4
無断転載・複製禁止 この冊子は環境に配慮し 植物油インキを使用しています。 この冊子は、認知症の方とそのご家族の不安を少しでも軽くできるように、認知症の進行 状況に応じて、どのようなサービスや支援を利用できるのかを「認知症ガイドブック」(認 知症ケアパス)としてまとめたものです。 このガイドブックを活用し、認知症について理解していただくとともに、認知症になっても、 住み慣れた地域でできる限り自分らしい生活を送っていただければ幸いです。 地域包括支援センター 高齢者のみなさんが、いつまでも住み慣れ た地域で生活ができるよう支援する相談窓口 です。介護に関する悩みや心配事のほか、健 康や福祉、医療に関するさまざまな相談・支 援を行っています。 認知症疾患医療センター (総合病院国保旭中央病院 ☎ 63-8111①認知症に関する専門医療相談②原因となる疾患の特定と初期対応③身体合併症、 認知症による症状(行動・心理症状)の診断と治療④医療福祉スタッフへの研修を行っ ています。 受診方法については、旭中央病院のホームページ等をご確認ください。 中核地域生活支援センター (海匝ネットワーク ☎ 60-257824 時間、365 日相談受付。権利擁護など福祉全般にわたる相談に対応し、訪問相談 も実施しています。 若年性認知症をご存知ですか? 認知症は、18歳から64歳までのいわゆる「現役世代」にも発症することをご存 知ですか? これを 「若年性認知症」 といいます。 若年性認知症は、年齢のため見過ごされたり、ストレスや他の病気と勘違いしや すく、診断まで時間がかかってしまうことがしばしばあります。 本人はもとより家族や企業にも深刻な影響を及ぼす若年性認知症に対処するに は、初期の段階で発見し、早期に治療を開始するとともに、治療に適した環境を整え ることが非常に大切です。 若年性認知症コールセンター 専門教育を受けた相談員が、若年性認知症(65歳未満発症)についての相談に応じます。 ☎ 0800(100)2707(受付時間/月~土 10:00~15:00 年末年始・祝日を除く) ? 認知症の主な相談窓口 豊和 飯高 吉田 匝瑳 豊栄 八日市場ホ (米倉) 中央 平和 椿海 共興 野田 須賀 ①匝瑳市地域包括 支援センター ②匝瑳市西部 地域包括 支援センター 八日市場駅 飯倉駅 匝瑳市地域包括支援センター (高齢者支援課内) ☎73-0033 担当地域: 豊和、椿海、中央(八日市場ホ以外)、 平和、共興、野田 匝瑳市西部地域包括支援センター (旧あかしあ幼稚園敷地) ☎85-5582 担当地域: 飯高、吉田、匝瑳、豊栄、 中央(八日市場ホのみ)、須賀、栄 匝瑳市

認知症の主な相談窓口 - 千葉県 · 2020. 8. 28. · 若年性認知症をご存知ですか? 認知症は、18歳から64歳までのいわゆる「現役世代」にも発症することをご存

  • Upload
    others

  • View
    2

  • Download
    0

Embed Size (px)

Citation preview

無断転載・複製禁止この冊子は環境に配慮し植物油インキを使用しています。

この冊子は、認知症の方とそのご家族の不安を少しでも軽くできるように、認知症の進行状況に応じて、どのようなサービスや支援を利用できるのかを「認知症ガイドブック」(認知症ケアパス)としてまとめたものです。このガイドブックを活用し、認知症について理解していただくとともに、認知症になっても、住み慣れた地域でできる限り自分らしい生活を送っていただければ幸いです。

●地域包括支援センター 高齢者のみなさんが、いつまでも住み慣れた地域で生活ができるよう支援する相談窓口です。介護に関する悩みや心配事のほか、健康や福祉、医療に関するさまざまな相談・支援を行っています。

●認知症疾患医療センター(総合病院国保旭中央病院 ☎ 63-8111) ①認知症に関する専門医療相談②原因となる疾患の特定と初期対応③身体合併症、認知症による症状(行動・心理症状)の診断と治療④医療福祉スタッフへの研修を行っています。 受診方法については、旭中央病院のホームページ等をご確認ください。

●中核地域生活支援センター(海匝ネットワーク ☎ 60-2578) 24時間、365日相談受付。権利擁護など福祉全般にわたる相談に対応し、訪問相談も実施しています。

若年性認知症をご存知ですか? 認知症は、18歳から64歳までのいわゆる「現役世代」にも発症することをご存知ですか? これを「若年性認知症」といいます。 若年性認知症は、年齢のため見過ごされたり、ストレスや他の病気と勘違いしやすく、診断まで時間がかかってしまうことがしばしばあります。 本人はもとより家族や企業にも深刻な影響を及ぼす若年性認知症に対処するには、初期の段階で発見し、早期に治療を開始するとともに、治療に適した環境を整えることが非常に大切です。

若年性認知症コールセンター専門教育を受けた相談員が、若年性認知症(65歳未満発症)についての相談に応じます。

☎ 0800(100)2707 (受付時間/月~土 10:00 ~ 15:00 年末年始・祝日を除く)

?

認知症の主な相談窓口

豊和飯高

吉田匝瑳

豊栄

八日市場ホ(米倉)

中央 平和

椿海

共興

野田

須賀

①匝瑳市地域包括 支援センター

②匝瑳市西部 地域包括 支援センター

八日市場駅

飯倉駅

●①�匝瑳市地域包括支援センター�(高齢者支援課内)� ☎73-0033 担当地域:�豊和、椿海、中央(八日市場ホ以外)、

平和、共興、野田

●②�匝瑳市西部地域包括支援センター�(旧あかしあ幼稚園敷地)� ☎85-5582 担当地域:�飯高、吉田、匝瑳、豊栄、

中央(八日市場ホのみ)、須賀、栄

匝瑳市

2 3

 認知症は、脳の細胞が死んでしまったり、働きが悪くなったりすることにより、日常生活に支障がある状態のことをいいます。原因となる病気はいくつかありますが、誰にでも起こりうることを理解しておきましょう。加齢によるもの忘れや心の病気と混同されることもあるので、心配なときは、かかりつけ医を受診しましょう。

【知識編】

認知症って

どんな状態?

認知症

もの忘れの自覚がない ご飯を食べたことなど体験したこと自体を忘れる

判断力が低下する 時間や場所、人との関係が分からなくなる

老化によるもの忘れ

もの忘れの自覚はある ご飯のメニューなど体験の一部を忘れる

判断力の低下は見られない

時間や場所、人との関係などは分かる

何だったかしら 大変!

消し忘れて

いたわ!

ど、 どうしようっ!

▼認知症の症状 認知症の症状はさまざまですが、「中核症状」と「行動・心理症状」の2種類に大きく分けられます。 「中核症状」は記憶や判断力、時間や場所の認識などの認知機能が損なわれる認知症本来の症状です。 「行動・心理症状」は中核症状をもとに本人の性格や周囲との関わり方、環境などが関係して引き起される症状で、認知症の症状として知られる「徘徊」や「ものとられ妄想」などは「行動・心理症状」です。

行動・心理症状はこのようにあらわれます財布をしまった場所が思い出せない

「記憶障害」(中核症状)▼

私がなくすわけがない。普段部屋に入るのは世話をしてくれる娘だけだ。

▼娘が盗んだと思い込む「妄想」(行動・心理症状)

認知症を正しく理解しましょう

▼認知症と老化によるもの忘れとの違い

? ごはんはまだ?

?

ゆうべ何食べたっけ?

どちらさんかね?

おじいちゃん!

ぼくだよ!!

あなた確かお隣の ・・・えーと

○○ですこんにちは

中核症状◦ ものごとを思い出せない。覚えられない。 「記憶障害」◦時間や場所がわからなくなる。 「見当識障害」◦判断力、理解力、思考力などが低下。 等

行動・心理症状◦徘徊  ◦妄想  ◦不安  ◦幻覚 等

前頭葉 後頭葉

頭頂葉

海馬

認知症の主な種類と特徴

※各部の名前はおおよその場所を示します

前ぜ ん

頭と う

側そ く

頭と う

型が た

認知症 脳の前の部分(前頭葉)と横の部分(側頭葉)が、徐々に縮んでいくにつれて、様々な症状が引き起こされる状態のことです。

【症状と特徴】� もの忘れよりも、性格変化やコミュニケーション障がい・行動異常といった、社会生活上の支障が目立つのが特徴です。精神疾患と間違われることもあります。 65 歳未満の発症が多く見られます。

レビー小しょうたいがた

体型認知症 脳内にたまったレビー小体という異常なたんぱく質により神経細胞が破壊されます。

【症状と特徴】� 現実にはないものが見える幻視や、手足の震えなどのパーキンソン症状があらわれることがあります。

脳血管性認知症 脳の血管が詰まったり(脳梗塞)、破れたり(脳出血)することにより脳細胞が破壊されます。アルツハイマー型認知症に次いで、患者が多いとされている認知症です。

【症状と特徴】� 小さな脳梗塞などが起こるごとに段階的に進行します。体にマヒを生じることもあります。

アルツハイマー型認知症 脳内にたまった異常なたんぱく質により神経細胞が破壊され、脳に萎縮がおこります。 進行は比較的ゆっくりです。認知症のなかでもっとも多く、全体の約 6 割を占めます。

【症状と特徴】� もの忘れから徐々に進行していき、やがて時間や場所の感覚がなくなっていきます。

認知症は、その原因によって症状のあらわれ方などに特徴があります。主な原因別に、次の4つの認知症があげられます。

認知症と思っても、治ったり一時的な症状の場合があります正常圧水頭症、慢性硬膜下血腫、甲状腺機能低下症などは、認知症のような症状があらわれても、適切な治療(手術や服薬など)によって症状が改善する場合があります。詳しくは、かかりつけ医にご相談ください。

 認知症は、原因によっては、早期に発見して適切な対応を取ることで治療や進行を抑えることが可能な場合があります。認知症は、うつ病などとも混同されやすいので、まずはかかりつけ医に相談してみましょう。また、精神科や神経内科、脳神経外科などで専門的な診断を受けることができます。「もの忘れ外来」(認知症外来)を行なっている病院もあるので、本人を連れて行くことが難しい場合は、まずは家族の方だけでも相談してみましょう。

4 5

 認知機能が低下することで、いろいろなことが分からなくなっているようでも、その人らしさや感情がなくなっているわけではありません。関わり方次第では介護者を悩ませる行動・心理症状の多くをやわらげることができます。

【対応編】

認知症の方への

接し方

 ただし、認知症の介護に絶対はありませんし、今日うまくいった対応が明日もうまくいくとは限りません。「こうすべき」、「こうしてはいけない」とあまり思い込まずに、関わり方のヒントとして参考にしてください。

環境が変わることは症状を悪化させると言われています。なじみの環境を保つことも大切です。

まずは「そうですね」と一度受け入れることからはじめましょう。

 一見理解できない行動にも本人なりの理由があります。頭ごなしに否定したり怒ったり、または子ども扱いしたりすると自尊心を傷つけてしまい、その出来事自体は忘れても『いやな思いをした』という感情だけは残ってしまいます。 本人の気持ちを理解するように努めて、その気持ちに寄り添った対応を心がけましょう。

ポイント①気持ちに寄り添い自尊心を傷つけない

 認知症になっても、ゆっくりであればできることも多いので、本人の様子をよく見て、焦らせたり急がせたりしないようにしましょう。 また、一度にたくさんのことを言うと認知症の方を混乱させてしまいます。ゆっくりとシンプルに、分かりやすく伝えることを心がけましょう。

ポイント②本人のペースにあわせる

 理解はできていなくても表情や感情は伝わります。笑顔で接することで認知症の方も安心できます。 多少困った行動をとってもなるべく笑顔で接するよう心がけてください。

ポイント③笑顔でにこやかに接する

認知症の方の抱える不安をやわらげ、寂しい思いをさせないためにスキンシップも大切です。

×

望ましい接し方疑われることはショックかもしれませんが、怒ったりせずに一緒に探してあげましょう。「私はここを探すから、あのあたりを探してね。」などと誘導して本人が見つけられるようにしましょう。見つかったら「よかったね。」と一緒に喜んであげましょう。

こんな対応は避けましょう「どこかにしまい忘れてるんじゃないの!?」「ほらここにあるじゃない!」反論してもかえって妄想を深めてしまいます。また、探した人が見つけると、隠していたと疑われてしまいます。見つかったときに責めることも感情的なしこりを残すので避けましょう。

本人がしまい場所を忘れているだけの場合がほとんどですが、その自覚がありません。普段お世話をしている身近な人ほど疑われてしまいます。

望ましい接し方否定したりせず、ひとまず受け入れて様子を見ましょう。

「この番組が終わったら作るね。」などと他のことで気をそらしたり、「これでも食べて待っててね。」と小さなお菓子や飲み物などを出してあげるのもよいでしょう。

食事を食べたことを忘れたり、おなかの空き具合を感じづらくなったりしています。また、さびしさを感じているなど心理的要因による場合もあります。

「おなかが空いた。」「何も食べてない。ごはんはまだかな?」

認知症の方の心の声

 認知症によってうまくできないことは増えていきますが、過剰な手助けは残された機能を使う機会を奪うことになり、認知症の進行につながります。 現在できることをできるままにするためにも、認知症の方が今、どこまでできるのかを見極めながら、時間がかかっても自分でできることは、なるべく自分でしてもらいましょう。

できなくなったことよりも、できることに目を向けましょう

×こんな対応は避けましょう「さっき食べたでしょ! 忘れたの!?」「ちゃんと食べさせてるでしょう!」事実を説明したり、しかっても本人は納得できず、反感を持たせてしまいます。何度も言ってきても、やさしく対応するよう心がけましょう。

「なくなるはずない!誰かに盗られた!」「盗めるのは○○○しかいない。」

認知症の方の心の声

ごはんを食べてないと言い出す

財布が盗まれたと言い出す

事 例

事 例

対 応 例

6 7

認知症の方とご家族に適時、適切 なサービスと情報提供を行います認知症の症状に応じた対応・支援体制を認知症ケアパスといいます。認知症を引き起こ す疾患や身体状況などにより、必ずしもこの通りになるわけではありませんが、ご本人の様子により大まかな状況を把握していただき、今後を見通す参考としてください。表 は、右に行くほど認知症が進行していることを示しています。

健康 軽度認知障害(MCI) 認知症の疑い 認知症はあるが日常生活は自立 誰かの見守りがあれば日常生活は自立 日常生活に手助け・

介護が必要 常に介護が必要

本人の様子

・ 自立 ・ もの忘れは多少あるが日常生活は自立

【MCIとは】正常と認知症の中間の状態

・ もの忘れはあるが金銭管理や買い物、書類の作成など日常生活は自立

・ もの忘れ・ 同じことを言う

・ 買い物の時にお札でしか支払えない(小銭が使えない)・ 同じ物を何回も買う・ ATMの操作ができない・ 身なりを気にしなくなる・ 薬の飲み忘れ  ・ 趣味をやめてしまう・ 意欲低下    ・ 食事の支度ができない・ 火の消し忘れ  

・ 買い物やお金の管理などこれまでできたことにミスが目立つ ・ 服の着方がおかしい

・ 服が選べない ・ 服薬管理ができない・ 電話の対応や訪問者の対応が一人では難しい・ たびたび道に迷う ・ 家電が扱えない・ 家族とのトラブル ・ 攻撃的な言動・ 入浴を嫌がる ・ 昼夜逆転・ もどかしさ、憤り、焦り不安、孤独

・ 着替えや食事、トイレなどがうまくできない

・ トイレ、入浴に介助が必要・ 遠くに住む子供や孫がわから

なくなったり、親しい人がわからなくなったりする

・ 時間・場所・季節がわからなくなる

・ 言 葉 に よ る コ ミ ュ ニケーションが難しくなる。声かけや介護を拒む

・ 飲み込みが悪くなり食事介助が必要

・トイレの失敗・歩行が不安定・言葉が出ない

・ ほぼ寝たきりで意思の疎通が難しい

・ 食事を口から、ほとんどとれない

・歩行困難・寝たきり・誤嚥・肺炎

家族の気持ち

ご自身や家族でやっておきたいこと決めておきたいこと

認知症の方や家族を支援する体制

予防

医療

相談

介護

生活支援

住まい

□ 認知症や介護、介護保険のことを学ぶ機会を持ちましょう。 □ かかりつけ医を持ちましょう。□ 今後の生活設計について考えておきましょう。 □ 消費者被害に注意しましょう。□ 火のもとに気を付け火災報知器をつけたり電磁調理器に変えたりすることを考えましょう。□家族の連絡先を分かるようにしておきましょう。 □ 地域の方との交流を持ちましょう。□ 安否確認ができるよう緊急通報装置等の利用について考えてみましょう。□ 人生の最期をどう迎えるか、本人の意志が確認できる早い段階で医師などと話をしておき、どういった対

応が必要か確認しておきましょう。

毎日の運動 趣味や特技を活かして社会活動に参加(ボランティア活動等)

認知症予防や閉じこもり防止のために身近な交流できる場に出かけましょう(シニアクラブ、認知症カフェ、 サロン等)

相談や認知症の診断(かかりつけ医 認知症サポート医 認知症専門医)

認知症初期集中支援チーム

本人や家族の相談に応じ、情報提供やケアプランの作成、介護保険に関する 手続きの支援(ケアマネジャー)

通いで、生活に関する機能訓 練やレクリエーション、入浴、食事などの介護を受けるサービス(通所系の介護保険サービス)

自宅で受けられる生活支援や入浴などの介護サービ ス(訪問系の介護保険サービス)

短期間宿泊して介護を受ける サービス(ショートステイ等)

安否確認 配食サービス 買物支援 行方不明への備え(S.O.Sネットワーク、民間サービス、福祉サービス 等)

地域での見守りや助け合い

お金の管理や財産のこと・契約に関すること(日常生 活自立支援事業「すまいる」・成年後見制度)

サービス付き住宅(サービス付き高齢者向け住宅・有料老人ホーム等)

見守り付き住宅(ケアハウス)

介護を受けられる住宅(グループホーム・特別養 護老人ホーム等)

認知症や高齢者の福祉、介護保険に関することなど(地域包括支援センター 認知症カフェ(家族同 士の情報交換や交流、相談))

□ 介護する家族の健康や生活を大切にしましょう。□ 今後のことについて検討し、必要に応じて施設の情報収集など

を行っておきましょう。

□ 一人で抱え込まずに介護仲間を作りましょう。□ どんな医療や介護のサービスがあるのかを知って、介

護サービスを利用し、がんばりすぎない介護をこころがけましょう。

□ 認知症を隠さず、身近な人に伝え、理解者や協力者をつくりましょう。

年齢のせいだろう。言えばできるはず。とまどい。否定。悩みを肉親にすら打ち明けられないで一人で悩む時期。

混乱。怒り。他人の前ではしっかりするが、身近な人には症状が強くなる。自分だけがなぜ。相手のペースに振り回され、疲れ切ってしまう。つらい時期。

生活すべてに介護が必要、介護量が増える。あきらめ。割り切り。

受容。自分自身に投影。最期をどう迎えるか。

介護保険               �介護保険の検討           介護保険の認定申請           介護サービスの利用