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越前織 - Sakai, Fukui · 越前織 全国シティセールスデザインコンテスト 2 3 越前織 全国シティセールスデザインコンテスト 2018コンテスト「大賞」受賞の皆さん

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2018

全国シティセールスデザインコンテスト

越前織 企画・編集/ 福井県坂井市総合政策部

シティセールス推進課      福井県坂井市坂井町下新庄1-1発 行/ 令和元年9月30日 ※無断転載を禁じます 

2018

全国シティセールスデザインコンテスト

越前織

     越前織 全国シティセールスデザインコンテスト 2

越前織 全国シティセールスデザインコンテスト3

2018コンテスト「大賞」受賞の皆さん メディアの反響に驚き

北海道安平町

島根県安来市

会話のきっかけに…

 「説明しなくても『安来市=

安来節=どじょうすくい踊り』

とわかってもらいたかったので、

このデザインを採用しました。

ストラップの形状が動きを表現

するのにもピッタリでした。」と

嬉しそうに話すのは、作品を手

掛けた野々村さん(政策秘書

課)。当初は観光・交流部門で

使用していましたが、新聞で受

賞が報道されると庁舎内だけ

でなく市民の方からも問い合わ

せが相次いだそう。全職員に配

布し使用してもらったところ、

各課から多くの反響があり、そ

のなかでも「初対面の人などと

の会話のきっかけになった」とい

う声が多く上がっているそうで

す。「どじょうすくいストラップ

は、安来市職員や市民だけでな

く、多くの人のハートを既にす

くっているようです。」と喜びを

語ってくれました。

まちの愛着の醸成

 今回で4回目を迎えたコンテ

スト。初対面の方との会話の

きっかけになったり、日頃の業

務・取組みに対する自信が持

てた、まちの魅力を再発見し

た、といった声が自治体職員だ

けでなく地域の人々にも広がっ

ています。コンテストへの参加に

よりシビックプライドの醸成が

発展するきっかけとなった、と

の声も多数いただいています。

 本冊子では、第4回コンテス

トで大賞に輝いた市区町村の活

用事例をご紹介します。

【報道実績】・日本海新聞・山陰中央新報 ほか

【報道実績】・苫小牧民報・毎日新聞・北海道新聞 ほか

▲復興に向けて「みんなで未来へ駈けるまち」を実現するためのきっかけになれば、との想いを込めてデザインを作成しました。(政策推進課 笹山さん)

福岡県桂川町

【報道実績】・朝日新聞・読売新聞・西日本新聞 ほか

▲シンボルである「王塚装飾古墳」の壁画をモチーフにしました。デザインが忠実に表現されており、越前織の技術の高さに感動しました。(企画財政課 八児さん)

兵庫県太子町

【報道実績】・時事通信社・読売新聞・朝日新聞・神戸新聞 ほか

▲各種メディアに職員が取り上げられたことで、「町職員頑張ってるな!」という声を掛けられることがあり、町職員、町役場のイメージアップにつながっています。(重末さん、高見さん、首藤さん)

 下北ジオパークをはじめとした、自然資源の保護・観光に生かす活動、そして自然の魅力の発信に役立てるため、市のシンボルであるハマナス、ヒバ、ハクチョウ、古代紫を使用し自然の豊かさをイメージしました。完成品は織物ならではの色彩や質感による特別感にあふれ、越前織とデザインがぴったりだと思い笑みがこぼれました。 名刺交換の前に目に留まるストラップが挨拶のきっかけとなり、和やかな雰囲気で会話を始めることが出来ています。プロモーションのスタートのツールとして大変役立っています。(シティプロモーション推進課 福山さん)

 瀬戸内国際芸術祭をきっかけに、「あたりまえのことが、あたりまえじゃない」素晴らしさに気付いた多くの町民の頑張りをみて、私も多くの人と瀬戸内の良さを分かち合いたいという思いが芽生えました。その一心で、小豆島の景色、海も空もピンクに染まる瀬戸内海の夕焼けをデザインし、それが形となって多くの人に届けられることが本当に嬉しいです。 コンテストの参加を通じて、自分たちが暮らすまちの良さを改めて感じました。デザインが好評で、今後は、名刺の作成・広報誌・ホームページなどでの使用を検討しています。(企画財政課 中川さん)

     越前織 全国シティセールスデザインコンテスト 4

会話のきっかけとなり場を和ませるプロモーションのスタートのツール

香川県小豆島町

自分たちの地域の素晴らしさを再発見「島の良さ」のデザインを、形にして届ける喜び

2018コンテスト「大賞」受賞の皆さん

越前織 全国シティセールスデザインコンテスト5

千葉県流山市

  

越前織とは

2018コンテスト「大賞」受賞の皆さん 今後の展開

青森県むつ市創ったブランドを越前織とともに盛り上げたい 「都心から一番近い森のまち」を具現化したブランドマークの作成と同時期にコンテストの募集が始まったことをご縁と感じ、越前織と共に盛り上がりたいという想いでデザインしました。実物を見て「PRにもってこいだ!」と確信しました。 職員にストラップでのブランドマークをPRするメンバーを募集したところ、予想を

上回る申し込みがあり、反響の大きさを実感しました。市長などからも、販売も含めて検討してください、と要望を受けています。(マーケティング課 枝松さん)

宮崎県諸塚村 「森を大切にする」暮らしを、次世代に伝える 諸塚村が大切にしている森をイメージし、針葉樹と広葉樹がおりなす「モザイク林相」の様子や自然に囲まれたホッとする風土を、柔らかいイラストで表現しました。 素朴だけどインパクトがある、大変魅力的な仕上がりになっていて、「とてもカワイイ!」という印象です。村の職員全員が愛用しており、問い合わせも多数いただいています。

 伝統ある織物「越前織」で、諸塚の伝統「森を大切にし、共に生きていく」意思を広めていきたいです。(企画課 藤善さん)

岐阜県池田町 まちの魅力を一番身近な住民に届ける 桜を中心として、町の資源でもある池田山・お茶の葉をデザインにとりこみました。また、伝統的な和柄の「麻の葉文様」を一部に使用し、麻の葉×桜で、「子育て支援の充実」や「池田町の更なる成長」をイメージした縁起の良い柄にしました。想像していた以上に細かい柄まできれいに再現され、これ以上ない仕上がりになったと感動しています。

 このコンテストに際して職員全員にデザイン募集を呼びかけたことで、改めて池田町の良さを考えるいい機会になりました。これを着用し、町民の皆さまにも池田町の魅力をアピールしていきます。(企画課 内田さん)

 京都西陣織の流れを汲む、人

物や色鮮やかな花などを、きめ

細かい風合いの織物で再現する

細幅織物の総称です。主要製品

は洋服に施すネームタグで、国

内シェアの80%を誇ります。

 産業の最盛期は東京オリン

ピック後の昭和40年代前半。そ

の後、タグを施す洋服の生産自

体が海外に移り、企業数は減少

していますが、今もその高い品

質を求めるブランド服飾メー

カーなどからの注文に応えた製

品が生産されています。

     越前織 全国シティセールスデザインコンテスト 6

2018コンテスト「大賞」受賞の皆さん

北海道むかわ町

越前織 全国シティセールスデザインコンテスト7

活用事例をご紹介!2018コンテスト「大賞」受賞の皆さん

 「むかわ竜」を震災復興のシンボルとして、復興に向けて歩んでいく想いをデザインしました。全職員に配布し着用しています。役場内外から大変好評をいただいています。

埼玉県加須市 合併10周年のお祝いの気持ちを込めて表現しました。こいのぼりのうろこやロゴを入れたことで来庁される方々の目に留まり、一目で加須市職員だと認識してもらえ、魅力発信にこれ以上ないくらい助かっています。

岩手県田野畑村 三陸鉄道全線開通のお祝いと、田野畑の2つの駅を知っていただくため、どこまでもつながる線路をイメージ。出張先などで「そのストラップの越前織って何?」と聞かれることも多々あり、宣伝させてもらっています。

埼玉県三郷市 埼玉県指定文化財である「長板中型」で染め上げた藍染の色合いを、越前織で表現したいと思いました。落ち着いた色合いながらも存在感のある仕上がりで、とても気に入って使用しています。

山形県新庄市 ユネスコ無形文化遺産「新庄まつり」をポップでかわいくデザイン。出張する職員にストラップをつけてもらって多くの人の目に留まるよう活用しています。

長野県原村 移住事業や観光PRなどの場面ではもちろん、デザインを気に入った職員に着用してもらっています。観光事業者や住民の方から「欲しい!」と反響がありました。

大阪府大阪市大正区 大正区にしかないたくさんの魅力を、大正区で暮らすしあわせな2人を囲う輪としてデザインしたものをストラップにしました。鮮やかな色づかいやグラデーションが見事で、全職員で着用しています。

香川県宇多津町 「塩のまち」の伝統を踏まえ、時間をかけて作り上げたデザインだったので、実際に着用できる状態になり嬉しく思いました。お会いする皆さんにも新鮮に受け止めてもらえ、話題のひとつになることを期待しています。

大阪府藤井寺市 「#フジイデライク」参加者から選ばれた「FUJIIDERA♡LOVER」の方々にもプレゼント。コンテストを通じて越前織という地場産業とコラボレーションできたこと、本当にうれしく思います。

愛媛県砥部町 砥部町の花「梅」と砥部焼のイメージ「唐草」をモチーフとしたブランドマークを利用しました。庁舎内だけでなく出先機関でも着用し、職員一丸となって砥部のPRに活用しています。

京都府宇治市 市内の高校生の意見を取り入れつつ、「和」「雅」なイメージに。宇治市で実施されるロックフェスにブース出展した際に、「めっ茶好きやねん!!~宇治に届け~」の高校生メンバーに着用してもらいました。

福岡県吉富町 町の代表的な伝統行事「細男舞・神相撲」を丸みのあるイラストで表現し、会話が生まれるきっかけになれば、と思いデザインしました。まちの魅力を全国に伝えることができ嬉しく思います。

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越前織 企画・編集/ 福井県坂井市総合政策部

シティセールス推進課      福井県坂井市坂井町下新庄1-1発 行/ 令和元年9月30日 ※無断転載を禁じます 

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