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DNS アウトソーシング(WebARENA Suite) マニュアル Version4.0 2013.3.7 株式会社 NTTPC コミュニケーションズ

DNS (WebARENA Suite) · dns サービスの基本機能は、ゾーンの編集画面から、お客さまゾーンのレコード(mx、a、 cname、txt)の登録・削除・変更とsoa

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DNS アウトソーシング(WebARENA Suite)

マニュアル Version4.0

2013.3.7

株式会社 NTTPC コミュニケーションズ

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~ CONTENTS ~ I. サービス概要 .......................................................................................................... 1 II. 提供機能 .............................................................................................................. 1 1. ゾーンの編集(レコード情報の変更・追加・削除)....................................................................1 2. パスワード変更 ..................................................................................................................1 3. メールアドレスの確認と変更 ................................................................................................1 III. メニューへのアクセス............................................................................................. 2 IV. 正引きレコードの編集 ............................................................................................. 2 1. 正引きレコードの追加-1 A レコードを新規登録する................................................................2 2. 正引きレコードの追加-2 既存ホスト名に対し、別 IP アドレスを新規登録する .........................4 3. 正引きレコードの追加-3 ・・・CNAME レコードを新規登録する..............................................5 4. 正引きレコードの追加-4 ・・・ MX レコードを新規登録する .....................................................6 5. 正引きレコードの追加-5 既存 MX ホスト名に対し、別送信先ホスト名を新規登録する .............7 6. 正引きレコードの追加-6 TXT レコードレコードを新規登録する ..............................................8 7. 正引きレコードの変更-1 既存 A レコードホストを別 IP アドレスへ変更する ...........................10 8. 正引きレコードの変更-2 レコードの TTL 値を変更する .......................................................12 9. 正引きレコードの変更-3 レコードの MX レコードの PREF 値を変更する ................................13 10. 正引きレコードの変更-4 CNAME レコードの CNAME 先ホストを変更する ........................14 11. サブドメインのゾーンを作成する.......................................................................................15 V. 逆引きレコードの編集............................................................................................. 17 1. 逆引きレコードの追加 ・・・ レコードの PTR を指定する .......................................................17 2. 逆引きレコードの変更-1 既存レコードのホスト名を別名へ変更する.......................................17 3. 逆引きレコードの変更-2 レコードの TTL 値変更を変更する ................................................18 VI. レコードの削除 ・・・ レコードを削除する .................................................................. 20 VII. パスワードの変更・ ............................................................................................. 21 VIII. メールアドレスの確認と変更 ............................................................................... 22 IX. 入力規制............................................................................................................ 24 X. その他の注意事項 ................................................................................................ 25

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I.サービス概要 DNS アウトソーシングサービスは WebARENA Suite のオプションサービスです。正引きゾー

ンだけでなく、IP アドレスを起点にドメイン名やホスト名を検索する逆引きゾーンをお預かりいたし

ます。 DNS サービスの基本機能は、ゾーンの編集画面から、お客さまゾーンのレコード(MX、A、

CNAME、TXT)の登録・削除・変更と SOA のメールアドレス情報、認証用パスワードの変更する

ことができます。全ての操作は Web 画面からのみ可能です。

II.提供機能

1. ゾーンの編集(レコード情報の変更・追加・削除)

登録されたゾーン内のレコード(一部除く)の設定内容を変更することが可能です。 正引きゾーンの編集時に対応可能な内容、対応方法については、以下表に記載します。 逆引きゾーンの編集時は対応する IP アドレスに対し検索するドメイン名またはホスト名を登録・

変更・削除できます。

レコード編集要求項目 レコードType 処理方法

レコードを新規に登録(追加)する A、MX、CNAME、TXT レコード追加

レコードを新規に登録(追加)する NS 対応不可

ゾーン名のサブドメインをName(左辺)に指定しレコードを登録する 全Type 対応不可

Name(左辺)のホスト名の値を変更する A、MX、CNAME、TXT レコード追加+レコード削除

RecordData(右辺)のIPアドレスやホスト名を変更する A、MX レコード追加+レコード削除

Record Data(右辺)のホスト名や設定値を変更する CNAME、TXT レコード変更

TTL値を変更する※ A、MX、CNAME、TXT レコード変更

Preference(優先度)を変更する MX レコード変更

レコードを削除する A、MX、CNAME、TXT レコード削除

レコードを削除する NS 対応不可

複数のレコードを一括削除する 全Type 対応不可

SOAレコードのメールアドレスを編集する メールアドレス変更

SOAレコードを編集する(メールアドレス以外) 対応不可

その他

削除

新規

変更

※同一ホスト名(Name)でかつ同一 Type(A、MX)で複数のホスト名(Record)のレコードが存在する場合、最後に変更した TTL 値が複数の

レコード全部に反映されます。

2. パスワード変更

お客さまがゾーンの編集やメールアドレス変更等を行う際に必要なユーザ用認証パスワードの

変更が可能です。 3. メールアドレスの確認と変更

ゾーン情報の管理者(admin)メールアドレス。SOA に入力され、インターネット上に公開されま

す。そのメールアドレスの確認と変更が可能です。

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III.メニューへのアクセス レコード編集、パスワード変更、メールアドレス変更を実施するには、メニューへアクセスしま

す。

①. 専用 URL(https://dns.customer.ne.jp/user/webarena/)にて以下のメニュー画面へアクセ

スします。

②. 「レコード情報の編集」を行う場合、“ゾーンの編集”をクリックします。 ③. 「パスワードの変更」を行う場合、“パスワード変更”をクリックします。 ④. 「SOA のメールアドレス情報の変更」を行う場合、“メールアドレスの確認と変更”をクリックし

ます。

IV.正引きレコードの編集 1. 正引きレコードの追加-1 A レコードを新規登録する

ここではサンプルとしてゾーン名に対して IP アドレスを指定する A レコードを追加します。

①. メニュー画面より”ゾーンの編集”をクリックします。 ②. レコード編集を行う対象ゾーン名とパスワードを入力し、“次へ”をクリックします。

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③. レコード編集を行う対象ゾーン名を確認し、よろしければ “次へ”をクリックします。

④. Name(左辺)、TTL、Type、Record Data(右辺)を入力後、”次へ”をクリックします。 ※Pref は MX レコード時のみプルダウンより選択しますので、ここでは選択しません。 ※TTL はプルダウンからの選択となりますが、未選択時は、デフォルト値 86400(秒)が登録され

ます。 ※TTL 値は 300(=5 分), 1800(=30 分), 3600(=1 時間), 86400(=1 日)からの選択となり

ます。基本、86400 を選択します。 ※Name(左辺)には、“.(ドット)”を含めることはできません=サブドメインのレコードは登録でき

ません。 ※A レコード登録時は、Record Data(右辺)は“IP アドレス”のみの指定が可能です。 ※ゾーン名自体を Name(左辺)に指定する場合は、“未記入”もしくは“@”としてください。

確認画面にて入力したデータが正常に反映されているか確認し、“確定”をクリックします。

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⑤. レコード情報変更の完了画面が表示されます。これにてレコード情報の変更は完了です。

※変更されたレコード情報は、変更処理完了後、即時反映されます。 ※追加してレコード情報の変更をするなどされる場合は、“編集入力画面に戻る”をクリックします。

その他のゾーン名に対する作業がある場合は、「メニューへ戻る」をクリックします。作業を終了

される場合は、ブラウザを一旦閉じてください。 2. 正引きレコードの追加-2 既存ホスト名に対し、別 IP アドレスを新規登録する すでに登録してあるホスト名(Name)に対し、別 IP アドレスを登録することができます。ここで

はサンプルとして先ほど登録したばかりの IP アドレスとは異なるアドレスで A レコード追加を

します ①. 2.正引きレコードの追加-1 の①と同じ手順です。 ②. 2.正引きレコードの追加-1 の②と同じ手順です。 ③. 2.正引きレコードの追加-1 の③と同じ手順です。 ④. レコード情報を編集するための”ゾーン編集”画面が表示されます。 ⑤. Name(左辺)、TTL、Type、Record Data(右辺)を入力後、”次へ”をクリックします。

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⑥. 確認画面にて入力したデータが正常に反映されているか確認し、“確定”をクリックします。

⑦. 完了画面が表示されます。これにてレコード情報の変更は完了です。 ※変更されたレコード情報は、変更処理完了後、即時反映されます。 ※追加してレコード情報の変更をするなどされる場合は、“編集入力画面に戻る”をクリックします。

その他のゾーン名に対する作業がある場合は、“メニューへ戻る”をクリックします。作業を終了

される場合は、ブラウザを一旦閉じてください。 3. 正引きレコードの追加-3 ・・・CNAME レコードを新規登録する ①. 2.正引きレコードの追加-1 の①と同じ手順です。 ②. 2.正引きレコードの追加-1 の②と同じ手順です。 ③. 2.正引きレコードの追加-1 の③と同じ手順です。 ④. レコード情報を編集するための“ゾーンの編集”画面が表示されます。 ⑤. ここではサンプルとして“www”という新規のホスト名(Name)の CNAME レコードを追加しま

す。Name、TTL、Type、Record Data を入力後、”次へ”をクリックします。

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⑥. 確認画面にて入力したデータが正常に反映されているか確認し、“確定”をクリックします。

⑦. ゾーンの編集の完了画面が表示されます。これにてレコード情報の変更は完了です。

4. 正引きレコードの追加-4 ・・・ MX レコードを新規登録する

①. 2.正引きレコードの追加-1 の①と同じ手順です。 ②. 2.正引きレコードの追加-1 の②と同じ手順です。 ③. 2.正引きレコードの追加-1 の③と同じ手順です。 ④. レコード情報を編集するための“ゾーンの編集”画面が表示されます。 ⑤. ここではサンプルとして“mail”というホスト名(Name)の MX レコードを追加します。 ⑥. Name、TTL、Type、Pref、Record Data を入力後、”次へ”をクリックします。

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⑦. 確認画面にて入力したデータが正常に反映されているか確認し、“確定”をクリックします。

⑧. ゾーンの編集の完了画面が表示されます。これにてレコード情報の変更は完了です。

5. 正引きレコードの追加-5 既存 MX ホスト名に対し、別送信先ホスト名を新規登録す

すでに登録してある MX ホスト名(Name)に対し、別の送信先ホスト名(Record Data)を新規

登録することができます。

①. 2.正引きレコードの追加-1 の①と同じ手順です。 ②. 2.正引きレコードの追加-1 の②と同じ手順です。 ③. 2.正引きレコードの追加-1 の③と同じ手順です。 ④. レコード情報を編集するための“ゾーンの編集” 画面が表示されます。 ⑤. ここではサンプルとしてさきほど設定した“mail”というホスト名(Name)の MX レコードに別の

送信先ホスト(Record Data)を追加します。 ⑥. Name、TTL、Type、Pref、Record Data を入力後、”次へ”をクリックします。

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⑦. 確認画面にて入力したデータが正常に反映されているか確認し、“確定”をクリックします。

⑧. レコード情報変更の完了画面が表示されます。これにてレコード情報の変更は完了です。

6. 正引きレコードの追加-6 TXT レコードレコードを新規登録する

①. 2.正引きレコードの追加-1 の①と同じ手順です。 ②. 2.正引きレコードの追加-1 の②と同じ手順です。 ③. 2.正引きレコードの追加-1 の③と同じ手順です。 ④. レコード情報を編集するための“ゾーンの編集” 画面が表示されます。 ⑤. ここではサンプルとしてゾーン名に対する TXT レコードを新規に登録します。 ⑥. Name、TTL、Type、Record Data を入力後、"次へ"をクリックします。

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⑦. 確認画面にて入力したデータが正常に反映されているか確認し、"確定"をクリックします。

⑧. レコード情報変更の完了画面が表示されます。これにてレコード情報の変更は完了です。 ※TXT レコードの記述について

TXT レコードは、ホスト名に関連付けるテキスト情報(文字列)を定義するレコードです。

Record Data に送信ドメイン認証の認証情報(SPF レコード)等を記述します。 SPF とは送信ドメイン認証に利用される手法のひとつです。メールを送信するサーバを指定す

る情報(SPF レコード)を DNS サーバ上に記述し、この情報を認証情報として、送信元メールアド

レスのドメイン名と送信サーバの情報の整合性を確認することにより、メールが正当なメールサー

バから送信されたものかを判別する技術です。ここでは spf のバージョン 1 を使用します。 v=spf1 【クオリファイア】 【メカニズム】 【クオリファイア】【メカニズム】のように記述し、メカニズ

ム(対象となるサーバ)に対してどのようなクオリファイア(判定)を行うかを設定します。 メカニズムの例

mx 指定した MX(DNS に MX レコードが登録されたサ

ーバ)と比較する ip4:xxx.xxx.xxx.xxx 指定した IP アドレスと比較する ip4:202.239.113.18/29 指定したネットワークと比較する

クオリファイアの例

+ Pass(適合):受信しているメールは正しいメールサーバから送信さ

れたと判断される - Fail(不適合):この定義にマッチするホストからはメールが送信され

ることはない ~ SoftFail(消極的不適合):Fail と Neutral の中間位の扱いとしたい

場合に使用される。Fail とは異なり、即座に拒否することはない ? Neutral

v=spf1 +mx -all 上記のように記述した場合、mx レコードに登録されたサーバのみメールを送信(+:pass 認証

適合)し、それ以外(all)はメールの送信を行わない(-:fail 認証不適合)という設定となります。 "v=spf1 +ip4:xxx.xxx.xxx.xxx(IP アドレス) ~all" IP アドレスで記載する場合には上記のようになります。指定した IP アドレス以外のサーバ(all)

からのメールはすべて Softfail の判定となります。

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7. 正引きレコードの変更-1 既存 A レコードホストを別 IP アドレスへ変更する ①. ここではさきほど設定したゾーン名(Name)の A レコードの IP アドレス(Record Data)を別の

IP アドレスに変更する例を紹介します。 ※処理は、「<1>新規レコード(変更後 IP)追加+<2>既存レコード(変更前 IP)削除」です。 ※レコードの追加+削除ではなく純粋に変更処理ができるものは、以下 3 の処理のみです。

[1] TTL 値の変更 [2] MX レコードの Pref 値(優先度)の変更 [3] CNAME レコードの CNAME 先ホスト(Record Data)の変更

※この[1]~[3]は組み合わせて同時に変更することも可能です。 ※デフォルト登録されている NS レコードの TTL 値は変更できません。 ※ゾーン名(ドメイン名・サブドメイン名)自体のレコードを CNAME レコードへ変更することはでき

ません。

②. 2.正引きレコードの追加-1 の①と同じ手順です。 ③. 2.正引きレコードの追加-1 の②と同じ手順です。 ④. 2.正引きレコードの追加-1 の③と同じ手順です。 ⑤. レコード情報を編集するための“ゾーンの編集” 画面が表示されます。 ⑥. 新規レコード(変更後 IP)の追加処理を実施のため、変更したいレコード右にある「変更」ボタ

ンをクリックし、情報を下の入力欄に表示させます。 ⑦. 変更後 IP アドレスを”Record Data(右辺)“へ入力し直します。 ⑧. ”次へ”をクリックします。

202.202.202.10 と入力し直す

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⑨. 確認画面にて入力したデータが正常に反映されているか確認し、“確定”をクリックします。

⑩. レコード情報変更の完了画面が表示されます。これで新規レコード(変更後 IP)の登録が完了

です。 ⑪. 既存レコード(変更前 IP)の削除処理を実施するため、“前画面に戻る”をクリックします。

⑫. レコード情報を編集するための“ゾーンの編集画面”が表示されます。

⑬. (変更後 IP の)レコードが追加されていることを確認します。

⑭. 既存レコード(変更前 IP)の削除処理を実施します。IP アドレス「202.239.113.26」が Record Data となっている A レコードを削除します。該当レコード右にある“削除”ボタンをクリックします。 ※削除を実施したレコードは元に戻すことができませんので、ご注意ください。

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⑮. 確認画面にて削除選択したレコードに間違いないか確認し、 “確定”をクリックします。

⑯. 既存レコード(変更前 IP)の削除が完了したことにより、結果として、A レコードの変更処理が

完了したことになります。

8. 正引きレコードの変更-2 レコードの TTL 値を変更する

ここでは設定済みの“www”というホスト名(Name)の CNAME レコードの TTL 値を変更しま

す。

①. 2.正引きレコードの追加-1 の①と同じ手順です。 ②. 2.正引きレコードの追加-1 の②と同じ手順です。 ③. 2.正引きレコードの追加-1 の③と同じ手順です。 ④. レコード情報を編集するための“ゾーンの編集” 画面が表示されます。 ⑤. 該当レコードの“変更”ボタンをクリックし、入力欄に現在の情報を表示させます。 ⑥. TTL のプルダウンより変更後の TTL 値を選択します。

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⑦. “次へ”をクリックします。

⑧. 確認画面にて入力したデータが正常に反映されているか確認し、“確定”をクリックします。

⑨. 完了画面が表示されます。これにて TTL の変更は完了です。

9. 正引きレコードの変更-3 レコードの MX レコードの Pref 値を変更する

ここでは設定済みの“mail”というホスト名(Name)の MX レコードの Pref 値(優先度)を変更し

ます。

①. 2.正引きレコードの追加-1 の①と同じ手順です。 ②. 2.正引きレコードの追加-1 の②と同じ手順です。 ③. 2.正引きレコードの追加-1 の③と同じ手順です。 ④. レコード情報を編集するための“ゾーンの編集” 画面が表示されます。 ⑤. 該当レコードの“変更”ボタンをクリックし、入力欄に現在の情報を表示させます。

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⑥. Pref のプルダウンより変更後の Pref 値を選択します。 ※Pref 値(preference 値)は、0~100 まで 10 刻みの数値から選択できます ※Pref 値が低い方ほど優先度が高くなります。(メールサーバは値の小さいもの(同じならランダ

ムに)から順にメール配送を行い、エラーになれば次のサーバーを試します。)

⑦. “次へ”をクリックします。

⑧. 確認画面にて入力したデータが正常に反映されているか確認し、“確定”をクリックします。

⑨. 完了画面が表示されます。これにてレコード情報の変更は完了です。 10. 正引きレコードの変更-4 CNAME レコードの CNAME 先ホストを変更する

ここでは設定済みの“www”というホスト名(Name)の CNAME レコードの CNAME 先ホスト

(Record Data)を変更 (example.com → test-example.com へ)します。

①. 2.正引きレコードの追加-1 の①と同じ手順です。 ②. 2.正引きレコードの追加-1 の②と同じ手順です。

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③. 2.正引きレコードの追加-1 の③と同じ手順です。 ④. レコード情報を編集するための“ゾーンの編集” 画面が表示されます。 ⑤. 該当レコードの“変更”ボタンをクリックし、入力欄に現在の情報を表示させます。 ⑥. 変更後の CNAME 先ホスト(test-example.com)を Record Data に入力し直す。 ⑦. “次へ”をクリックする。(ここでは、さらに、TTL の変更も実施しています)

⑧. 確認画面にて入力したデータが正常に反映されているか確認し、“確定”をクリックします。

⑨. 完了画面が表示されます。これにてレコード情報の変更は完了です。 11. サブドメインのゾーンを作成する こ こ で は サ ン プ ル と し て 「 example.com 」 の キ ャ ン ペ ー ン 用 サ ブ ド メ イ ン

「campaign.example.com」の登録をします。 ①. 「example.com」のゾーンには何もレコード追加の必要がありません。 「campaign.example.com」の新規ゾーン作成を申し込んでください。

test-example.comと入力し直す

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②. 新規に作成した「campaign.example.com」にログインし、レコード追加してください。 ※サブドメインの記述についての注意事項

サブドメインのレコードを作成したい場合には、親ドメイン(ここでは example.com)とは別にもう

1 つサブドメイン名にて新規にゾーンを契約してください。親ドメインのゾーンに子ゾーンのレコード

(campaign A IPアドレス等)を記述した後に、子ゾーン(campaign.example.com)を作成する

と、親ゾーンに記載の子ゾーンのレコードが削除できなくなります。

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V.逆引きレコードの編集

1. 逆引きレコードの追加 ・・・ レコードの PTR を指定する

ここではサンプルとして 202.239.113.1 にの逆引き先として「www.example.com」と設定しま

す。 ①. 2.正引きレコードの追加-1 の①と同じ手順です。 ②. 2.正引きレコードの追加-1 の②と同じ手順です。 ③. 2.正引きレコードの追加-1 の③と同じ手順です。 ④. レコード情報を編集するための“ゾーンの編集” 画面が表示されます。 ⑤. IP アドレス(左辺)に「1」、ホスト名(右辺)に「www.example.com」と入力し、“次へ”をクリッ

クします。

⑥. 確認画面にて入力したデータが正常に反映されているか確認し、“確定”をクリックします。

⑦. 完了画面が表示されます。これにてレコード情報の追加は完了です。 2. 逆引きレコードの変更-1 既存レコードのホスト名を別名へ変更する

ここでは設定済みの“202.239.113.1”の逆引き先のホスト名(右辺)を変更します (www.example.com → mail.example.com へ)

①. 2.正引きレコードの追加-1 の①と同じ手順です。

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②. 2.正引きレコードの追加-1 の②と同じ手順です。 ③. 2.正引きレコードの追加-1 の③と同じ手順です。 ④. レコード情報を編集するための“ゾーンの編集” 画面が表示されます。 ⑤. 該当レコードの“変更”ボタンをクリックし、入力欄に現在の情報を表示させます。 ⑥. 変更後のホスト名(mail.example.com)を“ホスト名(右辺)”に入力し直します。 ⑦. “次へ”をクリックします。

⑧. 確認画面にて入力したデータが正常に反映されているか確認し、“確定”をクリックします。

⑨. 完了画面が表示されます。これにてレコード情報の変更は完了です。 3. 逆引きレコードの変更-2 レコードの TTL 値変更を変更する

ここでは設定済みの“202.239.113.1”の PTR レコードの TTL 値を変更します。

①. 2.正引きレコードの追加-1 の①と同じ手順です。 ②. 2.正引きレコードの追加-1 の②と同じ手順です。 ③. 2.正引きレコードの追加-1 の③と同じ手順です。 ④. レコード情報を編集するための“ゾーンの編集” 画面が表示されます。 ⑤. 該当レコードの“変更”ボタンをクリックし、入力欄に現在の情報を表示させます。

mail.example.com と入力し直す

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⑥. TTL のプルダウンより変更後の TTL 値を選択します。 ⑦. “次へ”をクリックします。

⑧. 確認画面にて入力したデータが正常に反映されているか確認し、“確定”をクリックします。

⑨. 完了画面が表示されます。これにてレコード情報の変更は完了です。

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VI.レコードの削除 ・・・ レコードを削除する

①. 2.正引きレコードの追加-1 の①と同じ手順です。 ②. 2.正引きレコードの追加-1 の②と同じ手順です。 ③. 2.正引きレコードの追加-1 の③と同じ手順です。 ④. レコード情報を編集するための“ゾーンの編集” 画面が表示されます。 ⑤. ここで削除したいレコードの右にある“削除”ボタンをクリックします。

※正引きゾーン名で、デフォルト作成された NS レコードは削除することができません。 ※複数のレコードを一括して削除することはできません。1 レコード毎に削除する仕様となります。 ⑥. 確認画面にて入力したデータが正常に反映されているか確認し、“確定”をクリックします。

⑦. 完了画面が表示されます。これでレコードの削除が完了しました。

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VII.パスワードの変更・

①. メニュー画面にて“パスワード変更”をクリックします。

②. 変更したいゾーン名、現在のパスワード、および(変更後の)新しいパスワードを入力し、“確

定”をクリックします。

③. 完了画面が表示されます。これにてパスワードの変更ができました。

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VIII.メールアドレスの確認と変更

SOA レコード記載のメールアドレスの変更を行います。

①. 管理者メニューにて“メールアドレスの確認と変更”をクリックします。

②. 変更したいゾーン名とパスワードを入力し、“次へ”をクリックします。

③. 現在のパスワードを削除し、(変更後の)新しいメールアドレスを入力し、“次へ”をクリックしま

す。

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④. 確認画面にて入力したデータが正常に反映されているか確認し、“確定”をクリックします。

⑤. 完了画面が表示されます。これにてパスワードの変更ができました。

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IX.入力規制 各項目における入力規制を以下に解説します。

(1) Name(左辺)

・未記入は可(ゾーン名と見なす) ・"@"のみは可(ゾーン名と見なす) ・許容文字は半角数字、半角小文字英字、半角ハイフン("-")のみ ・67 文字以内 ・Record Data(右辺)と同じ文字列は不可

(2) Record Data(右辺) ・未記入は不可 ・Type が A レコードの場合は、IP アドレスの入力規制と同様 ・Type が MX、CNAME の場合は、ゾーン名の入力規制と同様 ・Type が TXT の場合、半角英数文字のみ(但しダブルコーテーション(")は自動付与されるので入力不

可) ・Type が MX、CNAME の場合は、”@”のみは可(ゾーン名とみなす) ・67 文字以内(TXT レコードのみ 252 文字以内) ・Name(左辺)と同じ文字列は不可

(3) Pref(MX レコード追加・削除時の優先度(Preference)) ・未記入は可(デフォルト値 10 が設定される) ・最大値 100 まででプルダウンより設定値を選択(0/10/20/30/40/50/60/70/80/90/100) ・デフォルト値は 10 (4) TTL

・未記入は可(デフォルト値 86400 が設定される) ・最大値 24H(=86400 秒)まででプルダウンより設定値を選択(300/1800/3600/86400(秒)) ・デフォルト値は 86400 (5) パスワード

・未記入は不可 ・許容文字は半角文字のみ(半角カタカナ不可、全角文字不可) ・32 文字以内 (6) 逆引きホスト名(右辺)

・未記入は不可 ・許容文字は半角数字、半角小文字英字、半角ハイフン("-")、半角ドット(".")のみ ・先頭・末尾にハイフンは不可 ・末尾にドットは不可 ・ドットが連続して 2 文字以上続いた場合も不可 ・必ずドット(".")が含まれている事 ・3 文字以上、67 文字以内

(7) メールアドレス ・「@」必須で半角英数、ハイフン、ピリオド、アンダーバーのみ 「@」の前に 1 文字以上指定 ・71 文字以内

Page 27: DNS (WebARENA Suite) · dns サービスの基本機能は、ゾーンの編集画面から、お客さまゾーンのレコード(mx、a、 cname、txt)の登録・削除・変更とsoa

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X.その他の注意事項 操作時の注意事項は下記の通りです。

(1) レコードが反映されるまでの時間 レコードの編集 即時 (2) RFC3330 に定められる以下の禁止アドレスは入力不可とする。

0.0.0.0/8 (0.0.0.0 ~ 0.255.255.255) 10.0.0.0/8 (10.0.0.0 ~ 10.255.255.255) 127.0.0.0/8 (127.0.0.0 ~ 127.255.255.255) 128.0.0.0/16 (128.0.0.0 ~ 128.0.255.255) 169.254.0.0/16 (169.254.0.0 ~ 169.254.255.255) 172.16.0.0/12 (172.16.0.0 ~ 172.31.255.255) 191.255.0.0/16 (191.255.0.0 ~ 191.255.255.255) 192.0.0.0/24 (192.0.0.0 ~ 192.0.0.255) 192.0.2.0/24 (192.0.2.0 ~ 192.0.2.255) 192.88.99.0/24 (192.88.99.0 ~ 192.88.99.255) 192.168.0.0/16 (192.168.0.0 ~ 192.168.255.255) 198.18.0.0/15 (198.18.0.0 ~ 198.19.255.255) 223.255.255.0/24 (223.255.255.0 ~ 223.255.255.255) 224.0.0.0/4 (224.0.0.0 ~ 239.255.255.255) 240.0.0.0/4 (240.0.0.0 ~ 255.255.255.255)

(3) 同一ドメイン名を使用したサブドメインゾーンの作成

親ドメインゾーン(例:example.com)とサブドメインゾーン(例:hoge.example.com)の両方が本サ

ービスを利用する場合、サブドメインゾーンのレコードが優先的に参照される。そのため親ドメインおよ

びサブドメインの両ゾーンに同内容のレコードがあった場合、親ゾーンのレコードは参照されず、かつ、

編集することもできない。サブドメインゾーンを作成する前に親ゾーン内のレコードを削除する必要があ

る。