18
● 1-1 登録状況 ● 1-1 資料 院内がん登録 集計対象: ▶拠点・推進 ▶2011-2017年診断 ▶症例区分8,80除く 〈付録資料:表A-1〉 〈付録資料:表B-1〉 〈付録資料:表C-1〉 〈付録資料:表D-1〉 ● 1-2 がんが発見される経緯 ● 1-2 資料 院内がん登録 集計対象: ▶拠点・推進 ▶2017年診断 ▶症例区分80除く 〈付録資料:表F-1〉 ● 1-3 診断 ● 1-3 資料 院内がん登録 集計対象: ▶拠点・推進 ▶2017年診断 ▶症例区分80除く 〈付録資料:表G-1〉 ● 1-4 詳細部位 ● 1-4 資料 院内がん登録 集計対象: ▶拠点・推進 ▶2017年診断 ▶症例区分80除く 食道 - 診断治療 - C15.1 胸部食道 221 全体の96%が原発巣の組織診でがんと診断されて います。 食道がんの2017年診断症例の登録件数は258件で、男性が多く85%を占めています。年齢別で は60~70歳代が多くなっています。 ● 1 診断 ● 食道がんが発見される経緯で最も多いのは、自覚症状 により発見される場合を含む「その他」で52%です。次に 多いのは、他疾患経過観察中で33%、がん検診や健康 診断・人間ドックなどで発見された割合は10%です。 C15.0 頸部食道 4~6 局在コード 登録数 約9割が胸部食道から発生しています。 *院内がん登録では、 [C15.3 上部食道] [C15.4 中部食道] [C15.5 下部食道] のコードは原則使用しないことになっていま す。 下部食道 1~3 腹部食道 院内がん登録データからみえる 19 C15.3 上部食道 1~3 C15.4 中部食道 1~3 C15.2 C15.5 C15.8 食道の境界部病巣 1~3 C15.9 詳細部位不明 4~6 原発巣の 組織診 96% 192 236 219 213 212 300 258 165 206 184 168 179 243 219 27 30 35 45 33 57 39 2011201220132014201520162017登録件数の推移 66.4 69.1 67.7 68.7 68.9 69.7 68.5 67.1 69.1 68.1 69.5 69.0 69.4 68.9 62.0 69.1 65.7 66.1 68.5 70.9 66.4 2011201220132014201520162017平均年齢の推移 12% 36% 37% 11% 36% 4% 13% 36% 35% 12% 0% 20% 40% 0-3940-4950-5960-6970-7980歳以上 男女別と年齢別の割合 男性 女性 全体 男性 85% 女性 15% 男性 男性 全体 女性 女性 全体 検診・ 健診等 10% 他疾患 経過観 33% その他 52% 不明 5%

食道 › conference › subcommittee › registry...C15.0 頸部食道 4~6 局在コード 部 位 名 登録数 約9割が胸部食道から発生しています。*院内がん登録では、

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Page 1: 食道 › conference › subcommittee › registry...C15.0 頸部食道 4~6 局在コード 部 位 名 登録数 約9割が胸部食道から発生しています。*院内がん登録では、

● 1-1 登録状況 ● 🔸 1-1 資料

院内がん登録

集計対象:

▶拠点・推進

▶2011-2017年診断

▶症例区分8,80除く

〈付録資料:表A-1〉

〈付録資料:表B-1〉

〈付録資料:表C-1〉

〈付録資料:表D-1〉

● 1-2 がんが発見される経緯 ● 🔸 1-2 資料

院内がん登録

集計対象:

▶拠点・推進

▶2017年診断

▶症例区分80除く

〈付録資料:表F-1〉

● 1-3 診断 ● 🔸 1-3 資料

院内がん登録

集計対象:

▶拠点・推進

▶2017年診断

▶症例区分80除く

〈付録資料:表G-1〉

● 1-4 詳細部位 ●

🔸 1-4 資料

院内がん登録

集計対象:

▶拠点・推進

▶2017年診断

▶症例区分80除く

食道 - 診断治療 -

C15.1 胸部食道 221

 全体の96%が原発巣の組織診でがんと診断されています。

食道がんの2017年診断症例の登録件数は258件で、男性が多く85%を占めています。年齢別では60~70歳代が多くなっています。

● 1 診断 ●

 食道がんが発見される経緯で最も多いのは、自覚症状

により発見される場合を含む「その他」で52%です。次に

多いのは、他疾患経過観察中で33%、がん検診や健康

診断・人間ドックなどで発見された割合は10%です。

C15.0 頸部食道 4~6

局在コード 部 位 名 登録数

 約9割が胸部食道から発生しています。

*院内がん登録では、  [C15.3 上部食道]  [C15.4 中部食道]  [C15.5 下部食道]のコードは原則使用しないことになっています。

● 院内がん登録データからみえる

下部食道 1~3

腹部食道

院内がん登録データからみえる

19C15.3 上部食道 1~3C15.4 中部食道 1~3

C15.2

C15.5C15.8 食道の境界部病巣 1~3C15.9 詳細部位不明 4~6

原発巣の

組織診96%

192

236219 213 212

300

258

165

206 184168 179

243219

27 30 35 45 3357 39

2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年

登録件数の推移

66.4 69.1 67.7 68.7 68.9 69.7 68.5

67.1

69.168.1

69.5 69.0 69.4 68.9

62.0

69.1

65.7 66.1

68.5

70.9

66.4

2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年

平均年齢の推移

12%

36%

37%

11%

36%

4%

13%

36%

35%

12%

0% 20% 40%

0-39歳

40-49歳

50-59歳

60-69歳

70-79歳

80歳以上

男女別と年齢別の割合

男性 女性 全体

男性85%

女性15% 男性

男性

全体

女性

女性

全体

検診・

健診等10%

他疾患

経過観

察33%

その他52%

不明5%

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● 1-5 病期(総合ステージ) ● 🔸 1-5 資料

院内がん登録

総合ステージ別

集計対象:

▶拠点・推進

▶2017年診断

▶症例区分80除く

▶病期集計対象のみ

〈付録資料:表M-3〉

〈付録資料:表M-4〉

〈付録資料:表H-1〉

● 2-1 食道がんの治療 ● 🔸 2-1 資料

院内がん登録

総合ステージ別

集計対象:

▶拠点・推進

▶2017年診断

▶症例区分20-31

▶病期集計対象のみ

〈付録資料:表M-5〉

stage0 stageⅠ stageⅡ stageⅢ stageⅣ

手術のみ内視鏡のみ放射線のみ薬物療法のみ放射線+薬物手術/内視鏡+薬物上記以外の組合せ治療なし合計

● 2-2 各治療の件数 ● 🔸 2-2 資料

院内がん登録

集計対象:

▶拠点・推進

▶2017年診断

▶症例区分20-31

▶病期集計対象のみ

〈付録資料:表M-6〉

 ステージ別の主な治療法は、0期では、内視鏡のみ86%、Ⅰ期では、内視鏡のみ45%(手術もしくは内視鏡のみの切除療法では51%)、放射線+薬物 17%、Ⅲ期では放射線+薬物 29%、切除療法+薬物 26%、Ⅳ期では放射線+薬物療法 33%となります。

1~3

01~3

21

0%

件数

01800

%

0%86%0%0%

0 0%0

4~625

4~6

件数

4~635

4~61~3

13

7~97~9

78

%

45%

17%4~6

01~3

0

%

0%

0%7~9

42

11 26% 1~30%

件数

000

7~910

%

0%0%0%

33%

0%07~9

30

病期分類の対象となった253件のうち36%がⅠ期で最も多く、初回治療症例のみの200例ではⅠ期が39%を占めていいます。

● 2 治療 ●

● 院内がん登録データからみえる

件数

1~30

1~37~9

%

0%

29%12

1~37~9

件数

4~6

14

24

59

60

93

外科的鏡視下内視鏡放射線

化学療法ホルモン療法

他の治療

愛媛拠点・推進

14

24

56

56

90

拠点病院 推進病院

23

91

29

52

39

18

21

78

25

42

30

0期

Ⅰ期

Ⅱ期

Ⅲ期

Ⅳ期

不明

件数9%

21%

36%

70%

52%

22%

11%

15%

21%

32%

15%

27%

7%

100%

全体

がん検診・健診等

他疾患経過観察中

その他

不明

割合(%)

0期 Ⅰ期 Ⅱ期 Ⅲ期 Ⅳ期 該当せず 不明

内視鏡

のみ放射線+薬物

Ⅰ期

放射線+

薬物

Ⅱ期

薬物療

法のみ

放射線

+薬物

手術/内視鏡

+薬物

Ⅲ期

薬物療法

のみ

放射線+

薬物

手術/内視

鏡+薬物

治療

なし

Ⅳ期

内視鏡のみ

0期

症例区分80を除く

初回治療症例

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● 3-1 5年相対生存率 ● 🔸 3-1 資料

院内がん登録

集計対象:

▶拠点のみ

▶2010-2011年診断

▶症例区分2,3のみ

▶100歳未満

▶総合ステージ

0期除く

*予後判明率

1 1

1年

2年

3年

4年

5年

● 3-2 ステージ別 5年相対生存率 ● 🔸 3-2 資料

院内がん登録

集計対象:

▶拠点のみ

▶2010-2011年診断

▶症例区分2,3のみ

▶100歳未満

▶総合ステージ

0期除く

〈付録資料:表a-1〉

102 0.340 0.288 0.393 0.382 0.324 0.442

0.564

124 0.402 0.348 0.456 0.441 0.381 0.500

148 0.473 0.417 0.527 0.506 0.446

0.665 0.768

168 0.537 0.481 0.590 0.562 0.503 0.618

221 0.703 0.649 0.750 0.719

2010年と2011年に診断された症例の5年生存率は、実測生存率34.0%(95%信頼区間

28.8 – 39.3)、相対生存率38.2%(95%信頼区間 32.4 – 44.2)でした。集計対象数は

318、うち85%が男性、年齢別では60歳代が最も多く40%、70歳代が30%となっていま

す。ステージ別の内訳はⅠ期が30%、Ⅱ期 20%、Ⅲ期 25%、Ⅳ期 25%となっていま

す。

● 3 予後 ●

318

97.2%

● 院内がん登録データからみえる院内がん登録データからみえる

実測生存率 相対生存率

N 95%信頼区間 95%信頼区間

食道 - 予後 -

93%84% 81%

71%60%

95%89% 88%

80%69%

0%

50%

100%

1 2 3 4 5

生存率

診断日からの経過年数

総合ステージⅠ (N=95)

実測生存率

相対生存率

79%66%

55%47%

39%

81%69%

58%51%

43%

0%

50%

100%

1 2 3 4 5

生存率

診断日からの経過年数

総合ステージⅡ (N=62)

実測生存率

相対生存率

59%

36% 31%22% 20%

61%

38% 33%23% 22%

0%

50%

100%

1 2 3 4 5

生存率

診断日からの経過年数

総合ステージⅢ (N=79)

実測生存率

相対生存率

48%27%

19% 18%14%

49%

28%20% 19% 15%

0%

50%

100%

1 2 3 4 5

生存率

診断日からの経過年数

総合ステージⅣ (N=79)

実測生存率

相対生存率

70%

54%47%

40%34%

72%

56%51%

44%38%

0%

50%

100%

1 2 3 4 5

生存率

診断日からの経過年数

実測生存率 相対生存率

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● 3-3 性別 5年相対生存率 ● 🔸 3-3 資料

院内がん登録

集計対象:

▶拠点のみ

▶2010-2011年診断

▶症例区分2,3のみ

▶100歳未満

▶総合ステージ

0期除く

〈付録資料:表a-2〉

● 3-4 年齢群別 5年相対生存率 ● 🔸 3-4 資料

院内がん登録

集計対象:

▶拠点のみ

▶2010-2011年診断

▶症例区分2,3のみ

▶100歳未満

▶総合ステージ

0期除く

〈付録資料:表a-3〉

● 院内がん登録データからみえる

69%

51% 45% 39%32%

71%

54% 49% 43%36%

0%

50%

100%

1 2 3 4 5

生存率

診断日からの経過年数

男性 (N=269)

実測生存率

相対生存率

77%67%

59%46% 46%

78%68%

60%48% 48%

0%

50%

100%

1 2 3 4 5

生存率

診断日からの経過年数

女性 (N=49)

実測生存率

相対生存率

73%

49%43% 38%

31%

74%

50%44% 39%

32%

0%

50%

100%

1 2 3 4 5

生存率

診断日からの経過年数

60歳未満 (N=64)

実測生存率

相対生存率

74%61%

53%45% 39%

75%62%

55%47% 42%

0%

50%

100%

1 2 3 4 5

生存率

診断日からの経過年数

60歳代 (N=128)

実測生存率

相対生存率

68%

53% 48%40%

33%

70%

57% 53%46%

39%

0%

50%

100%

1 2 3 4 5

生存率

診断日からの経過年数

70歳代 (N=95)

実測生存率

相対生存率

54%

34% 30% 27%20%

59%

41% 40% 40%33%

0%

50%

100%

1 2 3 4 5

生存率

診断日からの経過年数

80歳代 (N=31)

実測生存率

相対生存率

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■ 4-1 登録件数の推移 ■ 🔸 4-1 資料

院内がん登録

集計対象:

▶拠点・推進

▶2011-2017年診断

▶症例区分8,80除く

〈付録資料:表A-1〉

■ 4-2 診断時の住所(二次医療圏別) ■ 🔸 4-2 資料

院内がん登録

集計対象:

▶拠点・推進

▶2017年診断

▶症例区分80除く

〈付録資料:表I-1〉

■ 4-3 治療(初回治療)を行った症例の割合 ■ 🔸 4-3 資料

院内がん登録

集計対象:

▶拠点・推進

▶2017年診断

▶症例区分80除く

〈付録資料:表K-1〉

新規の食道がん症例のうち79%がその病

院で初回治療を行っています。初回治療

を開始した割合は78%です。初回治療の割

合は病院により差があり、治療症例の割合

が低い施設では、診断のみを行った症例

や再発治療目的などの初回治療終了後の

症例が多いことを示しています。

食道がんの登録件数は、2017年診断症例では県全体で258件でした。2016年診断症

例から推進病院(8施設)の情報が加わっています。

診断時の居住地域の割合を示しています。拠点・推進病院全体では42%が松山圏域の患者です。病院の所在する医療圏の患者の登録割合が大きいことがわかります。

■ 院内がん登録データからみえる 食道 - 病院の特徴 -

192

236219 213 212

300

258

69

31

52

25

15

14

18

34

0

300

0

100

2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017

拠点・推進全体の登録数

各病院の登録数

診断年

愛媛拠点・推進

四国がん

愛大附属

県立中央

松山赤十字

済生会今治

住友別子

市立宇和島

推進(8病院)

6% 17%

19%

35%

86%

11%

93%

42%

43%

32%

77%

76%

13%

16%

7%

72%

愛媛拠点・推進

四国がん

愛大附属

県立中央

松山赤十字

済生会今治

住友別子

市立宇和島

推進(8病院)

宇摩 新居浜・西条 今治 松山 八幡浜・大洲 宇和島 県外

78%

91%

81%

88%

76%

67%

71%

94%

35%

愛媛拠点・推進

四国がん

愛大附属

県立中央

松山赤十字

済生会今治

住友別子

市立宇和島

推進(8病院)

開始 継続

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■ 4-4 来院経路 ■ 🔸 4-4 資料

院内がん登録

集計対象:

▶拠点・推進

▶2017年診断

▶症例区分80除く

〈付録資料:表L-1〉

■ 4-5 病期別の件数 ■ 🔸 4-5 資料

院内がん登録

集計対象:

▶拠点・推進

▶2017年診断

▶症例区分80除く

▶病期集計対象のみ

〈付録資料:表M-3〉

■ 4-6 治療の件数 ■ 🔸 4-6 資料

院内がん登録

集計対象:

▶拠点のみ

▶2017年診断

▶症例区分20-31

▶病期集計対象のみ

〈付録資料:表M-6〉

拠点・推進病院を受診し

た食道がん患者の67%が

他施設からの紹介受診で

す。紹介なく、自主受診し

た割合は、病院により異な

りますが、地域での役割や

病院特性などを表してい

ると考えられます。

各病院で行われた初回治療の件数です。

術後のステージも加味した総合ステージ別に、各病院の登録数を示しています。その

病院では初回治療を行っていない症例も含まれています。そのため、ステージに関す

る十分な情報がない症例も含まれており、ステージ不明が一定数存在してます。

8% 67%

83%

81%

75%

52%

38%

24%

14%

48%

32%

愛媛拠点・推進

四国がん

愛大附属

県立中央

松山赤十字

済生会今治

住友別子

市立宇和島

推進(8病院)

自主受診 他施設紹介 他疾患経過観察中 その他

四国がん

愛大附属

県立中央

松山赤十字

済生会今治

住友別子

市立宇和島

推進

Stage0

11

四国がん

愛大附属

県立中央

松山赤十字

済生会今治

住友別子

市立宇和島

推進

StageⅢ

10四国がん

愛大附属

県立中央

松山赤十字

済生会今治

住友別子

市立宇和島

推進

StageⅡ

四国がん

愛大附属

県立中央

松山赤十字

済生会今治

住友別子

市立宇和島

推進

Stage不明

16四国がん

愛大附属

県立中央

松山赤十字

済生会今治

住友別子

市立宇和島

推進

StageⅣ

28

20

11

四国がん

愛大附属

県立中央

松山赤十字

済生会今治

住友別子

市立宇和島

推進

StageⅠ

19

22

37

外科的

鏡視下

内視鏡

放射線

化学療法

ホルモン療法

他の治療

四国がん

10

愛大附属

18

13

23

県立中央 松山日赤 済生会今治 住友別子 市立宇和島

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● 1-1 登録状況 ● 🔸 1-1 資料

院内がん登録

集計対象:

▶拠点・推進

▶2011-2017年診断

▶症例区分8,80除く

〈付録資料:表A-2〉

〈付録資料:表B-2〉

〈付録資料:表C-2〉

〈付録資料:表D-2〉

● 1-2 がんが発見される経緯 ● 🔸 1-2 資料

院内がん登録

集計対象:

▶拠点・推進

▶2017年診断

▶症例区分80除く

〈付録資料:表F-2〉

● 1-3 診断 ● 🔸 1-3 資料

院内がん登録

集計対象:

▶拠点・推進

▶2017年診断

▶症例区分80除く

〈付録資料:表G2〉

● 1-4 詳細部位 ● 🔸 1-4 資料

院内がん登録

集計対象:

▶拠点・推進

▶2017年診断

▶症例区分80除く

局在コード 部 位 名 登録数C16.0 噴門 95

C16.8 境界部病巣 0C16.9 詳細部位不明 157

C16.5 胃小弯 7~9C16.6 胃大弯 1~3

C16.3 胃前庭部 502C16.4 幽門 19

C16.1 胃底部 19C16.2 胃体部 824

 胃がんの2017年診断症例の登録件数は1,625件で、そのうち約7割が男性です。男性では70歳代が最も多く、女性では80歳以上が最も多く登録されています。

● 1 診断 ●

 胃がんは、内視鏡による直視下生検で診断確定されることがほとんどです。

 胃がんが発見される経緯で最も多いのは、自覚症状により発見される場合を含む「その他」で43%です。がん検診や健康診断・人間ドックなどで発見された割合は12%です。

● 院内がん登録データからみえる院内がん登録データからみえる 胃 - 診断治療 -

原発巣の

組織診98%

臨床検査1%

1,291 1,284 1,237 1,273 1,260

1,571 1,625

887 893 822 877 863

1,088 1,111

404 391 415 396 397 483 514

2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年

登録件数の推移

71.1 70.6 71.2 71.3 71.6 72.3 72.9

70.4 70.3

71.1

71.5

71.5

72.372.7

72.5

71.071.4

70.8

71.972.4

73.4

2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年

平均年齢の推移

2%

6%

28%

37%

26%

3%

8%

23%

28%

36%

1%

2%

7%

26%

34%

30%

0% 20% 40%

0-39歳

40-49歳

50-59歳

60-69歳

70-79歳

80歳以上

男女別と年齢別の割合

男性 女性 全体

男性68%

女性32% 男性

男性

全体

女性

女性

全体

検診・

健診等12%

他疾患

経過観

察37%

その他43%

不明8%

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● 1-5 病期(総合ステージ) ● 🔸 1-5 資料

院内がん登録

総合ステージ別

集計対象:

▶拠点・推進

▶2017年診断

▶症例区分80除く

▶病期集計対象のみ

〈付録資料:表N-3〉

〈付録資料:表N-4〉

〈付録資料:表H-2〉

● 2-1 胃がんの治療 ● 🔸 2-1 資料

院内がん登録

総合ステージ別

集計対象:

▶拠点・推進

▶2017年診断

▶症例区分20-31

▶病期集計対象のみ

〈付録資料:表N-5〉

stage0 stageⅠ stageⅡ stageⅢ stageⅣ

手術のみ内視鏡のみ手術+内視鏡薬物療法のみ手術/内視鏡+薬物上記以外の組合せ治療なし合計

● 2-2 各治療の件数 ● 🔸 2-2 資料

院内がん登録

集計対象:

▶拠点・推進

▶2017年診断

▶症例区分20-31

▶病期集計対象のみ

〈付録資料:表N-6〉

 ステージ別の主な治療法は、Ⅰ期では、内視鏡のみ58%、手術のみ31%、Ⅱ期では、手術のみ44%、手術/内視鏡+薬物42%、Ⅲ期では手術/内視鏡+薬物56%、手術のみ26%、Ⅳ期では薬物療法のみが48%で、治療なし(多くがベストサポーティブケアのみ)も23%を占めています。(手術のみは開腹手術と腹腔鏡手術を合わせたものです)

件数 % 件数

24344734

1~34~61~3

42774

%

31%58%4%

5% 13%

件数

5900

1~3

%

44%0%0%

42%561~3

17134

00

10

4~658

254

%

26%0%0%7%

56%790

15140

0%11%

病期分類の対象となった1,585件のうち、Ⅰ期が最も多く53%、次にⅣ期が18%となっています。発見経緯別の病期では、自覚症状等で発見された場合、ステージⅠ期の割合が約35%にとどまるのに対し、「検診・健診等」で発見された場合は83%、「他疾患経過観察中」に発見された場合は74%に達します。

● 2 治療 ●

● 院内がん登録データからみえる

23%

件数

2300

12345

%

9%0%0%

48%18%

件数

36

348

232

484

324

外科的鏡視下内視鏡放射線

化学療法ホルモン療法

他の治療

愛媛拠点・推進

291

208

427

273

拠点病院

57

24

57

51

推進病院

842

152

150

291

150

774

134

140

254

14

0期

Ⅰ期

Ⅱ期

Ⅲ期

Ⅳ期

不明

件数53%

83%

74%

35%

16%

10%

7%

9%

12%

9%

5%

16%

18%

9%

34%

9%

3%

4%

79%

全体

がん検診・健診等

他疾患経過観察中

その他

不明

割合(%)

0期 Ⅰ期 Ⅱ期 Ⅲ期 Ⅳ期 該当せず 不明

手術のみ

内視鏡のみ

手術+内視鏡

治療

なしⅠ期

手術のみ

手術/内視鏡+

薬物

治療なし

Ⅱ期

手術のみ

薬物療法のみ

手術/内視鏡+

薬物

治療なし

Ⅲ期

手術のみ

薬物療法のみ

手術/内視鏡+

薬物

治療なし

Ⅳ期

症例区分80を除く

初回治療症例

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● 3-1 5年相対生存率 ● 🔸 3-1 資料

院内がん登録

集計対象:

▶拠点のみ

▶2010-2011年診断

▶症例区分2,3のみ

▶100歳未満

▶総合ステージ

0期除く

*予後判明率

1 1

1年

2年

3年

4年

5年

● 3-2 ステージ別 5年相対生存率 ● 🔸 3-2 資料

院内がん登録

集計対象:

▶拠点のみ

▶2010-2011年診断

▶症例区分2,3のみ

▶100歳未満

▶総合ステージ

0期除く

〈付録資料:表b-1〉

1,304 0.608 0.587 0.628 0.711 0.687 0.735

0.759

1,387 0.636 0.615 0.655 0.719 0.696 0.741

1,484 0.674 0.654 0.693 0.738 0.716

0.823 0.856

1,622 0.729 0.710 0.747 0.774 0.754 0.793

1,834 0.816 0.799 0.831 0.840

2010年と2011年に診断された症例の5年生存率は、実測生存率60.8%(95%信頼区間

58.7 – 62.8)、相対生存率71.1%(95%信頼区間 68.7 – 73.5)でした。集計対象数は

2,278、うち68%が男性、年齢別では70歳代が最も多く35%、60歳代が29%、80歳代以上

が22%となっています。ステージ別の内訳はⅠ期が64%、Ⅱ期 8%、Ⅲ期 6%、Ⅳ期

22%となっています。

● 3 予後 ●

2278

95.7%

● 院内がん登録データからみえる院内がん登録データからみえる

実測生存率 相対生存率

N 95%信頼区間 95%信頼区間

胃 - 予後 -

95% 91% 88% 84% 81%

98% 97% 97% 95% 95%

0%

50%

100%

1 2 3 4 5

生存率

診断日からの経過年数

総合ステージⅠ (N=1,450)

実測生存率

相対生存率

88% 81%73% 69% 66%

91% 86% 79% 78% 76%

0%

50%

100%

1 2 3 4 5

生存率

診断日からの経過年数

総合ステージⅡ (N=181)

実測生存率

相対生存率

82%

64%49%

42% 37%

84%

68%53%

46% 42%

0%

50%

100%

1 2 3 4 5

生存率

診断日からの経過年数

総合ステージⅢ (N=131)

実測生存率

相対生存率

40%20%

13% 11% 9%

41%

21%14% 12% 11%

0%

50%

100%

1 2 3 4 5

生存率

診断日からの経過年数

総合ステージⅣ (N=492)

実測生存率

相対生存率

82%73%

67% 64% 61%

84%77% 74% 72% 71%

0%

50%

100%

1 2 3 4 5

生存率

診断日からの経過年数

実測生存率 相対生存率

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● 3-3 性別 5年相対生存率 ● 🔸 3-3 資料

院内がん登録

集計対象:

▶拠点のみ

▶2010-2011年診断

▶症例区分2,3のみ

▶100歳未満

▶総合ステージ

0期除く

〈付録資料:b-2〉

● 3-4 年齢群別 5年相対生存率 ● 🔸 3-4 資料

院内がん登録

集計対象:

▶拠点のみ

▶2010-2011年診断

▶症例区分2,3のみ

▶100歳未満

▶総合ステージ

0期除く

〈付録資料:表b-3〉

● 院内がん登録データからみえる

81%72% 67% 63% 60%

83%77% 74% 72% 72%

0%

50%

100%

1 2 3 4 5

生存率

診断日からの経過年数

男性 (N=1,552)

実測生存率

相対生存率

83%75% 69% 65% 63%

85%78% 74% 71% 70%

0%

50%

100%

1 2 3 4 5

生存率

診断日からの経過年数

女性 (N=726)

実測生存率

相対生存率

86%75% 70% 68% 67%

86%76% 71% 69% 68%

0%

50%

100%

1 2 3 4 5

生存率

診断日からの経過年数

60歳未満 (N=322)

実測生存率

相対生存率

83% 78% 73% 71% 69%

84% 79% 76% 75% 74%

0%

50%

100%

1 2 3 4 5

生存率

診断日からの経過年数

60歳代 (N=656)

実測生存率

相対生存率

86%76% 71% 67% 64%

88%81% 78% 76% 75%

0%

50%

100%

1 2 3 4 5

生存率

診断日からの経過年数

70歳代 (N=800)

実測生存率

相対生存率

70%60%

52%45% 40%

76% 70% 67% 63% 62%

0%

50%

100%

1 2 3 4 5

生存率

診断日からの経過年数

80歳代 (N=500)

実測生存率

相対生存率

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■ 4-1 登録件数の推移 ■ 🔸 4-1 資料

院内がん登録

集計対象:

▶拠点・推進

▶2011-2017年診断

▶症例区分8,80除く

〈付録資料:表A-2〉

■ 4-2 診断時の住所(二次医療圏別) ■ 🔸 4-2 資料

院内がん登録

集計対象:

▶拠点・推進

▶2017年診断

▶症例区分80除く

〈付録資料:表I-2〉

■ 4-3 治療(初回治療)を行った症例の割合 ■ 🔸 4-3 資料

院内がん登録

集計対象:

▶拠点・推進

▶2017年診断

▶症例区分80除く

〈付録資料:表K-2〉

胃がんの登録件数は、県全体では1,200件台を推移していましたが、2016年診断症

例以降、推進病院の情報も加わり2017年診断症例は全体で1,625件となっています。

診断時の居住地域の割合を示しています。拠点・推進病院全体では42%が松山圏域の患者です。病院の所在する医療圏の患者の登録割合が大きいことがわかります。

新規の胃がん症例のうち83%がその病院

で初回治療を行っています。その割合は

病院により差があり、治療症例の割合が低

い施設では、診断のみを行った症例や再

発治療目的の症例が多いことを示していま

す。

■ 院内がん登録データからみえる 胃 - 病院の特徴 -

1291 1284 1237 1273 1260

1571 1625

249

216

285

217

10083

175

300

0

600

1200

1800

0

100

200

300

400

2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017

拠点・推進全体の登録数

各病院の登録数

診断年

愛媛拠点・推進

四国がん

愛大附属

県立中央

松山赤十字

済生会今治

住友別子

市立宇和島

推進(8病院)

6%

5%

24%

16%

16%

23%

89%

28%

9%

8%

12%

95%

44%

50%

47%

76%

77%

33%

13%

15%

9%

17%

19%

16%

14%

11%

4%

6%

79%

1%愛媛拠点・推進

四国がん

愛大附属

県立中央

松山赤十字

済生会今治

住友別子

市立宇和島

推進(8病院)

宇摩 新居浜・西条 今治 松山 八幡浜・大洲 宇和島 県外

83%

93%

59%

94%

91%

88%

92%

90%

66%

愛媛拠点・推進

四国がん

愛大附属

県立中央

松山赤十字

済生会今治

住友別子

市立宇和島

推進(8病院)

開始 継続

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■ 4-4 来院経路 ■ 🔸 4-4 資料

院内がん登録

集計対象:

▶拠点・推進

▶2017年診断

▶症例区分80除く

〈付録資料:表L-2〉

■ 4-5 病期別の件数 ■ 🔸 4-5 資料

院内がん登録

集計対象:

▶拠点・推進

▶2017年診断

▶症例区分80除く

▶病期集計対象のみ

〈付録資料:表N-3〉

■ 4-6 治療の件数 ■ 🔸 4-6 資料

院内がん登録

集計対象:

▶拠点のみ

▶2017年診断

▶症例区分20-31

▶病期集計対象のみ

〈付録資料:表N-6〉

拠点・推進病院を受診し

た胃がん患者の67%が他

施設か らの紹介 受 診で

す。紹介なく、自主受診し

た割合は、病院により異な

りますが、地域での役割や

病院特性などを表してい

ると考えられます。

各病院で行われた初回治療の件数です。

術後のステージも加味した総合ステージ別に、各病院の登録数を示しています。その

病院では初回治療を行っていない症例も含まれています。そのため、ステージに関す

る十分な情報がない症例も含まれており、ステージ不明が一定数存在してます。

9%

4%

21%

24%

9%

21%

67%

84%

79%

77%

68%

63%

51%

59%

45%

23%

15%

20%

19%

28%

16%

24%

30%

28% 6%

愛媛拠点・推進

四国がん

愛大附属

県立中央

松山赤十字

済生会今治

住友別子

市立宇和島

推進(8病院)

自主受診 他施設紹介 他疾患経過観察中 その他

四国がん

愛大附属

県立中央

松山赤十字

済生会今治

住友別子

市立宇和島

推進

Stage0

26

11

19

19

16

17

33

四国がん

愛大附属

県立中央

松山赤十字

済生会今治

住友別子

市立宇和島

推進

StageⅢ

16

19

28

19

21

33

四国がん

愛大附属

県立中央

松山赤十字

済生会今治

住友別子

市立宇和島

推進

StageⅡ

74

49

四国がん

愛大附属

県立中央

松山赤十字

済生会今治

住友別子

市立宇和島

推進

Stage不明

64

19

48

34

21

19

33

53

四国がん

愛大附属

県立中央

松山赤十字

済生会今治

住友別子

市立宇和島

推進

StageⅣ

135

92

179

131

47

36

94

128

四国がん

愛大附属

県立中央

松山赤十字

済生会今治

住友別子

市立宇和島

推進

StageⅠ

63

29

78

0

82

外科的

鏡視下

内視鏡

放射線

化学療法

ホルモン療法

他の治療

四国がん

31

40

48

0

37

愛大附属

31

84

108

50

県立中央

48

24

93

0

30

松山日赤

37

0

29

0

28

済生会今治

37

23

0

23

住友別子

44

28

48

0

23

市立宇和島

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● 1-1 登録状況 ● 🔸 1-1 資料

院内がん登録

集計対象:

▶拠点・推進

▶2011-2017年診断

▶症例区分8,80除く

〈付録資料:表A-3〉

〈付録資料:表B-3〉

〈付録資料:表C-3〉

〈付録資料:表D-3〉

● 1-2 がんが発見される経緯 ● 🔸 1-2 資料

院内がん登録

集計対象:

▶拠点・推進

▶2017年診断

▶症例区分80除く

〈付録資料:表F-3〉

● 1-3 診断 ● 🔸 1-3 資料

院内がん登録

集計対象:

▶拠点・推進

▶2017年診断

▶症例区分80除く

〈付録資料:表G-3〉

● 1-4 詳細部位 ●

🔸 1-4 資料

院内がん登録

集計対象:

▶拠点・推進

▶2017年診断

▶症例区分80除く

 大腸がんの2017年診断症例の登録件数は1,977件で、男性が約6割、女性が約4割と男性がやや多くなっています。

● 1 診断 ●

 大腸がんが発見される経緯で最も多いのは、自覚症状

により発見される場合を含む「その他」で47%を占めてい

ます。次に多いのは、他疾患経過観察中で30%、がん検

診や健康診断・人間ドックなどで発見される割合は14%

です。

C18.0 盲腸 136

局在コード 部 位 名 登録数

● 院内がん登録データからみえる院内がん登録データからみえる 大腸 - 診断治療 -

横行結腸 176C18.5

C18.214

C20.9 直腸 490

C18.8 境界部病巣 0C18.9 詳細部位不明 43C19.9 直腸S状結腸 175

110C18.7 S状結腸 553

C18.1 虫垂

C18.6 下行結腸左結腸曲 10

上行結腸 261C18.3 右結腸曲 7~9C18.4

原発巣の

組織診96%

臨床検

査3%

不明1%

1,263 1,2661,372 1,339

1,464

1,883 1,977

745 740822 800 857

1,124 1,156

518 526 550 539 607759

821

2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年

登録件数の推移

69.6 69.9 70.0 69.7 69.5 70.8 70.7

69.2

69.4 69.369.3 68.9

69.8 69.870.0

70.7 70.9

70.2 70.4

72.2 72.1

2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年

平均年齢の推移

1%

4%

11%

31%

34%

19%

2%

3%

10%

23%

30%

32%

1%

4%

11%

28%

32%

24%

0-39歳

40-49歳

50-59歳

60-69歳

70-79歳

80歳以上

男女別と年齢別の割合

男性 女性 全体

男性58%

女性42%

男性

男性

全体

女性

女性

全体

検診・

健診等14%

他疾患

経過観

察30%

その他47%

不明9%

直腸S状結腸、直腸33.6%

結腸58.8%

回盲部

(盲腸、虫垂)7.6%

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● 1-5 病期(総合ステージ) ● 🔸 1-5 資料

院内がん登録

総合ステージ別

集計対象:

▶拠点・推進

▶2017年診断

▶症例区分80除く

▶病期集計対象のみ

〈付録資料:表O-3〉

〈付録資料:表O-4〉

〈付録資料:表H-3〉

● 2-1 大腸がんの治療 ● 🔸 2-1 資料

院内がん登録

総合ステージ別

集計対象:

▶拠点・推進

▶2017年診断

▶症例区分20-31

▶病期集計対象のみ

〈付録資料:表O-5〉

stage0 stageⅠ stageⅡ stageⅢ stageⅣ

手術のみ内視鏡のみ手術+内視鏡薬物療法のみ手術/内視鏡+薬物手術/内視鏡+放射線+薬物上記以外の組合せ治療なし合計

● 2-2 各治療の件数 ● 🔸 2-2 資料

院内がん登録

集計対象:

▶拠点・推進

▶2017年診断

▶症例区分20-31

▶病期集計対象のみ

〈付録資料:表O-6〉

  ステージ別の主な治療法は、0期では内視鏡のみ(85%)、Ⅰ期とⅡ期では手術のみ(63%、81%)、Ⅲ期では切除療法+薬物(52%)、手術のみ(37%)、Ⅳ期では切除療法+薬物(32%)、手術のみ(26%)、薬物療法のみ(23%)であり、Ⅳ期では治療なしの割合が17%を占めています。

0

1~31~3345

件数

49293

1~30

0%

%

14%85%

0%0%

0 0%1~3

10362

4~6

件数

2136728

1~30

1~315

325

%

66%21%9%

0%

5%

0

00

1~3

%

82%0%0%

13%48

3304%

13 4% 1~3

3%

件数

7400

6690

%

26%0%0%

23%32%

1~348

282

病期分類の対象となった1,937件のうち、0期が18%、Ⅰ期が18%、Ⅱ期が20%、Ⅲ期が18%、Ⅳ期が17%でした。発見経緯別の病期の割合は、「がん検診・健診等」・「他疾患経過観察中」では0期・Ⅰ期が半数以上を占めるのに対し、何らかの症状受診による発見を含む「その他」ではⅡ期~Ⅳ期の割合が多くなっています。

● 2 治療 ●

● 院内がん登録データからみえる

17%

件数

12300

7~9

%

37%0%0%

52%172

1~314

件数

297

325

803

393

21

406

外科的鏡視下内視鏡放射線

化学療法ホルモン療法

他の治療

愛媛拠点・推進

218

705

320

19

332

拠点病院

107

98

73

74

推進病院

348

355

378

350

330

176

345

325

362

330

282

0期

Ⅰ期

Ⅱ期

Ⅲ期

Ⅳ期

不明

件数18%

27%

33%

8%

18%

34%

22%

14%

20%

17%

15%

26%

18%

12%

16%

24%

17%

8%

11%

25%

10%

9%

2%

3%

75%

全体

がん検診・健診等

他疾患経過観察中

その他

不明

割合(%)

0期 Ⅰ期 Ⅱ期 Ⅲ期 Ⅳ期 該当せず 不明

手術のみ

内視鏡のみ

手術+内視鏡

治療なし

Ⅰ期

手術のみ

手術/内視鏡+薬物

治療なし

Ⅱ期

手術のみ

手術/内視鏡+薬物

手術/内視鏡

+放射線+薬

治療なしⅢ期

手術のみ

薬物療法

のみ

手術/内視鏡

+薬物

治療なし

Ⅳ期

手術のみ

内視鏡のみ

0期

症例区分80を除く

初回治療症例

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● 3-1 5年相対生存率 ● 🔸 3-1 資料

院内がん登録

集計対象:

▶拠点のみ

▶2010-2011年診断

▶症例区分2,3のみ

▶100歳未満

▶総合ステージ

0期除く

*予後判明率

1 1

1年

2年

3年

4年

5年

● 3-2 ステージ別 5年相対生存率 ● 🔸 3-2 資料

院内がん登録

集計対象:

▶拠点のみ

▶2010-2011年診断

▶症例区分2,3のみ

▶100歳未満

▶総合ステージ

0期除く

〈付録資料:表c-1〉

960 0.611 0.587 0.634 0.707 0.679 0.734

0.795

1,047 0.653 0.629 0.675 0.732 0.705 0.757

1,159 0.710 0.688 0.732 0.772 0.748

0.887 0.919

1,283 0.781 0.760 0.800 0.825 0.803 0.846

1,452 0.879 0.863 0.894 0.904

2010年と2011年に診断された症例の5年生存率は、実測生存率61.1%(95%信頼区間

58.7 – 63.4)、相対生存率70.7%(95%信頼区間 67.9 – 73.4)でした。集計対象数は

1,665、うち58%が男性、年齢別では60歳代 28%、70歳代 34%、80歳代以上 22%でし

た。ステージ別の内訳は0期を集計対象外としているため、Ⅰ期 24%、Ⅱ期 27%、、Ⅲ

期 26%、Ⅳ期 23%となっています。

● 3 予後 ●

1665

95.9%

● 院内がん登録データからみえる院内がん登録データからみえる

実測生存率 相対生存率

N 95%信頼区間 95%信頼区間

大腸 - 予後 -

97% 93% 90% 87% 84%

99% 98% 97% 97% 96%

0%

50%

100%

1 2 3 4 5

生存率

診断日からの経過年数

総合ステージⅠ (N=395)

実測生存率

相対生存率

94% 88% 83% 78% 73%

97% 94% 93% 90% 87%

0%

50%

100%

1 2 3 4 5

生存率

診断日からの経過年数

総合ステージⅡ (N=447)

実測生存率

相対生存率

94%86%

78% 72% 68%

96% 90%84% 79% 77%

0%

50%

100%

1 2 3 4 5

生存率

診断日からの経過年数

総合ステージⅢ (N=430)

実測生存率

相対生存率

66%44%

31% 22%17%

68%

46%33%

25% 20%

0%

50%

100%

1 2 3 4 5

生存率

診断日からの経過年数

総合ステージⅣ (N=377)

実測生存率

相対生存率

88%78%

71%65% 61%

90%83%

77% 73% 71%

0%

50%

100%

1 2 3 4 5

生存率

診断日からの経過年数

実測生存率 相対生存率

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● 3-3 性別 5年相対生存率 ● 🔸 3-3 資料

院内がん登録

集計対象:

▶拠点のみ

▶2010-2011年診断

▶症例区分2,3のみ

▶100歳未満

▶総合ステージ

0期除く

〈付録資料:表c-2〉

● 3-4 年齢群別 5年相対生存率 ● 🔸 3-4 資料

院内がん登録

集計対象:

▶拠点のみ

▶2010-2011年診断

▶症例区分2,3のみ

▶100歳未満

▶総合ステージ

0期除く

〈付録資料:表c-3〉

● 院内がん登録データからみえる

87%76%

68%62% 57%

90%81%

75% 70% 67%

0%

50%

100%

1 2 3 4 5

生存率

診断日からの経過年数

男性 (N=963)

実測生存率

相対生存率

89%80% 75% 70% 67%

91%84% 80% 77% 76%

0%

50%

100%

1 2 3 4 5

生存率

診断日からの経過年数

女性 (N=702)

実測生存率

相対生存率

94%87%

81% 77% 73%

94%87%

82% 78% 74%

0%

50%

100%

1 2 3 4 5

生存率

診断日からの経過年数

60歳未満 (N=286)

実測生存率

相対生存率

92%84%

77% 72% 69%

93%85%

79% 75% 73%

0%

50%

100%

1 2 3 4 5

生存率

診断日からの経過年数

60歳代 (N=461)

実測生存率

相対生存率

88%78%

70%63% 60%

90%82%

76% 71% 69%

0%

50%

100%

1 2 3 4 5

生存率

診断日からの経過年数

70歳代 (N=560)

実測生存率

相対生存率

78%64%

57% 51%43%

84%75% 72% 71% 67%

0%

50%

100%

1 2 3 4 5

生存率

診断日からの経過年数

80歳代 (N=358)

実測生存率

相対生存率

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■ 4-1 登録件数の推移 ■ 🔸 4-1 資料

院内がん登録

集計対象:

▶拠点・推進

▶2011-2017年診断

▶症例区分8,80除く

〈付録資料:表A-3〉

■ 4-2 診断時の住所(二次医療圏別) ■ 🔸 4-2 資料

院内がん登録

集計対象:

▶拠点・推進

▶2017年診断

▶症例区分80除く

〈付録資料:表I-3〉

■ 4-3 治療(初回治療)を行った症例の割合 ■ 🔸 4-3 資料

院内がん登録

集計対象:

▶拠点・推進

▶2017年診断

▶症例区分80除く

〈付録資料:表K-3〉

新規大腸がん症例のうち85%がその病

院で初回治療を行っています。初回治療

を開始した割合は84%です。初回治療症例

の割合は病院により差があり、治療症例の

割合が低い施設では、診断のみを行った

症例や再発治療目的でその病院をはじめ

て受診した症例が多いことを示していま

す。

大腸がんの登録件数は、2017年診断症例は県全体で1,977件です。2016年診断症

例以降は推進病院の情報も加わった事で大きく増加しています。

診断時の居住地域の割合を示しています。拠点・推進病院全体では44%が松山圏域

の患者です。四国がんと愛大附属では他医療圏からの患者割合が大きく、他の拠点病

院では病院の所在する医療圏の患者の登録割合が大きいことがわかります。

■ 院内がん登録データからみえる 大腸 - 病院の特徴 -

1263 12661372 1339

1464

18831977

233223

387

261

144

89

220

420

0

600

1200

1800

2400

0

100

200

300

400

500

2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017

拠点・推進全体の登録数

各病院の登録数

診断年

愛媛拠点・推進

四国がん

愛大附属

県立中央

松山赤十字

済生会今治

住友別子

市立宇和島

推進(8病院)

6%

12%

23%

15%

16%

24%

4%

83%

29%

10%

12%

10%

94%

44%

45%

49%

78%

77%

33%

11%

12%

9%

13%

16%

11%

14%

11%

6%

4%

3%

84%

2%

6%

5%

愛媛拠点・推進

四国がん

愛大附属

県立中央

松山赤十字

済生会今治

住友別子

市立宇和島

推進(8病院)

宇摩 新居浜・西条 今治 松山 八幡浜・大洲 宇和島 県外

84%

81%

60%

95%

91%

90%

82%

90%

77%

2%

6%

愛媛拠点・推進

四国がん

愛大附属

県立中央

松山赤十字

済生会今治

住友別子

市立宇和島

推進(8病院)

開始 継続

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■ 4-4 来院経路 ■ 🔸 4-4 資料

院内がん登録

集計対象:

▶拠点・推進

▶2017年診断

▶症例区分80除く

〈付録資料:表L-3〉

■ 4-5 病期別の件数 ■ 🔸 4-5 資料

院内がん登録

集計対象:

▶拠点・推進

▶2017年診断

▶症例区分80除く

▶病期集計対象のみ

〈付録資料:表O-3〉

■ 4-6 治療の件数 ■ 🔸 4-6 資料

院内がん登録

集計対象:

▶拠点のみ

▶2017年診断

▶症例区分20-31

▶病期集計対象のみ

〈付録資料:表O-6〉

拠点・推進病院を受診し

た大腸がん患者の68%が

他施設からの紹介受診で

す。紹介なく、自主受診し

た割合は、病院により異な

りますが、地域での役割や

病院特性などを表してい

ると考えられます。

各病院で行われた初回治療の件数です。

術後のステージも加味した総合ステージ別に、各病院の登録数を示しています。その

病院では初回治療を行っていない症例も含まれています。そのため、ステージに関す

る十分な情報がない症例も含まれており、ステージ不明が一定数存在してます。

11%

5%

9%

26%

31%

8%

22%

68%

85%

78%

80%

64%

60%

55%

68%

51%

19%

12%

20%

16%

25%

13%

13%

23%

22%

1%

4%

愛媛拠点・推進

四国がん

愛大附属

県立中央

松山赤十字

済生会今治

住友別子

市立宇和島

推進(8病院)

自主受診 他施設紹介 他疾患経過観察中 その他

29

37

72

52

33

58

58

四国がん

愛大附属

県立中央

松山赤十字

済生会今治

住友別子

市立宇和島

推進

Stage0

42

30

77

54

21

18

36

72

四国がん

愛大附属

県立中央

松山赤十字

済生会今治

住友別子

市立宇和島

推進

StageⅢ

47

28

81

40

27

21

43

91

四国がん

愛大附属

県立中央

松山赤十字

済生会今治

住友別子

市立宇和島

推進

StageⅡ

74

57

四国がん

愛大附属

県立中央

松山赤十字

済生会今治

住友別子

市立宇和島

推進

Stage不明

59

23

67

37

25

15

44

60

四国がん

愛大附属

県立中央

松山赤十字

済生会今治

住友別子

市立宇和島

推進

StageⅣ

41

28

79

65

27

16

27

72

四国がん

愛大附属

県立中央

松山赤十字

済生会今治

住友別子

市立宇和島

推進

StageⅠ

51

93

31

62

外科的

鏡視下

内視鏡

放射線

化学療法

ホルモン療法

他の治療

四国がん

13

74

43

29

愛大附属

20

263

73

86

県立中央

32

127

63

59

松山日赤

61

43

29

済生会今治

13

50

11

31

住友別子

28

90

56

36

市立宇和島