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第 4 次津島市総合計画 平成 30 年度 実施計画 平成 30 年度~平成 32 年度 ~人を育み 想いをつなぐ~ ともにつくろう 住んでみたくなるまち 津島 津島市

実施計画 - Tsushima...実施計画の策定にあたって 「第4次津島市総合計画」に基づき、平成30年度実施計画を策定しました。 これからわが国は、前例のない「少子高齢社会」に突入していきます。

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  • 第 4次津島市総合計画

    平成 30年度

    実施計画 平成 30年度~平成 32年度

    ~人を育み 想いをつなぐ~

    ともにつくろう

    住んでみたくなるまち

    津島

    津 島 市

  • 実施計画の策定にあたって

    「第4次津島市総合計画」に基づき、平成30年度実施計画を策定しました。

    これからわが国は、前例のない「少子高齢社会」に突入していきます。

    人口減少とそれに伴う経済、産業活動の縮小により、自治体の税収入は減少するこ

    とになりますが、その一方で、高齢化の進行により社会保障費の増加が見込まれ、地

    方財政はますます厳しさを増すことが予想されます。

    地域社会においても、生活関連サービスや地域公共交通の縮小などが余儀なくされ、

    それが雇用の減少や生活の質の低下となって、更なる人口減少に拍車をかける悪循環

    につながっていきます。

    このような問題は、津島市においても例外ではありません。市の財政調整基金残高

    は、毎年減少しており、極めて厳しい状況に陥っています。財政調整基金の減少を食

    い止め、積み増しができるよう努力していく必要があります。

    そのような中で、津島市を持続的に運営していくためには、更なる行財政改革の推

    進により、「ひと・もの・こと」の徹底した見直しを実行していく必要があります。

    市職員の人材育成に努めるととともに、定員適正化計画を着実に実行していく「ひ

    と」、今後の公共施設のあり方について方針を取りまとめた「津島市公共施設等総合

    管理計画」を早期に、かつ確実に実行することにより、市の将来的な負担の軽減を図

    る「もの」、業務の進め方の見直しを推進する「こと」、こうした取組「ひと・もの・

    こと」を実行していくことが重要となります。

    加えて、これらを推進するにあたり、「透明」「共に」「地域」の3点を念頭に、創

    意工夫に努めていきます。

    「透明」

    様々な取組、改革の実施にあたり、「市民目線」による意思決定を推進するため、市政の

    情報を市民の皆様に正しく、分かりやすい形でお伝えしながら、ご意見を伺ってまいります。

    「共に」

    市の持続のためには、すべてを行政が担うのではなく、行政は行政としての役割を果たす

    とともに、市民の皆様のお力をお借りした方がより効果的に実施できる分野については、こ

    れまで以上に役割を果たしていただけるよう取組を進めます。

    「地域」

    上記の「透明」や「共に」といったことを進めていくにあたっては、地域単位での取組が

    重要になるため、地域ごとの特性を踏まえつつ、地域住民の皆様が、主体的、積極的に地域

    の行事や事業に関わっていただけるような取組を進めます。

    着実に実施計画を推進していくため、市民の皆様の格別のご理解とご協力をお願い

    いたします。

    平成30年6月 津島市長 日 比 一 昭

  • -目次-

    序章 基本的な考え方 .......................................................................................................................................... 1

    第 1節 実施計画について ............................................................................................................................ 1

    第 2節 財政計画について ............................................................................................................................ 9

    第 1章 市民とともに歩む自立した行政経営(協働・行財政運営) ................................................ 11

    第 1節 市民と協働のまちづくり ................................................................................................................ 12

    第 2節 効率的な行政運営の推進 ........................................................................................................ 15

    第 2章 健やかにいきいきと暮らせるまち(保健・医療・福祉) .......................................................... 18

    第 1節 健康づくりと地域医療体制の充実 .......................................................................................... 19

    第 2節 みんなで支えあう仕組みづくり .................................................................................................. 23

    第 3節 安心して子育てできる環境づくり ............................................................................................. 27

    第 4節 地域で暮らす高齢者への支援 ................................................................................................ 30

    第 5節 障がい者の自立と社会参加の支援 ....................................................................................... 33

    第 3章 生活と産業の調和した安心・安全なまち(産業・環境・市民生活) ................................ 34

    第 1節 活力ある産業の振興 ................................................................................................................... 35

    第 2節 環境保全と循環型社会の形成 ............................................................................................... 41

    第 3節 市民生活の安全の確保 ............................................................................................................. 44

    第 4章 豊かな心と文化を育むまち(教育・文化・人権) .................................................................... 56

    第 1節 次代を担う子どもの育成 ............................................................................................................. 57

    第 2節 生涯にわたる健やかな心身の育成 ....................................................................................... 61

    第 3節 文化の継承と創造 ........................................................................................................................ 62

    第 4節 人権を尊重するまちづくり ........................................................................................................... 64

    第 5章 快適な暮らしを支える基盤の整ったまち(交通・都市基盤・水環境)............................. 65

    第 1節 安全で便利な交通体系整備 ................................................................................................... 66

    第 2節 個性ある快適な市街地整備 .................................................................................................... 70

    第 3節 良好な水環境づくり ....................................................................................................................... 75

  • 序章

    1

    序章 基本的な考え方

    第 1節 実施計画について

    1 実施計画の役割

    この実施計画は、第 4次総合計画を具体化し、計画的、効率的に実施していくプ

    ログラムであり、毎年度の予算編成や事業執行の指針として作成するものです。

    2 計画の期間

    実施計画の期間は、平成 30年度から平成 32年度までの 3か年です。

    1年ごとに修正を加え、毎年ローリング方式により見直しを行い、事業を実行し

    ます。

    3 計画の基本方針

    事業を進めるにあたっては、財源の確保に努め、行政評価により、効果的・効率

    的に事業を進めます。

    4 計画の構成

    実施計画では、基本構想の施策体系に沿って、施策がめざす将来の姿及び実施事

    業を示しています。

    実施事業は、期間中に市が主体となって実施する主要な事業、市民と共に実施す

    る事業、国・県・民間等が主体となって市が事業費を負担・助成する事業を掲載し

    ています。

    なお、法令などにより細目まで施策の内容が決定されるなど、自主的に施策の内

    容を拡充することが困難な事業、維持修繕的事業など経常的事業は掲載していませ

    ん。

  • 序章

    2

    5 計画事業と事業費

    (1) 総事業数は 103事業であり、そのうち投資的事業は 29事業です。

    表 1 事業数一覧表

    部 門 事業数 うち投資的

    事業数

    1 市民とともに歩む自立した行政経営 9 1

    2 健やかにいきいきと暮らせるまち 22 1

    3 生活と産業の調和した安心・安全なまち 38 11

    4 豊かな心と文化を育むまち 10 1

    5 快適な暮らしを支える基盤の整ったまち 24 15

    合 計 103 29

    (2) 部門別事業費は、以下のとおりです。

    表 2 部門別事業費総括表(平成 30年度~32 年度) (単位:百万円)

    部 門 事業費 財 源 内 訳

    国支出金 県支出金 地方債 その他 一般財源

    1 市民とともに歩む自立した行政経営 120 3 - - 2 115

    2 健やかにいきいきと暮らせるまち 2,673 244 216 1,200 208 805

    3 生活と産業の調和した安心・安全なまち 1,655 182 348 485 15 625

    4 豊かな心と文化を育むまち 221 21 35 - 26 139

    5 快適な暮らしを支える基盤の整ったまち 4,999 1,562 87 2,598 32 720

    合 計 9,668 2,012 686 4,283 283 2,404

    (3) 実施計画事業の財源内訳は、以下のとおりです。

    この計画に要する総事業費は 9,668 百万円であり、そのうち一般財源必要額は、

    2,404百万円です。

    表 3 実施計画事業費(平成 30年度~32年度)財源内訳

    区 分 事業費 財 源 内 訳

    国支出金 県支出金 地方債 その他 一般財源

    普通会計 4,629 1,044 538 1,302 146 1,599

    国民健康保険特別会計 167 - 54 - - 113

    介護保険特別会計 386 92 49 - 97 148

    企業会計 4,486 876 45 2,981 40 544

    合 計 9,668 2,012 686 4,283 283 2,404

    (単位:百万円)

  • 序章

    3

    (4) 平成 30年度から平成 32年度までの実施計画事業は、以下のとおりです。

    表 4 実施計画事業費一覧表

    1 市民とともに歩む自立した行政経営(協働・行財政運営) (単位:千円)

    実施計画事業名 平成 30年度 平成 31年度 平成 32年度

    掲載

    頁 合計 (事業費)

    一般財源 合計

    (事業費) 一般財源 合計

    (事業費) 一般財源

    合計 37,383 33,963 41,172 40,172 41,172 40,572

    つしま歴史・文化のまちづくり提

    案事業 1,300 560 1,300 300 1,300 700 12

    市民活動団体人材育成講座 180 0 0 0 0 0 13

    町内会支援事業 29,495 29,495 29,495 29,495 29,495 29,495 13

    コミュニティリノベーション事業 5,000 2,500 500 500 500 500 14

    社会福祉協議会補助金・委託金整

    理事業 0 0 0 0 0 0 15

    市有財産活用事業(改良住宅関連) 0 0 8,000 8,000 8,000 8,000 16

    行政経営改革推進事業 1,408 1,408 1,877 1,877 1,877 1,877 16

    官学連携事業 0 0 0 0 0 0 17

    地域連携推進事業 0 0 0 0 0 0 17

  • 序章

    4

    2 健やかにいきいきと暮らせるまち(保健・医療・福祉) (単位:千円)

    実施計画事業名 平成 30年度 平成 31年度 平成 32年度

    掲載

    頁 合計

    (事業費) 一般財源

    合計

    (事業費) 一般財源 合計

    (事業費) 一般財源

    合計 1,433,837 283,029 620,362 262,543 618,739 259,441

    特定健康診査事業 56,330 37,742 54,624 36,599 52,974 35,493 19

    利用者支援事業(母子保健型) 1,539 770 2,244 1,122 2,244 1,122 20

    地域の医療体制の健全化 44,289 19,052 19,107 19,107 19,163 19,163 20

    医療機器整備事業 100,000 20,000 200,000 20,000 182,000 2,000 21

    医療職員確保事業 27,600 27,600 18,000 18,000 18,000 18,000 21

    医療情報システム整備事業 800,000 0 0 0 18,000 18,000 22

    地区社会福祉協議会設立推進事業 0 0 0 0 0 0 23

    地域包括ケアシステム推進事業 3,094 3,094 3,094 3,094 3,094 3,094 24

    国民健康保険税賦課収納事業 1,026 1,026 1,026 1,026 1,026 1,026 24

    子ども医療費支給事業 63,442 62,360 59,079 59,079 54,976 54,976 25

    小児慢性特定疾病医療費支給事業 1,160 1,160 1,160 1,160 1,160 1,160 25

    生活困窮者自立支援事業 12,640 3,161 12,640 3,161 12,640 3,161 26

    地域子育て支援拠点事業 12,645 0 12,645 0 12,645 0 27

    ファミリー・サポート・センター

    事業 6,076 2,026 6,076 2,026 6,076 2,026 28

    子育て応援券事業 8,047 5,075 8,047 8,047 8,047 8,047 28

    放課後児童健全育成事業 162,684 45,833 83,996 32,598 83,996 32,598 29

    子どもの居場所づくり事業 5,599 4,115 5,599 4,115 5,599 4,115 29

    高齢者福祉計画・介護保険事業計

    画策定事業 0 0 2,150 2,150 3,000 3,000 30

    介護予防・日常生活支援総合事業 115,946 43,122 119,070 44,296 122,280 45,489 31

    在宅医療・介護連携推進事業 7,742 3,272 7,742 3,272 7,742 3,272 31

    緊急通報システム事業 3,978 3,621 4,063 3,691 4,077 3,699 32

    障がい者支援事業 0 0 0 0 0 0 33

  • 序章

    5

    3 生活と産業の調和した安心・安全なまち(産業・環境・市民生活) (単位:千円)

    実施計画事業名 平成 30年度 平成 31年度 平成 32年度

    掲載

    頁 合計 (事業費)

    一般財源 合計

    (事業費) 一般財源 合計

    (事業費) 一般財源

    合計 629,304 226,178 631,206 227,218 394,270 171,184

    農業振興地域整備計画策定事業 0 0 6,000 6,000 6,000 6,000 35

    担い手育成支援事業・地産地消推

    進事業 12,000 6,000 0 0 0 0 36

    県営土地改良事業 67,646 13,618 80,000 14,970 80,000 14,970 36

    単独土地改良事業 189,830 12,654 140,000 29,700 140,000 29,700 37

    企業立地促進事業 20,200 20,200 44,200 44,200 24,200 24,200 37

    天王信仰の総本社「津島神社」へ

    の参道を核とした門前町再生事業 10,000 5,000 14,000 7,000 0 0 38

    創業支援事業 3,000 3,000 3,000 3,000 3,000 3,000 38

    高質空間形成施設整備事業 41,550 4,430 100,000 6,000 0 0 39

    案内板整備事業 9,849 1,449 0 0 0 0 39

    滞在型観光による地域再生プロジ

    ェクト事業 10,000 5,000 0 0 0 0 40

    津島“にぎわい”創出プロジェク

    ト事業 14,000 7,000 16,000 8,000 0 0 40

    住宅用再生可能エネルギー等利用

    促進事業 6,200 5,191 6,187 4,641 6,187 4,641 41

    災害廃棄物処理計画策定事業 0 0 0 0 0 0 42

    ごみ処理業務の効率化 10,847 10,847 10,847 10,847 10,847 10,847 42

    常設リサイクルステーション事業 5,184 5,184 5,184 5,184 5,184 5,184 43

    消防行政の広域化事業 0 0 0 0 0 0 44

    消防車両整備事業 31,808 31,808 18,618 2,773 33,000 5,000 45

    通信指令台共同運用事業 46,551 46,551 21,088 21,088 21,088 21,088 45

    緊急消防援助隊事業 198 198 340 340 0 0 46

    消防団拠点整備事業 0 0 10,000 10,000 0 0 46

    消防資機材整備事業 消防本部 1,192 1,192 2,314 2,314 4,296 4,296 47

    消防資機材整備事業 消防団 1,319 880 1,369 913 1,369 913 47

  • 序章

    6

    実施計画事業名 平成 30年度 平成 31年度 平成 32年度

    掲載

    頁 合計 (事業費)

    一般財源 合計

    (事業費) 一般財源 合計

    (事業費) 一般財源

    防災リーダー育成 80 80 80 80 80 80 48

    気管挿管・薬剤・処置拡大救命士

    育成事業 199 199 70 70 59 59 48

    救急救命士養成事業 0 0 0 0 2,467 2,467 49

    防災意識向上事業 4,455 4,455 520 520 520 520 49

    防災関連計画見直し事業 0 0 6,472 4,315 0 0 50

    防災情報伝達手段向上事業 3,651 2,051 4,342 4,342 1,847 1,847 50

    防災資機材分散備蓄事業 2,600 2,600 3,316 3,316 3,316 3,316 51

    家具転倒防止事業 724 724 724 724 724 724 51

    災害時広域連携推進事業 26 26 26 26 26 26 52

    名古屋大学協働推進事業 245 245 245 245 245 245 52

    耐震性貯水槽整備事業 87,006 4,406 86,449 4,549 0 0 53

    二級河川日光川水系河川整備事業 0 0 0 0 0 0 53

    下水路整備工事 19,129 19,129 20,000 20,000 20,000 20,000 54

    防犯カメラ設置費補助事業 0 0 0 0 0 0 54

    交通安全対策事業 10,000 10,000 10,000 10,000 10,000 10,000 55

    海部地域消費生活相談事業 19,815 2,061 19,815 2,061 19,815 2,061 55

  • 序章

    7

    4 豊かな心と文化を育むまち(教育・文化・人権) (単位:千円)

    実施計画事業名 平成 30年度 平成 31年度 平成 32年度

    掲載

    頁 合計 (事業費)

    一般財源 合計

    (事業費) 一般財源 合計

    (事業費) 一般財源

    合計 87,916 39,162 77,135 57,131 55,994 43,190

    外国語教育・国際理解教育推進事

    業 28,240 28,240 28,240 28,240 28,240 28,240 57

    豊かな心を育てる活動補助事業 2,000 0 2,000 2,000 2,000 2,000 58

    総合的な子どもの基礎体力向上事

    業 0 0 0 0 0 0 58

    郷土の歴史・文化学習事業 243 243 243 243 243 243 59

    単独調理校整備事業 0 0 5,420 5,420 2,979 2,979 59

    学校給食推進事業 0 0 0 0 0 0 60

    放課後子ども教室事業 17,138 5,713 17,138 5,713 17,138 5,713 60

    山車蔵等修景・復元費助成事業 35,570 1,570 18,700 11,500 0 0 62

    堀田家住宅・氷室作太夫家住居管

    理運営事業 4,331 3,181 5,000 3,800 5,000 3,800 63

    人権教育推進事業 394 215 394 215 394 215 64

  • 序章

    8

    5 快適な暮らしを支える基盤の整ったまち(交通・都市基盤・水環境)(単位:千円)

    実施計画事業名 平成 30年度 平成 31年度 平成 32年度

    掲載

    頁 合計 (事業費)

    一般財源 合計

    (事業費) 一般財源 合計

    (事業費) 一般財源

    合計 1,519,187 190,069 1,698,304 256,777 1,781,304 273,055

    幹線道路整備事業 3,000 150 31,000 2,400 31,000 2,400 66

    都市計画道路網等見直し事業 0 0 2,000 2,000 6,000 6,000 67

    巡回バス運行事業 26,616 26,593 26,661 26,629 26,661 26,607 67

    社会資本整備事業 291,903 27,163 230,000 10,350 230,000 10,350 68

    道路維持修繕事業 56,020 4,168 100,000 9,000 100,000 9,000 68

    道路改良工事 20,000 1,450 20,000 10,000 20,000 10,000 69

    狭あい道路整備促進事業 4,750 2,450 5,000 2,500 20,000 10,000 70

    暫定用途地域(30/50)見直し事業 1,613 1,613 3,000 3,000 3,000 3,000 71

    都市計画マスタープラン見直し事

    業(名鉄津島駅・青塚駅周辺開発検討事業) 0 0 8,000 8,000 8,000 8,000 71

    耐震改修促進事業 10,389 2,598 13,852 3,469 13,852 3,469 72

    空家対策事業 1,000 250 8,000 3,500 8,000 3,500 72

    公営住宅再生整備事業(市営住宅

    整備事業) 0 0 26,000 2,600 26,000 2,600 73

    都市景観保全形成事業 3,000 1,800 10,000 6,000 6,000 3,200 73

    都市公園施設長寿命化事業 40,851 4,251 60,000 3,000 60,000 3,000 74

    まちなかの身近な小公園整備事業 80,948 6,048 100,000 5,000 100,000 5,000 74

    配水場施設更新事業 112,200 1,200 72,000 7,200 160,000 16,000 75

    重要給水施設配水管耐震化事業 262,600 15,600 150,000 10,000 130,000 8,800 76

    水道水質劣化防止対策事業 16,015 16,015 37,000 17,000 37,000 17,000 76

    漏水調査及び配水管等修繕事業 56,582 56,582 64,000 64,000 64,000 64,000 77

    合併処理浄化槽普及促進事業 11,275 5,713 11,275 5,713 11,275 5,713 77

    日光川下流流域下水道事業 39,597 97 65,120 20 65,120 20 78

    流域関連公共下水道事業 414,500 2,000 600,000 40,000 600,000 40,000 78

    下水道管路長寿命化事業 58,000 6,000 50,000 10,000 50,000 10,000 79

    下水道普及促進事業 8,328 8,328 5,396 5,396 5,396 5,396 79

    ※平成 30年度の事業費については,当初予算額及び 6月補正予算額を掲載しています。

    平成 31、32年度の事業費については、財政状況を踏まえ見直しを行います。

  • 序章

    9

    第 2節 財政計画について

    1 財政の見通し

    わが国の社会経済情勢が大きく変化するなか、地方分権の進展に伴い、地方行財

    政制度のあり方も大きな変革が予想されます。

    こうしたなかで、計画期間(平成 30年度~32年度)の財政収支については、次

    のとおり推計しました。

    (1) 歳入見通し

    ア 市税収入

    市税収入については、国の経済見通しや海外の景気動向の影響を考慮して推計

    し、市税全体としては平成 30年度から平成 32年度までの 3か年で 25,065百万円

    を見込みました。

    イ 地方交付税等

    地方交付税は、市税収入の状況、地方財政計画などを考慮し、平成 30年度から

    平成 32年度の 3か年で 6,835百万円を見込みました。

    地方譲与税、地方消費税交付金、自動車取得税交付金等その他の一般財源につ

    いては、最近の推移などを勘案して見込みました。

    (2) 歳出見通し

    ア 人件費

    現給与水準及び退職手当については、今後の退職者数の見込みに基づき推計し

    ました。

    イ 扶助費

    児童手当、医療費助成、生活保護費などの過去の実績等を勘案して推計しまし

    た。

    ウ 公債費

    平成 29年度末における償還計画に基づき、また、平成 30年度以降の起債につ

    いては、最近の発行条件を勘案して所要見込額を積算しました。

    エ 繰出金等その他経費

    以上の義務的経費のほか、公営企業繰出金等は、負担区分の原則を踏まえつつ、

    財政状況などを勘案し所要額を見込み、物件費その他は、これまでの実績や今後

    の動向等を踏まえて推計しました。

    2 計画事業の実施に要する財源

    平成 30年度から平成 32年度における普通会計の一般財源収支見通しに基づく実

    施計画事業費充当可能一般財源の想定は、表5のとおりです。一般財源総額(A)

    40,733百万円に対し、義務的・消費的経費所要一般財源等(B)は 39,628百万円と

    なり、これを差し引いた 1,105百万円が実施計画事業に充当できる一般財源となり

    ます。

  • 序章

    10

    一方、この計画の実施に要する平成 30 年度から平成 32年度までの実施計画事業

    費総額は、全会計で 9,668百万円、普通会計で 4,629百万円(表3)です。このうち、

    普通会計における実施計画事業に必要な一般財源は 1,599百万円です。

    表5のように、この計画を推進するにあたり、平成 31年度、平成 32年度につい

    て、前年度繰越金と財政調整基金を見込まず算出すると、3年間で(D)494百万円の

    一般財源が不足します。この不足分については、それぞれの実施年度において事業

    を再精査し、予算編成時に前年度繰越金や財政調整基金繰入金(平成 29年度末残

    高 932百万円)を充当し、実施計画事業を実施していきます。

    しかし、前年度繰越金については、毎年度変動があり、財政調整基金についても、

    基金が枯渇する恐れがあるなど、財源には限りがあるため、毎年、実施計画の見直

    し、修正等を行うとともに、国・県等による財政措置を最大限活用し、計画の推進

    を図ります。

    また、財政運営においては、事務事業の見直しや経費の削減等を一層進めるとと

    もに、公共施設等においては、平成 28年度に策定した公共施設等総合管理計画に

    基づき、今後、各施設の更新、統廃合、長寿命化などを検討し、計画的に実施して

    いきます。

    したがって、施設修繕等については、当該結果を踏まえて実施することとなるた

    め、当該計画には掲載していません。限られた財源を、真に必要な分野に、重点的

    かつ効果的に配分することで、財政健全化に取り組んでいきます。

    表 5 財政収支の想定(普通会計) (単位:百万円)

    区分 想定額 年度別想定額

    30 年度 31 年度 32 年度

    一般財源総額(A) 40,733 13,789 13,470 13,474

    市税 25,065 8,339 8,355 8,371

    地方交付税 6,835 2,150 2,418 2,267

    地方譲与税・県税交付金等 4,818 1,566 1,552 1,700

    財政調整基金繰入金 580 580 0 0

    その他の一般財源 3,435 1,154 1,145 1,136

    義務的・消費的経費所要一般財源等(B) 39,628 13,255 13,199 13,174

    人件費 9,460 3,192 3,179 3,089

    扶助費 4,767 1,553 1,589 1,625

    公債費 4,139 1,466 1,387 1,286

    公営企業繰出金等 10,951 3,607 3,607 3,737

    物件費・その他 10,311 3,437 3,437 3,437

    実施計画事業費 (C) 1,599 534 565 500

    投資的経費所要一般財源 531 192 184 155

    非投資的経費所要一般財源 1,068 342 381 345

    財源不足額(D)=(A)-(B)-(C) △ 494 0 △ 294 △ 200

    ※普通会計には、一般会計と住宅新築資金等貸付事業特別会計、コミュニティ・プラント事業特別

    会計が含まれます。

  • 第 1章 市民とともに歩む自立した行政経営(協働・行財政運営)

    11

    第 1 章 市民とともに歩む自立した行政経営(協働・行財政運

    営)

    1 市民と協働のまちづくり

    ○地域のさまざまな生活課題に柔軟に対応し、住みやすく豊かさを実感できる暮ら

    しを実現するために、地域づくりの主体となるコミュニティ活動の活性化を支援

    します。また、市政への参画機会の拡充や積極的な情報公開を通じて、市民と行

    政とが信頼し合いながら協力・連携によるまちづくりを推進します。

    2 効率的な行財政運営の推進

    ○最少の経費で最大の効果をあげることを念頭に、経営の視点に立った行財政改革

    をより一層進め、行政評価システムの活用、組織運営の効率化、行政と民間の役

    割分担の明確化など、限られた財源の効率的な運用を図ります。また、情報通信

    技術の活用などによる行政サービスの利便性向上や正確で迅速な市民サービス

    の提供などを図り、効率的で持続可能な行財政運営を推進します。

  • 第 1章 市民とともに歩む自立した行政経営(協働・行財政運営)

    12

    第 1節 市民と協働のまちづくり

    施策がめざす将来の姿

    ・地域づくりを担うさまざまな主体が、お互いに理解し尊重し合いながら、対等の

    立場で協力し、共通の目的を達成するために自発的に活動しています。

    ・住民互助への意識が高まり、地域での活動に参加する市民が増え、地域活動が活

    発化し、助け合いの輪が広がっています。

    ・市民と行政との情報共有が進み、市民は市政に積極的に意見を述べ、その意見が

    市政に反映されています。

    1.市民と行政のパートナーシップの確立

    (2)市民活動への支援

    事業名 つしま歴史・文化のまちづくり提案事業 担当部課 市民生活部市民協働課

    対象(誰、何に対して事業を行うのか) 事業概要(どのような事業か)

    市民活動団体

    市民活動団体が行う公益性のあるまちづくりを支援

    するための補助金を交付する。

    目的(何のためにこの事業に取り組むのか)

    市民活動団体が行う公益性のあるまちづくりを支援す

    る。

    活動実績 活動指標(事業実施による活動量を数値で表す)

    平成 29 年度つしま歴史・文化のまちづくり

    提案事業への補助(歴史・文化ゾーン) 1・

    2次募集・公開審査会の開催 歴史・文化ゾーン de 夢まちづくり部門 10 事業採択

    歴史・伝統の灯り de 夢まちづくり部門 3 事業採択

    指標名称 29年度実績値

    30年度 目標値

    31年度 目標値

    32年度 目標値

    提案応募事業数 16事業 8事業 10事業 10事業

    事業

    計画

    平成 30 年度 平成 31年度 平成 32年度

    つしま歴史・文化のまちづくり提案

    事業への補助(歴史・文化ゾーン)

    つしま歴史・文化のまちづくり提案

    事業への補助(歴史・文化ゾーン)

    つしま夢まちづくり提案事業への補

    助(市内全域のみ)

  • 第 1章 市民とともに歩む自立した行政経営(協働・行財政運営)

    13

    事業名 市民活動団体人材育成講座 担当部課 市民生活部市民協働課

    対象(誰、何に対して事業を行うのか) 事業概要(どのような事業か)

    市民 市民活動団体等の活動や交流をサポートする講座等

    を市民向けに市民活動団体自身が企画・運営・開催し

    ていく。(ちょこらぼ講座)

    目的(何のためにこの事業に取り組むのか)

    市民活動団体等の活動や交流をする場(生涯学習センタ

    ー内)を提供し、活動の支援、中間支援団体の育成。

    活動実績 活動指標(事業実施による活動量を数値で表す)

    市民活動団体が講座を企画・運営・開催した。

    指標名称 29年度 実績値

    30年度 目標値

    31年度 目標値

    32年度 目標値

    ちょこらぼ講座開催数 30回 35回 40回 45回

    事業

    計画

    平成 30 年度 平成 31年度 平成 32年度

    市民活動団体が講座を企画・運営・

    開催する。

    市民活動団体がスキルアップをはか

    ることができる人材育成講座の開催

    する。

    市民活動団体が講座を企画・運営・

    開催する。

    市民活動団体がスキルアップをはか

    ることができる人材育成講座の開催

    する。

    市民活動団体が講座を企画・運営・

    開催する。

    市民活動団体がスキルアップをはか

    ることができる人材育成講座の開催

    する。

    2.コミュニティ活動の活性化

    (2)コミュニティ活動の充実

    事業名 町内会支援事業 担当部課 市民生活部市民協働課

    対象(誰、何に対して事業を行うのか) 事業概要(どのような事業か)

    町内会等

    町内会等が行う活動の促進を図り、情報伝達、生活環

    境保全のために行う事業を支援し助成を行う。 目的(何のためにこの事業に取り組むのか)

    町内会等の行う活動の促進を図り、地域社会の福祉向上

    に資することを目的とする。

    活動実績 活動指標(事業実施による活動量を数値で表す)

    平成 28 年度に各町内会の公平性を図るため

    助成金の見直しを行い、その新たな補助制度

    に基づいて、平成 29 年度は 218 町内会等に

    対して助成金を交付し、支援を行った。

    指標名称 29年度実績値

    30年度 目標値

    31年度 目標値

    32年度 目標値

    町内会や自治会の活動に参加

    している市民の割合(%) - - - -

    助成金交付対象町内会数 218町内会 218 町内会 217 町内会 217 町内会

    事業

    計画

    平成 30 年度 平成 31年度 平成 32年度

    町内会等の活動の促進を図るため支

    援を行う。

    町内会等の活動の促進を図るため支

    援を行う。

    町内会等の活動の促進を図るため支

    援を行う。

  • 第 1章 市民とともに歩む自立した行政経営(協働・行財政運営)

    14

    事業名 コミュニティリノベーション事業 担当部課 市民生活部市民協働課

    対象(誰、何に対して事業を行うのか) 事業概要(どのような事業か)

    市民 空き家等を有効に活用し、地域の多様な世代が集まる

    交流の場を生み出し、全ての世代が相互に助け合いな

    がら活躍できるまちを目指し、にぎわいを創出する。

    目的(何のためにこの事業に取り組むのか) 空き家等を有効に活用し、地域の多様な世代が集まる交流の場を生み出

    し、全ての世代が相互に助け合いながら活躍できるまちを目指し、にぎ

    わいを創出する。

    活動実績 活動指標(事業実施による活動量を数値で表す)

    活用する空き家を選定し縁側カフェモデル

    の整備及び運営を行うとともに、多世代にお

    ける主体形成のためのワークショップ及び

    担い手育成等を実施した。

    指標名称 29年度実績値

    30年度 目標値

    31年度 目標値

    32年度 目標値

    交流施設の利用者数 145人 200 人 210人 220人

    事業

    計画

    平成 30 年度 平成 31年度 平成 32年度

    縁側カフェモデルの運営・評価及び

    市内全域展開に向けての検討を行

    う。

    縁側カフェ等、市内における交流の

    場の創設

    縁側カフェ等、市内における交流の

    場の創設

  • 第 1章 市民とともに歩む自立した行政経営(協働・行財政運営)

    15

    第 2節 効率的な行政運営の推進

    施策がめざす将来の姿

    ・予算や人員が効率的・効果的に配分されており、健全な財政運営のもとで、市民

    が安心して生活しています。

    ・効率的・効果的な行政経営が行われ、最少の経費で最大の市民サービスが提供さ

    れています。

    ・近隣自治体等との連携が進み、効率的な行政運営が行われるとともに、市民生活

    の利便性が向上しています。

    ・情報通信技術を使って、市民はさまざまな情報の活用や行政サービスの利用がで

    きるようになり、便利な生活を送っています。

    1.健全な財政運営の推進

    (1)財政運営の効率化

    事業名 社会福祉協議会補助金・委託金整理事業 担当部課 健康福祉部福祉課

    対象(誰、何に対して事業を行うのか) 事業概要(どのような事業か)

    社会福祉協議会 社会福祉協議会への補助金及び委託料を、今後の団体

    事務移管や地区社会福祉協議会設立などを始めとす

    る各種事業内容に応じて精査し、市として適切な連

    携・支援を行う。

    目的(何のためにこの事業に取り組むのか)

    社会福祉協議会に対し、市として適切な連携・支援を行

    う。

    活動実績 活動指標(事業実施による活動量を数値で表す)

    補助金・委託料の精査

    指標名称 29年度実績値

    30年度 目標値

    31年度 目標値

    32年度 目標値

    社会福祉協議会補助

    事業補助金

    39,407

    千円

    39,407

    千円 未定 未定

    事業

    計画

    平成 30 年度 平成 31年度 平成 32年度

    補助金・委託料の精査 補助金・委託料の精査 補助金・委託料の精査

  • 第 1章 市民とともに歩む自立した行政経営(協働・行財政運営)

    16

    事業名 市有財産活用事業(改良住宅関連) 担当部課 建設産業部都市計画課

    対象(誰、何に対して事業を行うのか) 事業概要(どのような事業か)

    改良住宅入居者

    緑地を貸し駐車場に整備し、未利用地の活用を図ると

    ともに、草刈りなどの管理経費を抑制する。 目的(何のためにこの事業に取り組むのか)

    未利用地の利活用と歳入の確保、歳出の抑制。

    路上駐車減少による安全性の向上。

    活動実績 活動指標(事業実施による活動量を数値で表す)

    緑地の駐車場化について、場所及び管理方法

    を検討した。

    指標名称 29年度 実績値

    30年度 目標値

    31年度 目標値

    32年度 目標値

    緑地の駐車場化 - 2か所 1か所 1か所

    事業

    計画

    平成 30 年度 平成 31年度 平成 32年度

    緑地の駐車場化について、場所及び

    管理方法を検討し、整備を行う。 緑地を駐車場化する整備を行う。 緑地を駐車場化する整備を行う。

    2.効率的・効果的な行政経営の推進

    (1)行政改革の推進

    事業名 行政経営改革推進事業 担当部課 市長公室企画政策課

    対象(誰、何に対して事業を行うのか) 事業概要(どのような事業か)

    各部署

    行政評価制度を再構築し、総合計画の進捗管理、予算

    編成等と連携させる。 目的(何のためにこの事業に取り組むのか)

    自治体マネジメントシステムを構築し、行政活動の質の

    向上を図る。

    活動実績 活動指標(事業実施による活動量を数値で表す)

    事務事業及び施策に関する調査、ヒアリング

    及び評価の実施

    指標名称 29年度 実績値

    30年度 目標値

    31年度 目標値

    32年度 目標値

    実施計画の作成 100% 100% 100% 100%

    行政改革事案件数 - 3件 4件 4件

    事業

    計画

    平成 30 年度 平成 31年度 平成 32年度

    ・事務事業及び施策に関する調査、

    ヒアリング及び評価の実施

    ・行政改革に関する有識者の意見聴

    取や市民と課題を共有する仕組み

    の構築と実施

    ・事務事業及び施策に関する調査、

    ヒアリング及び評価の実施

    ・計画の進捗管理と連携した評価手

    法の検討

    ・行政改革に関する有識者の意見を

    聴取し、市民と課題を共有する。

    ・事務事業及び推進計画に関する調

    査、ヒアリング及び評価の実施

    ・計画の進捗管理と連携した評価手

    法の検討を踏まえた制度を構築

    ・行政改革に関する有識者の意見を

    聴取し、市民と課題を共有する。

  • 第 1章 市民とともに歩む自立した行政経営(協働・行財政運営)

    17

    事業名 官学連携事業 担当部課 市長公室企画政策課

    対象(誰、何に対して事業を行うのか) 事業概要(どのような事業か)

    市民

    大学との連携により、地域資源を生かした連携企画を

    実施するとともに、多様な分野で相互の連携・協力を

    推進する。

    目的(何のためにこの事業に取り組むのか)

    大学と市が、人的・地域資源の活用を図り、まちづくり、文化、

    教育等の多様な分野で相互に連携・協力し、地域社会の発展と

    人材育成に寄与する。

    活動実績 活動指標(事業実施による活動量を数値で表す)

    連携企画の実施をした。

    ①ふれあいバスの利用促進

    ②地域による環境創造プロジェクト

    ③子どもの居場所づくり(夏休み)

    ④市民大学講座(全 4回) (名古屋芸術大学 3 事業、同朋大学 2 事業)

    指標名称 29年度 実績値

    30年度 目標値

    31年度 目標値

    32年度 目標値

    連携作品展示会開催数 2回 1回 1回 1回

    連携事業数 4件 5件 5件 5件

    事業

    計画

    平成 30 年度 平成 31年度 平成 32年度

    ・連携企画の実施

    ・連携事業数や連携分野の拡大充実

    に向けた協議調整

    ・連携企画の実施

    ・連携事業数や連携分野の拡大充実

    に向けた協議調整

    ・連携企画の実施

    ・連携事業数や連携分野の拡大充実

    に向けた協議調整

    3.広域的な行政課題への対応

    (2)地域連携の推進

    事業名 地域連携推進事業 担当部課 市長公室企画政策課

    対象(誰、何に対して事業を行うのか) 事業概要(どのような事業か)

    近隣自治体

    近隣自治体との連絡調整、広域的課題の解決に向けた

    協議研究等を行う。 目的(何のためにこの事業に取り組むのか)

    近隣自治体との地域間連携により、広域的な課題を解決

    し、地域住民へのサービスの向上を図る。

    活動実績 活動指標(事業実施による活動量を数値で表す)

    ・海部地域の市町村長で構成される海部地域

    広域行政連絡調整会議において、広域課題の

    解決に向けた協議等をした。

    ・海部地域 7市町村との事務研究会等を開催

    し、情報共有等を行い、地域間の連携強化を

    図った。

    指標名称 29年度実

    績値 30年度 目標値

    31年度 目標値

    32年度 目標値

    研究会等の開催数 1回 4回 4回 4回

    事業

    計画

    平成 30 年度 平成 31年度 平成 32年度

    ・海部地域広域行政連絡調整会議で、

    連絡調整、広域的課題の解決に向

    けた協議研究等を行う。

    ・事務研究会等を開催し、地域間の

    連携強化を図る。

    ・海部地域広域行政連絡調整会議で、

    連絡調整、広域的課題の解決に向

    けた協議研究等を行う。

    ・事務研究会等を開催し、地域間の

    連携強化を図る。

    ・海部地域広域行政連絡調整会議で、

    連絡調整、広域的課題の解決に向

    けた協議研究等を行う。

    ・事務研究会等を開催し、地域間の

    連携強化を図る。

  • 第 2章 健やかにいきいきと暮らせるまち(保健・医療・福祉)

    18

    第 2 章 健やかにいきいきと暮らせるまち(保健・医療・福祉)

    1 健康づくりと地域医療体制の充実

    ○健康でいきいきとした生活を楽しむことができるよう、それぞれのライフステー

    ジに合わせた健診、健康の保持増進体制の充実を図るとともに、市民が主体的に

    健康づくりに取り組むことができる環境を整えます。

    ○良質な医療を効率的に提供するため、地域の中核的医療機関である市民病院と地

    域内の医療機関との連携を強化し、安心できる地域医療体制の確立をめざします。

    2 みんなで支えあう仕組みづくり

    ○高齢者や障がい者をはじめ誰もが安心して暮らすことができる地域社会をめざ

    し、自助・共助・公助の連携のもとに、地域福祉活動を促進し、みんなで支えあ

    う福祉を推進します。また、各種社会福祉制度の啓発に努めるとともに、適正な

    運用を図ります。

    3 安心して子育てできる環境づくり

    ○次代を担う子どもが健やかに成長できるように、家庭や地域・保育所・幼稚園・

    学校・行政などが連携し、子育て家庭への支援や子どもが安全でのびのびと活動

    できる場の確保など、安心して子どもを育てられる環境づくりを進めます。

    4 地域で暮らす高齢者ヘの支援

    ○高齢者が地域の中でいきいきと安心して暮らせるように、経験と能力を生かしな

    がら健康で生きがいを持って生活できる環境づくりを進めるとともに、介護が必

    要な高齢者に対しては適切な介護サービスの提供を図ります。

    5 障がい者の自立と社会参加の支援

    ○障がいのある人が、その状態に合わせて必要な福祉サービスを利用しながら、地

    域社会の一員として自立した生活ができる環境づくりを進め、障がい者の社会参

    加を支援します。

  • 第 2章 健やかにいきいきと暮らせるまち(保健・医療・福祉)

    19

    第 1節 健康づくりと地域医療体制の充実

    施策がめざす将来の姿

    ・すべての市民が、健康維持を意識した生活を送り、健康に暮らしています。

    ・市民は、身近な場所で安心して医療を受けています。

    1.元気に暮らせる健康づくり

    (1)健康づくりの支援

    事業名 特定健康診査事業 担当部課 健康福祉部保険年金課

    対象(誰、何に対して事業を行うのか) 事業概要(どのような事業か)

    40歳から 74歳までの国民健康保険加入者

    メタボリックシンドロームに着目した健康診査(特定

    健診)を行い、対象者の人に保健指導(特定保健指導)

    を実施する。

    目的(何のためにこの事業に取り組むのか)

    生活習慣病予防のための健康診査及び保健指導を実施

    することにより、個々の生活の質の維持及び向上並びに

    医療費の適正化をめざす。

    活動実績 活動指標(事業実施による活動量を数値で表す)

    対象者に特定健診(特定保健指導)の受診券

    (利用券)を送付【がん検診受診券との共同発送】

    未受診者にハガキ・電話勧奨等により受診を

    促し、既受診者には受診の重要性を伝える。

    指標名称 29年度実績値

    30年度 目標値

    31年度 目標値

    32年度 目標値

    特定健診受診率 ※平成 30 年 4 月末時点の暫定値

    39.5%※ 42% 43% 44%

    特定保健指導終了率 ※平成 30 年 4 月末時点の暫定値

    (初回面接の利用率)

    12.4%※

    14% 16% 18%

    事業

    計画

    平成 30 年度 平成 31年度 平成 32年度

    対象者に特定健診(特定保健指導)

    の受診券(利用券)を送付【がん検

    診受診券との共同発送】

    未受診者にハガキ・電話勧奨等によ

    り受診を促し、既受診者には受診の

    重要性を伝える。

    対象者に特定健診(特定保健指導)

    の受診券(利用券)を送付【がん検

    診受診券との共同発送】

    未受診者にハガキ・電話勧奨等によ

    り受診を促し、既受診者には受診の

    重要性を伝える。

    対象者に特定健診(特定保健指導)

    の受診券(利用券)を送付【がん検

    診受診券との共同発送】

    未受診者にハガキ・電話勧奨等によ

    り受診を促し、既受診者には受診の

    重要性を伝える。

  • 第 2章 健やかにいきいきと暮らせるまち(保健・医療・福祉)

    20

    (2)母子保健の充実

    事業名 利用者支援事業(母子保健型) 担当部課 健康福祉部健康推進課

    対象(誰、何に対して事業を行うのか) 事業概要(どのような事業か)

    市民 妊娠期からの切れ目のない、母子保健事業の充実を図

    る。妊娠期からの課題を早期に発見し、母子ともに安

    心、安全に妊娠、出産、子育て期を迎える支援をする

    ため、関係機関につなぐとともに、健診、訪問等の必

    要な母子保健事業をコーディネートし支援を行う。

    目的(何のためにこの事業に取り組むのか)

    一人ひとりの子どもが健やかに成長することができる地域社

    会の実現に寄与するため、子ども及びその保護者等、または妊

    娠している方がその選択に基づき、教育・保育・保健・その他

    の子育て支援を円滑に利用できるよう、必要な支援を行うこと

    を目的とする。

    活動実績 活動指標(事業実施による活動量を数値で表す)

    子育て世代包括支援センター事業の開始

    保健師等による妊婦面接数 419人

    産前産後サポート事業 80人

    指標名称 29年度実績値

    30年度 目標値

    31年度 目標値

    32年度 目標値

    妊婦面接数 419人 420 人 420人 420人

    要支援妊婦支援数 109人 100 人 100人 100人

    事業

    計画

    平成 30 年度 平成 31年度 平成 32年度

    子育て世代包括支援センター事業の

    実施

    保健師による妊婦面接数 420人

    産前産後サポート事業 100人

    産婦健診・産後ケア事業

    子育て世代包括支援センター事業の

    実施

    保健師による妊婦面接数 420人

    産前産後サポート事業 100人

    産婦健診・産後ケア事業

    子育て世代包括支援センター事業の

    実施

    保健師による妊婦面接数 420人

    産前産後サポート事業 100人

    産婦健診・産後ケア事業

    2.安心できる地域医療の充実

    (1)地域医療体制の充実

    事業名 地域の医療体制の健全化 担当部課 健康福祉部健康推進課

    対象(誰、何に対して事業を行うのか) 事業概要(どのような事業か)

    市民 津島地区休日急病診療所による休日診療、在宅当番医

    制による外科及び歯科の休日診療、海部地区急病診療

    所による平日夜間診療を実施する。

    目的(何のためにこの事業に取り組むのか)

    地域の医療体制(休日診療体制等)を維持する。

    活動実績 活動指標(事業実施による活動量を数値で表す)

    津島地区休日急病診療所の指定管理(平成

    30年度~)の更新準備

    広域二次病院群輪番制を平成 29・30 年度は

    津島市が当番市として事務を行う。

    指標名称 29年度実績値

    30年度 目標値

    31年度 目標値

    32年度 目標値

    津島地区休日急病診療所の

    受診者数 2,200人 2,200 人 2,200人 2,200人

    在宅当番医(外科)の受診

    者数 300人 250 人 250人 250人

    在宅当番医(歯科)の受診

    者数 150人 150 人 150人 150人

    事業

    計画

    平成 30 年度 平成 31年度 平成 32年度

    地域の医療体制(休日診療体制等)

    の維持

    広域二次病院群輪番制を平成 29・30

    年度は津島市が当番市として事務を

    行う。

    地域の医療体制(休日診療体制等)

    の維持

    津島地区休日急病診療所の指定管理

    期間(平成 33年度~)の更新準備

    地域の医療体制の維持

  • 第 2章 健やかにいきいきと暮らせるまち(保健・医療・福祉)

    21

    (2)市民病院の充実

    事業名 医療機器整備事業 担当部課 市民病院管理課

    対象(誰、何に対して事業を行うのか) 事業概要(どのような事業か)

    患者・病院職員

    老朽化した医療機器の計画的な更新を行う。 目的(何のためにこの事業に取り組むのか)

    高い医療やサービスを安定して提供するために、診療体

    制・医療機能の充実を図る。

    活動実績 活動指標(事業実施による活動量を数値で表す)

    医療機器購入計画を策定し、基本的には計

    画的に機器を購入した。

    指標名称 29年度実績値

    30年度 目標値

    31年度 目標値

    32年度 目標値

    医療機器購入計画の策定 80% 100% 必要に応

    じ見直し

    必要に応

    じ見直し

    事業

    計画

    平成 30 年度 平成 31年度 平成 32年度

    医療機器購入計画に基づいた計画的

    な機器更新をする。

    医療機器購入計画に基づいた計画的

    な機器更新をする。

    医療機器購入計画に基づいた計画的

    な機器更新をする。

    事業名 医療職員確保事業 担当部課 市民病院管理課

    対象(誰、何に対して事業を行うのか) 事業概要(どのような事業か)

    地域等住民 職場内外での教育の機会を充実し、質の高い医療サー

    ビスを提供できる人材を育成する。

    医療職員の確保のための採用活動等を推進する。

    目的(何のためにこの事業に取り組むのか)

    良質な医療を安定的・継続的に提供できる医療提供体制

    を整備する。

    活動実績 活動指標(事業実施による活動量を数値で表す)

    採用計画の作成、学校訪問、看護修学資金P

    R、就職説明会への参加、新聞広告掲載、イ

    ンターンシップ実施、病院見学実施など

    指標名称 29年度実績値

    30年度 目標値

    31年度 目標値

    32年度 目標値

    採用人数(看護師) 27人 6人 20人 退職見込

    による

    採用人数(医療技術員) 5人 1人 4人 退職見込

    による

    事業

    計画

    平成 30 年度 平成 31年度 平成 32年度

    修学資金PR、就職説明会への参加、

    新聞広告掲載、インターンシップ実

    施、病院見学実施など採用計画の作

    成、学校訪問、看護

    修学資金PR、就職説明会への参加、

    新聞広告掲載、インターンシップ実

    施、病院見学実施など採用計画の作

    成、学校訪問、看護

    修学資金PR、就職説明会への参加、

    新聞広告掲載、インターンシップ実

    施、病院見学実施など採用計画の作

    成、学校訪問、看護

  • 第 2章 健やかにいきいきと暮らせるまち(保健・医療・福祉)

    22

    事業名 医療情報システム整備事業 担当部課 市民病院医事課

    対象(誰、何に対して事業を行うのか) 事業概要(どのような事業か)

    患者 電子カルテシステム及び連携する部門システムと関

    連するネットワーク機器などの継続的な更新と発展

    的な整備を進める。

    目的(何のためにこの事業に取り組むのか)

    診療機能の継続及び発展・充実、医療情報の共有及び利

    活用

    活動実績 活動指標(事業実施による活動量を数値で表す)

    県内各公立病院及び各ベンダとの比較を実

    指標名称 29年度実績値

    30年度 目標値

    31年度 目標値

    32年度 目標値

    事業

    計画

    平成 30 年度 平成 31年度 平成 32年度

    電子カルテシステム及び連携する部

    門システム更新 院内情報システム更新

  • 第 2章 健やかにいきいきと暮らせるまち(保健・医療・福祉)

    23

    第 2節 みんなで支えあう仕組みづくり

    施策がめざす将来の姿

    ・市民や市民活動団体などさまざまな主体による地域福祉活動が活発に行われ、

    誰もが、地域で安心して暮らしています。

    ・各種の社会保障制度が適切に運営され、誰もが安心して生活しています。

    1.地域福祉体制の充実

    (2)支援体制の充実

    事業名 地区社会福祉協議会設立推進事業 担当部課 健康福祉部福祉課

    対象(誰、何に対して事業を行うのか) 事業概要(どのような事業か)

    市民 市民活動を支援し、地区ごとの特色のある活動ができ

    るよう、既存のコミュニティ組織等と連携をとりつつ

    設立の支援を促進する。

    目的(何のためにこの事業に取り組むのか)

    地域福祉推進のため、小学校区ごとに地区社会福祉協議

    会を設立する。

    活動実績 活動指標(事業実施による活動量を数値で表す)

    福祉部会設置済みの小学校区に対し、地区社

    会福祉協議会の趣旨や必要性を説明し、設立

    について理解を得られるよう働きかけた。

    【設立済】

    平成 29年度:神島田小学校区

    指標名称 29年度実績値

    30年度 目標値

    31年度 目標値

    32年度 目標値

    地区社協設置数

    (累計小学校区) 1 4 6 8

    事業

    計画

    平成 30 年度 平成 31年度 平成 32年度

    地区社会福祉協議会の設立推進事業 地区社会福祉協議会の設立推進事業 地区社会福祉協議会の設立推進事業

  • 第 2章 健やかにいきいきと暮らせるまち(保健・医療・福祉)

    24

    事業名 地域包括ケアシステム推進事業 担当部課 健康福祉部福祉課地域包括ケ

    アシステム担当

    対象(誰、何に対して事業を行うのか) 事業概要(どのような事業か)

    市民

    市民(高齢者)が住み慣れた地域で、医療や介護など

    が必要な状態になっても、適切なサービスが利用でき

    るシステム作りを行う

    目的(何のためにこの事業に取り組むのか)

    市民(高齢者)が、住み慣れた地域で、医療や介護など

    が必要な状態になっても適切なサービスを利用するこ

    とにより、自立した日常生活の継続が図られ、社会保障

    費の減少に繋げる。

    活動実績 活動指標(事業実施による活動量を数値で表す)

    ・地域包括ケアビジョンの策定

    ・電子@連絡帳システムの普及と機能強化

    ・在宅医療サポートセンター実施体制の方

    向性の検討

    指標名称 29年度実績値

    30年度 目標値

    31年度 目標値

    32年度 目標値

    地域包括ケアシステム推進協

    議会回数 4回 4回 4回 4回

    プロジェクトチーム回数 7回 7回 10回 -

    電子@連絡帳の利用患者数 80人 102 人 112人 123人

    電子@連絡帳の利用事業所数 143件 146 件 152件 158件

    事業

    計画

    平成 30 年度 平成 31年度 平成 32年度

    ・電子@連絡帳システムの普及と機

    能強化

    ・高齢者を基本に構築した地域包括

    ケアシステムを障がい者や子育て

    世代など他の対象者に拡大するこ

    との検討

    ・高齢者を基本に構築した地域包括

    ケアシステムを障がい者や子育て

    世代など他の対象者に拡大するこ

    との検討

    ・電子@連絡帳システムの普及と機

    能強化

    ・地域包括ケアビジョンに掲げる目

    標を実現するための検討及び施策

    の継続

    ・電子@連絡帳システムの普及と機

    能強化

    2.安定した社会保障の提供

    (1)国民健康保険制度の健全化

    事業名 国民健康保険税賦課収納事業 担当部課 健康福祉部保険年金課

    対象(誰、何に対して事業を行うのか) 事業概要(どのような事業か)

    国保加入者 国民健康保険の財政基盤である保険税の適切な賦課

    及び保険税の納付相談、広報等による啓発を行い、収

    納率向上を図る。

    目的(何のためにこの事業に取り組むのか)

    国保加入者の相互扶助を維持するとともに、国保会計の

    安定化を図る。

    活動実績 活動指標(事業実施による活動量を数値で表す)

    滞納者の分納徴収強化

    口座振替の推進

    国保税賦課徴収規則の改正(口座振替原則化)

    電話催告の実施

    指標名称 29年度実績値

    30年度 目標値

    31年度 目標値

    32年度 目標値

    国保税収納率(現年度分) ※平成 30 年 4 月末時点の暫定値 92.6%※ 92% 92.1% 92.2%

    新規加入世帯の口座振

    替率 35.6% 39% 42% 45%

    事業

    計画

    平成 30 年度 平成 31年度 平成 32年度

    保険証一斉更新時を活用した滞納者

    の分納徴収強化

    口座振替の推進・郵送勧奨(年 1回)

    電話催告の実施

    滞納者の分納徴収強化

    口座振替の推進・郵送勧奨(年 1回)

    電話催告の実施

    保険証一斉更新時を活用した滞納者

    の分納徴収強化

    口座振替の郵送勧奨(年 1回)

    電話催告の実施

  • 第 2章 健やかにいきいきと暮らせるまち(保健・医療・福祉)

    25

    (2)福祉医療の充実

    事業名 子ども医療費支給事業 担当部課 健康福祉部保険年金課

    対象(誰、何に対して事業を行うのか) 事業概要(どのような事業か)

    小学校 1年生から 18歳年度末までの市民の保護者 子どもの福祉の増進を図るため、市単独事業として

    「子ども医療費支給事業」を拡充して行うもの。受給

    者の所得要件を小学校 3 年生まで廃止し、18 歳の年

    度末までの子どもについては、市民税所得割額が、5

    万円以下の世帯を対象に保険診療について入院・通院

    医療費の自己負担分を支給する。

    目的(何のためにこの事業に取り組むのか)

    子育て世帯の経済的負担を軽減する。

    活動実績 活動指標(事業実施による活動量を数値で表す)

    子ども医療費(市単独分)について、保険診

    療の自己負担分を支給した。

    指標名称 29年度実績値

    30年度 目標値

    31年度 目標値

    32年度 目標値

    小学 1年生~小学 3年生

    の受給対象者数 ※平成 30 年 3 月末現在

    1,472人※ 1,406人 1,326人 1,206人

    小学 4年生~高校 3年生

    の受給対象者数 ※平成 30 年 3 月末現在

    299人※ 285人 275人 268人

    事業

    計画

    平成 30 年度 平成 31年度 平成 32年度

    子ども医療費(市単独分)について、

    保険診療の自己負担分を支給する。

    子ども医療費(市単独分)について、

    保険診療の自己負担分を支給する。

    子ども医療費(市単独分)について、

    保険診療の自己負担分を支給する。

    事業名 小児慢性特定疾病医療費支給事業 担当部課 健康福祉部保険年金課

    対象(誰、何に対して事業を行うのか) 事業概要(どのような事業か)

    小児慢性特定医療費医療受給者証を交付された小学校

    4年生以上の児童等の保護者 小児慢性特定疾病は、治療がきわめて困難であり、長

    期的にわたり治療を要し医療費の負担も高額となる

    ことから保護者の経済的負担の軽減および児童等の

    福祉の増進を図るため、市単独事業として、入院・通

    院医療費の自己負担分を支給する。

    目的(何のためにこの事業に取り組むのか)

    小児慢性特定疾病を患う世帯の経済的負担を軽減する。

    活動実績 活動指標(事業実施による活動量を数値で表す)

    小児慢性特定疾病医療費支給事業の実施

    (平成 29年度支給金額)

    小児慢性特定疾病分 723,970 円

    一般診療分 348,310 円

    合計 1,072,280 円

    指標名称 29年度実績値

    30年度 目標値

    31年度 目標値

    32年度 目標値

    受給対象者数 ※平成 30 年 3 月末日現在 22人※ 22人 22人 22人

    事業

    計画

    平成 30 年度 平成 31年度 平成 32年度

    事業の実施・小児慢性特定疾病医療

    費支給

    事業の実施・小児慢性特定疾病医療

    費支給

    事業の実施・小児慢性特定疾病医療

    費支給

  • 第 2章 健やかにいきいきと暮らせるまち(保健・医療・福祉)

    26

    (4)生活困窮者への支援体制の強化

    事業名 生活困窮者自立支援事業 担当部課 健康福祉部福祉課

    対象(誰、何に対して事業を行うのか) 事業概要(どのような事業か)

    生活保護受給者以外の生活困窮者

    生活保護に至る前の段階の自立支援策の強化を図る

    ため、生活困窮者に対し、自立相談支援の実施、住宅

    確保給付金の支援その他の支援を行うもの。

    目的(何のためにこの事業に取り組むのか)

    生活困窮者が困窮状態から早期に脱却することを支援

    するため、本人の状態に応じた包括的かつ継続的な相談

    支援を実施することにより、生活困窮者の自立を促進す

    るもの。

    活動実績 活動指標(事業実施による活動量を数値で表す)

    ハローワーク等への同行など就職支援を行

    い、就職につなげた。関係部署はもとより、

    市内外の関係機関などと連携した支援を行

    った。

    指標名称 29年度実績値

    30年度 目標値

    31年度 目標値

    32年度 目標値

    自立相談支援等件数 142件 150 件 150件 150件

    事業

    計画

    平成 30 年度 平成 31年度 平成 32年度

    自立相談支援事業、住宅確保給付金

    支援事業等

    自立相談支援事業、住宅確保給付金

    支援事業等

    自立相談支援事業、住宅確保給付金

    支援事業等

  • 第 2章 健やかにいきいきと暮らせるまち(保健・医療・福祉)

    27

    第 3節 安心して子育てできる環境づくり

    施策がめざす将来の姿

    ・安心して子どもを産むことができ、社会全体で子育てを支援し、子どもが健やか

    に育っています。

    1.安心して子育てできる環境づくり

    (2)地域の子育て支援体制の充実

    事業名 地域子育て支援拠点事業 担当部課 健康福祉部子育て支援課

    対象(誰、何に対して事業を行うのか) 事業概要(どのような事業か)

    妊婦、就学前の児童・小学生及び保護者

    妊娠期から子育て期まで切れ目のない相談支援としてワン

    ストップ拠点を設置(子育て世代包括支援センター)、子育

    て支援情報の配信(子育てアプリ)、子育て家庭に対する相

    談指導、サークル支援、各種子育て支援の情報提供(子育て

    支援センター)

    目的(何のためにこの事業に取り組むのか)

    少子化や核家族化の進行、地域社会の変化など、子どもや子育

    てをめぐる環境が大きく変化する中で、家庭や地域における子

    育て機能の低下や子育て中の親の孤独感や不安感の増大等に

    対応するため、子育ての不安感等を緩和し、子どもの健やかな

    育ちを支援することを目的とする。

    活動実績 活動指標(事業実施による活動量を数値で表す)

    東地区子育て支援センター日曜日開所、昼休み時

    間開所(東・西)、遊び場提供、子育て相談、サ

    ークル支援、子育てガイドブックの発行、各種講

    座の実施、子育て世代包括支援センター事業開始、

    西地区子育て支援センター土日開所、子育てアプ

    リ配信開始、子育て支援センターの委託化検討

    指標名称 29年度実績値

    30年度 目標値

    31年度 目標値

    32年度 目標値

    子育て世代包括支援センター

    相談者数 180人 500 人 600人 700人

    子育てアプリ登録者数 730人 800 人 1,200人 1,600人

    子育て支援センター利用者数 21,631人 22,000 人 22,500人 23,000人

    事業

    計画

    平成 30 年度 平成 31年度 平成 32年度

    子育て支援センターの委託化準備、

    子育てアプリ配信、支援センターで

    の遊び場提供、子育て相談、サーク

    ル支援、子育てガイドブックの発行、

    各種講座の実施

    子育て支援センター民間委託実施、

    子育てアプリ配信、支援センターで

    の遊び場提供、子育て相談、サーク

    ル支援、子育てガイドブックの発行、

    各種講座の実施

    子育て支援センターの業務内容の充

    実、子育てアプリ配信、支援センタ

    ーでの遊び場提供、子育て相談、サ

    ークル支援、子育てガイドブックの

    発行、各種講座の実施

  • 第 2章 健やかにいきいきと暮らせるまち(保健・医療・福祉)

    28

    事業名 ファミリー・サポート・センター事業 担当部課 健康福祉部子育て支援課

    対象(誰、何に対して事業を行うのか) 事業概要(どのような事業か)

    0歳~小学校 6年生までの子どもの保護者、妊娠 8か月

    ~産後 2か月(多胎児は 12か月)までの方 ファミリー・サポート・センター事業における会員相

    互による子育て援助活動 目的(何のためにこの事業に取り組むのか)

    地域ぐるみでの子育て支援や、仕事と育児を両立できる

    環境を目指す。

    活動実績 活動指標(事業実施による活動量を数値で表す)

    未就園児の預かり、園児の登降園、小学校の

    登下校、習い事、産前産後の家事、病児・病

    後児の預かり等に係る援助

    指標名称 29年度実績値

    30年度 目標値

    31年度 目標値

    32年度 目標値

    延べ利用者数 1,053人 1,350人 1,500人 1,650人

    事業

    計画

    平成 30 年度 平成 31年度 平成 32年度

    未就園児の預かり、園児の登降園、

    小学校の登下校、習い事、産前産後

    の家事、病児・病後児の預かり等に

    係る援助

    未就園児の預かり、園児の登降園、

    小学校の登下校、習い事、産前産後

    の家事、病児・病後児の預かり等に

    係る援助

    未就園児の預かり、園児の登降園、

    小学校の登下校、習い事、産前産後

    の家事、病児・病後児の預かり等に

    係る援助

    (3)子どもが健やかに育つ環境づくり

    事業名 子育て応援券事業 担当部課 健康福祉部子育て支援課

    対象(誰、何に対して事業を行うのか) 事業概要(どのような事業か)

    保護者 子育て支援サービスの活用に利用できる 0歳から 2歳

    まで(第 1子及び第 2子は 20,000円、第 3子は 40,000

    円)子育て応援券を発行する。

    目的(何のためにこの事業に取り組むのか)

    子育てをする保護者の心理的・身体的・経済的負担の軽

    減を図る。

    活動実績 活動指標(事業実施による活動量を数値で表す)

    事業者募集、応援券の交付、サービス内容の

    周知、サービス対象事業者の把握

    指標名称 29年度実績値

    30年度 目標値

    31年度 目標値

    32年度 目標値

    応援券利用枚数 13,613枚 15,850 枚 15,850枚 15,850枚

    事業

    計画

    平成 30 年度 平成 31年度 平成 32年度

    事業者募集、応援券の交付、サービ

    ス内容の周知、アンケートの実施、

    未登録事業者への周知

    事業者募集、応援券の交付、サービ

    ス内容の周知、アンケートの実施、

    未登録事業者への周知

    事業者募集、応援券の交付、サービ

    ス内容の周知、アンケートの実施、

    未登録事業者への周知

  • 第 2章 健やかにいきいきと暮らせるまち(保健・医療・福祉)

    29

    事業名 放課後児童健全育成事業 担当部課 健康福祉部子育て支援課

    対象(誰、何に対して事業を行うのか) 事業概要(どのような事業か)

    小学生、保護者 昼間保護者が仕事等で家にいない小学生の放課後の

    居場所つくりとして、放課後児童クラブの運営を行

    う。

    目的(何のためにこの事業に取り組むのか)

    放課後の子どもの居場所を確保して、児童の健全な育成

    を図る。

    活動実績 活動指標(事業実施による活動量を数値で表す)

    市内 8 カ所での放課後児童健全育成事業の

    実施方法の見直し

    耐震性のないこどもの家の移設に向けた調

    西こどもの家の建設

    指標名称 29年度実績値

    30年度 目標値

    31年度 目標値

    32年度 目標値

    放課後児童クラブ利用者 354人 400 人 400人 400人

    事業

    計画

    平成 30 年度 平成 31年度 平成 32年度

    耐震性のないこどもの家の移設に向

    けた調整

    北こどもの家の建設

    市内 8カ所での放課後児童健全育成

    事業の実施

    支援単位の見直しの検討

    市内 8か所での放課後児童健全育成

    事業の実施

    市内 8カ所での放課後児童健全育成

    事業の適正規模での実施

    事業名 子どもの居場所づくり事業 担当部課 健康福祉部子育て支援課

    対象(誰、何に対して事業を行うのか) 事業概要(どのような事業か)

    小学生、保護者 小学校の長期休暇期間中、昼間保護者が仕事等で家に

    いない、学童を利用していない小学生の居場所づくり

    として、中央児童館等で子どもの預かりを行う。

    目的(何のためにこの事業に取り組むのか)

    小学校の長期休暇中の子どもの安心安全な居場所を確

    保することにより、学習や自由あそびの場を提供する。

    活動実績 活動指標(事業実施による活動量を数値で表す)

    中央児童館及び 2小学校

    指標名称 29年度実績値

    30年度 目標値

    31年度 目標値

    32年度 目標値

    夏休み子どもの居場所づく

    り事業利用者 121人 120 人 120人 120人

    春休み子どもの居場所づく

    り事業利用者 106人 120 人 120人 120人

    事業

    計画

    平成 30 年度 平成 31年度 平成 32年度

    夏休み子どもの居場所づくり事業の

    実施

    春休み子どもの居場所づくり事業の

    実施

    夏休み子どもの居場所づくり事業の

    実施

    春休み子どもの居場所づくり事業の

    実施

    夏休み子どもの居場所づくり事業の

    実施

    春休み子どもの居場所づくり事業の

    実施

  • 第 2章 健やかにいきいきと暮らせるまち(保健・医療・福祉)

    30

    第 4節 地域で暮らす高齢者への支援

    施策がめざす将来の姿

    ・保健・医療・福祉の連携により、高齢者が住み慣れた地域で、健康で快適な生活

    を送っています。

    ・高齢者がさまざまな世代と交流し、生きがいを持って楽しくいきいきと暮らして

    います。

    1.高齢者の生活支援

    (1)介護保険制度の適正な運営

    事業名 高齢者福祉計画・介護保険事業計画策定事

    業 担当部課 健康福祉部高齢介護課

    対象(誰、何に対して事業を行うのか) 事業概要(どのような事業か)

    40歳以上の介護保険被保険者 高齢者福祉計画・介護保険事業計画は 3年ごとに策定

    することになっており、平成 28 年度は第 7 期事業計

    画策定に向けた実態調査を実施。平成 29 年度中に計

    画策定を行う。

    目的(何のためにこの事業に取り組むのか)

    市が推進する高齢者福祉施策の基本的な方向を定め、そ

    の実現に向けて総合的な取り組み方針を明らかにする

    ことを目的とする。

    活動実績 活動指標(事業実施による活動量を数値で表す)

    第 7期事業計画の策定

    指標名称 29年度実

    績値 30年度 目標値

    31年度 目標値

    32年度 目標値

    計画の進捗率 100%

    (策定) 10% 40%

    100%

    (策定)

    事業

    計画

    平成 30 年度 平成 31年度 平成 32年度

    第 7 期事業計画の周知及び第 8 期計

    画へ向けて準備を行う

    第 7 期事業計画の進捗状況の把握及

    び第 8 期計画に向けた実態調査の実

    第 7 期事業計画の評価・分析を踏ま

    え、第 8期計画を策定

  • 第 2章 健やかにいきいきと暮らせるまち(保健・医療・福祉)

    31

    (3)介護予防の充実

    事業名 介護予防・日常生活支援総合事業 担当部課 健康福祉部高齢介護課

    対象(誰、何に対して事業を行うのか) 事業概要(どのような事業か)

    市民 介護が必要とならないよう運動器の機能向上や認知

    症の予防などの事業を実施。平成 29 年 4 月から始ま

    った介護予防・日常生活支援総合事業を推進する。

    目的(何のためにこの事業に取り組むのか)

    高齢者ができる限り地域で自立した生活を送れるよう

    支援を行う。

    活動実績 活動指標(事業実施による活動量を数値で表す)

    要支援・要介護状態になる前の段階から、一

    貫した介護予防事業を実施。高齢者が自立し

    た生活を送れるよう支援を行った。

    指標名称 29年度実績値

    30年度 目標値

    31年度 目標値

    32年度 目標値

    通所A 給付件数 1,548件 2,462件 3,035件 3,741件

    通所B 参加人数 6,983人 7,200人 7,400人 7,600人

    通所C 参加人数 82人 80人 80人 80人

    訪問A 給付件数 571件 450 件 490件 534件

    訪問B 利用件数 1,087件 2,124件 2,183件 2,234件

    事業

    計画

    平成 30 年度 平成 31年度 平成 32年度

    通所介護や訪問介護などのサービス

    を提供することで、高齢者の自立支

    援を図る。

    通所介護や訪問介護などのサービス

    を提供することで、高齢者の自立支

    援を図る。

    通所介護や訪問介護などのサービス

    を提供することで、高齢者の自立支

    援を図る。

    (4)高齢者福祉サービスの充実

    事業名 在宅医療・介護連携推進事業 担当部課 健康福祉部高齢介護課

    対象(誰、何に対して事業を行うのか) 事業概要(どのような事業か)

    市民

    「地域の医療・介護の資源の把握」「在宅医療・介護

    連携の課題の抽出と対応策の検討」など 8項目の事業

    を整備する。

    目的(何のためにこの事業に取り組むのか)

    医療と介護の両方を必要とする状態の高齢者が住み慣

    れた地域で自分らしい生活を続けることができるよう

    支援を行う。

    活動実績 活動指標(事業実施による活動量を数値で表す)

    平成 27年度より市で事業を実施してきたと

    ころであるが、平成 30年度からの海部医療

    圏での広域実施に向けて準備を進め、平成

    30年 4月から広域実施をすることとなった。

    指標名称 29年度実績値

    30年度 目標値

    31年度 目標値

    32年度 目標値

    広域連携を踏まえた

    事業の実施

    広域実

    施準備 80% 90% 100%

    事業

    計画

    平成 30 年度 平成 31年度 平成 32年度

    在宅医療・介護連携推進事業の実施 在宅医療・介護連携推進事業の実施 在宅医療・介護連携推進事業の実施

  • 第 2章 健やかにいきいきと暮らせるまち(保健・医療・福祉)

    32

    事業名 緊急通報システム事業 担当部課 健康福祉部高齢介護課

    対象(誰、何に対して事業を行うのか) 事業概要(どのような事業か)

    ひとり暮らし高齢者等 高齢者の自宅に緊急信号を発信する機器を設置。急病

    等の緊急事態が発生した場合、発信機を押すことで緊

    急通報センターが対応し、関係者へ通報する。

    目的(何のためにこの事業に取り組むのか)

    ひとり暮らし高齢者等の安心、安全を確保する。

    活動実績 活動指標(事業実施による活動量を数値で表す)

    ひとり暮らし高齢者宅に緊急通報システム

    を設置。急病などの緊急事態の対応に備え

    た。

    指標名称 29年度実績値

    30年度 目標値

    31年度 目標値

    32年度 目標値

    登録者数 267人 268人 269人 270人

    事業

    計画

    平成 30 年度 平成 31年度 平成 32年度

    システムの普及を図る。また、緊急

    通報システムを含めた見守りシステ

    ムについて、調査・研究を行う。

    システムの普及を図る。また、緊急

    通報システムを含めた見守りシステ

    ムについて、調査・研究を行う。

    システムの普及を図る。また、緊急

    通報システムを含めた見守りシステ

    ムについて、調査・研究を行う。

  • 第 2章 健やかにいきいきと暮らせるまち(保健・医療・福祉)

    33

    第 5 節 障がい者の自立と社会参加の支援

    施策がめざす将来の姿

    ・障がい者が必要な支援を受けながら、地域の中で自立し、安心して生活していま

    す。

    ・障がい者が自由に移動して積極的に社会参加し、地域で自立した生活を送ってい

    ます。

    2.障がい者の自立と社会参加の支援

    (1)社会参加の促進

    事業名 障がい者支援事業 担当部課 健康福祉部福祉課

    対象(誰�