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2000 2001 200620022010
VOL. 2 2010.12
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2008
2009
日本石油由来資源の使用量削減を目指してエコドライブを推進コニカミノルタビジネスソリューションズ(株)は、石油由来資源の使用量削減に向けた重点施策として、社有車および自家用車におけるエコドライブを推進しています。10項目からなる具体的な実施内容を解説したパンフレットを作成し、環境と安全を意識した運転を啓発しています。
米国政府機関から「エバーグリーン賞」技術・電子機器部門賞を受賞コニカミノルタビジネスソリューションズUSA社は、2010年3月、米国の政府機関である一般調達局(GSA)から、環境に配慮した活動に積極的に取り組んでいる企業に贈られる2009年度「エバーグリーン賞」の技術・電子機器部門賞を授与されました。今回の受賞は、省エネ製品の提供やゼロエミッション活動の推進、トナーカートリッジのリサイクルなど、環境活動全般が評価されたものです。
フランス「環境への責任」をテーマとした展示・商談会を開催コニカミノルタビジネスソリューションズフランス社は、2010年2月、恒例の展示・商談会を「環境への責任」というテーマで開催。セーヌ河畔につないだ船を会場にし、コニカミノルタの環境への取り組みや製品の環境性能などについて説明しました。また、リサイクル・再生紙関連のパートナー企業や森林協会などにもブースを出展いただきました。
ベルギーオフィスのCO2排出量削減に向けて太陽光発電設備を導入コニカミノルタビジネスソリューションズベルギー社は、2010年3月、太陽光発電設備を導入。年間発電量は115MWhを予定しており、これでオフィス全体の電力使用量の25%をまかなうことができ、CO2排出量削減効果は年間46トンを見込んでいます。同社は今回の導入に合わせて、「再生可能エネルギーによって発電を行う事業者」としての認証を受けました。
英国現地コミュニティとともに環境教育プログラムを実施コニカミノルタビジネスソリューションズ(UK)社は、小学校を対象に子どもたちの環境意識を高める教育プログラムを実施しています。これは、3R(リデュース、リユース、リサイクル)によるゴミ減量の重要性などについて、子供たちの理解を深め、環境保全に役立つ行動が選択できることを目指すものです。2009年度は小学校20校で実施、2010年度にはさらに30校での実施を計画しています。こうした取り組みが評価され、世界的な非営利環境団体「グリーン機構」が環境取り組みの優良事例を表彰する「グリーンアップル賞」を受賞しました。
2010年に製造10周年を迎えたデジタルトナーは、環境への配慮という視点から乳化重合技術に着目したコニカミノルタが、早くから研究開発していた重合法トナーです。2000年に製造開始し、2001年には販売を開始。2002年には4色カラートナーを製造開始しています。また、2006年には低温定着を可能にしたデジタルトナーHDへ進化。そして、10年目の2010年には、高生産性と高画質を両立させたデジタルトナーHD+(プラス)を発表するなど、つねに重合法トナーの進化をリードしています。生産効率も年々進化し、CO2の排出量相対値は発売当初の2001年を100とした場合、2009年には23.1までに減少し、76.9%の削減に成功しました。
年 度
社屋の屋根全面に設置した太陽光発電設備
「エバーグリーン賞」のトロフィー
排出量相対比
CO2CO
2 76.9% 削減
100
23.1
コニカミノルタ各国の環境活動
東京都千代田区丸の内1-6-1 丸の内センタービルディングhttp://konicaminolta.jp/about/csr/environment/index.html
環境授業を受ける子どもたち
複合機で世界初の重合法トナー「デジタルトナー」を製造開始
「デジタルトナー」の販売を開始
低温定着が可能な「デジタルトナーHD」を製造開始
さらに進化した「デジタルトナーHD+」を発表
「デジタルトナー」の4色カラーを製造開始
温暖化の進行、資源の枯渇、環境汚染による生態系の破壊など、地球環境問題は年々深刻になっています。
中でも、最重要課題と言われる地球温暖化対策への、私たちコニカミノルタの取り組みをご紹介します。
生産効率の進化
複合機で世界で初めて植物由来のバイオマス原料を使用した重合法トナーを製造してから10周年。
加圧ローラー
均熱化ローラー通紙パス
定着ベルト定着ローラー
励磁コイル
消磁コイル
磁束
ローラーユニット
IHコイルユニット
■CO2排出量削減のイメージ
新しいトナー
紙
紙に転写
クリーニング
現像器再利用されるトナー
ドラム
トナーループ機構
<プリントプレビューの基本画面>
プレビューの拡大縮小表示もスムーズ
出力時に予測される問題を警告
減らした紙の割合をビジュアル表示
気づいたらすぐに設定のやり直しが可能
ステープル、パンチホールなどの状態を表示
印刷が不要なページを選択可能
待機時の消費電力削減を実現するIH定着ユニット
長期で環境を考えた「エコビジョン2050」とそのマイルストーンとなる「中期環境計画2015」長期で環境を考えた「エコビジョン2050」とそのマイルストーンとなる「中期環境計画2015」
早くから地球環境の保全を企業経営の根幹として位置づけてきたコニカミノルタは、2050年をターゲットとする長期環境ビジョン「エコビジョン2050」を策定。具体的な目標値として、「2050年までに製品ライフサイクルにおけるCO2排出量を2005年度比で80%削減する」ことを目指します。さらに、「限りある地球資源の有効活用と資源循環」「生物多様性の修復と保全に取り組む」姿勢も明示しました。また、「エコビジョン2050」へのマイルストーンとして、「中期環境計画2015」も策定。2015年度までに「製品ライフサイクルにおけるCO2排出量を20%削減する」ことなどを目標とした4つの重要テーマ「地球温暖化防止」「循環型社会への対応」「化学物質リスクの低減」「生物多様性への対応」を掲げ、その達成に向けて活動しています。
コニカミノルタの環境ビジョン コニカミノルタの環境配慮テクノロジー
待機時の消費電力削減を実現するIH定着ユニット
定着ユニットに、加熱する必要のあるローラーのみを効率的に加熱する「IH(Induction Heating)定着技術」をbizhubシリーズのカラー複合機・モノクロ複合機で採用。エネルギーロスを最小限に抑えられるうえ、コイルに流す電力量によって容易に温度の制御ができるため、無駄を省いた過不足のないエネルギー利用が可能となりました。また、デジタルトナーと併せて低温定着も達成しています。
トナーを無駄なく使用するトナーループ機構
トナーを無駄なく使用するトナーループ機構
印刷時に紙に転写されなかったトナーを機器内部で回収し、循環させて再利用する独自の「トナーループ機構」を、モノクロデジタル複合機のほぼすべての機種やモノクロレーザープリンターに搭載しています。この機構により、通常、投入量の約5~10%にあたる廃棄トナーの発生をゼロにして、省資源を実現しています。
bizhub PRESS C8000/C7000/C6000で環境負荷の少ないハロゲンフリー電線を採用bizhub PRESS C8000/C7000/C6000で環境負荷の少ないハロゲンフリー電線を採用
電線の絶縁体として使用されている樹脂には、主にPVC(塩化ビニール:塩素化合物)が使用されてきましたが、コニカミノルタのプロダクションプリント機・bizhub PRESS C8000/C7000/C6000では、環境負荷の少ない「ハロゲンフリー電線」を採用。強度や難燃性を確保しながら焼却時の環境への悪影響を防いでいます。※ハロゲンとは、塩素、臭素、フッ素、ヨウ素、アスタチンの5つの元素のことです。
※LCA(Life Cycle Assessment)とは、材料の調達から製造・輸送・使用・回収・ 再生など、製品のライフサイクル全体を通した環境負荷の評価です。
bizhub 600RMは、bizhub 600と比較してCO2を58%削減(LCA環境評価結果)
■bizhub 750RM/600RMが出荷されるまで
bizhub 750/600からの部品のリユース率は85%以上
試し印刷や印刷ミスによる出力のムダを削減するエコロジー視点の「プリントプレビュー」 試し印刷や印刷ミスによる出力のムダを削減するエコロジー視点の「プリントプレビュー」
オフィスジョブの効率化とTCO削減を図りながら、エコロジーを実現するためにコニカミノルタが新しく開発したのが、試し印刷や印刷ミスによる出力のムダを削減するプリンタードライバー「プリントプレビュー」です。PCから印刷を行う際、設定ミスに気づかないままプリントアウトしてしまうと、不要な出力が増え用紙やトナーをムダに消費してしまいます。しかし、ミスをしないために試し刷りをするというのもムダになります。「プリントプレビュー」は、いままでにない緻密で正確なプレビュー機能を搭載することにより、PCの画面上に印刷の仕上がりイメージをまるで出力物のようなリアルさで表示。設定されている用紙への印字位置や、パンチホール、ステープル位置も試し印刷することなく確認することができます。さらに、文字切れやはみ出しのあるページや、白紙ページを警告する機能、不要ページを選択する機能などで徹底して出力時のムダを省きます。減らせた出力の割合は印刷節約メーターに目安が表示されます。
製品の回収リプレースされた製品などを回収します。
出 荷
対応予定機種:bizhub C652DS/C552DS/C652/C552/C452/C360/C280/C220bizhub 423/363/283/223
対応OS:Windows Server 2008 / Windows Vista / Windows 7
選 別回収した製品から再生できるものを選別します。
分 解部品を壊さないように丁寧に分解します。
洗 浄きれいに洗浄します。
簡易梱包(ラッピング)廃材の少ない簡易包装をして出荷します。
検 査新品製造時と同じ品質検査を行います。
部品交換/組立一部の部品を交換し、元通りに組み立てます。
■プリントプレビュー出力時のレイアウトやフィニッシング、設定ミスがわかりやすく表示され、出力する前に手軽に直せます。
bizhub 600
CO2排出量(kg/年)
bizhub 600RM
1,6001,4001,2001,0008006004002000
CO258%削減!CO2
58%削減!1,405
585
国内のみ 参考出品
リユース率85%以上!
リユース率85%以上!
資源の再利用で環境負荷を少なく抑えた新商品Re-manufactured MFPs(再生型複合機) 資源の再利用で環境負荷を少なく抑えた新商品
Re-manufactured MFPs(再生型複合機)
数々の環境保全に積極的に取り組んでいるコニカミノルタが、環境配慮型製品として取り組んでいるのが再生型複合機です。再生型複合機は、回収された使用済み製品を分解・洗浄し、必要な部品交換や調整を行ってから再び組み立てて出荷される製品です。新品製造時と同等の検査基準をクリアすることで安心して使用でき、品質とエコロジーを両立させた製品として注目されています。今回、日本で発売される再生型デジタルモノクロ複合機・bizhub 750RM/600RMは、部品のリユース率が85%以上あり、ライフサイクル全体におけるCO2の排出量は、bizhub 750/600と比べ、bizhub 750RMは約41%削減、bizhub 600RMは約58%削減しており、環境負荷の大幅な低減を達成しました。
ルタの環境ビジョョョン 慮テクノロジーーー
コニカミノルタはグループ全社が一丸となって、グローバルな視点から環境問題に取り組んでいます。