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デザイン学科の産学協同「DENSO わくわくの種 展」がグッドデザイン賞を受賞! 株式会社 デンソーさんと、名古屋学芸大学 メディア造形学部 デザイン学科との「産学協同プロジェクト」で取り組み、 今年の2月、名古屋市中区の栄 地下街で開催いたしました「わくわくの種 展」が、2015年度のグッドデザイン賞 を受賞。日本全国の企業やプロのデザイナーから寄せられる約3,600件の応募の中から「グッドデザイン賞:宣伝・ 広告・メディア・コンテンツ部門」にて、見事受賞を果たしました。株式会社デンソーさんと名古屋学芸大学との 合同受賞です今、デザイン学科が積極的に推進しています「産官学協同」の成果が、社会的に大きく認められ、教員一同たいへん うれしく思い、さらにいっそうの力を入れて行きたいと思っております。 受賞対象名:産学協同プロジェクト [見えない技術を伝える新しいコミュニケーションの模索] 事業主体名:株式会社デンソー 名古屋学芸大学 分類:宣伝・広告・メディア・コンテンツ 受賞企業:株式会社デンソー (愛知県) 名古屋学芸大学 (愛知県) 受賞番号:15G111107

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Page 1: デザイン学科の産学協同「DENSO わくわくの種 展 ザイン学科の産学協同「DENSO わくわくの種 展」がグッドデザイン賞を受賞! 株式会社

デザイン学科の産学協同「DENSO わくわくの種 展」がグッドデザイン賞を受賞! 株式会社 デンソーさんと、名古屋学芸大学 メディア造形学部 デザイン学科との「産学協同プロジェクト」で取り組み、 今年の2月、名古屋市中区の栄 地下街で開催いたしました「わくわくの種 展」が、2015年度のグッドデザイン賞 を受賞。日本全国の企業やプロのデザイナーから寄せられる約3,600件の応募の中から「グッドデザイン賞:宣伝・ 広告・メディア・コンテンツ部門」にて、見事受賞を果たしました。( 株式会社デンソーさんと名古屋学芸大学との 合同受賞です) 今、デザイン学科が積極的に推進しています「産官学協同」の成果が、社会的に大きく認められ、教員一同たいへん うれしく思い、さらにいっそうの力を入れて行きたいと思っております。 受賞対象名:産学協同プロジェクト [見えない技術を伝える新しいコミュニケーションの模索] 事業主体名:株式会社デンソー 名古屋学芸大学 分類:宣伝・広告・メディア・コンテンツ 受賞企業:株式会社デンソー (愛知県) 名古屋学芸大学 (愛知県) 受賞番号:15G111107

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• 概要 名古屋学芸大学メディア造形学部デザイン学科と当社デザイン部により、2014年8月より6か月間、「デンソーの技術・製品を一般の方々へ伝える」ことをテーマに行った産学協同プロジェクトです。若い感性を持った学生と共に、名古屋の地下街にて、①部品・技術 ②ロボット ③バイオテクノロジー ④QRコード ⑤社員 の5つをテーマに「わくわくの種 展」という体験型の展示会を開催。

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プロデューサー *デンソー デザイン部 担当部長 吉田佳史 ディレクター *名古屋学芸大学 メディア造形学部 デザイン学科 教授 梶田渉、准教授 尹成濟 *株式会社デンソー デザイン部 室長 杉山真二 デザイナー *株式会社デンソー デザイン部 武政智之、森下奈緒子、杉原礼子、安井拓皓 *名古屋学芸大学 デザイン学科 柴田知司、皆川優介、 石川理穂、伊藤愛、今雪葵、木村詩織、林玲奈、松浦舞、森千尋、山本愛佳

株式会社デンソーと名古屋学芸大学の担当デザイナー 詳細情報 https://www.facebook.com/denso.wakuwakunotaneten

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展示開催日 2015年2月3日~2月8日 展示会場 愛知県名古屋市栄セントラルパーク地下街「パークスクエア」にて展示 仕様 愛知県名古屋市 栄セントラルパーク地下街「パークスクエア」にて。入場無料の展示会。 床面積約90m2。 自動車部品・産業用ロボットの実物やスクリーン映像など5テーマの展示什器を設置。

受賞対象の詳細 背景 自動車は約30,000点の部品から構成されており、近年注目されている自動停止などの安全技術や、CO2削減の環境に関わる開発をサプライヤメーカが多く担っている。 しかしそのことはあまり一般の方に知られていない。そこで、クルマに興味のない人にも新技術のもたらすうれしさやベネフィットを、製品を通して紹介する機会を作りたいと企画した。 デザインコンセプト 安全で環境に配慮したデンソーの新技術がもたらす未来を、「わくわくの種」と題して身近な表現で伝える。 企画・開発の意義 デンソーの環境や安心・安全分野への貢献に対し、より多くの方に認知と共感を得ることを目指した。社会に評価されることで、社員のモチベーションにもつながると考えた。 一般の人々に身近に伝えるため、学生の発想を取り入れながら企画をまとめた。そして、一般の人々が多く集う名古屋の地下街にて、体験型展示会を開催。 このような企画を通して、デンソーの姿を知ってもらい、地域社会と一体となって発展することを願った。

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創意工夫 体験型展示会 「わくわくの種 展」 5つのブースの特徴 ①自動車部品を動物になぞらえ、技術によるうれしさを子供でも分かるように表現した。 ②7軸ロボットが筆を持ち絵を描く姿を、しなやかな動きとプロジェクターの映像を同期させて見せるパフォーマンス。 ③藻からオイルを創る技術を、小型のプラネタリウムにようにして映像で紹介するインスタレーション。 ④ケーキや角砂糖などでQRコードを作成し、スマホをかざすとアニメーションが流れ楽しめる。 ⑤社員を使った映像を、16台のモニターに連携して映し出し、パフォーマンスを見せるアットホームな動画。 デザイナーの想い 若い感性の学生と、我々の伝えたい内容に大きなギャップのあることに気が付いた。そこで、キャラクターを使ったユーモラスな展示や、体感型の映像などを用いて、老若男女問わず幅広い顧客へのアピールを目指した。 どこで購入できるか、どこで見られるか 既に展示会が終了しているため、ウェブ上のコンテンツにてお楽しみください。 DENSO わくわくの種展

審査委員の評価 企業の研究開発は通常展示会などあまり学生にも届かない存在にある。それを学生と共有し、新たな表現の探究をしている活動が素晴らしい。今後、このような産学連携が活発になることを期待している。

グッドデザイン賞は公益財団法人日本デザイン振興会が運営しています。

WEBサイト:グッドデザイン賞 受賞対象一覧 http://www.g-mark.org/award/describe/43103?token=KZHIyhmh2q

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グッドデザイン賞は、様々に展開される事象の中から「よいデザイン」を選び、 顕彰することを通じ、私たちのくらしを、産業を、そして社会全体を、より豊か なものへと導くことを目的とした公益財団法人日本デザイン振興会が主催する 「総合的なデザインの推奨制度」 です。 その母体となったのは、1957年に通商産業省(現経済産業省)によって創設さ れた「グッドデザイン商品選定制度(通称Gマーク制度)」であり、以来約60年 にわたって実施されています。その対象はデザインのあらゆる領域にわたり、 受賞数は毎年約1,200件、58年間で約42,000件に及んでいます。また、グッド デザイン賞を受賞したデザインには「Gマーク」をつけることが認められます。 「Gマーク」 は創設以来半世紀以上にわたり、「よいデザイン」の指標として、 その役割を果たし続けています。