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1 司祭 我等の神は恒に崇め讃 めらる、今も何時も世々に、 (詠)ア ミ ン 【大連祷】 輔祭 我等安和にして主に祈らん、 (詠)主めよ 輔祭 上より降る安和と我等の 霊 たましい の救のために主に祈らん (詠)主燐めよ 輔祭 福たる記憶に於いて此の世を逝ぎ去りし者の罪の赦しのために主に祈 らん、 (詠)主憐めよ 輔祭 又寝 ねむ りし神の僕() 「某」の 霊 たましい の安息のため、及び彼()に凡 およ そ自由 と自由ならざる罪の赦されんがために主に祈らん、 (詠)主憐めよ 輔祭 主・神が彼()の霊 たましい を諸義人の安息する処に納れ賜わんことを祈る、 (詠)主憐めよ 輔祭 ()が定罪せられずして光栄なる主のおそるべき台前に立つがため に主に祈らん、 (詠)主燐めよ 輔祭 泣き悲しみてハリストスより慰めを受くるを望む者のために主に祈ら (詠)主憐めよ 輔祭 ()たましい が凡 およ その病と歎きより釈かれて神の 顔 かんばせ の光り輝く処に 置かるるがために主に祈らん、 (詠)主憐めよ 輔祭 我等の主・神が彼()の霊 たましい を光明 ひかる 処、茂き草場、平安の処、諸義人の いま す処に安息せしむるがために主に祈らん、 (詠)主憐めよ 輔祭 ()がアウラアム、イサアク、イヤコフの懐に数え置かるるがために 主に祈らん、 (詠)主憐めよ 輔祭 ()に神の憐れみと、天国と、諸罪の赦しとを賜わんことを求めて、 我等己の身及び互に各々の身を以ってハリストス神に委託せん (詠)主爾に 司祭 蓋ハリストス我等の神よ、爾は寝 ねむ し爾の僕()「某」の復活と生命 いのち 安息なり、我等光栄を爾と爾の無原 むげん の父と、至聖・至善にして生命 いのち 施す爾の神 しん とに献ず、今も何時も世々に、 (詠)アミン パニヒダは埋葬式の前晩祷(通夜)、四十日祭、一年祭など、死者の記憶の祈りの時に行います。四十日祭以降には糖飯 (コリバ、甘く味付けしたご飯に干しぶどうなどで十字架を飾る)を用意します。

【大連祷】 - orthodox-jp.comfuneral.pdf · 1 司祭 我等の神は恒に崇め讃 ほ めらる、今も何時も世々に、 (詠)アミン 【大連祷】 輔祭 我等安和にして主に祈らん

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  • 1

    司祭 我等の神は恒に崇め讃ほ

    めらる、今も何時も世々に、 (詠)ア ミ ン 【大連祷】 輔祭 我等安和にして主に祈らん、 (詠)主燐めよ

    輔祭 上より降る安和と我等の 霊たましい

    の救のために主に祈らん

    (詠)主燐めよ 輔祭 福たる記憶に於いて此の世を逝ぎ去りし者の罪の赦しのために主に祈 らん、 (詠)主憐めよ

    輔祭 又寝ねむ

    りし神の僕(婢)「某」の 霊たましい

    の安息のため、及び彼(等)に凡およ

    そ自由

    と自由ならざる罪の赦されんがために主に祈らん、 (詠)主憐めよ

    輔祭 主・神が彼(等)の 霊たましい

    を諸義人の安息する処に納れ賜わんことを祈る、

    (詠)主憐めよ 輔祭 彼(等)が定罪せられずして光栄なる主のおそるべき台前に立つがため

    に主に祈らん、 (詠)主燐めよ 輔祭 泣き悲しみてハリストスより慰めを受くるを望む者のために主に祈ら ん (詠)主憐めよ

    輔祭 彼(等)の 霊たましい

    が凡およ

    その病と歎きより釈かれて神の 顔かんばせ

    の光り輝く処に

    置かるるがために主に祈らん、 (詠)主憐めよ

    輔祭 我等の主・神が彼(等)の 霊たましい

    を光明ひ か る

    処、茂き草場、平安の処、諸義人の

    在いま

    す処に安息せしむるがために主に祈らん、 (詠)主憐めよ 輔祭 彼(等)がアウラアム、イサアク、イヤコフの懐に数え置かるるがために 主に祈らん、 (詠)主憐めよ 輔祭 彼(等)に神の憐れみと、天国と、諸罪の赦しとを賜わんことを求めて、

    我等己の身及び互に各々の身を以ってハリストス神に委託せん

    (詠)主爾に

    司祭 蓋ハリストス我等の神よ、爾は寝ねむ

    し爾の僕(婢)「某」の復活と生命い の ち

    安息なり、我等光栄を爾と爾の無原むげん

    の父と、至聖・至善にして生命い の ち

    施す爾の神しん

    とに献ず、今も何時も世々に、 (詠)アミン

    パニヒダは埋葬式の前晩祷(通夜)、四十日祭、一年祭など、死者の記憶の祈りの時に行います。四十日祭以降には糖飯

    (コリバ、甘く味付けしたご飯に干しぶどうなどで十字架を飾る)を用意します。

  • 2

    【トロパリ】(参照楽譜下)

    深き智慧ち え

    と仁慈とをもってあらゆるものを司り、ことごとくの者に利益なることを賜う唯一の造物主や、

    爾が僕(婢)の 霊たましい

    を安んぜしめ給え、彼(等)は爾造成主我が神に恃たの

    みをおわしめ給え、

    光栄は父と子と聖神せいしん

    に帰す

    信者の救いなる嫁がざる生神女よ、我等爾を盾と港及び爾の生みし神に喜ばるる転達として保てり、

    主や、爾は崇め讃ほ

    めらる、爾の誡いまし

    めを我に教え給え

    聖人の群れは生命い の ち

    のいずみと天堂の門を得たり、願くは我等も痛つう

    悔かい

    を以て道を得ん、我は滅びし羊なり、救

    世主や我を呼びかえして救い給え、

    主や、爾は崇め讃ほ

    めらる、爾の誡いまし

    めを我に教え給え

    神の 羔こひつじ

    を伝え、おのれも 羔こひつじ

    の如く屠ほふ

    られて、老いざる永久の生命い の ち

    に移りし聖なる致命者や、我等に債おい

    の赦ゆる

    しを給わんことを、切に祈り給え、

    光栄は父と子と聖神せいしん

    に帰す

    一つの神性の三つの光を謹み歌うて呼ぶ、無原む げ ん

    の父と同無原む げ ん

    の子と聖神せいしん

    や、爾は聖なり、我等信を以て爾に

    つとむる者を照らし、永遠の火より出し給え、

    今も何時も世々にアミン、

    衆人もろびと

    の救いの為に、身にて神を生みし浄きよ

    き者や、喜べよ、人の輩やから

    は爾によって救いを得たり、浄きよ

    くして讃美

    たる生神女しょうしんじょ

    や、願くは我等も爾によって天堂を得ん、

    アリルイヤ、アリルイヤ、アリルイヤ、神や光栄は爾に帰す(3回)

    【アリルイヤ】 輔祭 アリルイヤ、アリルィヤ、アリルイヤ、主や爾が選び近付けし者は幸いなり。 (詠) アリルイヤ(3回) 輔祭 彼(等)を記憶して世々に在らん。 (詠) アリルイヤ(3回)

    輔祭 彼(等)の 霊たましい

    は福楽に居らん

    (詠) アリルイヤ(3回)

  • 3

  • 4

  • 5

    【小連祷】 輔祭 我等復又安和にして主に祈らん、 (詠)主憐めよ

    輔祭 又眠りし神の僕(婢)「某」の 霊たましい

    の安息のため、及び彼(等)に凡およ

    そ自由と自

    由ならざる罪の赦されんがために祈る。 (詠)主憐めよ

    輔祭 主・神が彼(等)の 霊たましい

    を諸義人の安息する処に納れ給わんことを祈る、

    (詠)主憐めよ 輔祭 彼(等)に神の憐みと天国と諸罪の赦しとを賜わんことをハリストス我が死

    せざるの王及び神に願う、 (詠)主賜えよ 輔祭 主に祈らん、 (詠)主憐めよ

    司祭 蓋ハリストス我等の神よ、爾は眠りし爾の僕(婢)「某」の復活と生命い の ち

    と安

    息なり我等光栄を爾と爾の無原むげん

    の父と至聖至善にして生命い の ち

    を施す爾の神とに献ず、

    今も何時も世々に、 (詠)「アミン」

  • 6

    【カノン 第3歌頌】

    (附唱)主や寝ねむ

    りし爾の僕(婢)の 霊たましい

    を安んぜしめ給え(2回)

    光栄は父と子と聖神せいしん

    に帰す、今も何時も世々に「アミン」

    主、天の芎蒼おおぞら

    の至上なる造成者、教会の建立者、希望のかぎり、信者の固め、ひとり人を

    愛する者や、我等を爾の愛に固め給え、

    【第6歌頌】

    (附唱)主や寝ねむ

    りし爾の僕(婢)の 霊たましい

    を安んぜしめ給え

    光栄は父と子と聖神せいしん

    に帰す、今も何時も世々に「アミン」

    我祈りを主の前に灌そそ

    ぎ、我が憂いを彼に告げん、蓋し我が 霊たましい

    は悪に満ち、我が生命い の ち

    地獄に近

    づけばなり、我イオナの如く祈る、神や我を淪滅ほ ろ び

    より引き上げ給え。

  • 7

    【小連祷】 輔祭 我等復又安和にして主に祈らん、 (詠)主憐めよ

    輔祭 又眠りし神の僕(婢)「某」の 霊たましい

    の安息のため、及び彼(等)に凡およ

    そ自由と自

    由ならざる罪の赦されんがために祈る。 (詠)主憐めよ

    輔祭 主・神が彼(等)の 霊たましい

    を諸義人の安息する処に納れ給わんことを祈る、

    (詠)主憐めよ 輔祭 彼(等)に神の憐みと天国と諸罪の赦しとを賜わんことをハリストス我が死

    せざるの王及び神に願う、 (詠)主賜えよ 輔祭 主に祈らん、 (詠)主憐めよ

    司祭 蓋ハリストス我等の神よ、爾は眠りし爾の僕(婢)「某」の復活と生命い の ち

    と安

    息なり我等光栄を爾と爾の無原むげん

    の父と至聖至善にして生命い の ち

    を施す爾の神と

    に献ず、今も何時も世々に、 (詠)「アミン」

    【コンダク】

    ハリストスや、爾が僕(婢)の 霊たましい

    を諸聖人と偕に、病も悲しみも嘆きもなく、終わりなき

    生命い の ち

    あるところに安んぜしめ給え、

    【イコス】

    ただ墓の上の嘆きに歌いて言うべし、アリルイヤ、アリルイヤ、アリルイヤ

  • 8

    【第8歌頌附唱】

    主や寝ねむ

    りし爾の僕(婢)の 霊たましい

    を安んぜしめ給え

    父と子と聖神せいしん

    の一なる神を讃め揚げん、今も何時も世々に「アミン」

  • 9

    輔祭 生神女、光の母を讃ほ

    め歌を以て讃ほ

    め揚げん、 【第9歌頌】

    主や、諸神使と義人らの 霊たましい

    は爾を讃ほ

    め揚げん、天は懼れ地の極はて

    は驚けり、神は身にて人に

    現れ、爾の腹は天より広き者となりたればなり、故に神使と人々の群れは爾生神女を崇め讃ほ

    む。

    【聖三・至聖・天主】

    誦経 聖なる神、聖なる勇毅、聖なる常生の者や、我等を燐めよ。(3回)

    光栄は父と子と聖 神せいしん

    に帰す、今も何時も世々にアミン。

    至聖三者や我等を憐めよ、主よ我等の罪を潔くせよ、主宰よ我等のあやまちを赦せ、聖なる

    者や臨みて我等の病いを癒いや

    し賜え、ことごとく爾の名による。 主憐めよ(三回)

    光栄は父と子と聖 神せいしん

    に帰す、今も何時も世々にアミン。

    天に在す我等の父よ、願くは爾の名は聖とせられ、爾の国は来り、爾の旨は天に行なわるる

    が如く地にも行なわれん、我が日用の糧を今日こんにち

    我等に与え賜え。我等に債おいめ

    ある者を我等免ゆる

    すが如く我等の債おいめ

    を免ゆる

    し賜え。我等を誘惑に導かず、なお我等を凶悪より救い賜え。

    司祭 蓋国と権能と光栄は爾父と子と聖 神せいしん

    に帰す、今も何時も世々に、

    (詠) アミン。

  • 10

    【トロパリ】

    人を愛する救世主や、死せし義人の 霊たましい

    とともに爾が僕(婢)の 霊たましい

    を安んぜしめて、彼(等)

    を爾の福楽の生命い の ち

    に守り給へ。主や爾が諸聖人の安息する 處ところ

    に、爾が僕(婢)の 霊たましい

    を安んぜ

    しめ給へ、爾ひとり人を愛する主なればなり。

    光栄は父と子と聖神せいしん

    に帰す

    爾は地獄に降りて縛られし者のくさりを解きたる神なり、自ら爾の僕(婢)の 霊たましい

    を安んぜし

    め給へ。

    今も何時も世世に「アミン」、

    ひとり潔く玷

    きず

    なき童貞女種なくして神を生みし者や、彼(等)の 霊

    たましい

    の救われんことを祈

    り給え。

    ======= Aリティヤはここから =======

  • 11

    輔祭 又寝ねむ

    りし神の僕(婢)「某」の 霊たましい

    の安息のため、及び彼(等)に凡およ

    自由と自由ならざる罪の赦されんがために祈る、 (詠)主憐めよ(3回)

    輔祭 主・神が彼(等)の 霊たましい

    を諸義人の安息する処に納い

    れ給わんことを祈

    る、 (詠)主憐めよ(3回) 輔祭 彼(等)に神の憐みと天国と諸罪の赦しとを賜わんことをハリスト

    ス我が死せざるの王及び神に願う、 (詠)主賜えよ 輔祭 主に祈らん。 (詠)主憐めよ

    【重連祷】 輔祭 神よ爾の大いなる憐みによりて我等を憐めよ、爾に祈る、聞き入れて憐めよ、 (詠)主憐めよ(3回)

  • 12

    司祭 諸々の霊神れいしん

    と諸々の肉体との神、死を亡ぼし悪魔をむなしうし、爾の世界に生命い の ち

    を賜

    いし主よ、爾みずから寝ねむ

    りし爾の僕(婢)「某」の 霊たましい

    を光る処、茂き草場、平安の処、病いと

    悲しみと歎きとの遠ざかる処に安息せしめ、善にして人を愛する神なるによりて彼(等)が、或いは言葉、或いは行ない、或いは思いにて犯せしことごとくの罪を赦し給え。蓋人ひとりも生

    きて罪を行なわざる者なし。ただ爾は罪なし、爾の義は永遠の義、爾の言ことば

    は真実なり。蓋ハリ

    ストス我等の神よ、爾は寝ねむ

    りし爾の僕(婢)「某」の復活と生命い の ち

    と安息なり、我等光栄を爾と爾

    の無原むげん

    の父と至聖至善にして生命い の ち

    を施す爾の神しん

    とに献ず、今も何時世世に、

    (詠)アミン

    輔祭 睿智 司祭 至聖なる生神女や、我等を救い給え。

    ヘルビムより尊く、セラフィムに並びなく栄え、貞潔み さ お

    を破らずして神言ことば

    を生み

    し、実の生神女たる爾を崇め讃む。

    司祭 ハリストス神、我等の恃みや、光栄は爾に帰す、光栄は爾に帰す、

    光栄は父と子と聖神せいしん

    に帰す、今も何時も世々に「アミン」、主憐れめよ(3回)、

    福を降せ 司祭 死より復活し、生ける者と死せし者とを全能の手に保ち給うハリストス我等の真の神

    は、其の至浄なる母、光栄にして讃美たる聖使徒、克肖捧神なる吾が諸神父、及び諸聖

    人の祈祷に因りて、我等に別れし其の僕(婢)「某」の霊を諸義人の住いに入れ、アウ

    ラアムの懐に安んぜしめ、諸義人の列に加え、及び我等を憐れみ給わん、善にして人を

    愛する主なればなり、 (詠)アミン

    [永遠の記憶]

    輔祭 主よ、爾の寝ねむ

    りし僕(婢)「某」に、その 福さいわい

    なる眠りにおける永遠の安息を与え、彼(等)に永遠の記憶をなしたまえ。

    (詠) 永遠の記憶(3回)

  • 13

    輔祭 君や祝讃せよ。 司祭 我等の神は恒に崇め讃められる、今も何時も世々に。 (詠) アミン、道に玷

    きず

    なくして主の法律を行う者は福なり、アリルイヤ

    彼の啓示を守り、心を盡つ

    くして彼を尋ぬる者は 福

    さいわい

    なり、アリルイヤ

    光栄は父と子と聖神に帰す、今も何時も世々にアミン、アリルイヤ

  • 14

    【小連祷】 輔祭 我等復又安和にして主に祈らん、 (詠) 主憐めよ 輔祭 又眠りし神の僕(婢)「某」の 霊

    たましい

    の安息のため、及び彼に凡およ

    そ自由と自由ならざる罪の赦されん

    がために祈る、 (詠) 主憐めよ 輔祭 主・神が彼の 霊

    たましい

    を諸義人の安息する処に納れ給わんことを祈る、 (詠) 主憐めよ 輔祭 彼に神の憐みと、天国と、諸罪の赦しとを賜わんことをハリストス我が死せざるの王及び神に

    願う、 (詠) 主賜えよ 輔祭 主に祈らん、 (詠) 主憐めよ 司祭 蓋ハリストス我等の神よ、爾は眠りし爾の僕(婢)「某」の復活と生命

    い の ち

    と安息なり、我等光栄を爾

    と爾の無原の父と至聖至善にして生命い の ち

    を施す爾の神とに献ず、今も何時も世々に (詠) 「アミン」

    【トロパリ】

    (詠) 主や、爾は崇め讃ほ

    めらる、爾の誡めを我に教え給え

    神の 羔

    こひつじ

    を伝え、おのれも 羔

    こひつじ

    の如く屠

    ほふ

    られて、老いざる永久の生命いのち

    に移りし聖なる致命者や、我等に債

    おい

    めの赦

    ゆる

    しを給

    わんことを、切に祈り給え、

    光栄は父と子と聖神に帰す

    一つの神性の三つの光を謹み歌うて呼ぶ、無原

    むげん

    の父と同無原

    むげん

    の子と聖 神

    せいしん

    や、爾は聖なり、我等信を以て爾につとむる者を

    照らし、永遠の火より出し給え、

    今も何時も世々に「アミン」、

    諸人の救いの為に、身にて神を生みし浄き者や、喜べよ、人の輩は爾によって救いを得たり、浄くして讃ほ

    美たる生神女や、

    願くは我等も爾によって天堂を得ん、

    アリルイヤ、アリルイヤ、アリルイヤ、神や光栄は爾に帰す(3回)

  • 15

  • 16

  • 17

    【小連祷】

    輔祭 我等復又安和にして主に祈らん、 (詠)主憐めよ

    輔祭 又眠りし神の僕(婢)「某」の 霊たましい

    の安息のため、及び彼(等)に凡そ自由と自由ならざる罪の赦さ

    れんがために祈る。 (詠)主憐めよ

    輔祭 主・神が彼(等)の 霊たましい

    を諸義人の安息する処に納れ給わんことを祈る、 (詠)主憐めよ 輔祭 彼に神の憐みと天国と諸罪の赦しとを賜わんことをハリストス我が死せざるの王及び神に願う、

    (詠)主賜えよ 輔祭 主に祈らん、 (詠)主憐めよ

    司祭 蓋ハリストス我等の神よ、爾は眠りし爾の僕(婢)「某」の復活と生命い の ち

    と安息なり我等光栄を爾と

    爾の無原むげん

    の父と至聖至善にして生命い の ち

    を施す爾の神とに献ず、今も何時も世々に、

    (詠) 「アミン」

    【イルモス第6歌頌】 (詠) 誘いの暴風

    あらし

    にて浪の立ち揚がる世の海を観て、爾の穏やかなる港に着きて呼ぶ、憐れみ深き主や、我が生命いのち

    を亡びより救い給え。

  • 18

    【小連祷】

    輔祭 我等復又安和にして主に祈らん、 (詠)主憐めよ

    輔祭 又眠りし神の僕(婢)「某」の 霊たましい

    の安息のため、及び彼に凡そ自由と自由ならざる罪の赦され

    んがために祈る。 (詠)主憐めよ

    輔祭 主・神が彼の 霊たましい

    を諸義人の安息する処に納れ給わんことを祈る、 (詠)主憐めよ 輔祭 彼に神の憐みと天国と諸罪の赦しとを賜わんことをハリストス我が死せざるの王及び神に願う、

    (詠)主賜えよ 輔祭 主に祈らん、 (詠)主憐めよ

    司祭 蓋ハリストス我等の神よ、爾は眠りし爾の僕(婢)「某」の復活と生命い の ち

    と安息なり我等光栄を爾と

    爾の無原むげん

    の父と至聖至善にして生命い の ち

    を施す爾の神しん

    とに献ず、今も何時も世々に

    (詠)「アミン」

    【コンダク】 (詠) ハリストスや、爾が僕(婢)の 霊

    たましい

    を諸聖人と偕

    とも

    に、病も悲しみも嘆きもなく、終わりなき生命いのち

    のあるところに安んぜし

    め給え、ただ墓の上の嘆きに歌いて言うべし、

    アリルイヤ、アリルイヤ、アリルイヤ

  • 19

    【ポロキメン】

    輔祭 睿智

    誦経 ポロキメン、 霊たましい

    や、爾が今行く道は福なり、安息のところ爾のために備えられしによる。

    (詠) 霊たましい

    や、爾が今行く道は 福さいわい

    なり、安息のところ爾のために備えられしによる。

    誦経 (句)主、我が神や、我爾に呼ぶ。

    (詠) 霊たましい

    や、爾が今行く道は 福さいわい

    なり、安息のところ爾のために備えられしによる。

    誦経 霊たましい

    や、爾が今行く道は 福さいわい

    なり、

    (詠) 安息のところ爾のために備えられしによる。

  • 20

    【使徒経の読み】フェサロニカ前〔テサロニケ第 1〕4章 13 節~17 節

    誦経 聖使徒パウェルがフェサロニカ人に達する前書の読み。 輔祭 謹みて聞くべし。 誦経 兄弟や、我寝りし者に至りては、爾等が知らざるを欲せず、爾等が望みなき他の者の如ぐ哀しまざ

    らんがためなり、蓋けだし

    もし我等、イイススの死して復活せしことを信ずれば、すなわち神はイイス

    スに在りて寝りし者をも、彼とともに携えん、我等主の言ことば

    をもって爾等に告ぐ、我等生きて主の

    来たるまで存する者は寝りし者に先だたざらん、蓋、主みずから号令と神使首し ん し し ゅ

    の声と神のラッパと

    にともなわれて天より降くだ

    らん、すなわちハリストスにおいて死せし者はまず復活せん、其の後、我

    等活い

    きて存する者は彼等とともに雲に挙げられて主を空中に迎えん。是くの如くして常に主ととも

    におらん。 司祭 爾に平安 誦経 爾の神にも。アリルイヤ、アリルイヤ、アリルイヤ。 (詠) アリルイヤ、アリルイヤ、アリルイヤ。

    【福音経の読み】イオアン〔ヨハネ〕伝 5章 24 節~30 節

    司祭 睿智、謹みて立て、聖福音経を聞くべし。衆人に平安。

    (詠) 爾の神しん

    にも

    司祭 イオアン伝の聖福音経の読み (詠) 主や、光栄は爾に帰し、光栄は爾に帰す。

    輔祭 謹みて聞くべし。

    司祭 主は彼に来れるイウデヤ人に云いて曰く、我誠に実に爾等に告ぐ、我が言ことば

    を聴きて我を遣わしし

    者を信ずる人は永久の生命い の ち

    を有ち、かつ審判のために来らず、すなわち死より生命い の ち

    に移れり、我誠

    に誠に爾等に告ぐ、時至らんとす、死せし者は神の子の声を聞かん、これを聞きて生きん、蓋父が

    己の中に生命い の ち

    を有つが如く、此くの如く子にも己の中に生命い の ち

    を有たしめ、かつ彼に審判を行う権を

    与えたり、その人の子たるに因りてなり、これを奇しむなかれ、蓋、時は来たる、およそ墓の中に

    在る者は神の子の声を聞かん、而して善を行いし者は生命い の ち

    の復活に出で、悪を為しし者は定罪の復

    活に出でん、我何ごとをも己によりて行う能あた

    わず、聞く所に遵したが

    いて審判す、我審判はすなわち義

    なり、蓋 我己の旨を求めず、すなわち我を遣しし父の旨を求むるなり。

    (詠) 主や、光栄は爾に帰し、光栄は爾に帰す。

    【説教】 (弔辞・弔電の紹介のある場合はここで。献花なども「別れの接吻」に際して行うことが多い)

    【別れの接吻】

  • 21

    (詠) 兄弟や、来たれ、神に感謝して離別わかれ

    の接吻を死せし者になさん、蓋彼は親族を離れ、墓に急ぎて、既に浮世の事と慾よく

    に染ま

    る肉体の事を 慮おもんばか

    らず、親族と親しき者とは今何處いずこ

    に在るや、

    別るる時逼せま

    れり、彼を安ぜしめんことを主に祈るべし。

    光栄は父と子と聖 神せいしん

    に帰す、今も何時も世世に「アミン」、

    兄弟と朋友、親族と知人や、我の声も無く、息も無く、爾等の前に臥すを見て、我が為に泣けよ、蓋我昨日爾等とともに語

    りしも、俄に死の畏るべき時は我に至れり、我を愛する者や、皆来たりて、離別の接吻を我に為せ、我今より爾等と偕にお

    らず、叉爾等と偕に語らざらん、至と公なる審判者に往けばなり、彼處には僕と君、共に立ち、王と兵士、富める物と貧し

    き者、位を同じくす、蓋、各其の行いに依りて、或いは栄えを獲、或いは恥を承けん、諸人に切に願う、常に我が為にハリ

    ストス神に祈れよ、其の我が罪に依りて我を苦しみの處に下さず、即ち生命の光の処に入れ給はんが為なり。

    今も何時も世世に「アミン」、

    ハリストスや、爾を生みし者、及び爾の前駆ぜんく

    、使徒、預言者、聖主教、克 肖 者こくしょうしゃ

    、義人及び諸聖人の祈祷に因りて、寝りし

    爾の僕(婢)を安んぜしめ給へ。

  • 22

  • 23

    【聖三祝文・至聖三者・天主経】 誦経 聖なる神、聖なる勇毅、聖なる常生の者や、我等を燐めよ。(3回)

    光栄は父と子と聖神に帰す、今も何時も世々に「アミン」。 至聖三者や我等を憐めよ、主よ我等の罪を潔くせよ、主宰よ我等のあやまちを赦せ、聖なる者

    や臨みて我等の病いを癒いや

    し賜え、ことごとく爾の名による。 主憐めよ(3回) 光栄は父と子と聖神に帰す、今も何時も世々に「アミン」。 天に在す我等の父よ、願くは爾の名は聖とせられ、爾の国は来り、爾の旨は天に行なわるるが

    如く地にも行なわれん、我が日用の糧を今日こんにち

    我等に与え給え。我等に債おいめ

    ある者を我等免ゆる

    すが如

    く我等の債おいめ

    を免ゆる

    し賜え。我等を誘惑に導かず、なお我等を凶悪より救い賜え。 司祭 蓋国と権能と光栄は爾父と子と聖神に帰す、今も何時も世々に、

  • 24

    -----------リティヤはここから-------------- 【トロパリ】 (詠) 「アミン」。人を愛する救世主や、死せし義人の 霊

    たましい

    とともに爾が僕(婢)の 霊たましい

    を安んぜしめて、彼を爾の福楽の生命いのち

    に守

    り給へ。主や爾が諸聖人の安息する 處ところ

    に、爾が僕(婢)の 霊たましい

    を安んぜしめ給へ、爾獨り人を愛する主なればなり。

    光栄は父と子と聖 神せいしん

    に帰す

    爾は地獄に降りて縛られし者のくさりを解きたる神なり、自ら爾の僕(婢)の 霊たましい

    を安んぜしめ給へ。

    今も何時も世世に「アミン」、

    独り潔く玷きず

    なき童貞女種なくして神を生みし者や、彼の 霊たましい

    の救われんことを祈り給え。

  • 25

    【重連祷】 輔祭 神よ爾の大いなる憐みによりて我等を憐めよ、爾に祈る、聞き入れて憐めよ、

    (詠)主憐め、主憐め、主憐めよ

    輔祭 又寝りし神の僕(婢)「某」の 霊たましい

    の安息のため、及び彼(等)に凡そ自由と自由ならざる罪の赦さ

    れんがために祈る、 (詠)主憐め、主憐め、主憐めよ

    輔祭 主・神が彼)の 霊たましい

    を諸義人の安息する処に納い

    れ給わんことを祈る、

    (詠)主憐め、主憐め、主憐めよ 輔祭 彼に神の憐みと天国と諸罪の赦しとを賜わんことをハリストス我が死せざるの王及び神に願う、

    (詠)主賜えよ 輔祭 主に祈らん。 (詠)主憐めよ

  • 26

    司祭 諸々の霊神と諸々の肉体との神、死を亡ぼし悪魔をむなしうし、爾の世界に生命い の ち

    を賜いし主よ、

    爾みずから寝りし爾の僕(婢)「某」の 霊たましい

    を光る処、茂き草場、平安の処、病いと悲しみと歎

    きとの遠ざかる処に安息せしめ、善にして人を愛する神なるによりて彼(等)が、或いは言ことば

    葉、

    或いは行ない、或いは思いにて犯せしことごとくの罪を赦し給え。蓋人ひとりも生きて罪を行

    なわざる者なし。ただ爾は罪なし、爾の義は永遠の義、爾の言ことば

    は真実なり。蓋ハリストス我等

    の神よ、爾は寝りし爾の僕(婢)「某」の復活と生命い の ち

    と安息なり、我等光栄を爾と爾の無原むげん

    の父と

    至聖至善にして生命い の ち

    を施す爾の神とに献ず、今も何時も世世に、

    (詠) 「アミン」

    輔祭 睿智 司祭 至聖なる生神女や、我等を救い給え。

    ヘルビムより尊く、セラフィムに並びなく栄え、貞潔み さ お

    を破らずして神言ことば

    を生(詠)

    みし、実の生神女たる爾を崇め讃む。 司祭 ハリストス、神、我等の恃みや、光栄は爾に帰す、光栄は爾に帰す、

    光栄は父と子と聖神せいしん

    に帰す、今も何時も世々に「アミン」、主憐れめよ(3回)、(詠)

    福を降せ 司祭 死より復活せしハリストス我等の真の神は、其の至浄なる母、光栄にして讃美たる聖使徒、克

    肖捧神なる吾が諸神父、及び諸聖人の祈祷に因りて、我等に別れし其の僕(婢)「某」の霊を諸

    義人の住所に入れ、アウラアムの懐に安んぜしめ、諸義人の列に加え、及び我等を憐れみ給わ

    ん、善にして人を愛する主なればなり、 (詠) 「アミン」

  • 27

    【永遠の記憶】 輔祭 主よ、爾の眠りし僕(婢)「某」に、その福なる寝りにおける永遠の安息を与え、彼(等)に永遠の

    記憶をなしたまえ。 (詠) 永遠の記憶(3回)

    輔祭 主に祈らん、 (詠) 主憐れめよ、

    【赦罪詞】 司祭 罪に陥りし者を縛り、及び釈く神聖なる権を、其の門徒及び使徒等に、叉彼等を以て我等にも

    賜いし主イイススハリストス我等の神は、願わくは爾に、神子や、此の世に於いて行いし自由

    と不自由との諸罪を赦し給わん、今も何時も世々に、 (詠) 「アミン」

    【出棺】

    (詠) 聖天主、聖勇毅、聖常生なるものよ、我等を憐れめよ、

    panichida埋葬式2013