しまぐち忠弘た だ ひ ろ

県政レポート ❹未来に誇れる愛知を目指して！

愛知県議会議員 嶋口 忠弘常任委員会 ： 農林水産委員会 民主党愛知県議員団監事特別委員会 ： 産業振興・環境対策委員会 全トヨタ労連顧問

21 3雇用対策関連予算 1,927,869千円

42,204千円 57,562千円 1,828,103千円若 年 者雇用対策

障 害 者雇用対策

公　　共職業訓練

平成27年6月1日

愛知県 1.74％〈全国1.82%〉

愛知県 1.81％〈全国1.88％〉

平成26年6月1日

　現在、障害者自身の自立意識の高まりと、社会一般の理解により、障害者の雇用は近年着実に進展。・愛知県内でみると、雇用障害者数は13年連続で増加。・しかしながら、県内の民間企業の障害者雇用率は、法定雇用率はもとより全国平均実雇用率1.88％も下回る。・企業別の実態では、1000人以上の企業では、法定雇用率を達成。・対象企業の8割超を占める中小企業では、50～99人規模で1.32%、100～299人規模で1.58%。

　このような状況下での、平成28年度の中小企業に対する具体的な取り組みについて・・・・。　このような状況下での、平成28年度の中小企業に対する具体的な取り組みについて・・・・。

愛知県における障害者雇用率は法定雇用率（2.0％）を大きく下回っている

愛知県の障害者雇用の現状

1.0

1.2

1.4

1.6

1.8

2.0

2.2（％）

（年）

1.891.83 1.87

1.962.03

2.09

1.551.41

1.481.58 1.64 1.66

1.25 1.21 1.22 1.28 1.29 1.32

1.311.31 1.29

1.37 1.451.58

1.631.58 1.61

1.68

1.741.811.67

1.59 1.631.68

1.72

1.81

1,000人以上500～999人300～499人100～299人50～99人全体

H22 H23 H24 H25 H26 H27

愛知県内企業別実雇用率

・障害者受け入れのためのノウハウ不足解消に向けて、相談対応、助言等、企業の個々のニーズに対応すべくきめ細かい支援を実施予定。

・障害者雇用の専門家とともに中小企業を訪問し、障害者雇用に関する理解を深めてもらうための情報提供や啓発等を実施し障害者雇用を促進。

・障害者雇用率向上に向け、障害者雇用が進まない要因を把握、分析し、中小企業における障害者に適した業務の選定や、障害者雇用の現場を体感して頂ける機会の創出などについて調査。

　以上の取り組み結果を踏まえ、必要に応じ平成29年度以降の施策に反映。

2月定例愛知県議会で平成28年度予算案に関して、議案質疑が実施される。

障害者雇用対策に関する、愛知県の取り組みについて

障害者雇用対策に関する、愛知県の取り組みについて（中小企業支援）

実質収入ベースは前年度当初予算から微増に留まる!!歳入

医療・介護などの扶助費が確実に増加!!歳出

平成２８年度の予算編成にあたって（知事提案説明抜粋）

平成２８年度当初予算における主要事業

県税1兆2,480億円

県債2,156億円

諸収入2,214億円 地方

消費税清算金2,593億円

自主財源

依存財源

国庫支出金2,122億円

繰入金1,334億円

歳入2兆5,250億円

その他482億円 その他

1,869億円

人件費6,951億円

公共事業

1,551億円

公債費3,757億円

扶助費2,582億円

貸付金1,831億円

災害復旧事業10億円

単独補助金984億円

単独事業1,035億円

繰出金407億円

歳出2兆5,250億円

その他6,140億円

義務的　　経費

投資的経費

その他経費

県債残高の推移

県税の内訳県民税　・ 個人　　 3,595億円（＋100億円）　・ 法人 　　 567億円（＋ 29億円）　・ 利子割　 24億円（－ 39億円）事業税　・ 個人　　 130億円（＋ 6億円）　・ 法人　　 3,239億円（＋762億円）その他（地方消費税等）　　　　　　 4,925億円（＋591億円）̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶合計 1兆2,480億円（＋1,450億円）注：カッコ内は対前年度の増減を表す

注：平成26年度までは決算額、平成27年度は当初予算ベース。

■臨時財政対策債等■減収補てん債　■通常の県債

0

1

2

3

4

5

6 （兆円）

（年度）21 22 23 24 25 26 2827

世界に発信する「中京大都市圏」づくり

「環境首都あいち」の確立

世界をリードする「産業首都あいち」づくり

少子高齢化への対応

「観光あいち」の推進

その他主要事業

　２月２２日から３月２５日の会期で２月定例議会が開催され、平成２８年度一般会計予算を始め、特別会計・企業会計の平成２８年度予算案の提案があり、慎重審議の結果、全ての予算を可決承認しました。

予算

提案説明を行う大村知事

　本県は日本の中心に位置し、日本一のTechnolgy（技術）とTradition（伝統）を誇る我が国の中心地であり、まさに“Heart”of JAPANであるが、日本の未来を創るプロジェクトを日本一元気な愛知が牽引し

ていき、愛知の強みを更に進化させたいと考えております。　その為にも、平成２８年度当初予算は、日本一の「産業力」を更に強くすることで、働く場をつくり、人を呼び込み、そして若者・女性・子ども・高齢者・障害者・外国人など、すべての人が輝き、すべての人が活躍する愛知をつくるとの思いを持って編成に当たり、昨年の知事選挙で県民の皆様にお示しした政策集と、「あいちビジョン２０２０」を踏まえて、予算の柱立てを作らせていただきました。

　県税収入は対前年度当初予算からは1,450億円の増額となるが、前年度最終予算と比較すると同程度規模となる。　また、県税収入が増加する一方、交付税等の地方財政措置は800億円減の1,600億円となると共に、税収に連動する税交付金等の歳出の増があるため、実質収入ベースの一般財源は、対前年度当初予算に対し219億円増に留まる。　県債については、国の立替借金である「臨時財政対策債」の大幅減とともに、社会資本整備などに充当する「通常の県債」についても、必要な公共投資を確保しつつ、行革大綱に基づき、その残高縮小に努めた結果、県債残高総額でも４７年ぶりに減少する見通しであるが、未だ県民一人当たりの県債残高は約70万円強である事から、借金体質からの脱却が急務な課題。

　義務的経費のうち、人件費は定員の適正管理等に努め、前年度当初予算とほぼ同額を計上。扶助費は後期高齢者医療費負担金や介護給付費負担金などの伸びにより、確実な増加が続く。また、公債費についても、過去の特例的な県債の増発に伴う満期一括償還分の減債基金への積立金が増加しており、高止まり傾向にある。　投資的経費については、三河青い鳥医療療育センターの建設等の大規模事業の完了により、全体では平成２７年度当初予算に比べて減少するが、こうした中にあっても、国庫補助金を活用した道路・河川等の公共事業については、前年度当初予算を上回る額を確保するとともに、県単独事業としても、県民の皆様の安心・安全につながるような社会基盤整備を積極的に進める。

一般会計予算の概要２兆５,２５０億円（対前年度１.７％の増）

★リニア開通を見据えた名古屋駅スーパー　ターミナル化★あいち公共交通ビジョン（仮称）の策定　（名古屋駅からの４０分交通圏の拡大）★中部国際空港機能強化　（二本目滑走路整備へ）★港湾物流機能の強化★道路網の整備　等

★地球温暖化防止に向けた　新たな戦略の策定★次世代自動車の　普及促進★生物多様性保全の　推進　（先進都市における共同アピールの実施）★持続可能な未来の担い手育成　等

★産業の振興・育成　・ FCV用水素ステー　 ションの整備促進　・ 航空宇宙産業の　 育成支援　・ ロボット産業の育成支援★産業人材の育成★産業空洞化対策減税基金の活用　等

★認定こども園・幼稚園・　保育園の運営費補助★小規模保育への財政支援★放課後児童クラブの　設置促進★小児３次救急医療の提供★地域包括ケアシステムの推進★健康長寿あいちの実現　等

★ハート・オブ・ジャパン誘客促進事業　（外国人旅行者の本県への取り込み）★大規模展示場整備★世界会議等の大規模　イベント（MICE）の誘致★武将観光情報発信★あいちの山車まつり　活性化　等

★教育立県あいち、人材創造あいち★女性の活躍促進★障害者福祉・支援、ノーマライゼーション推進★グローバル展開の推進、　伊勢志摩サミットへの　対応★防犯・防災対策の充実★農林水産業の振興　等

　平成２８年度の税制改正における地方法人課税の見直しにより、本県が導入時から強く反対してきた法人事業税の一部国税化は廃止される事となったものの、法人住民税の一部国税化が県分・市町村分ともに拡大される事が新たに盛り込まれ、県内においては豊田市をはじめ７市町村が地方消費税率の引き上げ等による増収額を上回り、結果として減収となる見込みである事が判明いたしました。　国は個々の自治体の実情を鑑みることなく、一方的な見直しを断行しようとしていますが、これらの自治体は今後住民サービスの削減を余儀なくされ、安定した自治体運営を阻害される事となれば、住民生活や企業活動に影響を及ぼす事はもと

より、日本経済の成長をも削ぐ結果に繋がりかねません。　従って、愛知県議会では２月定例会の開会冒頭に、地方法人課税の見直しに際し、個々の自治体の声を真摯に聴き取り、その実情を的確に把握し、全ての自治体の財政運営等に影響が生じない対策を講じる旨を求める意見書を採択し、国に提出いたしました。

愛知県議会トピックス

『地方法人課税の見直し』についての意見書を国へ提出!!

法人市民税の一部国税化拡大に伴い、7市町村が減収見込み!!

２月定例会の開会風景

豊田市

大口町飛

島村

みよし市刈

谷市

碧南市

幸田町

￥ ￥￥減収見込額

豊田市…112億32百万円みよし市・・・・・14億 2百万円刈 谷 市・・・・・・・5億69百万円碧 南 市・・・・・・・3億45百万円幸 田 町・・・・・・・4億 6百万円大 口 町・・・・・・・・・・・23百万円飛 島 村・・・・・・・・・・・91百万円 注 ： 減収見込額は、26年度決算ベースの28年度

改正影響平年度化後の試算結果を表す

すべての人が輝き、すべての人が活躍する“愛知”を目指して！！平成２８年２月定例愛知県議会

〒446-0059　愛知県安城市三河安城本町一丁目11番地1TEL　0566-77-2874　　FAX　0566-77-2724

ホームページ　http：//www.giin-aiwu.com/shimaguchi/

発行 しまぐち忠弘事務所ホテルグランドティアラ

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12 298至豊田

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三河安城駅前

JR三河安城駅 東海道新幹線

東海道本線

JR三河安城

駅

岡崎信用金庫三河安城南

三河安城南町

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事務所N

開通

三ケ日JCT

豊田JCT

御殿場JCT清

水JCT

新清水JCT

浜松いなさJCT

豊田東JCT

約200㎞のダブルネットワークを形成

相互の往来が可能

相互の往来が可能

新東名利用

東名利用

主な活動

1/31 労働組合研修会で県政報告 2/11 安城ものづくりコンベンション2016 2/13 新東名高速道路開通式

1/6 安城市新年交礼会 1/6 連合愛知新春交礼会 1/10 安城市出初式

新東名開通（豊田東JCT～浜松いなさJCT）、東名の混雑緩和に効果あり新東名と東名のダブルネットワークが約200kmに

　新東名高速道路の豊田東JCT～浜松いなさJCT間（約55km）の開通によって、すでに開通した区間と合わせ、約200kmのダブルネットワークを形成します。　新名神高速道路とともに、関東～中部～関西の移動時間を大幅に短縮。日本の大動脈として、人や物の流れをスムーズにし、三大都市圏の連携を強化します。

東名の慢性的な渋滞が大幅に緩和　年間600回程度の渋滞が発生している、東名（三ヶ日JCT～豊田JCT間）。　新東名（豊田東JCT～浜松いなさJCT）の開通による交通の分散によって、大幅な渋滞緩和が見込まれ、移動時間が短縮するとともに交通事故の減少が期待されます。

所要時間の短縮と定時性の確保　御殿場JCT～豊田JCT間の所要時間が、東名のみ（2010年当時）を通行した場合の所要時間（朝夕の平均速度から算出）と比較し、約60分の短縮となります。　ダブルネットワークの形成で、渋滞の大幅減少や、交通事故等による通行止め時の代替経路の選択が可能となり、定時性が確保されます。東名（三ヶ日JCT～豊田JCT）の交通集中渋滞回数御殿場JCT～豊田JCT間の所要時間

暫定3車線運用大幅減少

渋滞が大幅に減少

8割削減

1200

1000

800

600

400

200

0

渋滞回数（回／年）

暫定3車線運用開始［2011年10月］（音羽蒲郡IC～豊田JCT間）

2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 開通後新東名（静岡県区間）開通［2012年4月］

新東名利用

距離：205㎞

120分※規制速度にて算出

東名利用

距離：215㎞

180分

60分短縮

※平成22年度道路交通センサス　混雑時平均旅行速度

出典：中日本高速道路株式会社 交通データ

渋滞の定義：速度40㎞/h以下の状態が、1㎞以上かつ15分以上継続した状況を1カウント