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一般社団法人日本解剖学会 令和2年度(2020年度) 定時社員総会 資料 日 時:令和2年 3月27日(金) 11:00~12:00 会 場:一般財団法人口腔保健協会 302会議室

一般社団法人日本解剖学会一般社団法人日本解剖学会 令和2年度(2020年度) 定時社員総会 資料 日 時:令和2年 3月27日(金) 11:00~12:00 会

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一般社団法人日本解剖学会

令和2年度(2020年度)

定時社員総会

資料

日 時:令和2年 3月27日(金)

11:00~12:00

会 場:一般財団法人口腔保健協会

302会議室

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令和2年度定時社員総会

議 題

開会の辞

議長選出

Ⅰ.議事録署名人の選任

Ⅱ.理事長報告

Ⅲ.報告事項

1.会員状況

2.物故会員

3.教授就任による新代議員紹介

4.正常解剖における遺体取り違え防止対策に関する状況調査について

5.技術職員における現状と課題についてのアンケートについて

6.規約の一部改正について

7.その他

Ⅳ.審議事項

1.新名誉会員の件

2.新永年会員の件

3.申請による代議員の件

4.令和元年度事業および業務監査報告の件

①学術集会開催状況

②会議開催状況

③学会誌の刊行状況

1)編集委員会 2)ASI編集委員会

④委員会報告

1)認定解剖組織技術者資格審査委員会

2)解剖体委員会

3)解剖学用語委員会

4)海外交流委員会

5)教育・若手育成委員会

6)アウトリーチ委員会

7)学術委員会

8)医療専門職教育委員会

9)倫理・利益相反委員会

10)男女共同参画推進委員会

11)若手研究者の会

⑤研究の奨励および業績の奨励

⑥内外学術団体との協力ならびに連絡

⑦技術者認定

5.令和元年度決算および会計監査報告の件

6.令和2年度予算および事業計画の件

7.令和3年度予算執行の件

8.第128回(令和5年度)総会・全国学術集会開催担当校の件

9.10th APICA招聘の件

10.その他

Ⅴ.第126回(令和3年度)日本解剖学会総会・全国学術集会準備状況

閉会の辞

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【報告事項】

1.会員状況:令和元年12月31日現在 正 会 員 1,945名 永年会員 164名 団体会員 54名

名誉会員 54名 賛助会員 22名 寄贈会員 24名

2.物故会員

氏 名 逝去日 会員種別 備 考

生駒い こ ま

榮喜さ い き

H28.11. 8 名誉会員 和歌山県立医科大学・名誉教授

鈴木す ず き

克彌か つ や

H29. 3.23 正 会 員 日本歯科大学

灘なだ

修身お さ み

H30.12.20 永年会員 九州大学医療短期大学・名誉教授

佐藤さ と う

正博まさひろ

H31 .3. 8 正 会 員 岩手医科大学

髙たか

橋はし

将人ま さ と

H31. 4. 2 正 会 員 東京医科歯科大学・大学院生

藤本ふじもと

十四と よ

秋あき

R元. 5. 2 名誉会員 熊本大学・名誉教授

濱はま

清きよし

R元. 5.21 名誉会員 東京大学・名誉教授/岡崎国立共同研究機構

生理学研究所・名誉教授

見み

明あけ

清きよし

R元. 6.17 名誉会員 東京歯科大学・名誉教授

北川きたがわ

正ただし

R元. 6.28 名誉会員 日本大学・名誉教授

平田ひ ら た

幸男ゆ き お

R元. 8. 3 元・学術評議員 琉球大学・名誉教授

髙たか

橋はし

杏三きょうぞう

R元.10. 6 名誉会員 札幌医科大学・名誉教授

田中た な か

敬一けいいち

R元.10.30 名誉会員 鳥取大学・名誉教授

山鳥やまどり

崇たかし

R元.12.12 名誉会員 神戸大学・名誉教授

永野な が の

俊とし

雄お

R元.12.19 名誉会員 千葉大学・名誉教授

小野お の

一かず

幸ゆき

R 2. 2. 4 名誉会員 旭川医科大学・名誉教授

安田や す だ

健けん

次郎じ ろ う

R 2. 2.27 名誉会員 慶應義塾大学・名誉教授

3.教授就任による新代議員

氏 名 教授就任日 所 属

畠山はたやま

雄ゆう

次じ

H29.10. 1 福岡歯大・生体構造学・機能構造学

嶋しま

雄一ゆういち

H31. 4. 1 川崎医大・解剖学

大庭お お ば

伸しん

介すけ

R元. 5. 1 長崎大・歯・細胞生物学

高橋たかはし

和男か ず お

R元. 5. 1 藤田医大・解剖学Ⅱ

石津い し づ

綾子あ や こ

R元. 6.24 東京女子医大・解剖学(顕微解剖学・形態形成学)

石田い し だ

雄ゆう

介すけ

R元.10. 1 東北医薬大・解剖学

後藤ご と う

英ひで

仁まさ

R元.10. 1 三重大・医・神経再生医学・細胞情報学

上村うえむら

守まもる

R元.11. 1 大阪歯大・解剖学

和氣わ け

弘明ひろあき

R元.11. 1 名古屋大・医・機能形態学・分子細胞学

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4. 正常解剖における遺体取り違え防止対策に関する状況調査について 平成31年3月、北海道大学において遺体の取り違えが発生し、令和元年8月30日にその調査報告が同大

学歯学部のホームページにて公表されたことを受けて、同日付で学会ホームページに下記コメントを掲

載した。あわせて、同年11月1日に日本解剖学会事務局を介して全国の医学部(医科大学)と歯学部(歯

科大学)に所属する系統解剖学教育担当教授(不在の場合は相当者)宛にアンケート調査用紙をメール

で送付し、同年11月17日を期限として回答を依頼した。

解剖体委員会を中心として報告書を作成中である。報告書は解剖学雑誌95巻に掲載を予定している。

あわせて、関係諸機関への報告も予定している。

5. 技術職員における現状と課題についてのアンケートについて 教育、研究以外に献体の会での事務職、献体されたご遺体の防腐処置や保管、ならびにサージカルト

レーニングなど、解剖学教室では他の基礎系医学系教室ではみられない特殊な業務を行う必要があり、

特に実務を担当している技術職員への負担が懸念されていることから、各大学または解剖学教室に所属

している技術職員の業務形態の現状を詳細に把握し、情報を共有する目的で認定解剖組織技術者資格審

査委員会を中心に解剖体委員会・教育委員会の3委員会合同にて平成30年10月に「技術職員における現

状と課題について」と題したアンケート調査を実施した。

現在、解剖体委員会を中心として3委員会で報告書を作成中である。報告書は解剖学雑誌95巻に掲載

を予定している。あわせて、関係諸機関への報告も予定している。

6.規約の一部改正について ・全国学術集会におけるシンポジウムに関する申し合わせ

・全国学術集会における委員会主催のワークショップ・シンポジウムへの助成に関する申し合わせ

について、類似の内容であることから、現状に即して新しい申し合わせを作成した。

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全国学術集会におけるシンポジウム・ワークショップに関する申し合わせ

(目的)

第1条 この申し合わせは定款第5条により、全国学術集会におけるシンポジウム・ワークショッ

プ(以下、シンポジウム等とする)について必要な事項を規定する。

(プログラム委員会)

第2条 全国学術集会の学術プログラムは、各年度の開催担当校の特色や地域性を反映すると同時

に、長期的な視野に立ちかつ継続性を有する企画を含むべきであり、また解剖学・形態学の諸分

野を適切に反映したものであることが望ましい。

2 第1項を達成するために、全国学術集会会頭(以下、会頭とする)はプログラム委員会を構

成することができる。

3 プログラム委員会の委員は会頭が任命するが、学術委員会委員長1名と企画渉外担当常務理

事1名を必ず含むものとし、必要に応じて日本解剖学会(以下、学会とする)事務局担当者を

招聘することができる。

4 前項に示す者の出席にかかる経費は学会が負担する。

(シンポジウム・ワークショップ)

第3条 委員会が全国学術集会においてシンポジウム等の主催を希望する場合、次に定める手続を

行うものとする。

(1)委員会主催のシンポジウム等の企画は当該全国学術集会開催前年の5月末までに検討を行

い、別に定める書式により企画書を学会事務局に提出する。ただし、それ以降に緊急性の高い

事案が生じた場合、その後の企画提出も認めることがある。

(2)提案者は企画書において原則、最高10万円を限度として、助成の申請を行うことができる。

助成を希望する場合にはその使途内訳を企画書と共に提出すること。助成の使途は、非学会会

員を講師として招聘する際の宿泊・交通費等、その企画に必要最小限のものとする。但し、第

三者からの支弁がある場合は除く。

(3)(2)を超過する出費が発生する場合、常務理事会での判断により、学会から助成を行うこ

とが出来る。

(4)提出された企画については常務理事会にて協議を行い、コメントを付して申請者ならびに

会頭へ助成の可否とともに通知する。委員会主催のシンポジウム等の企画の評価においては、

学会会員が共有する問題に関する時宜に適したテーマであることを主な基準とする。

(5)会頭、ならびにプログラム委員会は常務理事会からのコメントを基に、当該全国学術集会

における重要性、緊急性などを考慮して、その他の学術企画に大きな影響を与えない形で企

画・採択を行うものとし、他のシンポジウム等の提案とのバランスを考慮し、採否を決定する。

採択結果は申請者ならびに学会事務局に通知する。

(海外交流シンポジウム)

第4条 海外交流を推進するために会頭、常務理事会、ならびに海外交流委員会は全国学術集会で

開催するシンポジウム等に関し、海外からのシンポジストの旅費等を援助することができる。

2 全国学術集会でシンポジウム等を公募する際、海外より演者を招聘する場合は旅費等を援助

することを告知する。原則として、援助は招聘演者1名に限る。後援するシンポジウムは英語

で行うものとする。

3 援助は旅費(エコノミークラス)および開催期間の滞在費とし、海外交流関係費を充当する。

支弁額ならびにその上限額については常務理事会で決定する。

4 複数の申請があった場合は、プログラム委員会、ならびにと常務理事会による協議の上、原

則として1つのシンポジウムを選考する。 5 韓国解剖学会(KAA)交流事業によるシンポジウム等については韓国解剖学会と締結した協

定書により実施するものとし、記載がない事項については韓国解剖学会と都度、協議を行う。

(改廃)

第5条 この申し合わせの改廃は、理事会にて議決し、社員総会ならびに会員に報告する。

附 則 この申し合わせは、令和元年12月15日より施行する。施行にあたり、「全国学術集会にお

けるシンポジウムに関する申し合わせ(平成25年2月9日施行)」、ならびに「全国学術集会にお

ける委員会主催のワークショップ・シンポジウムに関する申し合わせ(平成27年12月5日施行)」

は廃するものとする。

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【審議事項】 1.新名誉会員の件

氏 名 経 歴 等 備 考

大野お お の

伸一しんいち

第117回会頭/山梨大 名誉会員推薦規約(2)

(五十音順) 一般社団法人日本解剖学会名誉会員・永年会員推薦規程

第2条 理事長は理事会の推薦に基づき、社員総会の議を経て、以下の者に名誉会員の称号を贈ることができる。

(1)解剖学の進歩と発展に著しい功績があったと認められる者。

(2)永年会員の称号を贈られたのち5年以上の経歴を有し、理事長、総会・全国学術集会会頭、または、国

際解剖学会会長を経験した者。

2.新永年会員の件

氏 名 所 属 等 備 考

江尻え じ り

貞一さだかず

朝日大・歯・口腔構造機能発育学・口腔解剖学(解剖学)

(教授) 永年会員推薦規約(1)

熊本くまもと

賢三けんぞう

明治国際医療大・医学教育研究センター・解剖学(教授) 永年会員推薦規約(1)

小西こ に し

正良まさよし

大阪河﨑リハビリテーション大(教授) 永年会員推薦規約(1)

佐藤さ と う

巌いわお

日本歯大・生命歯・解剖1(教授) 永年会員推薦規約(1)

吉田よ し だ

淑子と し こ

富山大・医・再生医学(准教授) 永年会員推薦規約(1)

(五十音順) 一般社団法人日本解剖学会名誉会員・永年会員推薦規程

第4条 理事長は理事会の推薦に基づき、社員総会の議を経て、以下の者に永年会員の称号を贈ることができる。

(1)代議員として10年以上の経歴を有し、終身会費を納入した65歳以上の正会員。

(2)前項の規定に関わらず、本学会の発展のために永年の功労があったと認められる正会員。

3.申請による新代議員の件

氏 名 所 属 等(申請時) 入会年 推薦代議員

上田う え た

祐司ひ さ し

獨協医大・解剖学(マクロ)(准教授) 2008 徳田 信子

植田う え だ

弘美ひ ろ み

酪農学園大・獣医・獣医解剖学(准教授) 1989 渡辺 雅彦

清きよし

蔭かげ

恵美え み

川崎医療福祉大・医療技術・臨床検査学(教授) 2002 樋田 一徳

日置ひ お き

寛之ひろゆき

順天堂大・医・神経生物学・形態学(准教授) 2002 小池 正人

本多ほ ん だ

祥子よ し こ

東京女子医大・解剖学・神経分子形態学(准教授) 1998 藤枝 弘樹

宮みや

﨑ざき

太たい

輔すけ

北海道大・医・保健学・生活機能学(准教授) 2003 渡辺 雅彦

(五十音順)

一般社団法人日本解剖学会代議員選出規程申し合わせ

当分の間、被選挙権者については下記のとおりとする。

(1)医学または歯学の大学等の解剖学教育・研究担当専任教授である正会員とする。但し、代議員が解剖学

以外の教育・研究職等に転じた場合でも、代議員の資格が継続され、被選挙権も有するものとする。

(2)正会員として通算10年以上の経歴を有し、解剖学の教育・研究について、前号の者と同等以上の寄与を

なしていると社員総会にて承認された者。

(3)65歳を超えて医学または歯学の大学等の解剖学教育・研究担当専任教授である場合は被選挙権を有する。

(4)欠員が生じている場合に限り、(1)の申請を行った正会員は常務理事会の決議を経て、社員総会へ報告、

(2)の申請を行った正会員については理事会での決議を経て、社員総会に諮るものとする。

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4.令和元年度事業および業務監査報告の件 ①学術集会開催状況

全国学術集会 会 頭 開催期日 会 場

第124回全国学術集会 影山幾男(日本歯大・新潟生命歯・解剖1) 3月27日~29日 朱鷺メッセ

支部学術集会 大会長 開催期日 会 場

第65回東北・北海道支

部連合

植田弘美(酪農学園大・獣医・獣医解剖

学) 9月7日~8日 酪農学園大学

第107回関東支部 藤枝弘樹(東京女子医大・解剖学) 11月2日 東京女子医科大学

第79回中部支部 金銅英二(松本歯大・口腔解剖学) 10月19~20日 松本歯科大学

第95回近畿支部 脇坂 聡(大阪大・歯・口腔解剖学) 11月16日 大阪大学

第74回中国・四国支部 大谷 浩(島根大・医・解剖学・発生生

物学) 10月26日~27日 島根大学医学部

第75回九州支部 瀬田祐司(九州歯大・解剖学) 11月9日 九州歯科大学

②会議開催状況 会議名 開催期日 会 場 会議名 開催期日 会 場

常務理事会 理事会

第1回 1月26日 AP東京八重洲通り 第1回 1月26日 AP東京八重洲通り

第2回 3月26日 日本歯科大学新潟

生命歯学部 第2回 3月26日

日本歯科大学新潟

生命歯学部

第3回 3月28日 朱鷺メッセ 第3回 2月12-18日 E-mail持ち回り

第4回 6月 9日 口腔保健協会 第4回 2月18-24日 E-mail持ち回り

第5回 9月14日 口腔保健協会 第5回 3月18-20日 E-mail持ち回り

第6回 12月15日 AP東京八重洲通り 第6回 3月27日 朱鷺メッセ

第7回 3月28日 朱鷺メッセ

定時社員総会 3月27日 朱鷺メッセ 第8回 7月5-16日 E-mail持ち回り

第9回 7月24-31日 E-mail持ち回り

第10回 9月20-30日 E-mail持ち回り

第11回 12月15日 AP東京八重洲通り

③学会誌の刊行状況 2019年度編集委員会活動報告書

編集委員会

委員長 西 真弓

1.Anatomical Science International (ASI)編集・発刊報告

別記の如く予定通り刊行された(大塚愛二委員長)

2.解剖学雑誌 編集・発刊報告

1)予定通り以下のごとく刊行された。

a)掲載論文数内訳

巻号 特集 寄書 新任教授紹介 追悼文 奨励賞受賞者紹介 地方会抄録 その他 計

94 0 3 8 6 4 0 4 25

b)頁数総計

巻号 特集 寄書 新任教授紹介 追悼文 奨励賞受賞者紹介 地方会抄録 その他 計

94 0 12 11 12 8 0 7 50

※地方会抄録の掲載は学会ホームページに移行済み。

※その他:書評、各種「お知らせ」、「会議記録」。

2)解剖学雑誌のバックナンバーのPDF化について。東京大学や岩手医科大学から寄付いただき第1巻

から80巻までの冊子用いて2019年に順次PDF化を行い、本年2月に新たに作成した会員ページへ掲載を

完了した。

以上

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2019年度ASI編集委員会活動報告書

ASI編集委員会

委員長 大塚 愛二

2019年度のASIの活動状況について、下記の通りご報告申し上げます。

1.総括

2009年度に出版社がSpringer社に変更されてから10年目を迎えた2019年度も計画通りに94巻1,2,3,

4号の4冊を発行することができ、ASIは順調に推移している。2019年には年間投稿数が389と過去最高値

であったが、Accept件数は微増である。2017年12月に新契約が締結され年間総ページ数はおよそ630ペー

ジ、60編の記事の出版となり、印刷待ちの記事はなくなったが、今後、良質の論文を多数掲載すること

が課題となっている。カラーページ印刷の無料化により、著者負担が軽減している。

2.出版実績

2019年度の出版:94巻第1号から94巻第4号までの4号4冊、頁数:334頁、論文数:39(内訳は下表)

出版した論文数(カテゴリー毎)

Editorial Overview Review

article

Original

article

Case

report

Method

paper

Letter to

the Editor 計

94-1 0 0 4 11 2 1 0 18

94-2 0 0 0 8 0 0 0 8

94-3 0 0 0 4 2 0 0 6

94-4 0 0 0 6 1 0 0 7

3.投稿論文数

投稿論文数は増加している。2019年度の総投稿論文数、カテゴリー毎の投稿数、受理数は下表の通り

である。総投稿数、Reject数が著明に増加している。

4.過去10年間の被検索ダウンロード数

過去10年間の被検索数は下表のように推移している。2019年のFull-textダウンロード数は、52,171件で、

5万件を超えた。

Service

2010

YTD

total

2011

YTD

total

2012

YTD

total

2013

YTD total

2014

YTD

total

2015

YTD

total

2016

YTD

total

2017

YTD

total

2018

YTD

total

2019

YTD

total

Abstracts 56,704 43,810 *1 *1 *1 29,733 20,407 11,459 27,466 82,550

Full-text

Download 18,868 17,579 15,641 17,577 16,589 21,741 41,865 45,518 44,129 52,171

*1 2012-2014年のデータはない。

5.Impact Factor

ASIは2007年よりIFがついた。2007年から2009年まで下降傾向であったが、引用数の多かった心血管

系発生の特集の影響により2010、2011年は上昇に転じた。しかし、その特集号が計算対象外となった2012

年は再び下降したが、その後回復した。2016年以降には退職教授への執筆依頼による総説が掲載され、

2017年には特集号も発行されて被引用数が増え1.330と上昇し、2018年には1.566とさらに上昇した。

2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018

IF 1.161 0.594 0.506 0.719 0.833 0.625 0.839 0.827 0.861 0.961 1.330 1.566

謝辞

2006年のOn line投稿システム導入後、投稿数は上昇し、2012年までは年間約140本、2013年以降は200

本を越え、さらに増加傾向にある。昨年の投稿数は389本、採択率は約8.7%、査読・改訂中約10.7%で

した。ASI刊行のためにご尽力を賜りました多くの方々に、深甚なる謝意を申し上げます。

以上

カテゴリー毎の投稿数、受理数(2019年1月1日~12月31日)

カテゴリー Original

Article

Review

Article

Case

Report

Letter to

the Editor

Method

Paper

Commen

-tary 計

総投稿数 317 15 47 4 5 1 389

Accept 24 4 4 2 34

査読及び改訂中 36 6 42

Reject&Withdrawal 257 11 37 4 3 1 313

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④委員会報告 2019年度認定解剖組織技術者資格審査委員会活動報告書

認定解剖組織技術者資格審査委員会

委員長 尾﨑 紀之

2019年度の活動状況について、下記の通りご報告申し上げます。

1.認定解剖及び細胞組織技術者試験実施状況

試験を実施し、以下の者が合格と認定された。

認定一級解剖技術者

小山 佳久(大阪大学大学院医学系研究科神経細胞生物学)

認定二級解剖技術者

中井 吉保(自治医科大学医学部解剖学講座解剖学部門)

松尾 義久(山口大学医学部医学科機能神経解剖学)

石川 剛(京都府立医科大学解剖学教室生体構造科学)

奥田 浩司(奈良県立医科大学第一解剖学講座)

認定二級細胞組織技術者

奥田 浩司(奈良県立医科大学第一解剖学講座)

園田 佳世子(熊本大学大学院生命科学研究部生体微細構造学講座)

2.実技動画評価・口頭試問の配点見直しについて

受験者が実力を発揮しやすく、評価者が評価し易くなることを目的に見直しを行った。実技動画の評

価については必修課題の配点を重くし、口頭試問については選択問題の課題数を少なくし、あわせて、

実技動画評価・口頭試問に使用する実技評価シートの改訂を行った。

3.その他

今後、試験問題の公開を前提とした問題作成方針の検討(選択・記述問題のバランスの検討や記述問

題の採点基準の作成など)を進めていく予定である。また、認定解剖組織技術者資格が技術職員のキ

ャリアとして認識されるための方策についても検討している。

以上

-------------------------------------------------------------------------------------------

2019年度解剖体委員会活動報告書

解剖体委員会

委員長 坂倉 康則

本委員会では、2019年度に以下の活動を実施した。

1.ワークショップ「CST実施においけるボトルネックの解消法を探る」の開催

2018年度に実施したCST(Cadaver Surgical Training)実施におけるアンケート実態調査に基づき第

124回日本解剖学会全国学術集会(新潟市)で開催した。アンケート結果は解剖学教室の負担増大あ

るいは資源不足の実態と実施への躊躇、そして厚労省行政官やCST実施団体との認識の差が浮き彫り

になり、今後も継続して解決策を模索することとし、第125回全国学術集会(宇部市)でも継続開催

する。

2.「正常解剖における遺体取り違え防止対策に関する状況調査」の緊急アンケート実施

2019年3月北海道大学で発生したご遺骨取り違え事故を受け、アンケート項目を検討し、11月にア

ンケート調査を実施した。

3.「技術職員における現状と課題についてのアンケート」に関する要望の取りまとめ

認定解剖組織技術者資格審査委員会、解剖体委員会、教育委員会の3委員会合同で実施した同アン

ケートに基づき、各委員会で要望方針を取りまとめた。

4.日本外科学会「臨床医学研究における死体使用に関する提言」に対する意見集約

同学会CST推進委員会より依頼を受けた同提言に対する当委員会としての意見を取りまとめた。

以上

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2019年度解剖学用語委員会活動報告書

解剖学用語委員会

委員長 坂井建雄

解剖学用語は医学用語の根幹をなすものであり、本委員会では日本医学会や一般から日本解剖学会へ

用語について質問や要望があった場合に、必要に応じて対応・回答している。

1)朱鷺メッセコンベンションセンター(新潟市)で行われた第124回総会・全国学術集会会期内(第1

日)に委員会を開催し、以下の事項について討議した。

①昨期の活動の概要を小林教授(委員長代理)から報告した。(A)高校生物学重要語選定の問題、(B)

ICD-11改訂 解剖学関連用語和訳の問題。

②昨期の委員会でテーマとなった、解剖学用語における数字の取り扱いについて、引き継いで議論を

した。

2)日本医学会の医学用語管理委員会が、「奇形を含む医学用語置き換えWG」を立ち上げることとなり、

生物科学学会連合に対して関係する生物科学系の学会から委員を出すようにとの要望があり、それを

受けて日本解剖学会宛てに2019年7月23日付で推薦依頼があった。用語委員会から三木崇範教授(香川

大学)が選出され、表記のWGに委員として加わることになった。その第1回会合は、2019年11月15日

に日本医師会館で開催された。

3)日本医学会の遺伝学用語改訂に関するワーキンググループから、各分科会に対してアンケートが行

われた。「優性、劣性」に対する代替語として提案された6つの選択肢から1つを選ぶように求められた

が、日本解剖学会では用語委員会で審議をして回答した。

4)一般の大学生からの問い合わせ(2019年11月7日、江戸時代の美術作品に描かれた骨格について)が

あり、用語委員長が対応をした。

5)日本解剖学会は、日本医学会の分科会でもあり、その医学用語管理委員会が開催する会議に出席し

ており、また用語委員長(坂井)は医学用語管理委員会のメンバーになっている。本年度の日本医学

会分科会用語委員会は2019年12月17日(火)に日本医師会館で開催され、尾﨑紀之教授(金沢大学)

と池田一雄教授(大阪市立大学)が出席した。5つの話題が提供された。①ICD-11の概要について(厚

生労働省、渡三佳)、②医学用語辞典WEB版のメンテナンス報告(医学用語管理委員会、小野木雄三)、

③遺伝学用語改訂に関するワーキンググループからの報告(遺伝学用語改訂に関するWG座長、辻省

三)、④「奇形」を含む医学用語の置き換えに関するワーキンググループからの報告(日本小児科学会、

森内浩幸)、⑤ヒト疾患における異常な臨床表現型を記述するHuman Phenotype Ontologyについて

(東北大学メディカル・メガバンク機構、荻島創一)。

本委員会が編集した『解剖学用語 改訂13版』が2007年3月1日に医学書院から発行された。本用語集

に採用された新しい解剖学用語は、解剖学の教科書などに広く採用されており、用語の標準化に大きな

役割を果たしたといえる。しかし発刊から12年を経て、用語集の販売部数はなお伸びていないのが現状

である。

以上

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2019年度海外交流委員会活動報告書

海外交流委員会

委員長 和栗 聡

1.2019年韓国解剖学会における韓国解剖学会 (KAA)日本解剖学会 (JAA) 合同シンポジウムへの参加

2018年に締結した両学会のMOU(memorandum of understanding)に基づき、本学会より3名の若手学会

員および海外交流委員長を10月17日~10月19日の期間、韓国(麗水[Yeosu])に派遣し、合同シンポジウ

ム(10月18日)に演者あるいは座長として参加した。JAA側の若手演者については、7月5日に公募を行

い、応募者3名について選考を行った。その結果、以下3名を採択し、旅費の一部を補助した。

・仲田 浩規(金沢大学・医・組織細胞学)

Three-dimensional structure of mouse seminiferous tubules

・藤田 幸(大阪大学・医・分子神経科学)

The role of cohesin in the central nervous system

・田村 直輝(福島県立医科大学・医・解剖組織学)

Hyperosmotic stress induces unconventional autophagy independent of the Ulk1 complex

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2.2019年韓国解剖学会におけるJAA-KAA学術交流に関する打合せ

学会期間中の10月18日に両学会の代表による打ち合わせを行った。本学会からは岡部繁男(理事)、和

栗聡(海外交流委員長)、合同シンポジウム参加学会員(上記3名)が参加した。主な内容は以下の通り。

1)MOUに申し合わせ事項(letter of intent)を付属させ、今後の合同シンポジウムの際は招聘国側

が招聘者の宿泊費を負担することを確認した。

2)合同シンポジウムの年次計画についての確認。

2020 日本(3月25日予定、宇部市にて)

2021 韓国

2022 日本(※APICAとの関係を考慮する)

2023 韓国

2024 なし(※この年度は韓国がIFAAの開催国となったため)

2025 日本

2026 韓国

3.2020年日本解剖学会におけるJAA-KAA 合同シンポジウムの企画

第125回日本解剖学会・全国学術集会において3月25日に開催予定の合同シンポジウムを企画した。演

者はJAAから3名、KAAから3名であり、テーマは限定しないものとした。JAA側の選考は、学会プログラ

ム策定期間中(11月)に、過去の奨励賞受賞者の中から講演可能な候補者をピックアップし、最終的に

提出された英語抄録に基づいて行った。演者は以下の通りである。

・小林 裕人(山形大学・医・解剖学第一)

Studies of estrogen synthesized in gastric parietal cells

・田口 勝敏(京都府立医科大学・医・生体構造学)

α-Synuclein promotes maturation of immature juxtaglomerular neurons in the mouse olfactory bulb

・田中 康裕(玉川大学・脳科学研究所)

Layer-Specific Dynamics of Thalamocortical Inputs during Motor Learning

以上

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2019年度教育委員会活動報告書

教育委員会

委員長 佐藤 真

前回総会からの活動内容を報告します。

委員会は、2019年3月27日(水)に開催し、本委員会主催のシンポジウム(後述)については、委員間

で数回メールにより議論を行った。

3月27日の委員会では、八木沼理事長より、本委員会のミッション(本委員会は、今回新たに設置)

について、以下の2点の説明があった。

(1)全国の会員の所属機関において、特に解剖学に関する学部教育の実態と問題点の把握を行ってほ

しい。この中には、医学部、歯学部、獣医、学部教育、大学院教育、いろいろな立場を含むものである。

(2)解剖学会員の教育スキルの向上に資する方法を議論してほしい。教育力が将来の学会員のプロモ

ートにも資するよう検討してほしい。

上記2点を念頭におき、自由討議を行った。その結果、

(1)については、まず問題点の洗い出しを行い、その後アンケートなどの実施により問題点のさらな

る把握につとめるべきではないかとなった。議論された問題点としては、各教員の授業における工夫が

共有されていないこと、大学により留年率が大きく異なること、テスト水準のばらつきが大きいこと、

歯学部では特に解剖学に十分時間が割けないこと(医学部に比し、解剖学に割ける時間が半分程度であ

る)、教員の教育スキルにばらつきが大きいこと、新たなカリキュラム編成(垂直統合、水平統合)の

なかでの解剖学の位置づけ、果たす役割が必ずしも十分に認識されていないこと、教員数の減少 など

などがあった。

そこで、単に学会員にアンケートを行うのではなく、現状を議論する場を設け、その後アンケートを

実施してはどうかとの結論となった。そして、現状を議論する場として、教育委員会主催のシンポジウ

ム(今回の山口大会で開催)を設定し、その場でまず議論を深め、アンケートを実施する予定とした。

(2)については、名古屋大や新潟大で実施されている人体解剖のセミナーの有効性が取り上げられ、

身近な形でのセミナーの実施について可能性が議論された。特に、近隣大学で相互に研さんを積むこと

ができるシステムの構築の必要性が議論された。

(委員長注、この議論を受け、本委員会の委員も中心となり、九州地区で、このような研さんシステ

ムが試行されている)。

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2019年度若手育成委員会活動報告書

若手育成委員会

委員長 武井 陽介

朱鷺メッセ(新潟県新潟市)で行われた第124回日本解剖学会総会・全国学術集会会期内(第2日)に委

員会を開催し、以下の討議を行った。

(1)若手育成委員会について

若手育成に関する問題は昨年度まで「教育・若手育成委員会」で検討されてきたが、若手育成に焦点を

絞った問題を扱うために本年度より本委員会が分離独立することになった。委員には、同じく本年度よ

り発足する『若手研究者の会』より2名の委員を選任する予定であったが、第1回委員会の時点では未定

であったため、『若手研究者の会』以外の委員によって討議が行われた。

まず、上記の委員会設立の理由と経過について委員長から説明があり、合意が得られた。また、『教

育委員会』との討議内容の切り分けに関して、「解剖学教育経験の少ない教員への支援体制」について

は今後「教育委員会」で担当するため本委員会では取り扱わないことについても説明があり、合意が得

られた。

(2)若手育成について

若手人材の確保と育成については、各大学の取り組みについて各委員から現状の報告等があり、学生

に基礎医学研究への興味を持たせ、実際に研究を体験させることの重要性等について語られた。特に、

東京大学と神戸大学の研究者養成プログラムについて、実際に運営を担当した仁田委員から紹介された。

研究者のポテンシャルを持つ学生は実際のところ少なくなく、これらの大学では毎年多数の学生が研究

者養成プログラムに参加しているとのことであった。

(3)若手研究者の会との連携について

『若手研究者の会』との連携については、活動に未定の部分が多いため具体的な事項の審議には至らな

かったが、個別の案件について今後検討していくことが確認された。若手育成を軌道に載せるために本

委員会が意見交換の場となるようにすべきこと、その際、『若手研究者の会』側の自主性を尊重する姿

勢を崩さないことの重要性が指摘され、同意が得られた。

一方では、若手研究者の会の構成員よりも更に若い会員(大学院生など)の意見を十分に反映させる方

策が必要であること等の議論がなされた。

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2019年度アウトリーチ委員会活動報告書

アウトリーチ委員会

委員長 宮東昭彦

第124回総会・全国学術集会開催時に委員会を開催した。また、その後、適宜メール審議を実施した。

以下、主な活動(審議内容)を報告する。

1.学会ホームページへのアクセスについて

アクセス解析を引き続き実施した。2018年度は最近4年間と変わりない状況であった。

2.学会ホームページ広告の掲載料金改定の検討

賛助会員を含む関連企業アンケートを実施、結果を取りまとめて学会執行部に掲載料の検討を依

頼した。常務理事会での検討の結果、掲載料は適正であるとのアンケート回答が多かったことから、

現状価格を維持することの確認がなされた。

3.学会ホームページの拡充について

学会からの対外的な情報発信を行う新コンテンツ(アウトリーチのページ)を準備中である。新

コンテンツページは、現在の学会ホームページからリンクする独立したページとする。既存の優れ

た記事を利用する方法として、解剖学雑誌(和文誌)の記事を、学会ホームページに再掲載するた

めの検討を行った。和文誌をオンライン掲載しているメディカルオンラインとの契約上の問題のな

いこと、著者本人に転載許可を得られれば掲載可能であることが確認された。

以上

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2019年度学術委員会活動報告書

学術委員会

委員長 大野 伸彦

第124回解剖学会総会・全国学術集会の会期中(2019年3月27日)に委員会を開催し、議論し合意した本

年度の活動方針に沿って、以下の活動を行った。

1. 第124回総会・全国学術集会で学術委員会により実施する総会・学術集会に関する参加者アンケート

調査をWeb上で実施、集計した。その結果、紙面アンケート形式での参加者数(50〜60名、多い時で

130名程度)を大きく上回った昨年度(239名)をさらに上回る295名の参加者からの回答を得ることが

でき、これらを集計解析し、理事会・常務理事会に報告した。

2. 第125回日本解剖学会総会・全国学術集会における学術委員会主催の他学会連携シンポジウム案をメ

ール会議で検討し、以下の内容で企画開催することとした。

(a) 生理学会との連携シンポジウム

「生物の形態形成・機能変化を引き起こす構造とエネルギー」

演者: 高橋 智 先生(筑波大学)

> 西田基宏 先生(生理学研究所・九州大学)

> 浅原弘嗣 先生(東京医科歯科大学)

> 魏 范研 先生(東北大学)

(b) 顕微鏡学会との連携シンポジウム

「新機軸バイオイメージング」

演者: 西村 智 先生(自治医科大学)

豊岡公徳 先生(理化学研究所)

小椋俊彦 先生・岡田知子先生(産業総合研究所)

浦野泰照 先生(東京大学)

3.第126回日本解剖学会総会・全国学術集会ならびに第98回日本生理学会大会の合同大会(日時:2021

(令和3)年3月28日(日)~30日(火)、会場:名古屋国際会議場)にて共同開催するシンポジウムに

ついて生理学会と協議を行い、テーマを「細胞外小胞の制御と機能」とすること、また本シンポジウム

を日本医学会連合「加盟学会連携フォーラム共催事業」に申請するため、演者と連携学会の選定を行う

こととなった。

以上

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2019年度医療専門職教育委員会活動報告書

医療専門職教育委員会

委員長 亀高 諭

第124回全国学術集会期間中の平成31年3月27日(水)に医療専門職教育委員会の会合が開かれ、以下

の様な事が話し合われた。

(1)一昨年に理学療法士教育における剖出を伴う解剖学実習の実現のため理学療法士会から申し入れの

あった件に関しては、その後特に大きな動きがないとの説明が牛木辰男理事よりあったことを受け、

本委員会としても今後さらに状況が変化した際に再度議論の俎上にのせ検討するという方向性の確

認がなされた。

(2)その他、上記案件に関連して、医療専門職教育者育成における解剖学教育に関して各養成校へその

充足度、問題点、要望などに関する現状把握のための調査を行う時期にあるのではないかという意見

が出され、2019年度の解剖学会大会においてその前倒しとなるたたき台としてのワークショップを開

催することが提案された。ただし、大規模な調査にかかる費用、エフォートなどについては不明であ

るため、藤本悦子委員の所属するコ・メディカル形態機能学会の協力を仰ぎ、ジョイントワークショ

ップの形で実現できるかどうか、コンタクトが取られた。

その後、コ・メディカル形態機能学会での意見として、本調査に関してはその意義は認められるが

実際の労力、経済的状況を鑑みて調整が必要であるとの意見が寄せられた。今後、医療専門職教育者

育成に関する現状把握・課題をさらに洗い出し、各種課題について討議を重ね、寄せられた意見を汲

み上げ、可能であれば企画する予定である。以上の状況により、2019年度大会におけるワークショッ

プの開催には至らなかった。

以上

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2019年度倫理・利益相反委員会活動報告書

倫理・利益相反委員会

委員長 大内 淑代

(1)第124回全国学術集会期間中の平成31年3月28日(木)に、倫理・利益相反委員会の会合が開かれ、

以下の事項について審議した。

1) 平成31年3月28日第124回日本解剖学会学術大会にてシンポジウム「解剖学研究における倫理とその

対応」を開催した旨、原田前委員長より説明があった。講師は以下である。

1. 大塚愛二(岡山大学)「論文発表における利益相反と研究倫理」

2. 北田容章(東北大学)「CSTの導入・遂行における倫理的側面」

3. 有江文栄(上智大学生命倫理研究所)「解剖学分野での研究と倫理」

4. 甲畑宏子(東京医科歯科大学)「遺伝子に関する解剖学研究と倫理的配慮」

2) 先日、日本医学会連合研究倫理委員会よりの学会発表等における個人情報の取り扱いに関するアン

ケートに解剖学会事務局から回答した旨、原田前委員長より説明があった。今後、これに関する日

本医学会による共通指針作業にあたり,委員会内でのメール審議や理事会の意向もふまえて日本解

剖学会として積極的に参加する方針であることが報告された。

3) 上記1のシンポジウムでの情報、意見交換をもとに2015年作成の本学会の「解剖体を用いた研究に

ついての考え方と実施に関するガイドライン」に関して以下の点について、改定が今後、必要にな

っていくであろうことを委員間で確認した。

1. 解剖体における破格症例について学会発表や論文として公表する場合は症例数によらず、各大

学・研究機関における倫理委員会で審議を経ることを義務付ける必要がある。

2. 解剖体由来の組織・細胞試料を用いて遺伝子の関わる解析を行う場合、包括同意でなくその目

的を明示した同意を家族等から得る、オプトアウトできる体制が必要であるなど、解剖学会と

しての一定の見解を定める必要がある。

3. 改定のタイムスケジュールについては,日本医学会の原案が5〜6月に出されると想定される

が、現状では未定である。例年、日本医学会主催で日本医学会関連学会に対して,研究倫理,

医学雑誌編集に関連する教育ワークショップが5〜6月に開催されるが,おそらくこのワーク

ショップで個人情報保護法をふまえた研究倫理の配慮などの学会発表等に関するガイドライ

ン策定の取り組みに関する話題がでると予想される。解剖学会からはこの教育ワークショップ

に参加することで情報収集を計る必要があることを原田前委員長より報告があった。

4. 日本医学会の指導に従い,倫理委員会と利益相反の委員会は分けた方が良いのではないか、引

き続き理事会に上げて検討していただきたいとの意見があった。

5. 解剖体を用いた後ろ向き研究に関して、所属大学では倫理審査の対象にならないが、研究機関

によって見解が異なっている。解剖学会としての見解をガイドラインに含め、その指針にそっ

て各研究者が各所属機関で主体的に倫理委員会に迅速審査を求めるようにしたい、との意見が

あった。

(2)日本医学会主催の「第5回研究倫理教育研修会」(令和元年5月 30日開催、於日本医師会館)に委

員長(大内)が代表として参加した。テーマは「アンケート調査による現状と今後の課題」であり、本

委員会に関連する内容は以下の通りであった:

1. 国際的な COI管理の現状と動向 曽根三郎(日本医学会利益相反委員会委員長)

2. 分科会アンケート調査から見た COI管理の問題点と今後の課題 土岐祐一郎(大阪大学)

3. 望まれる学会間の倫理指針および学習機会の共通化 市川家國(信州大学)

(3) 「人体プラスチネーション巡回展示会に対する対応について」八木沼理事長より委員会へ諮問が

あり、メール審議を行った(令和元年6月)。

(4)「日本医学会 COI管理ガイドライン(一部改定案)」について理事会より、委員会へ内容について

確認依頼があり、メール審議による確認を行った(令和元年12月)。

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2019年度男女共同参画推進委員会活動報告書

委員長 松崎利行 副委員長 城戸瑞穂

委 員 青山裕彦、黒岩美枝、城倉浩平、吉田成孝、依田

浩子、藤山文乃、井関祥子、向後晶子、本間典子

1.女性研究者に関する実態調査・動態調査

本学会に於ける女性研究者に関する実態を先ず把握する目的で、平成25年度から行っているものを一部

変更した平成26年度日本解剖学会会員実態調査(第120回総会・全国学術集会事前登録時入力アンケート

調査)と同じ形式で、第124回総会・全国学術集会のご協力のもと、同事前登録時にアンケート調査を行

った。

2.男女共同参画学協会連絡会および大学医学部・医学会女性医師支援担当者連絡会への参加

8月の男女共同参画学協会連絡会第17期運営委員会に黒岩、向後が出席した。学協会連絡会加盟学会に

対するアンケートの結果報告や加盟学会会員の女性比率調査についての説明があった。12月の第18期運営

委員会に向後が出席した。第17期の活動報告や第18期の活動計画や予算案についての審議があった。連絡

会から提示された審議事項に関して、各委員も不定期にメール会議へ参加している。また、12月の大学医

学部・医学会女性医師支援担当者連絡会には松崎が出席した。日本医師会助成医師バンクの運用や、医師

会、大学病院、臨床系学会の取り組みについての紹介・報告があった。

3.第6回男女共同参画推進ランチョンセミナーの開催(第124回総会・全国学術集会)

2019年3月27日、第124回総会・全国学術集会(新潟市)において、第6回男女共同参画推進ランチョンセ

ミナーを行った。演者に江藤みちる先生と中野享香先生をお迎えし、介護に焦点を当てたご講演をいただ

いた。尚、2018年6月から、日本解剖学会ホームページに「男女共同参画について」を掲載して頂いてい

る。会員非会員を問わず、これまでのランチョンセミナーの演者・タイトルおよびポスターが以下URLで

閲覧可能である。http://www.anatomy.or.jp/jab-gender_equality.html

4.交流ブースの設置(第124回総会・全国学術集会)

第124回総会・全国学術集会(新潟市)において、開催校のご協力によりポスター会場に交流ブースを設

置していただき、男女共同参画について100文字程度の「つぶやき」を募集した。記入して頂いた用紙は

ブースに掲示した。第125回総会・全国学術集会(山口市)においても同様の取り組みを予定している。

5.今後の計画

2020年3月に開催される第125回総会・全国学術集会(山口市)において、「アカデミックキャリアと多

様性の尊重 -研究室のタイムマネジメント向上-」としてシンポジウムを行う。講演者として伊東昌子

先生(前長崎大学副学長・ダイバーシティ推進センター長、現在放送大学)をお招きし、研究室での時間

管理力向上についてご講演をいただく。

今後も学会内における男女共同参画推進委員会の存在を各会員に広く認知してもらい、ランチョンセミ

ナーやシンポジウムへの積極的参加をさらに促す必要がある。そのためにチラシやポスターの配付なども

含め、様々な広報活動も積極的に実施していく。

⑤研究の奨励及び業績の奨励

令和元年度日本解剖学会奨励賞受賞者 氏 名 申 請 課 題 該当分野 所 属

柏木かしわぎ

有ゆう

太郎た ろ う

スパインシナプスの微細形態

と動態の解析 細胞生物学

東京大学大学院医学系研究科

神経細胞生物学教室

宝田たからだ

美佳み か

アストロサイトのストレス応

答を介した神経病態制御機構

の解明

神経解剖学

金沢大学医薬保健研究域医学

系神経解剖学講座

藤田ふ じ た

幸ゆき

中枢神経回路形成と修復に関

わるゲノム高次構造の変動

組織学・発生学・細胞

生物学・神経解剖学

大阪大学大学院医学系研究科

分子神経科学

山田や ま だ

名美な み

がん微小環境における細胞間

コミュニケーションの解明

細胞生物学・その他(腫

瘍生物学)

岐阜大学大学院医学系研究科

病態制御学講座・解剖学分野

山本やまもと

由ゆ

似い

外部環境変化に応答する局所

神経回路の可塑性と高次脳機

肉眼解剖学・組織学・

発生学・細胞生物学・

神経解剖学

東北医科薬科大学医学部解剖

(五十音順)

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令和元年度日本解剖学会認定技術者功労賞受賞者 氏 名 所 属

市川いちかわ

真澄ま す み

日本医大・解剖学・神経生物学

園田そ の だ

佳世子か よ こ

熊本大・医・生体微細構築学

松本まつもと

恵けい

介すけ

日本医大・解剖学・神経生物学

(五十音順)

⑥内外学術団体との協力ならびに連絡

後 援

・第39回人体解剖トレーニングセミナー

・第11回形態科学シンポジウム

・綜合画像研究支援創立十五周年記念シンポジウム

協 賛

・3次元画像コンファレンス2019

・レーザ顕微鏡研究会第44回講演会

・第30回電顕サマースクール

・日本顕微鏡学会第75回学術講演会、第62回シンポジウム、第43回関東支部講演会

・Biomedical Raman Imageing 2019

1)生物科学学会連合、日本脳科学関連学会連合、及び、男女共同参画学協会連絡会における活動協

力(意見交換、声明発表、機構強化について)

2)基礎医学系学会(生理学会、薬理学会、生化学会)、日本顕微鏡学会との意見交流、声明発表

3)日本医学会、日本医学会連合における活動協力

4)APICA (Asian Pacific International Congress of Anatomists)

第9回APICA開催(2020年)に向けての調整と協力

5)欧米解剖学会との交流

アメリカ解剖学会とはAPICAの枠組みの中で行う。Anatomische Gesellschaftとの交流は継続

⑦技術者認定 1級技術者合格者

氏 名 所 属 種 別

小山こ や ま

佳よし

久ひさ

大阪大・医・神経細胞生物学 細胞組織

(五十音順)

2級技術者合格者

氏 名 所 属 種 別

石川いしかわ

剛たけし

京都府医大・解剖学・生体構造科学 解剖

奥田お く だ

浩司ひ ろ し

奈良県医大・第1解剖 解剖・細胞組織

園田そ の だ

佳世子か よ こ

熊本大・医・生体微細構築学 解剖

中井な か い

吉よし

保やす

自治医大・解剖学・解剖学 解剖

松尾ま つ お

義ちか

久ひさ

山口大・医・神経解剖学 解剖・細胞組織

(五十音順)

技術者累計 1級 (累計) 2級 (累計)

解剖技術者 0 (71) 8 (225)

細胞組織技術者 1 (7+※1)

※1:旧・組織30、旧特殊組織7

2 (18+※2)

※2:旧・組織171、旧・特殊組織66

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5.令和元年度決算および会計監査報告の件

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決 算 報 告 書

(第7期)

自 平成31年 1月 1日

至 令和元年12月31日

一般社団法人日本解剖学会

東京都豊島区駒込1丁目43番9号

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一般社団法人  日本解剖学会 (単位:円)番号 当年度 前年度 増減

1 Ⅰ 一般正味財産増減の部2 1 経常増減の部3 (1) 経常収益4 ① 基本財産運用益 10,162 10,162 05 基本財産受取利息 10,162 10,162 06 ② 特定資産運用益 121 108 137 名簿作成積立資産受取利息 14 12 28 特別事業積立資産受取利息 107 96 119 ③ 受取入会金 133,000 118,000 15,000

10 受取入会金 133,000 118,000 15,00011 ④ 受取会費 20,529,000 21,655,000 △ 1,126,00012 正会員受取会費 13,298,000 13,971,000 △ 673,00013 代議員会員受取会費 3,855,000 4,567,000 △ 712,00014 終身会員受取会費 1,320,000 1,080,000 240,00015 学生会員受取会費 762,000 749,000 13,00016 団体会員受取会費 694,000 708,000 △ 14,00017 賛助会員受取会費 600,000 580,000 20,00018 ⑤ 事業収益 34,050,136 29,216,330 4,833,80619 全国学術集会収入 29,590,226 22,876,733 6,713,49320 支部学術集会収入 2,836,002 4,264,500 △ 1,428,49821 会誌等頒布収入 1,212,748 1,520,697 △ 307,94922 広告掲載料収入 359,160 491,400 △ 132,24023 技術者審査・登録料収入 44,000 47,000 △ 3,00024 名簿頒布収入 8,000 16,000 △ 8,00025 ⑥ 雑収益 94,737 297,282 △ 202,54526 受取利息 140 155 △ 1527 雑収益 94,597 297,127 △ 202,53028 経常収益計 54,817,156 51,296,882 3,520,27429 (2) 経常費用30 ① 事業費 54,893,648 42,817,032 12,076,61631 全国学術集会 30,590,226 21,106,667 9,483,55932 支部学術集会 3,500,508 4,958,168 △ 1,457,66033 会誌制作費 5,987,910 6,072,852 △ 84,94234 会誌編集費 108,000 108,000 035 会誌発送費 1,157,018 1,186,766 △ 29,74836 奨励賞、功労賞関係費 155,640 181,450 △ 25,81037 海外交流関係費 300,000 300,000 038 技術者認定業務費 99,320 38,040 61,28039 学術会議関連シンポジウム費 100,000 0 100,00040 委員会運営費 1,404,069 1,106,450 297,61941 日本篤志献体協会 100,000 100,000 042 生物科学学会連合会費 50,000 50,000 043 男女共同参画学協会連合会費 15,000 10,000 5,00044 脳科学関連学会連合会費 30,000 30,000 045 日本医学会連合会費 142,950 144,450 △ 1,50046 名簿販売手数料 990 1,620 △ 63047 若手研究者の会運営費 353,850 0 353,85048 解剖学雑誌電子化費用 2,254,516 0 2,254,51649 ホームページ運営費 482,769 440,802 41,96750 会議費 1,636,974 931,234 705,74051 旅費交通費 543,034 185,207 357,82752 印刷費 892,022 851,067 40,95553 通信費 485,243 505,265 △ 20,02254 事務所賃借料 325,499 324,000 1,49955 事務委託費 3,935,110 3,941,994 △ 6,88456 諸謝金 243,000 243,000 0

正 味 財 産 増 減 計 算 書平成31年1月1日から令和1年12月31日まで

科   目

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57 ② 管理費 1,635,036 1,470,833 164,20358 ホームページ運営費 53,641 48,978 4,66359 会議費 181,886 103,470 78,41660 旅費交通費 60,337 20,579 39,75861 印刷費 99,114 94,563 4,55162 通信費 53,916 56,140 △ 2,22463 事務所賃借料 36,166 36,000 16664 事務委託費 437,234 437,999 △ 76565 支払報酬 455,400 453,600 1,80066 諸謝金 93,930 27,000 66,93067 租税公課 70,000 70,000 068 雑費 93,412 122,504 △ 29,09269 経常費用計 56,528,684 44,287,865 12,240,81970 評価損益等調整前当期経常増減額 △ 1,711,528 7,009,017 △ 8,720,54571 評価損益等計 072 当期経常増減額 △ 1,711,528 7,009,017 △ 8,720,54573 2 経常外増減の部74 (1) 経常外収益75 経常外収益計 0 0 076 (2) 経常外費用 077 経常外費用計 0 0 078 当期経常外増減額 0 0 079 当期一般正味財産増減額 △ 1,711,528 7,009,017 △ 8,720,54580 一般正味財産期首残高 81,281,845 74,272,828 7,009,01781 一般正味財産期末残高 79,570,317 81,281,845 △ 1,711,52882 Ⅱ 指定正味財産増減の部 083 当期指定正味財産増減額 0 0 084 指定正味財産期首残高 0 0 085 指定正味財産期末残高 0 0 086 Ⅲ 正味財産期末残高 79,570,317 81,281,845 △ 1,711,528

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一般社団法人 日本解剖学会 (単位:円)番号 当年度 前年度 増減

1 Ⅰ 資産の部2 1. 流動資産3 現金預金 46,612,871 46,327,746 285,1254 未収入金 130,200 235,932 △ 105,7325 前払費用 1,030,555 1,030,000 5556 貯蔵品 264,403 336,235 △ 71,8327 流動資産合計 48,038,029 47,929,913 108,1168 2. 固定資産9 (1) 基本財産

10 定期預金 20,000,000 20,000,000 011 基本財産合計 20,000,000 20,000,000 012 (2) 特定資産13 名簿作成積立資産 1,860,107 1,653,083 207,02414 特別事業積立資産 10,136,465 12,744,724 △ 2,608,25915 特定資産合計 11,996,572 14,397,807 △ 2,401,23516 (3) その他固定資産17 敷金 60,000 60,000 018 その他固定資産合計 60,000 60,000 019 固定資産合計 32,056,572 34,457,807 △ 2,401,23520 資産合計 80,094,601 82,387,720 △ 2,293,11921 Ⅱ 負債の部22 1. 流動負債23 未払金 221,634 169,375 52,25924 未払法人税等 52,500 52,500 025 前受金 250,150 762,000 △ 511,85026 流動負債合計 524,284 983,875 △ 459,59127 2. 固定負債28 長期前受金 0 122,000 △ 122,00029 固定負債合計 0 122,000 △ 122,00030 負債合計 524,284 1,105,875 △ 581,59131 Ⅲ 正味財産の部 032 1. 指定正味財産 033 指定正味財産合計 0 0 034 (うち基本財産への充当額) 035 (うち特定資産への充当額) 036 2. 一般正味財産 79,570,317 81,281,845 △ 1,711,52837 (うち基本財産への充当額) (20,000,000) (20,000,000) 038 (うち特定資産への充当額) (11,996,572) (14,397,807) 2,401,23539 正味財産合計 79,570,317 81,281,845 △ 1,711,52840 負債及び正味財産合計 80,094,601 82,387,720 △ 2,293,119

0 0

貸 借 対 照 表令和1年12月31日現在

科目

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1. 重要な会計方針(1)消費税等の会計処理

2. 基本財産及び特定資産の増減額及びその残高基本財産の増減額及びその残高は、次のとおりである。

(単位:円)科 目 前期末残高 当期増加額 当期減少額 期末残高

基本財産 定期預金 20,000,000 0 0 20,000,000

小計 20,000,000 0 0 20,000,000特定資産 名簿作成積立資産 1,653,083 208,014 990 1,860,107 特別事業積立資産※ 12,744,724 107 2,608,366 10,136,465

小    計 14,397,807 208,121 2,609,356 11,996,572合    計 34,397,807 208,121 2,609,356 31,996,572

※支出の内訳:若手研究者の会事業 353,850円、解剖学雑誌電子化事業 2,254,516円

3. 基本財産及び特定資産の財源等の内訳基本財産及び特定資産の財源等の内訳は、以下のとおりである。

(単位:円)

科目 当期末残高(うち指定正味財産

からの充当額)(うち一般正味財産

からの充当額)(うち負債に対応す

る額)

基本財産 定期預金 20,000,000 (0) (20,000,000) ―

小    計 20,000,000 (0) (20,000,000) ―特定資産 名簿作成積立資産 1,860,107 (0) (1,860,107) ― 特別事業積立資産 10,136,465 (0) (10,136,465) ―

小    計 11,996,572 (0) (11,996,572) ―合    計 31,996,572 (0) (31,996,572) ―

1. 基本財産及び特定資産の明細財務諸表に対する注記2.に記載しているため省略する。

財務諸表に対する注記

   消費税等の会計処理は、税込方式によっている。

附属明細書

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一般社団法人 日本解剖学会 (単位:円)番号

1 Ⅰ資産の部2 1 流動資産3 現金預金 46,612,8714 普通預金 三井住友信託銀行本店営業部 #4616526 1,530,1375 普通預金 三菱UFJ銀行駒込支店 #1178366 12,992,3416 普通預金 三菱UFJ銀行駒込支店 #1175318 2,940,4337 普通預金 ゆうちょ銀行 #00160-6-78262 21,514,6708 普通預金 ゆうちょ銀行 #00170-6-73195 7,635,2909 未収入金 130,200

10 広告バナー掲載料 130,20011 前払費用 1,030,55512 第125回総会全国学術集会 1,000,00013 学会センタービル賃借料令和2年1月分 30,55514 貯蔵品 264,40315 奨励賞・功労賞メダル 264,40316 流動資産合計 48,038,02917 2 固定資産18 (1) 基本財産19 定期預金20 三井住友信託銀行本店営業部 #96426950-01 20,000,00021 基本財産合計 20,000,00022 (2) 特定資産23 名簿作成積立資産 1,860,10724 普通預金 三菱UFJ銀行駒込支店 #0066656 1,860,10725 特別事業積立資産 10,136,46526 普通預金 三菱UFJ銀行駒込支店 #0100293 10,136,46527 特定資産合計 11,996,57228 (3) その他固定資産29 敷金 60,00030 イースタン・リアル・エステイト株式会社 60,00031 その他固定資産合計 60,00032 固定資産合計 32,056,57233 資産合計 80,094,60134 Ⅱ負債の部35 1 流動負債36 未払金 221,63437 一般財団法人口腔保健協会 158,76638 その他雑口 62,86839 未払法人税等 52,50040 法人都民税均等割 52,50041 前受金 250,15042 令和2年度入会金、会費 250,15043 流動負債合計 524,28444 2 固定負債45 固定負債合計 046 負債合計 524,28447 正味財産 79,570,317

財 産 目 録(令和1年12月31日現在)

科    目 金    額

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2020(令和2)年3月6日

監 査 報 告 書

一般社団法人日本解剖学会

理事長 八木沼 洋行 殿

一般社団法人日本解剖学会

監事 木山 博資 ㊞

監事 藤本 豊士 ㊞

私たちは、一般社団法人日本解剖学会の2019(平成31)年1月1日から2019(令和元)

年12月31日までの第7期事業年度における会計及び業務の実施状況の監査を行いまし

た結果、次のとおり報告致します。

1.監査方法の概要

(1) 各監事は、会計帳簿及び関係書類の閲覧など必要と思われる監査手続を実施し、

当該事業年度に係る事業報告及びその附属明細書、計算書類(貸借対照表及び正

味財産増減計算書)及びその附属明細書、ならびに財産目録の正確性を検討しま

した。

(2) 各監事は、理事会等の会議に出席し、理事から業務の報告を聴取し、必要に応

じて説明を求め、関係書類の閲覧、その他必要と思われる監査手続を実施し、理

事の業務遂行の妥当性を検討しました。

(3) 各監事は、当該事業年度に係る公益目的支出計画の実施状況の妥当性を検討し

ました。

2.監査意見

(1) 事業報告の内容は真実であることを認めます。

(2) 計算書類(貸借対照表及び正味財産増減計算書)及びその附属明細書、ならび

に財産目録は、法人の財政及び損益の状況を正しく示しているものと認めます。

(3) 理事の職務執行に関して、不正行為または法令、もしくは定款に違反する重大

な事実は認められません。

以上

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独立監査人の監査報告書

2020年2月10日

一般社団法人日本解剖学会

理事会 御中

公認会計士高岸事務所

公認会計士 高岸 圭㊞

<財務諸表等監査>

監査意見

私は、一般社団法人日本解剖学会定款第22条に基づき、2019年1月1日から2019年12月31日までの第

7事業年度の貸借対照表、損益計算書(公益認定等ガイドラインⅠ-5(1)の定めによる「正味財産増

減計算書」をいう。)及び財務諸表に対する注記並びに附属明細書について監査を行った。

私は、上記の財務諸表等が、我が国において一般に公正妥当と認められる公益法人会計の基準に準拠

して、当該財務諸表等に係る期間の財産、損益(正味財産増減)の状況を、すべての重要な点におい

て適正に表示しているものと認める。

監査意見の根拠

私は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基

準における私の責任は、「財務諸表等の監査における監査人の責任」に記載されている。私は、我が

国における職業倫理に関する規定に従って、法人から独立しており、また、監査人としてのその他の

倫理上の責任を果たしている。私は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判

断している。

財務諸表等に対する理事者及び監事の責任

理事者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる公益法人会計の基準に準拠して財務

諸表等を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財

務諸表等を作成し適正に表示するために理事者が必要と判断した内部統制を整備及び運用すること

が含まれる。

財務諸表等を作成するに当たり、理事者は、継続事業の前提に基づき財務諸表等を作成することが

適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる公益法人会計の基準に基

づいて継続事業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。

監事の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における理事の職務の執行を監視することにある。

財務諸表等の監査における監査人の責任

監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての財務諸表等に不正又は誤謬によ

る重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から

財務諸表等に対する意見を表明することにある。虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性が

あり、個別に又は集計すると、財務諸表等の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる

場合に、重要性があると判断される。

監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、

職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。

・不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。また、重要な虚偽表示リスクに対

応した監査手続を立案し、実施する。監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。さらに、意

見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。

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・財務諸表等の監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査

人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連す

る内部統制を検討する。

・理事者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに理事者によって行われた会計上の見

積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。

・理事者が継続事業を前提として財務諸表等を作成することが適切であるかどうか、また、入手した

監査証拠に基づき、継続事業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な

不確実性が認められるかどうか結論付ける。継続事業の前提に関する重要な不確実性が認められる

場合は、監査報告書において財務諸表等の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に

関する財務諸表等の注記事項が適切でない場合は、財務諸表等に対して除外事項付意見を表明する

ことが求められている。監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、

将来の事象や状況により、法人は継続事業として存続できなくなる可能性がある。

・財務諸表等の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる公益法人会計の基

準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた財務諸表等の表示、構成及び内容、

並びに財務諸表等が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。

監査人は、監事に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統

制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項に

ついて報告を行う。

<財産目録に対する意見>

財産目録に対する監査意見

私は、一般社団法人日本解剖学会定款第22条の規定に基づき、2019年12月31日現在の第7事業年度

の財産目録(「貸借対照表科目」、「金額」及び「使用目的等」の欄に限る。以下同じ。)について

監査を行った。

私は、上記の財産目録が、我が国において一般に公正妥当と認められる公益法人会計の基準に準拠

して作成されているものと認める。

財産目録に対する理事者及び監事の責任

理事者の責任は、財産目録を、我が国において一般に公正妥当と認められる公益法人会計の基準に

準拠して作成することにある。

監事の責任は、財産目録作成における理事の職務の執行を監視することにある。

財産目録に対する監査における監査人の責任

監査人の責任は、財産目録が、我が国において一般に公正妥当と認められる公益法人会計の基準に

準拠して作成されているかについて意見を表明することにある。

利害関係

法人と私との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。

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6.令和2年度予算および事業計画の件

一般社団法人日本解剖学会 令和2年度事業計画(案)

事 業 令和2年度(2019年1月1日~12月31日)

学術集会の開催 本部 1回

第124回全国学術集会

会期:2019年3月27日~29日

会場:朱鷺メッセ

支部 6回

第65回東北・北海道連合支部学術集会

第107回関東支部学術集会

第79回中部支部学術集会

第95回近畿支部学術集会

第74回中国四国支部学術集会

第75回九州支部学術集会

学術誌等の刊行 英文誌「Anatomical Science International」刊行 年4回

和文誌「解剖学雑誌」刊行 年1回

解剖学雑誌の電子化

研究の奨励及び業績の表彰 奨励賞の選考、表彰

認定技術者功労賞の表彰

研究活動 解剖学用語の検討

各種懇談会・研究会の開催

認定技術者の審査 認定一級技術者認定試験 2019年9月実施予定

認定二級技術者審査 認定審査は随時実施

認定一級技術者認定試験過去問(2006年以降)公開

各種会合 定時社員総会:3月

常務理事会:年5回(予定)

理事会:年3~5回(予定)

各種委員会:総会・全国学術集会時 その他随時

広報活動 学会ホームページの拡充、ならびにアウトリーチ活動

国際会議関係 APICAへの協力

諸外国の解剖関連学会(AG,KAAなど)との相互交流

その他 他学会(日本生理学会、日本顕微鏡学会)との連携

(学術集会開催、学術誌の刊行など)の推進

若手研究者の育成・研究奨励

Page 27: 一般社団法人日本解剖学会一般社団法人日本解剖学会 令和2年度(2020年度) 定時社員総会 資料 日 時:令和2年 3月27日(金) 11:00~12:00 会

一般社団法人  日本解剖学会 (単位:円)番号 当年度 前年度 増  減

1 Ⅰ 一般正味財産増減の部2 1 経常増減の部3 (1) 経常収益4 ① 基本財産運用益 2,000 10,000 △ 8,0005 基本財産受取利息 2,000 10,000 △ 8,0006 ② 特定資産運用益 200 200 07 名簿作成積立資産受取利息 100 100 08 特別事業積立資産受取利息 100 100 09 ③ 受取入会金 150,000 150,000 0

10 受取入会金 150,000 150,000 011 ④ 受取会費 19,931,000 20,594,000 △ 663,00012 正会員受取会費 13,500,000 13,653,000 △ 153,00013 代議員受取会費 4,216,000 4,229,000 △ 13,00014 終身会員受取会費 480,000 840,000 △ 360,00015 学生会員受取会費 594,000 659,000 △ 65,00016 団体会員受取会費 621,000 673,000 △ 52,00017 賛助会員受取会費 520,000 540,000 △ 20,00018 ⑤ 事業収益 28,415,000 28,210,000 205,00019 全国学術集会収入 23,420,000 23,350,000 70,00020 支部学術集会収入 3,400,000 3,400,000 021 会誌等頒布収入 1,188,000 1,166,000 22,00022 名簿頒布収入 20,000 20,000 023 広告掲載収入 346,000 233,000 113,00024 技術者審査・登録料収入 41,000 41,000 025 ⑥ 受取寄付金 20,000 20,000 026 受取寄付金 20,000 20,000 027 ⑦ 雑収益 158,000 158,000 028 受取利息 1,000 1,000 029 雑収益 157,000 157,000 030 経常収益計 48,676,200 49,142,200 △ 466,00031 (2) 経常費用32 ① 事業費 46,397,700 48,621,300 △ 2,223,60033 全国学術集会 24,420,000 24,350,000 70,00034 支部学術集会 4,100,000 4,100,000 035 会誌制作費 6,056,000 6,120,000 △ 64,00036 会誌編集費 110,000 108,000 2,00037 会誌発送費 1,140,000 1,140,000 038 奨励賞、功労賞関係費 98,000 97,000 1,00039 海外交流関係費 300,000 300,000 040 技術者認定業務費 136,000 150,000 △ 14,00041 学術会議関連シンポジウム費 100,000 100,000 042 委員会運営費 1,384,000 1,108,000 276,00043 日本篤志献体協会 100,000 100,000 044 生物科学学会連合費 50,000 50,000 045 男女共同参画学協会連絡会費 15,000 15,000 046 日本脳科学関連学会連合費 30,000 30,000 047 日本医学会連合会費 145,000 150,000 △ 5,00048 名簿販売委託料 2,500 2,500 049 若手研究者の会運営費 500,000 500,000 050 解剖学雑誌電子化費用 0 2,000,000 △ 2,000,00051 ホームページ運営費 432,000 432,000 052 会議費 1,080,000 1,638,000 △ 558,00053 旅費交通費 552,600 429,300 123,30054 印刷費 666,000 666,000 055 通信費 540,000 540,000 056 事務所賃借料 330,300 324,000 6,30057 事務委託費 3,862,800 3,793,500 69,30058 諸謝金 247,500 378,000 △ 130,500

収 支 予 算 書令和2年1月1日から令和2年12月31日まで

科   目

Page 28: 一般社団法人日本解剖学会一般社団法人日本解剖学会 令和2年度(2020年度) 定時社員総会 資料 日 時:令和2年 3月27日(金) 11:00~12:00 会

一般社団法人  日本解剖学会 (単位:円)番号 当年度 前年度 増  減

収 支 予 算 書令和2年1月1日から令和2年12月31日まで

科   目59 ② 管理費 1,788,800 1,835,200 △ 46,40060 ホームページ運営費 48,000 48,000 061 会議費 120,000 182,000 △ 62,00062 旅費交通費 61,400 47,700 13,70063 印刷費 74,000 74,000 064 通信費 60,000 60,000 065 事務所賃借料 36,700 36,000 70066 事務委託費 429,200 421,500 7,70067 諸謝金 489,500 496,000 △ 6,50068 租税公課 70,000 70,000 069 雑費 400,000 400,000 070 経常費用計 48,186,500 50,456,500 △ 2,270,00071 評価損益等調整前当期経常増減額72 評価損益等計73 当期経常増減額 489,700 △ 1,314,300 1,804,00074 2 経常外増減の部75 (1) 経常外収益76 経常外収益計 0 0 077 (2) 経常外費用78 経常外費用計 0 079 当期経常外増減額 0 0 080 当期一般正味財産増減額 489,700 △ 1,314,300 1,804,00081 一般正味財産期首残高 79,570,317 81,281,845 △ 1,711,52882 一般正味財産期末残高 80,060,017 79,967,545 92,47283 Ⅱ 指定正味財産増減の部84 当期指定正味財産増減額 0 0 085 指定正味財産期首残高 0 0 086 指定正味財産期末残高 0 0 087 Ⅲ 正味財産期末残高 80,060,017 79,967,545 92,472

Page 29: 一般社団法人日本解剖学会一般社団法人日本解剖学会 令和2年度(2020年度) 定時社員総会 資料 日 時:令和2年 3月27日(金) 11:00~12:00 会

7.2020年度予算執行の件 令和3年1月~3月(定時社員総会開催まで)の予算執行を理事会にて決定する。

8.第128回(令和5年度)総会・全国学術集会開催担当校の件 第128回総会・全国学術集会担当校は未決定である。来年の定時社員総会に改めて諮りたい。

9.10th APICA招聘の件 次回:10th APICA(Asian Pacific International Congress of Anatomists)につき、開催国として

立候補を行うことを提案したい。招聘に成功した場合、大阪大学(会頭:佐藤 真先生)主管で開催予

定の第127回(令和3(2022)年度)総会・全国学術集会での併催を予定している。

【スケジュール案】

総会終了後 立候補表明

2020年8月 9th APICA(北京開催)にて開催国決定。招聘に成功した場合、10th APICAの大会長選任

と大会組織委員会を発足。

2022年3月下旬 10th APICA、ならびに第127回総会・全国学術集会を合同開催。