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津野町森林組合

　比較的簡易な設計法［ルート1］を採用したCLTパネル工法の事務所です。建物の形状を単純な矩形にして、建物の両サイドのコアに耐震壁を集めることで、事務室・会議室に壁が出ない計画となっています。CLT床、屋根だけでは、あまりスパンが飛ばないため、ヒノキ製材のトラスと組み合わせて、約7.2mの無柱空間が実現されています。　また、本事例における延べ面積1㎡あたりのCLT使用量は約0.42㎥と、一般的な木造軸組工法の建物の0.15～0.2㎥と比較すると約2～3倍となります。そのため、CLTのマザーボード（幅3m×長さ12m）の寸法を考慮したモジュール設計により、歩留まりを向上させてCLTパネルのコスト制御がはかられています。　CLTパネル工法［ルート1］により、法令上、設計可能な要素を最大限取り入れた建築と言えます。

CLTパネル工法ルート 1

事務所 その他建築物2F建て

高知県高岡郡津野町事務所2019年2月約4ヶ月156.16㎡235.28㎡CLTパネル工法ルート1

その他建築物98.4㎥壁・床・屋根150×2,960×11,280㎜CROSS建築設計事務所山本構造設計事務所進設備設計

（株）中成

所在地用途竣工工期建築面積延べ床面積工法構造防耐火使用したCLT

CLT利用部分最大CLTサイズ意匠設計構造設計設備設計施工

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CLTパネル工法［ルート1］によるセットバックを活かしたシンプルな建物形状

くりかえす

［P21］

床屋根をかける

［P20］

壁を配置する［P19］

コアをつくる

［P22］

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5. 国内のCLT建築事例

スギCLTを下弦材・ヒノキ製材を上弦材に使ったトラス構造で約7.2mスパンとした2階の会議室

ヒノキCLTを上弦材・ヒノキ製材を下弦材に使ったトラス構造で約7.2ｍスパンとした1階の事務室

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1900 1900 1900 1900 1900 1900 1900 1900 106015200 1725150

1580

910

1365

3185

2730

1090

910 33

572

80

キッチン

事務室

風除室シャワー室

ランドリー室

倉庫収納

ミーティングルーム

ホール

書棚

書棚

PS DSPS

335

ホール

3040

1095

910

1365

3185

1985

1200

2730

2000

1090

575

335

8190

3950910 1900 1900 1900 1900 1900 1900 1060

1140016950

1600540

休憩室

テラス

ホール

会議室・研修室・多目的室収納

PSPS

書棚

2階平面図No scale

1階平面図No scale

37

1900

▽最高高さ

▽2FL

▽1FL

▽GL

2000910 910

屋根：ガルバリウム鋼板 厚0.4タテハゼ葺 1/10勾配

上弦材：ヒノキ製材 120×150

上弦材：ヒノキCLT 厚150

下弦材：スギCLT 厚150

下弦材：ヒノキ製材150×180

スギCLT現し スギCLT現し

ヒノキCLT現し

設備DS

ヒノキCLT現し

ガルバリウム鋼鈑（外断熱仕様）ガルバリウム鋼鈑（外断熱仕様）

母屋：スギ製材 120×120 ＠910

910 910 910 910 910 910 910 9107280 2000

1090

スギCLT現し（水性アクリル　樹脂塗料塗布）

スギCLT現し（水性アクリル　樹脂塗料塗布）

スギCLT現し（水性アクリル　樹脂塗料塗布）

スギCLT現し（水性アクリル　樹脂塗料塗布）

ヒノキCLT現し（水性アクリル　樹脂塗料塗布）

ヒノキCLT現し（水性アクリル　樹脂塗料塗布）

ヒノキCLT現し（水性アクリル　樹脂塗料塗布）

ヒノキCLT現し（水性アクリル　樹脂塗料塗布）

斜材：ヒノキ製材 120×120

会議室・研修室・多目的室

事務室

斜材：ヒノキ製材 105×105×2

861

3000

150

150

300

300

150

150

CLT壁パネル高さ

3000

CLT壁パネル高さ

3000

3200

450

350 300

300

150

150

180

470

150

180

800

800

2250

470

2900

2850

2300

3200

3000

7511

5. 国内のCLT建築事例

ヒノキCLT床パネルの施工ヒノキCLT壁パネルの建て方

断面図S=1/75