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INDEX
通算第335号 2019.1.15 VOL.2
公益財団法人東京しごと財団(東京都シルバー人材センター連合)
SILVER TOKYOシル と
うきょうシル とうきょう
港区:洋服のお直し
バーバー
町田市:けん玉教室
町田市:銀のハンドメイド(小物作り)町田市:銀のハンドメイド(小物作り) 八王子市:放課後こども教室安全管理
青梅市:リサイクル作業(自転車)青梅市:リサイクル作業(自転車)
青梅市:リサイクル作業(家具)狛江市:さくら祭り出店町田市:けん玉教室
八王子市:放課後こども教室安全管理
狛江市:さくら祭り出店
シルバー人材センター写真展応募写真より
【安全就業特集】平成30年度シルバー人材センター安全大会
2P
4P
6P
7P
10P
9P
8P
「学童保育補助業務講習」を初めて実施しました!
☆東京都主催「シニアしごとEXPO2018」が開催されました!11P
12P
14P
★基調講演:「80代のシルバー人材センター就業」★事例発表(公社)町田市シルバー人材センター
★(公社)渋谷区シルバー人材センター★(公社)豊島区シルバー人材センター★(公社)国分寺市シルバー人材センター★(公社)羽村市シルバー人材センター
~平成30年度 高齢者活躍人材育成事業~
適正就業関連 ~適正な請負契約の推進~
派遣就業関連 ~シルバー人材センター等労働者派遣事業~
就業推進関連 ~福祉・家事援助サービス事業~
★(公社)小金井市シルバー人材センター★(公社)羽村市シルバー人材センター
☆平成31年度 安全就業標語募集中
安全就業優良シルバー人材センターの取り組み
☆シルバー人材センター写真展
シルバー人材センターフォーラムを開催しました
安全就業パトロール報告 ~30年度前半を終えて~
連合インフォメーション
青梅市:リサイクル作業(家具)
3SILVER TOKYO
2SILVER TOKYO
大会では、財団笹沼理事長の挨拶後、まず安全就業優良シルバー人材センターならびに安全就業標語の表彰式が行われました。 今年度の安全就業優良シルバー人材センターは、渋谷区シルバー人材センター、豊島区シルバー人材センター、国分寺市シルバー人材センター、羽村市シルバー人材センターが選定され、表彰されました。[写真1][写真2][写真3][写真4] 平成30年度安全就業標語は、応募総数3,320点の中から最優秀作品2点、優秀作品8点が表彰されました。最優秀作品受賞者の2名には入選標語ポスターと副賞品が、優秀作品受賞者には副賞品がそれぞれ贈られました。[写真5] 表彰式に続き、安全就業優良シルバー人材センターの安全就業に関する事例発表、外部講師を招いての講演が行われました。
表彰の後、独立行政法人労働者健康安全機構 労働安全衛生総合研究所リスク管理研究センター上席研究員の大西明宏氏による「転倒防止のための就業環境の整備について」の講演が行われました。 労働災害における「休業4日以上となった転倒」 東京都シルバー人材センター連合では、平成27年、
「安全はすべてに優先する」の基本理念のもと、安全就業の基本方針として「安全宣言」を設定いたしました。この「安全宣言」は、シルバー人材センターにおける安全就業推進を一層強化していくため、今年度も引き続き行ってまいります。 安全大会では、財団事務局次長が「安全宣言」を読み上げ、続いて出席者全員で唱和を行いました。
の占める割合が増加し続けていることから、就業現場における転倒事故防止の重要性に触れ、平成18年の休業4日以上の労働災害を無作為抽出した34,195件における転倒事故5,709件のデータ分析についてご報告いただきました。分析結果によると、この転倒事故5,709件のうち、滑りによる転倒が42.4%にのぼり、さらに年齢別にみると50~69歳の高年齢群では転倒事故の44%が滑りによるものとなっているとのことです。また、高年齢群の滑りによる転倒では手首骨折が最も多く、2ヶ月以上の休業となる重症が40%を占めており、その重篤度だけでなく日常生活への悪影響がうかがえます。
滑りによる転倒を防ぐためには、濡れや油汚れの排除、滑りにくい(耐滑性(たいかつせい)の認証あり)靴の使用が有効であることが理解できました。また、就業現場確認時のチェックポイントとして、「滑りやすい」「きつそうだ」などの主観的な確認ではなく、「床が濡れていた」「畳の上を靴下で歩く」「荷物を持って階段移動」「15センチの段差」など状況(事実)の把握による確認を大切にしてほしいとのことです。 参加いただいた方からは、「現場環境の特性をよく把握する必要性を痛感した」「環境へ注意を向けることの大切さに気づかされた」などのお声をいただきました。
平成30年度 シルバー人材セン ター安全大会
〈安全宣言〉
平成30年9月28日(金)、東京しごとセンター講堂にて、平成30年度シルバー人材センター安全大会を開催し、都内シルバー人材センター役員、関係機関・団体等171名にご出席いただきました。
東京都連合では、会員の安全就業に対する意識向上に活用するため、都内シルバー人材センターを通じて以下のテーマで標語を募集しています。
平成31年度 安全就業標語募集中!
■応募方法:都内各シルバー人材センターにご応募ください。■締 切:各センターの応募締め切りをご覧ください。※最優秀作品は、平成31年度の安全啓発ポスター等に掲載させていただきます。
テーマ1 「作業方法・手順の確認とルールの順守徹底」テーマ2 「センターごとに設定したテーマ」
写真1:渋谷区
講演 大西明宏氏
安全宣言の唱和
開会挨拶 財団笹沼理事長
写真2:豊島区
写真3:国分寺市
写真5:標語受賞者
写真4:羽村市
安全就業特集
無理しない
休む勇気で
事故防止
(公社)調布市シルバー人材センター会員
まだやれる
もう少しだけは
休み時
(公社)中野区シルバー人材センター会員
平成30年度
安全就業標語
最優秀賞受賞作品
平成30年度
安全就業標語
最優秀賞受賞作品
3SILVER TOKYO
2SILVER TOKYO
大会では、財団笹沼理事長の挨拶後、まず安全就業優良シルバー人材センターならびに安全就業標語の表彰式が行われました。 今年度の安全就業優良シルバー人材センターは、渋谷区シルバー人材センター、豊島区シルバー人材センター、国分寺市シルバー人材センター、羽村市シルバー人材センターが選定され、表彰されました。[写真1][写真2][写真3][写真4] 平成30年度安全就業標語は、応募総数3,320点の中から最優秀作品2点、優秀作品8点が表彰されました。最優秀作品受賞者の2名には入選標語ポスターと副賞品が、優秀作品受賞者には副賞品がそれぞれ贈られました。[写真5] 表彰式に続き、安全就業優良シルバー人材センターの安全就業に関する事例発表、外部講師を招いての講演が行われました。
表彰の後、独立行政法人労働者健康安全機構 労働安全衛生総合研究所リスク管理研究センター上席研究員の大西明宏氏による「転倒防止のための就業環境の整備について」の講演が行われました。 労働災害における「休業4日以上となった転倒」 東京都シルバー人材センター連合では、平成27年、
「安全はすべてに優先する」の基本理念のもと、安全就業の基本方針として「安全宣言」を設定いたしました。この「安全宣言」は、シルバー人材センターにおける安全就業推進を一層強化していくため、今年度も引き続き行ってまいります。 安全大会では、財団事務局次長が「安全宣言」を読み上げ、続いて出席者全員で唱和を行いました。
の占める割合が増加し続けていることから、就業現場における転倒事故防止の重要性に触れ、平成18年の休業4日以上の労働災害を無作為抽出した34,195件における転倒事故5,709件のデータ分析についてご報告いただきました。分析結果によると、この転倒事故5,709件のうち、滑りによる転倒が42.4%にのぼり、さらに年齢別にみると50~69歳の高年齢群では転倒事故の44%が滑りによるものとなっているとのことです。また、高年齢群の滑りによる転倒では手首骨折が最も多く、2ヶ月以上の休業となる重症が40%を占めており、その重篤度だけでなく日常生活への悪影響がうかがえます。
滑りによる転倒を防ぐためには、濡れや油汚れの排除、滑りにくい(耐滑性(たいかつせい)の認証あり)靴の使用が有効であることが理解できました。また、就業現場確認時のチェックポイントとして、「滑りやすい」「きつそうだ」などの主観的な確認ではなく、「床が濡れていた」「畳の上を靴下で歩く」「荷物を持って階段移動」「15センチの段差」など状況(事実)の把握による確認を大切にしてほしいとのことです。 参加いただいた方からは、「現場環境の特性をよく把握する必要性を痛感した」「環境へ注意を向けることの大切さに気づかされた」などのお声をいただきました。
平成30年度 シルバー人材セン ター安全大会
〈安全宣言〉
平成30年9月28日(金)、東京しごとセンター講堂にて、平成30年度シルバー人材センター安全大会を開催し、都内シルバー人材センター役員、関係機関・団体等171名にご出席いただきました。
東京都連合では、会員の安全就業に対する意識向上に活用するため、都内シルバー人材センターを通じて以下のテーマで標語を募集しています。
平成31年度 安全就業標語募集中!
■応募方法:都内各シルバー人材センターにご応募ください。■締 切:各センターの応募締め切りをご覧ください。※最優秀作品は、平成31年度の安全啓発ポスター等に掲載させていただきます。
テーマ1 「作業方法・手順の確認とルールの順守徹底」テーマ2 「センターごとに設定したテーマ」
写真1:渋谷区
講演 大西明宏氏
安全宣言の唱和
開会挨拶 財団笹沼理事長
写真2:豊島区
写真3:国分寺市
写真5:標語受賞者
写真4:羽村市
安全就業特集
無理しない
休む勇気で
事故防止
(公社)調布市シルバー人材センター会員
まだやれる
もう少しだけは
休み時
(公社)中野区シルバー人材センター会員
平成30年度
安全就業標語
最優秀賞受賞作品
平成30年度
安全就業標語
最優秀賞受賞作品
5SILVER TOKYO
4SILVER TOKYO
疲れたら
無理はしません
一休み
(公社)板橋区シルバー人材センター会員
良い仕事
身体も心も
健康で
(公社)日野市シルバー人材センター会員
1.安全管理委員会の設置について 安全管理委員会は、副会長を委員長とし、理事3名(うち1名が副委員長)、監事1名、地域班班長代表1名、職群別会員代表6名(施設管理、児童安全管理、駐輪場、家事援助、植木剪定、公園清掃)、事務局長1名の計13名で組織され、そのほか事務局職員から安全就業推進員1名を設置しています。
2.安全就業講習会の実施 安全対策実施計画における「安全教育の推進」に基づき、安全就業講習会を実施しています。これは、すでに就業している会員の安全に関する知識向上だけでなく、新たに就業する会員に対するシルバー就業への説明および安全意識啓発をも目的としたものです。内容は、安全管理委員会による安全就業全体についての話から、転倒防止、事故事例解説及び警察署による交通安全講話や自転車シミュレーター講習の利用などです。特に多くみられる事故を対象としています。
3.熱中症・インフルエンザ防止の 意識啓発について 季節特有の事故として、夏季の熱中症、秋から冬にか
安全就業優良シルバー人材センターの取り組み
公益社団法人渋谷区シルバー人材センター
けてのインフルエンザ対策があります。日々の体調管理も含めた意識啓発のため、熱中症対策として塩飴や熱救急シートを、インフルエンザ対策として抗菌スプレーやマスク等、時宜にかなった物品を配布しています。
4.作業別安全就業基準の制定 植木剪定、除草作業をはじめ、家具等のリサイクル作業、襖・障子張替え作業、体育館等建物管理業務、公報配付業務等、各職種にあわせて作業別安全就業基準を制定しています。
5.安全管理委員会による機関紙の発行 安全管理委員会の機関紙として、「ご安全に」を発行しています。安全に特化した機関紙を発行することで、安全対策基本計画の改正などより多くの情報を会員に周知することができ、安全意識の啓発に役立っています。
その他、転倒事故など、発生した事故に対して安全管理委員会で事故内容を検証し、地域スポーツセンターでの定期的な筋力トレーニングを紹介するなどして再発防止策に取り組んでいます。
1.安全管理活動実施計画について 平成29年度は、以下の計画を定め、安全管理委員会の活動を行いました。
【安全方針】安全就業は、事業運営の基本であるため、就業環境の改善・各会員の安全意識向上を促進することにより、会員の就業中及び途上での事故防止に全力を上げて対策する。【安全目標】年間事故件数を5件以下とする(平成29年度事故件数:8件)【重点事項】①安全就業基準(含む作業別安全就業基準)の厳守・徹底(新入会員に対して、安全就業基準等を配布・説明し、厳守を求める。)②自転車事故の防止(「自転車安全講習会」を開催し、安全意識を高めるとともに、自転車乗車時には、ヘルメットを着用することを啓発する。)③転倒事故の防止(センター主催の「体力測定」及び連合主催の「転倒予防事業」を活用し、就業会員の実態を把握するとともに、意識啓発を積極的に行う。)
2.安全管理委員会活動の実績(平成29年度) 毎月第三木曜日を「安全の日」と定め、安全巡回を13回実施、安全点検チェックリストによる就業会員への聞き取りを行いました。また、傷害事故発生時には事故情報をまとめ、就業会員の配分金明細書に同封して事故情報の共有をはかり、意識啓発につとめました。そのほか、以下のとおり研修等を実施しました。
1.事故発生状況について ここ数年の事故の発生状況は、平成27年度には傷害事故が10件、賠償事故が3件、平成28年度には傷害事故が9件、賠償事故が2件、平成29年度には傷害事故が5件、賠償事故が2件と、年々減少しています。
2.安全就業推進体制について 安全・適正就業推進委員会は、理事5名・各職群班5名・事務局長1名の11名で構成し、傷害・賠償事故ともに事故ゼロを目標として取り組んでいます。
3.安全心得10ヶ条+1 ここ数年の酷暑の状況をかんがみ、東京都シルバー人材センター連合が提唱する安全心得10ヶ条に加え、+1として「熱中症対策として、水分・塩分等を十分に補給すること」を掲げて意識啓発を行っています。
4.安全・適正就業巡回 チェックリストをもとに、年間10回、1回につき5ヶ所の就業現場を巡回して調査・聞き取りを行い、問題点があった場合には、職群班のリーダーを通して注意を促しています。また、巡回時には緊急連絡先カード(SOS
カード)の携帯を確認し、緊急時の対策の徹底を図っています。
5.医師による健康相談の実施 毎年9月に実施する「シルバーはむらふれあい祭り」において、市内医師による健康相談を行っています。
6.女性部会による健康料理講座 元調理師の会員を講師として、健康づくりのために健康料理講座を開催しています。
その他、月1回の新入会員への安全教育(新入会員研修会)の実施、ヒヤリハット体験の募集、職群別の危険予知訓練の実施など安全意識啓発のための活動に取り組んでいます。 今後も、安全就業基準の周知徹底など、安全就業推進活動を強化し、会員一人ひとりが体力の低下等を自覚し、安全意識を強く持って就業に取り組むよう、努めていきたいと思います。
1.安全管理委員会の体制について 安全管理委員会は15名で構成されており(理事2名、会員13名)、年6回会議を開催、年4回約50箇所の就業現場巡回指導を行っています。
2.安全就業基準等の改正 事故の増加を受け、公益法人移行以来の安全就業基準等の改正を行いました。主な変更点は、①自転車安全点検の義務化、②炎天下・悪天候時の作業軽減、③救急セットの常備の3つです。また、就業会員を対象に就業申込時の健康状態確認、就業紹介時の安全就業基準配布を行い、事故を起こした会員には診断書の提出や安全管理委員による聞き取り調査、安全講習会への参加義務化などを実施し、事故の未然防止および再発防止に努めています。
3.会報「安全管理特集号」発行・安全看板の作成 7月の安全就業強化月間にあわせ、会報の「安全管理特集号」を発行し、ヒヤリハット事例の募集・KYシートを活用した訓練問題を掲載し、安全意識の啓発につとめま
した。また、事務局1階の自転車置き場に自転車点検安全看板を設置しました。
4.各種安全講習会の新規計画および拡充 平成26年度よりセンター独自の安全大会を開催しており、内容の拡充により平成29年度には107名の会員が参加しました。また、事故会員の多い清掃業務就業会員を中心に年6回研修会を実施したほか、年2回「元気UP体操(バリアフリービクス)」を開催し、延べ406名の会員が参加しました。
5.さいごに 就業中及び就業途上の安全確保は万全ではありません。当センターにおいても、引き続き「事故ゼロ」を目標として安全就業対策を計画・実施していきます。
公益社団法人豊島区シルバー人材センター
公益社団法人国分寺市シルバー人材センター
公益社団法人羽村市シルバー人材センター
安全就業特集
身を守る
早寝・早起き・自己管理
(公社)中央区シルバー人材センター会員
疲労の身
知らず知らずに
事故招く
(公社)荒川区シルバー人材センター会員
安全管理特集号 安全看板
6月 「JAF交通安全講習会」開催
7月 「安全だより」発行、安全就業月間に 特別安全巡回(2回)を実施、塩飴の配布
9月 「第6ブロック安全就業研修会」参加
11月 AED研修開催
12月 「転倒予防研修」開催、「安全推進だより」発行
1月 自転車シミュレータ交通安全教室開催、 安全標語作品の掲示及び優秀作品の選出
3月 「体力測定・介護予防健診」開催
5SILVER TOKYO
4SILVER TOKYO
疲れたら
無理はしません
一休み
(公社)板橋区シルバー人材センター会員
良い仕事
身体も心も
健康で
(公社)日野市シルバー人材センター会員
1.安全管理委員会の設置について 安全管理委員会は、副会長を委員長とし、理事3名(うち1名が副委員長)、監事1名、地域班班長代表1名、職群別会員代表6名(施設管理、児童安全管理、駐輪場、家事援助、植木剪定、公園清掃)、事務局長1名の計13名で組織され、そのほか事務局職員から安全就業推進員1名を設置しています。
2.安全就業講習会の実施 安全対策実施計画における「安全教育の推進」に基づき、安全就業講習会を実施しています。これは、すでに就業している会員の安全に関する知識向上だけでなく、新たに就業する会員に対するシルバー就業への説明および安全意識啓発をも目的としたものです。内容は、安全管理委員会による安全就業全体についての話から、転倒防止、事故事例解説及び警察署による交通安全講話や自転車シミュレーター講習の利用などです。特に多くみられる事故を対象としています。
3.熱中症・インフルエンザ防止の 意識啓発について 季節特有の事故として、夏季の熱中症、秋から冬にか
安全就業優良シルバー人材センターの取り組み
公益社団法人渋谷区シルバー人材センター
けてのインフルエンザ対策があります。日々の体調管理も含めた意識啓発のため、熱中症対策として塩飴や熱救急シートを、インフルエンザ対策として抗菌スプレーやマスク等、時宜にかなった物品を配布しています。
4.作業別安全就業基準の制定 植木剪定、除草作業をはじめ、家具等のリサイクル作業、襖・障子張替え作業、体育館等建物管理業務、公報配付業務等、各職種にあわせて作業別安全就業基準を制定しています。
5.安全管理委員会による機関紙の発行 安全管理委員会の機関紙として、「ご安全に」を発行しています。安全に特化した機関紙を発行することで、安全対策基本計画の改正などより多くの情報を会員に周知することができ、安全意識の啓発に役立っています。
その他、転倒事故など、発生した事故に対して安全管理委員会で事故内容を検証し、地域スポーツセンターでの定期的な筋力トレーニングを紹介するなどして再発防止策に取り組んでいます。
1.安全管理活動実施計画について 平成29年度は、以下の計画を定め、安全管理委員会の活動を行いました。
【安全方針】安全就業は、事業運営の基本であるため、就業環境の改善・各会員の安全意識向上を促進することにより、会員の就業中及び途上での事故防止に全力を上げて対策する。【安全目標】年間事故件数を5件以下とする(平成29年度事故件数:8件)【重点事項】①安全就業基準(含む作業別安全就業基準)の厳守・徹底(新入会員に対して、安全就業基準等を配布・説明し、厳守を求める。)②自転車事故の防止(「自転車安全講習会」を開催し、安全意識を高めるとともに、自転車乗車時には、ヘルメットを着用することを啓発する。)③転倒事故の防止(センター主催の「体力測定」及び連合主催の「転倒予防事業」を活用し、就業会員の実態を把握するとともに、意識啓発を積極的に行う。)
2.安全管理委員会活動の実績(平成29年度) 毎月第三木曜日を「安全の日」と定め、安全巡回を13回実施、安全点検チェックリストによる就業会員への聞き取りを行いました。また、傷害事故発生時には事故情報をまとめ、就業会員の配分金明細書に同封して事故情報の共有をはかり、意識啓発につとめました。そのほか、以下のとおり研修等を実施しました。
1.事故発生状況について ここ数年の事故の発生状況は、平成27年度には傷害事故が10件、賠償事故が3件、平成28年度には傷害事故が9件、賠償事故が2件、平成29年度には傷害事故が5件、賠償事故が2件と、年々減少しています。
2.安全就業推進体制について 安全・適正就業推進委員会は、理事5名・各職群班5名・事務局長1名の11名で構成し、傷害・賠償事故ともに事故ゼロを目標として取り組んでいます。
3.安全心得10ヶ条+1 ここ数年の酷暑の状況をかんがみ、東京都シルバー人材センター連合が提唱する安全心得10ヶ条に加え、+1として「熱中症対策として、水分・塩分等を十分に補給すること」を掲げて意識啓発を行っています。
4.安全・適正就業巡回 チェックリストをもとに、年間10回、1回につき5ヶ所の就業現場を巡回して調査・聞き取りを行い、問題点があった場合には、職群班のリーダーを通して注意を促しています。また、巡回時には緊急連絡先カード(SOS
カード)の携帯を確認し、緊急時の対策の徹底を図っています。
5.医師による健康相談の実施 毎年9月に実施する「シルバーはむらふれあい祭り」において、市内医師による健康相談を行っています。
6.女性部会による健康料理講座 元調理師の会員を講師として、健康づくりのために健康料理講座を開催しています。
その他、月1回の新入会員への安全教育(新入会員研修会)の実施、ヒヤリハット体験の募集、職群別の危険予知訓練の実施など安全意識啓発のための活動に取り組んでいます。 今後も、安全就業基準の周知徹底など、安全就業推進活動を強化し、会員一人ひとりが体力の低下等を自覚し、安全意識を強く持って就業に取り組むよう、努めていきたいと思います。
1.安全管理委員会の体制について 安全管理委員会は15名で構成されており(理事2名、会員13名)、年6回会議を開催、年4回約50箇所の就業現場巡回指導を行っています。
2.安全就業基準等の改正 事故の増加を受け、公益法人移行以来の安全就業基準等の改正を行いました。主な変更点は、①自転車安全点検の義務化、②炎天下・悪天候時の作業軽減、③救急セットの常備の3つです。また、就業会員を対象に就業申込時の健康状態確認、就業紹介時の安全就業基準配布を行い、事故を起こした会員には診断書の提出や安全管理委員による聞き取り調査、安全講習会への参加義務化などを実施し、事故の未然防止および再発防止に努めています。
3.会報「安全管理特集号」発行・安全看板の作成 7月の安全就業強化月間にあわせ、会報の「安全管理特集号」を発行し、ヒヤリハット事例の募集・KYシートを活用した訓練問題を掲載し、安全意識の啓発につとめま
した。また、事務局1階の自転車置き場に自転車点検安全看板を設置しました。
4.各種安全講習会の新規計画および拡充 平成26年度よりセンター独自の安全大会を開催しており、内容の拡充により平成29年度には107名の会員が参加しました。また、事故会員の多い清掃業務就業会員を中心に年6回研修会を実施したほか、年2回「元気UP体操(バリアフリービクス)」を開催し、延べ406名の会員が参加しました。
5.さいごに 就業中及び就業途上の安全確保は万全ではありません。当センターにおいても、引き続き「事故ゼロ」を目標として安全就業対策を計画・実施していきます。
公益社団法人豊島区シルバー人材センター
公益社団法人国分寺市シルバー人材センター
公益社団法人羽村市シルバー人材センター
安全就業特集
身を守る
早寝・早起き・自己管理
(公社)中央区シルバー人材センター会員
疲労の身
知らず知らずに
事故招く
(公社)荒川区シルバー人材センター会員
安全管理特集号 安全看板
6月 「JAF交通安全講習会」開催
7月 「安全だより」発行、安全就業月間に 特別安全巡回(2回)を実施、塩飴の配布
9月 「第6ブロック安全就業研修会」参加
11月 AED研修開催
12月 「転倒予防研修」開催、「安全推進だより」発行
1月 自転車シミュレータ交通安全教室開催、 安全標語作品の掲示及び優秀作品の選出
3月 「体力測定・介護予防健診」開催
7SILVER TOKYO
6SILVER TOKYO
その段差
無理をしないで
おりて押す
(公社)三鷹市シルバー人材センター会員
毎日の
点検・整備で
安全就業
(公社)新島村シルバー人材センター会員
事故を防ぐためには、会員が作業別を含む安全就業基準の内容を理解、納得し、就業に際して着実に実行することが求められます。33センターで、入会説明会や入会者研修を通して、配布・説明・遵守要請していました。また、作業別安全就業基準は、35センターで該当職種就業時等に配布・説明・遵守要請されていました。安全対策実施の基本であり、ほぼ全てのセンターで遵守要請まで実施されています。 しかしながら、就業現場巡回訪問時に「作業との適合と遵守の状況」を確認していますが、各現場に共通して十分な浸透が図られていないのが現状でした。 職群あるいは地域班会合や各種安全講習など、あらゆる機会をとらえて周知・説明・遵守要請していく必要があります。好事例として、「入会後3年目研修を活用し、安全就業基準の再周知と遵守要請を行っている」「会員に『遵守状況の自己チェック』の実施を求めている」がありました。 作業別を含む安全就業基準を守ることで、確実に事故は減ります。会員が就業するうえでの行動規範としてより身近に感じていただくために、調査・相談のなかでは「安全パトロール時の点検項目とすること」及び「事故発生時に安全就業基準との関係を検討すること」を要請しています。
29年度は経路途上の事故が大幅に増加しました。自転車利用時の事故が約6割、歩行時の事故が約4割となっています。 島嶼部など自転車利用の少ないセンターを除く
29年度重点項目の実施状況と、全てのセンターで自転車安全走行の啓発や適切なサドルの高さの推奨が行われています。「会報等による会員の自主的な自転車安全点検の推奨」並びに「チラシ等による自転車の安全走行啓発及び安全運転チェック」は各々25センターで実施されていました。 また、各センターを会場とした自転車シミュレータ教室、独自の自転車安全講習会が26センターで開催されていました。 昭島市シルバー人材センターでは、自転車利用事故が多いことから、過去に発生した事故の内容を分析し、独自の「自転車安全走行10ヶ条」を新たに制定していました。 自転車安全走行の啓発と経路途上における安全意識の高揚を図ることにより、事故防止につながることが期待されます。
安全対策は安全管理委員会の活発な取組みが不可欠となることから、引き続き重点項目となっています。安全管理委員の皆様は、それぞれ仕事があり活動には限界があると理解しています。各センター事務局には委員会がより積極的な活動が行える環境作りと支援をお願いしています。 安全に関する年間実施計画は、安全対策基本計画に沿った数値目標を達成するための活動内容を具体化するものとして確認しています。29センターで素案の段階から安全管理委員長と安全就業推進員が共同で、あるいは委員長自ら作成していただいています。 安全委員会活動の活性化に向けては、委員の皆様と職群・地域班毎に選任した安全支援員あるいは安
全リーダーとの連携・協力強化を図っていくことが必要と考えます。 巡回訪問では、「各安全管理委員の役割分担を明確にして、委員による活動の幅をより広げること」を要請しています。 三鷹市シルバー人材センターでは事故の要因を発生状況(年齢・曜日・地域別等)、職群及び事故の型別などに層別して分析・グラフ化し、「事故の見える化」を図っていました。検討結果は再発防止策を含めて、安全ニュースや安全リーダー研修会で会員に周
30年度の重点事項は「『安全就業基準(作業別含む)』の遵守の徹底」「経路途上の安全確保」「安全管理委員会の活動の活性化」とほぼ前年度と同じ内容で、巡回と調査・相談を進めています。特に、「疲労の蓄積による事故防止」、安全就業基準の条項にある「就業時における安全保護具の着用の徹底」及び「自転車利用時の安全確保」に注力しています。 また、29年度の事故発生状況を踏まえて、「健康教室、体力向上指導教室」の開催状況の確認と「転倒事故防止対策」についての取組み強化を重点指導しています。 重点事項を確実に実施すれば事故の未然防止につながります。安全管理委員会と事務局が一体となって積極的に活動されることを期待しています。
知されています。また、次年度の安全対策実施計画に反映していくとのことでした。 大田区シルバー人材センターでは適正・安全委員会で「安全研修資料集」を作成。過去10年間の事故状況と分析結果、安全就業基準及び危険予知手法などを掲載し、職群別にほぼ毎月実施される安全研修会に活用していました。 委員会の役割として「事故の原因分析と再発防止策の検討」と「安全講習会の開催など、事故防止対策の実施」を強く求めています。
平成30年度は10月末現在で、38センターを訪問させていただいています。 関係者の皆様には、お忙しいなか就業現場の巡回と安全就業にかかる調査・相談にご協力くださり、ありがとうございます。巡回訪問したセンターにおける安全就業対策重点項目の実施状況について報告いたします。
安全就業パトロール報告~30年度前半を終えて~ 安全就業パトロール指導員 永谷 秀司
(1)「安全就業基準(作業別含む)」の 遵守の徹底
都内25のシルバー人材センターから寄せられた86枚の写真を展示し、センター会員が各地域で幅広く活躍している様子として、地域の様々な場面で就業中の様子、パトロール・清掃などのボランティア活動、各種講座や教室の開催、地域交流イベント等でのPR活動などを紹介しました。 また、6センターから提供された14種類の手芸小物も、同じ会場で展示しました。会員による手作りの品々で、心を込めて丁寧に製作された作品は各センターで販売しています。写真展終了後は11月2日(金)のシルバー人材センターフォーラム会場でも展示しました。
シルバー人材センター写真展
(共催・東京都産業労働局)
安全就業特集
これくらい
自信過剰が
怪我のもと
(公社)豊島区シルバー人材センター会員
あわてない
思い込まない
無理しない
(公社)練馬区シルバー人材センター会員
(3)安全管理委員会の活動の活性化
30年度重点事項の実施計画
10月1日(月)から10月31日(水)まで、東京しごとセンター1Fエントランスの特設展示場で、シルバー人材センター写真展を開催しました。
(2)経路途上の安全確保
7SILVER TOKYO
6SILVER TOKYO
その段差
無理をしないで
おりて押す
(公社)三鷹市シルバー人材センター会員
毎日の
点検・整備で
安全就業
(公社)新島村シルバー人材センター会員
事故を防ぐためには、会員が作業別を含む安全就業基準の内容を理解、納得し、就業に際して着実に実行することが求められます。33センターで、入会説明会や入会者研修を通して、配布・説明・遵守要請していました。また、作業別安全就業基準は、35センターで該当職種就業時等に配布・説明・遵守要請されていました。安全対策実施の基本であり、ほぼ全てのセンターで遵守要請まで実施されています。 しかしながら、就業現場巡回訪問時に「作業との適合と遵守の状況」を確認していますが、各現場に共通して十分な浸透が図られていないのが現状でした。 職群あるいは地域班会合や各種安全講習など、あらゆる機会をとらえて周知・説明・遵守要請していく必要があります。好事例として、「入会後3年目研修を活用し、安全就業基準の再周知と遵守要請を行っている」「会員に『遵守状況の自己チェック』の実施を求めている」がありました。 作業別を含む安全就業基準を守ることで、確実に事故は減ります。会員が就業するうえでの行動規範としてより身近に感じていただくために、調査・相談のなかでは「安全パトロール時の点検項目とすること」及び「事故発生時に安全就業基準との関係を検討すること」を要請しています。
29年度は経路途上の事故が大幅に増加しました。自転車利用時の事故が約6割、歩行時の事故が約4割となっています。 島嶼部など自転車利用の少ないセンターを除く
29年度重点項目の実施状況と、全てのセンターで自転車安全走行の啓発や適切なサドルの高さの推奨が行われています。「会報等による会員の自主的な自転車安全点検の推奨」並びに「チラシ等による自転車の安全走行啓発及び安全運転チェック」は各々25センターで実施されていました。 また、各センターを会場とした自転車シミュレータ教室、独自の自転車安全講習会が26センターで開催されていました。 昭島市シルバー人材センターでは、自転車利用事故が多いことから、過去に発生した事故の内容を分析し、独自の「自転車安全走行10ヶ条」を新たに制定していました。 自転車安全走行の啓発と経路途上における安全意識の高揚を図ることにより、事故防止につながることが期待されます。
安全対策は安全管理委員会の活発な取組みが不可欠となることから、引き続き重点項目となっています。安全管理委員の皆様は、それぞれ仕事があり活動には限界があると理解しています。各センター事務局には委員会がより積極的な活動が行える環境作りと支援をお願いしています。 安全に関する年間実施計画は、安全対策基本計画に沿った数値目標を達成するための活動内容を具体化するものとして確認しています。29センターで素案の段階から安全管理委員長と安全就業推進員が共同で、あるいは委員長自ら作成していただいています。 安全委員会活動の活性化に向けては、委員の皆様と職群・地域班毎に選任した安全支援員あるいは安
全リーダーとの連携・協力強化を図っていくことが必要と考えます。 巡回訪問では、「各安全管理委員の役割分担を明確にして、委員による活動の幅をより広げること」を要請しています。 三鷹市シルバー人材センターでは事故の要因を発生状況(年齢・曜日・地域別等)、職群及び事故の型別などに層別して分析・グラフ化し、「事故の見える化」を図っていました。検討結果は再発防止策を含めて、安全ニュースや安全リーダー研修会で会員に周
30年度の重点事項は「『安全就業基準(作業別含む)』の遵守の徹底」「経路途上の安全確保」「安全管理委員会の活動の活性化」とほぼ前年度と同じ内容で、巡回と調査・相談を進めています。特に、「疲労の蓄積による事故防止」、安全就業基準の条項にある「就業時における安全保護具の着用の徹底」及び「自転車利用時の安全確保」に注力しています。 また、29年度の事故発生状況を踏まえて、「健康教室、体力向上指導教室」の開催状況の確認と「転倒事故防止対策」についての取組み強化を重点指導しています。 重点事項を確実に実施すれば事故の未然防止につながります。安全管理委員会と事務局が一体となって積極的に活動されることを期待しています。
知されています。また、次年度の安全対策実施計画に反映していくとのことでした。 大田区シルバー人材センターでは適正・安全委員会で「安全研修資料集」を作成。過去10年間の事故状況と分析結果、安全就業基準及び危険予知手法などを掲載し、職群別にほぼ毎月実施される安全研修会に活用していました。 委員会の役割として「事故の原因分析と再発防止策の検討」と「安全講習会の開催など、事故防止対策の実施」を強く求めています。
平成30年度は10月末現在で、38センターを訪問させていただいています。 関係者の皆様には、お忙しいなか就業現場の巡回と安全就業にかかる調査・相談にご協力くださり、ありがとうございます。巡回訪問したセンターにおける安全就業対策重点項目の実施状況について報告いたします。
安全就業パトロール報告~30年度前半を終えて~ 安全就業パトロール指導員 永谷 秀司
(1)「安全就業基準(作業別含む)」の 遵守の徹底
都内25のシルバー人材センターから寄せられた86枚の写真を展示し、センター会員が各地域で幅広く活躍している様子として、地域の様々な場面で就業中の様子、パトロール・清掃などのボランティア活動、各種講座や教室の開催、地域交流イベント等でのPR活動などを紹介しました。 また、6センターから提供された14種類の手芸小物も、同じ会場で展示しました。会員による手作りの品々で、心を込めて丁寧に製作された作品は各センターで販売しています。写真展終了後は11月2日(金)のシルバー人材センターフォーラム会場でも展示しました。
シルバー人材センター写真展
(共催・東京都産業労働局)
安全就業特集
これくらい
自信過剰が
怪我のもと
(公社)豊島区シルバー人材センター会員
あわてない
思い込まない
無理しない
(公社)練馬区シルバー人材センター会員
(3)安全管理委員会の活動の活性化
30年度重点事項の実施計画
10月1日(月)から10月31日(水)まで、東京しごとセンター1Fエントランスの特設展示場で、シルバー人材センター写真展を開催しました。
(2)経路途上の安全確保
9SILVER TOKYO
8SILVER TOKYO
講演前半のテーマは「80代のシルバー人材センター会員の実態を知る」。 公益財団法人 ダイヤ高齢社会研究財団(以下、ダイヤ財団という。)において、2006年からスタートし、全国9ブロック、64か所のシルバー人材センターが参加した「健康生活アンケート」の調査研究から、80代会員の就業実態と現状の課題について、仕事内容や収入等の5年後・10年後を追跡した変化の結果等を元に、ご説明いただきました。さらに、会員が80歳以降も、働き手やボランティアの担い手などとして引き続き活躍できるために、社会参加を望む高齢者の受け皿としての限界点を高めてゆくことの必要性と考え方について、お話いただきました。 講演の後半では、ダイヤ財団で今後展開される、80代の会員が「無理なく働ける」仕組みの実現を目的とした新しいシルバー人材センター研究について、ご紹介いただきました。新事業は、集計したWEBアンケートの結果から「健康寿命」と「資産寿命」を判定し、回答した会員が健康・経済・いきがいという点から結果を確認できる調査になるとのご説明でした。 参加者からは、「正に重要課題として現在取り組んでいるテーマ」「働ける仕事の提供・健康維持のサポート・働くことの経済的メリットについて具体的な方向性が示され参考になった」「80代就業では個人差が大きく、高齢者に合った仕事の開拓が必要と痛感した」等の意見が寄せられました。
30年度上半期の事業実績が伸びた要因は、前年度と比べて公共の新規受注が増えたこと、また広域に就業先を持つ派遣先との契約が増えたことが要因になっています。連合としては広域にまたがる受注について連合と派遣先企業とで労働者派遣基本契約書の締結を増やし、地区事業所の受注促進及び事務処理の軽減を図っています。
前年度同様に保育士不足の影響から事業実施事業所の5割弱で保育補助の受注が進んでいます。また、荷物仕分けの受注も実施事業所の4割弱で受注が進んでいます。 事業実績が伸びたことにより、就業されている会員の事故の発生も増えてきています。請負と同様に就業中と就業途上の事故は半々となっていますが、就業中の事故は骨折されている会員もいます。就業機会が拡大されても会員が安全(健康)に就業できるよう、今後は安全就業の周知・徹底に取り組んでいく必要があります。 会員が派遣就業で新たな業務に従事できるよう高齢者活躍人材育成事業において、「学童保育補助業務講習」を開催しました。
平成30年11月2日(金)、東京しごとセンター地下講堂にて、平成30年度シルバー人材センターフォーラム(以下、フォーラムという。)を開催しました。 このフォーラムは、学識経験者による基調講演と、シルバー人材センターでの先進的な取組や創意工夫をこらした事業展開などの事例発表により、シルバー人材センターの研鑽と交流を図るものです。 今回は、都内55のシルバー人材センターの役職員、関係者、合せて133名が参加し、「80代シルバー会員の就業」をキーワードに、シルバー人材センターでの就業について考えました。
シルバー人材センターフォーラムを開催しました
~シルバー人材センター等労働者派遣事業~
「心いきいき生涯現役」をキャッチフレーズに、会員がいつまでも就業できるようにと、活動されている様子について、ご紹介いただきました。 80歳以上の就業率が5割を超えているのは、シルバー人材センターの事業理念である「自主・自立」「共働・共助」に基づき、グループ就業やローテーション就業によって、少ない仕事を分かち合い助け合って就業してきたからだったが、現状は会員数の減少と高齢化に伴って次第に難しくなってきている、とのご説明がありました。 そのような実状の中で、タスクフォースの編成による仕事の開拓や高齢会員の集いの場の開設など、様々な具体的な取り組みのご紹介がありました。また、80代会員の活躍のきっかけを見つけ出すことは、会員との向き合い方など、職員の力量が試されるとの考え方も示され、参加者からは、実例として興味深く大変参考になった、との感想が多数寄せられました。
公益社団法人町田市シルバー人材センター常務理事 西原 教子 氏生涯現役を目指して
「80代のシルバー人材センター就業」基調講演
事例発表
派遣就業関連
公益財団法人 ダイヤ高齢社会研究財団研究部長 主席研究員 博士(医学) 石橋 智昭 氏講師
平成30年度上半期は事業所開設48地区のうち、33地区事業所において事業を実施しています。平成30年度上半期の事業実績は下記のとおりで、前年同時期と比べ大幅に伸びています。
平成30年度
平成29年度
増減比
会員数(人)
受注件数(件)
契約金額(千円)
就業延人員(人日)
4,508
3,029
48.8%
2,036
884
130.3%
400.553
193,989
106.4%
72,604
32,564
122.9%
~福祉・家事援助サービス事業~
就業開拓とコラボ! 今年度より、連合就業開拓員と地域シルバー人材センターが協働して就業開拓に取組み、ノウハウを58センターで共有する「就業開拓推進モデルセンター事業」を実施しています。
取組の一例として、福祉・家事援助コーディネーターが、就業開拓員と一緒に介護施設や保育園へ同行訪問し、福祉・家事援助分野で培ったセンター会員のコミュニケーションスキルのアピールによる職域拡大の提案や、会員確保に向けたイベント企画・チラシ作製等に携わっています。就業先のニーズを理解し、会員の状況を把握している福祉・家事援助コーディネーターが、就業開拓員と連携するモデル事例を目指します。
カリスマ講師、続々登壇! 会員向け研修会・担当者交流会・勉強会を開催し、第一線で活躍する講師からシルバー人材センターへの熱いエールを頂きました。会員向け研修はリーフレット、連合ホームページ等でご案内しており、各センター事務局を通してお申込みいただくようになっています。
「家事はプロ意識で」自己流で漫然とやらずに科学的裏付けで掃除洗濯を工夫する。家事援助のモチベーションをあげるには自ら楽しむこと!
●阿部 絢子 氏 生活評論家・新聞やTVで活躍中 (7月14日・11月27日家事援助サービス基本研修)
「自分らしく生きるために」家族が本人の希望を尊重して在宅介護するための支援の取組みを映像で披露。元気なシルバー会員はさまざまな経験を積み、身近な地域を大事に、多様な就業や活動を目指して地域貢献を!
●秋山 正子 氏 「暮らしの相談室」主宰・訪問看護事業を展開 (9月25日福祉・家事援助サービス事業担当者交流会)
「介護保険制度の方向とシルバー人材センターの課題」介護保険制度の動向を見据えつつ、一人ひとりの利用者に向き合い、その声を行政に届ける取組と地域での細やかな営業活動を!
●服部 万里子 氏 日本ケアマネジメント学会理事 研修委員長(10月25日生活支援サービス訪問型A勉強会)
就業推進関連
研修のご案内
9SILVER TOKYO
8SILVER TOKYO
講演前半のテーマは「80代のシルバー人材センター会員の実態を知る」。 公益財団法人 ダイヤ高齢社会研究財団(以下、ダイヤ財団という。)において、2006年からスタートし、全国9ブロック、64か所のシルバー人材センターが参加した「健康生活アンケート」の調査研究から、80代会員の就業実態と現状の課題について、仕事内容や収入等の5年後・10年後を追跡した変化の結果等を元に、ご説明いただきました。さらに、会員が80歳以降も、働き手やボランティアの担い手などとして引き続き活躍できるために、社会参加を望む高齢者の受け皿としての限界点を高めてゆくことの必要性と考え方について、お話いただきました。 講演の後半では、ダイヤ財団で今後展開される、80代の会員が「無理なく働ける」仕組みの実現を目的とした新しいシルバー人材センター研究について、ご紹介いただきました。新事業は、集計したWEBアンケートの結果から「健康寿命」と「資産寿命」を判定し、回答した会員が健康・経済・いきがいという点から結果を確認できる調査になるとのご説明でした。 参加者からは、「正に重要課題として現在取り組んでいるテーマ」「働ける仕事の提供・健康維持のサポート・働くことの経済的メリットについて具体的な方向性が示され参考になった」「80代就業では個人差が大きく、高齢者に合った仕事の開拓が必要と痛感した」等の意見が寄せられました。
30年度上半期の事業実績が伸びた要因は、前年度と比べて公共の新規受注が増えたこと、また広域に就業先を持つ派遣先との契約が増えたことが要因になっています。連合としては広域にまたがる受注について連合と派遣先企業とで労働者派遣基本契約書の締結を増やし、地区事業所の受注促進及び事務処理の軽減を図っています。
前年度同様に保育士不足の影響から事業実施事業所の5割弱で保育補助の受注が進んでいます。また、荷物仕分けの受注も実施事業所の4割弱で受注が進んでいます。 事業実績が伸びたことにより、就業されている会員の事故の発生も増えてきています。請負と同様に就業中と就業途上の事故は半々となっていますが、就業中の事故は骨折されている会員もいます。就業機会が拡大されても会員が安全(健康)に就業できるよう、今後は安全就業の周知・徹底に取り組んでいく必要があります。 会員が派遣就業で新たな業務に従事できるよう高齢者活躍人材育成事業において、「学童保育補助業務講習」を開催しました。
平成30年11月2日(金)、東京しごとセンター地下講堂にて、平成30年度シルバー人材センターフォーラム(以下、フォーラムという。)を開催しました。 このフォーラムは、学識経験者による基調講演と、シルバー人材センターでの先進的な取組や創意工夫をこらした事業展開などの事例発表により、シルバー人材センターの研鑽と交流を図るものです。 今回は、都内55のシルバー人材センターの役職員、関係者、合せて133名が参加し、「80代シルバー会員の就業」をキーワードに、シルバー人材センターでの就業について考えました。
シルバー人材センターフォーラムを開催しました
~シルバー人材センター等労働者派遣事業~
「心いきいき生涯現役」をキャッチフレーズに、会員がいつまでも就業できるようにと、活動されている様子について、ご紹介いただきました。 80歳以上の就業率が5割を超えているのは、シルバー人材センターの事業理念である「自主・自立」「共働・共助」に基づき、グループ就業やローテーション就業によって、少ない仕事を分かち合い助け合って就業してきたからだったが、現状は会員数の減少と高齢化に伴って次第に難しくなってきている、とのご説明がありました。 そのような実状の中で、タスクフォースの編成による仕事の開拓や高齢会員の集いの場の開設など、様々な具体的な取り組みのご紹介がありました。また、80代会員の活躍のきっかけを見つけ出すことは、会員との向き合い方など、職員の力量が試されるとの考え方も示され、参加者からは、実例として興味深く大変参考になった、との感想が多数寄せられました。
公益社団法人町田市シルバー人材センター常務理事 西原 教子 氏生涯現役を目指して
「80代のシルバー人材センター就業」基調講演
事例発表
派遣就業関連
公益財団法人 ダイヤ高齢社会研究財団研究部長 主席研究員 博士(医学) 石橋 智昭 氏講師
平成30年度上半期は事業所開設48地区のうち、33地区事業所において事業を実施しています。平成30年度上半期の事業実績は下記のとおりで、前年同時期と比べ大幅に伸びています。
平成30年度
平成29年度
増減比
会員数(人)
受注件数(件)
契約金額(千円)
就業延人員(人日)
4,508
3,029
48.8%
2,036
884
130.3%
400.553
193,989
106.4%
72,604
32,564
122.9%
~福祉・家事援助サービス事業~
就業開拓とコラボ! 今年度より、連合就業開拓員と地域シルバー人材センターが協働して就業開拓に取組み、ノウハウを58センターで共有する「就業開拓推進モデルセンター事業」を実施しています。
取組の一例として、福祉・家事援助コーディネーターが、就業開拓員と一緒に介護施設や保育園へ同行訪問し、福祉・家事援助分野で培ったセンター会員のコミュニケーションスキルのアピールによる職域拡大の提案や、会員確保に向けたイベント企画・チラシ作製等に携わっています。就業先のニーズを理解し、会員の状況を把握している福祉・家事援助コーディネーターが、就業開拓員と連携するモデル事例を目指します。
カリスマ講師、続々登壇! 会員向け研修会・担当者交流会・勉強会を開催し、第一線で活躍する講師からシルバー人材センターへの熱いエールを頂きました。会員向け研修はリーフレット、連合ホームページ等でご案内しており、各センター事務局を通してお申込みいただくようになっています。
「家事はプロ意識で」自己流で漫然とやらずに科学的裏付けで掃除洗濯を工夫する。家事援助のモチベーションをあげるには自ら楽しむこと!
●阿部 絢子 氏 生活評論家・新聞やTVで活躍中 (7月14日・11月27日家事援助サービス基本研修)
「自分らしく生きるために」家族が本人の希望を尊重して在宅介護するための支援の取組みを映像で披露。元気なシルバー会員はさまざまな経験を積み、身近な地域を大事に、多様な就業や活動を目指して地域貢献を!
●秋山 正子 氏 「暮らしの相談室」主宰・訪問看護事業を展開 (9月25日福祉・家事援助サービス事業担当者交流会)
「介護保険制度の方向とシルバー人材センターの課題」介護保険制度の動向を見据えつつ、一人ひとりの利用者に向き合い、その声を行政に届ける取組と地域での細やかな営業活動を!
●服部 万里子 氏 日本ケアマネジメント学会理事 研修委員長(10月25日生活支援サービス訪問型A勉強会)
就業推進関連
研修のご案内
11SILVER TOKYO
10SILVER TOKYO
今年度で4年目となる高齢者活躍人材育成事業において、新企画の「学童保育補助業務講習」を実施しました。学童保育現場において派遣就業の経験があるたくさんのシルバー会員が参加、現場の情報を共有し活発な意見交換が見られ、大変有意義な講習となりました。会員自らマイクをお持ちになって現場における課題と取組みについて講義していただく場面もあり、学童保育という仕事への熱い想いをたくさん受けとりました。「折り紙」や「あやとり」などの懐かしい遊びに、まるで子どものように無邪気に、かつ真剣に取組まれていたシルバー会員の皆様が、現場でその楽しさを伝えていただくことを願っています!
平成30年度 今後のスケジュール(予定)
「できたー!!」これ、なんでしょう?(ヒントは生活道具です)
仮面ライダー集合?いえいえ視野体験です。小学生の視野はこんなに狭いのですね!
先生と一緒にパチリ。色とりどりの手作りおもちゃが可愛くて綺麗ですね!
切って貼って折って…どんなおもちゃができるのかな?
優しそうな池永先生。実はハキハキビシビシいきますよ!
ここからが真剣勝負!先生に手伝ってもらいながら慎重に・・・
「学童保育補助業務講習」を初めて実施いたしました!
講習を受講した会員様からこんな声をいただきました♪
学童保育補助業務講習の様子(平成30年10月26日 ぽっぽ町田)
折り紙、あやとりは、脳の活性化にもなりそう!子どもたちに楽しさを伝えたいと思いました。
大変有意義でした!福祉分野にも活かせる内容でした。
学童クラブの内容が良く解り、仕事の重要性を確認できました。けが、事故の対応について進んで対応したいです。
子どもの権利・・・わかっているつもりでも忘れがちであるし、原点として大切にしなければと思います。機会がありましたら、また受講したいです。
講習名第3回 保育補助スタッフ第2回 学童保育スタッフ第3回 調理補助スタッフ
場所東大和町 田市ヶ谷
開催日1月24日(木)・1月25日(金)2月5日(火)2月27日(水)・2月28日(木)
内容座学、オムツ替え、調乳等(実技)など座学、児童との遊び方(ワーク) など座学、調理実習など(介護食)など
申込みは各センターでお願いいたします。
~平成30年度 高齢者活躍人材育成事業~ 人生100年時代を見据えた働き方を考えるセカンドライフのための「シニアしごとEXPO2018」が、10月3日(水)に新宿会場で、10月18日(木)に立川会場で開催されました。 両会場ともシルバー人材センターがブース出展やステージ発表を行い、シルバー人材センターの魅力をアピールしました。また、シルバー人材センターでの働き方を知ってもらうため、東京都連合もブース出展しました。その模様をご紹介します。
【第1回:10月3日(水)新宿会場】 新宿NSビルで開催され、新宿区シルバー人材センターほか4センターがブース出展を行いました。 当日は、小池百合子東京都知事が各ブースを訪れ、会員の皆様が心を込めて作った作品をご覧になりました。 また、ステージでは、墨田区シルバー人材センターが「すみだ花体操」を、東久留米市シルバー人材センターが「シニアのための体操教室~美しく老いる~」を披露しました。
【第2回:10月18日(木)立川会場】 パレスホテル立川で開催され、武蔵村山市シルバー人材センターほか3センターがブース出展を、新宿会場に続き立川会場でも東久留米市シルバー人材センターがステージ発表を行いました。
東京都主催「シニアしごとEXPO2018」が
開催されました!
各ブースの出展内容
新宿区シルバー人材センター
墨田区シルバー人材センター
江東区シルバー人材センター
板橋区シルバー人材センター
羽村市シルバー人材センター
各ブースの出展内容
武蔵村山市シルバー人材センター 着物リメイク商品の販売
稲城市シルバー人材センター
羽村市シルバー人材センター
奥多摩町シルバー人材センター
介護用おんぶひも、衣類、バック、アクセサリーなどの販売
折り紙で作る良く回る風車、ばらの製作体験
木札ストラップの販売
木製おもちゃ、バックインポーチ、帽子などの販売
手芸班が作った手芸作品の展示販売、松ぼっくりを使った飾りの製作体験
バック、ティッシュ入れ、布ぞうりなどの販売
手芸班が作った手芸作品の展示販売
手芸品の「わらぞうり」及び「わらじ」の展示販売
シルバーくんも、サイようくん(東京しごと財団イメージキャラクター)と一緒に盛り上げました。
11SILVER TOKYO
10SILVER TOKYO
今年度で4年目となる高齢者活躍人材育成事業において、新企画の「学童保育補助業務講習」を実施しました。学童保育現場において派遣就業の経験があるたくさんのシルバー会員が参加、現場の情報を共有し活発な意見交換が見られ、大変有意義な講習となりました。会員自らマイクをお持ちになって現場における課題と取組みについて講義していただく場面もあり、学童保育という仕事への熱い想いをたくさん受けとりました。「折り紙」や「あやとり」などの懐かしい遊びに、まるで子どものように無邪気に、かつ真剣に取組まれていたシルバー会員の皆様が、現場でその楽しさを伝えていただくことを願っています!
平成30年度 今後のスケジュール(予定)
「できたー!!」これ、なんでしょう?(ヒントは生活道具です)
仮面ライダー集合?いえいえ視野体験です。小学生の視野はこんなに狭いのですね!
先生と一緒にパチリ。色とりどりの手作りおもちゃが可愛くて綺麗ですね!
切って貼って折って…どんなおもちゃができるのかな?
優しそうな池永先生。実はハキハキビシビシいきますよ!
ここからが真剣勝負!先生に手伝ってもらいながら慎重に・・・
「学童保育補助業務講習」を初めて実施いたしました!
講習を受講した会員様からこんな声をいただきました♪
学童保育補助業務講習の様子(平成30年10月26日 ぽっぽ町田)
折り紙、あやとりは、脳の活性化にもなりそう!子どもたちに楽しさを伝えたいと思いました。
大変有意義でした!福祉分野にも活かせる内容でした。
学童クラブの内容が良く解り、仕事の重要性を確認できました。けが、事故の対応について進んで対応したいです。
子どもの権利・・・わかっているつもりでも忘れがちであるし、原点として大切にしなければと思います。機会がありましたら、また受講したいです。
講習名第3回 保育補助スタッフ第2回 学童保育スタッフ第3回 調理補助スタッフ
場所東大和町 田市ヶ谷
開催日1月24日(木)・1月25日(金)2月5日(火)2月27日(水)・2月28日(木)
内容座学、オムツ替え、調乳等(実技)など座学、児童との遊び方(ワーク) など座学、調理実習など(介護食)など
申込みは各センターでお願いいたします。
~平成30年度 高齢者活躍人材育成事業~ 人生100年時代を見据えた働き方を考えるセカンドライフのための「シニアしごとEXPO2018」が、10月3日(水)に新宿会場で、10月18日(木)に立川会場で開催されました。 両会場ともシルバー人材センターがブース出展やステージ発表を行い、シルバー人材センターの魅力をアピールしました。また、シルバー人材センターでの働き方を知ってもらうため、東京都連合もブース出展しました。その模様をご紹介します。
【第1回:10月3日(水)新宿会場】 新宿NSビルで開催され、新宿区シルバー人材センターほか4センターがブース出展を行いました。 当日は、小池百合子東京都知事が各ブースを訪れ、会員の皆様が心を込めて作った作品をご覧になりました。 また、ステージでは、墨田区シルバー人材センターが「すみだ花体操」を、東久留米市シルバー人材センターが「シニアのための体操教室~美しく老いる~」を披露しました。
【第2回:10月18日(木)立川会場】 パレスホテル立川で開催され、武蔵村山市シルバー人材センターほか3センターがブース出展を、新宿会場に続き立川会場でも東久留米市シルバー人材センターがステージ発表を行いました。
東京都主催「シニアしごとEXPO2018」が
開催されました!
各ブースの出展内容
新宿区シルバー人材センター
墨田区シルバー人材センター
江東区シルバー人材センター
板橋区シルバー人材センター
羽村市シルバー人材センター
各ブースの出展内容
武蔵村山市シルバー人材センター 着物リメイク商品の販売
稲城市シルバー人材センター
羽村市シルバー人材センター
奥多摩町シルバー人材センター
介護用おんぶひも、衣類、バック、アクセサリーなどの販売
折り紙で作る良く回る風車、ばらの製作体験
木札ストラップの販売
木製おもちゃ、バックインポーチ、帽子などの販売
手芸班が作った手芸作品の展示販売、松ぼっくりを使った飾りの製作体験
バック、ティッシュ入れ、布ぞうりなどの販売
手芸班が作った手芸作品の展示販売
手芸品の「わらぞうり」及び「わらじ」の展示販売
シルバーくんも、サイようくん(東京しごと財団イメージキャラクター)と一緒に盛り上げました。
13SILVER TOKYO
12SILVER TOKYO
Q1.適正就業への取り組みを教えてください。 平成22年から事務局にて自主点検を実施し、不適正な事案は発注者と協議するなど、適正な請負契約の推進に向けて取り組んできました。その後、適正就業の徹底を組織全体で取り組む必要性を感じ、平成24年に「安全管理推進委員会」を安全就業と適正就業の両面の適正化を図ることとしました。ガイドラインについても有効に活用しています。会員への説明はもちろん、発注者には新規受注の際に、請負か派遣かの判断をガイドラインで説明しています。
Q2.独自チェック表を作成するきっかけと経緯を教えてください。 就業現場への巡回視察を行う際、仕様書による就業内容の確認をするため、適正就業に関する点検項目を追加したチェックリストを作成しました。作成にあたり、留意した点については、巡回の際、就業会員への聞き取り項目として、指示命令の有無等単なる労働力の提供となっていないか、また、契約内容と就業実態の相違がないかを重点的に確認できるものとしたことです。
Q3.安全・適正就業推進委員会では どのような取り組みをしていますか。 理事、委員、事務局長、推進員が手分けをしてチェックリストを活用しながら様々な職種の就業現場を年間50ヶ所巡回し、就業実態の把握と情報共有を行っていま
す。また、「安全・適正就業推進委員会だより」を作成しており、適正就業についてのタイムリーな情報を会員へ発信しています。平成29年度は5回発行しました。
Q4.今までの活動でどのような効果や成果がありましたか。 独自のチェック表を使用した自主点検を行うようになったことで請負・委任に馴染まないものは発注者と協議し、6件の請負契約は派遣契約に切替えることができました。中には受注の取りやめや直接雇用となったものもありましたが、組織全体として法令遵守の観点から適正就業を常に意識しながら事業運営にあたるようになりました。
公益社団法人羽村市シルバー人材センター ~安全・適正就業委員会の活動と独自チェック表~羽村市SCでは受注時や理事の巡回で独自のチェックリストを使用しています。
適正就業担当 小作敬之次長
理事による巡回と報告
働く会員の様子
Q1.詳しいマニュアルを作成しようとした きっかけを教えてください。 就業会員によって業務の実施方法が異なるという事態を防ぎ、全員の認識を同じにすることでサービスの向上をはかるためです。平成14年頃からマニュアルを作成したことによって就業会員が交替するときの引継ぎが円滑に進むようになりました。また、職班設置の条件のひとつに、“マニュアルが作成されていること”を規程で定めたことで様々な現場のマニュアル整備が進みました。
Q2.マニュアル作成の際の工夫や苦労した点はありましたか。 まず具体的な仕事の流れを会員に書き出してもらい、事務局がまとめました。3部構成で、1部と2
部は全会員に共通する基本事項、3部は職班ごとの業務マニュアルになっています。職種によってはガイドラインのポイントを記載しています。簡潔に具体的に記載することを心掛けましたが、誰が見ても理解できるようにするには、どこまで詳しく記載したらいいのか迷うこともありました。また、マニュアルなんか必要ない!という会員を説得するのにも苦労しました。
Q3.作成したマニュアルはどのように管理し、改訂はどのように行っていますか。 会員は各自就業現場のマニュアルを持っています。年に1回見直しを行ってもらうよう各職班に呼びかけをしており、改訂については班長を中心に会議を開く職班もあります。改訂版のマニュアルは理事会でも内容を報告しており、表紙には改訂した年月日を表示して管理しています。
Q4.マニュアルを整備して得られた効果はどんなことがありますか。 マニュアルを見れば作業ができるため日常業務では発注者から指揮命令を受けず、混在業務が発生しづらくなり、クレームやトラブルにも焦らず対応できるようになりました。より良いマニュアルを作成しようという意識から、業務の過程で発生する問題を自分達のこととして受け止め、積極的に情報共有をするようになったので自主自立・協働共助の精神も培われています。
公益社団法人小金井市シルバー人材センター ~就業マニュアルの充実~
適正な請負契約の推進
小金井市SCでは現場ごとに詳しいマニュアルが整備されています。
現場ごとの詳しいマニュアル
適正就業担当 川畑美香主事
施設管理で働く会員の様子
庭園管理で働く会員の様子
シルバー人材センターの日々の適正就業推進策を紹介します
適正就業関連
13SILVER TOKYO
12SILVER TOKYO
Q1.適正就業への取り組みを教えてください。 平成22年から事務局にて自主点検を実施し、不適正な事案は発注者と協議するなど、適正な請負契約の推進に向けて取り組んできました。その後、適正就業の徹底を組織全体で取り組む必要性を感じ、平成24年に「安全管理推進委員会」を安全就業と適正就業の両面の適正化を図ることとしました。ガイドラインについても有効に活用しています。会員への説明はもちろん、発注者には新規受注の際に、請負か派遣かの判断をガイドラインで説明しています。
Q2.独自チェック表を作成するきっかけと経緯を教えてください。 就業現場への巡回視察を行う際、仕様書による就業内容の確認をするため、適正就業に関する点検項目を追加したチェックリストを作成しました。作成にあたり、留意した点については、巡回の際、就業会員への聞き取り項目として、指示命令の有無等単なる労働力の提供となっていないか、また、契約内容と就業実態の相違がないかを重点的に確認できるものとしたことです。
Q3.安全・適正就業推進委員会では どのような取り組みをしていますか。 理事、委員、事務局長、推進員が手分けをしてチェックリストを活用しながら様々な職種の就業現場を年間50ヶ所巡回し、就業実態の把握と情報共有を行っていま
す。また、「安全・適正就業推進委員会だより」を作成しており、適正就業についてのタイムリーな情報を会員へ発信しています。平成29年度は5回発行しました。
Q4.今までの活動でどのような効果や成果がありましたか。 独自のチェック表を使用した自主点検を行うようになったことで請負・委任に馴染まないものは発注者と協議し、6件の請負契約は派遣契約に切替えることができました。中には受注の取りやめや直接雇用となったものもありましたが、組織全体として法令遵守の観点から適正就業を常に意識しながら事業運営にあたるようになりました。
公益社団法人羽村市シルバー人材センター ~安全・適正就業委員会の活動と独自チェック表~羽村市SCでは受注時や理事の巡回で独自のチェックリストを使用しています。
適正就業担当 小作敬之次長
理事による巡回と報告
働く会員の様子
Q1.詳しいマニュアルを作成しようとした きっかけを教えてください。 就業会員によって業務の実施方法が異なるという事態を防ぎ、全員の認識を同じにすることでサービスの向上をはかるためです。平成14年頃からマニュアルを作成したことによって就業会員が交替するときの引継ぎが円滑に進むようになりました。また、職班設置の条件のひとつに、“マニュアルが作成されていること”を規程で定めたことで様々な現場のマニュアル整備が進みました。
Q2.マニュアル作成の際の工夫や苦労した点はありましたか。 まず具体的な仕事の流れを会員に書き出してもらい、事務局がまとめました。3部構成で、1部と2
部は全会員に共通する基本事項、3部は職班ごとの業務マニュアルになっています。職種によってはガイドラインのポイントを記載しています。簡潔に具体的に記載することを心掛けましたが、誰が見ても理解できるようにするには、どこまで詳しく記載したらいいのか迷うこともありました。また、マニュアルなんか必要ない!という会員を説得するのにも苦労しました。
Q3.作成したマニュアルはどのように管理し、改訂はどのように行っていますか。 会員は各自就業現場のマニュアルを持っています。年に1回見直しを行ってもらうよう各職班に呼びかけをしており、改訂については班長を中心に会議を開く職班もあります。改訂版のマニュアルは理事会でも内容を報告しており、表紙には改訂した年月日を表示して管理しています。
Q4.マニュアルを整備して得られた効果はどんなことがありますか。 マニュアルを見れば作業ができるため日常業務では発注者から指揮命令を受けず、混在業務が発生しづらくなり、クレームやトラブルにも焦らず対応できるようになりました。より良いマニュアルを作成しようという意識から、業務の過程で発生する問題を自分達のこととして受け止め、積極的に情報共有をするようになったので自主自立・協働共助の精神も培われています。
公益社団法人小金井市シルバー人材センター ~就業マニュアルの充実~
適正な請負契約の推進
小金井市SCでは現場ごとに詳しいマニュアルが整備されています。
現場ごとの詳しいマニュアル
適正就業担当 川畑美香主事
施設管理で働く会員の様子
庭園管理で働く会員の様子
シルバー人材センターの日々の適正就業推進策を紹介します
適正就業関連
15SILVER TOKYO
14SILVER TOKYO
シルバー体験講習は、定年退職後の働き方の選択肢のひとつである「シルバー人材センター」の働き方について、地域の高齢者の方に具体的に理解していただくことを目的とした、シルバー人材センター未入会の方向けの講習です。就業体験等を含�