの選択」のダイアログを表示)。

作業領域

サムネイル表示 F3 ブラウザー パネルをサムネイル ビューに切り替えます。

リスト表示 F4 ブラウザー パネルをリスト ビューに切り替えます。

ビューアー & ブラウザー F6 フォト ビューアー ウィンドウをビューアー&ブラウザー モードに切り替えます。

ビューアーのみ F7 フォト ビューアー ウィンドウをビューアーのみモードに切り替えます。

ブラウザーのみ F8 フォト ビューアー ウィンドウをブラウザーのみモードに切り替えます。

2 枚を比較 Alt+2、Option+2 比較モードに切り替えます。現在の画像として設定 Enter 2 枚の画像を比較時に現在の画像として設定します。複数を表示 Alt+3、Option+3 複数表示モードを切り替えます。1 枚表示 Alt+1、Option+1 1 枚表示モードに切り替えます。

ミラーモード Ctrl+Alt+M、command+Option+M

ミラーモードに切り替えます(セカンダリー モニターのみ)。

交互モード Ctrl+Alt+A、command+Option+A

交互モードに切り替えます(セカンダリー モニターのみ)。

なし Ctrl+Alt+N、command+Option+N セカンダリーモニターになにも表示しません。

フルスクリーン F フルスクリーンモードに切り替えます。ライブラリー Alt+L、Option+L ライブラリーモジュールを開きます。調整 Alt+A、Option+A 調整モジュールを開きます。編集 Alt+E、Option+E 編集モジュールを開きます。レイヤー Alt+Y、Option+Y レイヤーモジュールを開きます。スライドショー Alt+S、Option+S スライドショーモジュールを開きます。プリント Alt+P、Option+P プリントモジュールを開きます。スタック Ctrl+G、command+G 選択した画像をスタックします。

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スタック解除 Ctrl+Shift+G、Shift+command+G 選択した画像のスタックを解除します。

スタックの展開/ 折りたたむ

Ctrl+Alt+S、command+Option+S 選択したスタックの展開および折りたたみをします。

ヘルプ F1 ヘルプファイルを開きます。

操作元に戻す Ctrl+Z、command+Z 1 つ前の状態に戻します。

やり直し Ctrl+Y、Shift+command+Z 1 つ先の状態に進めます。

リセット Ctrl+R、command+R 変更を前の保存状態にリセットします。すべて選択 Ctrl+A、command+A ブラウザー パネルのすべての画像を選択します。

すべて選択解除 Ctrl+D、command+D ブラウザー パネルのすべての画像を選択解除します。

左回転 Ctrl+[、command+[ 画像を左に 90 度回転します。右回転 Ctrl+]、command+] 画像を→に 90 度回転します。フラグ付き S 選択した画像のフラグ付けを切り替えます。却下 X 選択した画像を却下に設定します。フラグなし U 選択した画像のフラグをすべてクリアします。レーティングなし 0 選択した画像のレーティングを削除します。1 つ星 1 選択した画像を 1 つ星に設定します。2 つ星 2 選択した画像を 2 つ星に設定します。3 つ星 3 選択した画像を 3 つ星に設定します。4 つ星 4 選択した画像を 4 つ星に設定します。5 つ星 5 選択した画像を 5 つ星に設定します。ラベルなし Ctrl+0、command+0 選択した画像のラベルを削除します。レッド Ctrl+1、command+1 選択した画像のラベルを赤に設定します。ブルー Ctrl+2、command+2 選択した画像のラベルを青に設定します。グリーン Ctrl+3、command+3 選択した画像のラベルを緑に設定します。イエロー Ctrl+4、command+4 選択した画像のラベルを黄色に設定します。パープル Ctrl+5、command+5 選択した画像のラベルを紫に設定します。

コピー設定 Ctrl+Shift+C、Shift+command+C 選択した画像の調整設定をコピーします。

設定の貼り付け Ctrl+Shift+V、Shift+command+V コピーした調整を選択した画像に貼り付けます。

仮想画像の作成 Ctrl+'、command+' 選択した画像の仮想画像を作成します。選択した画像の削除 Delete 選択した画像 / レイヤーを削除します。

複数表示から画像を削除 - 複数の画像を表示時にビューアーから選択した画像を削除します。

フィット スペースキー フィットと前回の表示倍率を切り換えます。

画像の拡大 / 縮小 Ctrl+ マウスホイール、command+ マウスホイール

ビューアーウィンドウの画像を拡大 / 縮小します。 ブラウザーパネルのサムネイルのサイズを変更します

(ブラウザーのみモード時)。

名前の変更 F2 選択したフォルダー / アルバム / タグ / プリセット /レイヤーの名前を変更します。

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基本設定とショートカット

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露光過度/ 不足部分を表示 J 現在の画像の露光過度および露光不足の部分を表示

/ 非表示します。自動色調 Alt+T、Option+T 現在の画像に自動色調を適用します。自動ホワイトバランス Alt+W、Option+W 現在の画像に自動ホワイトバランスを適用します。

自動ノイズ除去 Alt+D、Option+D 現在の画像に自動ノイズ除去(ノイズ リダクション)を適用します。

マスクの表示 / 非表示 H 部分調整または編集マスクを表示 / 非表示します。

空のレイヤーを追加 Ctrl+Shift+N、Shift+command+N 新しい空のレイヤーを追加します。

画像のレイヤーを追加 Ctrl+Shift+P、Shift+command+P

画像のレイヤーを追加します(「画像の選択」ダイアログを表示)。

レイヤーの表示 / 非表示 Ctrl+Shift+V、Shift+command+V レイヤーの表示 / 非表示を切り替えます。

複数のレイヤーを選択 Ctrl+ マウスクリック、command+ マウスクリック 複数のレイヤーを選択します。

ペンツール P ペンツールに切り替えます。消しゴムツール E 消しゴムツールに切り替えます。シェイプツール H シェイプツールに切り替えます。テキストツール T テキストツールに切り替えます。選択ツール S 選択ツールに切り替えます。塗りつぶしツール Backspace 塗りつぶしツールに切り替えます。グラデーションツール G グラデーションツールに切り替えます。選択 & 移動ツール M 選択 & 移動ツールに切り替えます。レイヤーを左右に反転 Ctrl+F、command+F 選択したレイヤーを反転します。

一時的にズームツール Ctrl+ドラッグ、command+ドラッグ ドラッグした領域を拡大表示します。

一時的にパンツール スペースキー +ドラッグ ドラッグしてスクリーンをパンします(ディスプレイがキャンバスのサイズよりも大きい場合)。

カラーピッカー Ctrl+Shift+K、Shift+command+K

カラー ピッカーを開きます(色変更可能なツールを使用する場合)。

すべて選択 Ctrl+A、command+A 画像全体を選択します。すべて選択解除 Ctrl+D、command+D 選択範囲を解除します。

反転選択 Ctrl+Shift+I、Shift+command+I 選択範囲を反転します。

選択範囲を1 ピクセル移動

Ctrl+ 方向キー、command+ 方向キー

選択したレイヤーを 1 ピクセル上へ / 下へ / 左へ /右へ移動します。

選択範囲を10 ピクセル移動

Ctrl+Shift+ 方向キー、Shift+command+ 方向キー

選択したレイヤーを 10 ピクセル上へ / 下へ / 左へ /右へ移動します。

テキストを選択 Shift+ 方向キー テキストを選択します。レイヤーマネージャーの表示 / 非表示 I レイヤーマネージャーの表示 / 非表示を切り替えま

す。不透明度を 10% 増減 +/- 不透明度を 10% ずつ増減します。

レイヤー

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■ PhotoDirector の Web サポートページ https://jp.cyberlink.com/support/

■ カスタマーサポートセンター 電話番号:0570-080-110 IP 電話などのナビダイヤルにかけられない回線の場合:03−5205−7670 受付時間:10:00 〜 13:00 14:00 〜 17:00      ※土・日・祝日、弊社休業日は除く

CyberLink PhotoDirector 9 ユーザーガイド2017 年 9 月 初版第1刷

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本書はWindows版、Mac版共通になっております。Mac版には一部搭載されていない機能があります。またSuite、Ultra、Standardも共通になっております。そのためお客様のご購入いただいたエディションによって、本書に記載の機能がサポートされていない場合があります。

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