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12 西西西12 平成24年 月号 第49号① 毎月1日発行 http://www.maff.go.jp/tokai/press/seikatu/111213.html--西全問正解を目指してお米クイズに挑戦! 上/粘土へ文様付け体験。下/見せる側も楽 しんでいます。

三重県農業研究所「西山農業祭り~学ぼう!遊ぼ - …...このイベントに参加した岡崎栄 ました。育クイズ”を用意して市民を迎えき」を使った“シールで答える食えて、食育シールブック「だいすス釣りゲーム”、“栄養相談”に加養士会のブースでは“栄養バラン

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Page 1: 三重県農業研究所「西山農業祭り~学ぼう!遊ぼ - …...このイベントに参加した岡崎栄 ました。育クイズ”を用意して市民を迎えき」を使った“シールで答える食えて、食育シールブック「だいすス釣りゲーム”、“栄養相談”に加養士会のブースでは“栄養バラン

東海農政局津地域センターは

月4日、三重県農業研究所

12(三重県松阪市)が行う「西山

農業祭り」の会場に、来場者の

食に対する質問・問合せにお答

えし、あわせて農林水産行政に

対する意見・要望等をお聞きす

るため、移動消費者の部屋を開

設しました。

あわせて、食事バランスガイ

ド、6次産業化等に関するパネ

ル展示及び、パンフレットの配

布による情報提供のほか、お米

クイズ体験や日本型食生活のP

R用缶バッチの配布を実施しま

した。

西山農業祭りは、隣接する三

重県農業大学校が行う「農大

祭」と合同で、近隣の住民を対

象に毎年実施し

ており、農業に

関する展示や科

学体験、新品種

の試食のほか、

隣接する「西山

古墳」にちなん

だ催しとして、

「埋蔵文化財コ

ーナー」と題し

来場した子供た

ちに本物の土器

に触ったり、粘

土への文様付け

体験が行われて

いました。なお、

例年は5月に開

催されています

が、本年は東日

本大震災のため

月開催とな

12り、「がんばろ

う東北復興応援

コーナー」が設置され、宮城・

福島の物産即売会が行われまし

た。当

日は小さい子供さんを連れ

た方がたくさん来場されており、

食事や農業に関する興味深い催

しに「学ぼう!!遊ぼう!!楽

しもう!!」の今回のテーマを

満喫できた一日となっていまし

た。(記事:東海農政局津地域セ

ンター)

平 成 2 4 年

①月 号

第49号①毎月1日発行

「食育セミナー」参加者募集!

「食育セミナー」参加者募集!

東海農政局豊橋地域センターでは、新しい食育の視点について考

え、理解を深めていただく「食育セミナー『感じる食育

楽しい食

〜新しい食育の視点〜』」の参加者を募集しています。応募方

法などの詳細は、左記又は東海農政局ホームページh

ttp://www.maff.

go.jp/tokai/

press/

seika

tu/111213.htm

l

をご覧下さい。お問い合わせ:

東海農政局豊橋地域センター消費・安全グループ℡0532-

45-

8195

三重県農業研究所「西山農業祭り~学ぼう!遊ぼ

う!楽しもう!~」に「移動消費者の部屋」開設!

全問正解を目指してお米クイズに挑戦!

上/粘土へ文様付け体験。下/見せる側も楽しんでいます。

Page 2: 三重県農業研究所「西山農業祭り~学ぼう!遊ぼ - …...このイベントに参加した岡崎栄 ました。育クイズ”を用意して市民を迎えき」を使った“シールで答える食えて、食育シールブック「だいすス釣りゲーム”、“栄養相談”に加養士会のブースでは“栄養バラン

私たち名古屋文理大学健康栄養学

科後藤ゼミ(指導教員:後藤千穂准

教授)4年生8名(全員女性)は、

平成

日(土)に大学調理

23

10

22

実習室において、学内の他学科学生

名(うち男子

名)を対象に、料

21

16

理教室を行いました。

この料理教室を開催したのは、農

林水産省が立ち上げた「マジごはん

計画」に共感し、若い世代に対して

もっと食のことを考えてもらおうと

思ったためです。この料理教室を通

し、料理を作って食べる楽しさを感

じてもらいたいと考えました。教室

の開催にあたり、事前に大学生の食

生活に関するアンケート調査を実施

しました。ここで「改善したい」と

いう回答が多かった項目は「主食・

副菜・主菜を組み合わせて食べる」

「野菜を食べる」「食塩の多い料理

を控える」「食事のバランスをとる

知識と技術」でした。

実習内容は、この結

果を反映できるよう

に工夫しました。

実習当日は、まず

ゼミ学生が実習の趣

旨を説明し、具体的

な調理内容について

デモンストレーションを加えながら

講義し、実習を行いました。このデ

モンストレーションの中には、ふだ

ん調理をしない人にもわかりやすい

ように器具の名称や使い方の説明な

ども加えました。

デモンストレーションの後は4班

に分かれ、ゼミ学生が各班にアドバ

イザーとして加わり、調理開始です。

今回のメニューは事前調査結果を

いかし、何度も試作を重ねた和風ロ

ールキャベツ、さっぱり酢のもの、

りんごの甘煮です。和風ロールキャ

ベツは高野豆腐を使

用して挽肉の量を抑

え、ごぼうの風味を

きかせて薄味でも美

味しく、たっぷりの

野菜をとれるように

したものです。もち

ろん、全体の栄養的

なバランスもおすす

めの内容にしました。

参加者は男子学生が中心なのでど

こまでできるか心配でしたが、包丁

の使い方や器具の扱い方に不慣れな

がらも自然と調理に集中していくの

で、調理体験の効果は大きいと感じ

ました。

料理の盛りつけが終わると、約90

分の調理の緊張が解け、調理が終わ

った充実感と空腹

感もあり、みんな

おいしく食べるこ

とができ、食べ残

しもありませんで

した。

食事中は、ミニ

講義として食事の

バランスや野菜の

摂取量について話しました。

今回の実習の経験から、同世代へ

伝えることの大切さに加え、伝える

ことの難しさを学びました。伝えた

いことは沢山ありますが、どうした

ら一番効果的に伝えられるのか等、

まだまだ改善点は色々ありました。

しかし、逆に同じ世代だからこそ感

性も似ており、伝えるためにどう工

夫したら良いかも実は自分たちも答

えを持っているのではないか、異性

相手の緊張感もお

互いのモチベーシ

ョンが高まる要因

になったのではな

いかというのが、

ゼミ学生共通の感

想でした。

実習後のアンケ

ートでは、今回の実習の「知識や技

術を活用する」が

%、「料理に興

100

味を持った」が

%、「今後料理の

95

回数が増える」が

%で、今回の取

67

組が有意義であったと考えられまし

た。今

回の料理教室の結果を、今後の

ゼミの研究に活かしていきたいと思

っています。

(記事:名古屋文理大学健康栄養学

4年生

後藤ゼミ一同)

大学生による料理教室(学生が学生を教える体験)

~名古屋文理大学健康栄養学科

後藤ゼミ~

若者の食育を考えました

実習

食事

同世代へのアプローチ

「フード・アクション・ニッポン アワード 2011」結果発表!

食料自給率向

上に寄与する事

業者・団体の優

れた取り組みを

表彰する「フー

ド・アクション・ニッポン

アワ

ード2011」表彰式が

12

14

に行われ、大賞に、三重県伊賀市

の全寮制農業高校、「学校法人

農学園農業高等学校」が決まりま

した。

そのほか、東海農政局管内では、

【製造・流通・システム部門/

優秀

賞】「オアシス21オーガニックフ

ァーマーズ朝市村(愛知県名古屋

市)」、「(

株)

名古屋食糧(愛知県名

古屋市)」【研究開発・新技術部門/

優秀賞】「お米のケーキ屋さんリト

ルバード(愛知県豊橋市)」が受賞

しました。また、【食べて応援しよ

う!賞】「(

株)

おとうふ工房いしか

わ(愛知県高浜市)」」が選ばれま

した。詳しくは、http://syokuryo.

jp/mogumaga/2011/12/award111214.html

をご覧下さい。

Page 3: 三重県農業研究所「西山農業祭り~学ぼう!遊ぼ - …...このイベントに参加した岡崎栄 ました。育クイズ”を用意して市民を迎えき」を使った“シールで答える食えて、食育シールブック「だいすス釣りゲーム”、“栄養相談”に加養士会のブースでは“栄養バラン

日・

日に、岡崎中央総

11

26

27

合公園で「食育メッセ2011」

が開催されました。来場者は、二

日間で4万8千人。健康を応援す

るブースで楽しく食育を学んだり、

学生たちが考えたオリジナル弁当

やご当地グルメなどを楽しんだり

して、食育を身近に感じる日とな

りました。

このイベントに参加した岡崎栄

養士会のブースでは“栄養バラン

ス釣りゲーム”、“栄養相談”に加

えて、食育シールブック「だいす

き」を使った“シールで答える食

育クイズ”を用意して市民を迎え

ました。

食育クイズのコーナーでは、シ

ールブックの中からその場で1問

を選んでチャレンジしてもらいま

した。「切り口からその野菜を当

てるクイズ」などに挑戦している

親子の姿が絶え間なく見られ、栄

養士会会員のやさしいヒントをも

とに、みんな一生懸命考え、夢中

になってクイズに取り組んでいま

した。

中には次のブースに行きたい

お母さんを横に、2問3問と挑戦

していくお子さんなどもいて、シ

ールブックは大変な人気になりま

した。

食育メッセは2日間の日程でし

たが、岡崎栄養士会のブースには、

2日で延べ約8百人の訪問があり、

2百冊用意したシールブックは、

1日で終了するという児童・幼児

に大変な人気のブースになりまし

たが、その中でも食育シールブッ

クは、親子で楽しく食育を学ぶの

には絶好のツールでした。

(記事:岡崎栄養士会)

食育シールブッ

ク「だいすき」

は、東海農政局

が食習慣が形成

途上にある幼児

期の子ども向け

に作成した食育

パンフレット

東海地域の食育イベント等情報をお

寄せ下さい

「とうかい食育推進だより」への掲

載情報を募集しています。掲載ご希

望の方は、お近くの豊橋地域センタ

ー、岐阜地域センター、高山地域セ

ンター、津地域センター、又は東海

農政局消費生活課までお問い合わせ

下さい。

東海農政局消費生活課(食育推進班)

電話052-

223-

4651

「全国食育交流フォーラム2012in三重」の参加者を募集しています!「全国食育交流フォーラム2012in三重」の参加者を募集しています!「生きる力をはぐくむ食育~「食べる」から広がる世界に出会う3日間~」

応募方法などの詳細は、下記又は「モクモク手作りファーム」ホームページ

http://www.moku-moku.com/shokuiku/index.htmlをご覧下さい。お問い合わせ:

全国食育交流フォーラム実行委員会事務局 Tel0595-43-0909

東海農政局「消費者の部屋」のイベ

ント情報●特別展示「『食の安全を守

る科学の目』(FAMIC)」(農林水

産消費安全技術センター名古屋セン

ター)◆1月6日(金)〜

日(木)

19

◆東海農政局「消費者の部屋」(名古

屋市中区)

お詫び

日(火)〜

日(木)

12

13

22

の「食卓チェック『米飯を一日で何

回食べますか』」は、都合により「食

の安全で気がかりなことは」に変更

して実施しました。

平 成 2 4 年

①月 号

第49号②毎月1日発行

岡崎市の「食育メッセ2011」で「食育シールブ

ック『だいすき』」が大好評!