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Dell EMC PowerEdgeサーバーを利用されているお客様 のご意見やご感想を、Dell Technologiesの瀬尾はるかが、 お客様とのインタビューを通してお伝えするYes, I Know! (YIK!) シリーズ。 第四弾は社会医療法人財団 董仙会 恵寿総合病院。 10年以上にわたり多くのPowerEdgeサーバーを採用、今回導 入したDell EMC XCシリーズ・ハイパーコンバージド・アプライ アンスであるPowerEdgeサーバーをベースとしたXC740xd をはじめT320などを導入している。PowerEdgeを利用しての 感想や今後の期待など、情報管理課 課長 小澤竹夫氏を訪問し て話を聞いた。 USER VOICE YES , I KNOW! Dell EMC PowerEdgeサーバー

Dell Keijyumedicalcenter 190731Dell EMC PowerEdgeサーバーを利用されているお客様 のご意見やご感想を、Dell Technologiesの瀬尾はるかが、 お客様とのインタビューを通してお伝えする

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Dell EMC PowerEdgeサーバーを利用されているお客様

のご意見やご感想を、Dell Technologiesの瀬尾はるかが、

お客様とのインタビューを通してお伝えするYes, I Know!(YIK!)

シリーズ。

第四弾は社会医療法人財団 董仙会 恵寿総合病院。

10年以上にわたり多くのPowerEdgeサーバーを採用、今回導

入したDell EMC XCシリーズ・ハイパーコンバージド・アプライ

アンスであるPowerEdgeサーバーをベースとしたXC740xd

をはじめT320などを導入している。PowerEdgeを利用しての

感想や今後の期待など、情報管理課 課長 小澤竹夫氏を訪問し

て話を聞いた。

U S E R V O I C E

YES,I KNOW!

Dell EMC PowerEdgeサーバー

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社会医療法人財団 董仙会は恵寿総合病院を基幹病院として、先端医療、介護、福祉、生活までを担う「けいじゅヘルスケアシステム」という総合的なサポート組織を形成し、能登半島および金沢の地域医療を支えている。

「いつでも、誰でも、たやすく安心して診療を受けられる病院にする」という創業精神に基づき、地域の住民から選ばれる質の高いサービスの提供を目指している。また、急速に高齢化が進む能登半島の医療圏を支えるべく“先進医療から福祉まで「生きる」を応援する”をミッションとして業界内で先駆けて積極的なICT投資を行いそのサービスを実現している。

この度、恵寿総合病院は既存の仮想デスクトップシステムの安定性と高可用性を改善するためにハイパーコンバージドインフラストラクチャ(以下、HCI)をDell EMC PowerEdge R740xdベースのXC740xdで構築することを決定。2019年4月から稼働を開始した。

恵寿総合病院が採用したDell TechnologiesのHCIシステムは、2018年第4四半期以降、トップの市場シェアを獲得している。そのHCIを実現するDell EMC PowerEdgeサーバーもまた世界シェアNo.1を獲得しており、日本の市場でも急拡大でシェアを伸ばしている。世界で、そして日本で多くのお客様の採用が進むPowerEdgeサーバーを恵寿総合病院が導入するに至った背景について聞いてみた。

人命尊重、心身の健康第一の立場に立ち、職員が一体となって地域住民の健康維持に努めると共に、地域の中核医療施設として、社会、経済、文化の発展向上に貢献する恵寿総合病院。

管理ツールの使いやすさ

従来のシステムではサーバークラスタとVDIクラスタを二つに分けていたが、新システムではサーバークラスタをメイン(4台)とサブ(3台)に分け冗長化した。既存システムはクラスタ全体のトラブルが発生した場合、システム復旧に相当な時間を要していたが、クラスタを分けることによりトラブル発生時のシステム復旧時間が短縮された。VDIクラスタのBCP(= Business Continuity Plan:事業継続計画)としてファットクライアントとターミナルサーバーを用意し、病院や各施設の業務継続性を担保している。

新システムのパフォーマンスは以前と比べて格段に良くなった。これまではリモートデスクトップのセッションコレクションを50台~60台に分けていたが、今では医師向けに80台、看護師向けに240台、スタッフ向けに330台を分けずに利用することができている。ログインできないという声は聞かれなくなり、Windows10も安定し、ユーザーはいつでも使いたいときに問題なくシステムが利用できるという高可用性を実感している。

PowerEdgeサーバーを使い始めて十数年になるが、製品で好きなところはシンプルなところ。他のサーバー製品の管理ツールは、分かりにくい、操作メニューなども扱いづらい、慣れないと分からない、という印象を持っているが、OpenManageはそういった点がないと以前から感じている。

PowerEdgeサーバーのメリット

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シーサイドホールユニバーサル外来

ヘリポート

従来システムでもDell Technologiesがハードウェア導入、システム構築を行ったため、これまで同院が抱えていた課題をすべて把握していたという点も大いに安心できた。これまで伝えてきた課題をクリアする提案内容を実現すべく、ProDeployを利用しながらカットオーバーまで構築を担当したインテグレーターとも上手く協業し、スムーズな構築を実現した。保守サービスについても、高い専門知識を持っているので安心してサポートを受けられると感じている。4時間以内のオンサイト保守の契約をしているが、電子カルテのようなクリティカルなシステムでも安心してDell Technologies製品を選択できると感じている。どのようなシステムであっても、ハードウェアもソフトウェアも安心して運用していくためにはサポートは非常に重要だと考えており、Dell Technologiesのサポートサービスがもたらす安心感はPowerEdgeサーバーを選択する大きな決め手になっている。

印象に残っているエピソードとしては、2018年11月に発生したVDIクラスタの障害対応で、ハードウェア、ソフトウェアともにスキルの高いエンジニアが問題解決に当たってくれたこと。Dell Technologiesチームが一丸となって復旧に当たってくれたことが印象に残っている。とりわけ、質問がたらい回しにされなかったところや、話が楽に通じるところが良かったと感じており、導入前からサポートを提供することでユーザー側の環境を良く理解できるというメリットを生かし、Dell Technologiesは高いサポート能力を発揮していると考えている。

2018年11月にDell Technologiesが主催する「PowerEdgeテクニカルセミナー 宮崎キャンプ」に参加し、宮崎カスタマーセンター(MCC)を見学する機会があった。そこではサポート業務に携わる社員のモチベーションを上げるために、さまざまな部門でお互いの活躍を賞賛するなど、「表彰」する施策に工夫を凝らしていることが印象に残っている。SNSをはじめとするさまざまなチャネルにおけるDell Technologiesの評価をチェックしていることや、常にお客様の声にアンテナを張っているところも非常に良いと感じた。

Dell Technologiesサポートサービス/ProDeployとProSupport Plusへの高い信頼

宮崎テクニカルセミナーへの参加

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https://www.dellemc.com/ja-jp/servers/index.htm

https://marketing.dell.com/jp/ja/contact

https://www.dellemc.com/ja-jp/customer-story/index.htm

https://ja-jp.facebook.com/DellEMC/

https://twitter.com/DellEMCJapan専門スタッフへの

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Copyright © 2019 Dell Inc. or its subsidiaries. All Rights Reserved. Dell、EMCの製品およびサービスにかかるその他の商標は米国Dell Inc.またはその子会社の商標または登録商標です。その他の社名および製品名は各社の商標または登録商標です。 本事例は情報提供のみを目的としています。 事例内容および事例内に記述された役職名は2019年3月に行われた取材時のものです。DellおよびEMCは、本事例の表現または暗示された内容にいかなる保証もいたしません。デル株式会社 〒212-8589川崎市幸区堀川町580番地 ソリッドスクエア東館20FTel. 044-542-4047 www.dell.co.jp

恵寿総合病院様が、法人のインフラシステムにDell EMC PowerEdgeサーバーを継続してご採用いただいている理由が、「充実したサポート」への評価と「壊れにくく安定している製品である」と製品の良さを感じていただいている点にあることを知り、本当にうれしく思いました。今後恵寿総合病院様が病院サービスを提供していく中で、PowerEdgeサーバーがますますお役に立てるよう、また宮崎カスタマーセンターをはじめDell Technologies全員で良い製品と高いサポート品質をご提供し続けられるよう、万全を期したいと思います。

“ ”ユーザーの声

ハードウェアもソフトウェアも安心して利用していくためにサポートは非常に重要です。電子カルテというクリティカルなシステムでも運用に安心感をもてるということがDell EMC PowerEdgeサーバーを選択する大きな決め手となっています。

将来の希望とDell Technologiesへの期待

恵寿総合病院は、今回のシステムを契機に「働き方改革」の一環として、テレワークで自宅からでも利用できる環境に一層活用していきたいと考えている。現在は医師だけに限られたリモートワークを、今後は他職種にも利用を広げられたらと考えている。また将来、開業医との情報交換はクラウドシステム化されていくものと予想している。いまは診療情報提供書を作成し、メディアを介して提供しているが、クラウド経由で情報を共有できるようなシステムを検討する必要があると考えている。さらに地域密着型の医療機関として、患者に対してはPHR(=Personal Health Record:個人型電子カルテ)へ注力している。これからも「選ばれる病院」であり続けるために、行政との連携でさまざまな情報提供を行うと

ともに、開業医とも連携して患者向けサービスを充実させていきたいと思っている。

現在部門ごとにサーバーが乱立していたり、物理的にもさまざまな場所にサーバーがあったりするので、ノードを追加するだけで楽に統合していくような基盤を構築したいと考えている。Dell Technologiesには今回導入したHCIを活用することで、サーバー統合についての提案を期待している。さらにウェブの記事でも目にする機会が増えているネットワークの仮想化にも興味がある。導入から6年以上経過したネットワークの更新も検討をしたいと考えており、最新事例紹介などメーカーならではの情報提供に期待している。

恵寿総合病院情報管理課 課長小澤 竹夫 氏