の概要と第19回CMCオスロ会議報告 - JEITA...Japan National Committee of IECEE 1 1 1．IECEE CB制度レビュー 2．CMCオスロ会議の概要と共通関心事項 3．傘下委員会・WGの活動概要

Japan National Committee of IECEE 11

１．IECEE CB制度レビュー

２．CMCオスロ会議の概要と共通関心事項

３．傘下委員会・WGの活動概要

４．質疑応答

2016年8月25日 @ JEITA

IECEE国内審議委員会

IECEEの概要と第19回CMCオスロ会議報告





４．質疑応答


IEC総会

評議会：CB

市場戦略評議会

MSB

標準管理評議会

SMB

適合性評価評議会

CAB

IEC電気機器・部品適合性試験認証制度

（IECEE）

IEC防爆機器規格適合試験制度

（IECEx）

IEC電子部品品質認証制度

（IECQ）

IEC再生可能エネルギー機器試験認証制度

（IECRE）

野村会長

Freeswijk事務総長

国際標準化組織の中で、認証スキームを持ち運営しているのはIECのみ！

IECにおける適合性評価制度

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CAB傘下4システムの活動概要

システム加盟国適用規格認証活動の概要

IECEE 54カ国 23カテゴリーのIEC規格

・Type 1*：型式試験証明（CB）・Type 5*：型式＋工場検査証明（CB-FCS）・RoHS・E3分野の試験成績書（STR）

IECEx 33カ国 IEC60079

シリーズ・防爆機器の型式試験証明、IECEx 適合マークライセンス

・サービス施設認証、要員資格認証

IECQ 10カ国 ISO9001等のMS規格

・電子部品及びそのプロセスに対する品質信頼性認証

・航空電子部品、有害物質等、特定分野の管理プロセス認証

IECRE 16カ国 IEC61400-

22（WE）、他当面は風力発電設備（WE）、太陽光発電

設備（SE）、海洋発電設備（ME）の3分野の安全・信頼性に関するシステム認証

* ISO/IEC 17067：｢製品認証の基礎｣に従うScheme Type

2015年12月現在（APC事業概要2016より）


◆IECEEとは？

• IEC電気機器･部品適合性試験認証制度の略称（通称CB制度と呼ばれる）

• IEC規格に基づく１回の適合証明試験結果を加盟54カ国（MB）の77認証機関（NCB*）

で、重複試験無しに受入れることを目的としたデータの相互活用制度

• 制度はIECEE01（基本ルール）、IECEE02（手順ルール）及び関係運用文書（OD)に基づき運営され、登録NCB及び試験所（CBTL*）は定期的な相互査察により能力が維持される

• IECEEスローガン：

“One standard, one test performed anywhere, accepted everywhere !”

◆IECEEの国際協定上の位置づけは？

• WTO-TBT協定により；- 強制・任意分野に関わらず、国際規格･制度を適合性評価手続きの基礎とする- 上記手続きによって得られた評価結果は加盟国間で相互に認め合う

旨の規定があり、CB制度はこれを満足するメカニズムとして認知されている

◆本制度における日本のプレゼンスは？

• 日本は1981年にJISC（日本工業標準調査会）がメンバーボディとして加盟し、現在はJET、JQA、TUV-RhJ、UL Japanの4NCBが参加

• 日本はIECEE国内審議委員会（事務局：JEITA）が受け皿となり、日本の対処方針を決定のうえ年1回開催される認証管理委員会（CMC*）に参画し意見反映

NCB: National Certification Body CBTL: CB Test Laboratory CMC: Certification Management Committee

IECEE CB制度とは？

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欧州CENELEC加盟国機関

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NCB総計：77機関、CBTL総計：481機関（2016年1月現在）●：NCB所在国と数

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日本国家代表機関（MB）：

日本工業標準調査会（JISC）国内審議母体（JPNC）：

IECEE国内審議委員会NCBs：

●（一財）電気安全環境研究所（JET）●（一財）日本品質保証機構（JQA）●テュフラインランドジャパン㈱●（株）UL Japan

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参照URL: http://members.iecee.org/

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IECEE CB制度加盟NCBの世界分布

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▶CBTL/CTFの管理運営責任は契約NCBが負う

▶CBTL/CTFは自国以外の国で運営することが可能

MB・NCB・CBTL（含CTF*）の関係

Country A

Member Body (MB)

NCB A NCB B

CBTL A1 CBTL A2 CTF

Country B

CBTL B1 CBTL B2 CTF

NCB C

Member Body (MB)

* CTF: Customers Testing Facilities

（顧客試験設備、メーカーラボ）

▶MBは国を代表する機関であり、投票権限を持つ

▶NCBはMB管理下に置かれ、国内認証制度を運営

NCB Bと製品カテゴリーが異なればNCB Cとも契約可能


NCB・CBTL/CTFの能力評価手法

National Certification Body (NCB) A

CB Test

LaboratoryCTF

CB Test

LaboratoryCTF

National Certification Body (NCB) B

▶ ISO/IEC 17025 + IECEE規則に基づく相互査察▶ 定期的な技能試験(Proficiency Testing)プログラムへの参加

◆ NCB/CBTLの能力評価は、登録機関の専門家チームにより技術側面及びMS側面から同等性を確認する、いわゆる相互査察（Peer Assessment）により実施

◆ CBTLの日常運営・管理は契約したNCBがその全責任を負う

◆ メーカーラボ（CTF）は所定のIECEE規則に基づく査察により、ラボの能力に応じたNCBの関与の義務づけによってCBTLと同様のステイタスが付与される

▶ ISO/IEC 17065 + IECEE規則に基づく相互査察

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IECEE CB制度の適用カテゴリー

Code Scope Code Scope

BATT Batteries MEAS Measuring instruments

CABL Cables & Cords MED Electrical equipment for medical use

CAP Capacitors as components MISC Miscellaneous

CONTSwitches for appliance & Automatic Controls

OFF IT & Office equipment

E3 Electrical Energy Efficiency (STR) POWLow voltage, high power switching equipment

ELVH Electric Vehicles PROT Installation protective equipment

EMC Electromagnetic Compatibility PV Photovoltaics

HOUS Household & similar appliances SAFESafety transformers & similar equipment

HSTSHazardous Substances Testing Service (STR)

TOOL Portable tools

INDA Industrial Automation TOYS Electronic toys

INSTInstallation accessories & connecting device

TRON Entertainment electronics

LITE Luminaries


CBTCとSTRのステイタス比較

IECEE発行文書

CBTCCB Test Certificate

STRStatement of Test Result

適用されるIEC規格

下記を含むIEC規格;・機器の運転条件・試験・検査等の評価法・限度値・閾値・ランキング

下記を含むIEC規格;- 機器の運転条件- 試験・検査等の評価法

規格例製品安全・EMC規格 EEE等の性能・測定法規格

発行プロセス IECEEの登録NCBに申請の後、指定CBTLにて試験を実施。その試験結果に対しNCBが妥当性を確認（attestation）

活用の意図・各国個別認証への展開・規格適合の根拠として規制当

局や購入者への直接展開

規制当局や購入者が独自に規定する基準への適合判断を、客観的なデータ提示により支援

特記事項

証明書は「権威ある文書」であり他国NCBの受入れに活用されるため、発行NCBの責任はSTRよりも大きい

EEE性能規格に従う限度値・閾値は通常規制当局等が独自に規定するため、STRの他国NCBの受入れは意図していない


CB制度が適用されるIEC規格表

http://members.iecee.org/iecee/ieceemembers.nsf/IECEEScopeInStandard


発行NCB

CBTL

受入NCB

CBTL

①CB申請⑤CB証明書

CBレポート

②試験依頼 ④CBレポート

⑥輸出国への申請

③IEC規格に従う試験・検査

⑦書類審査

⑧疑義ある場合相違部分のみの試験

⑨輸出国認証書申請者

（初回工場検査）製品出荷

（初回工場検査）

注 1) ステップ③では、技術基準上のIEC規格からの両国の差異部分もあわせて評価が可能

2) 認証条件に工場検査合格が含まれる場合は個別に受検し合格が必要NCB : National Certification Body

CBTL：CB Test Laboratory

CB制度によるマルチ認証手順の例

中国のCCC認証をベースに、日本のSマーク認証を取得する場合


適用規格は「IEC規格＋IECEE事務局に登録された差異」であり、発行NCBに受入れNCB国の差異を含めた試験申請が可能

受入れNCB国の規格が失効する場合、該当規格のCB証明書発行を避けるため、失効の1年前までに他の発行NCBにその旨通知する必要あり

IECやISOに規格が存在せず、業界規格や国内規格が存在する一部の分野は、上層委員会（CAB）の承認を得たうえでこれらの適用が認められる

CB証明書（CBTC）は、テストレポート（CBTR)とセットで初めて有効となる

CB証明書は受入れNCBにおける試験の省略を保証するものではなく、製品の一致性確認のため追加試験が必要な場合もある

CB制度は型式試験の証明制度（Type 1）であり、受入れNCBの認証条件に工場立入り検査合格が含まれる（Type 5）場合は別途工場検査対応が必要

CB証明書記載事項の変更は3回まで有効で、これ以降は発行NCBに対し、新規証明書再発行の手続きが必要

発行から3年以上経過したCB証明書に対しては、受入れNCBは国内認証のためにその受入れを拒否することができる

IECEE CB制度の基本原則と留意点


・仕向け国の適用法規及び認証手続きは明確か？

・仕向け国はIEC/IECEE加盟国でありCBTCを受入れるか？

・設計基準はIECベースの規格が採用されているか？

・IEC規格の版はCB制度適用の版と一致しているか？

・仕向け国のIEC規格要求上の登録差異（ND）は明確か？

・選択するNCBはIECEE加盟機関でI-NCB資格があるか？

・I-NCBは該当製品カテゴリーの試験が可能か？

・試験申請には仕向け国のND評価も含んでいるか？

・（必要な場合）I-NCB所属国の認証を取得するか？

・R-NCB所属国の適用法規及び認証手続きは明確か？

・入手済みCBTC/CBTRの記載事項に不備はないか？

・申請書類にはCBTC/CBTRの完全な写しが含まれているか？

・CBTC/CBTRはI-NCB発行後3年以内のものか？

・I-/R-NCB所属国認証には工場検査が含まれるか？

・工場検査受検に必要なQMS体制は確立しているか？

・認証条件を継続的に確保する管理項目は明確か？

<注> I-NCB: Issuing NCB, R-NCB: Recognizing NCB

IECEE CB制度活用のチェックポイント

製品企画

製品設計

I-NCB対応（発行機関）

R-NCB対応（受入れ機関）

製造管理

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➊ 各国法的規制への適合法的強制・非強制に関わらず安全規制を実施するIEC加盟国･地域の適合証明

書を重複試験なしに取得することができる

一部のIEC非加盟国でも製品安全のProof of ComplianceとしてCB証明書を直接受入れる

➋ 製品認証活動の効率化･迅速化試験･認証機関の自由選択が可能なため、設計現場に近い機関選択により輸

送コスト削減、時間短縮となり、交信上の言語問題も回避できる

➌ インハウスラボの有効活用が可能所定の資格要件を満たすインハウスラボをCBTLと同等とみなしてCB証明書の

取得が可能であり、社内リソースの確保に貢献できる

➍ SDoCの効果的な支援ツール欧州CEマーキング制度等、SDoC発行に不可欠な適合性評価活動、国際的に

認知された証明書により支援文書としてサポートできる

IECEE CB制度活用の価値


❶ 規格の複雑化・高度化

⇒適合性評価の長期化と認証コストの増大、評価要員の欠如

❷ 認証スコープの拡大⇒システム認証、設計認証、プロジェクト認証、要員資格認証、等

❸ 認証行為のサービス産業化⇒過当競争の結果、認証の価値や質の低下を招く危険性

❹ 海外認証機関のグローバルなグループ化⇒IEC制度開発にインサイダー化し、利益誘導的に影響力を行使

❺ 「日の丸」認証機関の国際的プレゼンスの低下

⇒新規分野に対する認証サービス機能展開の立ち遅れ

❻ 自己責任原則の破綻と「認証」への回帰⇒企業倫理の欠如に起因する企業スキャンダルの続発

認証制度を取巻く昨今の情勢変化


IEC適合性評価制度改革の動き

◆ 産業界のビジネスモデル転換、製品からシステムへ

◆ ライフサイクルにわたる品質保証と標準化ニーズの高まり

◆ 規格・制度開発における”Systems Approach”の導入

◆ システムレベル認証（SLCA）制度開発ニーズが加速

●SyC（System Committee）の発足

●既存のTC/SC間調和の推進

●SD機能とCA機能の協働促進

●外部SDO（ISO/ITU）との連携強化

●IECとのMoU締結：ITU、NECA

●SLCA制度開発の促進

●CA側面を配慮したSDガイド作成

●外部プライベート認証制度の取込み

SMBCAB

▶ITUとのジョイントTF設置：CAに相応しい勧告（基準）選択とCB制度への取り込み

▶SLCAを運用レベルへ：Cyber Security, Functional Safety分野への展開

▶他のCAシステムとの連携強化：プロセスマネジメント・要員資格認証制度開発

IECEE


システム連携

システム

完成品

部品デバイス

材料

設計調達製造販売

据付けO & M

ISO/IEC17067

Type 5 製品認証（型式試験＋サーベイランス）

設計認証

プロセスMS認証

要員認証

サイト認証

プロジェクト認証

SLCAにおける認証スコープの例

製品・システムのライフサイクル

認証のスコープ


市場戦略評議会(MSB)

適合性評価評議会(CAB)

JET JQA TÜV-Rh JP UL Japan

IECEE国内委員会

Member Body: JISC@METI

経済産業省

JEITA

標準管理評議会(SMB)

Management Committees

認証管理委員会(CMC)

IEC評議会

Chair: T. Kajiya/PanasonicSecretariat: S. Chinushi/JQA@JEITA

国内

国際

JEMA JBMIA NECA

総務省厚生労働省

CB制度上の問題点を抽出

ローカル

制度の開発・改善に関する提案ルート

IECEE

JEMIMABAJ CIAJ

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４．質疑応答


第19回IECEE CMCオスロ会議

場所– ノルウェー王国オスロ市内 Hoyres Hus会議室

行事日程– 5月30日（月）：Policy and Strategy Committee

– 5月31日（火）：Chairman’s Advisory Group

– 6月 1日（水）：CMC会議第1日

– 6月 2日（木）：CMC会議第2日

GSOワークショップ）

参加– 40ヶ国から124名

日本からの参加（敬称略）– IECEEオフィサー：近藤（IECEE CMC副議長） , Mr. J. Ologbosere（CTL議長）

– 首席代表：梶屋（JPNC委員長）、福田（JISC）、Mr. R. Keller（TUV-RhJ）

– 代表：地主（JPNC事務局／JQA）、佐藤（JET）、大川（UL-J）、

– オブザーバ：津布子（ソニー：PSCメンバー）、Mr. M. Werthammer（TUV-RhJ）

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CMCオスロ会議の模様

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CMC会議出席者の集合写真

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CMC会議日本代表団の顔ぶれ

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IECEE CMC会議の運営一般

◆旧CMC議長Mr. R. Collisへの哀悼• 昨年まで約3年間CMC議長を務め、10月のIECミンスク総会で不慮の事故の後、

11月に帰らぬ人となったMr. R. Collis/AUに対し、CMC出席者全員で黙祷

◆CMCの新役員体制• Mr. W. Niedziella/DEがMr. R. Collisに代わり2016年からCMC新議長に就任

• Mr. P. Selva/FRがMr. F. Begｌinger/CHに代わり2016年からCMC財務監事に就任

◆IEC Young Professionals（YP）2名のオブザーバ出席• CAに係る若手専門家育成の一環としてCMC WG26（後述）にてYP応募者を審査

の結果下記2名が選出され、CMC会議にオブザーバ出席

- Mr. M. Avila/TUV-Rheinland Brazil

- Ms. L-M. Wong/DAIKIN Malaysia

Mr. W. Niedziella Mr. P. Selva


IECEE CMCの新役員の顔ぶれ

Mr. P. Selva/CMC財務監事

Mr. W. Niedziella/CMC議長

Mr. S. Kondo/CMC副議長

Ms. T. Mitchell/IECEE運営課長

Mr. K. McManama/IECEE事務局長

故Mr. R. Collis/AU旧CMC議長

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IECEEメンバーシップ

◆イラン、カザフスタン、ルーマニアがメンバーシップ失効

• 上記3カ国は2015年末までに年会費未払いのためメンバーシップ失効

◆リビア、ナイジェリアがメンバーシップ一時停止中

• 2016年末までに年会費の支払いなくば、一時停止から失効の措置へ

◆バーレーンMBの受入れNCB申請の扱い

• バーレーンは2010年に商工省傘下のBSMD（Bahrain Standard & Metrology Directorate）がMBとしてIECEE承認済み

• 今回BSMD自らが受入れNCBとしてIECEEに登録申請されたが、現行ルール上ISO/IEC17065に適合せずとして登録に疑問

• 一方、発展途上国のIECEE加盟を促進するうえでISO/IEC17065完全適合に固執すべきでないとの意見もあり

• 規制当局を受入れNCBとして登録が可能か、ISO/IEC17065適合が必須かどうかルールを検証するTF: Other Recognizing Bodyを新たに設置して検討を継続

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IECEEに参加するメンバーボディ2016年4月現在

<注> は現在メンバーシップ一時停止中は今年失効28


IECEEに関係するCAB審議事項（1/2）

◆ 共通基本ルール（Harmonized Basic Rule）の承認

• CAガバナンス強化対策の一環として4システム共通の基本ルール（HBR）の作成が完了しCABにて承認、各システム固有のSupplement作成に着手

• 傘下４システムへの移行計画は以下のとおり：

▶ CAB承認されたHBRを各システムMCに照会（9月IECRE、10月IECEｘ）

▶ 各システムがこのHBRのSupplementの作成を完了：2016年中

▶ 各システムにてHBR＋Supplementの活用を開始：2017年1月

▶ 2017年の1年間を、現行Basic RuleからHBRへの移行期間とする

▶ 各システムのSupplement最終版をCAB承認：2017年IEC GMのCAB会議

▶ HBR + Supplementの全面的採用開始：2018年1月

◆ CAB WG11(システム案件）の重点取組み分野

• 上記HBR作成のタスクが完了し、次に取組むべき優先分野を決定

▶ Peer Assessment（相互査察）手法の調和

▶ Personal Certification（要員認証）制度の確立

▶ Customers Testing Facility（顧客試験設備）の充実

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◆IEC YPP(Young Professional Program)へのCA人材の参加促進

• 毎年のIEC総会で開催するYPPに適合性評価人材を参加させるため、YPP事務局と4システム事務局間で調整しCAイベントを企画

• 上記YPPにて活用するCA関連教材を開発するTFを新たに設置

◆CAB WG17（Cyber Security)の取組み

• 産業オートメーション分野についてはIECEEに移管され、これ以外の分野、例えば鉄道、スマートハウス等の分野の検討を開始

• コンビナ空席状態を解消するため、新コンビナとしてMr. P. Selva/FRを推薦

◆ITU-Tとの連携

• CABアドホック GとITU CASC（Conformity Assessment Steering Committee）との合同会議の結果、ITU勧告に従う認証をIECEEが担当することで基本合意

• 上記合意に従い、IECEEとITU間でジョイントTFを設置し、認証に相応しいITU勧告の選択、新たなスコープ設定、試験所能力評価、証明書様式等の要件を検討

IECEEに関係するCAB審議事項（2/2）

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新たなテーマ別TFのメンバー募集（1/2）

◆Joint TF：ITU Requirements• IECEE/ITUのジョイントTFで、ITU勧告をIECEEに取込むための要件を検討するた

め、コンビナとメンバーを募集

【JPNCからの指名】梶屋（暫定）

◆TF: Other Recognizing Bodies • バーレーンMBの受入れNCB申請の妥当性をルールに照らして検討するTFであり

Mr. T. Solie/NOをコンビナに指名し、メンバーを募集

【JPNCからの指名】 -

◆TF: Functional Safety• PSC WG9活動をCMC TFに移管し、新たなToRのもとでODの再開発を主なタスクと

するののであり、新たにコンビナとメンバーを募集

【JPNCからの指名】前田・松浦/NECA、神余/JEMIMA

◆TF: Cyber Security• PSC WG 3 TF（Cyber Security）をCMC TFに移管し、OD開発・見直しを行うもので

あり、現行メンバーの他に追加メンバー、及び新コンビナを募集

【JPNCからの指名】梶屋、佐藤/CSSC（現行メンバー）、山田/JEMIMA

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新たなテーマ別TFのメンバー募集（2/2）

◆TF：Certification• 案件の重要性に鑑みて現行TFを定常的なWGに格上げし、新たなToRのもとで取

組むものであり、現行TFメンバーの他に追加メンバー、及びコンビナを募集

【JPNCからの指名】佐藤/JET

◆TF: Multiple Relations between NCBs & CBTLs • 賛否の議論が分かれて結論得られずTFを継続するが、コンビナ不在のため新た

にコンビナを募集

【JPNCからの指名】大川/ULJ、R. Keller/TUV RhJ

◆TF: Operation and Structure• CMC新議長Mr. W. Niedziellaから提案された、CMC審議体制の効率化を目指した

改革案であり、本会議では結論出ずTFを設置してコンビナとメンバーを募集

【JPNCからの指名】梶屋

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2015年統計：CBTCの総発行件数

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Extracted from IECEE-CMC/1687/INF

Number of IECEE Certificates Issued from 1996 to 2015

2015年は87,431 件発行前年比8.5%増


過去3年間のカテゴリー別CBTC発行比率

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Top 10 Product Categories in the last 3 years (2013, 2014 and 2015)

Top 3 by Product Category1) 60950 （ OFF ）: 34%2) 60335（HOUS）: 28%3) 60065（TRON）: 9%


2015年統計：NCB別CBTC発行件数

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NCBs top 10 Issuers in the last 3 years


Top 5 Issuers of CBTCs by NCB in 2015

1) TUV RhJ（JP）：12,424

2) UL-DEMKO（DK）：11,743

3) NEMKO（NO）：8,232

4) TUV SUD PSB（SG）：6,400

5) DEKRA（NL）：6,395


CBTC発行件数の国・グループ別比較

UL Group (20%)

TUV-Rh Group (18%)

Intertek Group (10%)TUV-SUD Group (9%)

SGS Group (6%)

Others (37%)

主要国別の発行件数

認証サービスグループ別の発行件数

Extracted from IECEE-CMC/1687A/INF

国名日本アメリカドイツ中国

NCB数 4 4 9 1

CBTL合計 29 24 55 35

CBTC発行数 15,713(18%) 6,207(7.1%) 6,768(7.7%) 4,377(5.0%)


2015年統計：CBTCの他国NCB受入れ件数

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Yearly overview of CBTCs recognized


28,451件

全体の32.5%が他国の国内認証制度に活用


2015年統計：CBTCの追加試験なしの受入れ

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Comparison between CBTCs with check-test, partly or fully and CBTCs without additional tests from 1999 to 2015


28,451件のうち、20,992件が追加試験な

しで受入れ

CBTC


2015年統計：CBTCの受入れ国とNCB

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NCBs Top 10 Recognizers


SGSG

CNRS

UAKR

ILAE

BYZA

US


2015年統計：登録CTF数

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Stage 1, 2, 3 and 4 Growth 2011-2015TMP: Testing at Manufacturer’s PremisesWMT: Witnessed Manufacturer’s TestingSMT: Supervised Manufacturer’s Testing

CTF: Customer’s Testing Facility


2015年統計：登録工場所在国

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TOP 10 Factory location in 2014


Top 5 Registered Factory Location

1) China : 55,278

2) Korea： 7,865

3) United States： 7,079

4) Taiwan 5,300

5) Thailand: 4,720

JPは3,983から4,456に増加





４．質疑応答


CMC（認証管理委員会）の運営体制

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IECEE CMCCertification Management Committee

Chair: W. Niedziella/DEVice Chair: S. Kondo/JPSecretariat: K. McManama

Chairman’s Advisory Group

BoA : Board of Appeals

PSC: Policy & Strategy Committee

PAC: Peer Assessment Committee

CTL: Committee of Testing Laboratories

CFS: Committee of Factory Surveillance

WG3: Customers Testing Facilities (CTF)

WG5: Component Recognition

WG8: IECEE System Deliverables

WG9: Test Report Form (TRF)

WG10: Maintenance of the IECEE Rules

WG18: Financial Outlook

WG24: Infringement of Rules

WG25: Marketing

WG26: Succession Plan & Mentoring

WG27: Document Control

WG28: Training & Education

個別テーマ別タスクフォース

JPNCはCMC傘下委員会・WGに積極的に参加して意見を反映


PSC 方針・戦略委員会

1. 付託事項– IECEE要求に適合し質の高い第三者適合性評価原則を維持するための市場

ニーズを確定し、IECEEに解決策を提案する

– 参加組織が、CB証明書をProof of Complianceとして受入れ貿易を促進できるような特定の国・サービスの目標を提案する

– IECEE解決策が規制市場で受入れられることを保証するメカニズムを提案する

– CAB方針に沿う新たな適合性評価プログラムやサービス提案を開発する、等

2. メンバー– CA代表＋産業界代表の共同議長NL/JP（梶屋）＋CA、CN、DE、FI、FR、HU、

IL、IT、JP（堀坂/JISC＋津布子/ソニー）、KR、NL、SG、SE、GB、US

– 昨年のCMCドバイ会議にてKR、HUの新規加入が承認され計15カ国30名に

– 日本メンバーのCA代表オルタネイトとして地主/JQAが承認

3. 主な活動・トピックス– 昨年11月、今年2月にシンガポール、及び今年5月にオスロにて計3回開催し、

主要傘下WG会議報告及び審議を実施。詳細は次ページ以降に

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– WG1: Strategy（2016年1月開催）

• 市場ニーズに関する幅広いステークホルダー意見を抽出するため、コラボレーションツールの有効活用手段を検討するTF設置に合意

• NECA提案の要員認証プログラムをレビューのうえ、機能安全やサイバーセキュリティ等のIECEE責任領域を特定

– WG2: Smart Grid（開催なし）

• 約300のSG規格のCAの適性検証の後大きな動きはなく、解散を提案

– WG3: Industrial Automation（2016年6月開催）

• Mr. B. Petri/DEがR. Collisに代わって新主査に就任し、6月に初会合を開催

• IEC62443サイバーセキュリティ分野を除く産業オートメーション分野のCAニーズ（Smart Manufacturing, Industry 4.0, Remote Safety等）を検討

– WG3 TF: Cyber Security（2015年9月、12月開催）

• 昨年来作業を継続していた運用文書（OD）開発を完了し、PSC合意を経てCMC会議にて承認

• 上記ODをもって運用段階に達したと判断し、本TFをPSCから外してCMC直下のTFに格上げし継続検討

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PSC方針・戦略委員会：傘下WG活動（1/2）


– WG4: EEE（開催なし）

• APECで推進中のICT機器のEEE測定法規格IEC62623につき、STR活用に資する各国ND調査を実施し、TRFをメール審議にて開発中

– WG5：GMEE Strategy（開催なし）

• EC60034-2-1に従う本プログラムをカテゴリー“E3”に繰入れると同時に、10月のWG会議にてWG取組みの継続要否を判断予定

– WG7: Operation of Certification（2015年11月開催）

• OD-2037（CB証明書様式）につき、PACと調整の結果改訂の必要なしとしてタスクを完了し本WGを解消

– WG8: Feedback on CA Governance Structure（開催なし）

• HBRがCABにて承認されたことによりタスクを完了し、本WGを解消

– WG9: Functional Safety（2015年10月、3月開催）

• 認証のモデルケースとして単純製品（例：緊急停止リレー）を取上げ、運用文書（OD）開発を継続

• 運用段階への移行、及び機能安全評価に係る要員資格認証制度開発の必要性を考慮し、本WGをPSCから外してCMC直下のTFとして発足予定

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PSC方針・戦略委員会：傘下WG活動（2/2）


– 他の3システムとの連携

• IEC CA System Task Force on Joint Business Development & Coordinationの設立に合意

• 付託事項は、LED、自動車用充電ステーション、サイバーセキュリティ、要員資格等、IECExやIECQで実施している分野の共有化とIECEEへの効果的取り込みを推進すること

• メンバー構成はIECEE、IECEx、IECQ各システムから最大6名のエキスパートで構成し、IECEEはPSCからメンバーを募集

• 第1回会合はIECフランクフルト総会期間中の10月11日に開催予定

– HSTS（有害物質試験成績書発行サービス）の扱い

• IECEEで運営しているHSTSをIECQに移管し、IECQで運営しているHSPM（Hazardous Substances Process Management）認証との一体サービスを可能にする提案をIECQに提示

• サービスの移管に先立ち、PSC WG 1に対して市場インパクト分析書を開発するよう指示し、既存プログラムとの違いを特定する

– PSC運営ルール改善

• 産業界代表の参加促進のためPSC会議開催に合わせてWGを開催し、WG主査のPSC会議参加を可能にする提案

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PSC方針・戦略委員会：5/30会議より


IECEE CMC認証管理委員会

PSC方針・戦略委員会

WG 1認証サービス戦略

WG 3産業オートメーション

WG 9Functional Safety

TF：Cyber Security

定常テーマ別WG 特定テーマ別TF

OD*開発・見直し要員資格認証制度開発

* Operational Document 認証手順を規定した文書であり、NCBはこれに基づき評価・認証を実施

CS/FS分野の審議がPSCからCMCへ


PSC方針・戦略委員会傘下のWG

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IECEE CMCCertification Management Committee

WG 1: Strategy

WG 2 : Smart Grid

WG 3 : Industrial Automation

WG 4: Electrical Energy Efficiency (E3)

WG 5: Global Motor EE (GMEE): Strategy

WG 6: Global Motor EE (GMEE): Technical

WG 7: Operation of Certification

WG 8: Feedback on CA Governance Structure

Mr. S. Paulsen/CA

Mr. S. Margis/US

Mr. B. Petri/DE

Mr. T. Kajiya/JP

Mr. D. Delaney/US

Mr. M. Doppelbauer/DE

Ms. M-E. d’Ornano/FR

Mr. M. Kappelan/DE

Mr. J. Iden/JPWG 9: Functional Safety

PSC: Policy & Strategy CommitteeCo-chair, CA: Mr. T. Gaertner/NLCo-chair, Ind.: Mr. T. Kajiya/JP

Chair: Mr. W. Niedziella/DEVice-chair: Mr. S. Kondo/JP

2016年8月現在

解散

解散

解散

解散

解散


WG3：顧客試験施設

1. 付託事項– 顧客試験施設（Customer’s Testing Facilities, “CTF”) プログラム活用に関連す

る手順書等文書の作成・管理

2. メンバー– JP主査（Keller/TRJ）, USx3, DE, IT, DK, JP (佐藤/JET)

3. 主な活動・トピックス

- 顧客試験施設（CTF)プログラム関連手順書・査察書式の改訂

4. 今後の活動– ビデオ生中継による「立会」の規定化を含む関連手順書の改訂（ビデオ生中継

による顧客試験施設の「査察」は不可とされた。）

– その他の顧客試験施設関連事項の検討

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WG5：部品の受入れ

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1. 付託事項– 発行NCBが完成品内で評価済みの部品を、受入NCBが追加試験無く受け入れ

ることを促進するために、現状を調査し、対策を立案する。

2. メンバー– SE（主査）, CAx3, DE, FR, IT, NL, USx3

3. 主な活動・トピックス– 昨年のCMC以来、WGとしての活動は行なわれていない。

– 一昨年のCMCで承認された当WG報告に基づきOD-2040 (NCBに対するCB査察の書式）が改訂され、NCBがIECEEウェブサイトの「Components Acceptance Database」 (部品受入データベース）に掲載している情報が最新のものであるかどうかをチェックする項目が設けられることになった。

4. 今後の活動– 付託事項に基づく活動を継続する。


WG10：規則・手順のメンテナンス

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1. 付託事項– IECEE01: 基本規則、IECEE02、02-1、02-2：施行規則文書について適宜見直し、

また既存WGの担当外となるOD文書について見直し・アップデートを行う。

– 既存のWGの担当外の、「Current Decision」について見直しを行い、該当するIECEE01、IECEE02,、02-1、02-2、 OD文書の中にその内容を盛り込む。

– 「Current Decision」の見直しを行い、担当するWG及びその内容を盛り込むための該当OD文書を明確にする。

– CMC決議に従ったIECEE基本規則、手順、OP文書の発行・修正の進捗状況の確認

2. メンバー– JP(主査：近藤／JQA), NO, US, DE, DK, IT, IS, CN, KR, JP（Keller/TRJ）



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3. 主な活動・トピックス– IECEE01（基本規則）ed.16 のドラフト案の作成、CMCでの承認

• CMC、CTL、CFS会議について、メンバーボディが原則ホストとなることを明記

• IECEE規則、OD文書、管理文書、ガイドの変更は関連するWG、委員会の推薦を経て、CMC会議で承認することを明記

– IECEE02（施行規則）ed.16 のドラフト案の作成、CMCでの承認

• CB証明書/レポートの変更の取り扱いの詳細な記述を削除し、OD文書を参照

• 各国デビエーションのTRFの作成を事務局より、関連メンバーボディに要請することを明記

– IECEE02-1（ IECEE構成・組織） ed.4.0のドラフト案の作成、CMCでの承認

• CMCの構成に関する記述を削除し、IECEE01の記述を参照

– IECEE02-2（メンバーシップ） ed.4.0のドラフト案の作成、CMCでの承認

• 主に編集上の修正、SPTLでの試験として過渡過電圧試験を追加

– IECEE02-3（相互査察プログラム）ed.4のドラフト案の作成、CMCでの承認

• 査察メンバーの構成に関する記述修正

• 査察後の対応期限を監査最終日から起算



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4. 今後の活動– 付議事項の遂行

– IEC適合性評価システムの統一基本ルール（HBR)を補足する文書IECEE01-Sの

作成、2016年末CAB承認を受ける予定。


WG18：IECEE財務プランの検討

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1. 付託事項– IECEEの財務予測、中期財務プランの評価

– IECEEシステムの透明性維持のための資金調達モデルの検討

– システム開発のための余剰金使用の可能性検討

– 小国補助のための余剰金使用の可能性検討

– 年末予算報告書の検証

2. メンバー– FR（主査）, CH, US, CA, AU, UK, DK, JP（地主／JQA）

3. 主な活動・トピックス– OD-2026（財務）ed.1.8のドラフト案作成、CMCでの承認

• 査察に関する費用の規定をOD-2026に統合。

‒ 年会費等の改定を含めた資金調達モデルの検討

4. 今後の活動– 継続してIECEEの継続的発展に向けた財政プランを検討


WG24：ルール違反

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1. 付託事項– 事務局と共に、経験に基づき、ルール違反の色々な形態について識別。

– 違反事項を調査し、適切な管理方法の提案。

– OD-2033（ルール違反に関するプロセスの要素）の改訂。

2. メンバー– CA(主査）、NO, CN, NL, ZA, HU, US , JP（大川／JL-J）

3. 主な活動・トピックス– OD-2033の別表1を、違反の深刻度合いに応じてMajorもしくはOtherに区分する

改訂案を作成し、承認された。適切な理由の無いCBTCの受け入れ拒否、宣言されてない相違点の要求などもMajor Infringementとして分類されることとなった。

– 尚、2個目のMajor Infringementが発行されたら即、該当機関は一時停止処分を受ける。

4. 今後の活動– 違反事例、苦情、不適合の記録、分類について事務局と協力し、さらなるOD-

2033の変更を申し出る。


WG25：マーケティング

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1. 付託事項– IECEEのグローバルな認知度向上のため、新たなサービスの立案・支援及び既

存サービスの広報・宣伝を行うこと

– IECEEサービスの広報・マーケティングを、連携した集団的努力及びその測定

結果により効率的かつ強力に行うこと

– CMCが割り当てた業務に関連する他のマーケティング関連課題を取り扱うこと

2. メンバー– NO（主査）, KR, NL, CZ, JP（梶屋）, IEC中央事務局広報部

3. 主な活動・トピックス– HSTS、FSS及びFCSに関するPromo-sheet開発を完了後、E3（Electrical Energy

Efficiency）、及び電池・充電器・充電ステーションに関するPromo-sheetをIEC中央事務局と連携して開発中

– あわせIEC/IECEEロゴの使用に関するガイドも完了し、OD-G-2058：Guidance for the use of the IECEE Logo”として発行済み

– INDAカテゴリーについて、PSC WG 3エキスパートの支援のもとに開発予定


WG25：E3 Promotion Sheetの概要図

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WG26：事業継続計画と人材育成

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1. 付託事項– IECEE発展に貢献してきた専門家の退職に伴う事業の継続性確保と、若年世代

のIEC CA活動への参画の動機付けと効果的な育成策を検討し、関係各界に必要な提案を行う

2. メンバー– CA（主査）, AU, DE, KR, US ,JP(梶屋）

3. 主な活動・トピックス– 新主査のMr. S. Paulsen/CAが就任し、1月にシンガポールにて初会合開催

– IEC Young Professional（YP) ProgramへのCA側面の認知度向上対策としてCMCオスロ会議へのYP参加の募集を行い、10名の候補者から下記2名を選別

Mr. Mauricio Avila/TUV Rheinland Brazil,

Ms. Lu Min Wong/DAIKIN Malaysia

– IECEE運営の継続性確保のため、CMC議長、副議長、財務監事の任期終了年が重複しないよう終了年を1年ずつずらすルール改正を提案

– CMC傘下の全ての委員会・WGメンバーのExpertise Participation Matrixを作成


TF：認証機関と試験所の従属関係

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1. 付託事項– CBTLが同一カテゴリーでも複数のNCBに属することを認める提案に対して、こ

の提案を実行した場合の影響を分析する。

2. メンバー– HU(主査）, CN, FR, NL, DE, CA, GB, US ,JP（大川／UL-J)

3. 主な活動・トピックス– いくつかの産業界からの支持はあるものの、適合性評価への影響分析ができて

おらず、懸念の払しょくもされていないので、CMCは再検討するようにTFに差し戻した。

4. 今後の活動– 影響を明確にし、懸念を払しょく出来うる管理手順を検討する。


CMCへのCTL 試験所委員会報告

1. 付議事項

– IECEEにおいて使用される規格試験の明細事項及び方法並びにそれらの規格で指示される試験機器の構造上の詳細に関わる実務上の問題を扱う。

2. メンバー

– JP（議長オロボセレ/TUV）、US(事務局長）、ETFｓとWGｓ Convenor、各国の技術専門家

3. 主な活動・トピックス

– 2016年3月9日～10日に、チェコ共和国（プラハ）でCTL総会を行なった。

• CTL推奨事項案（4件）を作成。〔3件CMC承認。1件保留。〕

• CTL決定書案（20件）を作成。〔19件CMC承認。1件保留。〕

• CTL試験機器リスト案（88件）を作成。〔88件ＣＭＣ承認。〕

• ＣＴＬ作業手順書（OP)のIECEE OD文書（4件）を作成〔3件CMC承認。1件保留。〕

（追記：承認された3件中、2件の内容は修正されました。）

4. 今後の活動

– 技能試験品質の改善、試験所の技術的能力の向上と技術的問題への対応を継続

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CTL技能試験の報告The CTL decided to perform the Proficiency Test Programs already planned and did not recommend any new PTP Program for 2016 & 2017 because there are still outstanding PTPs from the last year to be finally developed and performed. Overview of PTPs at different stages of implementation.

CTLは、昨年決まった技能試験プログラムを実行することを決定しました。まだ行っていない技能試験があるので、2016年と2017年向けの新しいPTPプログラムは推奨しません。残っているPTPは下記の通りです。

- IP Testing IPテスト

- Electric Strength Test 耐圧試験- Design Check–Household Products 構造チェックー家庭用電化製品- Plug Discharge Test プラグ放電試験- Heating Test, Switch Mode supply スイッチング電源温度上昇試験- Tracking Test トラッキング試験- Cables, conductor resistance ケーブル、導体抵抗- Earth Resistance 接地抵抗- Heating Test, Switches スイッチ温度上昇試験- Heating Test, Transformers トランスフォーマー温度上昇試験- Luminous qualities ルミナス資質・品質- Luminaires 照明器具- Touch Current 接触電流（漏れ電流）

CTL1:The CMC is requested to note the above decision. CTL1:CMCは上記の決定の報告をします。

CTL 試験所委員会－Major Topics from Prague


CTLからのCMC推奨事項

CTL2: The CTL recommends to the CMC to implement the revision and merger of these two

ODs (OD-5003 is OD 2024) with the resulting document being OD-2024.

CTL2: CTLは、結果的にOD-2024になるように、2つのOD (OD-5003 と OD 2024) の修正・合併をCMCが実行する事を推奨します。

CTL3: The CTL recommends to the CMC to implement the revised OD-5004 and to withdraw

CMC decision 73/10 after approval the new edition 1.1 of OD-5004.

CTL3: CTLは、OD-5004を修正し、CMC decision 73/10の取り下げを実行し、改訂版OD-5004 1.1を承認する事を推奨します。

CTL4: The CTL recommends to the CMC to implement OD-5004 which was revised to include

the PAC decision to adopt into OD-2020 the contents of OD-5005 and to withdraw OD-5005

afterwards.

CTL4:CTLは、OD-5004にPAC decisionを含めて、さらにOD-5005をOD-2020にまとめる修正をし、そしてOD-5005の取り下げを推奨します。

CTL5: The CTL recommends to the CMC to approve OD-5003 as revised to reflect the

“Customer Test Facility” in accordance with the rules.

CTL5: CTLは、規則に従って「Customer Test Facility」を反映し、OD-5003を承認する事をCMCに推奨します。

CTL 試験所委員会




CTL6: The CTL recommends to the CMC to approve the creation of a new OD-5014 to publish

the requirements of DSH 251E.

CTL6: CTLはDSH251Eを、新しいOD-5014として作成し、承認する事をCMCに推奨します。

CTL7: The CTL recommends to the CMC to approve the withdrawal of DSH291/1999

CTL7: CTLはDSH291/1999の取り下げをCMCに推奨します。

CTL8: The CTL recommends to the CMC to approve the decision to remove IEC 62366 from the

CB Scheme scope.

CTL8: CTLはCBスキームの規格スコープからIEC 62366削除の承認をCMCに推奨します。

CTL9: CTL supports the use and acceptance of the Hybrid TRF but proposes additional work on

the document to ensure wide acceptance. CTL would like the CMC to implement further work on

this document.

CTL9: CTLは、ハイブリッドTRFの使用と受け入れをサポートしていますが、広く受け入れさ

れるために文書に追加の作業が必要である事を提案しています。 CTLは、この文書に追加の作業を実行する事をCMCに推奨します。

CTL10: CTL recommends to the CMC to approve the formation of a new ETF 15 covering high /

medium voltage components coordination.

CTL10: CTLは、高/中電圧部品の調整をカバーする新しいETF15の成立を承認する事をCMCに推奨します。

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CTL11: CTL recommends to the CMC to approve the addition of this GMEE ETF task to that

of ETF 7 while monitoring the activity of this program.

CTL11: CTLは、このプログラム(GMEE)の活動を監視しながら、ETF 7にGMEE ETFタスクの追加を承認する事をCMCに推奨します。

CTL12: The CTL would like to know CMC opinion on the possibility of making the MBs

participation slots available to the CTL for allocation to meeting participants. If this is

implemented by the CMC then the CTL will draw up a formula on allocation of seats for

participants at the CTL Meetings.

CTL12: CTLは、会議の参加者への割り当てのため、CTLへのMB参加スロットが利用できるかどうかの可能性についてCMCの意見を知りたいと思います。もし可能な場合、CTLは、CTL会議での参加者のための席の配分を図式にします。

CTL13: CTL recommends to the CMC to approve the decision to create an Operational

Document (OD) on calibration and maintenance of climatic chambers

CTL13:CTLは、気候室の校正とメンテナンスにODを作成する決定の承認をCMCに推奨します。




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CTL14: CTL recommends to the CMC to approve these standards as the applicable standards

for the PV Category: IEC 60904-1, IEC 60904-2, IEC 60904-9, IEC 61215, IEC 61646, IEC

61683, IEC 61727, IEC 61730-1, IEC 61730-2, IEC 61829, IEC 62108, IEC 62109-1, IEC

62109-2, IEC 62116, IEC 62257-9-5 and IEC 62790 (to be added)

CTL14：CTLは、PVのカテゴリに適用可能な規格として、下記の規格の承認をCMCに推奨します。IEC 60904-1, IEC 60904-2, IEC 60904-9, IEC 61215, IEC 61646, IEC 61683, IEC 61727, IEC 61730-1, IEC 61730-2, IEC 61829, IEC 62108, IEC 62109-1, IEC 62109-2, IEC 62116, IEC 62257-9-5 and IEC 62790 (to be added)

CTL16:CTL technical input on interchangeability of equivalent components requested from the

PAC:The CTL agrees with the intent of the PAC document. The CTL also noted and approved

the proposed CTL comments to the PAC document that will be provided back to the PAC. Final

document together with the CTL input has been sent to the PAC

CTL16:PACから要求された同等の部品の互換性について、CTLはPAC文書の意図と一致しています。しかし、CTLからの詳細な技術的意見については PAC文書に入れ込んで最終文書をPACに提案しました。

CTL16: The CMC is requested to note. CMCはこの提出の記録を要求されています。





４．質疑応答

Documents

の概要と第19回CMCオスロ会議報告 - JEITA...Japan National Committee of IECEE 1 1 1．IECEE CB制度レビュー 2．CMCオスロ会議の概要と共通関心事項 3．傘下委員会・WGの活動概要