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2012/07/24 Rev.F fix1 - 1 / 36 - Data I/O 社製 TaskLink for FlashPAK メニュー解説編 以下の手順に従って、正しくプログラマをご利用ください。 1.はじめに このマニュアルは、Data I/O 社製 FlashPAKFlashPAK for M-SYSTEMS を対象としています。 目次 1.はじめに......................................................................................................................................................... 1 2.お問い合わせ先 .............................................................................................................................................. 2 3.JOB,TASK および KIT について.................................................................................................................... 3 4.メニューの概略 .............................................................................................................................................. 4 5.メニューの詳細 .............................................................................................................................................. 5 メニュー『SETUP..................................................................................................................................................5 メニュー『TASK....................................................................................................................................................9 メニュー『TOOLS................................................................................................................................................14 メニュー『SYSTEM..............................................................................................................................................30 このマニュアルは、FlashPAK を使用した時の画面表示に基づき作成さ れています。プログラマが異なっても基本的な操作内容は変わりませ んので、予めご了承の上ご利用下さい。

Data I/O 社製 TaskLink for FlashPAK メニュー解説編...(7) ファイルを保存して、アプリケーションを閉じます。 (8) 『Close』をクリックします。

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Data I/O 社製 TaskLink for FlashPAK メニュー解説編

以下の手順に従って、正しくプログラマをご利用ください。

1.はじめに

このマニュアルは、Data I/O 社製 FlashPAK、FlashPAK for M-SYSTEMS を対象としています。

目次

1.はじめに ......................................................................................................................................................... 1

2.お問い合わせ先 .............................................................................................................................................. 2

3.JOB,TASK および KITについて .................................................................................................................... 3

4.メニューの概略 .............................................................................................................................................. 4

5.メニューの詳細 .............................................................................................................................................. 5

メニュー『SETUP』 .................................................................................................................................................. 5

メニュー『TASK』 .................................................................................................................................................... 9

メニュー『TOOLS』 ................................................................................................................................................ 14

メニュー『SYSTEM』 .............................................................................................................................................. 30

このマニュアルは、FlashPAK を使用した時の画面表示に基づき作成さ

れています。プログラマが異なっても基本的な操作内容は変わりませ

んので、予めご了承の上ご利用下さい。

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2.お問い合わせ先

FlashPAKに関する技術的なお問い合わせは、下記連絡先にお願いします。

(株)東陽テクニカ Data I/O製品サポート担当

〒103-8284 東京都中央区八重洲 1-1-6

TEL: 03-3245-1104

FAX: 03-3246-0645

Email: [email protected]

URL: http://www.toyo.co.jp/sdp/

注意事項

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3.JOB,Taskおよび Kitについて

本マニュアル内にて使用されています、Job、Taskおよび Kitの語句につきまして説明します。

しばしば、Jobと Taskが混同して使用されていますが、おおむね以下の基準で記述しております。

Job

Jobは、デバイスの設定情報およびデータファイルから成り立っています。Taskの起動から終了までを

1つの Jobとします。ロットとして扱うことができ、デバイスの数および Session IDを指定すること

もできます。

Task

Taskは、ユーザーが指定する設定情報およびデバイスに関連する設定値等を1つのレコードとして

TaskLinkのデータベースに登録されます。Taskには以下の情報があります。

Device type : デバイスのメーカー、型名、パッケージ名

Data source : プログラムデータの保存先またはマスターデバイス

Process : プログラムの手順(Blank Check, Illegal Bit Check,Program,Verify等)

Programming : プログラム、テスト等

Kit

Kitは、Taskの集合体です。PCのファイルシステムに例えると、Taskがファイルとしますと Kitがフ

ォルダーに相当します。同一デバイスに異なるデータをプログラムする場合は、Kitを使用して効率よ

く Taskを管理することができます。

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4.メニューの概略

メニューバーとコマンドバーの構成は以下の通りです。

メニューバー

Setup Select Device デバイス選択

Session Data Logging Logファイルの設定

Exit TaskLinkを終了

Task Operator Diarog Taskの実行

Task Manager Taskの作成、編集、追加

Task Database Device Check Task内データベースのデバイスチェック

Run Batch File バッチファイルの実行

Tools Launch DataMapper DataMapper(別売)の起動

Update FlashPAK Firmware FlashPAKのシステムソフトウェアのアップデート。

アップデート用の CFカードを作成。

または、ネットワーク経由でシステムソフトウェア

のアップデートを実行

Create Network Configuration Card ネットワーク設定用の CFカードを作成

Manage FlashPAK Job Jobの管理

Set Administrator Privileges CFカードに管理者権限を設定

System Select programming System プログラマの選択

System Security セキュリティの設定(管理者モード、オペレータモード)

Printer Setup プリンタの設定

Simulation Mode シュミレーションモードの設定

Options その他のシステムパラメータの設定

Help Help Topics ヘルプ

Technical Support 技術サポート問合せ

Documentation FlashPAK Operator’s Guide(英文)と File Formats Reference

Document(英文) へのリンク

Data I/O on the Web Data I/O USのホームページへの各リンクアドレス

About TaskLink TaskLinkのバージョン参照

コマンドバー

Select Device メニュー『Setup > Select Device』のショートカット

Footnotes Device Footnote

Run Task メニュー『Task > Operator Diarog』のショートカット

Manage Task メニュー『Task > Task Manager』のショートカット

Manage FlashPAk Jobs メニュー『Tools > Manage FlashPAK Job』のショートカット

Security Setup メニュー『System > System Security』のショートカット

Help Topics メニュー『Help > Help Topics』のショートカット

Help Help

メニューバー

コマンドバー

TaskLink

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5.メニューの詳細

メニュー『Setup』

『Setup』では、デバイスの選択、ログの設定および TaskLinkを終了します。

1.Select Device

(1) デバイス選択

デバイスを選択する Select Device画面が表示されます。

『Search:』にデバイスの製造会社とモデルをスペースで区切って入力します。書込み対象のデバ

イスをクリックして選択し、『Select』をクリックします。

複数のアダプターに対応しているデバイスを選択した場合は、アダプターの選択画面が表示されます。

アダプターを選択して、『OK』をクリックします。

(2) Filtersの使用法

フィルター機能を使用しますと、効率よくデバイスを探し出すことができます。

『Filters』をクリックします。

フィルター機能を使用しない場合は、『All devices』を選択します。

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フィルターを設定する場合は、『Edit Filters』を選択します。

初めて、フィルター機能を使用する場合は下記の画面が表示されます。

『OK』をクリックします。

『Filter Name』に覚えやすい適当な名前(全角文字可)を入力します。

『OK』をクリックします。

下記は入力例です。

Mfg:デバイスメーカー名 Dev:デバイス名 Prog Type:プログラマータイプ Type:デバイスのタイプ Pkg:デバイスのパッケージ

ワイルドカード(半角の*または?)が使用できます。

『Save』をクリックします。『Close』をクリックします。

使用しているフィルター名が表示されます。

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(3) 文字色

デバイス選択画面で、黒色、赤色、灰色について説明します。

(i) 黒 : 正式にリリースされ、TaskLinkにインストールされています。正常に選択できます。

(ii) 赤 : ベータ版でリリースされ、TaskLinkにインストールされています。

正常に選択できます。

(iii) 灰 : 正式にリリースされていますが、TaskLinkにはインストールされていません。

選択することができません。

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2.Session Data Logging

Jobの日時、処理数およびエラーの発生状況等をログとして PCに保存することができます。

『Enable data logging』を Onにします。

「Logging Mode」を選択します。

Append to existing log file : その都度、ログファイルが追加されます

Overwrite log file : その都度、ログファイルは上書きされます

「Log Filename」を選択します。

Fixed filename : 入力されたファイル名は固定です

Automatically gererated filename :

ログファイル名を自動的に生成することができます。「Taskname.log」または

「Taskname_Date_Time.log」を選択します。

File Location : ログファイルを保存するフォルダー名を入力します。

「Automatic log to at session end」を Onにしますと、その都度プリンターにログ情報が印刷されます。

3.Exit

TaskLinkが終了します。

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メニュー『Task』

『Task』では、Kitおよび Taskを管理します。Kitとは、Taskの集合体です。

1.Operator Dialog

オペレーターが操作する Load FlashPAK Job画面が表示されます。

『Task File:』

Task が格納されたファイルを選択します。『Browse…』をクリックしますと、現在表示されている

ほかのディレクトリを探すことができます。

『Close』

Load FlashPAK Job 画面を閉じます。

『Help』

Helpが表示されます。

『Job Info…』

Manage FlashPAK Jobs(後述)と同様です。

『Load』

選択された Taskの設定情報が CFまたはネットワークに接続された FlashPAKに転送されます。

『View』

選択された Taskまたは Kitの設定情報がテキストモードで表示されます。

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Task情報例

Kit情報例

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2.Task Manager

アドミニストレーターが操作する Task Manager画面が表示されます。

『Task File:』

Task が格納されたファイルを選択します。『Browse…』をクリックしますと、現在表示されている

ほかのディレクトリを探すことができます。

『Close』

Load FlashPAK Job 画面を閉じます。

『Help』

Helpが表示されます。

『Job Info…』

Manage FlashPAK Jobs(後述)と同様です。

『Load』

選択された Taskの設定情報が CFまたはネットワークに接続された FlashPAKに転送されます。

『Add』

新しい Taskまたは Kitを追加します。

『Delete』

選択された Taskまたは Kitを削除します。

『Duplicate』

選択された Taskまたは Kitの設定情報を複写します。

『Import』

別の Taskファイルまたはテキストファイルから、インポートします。

『Export』

選択された Taskをテキストファイルにエキスポートします。

『Search』

ファイル名、デバイス名またはプログラマータイプを検索し、指定した語句に置換します。

『View』

選択された Taskまたは Kitの設定情報がテキストモードで表示されます。

『Find:』

Task名または Kit名を検索します。

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3.Task Database Device Check

Taskおよび Kitに指定されていますデバイス名と TaskLinkに内蔵されています Device Databaseを比

較します。比較の結果が異なる場合は、デバイス選択画面が表示されますので、適切なデバイスを選択し

てください。

4.Message Editor

Task転送時にオペレーターに注意を促すために、Operator Messageを表示することができます。

下図は、プレビューの例です。TaskLinkメニュー『Task > Task Manager > Add または Edit > Task

>View』で表示されます。(現在、全角文字は表示できません)

(1) TaskLinkメニュー『Task > Message Editor』をクリックします。

(2) Message Editorを選択します。(NotepadまたはWordpat等)

(3) Messaqge Fileを選択します。

(4) 『Apply』をクリックします。

(5) 『Launch Editor』をクリックします。

(6) (2)Message Editorで選択したアプリケーションが開きます。

「~」に続いて4桁の数字を入力します。下記は例です。

~0001 ~0012 ~0254 ~3578

「Enter」を入力し、続けてメッセージを入力します。

下記は、メッセージの例です。

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(7) ファイルを保存して、アプリケーションを閉じます。

(8) 『Close』をクリックします。

5.Run Batch File

テキスト形式でファイル名および Task名あるいは Kit名を指定することにより、Batchファイルとして

Taskまたは Kitを転送することができます。

テキストエディターを用いまして、Task または Kit が保存されていますファイル名および Task 名ある

いは Kit名を入力します。ファイル名と Task名あるいは Kit名の間は、2つの半角コロンで区切ります。

[ファイル名]::[Task名あるいは Kit名]

下記は例です。

c:¥dataio¥tlwin¥mytasks¥tl.tsk::S29AL016A

Batchファイルを利用する場合、Task名および Kit名には2つの半角コロンを使用しないでください。

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メニュー『Tools』

『Tools』では、「DataMapper」の起動、ファームウェアの更新、Network設定カードの作成、JOBの管理、

アドミニストレーター権限の付与、ネットワークプログラマ情報の表示ができます。

1.Launch DataMapper

「DataMapper」を起動します。「DataMapper」は、DataIO製のアプリケーションソフトウェアです。

本ソフトウェアを使用しますと、下図のように種々のデータフォーマットが混在したプログラムデータを

一つのバイナリーフォーマットに変換します。チェックサム値も自動的に計算します。

詳細は、『DataMapper』のマニュアルをご覧ください。

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2.Update FlashPAK Firmwear

FlashPAKのファームウェア(System Softwear)を更新します。更新には、以下の 2つの方法があります。

本機能を利用する前に、TaskLinkの最新版をインストールしてください。

(1) CFカードを利用して更新する

(2) ネットワークを利用して更新する

(1) CFカードの利用

本機能を利用する前に、CFカードにアドミニストレーター権限(後述)を設定してください。

CFカードを PCに挿入します。

メニュー『Tools > Update FlashPAK Firmwear > Create FlashPAK Update Card』を選択します。

更新されたファームウェアが CFカードに転送されます。

下記の画面が表示されましたら、「OK」を押します。

以降、『本文7.システムソフトウェアのアップデート』をご参照ください。

(2) ネットワークの利用

本機能を利用する前に、TaskLinkおよび FlashPAKのネットワーク設定を済ませてください。

メニュー『Tools > Update FlashPAK Firmwear > Send Update Files to Networked FlashPAKs…』

を選択します。

ネットワーク上に存在する FlashPAKが表示されますので、更新しようとするプログラマを選択して

「OK」を押します。

以降、『本文7.システムソフトウェアのアップデート』をご参照ください。

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3.Create Network Cofiguration Card

あらかじめ、CF カードを PC に挿入してください。CF カードにはアドミニストレータ権限が必要

です。

(1)TaskLinkのメニュー「Tools > Create Network Configuration Card」をクリックします。

『次へ(N)』をクリックします。

(2)下記のように「Programmer Port Number」,「IP address」,「Subnet Mask」, および「Default

Gateway」を入力します。(ネットワーク管理者にご確認ください。)

『次へ(N)』をクリックします。

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(3)” Day and Time”サーバーがありましたら、IPアドレスを入力します。

なければ、”Not using a Day and Timer Server”を選択します。

『次へ(N)』をクリックします。

(4)Serial Number Server(SNServer)の設定をします。

本機能を使用するためには、SNServerの Client Licenceをインストールしなければなりません。

詳細は、「Serial Number Server」の項目をご覧ください。

SNServer の Client Licence をインストールしていない場合は、下記のウィンドウは開きませんの

で(5)に進みます。

SNServerを使用しない場合は、『次へ(N)』をクリックします。

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SNServerを使用する場合は下記のように、『Using network serialization』を選択して、『Serial Number

Server Port』および SNServerがインストールされています PCの IPアドレスを入力します。

『次へ(N)』をクリックします。

(5)FlashPAKに名前をつけて下記のように入力します。

『完了』をクリックします。

(6)ネットワーク設定情報が CFカードに書き込まれます。

『OK』をクリックします。

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4.Manage FlashPAK Jobs

あらかじめ、CFカードを PCに挿入してください。

TaskLinkのメニュー「Tools > Manage FlashPAK Jobs…」をクリックします。

(1)FlashPAK本体の情報

上図の『FlashPAK Systems』をダブルクリックするか、左端の□+をクリックします。

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Local PCMCIA mediaを選択しますと、『Current JOB:』に現在稼働中の Taskが、『Media Total

Space:』に CFのメモリ容量が、『Media Free Space:』には CFの空き容量が表示されます。

(i)Event Logの表示

Event Log は、Task 実行中のさまざまな様子を記録した情報です。ハードウェアおよびファー

ムウェアのトラブル解消に役立ちます。

上図において、『View』をクリックします。

『Event Log』タブをクリックします。

上記は、テキストとしてコピーアンドペーストができます。上記画面上で必要な個所を選択し、

[Ctrl + C]を押してください。テキストエディタ等(メモ帳では正しく表示できません)にペースト

([Cterl+V])してください。

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(ii) Statisticsの表示

『Statistics』タブをクリックします。

Machine Type : FlashPAK,FlashPAK II または FlashPAK IIIが表示されます。

Machine ID :FlashPAKに与えられた IDです。

Time of Report :本情報が得られた日時および時間です。

Total Devices Processed :プログラムされたデバイスの総数です。

Toatl Power On Time :電源入りの総時間です。

(2)Taskの情報

上図の Local PCMCIA mediaをダブルクリックするか、左端の□+をクリックします。

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Taskを選択して、『View』をクリックします。

(i)Task情報の表示

『Job Parameters』タブ

Taskの諸設定が表示されます。

『Footnote』タブ

Footnoteが表示されます。

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『Hardwear』タブ

ハードウェア情報が表示されます。

『Sectors』タブ

セクターごとの制御情報が表示されます。

(ii)Job情報の表示

Task名をダブルクリックするか、左端の□+をクリックします。

Jobを選択して、『View』をクリックします。

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『General』タブ

Task 名、FlashPAKのタイプ、FlashPAKの ID等が表示されます。

『Summary』タブ

Jobごとのデバイスプログラム状況を表示します。

『Skt Totals』タブ

ソケット全体のデバイスプログラム状況を表示します。

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『Skt1~4』タブ

ソケットごとのデバイスプログラム状況を表示します。

『Advanced』タブ

アダプターの使用回数(アキュチュエーターバーの ON回数)を表示します。

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(3) Taskの削除

Taskを選択して、『Delete』をクリックします。

選択された Taskが削除されます。

(4) Taskのリフレッシュ

『Refresh』をクリックします。

Task情報が更新されます。

(5) Dataの回収

Taskを選択して、『Retrieve Device Data』をクリックします。

選択された Taskのデーターを PCファイルに回収することができます。

保存先を指定して『OK』をクリックします。

データフォーマットは、Absolute Binaryです。

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5.Set Administrator Privileges…

あらかじめ、アドミニストレーター権限を設定する CFカードを PCに挿入してください。

TaskLinkのメニュー「Tools > Set Administrator Privileges…」をクリックします。

CFカードを選択します。

『OK』をクリックします。

「Administative Privileges Set」にチェックして、『OK』をクリックしますと CFカードにアドミニス

トレーター権限が設定されます。

CFカードにアドミニストレーター権限が設定されました。『OK』をクリックします。

「Administative Privileges Set」のチェックをはずして、『OK』をクリックしますと CFカードのアド

ミニストレーター権限が解除されます。

CFカードからアドミニストレーター権限が解除されました。『OK』をクリックします。

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6.View Neworked Programmer Information…

LAN上に接続された FlashPAKの、ファームウェアおよびハードウェア情報を表示します。

TaskLinkのメニュー「Tools > View Networked Programmer Information…」をクリックします。

上図の FlashPAK名を選択して『OK』をクリックします。

『Firmwear』タブ

ファームウェアのバージョンを表示します。

『Hardwear』タブ

ハードウェアの IDを表示します。

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『Programmer Type』タブ

FlashPAKのプログラマータイプを表示します。

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メニュー『System』

『System』では、下記のように個々に TaskLinkのシステム設定が可能です。

1.Select Programming Sytem

下図のように、TaskLinkで制御される DataIO製プログラマを選択します。

Unifam系、Sprint系、FlashPAK系各々のアップデート CD-ROMをインストールすると、

それぞれの TaskLinkでサポートしている機種が表示されます。

2.System Secutity

ユーザー名、パスワードおよびユーザーの権限レベルを設定します。

TaskLinkは、あらかじめ作成された Taskを実行するだけの「オペレーターモード」と、

Taskの作成、編集および削除ができる「アドミニストレーターモード」の2つのモードがあります。

セキュリティレベルには、以下の3つがあります。

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(1)No security

全てのユーザーが TaskLinkの全ての機能を使用することができます。

ユーザー名もパスワードも必要ありません。

(2)Single Administrator Mode password

全てのユーザーにオペレーター権限があります。アドミニストレーター権限で TaskLinkを使用する場

合には、ユーザー名は必要ありませんがアドミニストレーター権限のパスワードを使用しなければなり

ません。

(3)Dfined users with individual passwords and authorization levels

ユーザーごとに、使用権限、ユーザー名およびパスワードを設定します。

3.Printer Setup

プリンターの設定をします。OS上で、通常使うプリンタが設定している場合は、変更の必要はありませ

ん。

4.Simulation Mode

ウインドウに『Simulation Mode』が表示されます。

実際に FlashPAKを接続しなくても、TaskLinkの大部分のシミュレーションできます。シミュレーショ

ンモードで使用できない操作を実行しようとすると、「Operation is not available in Simulation Mode.」

と表示されます。

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5.Options

メニュー System > Options には、下図のように「System」、「General」および「Communication」タ

ブがあります。

(1)「System」タブ

Startup Options

Show Startup Wizard:TaskLink起動時の、Startup Wizardの表示を選択します。

Onで表示します。Offで表示しません。

Save/Restore settings when opening and closing TaskLink:TaskLink終了時に、デバイス選択お

よびプログラマプロパティーの設定を保存します。次回の起動時に、自動的にデバイス選択およびプ

ログラマプロパティーの設定がロードされます。デフォルトでは Onです。

Automatically Archive . TSK Files:TSKファイルのバックアップファイルが、TSKファイルの同

じフォルダーに自動的に保存されます。デフォルトでは Onです。

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Operator Dialog Options

Show only Tasks that match the selected programming system:Taskを選択あるいは実行する際、

誤操作を最小限にするために、メニュー Task > Operator Dialogを開いたときに、現在選択されて

いるプログラマにマッチした Taskのみを表示します。

Operator Dialog / Selected Programming System Options

Programming system must match system specified in Task:Taskで指定したプログラマを選択す

るまで、Taskは実行できません。Edit Taskで、プログラマを指定することができます。

Programming system must be with system specified in Task:互換性のあるプログラマであれば、

現在選択されていますプログラマを変更する必要はありません。たとえば、Unifamily プログラマ

(2900,3980xpi/3900,3900,Autosite, お よ び UniSite-xp/UniSite) は 互 換 性 が あ り ま す 。

FLX500,RoadRunner,および FlashPAK/FlashPAK II/FlashPAK IIIは互換性があります。

デフォルトで Onです。

Automatically switch programming system to system specified in Task:Taskで指定されたプロ

グラマに自動的に変更します。

(2)「General」タブ

Generalタブは Jobのオプションを指定します。

Ver.7.60以降有効

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Job Processing Option

Display Footnote when Job Load is complete:Onの時、Jobのロード後に Footnoteを表示します。

Display Checksum when Job Load is complete:Onの時、Jobのロード後に Checksum値を表示

します。

Backup Job files before Job Load operation:Onの時、Jobが CFカードへの保存時に、その Job

をバックアップするために仮のコピーを作成します。CFカードへの保存に失敗した時に、仮のコピ

ーが再度保存されます。デフォルとは Offです。

Transfer data only for sectors to be programmed during Job Load operation (increases speed):

On の時、TaskLink はプログラムされるデータのみをプログラマに送ります。DataIO はこの機能

を”Partial Image Download”または単に”Partial Download”と称します。セクター毎にブランクか否

かをチェックしブランク以外のデータを CF カードにデータを保存します。このことによりまして、

保存時間およびプログラマの処理時間を短縮します。たとえば、512MByteのデバイスに、20%の

実データをプログラムする場合は、処理時間が約半分になります。なお、本機能は TaskLinkのバー

ジョン6.0以降に有効です。プログラム済みのデバイスを消去し、あらたにデータをプログラムす

る際には、この機能を Offにしてください。

Require ‘Expected Task Checksum’ field to be entered in Task:

On の時、TaskLink は Expected Task Checkssum 値を要求します。Edit Task の Data タブ内

の’Expeceted Task Checksum’入力項目がブランクの場合以下のメッセージが表示されます。

適切な Checksum 値を入力して下さい。なお、本機能は TaskLink のバージョン7.6以降に有効

です。

Default state for Program flag for OTP sectors(in Sectors tab)

この機能は、OTP(One Time Programmable)セクターの Programフラッグを制御します。

“Off”を選択しますと OTP セクターの Program フラッグが Offになり、”On”を選択しますとフラッ

グは Onになります。本機能は、あらたに Taskを作成する時のみ有効です。すでに作成済みの Task

には影響しません。

Default I/O Offset

I/O Offsetのデフォルト値を指定します。”00000000”または”FFFFFFFF”の2つが選択可能です。

TaskLink Ver.7.50以降は、”0000000000000000”または”FFFFFFFFFFFFFFFF”の2つが選択可能

です。

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2012/07/24 Rev.F fix1

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(3)「Communication」タブ

Local Computer

CFカードに割り当てられたドライブ文字を入力します。

Networked Programmer

Programmer Port Number:ネットワークに接続されたプログラマのポートナンバーを入力します。

Network timeout(sec):ネットワーク上に接続されたプログラマからの応答時間の制限値を秒単位で

入力します。

Networked Programmer Group

Add:クリックし、プログラマの名前と IPアドレスを入力します。

「OK」をクリックしますと、リストにプログラマが追加されます。

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2012/07/24 Rev.F fix1

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Edit:リスト上で選択されたプログラマのプログラマ名および IPアドレスを変更します。

Remove:リスト上で選択されたプログラマを削除します。

Locate:Program Port Numberで表示されていますポートに接続中の全てのプログラマをリストに

追加します。

Target selection for Job Loading

Automatically select target if only one target is present(skip Select Target dialog):Onの時、CF

カードのみを選択している場合またはリストに表示されていますプログラマが一つの場合に、Jobの

ロード先を選択する下図の表示が省略されます。

Get targets from the file “DownloadTargets.txt” instead of from this dialog: Onの時、Jobの

ロード先を”DownloadTargets.txt”ファイルで指定することができます。”DownloadTargets.txt”は、

TaskLink.exeと同じフォルダーにテキストファイルで保存してください。下記は例です。

//Job download target file

E:

行の最初にの“//”は、コメント行を意味します。上記の場合ロード先は、E ドライブを指定

します。

//Job download target file 2

FP Line 4;139.138.240.4;FP

上記の場合は、プログラマ名が”FP Line 4”、IPアドレスが” 139.138.240.4”、プログラマ

の型名が ”FP”(FlashPAK)を意味します。プログラマの型名には、 ”FP”の他

に”RR”(RoadRunner)および”FLX”(FLX500)が選択可能です。