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DSHDR2 SECS/HSMS
レベル2通信ドライバー
通信ログモニター V-2.0
操 作 説 明 書
2013年8月
株式会社データマップ
文書番号 DSHDR2-06-20042-02
[取り扱い注意]
・ この資料ならびにソフトウェアの一部または全部を無断で使用、複製することはできません。 ・ 本説明書に記述されている内容は予告なしで変更される可能性があります。 ・ Windowsは米国Microsoft Corporationの登録商標です。 ・ ユーザーが本ソフトウェアの使用によって生じた遺失履歴、(株)データマップの予見の有無を問わず発生
した特別損害、付随的損害、間接損害およびその他の拡大損害に対して責任を負いません。 【改訂履歴】 番号 改訂日付 項 目 概 略
1. 2012年 8月 初版 logmon.exe を Version アップし、
logmon2.exeを作成した。
C# 2008で作成
2. 2013年 9月 機能追加 表示形式の選択 エディターでログファイルを開く
①Header の表示形式に HSMS-SS プロトコル用の形式を選択で
きるようにした。
オプションメニューの中にログ表示スタイルタブを設け、切り替える
ようにした。
3.2, 4.4.7参照
②エディタ-でログファイルをひらくことができるようにした。
3.
4.
目 次 1. 概要 .............................................................................................1 2. 機能 .............................................................................................2 3. ログフォーマット .................................................................................3 3.1 SECS-Iプロトコル表示スタイル(従来のスタイル)......................................................................................... 3 3.2 HSMS-SSプロトコルスタイル(新規追加のスタイル) .................................................................................... 5
4. 操作 .............................................................................................6 4.1 プログラムの起動 .................................................................................................................................................... 6 4.2 起動後の画面 ............................................................................................................................................................ 6 4.3 接続とログ開始 ........................................................................................................................................................ 7 4.4 設定操作と状態表示 ................................................................................................................................................. 8 4.4.1 ログファイル名関連操作.............................................................................................................................. 8 4.4.2 通信設定(IP,ポート) .......................................................................................................................... 9 4.4.3 制御コードとリンクテストメッセージのログオプション設定 .............................................................. 10 4.4.4 ヘダーだけを表示するメッセージの設定 ................................................................................................. 11 4.4.5 各ポート表示の設定 .................................................................................................................................. 12 4.4.6 ドライバーの選択(DSHDR2, SHDVR ) ........................................................................................... 13 4.4.7 表示スタイルの切り替え........................................................................................................................... 13 4.4.8 エディターの選択と実行........................................................................................................................... 14
4.5 プログラムの終了 ................................................................................................................................................. 14 付録 通信ログ表示例 ................................................................................. 15
1
1. 概要
本通信ログモニターは DSHDR2 レベル-2SECS/HSMS通信ドライバーのユーティリティプログラムであ
り、DSHDR2 が接続され行った通信内容をネットワークで接続されたリモートのWindowsパソコン
上の画面にリアルタイムでモニタリングし、同時に通信ログ情報をファイルに収集することを目的とす
るソフトウェアツールです。
本通信ログモニターを使用することによって DSHDR2内臓のコンピュータと相手装置との間でやり取り
されるすべてのSECS通信メッセージをオンライン・リアルタイムでモニタリングすることができま
す。従って、本通信ログモニターはシステム立上げ時ならびに障害等に対する保守作業時、問題解決す
る上で大きな役割を果たします。
接続ならびに通信手段は以下のようになります。
使用するパソコンの条件は以下の通りです。
番号 項目 条件
1. CPU CPU CLOCK 500MHZ以上(推奨)
2. ディスク容量 空き領域 500MB 以上(推奨)
3. OS Windows XP, VISTA, 7
必要なプログラムは以下の通りです。
logmo2.exe 通信ログモニタープログラム V-2.0 logmon.dll ライブラリファイル
[使用上の注意]
logmon2.exe プログラムは、あくまでテスト段階での通信メッセージを確認するための 専用ツールです。 連続的で、長時間の使用についてはその動作を保証できませんので注意してください。
ホスト コンピュータ
装置コントローラ DSHDR2 組込
PC(Windows) 通 信 モ ニ タ ー logmon2.exe
通信ログ 表示
通信ログ ファイル
装置
HSMS 通信
LAN
2
2. 機能
通信ログモニターの主な仕様と機能は下表の通りです。 番号 項目名 内容 備考
1. DSHDR2との接続 TCP/IPによる
IPと TCP_PORTは設定可能
IP は DSHDR2 のコンピュータの IP に合わせてくださ
い。
PORTは DSHDR2の LOG_PORTの値に合わせてくだ
さい。
(DEFAULT=9999)
2. ログ対象情報 SECS-Ⅱメッセージログ すべて LIST 構造表示形式です。
HSMS コントロールメッセージログ LINTEST.REQ/RSPのログは操作で選択可能です。
SECS制御コードのログ 選択でENQ,EOT,ACK,NAKの制御符号を表示しま
す。
3. ログファイルサイズ制
限
制限なし
(ハードディスクの空きによる)
ファイル名変更可,内容消去可能です。(画面操作
で)
4. PORT毎の ON/OFF PORT-0,1,2..別々にログ
表示するかどうかを設定
(PORTは DSHDR2の通信ポー
ト)
PORT 別の ON/OFF操作で設定可能です。
2.のログ対象はログ ON の PORT がログ対象になり
ます。
5. ログファイルをテキスト
エディターで表示
ログファイルをテキストエディターで開
き、確認することができま
す。
エディターによってはログモニター
が実行中でも使用可能
ユーザが使用したいテキストエデイタープログラムを選択
設定できます。
3
3. ログフォーマット
SECS通信メッセージのログ表示形式について説明します。
2013年8月の更新によって、HSMS プロトコルのヘダーフォーマットに合わせて表示できる HSMS
に合わせてスタイルを選択し、表示できるようにした。
表示スタイルの選択は、オプション(O)メニューの中の、ログ表示スタイルのタブのクリックで表示
される選択画面上で表示スタイルを変更することができます。
(1)SECS-1 表示スタイル(従来のスタイル)
(2)HSMS 表示スタイル(新規追加のスタイル)
3.1 SECS-Iプロトコル表示スタイル(従来のスタイル)
以下の形式で表示します。
(1)1行目には、下記ヘダー情報が表示されます。
① 日付時刻は、 "MM/DD HH:NN:SS"で表示されます。この時刻は DSHDR2 が送受信した時刻で
す。
② PORTは、通信チャンネル番号です。PT-0,1,2,3のように表現されます。
③ 送受記号は、送信受信の区別を 'Send'(送信) ’Recv'(受信)で表現します。
④ MSGID は、Stream,Functionコードを S1F2 のように表現します。
⑤ メッセージ長は、ヘダーを含むメッセージのバイト長を10進で表現します。
⑥ DeviceID は、SECS ではデバイス ID、HSMS ではセッション ID の値を16進4桁で表現し
ます。
⑦ FLAGは、メッセージ IDの第 1バイトの W-BIT が =1ならば 'W'で、E,Rフラグは SECS-II
メッセージの場合のみ Block End Bitを 'E'で、Reverse Bitを 'R'で表現します。
⑧ BlockNo は、SECS の場合のみ意味を持ち、最終ブロックの BLOCK NO.を16進で表示しま
す。HSMS の
メッセージは"0000"になります。
⑨ SystemBytes は、16進で表現します。
(2)テキストが含まれるメッセージにつては、テキストに含まれるアイテムデータをリスト構造
で表示します。
① LISTアイテムは、次のように中に含まれるアイテムを囲んで表示します。
<L
[他の ITEM群]
>
他の ITEM群の中に更に LIST アイテムが含まれる場合はネスティングしていきます。
③ LIST以外のアイテムは、アイテム記号と配列のバイトサイズならびにその値が<>で囲まれ
て表示されます。
<ITEM[バイトサイズ] = xxxxxxx>
次ページにアイテムコードとアイテム記号と値の表現方法について示します。
[日付時刻][PORT][送受記号][MSGID][メッセージ長][DeviceID][FLAG][BlockNo.][SystemBytes]
[メッセージ・テキストアイテム-1]
[メッセージ・テキストアイテム-2]
・
・
[メッセージ・テキストアイテム-n]
4
データアイテムコードの表示記号一覧表
フォーマットコード
(8 進)
意 味 記号 表現
00 リスト L <L
>
10 2 進 B <B[n]=xdd,xdd,xdd,xdd>
xdd: 16進
11 真理値 T <T[n]=T,F,T,T>
T: True, F: False
20 アスキー A <A[n]="aaaaaaaaa">
aaaa..: 文字列
21 JIS-8 J <A[n]="jjjjjjjjj">
jjjj..: 文字列
30 8 バイト整数(符号付き) I8 <I8[n]=xdddddddddddddddd,xddddddd..>
16 進表現
31 1 バイト整数(符号付き) I1 <I1[n]=d,d,d,d...>
10 進表現(負の値には-が付く)
32 2 バイト整数(符号付き) I2 <I2[n]=d,d,d,d...>
10 進表現(負の値には-が付く)
34 4 バイト整数(符号付き) I4 <I4[n]=d,d,d,d...>
10 進表現(負の値には-が付く)
40 8 バイト浮動小数点 D <D[n]=d.dddd>
実数表現
44 4 バイト浮動小数点 E <E[n]=d.dddd>
実数表現
50 8 バイト整数(符号無し) U8 <U8[n]=xdddddddddddddddd,xddddddd..>
16 進表現
51 1 バイト整数(符号無し) U1 <U1[n]=d,d,d,d...>
10 進表現
52 2 バイト整数(符号無し) U2 <U2[n]=d,d,d,d...>
10 進表現
54 4 バイト整数(符号無し) U4 <U4[n]=d,d,d,d...>
10 進表現
5
3.2 HSMS-SSプロトコルスタイル(新規追加のスタイル)
以下の形式で表示します。
(1)1行目には、下記ヘダー情報が表示されます。
① 日付時刻は、 "MM/DD HH:NN:SS"で表示されます。この時刻は DSHDR2 が送受信した時刻で
す。
② PORTは、通信チャンネル番号です。PT-0,1,2,3のように表現されます。
③ 送受記号は、送信受信の区別を 'Send'(送信) ’Recv'(受信)で表現します。
④ MSGID は、Stream,Functionコードを S1F2 のように表現します。
⑤ メッセージ長は、ヘダーを含むメッセージのバイト長を10進で表現します。
⑥ テキスト長は、ヘダーを除く Text データのバイト長を10進で表現します。
⑦ SessionIDは、セッション ID の値を16進4桁で表現します。
⑧ SystemBytes は、16進で表現します。
(2)データアイテムの表示形式については、SECS-1のスタイルのものと同じです。
3.1-(2)を参照ください。
[日付時刻][PORT][送受記号][MSGID][メッセージ長] [(text長)] [SessionID] [SystemBytes]
[メッセージ・テキストアイテム-1]
[メッセージ・テキストアイテム-2]
・
・
[メッセージ・テキストアイテム-n]
09/11 09:45:07 PT-01 Send S10F1 len=42 (text-len=32) sessionID=1234 W sybt=00000085
<L 2
<B[1]=x01>
<A[25]="This is a sample message.">
>
09/11 09:45:07 PT-01 Recv S10F2 len=13 (text-len=3) sessionID=1234 sybt=00000085
<B[1]=x00>
6
4. 操作
4.1 プログラムの起動
LOGMON.EXEを通常の Windows アプリケーションプログラムと同様に起動してください。
(もしうまく起動できないようでしたら、logmon.cfgファイルを削除してみてください。)
ログファイルは LOGMON2.EXE と同じフォルダーに生成されます。
4.2 起動後の画面
起動後は、以下の画面が表示されます。画面各部の機能は図内の注釈のとおりです。
ファイル(F) 通信設定(S)などの設定操作については、4.4で説明します。
ログファイルに対
する操作メニュー
IP, PORT 番号
設定メニュー
制御コードと リンクテスト設定メニュー 表示スタイルの切り
替え
PORT毎の LOG
ON/OFF設定メニュー DSHDR2,
SHDVR の選択
ここに通信ログが表示 されます。
画面の内容を
消去
DSHDR2との
接続とログ開始 DSHDR2との
切断とログ停止
プログラムの 終了
通信 状態
IP
TCP
PORT
制 御 コ ー
ド表示
Linktest
表示
ログファイル
名
画面表示
行数
7
4.3 接続とログ開始
DSHDR2との接続とログ通信開始は開始ボタンのクリックで行います。
接続されると、画面に以下のメッセージが表示され、接続が成功すると、ステータスバーの表示は以下のようにな
ります。
この後、DSHDR2上に通信があれば、それらの情報が画面上に表示されます。
また、表示と同時に指定されたログファイルに同じ内容が書き込まれます。
例えば、PORT-1が S5F1を受信しその応答を PORT-1から受信した場合、ログ表示は以下のようになります。
8
4.4 設定操作と状態表示
設定操作はメニューバーの操作で行います。
これら設定情報は、終了時に設定情報ファイルに保存され、次の通信ログモニター起動時に読み出され再設定され
ます。
4.4.1 ログファイル名関連操作
ログファイル関連操作はファイル(F) メニューのクリックで開始します。
(1)ログファイル指定
ログファイル指定はログファイル名を変更する場合に操作します。
ログファイル指定(L)タブクリックによって、ログファイル名入力画面が表示されます。
ここで、変えたいログファイル名をキーボードから入力し、OKボタンをクリックします。
キャンセルのクリックで操作を取りやめます。
ログファイル名の変更によって、元のログファイルはそのまま残り、その後のログ情報は新しく設定され
た名前のファイルに記録されます。
また、新しく設定されたログファイル名はメイン画面のステータスバーにも表示されます。
(2)ログファイルの消去
ログファイルの消去(E)タブクリックによって消去確認画面が表示されますので、そこで、 OKボタンをクリ
ックすると、現在ログファイルに含まれる全ての情報を消去し、空にします。
9
4.4.2 通信設定(IP,ポート)
DSHDR2との TCP/IP通信接続のためのIPアドレスとポート番号の設定を行います。
新しく設定された値はステータスバーに表示されます。
(1)IPアドレスの設定
DSHDR2 IP(E)タブのクリックによって、DSHDR2が組み込まれているコンピュータの
IPアドレス入力画面が表示されます。
ここで、IPアドレスをキー入力しOKボタンをクリックします。
(2)TCPポート番号の設定
LOG PORT(P)タブのクリックによって、通信ログ用TCPポート入力画面が表示さ
れます。
ここで、ポート番号をキー入力しOKボタンをクリックします。
10
4.4.3 制御コードとリンクテストメッセージのログオプション設定
SECS通信の制御コードとHSMS通信の LINKTEST.REQ,RSP 制御メッセージのログを表示するかどうかのオプ
ションの設定を行います。
設定された結果は、ステータスバー表示に反映されます。
(1)制御コード表示 ON/OFF設定
SECS通信制御コード ENQ,EOT, ACK, NAK制御コードの表示を行うかどうかを設定します。
メニュー表示は、そのとき-->ONであれば-->OFFへ、また、-->OFFであれば-->ON のようにクリックする
度に反転します
制御コード表示-->ON(C)が表示されている状態でクリックすると、ログ表示OFFに設定されます。
制御コード表示-->OFF(C)の場合には表示 ONに設定されます。
制御コード表示=ON時、例えば次のように制御コードを表示します。
(2)リンクテストメッセージの表示 ON/OFF指定
HSMS通信の LINKTEST制御メッセージの表示を行うかどうかを設定します。
メニュー表示は、そのとき-->ONであれば-->OFFへ、また、-->OFFであれば-->ON のようにクリックする
度に反転します
LINTEST ログ-->ON(L)が表示されている状態でクリックすると、ログ表示OFFに設定されます。
LINTEST ログ-->OFF(L)の場合には表示 ONに設定されます。
08/05 11:27:41 PT-01 S ENQ 8.5(s)
08/05 11:27:41 PT-01 R EOT 0.0(s)
08/05 11:27:41 PT-01 S TXT(1) 0.0(s)
08/05 11:27:41 PT-01 R ACK 0.0(s)
08/05 11:27:41 PT-01 S S2F21 len=0013 dvid=1111 WE blk=8000 sybt=00000004
<S1[1]=0>
08/05 11:27:41 PT-01 R ENQ 0.0(s)
08/05 11:27:41 PT-01 S EOT 0.0(s)
08/05 11:27:41 PT-01 R TXT(1) 0.1(s)
08/05 11:27:41 PT-01 S ACK 0.0(s)
08/05 11:27:41 PT-01 R S2F22 len=0013 dvid=1111 E blk=8001 sybt=00000004
注) 右側の時間は前の制御コー
ド送
受信からの経過時間です。
TXT表示はSECSメッセージ部分を
表しています。()内は BLK no.
です。
08/17 14:16:52.57 PT-01 Send P=0 S=5 (Linktest.Req) len=0010 sybt=00000326
08/17 14:16:52.95 PT-01 Recv P=0 S=6 (Linktest.Rsp) len=0010 sybt=00000326
08/17 14:16:57.68 PT-01 Recv P=0 S=5 (Linktest.Req) len=0010 sybt=000002e5
08/17 14:16:57.68 PT-01 Send P=0 S=6 (Linktest.Rsp) len=0010 sybt=000002e5
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4.4.4 ヘダーだけを表示するメッセージの設定
SECSIIメッセージのヘダーだけを表示し、テキスト部分の表示を省略するメッセージを選択することができます。
オプション(O) メニューの HEADERだけを表示するメッセージ(H) のクリックによって、以下の設定画面が表示されます。
ここで、S,F のコンボボックスで HEADERだけを表示するメッセージを選択し、追加ボタンをクリックします。
上の右側の画面は、S6F11を追加した画面です。以下、メッセージ IDを追加します。
この後、登録し終了ボタンのクリックで設定完了します。
指定解除したい場合は、MSG LIST上に表示されているメッセージ ID(例えば、S6F11)を選択し、削除ボタンをクリ
ックします。
全部解除したい場合、全削除ボタンをクリックします。
登録し終了ボタンのクリックで有効になります。
ここで設定した情報は、保存され、次に再起動されるときに、復元されます。
S6F11を選択し、
追加ボタンを クリック
MSG LIST部
12
4.4.5 各ポート表示の設定
DSHDR2の通信ポートについてログ表示をする/しないの選択設定を行うことができます。
設定された結果は、ポート状況表示(P)タブのクリックで画面に表示させることができます。
(1)Enable 設定(S)タブのクリックによって、特定のポートのログを ON にするための画面が表示されます。
UP/DOWNのクリックでポートを選択し、確定をクリックすると、そのポートのログを ONにします。
全ポート設定ボタンをクリックすると全ポート(64)ポート分)をログ ONにします。
(2)Disable設定(R)タブのクリックによって、特定のポートのログを OFFにします。OFF にする以外は(1)
の LOG ONと同じです。
(3)ポート状況表示(P)タブをクリックすると、ポートの状態を次のように表示します。
13
4.4.6 ドライバーの選択(DSHDR2, SHDVR )
本ログモニターは、SHDVR通信ドライバーと DSHDR2レベル2通信ドライバーの2つのドライバーと接続して使用す
ることができます。
選択されているドライバーに対する形式でログ表示を行います。
4.4.7 表示スタイルの切り替え
SECS-I <-> HSMS スタイルの表示の切り替えを、オプションメニューの中のログ表示スタイルタブのクリックで行
います。
選択されているスタイルが、チエック表示されます。
SECS-Iスタイルは、従来のスタイルです。表示形式は、3.1を参照ください。
HSMSスタイルは、新設のスタイルです。表示形式は、3.2を参照ください。
14
4.4.8 エディターの選択と実行
ログモニターで作成されたログファイルをテキストエディターで参照するための機能です。
どのテキストエディターを使用するかはユーザが決め、画面で設定することができます。
操作は、エディター(E)メニューの中の、下図のメニュータブのクリックで行います。
(1)エディターの指定
エデイターを指定する(S)をクリックすると、ファイル選択画面が表示されます。そこで、使用したいエディ
ターの実行ファイルを選択してください。
初めて本プログラム実行時では、メモ帳(\Windows\system32\notepad.exe)が設定されています。
(2)ログファイルをエディターで開く
(1)で設定されたエデイターで、ログモニターがそれまで記録したログファイルの内容を開きます。
なお、メモ帳の場合、一旦ログファイルをひらいた後、ログファイルが更新されてもメモ帳が表示してい
る内容を自動更新できませんので注意ください。
4.5 プログラムの終了
プログラムの終了は終 了ボタンのクリックで行います。
クリックすると確認画面が表示されます。そこでOKボタンをクリックすれば、終了します。
終了時に、DSHDR2 との接続を切り、ログファイルを閉じ、そして、ログファイル名、IP,ポート情報など、4.
で説明したポート設定情報などが"LOGMON.CFG"のファイルに記録保存されます。
15
付録 通信ログ表示例
---- Waiting for connection
2012/08/17 14:55:33 --> Connected with the HSMS driver
2012/08/17 14:55:33.531 Connected with IP=192.168.1.6 PORT=9999
08/17 14:56:08.26 PT-01 Send S1F13 len=0012 dvid=1234 W blk=0000 sybt=000003c2
<L 0
>
08/17 14:56:08.68 PT-01 Recv S1F14 len=0017 dvid=1234 blk=0000 sybt=000003c2
<L 2
<B[1]=x00>
<L 0
>
>
08/17 14:56:16.26 PT-01 Send S2F31 len=0028 dvid=1234 W blk=0000 sybt=000003c3
<A[16]="2012081714561626">
08/17 14:56:16.62 PT-01 Recv S2F32 len=0013 dvid=1234 blk=0000 sybt=000003c3
<B[1]=x00>
08/17 14:56:20.50 PT-01 Send S5F1 len=0063 dvid=1234 W blk=0000 sybt=000003c4
<L 3
<B[1]=x92>
<U4[4]=1234>
<A[40]="ALARM-1234123456789012345678901234567890">
>
08/17 14:56:20.95 PT-01 Recv S5F2 len=0013 dvid=1234 blk=0000 sybt=000003c4
<B[1]=x00>
08/17 14:56:22.40 PT-01 Send S6F11 len=0104 dvid=1234 W blk=0000 sybt=000003c5
<L 6
<U4[4]=1122>
<U4[4]=3456>
<L 2
<L 2
<U4[4]=1200>
<L 2
<A[16]="CAR0001 ">
<U2[2]=1>
>
>
<L 2
<U4[4]=1201>
<L 2
<A[16]="RCP001 ">
<A[16]="PRJ001 ">
>
>
>
08/17 14:56:22.96 PT-01 Recv S6F12 len=0013 dvid=1234 blk=0000 sybt=000003c5
<B[1]=x00>