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Daikin Isıtma ve Soğutma Sistemleri San. Tic. A.Ş. 2016 年度サイトレポート
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所在地 トルコ・サカリヤ県
敷地面積 80,000m2
設立 2011 年 7 月
従業員数 609 人
主要製品 暖房機器、空調機器
ISO14001 認証取得 2010 年 6 月
ISO9001 認証取得 2006 年 8 月
OHSAS18001 認証取得 2010 年 6 月
【環境】環境配慮製品
2016 年末にヘンデック工場にてダイキントルコ社初のコンビボイラー（NDJ シリーズ）の生産
を開始しました。生産工程には、イオン化を連続的に制御し、天然ガスと酸素の混合率を一定
に保つ事ができる SCOT システムが導入されています。
【環境】環境負荷低減の主な取り組み事例
■木製パレットの再利用
調達先が年間 40 t の木製パレットを再利用しています。（40t/年を再利用）
■アスベストの廃棄
年間 2 t のアスベストの廃棄部分をメーカーへ返却しています。（2t/年）
■ソーラーパネルの使用
2013 年よりソーラーパネルの使用を継続しています。年間 25,000kWh の電力を生み出しています。
■塗装ラインの改善
塗装ラインでパネルラジエーターへの改善をコンビ、エアコン塗装ラインへも実施し始めました。
Daikin Isıtma ve Soğutma Sistemleri San. Tic. A.Ş. サイトレポート 2016 年度
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【環境】環境コミュニケーション事例
■従業員への環境教育を実施
従業員 300 名を対象に 1 時間の環境教育を実施しました。
■Ｆガス規制とＲ32 普及活動
•2016 年 6 月１日から３日の間、イスタンブ
ール大市の企画する「イスタンブール スマー
トシティ EXPO」の「気候変化の低減戦略の
セッション」にて「欧州連合の温室ガス廃棄
量低減目標」、「Ｆガス規則、R－32」に関
する講演を実施しました。（85 名参加）
•2016 年 10 月 14 日付けで IMSAD（Association of Turkish Building Material
Producers）の企画する SBE16(イスタンブール Sustainable Built Environment)コンフェラ
ンスにて「冷媒の環境への影響低減及び新冷媒 R32 の今」の講演を行いました。（35 名参加）
•2016 年 10 月 22 日に FU－HA イスタンブル恒例企画の一つである「業界のスペシャリスト講演日」
にて「冷媒の環境への影響低減及び別の選択肢の現状－最新冷媒とクーリング及び HP への影響」
の講演を行いました。（62 名参加）
•2016 年 11 月 14 日付けで「F ガス規格案」が関係者の見解を求める為に発行され、ダイキントルコ
社としての見解を環境都市省へ提出しました。現状本規格の発行待っています。
•2016 年 11 月 15 日付けで「HFC の段階低減の為の Kigali 合意についてのダイキンの意見」トルコ
語のドキュメントをメディアへ配布、Termoklima に記載されました。
•2016 年 12 月 12 日 イスタンブール県ツズラ市の MMO（Chamber of Mechanical
Engineers）会議所にて「欧州新Ｆガス規格と新冷媒Ｒ３２」と「エアコンのシーズナル効果と新エ
ネルギー規格」講演を実施しました。（8 名参加）
•2016 年 12 月 13 日 環境都市省が新Ｆガス規格への見解を求める為に企画する「オゾン層パネル
会」へダイキントルコ社の環境責任者が参加し見解を共有すると共に、新規格内容についての最新情
報を得ました。
•各方面との面談（協会・大学・ミーティング等）にて新冷媒 R32 を議題に取り上げ、情報共有をしま
した。
■グリーンビルディング活動
•2016 年 1 月 14 日、イスタンブール FU－HA における「業界のスペシャリストの日」企画内で「グリーンビル
ディングコンセプト、認定証、現状、ビル内の空気の品質の重要さ」テーマで「ダイキン HVAC－R システム
にて引き継がれるデザイン」の講演を行いました。（69 名参加）
•5 月 17 日 ÇEDBİK（Turkish Green Built Counsil）の BOD ミーティング会場に FU-HA を利用し
ました。ミーティング後 Fu-Ha の見学ツアーをしていただきました。（14 名参加）
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【環境】緊急事態への対応
■事故・緊急時の対応訓練を実施
ヘンデック生産拠点にて従業員 350 名へ緊急事態への対応訓練を実施しました。（2 時間/人）
■災害対策に関する教育の実施
ヘンデック生産拠点のあるサカリ
ヤ県災害緊急時対策局の避難・
救助訓練を工場の従業員 30 名
が受けました。（24 時間/人）
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【環境】環境パフォーマンスデータ
■温室効果ガス排出量
■エネルギー起源 CO2 排出量
■排出物量
■取水量
■VOC 排出量
【人材】従業員に対する人材育成
■技術者の育成
「溶接オリンピック」及び「第四回グローバル製品構造監査（Ｂ監査）」大会へ出場、溶接オリンピックでは日
本開催のオリンピックへ出場を果たしました。ダイキントルコ社の品質は B 監査へは初出場で 4 位でした。
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【人材】多様性の確保
■女性従業員の活躍を推進
•ダイキントルコ社ヘンデック工場における、全従業員に女性が占める割合が 30％に到達しました。
【人材】労働安全衛生の取り組み
■安全衛生教育を積極的に実施
従業員 300 名へ労働安全衛生の教育を実施しました。（7 時間/人）
【品質・CS】品質向上の取り組み
■試験室等の設備の充実
•ニコン社製の 3Ⅾ光化学測定器を購入しました。
•品質保証と書類システムの管理監査の為に QDMS 管理システムというプログラムを導入しました。
【社会貢献】教育活動への支援
■地元学生へのキャリア支援
ダイキントルコ社は、生産拠点サカリヤの ENKA 学校の学生への起業家プロジェクトの国際大会である
「U―BEST」へのスポンサー（協賛金 100TRY(27USD)）になりました。このプロジェクトの主な支援目
的は、経験・知識の授与であり、生産品のサービス及びユーザーマニュアルの作成準備工程を学生に教えま
した。（下左）
また、サカリヤ大学機械技師科の学生を対象にダイキンの活動を基にエアコンデショニング業界についての
講演を行いました。（下右）
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■スポーツ振興への貢献
地元のサッカースクールへ活動資金を寄付しました。／スクールでの
指導教員として、従業員がボランティアで参加しました。
■毎月恒例の会議への参加
•ISKAV(Association of Heating-cooling-Air conditioning research and education）主催の
教育・研究委員会 会議に参加しました。
•ISKID（ The Air Conditioning and Refrigeration Manufacturer's Association ）の産学協
同委員会の会議に参加しました。
•エアコンデショニング業界の一つの職業としての充足性の証明のために構成されたワークグループ（この分野の
テクニシャン専門教育と専門的能力の詳細を紹介する目的のグループ。この専門職には必須の試験があ
る）へ参加しました。
■大学との関わり
•2017 年 2 月 16 日 ユルドゥズ工科大学
の学長、学部長、機械学科教育者とダイ
キントルコ社の CEO を交えて産学協同で
どういった活動ができるか話し合いをもちま
した。
•2017 年 5 月末までに、イスタンブール及
び近辺都市の 16 大学へ講演会のための
訪問を予定しており、学生の FU―HA 訪
問時に実施する Ｆガス規則と新冷媒
R32、季節的効率、エアコンの ECO 設
計の必要性、エネルギー指標の講演会に
は合計 612 名の学生の参加が予想され
ています。 ※5 月末までに予定されている訪問先大学リスト
【社会貢献】その他の地域貢献
■トルコ企業の品質向上活動に参画
•「欧州品質基金（EFQM）」のメンバーである、「トルコ品質協会」はトルコの企業の品質システム改善目的
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で設立されました。 ダイキントルコ社はこの協会の主催する「トルコの完璧賞」評価の監査員として参加していま
す。なお、この評価対象とされる工程内容はダイキントルコ社内でも導入するに値するレベルのものもあり、意義の
あるものとなっています。
■空調業界の発展に貢献
•2017 年 1 月に ISKID 協会（Air Conditioning & Refrigeration Manufacturers
Association）の SDDK(Split and Variable Refrigerant Flow Air Conditioner) 委員会の会長にダ
イキントルコ社環境ロビー活動担当者が選出されました。在職期間は 2 年の予定であり業界の最新情報等が
常に入手でき、また、重要な議題の決議を他のメンバーと共に率先して協議し決議する機会を得られる事が期
待されています。また同月、専門分野の代表者と大学の教育職のメンバーからなる、「アイナ委員会（トルコ産業
スタンダード建築物のエネルギーパフォーマンス）」の委員会会長へ、前述のダイキントルコ社担当者が選出されま
した。
