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鳥獣害対策 害鳥獣防除機・忌避機のご案内
<概要>
多くの生き物(鳥や動物)が、視覚動物(視覚優位)、または聴覚動物(聴覚優位)であり、視覚、聴覚に依存して
生活しています。
野鳥や動物は、外敵や天敵から守るために、それらのアンテナを張り巡らせて、自身を守りながら生きています。
害鳥獣の中には、食べ物を求めて人間の住む場所に食べ物を求めて出て来たり、天敵から逃れるために人間の住む
街に居住むなどして人間の生活にいろいろな影響を与えています。
そこで、それらの鳥獣に対して、視覚、聴覚をかく乱させることで、害鳥獣にとって居心地を悪く(安心出来ない
場所と認識させる)し、鳥獣害を防除させる方法をご提案します。
<忌避方法と特徴>
1.視覚をかく乱
1)紫外線による忌避
多くの鳥、虫、小動物は紫外線が見えます。
紫外線により、仲間の性別の判定や獲物や外敵の識別、進路の誘導等が行われています。
人間には紫外線が見えませんので、赤、緑、青の組み合わせと白しか識別できませんが、
人間には同じ色に見えるものでも、紫外線が見える動物には、まったく違った色に見えます。
そこで、害鳥獣(虫を含む)に紫外線を照射し、視覚バランスを崩すことで忌避します。
鳥は視覚動物ですので、視覚バランスを崩されることは死を意味します。
3 原色(人間) 4 原色(鳥など)
2.聴覚をかく乱
1)特殊超音波による忌避
多くの鳥、虫、小動物は超音波(人間の可聴域を超えた周波数帯域)を感じます。
人間には聞こえませんが、骨や肌を通し振動として感じることは可能なようです(個人差があります)。
鳥は超音波が聞こえないという説がありますが、超音波を振動として感じることで外敵や今の状況を察知
します。
2)特定音源による忌避
すりガラスを引っ掻く音など、人間にも嫌いな音(不快音)があるように、害鳥獣にも嫌いな音(不快音)
があります。
嫌いな音以外にも、天敵の鳴き声や音、身の危険を感じる音・知らせる音(仲間が発する危険信号音等)、
興味をひく音等があります。
<商品ラインナップ>
バード・スイーパーⅠ(大音量音声タイプ)
特徴
1)大音量発声による忌避
どんな動物にも聴神経があり、耳から大音量が入ることにより聴神経を
傷つけ、次に脳神経が侵されることになります。
聴神経が傷つかない音量であっても、生命線の 1 つである、聴覚を妨害
するような音は避けようとします。
2)発音する音の種類を自由に選択
SD カードに音声データを搭載していますので、忌避したい鳥や動物に
一番効果のある音を選択できます。また、数種類の音をランダムに鳴らす
ことにより、従来機に比べて音に対する慣れが防止出来ます。
3)高出力アンプ、高能率スピーカーを採用
高い音圧を出しますので、省スペースはもちろん、広いエリアまでカバー
出来ます。
バード・スイーパーⅡ(特殊超音波タイプ)
特徴
1)喫驚(きっきょう)による忌避
前触れもなく、不意にびっくりさせることです。
特殊な音源と発声装置を使用することで、突然、聴覚を刺激させる音を発声
させます。
2)特殊超音波、特定音源を変化させる
特殊超音波の周波数をランダムに発生させます。
従来の忌避機は、○○KHz~○○KHz の間を掃引させることで、
周波数を変化させていますが、
これにより、喫驚効果が得られ難くなります(対象動物への聞こえ方が、
徐々に音が聞こえて来て、大きくなり、最大音量後、徐々に小さくなります)。
それを防ぐために、18KHz(3 秒間)→ 休止(任意時間)→ 27KHz
(3 秒間)→ 休止(任意時間)→ 19KH(3 秒間)休止(任意時間)→
36KH(3 秒間)...と言ったように、休止を挟んでランダムに発生します
ので、喫驚効果が得られることが出来ます。
3)立ち上がりの速い発音
害鳥獣は、小さな音にも敏感です。
また、音に対する応答速度、反応速度は人間とは比較にならないくらい
高速です。
視覚的にも聴覚的にも、従来の忌避機はスローモーションのように感じます。
高速発音回路により、常時発音状態を保ち、急激に音を開放しますので、
立ち上がり速い発音が得られ、喫驚効果に繋がります。
* 効率よく音を遠くに運ぶためのオプション
1)パラメトリックスピーカー
超音波を利用することで、鋭い指向性と直進性を生かして、遠くに音を運びます。
2)強力なトランスデューサー
より高出力なトランスデューサー(超音波スピーカー等)を使用することにより、
大音量を発生、到達距離を伸ばすことが出来ます。(バード・スイーパーⅡのみ)
3)高出力アンプ、高能率スピーカー
非常に高い音圧を出しますので、さらに広いエリアをカバー出来ます。
* 環境への問題
1)高出力ではあるが
大音量等高い出力を出すため、消費電力は他の忌避機に比べて大きくなります。
しかし、高出力であるため発音時間が短く、短期間で効果が得られますので、結果として騒音問題、
省エネ問題が解消出来ます。
2)騒音問題
出来る限り人間の耳には聞こえにくい周波数、音源、狭い可聴範囲を用いて忌避しますので、環境問題に
対応可能です。(バード・スイーパーⅡのみ)
*基本仕様
・バード・スイーパーⅠ
音の種類:6 種類(6 種類の中から選択、またはランダム再生)
発音時間設定:発音時間 1 秒~10 秒
発音間隔 0 分~60 分
ランダム再生時は発音 1 秒~10 秒、休止時間 0 分~30 分の間でランダムに再生。
設置方法:φ20~φ50 の丸いポール又は□20~□50 の角材等への取付用金具付。
電源電圧:DC12V/DC24V
・バード・スイーパーⅡ
音の種類:特殊超音波
発音時間設定:発音時間 1 秒~10 秒
発音感覚 0 分~60 分
ランダム再生時は発音 1 秒~10 秒、休止時間 0 分~30 分の間でランダムに再生。
設置方法:φ20~φ50 の丸いポール又は□20~□50 の角材等への取付用金具付。
電源電圧:DC12V/DC24V
*オプション
紫外線ランプ
鳥獣検知センサー
ソーラーパネル
音源用 SD カード
設置場所に応じた形状(出来るだけ追い払う鳥獣の近くに設置するため)のスピーカー製作
リモコン操作対応
その他、状況に合わせて、対応いたします。
<導入例> すべてカスタム製作品です。
1.樹木取り付け型
街路樹などに止まるムクドリ、ヒヨドリ、スズメ等用の筒型忌避機です。
至近距離から特殊超音波をムクドリに向けて出すことで、ムクドリを防除します。
木の幹等に設置(木にマジックバンド等で巻きつけて固定)し、取り付け取り外しも簡単です。
標準は、タイマーで動作するタイプですが、ムクドリを検知して動作するタイプもあります。
紫外線ランプの併用も効果的です(オプション)。
12V バッテリー駆動
プロトタイプ 外形寸法(高さ×直径) 約φ 100×250mm 重量 約 1500g
2.据え置き型 A
屋内用の小動物用忌避機です。
物置、物置、天井裏などに居住む害獣(ネズミ、アライグマ、ハクビシン、コウモリ等)を防除します。
特殊超音波で、エリア内をカバーします。
標準は、タイマーで動作するタイプですが、害獣を検知して動作するタイプもあります。
紫外線ランプの併用も効果的です(オプション)。
12V バッテリー駆動、または AC アダプタ
プロトタイプ
外形寸法(幅×奥行×高さ)
約 150×250×200mm
重量 約 2000g
3.据え置き型 B
スピーカーを 180 度(裏表面)や 90 度に配置することにより、小動物の通り道や部屋の角に置いて使用します。
標準は、タイマーで動作するタイプですが、害獣を検知して動作するタイプもあります。
紫外線ランプの併用も効果的です(オプション)。
12V バッテリー駆動、または AC アダプタ
プロトタイプ
外形寸法(幅×奥行×高さ)
約 180×280×210mm
重量 約 3500g
4.据え置き型 C
倉庫、小屋、お寺の天井裏など、尐し広い屋内に住む害獣(アライグマ等)用の忌避機です。
特殊超音波で害獣を防除します。
標準は、タイマーで動作するタイプですが、害獣を検知して動作するタイプもあります。
紫外線ランプの併用も効果的です(オプション)。
リモート操作等幅広く対応が可能です(オプション)
12V バッテリー駆動、または AC アダプタ
プロトタイプ
外形寸法(幅×奥行×高さ)
約 575×430×330mm
重量 約 15000g
タイマー間欠、センサー感知発音・発光
5.据え置き型 D
屋外・屋内兼用鳥・小動物用忌避機です。
スピーカー4個を全方向に配置し、倉庫等の広いエリアに使用出来ます。
超音波、特定音源、紫外線を併用出来ます。
プロトタイプ
外形寸法(高さ×幅×奥行)
約 300×300×100mm
質量 約 4000g
6.ベランダ取り付け型
住居、マンション、ビル等のベランダに取り付け、鳩やカラスを防除する超小型の忌避機です。
ベランダの手すりに止まろうとする害鳥を特殊超音波で防除します。
軽量コンパクトで、簡単に取り付けできます。
標準は、タイマーで動作するタイプですが、害鳥を検知して動作するタイプもあります。
紫外線ランプの併用も効果的です(オプション)。
12V バッテリー駆動、または AC アダプタ
手すり等に設置(固定)
プロトタイプ
外形寸法(高さ×幅×奥行)
約 150×100×100mm
質量 約 500g
7.ポール固定式
広い場所(田畑やゴミ置き場等)で効果を発揮するポール固定式です。
プロトタイプ
外形寸法(高さ×直径)
約 300×φ100mm
重量 約 1500g
8.スタンド式
広い場所(田畑やゴミ置き場等)で効果を発揮するスタンド式です。
特殊超音波タイプ(市街地用)と大音量音声タイプ(郊外の田畑用)があり、ほとんどの害鳥獣を防除します。
屋内タイプと防水ケースに入った屋外タイプがあります。
プロトタイプ
外形寸法(高さ×直径)
高さ 850×幅 450mm
重量 約 3000g
バッテリーは除く
操作用リモコン
9.船設置用忌避機
海苔の養殖場などのカモや魚による被害対策用
対象となる害鳥獣に合わせて、特殊超音波、大音量音声、フラッシュライト、LED ライト、水中音声発生
の組み合わせで防除します。
船に設置するタイプと筏タイプがあります。
電源電圧 12V/24V
10.照射型
筒状の筐体を使用することで、音の拡散を防ぎ、遠くまで効果のある音を運びます。
忌避機と組み合わせることで効果を発揮できます。
10.害鳥獣調査用機器
害鳥獣による被害の実態の調査と効果の確認を行う装置です。
屋内用と屋外用(防水機能)があります。
離れた場所からのリモート操作(電動台車による移動)や監視カメラ等と併用することで無人観察が行えます。
11.害鳥獣調査用各種試験装置・機器
1)各種信号・音声発信機 2)特殊超音波発生器Ⅰ
3)特殊超音波発生器Ⅱ 特殊超音波発生設定器
4)超音波帯域用スピーカー 5)拡散用スピーカー
6)超音波レベルメーター 7)測定用マイクロホン 8)音声・信号計測パソコン
<その他の応用展開>
・カメラを使った映像監視、映像記録、画像配信、
・マイクを使った音声監視、音声記録、音声配信、
・動物感知センサーによる自動対応、
・無線等を利用した遠隔監視・遠隔操作
その他、いろいろな応用展開が可能です。
*動物感知センサーは、赤外線センサー等各種センサーやカメラによる動体検知が行えます。
カメラ(映像) PC 記録
送信
マイク(音声)
自動制御
手動操作
忌避機