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取扱説明書 DC AC 2電源方式 FET

取扱説明書 AC DC - Roland Corporation11.LOOP/ONESHOTインジケーター 選択したフレーズ・トラックにフレーズが保存されている とき、点灯します。緑色:ループ・フレーズ

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取扱説明書

DCAC

2電源方式

FET

RC-2_j.book 1 ページ 2008年10月9日 木曜日 午後1時31分

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このたびは、ループ・ステーション RC-2 をお買い上げいただき、まことにありがとうございます。

この機器を正しくお使いいただくために、ご使用前に別紙『安全上のご注意』と『使用上のご注意』をよくお読みください。

また、この機器の優れた機能を十分ご理解いただくためにも、取扱説明書をよくお読みください。取扱説明書は必要なときにすぐ見ることができるよう、手元においてください。

この機器には、工場出荷時に電池がセットされています。この電池は検査用のため、寿命が短い場合があります。

取扱説明書の英語版(有料)をご希望の方は、販売店にお問い合わせください。 If you should require an English Owner’s Manual (at a modest fee), please contact an autho-rized Roland distributor.

© 2006 ボス株式会社本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。

RC-2_j.book 2 ページ 2008年10月9日 木曜日 午後1時31分

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目次

主な特長 ................................................................................................................................ 4各部の名称と働き.................................................................................................................. 5接続のしかた ....................................................................................................................... 10電源を入れる/切る ............................................................................................................ 12ギターやベースの演奏を録音してフレーズ・ループを作る .................................. 13演奏と同時に録音してフレーズ・ループを作る ..................................................... 16ペダルでテンポの設定をしてから録音する ................................................................ 18CD/ デジタル・オーディオ・プレーヤーなどからフレーズを録音してフレーズ・ループを作る ........ 20保存したフレーズに合わせて演奏/オーバーダビングする 、 、 .............................. 23ガイド音に合わせて録音/演奏する .......................................................................... 25練習に活用する~フレーズ・トレーナー~ ........................................................................ 26フレーズを一度だけ再生する(ワン・ショット再生) ........................................ 27外部フット・スイッチを使った操作 ................................................................................... 28フレーズの保存と消去......................................................................................................... 31テンポと拍子について......................................................................................................... 34電池交換のしかた................................................................................................................ 38故障と思う前に.................................................................................................................... 39主な仕様 .............................................................................................................................. 41

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主な特長

● コンパクト・サイズでありながら誰でも簡単に正確な長さのループ・フレーズを作ることができるパフォーマンスツールです。

● 最大 11種類のループ・フレーズを、合わせて最長16 分まで保存することができます。

● フレーズのピッチ(音程)を変えることなく、テンポをリアルタイムにコントロールすることができます。

● オーバーダビングのやり直しが可能なアンドゥ/リドゥ機能や正確な録音ができるループ・クォンタイズ機能を備えています。

● AUX INジャックに接続した CDやデジタル・オーディオ・プレーヤーからのオーディオ信号を簡単に録音することができます。

● 音楽ジャンルに合わせた多彩なガイド音を搭載しています。

● フット・スイッチ(FS-5U、FS-6:別売)で演奏のストップ、テンポの設定、フレーズの切り替えができます。

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各部の名称と働き

fig.01 1. AC アダプター・ジャック

ACアダプター(BOSS PSA-100:別売)を接続するジャックです。ACアダプターを使用すると電池切れの心配がなく、長時間の演奏ができます。※ AC アダプターをご使用になる場合は、必ず指定のもの(PSA-100)をお使いください。

※ AC アダプターを使用する場合でも電池を入れておくと、万一 AC アダプターのコードが抜けても演奏が続けられます。

2. CHECK(チェック)インジケーターバッテリー・チェックのインジケーターです。※ インジケーターが暗くなったり点灯しなくなったときは、電池が消耗していますので、新しい電池と交換してください。交換方法については、『電池交換のしかた』(P.38)をご覧ください。

3. AUX INジャックCD やデジタル・オーディオ・プレーヤーなどのヘッドホン・ジャックと接続します。※ INPUTジャックにもケーブルが接続されていると、AUXIN の入力はミュートされます。

4. OUTPUT ジャックギター・アンプやモニター・スピーカーを接続します。※ OUTPUT ジャックは、電源スイッチも兼ねています。

接続プラグを OUTPUT ジャックに差し込むと電源がオンになり、抜くとオフになります。RC-2 を使用しないときは、OUTPUTジャックに接続しているプラグを抜いてください。

※ OUTPUT ジャックにヘッドホンを接続してはいけません。ヘッドホンを破壊する恐れがあります。

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各部の名称と働き

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5. INPUT ジャックギター(やベース)などの楽器を接続します。

6. STOP/TEMPO ジャック別売のフット・スイッチ(FS-5U、FS-6)を接続します。演奏のストップ、テンポの設定、仮メモリーのクリア、フレーズの切り替えができます。(P.28)専用の接続ケーブルRoland PCS-31(別売)を使うと、FS-5Uを 2個、FS-6を接続することができます。また、FS-6は Roland PCS-33(別売)でも接続することができます。

7. ペダル・スイッチ・ フレーズの録音、再生、オーバーダビングを切り替えます。

・ ペダルを連続して 2回踏んだときに、録音、再生、オーバーダビングが停止します。

ループ・フレーズの場合:1秒以内の間隔で、ペダルを連続して2回踏んでください。

ワン・ショット・フレーズの場合:0.5秒以内の間隔で、ペダルを連続して2回踏んでください。

8. サム・スクリューこのサム・スクリューをゆるめるとペダルが開き、電池の交換が簡単に行えます。※ 交換方法については、『電池交換のしかた』(P.38)をご覧ください。

フレーズが記録されていないフレーズ・トラック

録音→再生→オーバーダビング

テンポ入力→録音→再生→オーバーダビング

(MODEつまみが“ ”のとき)

フレーズが記録されているフレーズ・トラック

再生→オーバーダビング

例)4/4 拍子の小節の最後に合わせて停止したい場合

4拍目の頭で 1回踏み、次の 1拍目の頭にもう一回踏みます。

※ ループ・フレーズの場合は1秒以内の間隔で、ワン・ショット・フレーズの場合は 0.5 秒以内の間隔で踏んでください。

1回目 2回目

41 32 1 2

停止

...

停止操作のテクニック

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各部の名称と働き

RC-2_j.book 7 ページ 2008年10月9日 木曜日 午後1時31分

fig.02

9. PHRASE LEVEL つまみ再生するフレーズの音量を調節します。※ INPUT、AUX INジャックからの入力レベルやガイド音の音量は調節しません。

10.GUIDE LEVEL つまみガイド音の音量を調節します。

11.LOOP/ONE SHOT インジケーター選択したフレーズ・トラックにフレーズが保存されているとき、点灯します。緑色:ループ・フレーズ赤色:ワン・ショット・フレーズ※ 録音/オーバーダビングするためのメモリー(仮メモリー:P.31)が足りない場合は点滅で知らせます。

※ フレーズの保存に必要なメモリーが足りない場合には、高速点滅で知らせます。

※ フレーズをメモリーから読み出している間、高速点滅します。高速点滅中は電源を切ってしまわないよう注意してください。

※ 仮メモリーのフレーズを消去時(P.31)、高速点滅で知らせます。(フレーズ・トラックに保存データがない場合は黄色で高速点滅します。)

12.PHRASE SELECTつまみ保存/再生するフレーズ・トラックを選びます。

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各部の名称と働き

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13.TAP TEMPO/SELECT/ENTERボタンテンポの設定、パラメーター値の変更、DELETE、WRITE 時に使います。MODEつまみの位置によって機能が変わります。

MODE つまみの位置 解説

、 、AUTO ボタンを押すタイミングでテンポを設定します(テンポを設定する:P.35)。インジケーターがテンポの速度で点滅します。

4/4 ボタンを押す毎に、拍子が切り替わります(P.36)。(録音したフレーズがない場合)ボタンを押す毎に、ガイド・パターンが切り替わります(P.36)。

ボタンを押す毎に、選択しているフレーズのループ、ワン・ショットが切り替わります(P.27)。(フレーズ・トラックに録音データが保存されている場合)

DELETE 選択しているフレーズ・トラックのフレーズを消去(デリート)することができます(P.33)。DELETE時には、インジケーターが黄色で点滅/点灯します。

WRITE 録音したフレーズを本体メモリーに保存することができます(P.32)。WRITE時には、インジケーターが赤色で点滅/点灯します。

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各部の名称と働き

RC-2_j.book 9 ページ 2008年10月9日 木曜日 午後1時31分

14.REC/PLAY/DUB インジケーター録音時、再生時、オーバーダビング時に点灯/高速点滅します。

15.MODE つまみモードを切り替えます。

点灯 高速点滅赤 録音時 録音待機時緑 再生時 フレーズ切り替え時(フレーズ・シフト(停止時点滅(P.29)))黄 オーバーダビング時 UNDO/ REDO時(P.15)

MODE つまみの位置 解説

ペダルでテンポを設定し録音、再生、オーバーダビングを行います(P.18)。

録音、再生、オーバーダビングを行います。通常はこの位置で使用します(P.13)。AUTO 録音、再生、オーバーダビングを行います。演奏と同時に録音開始します(P.16)。

4/4 ガイド音の拍子を設定します(P.36)。ガイド音のパターンを選択します(P.36)。

選択しているフレーズ・トラックに保存されているフレーズについて、ループ再生とワン・ショット再生を切り替えることができます(P.27)。

DELETE 選択しているフレーズ・トラックのフレーズを消去(デリート)するときに使います(P.33)。

WRITE 録音したフレーズを本体メモリーに保存するときに使います(P.32)。

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接続のしかたfig.09

ギター・アンプ

ヘッドホン ジャック

ACアダプター PSA-100(別売)

エレキ・ギター

フット・スイッチ (FS-5U、FS-6)

CD/デジタル・オーディオ・ プレーヤーなど

PCS-31

端子タイプ AUX INジャック: STOP/TEMPOジャック: その他のジャック:

ステレオ・ミニ ステレオ標準 標準

PCS-33または

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接続のしかた

RC-2_j.book 11ページ 2008年10月9日 木曜日 午後1時31分

※ 接続プラグを OUTPUTジャックに差し込むと電源がオンになります。※ コードの抜き差しは、必ずアンプのボリュームを下げた状態で行ってください。※ この機器は消費電流が大きいため、AC アダプターの使用をお勧めします。電池で使用する場合はアルカリ電池を使用してください。

※ 他の機器と接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐため、必ずすべての機器の音量を絞った状態で電源を切ってください。

※ 音量を絞ってから電源を入れてください。音量を絞っても、電源を入れるときに音がすることがありますが、故障ではありません。

※ 接続には、当社ケーブル(PCSシリーズなど)をご使用ください。他社製の接続ケーブルをご使用になる場合は、次の点にご注意ください。・ 接続ケーブルには抵抗が入ったものがあります。本機との接続には、抵抗入りのケーブルを使用しないでください。音が極端に小さくなったり、全く聞こえなくなる場合があります。ケーブルの仕様につきましては、ケーブルのメーカーにお問い合わせください。

※ 正しく接続したら、必ず次の手順で操作してください。手順を間違えると、誤動作をしたりスピーカーなどが破損する恐れがあります。電源を入れるとき: ギター・アンプ、ミキサーなどの電源を最後に入れてください。電源を切るとき: ギター・アンプ、ミキサーなどの電源を最初に切ってください。

※ 電池だけで使用する場合、電池が消耗してくるとCHECKインジケーターが暗くなります。早めに電池を交換してください。※ STOP/TEMPOジャックに接続するフット・スイッチについて詳しくは(P.28)をご覧ください。※ OUTPUTジャックにヘッドホンを接続してはいけません。ヘッドホンを破壊する恐れがあります。

ご注意(設置について)設置条件(設置面の材質、温度など)によっては本体底面のラバー・シートが、設置した台などの表面を変色または変質させることがあります。ラバー・シートの下にフェルトなどの布を敷くと、安心してお使いいただけます。この場合、本機が滑って動いたりしないことを確認してからお使いください。

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RC-2_j.book 12ページ 2008年10月9日 木曜日 午後1時31分

電源を入れる/切る

電源を入れる接続プラグを OUTPUTジャックに差し込みます。※ この機器は回路保護のため、電源をオンしてからしばらくは動作しません。

電源を切る接続プラグを OUTPUTジャックから抜きます。

重要 <ご注意>フレーズのあるトラック(LOOP/ONE SHOT インジケーターが点灯するトラック)が選ばれている状態で電源を投入すると、LOOP/ONE SHOT インジケーターがしばらくの間、高速点滅します。

LOOP/ONE SHOTインジケーターの高速点滅中に電源を切ると、保存しているデータがすべて失われる場合があります。

LOOP/ONE SHOT インジケーターの高速点滅中には、絶対に電源を切らないでください。

トラブル防止のため、空のフレーズ・トラックがある場合には、空のフレーズ・トラックが選ばれている状態で電源を切る/入れるようにしてください。

■ 電源を切るときの注意電源を切る(OUTPUT ジャックからプラグを抜く)ときは、以下の状態であることを必ず確認してください。

不用意に電源を切ると、保存しているデータがすべて失われる場合があります。

● フレーズの録音/再生/オーバーダビングをしていない (REC/PLAY/DUBのインジケーターが消灯している)● MODEつまみが AUTO、 、 いずれかの位置にある● LOOP/ONE SHOT インジケーターが高速点滅していない

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RC-2_j.book 13ページ 2008年10月9日 木曜日 午後1時31分

ギターやベースの演奏を録音してフレーズ・ループを作る

※ 再生/オーバーダビングの停止方法については、『停止操作のテクニック』(P.6)をご覧ください。

本機では、録音したフレーズを再生しながら、それに合わせて別の演奏を重ねて記録することをオーバーダビングと呼びます。

3. ペダルを踏んで 録音を開始します。

赤色点灯

演奏します。 2. MODEつまみを     に合わせます。

INPUT

4. ペダルを踏んで 録音を停止します。 (停止後再生します。)

緑色点灯

6. ペダルを2回踏んで 再生を停止します。

2回踏む

5. ペダルを踏んで オーバーダビングを  開始します。

演奏します。

黄色点灯 緑色点灯 消灯

ペダルを踏んで オーバーダビングを   停止します。 (停止後再生します。)

1. 空のフレーズ・ トラックを 選択します。

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ギターやベースの演奏を録音してフレーズ・ループを作る

RC-2_j.book 14ページ 2008年10月9日 木曜日 午後1時31分

1. PHRASE SELECT つまみを回して空のフレーズ・トラック 1-11を選択します。空のフレーズ・トラックの場合は、LOOP/ONE SHOTインジケーターが消灯します。空のフレーズ・トラックが無いときや、LOOP/ONESHOTインジケーターが点滅してメモリーが足りない状態を示している時は、不要なフレーズを消去してください(P.33)。

2. MODE つまみを にします。テンポに合わせて録音する場合、TAP TEMPO ボタンを数回押すとテンポが設定できます。(ループ・クォンンタイズ(P.34)が設定されます。)テンポが設定されるとガイド音が鳴り始めますのでGUIDE つまみで音量を調節してください。

※ テンポの設定に関する詳細は『テンポを設定する』(P.35)をご覧ください。

※ テンポの設定は STOP/TEMPOジャックを使用しても可能です。『外部フット・スイッチを使った操作』(P.28)をご覧ください。

※ 4/4 以外の拍子のフレーズを録音するときは、拍子も設定します(P.36)。

3. ペダルを踏むと録音がスタートします。テンポを設定していないときは、ペダルを踏むと同時に録音が始まります。テンポを設定しているときは、ペダルを踏んでから 1小節経過して録音が始まります。

※ 1 小節再生中にペダルを1回踏むと停止します。

4. ペダルを踏んで、録音を終えます。同時に録音したフレーズの再生が始まります。

※ テンポを設定しているときは、ペダルを踏むタイミングに関わらず、正しいループ・フレーズを作るためにフレーズの長さを小節単位に自動的に補正します(ループ・クォンタイズ:P.34)。このため、ペダルを踏んでから録音が終了するまでに多少時間がかかることがあります。

※ ループ・フレーズの最小録音時間は、約 1.5秒です。これよりも短いフレーズを録音した場合、自動的にフレーズの長さを調整してから録音を終了します。

5. フレーズに合わせてオーバーダビングするときは、ペダルを踏みます。ペダルを踏むたびに、再生とオーバーダビングが切り替わります。

※ オーバーダビングにアンドゥ、リドゥ操作ができます(アンドゥ/リドゥ:P.15)。

※ 本体メモリー不足のため、録音やオーバーダビングが途中で終了してしまうことがあります。このような場合は不要なフレーズを消去(P.33)してから、操作をし直してください。

6. 再生やオーバーダビングを終えるときは、ペダルを連続して 2 回踏みます。

※ 1 秒以内の間隔で、ペダルを連続して 2 回踏んでください。

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ギターやベースの演奏を録音してフレーズ・ループを作る

RC-2_j.book 15ページ 2008年10月9日 木曜日 午後1時31分

7. 録音したフレーズを保存するには、以下の操作を行います。1)MODE つまみをWRITEにします。2)SELECT/ENTER ボタンを押します。インジケーターが赤色で点滅します。別の フレーズ・ト ラックに保 存すると きは、PHRASE SELECTつまみで保存先を選びます。保存を中止するにはインジケーターが点滅中にMODE つまみをWRITE 以外に切り替えます。

3)SELECT/ENTER ボタンを押します。インジケーターが点灯後、テンポの速度で点滅します。

※ 保存についての詳細は『フレーズを保存する(WRITE)』(P.32)をご覧ください。

オーバーダビングを取り消す(アンドゥ/リドゥ)

最後に行ったオーバーダビングを取り消したい場合は、ペダルを 2秒以上踏みます(アンドゥ)。アンドゥ実行時には、REC/PLAY/DUB インジケーターが黄色で高速点滅します。※ オーバーダビングしたフレーズの場合、再生中/オーバーダビング中にペダルを 2 秒以上踏むとアンドゥ操作になります。オーバーダビングしていないフレーズの場合、再生中/オーバーダビング中にペダルを 2 秒以上踏むと仮メモリーのフレーズが消去(P.31)されます。

※ 本体メモリーが残りわずかになると、アンドゥは実行されません(ペダルを 2秒以上踏んでも REC/PLAY/DUB インジケーターは高速点滅しません)。

取り消した音を復活させたい場合は、もう一度ペダルを 2秒以上踏みます(リドゥ)。リドゥ実行時には、REC/PLAY/DUB インジケーターが黄色で高速点滅します。

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RC-2_j.book 16ページ 2008年10月9日 木曜日 午後1時31分

演奏と同時に録音してフレーズ・ループを作る

※ 再生/オーバーダビングの停止方法については、『停止操作のテクニック』(P.6)をご覧ください。

赤色点灯

4. 演奏します。 (録音を開始します。)

3. ペダルを踏んで 録音待機状態にします。

2. MODEつまみを     AUTO に合わせます。

赤色で 高速点滅

INPUT

5. ペダルを踏んで 録音を停止します。 (停止後再生します。)

緑色点灯

7. ペダルを2回踏んで 再生を停止します。

2回踏む

6. ペダルを踏んで オーバーダビングを  開始します。

演奏します。

黄色点灯 緑色点灯 消灯

ペダルを踏んで オーバーダビングを   停止します。 (停止後再生します。)

1. 空のフレーズ・ トラックを 選択します。

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演奏と同時に録音してフレーズ・ループを作る

RC-2_j.book 17ページ 2008年10月9日 木曜日 午後1時31分

1. PHRASE SELECT つまみを回して空のフレーズ・トラック 1-11を選択します。

2. MODE つまみを AUTOにします。テンポに合わせて録音する場合、TAP TEMPO ボタンを数回押すとテンポが設定できます。(ループ・クォンンタイズ(P.34)が設定されます。)テンポが設定されるとガイド音が鳴り始めますのでGUIDE つまみで音量を調節してください。

3. ペダルを踏んで録音待機状態にします。REC/PLAY/DUB インジケーターが赤色で高速点滅します。録音待機中にペダルを 1回踏むと停止します。

4. 演奏を開始すると録音がスタートします。

5. ペダルを踏んで、録音を終えます。同時に録音したフレーズの再生が始まります。

6. フレーズに合わせてオーバーダビングするときは、ペダルを踏みます。ペダルを踏むたびに、再生とオーバーダビングの状態が切り替わります。

※ オーバーダビングにアンドゥ、リドゥ操作ができます(アンドゥ/リドゥ:P.15)。

7. 再生やオーバーダビングを終えるときは、ペダルを連続して 2 回踏みます。

※ 1 秒以内の間隔で、ペダルを連続して 2 回踏んでください。

※ 保存についての詳細は『フレーズを保存する(WRITE)』(P.32)をご覧ください。

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RC-2_j.book 18ページ 2008年10月9日 木曜日 午後1時31分

ペダルでテンポの設定をしてから録音する

※ 再生/オーバーダビングの停止方法については、『停止操作のテクニック』(P.6)をご覧ください。

1. 空のフレーズ ・トラックを  選択します。

2. MODEつまみを      に合わせます。

6. ペダルを踏んで 録音を停止します。 (停止後再生します。)

緑色点灯

3. テンポに合わせて  ペダルを数回踏み  ます。

数回踏む

4. ペダルを2秒踏んで  テンポを決定します。

2秒踏む

黄色で 高速点滅

演奏します。

8. ペダルを2回踏んで 再生を停止します。

2回踏む

7. ペダルを踏んで オーバーダビングを  開始します。

演奏します。

黄色点灯 緑色点灯 消灯

ペダルを踏んで オーバーダビングを   停止します。 (停止後再生します。)

5. ペダルを踏んで 録音を開始します。

赤色点灯

INPUT

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ペダルでテンポの設定をしてから録音する

RC-2_j.book 19ページ 2008年10月9日 木曜日 午後1時31分

1. PHRASE SELECT つまみを回して空のフレーズ・トラック 1-11を選択します。

2. MODE つまみを にします。ペダルでテンポを設定する準備ができました。

※ 空のフレーズ・トラックを選択したときにペダルでテンポを設定することができます。

3. テンポに合わせてペダルを数回踏みます。テンポに合わせてガイド音が鳴り始めますので GUIDEつまみで音量を調節してください。

4. テンポを決定するにはペダルを2秒間踏みます。テンポが決定すると、REC/PLAY/DUBインジケーターが黄色で高速点滅します。

5. ペダルを踏むと1小節経過して録音が始まります。1 小節再生中にペダルを1回踏むと停止します。

6. ペダルを踏んで、録音を終えます。同時に録音したフレーズの再生が始まります。

7. フレーズに合わせてオーバーダビングするときは、ペダルを踏みます。ペダルを踏むたびに、再生とオーバーダビングの状態が切り替わります。

※ オーバーダビングにアンドゥ、リドゥ操作ができます(アンドゥ/リドゥ:P.15)。

8. 再生やオーバーダビングを終えるときは、ペダルを連続して 2 回踏みます。

※ 1 秒以内の間隔で、ペダルを連続して 2 回踏んでください。

※ 保存についての詳細は『フレーズを保存する(WRITE)』(P.32)をご覧ください。

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RC-2_j.book 20ページ 2008年10月9日 木曜日 午後1時31分

CD/ デジタル・オーディオ・プレーヤーなどからフレーズを録音してフレーズ・ループを作る

※ 再生の停止方法については、『停止操作のテクニック』(P.6)をご覧ください。

5. ペダルを踏んで 録音待機状態  にします。

3. CD/デジタル・オー ディオ・プレーヤーを 再生し、ボリュームを 調節します。

4. CD/デジタル・オー ディオ・プレーヤー を一旦停止します。

6. CD/デジタル・オーディオ・   プレーヤーを再生します。 (録音を開始します。)

AUX IN

8. ペダルを2回踏んで 再生を停止します。

2回踏む

緑色点灯 消灯

7. ペダルを踏んで 録音を停止します。 (停止後再生します。)

2. MODEつまみを     AUTO に合わせます。

1. 空のフレーズ・ トラックを 選択します。

赤色点灯 赤色で 高速点滅

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CD/ デジタル・オーディオ・プレーヤーなどからフレーズを 録音してフレーズ・ループを作る

RC-2_j.book 21ページ 2008年10月9日 木曜日 午後1時31分

1. PHRASE SELECT つまみを回して、空のフレーズ・トラック 1 ~11 を選びます。空のフレーズ・トラックの場合は、LOOP/ONE SHOTインジケーターが消灯します。空のフレーズ・トラックが無いときや、LOOP/ONESHOT インジケーターが点滅してメモリーが足りない状態を示しているときは、不要なフレーズを消去(P.33)してください。

2. MODE つまみを AUTOにします。

3. CD/ デジタル・オーディオ・プレーヤーを再生させながら、CD/ デジタル・オーディオ・プレーヤーのボリュームで音が歪まないように調節します。録音前にテンポを設定しておくときは、録音するフレーズのテンポに合わせて TAP TEMPOボタンを数回押して、テンポを設定します。

※ テンポの設定に関する詳細は『テンポを設定する』(P.35)をご覧ください。

※ 4/4 以外の拍子のフレーズを録音するときは、拍子も設定します(P.36)

4. CD/ デジタル・オーディオ・プレーヤーを一旦停止します。CD/デジタル・オーディオ・プレーヤーを再生待機状態にします。

5. ペダルを踏んで録音待機状態にします。REC/PLAY/DUB インジケーターが赤色で高速点滅します。録音待機中にペダルを 1回踏むと停止します。

※ AUX IN接続時でMODEつまみが と でテンポが設定されているときは、ペダルを踏むと同時に録音が始まります。

6. CD/ デジタル・オーディオ・プレーヤーを再生すると同時に録音が始まります。

※ 本体メモリー不足のため、録音やオーバーダビングが途中で終了してしまうことがあります。このような場合は不要なフレーズを消去(P.33)してから、操作をし直してください。

7. ペダルを踏んで、録音を終えます。同時に録音したフレーズの再生が始まります。

※ テンポを設定しているときはペダルを踏むタイミングに関わらず、正しいループ・フレーズを作るためにフレーズの長さを小節単位に自動的に補正します(ループ・クォンタイズ:P.34)。このため、ペダルを踏んでから録音が終了するまでに多少時間がかかることがあります。

※ ループ・フレーズの最小録音時間は、約 1.5秒です。これよりも短いフレーズを録音した場合、自動的にフレーズの長さを調整してから録音終了します。

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CD/ デジタル・オーディオ・プレーヤーなどからフレーズを録音してフレーズ・ループを作る

RC-2_j.book 22ページ 2008年10月9日 木曜日 午後1時31分

8. 再生を終えるときは、ペダルを連続して2 回踏みます。

※ 1 秒以内の間隔で、ペダルを連続して 2 回踏んでください。

※ 保存についての詳細は『フレーズを保存する(WRITE)』(P.32)をご覧ください。

CD やデジタル・オーディオ・プレーヤーなどは必ずAUX INジャックに接続してください。その際、INPUT ジャックに接続されていると AUX INからは録音できません。AUX INからの入力音をギター・アンプで正しく鳴らすために、補正を行い録音します。次の操作で補正を切った状態にすることができます。

AUX IN からの補正をキャンセルする

1. MODE つまみを にします。

2. SELECT/ENTER ボタンを押しながら電源を入れます。

3. LOOP/ONE SHOT インジケーター緑点灯、CHECK インジケーター赤点灯、REC/PLAY/DUB インジケーター緑点灯、SELECT/ENTERインジケーター消灯を確認したら、ボタンから指を離します。CHECK インジケーターのみが赤点灯状態になります。

※ 電源を切ると、この状態は解除され、次回電源投入時は補正を行い録音します。

<ご注意>・ 第三者の著作物(音楽作品、映像作品、放送、公演、その他)の一部または全部を、権利者に無断で録音し、配布、販売、貸与、公演、放送などを行うことは法律で禁じられています。

・ 第三者の著作権を侵害する恐れのある用途に、本機を使用しないでください。あなたが本機を用いて他者の著作権を侵害しても、弊社は一切責任を負いません。

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保存したフレーズに合わせて演奏/オーバーダビングする

※ 再生/オーバーダビングの停止方法については、『停止操作のテクニック』(P.6)をご覧ください。

1. 一緒に演奏したいフレーズ  が保存されているフレーズ・  トラックを選択します。

5. ペダルを2回踏んで 再生を停止します。

2回踏む

演奏します。

緑色点灯 消灯

ペダルを踏んで オーバーダビングを   停止します。 (停止後再生します。)

4. ペダルを踏んで オーバーダビングを  開始します。

黄色点灯

演奏します。 3. ペダルを踏んで 再生を開始します。

緑色点灯

2. MODEつまみを     に合わせます。

INPUT

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保存したフレーズに合わせて演奏/オーバーダビングする

RC-2_j.book 24ページ 2008年10月9日 木曜日 午後1時31分

1. PHRASE SELECT つまみを回して、目的のフレーズが保存されているフレーズ・トラックを選びます。フレーズをメモリーから読み出している間、LOOP/ONE SHOTインジケーターが高速点滅します。

※ LOOP/ONE SHOT インジケーターが高速点滅中はオーバーダビングできません。

2. MODE つまみを にします。テンポを変えたい場合、TAP TEMPO ボタンを数回押してテンポを設定します。

※ テンポの設定に関する詳細は『テンポを設定する』(P.35)をご覧ください。

※ 基準範囲外のテンポに変更することはできません。

3. ペダルを踏んで、再生を始めます。

4. フレーズに合わせてオーバーダビングするときは、ペダルを踏みます。ペダルを踏むたびに、再生とオーバーダビングの状態が切り替わります。

※ オーバーダビングにアンドゥ、リドゥ操作ができます(アンドゥ/リドゥ:P.15)。

※ 本体メモリー不足のため、オーバーダビングが途中で終了してしまうことがあります。このような場合は不要なフレーズを消去(P.33)してから、操作をし直してください。

5. 再生やオーバーダビングを終えるときは、ペダルを連続して2回踏みます。

※ 1秒以内の間隔で、ペダルを連続して2回踏んでください。※ 保存についての詳細は『フレーズを保存する(WRITE)』(P.32)をご覧ください。

※ 再生中に別のフレーズ・トラックを選んだ場合は空フレーズ・トラックへはフレーズ・シフトせず再生中のフレーズを継続して再生します。この状態で停止すると、PHRASE SELECTつまみの番号と、再生していたフレーズのフレーズ・トラックが違うため REC/PLAY/DUBインジケーターは「高速点滅→再生していたフレーズ・トラックの番号の数だけ点滅」を繰り返します。

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ガイド音に合わせて録音/演奏する

フレーズの録音/再生中は、ガイド音が鳴ります。ガイド音は音楽ジャンルに合わせた多彩なパターンを搭載していますのでガイド音に合わせて録音/再生をすることができます。※ テンポが設定されていないフレーズ・トラックに録音をする場合、ガイド音は鳴りません。ただし、録音終了時にはテンポが自動計算されるので、再生時にはガイド音が鳴るようになります。

・ MODE つまみを 4/4( 拍子 )、 (パターン)にすると、ガイド音が鳴り始めます。

・ ガイド音の音量は、GUIDE つまみで調整できます。ガイド音を鳴らしたくないときは、GUIDEつまみをMINに合わせます。

・ ガイド音のパターンを変えるときは、MODE つまみを

にしてSELECT/ENTERボタンを押します。

SELECT/ENTER ボタンを押すたびに、ガイド・パターンが切り替わります(ガイド・パターン一覧:P.37)。

・ MODEつまみを GUIDEの4/4、 にしてペダルを踏む

と「拍子またはパターンをひとつ前にもどす」動作に

なります。

・ 空のフレーズ・トラックでガイド・パターンを変更した時は、各ガイド・パターン毎に設定されたテンポになります。

・ 停止時に MODE つまみを GUIDE 設定位置からそれ以外へ回すと、GUIDE 音が停止します。

・ 再生時に MODEつまみをGUIDE設定位置へ回すと、演奏が停止してガイド音のみが鳴ります。

・ オーバーダビング時に MODE つまみを GUIDE 設定位置へ回すと、演奏が停止してガイド音のみが鳴ります。

※ フレーズを保存(P.32)をすると、そのときに選ばれているガイド・パターンも録音したフレーズと一緒に記憶されます。

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RC-2_j.book 26ページ 2008年10月9日 木曜日 午後1時31分

練習に活用する~フレーズ・トレーナー~

RC-2 はフレーズの再生中にテンポを変えることができます。曲のテンポを変えてもピッチは変わりませんので、テンポを遅くして練習するときに便利です。

テンポを変えて練習するフレーズの再生中にテンポを変えるときは、TAP TEMPOボタンを数回押します。フレーズのテンポが一時的に変わります。※ 保存していないフレーズ、オーバーダビングしたフレーズは、再生中にテンポを変更することはできません。

※ テンポの変更に関して詳しくは『テンポを設定する』(P.35)をご覧ください。

※ 基準範囲外のテンポに変更することはできません。変更後のテンポを残しておきたい場合は、フレーズを保存します(P.32)。

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RC-2_j.book 27ページ 2008年10月9日 木曜日 午後1時31分

フレーズを一度だけ再生する(ワン・ショット再生)

フレーズ・トラック 1 ~ 11 に保存したフレーズは、最初ループ再生状態(LOOP/ONE SHOT インジケーター緑点灯)になっていますが、MODEつまみを にして、SELECT/ENTERボタンを押すことで、各フレーズ・トラックをワン・ショット再生に切り替えることができます。

この機能を使い、例えば、ライブでツイン・ギターのソロを演奏するときのフレーズや、効果音などを保存したフレーズ・トラックをワン・ショット再生にしておくとよいでしょう。

※ 常にワン・ショット再生で使いたいときは、ワン・ショット再生に切り替えた後で、フレーズの保存を行ってください(P.32)。

ループ再生ペダルで停止するまで、フレーズの先頭から最後までを繰り返し再生します。

ワン・ショット再生フレーズの先頭から最後までを 1 度だけ再生して、自動的に停止します。※ ワン・ショット再生ではオーバーダビング操作は行えません。再生中にペダルを踏むと、フレーズの先頭から再び再生が開始されます(リトリガー再生)。オーバーダビングをしたいときは、一旦ループ再生に切り替えます。

※ 録音後、保存していないフレーズはワン・ショットへの切り替えはできません。

※ ワン・ショット・フレーズを途中で停止したいときは、0.5 秒以内の間隔で、ペダルを連続して 2回踏んでください。

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RC-2_j.book 28ページ 2008年10月9日 木曜日 午後1時31分

外部フット・スイッチを使った操作

FS-5U、FS-6のフット・スイッチ(別売)を使用すると録音/再生/オーバーダビングの停止、テンポの設定、仮メモリーのクリア、フレーズを切り替える(フレーズ・シフト)ことができます。

FS-5Uを1 個接続した場合

FS-5Uを STOP/TEMPOジャックに接続します。※ 他社製のフット・スイッチには動作が逆になるものがあります。このようなフット・スイッチは使用できません。

※ FS-5U をお使いになる場合は、ポラリティー・スイッチをジャック側に合わせます。

※ FS-5L は使用できません。

・録音/再生/オーバーダビング中にフット・スイッチを踏みます。再生・録音・オーバーダビングが停止します。

・停止中にフット・スイッチを数回踏むとテンポの設定ができます。

・仮メモリーのクリア2 秒以上踏むと、仮メモリーのクリアができます。

FS-5Uを2個、またはFS-6 を接続した場合専用の接続ケーブル Roland PCS-31(別売)を使うと、FS-5U を2個、FS-6を接続することができます。また、RolandPCS-33(別売)でも FS-6を接続することができます。FS-5U を2個、またはFS-6を STOP/TEMPOジャックに接続します。

PCS-31

ポラリティー・スイッチ を次のように設定してく ださい。

PCS-33

または

PCS-31

赤 白

B A

FS-6を使って接続する時は、 ポラリティー/モード・スイッチを 以下のように設定してください。

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外部フット・スイッチを使った操作

RC-2_j.book 29ページ 2008年10月9日 木曜日 午後1時31分

●白い線のあるプラグに接続した FS-5U を操作した場合、またはFS-6の Bペダルを操作した場合

・ 録音/再生/オーバーダビング中にフット・スイッチを踏むと、録音/再生/オーバーダビングが停止します。

・ 停止中にフット・スイッチを数回踏むと、テンポの設定ができます。

・ 2 秒以上踏むと、仮メモリーのクリアができます。

●赤い線のあるプラグに接続した FS-5U を操作した場合、またはFS-6の A ペダルを操作した場合(フレーズ・シフト)フレーズの再生中、フット・スイッチを踏むことによって、次のナンバーのフレーズ・トラックに切り替えることができます。フレーズは演奏の順番に沿って、フレーズ・トラックに記録しておくと便利です。イントロ→ループ→エンディングの順番でフレーズを記録しておけば、フレーズ・シフトを使って、より完成度の高いループ演奏を行うことができます。

1. PHRASE SELECTつまみを回して、一番始めに再生するフレーズを選びます。

※ フレーズを保存していない場合、フレーズの切り替え後にそのフレーズは消えてしまいます。フレーズの保存については『フレーズを保存する(WRITE)』(P.32)をご覧ください。

2. 本体のペダルを踏んで、フレーズの再生を始めます。

3. フレーズを切り替えたいタイミングが近づいたら、フット・スイッチを踏みます。REC/PLAY/DUB インジケーターが“次に再生するフレーズのナンバーと同じ数だけ点滅→高速点滅”を繰り返します。現在再生中のフレーズがループ・スタートへ戻るタイミングで、次のナンバー(空のフレーズ・トラックの場合はその次)のフレーズに切り替わります。フレーズが切り替わると、REC/PLAY/DUBインジケーターが“現在再生中のフレーズのナンバーと同じ数だけ点滅→点灯”を繰り返します。

※ 次に再生するフレーズのナンバーとPHRASE SELECTつまみの示すフレーズのナンバーが一致したときはREC/PLAY/DUBインジケーターが高速点滅し、フレーズが切り替わると点灯に変わります。

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外部フット・スイッチを使った操作

RC-2_j.book 30ページ 2008年10月9日 木曜日 午後1時31分

・ 同一のフレーズの再生中にフット・スイッチを数回踏むと、踏んだ回数分だけ先のフレーズに切り替えることができます。

※ 空のフレーズ・トラックは無視されます。例えば、ナンバー 1 のフレーズの再生中にフット・スイッチを 1回踏んだ場合、ナンバー 2 が空のときはナンバー3 のフレーズに切り替わります。・ ワン・ショット再生に設定されているフレーズに切り替わると、フレーズの最後まで再生して停止します。

・ ワン・ショット再生中にフレーズ・シフト操作を行うと、フレーズの最後まで再生した後で次のフレーズに切り替わります。

フレーズの終わり付近でフレーズ・シフト操作を行うと、次のフレーズに切り替わらないことがあります。フレーズ・シフトの操作は、余裕を持って行うようにしてください。

4. もう一方のフット・スイッチまたは本体のペダルを連続して 2 回踏んで再生を終えます。再び再生を始めたときは、最後に再生したフレーズが再生されます。もう一度順番に演奏したい場合は、PHRASE SELECTつまみまたはフット・スイッチで戻します。

・ PHRASE SELECT つまみの操作で、フレーズ・シフトを行うこともできます。フレーズ再生中に、PHRASE SELECT つまみを回して次に再生させたいフレーズ・トラックに切り替えておくと、現在再生中のフレーズがループ・スタートへ戻るタイミングで、次のフレーズに切り替わります。

・ 停止中に、次に再生させたいフレーズをフット・スイッチの操作で選んでおくことができます。

・ PHRASE SELECTつまみの示すフレーズのナンバーと、再生していたフレーズのナンバーが異なるときは、“再生していたフレーズのナンバーと同じ数だけ点滅→高速点滅”を繰り返します。

※ PHRASE SELECT つまみの示すフレーズと異なるフレーズを選んでいる場合は、フレーズの保存と消去を行うことができません。また、オーバーダビングした結果を保存することはできません。

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フレーズの保存と消去

メモリーについて本体メモリーは、フレーズ・トラック1~ 11と仮メモリーの2 つに分かれています。

録音したり、オーバーダビングしたりしたフレーズは、いったん仮メモリーに記録されます。仮メモリーに記録されたフレーズは一時的なものなので、以下のような操作をすると失われてしまいます。・ 電源を切る

・ 別のフレーズ・トラックを選ぶ操作をする前に、大切なフレーズはフレーズ・トラックに保存してください(P.32)。オーバーダビングした結果、気に入ったフレーズができたときは、次に操作を進める前にフレーズ・トラックに保存してください。

フレーズ・トラックとはフレーズ・トラックとは、フレーズを本体メモリー内に保存しておくための領域です。ここに保存したフレーズは電源を切っても消えません。また、ここに保存されたフレーズは、PHRASE SELECTつまみでいつでも呼び出すことができます。

フレーズ・トラック1 ~11に保存できるフレーズの合計の長さは、最大で 16分です。フレーズ・トラックに保存されているフレーズのみ、再生テンポ(P.35)を変更することができます。録音やオーバーダビング直後の、仮メモリーに記録されているフレーズの再生テンポを変えたいときは、フレーズ・トラックに保存してください。

仮メモリーのフレーズを消去する

停止中/再生中(オーバーダビングしていないフレーズの再生中)にペダルを 2秒以上踏みます。LOOP/ONE SHOT インジケーターが高速点滅し、仮メモリーのフレーズが消去されます。

メモリー 仮メモリー

保存(WRITE) 再生

録音/ オーバーダビング

1 2 10 11・・・・・・

フレーズ・トラック

3 9

31

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フレーズの保存と消去

RC-2_j.book 32ページ 2008年10月9日 木曜日 午後1時31分

フレーズを保存する(WRITE)録音/オーバーダビングを終えた後や、テンポなどフレーズの設定を変えた後は、保存を行います。

フレーズを保存する前に電源を切ったり、別のフレーズ・トラックを選んだりすると、保存前のフレーズはすべて失われます。

1. MODE つまみをWRITE にします。 2. SELECT/ENTER ボタンを押します。インジケーターが赤色で点滅し、保存準備状態になります。

※ PHRASE SELECT つまみの示すフレーズと異なるフレーズを選んでいる場合は、フレーズの保存を行うことができません。

3. PHRASE SELECT つまみで保存先のフレーズ・トラックを選択します。

※ すでにフレーズが保存されている別のフレーズ・トラック(LOOP/ONE SHOT インジケーター点灯)には保存することはできません。

※ メモリーの不足によりフレーズが保存できない場合には、LOOP/ONE SHOTインジケーターが黄色で高速点滅します。

4. フレーズを保存するときは、SELECT/ENTERボタンを押します。(中止するときは MODE つまみをWRITE 以外にします。)

保存中は SELECT/ENTER インジケーターが点灯し、保存が終了すると SELECT/ENTER インジケーターはテンポの速度で点滅します。

※ フレーズの長さによっては、保存が終了するまでに時間がかかることがあります。この場合、保存中は SELECT/ENTERインジケーターが点灯→2回点滅を繰り返します。

※ 他のフレーズ・トラックを保存先に選んでいる状態でMODE つまみを WRITE 以外にすると、フレーズ・トラックが切り替わり、録音したフレーズが消えてしまいます。

<ご注意>・ SELECT/ENTER インジケーターが点灯している間は絶対に本体の電源を切らないでください。フレーズ・トラックに保存されているデータがすべて失われる場合があります。

・ 記憶した内容は、機器の故障や誤った操作などにより、失われることがあります。失っても困らないように、大切な記憶内容はバックアップとして外部レコーダーなどに保存しておいてください。

・ 修理の際には、記憶内容の保存に細心の注意を払っておりますが、メモリー部の故障などで記憶内容が復元できない場合もあります。

・ 本体メモリーの失われた記憶内容の修復に関しましては、補償を含めご容赦願います。

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フレーズの保存と消去

RC-2_j.book 33ページ 2008年10月9日 木曜日 午後1時31分

保存したフレーズを消去する(DELETE)

1. MODE つまみを DELETEにします。 2. PHRASE SELECT つまみを回して、消去するフレーズ・トラックを選びます。PHRASE SELECTつまみを回すと、録音して保存していないデータは消去されます。

3. SELECT/ENTER ボタンを押します。インジケーターが黄色で点滅し、消去準備状態になります。

※ PHRASE SELECTつまみの示すフレーズと異なるフレーズを選んでいる場合は、フレーズの消去を行うことができません。

4. フレーズを消去するときは SELECT/ENTER ボタンを押します。(中止するときは、MODE つまみを DELETE以外にします。)

消去中は SELECT/ENTER インジケーターが点灯し、消去が終了すると SELECT/ENTER インジケーターは消灯します。SELECT/ENTER インジケーターが点灯している間は絶対に本体の電源を切らないでください。フレーズ・トラックに保存されているデータがすべて失われます。

※ すべてのフレーズ・トラックを一度に消去することはできません。

ライト・プロテクト・モード一時的にフレーズの保存や消去ができない状態にすることができます。この状態を「ライト・プロテクト・モード」といいます。下記の操作で、ライト・プロテクト・モードにすることができます。 1. MODE つまみをWRITE にします。

2. SELECT/ENTER ボタンを押しながら電源を入れます。

3. LOOP/ONE SHOT インジケーター赤点灯、CHECK インジケーター赤点灯、REC/PLAY/DUB インジケーター赤点灯を確認したら、ボタンから指を離します。CHECK インジケーターのみが赤点灯状態になります。

※ 電源を切るとこの状態は解除され、次回電源投入時は保存や消去ができる状態に戻ります。

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RC-2_j.book 34ページ 2008年10月9日 木曜日 午後1時31分

テンポと拍子について

本機ではフレーズ・トラックごとにテンポと拍子が設定できます。これらに合わせて、ガイド音が鳴ったり、ループ・クォンタイズをしたりします。したがって、テンポと拍子を録音前に設定しておけば、正確なループ・フレーズが簡単にできます。※ 拍子の初期値は 4/4です。拍子が 4/4のフレーズを録音するときは、拍子を設定する必要はありません。

ループ・クォンタイズとは正確なループ・フレーズを作るためには、フレーズの録音を終了するタイミングが重要です。従来は、正確なタイミングで録音を終了させるために、ペダル操作の練習が必要でした。本機のループ・クォンタイズは、録音終了のタイミングが多少ずれても、テンポ情報をもとに自動的にフレーズの長さを補正することによって、正しいループ・フレーズを作り出すという機能です。

※ ループ・クォンタイズは、録音前にテンポが設定してある場合にのみ有効になります。録音前にテンポが設定されていない場合、オーバーダビング時には無効になります。

ループ・クォンタイズ:なし

フレーズ

ループ・フレーズ

ループ・クォンタイズ:あり

フレーズ

ループ・フレーズ

テンポの自動設定についてテンポを設定しないで録音した場合は、録音終了後にフレーズのテンポが自動設定されます。※ テンポの自動設定では、「ガイドの拍子で、1, 2,4, 8, 16...(2の n乗)小節」を録音したと仮定してテンポを換算しています。異なる拍子のフレーズを録音する場合は、録音前に、P.36 の操作で拍子を設定してください。

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テンポと拍子について

RC-2_j.book 35ページ 2008年10月9日 木曜日 午後1時31分

テンポを設定するINPUT ジャックに接続した楽器またはAUX INからの演奏を録音するときは、録音前にテンポの設定をしておくことができます。また、保存したフレーズを再生させるときには、再生テンポを変更することができます。※ 再生テンポを変えてフレーズを保存すると、変更後のテンポが記録されます。保存しないと、変更後のテンポは失われます。

1. PHRASE SELECT つまみを回して、目的のフレーズ・トラックを選びます。

2. MODE つまみを にします。

3. 設定したいテンポに合わせて、TAP TEMPOボタンを数回押します。ボタンを押した間隔に対応してテンポが設定されます。

※ テンポを変更する場合、変化の割合に制限があります。※ 最小録音時間(約 1.5 秒)より短い時間でフレーズがループするようなテンポを設定することはできません。

※ 直前に選んだフレーズと同じテンポで新たにフレーズを録音する場合は、TAP TEMPO ボタンを1回押します。

※ テンポの設定を行わずに録音を開始すると、ループ・クォンタイズ機能をキャンセルした状態でループ・フレーズを作成することができます。

フレーズ・トラックに保存されているフレーズのみ、テンポを変更することができます。録音やオーバーダビング直後の、仮メモリーに記録されているフレーズのテンポを変えたいときは、フレーズ・トラックに保存(P.32)してください。

1 2

3

35

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テンポと拍子について

RC-2_j.book 36ページ 2008年10月9日 木曜日 午後1時31分

ガイド音の拍子を設定する(4/4)本機は、4/4以外に3/4拍子を設定することができます。3/4 拍子のフレーズを録音するときは、録音前に設定しておきます。※ 録音後に拍子を設定し直すことはできません。

1. MODE つまみを 4/4 にします。

2. SELECT/ENTER ボタンを押します。SELECT/ENTERボタンを押すたびに、拍子が切り替わります。

本体のペダルを踏んで拍子を切り替えることもできます。※ 録音したフレーズ、保存したフレーズの拍子を切り替えることはできません。

ガイド音のパターンを設定する( )

1. MODE つまみを にします。

2. SELECT/ENTER ボタンを押します。SELECT/ENTER ボタンを押すたびに、ガイド・パターンが切り替わります。

本体のペダルを踏むと、1つ前のガイド・パターンに切り替わります。

1

2

36

Page 37: 取扱説明書 AC DC - Roland Corporation11.LOOP/ONESHOTインジケーター 選択したフレーズ・トラックにフレーズが保存されている とき、点灯します。緑色:ループ・フレーズ

テンポと拍子について

RC-2_j.book 37ページ 2008年10月9日 木曜日 午後1時31分

ガイド・パターン一覧

拍子 No. パターン

3/41 Beat12 Beat2

拍子 No. パターン

4/4

1 8Beat12 8Beat23 8Beat34 16Beat5 Triple6 Shuffle17 Shuffle2

8 Rock19 Rock210 Rock311 Rock412 Metal113 Metal214 Blues115 Blues216 Blues317 Pop

拍子 No. パターン

4/4

18 Surf Beat

19 Down Beat20 Funk121 Funk222 Groove

23 R&B24 Bossa Nova25 Samba

26 Latin127 Latin228 Latin Rock

29 HH Beat130 HH Beat231 HH Beat332 Kick&HH

33 Count

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RC-2_j.book 38ページ 2008年10月9日 木曜日 午後1時31分

電池交換のしかた

CHECK インジケーターが暗くなったり点灯しなくなったときは、電池が消耗しています。次の手順で電池を交換してください。※ この機器は消費電流が大きいため、ACアダプターの使用をお勧めします。電池で使用する場合はアルカリ電池を使用してください。

1. ペダル手前のサム・スクリューをゆるめて、ペダルを上に開きます。

※ サム・スクリューは、ペダルから外さずに電池交換できます。

2. バッテリー・ケースから電池を取り出し、電池スナップをはずします。

3. 新しい電池を電池スナップに接続し、バッテリー・ケースに入れます。

※ 電池の極性(+/-)を間違えないようにご注意ください。

4. コイル・スプリングをペダル裏のスプリング台座凸部に入れ、ペダルを閉じます。

※ ペダルやコイル・スプリング、バッテリー・ケースなどに、電池スナップ・コードをはさまないようにご注意ください。

5. サム・スクリューをガイド・ブッシュ穴に入れ、確実に締めてください。

サム・スクリュー ペダル

スプリング 台座凸部

コイル・ スプリング

ガイド・ ブッシュ穴

バッテリー・ケース

電池スナップ・ コード

電池 スナップ

電池 006P/9V

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RC-2_j.book 39ページ 2008年10月9日 木曜日 午後1時31分

故障と思う前に

電源が入らない/ CHECKインジケーターが点灯しない・ 指定 AC アダプター(PSA-100:別売)が正しく接続されていますか?接続をもう一度確認してください(P.10)。

※ 指定以外のACアダプターは絶対に使用しないでください。

・ 電池が消耗していませんか?新しい電池と交換してください(P.38)。

※ 本体に付属の電池は動作確認用の電池です。※ この機器は消費電流が大きいため、ACアダプターの使用をお勧めします。電池で使用する場合はアルカリ電池を使用してください。

※ 電池の消耗を抑えるため、本機を使用しないときは、OUTPUTジャックに接続しているプラグを抜いてください(P.10)。

・ OUTPUT ジャックにプラグが正しく接続されていますか?接続をもう一度確認してください(P.10)。

※ OUTPUTジャックにプラグが接続されていないと電源が入りません。

音が出ない/小さい・ 録音/オーバーダビングした音が出ない/小さいLEVEL つまみで音量を調節してください。

・ 抵抗入りの接続ケーブルを使用していませんか?抵抗の入っていない接続ケーブル(ローランド:PCSシリーズなど)をご使用ください。

ガイド音が出ない/小さい・ GUIDE つまみで音量を調節してください。

・ ガイド音が出るのは、次の場合です。・フレーズの録音前にテンポを設定したとき・フレーズを再生しているとき

録音/オーバーダビングが途中で終わってしまう・ メモリー不足です。不要なフレーズを消去(P.33)してから、録音/オーバーダビングを行ってください。

ペダルを踏んでも、すぐに録音が終了しない・ ループ・クォンタイズによる録音、または最小録音時間(約1.5 秒)より短いフレーズを録音したときは、フレーズの長さを自動調節するため、ペダルを踏んでもすぐに録音が終了しないことがあります。

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故障と思う前に

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MODEつまみを AUTOにしているのに、録音がすぐに始まってしまう・ ディストーションなどによりノイズが多くなっている場合は、そのノイズにより録音が始まってしまうことがあります。ディストーションのレベルを下げるなどして、ノイズを小さくしてください。

録音時間が余っているはずなのに、LOOP/ONESHOTインジケーターが点滅する・ 次のような場合には、オーバーダビングするための仮メモリー(P.31)をフレーズとは別に確保しています。最大録音時間は仮メモリーも含んでいるため、LOOP/ONE SHOTインジケーターが点滅することがあります。・フレーズを選んだとき・再生テンポを変更したとき・フレーズの保存をしたとき

再生テンポが変わらない・ 次の場合は、再生テンポを変更することができません。・フレーズが保存されていない・録音またはオーバーダビングをした・フレーズの切り替え中(REC/PLAY/DUBインジケーター点滅)・最小録音時間(約1.5 秒)より短い時間でフレーズがループするようなテンポを設定しようとしている

再生を停止しているのに REC/PLAY/DUBインジケーターが点滅している・ STOP/TEMPO ジャックに接続したフット・スイッチを使ってPHRASE SELECTつまみと異なるフレーズを選んでいるときは、REC/PLAY/DUBインジケーターの点滅回数でフレーズのナンバーを表示しています。この場合、オーバーダビングは行えますが、フレーズの保存や消去を行うことができません。フレーズの保存や消去を行いたい場合は、PHRASESELECT つまみでフレーズを選び直してください。

UNDOができない・ UNDO(アンドゥ)をおこなうためにはフレーズの2 倍の空き時間が必要となります。

※ REC 後 WRITE操作していないフレーズ(LOOP/ONESHOT インジケーターが消灯)では、そのフレーズと同じ空き時間が必要となります。

※ フレーズのテンポを遅くした場合、メモリー使用量が増えるため UNDOできないことがあります。

UNDO/REDO を使って DUB 操作をする場合には、あらかじめ十分な空き時間を用意しておいてください。

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主な仕様

RC-2:ループ・ステーション

規定入力レベル.................... INPUT:-20 dBuAUX IN:-10 dBu

入力インピーダンス............ INPUT:1 MΩAUX IN:47 kΩ

規定出力レベル.................... -20 dBu出力インピーダンス............1 kΩ推奨負荷インピーダンス.... 10 kΩ 以上録音・再生.............................最大録音時間:16 分

最大保存フレーズ数:11 フレーズコントロール.........................ペダル・スイッチ、GUIDE LEVEL つまみ、PHRASE LEVEL つまみ、PHRASE

SELECTつまみ、MODE つまみ、TAP TEMPO/SELECT/ENTERボタンインジケーター.................... CHECK インジケーター

LOOP/ONE SHOT インジケーター , REC/PLAY/DUBインジケーター ,TAP TEMPO/SELECT/ENTERインジケーター

接続端子................................. INPUT ジャック、STOP/TEMPO ジャック、AUX IN ジャック、OUTPUTジャック、AC アダプター・ジャック(DC 9V)

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主な仕様

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発売元:ローランド株式会社

電源.........................................DC 9 V: 乾電池 006P/9V(6F22(マンガン)/6LR61(アルカリ))、AC アダプター(PSA-100:別売)

消費電流................................. 50mA(DC 9V)※ 連続使用時の電池の寿命(使用状態によって異なります)マンガン電池:約 2時間、アルカリ電池:約 6時間

外形寸法................................. 73(幅)×129(奥行)× 59(高さ)mm質量.........................................420 g(乾電池含む)付属品.....................................取扱説明書、チラシ(安全上のご注意/使用上のご注意/サービスの窓口)

乾電池 006P/9V(6LR61);本体に接続済み※ 付属の電池は動作確認用です。電池の寿命は前記時間より短くなる場合があります。また、交換時にはアルカリ乾電池を推奨します。

別売品 ....................................AC アダプター:PSA-100フット・スイッチ:FS-5U、FS-6

※ 0 dBu = 0.775 Vrms※ 製品の仕様および外観は、改良のため予告なく変更することがあります。

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