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訪問看護について (舞鶴若狭自動車道 丹南篠山口IC方面からの場合) 舞鶴若狭自動車道丹南篠山口IC料金所を出て すぐの信号を左折し、約4㎞直進 →『北』交差点を左折後そのまま直進し、篠山城跡の 堀を通り過ぎて「フレッシュバザール」の角を左折 → 「中兵庫信用金庫」の角を右折してすぐ左折 お車の場合 所要時間:約15分 公共交通機関をご利用の場合 JR福知山線「篠山口駅」下車。 西口バス停2番乗場より、神姫バス「篠山営業所行」 に乗車 「二階町」バス停で下車し、徒歩で約5分 所要時間:約20分 TEL079-552-1181(代表) 079-552-7328(総合支援室直通) FAX 079-552-5010(総合支援室直通) 〒669-2321 兵庫県篠山市黒岡5番地 特 集 ささやま医療センター ささやま老人保健施設 リハビリテーションセンター ささやま居宅サービスセンター 兵庫医科大学 フレッシュ バザール 兵庫医科大学ささやま医療センター地域連携広報誌 ささやま医療センターだより 12月発行 22 2018年 (平成30年)

ささやま老人保健施設 ささやま居宅サービスセン …...から11月までの4ヶ月という短い期間ではございますが、当院でお世話になる予定となっ

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訪問看護について

(舞鶴若狭自動車道 丹南篠山口IC方面からの場合)→ 舞鶴若狭自動車道丹南篠山口IC料金所を出てすぐの信号を左折し、約4㎞直進

→ 『北』交差点を左折後そのまま直進し、篠山城跡の堀を通り過ぎて「フレッシュバザール」の角を左折

→ 「中兵庫信用金庫」の角を右折してすぐ左折

● お車の場合

■ 所要時間:約15分

● 公共交通機関をご利用の場合→ JR福知山線「篠山口駅」下車。→ 西口バス停2番乗場より、神姫バス「篠山営業所行」に乗車

→ 「二階町」バス停で下車し、徒歩で約5分■ 所要時間:約20分

TEL 079-552-1181(代表)   079-552-7328(総合支援室直通)FAX 079-552-5010(総合支援室直通)

〒669-2321兵庫県篠山市黒岡5番地

特 集

ささやま医療センターささやま老人保健施設リハビリテーションセンターささやま居宅サービスセンター

兵庫医科大学 フレッシュバザール

兵庫医科大学ささやま医療センター地域連携広報誌

ささやま医療センターだより

12月発行

第22号

2018年(平成30年)

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産婦人科 田中 宏幸 臨床教授

 専門分野:周産期医療、遺伝カウンセリング 所属学会・資格等:日本産科婦人科学会認定医 指導医          臨床遺伝専門医 女性ヘルスケアアドバイザー

 本年10月1日付で兵庫医科大学ささやま医療センター産婦人科に着任いたしました田中 宏幸と申します。 本年1月より週1回火曜日の午前中に外来応援で当院に勤務しておりましたが、今後、池田先生とともに地域の先生方と連携をとらせていただきながら、地域に根ざした産婦人科医療に携わってまいりたいと思います。今まで周産期医療を中心にやってまいりましたが、周産期だけではなく女性内分泌医学(若年女性の月経異常、月経困難症、高年女性のホルモン補充療法など)にも力を注ぎたいと思います。 また、同時に兵庫医科大学の地域総合医療学の臨床教授の職にも就かせていただいておりますので、地域の先生方のご指導を仰ぎながら、微力ですが、丹波圏域の地域医療に貢献できればと考えておりますので、今後とも皆様のご指導とご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。

内科 小池 新平 レジデント 平成30年10月よりささやま医療センターで勤務させていただくこととなりました、内科の小池新平と申します。 これまでは西宮の兵庫医科大学病院で診療をさせていただいておりました。まだまだ未熟でご迷惑をおかけすることが多々あると思いますが、少しでも皆さまのお役に立てるよう一生懸命診療させていただきますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

内科 北川 聡 レジデント 本年8月1日よりささやま医療センターにて勤務しております北川 聡と申します。 私は平成28年に兵庫医科大学を卒業後、同病院で初期研修を終え、本年度より兵庫医科大学腎・透析内科に入局致しました。4月からは腎透析科へ勤務しておりましたが、8月から11月までの4ヶ月という短い期間ではございますが、当院でお世話になる予定となっております。当院へ勤務するまでは外来や救急対応に一人で接する機会があまりなく不慣れな点が多く、周りの方々にはご迷惑をおかけしましたが、徐々に環境に慣れてきており日々の診療で得た経験を次の症例で生かせるよう努力しております。 病棟では循環器疾患を主として診療しており、ここで得た知識を兵庫医科大学へ戻ってからの医療に生かしたいと思います。 今後ともご指導とご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。

新任医師のご紹介

 現在、篠山市の高齢化率は33.6%を超え、慢性疾患を持ち、健康管理を伴う生活支援を必要とする在宅療養者が増加していることに加え、入院医療現場における平均在院日数の短縮で早期退院が促進され、医療依存度の高い在宅療養者も増加しています。さらに、なるべく最期の時までご自宅で過ごしたいという方も増え、訪問看護の需要が高くなっています。 本来看護には二つの業務規定があり、疾患を治す医療の現場では「診療の補助業務」が優先され、看護のもう一つ重要な業務である「療養上の世話」は入院患者さんの生活が中心となり、退院後まで目を向けることが充分にできていませんでした。そのため、せっかく退院されても、再入院になる患者さんも少なくありません。また、患者さん・ご家族の方が退院後の療養生活に不安を持ったまま退院され、外来通院をされている方にも、疾患を持ったままの生活維持が難しくなっていることがあります。 ささやま訪問看護ステーション「デカンショ」は、医療の在宅移行が進む中、兵庫医科大学ささやま医療センターが掲げる、「治し支える医療」在宅療養支援病院の一担い手として、2016年に開設しました。外来受診時の情報による問題把握や地域のケアマネジャーから依頼を受けた在宅療養患者の自宅に訪問し、実際の生活の現場で看護を提供し、生活の中で医療支援をしていくのが訪問看護です。

 訪問現場では、病院で処方された薬が正しく飲めていない、生活上の注意が理解出来ていない、ご家族の負担が大きい等たくさんの課題が目にみえてきます。医・食・住(※施される医療、食習慣、環境)すべてが患者さん個々で違いがあり、支援方法も変わってきます。医師の指示の下、医療処置・管理、状態観察から服薬管理、医療度の高い方の入浴介助など、その人らしい療養生活を支えます。また、在宅での看取りも含めてご家族やケアマネジャー等支援者とともに、看護の視点で今どのような支援が必要であるかを考え、実践して関わっています。 一日でも長く、その人がその人らしく、望まれる生活ができるように、「気配り、目配り、心配り」をモットーに、患者さん自身だけでなく、支えておられるご家族にも目を向け、相談にのり、健康状態に気を配ることも大切にしています。「ありがとう。頼りにしているで。気を付けて帰りや。」利用者さんから暖かい言葉をいただきながら、篠山市内東西南北走り回っております。 ささやま医療センターの一員として、「治し支える医療」を実践していく上で必要な、生活を見据えた医療の提供に努め、お一人でも多くの方が安心して在宅療養ができるように頑張っております。今後とも、皆様の温かいご支援とご協力の程よろしくお願いいたします。

訪問看護について ささやま居宅サービスセンター    訪問看護「デカンショ」小明 敬子

 いつもささやま医療センターに患者様をご紹介いただきありがとうございます。地域包括ケア支援病院が2016年日本病院会の堺会長から提案され、昨年全国自治体病院協議会・全国厚生農業協同組合連合会・全国国民健康保険診療施設協議会・日本慢性期医療協会・地域包括ケア病棟協会の5団体で構成された『地域医療を守る病院協議会』から保険診療の制度として提案され、2018年の診療報酬改定では実現されませんでしたが、当センターでは、地域包括ケアには重要と考えて取り組んでおります。地域医療支援病院は二次医療圏を想定していますが、地域包括ケア支援病院は、一次医療圏すなわち市町村単位の中核的機能が想定されています。

 当センターの役割は、この地域包括ケア支援病院と考えています。「急性期」と「回復期」の機能を併せ持つ病院として、篠山市の地域包括ケアの中核施設を目指しております。救急医療では、24時間365日の軽症患者を受け入れ、重症者は初療後に転送する救急機能を提供します。今年4月より地域包括ケア病床を病棟単位に増床し、介護者の事情によるレスパイト入院を含めたバックベッドの提供を充実させました。医師会の先生方との連携で、安全で安心な在宅医療を提供し、地域の皆様が住みたいところに住みながら、暮らし続けられる篠山市のために、ご利用いただきたいと考えています。さらに、厚生労働省や日本医師会が推進しているアドバンスド・ケア・プラニングにも取り組み、一人一人の意思を尊重したケアに取り組んでまいります。 今年もう一つ取り組んでいることは、介護予防です。健診センターを開設し、特定健診や人間ドックを始めました。早期認知障害やフレイルの早期発見や、その予防のための教室を開催しています。今後も介護予防のための取組を計画していまいります。 地域包括ケアの主役は住民と医師会の先生方や地域の介護福祉サービスを担う皆様です。当センターはそれをしっかり支援できるように取り組んで参りますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。

地域包括ケア支援病院を目指して

病院長 片かた

山やま

覚さとる