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CONTENTS P1~2・・・環境にやさしい百貨店を目指して P3~5・・・環境に配慮した商品の提案 P6・・・・・・省エネに向けたライフスタイルの提案 P7~8・・・省エネや CO 2 削減の取り組み P9・・・・・・包装紙・袋類削減の取り組み P10~12・・・廃棄物削減とリサイクルの取り組み P13~14・・・社会貢献活動 P15・・・・・・・環境教育関連/環境監査 P16・・・・・・・社員参加の取り組み/コミュニケーション 川徳百貨店 環境報告書 2011

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CONTENTS

P1~2・・・環境にやさしい百貨店を目指して

P3~5・・・環境に配慮した商品の提案

P6・・・・・・省エネに向けたライフスタイルの提案

P7~8・・・省エネや CO2削減の取り組み

P9・・・・・・包装紙・袋類削減の取り組み

P10~12・・・廃棄物削減とリサイクルの取り組み

P13~14・・・社会貢献活動

P15・・・・・・・環境教育関連/環境監査

P16・・・・・・・社員参加の取り組み/コミュニケーション

川徳百貨店 環境報告書 2011

会社概要

◆会社名 株式会社 川徳

◆創業 慶応 2 年 (1866年)

◆設立 昭和 27年(1952年)

◆代表者 代表取締役社長 川村宗生

◆事業内容 百貨店業

◆資本金 1 億円

◆売上高 229 億円(平成 22年度)

◆従業員数 462 名(平成 23 年 3月現在)

◆事業所 パルクアベニュー・カワトク/ 盛岡市菜園 1-10-1

アネックスカワトク / 盛岡市緑が丘 4-1-50

Cube-Ⅱ / 盛岡市菜園 1-8-15

外商ビル / 盛岡市菜園 1-8-21

川徳商品センター / 紫波郡矢巾町流通センター南 2-4-19

川徳企業グループ指針・経営理念

川徳の沿革

1886 年(慶応 2年) 川村徳松が盛岡市鉈屋町において木綿商を創業。

1875 年(明治 8年) 盛岡市肴町に進出。呉服・洋品雑貨・寝具・食堂など業容を拡大。

1919 年(大正 8年) 川徳呉服店と改名。

1920 年(大正 9年) 年間最大催事“えびす講”の前身“えびす会”を大盛況理に開催。

1937 年(昭和 12年) 家庭雑貨・家具・文具・玩具を新設。同年百貨店法施行により認可。

1938 年(昭和 13年) 商号を「合名会社川徳」とし、百貨店にふさわしい店として変貌。

1952 年(昭和 27年) 株式会社川徳に改組。

1954 年(昭和 29年) 「川徳友の会」が発足。

1956 年(昭和 31年) 盛岡市肴町に地上 3階、地下1階鉄筋コンクリート建ての新店舗が開店。

1970 年(昭和 45年) 同地に地上 8階地下 1階の新館が開店。

1980 年(昭和 55年) 店舗を現在地の菜園地区に前面移転。

同時に新 CIを導入して「パルクアベニュー・カワトク」が誕生。

1989 年(平成元年) 盛岡市緑が丘地区に「アネックスカワトク」を出店。

ハウスカード「パルクカード」を導入。

1995 年(平成 7年) 駐車場併用店舗「Cube-Ⅱ」が開店。

2003 年(平成 15年) ISO14001認証取得。

2006 年(平成 18年) 岩手県経営品質賞審査員特別賞を受賞。

新ハウスカード「カワトクカード」「カワトクPカード」を発行。

2011 年(平成 23年) 川徳創業 145年。

環境にやさしい百貨店を目指して

Cube-Ⅱ パルクアベニュー・カワトク

アネックスカワトク

(経営理念)

『奉仕こそわがつとめ』

わたくしたちは常に新しい価値の

提案、高質なサービスの提供を

目指し、「お客様にとって『最良

の店』づくり」を通じ、地域、社会

へ貢献します。

(川徳企業グループ指針)

『日々挑戦 又々挑戦』

わたくしたちは誠心誠意最良の

おもてなしに努め、お客様の希

望の実現・ご満足と喜びの提供

により、「お客様にとって常に新

鮮・最良の店」を目指します。

ISO14001認証取得

国際規格 ISO14001 に基づい

た環境マネジメントシステムを構

築し、全社体制で環境保全活動

を推進しています。

認証取得日:2003年(平成 15年)6 月 27 日

登録更新日:2009年(平成 21年)6 月 27 日

登録証番号:JQA-EM3255

審査登録機関:JQA(財団法人日本品質保証機構)

登録範囲:百貨店における活動全般

・パルクアベニュー・カワトク

・キューブⅡ

・アネックスカワトク・外商ビル

・川徳商品センター

環境方針

(基本理念)

川徳は、「奉仕こそわがつとめ」という社是のもと、

常に新しい価値の提案、高質なサービスの提供を

目指し、お客様にとって最良の店づくりを通じ、地

域、社会へ貢献することが私たちの役割だと考え

ています。

また川徳は、事業活動のあり方を地球環境や地

域環境の視点から見直し、「快適な環境を考える

百貨店」として環境保全活動に積極的に取り組み、

更なる改善を推し進めます。

(行動指針)

1.当社の事業活動、商品及びサービスによる環境

影響に対して適切に対応するために、環境目

的・目標を設定して達成状況のチェックと定期的

なレビューを行い、環境保全活動の継続的な改

善、汚染の予防をはかります。

2.適正包装、省エネ、省資源、廃棄物の削減とリサ

イクルの向上、環境に配慮した商品の提供、グリ

ーン購入を推進します。

3.環境に関連する法規制、地方条例、当社が同意

した業界の自主的行動計画などを遵守し、適切

な環境管理を行います。

4.従業員一人ひとりの環境意識の向上をはかり、

自らが行動を起こす人材の育成に努めます。

5.環境方針は、当社で働く、又は当社のために働

く全ての人に周知させるとともに、社外にも公開

します。

*改訂:2005 年(平成 17年)5月 1日

環境保全活動の歩み

1991年

(平成 3 年) 簡易包装シールでノー包装推進。

1992 年 (平成 4 年)

紙袋に再生紙使用。

1999 年

(平成 11 年) 検品・納品代行による物流システム導入。

2000 年

(平成 12 年)

社用車にハイブリット車1台導入。

女子制服に再生ペット素材使用。

2001 年

(平成 13 年)

オリジナルエコバッグ発売。

広告用印刷紙に再生紙と SOY(大豆)インク

使用。

2002 年

(平成 14 年)

全社活動として「アースシンフォニー」実施。

環境方針制定。

2003 年

(平成 15 年)

国際規格 ISO14001 認証取得。

環境配慮商品「エコライン」の販売開始。

環境 NAVI(廃棄物管理システム)導入。

魚腸骨、割り箸、廃プラハンガー、使用済

化粧瓶などリサイクル品目拡大。

2005 年

(平成 17 年)

買物袋・包装紙の店頭回収実施。

ISO14001 の 2004 年度版への移行に伴い

環境マネジメントシステムを再構築。

2006 年

(平成 18 年)

パルクアベニュー・カワトクに BEMS(ビルエ

ネルギー管理システム)導入。

「エコショップいわて」の認定取得。

「いわて地球環境にやさしい事業所」4ッ星

認定取得。

機密文書溶解処理リサイクル実施。

2007 年

(平成 19 年) 第1回地域とはじめる環境報告会開催。

2008 年

(平成 20 年)

LED 等省エネ効率の高い照明への切替え

促進。

2009 年

(平成 21年)

ポリオワクチンを寄付するためのペットボト

ルキャップ回収実施。

2010 年

(平成 22 年)

パルクアベニュー・カワトクの空調機を省エ

ネタイプの空冷式ヒートポンプモジュールチ

ラーに変更。

包装紙、買物袋などに植物油(ベジタブル

インキ)を使用。

リサイクルコーナーに店頭回収実績公表。

店頭回収品目を 8 品目に拡大。

2011 年

(平成 23 年)

東日本大震災発生以後、店内照明の間引

き実施。

社用車に 6 台目のハイブリット車導入。

東日本大震災のチャリティー商品として百

協オリジナル保冷バッグ 500 枚を販売。

環境にやさしい百貨店を目指して

「カワトク・エコライン」の認定

四半期ごとに商品選定委員会を行い、新規商品を

提案。商品開発基準をクリアして選定委員が認定

したものが「カワトク・エコライン」となります。

「カワトク・エコライン」売場での提案 2

国産大豆の豆乳を使用し、乳酸菌で発酵させた純

植物性のマーガリン。青臭さがなく、軽いまろやか

な風味の栄養機能食品を提案。

「カワトク・エコライン」売場での提案 4

水を電気分解した pH12.5 の洗浄用電解アルカリ

水。洗浄に除菌に威力を発揮し、有害物質を一切

含んでいない二度拭き不要の優れ物を提案。

「カワトク・エコライン」売場での提案 1

原材料の調達から全ての製造過程、さらに店頭ま

での輸送で排出される CO2 までを相殺するカーボ

ンパスを付与した食器を提案。

「カワトク・エコライン」売場での提案 3

ハーブ系のイタリア製ヘアケア商品。イタリア側と

日本側の検査機関をクリアし、薬事法を遵守したオ

ーガニック認定(ICEA)商品として提案。

「カワトク・エコライン」売場での提案 5

殺菌力があり、繁殖しやすい雑菌を防ぐ樹脂成分

をもつ“木曽ひのき”を使用。包丁の刃当たりが良く、

汚れた面も削れる一枚板のまな板を提案。

環境に配慮した商品の提案

発酵豆乳マーガリン

超電水クリーン シュ!シュ!

フローラルパラダイス

インフィニストリア

桧まな板 (一枚板)

「カワトク・エコライン」 は季節ごとにホームページを更新、旬な商品を提案しています

①<マルシマ>有機生姜しょうゆ

国産有機の醤油・生姜・米酢を使用した万能調味料。 1本(150ml) 472円(税込)

②<ヒカリ>有機青じそノンオイルドレッシング

国内産有機丸大豆より醸造した醤油、有機純リンゴ酢、有機純米酢を使用。 1本(200ml) 504円(税込)

③<エリートナチュラル>有機ざくろ&アサイーミックスジュース

全て有機栽培のざくろ、アサイー、ブラックベリー、りんごをバランス良くブレンドした 100%ジュース。

④<エリートナチュラル>有機ざくろ 100%ジュース

トルコ産有機ざくろをまるごとそのまま搾った 100%ジュース。

③・④とも 1L入 1,200円(税込)、250ml入 380円(税込)

⑤キューバ産オーガニックシュガー

無農薬栽培サトウキビから産まれたまろやかな口当たりの砂糖。 1袋(500g) 525円(税込)

⑥<キース>カットソー

エコ素材「セルエコロ」使用のカットソー。ピンクリボン対象商品。 サイズにより 9,975円(税込)~

⑦<栗原はるみ>ふわふわタオルハンカチ・ふわふわフェイスタオル

オーガニックコットン 100%、太い糸を 2重に織り上げ、吸収性抜群。 それぞれ 420円・840円(税込)

⑧<パンジー>スリッパ

再生 PET繊維 50%使用、履き心地までこだわった手編み製法。 女性用 3990円・男性用 4725円(税込)

⑨<ピントーイ>木製玩具各種

ゴムの樹脂が採れなくなった廃材を利用。食品衛生法に適合した着色料を使用。 787円(税込)~

環境に配慮した商品の提案

① ② ③ ④ ⑤

⑥ ⑦ ⑧ ⑨

「環境月間」における商品提案

6 月の環境月間には、フロアごとにオリジナリティあふれる商品を展開。クールビズをテーマに、各売場では

趣向を凝らしたビジュアルプレゼンテーションを行いました。

寝具売場のVP

「COOL TOUCH」

~ひんやり感をお試しください~

インテリア雑貨売場のVP

「エコ宣言」

~清涼感あふれる装飾と涼感グッズ~

≪リビング用品・呉服・宝飾部≫

「エコ・クール VPコンテスト」のポスター

生活雑貨売場のVP

「メントールでクールビズ」

~アロマミストで清涼感!~

和洋食器売場のVP

「エコ宣言」 涼やかに

~夏の楽しみ ガラスの器~

審査員、エントリー売場とも楽しく

真剣に、取り組みました。

売上もアップして、活気のある環

境月間になりました。

(リビング用品・呉服・宝飾部

大ヶ生さん)

環境に配慮した商品の提案

★2010 年度実績

「カワトク・エコライン」

販売点数 40,213 点 (前年比 36.9%増加)

販売売上 27,621 千円(前年比 80.9%増加)

商品アイテム数 408 アイテム

ウォームビズの提案

2010 年度のウォームビズのテーマは、「地球にもっとやさしい冬を。」“心地いい温かさを自ら創り出す”ことを

コンセプトに、『ガマンする eco』 から 『気持ちを豊かにしてくれる eco』 へ。

各売場ではこの冬の過ごし方など、POP等を利用してライフスタイルの提案をいたしました。

スーパークールビズの提案

2011 年のクールビズの取り組みは、

東日本大震災による節電の必要性を

踏まえ、「スーパークールビズ」として

より一層の軽装や暑さをしのぐ工夫な

どの提案をいたしました。

省エネに向けたライフスタイルの提案

2010 年ウォームビズ啓発ポスター 1 階特設会場での「ふわもこフェア」 1 階婦人雑貨売場での

「あったかレッグアイテムフェア」

5 階リビング用品での

「さあ、次はうちエコ!」

5 階寝具売場での

「さあ、次はうちエコ!」

3 階紳士服売場での

「さあ、次はうちエコ!」

3 階Yシャツ売場 3 階紳士靴売場

5 階エレベーター降り口(寝具)

空調設備の「空冷式ヒートポンプモジュールチラー」と「BEMS」の有効活用

パルクアベニュー・カワトク店の空調設備が、A 重油焚き吸収式冷温水発生機から「空冷式ヒートポンプモジ

ュールチラー」に更新されて1年以上経過しました。「BEMS」(ビルエネルギーマネジメントシステム)による最

適運転制御と相まって、更なる省エネに威力を発揮しています。

★「第 13 回蓄熱のつどい」(財団法人ヒートポンプ・蓄熱センター主催)において、当事業が省エネルギー効

果やCO2 削減効果が見込まれる好事例として注目を浴び、その貢献度に対して特別感謝状をいただきまし

た。

★「第2回CO2 削減コンテスト」(岩手県盛岡市商工会議所主催)において、第1回の努力賞に次いで最優秀

賞を受賞いたしました。空調設備をA重油焚きから電力への入替効果が顕著に表れ、CO2削減率が第1回の

3.45%から第2回の 21.84%へと飛躍的に改善されたことが評価されました。

東日本大震災における店内照明の節電取り組み

店内照明の間引きやLED等の省エネ照明への切替えなどを行い、可能な限り消費電力量の削減に努めま

した。写真は震災から 4~5日後の売場の状況です。

省エネやCO2削減の取り組み

平成 22 年1月に導入した

「空冷式ヒートポンプモジュールチラー」

平成 18 年に導入した

「BEMS」(ビルエネルギーマネジメントシステム)

呉服売場のスポット照明を消灯 紳士フロアのショップ内の一部消灯 婦人フロアのショップ内と通路の節電

1階公園側入り口のスポット照明の節電 1階は正面入り口の採光を利用して節電 青果売場のスポット照明の節電

省エネの取り組み

全館で取り組んでいる照明器具の節電には、電力消費量の削減のほか、店内温度の上昇を緩和する目的

もあり、クールビズに向けて節電の取り組みを強化しました。

省エネやCO2削減の取り組み

2011 年日本百貨店協会の節電啓発ポスター

少しだけエコチャレンジ

二重呼びを避けましょう

乗るエレベーターを

ひとつ選びましょう

平成21年12月より2基ある事務館エレベー

ターは出社、退社時間以外は1基休止

今年度より本館従業員用エレベータ

ーは呼び出し釦の2ヶ所押し禁止

平成 21 年 11 月より屋上塔屋の電飾看板の消灯時間を1時間

繰り上げて 20 時に消灯

事務館の冷房温度緩和のため、事務館南側サッシに遮熱フィルム

を貼付し、さらに冷房稼働を控え扇風機を活用

夏場の店内温度の緩和のため

「省エネパトロール」を実施

★2010 年度実績

電気使用量(kwh/h)

5,313.3(前年比 1.1%増加)

A重油使用量(ℓ/h) 42.2(前年比 79.0%削減)

都市ガス使用量(㎥/h) 42.3(前年比 5.0%削減)

灯油使用量(ℓ/h) 4.0(前年比 12.2%増加)

車両燃料効率(km/ℓ)

14.1(前年比 2.8%低下)

水道水使用量(㎥/h)

31.8(前年比 10.7%削減)

CO2排出量(t)

9,369.1(前年比 12.3%削減)

営業車両に 6 台目の

ハイブリット車導入

エコバッグフェアを部門独自で開催

百貨店業界統一のスマート・クール・バッグを販売

中元・歳暮承りにおける簡易包装の取り組み

過去5年間の中元・歳暮における簡易包装率

年度 中元 歳暮

平成 23 年度 80.2% ―

平成 22 年度 81.2% 84.2%

平成 21 年度 81.6% 84.4%

平成 20 年度 82.4% 85.8%

平成 19 年度 81.2% 85.8%

包装紙・袋類削減の取り組み

★2010 年度実績

包装紙・袋類使用量(g/売上 1万円)

47.1 (前年比 1.3%増加)

6月の環境月間や、10月の「環境にやさしい買い物キャンペーン」で、フロア内に特設会場を設けてエコバッグフェアを開催。

多種多様なエコバッグを豊富に品揃えして展開しました。

カワトクオリジナルエコバッグ

700 円(税込)

サイズ 35cm×35cm×13.5cm

オリジナルエコバッグの販売

7月1日から全国一斉販売となった日本百貨店協会オリジナル「スマート・

クール・バッグ」は、今年は東日本大震災の復興を支援するため、バッグの

売上の一部を日本赤十字社に寄付するチャリティー商品として販売。

8 月上旬には 500 枚を完売

平成 20 年度をピークに年々比率が下がる傾向にあり、

毎年、歳暮より中元が低くなっている。

<前年より簡易包装率が▲1.0%の要因として>

今期中元は、東日本大震災の影響もあって返礼品や

お盆用品等での利用が多かったと推測される。

簡易包装推進ポスター ギフトセンターの待合所に簡易

包装推進ポスターを掲示

10

廃棄物計量管理システムの導入

平成 15年 2月に環境 Navi(廃棄物計量管理システム)を導入して以来、日々排出される廃棄物の排出量を、

品目別(42 品目)に、かつ部門別に(一部ショップ別)定量的に管理し、これをベースにして部門別の削減目

標を掲げ、計画的に廃棄物の削減に取り組んでいます。

3R推進パトロールの実施

産業廃棄物処理業者の現地調査

当事業所から排出される産業廃棄物は、

処理業者に委託していますが、最終的な

処分が適正に行われているかを注視して

いく社会的責務があります。定期的に現地

調査を実施して、事業所の環境や処理施

設、処理能力等を確認しています。

廃棄物削減とリサイクルの取り組み

地下 2 階廃棄物処理場の環境 Navi の計量機 独自のごみ分別スタイルのイラスト化したポスターを各部署

の廃棄物集積場に掲示して、分別基準を全員に周知

3R推進パトロールを四半期に 1 回実施

定期的にごみ集積場を巡回し、ごみ分別を指導

3R推進パトロールの指導により、各フロアのごみ集積場

は整然とされた状態を維持

3R推進パトロールにより指摘を受けた部門が、廃棄物処理業者からの指導を基に勉強会を行うとともに、よりわかりや

すいようにごみ集積場に張紙をして注意を喚起

段ボールの中間処理工場

11

店頭回収実績の公表

各店舗にはリサイクルコーナーが設置されています。回収品目は、牛乳パック、食品トレイ、ペットボトル、買

物紙袋・包装紙、ポリ・ビニール・レジ袋、卵パック、乾電池、蛍光管(アネックスカワトク店のみ)。

平成 22 年度は上半期と1年間の店頭回収実績を公表し、リサイクルフローも併せて掲示しました。今年度は

四半期ごとに店頭回収実績を公表しています。

※卵パックは 2010年 9月から回収しました。

廃棄物削減とリサイクルの取り組み

昨年は店頭回収実績を公表、リサイクルフローも掲示 昨年8月から盛岡市のごみ分別収集(プラ製・紙製容器

包装)が始まり、リサイクルコーナーの利用者が急増

★2010 年度実績

蛍光管 173.6kg

(前年比 118.6%増加)

プラ製卵パック 73.3kg

(前年実績なし)

乾電池 502.0kg (前年比 66.4%増加)

ポリ・ビニール・レジ袋 72.6kg

(前年比 331.7%増加)

買物紙袋・包装紙

581.3kg (前年比 40.7%増加)

ペットボトル 424.8kg

(前年比 82.4%増加)

食品トレイ 558.6kg

(前年比 91.1%増加)

牛乳パック 733.9kg

(前年比 74.9%増加)

12

紙ごみリサイクルの取り組み

プラスチックハンガーリユースの取り組み

靴下取りキャンペーンの実施

廃棄物削減とリサイクルの取り組み

★2010年度実績

廃棄物最終処分量(t)

466.4 (前年比 7.4%増加)

リサイクル率(%) 51.5 (前年比 0.4%低下)

食品ごみ再生利用等実施率(%)

33.9 (前年比 4.4%低下)

営業部門統合事務所では紙ごみリサイクルBOX

を設置して分別を徹底させ、毎月当番制によりご

み分別排出を徹底

日々発生する事務用紙の廃棄物は引きちぎり型

のシュレッダー処理を行い、再生業者へ委託し

てリサイクル

多量に発生するプラスチックハンガーはお客様

に提供し、残りはリサイクル

百貨店統一ハンガー専用の回収袋に入れて

回収され再利用

平成 21 年度から年に 2 回、婦人靴売場では

お客様から不用になった紳士靴、婦人靴を回

収して、靴購入時に使用できるクーポン券を

差し上げるキャンペーンを実施

(回収した靴はサーマルリサイクルとして活用)

13

ペットボトルキャップの回収

平成 21年5月からペットボトルキャップを資源ごみとして回収し、「エコキャップキャンペーン」に参加しており

ます。発展途上国の子どもたちにポリオワクチンを届けるための社会貢献活動として、社員食堂や各フロアの

ごみ集積場のほか、リサイクルコーナーにも専用 BOX を設置して回収を呼びかけ、NPO 法人エコキャップ推

進協会を通じて、指定資源化業者に有価物としてエコキャップ 2kg を 20 円(ポリオワクチン1人分)で購入して

もらい、その代金を NPO 法人「世界の子どもにワクチンを」日本委員会(JCV)に寄付される仕組み。 指定資

源化業者に送付したエコキャップは、再資源化され、パレットや通い箱等に再生されています。

Saisigennka

(※平成 23 年度は 7 月までの送付実績)

キャップ 800 個=2kg=ポリオワクチン1人分⇒CO2削減効果 6.3kg(焼却した場合)

店舗外周清掃活動

今年で 9 年目を迎えた店舗外周清掃は、パルクアベニュー・カワトク、アネックスカワトク両店で、冬期間を除

く毎週火曜日に実施。環境月間の 6 月には、市内の中津川河畔と遊歩道の清掃も行っております。また、5 月

と 9 月には、店舗外周の蜘蛛の巣除去作業も行い、環境美化に努めています。

ピンクリボン運動の呼びかけ

いわてピンクリボンフェスタ(主催:いわてピンクリボン

の会)「乳がん撲滅月間」の平成22年10月、1階中央

口において啓蒙運動の一環として “願いを込めて、

みんなで飾りつけましょう”と、乳がん検診受診を呼び

かけました。

社会貢献活動

★2010 年度実績

エコキャップ回収量(kg) 411.5 (前年比 51.4%増加)

(※前年実績は 10 ヶ月間との対比による)

回収 リサイクルメーカー ワクチン寄贈団体 途上国へ

リサイクルコーナー

の回収 BOX

段ボール1箱で 5kg(約 2,000 個)

(ポリオワクチン 2.5 人分相当)

14

東日本大震災の支援活動

東日本大震災

の街頭募金は、

震災発生 8 日後

の 3月 19日(土)

から 21 日(月・祝)

までの3日間、弊

社役員を先頭に

正面入り口前で行いました。店内の各フロアにお

いても募金箱を設置し、募金の呼びかけを行いま

した。この募金は、岩手日報社を通じて日本赤十

字社岩手県支部へ義援金として届けました。また、

この期間の売上金の一部も岩手日報社を通じて日

本赤十字社岩手県支部へ寄付いたしました。

震災翌日の店頭販売

東日本大震災の影響で、翌日もライフラインが止

まっている中、正面入り口前で9時過ぎから食料品

を中心に生活必需品を販売いたしました。

震災翌日に被災地へ支援物資援助

4月 16日、17日の

2 日間、市民ボラン

ティア団体「 SAVE

IWATE」の全面的な

協力のもと、店頭広

場において被災者

への支援物資提供

を呼びかけました。

この日集められたた

くさんの支援物資は、

早速田老町の青空

市に運び、被災者

の方に提供させて

いただきました。

宮古市にベンチを寄贈

東日本大震災の復興支援事業の一環として、宮古

市社会福祉協議会にベンチ 10 脚を寄贈しました。

仮設住宅周辺の住民が憩いの場として利用できる

ようにベンチを設置したいとの要望にお応えしたも

ので、被災者の方々に大変喜ばれました。

社会貢献活動

水、牛乳、米、ハム、レトルト食品やトイレットペーパー

など、生活必需品を求めて、大勢のお客様が来店

まだ、底冷えがする中、店舗を囲むように東側の公園

通りまでお客様が並ばれている様子

毛布やタオルケット等の支援物資を被災地へ

被災者への支援物資収集

15

環境教育訓練の実施

毎年、事務局が 4 月中旬から下旬にかけて全従

業員を対象に実施している環境教育は、東日本大

震災の影響もあり、同じ時期に各部門の環境教育

も計画されていることから、今年は集合教育ではな

く、「環境教材の個別配布方式」として、部門教育

と連動した形で効果的に行いました。

新任部門長環境マネジメント研修の実施

新任部門長を対象に、環境マネジメントシステム

(環境文書管理や運用管理の手順)の研修を実施

しました。また、新任部門長は社外で行われる内部

監査員養成セミナーに全員派遣され、後に内部監

査員としても活躍します。

内部環境監査事前勉強会の実施

毎年 1月に行われる内部環境監査の審査員を対

象に事前勉強会も実施しました。

毎年 10 月、「環境に配慮するための“ドライブのコ

ツ”を学ぶ」を目的にエコドライブ講習会が行われ

ています。運転免許証の所持確認と、アルコール

チェックに始まり、ハイブリッド車での実車走行体験

講習を行いました。

環境内部監査の実施

環境内部監査は年1回実施され、各部門の環境マ

ネジメントプログラムの達成状況など、環境マネジメ

ントプログラム

の有効性をチ

ェックしていま

す。判定会議

の中で合議さ

れた監査結果

は、各部門長にフィードバッグ

され、是正処置がなされます。

JQA定期審査の実施

審査登録機関(社団法人日本品質保障機構)によ

る ISO14001 定期審査が 5月 23日と 24日の 2日

間実施されました。審査の結果、弊社の環境マネ

ジメントシステムが継続して有効であることが認めら

れました。審査所

見では、1 件のグ

ッドポイントと、5

件の改善の機会

の指摘があり、今

後の改善に生か

してまいります。

環境教育関連/環境監査

平成22年度環境活動の振り返りと平成 23年度環境活動

の取り組みについての教材4頁建ての一部

エコドライブ講習会の実施

エコドライブのポイントやアドバイスは、物流課の講師が

指導(上)、緊張した面持ちで運転する参加者(下)

16

「私のエコな約束」の取り組み

昨年から取り組みが始まり、今年で2年目を迎え

る「私のエコな約束」は、社員一人ひとりが自主的

に決めた環境・実行テーマで、今、自分にできるこ

とを実践しようと宣言することで、意識向上と成果を

期待するものです。

「減クルマ」チャレンジウィークの参加

岩手県公共交通利用推進協議会主催の「減クル

マ」チャレンジウィークは、盛岡市中心市街地内事

業所がクルマと他の移動手段を賢く使い分けて、

「ムリなく」、「できる範囲で」、エコ通勤やカーセー

ブにチャレンジする取り組みで、4 年目となる今年

もキャンペーンに参加します。

内部コミュニケーションの実施

毎月開催される環境管理委員会では、前月の環

境活動状況の結果と評価を全部門長へ報告。また

今後の活動など環境に関連した情報を盛り込んだ

「エコ通信」を配付し、部門長から全従業員まで回

覧され、内部コミュニケーションを図っています。

お客様声カードの活用

販売員が接客を通じて、

お客様の声を収集する「お

客様声カード」は、各部門

に備え付けられ、環境に関連

するご意見やご要望について

も、対応策を検討して改善に

つなげています。

「いわて地球環境にやさしい事業所」認定

地球温暖化防止のため、CO2 排

出抑制への積極的な取り組みを講

じている事業所を認定する制度(岩

手県)で、パルクアベニュー・カワト

ク店、アネックスカワトク店とも最高

ランクである4ツ星認定を受けてい

ます。

「エコショップいわて」認定店

パルクアベニュー・カワトク

店、アネックスカワトク店の2

店舗が、エコショップいわて

認定店(岩手県)としてごみ

の減量化や 3R 推進の積極

的な取り組みを評価され、

平成 22年のいわて環境王国展において特別賞を

受賞しました。

社員参加の取り組み/コミュニケーション

<テーマの例>

*コンセント抜き(イラスト入)

*「~しっぱなし」 をしない

表紙写真

毎年 8 月 1 日から 4 日まで開催される「盛岡のさんさ踊り」の様子

<お問い合せ>

株式会社 川 徳 CSR室 経営品質・ISO 推進担当

電話(019)-651-1111(代表)

URL http://www.kawatoku.com/ E-mail:[email protected]