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風の舞 納骨堂 墓標の松 カフェ・シヨル 立ち入り禁止 生活区域のため 立ち入り不可 0 250m 女木島 野営場 住吉神社 鬼ヶ島 おにの館 鬼旬 女木港 鬼の灯台 オーテ JA 鬼ヶ島 大洞窟 鷲ヶ峰展望台 藤井商店 鬼ヶ島海水浴場 女木島灯台 女木島八幡神社 恋人岬 円山古墳 日蓮上人 銅像 鬼ヶ島 スカイライン コース 瀬戸内ステイ 女木島ビーチアパート 民宿 龍宮 西浦漁港 0 500m 【基本情報】 ▶面積/2.62㎢(平成27年10月1日現在) ▶本土からの距離/高松港から5.5km ▶人口/136人(平成27年10月1日現在) ▶主な産業/とうもろこし、にんにく、 みかん、落花生 【島内の移動】 徒歩、レンタサイクル、 洞窟行きバス 【問い合わせ先】 高松市 地域振興課 087-839-2278 女木島 めぎじま Information 12 11 高松港からフェリーで20分。 桃太郎伝説の鬼ヶ島。 島内に謎の洞窟が発見されたことから、「鬼ヶ島」とよばれてい る女木島。鬼が棲んでいたと伝えられる大洞窟や、鬼の灯台、 鬼の資 料 館など、いろいろな場 所で鬼に会うことができます。 夏は海水浴で賑わいます。 国立療養所大島青松園のある 静かで美しい島。 高松港の北東約8kmに浮かぶ小さな島。もともとは2つの島だったものが 砂洲でつながり、ひとつの島になりました。源平合戦の「屋島の戦い」で敗 れた平家方の勇者を葬ったところに植えたと伝えられる「墓標の松」に覆 われた松林が残っています。大島は島のほとんどがハンセン病療養施設 「国立療養所大島青松園」です。ハンセン病の治療を終え、回復した皆さ んが暮らしています。かつてハンセン病は誤っ た知識から不治の病いとされ、ハンセン病と 診断された人たちは「らい予防法」という、こ れも誤った法律によって故郷や家族から引き 離され、隔離されました。「らい予防法」が廃 止され、人々が自由に行き来できるようになっ たのは1996年のこと。わずか20年前のこと です。全国に13ある国立療養所の中で、唯 一の離島である大島。現在53人の方が暮ら し、その平均年齢は80歳を超えています。 【基本情報】 ▶面積/0.62㎢(平成27年10月1日現在)  ▶本土からの距離/高松から8km ▶人口/75人(平成27年10月1日現在) ▶主な産業/ー 【島内の移動】徒歩 【問い合わせ先】 高松市 地域振興課 087-839-2278 大島青松園 福祉室 087-871-3131 大 島 おおしま Information 鬼ヶ島大洞窟 鷲ヶ峰の中腹にある大洞窟。 夏でもひんやり薄暗い洞窟の 中 は 、まるで 迷 路 のようで 、 「 鬼 大 将の部 屋 」「 鬼の宴の 間」などがある。 風の舞 1992年(平成4年)に約1,000人 のボランティアの協力でつくられた モニュメント。ここに眠る魂が風に 乗って、自由に解き放たれるように という願いが込められている。 指さきでつまめる かわいいサイズ 女木島にしか自生していない原 生種メロン。鬼ヶ島大洞窟の下、 「円山古墳」近くの畑などで、10 月頃見ることができる。苦みがあ り食用には向いていない。 世界最小のメロン 高松市 カフェ・シヨル 名古屋造形大学の“やさしい美術プロジェクト”が2013 年まで運営。その後、瀬戸内国際芸術祭のボランティア サポーター“こえび隊”が引き継いで運営している。大島 で採れた野菜や果物を使ったお菓子やドリンクを提供。 オープン日については、こえび隊サイトで確認を。 高松市庵治町6034-1 瀬戸内国際芸術祭ボランティアサポーター“こえび隊”の ウェブサイト(http://www.koebi.jp/blog/oshima/)をご確認下さい。 食事 鬼旬 (きしゅん) 高松市女木町453 087-873-0880 11:30~14:00 水曜日、海開き期間中 は海の家として営業 ※要予約 ※夜は応相談 鬼ヶ島 おにの館 高松市女木町15-22 087-873-0728 8:20~17:20(食堂は10:00~14:20) 無休(食堂のみ月曜日・火曜日) 食事 瀬戸内ステイ 女木島ビーチアパート高松市女木町453-1 087-821-1810 9:00~19:00 宿泊 民宿 龍宮 高松市女木町453 087-873-0205 ※要予約 その他、海の家数軒 港にある待合所。洞窟行きバスのチ ケットやレンタサイクル、お土産はこ こで。食堂では「鬼うどん」が食べら れる。鬼の資 料 館もあり。館内には 島オリジナルの鬼グッズも。 おにの館 オーテ 港 付 近 の 集 落をぐるりと囲むように立つ 石垣は、冬の強風から家を守るために築 かれたもの。高さ4mを超えるものもある。 船を降りて島に上陸するとまもなく、美 しい 松 林 が 見 えてくる。源 平 合 戦 の 「屋島の戦い」で敗れた平家の武将の 亡骸や遺品を埋葬した際、墓標として 植えられたといわれている。 墓標の松 納骨堂 島全体が国の療養所であり、入所 者の生活区域であるため、来島者が 見学できる場所も限られています。 詳しくは「大島青松園」ウェブサイトを ご確認ください。 http://www.nhds.go.jp/~osima/ Photo:Kimito Takahashi

高松市 女木島 大 島 - 香川県高松市女木町453-1 087-821-1810 9:00~19:00 宿泊 民宿 龍宮 ④ 高松市女木町453 087-873-0205 ※要予約 港にある待合所。洞窟行きバスのチ

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Page 1: 高松市 女木島 大 島 - 香川県高松市女木町453-1 087-821-1810 9:00~19:00 宿泊 民宿 龍宮 ④ 高松市女木町453 087-873-0205 ※要予約 港にある待合所。洞窟行きバスのチ

風の舞

納骨堂

墓標の松

カフェ・シヨル

立ち入り禁止

生活区域のため立ち入り不可

0 250m

女木島野営場

住吉神社

鬼ヶ島 おにの館②

① 鬼旬④

女木港 鬼の灯台

オーテ

JA

鬼ヶ島大洞窟

鷲ヶ峰展望台

藤井商店

鬼ヶ島海水浴場

女木島灯台

女木島八幡神社

恋人岬

円山古墳

日蓮上人銅像

鬼ヶ島スカイラインコース

瀬戸内ステイ女木島ビーチアパート

民宿 龍宮

西浦漁港

0 500m

【基本情報】▶面積/2.62㎢(平成27年10月1日現在)

▶本土からの距離/高松港から5.5km

▶人口/136人(平成27年10月1日現在)

▶主な産業/とうもろこし、にんにく、

みかん、落花生

【島内の移動】徒歩、レンタサイクル、

洞窟行きバス

【問い合わせ先】高松市 地域振興課

  087-839-2278

女木島めぎじま

Information

1211

高松港からフェリーで20分。

桃太郎伝説の鬼ヶ島。

島内に謎の洞窟が発見されたことから、「鬼ヶ島」とよばれている女木島。鬼が棲んでいたと伝えられる大洞窟や、鬼の灯台、鬼の資料館など、いろいろな場所で鬼に会うことができます。夏は海水浴で賑わいます。

国立療養所大島青松園のある

静かで美しい島。高松港の北東約8kmに浮かぶ小さな島。もともとは2つの島だったものが

砂洲でつながり、ひとつの島になりました。源平合戦の「屋島の戦い」で敗

れた平家方の勇者を葬ったところに植えたと伝えられる「墓標の松」に覆

われた松林が残っています。大島は島のほとんどがハンセン病療養施設

「国立療養所大島青松園」です。ハンセン病の治療を終え、回復した皆さ

んが暮らしています。かつてハンセン病は誤っ

た知識から不治の病いとされ、ハンセン病と

診断された人たちは「らい予防法」という、こ

れも誤った法律によって故郷や家族から引き

離され、隔離されました。「らい予防法」が廃

止され、人々が自由に行き来できるようになっ

たのは1996年のこと。わずか20年前のこと

です。全国に13ある国立療養所の中で、唯

一の離島である大島。現在53人の方が暮ら

し、その平均年齢は80歳を超えています。

【基本情報】▶面積/0.62㎢(平成27年10月1日現在) 

▶本土からの距離/高松から8km

▶人口/75人(平成27年10月1日現在)

▶主な産業/ー

【島内の移動】徒歩

【問い合わせ先】高松市 地域振興課

  087-839-2278

大島青松園 福祉室

  087-871-3131大 島おおしま

Information

鬼ヶ島大洞窟鷲ヶ峰の中腹にある大洞窟。夏でもひんやり薄暗い洞窟の中は、まるで迷路のようで、

「鬼大将の部屋」「鬼の宴の間」などがある。

風の舞1992年(平成4年)に約1,000人のボランティアの協力でつくられたモニュメント。ここに眠る魂が風に乗って、自由に解き放たれるようにという願いが込められている。

指さきでつまめるかわいいサイズ

女木島にしか自生していない原生種メロン。鬼ヶ島大洞窟の下、

「円山古墳」近くの畑などで、10月頃見ることができる。苦みがあり食用には向いていない。

世界最小のメロン

高松市

カフェ・シヨル ①名古屋造形大学の“やさしい美術プロジェクト”が2013年まで運営。その後、瀬戸内国際芸術祭のボランティアサポーター“こえび隊”が引き継いで運営している。大島で採れた野菜や果物を使ったお菓子やドリンクを提供。オープン日については、こえび隊サイトで確認を。   高松市庵治町6034-1     瀬戸内国際芸術祭ボランティアサポーター“こえび隊”の     ウェブサイト(http://www.koebi.jp/blog/oshima/)をご確認下さい。 

食事

鬼旬(きしゅん) ①   高松市女木町453     087-873-0880   11:30~14:00   水曜日、海開き期間中   は海の家として営業 ※要予約 ※夜は応相談

鬼ヶ島 おにの館 ②

   高松市女木町15-22   087-873-0728   8:20~17:20(食堂は10:00~14:20)   無休(食堂のみ月曜日・火曜日)

食事

瀬戸内ステイ 女木島ビーチアパート ③

  高松市女木町453-1   087-821-1810   9:00~19:00

宿泊

民宿 龍宮 ④   高松市女木町453   087-873-0205   ※要予約

その他、海の家数軒

港にある待合所。洞窟行きバスのチケットやレンタサイクル、お土産はここで。食堂では「鬼うどん」が食べられる。鬼の資料館もあり。館内には島オリジナルの鬼グッズも。

おにの館

オーテ港付近の集落をぐるりと囲むように立つ石垣は、冬の強風から家を守るために築かれたもの。高さ4mを超えるものもある。

船を降りて島に上陸するとまもなく、美しい松林が見えてくる。源平合戦の

「屋島の戦い」で敗れた平家の武将の亡骸や遺品を埋葬した際、墓標として植えられたといわれている。

墓標の松

納骨堂

※島全体が国の療養所であり、入所者の生活区域であるため、来島者が見学できる場所も限られています。詳しくは「大島青松園」ウェブサイトをご確認ください。http://www.nhds.go.jp/~osima/

Photo:Kimito Takahashi